ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

 ヘッズアップと基本的なハンドの勝率

 JPLでもヘッズアップのやり方がよく分からないという声をよく聞きます。私も今ではヘッズアップにも多少は慣れてきましたが、初めてヘッズアップになったときは何もできずに徐々にチップを減らされてあっさり負けてしまったように思います。その後も変なオールインをして負けてしまうか自然死で終わるかというような感じで、初めてヘッズアップに勝って優勝したのは、4回目でした。そのあとは1回負けただけで現在ヘッズアップ3連勝中ですが、次のような点に気をつけています。
<追記>
 その後ヘッズアップ連勝記録は9連勝まで伸びました(10回目は超ショートスタックで1手目で終了)。その後2連勝中です。(4/6現在)

タイトになりすぎない。


 ヘッズアップで勝負できるハンドは、普通に勝負できるハンドと異なります。特にハイカードの価値が上がって、スーティッドやコネクターにほとんど意味がなくなることにも注意が必要です。AやKがあればほぼ間違いなく勝負に行きますし、正直T4くらいから勝負にいけるんじゃないかと思っています。例えば、ラスベガスのカジノのテーブルゲームでWorld Poker Tour All-In Hold'emというゲームがあるのですが、テキサスホールデムのルールでディーラーと1対1の勝負をするテーブルゲームでカリビアンスタッドのホールデム版です。そこでディーラーは、自分のハンドが足して13以上ならレイズ(アンティの5倍ベット)、17以上ならオールイン(アンティの10倍ベット)をする(多分ポケットペアもオールイン)ということになっているので、足して13以上なら勝負することが長期的に見てもヘッズアップでなら勝てるということなんじゃないかなと推測されます。
 こちらのHPで解説されているベーシックストラテジーだと、Tの場合は何でも、9は95o、8も85oから勝負にいけるようです。

プリフロップでのコールはスロープレイのとき以外しない。


 ヘッズアップでフロップが開くことはほとんどありません。プリフロップでレイズされたら基本的に降りるか、いい手ならリレイズ。コールで着いていってもフロップでストレートやフラッシュができる可能性がほとんどないので、中途半端にコールするくらいなら、潔く諦めて次のハンドで勝負した方がよいです。

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(チップが多い場合は特に)ブラフも多用する。


 相手がショートスタックの時にはブラフをして徐々に相手のチップを削ることが効果的です。相手がコールしたときやレイズされてから警戒すればよいので。(もちろんスチールが失敗したらすぐに降ります。)しかも純粋なブラフでもたまに勝てることがあります。

チップ量が圧倒的に多い場合には、相手のオールインに無謀にコールすることも必要。


 ヘッズアップの場合、自分が32oで相手がAAであっても13%は勝てます。相手がAKoの場合は、34%も勝つチャンスがあるのです。自分がいい手のときに相手がコールしてくれるとは限らないので、時には勝負に出ることも必要です。

基本的なハンドの勝率を覚えておきましょう。


ハイペア v. スモールペア   → 大体80%:20%
ポケットペア v. ツーオーバー → 大体5X%:4X%
ポケットペア v. ツーアンダー → 大体85%:15%
ポケットペア v. ワンオーバー → 大体70%:30%
ポケットペア v. 低いスーティッドコネクター → 大体77%:23%
ポケットペア v. オフスートコネクター → 大体80%:20%
ポケットペア v. 高いスーティッドコネクター → ほぼ五分五分
ポケットペア v. 高いコネクター → 大体55%:45%
ツーオーバー v. 低いコネクター → 大体60%:40%
ワンオーバー v. ゴミ手 → 大体60%:40%
ドミってる手 v. ドミられてる手 → 大体70%:20%(引き分け10%程度)



そのほかこちらのHPに非常によくまとめられていますので、必読です。