日本に在留の外国人273万人超で過去最高 3割が中国[2019/03/22 16:18]

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000150516.html

 日本に在留する外国人の数が去年の末時点で273万人を超え、過去最高となりました。

 法務省入国管理局は、去年末時点の日本に在留する外国人の数が1年前よりも約17万人多い273万1093人と発表しました。統計を取り始めて以来、過去最高となっています。国籍・地域別では中国が76万4720人で最も多く、全体の約3割を占めています。特に増えているのはベトナムで、「技能実習」などの在留資格を得て滞在している人が多いということです。一方、1月1日時点での不法残留者の数は7万4167人で、1年前と比べて7669人増加しました。在留資格別で見ると、「短期滞在」が最も多く4万7399人で、次いで技能実習が9366人でした。技能実習は1年前と比べて35.5%増加していて、法務省は「借金をして日本に来て、その返済のために実習先から失踪して不法残留となる人もいる」としています。