乃木坂46の衛藤美彩(26)が19日、東京の両国国技館で卒業ソロコンサートを開催した。乃木坂のイベントでソロコンサートを行ったのは衛藤が初めてで22曲を熱唱。1期生として活躍した8年間の集大成となるステージで約8000人のファンを魅了した。
真っ赤なサイリウムで国技館が“衛藤カラー”一色に染まった。「こういう神聖な場所でやるのは奇跡。ソロコンサートをやるのは夢のひとつだった。感謝しかない」と喜んだ。
選抜入り15回とグループをけん引し続けた衛藤だが、加入初期を振り返り「苦しくて本気で何度も辞めようと思った。ファンの皆さんが握手会でたくさん支えてくれたから今の私がある」と感極まって号泣。アンコールでは生田絵梨花(22)と桜井玲香(24)も加わり「雲になればいい」を熱唱。さらに他のメンバーたちも大挙登場して「乃木坂の詩」を大合唱。最後は新曲「もし君がいなければ」を披露した。
衛藤は31日にインテックス大阪で開催する握手会イベントが最後の仕事となる。卒業後も芸能活動は続けていく。