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ASUS x205taのスペックは?後継の現行モデルも紹介

望月美羽
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外出先でPCを使うなら、持ち運びしやすくバッテリーが長持ちするモバイルノートが便利です。
手頃な価格でコスパのよい商品を探している人にはASUSがおすすめですが、中でも圧倒的なコスパで話題になったのがx205taです。
ASUS x205taのスペックや特徴、今買える後継機などを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

ASUS x205taのスペック

ASUS x205taの発売日は2015年2月21日で、実売価格3万円台前半という低価格で話題になった商品です。

x205ta(eeebook)のスペックは以下のようになっています。

ディスプレイ…11.6インチ、1366×768ドット(WXGA)
CPU…Atom Z3735F クアッドコア 1.33GHz
メモリ…2GB
ストレージ…32GB/64GB
重量…980g
バッテリー駆動時間 11.3時間


OSは発売時期によりwindows10とwindows8.1のモデルがあります。

ASUS x205taの長所、メリット

Windowsのモバイルノートは多数のメーカーが発売していますが、ASUSのx205taはどんな特徴を持っていたのか、主なメリットを紹介します。

価格が安くコストパフォーマンスが高い

x205taのメリットとしてまず挙げられるのが価格の安さ、コストパフォーマンスの高さです。
2015年の発売当時の新品価格でも3万円台という低価格を実現しています。
低価格ながら外観のデザインは適度な高級感があり、バッテリー持ちもよいなど機能面でも実用性が高いのが特徴です。
価格が安いだけの商品ではなく、通常用途にストレスなく使えて低価格というコスパのよさが人気の理由となっています。

コンパクトで軽く、持ち運びしやすい

x205taは11.6インチのコンパクトなノートPCで、重量は約980gとなり持ち運びしやすいのも大きなメリットです。
いつものカバンの中に入れて持ち運び、必要なときにサッと取り出して使える便利さが魅力です。

バッテリーの持ちが良い

x205taはバッテリー駆動時間が最大約11時間と長いのも特徴です。
省電力のCPUが使われておりバッテリーの性能もよいため、外出先で長時間使う用途でも安心できます。

動作音が静か

x205taはスマホやタブレット向けのCPUを搭載していますので、動作音が静かなのもメリットです。
CPUを冷やすためのファンもなく、ストレージはHDDではなくフラッシュメモリのためカリカリという書き込み音がせず、静かな場所で使っても音が気になりません。

ASUS x205taの短所、デメリット

ASUS x205taは3万円台という驚きの安さを実現した商品のため、コストをおさえている部分もあります。
x205taの短所、デメリットとなる点を紹介します。

ディスプレイ解像度が低い

x205taのディスプレイ解像度は1366×768となっています。
2015年の発売当初では普通でしたが、最近では5〜6インチのスマホでもフルHD以上が当たり前となっています。
高い解像度に見慣れていると画面が荒く感じられる可能性がありますので、動画視聴など映像を楽しみたい人は注意が必要です。

メモリが2GBと少ない

x205taのスペックで要注意なのが、メモリ容量が2GBと少ないところです。
通常のWeb閲覧や文書作成、表計算などは問題なくこなせますが、たくさんのプログラムを同時に実行すると動作が遅くなってしまいます。
ブラウザのタブを多数同時に開いたり、動画の編集をしたり、3Dのゲームをプレイするといった使い方をすると処理能力が不足してしまいます。

ストレージが容量が小さい

x205taのストレージ容量は32GBと64GBの2種類があります。
一般的には64GBあれば十分ですが、32GBのモデルでは容量が不足してしまい、使いたいソフトをインストールできない可能性があります。

キーボードのサイズが小さい

ディスプレイサイズは11.6インチと本体がコンパクトになっているため、キーボードも小さくなっています。
デスクトップ用のフルサイズのキーボードに慣れている人にとっては打ちにくく感じるかもしれません。
ビジネス用途ならメインマシンより外出用のサブマシンとして使うのがおすすめです。

ASUS x205taの後継機は?

まだ中古品が手に入るx205taですが、同じ価格帯でスペックが似ている後継機を選ぶのもおすすめです。
x205taは「EeeBook」という名前でしたが、x205taの次に発売されたモデルからは「VivoBook」という名前に変わっています。

ASUS vivobook E200HA(2016年3月発売)

E200HAはx205taの次に発売された直接の後継機です。
CPUやメモリ容量などはx205taから変更なしですが、インターフェイスとしてUSB3.0に対応するなど細かいところでグレードアップしています。
E200HAからWindows10が標準搭載となっています。

ASUS vivobook E203MA(2018年6月発売)

E203MAは2018年6月に発売されたVivobookシリーズの最新モデルです。
E203MAではCPUとしてCeleronが採用され、メインメモリ4GB、ストレージ64GBとなり、サブ機としての用途ならビジネス用途でも十分に快適なスペックとなっています。
CPUはCeleronになってからもバッテリー駆動時間は最大約14時間と非常に長く、画面サイズ11.6インチ、重量約1kgという特徴はx205taから受け継がれています。
実売価格は3万円をきることもあり、x205taの発売当初よりもさらに安くなっています。

ASUS x205taのトラブル対処法

ASUS x205taを使っていてトラブルが発生した場合や動作を改善させたい場合の対処法について紹介します。

ASUS x205taのバッテリー交換は可能?

x205taは2015年の発売から年月が経過していますので、使用状況によってはバッテリー性能が低下してしまうこともあります。
しかし、x205taのバッテリーは本体に内蔵されており取り外しができないためバッテリー交換はできません。
バッテリー交換をするには本体を分解して改造しなければならず、サポート対象外となります。

ASUS x205taのメモリ増設は可能?

x205taには追加のメモリを装着するための空きスロットがありませんので、残念ながらメモリの増設はできません。
eeebookシリーズはメモリの増設を前提として設計されていません。
容量の大きなメモリに交換するには本体を分解しなければならず、メーカーのサポート対象外となります。

ASUS x205taの電源が入らない・起動しないなどのトラブルがある場合

ASUSの公式サイトには、x205taの動作に問題がある場合の対処法がQ&A方式で用意されています。

https://www.ASUS.com/jp/Laptops/ASUS_EeeBook_X205TA/HelpDesk_Knowledge/
(製品サポート ASUS EeeBook X205TA)

症状に近い項目を開くと詳しいFAQのページに移動しますので、対処法を見つけることができます。

ASUS x205taの音が出ない時の対処法

ドライバの更新を行った際に「音が出ない」というトラブルが起こることがあるようです。対処法としては、一度サウンドドライバをアンインストールした後に、もう一度最新のドライバをインストールしなおすことで解決する場合が多いです。

ASUS x205taのドライバ更新方法

Windows PCでは本体が発売された後にドライバが更新されることがよくあります。
x205taを初期化した後はドライバが古くなっている可能性があり、動作に問題があればドライバの更新を試してみると改善する場合があります。
ASUS x205taの最新のドライバは以下のASUSの公式サイトからダウンロードすることができます。

https://www.ASUS.com/jp/Laptops/ASUS_EeeBook_X205TA/HelpDesk_Download/
(製品サポート ASUS EeeBook X205TA)

まとめ

今回ご紹介したASUSのEeeBook x205taは、コンパクトで持ち運びしやすく、バッテリー持ちもよいモバイルノートです。
発売当時の実売価格が3万円程度と他メーカーと比較して非常に安かったため、コストパフォーマンスの高さで話題になった商品です。

x205taの後継機はVivoBookという愛称で現在も販売されています。
現行のE203MAでも、11.6インチのコンパクトさに約1kgの軽さ、最大14時間を超える優秀なバッテリー駆動時間、新品で約3万円という価格はしっかりと受け継がれています。
軽くてコンパクトなノートPCを安く手に入れたいという人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。


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