ヘッズアップが苦手な人用のコラムを発見しました。
いずれDanのVo.2のHeads-upの章も紹介したいと思います。
トーナメントで勝つためには、ヘッズアップで相手を負かさなければなりません。
トーナメントはすべて最後にはヘッズアップに行きつきます。ポーカートーナメントで勝とうとするなら、
A ラッキーであること
B ヘッズアップポーカーのスキルを上げること
の何れかが必要になります。
まず第一に、初手の順位が大きく変わるということ。こちらの表を見ればよく分かりますが、順位自体も勝率も大きく変わります。A2oでも結構な勝率になるので、フロップによっては急にいいハンドになる可能性も含めると、A2oはヘッズアップでは使えるハンドになります。
次に、ヘッズアップで重要なのは、アグレッシブさです。オッズが自分に有利なときはアグレッシブにプレイし、相手のアグレッシブさを利用しなければなりません。
どんな状況・プレイヤーにも対応できるようなテクニックはありませんが、ヘッズアップで使えるテクニックをいくつか紹介します。
多くのハンドをプレイしよう。
Chris Fergusonは、70〜80%のハンドをヘッズアップではプレイすると言ってます。1枚でもAかKがあればプレイするというのはありますが、ChrisはJがあればとりあえずプレイするそうです。(←私も賛成です。)
プレッシャーをかけろ
よさそうなハンドや、AやKが1枚あるようなハンドではプリフロップでレイズしましょう。ポジションのいいSBのときも基本的にレイズです。
フロップで何かヒットしたら、ポットは取れたも同然です。フロップで何もヒットしなくても、プリフロップでハンドが強いことを示していますので、もう一回ベットしたらポットは取れるでしょう。
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ポジション、ポジション、ポジション
ポジションがいいときにアグレッシブであるということは、最後のベットをコントロールするチャンスがあるということです。勝てるときには自らポットを大きくして、相手よりも大きなポットを取れるチャンスがありますし、後ろのポジションではチェックもできますので、ポットのサイズをコントロールすることができるのです。
また、相手のハンドの弱さを確認するチャンスもあります。相手がチェックなどして弱いハンドしか持っていないとわかったときには、相手をフォールドさせてそのままポットを取れることもあります。ポジションは、ヘッズアップのときはとても重要なのです。
フロップの一部をキャッチすること
フロップの一部をキャッチできれば通常はベットできます。ミドルペアのようなハンドではフルテーブルではとてもベットできませんが、ヘッズアップでは、フロップで何かが当たればとりあえずベットすることができます。
オールイン
我慢強いプレイヤーは、もちろん勝負を勝とうと焦ったりはしませんが、すべてのプレイヤーが我慢強い訳ではないということです。ナッツを持っていると思った場合には、単純にオールインしましょう。
最初はうまくいかないと思いますが、オールインに耐えられそうなハンドをフォールドし続けるのは嫌なものです。前にオールインをしていたら、2回目は相手はブラフだと思ってコールするかもしれません。
ヘッズアップの経験は、非常に有益なものです。オンラインではヘッズアップのゲームを提供しているので活用しましょう。
(完)