難病相談と外来のご案内

難病こそは、現代人の病(やまい)の特徴的なものです。かっての肺結核が「集合化」の不幸であったのに対して、原因不明の難病は、襲われた個人にとっては、「不条理な不幸」なのであります。                                  

このため「現代の難病は、その病苦そのものによって悲惨なばかりでなく、それがもたらす絶望的な孤独によってさらに恐ろしいものになります」。これは現代作家山崎正和氏の言葉です。たしかに難病は、原因が医者にとっても判り難く、この先、病気がどうなるのか(医者の言葉では「予後」という理解しにくい言い回しになりますが)なかなか見通せません。また病型や病期もその人その人によって異なるために、その相談には、その患者さんの病気の事を詳しくお聞きするだけではなく、御家庭の状況なども事情の許すかぎりお聞きして、個別的な、きめの細かな相談が必要になります                                        次の二つの方法によって難病の相談及び診察をやっています。京都在住の方に限りません.
 どうか気軽にご利用ください。


1.   難病相談センター

   とき: 毎日(土.日.祝日をのぞく)、午前10時から午後4時まで

   ところ:京都市上京区堀川丸太町下る西入る

         京都社会福祉会館4(京都難病連)
        電・ファックス 075-822-2691           
        メールアドレス  
k~nannren@mbox.kyoto~inet.or.jp

    私の相談日:毎週金曜日、午後2時から午後4時まで

  (あらかじめ事務局、甲斐里美さんを通じて予約制、電話の相談も可能)


  
2.   神経難病外來

   とき:毎月曜日 午後2時から午後4時まで

   ところ:京都市下京区塩小路通西洞院東入る

         康生会武田病院(京都駅前)神経脳血管センター・名誉院長

                        電話 075-361-1351      

             (あらかじめ電話で確認ください)


    3. 難病と福祉をめぐるエッセイ

    4.直接のご相談はメールへ