ASUS製スマートウォッチ、2つのシリーズの特徴は?
ASUSのスマートウォッチは他の安価なスマートウォッチと比べ、高級感のあるデザインが多いのが特徴の一つです。
スマートウォッチとは、スマートフォンと連動して使うことのできる、腕時計型のウェアラブル端末の総称。従来の腕時計としての機能に加え、スマホを使わずに通話やメッセージの確認ができることが特徴です。
ここではASUSのおすすめスマートウォッチをご紹介します。
ASUS製スマートウォッチの特徴
ASUS製スマートウォッチはとにかくデザインがクラシカルかつシックなのが魅力的です。オリジナルのプロがデザインしたウォッチフェイスを気分に応じて変更可能。スマートウォッチ自体も落ち着いた色合いをしているので、ビジネスシーンでの着用に最適です。
他メーカーのスマートウォッチはリーズナブルなものだと3000円台で購入できるモデルもある中、ASUSのスマートウォッチは最低でも約15,000円とやや高価です。その分高級感のある作りになっています。
メールやSNS、電話の通知や、脈拍計、消費カロリーの把握、睡眠の自動記録といった、スマートウォッチの標準的な機能は搭載していますが、機能自体はゲームといったリッチな機能は盛り込まれておらず、シンプルで分かりやすい機能のみとなっています。
以上がASUSスマートウォッチの特徴ですが、さらにASUSのスマートウォッチは大別して「ZenWatch」と「VivoWatch」にシリーズが分かれています。
ASUS ZenWatchの特徴
ASUSスマートウォッチのメインストリームモデル。
現在までで3つZenWatchが発売され、第3世代のZenWatchから通常のアナログ腕時計のような丸型にチェンジし、よりビジネスの場で使いやすくなりました。
ベルトもイタリアの本革製で、非常に高級感のあるスマートウォッチに仕上がっています。
ASUS ZenFitアプリと連携させることで、毎日の活動状況を記録してくれます。歩数の自動カウントや、ウォーキング、ランニング、腕立て伏せ、腹筋運動など基本的なトレーニング活動を正確に追跡。また一定時間が経つと立ち上がって動くよう促してくれる機能も。目標設定を促し運動のモチベーションアップを図ることも可能です。
ASUS VivoWatchの特徴
ASUSスマートウォッチのエントリーモデル。
ZenWatchと比べると高級感に欠けますが、電話やメール、SNSの新着お知らせ機能、活動内容の自動記録といったスマートウォッチの機能に加え、ウォッチフェイスの変更といった安価なタイプのスマートウォッチには中々ない機能が含まれています。
まだ1台しか発売されていませんが、今後増えていくかどうかは気になるところ。ただし最初のモデルが発売されてから既に3年以上経過しているので、少し難しいかもしれません。
ASUSのスマートウォッチ「ZenWatch」モデルの一覧
ZenWatchは今までに3台発売されています。現在の中心である第3世代のZenWatch「WI503Q」を中心に紹介しますが、旧モデルも中古で安く手に入ることもあるので、少しだけ触れたいと思います。
ASUS ZenWatch 3 WI503Q
ITらしいゴツゴツした感じはなく、金環日食をイメージしたデザインはおしゃれな腕時計といった感じ。このスマートウォッチはスーツとの相性が抜群で、ASUSのデザイン性が前面に出た高級スマートウォッチです。
カラーバリエーションはガンメタル、シルバー、ローズゴールドの3色から選べます。
使われている高品質なスチールは、従来のスチールに比べて強度が約82%高く、毎日装着しても傷つきにくい強靭さを備えているので普段使いに最適。48gという軽量さに加え本物のイタリアンレザーを使用しているので、一日中心地よい装着感を維持してくれます。
従来の腕時計のような3つのクラウンボタンのおかげで、より直観的な操作ができるよう設計されています。上部、下部のボタンはカスタマイズ可能。中央のボタンは、アンビエントモード、シアターモード、ブライトネスブーストモードなど、多彩な機能に対応しています。
6種類のカスタムデザインテーマと、高級感あふれる50以上の充実したウォッチフェイスも高級スマートウォッチならでは。基本的にビジネスの場で使えるシックなウォッチフェイスが多いですが、6つのデザインテーマのうち「Youth」というテーマは遊び心があって休日でも使えそうです。
ZenWatch Managerをスマートフォンにインストールすることで、スマートフォンの大画面でZenWatch 3を簡単に管理、カスタマイズが可能です。
前身のZenWatch2と比べエネルギー消費量の25%カットに成功、バッテリー持続時間の向上を実現しています。Ecoモードを有効にすることで、さらにバッテリー持続時間が約200%以上アップ。急速充電にも対応していて、15分間で約60%まで充電可能です。
色々と特徴はありますが、やはり最も目を引くのはそのデザイン性の高さでしょう。従来のアナログ式時計のような高級感をスマートウォッチに求めている方におすすめです。
ASUS ZenWatch 2 WI501Q WI502Q
ASUS 「ZenWatch 3」の前身である「ZenWatch 2」はWI501QとWI502Qの2つのモデルが発売されました。
液晶ディスプレイのサイズや解像度、サイズ、バッテリー容量が少しずつ異なりますが、基本的な性能はほぼ一緒です。
こちらも従来の腕時計のようなデザイン。クラウンボタンは1つ。約50種類のウォッチフェイスの変更が可能なのはZenWatch3と同じです。
四角型のデザインなのはZenWatch3と異なる点です。どちらかというとApple Watchに近い印象です。
ASUS ZenWatch WI500Q
初代ZenWatch。クラシカルなデザインや本革ベルトのこだわりはこの初代ZenWatchから受け継がれています。ウォッチフェイスが変更できるのも初代からで、デジタルとアナログの表示パターンが複数用意されています。
2代目、3代目と比べるとやはり性能は落ちるので、今買うならZenWatch3かZenWatch2かと思いますが、もし中古で手に入る場合はデザイン性の高いZenWatchが安く手に入る可能性もあります。
大項目 ASUSのスマートウォッチ「VivoWatch」モデル
ASUSスマートウォッチのエントリーモデル。とはいえ安価なスマートウォッチと違い高級感があるのが特徴です。
現時点で1種類しか販売されていません。
ASUS VivoWatch HC-A01
何よりも特徴的なのがバッテリーの持ちが良いこと。使い方次第では1週間以上持つというハイパフォーマンスを発揮してくれます。
脈拍センサーや消費カロリー計算、熟睡度や睡眠快適度といった一般的なヘルス機能が備わっています。しかしゲームなどのリッチな機能は全てカットしており、シンプルにスマートウォッチに必要な機能を搭載することにフォーカス。
Happiness Index(ハピネス指数)機能で自分の幸福状態を、毎日の活動状況、運動時間、睡眠の質から計算して出力してくれるユニークな機能が搭載されています。ヘルス活動の総合得点のようなものでしょうか。
エクササイズモードで有酸素運動を行うとLEDインジケーターが緑に点灯し、脂肪が効率よく燃焼していることが把握できます。また脈拍数値が警告レベルになると赤に点灯します。
生活防水仕様で多少雨に打たれても問題ありません。ただし海やプール、お風呂では使用不可。
スマホとの連携には、Android版「HiVivo for ASUS VivoWatch」とiOS版「HiVivo Plus」の専用アプリが用意されています。
ウォッチフェイスはモノクロでシンプル。こういった場所でバッテリーの持続力を高めているのでしょう。デジタル表示とアナログ表示がそれぞれ複数用意されています。
エントリーモデルである故ZenWatchやAppleWatchには及ばないが、初めてのスマートウォッチにとしてASUS 「VivoWatch」を検討してみるのはありかなという印象です。
まとめ
ASUS製のスマートウォッチの特徴からそれぞれのシリーズのスマートウォッチを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ZenWatch3の伝統的な高級腕時計のたたずまいは、Apple Watchにもない魅力的な特徴の一つです。
ASUSにはこれからもデザイン性の高いスマートウォッチを発売してほしいと思います。