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愛知絵画や写真、意欲作374点 名古屋で中部二科展始まる
第六十八回中部二科展(中部二科会、中日新聞社など共催)が十九日、名古屋・栄の県美術館ギャラリーで始まった。二十四日まで。 絵画、彫刻、デザイン、写真の四部門で十~九十代の作品三百七十四点を展示。最高の外遊賞に輝いた緑区の大槻冨士枝さんの写真「わかったよー」は、三羽のペリカンが対話しているようなシーンを適切な背景処理で作品にした。 中部二科大賞に選ばれた岐阜県各務原市の倉掛京子さんの絵画「対話する顔1」は、キャンバスを埋める「妖魔」のような黒い塊の中に幾つかの目がのぞく。本年度中部二科会委員長の大島信人さんは「黒の中にいろんな色が見え隠れし、優しい雰囲気もある。長い熟成期間があって作風がスコーンと抜けた感がある」と論評した。 各部門とも個性的な作品が目立ち、中でも、高校生の出品も多いデザインの部は、自由な作風が訪れた人たちの目を引いていた。 入場料は一般六百円、大学生以下無料。 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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