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富山新聞

神馬が先導する「おいで祭り」の行列=18日午前7時10分、羽咋市内

羽咋で「おいで祭り」

2019/03/18 15:20

 「おいで祭り」の名で知られる気多大社(羽咋市)の平国祭(へいこくさい)は18日、神輿(みこし)行列の巡行が始まった。先導する神馬(しんめ)のひづめの音が能登路に春の訪れを告げた。

 

 すっきりと晴れ渡り、日の光が注ぐ中、神馬を先頭に神職や烏帽子(えぼし)姿の若衆の行列が午前7時前に大社を出発した。沿道では住民が軒先で手を合わせたり、おみくじを引いたりする姿が見られた。

 

 祭りは、大社の主祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと)が邪神を征伐し、能登を平定したとの伝承に由来する。「寒さも気多のおいでまで」と言われる祭礼で、住民に親しまれている。23日まで羽咋、志賀、中能登、七尾の2市2町を巡る。