前明石市長の泉房穂氏(55)の辞職に伴う同市長選(10日告示、17日投開票)を前に、立候補予定者3人を招いた公開討論会が2日、明石市民会館(兵庫県明石市中崎1)で開かれる。
討論会は市民団体「市民自治あかし」が企画。同団体は、前々回(11年)、前回(15年)の市長選で、市に政策提言する「市民マニフェスト」を策定している。
今回の市民マニフェストは、3代連続した「市長辞職・再選断念」という事態を繰り返さない▽自治基本条例の順守と説明責任を果たす▽「魅力あるまち明石」を目指した明石らしいまちづくりを進める-など、七つの柱があり、具体策など全17項目を掲げた。
討論会には、既に立候補を表明した元県議で共産新人の新町美千代氏(71)、元加西市長で無所属新人の中川暢三氏(63)、元明石市長で県議の北口寛人氏(53)が参加する。各氏の公約や暴言問題への評価、市民マニフェストへの賛否や考えを聞く。
泉氏にも参加を呼び掛けたが、「謹慎中で応じることができない」との返答があったという。
午後2時~4時半。当日受け付け。入場無料。同団体TEL078・913・1241
(藤井伸哉)
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