ちょうど、
手術不能局所進行乳癌
(ステージ3C、3B)の、
欧米とのドラッグラグが縮まってきた
と感じる、
その例として、
免疫チェックポイント阻害剤の
アテゾリズマブ(テセントリク)は、
手術不能局所進行乳癌も含んだ
国際臨床試験に、
手術不能局所進行乳癌の方々も含めて、
日本も参加している、
ということを、
一連の記事で再掲してきた間に、
2019/3/12中外さんが
(2019/3/11にロシュ社発表)
米国FDAでは、
PDL-1陽性の、
手術不能局所進行または転移性
トリプルネガティブ乳癌に、
アテゾリズマブ(テセントリク)
+ナブパク(アブラキサン)
が迅速承認された
ことをニュースリリースしましたね。
米FDAですから、当然の成り行きですが、
是非、日本でも、
手術不能局所進行乳癌も
含めて、
ドラッグラグが最短で、
迅速に薬事承認されますように
(保険診療で使える
ようになりますように)
願い、祈ります。
※勿論、副作用もあります。
トリネガは若年性乳癌の方も多いように
見受けられます。
若年性乳癌とPDL-1陽性の相関は
分かりませんが、
その薬剤で救える命が増えるなら、
命の時間が延ばせるのなら、
「今を生き、これからも生きていく」
患者のために、使えるようにして欲しい
と、私は、思います。
使いたくないない方々は使わなければ
よいだけだと思いますので…。
※因みに私自身の乳癌について言えば、
原発はトリネガではなく、
HER2タイプ(ホルモン非反応)。
ステージ3C、
すなわち手術不能局所進行乳癌でした。
(画像上、手術不能リンパ節転移疑い
~これが3C~、
皮膚浸潤疑い~これは3B~
※手術できる腋窩リンパ節は治療前に細胞診も出来る
わけで、癌細胞が出ての確定診断。「疑い」って
言っているのは、病理検査はできない、CT、精緻な
MRI~だったと思いますが、拡散強調画像も使って
もらっていたようですし~MRI上の画像診断だから
「疑い」。癌や癌の疑いで精密検査した方であれば
ご存知と思いますが、病理検査で癌細胞が出て
初めて「癌」と診断されるので、正確な書き方を
しているだけです…。リンパ節転移の画像は、
別の不可解だったナーバスな件があるから載せて
いないけれど、そのうち載せましょうか、
私のことを詐病とまで仰る、医師を名乗るブロガー
までいらっしゃるので…
因みに腫瘍径は5cmはどの画像検査でも
軽く超えていました。エコーで5.7cm~6.2cm
MRIで6.7cm~それと、手術で取れる腋窩リンパ節
転移だけだったら3A~、が、私の状態から
言わせれば、腫瘍径だけだったら大した話じゃない、
手術で取り切れるし、乳房は手術しても生命維持に
直結する臓器じゃないから、大したことはない、
全摘、レベル2までの腋窩リンパ節郭清しましたが、
日頃ほとんど意識することはない、時々、術側の腕
だけ太くなるから、リンパ浮腫は気になるけど…)
初期治療としては最大の抗がん剤治療を
しましたが、pCRせず、
早期乳癌の大きめ?くらいの癌は残り
~それは手術で取り除けていますが~
寛解、完治したと思えたことなどなく、
~それ、そのものはネガティブでもない
受け止めているから~
次は再発転移後の治療になりますので、
~トリネガ再発は十分考えられる~
だから、ウォッチしているわけで、
トリネガの手術不能局所進行乳癌への
適応そのものは関係ないのだけれど
似たような思いをしてきたし、
似たような厳しいタイプの乳癌である
トリネガの手術不能局所進行乳癌は
仲間と言いましょうか、他人事ではない
強い思いがある と言いましょうか…
ーーー
私のブログの関連過去記事
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因みに、ここのところ、
一連の記事を再掲してきた主旨は、
改善されつつある、
トリネガ・アテゾリズマブの動向です
(特に手術不能な)局所進行乳癌
(ステージ3C、3B)の、
命の賭かった治療で
欧米との5年のドラッグラグ
(欧米では手術不能な局所進行乳癌
ステージ3C、3Bの術前化学療法でも
承認されていたパージェタが、
日本では未承認で使えなかった)
に悔しい思いをした
一乳癌罹患者である私の心情、
しかし、
そういう悔しい思いをした者から見れば、
ここ2~3年で、医療、薬事承認が、
急速に喜ばしい進歩をしている、
ドラッグラグも劇的に短縮されてきている
と感じて、
何て言うのかな、燻っていた思いが昇華し
医療不信に陥らずに済んだということを
お伝えしつつ、
アテゾリズマブ(テセントリク)の、
手術不能局所進行乳癌も含めた承認を
期待をもって待っている
その補足として、
過去記事を掲載しています。
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