警察官2人を刺傷 男は起訴内容を一部否認

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石川2019.02.25 20:13

おととし、金沢市内で警察官2人が刃物で刺され、大けがをした事件で、殺人未遂などの罪に問われた男の裁判が始まった。被告の男は「正当防衛だった」と起訴内容を一部否認した。
起訴されているのは、金沢市三口新町の無職 辻力也被告(38)だ。起訴状などによると、辻被告はおととし8月。スピード違反の手続きのために自宅を訪れた男性警察官2人の顔や腕などをナイフで刺し、大けがをさせたとされている。25日、金沢地裁で開かれた初公判で辻被告は、「殺人目的ではなく、正当防衛だ」と起訴内容を一部否認。さらに弁護側は、辻被告が統合失調症と診断されており、犯行当時は心神喪失状態で責任能力が無かったと主張した。これに対し、検察側は辻被告が犯行に至った経緯について「家に来なくていい」と警察に手紙を送ったにも関わらず警察官が家に来たことなどに怒りを募らせたと指摘。正当防衛という主張は成立せず、責任能力についても、心神耗弱にとどまり、限定的にはあったと主張した。この事件は裁判員裁判によって審理され、判決は3月18日に言い渡される。

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