「キャンプの終盤。日本に戻ってくる何日前ですかね。終盤に入ったときです」
「今日のあの球場での出来事、あんなものを見せられたら、後悔など、あろうはずがありません。もうちょっとできたことはあると思うが、結果を出すために、自分なりに頑張って来た」
「時間が経てばきょうのことが真っ先に浮かぶだろう。去年の5月からゲームに出られない状況が続き、その後もチームと一緒に練習を続けた。それを最後まで成し遂げられなかったら、この日はない。残してきた記録はいずれ誰かが抜いていく。あの日々は、ひょっとしたらだれもできないかもしれない。どの記録よりも、ほんの少しだけ誇りを持っている」
「有言不実行の男になってしまったけど、そこまでの思いがなければ、ここまでやってこられなかったと思う」
「野球のことを愛したこと。これは変わることはなかった」