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【芸能・社会】

「つながりメンバー全員解雇を約束したのに」 NGT・山口ツイッターで暴露

2019年3月23日 紙面から

会見に出席した(左から)早川麻依子NGT48劇場支配人、AKSの松村匠運営責任者兼取締役、岡田剛同劇場副支配人(高橋謙太撮影)

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 アイドルグループNGT48の山口真帆(23)が昨年12月、ファンの男性に暴行を受けた事件で、運営会社のAKSは22日、新潟市内で21日に公表した第三者委員会による事件の調査結果報告会見を行い、AKSの松村匠運営責任者兼取締役(56)、早川麻依子NGT48劇場支配人(44)らが出席した。

 松村氏らは冒頭関係者らへ謝罪し、質疑応答に移った。前日、山口は「(公表された調査結果には)私の言ったことが書かれていない」と不満を漏らしており、午後1時半から動画配信サービスによる会見の生中継を見ていたのか、山口は午後2時過ぎ、自身のツイッターに3度にわたって投稿した。

 第三者委員会の調査で、「つながり」と呼ばれるファンとの私的な接触があったメンバー12人が発覚したが、AKSは不問に付すことを発表していた件について、山口は「(松村氏は)『つながっているメンバーを全員解雇する』と私に約束しました」と“暴露”。さらに1月10日、NGT劇場に出演した山口が謝罪したことについて、松村氏から謝罪を強要されたとつづり、「なんでうそばかりつくんでしょうか」と憤りを隠さなかった。

 その書き込みを受け松村氏は、「謝罪を強要したことは一切ありません」と否定。今後の山口との関係修復については、「話をしていくしかない」と何度も強調したが、決定的なコミュニケーション不足を露呈した。

 約3時間に及んだ会見中、山口は5回ツイッターを書き込み、内容について記者から質問を受けた松村氏がしどろもどろになったり、それまでの発言を訂正する一幕も。報告書の内容を十分に把握していないことも明らかになり、報道陣から山口の会見を要求されると、「持ち帰ります」と答えるにとどまった。

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