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【プロ野球】

原監督も“辛口”評価 上原、今季初登板「印象良くない」

2019年3月24日 紙面から

◇オープン戦 ロッテ8-5巨人

 ロッテはバルガスが両打席で初の2本塁打を放ち調子を上げてきた。加藤は3安打と好調を維持。巨人は開幕投手の菅野が3イニング1失点と順調に仕上げた。上原は初登板で1イニング1失点と不安を残した。陽岱鋼は2試合連発で2本塁打した。

   ◇

 滑り込み開幕1軍はならなかった。オフに左膝を手術した巨人・上原が今季初のオープン戦登板で1イニングを2安打1失点。「点を取られてしまったので印象はあまり良くないかな」と振り返った通り、開幕2軍スタートが決まった。

 真っすぐの最速は137キロ。外角低めの厳しいコースに投げ込んだが、先頭の中村に右中間にはじき返された。無死二塁で、井上には追い込みながら高めに浮いたフォークを中前適時打。「完全に失投。変化球の精度を上げないといけない」と悔しがった。

 原監督は「今まで(1軍で)やってきた人たちの方が、やや上かなぁという感じがある」と厳しい評価。宮本投手総合コーチも「もう少し時間がかかる。ケガが治ったからすぐにと、そう簡単にはね」と話した。24日のオープン戦で連投をテストしたうえで、2軍で調整していく見込みだ。ただ、現在のブルペン陣は経験の少ない投手が大半。日米でいくつもの修羅場をくぐり抜けてきた43歳の、熟練の投球術と落ち着きが必要とされる時は必ず来る。(小林孝一郎)

 

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