愛知県・とこなめボートの「スカパー!第18回JLCカップ ルーキーシリーズ第5戦」は19日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の上條暢嵩(25)=大阪=がインからコンマ09のトップSで逃げを決め、昨年12月・三国以来となる通算6回目の優勝を飾った。
上條がオーバーエージ枠の貫禄を見せつけた。インからコンマ09のトップSを決め、1周1Mも他艇に差させず先制。バックで伸び切り、あっさり決着をつけた。「1Mは一瞬差されたかなと思ったが、出足が良くストレートで優勝を確信した」と笑みがこぼれた。
今回がルーキーシリーズ2回目の優勝。「オーバーエージでの参戦でいいレースをしようと心がけてたし、優勝できて良かった」とホッと胸をなで下ろした。
そして今後の目標も掲げた。「GIレースでも結果を残したい。それにSGレースにも出場したい。このあとのびわこと下関のGIで優出すれば、とこなめのオーシャンカップが見えてくる。ダービーの勝率もかかっているので頑張りたい」。さらなる飛躍を誓った。 (高瀬勝三)