19日に予定されていたウエスタン・リーグ阪神-中日戦(鳴尾浜)は雨天中止に。中日2軍は甲子園球場に隣接する室内練習場でチーム練習を行った。ドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=は「動きは確認できました」と打撃練習などで汗を流し、20日の同カードに向け調整した。
昨年8月21日に夏の甲子園・決勝で金足農を下し、全国優勝を果たして以来、約7カ月ぶりの“甲子園”だった。隣接する室内練習場ながら思い出の詰まった地での練習。「風景は変わらなかった?」との報道陣の問いに「いつも通り変わりはなかったです」と答えた。
今季、中日が甲子園で試合をするのは1軍阪神戦の4月12~14日が最初。根尾がそのころ1軍昇格していれば本物の“凱旋(がいせん)”となる。
ここまで15~17日のオリックスとのウエスタン開幕3連戦では「1番・遊撃」で先発フル出場。20日以降、打順は流動的ではあるものの、小笠原2軍監督は「試合には基本出していきます」と語った。 (鹿嶋直樹)