ヤクルトが夢の企画を継続する。本拠地・神宮球場の主催公式戦とクライマックスシリーズ(CS)で、トップスポンサーの不動産会社「オープンハウス」とタイアップした「オープンハウス・ホームラン賞」を4年連続で実施。バックスクリーンの同社看板に本塁打を直撃させた自軍選手に「東京の家」1軒をプレゼントする。
対象のバックスクリーン上部看板と、下部左右の社名ロゴに直撃弾を放つのは超難関。これまで太っ腹なビッグボーナスをゲットした選手はいない。だが、今季から社名ロゴを昨季の2倍となる縦1メートル05センチ、横3メートル13センチに拡大。大当たりが出る確率が大幅アップした。
その朗報でナインのモチベーションも当然アップだ。2013年に球界最多のシーズン60発を放ったバレンティンは「いいね。今年はビッグチャンス!」と不敵な笑み。青木は「サイズが2倍になって、かなり大きくなった印象です。今年こそは、だれか、家1軒取ってほしいですね」とコメントした。
果たして田園調布に家が建つ-となるかどうか。 (小林良二)