haiku gingaさんが、SONY TA-E900のスペックを紹介してくれた。 Phono1(Head amp 40Ω):0.2mV/4Ω Phono1(Head amp 4Ω):0.035mV/4Ω 長岡鉄男さんの評論も紹介してくれた。 『ヘッドアンプは入力インピーダンスが4Ω一定。30Ωのカートリッジを4Ωで受けるのも10kΩで受けるのも一長一短で単純に優劣はつけられないが、本機の場合はヘッドアンプが優れているため、メリットがうまく生かされているようだ。』 また、Greece7さんが、サービスマニュアルを解析してくれた。 「40Ωカートリッジ/4Ωカートリッジ、共に入力インピーダンスは4Ωと明記されています。」 以上のことは、ハイ出し、ロー受けのデメリットを如実に物語っているのでは無いだろうか。 つまり、4Ωのカートリッジを繋いだときは、0.035mVの入力で規定出力が得られる。 一方、40Ωのカートリッジを繋いだ、ハイ出し、ロー受けの場合は、0.2mVの入力で、ようやく、規定出力が得られる。 ハイ出し、ロー受けの場合は、実に、約6倍ものロスをしていることになる。 6倍は16dBである。 仮にortofon SPUの出力電圧と、DENON DL-103の出力電圧が等しいとすると、DL-103で聴いたときは、SPUで聴いたときよりも、各段に音が小さくなると言うことだ。 もし、仮に、YAMAHA C-2の入力インピーダンスが10Ωとすると、これと同様なことが発生すると言うことだ。 しかし、YAMAHAは、こんな設計はしていないので、YAMAHAユーザーはご安心ください。 C-2の入力インピーダンスは100Ωです。 DENON DL-103を使用しても、ハイ出し、ロー受けにはならないので、ロスは生じません。 終わり。 |
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