師匠・鈴木隆行 (鹿島 DFW)
ちょうど偶然にもUPする前に、 UGさんの方で玉田と鈴木師匠の見分け方なるものがUPされていた。
これを見て思ったことは、 本当に鈴木をネタにして楽しむ人達って多いよなぁということ。
つまり、 「鈴木がネタ的に好きな人達」 である。
ここで強調しておきたいのは 彼らは本気で鈴木を愛するアントラーズサポーターというより、 ネタ的に面白いがために鈴木が好きな人達のことを指す。
多分、アントラーズサポは鈴木のことを 「鈴木」とか「隆行」とか呼ぶだろうが、 彼らネタ的に好きな人達は「師匠」と統一して呼んでいる。
なんで鈴木が師匠と呼ばれるのか。
まずはこの偉大なる記録を見ていただこう。 (2chで職人さんがまとめたもの、TENさんがまとめたものを拝借しました)
まず、02年前半で 「公式戦20試合連続ノーゴール(1590分無得点)」という記録をつくった。 これは02日韓W杯、ベルギー戦のゴールで記録STOP。 それにしても凄まじい記録だ。 公式戦20試合連続ノーゴールか・・・・。
ベルギー戦のゴールで、20試合連続ノーゴールという記録は途絶えた。
しかし、ここからが恐ろしい。 あのゴールは新たなる伝説の始まりだったのだ。
★:2002/6/4:W杯1次リーグ:ベルギー:先発、後半26分交代:71:後半14分1得点 【世界記録への歩み】 1:2002/6/9: w杯1次リーグ:ロシア:先発、後半27分交代:72 ノーゴール 2:2002/6/14: w杯1次リーグ:チュニジア:先発フル出場:90 ノーゴール 3:2002/6/18: w杯決勝トーナメント:トルコ:後半1分途中出場:44 ノーゴール 4:2002/7/13: J1 1stステージ第8節:東京ヴェルディ:先発、後半27分交代:72 ノーゴール 5:2002/8/3: ベルギースーパーカップ:Brugge:後半32分途中出場:13 ノーゴール 6:2002/8/13: UEFACL3次予選:Sparta Praha:後半30分途中出場:15 ノーゴール 7:2002/8/17: ベルギーリーグ第2節:R.F.C. Antwerp:後半31分途中出場:14 ノーゴール 8:2002/8/28: UEFACL3次予選:Sparta Praha:後半37分途中出場:8 ノーゴール 9:2002/9/1: ベルギーリーグ第4節:R.Excelsior Moeskroen:後半31分途中出場:14 ノーゴール 10:2002/9/11: ベルギーリーグ第3節:G.B. Antwerpen:後半42分途中出場:3 ノーゴール 11:2002/9/14: ベルギーリーグ第5節:K.S.K .Lommel:後半34分途中出場:11 ノーゴール 12:2002/9/21: ベルギーリーグ第6節:R.C.S. Charleroi:後半39分途中出場:6 ノーゴール 13:2002/9/25: UEFACL1次リーグ:Real Madrid:後半37分途中出場:8 ノーゴール 14:2002/9/28: ベルギーリーグ第7節:R.A.A.La Louviere:先発、後半22分交代:67 ノーゴール 15:2002/10/5: ベルギーリーグ第8節:R.S.C. Anderlecht:後半ロスタイム途中出場:0 ノーゴール 16:2002/10/16: キリンチャレンジカップ:ジャマイカ:先発フル出場:90 ノーゴール 17:2002/10/19: ベルギーリーグ第9節:SK Beveren:後半32分途中出場:13 ノーゴール 18:2002/10/22: UEFACL1次リーグ:AS Roma:後半31分途中出場:14 ノーゴール 19:2002/10/26: ベルギーリーグ第10節:A.E.C. Bergen:後半26分途中出場:19 ノーゴール 20:2002/10/31: UEFACL1次リーグ:AKE Athens:先発フル出場:90 ノーゴール 21:2002/11/3: ベルギーリーグ第11節:K.V.C. Westerlo:後半25分途中出場:20 ノーゴール 22:2002/11/9: ベルギーリーグ第12節:K.Club Brugge K.V.:先発フル出場:90 ノーゴール 23:2002/11/12: UEFACL1次リーグ:Real Madrid:後半15分途中出場:30 ノーゴール 24:2002/11/16: ベルギーFAカップ:Biltong:後半ロスタイム途中出場:0 ノーゴール 25:2002/11/20: キリンチャレンジカップ:アルゼンチン:先発、後半10分交代:55 ノーゴール 26:2002/12/14: ベルギーリーグ第16節:K. ST.-Truidense V.V.:後半31分途中出場:14 ノーゴール 27:12/18:ベルギーFAカップ:R.A.A.La Louviere:後半20分途出場、延長前半2分負傷退場:27 ノーゴール 28:2003/1/19: ベルギーリーグ第18節:S.N.W. Lokeren:後半31分途中出場:14 ノーゴール 29:2003/3/8: ベルギーリーグ第25節:R.S.C. Anderlecht:後半31分途中出場:14 ノーゴール 30:2003/3/15: ベルギーリーグ第26節:SK Beveren:後半44分途中出場:1 ノーゴール 31:2003/3/25: キリンチャレンジカップ:ウルグアイ:先発、後半30分交代:75 ノーゴール 32:2003/4/5: ベルギーリーグ第28節:K.V.C. Westerlo:後半16分途中出場:29 ノーゴール 33:2003/4/12: ベルギーリーグ第20節:G.B. Antwerpen:後半31分途中出場:14 ノーゴール 34:2003/4/19: ベルギーリーグ第29節:K.Club Brugge K.V:後半31分途中出場:14 ノーゴール 35:2003/5/18: ベルギーリーグ第33節:K. ST.-Truidense V.V.:後半43分途中出場:2 ノーゴール 36:2003/5/31: 国際親善試合:大韓民国.:先発、後半20分交代:65 ノーゴール 37:2003/6/8: キリンチャレンジカップ:アルゼンチン:先発、後半20分交代:65 ノーゴール 38:2003/7/5: J1 1stステージ第11節:ジュビロ磐田:後半27分途中出場:18 ノーゴール 39:2003/7/12: J1 1stステージ第12節:清水エスパルス:後半9分途中出場:36 ノーゴール 40:2003/7/27: J1 1stステージ第13節:セレッソ大阪:後半12分途中出場:33 ノーゴール 41:2003/8/2: J1 1stステージ第14節:京都サンガ:後半21分途中出場:24 ノーゴール 42:2003/8/16: ベルギーリーグ第2節:R.A.A.La Louviere:先発フル出場:90 ノーゴール 43:2003/8/22: ベルギーリーグ第3節:R.F.C. Antwerp:先発フル出場:90 ノーゴール 44:2003/8/30: ベルギーリーグ第4節:K.A.A Gent:先発、後半34分交代:79 ノーゴール 45:2003/9/12: ベルギーリーグ第5節:K. ST.-Truidense V.V.:先発フル出場:90 ノーゴール 46:2003/9/20: ベルギーリーグ第6節:SK Beveren:先発、後半18分途中出場:63 ノーゴール ★:2003/9/26: ベルギーリーグ第7節:R.S.C. Anderlecht:先発フル出場:90:後半18分 1得点
46試合連続ノーゴール!!!!! 1790分ノーゴール!!!!
ちなみにこの03年9月26日、師匠がゴールを決めたとき 遠いベルギーの片田舎クラブでのゴールだというのに、 その筋の人達のみならず サッカーファンほぼ全員を巻き込んだ一大ビッグニュースとして扱われた。
その記録がいかに偉大なものであるか。 これを見ればさらにその凄さが感じられると思う。
【世界のノーゴール師匠たち】 1790分/46試合連続ノーゴール ★鈴木隆行師匠 【世界記録】 1659分/20試合連続ノーゴール ★鈴木隆行師匠 1505分/16試合連続ノーゴール ★ノイビル師匠 【欧州記録】 1489分/17試合連続ノーゴール ★ラウル師匠 1471分/25試合連続ノーゴール ★ミロセビッチ師匠 1380分/14試合連続ノーゴール ★アンヘル師匠 1205分/17試合連続ノーゴール ★ベルカンプ師匠 1204分/26試合連続ノーゴール ★柳沢師匠 ←北朝鮮戦にて終了 1143分/13試合連続ノーゴール ★ヘスキー師匠 1097分/14試合連続ノーゴール ★カヌ師匠 1006分/25試合連続ノーゴール ★ポスティガ師匠 1000分/15試合連続ノーゴール ★サルバ師匠
すげええええええ 師匠すげええええええ 欧州記録保持者、ノイビルの倍以上の試合数すげえええ しかも世界記録1位も2位も師匠すげええええ
そう、はてなダイアリーのキーワードにもあるように、
「この攻撃の選手でありながら46試合連続ノーゴールという 尋常でない記録へのリスペクトを込めて 2ちゃんねるで「ノーゴール師匠」と呼び出したことに由来。 余談として、知ってか知らずか「やべっちFC」で 小野伸二が鈴木を「師匠」と呼んでいた。」
まぁ間違いなく、「師匠」と呼んだ小野は2ちゃんねら~だな。 「師匠」と呼ぶと、2ちゃんねら~だと確実に思われるので、 2ちゃんねる嫌いな人は「師匠」と呼ばない方がいいと思う。 私は「師匠」って普通に使うけど。 こんなレベルだから、04年2nd第5節のジュビロ戦で 師匠がハットトリックしたときはもう大騒ぎ。 普通の選手がハットトリックするのとは扱いが全然違う。
「すげー!FWみたいだ!」 との名言は記憶に新しい。 (ちなみに師匠はFWではなくDFWだからこの発言は正しい)
師匠の由来についてはご理解いただけたと思うが、 彼らの師匠に対する批評が非常に面白かった。
「師匠はFWではない。 それは仮の姿で真の姿はDFW。 (ディフェンシブフォーワード)」
(ちなみにこれはサッカーファンの常識)
「違う違う。師匠は世界でも珍しいDSFW (ディフェンシブシミュレーションフォワード)」
「相手DFに体を預ける倒れ方がうまい。 師匠はこのマリーシアが芸術的にうまく、 ちょっとやそっとの審判じゃシミュレーションと見抜けない」
「師匠の妙技はアジアの審判ごときには見破られん。」
「師匠は常にワキ役に徹して周りを生かすことを第一に考える。 つまり自分より味方の方が上手い事を知っている。」
「師匠はセンターFWとしては非常に役に立ってる ・ シミュレーション妙技 ・ 体だけは変にゴツイ ・ DFと勘違いしてるので必死にプレスをかける ・ 自分がどの程度のレベルか熟知している ・ 運だけはやたらある」
「城、西澤、柳沢。 確変は人生で一回きり。 しかし師匠の怖いところは、今まで何度も確変したところにある。」
「師匠は明らかに格上の相手にしか 通用しないところが欠点なんだよな。」
「師匠は所属チームより 代表での得点の方が多い史上初のFW。」
「師匠は真の強敵を前にした時や ピンチになったときしか輝かない」
「相手が弱いと師匠が輝けない」
「(ファールもらうためにすっ転ぶ) FKゲットで一仕事。 師匠の場合、シュートをうつのは仕事とは言わない」
「(ファールもらった後に鈴木がTVアップになる) 仕事を終えた男の顔とはこうゆうものだ」
「流石師匠! ボールを受け取ってルックアップしつつ 結局バックパスする! そこにシビれる アコガれるぅ!」
「パスが来た、どうする? → 転ぶ バックパス 」
「コマンドに “シュートを打つ” がないのが師匠。」
「敵DFをドリブルでぶち抜いてサイドに 切れ込んだかと思った矢先バックパスする加地は 師匠の正統後継者。」
などなど、 よくここまで鈴木をネタにして楽しめるなと感心するくらい、 彼らは鈴木の良さを無理やり褒めちぎり、楽しんでいる。
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