2002年10月の記録
31日

 今月も今日でお終い。
 3弾発売と言う大イベントのあった今月。
 来月はお金をあんまり出したくないね~などと思っているが、とりあえず幕張はあるし、「ギャバン」出るし、「Gコレ」第2弾が出るし……。
 特に「Gコレ」に関しては当ページでもコンテンツを作成予定。
 未だ正式ルールの発表が無いのをいいことに遊び方を提唱していく形を考えております。
 1弾をもてあましている方(と言うか小生だよ、それは)、2弾から入ってみようと思っている方は今のうちに買い込む用意を。
 まぁ、期待はずれでも補償は出来ませんが。
30日

 寝てます。寝させろ。それだけの1日。許せ。

29日

 小生の仕事は基本的に夜なので、昼は寝ている。
 しかし、今日は昼も起きて仕事場で遊び呆ける。
 それと言うのも、この日の仕事のためには帰って寝ているより仕事場に張り付いていた方が有利だからだ。
 結局、睡眠時間は1時間強。
 労働時間は累計24時間。起床時間だけなら40時間と言ったところ。
 さすがに明日は寝れるなぁと確信。
28日

 そういうわけで、カードに触れないまま、お仕事モード。
 特に今週はそっちの方が猛烈に忙しいことが最初からわかっているので、週末は負けの覚悟を要される。
 加えて、調整中、突然に「あれ? カード・ゲームって何が面白いんだ?」という悪しき思想が頭の中で大発生し、かる~く鬱状態に。
 今カードを触ったら間違いなく二度と手を出さなくなる。
 それだけは確信できたので、腕が鈍るのは覚悟の上で働きますです、はい。
27日

 小生が朝方に素直に起きるのは大会に行く日だけ。
 まぁ、人の道としてそれはどう? と言われましても。
 それはともかく、用意できているデッキは再調整した青単バウンス・シェイパーしかない。
 さすがにデッキを作っていないと言うのが実感できるが、まぁ、仕方あるまい。
 さて、一応掲示板チェックをしておきますか……
 ……あれ?
 小生は大会に行かなかったことになってる……?
 え、いや、これから行くんだって! 何言ってんの?
 ほら、コロコロをよく見ろって。ちゃんと26日ってね、ほら、26……あれ? 今日何日?


 はい、そういうわけで完璧に日付を間違っておりました。
 関係各位  26日分の日記をあげても、直前まで「大会は明日(27日)」と思い込んでいたので修正効かず。
 どうやらダメ人間であることが再確認された模様。
 関係各位には迷惑おかけしました。申し訳ございません。
 今や小生には日付など無意味な存在。
 月火木は仕事、水金は寝る日、土日はお休みと言うサイクルをただ繰り返しているだけなので、曜日さえわかっていて、仮面ライダー龍騎さえ見逃さなかったら元気に生活可能。
 意識するのはせいぜい食品の賞味期限を確認するときくらいなのだ。
 ああ、もう、なんかね、ホントごめんなさい。
 何とか正常にしときますわ。  
26日

 昨日の日記の最後を再び訂正。
 「グリッドマン」第3話の登場怪獣は「ボルカノン」でした。
 まぁ、誰も突っ込めないジャンルだから放っておいてもいいのだが、これだとシャレが成立しないというあるまじき事態。
 どうもここの所注意力が低下している様子。
 注意せねば。反省反省。

 そう言えば、放映開始から結構時間が経つのに、この日記では「ガンダムSEED」について取り上げないままきてしまっている。
 別に取り上げる義理も無いんだが、ガンダムファンの皆さんはアレをどう捉えているのだろうか。
 ファンとしてはOKなのか? あの毎回毎回繰り返される「突然の戦闘→逃げ惑う主人公→寝てるガンダム→乗り込めヤッホイ」パターンってのは(あと仮面キャラ)。
 もはや20年前の作品をキャラとメカを書き換えて焼き直しているようにしか見えん。
 そんなもんは本当に面白いのか?
 面白いなら「ガイファード」は確実にヒットしたはずだろう?
 もちろん作っている人たちは一生懸命だろうが、マウンテン・サイクルを掘るのは真の創作と言えるのか。
 少なくともそれを模索する姿勢を「見せ」られないのは致命的と言わざるを得ない。
 ただ、「V」の一件から考えても、スポンサーをつけざるを得ない媒体ではストーリー的に自由をやらせてもらえる範囲が制限されている。
 商売にならねばならないわけだ。
 ジョージ・ルーカスじゃなきゃ、新しいガンダムは見れないと言うのか?
 それはそれで悲しい。    
25日

 赤貧脱出。
 お金も入ったことだし、今日は堂々と「ギャバン」の3、4巻でも予約に行きますか。
 ああ、もう顔パスなんですね。はい、どうも。

 そんなこんなで喜んでいいやら反省すべきやらな中、そのレコード店の向かいにあるレンタルビデオ屋を覗くと、再び回転率の悪くなったビデオのワゴンセールが。
 こういうところに転がってる特撮系は掘り出し物が多い、と言うか、前の「デンジマン」やらもここで購入しているのだ。
 ちょいと期待しながら見てみると……おお! 「電光超人グリッドマン」(引きこもりのパソコンオタク少年があらゆるコンピューターにハッキングを仕掛けるも、最終的に立ち直るストーリー)ではないか!
 しかも、全話分!
 買うしかねぇが持ち合わせが無い!
 ATMまで全力疾走だ! 餓鬼ども! 本放送を見ていない立場で1巻だけおねだりとかすんなよ!? それは俺様のものなんだからなぁ!
 おのれぇ、往路の半分(約150m)で息切れか! 体鍛えろ! こういうときのために!

 とまぁ、感嘆符を連発しながら走りましたが、無事全巻購入。
 デジキャラットの御父上であらせられる「カーンデジファー」様とも再会いたしました。
 しかし、こういうときにはふと思う。
 つくづく小生はガキンチョだと。
 子供の前では一応大人の振りをしているが、あくまで振り。
 それを続けるのは重要なのだが「子供は好きですか?」と訊かれると話は別。
 「大嫌いです」と答えておくのが正解だろう。
 だって、喧嘩になるもん。絶対。小生も同族ゆえに。
 いや、基本的に「誰かを喜ばせる」と言うのが下手糞と言うか、どうやったらそうできるのかわからないと言うか、「やられるためのバルタン星人はやってやれない」と思うのだ。
 子供が「スペシウム光線だ~」とやってきても「分身でかわして反撃」とか言ってしまうに違いない。
 周りの人が子供をかわいいかわいいと言っても、小生には出来の悪い部下に当たったときくらいの嫌悪感しかわいてこない。
 頭の悪いヤツは誰だろうが嫌いなのだ。
 だから、子供のためには遊べない。
 闘魔として大会会場に行くときも、心構えは同じだ。
 「俺は不器用だから全力パンチ以外は打てん。それでもいいなら、相手をしよう」
 まぁ、十中八九伝わってはいまいが。

 ちなみに「グリッドマン」第三話に登場する怪獣は「火山怪獣ボルカノドン」。
 攻撃は+4000だから気をつけましょう。  
24日

 いやぁ、どうにも今週はカードを触れそうに無い。
 何しろ昨夜10時に電話で起こされ、そのままテレビ見たり、「グロー~」やったり「ギャバン」観たりしているうちにまぶたがトロ~ン。
 昼寝感覚で寝とくかと布団に入ると体感時間数分で仕事に行かないと行けない時間に。
 そんな調子で10時間起きないと言うなら、そりゃ時間もなくなるわという訳で。
 まぁ、とりあえず青単は調整し終わったから試運転代わりに他のデッキも随時組んでいかないといけないんだけどね。
 一応アンチは「最序盤」狙いの速攻と「ロスト・ソウル」に賭けてみる所存。
 しかし、問題なのはそれらが例え青単を破ったところで他のデッキに勝てるのかと言う点。
 青単に勝つというだけなら緑単にだって出来ること。
 「ターボ」が強かったのは柔軟なプレイングがあってこそのものであったのだ。
 今の青単はとりあえずその諸条件をクリアしている。
 3ターン目の選択肢に「ハルカス」「クラスター」「シェイパー」の3大カード。
 それぞれ「後半重視コントロールタイプ用アドバンテージ」「速攻ブロック」「その他のタイプ用アドバンテージ」と各タイプ別に動きを変えられると言うわけだ。
 ので「これと当たったら投了」という可能性が低い。それが強さの根底にある。
 これに勝てて、しかもバランスのよいデッキ……面倒なので、週末まで待ってね。
23日

 そういえば忘れてましたが、2日の飛行機事故の予言は外れましたね。
 ただ代わりにテロがありましたが。
 この場合、どっちがよかったかとかいう話でもないので、突然の暴力行為によって犠牲になった方々の冥福を祈ってやみません。
 俳優の窪塚洋介が新作映画についてのインタビューの中で、「『暴力は無力だ』というメッセージを伝えたい」と答えていたが、それを聞くと日本という国は平和が浸透した国だと感じる。
 平和な暮らしの中から滲み出た暴力が社会問題になって、皆大騒ぎ。
 全く過保護な国だ。
 暴力を持ってでも反抗せねばならない状況に追い込まれざるを得ない人々の気持ちなんて、真に想像できるのだろうか。
 甘えた生活しているくせに暴力を振るう暇のあるド阿呆は、宇宙刑事シャリバン エンディングテーマ「強さは愛だ」の詩をかみ締めながら歌いなさい。
22日

 まぁ、優勝しようが何しようが、大会の後と言うのはカードに触るのは相変わらず億劫。

 そういうわけなので、大会の日に衝動買いした「グローランサー」をプレイ。
 まぁ、最近飢えていたジャンルであるRPGなので、基本的に面白いのだが、これ、主人公の成長度合いが初期の行動によって決定されるのだ。
 つまり、強くなるかヘタレになるかを自分で決定できると言うわけである。
 しかも親切にやり直し機能つき。
 そりゃ、納得するまで話は進まない。
 一日のほとんどを王都での買い物に費やす。
21日

 昨日の日記に一部誤記。
 決勝の相手の色は「青白」でした。
 キーカードをだらだら書いているのに何故間違ったのかは、今となっては知る由もなし。
 関係各位にはご迷惑おかけしました。

 ところでここのところ、カード系の話題を振らざるを得なかったために触れていなかったのだが、とうとう宇宙刑事シリーズのDVDが発売を開始した。
 実に嬉しい限りだ。
 何せ本放送をやっていたのは20年近く前。
 当時のビデオなんぞはとってあったにしても1話分がいいところである。
 しかし、小生の人格形成の根幹に影響し、今尚熱狂してやまないのはやはりその1話分のビデオがあったからであろう。
 子供の頃の休みなどは、そうそうやることがあるわけではない。
 もちろんワイドショーなどは面白くないから、内容は知っていてもビデオをひっくり返したりするのだ。
 すると、その度に自分の中で楽しみが再燃する。
(ちなみに小生所有のものは「ギャバン」の42話と「シャリバン」第1話。「ギャバン」の42~44話は最終三部作であり、後のシャリバンとなる伊賀電が初登場。新番組への橋渡しを行っている。だが、テープがβであるため、見ることは出来ない)
 それを繰り返したからこそ、未だ熱病状態にあるのだ。。  そんな中、これからは見た事すら覚えていない全てのストーリーをいつでも見ることが出来る。
 これほどありがたいことはない。  
20日

 という訳で、大会in西小山。
 参加予約を入れていなかったので、できる限り早く行きましょうということになり、半日ぶりにBig-Eさんと落ち合い、会場へと向かう。
 幸い、参加登録も間に合ったので、他の参加者を待つ中、最終調整などを行う。
 参加デッキは以下の通り。

「青単バウンス・シェイパー」

<クリーチャー……28枚>

4 アクア・ガード
4 アクア・ハルカス
4 アングラー・クラスター
4 一角魚
4 コーライル
3 シュトラ
2 クリスタル・パラディン
3 クリスタル・ランサー

<呪文……12枚>

3 スパイラル・ゲート
3 テレポーテーション
4 ストリーミング・シェイパー
2 クリスタル・メモリー

 試合後の感想だが、シュトラの数は再調整を要するものと思われる。
 あと、相手も青だとアングラーはマナゾーン直行。
 やはり再考を要する部分は多々ある。

 まぁ、それはともかく試合試合……と。
 ああ、Big-Eさん! 会場中の「ストリーミング・シェイパー」を買い占めるのはどうでしょうねぇ、それ(笑)!

<一回戦>

 青単。
 いきなり同キャラかとも思われたが、どうもブロッカーやオリオンが仕込んであるのを見る限り、コンセプトは異なるようだ。
 というより、カードを保護するためとはいえスリーブに2枚のカードを重ねて入れられると、数を疑われる上にシャッフルしにくいと思うのだが。
 試合は2本先取制ではあるが、ウィニークリーチャー以外は全く恐くない上にコントロール権さえ得られればほぼ負けの無いこのデッキ。
 ガッツリコントロールさせていただきました。

<二回戦>

 青単。
 またかよ! と言う前にBig-Eさんじゃんという突っ込みを入れるのが正当。
 昨日の調整段階から、猛烈に当たりたくない相手としてお互いに確認しあっていたので、始まる前から長期戦になるのは確定。
 デッキ内容もこちらからクリメモを抜き、スパイラルとパラディンを1枚ずつ加えているに過ぎない(そもそも原型をコピーしてから調整したので当然なのだが)。
 そうなると先攻絶対有利はもはやわかりきったこと。
 最初のじゃんけんから気合入りまくりのデュエルである。

 1本目の先攻をBig-Eさんに取られるが、お互いの差であるクリスタル・メモリーが優位に働いてくれる。
 相手のドローが加速される前にシェイパーを獲得することが出来たのだ。
 しかしながら、シールド数でアドバンテージを取られれば逆転はかなり難しいため、お互いバウンスクリーチャーをバウンスしあい、マナを静かに貯め続ける。
 そんな状況なので当然試合時間は長引き、1本目に何とか逆転勝ちを拾ったところで他の試合は全て終了していると言う状態。
 お待たせして申し訳ありませんが、2本目も同様の展開。
 しかも2本目はトリガーのスパイラルによって奪われたアドバンテージを取り返せないまま敗北。
 はい、3本目入りま~す。
 3本目は何とか先攻優位の立場で勝ちを拾うが、試合時間は相変わらず長く。
 もう帰っていいですか?

 ところで、三回戦は人数の都合上、試合数が多くなる人が発生。
 しかし、じゃんけんの結果、何とか回避。
 ついてますなぁ。

<三回戦>

 白黒。
 負けるのならばここと言う準決なのだが、ブロッカーを並べて、ウルスを出して……とコンセプトが今ひとつ不明。
 5ターン目までブロッカーしか出してこないなら、コーライルでドロー拘束開始。
 ブロッカーが並んだらパラディンの出番。
 これを2回繰り返すわけだが、ラストターンはシールドが全て破壊された上でこちらにタップクリーチャー3体、ブロッカー1体。手札からは進化速攻。という訳で、
 「え~っと、このターンで場のクリーチャーを一掃して、手札を全て落とさない限り、そちらの負けです」
 手札を見せ、相手の戦意をばっちり削ぐ。
 実物提示教育と言うかなんと言うか、青を使うと性格がひん曲がります。

<決勝>

 青緑。青白。
 と言ってもターボではなく、ホーリー・スパークやダイアモンド・カッター、ブロッカー、オリオン、パラディン、ランサーとなんか強いと噂されたカードを投入しまくっていた感じ。
 よくまわせるなぁと感心する。

 1本目、最悪なことにウィニークリーチャーが何度も来る。
 頑張ってバウンスするが、ハルカスも戻さざるを得なかったので、相手のドローは加速。
 シールドがやられては液体進化獣は止まりませんなぁ。

 2本目は相手がブロッカー体制にシフト。
 じゃ、パラディンで。
 上手いこと2体が並び、相手はもうパラディンが無いことを信じながらブロッカーを並べ続けるが、小生の手札にスパイラル・ゲートが無いわけはなく。

 3本目、よかったよかった。ウィニーが来ない。
 バウンス、バウンス♪

 そういうわけで、優勝を拾わせていただきました。
 聞くところによると(言い方は悪くなるが)、決勝の相手は近隣のバトルアリーナを荒らしているらしく、そのせいか、試合中での言葉遣いも少々荒いものがあったので、まぁ、ここらで鼻っ柱を折っておいてもOKかと。

 ちなみに決勝後にジャッジとのエキシビジョンマッチをやらせていただく。
 勝つとミーアがいただけるのだが、青単相手なのは勘弁してくれませんかね?
 一応、サイバー・ブレインとシェイパーの性能差で押し切りはしたが、アングラーが相変わらずマナ行き……強いのになぁ。
 が、全体としてはとにもかくにも昨日の9時間の苦闘が報われる形にはなってくれたので幸いなものであったと言えよう。
 以降の2ヶ月の間に果たして如何様なデッキが跋扈するのか。
 ともかくはお誘いいただいた市川さん、N.Katoさん、お忙しい中をこの二日ご同行いただいたBig-Eさんにはこの場を借りて御礼申し上げます。  
19日

 今日はBig-Eさんが新宿に3弾購入の旅に出ると仰るので、調整相手として付いていかせていただくことに。
 当初は「午後4時くらいからのんびりと」と言う話だったのが、デュエルスペースがあまり広く使えないと言う理由から、朝っぱらから行くことになりまして。
 3弾投入後の仮説を元に検証していくため、電車の時間をわざわざ合わせたにもかかわらず、小生がうたた寝ぶっこいて遅刻すると言う事態を招く。
 いや、遅刻と言ったら神崎の専売特許なので、本来は彼にいくらかペイしなければしてはならない行為なんだが、ホント、申し訳ありません。
 まぁ、それはともかく調整開始。
 小生はここ2日で見当をつけた「緑単」「赤黒」「青単」の3デッキを持参。
 Big-Eさんの進化速攻ヴァルボーグや赤緑ステロイドなどと戦ってその実力の程を測ってみるのだが、どうも「緑単」が速攻戦略には全く耐えられないと言う体たらく。
 調整しても対抗できそうになかったので、開発は一時中断される。
 「赤黒」はジャックバイパーによるブロッカー及びスレイヤーサイクルを狙ったデッキ。
 バイパーは黒クリーチャーのみ有効なのだが、マナの縛りはないため、雑魚一掃用に灼熱波がブレンドされたタイプである。
 まぁ、基本的にパンチ力無さ過ぎ。
 またまた頓挫。
 そんな状況下で一人気を吐いたのはやっぱりお前かと言う感じすらする「青単」。
 進化獣が一通り鳴りを潜めざる得なくなった現環境では「アングラー・クラスター」はマナコスト的に同クラスの小型進化獣では太刀打ち出来ないドでかい壁。
 加えて、青単時のゴッドカード「ストリーミング・シェイパー」なんぞが決まったときにはもはや手がつけられない。
 さらには一弾以来のバウンスの復権も大きく、当時のものより「コーライル」が投入された分、コントロール力が大きくアップしている。
 さすがに最序盤は貧弱だが、進化速攻ですらドロー拘束が開始されればもはや手も足も出ない。
 そんなわけでBig-Eさんも後半は「青単」にシフト。
 ミラーマッチとかをやってみるが、戦術とかプレイング云々より先攻を取って「ストリーミング・シェイパー」を滞りなく打てた方が勝ちというあきれ果てるような回りっぷり。
 もう二人して「強い強い」言いながら回していましたら……
 「閉店です」
 あれ? 僕ら、11時に来ましたよね。
 で、今8時。
 いや~、カードってのは時間食いますよね、全く。
 という訳で、今回はそんな戦果を持って大会へ続く。    
18日

 寝なきゃ駄目だって、小生。

 まぁ、3弾のおかげで相変わらず楽しい生活を続ける小生なのだが、一方で家庭問題はそんな呑気を許す類のものではない。
 本来はカードなんぞにうつつをぬかすと親が泣く状況なのだ(まぁ、泣かれたから辞めるかと言うと話はまったく別だ)。
 そういうわけなので、その問題は当然小生にも降りかかってくる。
 今までは両親間での言い争いを傍から観察する程度だったが、一向に埒が明かないので間に入って話をすることと相成った……

 いや~、小生ってば怒鳴るとああいう声を出すんだね。初めて自覚した。
 それと言うのも、問題の原因を作り、解決せねばならない立場にある父親の理解力のなさが噂以上だったからだ。
 皆にも想像しやすいように例えると、緑単を使っているくせに「何とかシールドを1枚も壊されないで勝ちたい」とかぬかしやがっているものと思っていただきたい。
 ね? アホでしょ?

 こういうことを書くと、非難する方もいらっしゃろうが、物には限度ってものがあると理解いただきたい。  
17日

 不思議なことに、目が冷めると頭が痛い。
 何故だろうか。
 確かに小生の生活は通常の人とは真逆であり、夜中に起きて朝に寝る。
 しかし、そんな生活ももう長いので、体は慣れているはずだ。
 一体何故なのか。
 ……って明らかに3弾のせいなのですが(汗)。
 今回はわずか3BOXで資料用がコンプされたので、後を開ける気にならないといういつもの病が発生したのだが、まぁ、デッキ構築となると話は別。
 強化されたカードたちを使ってデッキを構築し始めると、仕事中だろうが何だろうが脳細胞はフル回転で提案とそれに対する反論を永久的に繰り返してしまう。
 おそらくここしばらくの中で一番頭を使っている瞬間であろう。
 「ターボ」なんか早速敗戦。
 いや、これだから辞められませんわな。

 とりあえず、トップレアは「絶望の魔黒ジャックバイパー」かなぁと思ったりするんですが、そんなことよりも今は「アングラー・クラスター」を除けてくれやという雰囲気。  
16日

 せっかく創作シフトに戻りつつあったのに、3弾が出てしまうため、強制的にカードシフト。
 そんなに乱暴にやったらレバー折れちゃうんで。

 ああ、にしても11月10日はどうするよ。
 少なくとも会場限定品だけは頂きたいし、あわよくば大会への参加もお願いしたい。
 問題は何時に行けばいいのか見当もつかないことでね。
 まぁ、とりあえずは3弾投入のデッキを組んでいきます。
 早いところでは20日の大会に参加せねばならんのでね。 
15日

 さ、コロコロでも買うかい。
 え? ザシャック?
 まぁ、アレはきっと前回の「ヴァルボーグ」が性能的にイカレまくっていて、赤の主力になる存在でありながらもう正規ルートでの入手が不可能になり、以降の参入者との差を圧倒的に開く形になったことから、反省を踏まえた形での性能になったものと推測される。
 クルー・ブレイカーに関しては、マジック最新エキスパンション「オンスロート」での種族カード強化に伴った社内流行の影響であろう。
 まぁ、公開されたカードデータは遅くとも2日後には完全公開なので、それまで評価は待つとしまして。
 今回最大の面白どころは付録の別冊漫画。
 角古れく太がデュエルに勝てないというのは前々からあった話であるが、今回はそのデュエル歴が明らかにされている。
 なんとデュエル歴10年!
 D.M.は生誕数ヶ月なので、マジックでのデュエル歴も含めたものであるのは当然だが、それにしたって10年と言えば1992年からやっていることになる。
 はい、マジックっていつ頃発売されたものでしたっけね?
 経歴だけなられく太は現在存在するプレイヤーの中でも屈指の最古参。
 通常ならジャッジにかり出されても不思議がないレベルである。
 と言うか、突っ込みましょうよ、中村鉄人(汗)。
 先輩になっちゃうじゃないですか!
 まぁ、そんなに長い間やっているのに勝利に縁遠いとはつくづく可哀想である。
 しかし、何故彼は勝てないのか。
 妄想するに、彼はデュエル歴は長くとも、あまりデュエル経験がなかったからではないかと推測される。
 彼がデュエルを始めた頃は1~2歳がいいところである。
 おそらくカードは両親のものであろう。
 カードコレクションは角古家の伝統らしい。
 そんな中、デュエルに興味を持ったれく太。
 自身もカードゲームに弱く、悔しい思いをし続けていた父は突如スパルタに目覚める!
 「よし、れく太! お前はあのカードゲーマーの星を目指すのだ!」
 文化系にもかかわらず、スポ根アニメのような台詞を吐いた父は早速、デュエル特訓を開始する。
 飲み込みの早いれく太はめきめきと力をつけていく。
 「こいつは……私の予想をはるかに超えた潜在能力を!?」
 わが子ながら、その上達の早さに驚愕する父。
 これならば史上最年少での大会制覇も夢ではない!
 その想いは確信になりつつあった。
 だが、れく太が大会初出場を控えたある日の父との練習中……。
 「『Black Lotus』超動!(ビリッ!)」
 「何しとんじゃ!! このガキャぁ!」
 父の怒りが炸裂したことにより、れく太は以来デュエルを禁じられ、その高い潜在能力もこのときのトラウマにより、本人すら気付かないうちに封印されてしまった……。
 ああ、悲しいかな、れく太。
 その眠りし力が解き放たれることを我々は夢見ている。
14日

 いきなりだが(いや、前置きをした例なんかろくに無いけど)、ボブ・サップという格闘家はいいヤツだなぁとつくづく思う。
 彼は学歴以上に頭のいい人なのだ。
 試合以外で出会えたならいいお友達にすらなれると感じているくらいだ。
 例を挙げて話をすれば、彼が日本にやってきてからの試合経過はいかに観客に対して、自身をアピールするかが計算されているかのようである。
 まず、日本での初戦(PRIDE.20)を白星で飾ったのだが、それは鮮烈デビューと言うよりもむしろ当然の結果として受け止められたと予測される。
 2m、171kg。そんな恵まれた体を持った狩猟民族が農耕民族相手にただ勝利することは、もはやドラマ足り得ないからだ。
 観客に覚えてもらえないことほど、虚しいことはない。
 そんな彼の気持ちが凝縮され、考え付いた先が次の中迫戦(K-1富山)だった。
 禁止されているヒジ打ち乱発による反則負け。
 試合前のパフォーマンスでは生肉を食い、完全なヒールを演じることで彼はその存在を多くの観客に示した。
 ただ、彼はヒールを演じても、そこに留まるわけではなかった。
 あくまで印象に残るやり方を選んでいただけなのだ。
 それは国内第三戦(PRIDE.21)でしかと示している。
 1R11秒、TKO。
 再び圧倒的な強さを持って、その戦闘能力を誇示したのである。
 以降、本日までの敗戦はアントニオ・ロドリゴ・ノゲイラ戦(ダイナマイト)のみという圧倒的な強さで、確実に自らの地位を確固たるものにした。
 ちなみにノゲイラ戦と本日のプロレス形式で行われた中西戦を除いての彼の試合結果は全て1R内に決着している。つまり、3分以内に相手をぶっ飛ばしているのだ。
 特にK-1世界GPでのホースト撲殺劇は多くの人に「サップとやったら3分以上立ってられない」と認識させるに十分なものだった。
 そんな頭の切れる彼は格闘技のみではなく、一方でバライティ番組にも出演したりする。
 つくづくどう振舞うべきかわかっているのだ。

 小生も「振舞う」事に関しては全く及ばずながら共通する点がある。
 そういう部分では大いに見習っていきたい。
 まずは血の滴るステーキをかぶりつくところから始めよう。    
13日

 人間、人生において何回価値観をぶっ壊される事態があるのかは知らないが、今日は久々に「完全に参った」と言わされた。
 遅ればせながら、今秋の新番組「HR」を観たのだ。
 演劇に興味のない人でも知っている三谷幸喜氏の脚本で、要は30分の演劇をそのまま見せるものである。
 もはや演劇からは離れてしまった小生であるが、未だ「創作」への想いはくすぶり続けている。
 そんな状態で氏の作品に触れてただで済むはずはない。

 これまで小生は、創作する際に「わかりやすいもの」を作ろうとしてきた。
 大風呂敷を広げても所詮描ききれる力量などないのだし、書く方がそんな状態で読む側に伝わるわけがないとわかっていたからだ。
 それをやるのは若造の証拠であると言われても、若造なのだからと開き直っていた。
 しかし、「物語」の生まれる場所はそもそも人々の生活の中のはずなのだ。
 故に「物語」は人の生活を描くものであるはずなのである。
 ならば、雑多な人間がその登場人物として現れるはずなのだ。
 だが、「わかりやすいもの」はその対極にある考えである。
 「わかりやすいもの」とは、つまり主人公の振る舞いを表すものである。
 他の登場人物はそれを彩る存在でしかない。
 彩る以上の活躍をせず、彩る以上の深さも見せない。
 が、そのような薄っぺらい人間がいるのだろうか?
 皆、それなりの人生をそれなりの覚悟で育んでいるはずなのだ。
 少なくともそのように信じたいし、期待したい。
 そうでなければ「物語る」ことすら虚しい行為だ。
 さっさとアクシズを地球にぶつけた方がよい。
 つまり、一人一人が重さと深さを持った人間がこの世の中で暮らし、その中で「物語」を紡ぐなら、その雑多さすら表現できなければ未熟であると感じたのである。
 他人にわかる「物語」を目指した結果、最もそれから遠のいていたと思い知ったのだ。
 わかりやすく言うと、これまでの小生は「一本の廊下」を主人公に歩いてもらっていた。
 だが、三谷氏のやり方は、「ドアのたくさんある小部屋」のドアを上手く繋げて、その中の一本の通路を主人公が強引に駆け抜けているのを見せているのだ(私見だが)。
 その繋がれ方は、決して整然としたものではない。
 でも、それでいい。
 誰かのために存在するなど、あほらしいではないか。
 人間は皆、自身があってこそ他者と関われるのであって、いつも主人公でありたいと願っているし、事実そうではないか。
 だとすれば「物語」もその者達が描くべきなのだし、そういった者達を描くべきなのだ。
 ああ、おかげでこれまで書いてきたものは全部無駄になった。
 なのに、清々しいってのは喜ばしいことだ。

 趣味シフト、「カード」「創作」の中間地点まで角度修正。
 ちなみに今日の日記は、他人に伝わるかどうかは二の次となっとります。  
12日

 予約を入れておきました新宿戦。
 スターターでの参戦なので、フリー用の「ターボ」と「アンチターボ」だけ持ってのんびり会場へ。
 入ってすぐにBig-EさんやPINさんと合流したところ……
 「スターター売り切れですよ」
 は? 今更売り切れる代物ですか? あれ。
 しかものんびり来たおかげで他のところに買いに行く時間もない。
 という訳で、仕方なく赤黒青の「アンチターボ」(単なる除去デッキ)で出場することになる。
 いえ、Big-Eさん、その10種のカードで出来たファンデッキは結構です(汗)。

<1回戦>


 青白黒。
 出てきたクリーチャー陣からして、序盤ブロッカー、後半大型という教科書的デッキ。
 しかし、そもそもが「二つ牙」「ランサー」対策で組まれた「アンチターボ」はいわゆる除去以外は考えていないデッキ。
 大型クリーチャーは正にカモネギ。
 「シャウナ召喚!」
 「カオスで食べます」
 そんな感じで終始主導権を握ってお終い。

<2回戦>


 赤緑白。と言うかスターター。つまり、1回戦でPINさんと当たって2回戦が小生では対戦相手の抽選に何らかの疑問を持たざるを得ませんねと言う感じのBig-Eさん。
 恐れていた事態と言うヤツですね。
 手札をバシバシ使ってぞろぞろ出てくるクリーチャー。
 一個一個を潰す小生。
 ああ、ギリギリラストターンにとどめをさせました。

<3回戦>


 「ターボ」。
 「アンチターボ」としては潰すしかないデッキであるのだが、ここしばらくで最悪のバッドプレイでデッキ相性を台無しにする。
 3ターン目でゼリーワームを出すべきところを色の配分を間違えて一手遅れるわ、6マナ「デーモン・ハンド」でランサーを決め打ちしなければ、ディオライオスでは落とせないことを理解していながら、何故かディオライオスの召喚パターンをプレイ。
 シールドを2枚、無駄に吹き飛ばされる。
 そんなことをやってりゃ、いつ殺されたって文句は言えない。
 いや、マジで大反省。大馬鹿野郎とはこの瞬間の小生のために用意された言葉である。

<4回戦>


 もう優勝はなくなりましたし、小生に勝ったターボでは百戦錬磨の人参さんには勝てるはずもないのでのんびりやります。
 青緑黒。
 「除去メインターボ」と言う感じ。
 おお、「二つ牙」! わが宿敵!
 カオスで食おう。

 まぁ、また準決で負けるいつものパターンですな。
 飽きた(笑)。

 その後はフリーでBig-Eさんや人参さん達とひたすらデュエル。
 そろそろ3弾を見据えた話も出てくる(と言うか、そっちがメインか)。
 如何様なデッキが跋扈するか、様々な意見が多方面から出されたが、共通したのは「光るカード出るとがっかりするね」と言う話。
 いいのか、それで。    
11日

 という訳でやっとこ探し当てました「ザ・バトル」。
 予想通り、いい意味でも悪い意味でも小生の裏切りを全く裏切っていない出来だった。
 どっちのタイトルも特定機体が鬼のように強く、もはや対人戦では使用不可決定にせざるを得ないと言うバランスのイカレぶりがなんとも最高である。
 「G」の方で言えばローズだけサーベルを持っているため、リーチが段違い。
 しかもガード不能技である突きのリーチが最高に長く、隙も比較的少ない。
 さらにはスーパーコンボにあたるメガスペシャルアタック「ローゼスハリケーン」は相手のガード硬直が解ける前に連続発動が出来るため、3連発すれば体力を一本削るなど造作もなく、削りきれなければ3発目終わりにガード不能技を重ねれば瞬殺完了。
 ガードをしなければ130ヒットオーバーで終了する。
 ボルトも「タックル」が敵の通常攻撃では止まらず、逃げ出すのが難しい。
 隠し機体のRX-78ガンダムに至っては反則の極み。
 相手を一秒ほど行動不能にするガード貫通の硬直攻撃があるのに、メガスペシャルのガンダムハンマーが体力ゲージを丸々1本掻っ攫う攻撃力を誇っている。
 メガスペシャルは無条件で3回使用可能。
 奪うべき体力ゲージは3本。
 つまり、試合開始と同時に相手に近づき、硬直攻撃→メガスペシャル→相手起き上がりに硬直攻撃→メガ(以下略)でエンド。
 こんなのを対人戦で決められた日にはもうコントローラーを握る気にはなるまい。
 「W」はそれに輪をかけてイカレた機体が満載。
 主人公機たちはそれぞれに死ぬほど強い。
 中でもサンドロックカスタムは泣けるほど強い。
 その強さを支えるのはガード不能技。
 当てたが最後、相手が転ぶ。
 転ぶと言うことは立ち上がりの隙に第二撃を発動すれば、出だしの隙は全くデメリットではなくなる。
 もちろんそのまま食らえばまた転ぶので、相手はスラスターで立ち上がりの隙をなくすしかない。
 なら、対空技を出しますよねぇって話しなわけで。
 他の機体も入ったが最後、終わるまでイライラしながら終わりを待たされるコンボ技満載。

 友人との仲をうまく保っておきたいなら、対戦は申し出ないように。  
10日

 う~ん、注目しているのは小生だけかと思って思いっきり油断していた。
 結構売り切れてるなぁ……。
 何の話かと言えばSIMPLE2000シリーズで発売された「ザ・バトル」。
 言い換えると「ガンダム・ザ・バトルマスター2」キャラ換え焼き直し。
 実際、今回の題材である「G」と「W」はSFC版の格闘ゲームが発売されているから、発想的な新しさはこれっぽっちもなし。
 しかしながら、「バトルマスター」自体が小生的に思い出深いゲームであるため、買う気は満々だったのだ。
 思えば「バトルマスター1」では「ザクⅡ」の下段パンチがやたら強かったため、使用禁止。
 「2」では弾数制限のないクィン・マンサのビーム・シャワーの乱発で完封勝利と言った、近隣の人々との友情関係にヒビを入れてはばからないナイスなゲームなのだ。
 まだ手に入っていないので確信的な事は言えないが、今回もその期待を裏切ることはないであろう。

 赤ザクが隠し機体で出てきて「単にカラーリングが違うだけだろ?」と思ったら、スラスター出力がマジで3倍の性能を誇っているような馬鹿っぷりを歓迎できる方には是非ともお勧め。
9日

 いかんいかん。
 日々の忙しさにかまけて完全に時期を逃した時事ネタがあったのだった。
 しかし、来年まで待つことはどうしたって出来なそうだ。
 ので、タイムラグの少ないうちに処理してしまおう。
 10月4日と言うのは一体「何の日」であるかご存知だろうか。
 まぁ、小生の知らないうちに何らかの記念日になっていたりするかも知れないのだが、それは一端置いておいて、この日は「イワシの日」なんだそうな。
 それに便乗した形のイワシの特売なんかが近所でやってたりしたのだが、何ゆえこの日なのか。
 皆さんも少し考えていただきたい。

 …………

 わかっていただけただろうか。
 10月4日だから「1(イ)0(ワ=輪)4(シ)」と言うわけ。
 2月14日の「2(ニ)1(ボ=棒)4(シ)」の日と発想的には全く同じ。
 おそらく同じ人間が設定したものと推測される。
 初めてこれに気付いたときは周りの目を気にする余裕もないほど脱力したものだ。

 漁獲量の急激な悪化が報告され、高級魚になるのではと叫ばれつつある昨今。
 近い将来「イワシの日にはイワシを食べよう!」などと言ういわれのないキャンペーンで売り上げを伸ばす商店が現れるやも知れん。
 まんまと思惑通りになったとすれば、そいつは平賀源内の生まれ変わりに違いない。  
8日

 購入品はまだまだあったりする。
 まぁ、相当な散財をしていると感じてやまない日々なんだが、かなりの間購入を見送っていた「RPGツクール5」である。
 見送ったものを何故今になってと言われれば、答えは一つ。
 ※勢いである。
 もともと「創作」(と言うか「妄想」)は小生の趣味シフトの一つ。
 小生の性格上、趣味は多くとも同出力で平行にそれを楽しむような、器用な真似は出来ない。
 そのことは重々自覚しているので、このページも今現在は「カード」主体だが、実は小生の気分一つで全く別物に成り変ることを開設当初から想定して作られている(「今現在取り扱っているのは」といちいち書いているのはこのため)。
 コンテンツも2~3いじるだけで新ページに移行できるくらいしか作っていないし、リンクもおおっぴらに貼り付けていない(だから、相互リンクをするのが遅いと言うのは言い訳だがね)。
 ああ、なんと言う思慮深さか。
 いや、無駄に自画自賛している場合ではない。そもそも褒められる話でもないし。
 で、久々に創作の魅力に目覚めたのかと言うと……それがまだパッケージの開封すらせずと言う体たらく。
 だって~、始めると長そうだし~、そもそも打ち込むほど時間が取れんのよね。
 え? 何でそんな状態なのに買ったのかって?
 それはだから
 ※ 繰り返し    
7日

 昨日のうちに購入していたが、あの騒ぎに巻き込まれていたため、開けられなかった「GUNDAM FIX FIGURATION」シリーズ最新作「GP-04G」を開封。
 実は小生、このシリーズは初購入。
 何だか知らないうちに発売されたシリーズだったので、なんとなく手を出しづらいままに来てしまったのだ。
 まぁ、それはともかくこのシリーズは評判どおりに出来がよい。
 塗装済み完成品でありながら、あらゆる関節が稼動し、各パーツの精度も申し分ない。
 何で今まで手を出さなかったのか謎なくらいにかっちょいい出来だ。
 しかし、その出来以上に感動する発見があった。
 小生はこれまで、フィギュアの稼動範囲を広げようとする行為はより自由に「動かすため」の物であると思っていた。
 子供的な発想で、ガンガン動いた方が遊ぶ上でも都合がいいからだろうと思っていたのだ。
 だが、そうではなかった。
 以前、龍騎話の際にも書いたが、もはやキャラを動かすなら頭の中の方が都合がよい。
 ならば、そのキャラが具現化したフィギュアが動くと言ったところで、想像通りあるいはそれ以上に動いてくれるようなことは決してない。
 なのに年々稼動箇所と範囲が多く広くなっていくのは何故なのか。
 ユーザーは何故それを歓迎するのか。
 それは「動かせない」故であると気付いたのだ。
 かつての人形が皆直立の姿勢で不可動だったのに不満だったのはつまり、誰もがそれをかっこいいと感じなかったからなのだ。
 想像の中ではもっとかっこよく舞っているのに、それが具体的な姿として視覚に訴えてこないと言うのが腹立たしかったのだ。
 つまり「俺の思ったとおりのポーズで眺めたいのさ!」と言うことだ。
 誰も「動かす」事に興味はない。
 お気に入りの形にして「動かさない」ままでいることが望みだったのだ。
 不動に至るための完全可動。
 パラドックスは身近なところにあるものである。

 ちなみに「石化・凍結フェチ」の方々もこのパラドックスの範疇なのかと思ったりもしたが、あれは違うんだろうね……きっと。
6日

 一日暇なお休みの日。
 何気にバトルアリーナへのお誘いなどもあったのだが、今日は会える機会の少ない友人が久々にこちらに出てくると言うので、会いに行くことに。
 彼とは(いや、神崎もそうなのだが)予備校時代以来の仲であるのだが、会ってみてビックリ。
 その頃から誰一人成長していない(汗)。
 話していても出てくる話題が童貞同士の会話そのものなのだ。
 よくもこんなくだらない話を熱心にやれるものだと感心すらしてしまう。
 神崎もコーヒーの中に砂糖を袋ごとぶち込むと言うおっちょこちょいキャラを強調し、「俺はスチュアートリトルに出るんだ!」と言って聞かないし、友人は馬車道逝きたいと言い出すし、小生はあまりにもアホらしい罰ゲームを考案するし、皆それにノリノリだし。
 その場にツッコミ役がいないのは恐ろしいもんである。
 その後、一端解散。
 神崎のバイト先に(個人的な)営業妨害をかましに行き、都合で合流できなかったもう一人(ツッコミ役)を再集合時に強引に呼び出して、先の罰ゲーム(内容は言えませんな、万一小生がやることになると恥ずかしいので)を誰がやるのか決定するため、麻雀になだれ込む(ちなみに我々が大学受験前日にまで、その店で打っていたというのはもはや伝説と化している)。
 まぁ、その場では時間がなかったために再戦要求が成立。
 ホント、やってることが変わらんね。
5日

 ここのところ、「全く」と言う表現を乱発しまくっている自分に気がつく。
 何かとイラつくことが多いのと、自身の語彙力の無さのダブルパンチ。
 一応、一日の日記の中では読みやすさを念頭において、同じ逆接の乱発を控えたり、余計な読点の削除を行っているのだが、前日まで目がいっていなかった。
 こういう事態にぶち当たると読んでいただいている皆様には非常に申し訳ない気持ちになる。
 ただでさえ拙い文章を、大した校正作業もなしで上げている傲慢っぷりであり、好き勝手なことを言い散らしている分、下手をやると格好悪いことこの上ないのだ。
 ああ、もうぶり返すのやめよ。

 大体、ストレスを感じる事が多すぎるからいけないのだ。
 基本的に楽天的な性格で、後先考えない小生は一般の思慮深い人々から見れば「お前、そんな生活しててよくもまぁ、ボケッとしてられるな」と言うくらいの生活ぶりなのだが、ストレスと言うものには無縁だった。
 知らず知らずのうちに発散されるくらいの小規模なストレスしか知らなかったし、周りにそれを感じさせる環境がなかった幸運があってのことだ。
 だが、ここ最近ではストレスをぶちまけられる場が減ったのに対し、周りにアホが大増殖。
 自覚症状が出始めるに至ってしまった。
 これはまずい。
 何よりストレスは人をつまらなくさせる。
 これを速やかに葬る手段はないものだろうか?
 そう考えた小生の頭に浮かんだのは、ストレスが多かろうサラリーマン達の必携アイテム「タバコ」である。
 TVCMが全面禁止になって久しく、その価格の大半は税金であるタバコ。
 小生の友人には喘息持ちが何故か多数いるので、タバコはむしろ吸わない方がいい。
 街中での歩きタバコにはお上が動き出す昨今であるから、絶対に吸わない方が得だ。
 加えて、肉体的にも百害あって一利なし。発ガン率は確実に上昇する。
 しかし、吸う大人は絶えない。
 中毒性のあるものであるから、吸い出すとやめにくい物であるとはわかるが、それでも吸う理由には「精神的な安定」つまりは「ストレスの軽減」と言うものが少なからずあるはずである。
 「健康であると言うことは精神が健やかであること」という犬飼知三郎(注:水島新司の「ドカベン」に登場するキャラ。初登場及び上記の台詞は「大甲子園」でのもの。小生は「プロ野球編」のドッグルより、この頃の対角線投法の方がお気に入りである。)の言葉を借りるなら、精神の安定は多少の肉体的損害を覚悟してでも獲得すべきものであると言えよう。
 百聞は一見にしかず。
 1本吸ってみることにする……。


 ……う~ん、あいにくだが吸ってみてますます疑問が募るばかりだ。
 何でこんなものを所構わず吸おうとするのか。
 まぁ、これが初めてだからという言い方もあるだろうが、一歩目で足をくじいたら二歩目は出ない。
 何より吸った後の臭いが完全に父親のそれなのが最悪だ。
 思春期になると大概自分の親に対する反抗心が芽生えるものだが、今現在の小生と実の父親の関係はその比ではなく、不倶戴天と言ってもいいくらいの破滅的な状況。
 事実、同一空間には一定時間以上存在することが出来ず、コンバットスーツを電送してもらわねば耐えられないと言うくらいである。
 故に「父親と同じ」と言うのは小生にとって何よりの嫌悪。
 完全なストレスである。
 おいおい、それは最も避けたかったものじゃないか。
 目的に対する手段を誤るとは正にこれ。
 明確な分析のないまま、闇雲に解決を求めようとするのは愚の骨頂である。
 結局、二度手間になるのだ。

 カードでも、デッキ構築にこの考えは反映されるから「ターボ」の改悪をしてしまった自分がいる。
 現実にある錯覚と誤解が縮図としてそこに現れていたのだ。
 今回の愚行はその点を認識させてくれたということでは価値がある。
 同時に大きなな反省点でもある。
 ただし、絶望はない。
 やり直す時間があるからだ。
 そこまで含めて、カードゲームは面白い。   
4日

 ええい、頭の中の悪魔め!
 「『スナイプ・モスキート』とシールド追加を考えると、色バランスが今ひとつじゃないですか?」とか「2マナ187のサイバーロードがいるなら『ミラージュ・マーメイド』はいよいよありだろ? いや、1マナ重いけど、ディメンジョンでサーチできるし」とかは言わなくていいんだよ!
 出て行け! 全く……

 今日は久々に真面目なネタ、と言うか報告と言うか。
 最近小生がめっきり使わなくなった物がある。
 携帯電話だ。
 今や持っていない方が不自然と言われる必携アイテム。
 バトルアリーナに来る子供達だって持っているのだ。
 しかし、冷静に考えると、人によっては必要のない場合は多々あろう。
 で「小生の場合は完全にいらない」と言う結論に達したわけだ。
 小生が携帯を使うのは主に時計としてであり、電話としての機能など掛けてくる相手が大抵1人しかいないと言うなら家の電話にかけてくれた方が料金も充電もいらない分、得である。
 インターネットもおまけ的に出来るが、それならパソコンで十分だし、そもそもウチのページの掲示板は携帯からは入れないことで有名だ。
 「携帯から見れないとヤダ!」などというニーズにお答えする気のない小生としては全く問題ない。
 基本的に暇人である小生にはこんなものは必要ないのだ。
 もう違約金を支払う期間も終わっただろうから、解約したいことこの上ない。
 そもそも真に携帯電話を必要としている者は本当にこんなにいるのか?
 仕事が多忙であるビジネスマンには必要なものだとしても、友達の待ち合わせに使うのが主だった連中にはいる物なのか?
 小生の経験から一つ例を出そう。
 友人数人で待ち合わせを行っていたとき、予定時間になっても来ない奴らがいた。
 早速携帯に電話してみる。
 「今起きた」
 携帯は現状把握には非常に役立ったが、そんなのは奴の性格を考えれば十分予測できる範囲内であったし、その情報がもたらしてくれたものは「待ち時間が延長する」ことと「奴に時間の約束は何の役にも立たない」という事実の再確認であった。
 そんなものは必要とは言い難い。
 見方を変えれば、それによって「先に目的地に行っていて」などの連絡も出来て便利という言い方も出来るが、それによってもたらされる効果が電話料金分存在するかと言われればおそらくないはずだ。
 この場合、必要なのは「連絡手段」ではなく「約束を守る心」である。
 同時に携帯メールと言うものも滅多に使わなくなった。
 たかだか200字の文章のやり取り。
 頻繁に連絡を取り合えない人には便利だが、毎度の面子から送られてくるものはそうそう重要とは言えない。
 最新式の携帯は画像を自由にやり取りできるところまできていると聞くが、麻薬の取引現場でも押さえるつもりなのだろうか?
 小生なぞ自分のアホ面が嫌で嫌で写真嫌いに陥った男であるから、そのアホ面を送受信するなど勘弁願いたい所業なのだが……。

 とまぁ、長々書いてきたが、結論としては「最近、小生の携帯は充電しないままで電池切れ起こしてるから、掛けても繋がらないよ」ということなのである。          
3日

 1日遅れで「ぎゃざ」購入。
 言われるまで発売日を忘れていたのは公然の秘密だ。
 で、3弾の情報が一部公式発表されたわけだが……

 いや、つくづく「見るんじゃなかった」と後悔しきり。
 おかげでその他の部分が不明なままにもかかわらず、頭の方が勝手にデッキ構築を開始してしまっているからだ。
 プレイヤーならわかってくれようが、新エキスパンションはただ単に新システムを導入するのではなく、各色間の対抗カードをふんだんに組み込んでいる。
 そのために一部の公開情報のみで組まれた先行試作型のデッキは何の意味も持たないままに消えてしまう。
 小生が新エキスパンションの話題を振られたときに「出てから考えます」と言う対応を採るのはそのためで、今回のような情報の小出しはメーカーのいいように手玉に取られてしまっている感が否めず、自身に憤ってしまう。
 だいたい買うのは運命として決まっているんだから、煽らなくても結構と言いたい。
 ……じゃあ、情報を仕入れなきゃいいって?
 貴様はこの御時世に何を寝ぼけたことを言っているのか。
 情報は今や最強の武器の一つ。
 それを使わないと言うのは玉砕を通り越して犬死にの世界だ。
 無論、この小生の言い分は矛盾している。

 まぁ、小生を含め、皆、慌てずにいこうではないか。
 第2弾のとき、最速でお目見えしたのは「クリスタル・パラディン」だった。
 確かに強いカードだ。
 しかし、それ以上の隠し玉が用意されていたのもまた事実。
 今回にもそれと同様のことが起こるのは想像に難くない。
 ところで、今現在の環境下では紙屑扱いであるところのヘビークリーチャー群は覇権を得られるのか?
 単にでかいだけでは「シェル・ポーチ」風のカードが各色にあるとしても、一発殴り+187の進化クリーチャーの方がよくはないか?
 あと「ドラゴン進化」しても「シェル・ポーチ」されたらと考えると、ロード能力はありがたみが薄い。少なくとも少数精鋭が常となっている現状では……

 ……ああ、ほら!
 こういう風に、実物が出たら何の役にも立たなくなる議論をし始めてしまうから嫌なんだよ、全く!    
2日

 皆さんに一つ警告と言うか、予言と言うか。
 近いうちに世界のどこかで飛行機事故が起こるのでご注意を。
 まぁ、今月の10~15日あたりには多分起こるだろう。
 根拠ですか?
 ウチの身内が飛行機に乗る

 え? 外れたら貴様、どうするつもりかって?
 何を仰る。そんな幸せなことはないではないか。  
1日

 いや、月が変わると何が嬉しいって、アップロードにかかる時間が少ないと言うのが何よりだ。
 しかし、この日記もとうとう6ヶ月目。
 これまでの日記を振り返ると、大抵は「カード」か「エロ話」または「特撮話」で、時折思いついたように社会的なネタを織り交ぜると言うバランス。
 さすがに自分でも「何書いているんだ……」とも思わんでもない。
 しかも、誤字や脱字も後々になって見つかり、こっそり訂正してたりもする(あまりに面倒なときはしなかったりもする)。
 実際、後からは見たくないので消してしまいたい物もあるのだが、まぁ、日記って言うのはそういう部分も含めたものでございますから。

 にしても、台風の野郎は今回も小生の出勤日に限って直撃コース。
 いい加減にしやがりたまえってなものだ、全く。
 でも、子供達の間には結構台風を歓迎する雰囲気があったりする。
 「明日学校休みにならないかなぁ」と言う淡い期待である。
 ニュースでも実際に休校になる学校があると聞くと、ウチも……なんて考えた奴はきっと今も昔も計り知れない。
 しかし、先輩として言おう。
 そういう時は絶対休みにならない
 電話の前で連絡網を待たなくても、よい。