アール・タイプ ファイナル
機体リスト





R-9A R-9A2 R-9A3 R-9A4
R-9AF
R-9AD R-9AD2 R-9AD3
R-9C R-9K
R-9S R-90 R-902
R-9AX R-9AX2 R-9Leo R-9Leo2
R-9B R-9B2 R-9Sk R-9Sk2
R-9B3 R-9W R-9WB R-9WF
R-9D R-9D2 R-9WZ
R-9DH R-9DH2 R-9DH3
R-9DV R-9DV2
R-9DP R-9DP2 R-9DP3
R-9E R-9E2 R-9E3
R-9ER R-9ER2
R-9F RX-10 R-11A R-11B R-11S R-11S2
TX-T OF-1 OFX-2 OF-3 OFX-4 OF-5
R-99 TW-1 TW-2
TP-1 TP-2 TP-2H TP-3
R-100 TL-T TL-1A TP-2S
TL-1B TP-2M
R-101 TL-2A TL-2A2
TL-2B TL-2B2
RX-12 R-13T R-13A R-13A2 R-13B
BX-T B-1A B-1A2 B-1A3
B-1B B-1B2 B-1B3
B-1C B-1C2 B-1C3
B-1D B-1D2 B-1D3
BX-2 B-3A B-3A2
B-3B B-3B2
B-3C B-3C2
BX-4 B-5A
B-5B
B-5C
B-5D





機体番号
機体コード
名称
特徴
波動砲
溜めループ数
フォース
・赤レーザー
・青レーザー
・黄レーザー
ビット ミサイル
解説・考察・感想・妄想など お気に入り度
7段階評価



01
R-9A
アロー・ヘッド
汎用量産機
スタンダード波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォース
・対空レーザー
・反射レーザー
・対地レーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 第1次バイドミッションである初代アール・タイプの機体。変更点は、波動砲の溜めが2ループになったこと、スペシャルウェポンが使用可能になったこと、ビットとミサイルが選択可能となったこと、スピードチェンジが随時可能となったこと、地形に当たっても破壊されなくなったことである。ゲームシステムの変更と言えばそれまでだが、何らかのマイナーチェンジがなされたと考える方が楽しいだろう。
 使いやすい機体であり、レーザーを使い分けられれば強さは万能である。非常によく考えられた機体だ。ビットの射撃やミサイルの追尾も信頼がおける。使い慣れればアール・タイプのなんたるかが理解できるに違いない。
 これ以前の機体の歴史は、PSの「アール・タイプス」に収録されている。ゲームに出ない設定をこれだけ作り込んだことに、制作者達がアール・タイプを大事にしていることがうかがえる。
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02
R-9A2
デルタ
大気圏運用強化試作機
拡散波動砲試作型
2ループMAX
スタンダード・フォース
・対空レーザー
・反射レーザー
・対地レーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 アール・タイプ デルタの機体であり、アロー・ヘッドに最も近い。アロー・ヘッドとの違いの一つは波動砲であるが、プレイ中は拡散波動砲に助けられることも多い。小型機という設定でグラフィックも若干小さいが、当たり判定は見た目の大きさと関係があるかもしれない。
 デルタの名は、もちろんアール・タイプ デルタで使用されたからであるが、それでは身も蓋もないので想像をふくらませてみる。デルタと聞いて思い出すのは、スウェーデンのサーブ社のビゲン戦闘機などに用いられたデルタ翼である。この機体が大気圏運用とあることから、ひょっとしたら開発当初はデルタ翼を取り付ける計画があったのかも知れない。あるいは象徴的な意味だったのかも知れないが。
 デルタが後の機体に与えた影響は大きく、系列がいくつかに分岐している。そしてそれぞれの分岐の先には、全機体でも最強クラスのものが存在する。
 デルタが実戦経験を積むこととなった事件は「サタニック・ラプソディー」と呼ばれ、第1次と第2次のバイドミッションの間の時期である。
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03
R-9A3
レディ・ラヴ
標準武装強化型
スタンダード波動砲II
3ループMAX
スタンダード・フォース改
・対空レーザー改
・反射レーザー改
・対地レーザー改
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 アロー・ヘッドとデルタをもとに作られている。波動砲はスタンダードに戻っているが、パワーアップしたものが搭載されている。この機体の最大の成果はスタンダード・フォース改の開発であろう。レーザーは使い勝手はそのままに強化されており、フォース分離時の射撃方向も6方向に増えている。
 名前の由来は不明だが、開発者の何か個人的な思い入れであろう。ピンクのキャノピーがラヴリィであり、ハートマークはザクレロみたいである。
 対空レーザー改の光跡は、まるでDNAの二重らせん構造である。これは開発者の意向によるものであろうか、偶然の産物であろうか、あるいは人間とバイドが共通に持つDNA構造が反映されているのであろうか?
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04
R-9A4
ウェーヴ・マスター
直系最終機
スタンダード波動砲III
4ループMAX
スタンダード・フォース改
・対空レーザー改
・反射レーザー改
・対地レーザー改
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
シールド・ビット
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 波動砲を極めし者の名を持つ。レディ・ラヴとの違いは、波動砲のバージョンと装備可能なビットの種類である。最も波動砲らしい波動砲の最終バージョンであるが、溜め時間もかなり長くなっている。このゲームのプレイスタイルは、ザコと敵弾をフォースで消しつつ波動砲を溜め、強い敵が出たら波動砲を撃ちつつレーザー連射、となるであろう。このため、4ループの溜めも頻繁に可能だが、レーザーが強いためにレディ・ラヴとのプレイスタイルの違いは無いと言っていい。 RRRRR

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05
R-9AF
モーニング・グローリー
波動砲装備型フォース試験機
フォース波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォース改
・対空レーザー改
・反射レーザー改
・対地レーザー改
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 レディ・ラヴから派生した試験機であり、フォースから波動砲が発射可能となっている。フォースを分離して、2機の敵中型機を2つの波動砲で破壊するのは病み付きになる。その後の機体にはあまり採用されていないのが惜しまれる。
 モーニング・グローリーとはアサガオのことである。機体の形状から付けられた名前であろうか。作業用のクローアームがワシャワシャと動くカワイイやつである。このアームがアンテナのようになって、フォースからの波動砲発射を制御しているのかも知れない。実はモーニング・グローリーにはもう一つ、「練習では調子がいいが本番のレースでは勝てない競走馬」という意味がある。まさにモーニング・グローリーである。こちらの意味で付けられたなら、救われない話である。
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06
R-9AD
エスコート・タイム
デコイユニット装備試作機
デコイ波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォース改
・対空レーザー改
・反射レーザー改
・対地レーザー改
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 同じくレディ・ラヴから派生した試作機である。機体の上下に合計2体のおとり(デコイ)を発生させ、それぞれのデコイから波動砲を発射することができる。デコイは波動砲を溜めている間にだけ発生し、波動砲を撃つと消滅する。デコイの接触による攻撃力もあるが、使いこなすのは難しい。
 このデコイユニットが発生する瞬間を見ていると、デコイはエネルギー体ではなく柔軟性のあるの袋状の素材に空気を入れて膨らませていることがわかる。おそらく自機を追随する最低限の機能を持つ実体に波動砲エネルギーを張り巡らせているのだろう。
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07
R-9AD2
プリンスダム
デコイユニット装備型改良機
デコイ波動砲II
3ループMAX
スタンダード・フォース改
・対空レーザー改
・反射レーザー改
・対地レーザー改
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 エスコート・タイムとの違いはデコイが合計4体となった点である。3ループ溜めくらいが実用的で、攻撃範囲も満足のいくところだ。デコイ4機に囲まれると、いったいどれが本物か判らなくなる。・・・真ん中のやつだろ。
 ボディーが赤く、これまでの機体と比べて大きめになっている。なかなか堂々とした外観であるが、中にデコイがいっぱい詰まっていると考えると、ちょっと面白い。王子様も大変である。
 このプリンスダムを使うことが多くなるだろう。なぜなら次の機体がなかなか出ないから。
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08
R-9AD3
キングス・マインド
デコイユニット装備型最終機
デコイ波動砲III
4ループMAX
スタンダード・フォース改
・対空レーザー改
・反射レーザー改
・対地レーザー改
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 最強の機体の一つと言われるキングス・マインドは合計6体のデコイユニットを発生させることができる。画面のほぼ全てを波動砲でカバーすることが可能だ。ただし、あまりデコイユニットに頼り過ぎているとスコアが稼げない。また、機体の大きさもキングサイズだ。
 波動砲もフォースも申し分なく強いんだが、スタンダードに非常に近い装備なので、この機体ならではの面白さはデコイユニットに集約される。できる限りのデコイ出しっ放しのプレイに挑戦するのがいいかも知れない。自機のスピードに対応してフォーメーションが変化するので、いろいろ試してみよう。
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09
R-9C
ウォー・ヘッド
カスタム仕様機
拡散波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォースC
・ショットガンレーザー
・サーチレーザーL45
・対地レーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 第2次バイドミッションであるアール・タイプIIの機体である。アロー・ヘッド(矢じり)はデルタを経由して、ついにウォー・ヘッド(実弾頭)となった。アール・タイプIIでは5種類のレーザーが使用可能であったが、緑レーザーを青レーザーに、グレーレーザーを赤レーザーに編成し直している。また、ミサイルもアイテムで変更可能であったのを、他の機体と合わせてある。
 拡散波動砲は、拡散っぷりがより頼もしくなった。ショットガンレーザーは攻撃力は高いようだが、射程距離が長くはないので、接近戦ができないとちょっと不安だろう。薬莢を射出するのはけなげではあるが。拡散波動砲をメインに使ってもいいかも知れない。
 R-9Cとはあるが、R-9Aのシリーズである。形状もアロー・ヘッドと似ている。フォースもスタンダード・フォースのマイナーチェンジにとどまっている。レディ・ラヴとならんで、もう一つの直系と呼んでも差し支えないだろう。
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10
R-9K
サンデー・ストライク
低コスト量産機
拡散波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォースK
・ショットガンレーザー改
・スプレッドレーザー
・対地レーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 ウォー・ヘッドをもとにした低コスト量産機。機体の外観も単純で、なんか安っぽい作り。気分は下級兵士。
 スタンダード・フォースKはスタンダード・フォースCのさらにマイナーチェンジ。スプレッドレーザーも安っぽい。ショットガンレーザー改は強い局面もあるんだが、分散弾のおかげで弾切れが激しい。
RRR

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11
R-9S
ストライク・ボマー
改良量産機
メガ波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォース
・対空レーザー
・反射レーザー
・対地レーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 ウォー・ヘッドをもとにした量産機第2弾。機体形状もアロー・ヘッド、ウォー・ヘッドに近い。フォースがスタンダードになってまるで先祖返りしたかのようだが、波動砲の威力はケタ違いに上がっている。ストライク・ボマーはR-9Aシリーズで唯一追尾ミサイルが装備できない機体である。従来に比べてブッチギリに強い波動砲を装備した機体が量産されたのは驚くと共に喜ぶべきことであるが、第3次バイドミッション(アール・タイプIII)の以前に太陽系外周において、ストライク・ボマー大隊が全滅したという記録がある。
 このメガ波動砲の強さは、溜めの早さ、攻撃範囲の広さ、そして地形貫通力にある。ボスを含む多くの敵は一撃で倒せる。たったの2ループ溜めでこの強さは断然お得である。ただしスコアは損をする。爽快感が欲しい人向けだ。追尾ミサイルが装備できないのが実は意外に大きな変化である。
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12
R-90 (R-9/0)
ラグナロック
ハイパードライブシステム搭載機
ハイパー波動砲
2ループMAX
シャドウ・フォース
・リバースレーザー
・オールレンジレーザー
・ガイドレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 第3次バイドミッションであるアール・タイプIIIの機体の一つ。アールナイン・ゼロであり、より正確にはアールナイン・スラッシュゼロという。0に/をつけるのが正しい。ストライク・ボマーの後継機ではあるが、R-90シリーズとして独立している。ストライク・ボマーの機体フレームを用い、急激に威力が上がり始めた波動砲を発展させた。波動砲はハイパードライブシステムによってついに連射が可能となった。フォースはバイド体を使用していない完全に人工の物で、他のフォースと異なる色を発している。フォース自身に支援兵器のシャドウユニットが装備されていて、かなり複雑な兵器となっている。人工のためか機体からの制御性が良く、分離したフォースを呼び戻す時は高速で移動してくる。人工フォースはこれまでビットのレベルに止まっていたが、ついに念願が果たせたと言える。
 ハイパー波動砲は2ループ溜めで連射ができるが、一発一発はそれほど強くない。また、エネルギー解放から発射まで若干のタイムラグがあるため注意が必要だ。レーザーは特に強力という感じはない。リバースレーザーは後方にも射撃するので便利ではある。オールレンジレーザーの全方位攻撃を自在に操るのはかなり難しいだろう。テクノロジーが先行して、何か高度になり過ぎたような感がある機体である。
 ラグナロックとは北欧神話における世界の終末のことで、神々の運命という意味であるが、神々の黄昏と訳されることが多いそうだ。
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13
R-902 (R-9/02)
ラグナロックII
最終波動砲搭載機
ギガ波動砲
7ループMAX
サイクロン・フォース
・スルーレーザー
・スプラッシュレーザー
・カプセルレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
 アール・タイプIIIではフォースを選ぶことができたが、ラグナロックIIはそのうちの一つを搭載した機体として再設定したものである。波動砲とフォースはラグナロックから直接引き継いだ部分はないが、メガ波動砲とハイパー波動砲のテクノロジーによって最終波動砲と言われるギガ波動砲が搭載可能となった。これは驚異の7ループ溜めによって、地形を貫通しほぼ画面全部を埋める波動砲が撃てる。しかしながら、おそらく軍の最高機密だろうが、リミッターをはずすことで全ての波動砲ユニットはこの最終波動砲を撃てるだけのポテンシャルがあるようだ。フォースはバイド体をゲル状に固定したものとある。このためかどうかは不明だが、フォースの呼び戻しキャンセルという操作が可能である。分離時には広範囲のエネルギー放射によって敵に大ダメージを与える。また、レーザーも強力だ。機体の発展から見ても、歴史的な実績から見ても、このR-90シリーズこそがアロー・ヘッドの直系に相応しいと思うがどうだろうか。
 ゲーム中ではギガ波動砲の7ループ溜めのチャンスも結構あるが、実際は4ループぐらいで十分だろう。2ループでもメガ波動砲と同等である。フォース分離攻撃も強力で、波動砲の溜めの間はこれを使おう。スルーレーザーは地形を貫通するが、硬い敵や破壊不能の敵は貫通しないので注意。必要に応じてスプラッシュレーザーを取ればいいだろう。強過ぎるけれど意外と面白い機体である。
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14
R-9AX
デリカテッセン
特殊武装テスト機
スタンダード波動砲X
2ループMAX
スタンダード・フォースH式
・対空レーザーH
・サーチレーザーH
・バーティカルレーザーH
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 デルタから派生した機体で、特殊武装テスト機とある。機体の小型化に伴って出力に余裕が生じたのと、拡散波動砲の成功見通しがたったことによって、様々な武装の可能性が見えてきたからであろう。ゲーム中では実戦向けの装備がなされているが、様々な武装がこの機体でテストされたことは想像に難くない。
 波動砲はナノマシンによって余剰エネルギーを収束させる技術が導入されている。フォースは光学ハニカム(蜂の巣)構造をレーザーとして発射している。見た目に頼りがいがあるレーザーである。これはおそらく、超伝導現象のように量子力学的効果がマクロな系にまで発現したものであろう。バイドに粒子性と波動性があることからもそれがうかがえる。
 デリカテッセンとはサンドイッチなど軽食の販売店のことである。なんのこっちゃである。
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15
R-9AX2
ディナー・ベル
特殊武装テスト機2
スタンダード波動砲XX
3ループMAX
スタンダード・フォースH式
・対空レーザーH
・サーチレーザーH
・バーティカルレーザーH
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 デリカテッセンに比べて機体の出力が上がっており、より多様な武装についての試験が行われたのであろう。ディナー・ベルから派生する機体はそれぞれ独特の武装を持つシリーズとなっている。
 波動砲を3ループ溜めるとかなり高い攻撃力となるようだ。ただし余剰エネルギー分は攻撃力がとても低い。レーザーのどれもが思った以上に攻撃力が高く、使いやすい機体である。
 デリカテッセンに続いてこの機体のネーミングもお茶目系である。機体の随所にはコントローラかセンサのようなデバイスが設置されている。
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16
R-9Leo
レオ
特殊ビット装備型
スタンダード波動砲試作型
1ループMAX
Leo・フォース
・クロスレーザー
・リフレクトレーザー
・サーチレーザーLRG
サイ・ビット 追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 アール・タイプ レオの機体。ファイナルではフォースを装備して登場。レオ最大の武器は、特殊ビットのサイ・ビットである。フォース分離時には通常弾を、合体時にはフォース同様のレーザーを撃つことができる。しかも自機の操作で前後に撃ち分けが可能だ。波動砲は初期のアロー・ヘッドに搭載されていた試作型だが、同時にサイビットサイファ(シュート)が発動して、壁の向こう側にも周り込んでくれる。
 とにかくフォースとビットからのレーザーが強力だ。リフレクトレーザー、サーチレーザーも攻撃力が高いだけでなく射撃量も多い。サイビットサイファも補助的ながら信頼できる。ビットは一つ取れば二つ装備されるので大変お得となっている。波動砲が1ループ溜めというのもプレイが小気味よくて大変楽しい。フォースの付け替え以外の前後への攻撃が、非常に良くできた機体である。それがアール・タイプ レオのゲーム性ではあるが。
 ディナー・ベルから派生したこの機体は、R-9Aシリーズから独立したレオシリーズとなっている。
 レオが出撃した事件は、平行次元における「エデン・パラドックス」といわれるもので、第1次バイドミッションとほぼ同時刻であるという。明らかにバイドの進攻である。この事件の時期を考えると、レオの開発はデルタから比較的短時間の間に行われ、その後ウォー・ヘッド、そしてレディ・ラヴの順で開発されたのではないだろうか。
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17
R-9Leo2
レオII
特殊ビット装備強化型
スタンダード波動砲
2ループMAX
Leo・フォース改
・クロスレーザー改
・リフレクトレーザー改
・サーチレーザーLRG改
サイ・ビット改 追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 レオのフォース、ビット、波動砲を全てパワーアップした機体。はっきり言って強すぎる!特にクロスレーザー改はとんでもない破壊力だ。ちょっと敵をあぶれば、大抵の敵は破壊できる。
 あまりに強すぎて、正直言ってちょっと面白くない。ゲームの難易度を最高にすれば緊張感も増すんだが。
RRRRR

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18
R-9Sk
プリンシパリティーズ
火炎武装専用機
灼熱波動砲
2ループMAX
ファイヤー・フォース
・チェーンファイヤ
・ファイヤーボム
・ファイヤバリア
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 波動砲もレーザーも炎という異色の機体である。アツイゼアツイゼ、アツクテシヌゼ、というやつである。ディナー・ベルではこんな装備もテストしてたんだろうか。放熱のために機体の装甲がほとんどはずされている。機体コードのSkは、Skeletonの意味である。灼熱波動砲には小型トカマクが使われているとある。トカマクとは核融合炉の一種で、プラズマ(荷電粒子)を閉じ込めることによって炉の壁面との接触によるエネルギー損失を防ぐ機構を持つ。原理としては、磁場の中で移動する荷電粒子にかかる力(ローレンツ力)が粒子を円運動させることを利用している。あの炎は通常の燃料が燃えているものではなく、太陽などの恒星で行われている反応と同じものである。
 灼熱波動砲もファイヤー・フォースのレーザーも、ぼぉぉ~っという音は派手であるが、強さがあまり感じられない。チェーンファイヤとファイヤーボムは連射が効かない。接近戦ができればファイヤーボムがいいかも。ファイヤバリアは自機を取り囲む炎であるが、この武器でいったいどうしろと?壁ですぐ遮断されるし、出も遅いし。しかしながらそういう武器ほどつい使ってしまうものである。
 プリンシパリティーズとは、9階級に分かれる天使の第7階級である権天使のことである。下級天使のトップで、社会全体を監視する役割であるという。
RRRR

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19
R-9Sk2
ドミニオンズ
火炎武装強化改良機
灼熱波動砲II
3ループMAX
フレイム・フォース
・チェーンフレイム
・フレイムスロワー
・フレイムウォール
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 波動砲もフォースも炎にこだわったままパワーアップ。機体の大きさも最大級に。結局R-9Skシリーズはこのドミニオンズで開発終了となった。運用性とメンテナンス性の低下とされているが、パワーアップが機体サイズの増大に直結するための被弾率の高さもあるのではなかろうか。灼熱波動砲IIの最大火力は周囲に炎が飛び散るため僚機からの評判が悪いとある。しかし炎だけが迷惑なのだろうか。他にもっと迷惑な武装を持つ機体があるような・・・。
 波動砲もレーザーもだいぶ強くなった感がある。チェーンフレイムで進めばいいだろう。だがここはフレイムウォールを極めたい。プリンシパリティーズのファイヤバリアと同等の炎から垂直に炎の弾幕が放射される。フォースを前に付けた場合は弾幕は上に、後ろの場合は下に出る。敵弾を消してくれるわけではないので注意しよう。
 ドミニオンズとは、天使の第4階級である主天使である。中級天使のトップで、神の摂理を実現するリーダーであり、慈悲を司る天使だという。
RRRRR

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20
R-9W
ワイズ・マン
誘導式波動砲試験機
ナノマシン波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォースH式
・対空レーザーH
・サーチレーザーH
・バーティカルレーザーH
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 R-9Wシリーズは特殊波動砲試験のためにディナー・ベルから派生したシリーズである。このワイズ・マンはR-9AXシリーズで試験されていたナノマシンテクノロジーを突き詰めて、パイロットの意思で発射後の操作ができるナノマシン波動砲を搭載している。
 ナノマシン波動砲は操作しなくても普通の波動砲と同様に使えるが、せっかくだからグリグリ移動させた方が面白い。自機の移動とショットの連射と波動砲の操作を同時に行わなくてはならないテクニカル機体である。まるでリブルラブルのようである。ちょっと溜めのちっちゃい波動砲をちょろちょろ動かすのも無意味でよろしい。
 R-9Wシリーズはパイロットに負担をかける機体で、自力で降りられなくなったパイロットを試験管型キャノピーごと交換するということになっている。この通説は本当であろうか?一つの仮説を紹介しよう。第2次バイドミッション時のウォー・ヘッドには人間の脳が生体ユニットとして組み込まれていたという情報が真実なら、このシリーズのために生体ユニットの汎用性を高めたのではないだろうか、というものである。確かにこのシリーズの波動砲は特殊すぎるものがある。ナノマシン波動砲にしたって、目視と操縦桿で操作しているとは思えない。生体ユニットの搭載が人類と機械の融合だとすれば、機械に取り付き操作するバイドとどれほど違うというのだろうか?
RRRRRRR

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21
R-9WB
ハッピー・デイズ
分離式波動砲試験機
分裂波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォースH式
・対空レーザーH
・サーチレーザーH
・バーティカルレーザーH
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 特殊な波動砲の試験機シリーズの一つであるが、本機に搭載された分裂波動砲はかなり実用的なものであろう。ワイズ・マンのナノマシン波動砲を応用したものであって、パイロットへの負担も小さいと考えられる。耐久力の高い敵または壁にぶつかった波動砲は反射しつつ上下に分裂して、さらに前方に向かう。攻撃持続時間は分裂回数に比例するため、一人時間差とも言える攻撃が可能である。一発で広範囲の多くの敵を倒すことができれば、すこぶるハッピーと言えよう。
 プレイ中はとにかく分裂波動砲を使おう。攻撃が繋がらないようで繋がったり、一回分裂するだけだったりしてスリリングである。
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22
R-9WF
スウィート・メモリーズ
幻影波動砲試験機
幻影波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォースH式
・対空レーザーH
・サーチレーザーH
・バーティカルレーザーH
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 幻影波動砲とは、パイロットの脳波から得られる波形を衝撃系エネルギーに変換して放出する兵器、とある。そしてその増幅に使われるのがパイロットの生命エネルギーであろう。波動砲炸裂の瞬間に中に見えるイメージは、パイロットの見る悪夢と言われている。ここで、本作のステージF-Aやアール・タイプ デルタの最終ステージを思い出してみよう。異層次元の背景には、それぞれ男女のシルエットや複雑な化学記号が投影されていたであろう。これは幻影波動砲がバイドと類似したイメージ投影機構を持っているというだけでなく、バイドの深い記憶には人間の本能と知識があることを意味している。バイドは人間と同じ二重らせん構造のDNAを持つことも考えると、バイドは、人類が、人類から作ったものであることは明らかだろう。バイドは人類であったことを悪夢の中で回想しているのだろうか。ここまでバイドの根源に迫った機体はないだろう。
 幻影波動砲は破壊力にムラがあるという。イメージの中には、ギリシャ風神殿や五重の塔、惑星などが見える。プレイ中は破壊力のムラは、ほとんど実感されないだろう。
RRRRR

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23
R-9WZ
ディザスター・レポート
災害型波動砲試験機
災害型波動砲
2ループMAX
スタンダード・フォースH式
・対空レーザーH
・サーチレーザーH
・バーティカルレーザーH
ラウンド・ビット
シールド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 災害型波動砲とは、天災を人為的に発生させ敵を攻撃する兵器である。天災とは具体的には隕石、落雷、竜巻である。破壊力と攻撃範囲はなかなかのものだが、一体どのように発生させているのだろうか。本当の天災と区別がつかないことから、ナノマシンや幻影でないのは確実である。可能性が高いのは、異層次元航行システムの応用で、遠隔地の物体または現象を転移させるものだろう。それとも量子力学的に、粒子の存在確率を表す波動関数の観測による収束を制御したものであろうか。いずれにせよオーバーテクノロジーがこの機体に込められている。
 さてこのR-9Wシリーズの試験官型キャノピーであるが、中には液体(生理食塩水?)にひたされたパイロットが搭乗しているというのが事実であるらしい。ただし、事実というのは真実の一部分に過ぎないことを理解せねばならない。パイロットが五体満足であるとは誰も言ってはいないのだ。
 ディザスター・レポートとは、アイレムのプレステ2ソフト「絶体絶命都市」の北米用のタイトルでもある。国内でも絶賛発売中である。
RRRRR

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24
R-9B
ストライダー
中長距離巡航ユニット装備型
バリア波動砲
2ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シールド・ビット
ラウンド・ビット
爆雷
対地ミサイル
 アロー・ヘッドを基にしたバリエーションの一つで、中長距離巡航用であるが、その設定がゲームに直接反映されてはいない。と思っていたら、その後に長距離巡航機体はステージ5.0の視界の歪みが小さいことが判明。長距離の運用の際にはそれだけ攻撃されることも多いので、防御力の高いものを装備していると考えられる。
 バリア波動砲は敵弾が消せるが、射程距離が短く、攻撃力も実感しにくい。バリア波動砲を使いこなせるプレイヤーであれば、バリア波動砲が無くてもプレイできるだろう。よく判らない装備である。ディフェンシヴ・フォースはスタンダード・フォースとほぼ同様の感覚で使えるが、分離時の射撃方向はより防御に適したものであり、ディフェンスレーザーは面白い武器である。爆雷は連射が可能で下方向に強い。シールド・ビットは動きが重いが敵弾が消せる。
 デザイン的には、機体後部にプロペラントタンクを有しているのが長距離用っぽいが、そのせいで大型化し、当たり判定がわかりづらくなっている。
RR

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25
R-9B2
ステイヤー
大気圏内行動半径拡大型
バリア波動砲II
3ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シールド・ビット
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
対地ミサイル
誘爆ミサイル
 ストライダーとほぼ同様であるが、装備可能なビットとミサイルが増え、波動砲も出力が上がっている、が、使いづらいことに変わりはない。設定の生かし方にも変わりはない。その大気圏内の航続距離が伸びているという設定のためか、翼とプロペラントタンクが増設されていて、ゲーム中の視点によっては機体が非常に大きくなる。このためストライダー以上に当たり判定がわからなくなっている。 RR

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26
R-9B3
スレイプニル
中距離巡航ユニット装備武装強化型
バリア波動砲II
3ループMAX
ディフェンシヴ・フォース改
・ツインレーザーW
・着弾再分散レーザー
・ディフェンスレーザーW
シールド・ビット
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
対地ミサイル
誘爆ミサイル
 ストライダーから派生した機体であるが、ステイヤー同様の波動砲を装備している。長距離の航行ができなくなったおかげでスッキリした外見になっており、プレイしやすくなっている。また、ディフェンシヴ・フォースがパワーアップされており、レーザーがかなり強力になっている。R-9Bシリーズは、機体の発展性の無さのためか、3種が投入されたにとどまった。
 スレイプニルとは北欧神話の主神オーディンの乗る8本足の馬の名前である。カッコイイ名前である。
RRR

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27
R-9D
シューティング・スター
長距離精密射撃用ユニット装備型
圧縮波動砲
2ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 R-9Dシリーズはもともと長距離攻撃用として開発されたものである。シューティング・スターには圧縮波動砲が装備されており、出が早く長時間の照射が可能で、使い勝手はかなりいい。攻撃力はあまりないが、同時にレーザーも撃てるので問題はない。ザコと中型敵の混合攻撃相手には適しているだろう。シャドウ・ビットは射撃能力の替わりに接触攻撃力を高めたものである。ブンブン振り回すのは楽しいが、あまり出番はない。
 設定上では圧縮波動砲の射程距離は38万キロとのことである。これは地球から月までの距離である。このような距離の射撃を可能にするために、大きなレーダーとビーム指向性を絞るための長い砲筒が特徴的である。
RRRR

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28
R-9D2
モーニング・スター
長距離精密射撃用ユニット強化型
圧縮波動砲II
3ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
シールド・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 シューティング・スターの圧縮波動砲のパワーアップ版である。ぱぃぃぃ~んという波動砲発射音が気持ちいい。攻撃範囲も広くなり、トータル攻撃力も上がっている。このタイプの波動砲はこれで開発が打ち切られたようだ。
 モーニング・スターとは、明けの明星、夜明け前に東の空にひときわ明るく見える金星のことである。
RRRRR

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29
R-9DH
グレース・ノート
ビーム長時間照射機能改良型
持続式圧縮波動砲
2ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 シューティング・スターから派生。圧縮波動砲の新タイプの持続式圧縮波動砲を装備している。むぉ~んむぉ~んという波動砲発射音が奇妙だ。照射時間は長いが攻撃力が低いため、中型の敵を破壊するのに時間がかかる。この波動砲を敵に当てると、焼けたような煙が出るのがよろしい。
 グレース・ノートとは音楽用語で、装飾音のことである。なんとなく優雅である。
RRRRR

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30
R-9DH2
ホット・コンダクター
ビーム照射時間延長型
持続式圧縮波動砲II
3ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 グレース・ノートとの違いは波動砲の溜めが1ループ増えたことのみである。最大パワーの波動砲は照射時間が長い分だけトータル攻撃力が増えている。中型敵が複数出てくる場面でも一掃できる。出力が上がるにしたがいだんだん機体が大きく、砲筒が長くなってきている。
 ホット・コンダクターとは何かと考えたが、まあ普通に「熱血指揮者」だろうか。
RRRRR

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31
R-9DH3
コンサートマスター
ビーム長時間照射機能搭載型最終機
持続式圧縮波動砲III
4ループMAX
ディフェンシヴ・フォース
・ツインレーザー
・着弾分散レーザー
・ディフェンスレーザー
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
シールド・ビット
爆雷
誘爆ミサイル
 ホット・コンダクターから波動砲の出力がさらに上がっており、驚くほど長い照射時間を誇る。残したい敵をつい倒してしまうことも多い。機体サイズもますます大きくなった。
 4ループ溜めの波動砲の場合、波動砲の色が赤から黄、青と変化するが、イメージと逆である。波動は波長が短い(周波数が大きい高い)ほどエネルギーが高く、つまり青い光ほど高いエネルギーを持つからである。溜めの段階によって励起される電子のエネルギー準位が異なるためであろうか?
 コンサートマスターはオーケストラの主席演奏者のことである。DHサブシリーズには音楽関係の名前が付いているのは、波動砲発射音のせいだろうか。
RRRRR

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32
R-9DV
ティアーズ・シャワー
光子バルカン装備型
光子バルカン弾
2ループMAX
ディフェンシヴ・フォース改
・ツインレーザーW
・着弾再分散レーザー
・ディフェンスレーザーW
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
対地ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 グレース・ノートから派生。この機体からディフェンシヴ・フォース改が装備されている。光子バルカンは、もともと遠距離用の高エネルギー光子ジェネレータを近距離攻撃用に応用したものと考えられる。解説には、残忍ともとれる攻撃方法に軍の一部でも非難の声があがっている、とある。何を今さら、である。攻撃兵器に優しいものなどあろうか。
 光子バルカン弾は正面しか飛ばないし、攻撃時間も短いし、大した攻撃力もない。レーザーを上手く使っていこう。対地ミサイルはあまり活躍しているのを見たことがない。時々だが斜面を登ってたりしてびっくりする。
 ティアーズ・シャワーとの名前だが、いったい誰の涙だろうか。パイロットだろうか、バイドだろうか、それとも冴えない武器を使わされたプレイヤーだろうか。
RRR

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33
R-9DV2
ノーザン・ライツ
光子バルカン装備強化型
光子バルカン弾II
3ループMAX
ディフェンシヴ・フォース改
・ツインレーザーW
・着弾再分散レーザー
・ディフェンスレーザーW
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
シールド・ビット
対地ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 光子バルカン弾の出力がアップして、なんとかそこそこの武器になった。しかし正面にしか攻撃できないのは変わらない。扇状に飛んでくれればいいんだが。やはり頼りになるのはディフェンシヴ・フォース改である。
 ノーザン・ライツとは北極光、つまりオーロラのことである。光子バルカンの弾幕をオーロラに例えたのであろうか。
RRRR

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34
R-9DP
ハクサン
パイルバンカー装備型
パイルバンカー
2ループMAX
ディフェンシヴ・フォース改
・ツインレーザーW
・着弾再分散レーザー
・ディフェンスレーザーW
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
対地ミサイル
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 パイルバンカーとは金属杭を火薬で打ち出す兵器である。原始的である。バイドにこんなの効くのか?それでも破壊力はなかなかだが、なにせ射程距離がおよそ自機一機分(パワー最大でも一機半)というところが泣ける、どころか怒れる。ビルを壊していくのは痛快だが。長距離攻撃用のR-9Dシリーズはどうなったんだ?無理に使ってもいいけど、ディフェンシヴ・フォース改も結構強いしなあ。それにしてもあの杭はどのように入っているんだ?
 ハクサン(白山)とは金沢郊外にある山で、日本三霊山の一つである。

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35
R-9DP2
アサノガワ
帯電式パイルバンカーテスト機
パイルバンカー帯電式
3ループMAX
ディフェンシヴ・フォース改
・ツインレーザーW
・着弾再分散レーザー
・ディフェンスレーザーW
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
対地ミサイル
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 パイルバンカー帯電式と銘打ってあるが、打ち出し時に大気中の微粒子との摩擦で静電気が起きるというだけの話である。電気による追加攻撃があるわけではない。それでも一応、3ループ溜めると、なんと自機二機分の射程距離となる!攻撃力も上がって文句なし!機体の外観もゴツくなって威厳は十分!いやほんと、ハクサンに比べてだいぶいいよ。それにしてもあのゴツい機体の中には、打ち出し用の火薬がたっぷり詰まっているのだろうか。
 アサノガワ(浅野川)とは金沢市街を流れる川で、友禅流しが行われる。
RR

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36
R-9DP3
ケンロクエン
パイルバンカー装備型最終機
パイルバンカー帯電式H型
4ループMAX
ディフェンシヴ・フォース改
・ツインレーザーW
・着弾再分散レーザー
・ディフェンスレーザーW
シャドウ・ビット
ラウンド・ビット
シールド・ビット
対地ミサイル
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 本機に搭載されているパイルバンカーはとてつもない破壊力であり、ギガ波動砲最大パワー(7ループ溜め)と同等の破壊力が4ループで得られる。ただし、ギガ波動砲がほぼ画面全体を攻撃できるのに対し、このパイルバンカーは正面に自機約三機分の距離までである。4ループ溜めを狙っていくと、溜め時間中の攻防や発射時の接近戦は独特の面白さがある。外観はなんかハリセンボンみたいだ。
 ケンロクエン(兼六園)とは言うまでもなく金沢の名所で、日本三名園の一つである。
RRRR

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37
R-9E
ミッドナイト・アイ
早期警戒システム装備型
索敵波動砲
2ループMAX
カメラ・フォース1
・スカウトレーザー・赤
・スカウトレーザー・青
・スカウトレーザー・黄
カメラ・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 R-9Eシリーズはデータ収集用機体であり、巨大なレドームとデータ蓄積用デバイスがいかにもである。
 ミッドナイト・アイの装備は実に貧弱である。索敵波動砲はデータ収集用とのことだが、何度もプレイしているうちに勝手にデータは集まるため、あまり意味が無い。射程距離も短い。カメラフォースのレーザー射程も短いが、分離時にもレーザー射撃が可能なのはなかなか面白い。カメラ・ビットはほとんど意味が無いようだ。
RRR

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38
R-9E2
アウル・ライト
早期警戒システム改良型
索敵波動砲EX
3ループMAX
カメラ・フォース2
・スカウトレーザーSP・赤
・スカウトレーザーSP・青
・スカウトレーザーSP・黄
カメラ・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
 ミッドナイト・アイからの波動砲とフォースを強化した機体である。波動砲を3ループ溜めると攻撃範囲がかなり広く、攻撃力も意外と高い。メイン武器として使おう。徐々に大きくなるスコープの形状もイカす。レーザーもあらかたパワーアップしているが、スカウトレーザーSP・赤の射程があまり改善されていないので、フォースを切り離しての攻撃が要求される。スカウトレーザーSP・黄の地形に沿った走りっぷりが仰々しい。
 どうでもよいが、索敵波動砲が、素敵波動砲に見える。
RRR

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39
R-9E3
スウィート・ルナ
レドーム耐久力強化型
索敵波動砲EX
3ループMAX
カメラ・フォース3
・スカウトレーザーHG・赤
・スカウトレーザーHG・青
・スカウトレーザーHG・黄
カメラ・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 アウル・ライトのフォースをパワーアップした機体である。やっとスカウトレーザーHG・赤が画面端まで届くようになった。ただし攻撃範囲が広いのは自機の直近だけである。他のリング状レーザーも大きくなっている。おかげでスカウトレーザーHG・黄の走りがさらに圧倒的になっている。フォース分離時のレーザー攻撃が可能なだけになかなかの恐怖である。
 これまではレドームが機体上部に設置されていたが、本機は機体フレームと一体化している。そのためにまるで亀のような外観になっている。
RRRR

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40
R-9ER
パワード・サイレンス
球形レドーム装備型
補足追尾波動砲
2ループMAX
球形レドーム・フォース
・ルビー光線
・サファイア光線
・トパーズ光線
カメラ・ビット
シャドウ・ビット
対地ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 これまでのシリーズからフォースと波動砲を一新。レーザーは全て直線状になったが、フォース分離時のレーザー射撃はなくなった。レーザーはもともと分析用であり、それぞれ宝石の名が付いているが、これはおそらく対応した宝石の結晶に光を通過させることによって、波長をそろえると同時に偏光させる機構であろう。波動砲を溜めるとフォースの周囲に誘導フィールドを展開し、敵をロックオンして波動砲を追尾させるシステムも搭載。
 レーザーは微妙に敵をロックオンしてくれるが、とにかく非力。一方、波動砲の破壊力は意外と高いのでこちらを使おう。
 名前の意味は、「動力を持った静寂」である。ステルス性があるのだろうか。持って回った言い方の名前である。
RRRR

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41
R-9ER2
アンチェインド・サイレンス
球形レドーム装備武装強化型
補足追尾波動砲
2ループMAX
球形レドーム・フォース改
・ルビー光線改良型
・サファイア光線改良型
・トパーズ光線改良型
カメラ・ビット
シャドウ・ビット
対地ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 パワード・サイレンスとの違いは、フォースがパワーアップしたことだが、そんなことより球形レドームのせいで機体がカタツムリみたいに見える。
 レーザーは発射本数が2倍になったが、やっぱり非力。波動砲の遠隔ロックオンは一番頼りになるし、操作してて面白い。誘導の甘さも前提として、いろいろ使いどころを考えよう。
 名前の意味は、「解き放たれた静寂」である。相変わらず、である。
RRRR

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42
R-9F
アンドロマリウス
アーム型制御ユニットテスト機
衝撃波動砲
2ループMAX
ロッドレス・フォース
・フラクタルレーザー
・サンダーレーザー
・触手レーザー試作タイプ
シャドウ・ビット 誘爆ミサイル
追尾ミサイル
 R-9最後のバリエーションであり、その用途は次世代フォースの開発である。巨大なアームは、テストフォースのコントロールとデータ収集のためであろう。テストに用いられたロッドレス・フォースは、分離時の敵追尾能力が導入されていて、その後のフォース開発に一つの方向性を示したようだ。ただし分離時の射撃能力は単純なものであり、フォースの接触によるダメージがメインだろう。また、暫定的に衝撃波動砲が装備されている。
 レーザーは独特なものばかりである。フラクタルレーザーはその名の通りにフラクタル的な形状をしているが、その軌道に代表的長さが存在するために、厳密にフラクタルではない。地形に沿って斜めに進んだりして面白いレーザーではある。この機体の醍醐味は触手レーザー試作タイプの使いこなしにあるだろう。決して強くはないレーザーをコントロールして、つかず離れずで攻撃しよう。衝撃波動砲は出が早く範囲も広い。障害物の向こう側にもダメージを与えることができる。ただし貫通力が無いため、ザコに妨げられる場合も多い。誘爆ミサイルは、忘れたころに助けられる。
 アンドロマリウスとはソロモン王が封印・使役した72の悪魔の一人で、盗まれた物を取りかえすことができるとのことである。
RRRRR

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43
RX-10
アルバトロス
特殊フォーステスト機
衝撃波動砲
2ループMAX
テンタクル・フォース
・スティング・RAY
・ハウンド・RAY
・スネイル・RAY
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
誘爆ミサイル
爆雷
 アール・タイプ デルタに登場した機体であり、Rシリーズのナンバーが上がった機体。偶数番号では革新技術がテストされることが多く、Xナンバーが付くようだ。本機の最大の特徴のテンタクル・フォースは、アンドロマリウスのロッドレス・フォースに金属製の触手を取り付けたものである。これによって高い防御力とレーザー制御精度を誇ることになる。しかしながらバイド係数がかなり高くなっていると考えられる。テスト中とはいえ、これほど強いフォースが量産機に装備されなかったのは、このためではないだろうか。
 アルバトロスは主にフォースをつけたままプレイするのがいいだろう。触手は防御力が高いのはもちろん、敵にめり込ませることで強い攻撃力となる。スティング・RAYはエネルギー密度を状況に合わせて変えるのがいいだろう。ハウンド・RAYは攻撃力は低いものの敵をロックしてくれる。スネイル・RAYは最もアルバトロスらしい武器で、触手を延長したレーザーの操作が非常に楽しい。
 アルバトロス(アホウドリ)の名に相応しく、大きな翼がついている。航空機メーカーのこだわりといったところだろうか。非常にかっこいい機体である。
RRRRRR

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44
R-11A
フューチャー・ワールド
辺境警備隊仕様機
圧縮炸裂波動砲
2ループMAX
ギャロップ・フォース
・レーザービーム
・レーザーワイパー
・レーザーチェイサー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
対地ミサイル
誘爆ミサイル
 Rシリーズ最後の量産機ではあるが、居住区のような狭い空間での戦闘を主眼においたもので、R-9シリーズのような汎用性と広がりは得られなかったようだ。低コストと信頼性の高さが売りであることから、アルバトロスに比べバイド係数が低下していると考えられる。特筆すべき点はギャロップ・フォースで、機体のスピードに応じてリアルタイムにレーザーの射撃方向を変化させることが可能である。これはアルバトロスから受け継いだ技術であろう。これによってシンプルながらも多角的な攻撃ができる。
 自機スピードを変えることで、レーザービームはスティング・RAYのようにレーザーの幅を変えることができる。同様にレーザーワイパーとレーザーチェイサーは射撃方向を調節できる。特にレーザーワイパーをメインに使うと、マニュアル車の運転のようで面白い。圧縮炸裂波動砲は衝撃波動砲の攻撃範囲を拡大したものである。
RRRR

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45
R-11B
ピース・メーカー
パトロールスピナー
ロックオン波動砲
2ループMAX
ギャロップ・フォース
・レーザービーム
・レーザーワイパー
・レーザーチェイサー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
対地ミサイル
誘爆ミサイル
光子ミサイル
 第1次と第2次のバイドミッションの間に起きた「サタニック・ラプソディー(アール・タイプ デルタ)」と同時刻に起きた事件「デモンシード・クライシス」が舞台のギャロップ、本機はそのギャロップに登場した機体である。ギャロップは独特のゲームシステムで、シューティングでありながらタイムアタックの要素があった。これがR-11シリーズの「スピードに応じた攻撃方向の変化」というシステムのヒントになっていると思われる。また、ロックオンレーザーが特徴的であったが、本作では波動砲として再現されている。
 ロックオン波動砲は後ろにも撃てる優れものである。ザコが多い時は目まぐるしく狙い撃ちしてくれる。中型敵に対してもそこそこ強い。なかなかテンポのいい攻撃のできる機体だ。
 民営の武装警察に導入されたバージョンで、機体横の「POLICE」の書き文字がイカス。ところで、民間人への被害を最小限に押さえるためにロックオン波動砲が開発されたのだが、だとしたらフューチャー・ワールドの圧縮炸裂波動砲はいったいどれほどの被害をたたき出したのだろうか?
RRRRR

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46
R-11S
トロピカル・エンジェル
旋回性能強化型
ロックオン波動砲II
3ループMAX
ギャロップ・フォース改
・レーザービームS
・レーザーワイパーS
・レーザーチェイサーS
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
対地ミサイル
誘爆ミサイル
光子ミサイル
 ピース・メーカーのフォースと波動砲をパワーアップ。波動砲はロックオン数が一つ増えている。これまで今一つ頼りにならなかったレーザーも攻撃力が高くなっている。
 コックピットの下に取り付けられた回転式補助ブースターが旋回性能を高めたとしている。一見して三輪車のようだが、よく見るとスマートでかっこいい機体である。
RRRRR

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47
R-11S2
ノー・チェイサー
都市警戒仕様機最終型
ロックオン波動砲III
4ループMAX
ギャロップ・フォース改
・レーザービームS
・レーザーワイパーS
・レーザーチェイサーS
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
シールド・ビット
対地ミサイル
誘爆ミサイル
光子ミサイル
 トロピカル・エンジェルからさらに波動砲を出力アップ。それにしてもロックオン数が増えるにしたがって、都市での運用に不向きになるような気がする。実際に、MAX状態での発射には許可証が必要であった、とある。うっかり発射したら始末書が必要であろう。走り屋と呼びたいところではあるが、トロピカル・エンジェルが白くてスマートなスクーター的であったのに対し、赤と黒のカラーリングや派手なマフラーがまるで暴走族の改造単車のようである。 RRRRR

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48
TX-T
エクリプス
可変機構テスト機
衝撃波動砲II
3ループMAX
テンタクル・フォース
・スティング・RAY
・ハウンド・RAY
・スネイル・RAY
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 スピードチェンジによって機体を変型させる機構を取り付けられたテスト機。明らかにアルバトロスが原形である。可変機構は航空機メーカーの技術であろう。様々な空力特性がテストされたと考えられる。この機体を基本として、型にとらわれないいくつかのシリーズが生まれることになる。
 操作性はアルバトロスとほとんど同じであるが、衝撃波動砲が一段階パワーアップしている。また、変型時の余剰エネルギーが攻撃力を持っている。フォースを後ろに付け替えればいいのであまり出番はない。趣味で使ってみよう。
 機体コードの最初のTはTransformの意味で、最後のTはTestの意味だろう。テストに具体性の高い目的がある場合に、最後にTが付くようだ。
RRRRRR

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49
OF-1
ダイダロス
軌道戦闘機
スタンダード波動砲試作型
1ループMAX
OF・フォース
・ドリルレーザー
・Vバルカン
・サイドレーザー
レッド・ポッド
ブルー・ポッド
追尾ミサイル
爆雷
 イメージファイトの機体を再構成した機体。ヘッドパーツをフォース、ポッドをビットとして再定義。レーザー装備がはがされることはなくなったが、ポッドは同種を2個までとなった。初期の波動砲と通常のミサイルも装備。スピードチェンジによる機体の変型と、余剰エネルギーの攻撃力はエクリプスから受け継いでいる。
 このシリーズは、多彩なレーザー攻撃とポッド射撃が楽しさの要である。ダイダロスにはシンプルなレーザーばかり採用されているが、痒いところにはポッド射撃が届くであろう。ポッドシュートはヘッドパーツ着脱と同時になるので、無理に使うこともないだろう。
 ダイダロスとはギリシャ神話に出てくる名工匠で、イカロスの父。クレタ島の迷宮を作った。シリーズ名のOFとは、Orbital Fighter(軌道戦闘機)のことであろう。大気圏内から衛星軌道までの航行が可能であると考えられる。大気圏離脱・突入のためには、エクリプスで得られたデータが大いに役立ったであろう。
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50
OFX-2
ワルキュリア
改良試作機
スタンダード波動砲
2ループMAX
OF・フォースII
・リングレーザー
・反射ボール
・サーチレーザーLRG
ブルー・ポッド
レッド・ポッド
追尾ミサイル
爆雷
 イメージファイトに出てきた武器をダイダロスとは異なる組み合わせで装備し、改良試作機として設定した機体。強力なレーザーを搭載している。サーチレーザーLRGは、レオにも同名のレーザーが装備されているが、射撃本数が異なる。また、波動砲の出力が上がっている。
 レーザーはリングレーザーかサーチレーザーLRGのどちらかであれば、武器の変更をせずにクリアできるだろう。どちらも高い攻撃力と広い攻撃範囲を兼ねそろえたレーザーで、イメージファイトではメイン武器であった。反射ボールは、大量のボールが暴れまわるさまが壮観だ。ポッドは赤青どちらも装備可能だが、前にしか撃てないブルーポッドでも問題なくクリアできる。
 ワルキュリア(バルキリー、ワルキューレ)とは、北欧神話で死んだ戦士の魂を天界へ導く少女の一人である。
RRRRRR

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51
OF-3
ガルーダ
強化型軌道戦闘機
スタンダード波動砲
2ループMAX
OF・フォースIII
・ワイプレーザー
・プラズマフレイム
・マルチバリア
レッド・ポッド
ブルー・ポッド
追尾ミサイル
爆雷
 イメージファイトIIの機体である。当方、未プレイである。レーザーはイメージファイトIIに出てきたものであろうが、こいつは使えねえ!エースパイロット用らしいが、エースが可哀相である。ワルキュリアをエースに支給した方がまだよっぽどいい。なんとか使い方を考えたい。ワイプレーザーのワインダー効果は余計なお世話だし、プラズマフレイムは変な動きするし。マルチバリアで超接近戦するのがいいのか?それともレーザーに頼らずポッドだけで戦うか?
 ガルーダとはインド神話の怪鳥で、ヴィシュヌ神の乗り物である。迦楼羅(かるら)とも書く。

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52
OFX-4
ソンゴクウ
再改良試作機
スタンダード波動砲
2ループMAX
OF・フォースIV
・グラビティーボム
・サーチミサイル
・グランドミサイル
イエロー・ポッド
レッド・ポッド
追尾ミサイル
爆雷
 イメージファイト機体のうち、ミサイル攻撃に特化したフォースを持つ。イエロー・ポッドはポッドシュートの攻撃力を高めるために試作された。
 ポッドの射撃機能がないため、ポッドシュートの攻撃力を積極的に使っていきたい。グラビティーボムは連射力が足りない。残りのミサイルは動きが遅い。決め手の無い機体である。強いてメイン武器をあげればサーチミサイルだろうか。イメージファイトではそこそこ使えた武器である。
 ソンゴクウとは、西遊記に出てくる猿の・・・。疑問はなぜソンゴクウかである。ソンゴクウの術の一つに、体毛を抜いて息を吹き掛けると、自分の小さな分身となって敵を攻撃するものがある。この機体のミサイルをその分身と見立てたのであろうか。それともイエロー・ポッドが筋斗雲を想起させたのであろうか。
RRR

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53
OF-5
カグヤ
軌道戦闘機最終型
スタンダード波動砲
2ループMAX
OF・フォースV
・スピードキャノン
・7WAYバルカン
・バリア
グリーン・ポッド
レッド・ポッド
ブルー・ポッド
イエロー・ポッド
追尾ミサイル
爆雷
 イメージファイト機体の最終バージョン。最大の特徴はグリーン・ポッドで、ポッドの前後に同時射撃が可能である。もちろん攻撃方向の制御もできるため、最強のビットの一つだ。
 グリーン・ポッドと7WAYバルカンがあればプレイは余裕である。それにしてもフォースが無敵なため、バリアの存在意義は薄い。一応、波動砲を溜めている最中にもバリアが維持されていたり、スピードチェンジによって大きさが変わるのは特徴的だが・・・。
 カグヤとは、竹取・・・。グリーン・ポッドの攻撃を竹に見立てて付いた名前とされている。
RRRRR

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54
TW-1
ダックビル
自走コンテナ
カーニバル波動砲
2ループMAX
キューブ・フォース
・ダブルフラクタルレーザー
・スラントフラクタルレーザー
・ヴァーティカルフラクタルレーザー
シャドウ・ビット 爆雷
誘爆ミサイル
 エクリプスの変型機構の研究で得られた空力特性や機体強度のデータから開発されたものであろう。マニュピレータが作業用機体であることを示している。武装はこれまでのものの応用が多い。
 レーザーは全てアンドロマリウスのフラクタルレーザーの改造であるが、発射方向が異なるだけで特性は同じである。カーニバル波動砲はフューチャー・ワールドの圧縮炸裂波動砲の改良であるが、出が遅く貫通力もないようである。音と見た目は打ち上げ花火である。
 ダックビルとはカモノハシのことである。機体コードのTWとは、Transport & Workのことであると考えられる。これとエクリプスのTransformをかけてTシリーズの一つとしたのだろう。
RRR

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55
TW-2
キウイ・ベリィ
武装タンクタイプ
大砲
2ループMAX
ドリル・フォース
・ドリルドリルレーザー
・竜巻レーザー
・対地火炎弾
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
シールド・ビット
対地ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
追尾ミサイル
 ダックビルのクローアームをキャタピラに変えて、大砲を取り付けた機体である。地上を走るタンク形態ということであるが、しっかり空を飛ぶ。装備はダックビルのものと大きく変わっている。波動砲は、当然と言えば当然だが、大砲である。撃つと重力によって放物線を描いて下に落ちる。空中では水平に撃ち出し、地上ではやや上方に撃つ。フォースにはドリルが付いていて、敵に食い込む。点数は結構稼げる。レーザーはドリルの回転を利用したものが多い。
 メインの武器はドリルドリル(?)レーザーでいいだろう。たまには竜巻レーザーを使ってみよう。竜巻にザコが巻き込まれて舞い散っていく光景が風流である。対地火炎弾は、まあ勘弁してほしい。波動砲の弾道を計算して中型敵を倒せるようになると楽しくなってくる。全機体の中でも最もおバカな機体である。
RRRR

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56
TP-1
スコープ・ダック
索敵能力強化型2足歩行機
カーニバル波動砲II
3ループMAX
キューブ・フォース
・ダブルフラクタルレーザー
・スラントフラクタルレーザー
・ヴァーティカルフラクタルレーザー
シャドウ・ビット
シールド・ビット
追尾ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 ダックビルから派生しており、主な装備の違いはカーニバル波動砲のパワーアップである。R-9Eシリーズ同等の索敵能力がある。ダックビルのマニュピレータを歩行用の足に換装したことで、地上や建造物内部での運用に適するようになっただろう。機体前面の三つのスコープは、それぞれ用途が異なるものであろう。ボトムズみたいである。
 ダックビルもそうだが、レーザーがなかなか強い。アンドロマリウスのロッドレス・フォースのメイン武器であるフラクタルレーザーを全てのレーザーに使っているから当然ではある。波動砲はいくらか強くなったが、使い勝手は変わらない。
RRRR

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57
TP-2
パウ・アーマー
小型移動コンテナ
バイド砲
2ループMAX
ニードル・フォース
・波形レーザー
・3WAY反射レーザー
・バウンドレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル改
誘爆ミサイル
爆雷
 歴代アール・タイプの輸送機をつとめ、アール・タイプ デルタでは自機として操作可能であった。ところが輸送機に甘んじているのが許されないほど強い!波動砲はバイド状の形態をしているが、そのメリットは特にないとされている。これを応用してバイド状のイメージを機体に投影しているために、敵基地内などにアイテムを輸送するのに攻撃を受けないのではないかとも考えたが、レーザークリスタルはバイドの攻撃対象にならない性質があるから、との資料があった。本当に意味はないのであろうか?ニードル・フォースは不安定とあるが、バイド係数がかなり高くなっているのであろう。レーザーこそスタンダード・フォースを思わせる形態であるが、フォース分離射撃の連射数が尋常でなく多く、これをメインに使っていける。さらに追尾ミサイル改も追尾性能、貫通力ともにとてつもなくパワーアップしている。一発でザコ編隊2つ3つは全滅してくれるだろう。
 このシンプルな機体には幾つかのバリエーションがあり、様々な条件下での運用が可能になっている。
RRRRR

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58
TP-2H
パウ・アーマー改
武装強化型
バイド砲
2ループMAX
ニードル・フォース改
・超波形レーザー
・レインボーレーザー
・イレギュラーレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
追尾ミサイル改
誘爆ミサイル
爆雷
 パウ・アーマーとの違いはフォースのパワーアップであるが、いずれのレーザーも美しい。それはアートというよりはサイエンスに近い。コントロールロッドを打ち込んだ熟練の技術者の人柄が反映されているという。波動砲にはバイドが反映されているが。ちょっと溜め波動砲を連射すると面白い。それにしても、パウ・アーマー系の機体がたくさん敵地に送り込まれているのだから、みんなで攻撃してくれれば楽勝のような気がするんだが。 RRRRR

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59
TP-3
ミスター・ヘリ
小惑星探査機警備隊仕様
クリスタル波動砲
2ループMAX
Mr.ヘリ・フォース
・パワーアップショット
・2WAYショット
・プロペラレーザー
Mr.ヘリ・ビット
シャドウ・ビット
垂直打ち上げ式ミサイル
誘爆ミサイル
爆雷
 「Mr.ヘリの大冒険」の自機である。ミサイルやパワーアップショットなどに往年の勇姿を見ることができるが、当時に目の色変えて集めていたクリスタルを今回は波動砲として使用。このために集めていたのか。クリスタル波動砲は「共有結合で結びついた高密度結晶塊」とある。共有結合とは、原子と原子がお互いの持つ価電子(最外殻電子)を共有し、電子の軌道が両原子にまたがるために、化学結合の中では最も強い結合である。例としてはもちろんダイヤモンドである。ひょっとしたらミスター・ヘリを用いて回収していた結晶はダイヤモンドで、木星型惑星の中心核に存在の可能性が認められている巨大ダイヤモンドの破片が小天体の衝突などで飛び出し、小惑星群に埋もれていたものを回収したのかも知れない。
 ほとんどの武装はミスター・ヘリ専用である。クリスタル波動砲は直撃の威力は非常に高いうえに破片にも攻撃力があり、地形のある場所では攻撃持続時間が長くなる。レーザーはいずれも射程距離制限があり、やや使いづらい。フォース分離時のショットは下方向のみである。波動砲をメインに使おう。Mr.ヘリ・ビットはちっちゃいヘリで、前後にショットの撃ち分けが可能である。垂直打ち上げ式ミサイルも、空中でのミサイルと地上での爆弾を使い分けることができる。どちらも強いので有効に使おう。
RRRRRR

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60
TP-2S
サイバー・ノヴァ
バーニア強化型
超新星波動砲
2ループMAX
ニードル・フォース
・波形レーザー
・3WAY反射レーザー
・バウンドレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
追尾ミサイル改
 パウ・アーマーから派生した機体で、主に宇宙空間での運用を考慮されているために脚部をバーニアに換装している。装備の違いは超新星波動砲である。超新星級の爆発を目標にしたが、そこまでの出力は得られたかったとある。
 ちなみに超新星は爆発の一瞬前には爆縮を起こしている。そのプロセスを見てみよう。太陽などの恒星では水素原子核の核融合反応が行われている。水素がヘリウムへと反応すると莫大な量のエネルギーが発生する。この時のエネルギーがプラズマの熱運動となり、それが圧力となって恒星の大きさを維持している。水素が消費されてくると圧力が低下するために恒星は縮む。その際に中心部は圧縮され温度が上がる。そのために今度は中心部ではヘリウムが反応し始め、炭素を生成するようになる。核融合反応はこの後、炭素、酸素、ケイ素、鉄といった順に繰り返されるが、鉄の原子核は宇宙で最も安定な原子核であり、それ以上反応は進まない。したがって熱が発生しないため圧力は低下し、恒星自身の重力によってプラズマが恒星中心核へと急激に落下していく(重力崩壊)。ここまでが爆縮のプロセスであるが、その後は恒星の収縮による圧力増加で原子核に電子が押し付けられて中性子となり、恒星中心核に巨大な一つの中性子の海ができる。この時の密度はスプーン一杯で数億トンである。さらにプラズマが落下して密度が上昇すると、中性子同士の反発力が衝撃波を生み、大爆発が起こる。これが超新星である。そして中心には中性子星が残るのである。
 超新星波動砲にこのプロセスを期待することは無理であろう。結局名前だけ超新星で、衝撃波動砲と同程度のものとなったらしい。
RRRRR

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61
TP-2M
フロッグマン
水陸両用型
バブル波動砲
2ループMAX
ニードル・フォース
・波形レーザー
・3WAY反射レーザー
・バウンドレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
爆雷
追尾ミサイル改
 フロッグマンとは潜水工作員のことである。パウ・アーマーから派生した機体で、主に水中での輸送用である。なぜ機体がボンベを背負っているかは謎である。水掻きの付いた足を掻き掻きしているのはけなげでもあり、目障りでもあり。波動砲は酸化ガスによるバブル波動砲である。微妙な弾道を念頭において使おう。
 Rの系譜上で、この機体の次あたりに海底大戦争の「グランビア」が登録されていたら良かったんだがなあ。
RRRR

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62
TL-T
ケイロン
人型変型試作機
拡散試作/衝撃波動砲
2ループMAX
ハイブリッド波動砲システム1
・飛行形態:拡散波動砲試作型
・人型形態:衝撃波動砲
シールド・フォース
・レーザーランス
・レーザーブレード
・レーザーシールド
シールド・ビット
シャドウ・ビット
4WAY追尾ミサイル
爆雷
 エクリプスで試験された可変機構を最大限に発展させ、人型変型を可能とした。これによって運用性と機動性の獲得を目指した。さらにハイブリッド波動砲システムによって、飛行形態と人型形態とそれぞれ異なる波動砲を使用でき、状況に合わせて使い分けることも可能となった。本機はまだテスト段階の機体であり、機体フレームも低コスト量産機の物を流用している。そのため可変機構は比較的単純なものであり、プロポーションも悪いため高い機動性とは言い難い。人型形態時の作業時の防御のためか、または可変機構のために機体に脆弱な部分があるためであろうか、シールドフォースという防御に徹したものを装備している。
 フォース分離時は飛行形態に、合体時には人型形態となる。やはりメインは人型形態であろう。フォースは機体前方を広くカバーするが、攻撃範囲は極めて狭い。接近戦が基本である。波動砲の使い分けは実は以外と難しい。拡散波動砲が頼りになるだけに、上手く使いたいところだ。4WAY追尾ミサイルはとても信頼できる。
 ケイロンとはギリシャ神話に出てくるケンタウロス族の一人で、多くの英雄達の師であった。この後に開発される機体に名前を付けられたイアソン、アスクレピオス、アキレウス、ヘラクレスは皆ケイロンの弟子であった。
RRRR

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63
TL-1A
イアソン
人型変型出力強化機
拡散/圧縮炸裂波動砲
2ループMAX
ハイブリッド波動砲システム2
・飛行形態:拡散波動砲
・人型形態:圧縮炸裂波動砲
シールド・フォース
・レーザーランス
・レーザーブレード
・レーザーシールド
シールド・ビット
シャドウ・ビット
4WAY追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 ケイロンからの大きな変化はないが、波動砲がそれぞれ一段階強くなっている。使い勝手はほとんど変わらないが、機体が大きくなっている。また、赤くなっているのでまるで誰かの専用機のようである。変型機構もほとんど同じようであるが、それにしてもちっちゃいながらよく変型してる。
 イアソンは、勇者の一団を率いてアルゴー船で遠征し、金の羊毛を獲得した英雄である。
RRRR

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64
TL-1B
アスクレピオス
人型変型防御能力強化型
分裂/圧縮炸裂波動砲
2ループMAX
ハイブリッド波動砲システム3
・飛行形態:分裂波動砲
・人型形態:圧縮炸裂波動砲
ミラーシールド・フォース
・レーザーランス
・レーザーブレード
・レーザーシールド
シールド・ビット
シャドウ・ビット
4WAY追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 イアソンとの違いは、飛行形態の波動砲が分裂波動砲となったことと、フォースに鏡面処理を施したことである。分裂波動砲は強力ではあるが、圧縮炸裂波動砲を主に使うことになるだろう。ミラーシールド・フォースは敵弾を跳ね返して自機の攻撃とすることができるが、遠距離攻撃の手段としてはあまり役に立たない。跳ね返せるのは通常弾に限り、レーザー発射時のみである。おおよそ撃ってきた方向に反射するので結構当たってはいるようだが、通常弾なので攻撃力は期待できない。跳ね返すことを特に意識しなくていいだろう。
 アスクレピオスはアポロンの息子であり、医術の神である。
RRRR

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65
TL-2A
アキレウス
白兵戦用兵器装備型
スタンダード/衝撃波動砲
2ループMAX
ハイブリッド波動砲システム4
・飛行形態:スタンダード波動砲
・人型形態:衝撃波動砲
ビームサーベル・フォース
・ビーム・紅蓮
・ビーム・群青
・ビーム・黄昏
シールド・ビット
シャドウ・ビット
4WAY追尾ミサイル
爆雷
 人型形態は、より人間のプロポーションに近づいた。波動砲はシンプルなものの組み合わせである。特筆すべき武装はビームサーベル・フォースである。これまでのシールド系・フォースから一転して非常に攻撃的なものである。シールド・フォースを使って接近戦をしたパイロットがいたことからこのフォースが開発されたという。ビームサーベルはフォースに取り付けられたアームから発生する。
 紅蓮と群青のビームサーベルは遠距離攻撃用のビームを放つが、いずれもビームサーベルをぶんぶん振り回して、接近戦にて敵をさくさく斬るのが爽快である。特に黄昏は接近戦専用なので、ぜひとも使いこなしたいところだ。
 アキレウスはトロイア戦争にて活躍する。不死となったが唯一かかとが弱点であり、アキレス腱にその名をとどめている。
RRRRR

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66
TL-2A2
ネオプトレモス
白兵戦用兵器装備強化型
スタンダードII/衝撃波動砲II
3ループMAX
ハイブリッド波動砲システム5
・飛行形態:スタンダード波動砲II
・人型形態:衝撃波動砲II
ビームサーベル・フォース
・ビーム・紅蓮
・ビーム・群青
・ビーム・黄昏
シールド・ビット
シャドウ・ビット
4WAY追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 アキレウスからの主な変更点は、波動砲の溜めが増大したことである。これによって接近戦ではビームサーベル・フォース、遠距離の敵には波動砲という使い分けが明確になった。
 ところで機体後方にフォースを合体させると、背中に背負った子供が暴れているように見える。親は知らんぷりである。
 ネオプトレモスはアキレウスの息子であり、トロイア戦争にてアキレウスの死後に参戦し、ギリシャ軍を勝利に導いた。
RRRRR

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67
TL-2B
ヘラクレス
大型ミサイルポッド装備型
スタンダード/電撃波動砲
2ループMAX
ハイブリッド波動砲システム6
・飛行形態:スタンダード波動砲
・人型形態:ライトニング波動砲
ビームサーベル・フォース
・ビーム・紅蓮
・ビーム・群青
・ビーム・黄昏
シールド・ビット
シャドウ・ビット
6WAY追尾ミサイル
爆雷
 力強い武器を持った機体である。最大の特徴は6WAY追尾ミサイルであろう。追尾機能はそこそこであるが、自機後方から弾幕が張れるのはなかなか面白い。遠距離の敵にはライトニング波動砲で十分である。接近戦ではもちろんビームサーベル。死角の無い機体だ。ただし当たり判定が自機の前方に偏っているような気がする。
 ヘラクレスはギリシャ神話における最大の英雄である。ケルベロスを生け捕りにするエピソードは有名である。ところでR-13Aケルベロスと同じライトニング波動砲を発射可能なのは、単なる偶然であろうか?
RRRRRR

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68
TL-2B2
ヒュロス
人型変型機最終形
スタンダードII/B電撃波動砲
3ループMAX
ハイブリッド波動砲システム7
・飛行形態:スタンダード波動砲II
・人型形態:バウンドライトニング波動砲
ビームサーベル・フォース
・ビーム・紅蓮
・ビーム・群青
・ビーム・黄昏
シールド・ビット
シャドウ・ビット
6WAY追尾ミサイル
爆雷
 とにかく大きな機体である。ヘラクレスから波動砲がそれぞれ出力が上がっている。高性能だが生産台数はわずか2台であり、そのうち1台は輸送中にバイドの攻撃を受けて大破したという、笑えるエピソードを持っている。肩の模様がちょっと気持ち悪い。あと機体が極めて脆弱そうだ。それにしてもよく変形するなあ。
 ヒュロスはヘラクレスの息子で、父の宿敵エウリュステウスを倒した。
RRRRR

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69
RX-12
クロス・ザ・ルビコン
バイド係数増大化試験機
圧縮炸裂波動砲
2ループMAX
フレキシブル・フォース
・触手イナズマレーザー
・ジョイントレーザー
・ダブルスネイルレーザー
シャドウ・ビット
シールド・ビット
光子ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 Rナンバーを持ちながら系譜から大きく外れた位置にあるこの機体は、アルバトロスで増大化したバイド系数の限界を超えるために開発された。テンタクルフォースとは異なる触手を用いたフレキシブル・フォースに対しては、その巨大さとしなやかさに対して、より大きなバイド係数が必要であると感じられるであろう。ゲーム的には、X-マルチプライの機体を再現したものだが、青と黄のレーザーはクロス・ザ・ルビコンのオリジナルである。また、通常はこの機体でしかプレイできないステージがあることから、非常に重要な意味を持った業の深い機体と言える。
 メイン武器は圧縮炸裂波動砲と触手の接触攻撃である。とにかく触手のカバーする範囲の広さは驚嘆に値する。レーザーは触手イナズマレーザーが定番だろうが、ダブルスネイルレーザーにも挑戦したいところだ。光子ミサイルは出が遅く見えるが、意外と敵を倒してくれている。
 クロス・ザ・ルビコンとは、シーザーが「賽は投げられた」と言ってルビコン川を渡ったことから、決定的な一歩を踏み出すという意味である。この後に開発される機体は当然高いバイド系数を持つことになる。それはより邪悪な機体になるであろう。
RRRRRR

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70
R-13T
エキドナ
有線フォーステスト機
ライトニング波動砲試作型
2ループMAX
チェーン・フォース
・αレーザー
・βレーザー
・γレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
光子ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 バイド係数増大化のためのテストモデルであり、実戦に出ることは想定されていなかったと思われる。チェーン・フォースのバイド系数は大きいが、増幅されたエネルギーはほとんどフォースの安定化にフィードバックされているので、攻撃力は低くなっていると考えられる。フォース制御とデータ収集のために光学チェーンが装備されており、常にフォースと機体を結んでいる。これは機体とフォースの双方から送信されたエネルギーが干渉して定常波を形成し、その節点におけるプラズマ化が自己誘導現象を起こしチェーンが維持されているのではなかろうか。この光学チェーンは取り外される予定であったが、攻撃力が確認されている。レーザーはいずれもテスト用の最低限のもので、ネーミングも投げやりである。波動砲は単純に放電によってダメージを与える機構で、その威力を測定するために装備された。
 フォース自身には射撃能力がないため、接触攻撃以外には光学チェーンを上手く展開するといいだろう。レーザーは弱いが、γレーザーは上下方向のみの攻撃だが射程距離と攻撃時間が長く、前後にスイープしてくれてちょっと面白い。このエキドナが弱いだけに、後継機の強さが楽しみとなる。
 エキドナとはギリシャ神話における怪物達の母であり、エキドナとテュポンの子供にはケルベロス、スフィンクス、キマイラ、ヒュドラなどがいるとのことである。
RRRR

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71
R-13A
ケルベロス
アンカーフォース装備機
ライトニング波動砲
2ループMAX
アンカー・フォース
・シェード・α
・サーチ・β
・ターミネイト・γ
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
光子ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 アール・タイプ デルタで活躍した機体である。エキドナのチェーン・フォースのコントロールロッドをカギ爪状にし、フォースの破壊本能によってバイド体に食い付かせてエネルギーを吸収する。破壊本能を最大限に活かすためにバイド係数が大きく増大しており、取り外す予定であった光学チェーンで強力な制御をかけなければならなくなった。波動砲は敵追尾能力を持つライトニング波動砲で、リーダーを先行させて電撃を誘導する機構であるらしい。また、パイロットの神経に直接端子を接続して機体を操作するシステムを導入した。このことから、ウォー・ヘッドやワイズ・マンなどより早い時期に完成していたと考えられる。そういえばウォー・ヘッドのサーチレーザーL45は本機のサーチ・βと同じである。
 アール・タイプ デルタでは他の機体(デルタ、アルバトロス、パウ・アーマー)は異層次元から無事に帰還しているが、本機のみ異層次元の脱出に失敗しバイドツリーに捕われてしまった。そして捕われたケルベロスを破壊するのが本作のステージ3.5である。なぜ本機だけこのようなことになってしまったのだろうか?表面的な理由としては、ライトニング波動砲の攻撃は単に物質的なものであり、他の波動砲のように次元兵器的な側面がなかったからである。しかしながらそれよりも、バイド係数の高いフォースと、それを制御するために膨大なエネルギーを発生する機体がバイドに魅入られ引き込まれた、としか思えない。
 プレイ中はフォースを分離して食い付かせることが多くなるだろう。スコアを稼ぐのにもいい。ただしレーザーも強いので使い分けるのが楽しいだろう。特にターミネイト・γはいろいろ使いどころがある。
 ケルベロスは三つ首の地獄の番犬である。主人はハーデスである。ヘラクレスに生け捕りにされたのは前述した通りである。
RRRRRRR

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72
R-13A2
ハーデス
アンカーフォース装備機改良型
バウンドライトニング波動砲
3ループMAX
アンカー・フォース
・シェード・α
・サーチ・β
・ターミネイト・γ
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
光子ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 ケルベロスに比べ波動砲の出力が上がっただけでなく、性質も変わっている。地形にあたっても一回だけなら反射して攻撃力を保つことができる。ライトニング系の波動砲は敵をサーチする上に非常に高速なので極めて使いやすい。ちょっと溜め波動砲の連射もザコが多い場所では大変有効である。本機はバランスも良く、愛用者は多いであろう。
 ハーデスはギリシャ神話における冥界の神である。
RRRRRRR

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73
R-13B
カロン
アンカーフォース装備型最終機
バウンドライトニング波動砲
3ループMAX
アンカー・フォース改
・シェード・α+
・サーチ・β+
・ターミネイト・γ+
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
シールド・ビット
光子ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 最強の攻撃力を持つフォースとされているだけあり、アンカー・フォース改は従来のアンカー・フォースに比べ2倍のレーザー展開数を持つ。ただしバイド係数がついに限界を超えてしまったため、バイドに長時間フォースを食い付かせると光学チェーンを振り切って暴走し、手当りしだいにバイドを切り刻んでいく。その間は制御をまったく受け付けず、エネルギーを使い果たすまで呼び戻しも合体もできない。非常に困ったフォースであるが、自機が襲われないのはせめてもの救いである。コントロールロッドはギリギリで機能しているのかも知れない。とはいえ極めて危険なフォースであることに間違いはないため、R-13シリーズはこれで開発が終了している。
 フォース分離時は、敵が光学チェーンに触れただけでも暴走が促進されるので使いづらい。しかしながらターミネイト・γ+は最強なので分離する必要はないと言える。
 カロンとは、ギリシャ神話における三途の川であるステュクス川の渡し守である。
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74
BX-T
ダンタリオン
バイド素子添加プロジェクト試作機
ダンタリオンの笛
2ループMAX
ライフ・フォース
・ブラッドレーザー
・スパートレーザー
・ニューロンレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 ついに開発されてしまった、バイド体を機体の装甲にまで用いるというバイド添加プロジェクトによるバイド機体。コクピット部分に寿司のネタのように被さっているバイド体は、いかにして結合されたのであろうか。バイドが機械に取り付いて操作するのは周知の事実だが、バイドの外皮部分が機械部を浸食した瞬間にバイド体を制御下に置くのであろう。バイド体を機体に取り込むことによって、より生の状態に近いバイドをフォースとして制御可能となった。この場合、元のバイド体の一部をフォースとして精製するのが最も相性が良いようだ。コントロールロッドがなくとも、完全な制御が出来ているように見える。フォースとは逆に、ビットデバイスやミサイルユニットはバイド体との相性が悪いようだ。もともとビットは人工のエネルギー生命体であり、バイドとは近い存在である。それだけに異なる部分が余計に干渉するのであろう。ミサイルに関しては、バイド体をサーチする機能の高いものは、そのままでは装備できないようだ。バイドの眼球組織をサーチエンジンとして換装している。
 波動砲はバイドの生命エネルギーをそのままぶつけているようだ。増幅装置としては拡散波動砲のものを使っている。メインに使っていこう。ライフ・フォースとレーザーは生々しい形態であるが、レーザーは見かけだけであるとのこと。スパートレーザー(表記は正しい?)がまあ使える。眼球・ビットと目玉追尾ミサイルは、機能的には従来のスタンダードなものとほとんど同じである。
 ダンタリオンとは、アンドロマリウスと同じくソロモンの72の悪魔の一人であり、ダンタリオンの持つ本には過去から未来に渡る生命の歴史が記されているという。なんと象徴的なのであろうか。
RRRR

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75
B-1A
ジギタリウス
植物性因子添加試作機
バイドシード砲
2ループMAX
フラワー・フォース
・シードキャノン
・スパイクレーザー
・フラワースイング
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 第一世代のバイド機体は、バイド体表皮組織をそのまま利用したものである。植物と合体したバイド体は硬い表皮を持つものが多いという。それを利用したのが本機のシリーズである。外観はほとんどバイド体そのものであり、表皮を利用したというよりは、バイド体内部にコクピットやエンジンを埋め込んだというのが正確だろう。22世紀の人類は、バイドを倒したいのかバイドを作りたいのか、いきなり判らなくさせる機体である。
 バイドシード砲は波動エネルギーにバイド体の種子を乗せて発射し、種子は着弾後に発芽して持続的にダメージを与えるものである。広範囲に攻撃ができて使いやすい。種子の発芽攻撃は補助的なものである。フラワー・フォースはテンタクル・フォースと類似しているが、触手はバイド組織でできている。波動砲と同様に、レーザーにバイド組織を乗せている。シードキャノンは非常に特殊で、触手を閉じた時に発射したエネルギーが触手内部に蓄積され、触手を開いた時に発射される。これはかなり使いづらいので、スパイクレーザーを使うのがいい。フラワースイングはテンタクル・フォースのスネイル・RAYのようであるが、後ろ向きに放出される。先端に花がついており可愛らしいのが機体にそぐわない。
 ジギタリウスはジギタリス(digitalis)のことであろう。観賞用の植物である。また乾燥した葉から強心利尿薬が作られるが劇薬であり、長期的な使用からジギタリス中毒になることもある。
RRRR

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76
B-1A2
ジギタリウスII
植物性因子添加改良型
バイドシード砲II
3ループMAX
フラワー・フォース
・シードキャノン
・スパイクレーザー
・フラワースイング
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 ジギタリウスIIは、ジギタリウスと大きく異なる外観を持つ。しかしながら第1世代のバイド機体は、同じナンバーを持つ機体でも外観の個体差が非常に大きいと考えられる。ジギタリウスに比べ波動砲が強化されており、種子が発芽からつぼみまで成長する間、持続的にダメージを与えることができる。
 バイド機体は開発が早く、シリーズが多い。まるで研究者達が様々なバイド体を用いた実験で楽しんでいるかのようだ。
RRRR

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77
B-1A3
ジギタリウスIII
植物性因子添加機
バイドシード砲III
4ループMAX
フラワー・フォース
・シードキャノン
・スパイクレーザー
・フラワースイング
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 ジギタリウスシリーズの完成型で、後ろの向きの花の形をしている。波動砲で発射される種子が花が咲くまで成長し、長時間の攻撃持続時間が実現された。よりゴージャスな視覚効果も得られる。
 機体維持の薬液の使用と暴走を恐れ、正式配備されなかったと記録にある。バイド研究所と軍の意向が噛み合っていなかったようだ。この後もメンテナンス性やパイロットへの影響を無視した機体が多く開発される。
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78
B-1B
マッド・フォレスト
蔦状植物性因子添加試作機
アイビーロッド
2ループMAX
アイビー・フォース
・ヴァインレーザー
・ウォールレーザー
・ウィップレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 一部の植物性バイドの性質に、蔦(つた)状に伸びる性質があるという。これを攻撃に応用したのがマッド・フォレストシリーズである。物質としての組織が伸びるというのみならず、エネルギーとしても伸びる形質を獲得したようだ。いや、これは逆かも知れない。伸びようとする性質が蔦状組織とシンクロしたのかも知れない。外観は、植物性バイドにR機体を後ろから差し込んだような印象である。
 装備はどこかで見たようなのが多い。アイビーロッドは、画面半分まで届くパイルバンカーのようだ。アイビー・フォースの動きはチェーン・フォースそのものである。いや、これもチェーン・フォースの光学チェーンが極めてマッチした可能性がある。レーザーはいずれも細く長いもので、ウィップレーザーは触手レーザー試作タイプのようであるが、よりシャキシャキと動く。ウォールレーザーは、2本のレーザーが自機の前で一回転し、後方へ飛んでいくという不思議なレーザーだ。
RRRR

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79
B-1B2
マッド・フォレストII
蔦状植物性因子添加改良型
スパイクアイビー
3ループMAX
アイビー・フォース
・ヴァインレーザー
・ウォールレーザー
・ウィップレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 外観はマッド・フォレストと同様だが、コクピットが機体後部にあるようだ。機体前部の蔦状組織を手を加えずに利用するためと考えられる。武装は波動砲がパワーアップしており、アイビーロッドにスパイクがついてより攻撃範囲が広くなった。このために、上手く使えば中型機の2、3機は一発で倒せるだろう。アイビーロッド系統のちょっと溜め波動砲は、蛇の舌のようにチョロチョロ出てほほえましい。 RRRR

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80
B-1B3
マッド・フォレストIII
蔦状植物性因子添加機
プリンセスアイビー
4ループMAX
アイビー・フォース
・ヴァインレーザー
・ウォールレーザー
・ウィップレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 外観は最悪である。前部には揺らめく蔦、中部には蠢く果実、後部にはゲル状のドームである。ステージ3.0などでは、どちらが人類を守っているのか判らない。さらに波動エネルギーが干渉してバイド体が拒否反応を示しており、機体として若干の破綻をきたしているとある。悪いのは見てくれだけではないようだ。波動砲はプリンセスアイビーである。スパイクアイビーの発展型で、花が咲き炸裂するまで攻撃が持続する。それにしても、そのナリでプリンセスはないだろう。ネーミングセンスも破綻しているようだ。
 ウィップレーザーは地形を貫通するので面白い攻撃ができる。使いこなしてみよう。
RRRRR

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81
B-1C
アンフィビアン
自己修復因子添加試作機
バイドスピリット砲
2ループMAX
ビースト・フォース
・対空レーザーB
・反射レーザーB
・対地レーザーB
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 自己修復因子添加とあるが、自己修復能力はほとんど確認されなかったようだ。アンフィビアンとは両生類のことであり、この機体はカエルに取り付いたバイドを利用しているのだろう。足の動きがそれっぽい。バイドスピリット砲は、ダンタリオンの笛を開発したスタッフによるもので、同様に生命エネルギーを具現化したものである。大量のバイド状エネルギーが高速で敵をサーチするさまは、なかなかの見ものである。ビーストフォースは4本のカエルの足状触手を持っており、動きはテンタクルフォースを原形としている。フォース分離攻撃時の動きもテンタクルフォースと同様だが、射撃数が4方向と増えている。レーザーはスタンダード・フォースのものとの類似が認められるが、いずれもオタマジャクシ型バイドエネルギーを発射する。
 見た目がなかなか気味悪いが、フォースの防御力はかなり高く、接近戦にも使える。あとはとにかく波動砲を使っていこう。波動砲の速さがいいテンポを生んでいる。
RRRR

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82
B-1C2
アンフィビアンII
自己修復因子添加改良型
バイドスピリット砲II
3ループMAX
ビースト・フォース
・対空レーザーB
・反射レーザーB
・対地レーザーB
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 自己修復因子の研究が進み、機体の一部が欠損しても再生可能となっている。しかしながら再生には膨大なエネルギーが必要であり、なおかつ機体の活動よりも再生を優先するために行動不能になることもあるようだ。
 アンフィビアンからの改良点は波動砲で、バイド状エネルギーがより成長した形態となり、破壊力が上昇している。外観は水棲生物のようであるが、コクピットは機体下部に取り付けられており、操縦しづらそうだ。
RRRR

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83
B-1C3
アンフィビアンIII
自己修復因子添加最終機
バイドスピリット砲III
4ループMAX
ビースト・フォース
・対空レーザーB
・反射レーザーB
・対地レーザーB
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 波動砲の出力がさらに上がって、4ループ溜めるとバイド状エネルギーが紫色のゴキブリのような成体になって発射される。ちなみに3目盛りだけ溜めると、幼体が一匹だけ飛んでいく。機体も何となく判りやすい形になった。フォースの4本の触手も相変わらず強く、ステージ4.0のボスなどでかなり稼ぐことができる。
 再生速度アップしたのはいいが、パイロットは異常に体力を消耗するような気がするらしい。また、失われたパイロットの再生は行われないらしい。
RRRRR

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84
B-1D
バイド・システムα
バイド素子強化サンプル
デビルウェーブ砲
2ループMAX
バイド・フォース
・ゴンドランレーザー
・ガウバーレーザー
・ノーザリーレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 バイドの、バイドによる、バイドのための機体であった。あるバイドの攻撃を受けたR-9Aが変質し(ステージ6.1)、バイドとして地上に送り返されて人類による攻撃に対抗していたが(ステージF-B)、それを人類が回収し利用したものである。海洋に落下したスペースコロニー「エバーグリーン」内部はバイドの巣と化しているが、そこでしばしば目撃されていた(ステージ1.0)。おそらくパイロットは精神の変革を受けつつ機体のバイド素子に融合したのであろう。22世紀の人類は捕獲したバイドから対抗兵器フォースを作り出した。これに対しバイドは、機体とフォースをバイドとして取り込み、人類へ攻撃を行った。そしてさらに人類はこの機体を回収して人類の制御下に置き、バイドを攻撃すると同時にこの機体を原形として新たなバイド機体を作っているのである。このイタチごっこの結末には、人類とバイドの融合以外に何が考えられよう?
 かなり強力な機体であるが、その強さの多くはデビルウェーブ砲に負っている。機体後方から発射されるこの波動砲は敵を貪欲に追尾する。体液の滴るバイド・フォースから放たれるレーザーは、いずれも過去に戦ったバイドの形状をしている。これはパイロットの記憶の投影であろうか?攻撃力はあるが、動きは遅い。
RRRRR

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85
B-1D2
バイド・システムβ
バイド素子強化実験機
デビルウェーブ砲II
3ループMAX
バイド・フォース
・ゴンドランレーザー
・ガウバーレーザー
・ノーザリーレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 装甲にバイド・システムαのものを流用したと曖昧に書いてある。確かに一部は似ているが、それだけでは量が足りないし、本機の尻尾まで再現することは不可能である。ということは、バイド・システムαの組織の一部を培養したものか、あるいはそれを地球上の生物に移植して成長させたバイド体をベースに作ったという可能性がある。このようにもともと不安定なバイド体を用いたため、バイド体に手を加えるのを最小限に抑える必要があったのではなかろうか。その結果、邪悪な外観のまま開発されたのかも知れない。
 バイド・システムαに比べ、デビルウェーブ砲の溜めの上限が増大しており、同時に2発のデビルウェーブ砲が発射可能都なった。
RRRRR

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86
B-1D3
バイド・システムγ
バイド素子強化最終型
デビルウェーブ砲III
4ループMAX
バイド・フォース
・ゴンドランレーザー
・ガウバーレーザー
・ノーザリーレーザー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 バイドの外観を持つバイド機体第一世代の最後の機体である。B-1Dシリーズはバイドそのものに最も近いが、その中でも最も巨大で最もグロテスクな外観を持つ。ただしパイロットへの影響を軽減できなかったため、これ以降の機体はバイド組織をアレンジして利用することとなる。
 デビルウェーブ砲の発射数は4発となり、非常に強力である。後方から発射されるのはデビルウェーブ砲シリーズ共通で、後方に広く攻撃できるのは貴重である。
RRRRR

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87
BX-2
プラトニック・ラヴ
柔軟素材実験機
ラヴ・サイン波動砲
2ループMAX
愛のフォース
・ハートアタック
・ハートブレイク
・ハートビート
シャドウ・ビット
眼球・ビット
誘爆ミサイル
目玉追尾ミサイル
 第一世代のバイド機体は、バイド体そのものを制御しようと試みたものであった。これらはバイドの性状を理解するには十分であったが、機体のメンテナンス性に問題があり、さらにはパイロットへの影響が非常に大きいという疑いがあった。本機は第二世代への過渡的な機体であり、バイド体の器官の一部を利用して柔軟な組織をテストするためのものである。第二世代では生体組織および物質そのものをバイド的な制御によって操作する機体が開発されることになる。
 このプラトニック・ラヴの特徴は、とにかくハート型であることだ。機体形状も、フォースの核も、フォース分離時のショットも、波動砲も、波動砲の弾道も、レーザーも、レーザーの着弾エフェクトもである。さらに射撃音もファンシーなもので、戦闘が非常にほほえましい雰囲気となる。これが愛の力なのであろうか。
 波動砲の弾道は、画面下からハート形を描くので、中型機編隊など下の敵を狙うといいだろう。レーザーの使い分けはスタンダードなものである。フォース分離時にはフォースからハート型のエネルギー放射を行う。これは地形を貫通するので使っていこう。ただし見た目ほど攻撃判定が大きくないように感じられる。
RRRRR

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88
B-3A
ミスティー・レディー
霧状防護膜実験機
アシッドスプレイ
2ループMAX
ミスト・フォース
・ビーム・日光
・ビーム・降雨
・ビーム・落雷
ラウンド・ビット
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
 第二世代のバイド機体は、バイドのテクノロジーを高度に応用して柔軟な装甲を追求したものである。このシリーズは機体の周囲に霧をまとうことで敵のビームを乱反射するシステムを搭載している。特異な外観をしており、R戦闘機の骨格の周囲をゼラチン質のような物質が被っており常に霧を放出している。骨格表面から直接ゼラチン質を制御して霧を発生させているのは明らかである。つまりここでは、金属と高分子のようなかけ離れた物質同士がバイド的に結合しているのである。果たしてバイドの本質とはいったいなんであろうか。
 プレイ中はとにかく霧のために見づらくなっている。しかもレーザーは下方向にしか撃てないという不自由さ。ビーム・日光使用時のビット射撃はかなり助けになる。アシッドスプレイもなかなか強い。ビーム・日光を撃つとレンズが発生し、敵や地形までの距離によって焦点が変化するのが芸が細かい。破壊力ならビーム・落雷である。ところで天候に関係したレーザーを装備しているが、天候といえば、水位を変えるステージ2.Xのボスが連想される。なにか関連があるのだろうか?
 このシリーズの機体には特殊能力がある。それはAIバトルで猛威を振るうサーチ能力を持った波動砲のターゲットにならないことだ。ケルベロスにも楽勝だ。
RR

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89
B-3A
ミスティー・レディーII
霧状防護膜装備型
ニトロスプレイ
3ループMAX
ミスト・フォース
・ビーム・日光
・ビーム・降雨
・ビーム・落雷
ラウンド・ビット
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
 霧状防護膜の完成型であるが、結局は防護膜はバイド戦においてさほど役には立たないようだ。レーザーも相変わらず使い勝手が悪い。唯一波動砲が強化されており、着弾すると発火するため攻撃持続時間が長い。発射された波動砲は緩やかなカーブを描いて上昇するが、上方向の攻撃手段にはなり難い。
 ステージ2.xボスによる水位の変化も本機がまとう霧も、いずれも水分子の集合状態をバイド体が制御しているものではなかろうか。水分子内部の電子の存在確率分布には偏りがあり、そのために水分子は電気双極子を持つ。これによって水分子同士には強い結合力がある。これらのバイドは、熱を加えたり吸収したりすることで水位や霧をコントロールしているのではなく、電子分布に影響を与えることで水分子同士の結合力を変化させているのかも知れない。だとすると、バイドの本質は原子スケールより小さい素粒子レベルの大きさであると考えられる。
RR

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90
B-3B
メタリック・ドーン
流体金属フレームサンプル
フォース波動砲LM
2ループMAX
メタリック・フォース
・ランスメタル
・Vメタル
・Iメタル
シャドウ・ビット
眼球・ビット
爆雷
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
追尾ミサイル
 ステージ1.0にて数多く出現するメルトクラフト(ニセR-9)を回収し、搭乗可能としたものである。機体の外観はアロー・ヘッドに酷似しているが、流体金属でできていた。ところが回収と同時に柔軟性を失ったとある。ステージ1.0のボスも流体金属でできており、ナノメートルオーダーの極小バイドの集合体であるという。本機も同様であろう。サイズから推測すると、わずか数個~数十個の金属原子クラスター(塊)が一体のバイドとして活動していることになる。ただし自律的な活動はできず、中枢となる部分が必要なようだ。本機が柔軟性を失ったのはバイドに対する制御が強すぎるからであろうか。フォースの核や波動エネルギーを通じてなら、流体金属の特性を維持できるようだ。
 波動砲はモーニング・グローリーのフォース波動砲と同様である。ただし発射するのは流体金属である。メタリック・フォースはレーザーを撃つとフォースがモコモコ伸びる。破壊力はからっきしで、射程距離もさっぱりである。フォース分離時は自機と同様の形になる。間違えないようにしよう。
RR

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91
B-3B2
メタリック・ドーンII
流体金属兵器装備機
フォース波動砲LM2
3ループMAX
メタリック・フォース
・ランスメタル
・Vメタル
・Iメタル
シャドウ・ビット
眼球・ビット
爆雷
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
追尾ミサイル
 機体の外観はデルタに類似しており、波動砲がパワーアップしている。フォースの分離時の形態はアロー・ヘッドのままだ。波動砲発射時は、我が身を削って飛沫を飛ばす。波動エネルギーに誘導されたのか、いくらかの柔軟性はあるようだ。
 ナノメートルサイズの金属クラスターがバイドになり得るとしたら、その本質は原子サイズより小さな構造でしかあり得ない。これはミスティー・レディーシリーズでの見解と同じである。これまで度々述べてきたように、バイドが波動性を持つことから量子力学的存在であるという推論とも一貫性があると言える。
RR

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92
B-3C
セクシー・ダイナマイト
ゼリー状フレーム試験機
セクシー波動砲
2ループMAX
セクシー・フォース
・リップスティックRay
・アイシャドウRay
・マスカラRay
シャドウ・ビット
眼球・ビット
爆雷
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 バイド体が機械兵器を支配するためのゼリー状神経伝達触媒を応用した機体である。しかしながらその物質を波動砲として使うというのは無茶苦茶である。このゼリー状物質に含まれる電解質溶液で、回路のようなパターンを自在に組んでプログラムと同等の処理を行い、それによって機械兵器を操作しているのではなかろうか。
 セクシー波動砲は出足の遅さと発射時のブヂュルルという音がなかなかいい。セクシー・フォースは稼ぎプレイヤー御用達で、エゲツない4本の触手のそれぞれに当たり判定があるようだ。接触攻撃力が異常に高い。アイシャドウRayにはなぜかゲームの処理速度を遅くする性質があり、それを利用したなんらかの裏技があるらしい。
RRRRRR

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93
B-3C2
セクシー・ダイナマイトII
ゼリー状フレーム改良型
セクシー波動砲II
3ループMAX
セクシー・フォース
・リップスティックRay
・アイシャドウRay
・マスカラRay
シャドウ・ビット
眼球・ビット
爆雷
目玉追尾ミサイル
誘爆ミサイル
 セクシー波動砲がパワーアップしており、画面の端から端まで届かんばかりの大量のゼリー状物質を放出する。ゼリー状物質はBJ物質と呼ばれており、本機ではパイロットは直接BJ物質の塊の中に入れられている。そして思考のみで機体を操縦している。ただしBJ物質がパイロットの精神に与える影響があるものと考えられる。実際にバイドが人間の精神に干渉してきた事例の記録がある(アール・タイプ デルタ、ステージ5)。しかしながら機体の開発が最優先され、パイロットへの影響の研究はほとんどなされていないようだ。 RRRRRR

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94
BX-4
アーヴァンク
ウロコ状装甲テスト機
スケイル波動砲
2ループMAX
スケイル・フォース
・スケイルシュート
・スケイルブラスター
・スケイルランサー
眼球・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
 第3世代のバイドは第2世代とは対照的にバイドの硬質素材を用いたものであり、アーヴァンクはそれまでの過渡的な機体である。ウロコを持った海蛇型のバイド体にコクピットを埋め込みエンジンをくくり付けたような外観をしている。ウロコは防御よりも専ら攻撃に用いられており、フォースのウロコにレーザーエネルギーを乗せて発射している。打ち出したフォースのウロコは再生するとあるが、機体に用いられたバイド体の生命エネルギーで再生させているのかも知れない。
 スケイル波動砲は、着弾後に無数のウロコ状エネルギーとなってダメージを与える。敵の多いところで多用するのがいいだろう。レーザーはいずれも強く、特にスケイルブラスターは使い勝手がいいが、地形に刺しておくことができるスケイルランサーも使ってみよう。
 アーヴァンク(arvanche,afanc)とは、イギリスのウェールズ地方の川に住むと言われる巨大なビーバーの怪物である。人間の乙女が好きらしい。
RRRRR

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95
B-5A
クロー・クロー
硬質素材実験機
クロー波動砲
2ループMAX
クロー・フォース
・スクリューレーザー
・アークレーザー
・レーザークロー
眼球・ビット
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
目玉追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
 第3世代の最初の機体であるが、実験機の域を出ない。ナマに近いバイド体を素材として用いているが、アーヴァンクほどではなく、爪状の部位を集めて作られており、やや不自然な形状になっている。技術的には第1世代バイド機体のものと大差はないようだ。ただし攻撃本能が強く、攻撃力が高くなっている。敵に食い付くフォースを持っており、性能的にアンカー・フォースと同等のようだ。問題点も同じものを持っているようである。ただし、説明には有線制御をしているように記述されているが、実際には無線操作をしており、どこかに食い違いがあるようだ。
 クロー波動砲は当然爪の形状をしており、攻撃力も高いようだ。クロー・フォースも無論爪の形状をしている。スクリューレーザーは射程は長くないが攻撃力は高く感じる。レーザークローは巨大な爪を発生させるが射程距離は極めて短い。ただ波動砲を溜めている間にも爪を発生させることができる。アークレーザーは、なんだか場違いなほどにほのぼのしたレーザーである。
RRRRR

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96
B-5B
ゴールデン・セレクション
レアメタル装甲機
ゴールドラッシュ砲
2ループMAX
ゴールド・フォース
・ゴールデンアロー
・ゴールデンスフィア
・ゴールデンシーカー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
眼球・ビット
追尾ミサイル
爆雷
誘爆ミサイル
光子ミサイル
 いよいよ第3世代バイド機体の本領発揮である。本機とフォースのコントロールロッドは金、銀、銅の三つの金属からできている。そしてフォースがパワーアップすると装甲の材質が変化するという。このようなことがバイドによって可能となったのならば、バイドとはある種の素粒子の塊なのではないだろうか。そして外部からの制御によって原子核に取り付き、陽子・中性子・電子のバランスをとって元素を変換しているのではなかろうか。だとしたらバイドの根源は原子に取り付く素粒子のウィルスと言える。そして素粒子→原子→分子→細胞の順に二重三重のウィルス的な構造を持ち、素粒子として伝播し、細胞として増殖しているのではないか。細胞はもちろん人間のものを使用して作られたのだろう。以上を考えると、バイドの根絶が非常に困難であることが想像できるだろう。
 本機の装備の特徴は、フォースに当てて分散させるゴールドラッシュ砲だ。フォース前方合体時は目の前で波動砲が分散される。1ループの溜めで拡散波動砲と同等な効果が得られるので多用したい。複雑な地形がある場合は分離したフォースに波動砲を当てればいい。一方、レーザーはきらびやかではあるがクセのあるものが多い。地形のある場所ではゴールデンシーカーが強いだろう。
RRRRR

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97
B-5C
プラチナ・ハート
レアメタル装甲2号機
ハッピーシャワー砲
2ループMAX
プラチナ・フォース
・ホリゾンタルレーザー
・チェイスレーザー
・ヴァーティカルレーザー
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
眼球・ビット
追尾ミサイル改
爆雷
誘爆ミサイル
対地ミサイル
 本機は全身プラチナで作られたパウ・アーマーと言っていい。単にプラチナで作っただけならバイド機体とは言えないし、想像を絶するほど高価なものとなるだろう。おそらくバイドによる元素変換を利用して作ったものだろう。22世紀後半にバイドによってスペースコロニー「エバーグリーン」が海洋に落とされ、その時の犠牲者に哀悼の意を表すために作られたものとある。さらにバイド根絶の決意の象徴でもあるという。その機体がバイドの技術によって作られたということは、バイドの完全制御の宣言と見るべきだろうか。
 本機のハッピーシャワー砲は、ゴールデン・セレクションのゴールドラッシュ砲とほぼ同じである。プラチナ・フォースから発射されるレーザーは極めて細い。チェイスレーザーは敵をぐるぐるとサーチしてくれるので、使いどころを考えると面白い。
RRRRR

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98
B-5D
ダイヤモンド・ウェディング
高密度炭素結晶装甲装備機
プリズムリズム砲
2ループMAX
ダイヤモンド・フォース
・スタースパイラル
・シューティングスター
・スターダスト
ラウンド・ビット
シャドウ・ビット
眼球・ビット
誘爆ミサイル
追尾ミサイル
爆雷
光子ミサイル
 ダイヤモンドの結晶を装甲に用いた機体。ダイヤモンドは人類の知るもっとも硬い物質であるが、敵や敵弾の接触であっさりやられる。これにはいろいろな理由が考えられる。単一の結晶ではなく不整合面があった、レーザー光により内部の制御機構がやられた、バイドに取り付かれダイヤモンドを維持できなくなった、燃えて二酸化炭素になった、などである。
 この装甲はどのようにして作られたのだろうか。ミスター・ヘリが回収してきたような巨大な結晶を成型・研磨するのは非常に大変であろう。また黒鉛からダイヤモンドに相転位させるのは、三千度の温度と13万気圧の圧力が必要であり、これも無理がある。おそらく黒鉛とダイヤモンドの粉末を固め、バイドによって原子の配列をダイヤモンドに揃えたのだろう。だとしてもかなりの量の粉末ダイヤモンドが必要であっただろう。
 プリズムリズム砲は、ゴールドラッシュ砲およびハッピーシャワー砲とほぼ同様である。分裂後は七色の光を放ち、ブリリアントである。ダイヤモンド・フォースは分離時の射撃は無いものの、レーザーは壮麗なものが多い。特にスターダストは大変な射撃量である。
RRRRR

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99
R-99
ラスト・ダンサー
究極互換機
全ての波動砲を選択可能 全てのフォースを選択可能 全てのビットを選択可能 全てのミサイルを選択可能
 全ての武装を選択できる究極互換機である。ゲーム的にはエディット機体である。本作における作戦「ラスト・ダンス」は、本機を開発するための作戦であったという。この機体を開発するまでには、多くのパイロットと機体が失われたことを忘れてはいけない。そのおかげで、パイルバンカーだろうがセクシー波動砲だろうが発射可能である。アンカー・フォース改の暴走も再現している。外観はアロー・ヘッドのようにシンプルで、無駄を切り詰められた機能的なものである。
 多くの機体が出撃し、様々な武装やバイドのデータを取得したために、ついに本機はバイド本体を破壊することができた(ステージF-A)。フォースは失われ波動砲ユニットも破壊され、機体すらも行方不明の厳しい勝利であった。この最終目標のバイドは、全てのバイド体の攻撃本能を操ることができる。どのようにして操っているのであろうか。ニュートリノという微粒子がある。このニュートリノは他の粒子とはほとんど相互作用をしない素粒子であり、そのために検出しづらい。ただし全く検出できないわけではない。各バイド体はその素粒子構造の中にニュートリノを検出しやすい構造を持ち、このバイド本体はニュートリノを放出することで全てのバイドを操っているのではないだろうか。
 全ての武装が選択できるため、自分の好みの武器を装備できる。最強の機体を作るのもいいが、中にはアンカー・フォース+フォース波動砲などの意外な組み合わせもあるので、いろいろ試してみるのが楽しいだろう。
RRRR

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100
R-100
カーテン・コール
究極互換機 Ver.2
全ての波動砲を選択可能 全てのフォースを選択可能 全てのビットを選択可能 全てのミサイルを選択可能
 本機もラスト・ダンサーと同様に全ての武器を選択して装備可能である。外観は一見して寄せ集めのようで無駄に見えなくもない。本機は全てのテクノロジーを後世に伝えるために開発されたという。それも自ら積極的に26世紀へと跳躍したのだ(ステージF-C)。26世紀の人類がこの機体から得たものが何であったかは知る術はない。
 そもそもバイドは、26世紀の人類が「銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った外宇宙生命体との接触に備えて」作ったものである。この「明らかに敵意を持った外宇宙生命体」とは何か?一つのストーリーを考えよう。これはラスト・ダンサーが破壊したバイドが再生して増殖したものではなかろうか。そして26世紀の人類が本機から得たテクノロジーを駆使して作った兵器がオリジナル・バイドではなかろうか。そして、「ほんの些細なミスによって"それ"は太陽系で発動」し、「次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ」た後、異次元で増殖したバイドは22世紀へと帰ってくるのである。もちろんこれはまったくの想像に過ぎないが・・・。
RRRR

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101
R-101
グランド・フィナーレ
究極互換機 Ver.3
全ての波動砲を選択可能 全てのフォースを選択可能 全てのビットを選択可能 全てのミサイルを選択可能
 最後の機体であり、互換機の一つである。TWシリーズ、TPシリーズなどを合成したような異様な外観をしている。ラスト・ダンサーはバイドを破壊し行方不明、カーテン・コールは26世紀へと跳躍、本機グランド・フィナーレは永久保存版であると考えられる。ところで本来はグランド・フィナーレよりカーテン・コールの方が後ではないか?
 さてバイドの根源に関して、もう一つのストーリーを想像しよう。26世紀で発見された「明らかに敵意を持った外宇宙生命体」とは、過去からやってきたカーテン・コールのことである。それに対抗して、保存されていたグランド・フィナーレを中心としたバイド機体群が出撃した、というものだ。カーテン・コールとグランド・フィナーレの対決は、どちらが勝ち残ってもバイドが誕生することになる。しかしながらどのようなストーリーを考えても、バイドは歴史を循環することになる。果たしてオリジナル・バイドはいったい何時何処で誕生したのであろうか?
RRRR

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