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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第八章:回復術士は選択する

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第二十三話:回復術士は超越する

2/1に発売される回復術士五巻(スニーカー文庫)にはドラマCD同梱版もあります!

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 追い詰められている。

 フレイア、クレハ、セツナ、イヴは黒い化け物が変形した樹木に捕らえられてしまった。

 そして、俺自身も魔砲タスラムを突き付けられている。


 ブレットが合図を送るだけで、黒い樹木はうごめき、女たちは殺される。

 樹木の一本が伸びてきて、イヴが目の前に差し出される。

 ブレットは俺にイヴの心臓を抉り、【賢者の石】を手に入れろと迫る。

 一ミリの隙もない。この勝負、俺の詰みだ。


 ……とはいえ、すべてを諦めれば仕切り直しはできる。

 イヴの心臓を抉って、賢者の石で力を増し、世界そのものを【回復ヒール】すればいいだけだ。

 そうすれば、時間をさかのぼり、やり直すことができる。

 懐かしい村に戻って、なにも失っていないところから。そこから、今度こそ幸せになれるよう積み上げればいい。今度はアンナさんも失わないように気を付けて。


 しかし、そうしないと決めていた。

 俺は、俺と一緒の時間を過ごした彼女たちが好きだから。

 そのわがままを通すため、賭けをする。


 合図がきた。

 言葉はない、テレパシーでもない、魂の繋がりを用いた言うならばシンパシー。


『ご主人様、あと二十秒ほどなの』


 それは神獣であり、俺の眷属であるグレンの声。

 そう、グレンはあえて、この最終決戦では使っていない。

 貴重な戦力であり、黒い力に対抗できる浄化の力を持つグレンを別行動させるのは戦力的には痛かったが、とある狙いがあった。


「ケアルぅ、愛する女の心臓を抉れないか? なら、俺が代わってやる」

「いいや、結構だ。汚い手でイヴに触れるな」

「ああ、いいぜ。しかし、俺は我慢弱い。あんまりぐずぐずやっていると手を出しちまう」


 ブレットが喜悦に満ちた表情で俺たちを見る。

 俺はイヴの胸に向かって手を伸ばす。

 そして、グレンの合図から二十秒……とうとう仕込みが発動する。


「があああああああああああああああああああああ」


 ブレットが叫びをあげる。

 そこから一拍遅れて、俺の女たちを捉えていた黒い樹木が黄金の炎によって燃え上がり、その中身をこぼす。


 ここまで隙が一切なかったブレットに隙ができる。俺の服の内側から子ぎつねが飛び出した。


「溜めに溜めた、グレンの超必殺技を喰らうの【絢爛狐炎】」


 ブレットめがけて子ぎつねが、浄化の力を込めた黄金炎を吐き出す。

 服の中に隠れながら、練りに練った渾身の一撃。


 いつもとは比較にならない威力。

 圧倒的な瘴気量を誇るブレットでもかなり効いているようで、後ろに下がる。

 それを追いかけるように前へでると、ブレットの牽制射撃で足止めを喰らう。

 背後で、焼け落ちた黒い樹木から俺の女たちが立ち上がる。


「びっくりしました。グレンの炎って熱くないんですね」

「私はたまに剣に纏っていたから知っていたわ」

「んっ、熱くないけど暖かい炎」

「あの駄獣の炎とは思えないぐらい、清らかで綺麗な炎だよね」


 全員無事のようだ。

 黒い化け物との戦いで苦戦することは想定済みだった。

 だから、二つの保険を用意していた。


 一つは、セツナたち全員の魂にグレンの浄化の炎を限界まで注いでいたこと。

 魂にグレンの浄化の炎を限界まで貯めていたことで、動きが悪くなってはいた。

 しかし、それでもこうして保険にはなる。

 読みがあたり、まともに戦えば勝機が少ない、とびきり強力な黒い化け物を、内側から焼くという手段で撃退できる。

 いわば、彼女たち一人ひとりが、とっておきの毒餌だったのだ。


「何をした! 急に魂から、炎が」


 火傷を再生しながら、ブレットが問いかけてくる。

 魂に込めたグレンの炎を解放するまえ、ブレットが一瞬硬直した。

 それがなければ、女たちがグレンの炎を解放する前兆に気付き、炎を解放する前に殺されていただろう。


 それをさせなかったのが第二の保険。

 第二の保険は俺とグレン、それにここへやってきた精鋭部隊たちの力を合わせて可能になったもの。


 俺とグレンが魂で繋がっているように、ブレットとその眷属たちも魂で繋がっている。

 それは、ここでブレットと共に過ごしている間に気付いた。

 だからこそ、観察し、その繋がりを利用する方法を編み出していたのだ。


 つまり、ブレットと繋がっている眷属に、精鋭部隊がそれぞれの剣に宿しているグレンの力を注ぎ込み、魂のつながりを伝って本体であるブレットにダメージを与える。


 ここに来る前、一時的にグレンと俺は別行動をとり仕込みをしていた。

 俺の合図をグレンを通して精鋭部隊に送ることで、何十人もが黒い眷属にグレンの炎を同時に叩き込み、それを魂の繋がりを通してブレットに流し込む、そういう仕込みだ。


 ぶっつけ本番、しかもグレンが気まぐれで精鋭部隊たちの武器に炎に宿していたからこそできたこと。

 ……そんな、いきあたりばったりだったからこそ、ブレットはこの手を読めず、一瞬の硬直に繋がったのだ。

 その一瞬の硬直があったからこそ、女たちは逃げることができ、グレンの全力火炎を叩き込めた。


「ブレット、悪いな。過去には戻らない。俺は前へ進む! おまえは後悔を抱えて、もがき苦しめ」


 おそらく、これが最後のチャンスだ。

 魂を伝っての浄化の炎、外側からの大出力の浄化の炎。その両方をくらい、ブレットが弱体化している。

 これだけの大技を喰らわせるのは最初で最後。

 だから、ここで決める。


「ケアルうううううううううううう!」


 ブレットの砲が煌めき、いくつもの砲撃が繰り出される。

 しかし、それ以上の氷柱が次々と飛来して、砲撃と相殺し、さらにいくつかはブレットに突き刺さり、内側から凍らせていく。


「第六階位氷結魔術【氷柱舞】」


 フレイアの魔法。

 見た目は派手でない、それはこの氷の柱一つ一つに圧倒的な冷気を込めたからだ。

 地味だからこそ、無駄がなく、とんでもない威力。

 あのブレットですら、動きが鈍っている。


 凍り付きながらでも、ブレットは砲を俺に向けて放つ。

 その砲を光の槍が迎えうった。光の槍はそのまま砲撃を貫き、ブレットの心臓を抉る。


「私も少しはいいところ見せなきゃね」


 脂汗を流しながら、黒い翼を広げてのイヴの一撃。

 たった一発とはいえ、本気で放った魔王の力はブレットのそれを上回った。

 グレンの炎とイヴは相性が悪く、先ほどまでは思ったように動けていなかった。その鬱憤も込められている。


「道具の分際で、俺の邪魔を」

「ブレットおじさま、それは油断じゃないかしら」


 イヴに向かって吠え、そこに意識を集中したからこそ、クレハの神速の踏み込みを見逃した。

 クレハはそこから、閃光のごとき居合。ブレットの砲を持つ腕がくるくると宙に舞う。


「おまえも邪魔をするか」


 そんなクレハに傷口から黒い触手がいくつも伸びて遅いかかるが、後ろに下がりながらクレハはいなす。


「武器は奪ったわ。行ってケアルガ」

「奪われたところでっ。来い、タスラム!」


 武器が手元から離れたと言って、【神造武具】は意思を持つ武器。

 持ち主の声に応え戻ってくる。それを傷口から伸びた触手でブレットは受け止めるようとする。

 しかし、飛来する神砲タスラムに向かい、横から小さな影が飛び蹴りをかます。


「させない。セツナにもこれぐらいはできる」


 跳び蹴りの勢いで壁に砲をめり込ませ、そのまま動かないように氷漬けで固定。

 なかなかやるな。

 ブレットはグレンの炎でやかれ、フレイアの氷柱で内側から氷、心臓を抉られ、腕を斬り落とされ、武器を奪われた。

 俺の女たちによってお膳立ては整えられた。


「ケアルガ様! お願いします」

「んっ、行ってケアルガ!」

「ケアルガ、決めなさい!」

「信じてるよ。ケアルガ!」

「ご主人様、いくの!」


 それぞれの俺に後押しされるように俺は走る。

 砲を失ったブレットは黒い触手で迎撃する。

 砲に比べれば、まるで圧力は感じない。

 力と速度の差から、躱せずに貫かれるが、それでも行く。


「ケアルぅ、また最初と同じことをするのか。おまえに俺は殺せない」


 そうだな。

 ここにやってきて最初の行動に似ている。

 俺の女たちが道を作り、俺がブレットを【回復ヒール】する。


 当初用意していたカードは失敗に終わった。

 だけど、もう一つだけカードは用意してある。

 ギャンブル性が高すぎて、使うつもりがなかったカード。


 エレンに言われて、そういう可能性もあると気付いた。

 しかし、実験は失敗だった。

 あまりにも馬鹿げすぎて、【回復ヒール】の枠を超えすぎた無茶だからだ。


 それでも今ならできる確信がある。

 これだけ、女たちが頑張ってくれた。

 それで俺ができなきゃ、カッコがつかない。


 俺は、やり直しを選ばなかった。

 やり直しを選ばなかったから、こんな窮地に陥った。

 その責任を取らなければならない。

 いや、責任を取るなんて後ろ向きな考えじゃなく、今の彼女たちと一緒にこの先を見たい。


 だから、やるべきことをやる。

 血反吐が口元を濡らす。

 腹に空いた大穴から血がこぼれる。

 ブレットが未だに俺を殺すきがないおかげで、急所を外れ死なずに済んでいるが、もし奴がその気なら殺されていたな。


「たどり着いたぞ」


 奴の禿げ頭を鷲掴みにする。


「たどり着いてどうする。【回復ヒール】で癒すか、【改悪ヒール】で壊すか、どちらも意味がない。それで俺は殺せない」


回復ヒール】で前頭葉を治すことで、黒い力に呑ませることには失敗している。

改悪ヒール】で壊れた形に作り替えるには、瘴気の抵抗力が強すぎてやる前から無駄だとわかっていた。


回復ヒール】【改悪ヒール】の違いは、正常に戻す【回復ヒール】は本能的に対象の体が受け入れるから抵抗が少なく、【改悪ヒール】のほうは歪める力であるため対象の本能が拒絶するという点。


 対象と力の差がありすぎる場合、本能が拒否するような術式は効きが悪い。ブレットには【改悪ヒール】は通用しないのだ。

 なら、【回復ヒール】しかない。

 癒し殺す、その方法が一つだけ存在する。


「【回復ヒール】」


 俺の全魔力を使った【回復ヒール】が発動する。

 ブレットの笑いが凍り付いていく。


「なっ、なんだ、これは、俺の、俺の力が、消え、いや、もど」

「ああ、そうだよ。俺の、癒しの勇者の【回復ヒール】は正常の状態に回帰させる。その正常な状態を少々、遡って決定した。良かったな、ブレット、おまえは戻りたかったんだろう。だからか、すんなり俺の力を受け入れてくれる。……過去に戻りたければ、一人で戻れ。おまえの勝手に世界を巻き込むな」


 ブレットの体が徐々に戻っていく。

 黒い力が消え失せ、顔から皺が消え、皮膚に張りが出ていく。 魔力がレベルが消えていく。

 それだけじゃない。筋肉がしぼんで、背丈が縮み、髪が伸び、ついには俺の背丈を下回り、頭を鷲掴みにしているか体が宙に舞う。


「なっ、なんだ。これは、俺はいったい」

「ああ、お望み通り巻き戻してやったんだよ。二十年前ほどのおまえを正常な状態に設定し、そこまで【回復ヒール】してやる」


 俺はかつて世界そのものを四年前に状態を正常と定義して【回復ヒール】した。

 それを個人レベルにまで落としたものがこれだ。

 対象を世界ではなく、個人まで限定すれば、賢者の石の力なしでもやれるという仮説はあった。


 もっとも、個人レベルに落としても、火事場の馬鹿力でようやくなのと、ブレット本人が巻き戻しを望んでいたから無意識の抵抗がなかったのが大きい。


「ブレット、わかっているだろうなぁ。今のお前は、勇者の力どころか、クラスすら得ていない、レベルもない、鍛錬もしてない、ただの無力なガキだ。そう、おまえの大好きな少年だ」

「……そういうことか。さすがだなぁ、ケアル。俺の負けだ」


 この状況だと言うのに、ブレットは笑っている。

 その声は少年の甲高いもの。

 俺はブレットを片手で投げると、壁にぶつかり骨の砕けた音が聞こえた。

 力を失う前なら壁のほうが砕けていただろう。

 ブレットは何もかも失った。


「覚悟しろ。おまえが、俺や少年たちにやったようなことを、その身で味わうことになる。おまえのお仲間、少年大好きなサド野郎を手配してやる。きっと可愛がってもらえるぞ。嫌なら今すぐ舌を噛み切ることだ」

「死ねないねぇ。生きてさえいればまだ次がある。まぁ、しばらくはケアルが与えてくれる責め苦を楽しむとしようか」


 ブレットが気を失った。

 ただの無力な少年になった奴はこれから、地獄の日々を味わうだろう。

 それを見届け、膝をつく。


「ケアルガ様ぁ!」

「だいじょうぶ!? ケアルガ様」


 フレイアとセツナが駆け寄ってくる。遅れてクレハとイヴ、グレンも。

 自分に【回復ヒール】をかける魔力すら残っていないし、血を流しすぎてボロボロだ。

 でも勝ったんだ。


 ようやく、俺の復讐は終わった。

 いや、終わってないか、ブレットに地獄の苦しみを与えなけれれば終わらない。

 それこそ、あのブレットが自分から殺してくれと懇願するような。


「あとは頼む」


 それだけ言い残して意識を手放す。

 俺が眠っている間は、フレイアたちがやってくれるだろう。 

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