初めての日本代表スタメンで、初めて打ったシュートが初ゴール。人は彼を彼をこう呼んだ。 シンデレラボーイ と…。 鈴木隆行の代表デビュー隆行は、2001年コンフェデレーションズカップのカメルーン戦で代表デビュー。 初の自国開催のワールドカップを控え、その前哨戦とも言える大事な大会。 当時エースだった高原が怪我で離脱してしまった事で突然代表に呼ばれた。 そのチャンスを逃すことなく、隆行はデビュー戦で2ゴール!! ワッショイ ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ チャンスを確実にものにしたのでした。 彼は何かをもっている。 そう思ったひとは当時かなり多かった事でしょう。 イケメンっぷりに引き込まれた人もとても多かった事でしょう。 顔面的にはレジェンド級┗(・o・)┛ 日本vsカメルーン戦の動画 もっている男。鈴木隆行。「(代表に)呼ばれていなかったのに、呼ばれてラッキーだった。スタメンで使って貰えるなんて。こんなチャンスは滅多にないな…という気持ちで試合に臨みました。」 そんな力強い発言とともに、興奮しながら彼はこんな言葉も残している。 「まぐれ出たよ。だって右足だよ。」 謙遜したり厳しい事を言うのが記者会見の定番。 しかし、この発言はマジなのである。 その後の彼のプレーを見た人は、隆行の技術レベル的に、 彼が右足でゴールする事の難しさを実感した事だろう。 そして、間違いなくこう思うだろう。 「ああ。たしかに隆行のあの右足ゴールはまぐれだ。」と。 しかし同時に、 「コイツは何かをもっている」とも思った事だろう。 運という名の実力。スポーツとは面白いものだ。 必ずしも実力のある人間が、それに相応しい名声を手に入れるとは限らない。 隆行の場合、FWとしての能力。得点力が極めて低い。かなり低い(笑) 彼はクラブチームで、 242試合に出場32ゴール。 (得点率13%) ※衝撃的なまでに低い数字です。 例えば、元アントラーズのチームメイト小笠原満男の場合。 313試合で62ゴールも上げている。 FWとしての鈴木隆行の異様に低いゴール数が分かるだろうか。 そんな彼も日本代表では55試合11ゴール(ゴール率20%)と、 クラブチーム時の倍近いペースで得点を重ねました。 レベルの高い代表戦ではゴールできるのに、クラブチームではさっぱり…。 彼の得点のほとんどは、弱いチームから取ったものではなく、強豪国から取ったもの、大事な大会で取ったものが大半を占めていました。 そんな彼の不思議なプレーは、幾度となく物議をかもしだすのでありました。 そして気が付けば、運・勝負強さ という抽象的なことばでしか彼のプレーを表現出来なくなっていくのでした。 鈴木隆行の魅力冴えない得点力とは別に彼は日本人にはない能力を持っていました。 それが、フィジカルコンタクトの強さでした。 日本人離れした強靭なフィジカルで唯一まともなポストワークの出来る選手でもありました。 また、彼はその演技力に定評があり、何度もファウルを獲得し、 セットプレーしか攻めての無い日本の攻撃を手厚くサポートするのでした。 隆行がいちいちプレーを止めるから得点出来ないんだ!という話も当時多く出ていましたが、 中田英寿一辺倒だった日本代表のサッカーには不可欠なプレーだったと今でも思っています。 日韓大会で決勝トーナメントに進めたのも、彼の力が大きかったのではないかと今でも思っています。 ワールドカップでもゴール決めちゃってるしね( ´Д`)/ ↓絶妙な演技でファウルを狙う我らが鈴木隆行 そんな彼も引退へ…元アントラーズのチームメイト増田にツイッターで暴露されたそうです。 その直後に隆行本人は引退を否定したそうですが。 新しいチームが見つからないようですね。 このまま引退となるかもしれないし、プロ生活を続けられるかもしれない。 そんな状況のようです。 鈴木隆行という選手は中田英寿と並んでとても好きな選手でした。 勿論、今でも良い選手として、彼のプレーのイメージが残っています。 プレーから一生懸命さが伝わってくるタイプの選手でもありました。 新しいチームが見つかるといいですねー。 余談ですが、奥さんはモデルでかなり美人です。 サッカー選手の奥さんのモデル率高いわ(笑) |
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