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富山新聞

「ふるさと」を合唱する参加者=18日午前10時40分、金沢市犀川小

金沢の27小学校で卒業式

2019/03/18 15:20

 金沢市内の27小学校で18日、卒業式が行われ、卒業生が恩師や保護者への感謝と新生活への希望を胸に学びやを巣立った。4月に東浅川小と統合する犀川小では、統合前最後となる38人が卒業し、統合校が良い学校になるよう在校生に願いを託した。

 

 犀川小では、荒牧秀樹校長が一人ずつ卒業証書を手渡した。荒牧校長は「中学校では勉強やスポーツなど、本気で打ち込めるものを見つけてほしい」と式辞を述べた。

 

 参加者全員で「ふるさと」を合唱。続いて卒業生が「大切な仲間に出会うことができました」「輝かしい未来をつくるため旅立ちます」などと別れの言葉を述べ、「旅立ちの日に」を歌った。

 

 在校生は「思い出を胸に新しい世界に羽ばたいてください」と声をそろえ、エールを送った。卒業生は在校生や保護者に拍手で見送られ、校舎を後にした。

 

 犀川小は東浅川小との統合後も現在の校舎や校名、校歌を使用するが、愛唱歌を新たに作る。校章は犀川と浅野川の流れと、医王の山々を表現したデザインに変更される。

 

 19日は市内の残り26小学校で卒業式が行われ、18日と合わせて3920人が門出を迎える。