死体遺棄事件 用水路から赤ちゃんの遺体
3月20日 20時12分
出産した赤ちゃんの遺体を遺棄したとして、38歳の母親が逮捕された事件で、19日、用水路で、赤ちゃんの遺体が見つかりました。死体遺棄の疑いで逮捕された白山市中成の会社員、西田裕子容疑者(38)は、今月3日ごろ、白山市内の公園の多目的トイレで、赤ちゃんを出産し、その遺体を遺棄した疑いが持たれています。赤ちゃんの遺体は見つかっていませんでした。西田容疑者が19日、「赤ん坊を自宅近くの用水に流した」と供述したことから、捜査が大きく進みました。警察が下流を捜索し、用水路に沈んでいた赤ちゃんの遺体を発見しました。警察が司法解剖を実施した結果、赤ちゃんは死産ではなかった可能性があるということです。警察は西田容疑者が赤ちゃんを遺棄した動機を調べています。