レスで~す♪ No: 4700 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/18 Thu 00:58:43
今日は、熊川哲也を観てきました~
久々の哲っちゃんはやはり素敵でございます(*^_^*)

>0番様
レスありがとうございます
まとぶん、瀕死なのですね・・・(T_T)
れおん君人間になって登場して嬉しいです。
>元子様
風共のコムスカ千秋楽をごらんになられたのですね
アサスカまで出てきたとは・・・
うらやましい~です
>Akko様
ねったんのお話続けて下さって嬉しい♪
私、レ・シェルバンのショー大好きだったの~
ねったんの女役可愛いかった・・・
>keiko様
すいません、他の方のレスに飛び入り・・・
keiko様が「Sっぽいトドさんちょっと好きかも。」だなんて~
>オレンジ様
トドさんがお迎えに来てもぶんちゃんちゃんと
帰れるのでしょうかね~
>みどり様
2連発素敵~
毎回鼻血ものでございます(笑)
署名運動、参加しま~す!と言う前にいちご様が
UPして下さいました・・・
>836番様
タニちゃん、わたる君にキスしちゃったんですね
>はつこ様
?まあく確認できたのですね~
よかったです(*^_^*)
>雪だるま様
かしちゃんに悪戯ですか?
きゃっ・・・・書いてください、楽しみにしています
ほかの方の書いてくださるミズゆうかが読みたい・・・
>いちご様
ゆうかちゃんは絵がお上手なもので密偵にもなれるかしら(爆)
高校時代の再度UPありがとうございます♪
>あお様
タニちゃん、ずっとネグリジェのままだったんですね(*^_^*)
>B様
タイトルと結末が出来てるんですか?
作品、お待ちしていますね~
書いてくださいね~~
>ショーコ様
お風邪なのですね、大丈夫ですか?
とりあえず、私の?を送ります~(えっいらない?/涙)
>はつこ様
お絵かきコムちゃん可愛い~~~
ゆうかちゃんも上手なんですよ、今度一緒にいかがでしょう?(笑)

>管理人様
過去ログ作業お疲れ様でした。
いつもお世話になっていますm(_ _)m



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続・萬家の週末 タニの心配事 No: 4699 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/18 Thu 00:45:57

日曜の晩遅くリカはフラフラになって帰ってきた。
ドアが開いたとたん、リカはタニの腕の中に倒れ込んだ。


「リカさん、おかえ・・・???どうしたの!!!」


タニはリカをすぐにベットに仰向けにして、服を脱がせた。
胸から肩まで無数の青紫色の痕は強く残っている。が、他に傷らしい傷はない。


「ふう~~ん、ただただ激しかったのか・・・」


にしてもあの歳でリカさんをこんなにしちゃうなんて、萬教授って凄いテクの
持ち主なんだろうな。


「なんたってリカさんのお父さんだもんね。当然か・・・・。いったいどんな
なんだろう。萬教授との○○○○って・・・? 」


タニはリカの体を心配するよりも、リカを心身共にこんなにメロメロのヘロヘ
ロにしてしまう萬への好奇心でいっぱいだった。



翌朝になってもリカの足腰は立たなかった。


「ふああ~~あ。おはようっ、タニっ。・・・・ドテッッ。」


洗面に立とうとしてリカは見事にこけた。


「リカさん大丈夫!?」


タニは肩をかすとリカを朝食のテーブルまで運んだ。


「いったい、どんなことすると、こんな風になっちゃうわけ?」

「どんなって、そりゃーまあ、あんな事こんな事して、@@××で△@□@だ
ろ~。で、その後に×××を○○○して・・・・」

「いいよ・・・もう。」
(聞いた俺がバカだった・・・まさか答えるとは思わなかったけど。)


「ふうう~」


グレープフルーツジュースに手を伸ばしたリカの寝間着の前がはだけ、萬との
愛の印が顔を出した。


「今日はワタルさんの前で絶対に胸を開けちゃダメだよっ。」

「えっ・・・?ああ・・・」


リカにもタニの言った事の意味が分かったらしい。


「確かにこれは、あいつにはちょっと刺激的すぎるな。」


リカはタニが用意してくれたスカーフで厳重に首と胸をガードすると、行って
来ますのキスをした。


「そんな心配そうな顔すんな。今日は早く帰るよ。」

「うん・・・待ってるよ。」
(ってそういう時に限って早く帰れたためしがないけど・・・)


行って来ますのキスにしては濃厚過ぎる、後を引くような激しいくちづけの後
、リカはニッと笑って帽子を被り後ろ向きにドアを出ていった。



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高校時代 again 8 No: 4698 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/18 Thu 00:28:43

平謝り~~~~~m(_ _)m  ごめんなさい!!!
管理人様、あお様、836番様、ショーコ様、みどり様、はつこ様
0番様、雪だるま様

レス、お叱り、再掲希望、ありがとうございました。
そして申し訳ございませんでした。ま、またやってしまった・・・
みどり様の仰る通り、直さないでそのまま載せます。
説得力ありすぎて逆らえないわ。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽




トドが、ノルの正面に向き直る。

「そんなにブンが好きか?」
「好きだ。・・・すまない。」

ノルが視線を外し、トドがフッと哀しく笑う。

「謝んなよ、バカ・・・。ま、俺もそろそろお前のつまんねー体は
 飽きてきたしな。潮時だったんじゃねーか。」
「・・・言ってくれるじゃないか。」

「冗談だよ。最高だったよ、お前の中。」
「ばっ・・・!」
ノルの顔が真っ赤になった。

トドがノルの顎を引き寄せ、吸うように口付ける。
唇を離すと両手でノルの頬を挟み、悩ましい瞳で見つめた。

「最後の夜だ。」

二人が服を脱ぎ、ベッドへ移る。

ノルに覆い被さったトドが、口元を歪ませて笑う。
「今夜の俺は激しいぜ。」
「望むところだ。」


窒息しそうな程に口内を吸い尽くし、むしゃぶりついてくるトド。
ノルは初めてトドに抱かれた日を思い出す。
トドの肩越しに見た青い空が美しかった。
無理やり押し込まれて感じる自分が恥ずかしかった。

あの屋上の日から、何度お前に抱かれただろうな。
お前にこうされるのが好きだった。
好きだったよ、トド。
これからだって・・・

「はあっ・・・あ、あ・・」
胸と下腹を同時に愛撫され、耐えられない声が溢れ出す。
早く来て欲しいと、腰がねだって浮き上がった。

「ノル・・・欲しいのか?」
ノルが眉を寄せて頷く。

「もう少し、お前を楽しんでからな。」
トドの唇と羽根のような手が下がっていく。
強く印を残す唇、いたわるような舌、触れるか触れないかで流れる手。
ノルが迸りそうな自身を持て余し、トドの頭をそこへ導く。
そして包まれる。

「ん・・・はぁぁぁ・・・あ、あぁ・・・っ!!!!」

口の中でノルが脈動し、トドの喉に流れていった。

脱力した腰を引き寄せ、トドが己を突き通す。
狂おしく悶えるノルの顔を見つめ、瞳の奥に焼き付けるトド。
この顔も、もう見納めなのだ。
閉じた目尻に輝く雫を舌が掬った。

「動かないほうがいいか?」
「もっと・・・突け・・・よ・・・」

「フッ・・・ほら!」
「あっ、はあぁっ!!」

ノルの握ったベッドカバーが、用を成さない程に乱れて渦を巻く。

二人の最後の饗宴は、何度果てたら終わるのか。
夜は更けても、眠るのが惜しい。


この日を境に、ノルとトドは体を触れ合うことが無くなった。
どちらもそれを不満に思うこともなく、友情は変わらない。

今のところは。



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萬家の週末 後編 No: 4697 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/18 Thu 00:05:33

Akko様~私、なんと呼び捨てでした、ごめんなさい!!お許しを~~。

そしてまたまた沢山のレスを下さった方々ありがとうございました~。今日は
夕食早めだったので、あとは皆様に甘えてまた書き込みオンリーです♪


・・・


「父さんっ!!会いたかったっ。」


萬の胸に飛び込んだリカは萬の口づけに早くも撃沈寸前だ。
それはいかん、と萬は唇を離すと、もたれかかったリカを抱えながらソファー
に座らせ、クローゼットから包みを出してその膝に置いた。


「うわ~~。また俺に?・・・今度は何だろう?」


リボンの付いたうす黄色の薄紙を開けると、中からはサテンの紫色のフリフリ
ブラウスと、お揃いのチョッキ、パンツが出てきた。


「ハー・・・すごく・・・綺麗だ・・・。父さん本当にありがとう。あっ、腰
にパールのチエーンもつくんだね。ねえ、今着てみていい?」

「ああ、もちろんだ。着て見せてくれ。」


リカはその衣装に素早く着替えるとチリチリの髪をサイドになでつけ、胸は開
けはなったまま、というよりむしろ最大限に開けて振り向いた。


「すっ・・・素晴らしい。想像していた以上だ。・・・私は・・・幸せだ・・・・」


リカは父に見せるため、そして自分の為大きな鏡の前で次々とポーズをとって
みせる。
腰をおとしてのけ反ったり、手をお腹にあててクイックイッと腰を回してみた
り、背を向けて体を揺すりながら不敵な笑いをうかべたり・・・。


「あああっ。もうダメだよリカ。これ以上私を惑わさないでおくれ・・・」


萬は鏡の前でまだクネクネやっているリカの腰を抱き寄せると、自分の腰にピ
ッタリと当て舌を差し入れてきた。
お互いの下半身の接した部分が硬くなって、下腹部に妙な感触が産まれる。
萬はますます強く押し当てるように腰に回した腕に力を込め、開いた胸の中心
に唇を当て、強く吸った。


「あっっ。」


たまらなくなったリカが体をはなそうとしても萬は許してくれない。

チョッキのボタンをはずし、胸から肩の方まで舌を這わせ、首筋と肩口に濃い
印を付けていく。痛いほど吸われながら乳首を摘むようにもてあそばれ、リカ
の腰は力を失いヘナヘナと崩れ落ちていく。


「しっかりしろ、リカ。気を失うのはまだ早いぞ。」


リカは萬の腕の中で夢うつつのまま全裸にされ、ゆっくりと萬のモノで埋め尽
くされていった。


「んん・・・父さん・・・一緒に来て・・・はあああ、僕はもう・・・すぐ・・だ・
・・あああ」


リカは静かに、だが確実に導かれ、最高の高みに押しやられて行った。
目の前が眩しい。
光がクルクル回って、くららをリフトして回ってる時みたいに甘い感覚が体全
体に広がっていく。


「んん・・・父さん・・・父さ・・ん・・・」


快感の波はいつまでも途絶えることがないかのようだった。リカは激しく頭を
振って何度も何度ものけ反った。そして絶叫とともに萬の背中にツメを立て、
やっと波が去っていった。
リカの波は萬にも移り、強く腰を突き出すと下半身を緊張させリカの中で至福
の時を迎えた。


「ふうう・・・んん。」


萬は大きく息を吐きだすとリカの中から抜け出し、汗で光った胸にくちづけを
した。


「よかったよ・・・リカ・・・」


まだぐったりしたリカは首だけ父の方に向けると、濡れた瞳でじっと萬を見つ
めた。


「俺も・・・。大好きだよ・・・父さん。」



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再び出会う時(8) No: 4696 [返信][削除]

投稿者:くーろ 02/04/17 Wed 23:15:22
おばんです。
バトラー様のなんとも優しいスカーレットへの笑顔は、アシュレーの嫉妬を買った
かなぁ~??なんて妄想のついて来そうな千秋楽で、アサコスカまで現れた日にゃ
ぁ、も~~~~~ぎゃぁ~~~妄想すらぶっとぶぞ~~~ってなことで~。
明日からも、元気にぶち壊れましょう。(失笑かうかう~~)

***

ベットへ寝かせたブンの手を取り、額にかかる髪をすくってやる……
熱があるわけではない。だが、表情が苦悶しているのが気になる……
「ブン、ブン」そっと声を掛けてみる。
「……ん……ん……」
「お前何で走り出したんだ?」
あの時、俺はお前から一瞬だけ目を離してトドをみた、お前もトドを見たのか??
何か思い出したのか?

「……僕は!僕は!……どうして、なにもいってくれないの!どうして…どうして…」
っと、叫んで飛び起きたブンを俺は抱き締めた。
お前の瞳に今映っているのは誰だ?落ち着くまで、唯抱いていた……

**

俺と、コムは仮縫いを終えて、トドさんの部屋へ戻った。
部屋へ戻ると、チー坊が何かを渡していた……
トドさんが手にしていたのは、ミモザのブローチで愛おしそうに指のひらで一つ一
つの花を撫で、ふっと一つ息を吐いて、ブローチを箱の中にしまい。箱をチー坊に
返した……
「…戻しておいてくれ…」
「トドさん」っと思わず声を掛けた。
「ああ、全部終わったか?」
「はい、ありがとうございます。」
「中々の見立てだったろ?」
っとコムのドレスのことを言って、ポット赤くなったコム。
俺は嬉しいんだか、悔しいんだか、そんな顔トドさんに見せるなよ~~~喰われち
まうだろうが~~~
「トドさん、あの箱は?……」
「…ブンとの…約束だったやつだ……」
そう言えば、そろそろ来てもいい時間だ……

***

俺は、ブンを抱いていた……ブンはやっと気がついたようだ。
「ノルさん?」
「ああ、落ち着いたか?」
「うん……」
そう答えた後、しばらくじっと俺の肩に頭を預けていた。
俺は、俺から聞くことにした。
「……思い出したか?」
「………う…ん………」
「大丈夫か?」
「うん」
「全部か?」
「うん、多分」
「そっか、よかったな……」
「ううん……よくなんかない……よ…」
「なぜ?」
「だって、トドさんは……。知ってる癖に……
 1人でイタリアに行っちゃいけないって……いうんだ……
 だから、愛人には自由はないのかって言っちゃったんだ……
 そしたら、もういい好きにしろって言って、振り返ってくれなかった……
 僕ノルさんに、スッゴクあいたかった、どうしても約束に間に合いたかった。
 でも、もうこれは言っちゃいけないと思って…ずっと思っていたら、
 言わないようにって、忘れなくちゃ、そうしなくちゃいけないって…
 そしたら、なんか色々押し込んで、忘れちゃった……」
やっぱり、あいつの心配は当たってたってことか……
「ブン~~~~~~~そんなことじゃないかと思った。
 すっごく心配したんだぞ。トドから連絡貰って、こっちに来るお前とどうやっ
 て会おうとか、思い出さなかったらどうしようとか…
 それに、あいつが、あんな声出すのを俺は聴いたことがなかった。
 ……あのさぁ
 ブン、お前、大人になれ。
 これはもうこの1回きりっきゃ言わないから良く聞けよ。
 自分をもっと強く持って、何が大切で、何が本当の強さか。
 そしてもっと自分を見つめなくちゃいけない。
 自分の事だけで構ってると、本当に大切な人を失う。
 それからで% 82ヘ、何の為に俺が、お前を手放したかわからないじゃないか。」
俺はブンの頭を胸に抱き寄せる……重さが愛しい。手放したくはないが……
「お前の為に、こんなに沢山の人が動いてくれてるじゃないか。
 お前を愛して、お前の我がままだけの為にこうやってここに来させてくれて、
 お前が何をどうしたいのか考えてくれたろ??
 それに、トドは口下手だから言わないが、同じことを思っているはずだ。
 あいつの事はいつもおれが通訳のように言ってやっていたこともあるんだ。
 『お前の好きにすれば言い』というのは、あいつが突き放して言っているん
 じゃないことは、わかるだろ?」
「うん…でもっ…」
「俺との約束だって、はっきりちゃんと言えば良かったんだ。
 いやだって言われたって、きめたって言えば、あいつは出してくれたはずだ。
 それに、お前のことをとても心配していた。」
「そんなはずはない!だって…嫌だっていったのに…」
「あいつは、そういう所が不器用だからな……
 おっと時間だ…、ブンお前、もう一つ約束があるのを忘れてないか?」
「え?」
「トドがコレクションに出品するのを知ってるんだろ?」
「でも、喧嘩して、もうデザイン全部棄てたって……」
「招待状が来てるぞ?あいつがへそ曲がりなのをもう忘れたか?」
俺は何だって、あいつに塩を送るようなことをやってるんだ……

***
つじつま合わないなぁ……
もう諦めの境地??なわけないですが、作文力の無さ故です。


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皆様、署名運動しましょうレス~ No: 4695 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/17 Wed 23:14:09

あああ、いちご様が削除された作品読みたい。高校生風爽やか系Hに書き下ろすのは絶対
反対!そのまま、もう一度投稿して~!!!「解禁しちまったよ」って開き直ったんなら
きっちり解禁してくれよ、お願いっ!!!もうダメ、私ショックで仕事が終わらないわ~(号泣)!!!皆様、いちご様の再投稿に向けて署名運動しましょうね~!

>>管理人様、
お身体の方、大丈夫ですか?体調が悪い中の過去ログ整理、大変お疲れ様でした。
もう大感激です。ここって次のページへをどんどんクリックしても1800話くらいしか遡れ
ないことに先日気がついて、ショックを受けたりしていたので、昔のお話が読めるように
なって大変嬉しいです。 本当に有難うございました。そして、お身体くれぐれもご自愛くださいませ。

>>836番様、
>荒野書いてる時に自分がものすごい馬鹿に思えましたもの‥‥。(哭)
あの名作「荒野」を書いた貴女様でも自己嫌悪に陥ることがあるなら、私の自己嫌悪は至極
当然だということがよくわかりました。いつもさりげなく優しいレスを下さる836番様が好きよ?

>>ベン様、
>読んでいると私の中の陰惨系の血がうっとりしているのがわかります。
いやー、私もあれ書いてる時はずっとベン様のことを考えてました? 公演中だけどお元気かな?とか
思いながらね(笑)。でも、ご贔屓の身体に傷をつけたくないから、縛りだけで陰惨系エロドロの世界への
深入りはやめようと思っています。 ところで、公演中にもかかわらず先日は作品もUPして下さって
とても嬉しかったわ。乱暴で、おいたが過ぎるリカさんの息子(猫の方よ)無事に生まれて
よかったですね。他の赤ちゃん猫達もすくすく育って欲しいです。うちのぶんちゃんにまた一匹もらっていい?

>>はつこ様、
>ブンちゃん、ここ迄やってるのに、Sはお嫌なのよね?
まぁ、あれは初期の頃の話ですからねぇ、今はどうだか知りませんよ。
・・・・・・・・・今の二人で書いてみましょうか?<-てめぇ、人をおかしな趣味の持ち主にすんな!(by ぶん)
ところで、真夜中のお絵かき教室、楽しませて頂きました。 密偵《 A 》君、大好き。

>>雪だるま様、
アノ話、実はぶん派の皆様から怒られるかなと思って恐る恐る投稿したのよ。
♪HT♪様と同様、殴られても、蹴られてもメールに剃刀を貼り付けられても、爆弾送って
こられても素直に「総受け」させていただこうと思っていたのに、返ってきたのはS系のトド様への
支持ばっかりで「ぶんちゃん可哀想~」と言う反応が全くないことに驚きました。やっぱ二人の男を手玉にとる
浮気三昧ヤリたい放題の愛人って支持されないのか?ショックのあまりうちのぶんちゃん、
次のお話で少しグレる予定です(でも、今日はまだ仕事中なのでUPは明日以降になるでしょう)。

>>ショーコ様、
>少しSなトドさん、惹かれますわ。
割とこういう反応が多くてびっくりしてます。それで誰も「ぶんちゃん可哀想」とは言って
くれないの、一応私のご贔屓なのに・・・シクシク(泣)。<-だったら書くなよって?

>>keiko様、
あらまぁ、純情可憐なイメージの貴女様にまで「Sっぽいトドさんちょっと好きかも」というコメントを頂き、
やっぱりこの板の住人だな・・・と実感したりして(爆)。

>>♪HT♪様、
水中H・・・なんか新鮮でいいかも?しっかし、よく次から次へと色々考えられるゾ、
この板の住人! って、連続H作家の私が言うのも何だけどさー(照)。
>お前となら15回でも20話でも続けられるぞ
ご贔屓が20話連続やられっぱなしっつーのも何なんで、ぶん「攻め」も入れようかなどと思案中・・・、
お宅のトド様に「このみどりって嫌な女だな」とか言われてしまうかしら・・・^^;;。ご免遊ばせ。

>>Akko様、
最近、Akko様、ひかり様、元子様と次々大型新人がデビューされているので嬉しいです。
今後のご活躍をお祈りします。ところで、私、お嬢様とお二人で読めるような内容に
作風を改めた方が宜しいでしょうか(爆)?

>>いちご様、
>3-Bでしたの?私は3-Dでしたわ~。
私は3-7でしたわ~。<-今更、超亀だぞ、自分!
>いえ、に、似てないと思いますわ・・・
そうですわね、いちご様のお宅のトド様はもっとダンディーだと思います。
>あのぅ(恐る恐る)「サディスト、トドさん」って、
うちのトドさんも入ってます? 自覚が無いもので・・・(笑)
はい、かなり入ってると思います(断言)。 とても貴公子系には見えません(爆)。

>>オレンジ様、
>世界はノルと自分の二人のためだけにあるとさえ、無邪気に信じられたあの頃・・。
私も丁度自分の話の中でそういうぶんちゃんの心象風景を書いていて、考えることが
似てるなぁ・・・としみじみしました。やっぱりノル&ぶんっていいですね。
>大丈夫か?苦しいか?
こんなこと、トド様は決して聞いてくれないもんね。 悔しいけど、ご贔屓の嫁ぎ先は
星の王子様の方がいいということを私は潔く認めます。
で、最近、トド様 旗色悪いからせめて私の話の中だけでも優しい男に書いてあげようと
思ったんだけど、ぶん攻め以上にニンにあわなくて、結局大失敗しました(苦笑)。
こうなったらノル&ぶんの結婚式でも何でも書いてくれい(開き直り)。

>>あお様、
>好きなだけ行っちゃってください。
もう完全に呆れてらっしゃるわね(笑)?



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ショーコ様へ 個人レス No: 4694 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/17 Wed 23:12:00
おやさしい呼びかけ、ありがとうございます。
そうなのです、最近、体から力が抜ける、というか、upするだけの気力がなくなってしまってゥ・
連続して投稿していた疲れが出たのでしょうか。
自分の駄文が身にしみて感じられまして(;;)
文豪ショーコ様も回復されたようですので、私もがんばってみます(^^)
明日あたりには、復活していると思います。



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花を見に行く2人(その2) No: 4693 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/17 Wed 22:47:59
仲良く手をつなぎ轟邸の庭を歩く2人。
「オサ,ほら見えてきたぞ」
アサコの差した方を見ると一面菜の花が
咲いていました。
「ほんとだ。すごいね~」
オサちゃんは菜の花を前にため息をついてしまいます。
アサコはさっそくスケッチブックを取り出し
絵を描き始めます。
オサちゃんは花を踏みつけないように気をつけながら
菜の花の中を歩いています。
『まるで花の絨毯を歩いているみたい♪
ただ歩いているだけなのになんだかとても楽しい
あっ、ちょっと離れた場所に蓮華がたくさん咲いてる』
オサちゃんは菜の花を1輪摘むとアサコの元に戻ります。
「アサコ。絵たくさん描けた?」
「ああ・・・描けたよ」
「そう、良かったね。これあげる♪」
そう言うと摘んだばかりの菜の花をアサコのシャツの
胸ポケットにさしてあげます。
「ありがとう。次はどこに行きたい?」
「次?う~んと・・・・」
オサちゃんはしばらく考え
「あのね・・・向こうに蓮華たくさん咲いているの
 見つけたの。蓮華見に行こうよ」
「蓮華ね・・・・見に行くか。
 片付けるからちょっと待ってろ」
スケッチブックを片づけます。
「オサ、お待たせ。じゃ、蓮華を見に行こう」
アサコは立ち上がるとオサちゃんの手を差し出します。
「うん」
オサちゃんは嬉しそうにアサコの手を握ると蓮華が咲いている
場所へ向かいました。

*****************************

>ショーコ様
 レスありがとうございます。
 風邪大丈夫ですか?
 早く良くなってくださいね。
 堕天使オサちゃん登場しましたね。
 なんだか嬉しいです♪
 堕天子オサちゃんちょっと暴力的だわ。
 ワタルくんは夜中に出かけちゃったのですね。
 壮くんのことでですよねきっと・・・・・
 続きがとっても気になります。



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いちご様へ No: 4692 [返信][削除]

投稿者:雪だるま 02/04/17 Wed 22:35:03
>解禁・・・しちまったよ・・・
と again 8 の最後のいちご様の笑い方で、
いちご様こそ攻めと見た!
ちゃんと解禁Hは読ませていただきましたわよ~
トド×ノル派ファン?のためにも再投稿お待ちしていま―す。


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レスしちゃえ~レス No: 4691 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/17 Wed 22:33:50
>あお様。
やっぱりいつもあお様を見つつアップです^^
筆かあ~ふ~(笑)

>いちご様。
私も!私も読みました!(挙手)
激しかったのに、残念(爆)

>はつこ様。
お絵かきは、ゆうかちゃんもお上手ですよね。
実際のコムちゃんはどうなんでしょう(って、そんなこと考えてはいけない)

>ショーコ様。
お風邪、よくなりましたか?
タカコさんとかよこちゃん、お風呂で未遂です(笑)
私もわかりにくいかな、とふと思いましたが、まさかやってませんと
書くわけにも(爆) 心の恋人と聞いて「お口の恋人ロッテ」を考えた私を
許してください。



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レスです No: 4690 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/17 Wed 22:28:19
>0番様
 レスありがとうございます。
 まとぶん瀕死ですね・・・・・
 死んじゃうのはイヤ~。
 まとぶんが死んじゃったらかよこちゃんは
 どうなっちゃうの?
 期間限定で看護士礼音くん登場なのですね。
 礼音くんの活躍期待しちゃいます。

>はつこ様
 密偵Aさん覚えていますよ。
 久しぶりの登場ですね。
 お話の中に私の名前出してくださって
 ありがとうございます。
 ワタルくんの背中に極太マッキーで
 (しかも12色!私も持っていますよ!)
 お絵かきするコムちゃんかわいいですね。
 コムちゃんの為にお絵かき教室ですか?
 う~ん。アサコちゃんに相談してみますね。

>ベン様
 レスありがとうございます。
 エミリオちゃん近いうちにお借りします。
 エミリオちゃんはちょっとやんちゃなのですね。
 了解しました。

>いちご様
 レスありがとうございます。
 今回もアサコちゃんたくさん絵を
 描く予定です。
 もちろんオサちゃんの絵も!
 ファミレスではしゃぐブンちゃん小さな
 子どもみたいでかわいいですね。
 トドさんとノルさんは高校生なのに激しいすぎです。
 読んでいてドキドキしちゃいました。
 
>あお様
 レスありがとうございます。
 今回のお話にはエミリオちゃんでません。
 違うお話で出てもらおうと思っています。
 タニちゃんずっとネグリジェ着たままだったんですね。
 いよいよタニちゃん元通りの大きさになるのですね。

>管理人様
 いつもお世話になっております。
 風邪は大丈夫ですか?
 過去ログアップしてくださったのですね。
 ありがとうございます。



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いちご様へ No: 4689 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/17 Wed 22:26:31
え??消したの??
トド&ノルのラストH…良かったのにぃ(泣)
いやん!後でもう一回読もうと思ってたのに…

みどり様の署名運動、私も名前書いちゃう!!



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恋人達・5 No: 4688 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/17 Wed 22:24:27
部屋のカギを開けて、中に入る。
煌煌と灯かりが点いていて、ワタルをほっとさせる。
石鹸の清潔な香りが微かに漂い、歌っているのか、コムの声が小さく聞こえる。

「コムゥ!、風呂!?」
バスルームのドアに近づきながら、大声で聞く。

「そう!おかえりなさーーい。もうすぐ出るから!」
「いいよ!俺が今入るから!」

「ダメー!、まだ洗ってないから!」

バスルームのドアが開いた。

「じゃぁ、洗ってやる!」
嬉しそうなワタルの顔が覗く。

「ヤダ、ダメ!ワタルさん邪魔するから。」
「邪魔しない。ちゃんと洗うから。」

そういう端から、もう既に裸になっていて。

「ほら、どいた、どいた。」
コムを立たせて、バスタブに入ってくる。
長々と足を伸ばして、
「あ~~~」
と気持ちよさそうな声を上げる。
「オヤジみたい」
コムがクスっと笑う。
「来いよ。」
ワタルが手を伸ばして、コムを引き寄せ、後ろ抱きにする。

「どの辺から、洗いましょうか?姫。」
「じいや、もう洗わなくてよい。」
「そう、おっしゃらずに、このじいにお任せ下さい。」

ワタルの手が、コムの温まってほのかに染まった肌を滑って行く。

「もう、ワタルさん、ほんとにH!」
「Hなことなんてしてないよ。真剣に洗ってる。」
ワタルが、後ろを振り向いたコムに真顔を作って見せる。

ブクブクとシャボンの泡立つ湯の中で、
ワタルの手が、コムの感じやすい部分をゆっくりとたどって行く。

「ダメ!ワタルさん...」
コムの声に吐息が混ざりはじめ、やがて、微かな喘ぎ声に代わる。

「今日は...ちゃん..と..洗うって...」
「だから、まじめに洗ってるよ。お前が勝手に感じってるんだろう」

「いじわる!」
コムの目が潤みだして、唇が誘うように開く。

「そう、誘われちゃぁ、断れないな。」
ワタルがコムの唇を覆う。

ワタルの手が、コムの一番敏感な部分を愛撫、いや、
ワタルに言わせれば洗いはじめた時に、

洗面台に置いた、携帯が鳴り始めた。

泡の中から手を伸ばして、ワタルが携帯を取る。

「もしもし....うん。こちらから掛け直す。」

そう言った時には、もうシャワーに手が伸びていて。

「コム、続きは、後だ。」
「うん....」
コムがワタルの様子を気遣わしげに見つめる。

ワタルが急いでバスルームを出ていった後で、
コムは自分が出ていいものかどうか迷っていた。

恐らく、コムに聞かせたくない内容だったに違いない。
仕事の時はいつもそうだ。

火が付いてしまった体の火照りを、冷たいシャワーで鎮めながら、
じっと頃合いを待つ。

コムがバスルームを出た時には、
すでに、ワタルは身支度を整えていた。

「わたるさん...?」
「出かけてくる。」
「うん.....」

絶対帰ってきて....その言葉は禁句。
絶対帰ってこないことが有りそうで怖い。

見上げたコムの瞳の色で感じたのか、ワタルが微かに微笑む。
「すぐ、戻るよ。」
「うん...気を付けて」
「ああ、じゃあな。」

あの、ワタルが慌てて出ていったのだ。余程のことなのだろう。

「あっ、そうだ!」

クローゼットのワタルのスーツの胸ポケットを片端から調べる。

良かった....持っていったんだ....

あの日見つけた、血染めのクローバー。
送った人のやわらかな心遣いが伝わってきて、コムを嫉妬で苦しめるのに、
なぜだか、必ず守ってくれるような気がする。

あれがあれば、大丈夫。

すがれる物になら何にでもすがりたくて、コムは、そっと胸の前で指を組む。

どうぞ、無事に戻りますように。

いつも、ワタルを仕事に送り出す時には、それほど感じないのに。
時間が時間なだけに、不安が増す。

こんな時間に何があったというのだ....



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いちご様へ個人レス No: 4687 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/17 Wed 22:21:03
えっ、一体何を削除されたの?そんなのダメよ。私まだ読んでないも~ん(泣)!
ひょっとしてトド&ノル描写だったの?高校生らしくないったって、世の中にはいろんな
高校生がいるんだからいいじゃない!それに誰もトド様がフツーの高校生だったなんて
思ってないです(第一、想像もつかんわい)。それもキャラ達の魅力のうちよ!再度UPを
激しく希望!でなきゃみんなで署名運動しますわよっ!



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堕天使物語・13 No: 4686 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/17 Wed 22:19:23
キャッ、私も読みました。いちご様。なんか下のレス、とんちんかんですねぇ、こうなると。ごめんなさい。相変わらず鈍亀です(泣)

*************************************

パタパタと誰かが入ってきた。
咄嗟にワタルが、裸のコムに、脱ぎ捨ててあったブラウスを着せ掛け、後ろ手に庇う。

キャッ。カ、カッコイイ!

コムが手を前で組み合わせて、うっとりとワタルを見つめる。

「誰だ!」

「ワッ!ごめん。取り込み中だったんだ。」
急に入ってきたものが、
パタパタと飛びながら、口元に皮肉な笑みを浮かばせる。

「コムー、めずらしいなぁ。そこまで行くなんて。」

あっ、でも、こいつ、ステキかも。

ワタルを見て、ニヤリと笑う。

「あっ!オサ!どうしたの?お前こそ。」
「あっ、そうそう。何とかしてくれよ。」

「何を?」
コムは、まだ媚薬の効き目が醒めていないらしく、聞き方が変に色っぽい。

オサが不思議そうに、首をかしげたが、それどころではなかったらしく、
ワタルにしがみついた。

「エッ?何するんだよ!」
コムがびっくりして、中に割ってはいる。

「妙な奴なんだよ。お願い助けて。」
オサがコムに目もくれず、ワタルに向かって、甘えた声を出す。

「だから!何が?」
コムが不機嫌な声を出す。どうやら、醒めて来たらしい。飲んだといっても少量なのだ。

「俺が今日連れてきた奴。」
オサがワタルに、また、しがみついて、答える。

ワタルが、まんざらでもなさそうに、目尻を下げている。

ふん!ドスケベ!

「オサこそめずらしいな。狙った獲物は外したことないのに。」
「ううん。ちょっとね。可愛かったから....」
「可愛い?若い子なの?」

「っていうかぁ....なんかいい感じ?」
「ふーーん。それで?」
「で、いつものように、媚薬で酔わせて、焦らして、言わせようとしたのに、言わないんだ。」
「へーー、お前の腕で...」

「うん。いいところまでは行くんだけど。」
「どういう風に?」

∽・「て、誓うところまでは行くんだけど。違うんだよね、言うことが。」
「なんて言うの?」

「あなたのためなら、何でもします。」
「うんうん。」
「でも、死ねません。あの神殿の女神像を見るまでは!って言うんだ。」

「はーーー。で、お前は?」
「あの手この手、しまいには殴ったり蹴ったり...」
「ウソ!」
コムが可愛い顔を、驚きで染める。

ワタルがまじまじとオサを見る。

このはかなげな、顔で、殴ったり蹴ったり....ってか?

「それでも、俺にしがみついて離れようとしないんだ....」
「ふーーーん」

コムの思考回路の中には、そういった事態の対処方法がないらしい。
ただ、感心している。

「それで?どんな男だ?」
ワタルがやっと口を出した。
オサを抱きかかえたままで。

コムは、手を引っ張ったり、脚を引っ張ったりしてみるが、
しがみついている、オサを引き剥がすことが出来ない。

ふくれて、ワタルの顔を見るが、ワタルも知らん顔をしている。

「画家なんだって。で、俺を画きたいって言うから。」
「うん、うん。脱いでやったのか?」
ワタルがニヤリとする。

「なんで脱ぐんだよ!」
コムがワタルに毒づく。

「うん。脱いでやったの。そしたら、あいつ夢中になっちゃって。」
オサが色っぽくワタルに微笑みかける。

「そうなの?」
コムが、がっかりする。

オサって、このドスケベと話が合うみたい....

「あと、もう一歩だから、何とかしたいんだけど。どうにもなんない。
他の奴、見つけようにも、離れないし...いま隙を見て逃げてきたんだけど。」

「お前らしくもない。」
コムが、めげずにオサの手を外そうとしながら言う。

「余程、お前に惚れ込んだんだなぁ。」
ワタルが、そんなコムの様子を可笑しそうに見ながら、オサにウィンクしてみせる。

「らしいね。でも、ちょっと厄介....あっ、そうだ、コムゥ。ねぇ、取り替えっこしない?」

「何を?」
コムが不機嫌に聞き返す。

「うん、もう。分かってるだろう?この人と、ウチのいかれた画家。」
「な、なんで、僕が」

「だって、妙に純情なところ、お前とあいつ似てるし。」
「ヤ、ヤダよ。」

「どうして?だって、お前、まだ陥してないんだろう?
あんなとこまでいっちゃあお終いじゃないか。堕天使が。」
「余計なお世話だ。」

「お互い、相手を変えてみた方が、上手く行くかも知れないよ。ねぇ。」
オサが、ワタルに色っぽく首をかしげて問い掛ける。

ワタルが、何か答えようとした時、バタンとドアが開いて、息を切らした男が入って来た。



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うおお! No: 4685 [返信][削除]

投稿者:小姑の女S 02/04/17 Wed 22:16:41
管理人さま~~!
ありがとうございます!本当に!(手を握りつつ、深々とお辞儀)
早速これから、読ませていただきまっす!

836番さま
名前なんてどうか気にはなさらないで下さい。ただちょっと、小姑且つS(サド)なのかと思ってしまい、ちょっと納得(?)しちゃいました。

ではでは



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どんどん亀になるみたいレス No: 4684 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/17 Wed 22:10:35
皆様こんばんわ。風邪でダウンしている間に、波乱満載のこの掲示板。
刺激的で、せっかく下がった熱がまた上がりそうですが(^^;
でも、二日も来ないと禁断症状が....その方が怖いので(^^)
ここの書き手の皆様に感謝を込めて、らん様に教えて頂いた?を送ります。
それから、私の拙い書き物を読んで下さってる皆様にも。

? ? ? ? ? (ちゃんとハートになってる?)

>くーろ様。コムちゃんに素敵なドレス着せてくださってありがとう。いよいよ近づいてきた、という感じでワクワクしております。

>HT様。まさか!と思い、やっぱり...とも思いました。結論あるいは解決をみようとすると、
それしかないかも...でも、結論も解決も、人生でははっきりしないものだとも(涙)今頃すみません。
なるようになる、明日は明日の風が吹く、ですよね。

>雪だるま様。とうこちゃんとかしげちゃん甘くてステキ。かしげちゃんは相変わらずかしげちゃんだわ。
いい子ぞろいの轟組で、貴重な存在です(笑)

>らん様。ラブレターシリーズ。ステキです。? 教えてくれてありがとうございました。

>元子様。続きは?まだですか?って、これ書いてる途中でUPしてたらごめんなさい。
それから、私が、ではなく、0番様が皆様の心の恋人(心以外もありかも^^)ですので、とても私には遠い星なのです(泣)

>0番様。ああーー、まとぶん。かよこちゃーーん。あのーー読み取れなかったのですが(風邪友と風共で^^;)
たかこさん、お風呂場で、かよこちゃんと?まだですよね?すみません。くだらない質問を....

>ベン様。「背中のコムが泣いてるぜ」とーってもステキでした。ワタル君がね『可愛くて可愛くてしょうがねーよ。』っていところ、
なんだうれしくて、何度も読み返しちゃいました。おかげで、コムちゃんの嫉妬の種類がはっきり分かったような気がします。
参考にさせていただきますね。

>いちご様。しばらくぶりで、いちご流H、堪能させていただきました。さわやかいちご様も好きなのよ(^^)
でも、熟したいちご(様)はもっと好き(ポッ)ミルクなんかかかってたらもっともっと好き(別に深い意味はありませぬ^^;)

>鹿目乃様。明日、私もガイズ再見いたします。(風邪で寝てるのに。仕事はいつするんだ私)すれ違うでしょうか?明日はいらっしゃる?

>keiko様。いつも、keiko様のメニューにお腹がグーっと鳴っていますの。おいしそうだわーーー。

>みどり様。お仕事も忙しそうですのに。どこでどう考えていらっしゃるのでしょう?きっと頭の回転の早い方なのだと、つくづく感心しております。少しSなトドさん、惹かれますわ。

>オレンジ様。キャー、ノルさん。大人だわーーー。なんだか、ぶんちゃんと一緒に熱くなりそうです。
ヤー、何てこと言わせるんでしょ(照れる柄か?自分)

>R20様。あれが?自動書記?私にそれ、貸してください(笑)手が勝手に動いちゃうんだとしたら、
余程、愛が深いのですわね。公演の無事終了を祈るばかりでございます。はぁ~、つくづく、罪作りな公演ですこと(感心)

>華子様。お見舞いレス、ありがとうございました。風邪なのに無理して、日比谷界隈をうろついてるものですから(^^;)
でも、もう大丈夫です。コムスカ終わって、少し落ち着きました。華子様はまだお仕事お忙しいのでしょうか?
波乱のストーリー、楽しみなんですけど(^^)お早く。

>K様。美しくって、悲しくって、泣きながら読みました。せめて、K様は消えないで!お願いです。

>管理人様。同じ種類の風邪でしょうか?お大事になさって下さい。過去ログの保存、大変なことと思いますが、
よろしくお願いいたします。

>Akko様。お見舞いありがとうございます。こちらのわがままに答えて、すぐUPしてくださってありがとう。
ねったんの幸せを強く強くん願っておりますので、どうぞよろしくお願いします(^^)

>836番様。許して下さいます?良かった(ほっ)ところで、久しぶりの花シリーズ。読み応えありました(^^)うれしい。
タニちゃんの無意識の大きさ、いいなぁ。可愛いし。誰よりも大物になりそうで...コワイ(かも?)

>はつこ様。はい、おりました。上か下かは秘密(^^)私、熱に浮かされておりまして、
一幕目の終わりのキスシーン、チュッって音が聞こえたような聞こえなかったような(ウフ^^)もう病気がひどくって(笑)

>B様。余計なお節介なんですけど...思い切って書いてみませんか?是非読ませてくださいな。

>小姑の女S様。(す、すごいお名前です^^) 過去ログの件。良かったです。私もPC壊して、何も残ってないので。

そう言えば、ぽん様。ここのところお姿が...コムスカ終わって脱力してます?お互いに元気出しましょうね(^^)




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いちごさまったら! No: 4683 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/17 Wed 22:06:18
わたしだって読んだわーーーっ!!
なんで消しちゃったのーーーっ!!
もう、もう、だめなんだからーーー(タニ化)

んで、わたくしこれからまたお出かけなの。
本日多忙につきみなさまレスもアップもありゃんせん。また今度。さいなら。



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真夜中のお絵かき教室 No: 4682 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/17 Wed 21:56:18
ちはっ! お久しぶりです!
覚えてくれてる人いるかなぁ~?
俺、密偵《 A 》です。

最近、俺のお楽しみは【真夜中のお絵かき教室】
イヤ、別に教室が開かれているわけじゃないんだけど
真夜中になると起き出して、絵を描いてる人がいるんだな。

そう!コムさんだよ!
普段は可憐で可愛いコムさんだけど、流石に極道大幹部の妻、
夜は色っぽいぜ~~ 吐く息までピンク色に見えてくるのさ!
だけど、何たって相手があの大きなガタイなんで、
華奢なコムさんの身体は天井裏からはほとんど見えなくって残念!
あんなのが上に乗ってよく折れないよなぁ…

コムさんが、最近2~3日に一度のペースで真夜中に起きて、
ワタルさんの背中に【コムちゃん命】の文字と
本人は入れ墨のつもりらしい絵を描くようになったんだ。

昨日は書かなかったから、今日あたりかなって思ってさ!
みんなも一緒に覗いてみようぜ!
あぁ、覗きたい人はモジモジ着用が条件なんだぜ!

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甘くて熱い夜の情事の後…
仕事の疲れもあってぐっすり眠るワタルの身体の下にコムが手をさし入れて
寝返りを打たせてうつぶせにする。

ワタルのパジャマの上だけを羽織ったコムがサイドボードからマジックを取り出す。
ついに極太&太字マッキー12色セットを購入したらしい。
まずはお決まりの【コムちゃん命】を微妙に残っている前回の文字をたどって書く。

『みんな、見てるかい?ここからが面白いんだぜ~~』(by密偵A)

コムが可愛く首をかしげて、ちょっと考えている。
「どうだっけ~~? う~ん! なに色かなぁ?」
何となく、シーツに指で形を下書きしてみたりしてる。
意を決したようにマジックのキャップをはずして大まじめな顔で書き始めた。

『可愛いだろう~~?幼稚園のお絵かきの時間みたいな表情だよな!』(by密偵A)

ふと、コムの手が止まる。
「あれぇ~~ 何で?? 何か違うぅ~!えぇ~~失敗かなぁ~?
 もう~~! アサコさんお絵かき教室開いてくれないかなぁ~~
 他の作家さんのアサコさんはともかくkeiko様のアサコさんなら
 お願いしたらやってくれそうなんだけど…」

『俺が見てる限り、この絵に関して成功例があったとは思えないんだよな!
 keiko様のアサコさんにだって我慢の限界はあるだろう!』(by密偵A)

「あっ!そうか!牙と角があるんだよ!鱗もあるよね!」

『みんなにはわかんないだろうけど、最近俺には解るようになったんだ!
 これ多分、龍だぜ!(小龍様、お元気ですか??)』(by密偵A)

どうやら書き終わったようで、満足そうに極太&太字マッキー12色セットを
元の場所にしまうと、羽織っていたワタルのパジャマを脱ぎ捨てて
ワタルに身体を合わせるように眠ってしまった。

『はい、今日の【真夜中のお絵かき教室】見学会は終了!
 しかし、無謀だよね!最初の唐獅子は渦巻き模様の猫、
 藤が綺麗だったと言いながら書いたのはどう見てもブドウ
 ボタンの花(^^)とか言いながら書いたのは渦巻きキャンディー
 そのコムさんが龍を書こうと思うとは…
 ウチのボス…あぁ、ちー坊さんね、に助けてあげるように言っておこう
 明日の様子は、この後ではつこさんが中継してくれるよ
 じゃ!俺、まだ仕事中だから行くよ!』(by密偵A)

-------------------------・ 7C---------

途中で目覚めて寝たふりをしていたワタルは
翌日事務所に着くなり鏡を見たが何の絵だかがさっぱり解らずに
結局リカにコトの後で聞いていた。
「よぉリカ、今日のこれ!なんだと思う??」
「5月も近いし、鯉のぼりじゃねぇのか?」
「鯉のぼりねぇ!…それにしちゃ長すぎねぇか??」
「あいつ、鯉のぼりなんて上げて貰ったことねぇだろうし、
 あいつの思考はそんなもんなんじゃねぇの?」
(…このことに関しては密偵Aが一番の理解者のようです。)


一方厨房では、食事に来たアサコに、ちー坊が
「オゥ~~アサコさぁ~ん!ワタシ日本文化研究中デェス
 伝統タトウーのピクチャー沢山見たいデェス!」
「あぁ?日本文化だぁ?解ったよ!名人の入れ墨写真集、後で持ってきてやるよ」
面倒くさがりで俺様なアサコも、ちー坊の不思議なペースには逆らえないようです。
昼食の片付けの後、アサコの持って来てくれた写真集の見事さにざわめく厨房メンバー

コムがいきなり叫んだ…
「あっ!龍には足があるんだ!そっかぁ~~」
みんな、一瞬コムの顔を見るが、何かに陶酔している表情に何も言えない。

…今夜、足を書き足そう!と、決意を固めつつ、
次回作に執念を燃やすコムの姿がそこにはあった。
(よけい変になるのは目に見えてますよねぇ?)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

べん様、
あのネタ、わたしが書くとこんなお笑いに…
じゃ、陰惨系楽しみにしていますわぁ~~(^^)



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きゃー No: 4681 [返信][尞・/A>]

投稿者:いちご 02/04/17 Wed 21:54:43
管理人様  ごめんなさい!!読まれたのですね。
け、消しちゃった。なんか高校生らしくないよねーっと
アップした後に恥ずかしくなってしまって・・・(←バカ)
もう少しソフトに直せたらまた・・・?

あお様もレスして下さったのにすみません。

0番様  たしか赤頭巾ちゃんだったと思います。
違ってたらどうしよ^^;



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管理人様 No: 4680 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/17 Wed 21:54:02
いつもいつも、お世話になっております。
一気に過去ログアップ、お疲れ様です。
ほんとに何もできなくて、ここで遊ばせて頂いてるばかりなんですけど
本当に感謝だけはしております。

ほんとにほんとに
ありがとうございますm(_ _)m



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レスです No: 4679 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/17 Wed 21:49:38
すいません、明日にすればいいのかもしれませんが、つい、反応して出てきてしまいました。

836番様  私も、短いかな?とは思ったのですが、壊れてるというのを
       理由に許して(笑)


ショーコ様  覚えてました?うわ、うれしい。はい、もちろん、タニちゃんに使う・・予定です
       私が書くことなので、期待通りに行くかどうかは、疑問ですけどね(笑)

0番様   >ネグリジェ着たままボールに乗ったりしてたんですか、タニちゃん。
私も同じこと、考えまして・・・(笑)自分で書いたくせにぃーー(笑)
タニちゃん、ごめんね



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さよならを許して・9 No: 4678 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/17 Wed 21:48:20
今、836番様とショーコ様の上であることに気づき、卒倒。


************************************

まとぶんの手術は十数時間かかって、リカに連絡があったのは
結局翌日の昼すぎだった。

『リカさん』

電波の調子が悪いのと、半分泣いているようなタニの声とで聞きづらくて、
まんじりともせずに朝を迎えたリカは無性に苛立つ。

「終わったのかよ?」

『いちおう……終わった……けど……』

「ならすぐ搬送車出す」

『だめだって……意識なんか絶対戻らないって……』

「なんだと?!」

思わず大声を出すと、電話の向こうで違うとタニがごちゃごちゃ言い出した。

『そうじゃなくて……全身麻酔効いてるから、今日中なんか
絶対意識戻らないって……でも、いつ戻るかもわからないって……
言われた……』

言葉の端々でしゃくりあげるような声になるので、
なんでゆうひがかけてこなかったのかとリカは思う。

「ゆうひはどうしたんだ?」

『ゆうひさん……レオンとケンカして……』

「はあ?」

レオンはあれから犬小屋にも戻らずにリカにくっついて、
今も机の下で丸くなっている。

「おいタニ!しっかりしろよおまえ!」

『今動かしたら命の保リはしないって……絶対死ぬって……
リカさん……ゆう、死んじゃうの……?』
「死ぬわきゃねえだろう!」

なんで現場にいる奴をこっちで慰めなきゃならないんだ、と
リカはどなりながら考えて、いらいらついでにボールペンを
ばきっと折った。

「かよこおいてあいつが死ぬわきゃないだろうが。
とにかくおまえ、病院に泊まりこめ。明日迎えに行く」

『けど……レオン……』

またよくわからないことを言い出したタニの電話は、
電波の不調かそこでぶっつり切れてしまった。
罪のない携帯をソファに叩きつけ、リカは部屋を出る。

厨房に向かおうとして、途中で目的の人物を見つけて声をかけた。

「ゆうか」


あの騒ぎは当然組中に広まって、全員が大なり小なりのことは知っている。
まばたき一つせず、リカをじっと見すえてくるゆうかのまなざしは、
詮索も推測もしようとしない、まっすぐな眼だ。

リカはポケットからカードキーを取り出すと、ゆうかに放った。
トランプのように飛んできたそれを受け止め、ゆうかはリカの言葉を待つ。

「診療所の特別室のキーだ。
それ使わなきゃ入れないし、出るときゃ外から開けてもらわなけりゃ
絶対開かない。
タニにも渡しとくから、まとぶんのこと頼む。他の奴らじゃ
とても止められねえ」

実際おまえらにも止められないとは思うけどな、と
正直にリカはつけたした。

どこまで知っているのか、ゆうかは端整な顔立ちに何の動揺も見せなかった。




まとぶんの意識が戻らないまま、病院と折り合いもつけずに
轟邸に連れ戻したのは三日後だった。
俗務と雑事に忙殺されて、ゆうひともタニとも連絡を取らなかったリカは
搬送車が着いて、人工呼吸器つきのまとぶんが特別室に運び込まれてから
ようやく執務室から出てきた。

が、庭に出たとたんに車の陰から勢いよく走ってきた人物に
通せんぼのように行く手を阻まれる。

タニより体格がいいのに童顔で、
まだ学生でも通りそうなきらきらした瞳の青年は、
顔にも口調にも精いっぱいの非難をこめて叫んだ。

「なんでこんな無茶なことするんですか!?」

鼓膜が破れんばかりの大声で叫ばれ、ただでさえ逆立っている神経を
さらに逆なでされて、リカはじろっと相手をねめつける。

「なんだよ、おまえ」

青年は、その眼光の鋭さに臆することなく答えた。


「宝塚総合病院から来ました、看護士の礼音です!」




************************************
期間限定、レオンくん人間バージョン(笑)年度も変わったことですし(?)
私が犬と設定したばかりにレオン君、人にもなれず(泣)だったので
ちょっと増殖させてしまいました。



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約束は守ったよー No: 4677 [返信][削除]

投稿者:管理人 02/04/17 Wed 21:34:07
今日 501から1000までの過去ログをいっきにアップしました。
おかしいとこあるかもしれませんが許してくださーい(小説には支障はないです。)
いやー 過去のもの読んでみると懐かしいですねー
でも いっきに読むことは時間がかかるから 好きな時に過去に遡ってます。

いちご様 いやー トド×ノルいいですねー なんかウットリ
なんか新鮮なんですよね 新しい組み合わせは。
ちなみにマミ×タモ なーんてものはないのかなー??



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レスれすレス No: 4676 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/17 Wed 20:57:35
>いちご様。
遅いレスですが、マミさんの「うさぎちゃん」、なんかバウの「ローン・ウルフ」
のラストのセリフを思い出しました。あれは赤頭巾ちゃんだったでしょうか・・・
って、思い出せてない(泣)僕の何とかちゃんだったと思ったんですが。
>元子様。
私がショーコ様、自由にできたらさぞや楽しいんですけどね・・・
お風邪を召したらしいショーコ様は、ご無事でありましょうか。
>Akko様。
たとえ自分でまいた種を始末できなくても、始末するのです(笑)
それが男の生きる道です(誰が男なんだ?)ねったんのお相手、どなたでしょ?
>オレンジ様。
リカちゃん、カッコいいですか?いえ、なんかリカちゃんは書くのが
難しいのです。他の方が簡単てわけでもないんですが。
オレンジ様のお説に従うと、今のところ私も禁Hってことですね。
>keiko様。
タカコさん、何もできなければいいんですけどね(笑)
ちょっと私が欲求不満。いえ、タカコさんとのHを書きたいわけではなく。
>836番様。
リカちゃんは事情通。事情通って言葉を使ってみたかっただけですとか言ったら
殴り飛ばされるのでしょうか。
ワタルくんは帰って早々節操のない・・・
>はつこ様。
タカコ様もまとぶん化。まとぶん化とはどういう状態のことを・・・。
なかなか悪役を極めるのは難しいですね。
>雪だるま様。
タカコさんとかよこちゃん、実際には何一つ関連していないようなお二人。
かよこちゃん、☆オンリーですからね~。
>ベン様。
まとぶん、凄惨でしたか?たまにはベン様を目指して陰惨系で頑張ろうと
思ってチャレンジしたんですが、あえなく挫折。やっぱりベン様は
格が違いますー。なんかちっとも痛そうじゃなくて。
長編が控えているのですか?読む体力つけとかなくちゃ!
>あお様。
ネグリジェ着たままボールに乗ったりしてたんですか、タニちゃん。
誰かビデオとか撮ってなかったんでしょうか?(爆)



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あおさまへ No: 4675 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/17 Wed 20:24:21
あおさまへ

あ~ん、今日のもまた短い~~(泪)(あ、いいんですけどね)
たくさん読みたいのにぃ~、じらすのがお上手過ぎてPCに向かってのたうつ、わたくし。
りかさんがミニタニをくわえちゃうの、大好きなのよおぅっ。また読み返しちゃうっ。
(くすん、くすん)明日もお待ちしているわっ。きっと来てね。(って、自分は?)

+ショーコさま
うん‥‥とりあえず「袋」は許してあげるね。
この間タニちゃんが836番香水つけてりかさん誘惑してくれたから、わたしは満ちたりてるの。



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まず、超個人レスですが。あお様~~~ No: 4674 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/17 Wed 20:12:52
あお様。う、うれしいーーー!!!
忘れてませんとも。もうきっとあお様、二十人ギリで、忘れていらっしゃるだろうなぁ、と、諦めておりました。

り、りか様の手が、私の手紙を...( 卒倒寸前^^)
ここを訪れるりか様ファン並びに書き手の皆様に、袋叩きにあいそう(^^;
でも、うれしいから、耐えるわ。
し、しかも、タニちゃんに使ってくださるのよね?ね?

この二日間、風邪とコムスカで、熱が上がりっぱなしで、辛かったんですけど
一遍に治った気分です。
ありがとうーーーーー(絶叫)

失礼いたしました。もう少し冷静になって、出直します。では、後程。



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たのしみ!!! No: 4672 [返信][削除]

投稿者:B 02/04/17 Wed 20:05:34
作家の皆様、いつも楽しく読ませて頂いています。 最近ではこのサイトを見ない

ことには1日が終らないほどほとんど中毒状態です。 特にトドぶん、ノルぶんは

見逃せません。 とどさん、のるさん、ぶんちゃん・・・それぞれがみんなステキ

で切なくて・・・・・。 いつか私も書けたらいいな・・・って思ってますが、無

い袖、いえいえ無い文才は使いようがありませんわ。 タイトルと最後の結末だけ

はできてるのですけどね・・・・・。始まりが書けないのです!!!!(涙)

作家の皆様、とってもとっても楽しみにしてます!!頑張ってくださいね!!



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悠淳・・・35 No: 4670 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/17 Wed 19:53:46
二人は、無事に元の部屋へ戻ってきた。
リカは、ベッドの上にタニを下ろし持ってきた薬を見つめた。

「タニ・・・これをかけると元に戻るそうだ・・・かけるぞ。」

「あ、待ってリカさん。」

タニは着ていたネグリジェを脱いだ。【ずっと着ていたって考えると、ちょっと怖いかも】

「タニっ?!」

「これ・・・もう一つの服もそうだけど、リカさんが
作ってくれたんだよね。俺が元の大きさに戻って、破れたりしたら
いやだから・・・」

「タニ・・・」

リカは、何とも言い難い感情が押し寄せてきた。
思わず、タニの身体を抱え込み、頬ずりをすると
そのまま、タニの身体に舌を這わせ、何度もキスを繰り返した。

「リカさんっ」

リカの舌がタニの部分に当たるたびに、タニがもだえ、のけぞる。

「リカさんっ!ダメ~っ!早く元に戻してよ~・・・ちょっ・・ちょっと、また・・・
もしかして舌使いがうまくなってる?・・・」

タニはリカにくわえられたまま、いやがるように激しく身体を動かしていたが
やがて、ぐったりとなって、動かなくなった。

「・・・・・・やってしまった・・・・か・・・・。
元の大きさに戻ったら、もうこんな抱き方はできないな・・・・
食べたいくらいに、かわいい・・か・・・」

手の上のタニを見つめ、また風呂の中に入れてやらないと
いけないかな・・と思った。

準備をしようと立ち上がり、歩きかけた時、テーブルの上に何か置かれているのに
気づいた
(何だ?筆?俺もタニも絵なんて描かないのに・・・)

なぜかメモが置かれていて、『今度こそ、ぜひっ!ショーコ・・・』と書いてあった。
リカの頭の中は、?だらけ・・・何だよ、これ・・・。
また、ワタルが持ってきたのか?部屋のドアには確か鍵をかけたはずなのに。


¢¢¢¢¢

ショーコ様、もう忘れているだろうな・・・。
風共で、頭いっぱいよね。



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レスです No: 4669 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/17 Wed 19:46:53
管理人様  過去ログ作りお疲れさまです。レス数が4000越えてますね。
      仕事と観劇の合間をぬっての作業。
      ただ、ありがたいと思うだけで何もできず、申し訳ないです

らん様   香水の涙・・・どんな匂いかなーー。
      手紙のやりとりも一段落になりそうですね。

0番様   タカコさんの胸に別の感情が産まれてきているのでしょうか。

元子様  自分のベースで、がんばってください。
     ここには、締め切りーーとか叫ぶ人、いませんから。
     でも、続きを楽しみにしている・・・と、プレッシャーかける人はいるかも

Akko様 SFは私も好きですが、私の作品はSFなんて言えません。
     ねったんは、厨房のみんなに愛されてるのね。

オレンジ様 あら、オレンジ様もご辞退ですか?今回もあんなすごいの
      書いてるのに?
      そうなの?では、やはり、みどり様一人にがんばってもらうしか・・・

keiko様  菜の花を見に行く2人、楽しみにしてます。
     エミリオねこちゃんも出すの?それも、楽しみ。

836番様 リカちゃんの白い背中にキスするタニちゃん。。。想像すると
      たまりませんね・・・。

みどり様   もう、誰もあなたを止めはしない。好きなだけ行っちゃってください。
       ぶん派の皆様、みんなH描写上手。

はつこ様   リカちゃん、身体ポロポロでも、タニちゃん目の前にすれば
       やっちゃう・・・のではないかと、思います(笑)わかんないけど

雪だるま様  ロム・レス専?いや~、読んでるだけじゃ、がまんできなくなるんじゃな~~い?(悪魔の囁き)

ベン様    そうなんです。オフの姿を見てしまうとダメなんです。
       グラフとかのオフ写真に向かって、ああ、まともに顔が見れないっ!なんて
       やってた時もある・・・あれは、何を書いてた時だったかなーー
       ところで、暖めていた長編は、これからなのですね。楽しみ・・
       だけど、すごそう・・・

いちご様   そうか、書いてる時代がいつのものでも、
       いちご様はいちご様なのね。
       う~ん・・・高校生・・・なのにねーー、すごいやーー。
       あ、いちご様がすごいんだ・・・



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高校時代 again 7 No: 4667 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/17 Wed 17:43:04
弁当を食べていないブンがお腹が空いたと言いだし、何か食べよう
と言うことになった。

そして三人はファミリーレストランにいる。
ブンとノルが並んで座り、向かい側にトド。

「僕ファミレスって初めてー。え?自分でスープ入れてくるの?
 飲み物も?ええー、サラダもー?おもしろそー。」

面白いか???
ノルとトドが顔を見合わせ、ノルが席を立った。

「ほらブン、一緒に来い。トド、コーヒーでいいんだろ。」
「ああ。」


スープは三種類。ブンはそれぞれの蓋を開けて中を確認。

「どれにしよー。えー、おかわり自由って、全部飲んでもいいの?」
辺りに聞こえるほど大きな声で言うブン。

「あ・・ああ・・・」
「へー、飲み物もどれ飲んでもいいの?ここ押すんだね。」
グラスを置いてコーラのボタンを押した。

「きゃー、たのしー。トドさんコーヒーって言ってたよね。
 僕にやらせて。」
「あ・・ああ・・・」

こいつ、ホントにお坊ちゃまなんだな。三ツ星だの五ツ星しか行ったこと
ないんじゃ・・・

ボックスではトドがブンの様子を見てクックッと笑っていた。


「はい、トドさん。」
トドが無言で微笑む。

あ、また・・・僕、この目に弱いかも・・・
ダメダメ、ノルさん一筋!

トドとノルはコーヒーだけ、ブンは和風ハンバーグ(パン、ライスは無し)と、
サラダ、ミネストローネ、コーラ。
ブンの綺麗なナイフとフォーク使いが、改めて育ちの良さを感じさせる。

「二人は仲良しなんでしょ?」
「・・・仲良しっていえば、仲良しだな。」
答えたノルをトドがニヤッと笑い、ノルの顔が微妙に染まる。

「?どうしたのノルさん?」
「い、いや・・・」
下を向いて笑いをこらえているトドの足をノルが蹴る。
「てっ!!」

「トドさん?」
「・・・何でもない、気にするな。」
「そ?」

ハンバーグに目を移したブンには気付かれないように、ノルとトドが
表情と目で言い争っていた。

食べ終わったブンがトイレに行っている間に、どちらが支払いをする
かで二人が揉める。
結局ノルが譲らず払いを済ませたところにブンが戻って来た。

「ええー、払ってくれたの?ごめんね。」
「いいさ、これくらい。」
「ありがと、ノルさん。ご馳走様。」

ブンの天使の笑顔にノルが照れ、トドはちょっと面白くない。



そして三人は電車に乗り、家路に着く。
電車はやはり混み合っていたが、ノルとトドがさりげなく庇ってくれる。
ブンは目の前に並ぶ二人の、趣の違う端正な顔を交互に見ては
甘い幸せを感じていた。

僕、こんなにステキな恋人(ノル)と、こんなにカッコいいお兄さん
(トド、お兄さんにされている)が出来て超しあわせだーーー



ブンを家まで送り、二人は当然のようにトドのマンションに向かった。

部屋に入ってからずっと、ノルは俯いて何かを考えているようだった。
トドが制服を脱ぎラフな恰好で隣りに座ると、ようやくノルが口を開いた。

「トド、俺・・・」
俯いたまま、次の言葉が出てこない。

「・・・わかってるよ。」
呟くように言ったトドをノルが顔を上げて凝視する。

「俺とは・・・終わりにしたいんだろ。」
「トド・・・」



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れすです No: 4666 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/17 Wed 17:31:12
・オレンジ様  切ないけどすてき~!いや~ん、いや~ん、壊れそう!
 >お前があんまり・・・色っぽすぎるからさ
 ノルさんてばっ!このぉーー男殺し!!
 でもホントにねえ、どれ程色っぽかったのかしら~>ブンちゃん
 今度は届きました?

・Akko様  ちー坊の料理に大爆笑!ソーメンにソース・・・あぅぅぅ
 マミさんお好きなのですか?あー、大変なご無礼を~~~
 私も大好きなのよ。信じて!!

・あお様  りかさんとタニちゃん帰って来れたのですね。無事に元に
 戻れますよーに。兵士さん達、憎めなくて好きでした。
 >高校時代のままだと、ものすごいHシーンが読めない? 
 ふっ・・・すごくないですが、もう書いてしまったわ・・・ ああ私って!

・keiko様  また綺麗な絵が沢山書けそうですね。keiko様のお話を
 読むとお腹が空いてしまいます~。

・K様  修行とはいったい、いずこへ?・・・帰って来てね。絶対よ!!
 ノルさーん!うわ~ん(大号泣) ブンちゃんはまひるちゃんと幸せに
 なるのね。それもアリよね。もう、Kさまったら・・・
 高校時代、喜んで頂けてるようで、ほっ。

・HT様  「お詫びの印に」最高!!お見事ですわ。いや~尊敬~
 どうしてこんなこと思い付かれるのかしら。
 ラブラブトドブン、うれし~~~い!!ありがとうございます。

・華子様  レスありがとうございます。
 >奥が深いですね。 >ええっ!大変!深くしなくちゃ。 


・R20様  あ、見られてました?幻のレス。(笑) それにレスを下さる
 なんて、お優しい~~。 そこはかとなく漂う哀愁が物悲しくて、これが
 男の生きる道って感じで(なんか違います?^^;)カッコいいなあ。

・元子様  >やはり、愛でしょうか。
 はい、私は他のブン派の皆様より、愛は薄いと思われていそうですが
 愛はあるのよっ。 八犬伝の続き、楽しみでーす!

・ベン様  いいのよ~書き逃げでも何でも書いてくだされば。
 萬さまと一緒のりかさんは一児の父?とは思えぬほど初々しくて
 とーっても可愛らしいですね。

・らん様  交換日記もいいかもですねー。絵描いたりして、それじゃー
 絵日記だわねぇ。でもゆうかちゃんが描く水くんの絵、可愛いかも。
 香水の涙~ お部屋いつもいい匂いなんでしょうね。

・0番様  獰猛な犬が擦り寄ってしまうかよこちゃん。なんかそんな
 感じ~と思いました。たかこさん、優し~いじゃないですかぁ。

・836番様  またまたステキなタイトル~。ちょっとHっぽくてニマッ。
 ワタルくんにキスしちゃうなんて、いいぞー、タニちゃん!!

・はつこ様  >純情なところ以外は変わってないのね…
 ブンちゃん、極道でも高校生でも私が書く限り変わりようが
 ないんですー。^^;  またワタコムの楽しいお話、待ってます。

・雪だるま様  >毎晩デザートにはいちごを食べたい。
 そ、そんな~、雪だるま様は攻め???(爆)
 解禁・・・しちまったよ・・・(ブンちゃんじゃないけど)
 
・みどり様  うわぁ~、すごーい・・・私、みどり様に「凄い」としか
 言ってないかもしれないけど本当に言葉がないのよ~~す・ご・い!
 >以前書いてらしたお話に似ちゃうかな?ごめんなさい
 いえ、に、似てないと思いますわ・・・ですから謝らずとも・・・(うふっ)
 似てますぅ~??? あのぅ(恐る恐る)「サディスト、トドさん」って、
 うちのトドさんも入ってます? 自覚が無いもので・・・(笑)



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水曜日の女レス No: 4665 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/17 Wed 16:35:36

ほとんどレスのレスだけですみません・・・それでも全部に手がまわりませんで
したわ。

>はつこ様。コムちゃんの愛の落書き無断拝借してすみません。エピソードや
正確な背中の状態を覚えておらず作品も捜し出せないまま勝手に書いてしまっ
たのにお褒めいただけるとは・・・恐縮をとうりこして恥ずかしいです~。
で、ついでにもうちょっと拝借します。続きは陰惨系になってしまうの・・・
ごめんね~~

>836番様。これ~もまーたタニワタ♪その~とおりよ~~♪
「いまりかさんと寝てるの、ほんとに俺だけなんだなあ」って。う~~ん、
しみじみしているタニちゃん有る意味で大人?

>みどり様。読んでいると私の中の陰惨系の血がうっとりしているのがわかり
ます。私もはやく更生してH三昧の日々(あっ、この板状でのね←またいらぬ
説明を・・・) に戻りたいです。

>Akko。ひゃあ大学生のお嬢さん。それでは変にごまかすのは無理ですねえ~。
でも告白なさったというのも凄いっ。チー坊の被害から逃れてられてよかった
ね、ねったんっ、てそういう話しではないか。

>0番さま。肉団子のまとぶんは凄惨だったけど、なんだかドーベルマンを従
えたかよこって妙に納得できたりします。ここのかよこちゃんにすっかり慣れ
た証拠かしら。 解放してくれるのかと思ったら別宅ですって!?

>元子様。風共の雪楽ごらんになったのですね、すご~。コムスカとあさこス
カの握手だなんてまあ、なんていいものを。きっと寿命が7年は延びましたわよ。

>管理人様。お世話になっています。あさこスカですか、私もあと一回は観た
かった・・・でももう無理。一日にガイズと風共2連発だと頭砕けそうになりま
すけどね・・・実証済み。20日までに完治するといいですね~。

>あお様。そうなんですよね。舞台のスカイは極道風味なので、なんだかここ
とリンクさせてもあまり罪悪感ないのですが、オフとかイベント時の可愛い儚
げなリカちゃんにはあんな事こんな事させられないわっ!!って気になります。
私でも、です。

>HT様。トドさんの「(負けないぞ)」が最高に可愛い。なのに~「(一番が
二人ってのもありだよね)」もーこれだからぶんちゃんは~~!(怒笑)
リカさんのパパぶり気に入っていただけて嬉しいです。
私も将来の長編で死人を出してしまう予定なのです。いっかな~まあ、そうで
ないと成り立たない話なので書いてしまおっと。

>華子様。私の壊れっぷりですか~~?そりゃ~見ての、いや、読んでの通り、
ガバッと大全壊でごさいますわ。 いいパパぶりはちょっとお休みして、いい
息子・いい野獣の餌食状態が続く予定ですの。

>keiko 様。いつもレスありがとうございます。エミリオ猫つかって下さるな
んて光栄です。ただなんと言ってもリカの息子なので(あっ、猫のことよ、猫
の)ちょっと乱暴で、おいたが過ぎるけど(だから猫のことだってば~)可愛
がってやって下さいね。



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レスです。 No: 4664 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/17 Wed 11:31:31
>Akko様
レスありがとうございます。
私も早く本物の(?)オサちゃんと
アサコちゃん観たいです。
続き書いて下さったのですね。
とても嬉しいです。
ねったんを幸せにしてあげて下さい。

>オレンジ様
レスありがとうございます。
オサちゃん曰く
「アサコのお世話するの大好きなの・・・・」
だそうです。
ついにH解禁ですね。
ノルさんは死なないですよね?
それがとても心配です。

>836番様
レスありがとうございます。
リカちゃんにボコボコにされないことが
わかって一安心です。
花シリーズ始まったのですね。
ワタルくんにチュウしちゃうタニちゃん。
さすが(?)のワタルくんもタニちゃんには
かなわないみたいですね。

>みどり様
Sっぽいトドさんちょっと好きかも。
まだまだ頑張って書いて下さい。

>雪だるま様
レスありがとうございます。
>鬼ごっこにカード遊び・・・・・
読んですぐうたかたを連想してしまいました。
レス専ではなくまた作品書いてくださいね。
お待ちしております。



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ロム専撤回!レス専で行きます。 No: 4663 [返信][削除]

投稿者:雪だるま 02/04/17 Wed 10:25:54
おはようございます。
雪だるまにレスを下さった方とぶん作家様のみへのレスになって
しまいました。ごめんなさい。

☆はつこ様
 レスありがとうございます。
 記憶力が無い方がわたるくんらしいって思っちゃダメ?

☆みどり様
 私のことを気にかけて下さってて嬉しいです!(涙)
 トドさんのSぽい所好きですよ~。いたぶれるぶんちゃんを
 見るのが好きな私もやっぱりSなのかしら???
 まだまだ頑張ってね!トドさん応援団に入ろうかしら。
 >カタギの奥様 : なんかいい響き…

☆オレンジ様
 Hついに解禁ですね!嬉~い♪
 ノルさん頑張るのよ!(みどり様のトドさんに負けるな~)
 …それから…、死なないでね…

☆0番様
 たかこさんとおかよちゃんって結構良い組み合わせのような…
 まとぶん……

☆あお様
 元に戻れて残念…じゃ無い!良かったです。
 えっ?私はロム&レス専です。

☆♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様
 キャ~~~~~~~~~ン!
 K様のせいで、私昨日の夕方からずっと泣いてましたのよん!
 ノルさんがどんな気持ちでぶん天の絵を描いたのかと思うと…(涙)
 K様が居なくなったら私ももう何も書けそうにありません!
 K様の作品を読んでいろいろ妄想膨らましていたのに…

☆♪HT♪様
 水中H♪ キャッ♪

☆華子様
 レスありがとうございます。
 かしちゃん&とうこちゃんは守備範囲ではないのでこれ以上は…スミマセン。
 誰かかしちゃん幸せにしてくれる人が居れば良いのですが。

☆くーろ様
 せかしてないわよ!決して、せかしてないわよ! あーぶんちゃん!
 (ノルさーん!、トドさーん!)

☆836番様
 >素直にお書きになればよろしいのですわ(うっふふふ)。
 うっ……

☆らん様
 喜んで頂いて嬉しいのですが、続きは無いのです。ごめんちゃい!
 ゆうかちゃん可愛すぎるので、かしちゃんに悪戯さそうかしら?

☆いちご様
 昨夜はどちらへ? いえ、どこに行かれてても良いんですけど…
 毎晩デザートにはいちごを食べたい。(我がまま)
 ところで、オレンジさまは解禁されましたけどぉ?

☆keiko 様
 >鬼ごっこやカード遊び・・・・  (雪投げ、狼男…)
 「うたかたの恋」を参照したんですけど…判ったいただけました?

☆元子様
 >これからも続きますよね?
 えっ???
 ところでぶんちゃんも八犬士の一人なんですね?嬉~い!
 


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眠いけど仕事行ってきますレス No: 4662 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/17 Wed 07:27:31
ねったんの斬新料理に反応してくださった皆様
ワタルとコムの二人のじゃれあいにぼ~っとして調味料を間違ってしまって、
きっとそれでも他の何かを入れておいしくはなったけど、
今まで誰も食べた事のない味付けだった…てな事で…(考えてません。許して…)

らん様始め、ハートマークを心配してくださった皆様へ
ハートマークの件は、やはり私のPCのバージョンが低いからのようです。
でも、このオンボロPCでバージョンアップは危険すぎ…
会社のPCでちゃんと見ましたので、これからは脳内返還バッチリです。
皆様、お騒がせしてごめんなさい。ドンドンお使い下さい。



管理人様
大丈夫ですか~~??
私、親知らずは斜めに生え、手前の歯を抜かないと抜けない位置だったらしく
手前の歯ごと抜きました。奥歯が人より少ないオンナです。

akko様
ねったん幸せにして上げて下さいね~~
私もいつも酷い仕打ちしてしまってますので…あなたが頼り…

R20様
ご帰還お待ちしていますわぁ~~
おいでが少ねぇとどうも目覚めが悪くっていけねぇや!(なんで江戸っ子?)

鹿目乃様
よくぞ、生きておいでに…(泣)
風共観て参りました。…ひかる様はもちろんの事、
瀬奈麻子様のろうぶでこるて姿(?)
日頃の俺様振りはどこへやら…少し気恥ずかしそうな姿がなかなかのモノ…
二部が充実しそうな予感の晴れ姿でした。

べん様
いやぁっ~~ 
あの私のコムちゃんのいたずら書きがこのような名作になろうとは…
すんばらしい!流石でございます。萬パパ久々のご登場。

836番様
>ケロドクター、組の奴らを見捨てたくなりませんかね。医者泣かせで。
ビデオ撮影やらイイオトコ共の触診やら、
他では出来ない良い目も見ておいでなので大丈夫かと…
>「目線攻撃ぃぃーーーーーーーっ!!」
受けてみたいぞ~~~~(爆)花シリーズ、嬉しい(^^)

オレンジ様
トドさんはお迎え来てくれるのでしょうねぇ~
ブンちゃん迎えに来て、のるさんお持ち帰りなんて事は…ないわねぇ

みどり様
凄!絶好調??言葉が出ない…
ブンちゃん、ここ迄やってるのに、Sはお嫌なのよね?

ショーコ様
あそこの劇場のどこかにいらしたのでしょうか??
2階席だったので、私がきっと上!!(^^;)
コムちゃん可愛かったぁ~~
こんなに笑った風共は初めてでした。壮君元気だし…(笑)
ショーコ様の壮君はどうなるの?心配!

0番様
タカコ様もかよこちゃんの不思議な魅力の前には、まとぶん化??
>ワタルくん、あなたって人は・・・やれやれ(ため息)
はい、べん様の作品まで22時間でワタルちゃんの反省は終わりました。
うぅ…ゆうひさん…(ぽ~~~)

♪HT♪様
天使ちゃん可愛かったわ(^^)
ここ読むタニちゃんとコムちゃんの反応も聞きたい。
ワタルちゃんが読んだら私、命ございませんかしら…

らん様
>わたる君は熱をだしてもやっぱり元気なのね(笑)
ウチのワタルちゃんにとって、ソレに使う体力は別腹状態みたいです。

しずく様
>わたし的には、バトラーとの婚約発表パーティーの白いドレスが好きです。
綺麗でしたね~~
2階だと、小さなお胸に大きなパットが実に愛らしかったです。
あぁ、バカにしているのではなく、こんな儚げな身体で次の公演は
男役に戻ってリフトしたりもするのかなぁ~~と…

いちご様
ブンちゃんの高校生可愛い~~純情なところ以外は変わってないのね…

あお様
>勝手に2人で、やってろと言われそうな(笑)
勝手に一人で書いてろと言われなくて良かった(泣)…いえ、書いてますけど…
受けて頂いたようで、光栄です。
タニちゃんいよいよ元に…でも身体ボロボロのリカさん今日は出来るの??

華子様
華子様のは人格崩壊なしでラブラブ…いいなぁ~~
どうして私のは人格崩壊(^^;)

らん様
やっと、ゆうかちゃんもミズくんとラブラブな時間がもてるのね。

くーろ様
コムちゃんはスカーレットドレスなのですね。
ワタルちゃんはアシュレスーツ…いやん!メラニーが邪魔しに来そう。

雪だるま様
>「ねえ、今日は義兄さんみたいに乱暴に抱いてみて…」
トウコちゃんって、メチャクチャエキスパート??
リクエストに何でもお応えできますな方なのね…

元子様
仁義礼智忠信孝…テイの字が思い出せない~~~
他はあってます??

K様
ブンちゃん、ノーマルラブ??
オン ザ フィフス記念でしょうか?     



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小姑の女Sさま No: 4661 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/17 Wed 06:37:24
すいません。↓のレスでお名前を間違えました。
小姑でSだなどと‥‥。「女」が抜けただけでこんなにも違う物に‥‥(泪)
慎んで謝罪の上、訂正させて戴きます。失礼致しました。



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秘するが花(後) No: 4660 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/17 Wed 04:54:29
キスをしながら、なにか気配を感じてりかが目を開けると、
ワタルが開けっ放しで入って来た部屋のドアのところに
こともあろうにタニが立っている。

りかは驚いて心臓が飛び出るかと思った。
りかのようすに気づいてワタルもドアを振り返り、タニがいるのを知った。

「タ、タニ‥‥」
ふたりは固まった。

い、いや、待て、でも、単に、ちょっとキスをしてただけで‥‥
もっとすごいところを見られたわけじゃなし‥‥落ち着けっ

いつもならここで、「りかさんのばかーーーーーーっ!!」とか言って
走り去るところのような気がするが、今日のタニはその場から身じろぎもせずに二人を見ている。

(おい、りか‥‥。タニ、怒ってね~か? すごく‥‥)
(うっ‥‥いや‥分らんけど、なんか‥‥なあ‥)

タニにじっと見られて、ふたりはその場に立ち尽くす。
(お、怒ってる、怒ってるぞ‥‥)

タニはつかつかと部屋に入ってくると、二人の前を通り過ぎて
二人分のサンドイッチをデスクの上にどんっ!と置いた。
「あ、タニ‥」
りかが声をかけると、タニはキッ!!とりかの方に顔を向けて睨む。

ワタルとりかは うっ‥‥! と硬直。


タニは黙ってりかの方を向いたまま、がばっ!とワタルの胸ぐらを掴んだ。
(うわっ!殴られるっ)と、でかい図体をして咄嗟にワタルは目をつぶった。

すると、りかが「あ‥‥」と言う間もなく、
タニは目をつぶっているワタルに思いっきりキスをした。

「タ、タニっ!!??」
「!!」
ワタルはあまりの驚きに、両手を垂れたまま目を見開いてキスされるがままになっている。
りかはりかで呆然と目の前でキスする二人をみているばかり。

タニは数秒間の、結構濃厚なキスの後
ぷはーーーーっ とワタルから顔を離した。

それを見てりかはやっと我にかえると
「ワタルッ! てめえっ!!」とワタルの腕を掴む。
「お、おいっ、りか。俺に怒るなっ‥‥」

タニはりかの方に顔を向けると
りかさんは、どんな気分っ!!? という顔をして、
そのままスタスタとドアの方へ歩き出す。
「あ、おいっ、タニ‥‥」りかが止めようとするが、タニは行ってしまう。


行きながらタニはワタルの方をちらりと見て
「おかえんなさいっ。ワタルさんっ」と叫んだ。

「‥‥お、おうっ‥‥」

「タニ、おいっ、待てって! タニ!」


りかがタニを追って、二人とも部屋を出ていった後、
ワタルはひとり愕然と立ち尽くし、唇に指で触れながら、
──────考えた。


「‥‥‥ええと‥‥要するに、俺に妬いてるわけじゃねー‥‥ってことかよ、タニ?」


ワタルは身体の力が抜けてりかの椅子に座りこんだ。

「ったく、たまんねえなあ、おまえ‥」

そしてなんだか笑ってしまった。


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秘するが花(前) No: 4659 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/17 Wed 04:51:56
一度アップしてから削除して
珍しく内容的にちまちま変更してしまいました。
一瞬正気に戻って、突然に花シリーズです。


+++++++++++++++++++


タニは厨房で皿を洗っている。

皿を洗いながら、今朝先に目が覚めて
なんの気なしに眺めたりかの背中を思い出していた。

きれいな背中だったよね。
白くて滑らかで汗ばむと吸いつくような肌触りで。

眠ったままのりかの背中にそっと唇を寄せて、
ちゅっとキスをした時の肌の感覚も蘇ってくる。


泡をつけたスポンジで一枚皿を洗って、すすいで食器立てにたてる。
単純作業をしながら色んなことを考えるのが結構好きだ。



ワタルさんがコムさんを迎えに行って、何日いなかったのかな。


りかの背中の白さがワタルの不在が長かったことを物語っていた。

りかが服を脱ぎ去り、まっさらな肌を見せる度に新鮮な感動があった。
誰もさわってない、傷つけてない、まっさらなりかの身体。

いまりかさんと寝てるの、ほんとに俺だけなんだなあと、
タニは白い背中をみる度に思っていた。




「タニくん」
最後の皿を洗い終わる頃、ねったんが声をかけてきた。
「はい」
「これ、りかさんところに届けてくれる?」
ねったんはサンドイッチのボックスを手にしている。
「今日はばたばたして、りかさん昼食に来れなかったみたいだから」
「あ、はい」
「‥ワタルさんの分はコムさんに頼んだ方がいいかな‥‥」
「ついでだし、俺持って行きますよ」
「そう? ふたりとも、忙しいみたいだね」
「そうですね。ワタルさんしばらく留守だったし」
「うん」

その話、別にタブーではないが、なんとなく余りみんなしない。
ワタルとコムが戻ってからまだ数日。
留守だったことなどなかったかのように普通に接している。
でも、厨房では、壮の不在はみんな意識している。
そこだけまだ埋まらない、足りない、何かのように。



りかが部屋でPCに向かっていると、ノックの音がする。
「入れ」
開いたドアの方を見ると、立っているのがワタルなので
りかは少なからず驚いた。
「ワタル?!」
「ああ、‥俺」
「なんだよ、そんなノック、珍しいなおまえが」
ワタルは少し頭をかきながらりかに近づいてくる。
「あ~‥‥りか‥‥」
「?」
「長いこと留守してて、悪かったな‥」
なんだ、そんなことか、とりかは思ったが
「ああ、おまえの分も仕事溜まっちまってかなわねーよ。
毎日夜中まで覚悟しろよ」と軽口を叩いた。なのに、
「ああ、分かってる」
と、妙に素直な反応をされて、りかは苦笑する。
「冗談だよ。おまえだってあっちで色々大変だったろ。
ついでに和央の傘下、叩いてくれたみたいだしな。」
りかはねぎらうようにワタルの肩に手を置いた。

組に戻ってからも忙しかった。
なによりコムがちゃんと馴染めるか心配で目が放せなかった。

りかとワタルがこんなに近くにお互いの身体を感じるのは本当に久しぶりだ。

りかの唇がワタルの唇に吸い寄せられるように近づくと、
ふたりは数日ぶりに互いの唇の感触をなぞっていった。


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原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?) 17 No: 4658 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/17 Wed 03:15:32

「た、助けて!」
僕は声にならない叫びをあげる。

「轟邸では俺が掟だ。
誰もお前を助けに来る奴などいない」

両手の自由を奪われて、
ベッドの上に乱暴に投げ出された。

ベッドの上で後ずさりする
僕の足首を強引に掴んだこの人。

「トドさん、助けて!!!」
冷静に考えれば、僕を攻めたてるこの悪魔に
助けを請うなどお門違いだ。
でも叫ばずにはいられなかった。

何とか逃れようと暴れる僕の髪を掴んでは引き戻す。
陰惨な悪魔のような笑みを浮かべ、僕の身体に手をかける。

ゾーッとして身体中の震えがとまらない。
ただ歯をガチガチ鳴らすだけの僕。

シャツのボタンが飛び散り
あっという間に衣服が毟り取られた。

快楽に貪欲な獣に豹変し僕の身体の上にのしかかる
この男は一体誰だ?

僕の躰中に所有の烙印を刻み付け
勝ち誇った征服者のような顔をするこの人。
残酷な闇の支配者に永遠に囚われた僕・・・。

きつく目を閉じ、唇を噛み締め何も感じまいとする。
泣いたり叫んだりしたらこの魔王がもっと歓ぶだけだ。

狼のような荒い息が身体中を這いずり回る。
僕の脚を抱え上げこれ以上ないくらい押し広げて
悪魔のように僕の身体を貪り続ける。
おぞましくて身の毛がよだつ。
恐ろしくてもう何をされてるかすらわからない。

早く終わってくれ!
でもこの人は、僕のこんな姿に興奮して
何度も何度も蘇っては僕を犯し続ける。

トドさんの乱暴なモノに何度も何度も攻め立てられて
僕はとうとう気が狂ったように泣き叫んだ。

「いやだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!こんなこともうやめて!」


お上品そうなその顔を
もっともっと乱してやりたい。
その白くて細い身体を
もっともっと狂わせしならせてやりたい。
ノルのことは忘れろ、俺を感じてくれ。
お前は俺のものだ・・・!

「あっあっあ~~~~~~~~~~~~っ・・・!!!」
身体中が痺れ、自分に何が起こったのかすらわからない。

<・・・・・プツッ・・・・・>
それ以上の屈辱に耐え切れなくなった僕の
思考はそこで一旦、停止した。


-----------------------------------------------------------------------------


意識が朦朧としている僕の口の中に
トドさんのモノが押し込まれた。
苦しくて身を捩ると下半身に激痛が走る。

苦痛に喘ぐ僕の顔を見て興奮したこの人は
みるみるうちに蘇り、脈打っていく。
あああ、こんなことは身震いするほど嫌だ!!!


神様・・・・・・・、 どうぞお助け下さい。
どうかこの悪夢の時を早く終わらせて下さい。
僕がこんな罰に相当するような罪を一体いつ犯したと言うのでしょう?

いや、誰も助けてなんかくれやしない。
冥界の王の伴侶にされるというのはそういうことだ・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・そして、いつの間にか・・・・・・
身体の芯が疼き出す。
冥界の王に呼応して僕の中の魔物が目を覚まし
限りなくトドさんを求め春蠢する。

頭の中でやめろと叫ぶ僕と
赤い舌を出してトドさんを誘う僕が鬩ぎ合う。

もっともっと乱して
もっともっと狂わせて
僕はあなたのものだ・・・!

<違~う!!!!!
もう、やめてくれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!>

<・・・・・プツッ・・・・・>

それ以上の心理的な葛藤に耐え切れなくなった僕の思考は
そこで再び停止した。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >

♪HT♪様へ個人レス
>俺とぶんの事をよくわかってるじゃないか
確かに私もトド様と同じS的な性格なのでわかりすぎるかも。
でも、そのせいでちょっと上の話ではやりすぎちゃったかな?トド様、変態サディストに
しちゃって本当にごめんなさい。これで、先日、何故私が自己嫌悪に陥っていると
レスに書いたかわかって頂けると思います。 ぶんちゃんも本当にごめんなさい!今度、
カッコいいお仕事風景沢山書くから許してね!(そんなもん、この板では喜ばれないか・・・、でもH三昧の貴方も好きよ。ぶちゅ~♪)



--------------------------------------------------------------------------------
原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?) 16 No: 4657 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/17 Wed 03:04:17


トドは口の端を上げ、悪魔のようなニヤリ笑いをした。

「・・・!」
ぶんはトドのその表情を見ると、
急に何かを思い出したようにソファーの上で後ずさった。

「ぶん・・・?」
今までソノ気になってたくせに急にどうしたんだ?
これも誘いテクのうちか?

「トドさん、その笑い方するのやめて」
怯えたようにトドを見つめるぶん。

暫く?マークだったトドはいきなり大声で笑い出した。
「ハッハハハハハ、あの時のことを思い出したのか!」

「僕にとっては全然笑いごとじゃないよ」
ぶんはムッとしたようにトドを睨みつけた。

「全く、あんなことくらいで生きるの死ぬのと
すったもんだ大騒ぎした奴はお前が初めてだったぜ」
トドがお腹を抱えて笑い続けた。

「だって、あの時は本当にショックだったんだもん」
「まぁ、確かに俺が悪かったんだけどな」


<・・・以下、二人の回想・・・>


(筆者注:設定としてはぶんちゃんが最初の頃にトド様に首を締められそうになった後で、且つ春雷の前かなぁ・・・
しかし、しみじみウチの二人は激しいHしてんなぁ、書いてる私が言うのも何だけど・・・(恥) )


ノルさんの写真は轟邸に来た時、
嫉妬深いトドさんに全部取り上げられ、
たった一枚だけこっそり手許に残した写真すら
トドさんに見つかって目の前でビリビリ破られたあの日・・・・・・・・・・。

あの時、僕の心まで一緒に引き裂かれたような気がして、
その後、とてもトドさんに抱かれる気にはならなかった。

あの時、俺は、どんなに愛しても愛してもお前の心を
独り占めできないことに焦っていた。
いくら杯をあおっても気が晴れなくて・・・
そして・・・つい、やりすぎちまったんだよな・・・。

-----------------------------------------------------------------

「ぶん・・・」
背後からぶんを抱きしめるトド。

「(うっ、お酒くさい)。
僕、今夜は全然そんな気分になれない」

「・・・・・まだ、怒ってるのか?」

後ろを振り向きトドをきっと睨みつけたぶんの目が
全てを物語っている。

「ぶん・・・」

「確かに今、僕はあなたのものだ。
でも、だからってあなたにノルさんの写真を破く権利はないよ」

「お前に権利なんか与えてもらわんでも、
生憎、轟組では俺が掟でな」
ノル、ノル、ノル!
ったくいつまでたってもコンチクショー!

折角あなたのことを愛し始めたのに、
あなたは僕の気持ちに対して思いやりの一かけらもありゃしないんだ

ぶんの心の叫びが聞こえたようでトドの胸は痛み、
たまらない気分でブランデーに口をつけた。
チッ、こんなに苦い味だったか?

「俺にどうして欲しいんだ?」
チクショー、嫌な気分だぜ。
ったく、今夜は酔いが早いな。

「僕に愛してるって一晩中囁いて。
そして、ただ優しく胸の中に抱きしめて欲しいんだ。
それ以上は何もしたくない!」

「ブーッ!」
ブランデーを噴出し、大笑いするトド。
「ハッハハハハハ。
俺に向かってそんなことを言う奴なんざお前が初めてだ。
お前はサイコーだよ、ぶん」

な、何、大笑いしてるんだろ、この人?

トドの前で目をパチクリさせるぶん。

ぶんのそんな姿はマミにうさぎちゃんと呼ばれ       <-いちご様、設定拝借します
からかわれていた時代を思い出させる。
畜生、 あの時代にお前の王子様になって現れたかったよ、俺は。
だが、あいにく俺はノルじゃない!!!


トドは急に真顔になってぶんの小さな顎をぐいと掴んだ。
「お前・・・・・、シロウトのお嬢さんじゃあるまいし、
極道の男がそういう愛され方をして欲しいと言ったって
誰が信じるものか?」

不思議そうな顔をしてぶんが聞く。
「僕、何か変なこと言った?」
でもノルさんはそうしてくれたのに・・・。
ノルさんは僕が嫌だって言ったら無理強いなんてしなかった・・・。

チッ、また頭の中でノルと俺を比べてやがる。
お前のそういう所が俺を苛だたせるんだ!

「ノルのことを思い出した後で、俺に抱かれたくはないと言うことか?」
トドはブランデーグラスをテーブルに置くと、
乱暴にぶんを抱き寄せ、わざとにいやらしげな手つきで身体中を撫で回す。

<ビシィッッッッッ!!!!>

強引な態度にムカッとしてトドに思いっきり平手を食らわせるぶん。
「もう、うんざりだっ!
ボスに飼われてる僕には拒むこともできないってわけ?」

いつだって人の気持ちは全くおかまいなし。
あなたのそういう強引な所が嫌いなんだ!

ぶんの心の叫びが再び俺に聞こえた気がして、
俺は心を突き刺された。

違う。 本当はこんなことをしたいわけじゃない。
ただ、俺には上手い表現の仕方がわからない。

愛してるって言えばいいのか。
他の男のことは忘れてくれ、
俺だけを見てくれ、とも?

何度も何度も言ってるぜ、ぶん。
ただお前が頑ななだけだ!

「いいか、ぶん。
お前がどんなに足掻いてもお前は俺のものだって
これからお前の身体にじっくり思い知らせてやるよ」
ふっ、こんなことしかできない俺はサイテーの男だな。

「ト、トドさん・・・?
(こ、恐い顔・・・)」
トドの凄い形相に思わず後ずさりするぶん。

そんなお前の姿を見た俺のサド心は大いに刺激され
いつの間にかうさぎを追いまわす狼みたいな気分になっちまった。

ったく、種族の違いを超えて仲良く共存する気だったのによ。
所詮、狼がうさぎに惚れるなんざ馬鹿げてる。
冥界の王が天使に惚れるくらいにな。

「俺はお前にやれ可愛いだの綺麗だの言って
チヤホヤしてきた優しいだけの腰抜け男たちとは違う。
俺は俺のやり方でお前を愛してやる」

「ト、トドさん・・・?」
トドの悪魔のような笑みに身を竦ませるぶん。

くっ、そそられるぜ。

「俺はお前の星の王子様じゃない。地獄の王だ!
そしてお前ももうあの頃の無垢な白うさぎじゃない!」

トドは片手でネクタイをはずすと
ぶんの手を乱暴に掴み、
羽交い絞めにした。

「い、い、いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」

そして、ぶんの悲鳴が邸中に響き渡った。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >

>雪だるま様、
昨夜は訪問できなかったので、本日はお詫びを兼ねて二発いきます。
って、カタギの奥様に何言ってんだろ、私 ?


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投稿前のお詫びレス No: 4656 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/17 Wed 02:53:08

なんだかただデレデレHを書いてても飽きちゃうので(読者の皆様ももう飽きてるでしょ?)、
甘々な直球だけでなく、ここら辺でちょっくら変化球を入れてみます。
あああ、こんなにしちゃっていいのかな・・・(激しく躊躇)。 でも、残業で帰ってきたばかりで
推敲してる時間もないから投稿ボタン押しちゃえっ!皆様、 外道でご免あそばせ。

>いちご様、

上のトド様っていちご様が以前書いてらしたお話に似ちゃうかな?ごめんなさい。
(勿論、いちご様の描くトド様の方が素敵です ?)
でも、他の話でノル&ぶんがラブラブだからうちのトド様には地獄の王が降臨しちゃって、
もう暴れて暴れて大変なの。愛情の表現方法間違ってるよね、絶対!こんな人だから
ノルさんに負けちゃうんじゃん。って書いてる私が言うのもなんだけど・・・

トドさん、ヨソ様はヨソ様。ウチはウチでしょ。いちいち気にしてたらダメッ。(by ぶん)

>♪HT♪様、

「今週は長く感じるレス」の『長く感じる』に反応してしまった私を許して。
でも「お詫びの印」のトド&ぶん復活愛が妙に嬉しかったわ。
>今朝も相場のチェックが済んだあとに読んでいたら
ショッキングな話が出ていたので、何だか落ち込んで
気晴らしに外の空気を吸いに来た所だったのだ。
これは、私も仕事中によくやります。で、サイト開きっ放しにして自分の秘書さんに
読まれちゃったりとか・・・。ぶんちゃんもやっちゃったのね。
>うん。トドさんとならどこへでも
うたかたの恋のマリーちゃんみたいで、このセリフ好きです。
>僕とトドさんの連続Hの話もあるんだよ!
頑張ります。 でも二人とも身体壊さないでね。愛してるわ♪


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なんかめまいしますレス No: 4653 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/17 Wed 02:28:33
くーろさま。壊れてるか~~いっ!!(爆) 
いや、なんかね、いまわたし一瞬正気にかえったらしいの。うん。
でも、どーせ一瞬です。ぶんちゃん、思い出したくないの? そんなことないよね。

柏木オレンジさま。ガイズ観られたんですよね? それともまだ? 
まだだったらごめんなさいねーーーーっ。もう、こんなにガイズまんまで使ってて、
わたしったら、もう、ほんとに‥‥(懺悔) 
あの、壊れてる時って、H書けないの‥‥わたし‥。許してっ。

みどりさま。自己嫌悪って、何書いてても続けてると陥るものと思います。
かく申しますわたくし、荒野書いてる時に自分がものすごい馬鹿に思えましたもの‥‥。(哭)

R20さま。>それは俺   きゃーーーーーっ!!(転倒)

keikoさま。いくらりかさんでも、keikoさまのこと(だけ)はぼこぼこにしないと思います。

華子さま。ねえ、可笑しいですよねえ、なんで「パライソ」の一言で
思考飛びそうになっちゃうんでしょー。わたしたち。

AKKOさま。続き書いてくださったのですねぃ♪ またまた走るタニ、らぶっ。

♪HT♪さま。>私、タニちゃんのイメージもここで随分変ったわ。
えええええ、ちちちょっと、あの、わたしの書くタニちゃんはご本人様とはまったく関係なく‥‥。
ご本人様見る度に「わたしは間違っている」と思ってますんで、どうか、そこんとこ‥‥
って、ああ、ごめんなさい、ごめんなさい(懺悔につぐ懺悔)
みんなにこのページ読まれてたら‥‥ああああ(またまた懺悔)。

Kさま。け、け、け、けーさま‥‥。なななんか‥。絶句。すごいもの読んだ‥。

あおさま。んーー、総見だったですもんねー。(笑) 
タニちゃん元に戻るんですね、良かった♪

管理人さま。あ、良かった。過去ログ作ってくださったんですね? ありがとうございます。
自分で書いた過去のもの、ちょっと読んでみたいと思っていたところなので、嬉しいです。
お待ちしてます。いつもお世話さまでございます。

小姑のSさま。↑というように、わたくしもちょいと気になっていたところなので、
便乗で喜ばせて戴いてます。どうもです。

らんさま。>パライソってスペイン語だったのですね(^^ゞ
でもご本家様たちは違うお考えかもしれません。

0番さま。ガイズご覧だったのですね。うふっ。
りかさんは事情通‥‥ううむ。なんか意味深な‥。

元子さま。あんなお笑いをやっていて「りかさんかっこいい」と言っていただけて、
成仏できます。わたし。ありがとう。


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ちょっとだけレス No: 4652 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/17 Wed 01:18:12
限定長レスでごめんなさい。

K様。爆弾、しっかり受け止めました!何度も読み返し、涙してます。
ありがとう!!ノルブンを愛していたK様が敢えてこういう結末を残してくれた
事、その気持ちがよくわかるし、とても嬉しい。ここ数日私は後ろ向いて過ごして
ましたが、まひるちゃんと新しい道で輝いていって欲しいと思います。折りしも
「ON THE 5th」の主題歌、「この道で輝く未来をみつけよう」などと
聴きゃあ、もう。
「修行」からはなるべく早く戻ってきてね!だって解からない所があるんだもの。
どうして轟組にいるのが辛くて駆け落ちしちゃったの?トドさんとぶんちゃんは
最後にどんな話をして別れたの?詳しく書いてくれないと嫌なんだも~~ん!!

オレンジ様。切ないノルさん。もう胸、痛いわー。だけど正直なぶんちゃんも
責められない。(そんなあなたが好きだから♪)
これからどうなっちゃうの??
ところで私のメールも届いてない?


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レスです No: 4651 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/17 Wed 00:07:59
>0番様
 レスありがとうございます。
 アサコちゃんの機嫌が悪かったのは
 邪魔されちゃったからなのですね・・・・・
 かよこちゃん別宅に移されちゃうのですね。
 タカコさんもかよこちゃんの前にして
 何もできない状態なんですね。

>元子様
 レスありがとうございます。
 春の天気は不安定なのでお出かけするのに
 とても困りますね。
 オサちゃん手作りのお夜食召し上がりますか?
 八犬伝の次の登場人物はどなたなのでしょう?
 楽しみです。

>らん様
 レスありがとうございます。
 オサちゃんの風邪はもう治りました。
 ゆうかちゃんの涙は香水・・・
 かわいい~
 ミズくんのお部屋はとてもいい匂いが
 充満しているのでしょうね。

>管理人様
 今度は風邪をひいてしまったのですか?
 ゆっくり休んで早く治してくださいね。

>あお様
 レスありがとうございます。
 思いっきり甘えたオサちゃん。
 元気になればアサコちゃんのお世話を
 一生懸命です。
 タニちゃんいよいよ元の大きさに戻れるのですね。
 玉乗りするタニちゃんとてもかわいいかも。
 見てみたいです。

>K様
 レスありがとうございます。
 ブンちゃんとまひるちゃん♪
 集合日もうすぐなのですね。
 修行は早めに終えて戻って来て下さいね。
 お待ちしております。
 アサコちゃんとオサちゃんのお部屋で誰かが
 眠りに来るのを希望ですか?
 う~ん、誰にしましょう?? 
 
>HT様
 レスありがとうございます。
 私が書いているのって平和すぎですね・・・・
 HT様の発想ってとても素敵ですね。
 尊敬してしまいます。
 削除はしないでくださいね。
 
>小姑の女S様。
 はじめまして。
 名前を出してくださりありがとうございます。
 私が書いているアサコちゃんは俺様の
 イメージからかけ離れてほのぼのとしちゃっています。
 過去ログに関しては管理人様にお任せしてしまっている
 状態です。



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キャー No: 4650 [返信][削除]

投稿者:小姑の女S 02/04/16 Tue 23:57:12
かゥ・管理人さまぁ~~!
本当にありがとうございます。
1000までなんてゥ・作るの大変だったのでございましょう?
もういくらでも待つ所存ですので、どうぞ体をお大事に…(私も風邪ひいて困ってます。お仲間さんですね。今年のは怖いですね。)
催促ではありませんゆえ。そう感じられたのでしたら、すいません。(土下座で額を床に擦り付けつつ)

そしてレスして下さった、0番さま、あおさま、ありがとうございました。
これからも、頑張って下さいませ。
トロイ野郎ですので感想を書けなく、申し訳ない。
これからも、影ながら応援させて頂きます。押忍。



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薔薇の迷路 ―― 日曜日・6 ―― No: 4649 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/16 Tue 23:55:01

「ぶん・・・綺麗だ・・・」

ノルは、うつぶせにさせたぶんの背中に愛しみをこめてくちづけながら
かみ締めるようにその言葉を言った。

「ノルさんにそう言われるの、昔から好きだった。
ノルさんにそう言われると、本当はきれいなんかじゃない自分の身体が
その時だけ綺麗になる気がした・・・」

ぶんの瞳に、うっすらと涙が浮かんでくる。

「何言ってるんだ。お前は綺麗だよ。今も、昔も変わらない」

「ううん」
ぶんは、身体の向きをかえ、ノルを見上げて涙をこらえながら首を振った。

「僕は変わったよ。ノルさんも。今は昔と違う。
あの頃は、ノルさんと二人でいればそれだけでいいって思ってた。
でも今は、僕もノルさんも、二人だけでは生きていけない・・・」

「ぶん・・・。後悔してるのか」

ぶんはまた首を振った。
「してないよ。僕、ノルさんに流されたわけじゃない。
 自分で、選んだんだもの。自分の意思でここへ来て、ノルさんと会ってる・・・」

「ぶん・・・」

ぶんの手が、震えながらノルの頬に伸ばされる。
その手をノルがすくい取った。
互いの指と指とを絡め合い、しっかりと強く握り合う。

「僕を、ノルさんでいっぱいにして。心も身体も何もかも。
ノルさんのことしか考えられないように、ノルさんのことしか感じられないようにして」

ノルをまっすぐに見つめる、ぶんの大きなふたつの瞳。
その濡れた漆黒の輝きに吸い込まれそうになる。

「ぶん、トドのことを思い出しているのか。俺とトドを比べているのか」
ノルも、悲しみをたたえた深い眼差しでぶんを見つめている。

ぶんは、ノルの視線を避けるようにわずかに目を伏せた。
長い睫毛が、弱々しく、揺れる。

「違うっていいたいけど・・・無理だよ。ノルさんに、嘘をつけない。
僕、いっつも思ってた。トドさんといるときはノルさんのこと。
ノルさんといるときはトドさんのこと。
無意識のうち、ときどき思い出して比べてたよ。ひどい、ヤツだよね・・・」

ぶんの瞳から、透明な涙があふれ落ちて流れた。

「ぶん・・・」

その涙をノルが柔らかな唇と熱い舌とでぬぐっていく。

「今だけでいい。トドのことは忘れろ」
「うん・・・。ごめんね」
「あやまるな」
「うん。ごめ・・・」
ノルの唇が、乱暴にぶんの唇をふさいだ。

長い、長すぎるほどのくちづけが終わると、
ぶんは喘ぎ、ノルを熱く見つめながら、自分から大きく脚を開いた。

「ノル、さん・・・」

そのぶんの両膝の裏に手を掛け、ノルがさらに大きく開かせた。

「ぶん・・・!」

ノルが身体を深く進めた瞬間、
ノルの両肩に、ぶんの指が白く跡が残るほどにぐっと食い込んだ。

「あっ、あ・・・!すご、い・・・ノルさん・・・」

のけぞったぶんの喉の発光するような白さが、ノルの欲情をさらにかき立てる。

「大丈夫か?苦しいか?」
「うん・・・。ううん・・・」
涙をボロボロこぼしながら首を縦横に振るぶんに、ノルは苦笑した。

「なんだ、このままやっちまっていいんだか悪いんだかわからないぞ。
俺はどうすればいいんだよ、ぶん」

「僕もわかんない・・・っ。いいけど、苦しい。苦しいけど、いいの。
なんか、今日ののるさん、今までより・・・すごいみたい」

言いながら、ぶんは自分の身体の中すべてがノルにいっぱいに
満たされているのを感じて、気が変になりそうなくらいだった。

「お前があんまり・・・色っぽすぎるからさ」

「あ・・・、ああっ・・・!」

ノルがぶんの様子を見ながら少しづつ動き始め、
やがてぶんは、ノルの動きについていくだけで精一杯になった。

山小屋の中にはただ、二人の荒い息遣いと切ない喘ぎ声だけが聞こえている。
外に降り続く雨の音も、もう二人の耳には入らない。

「ぶ、ん・・・」
「・・・あ、はあっ、ノル、さ・・・っ」

「ぶん・・・愛している・・・!」

「・・・・・・!!」

ノルの最後の呼びかけに、もう言葉にならないぶんの絶叫がほとばしった。

(愛してる・・・!ノルさん、僕も・・・!!)


ノルに抱かれ、刹那、ぶんは幻のように昔を夢見る。

ただノルのことだけ考え、ノルと一緒にいるのが当たり前だったあの頃。
世界はノルと自分の二人のためだけにあるとさえ、無邪気に信じられたあの頃・・。



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レス No: 4648 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/16 Tue 23:53:34
ショーコさま  堕天使のワタルくん、とっても理性的なのね(笑)。
  恋歌はーー後悔って、いやいや、またオレンジを泣かすのね、ショーコさまーー。花屋の少年て誰~!!

0番さま  りかちゃん、格好いいわー。かよちゃんもまとぶんも大丈夫よね??別宅ぅーーー!?
  昨日は取り乱してごめんなさいねー0番さま。あくまで純情なオレンジより

いちごさま  高校時代、大好きです。(まだ)純真なぶんちゃん、可愛いわ~。ワタルくんのキャラも好きです。
  進まなくてもいいので、ずっと長く読ませて下さいね!!
  あの、メール、届いてないわ・・・。オレンジが間違ったのかしら、すみませんっっ。

keikoさま  >痛くなかったですか? はい、痛くなかったです。幸せでいっぱいなオレンジです。
  夜食作るオサちゃん優しいー。いっぱい看病してもらったものね。菜の花見も行けるのねー。

836番さま  三の宮さまぁーあの狂おしい夜をもう一度貴女と・・じゃなかった。
  >え? ああ、外でやるのもいいかなあ…って…  タニくんたらー(ポッ)。でもキスだけなの?それもまたよし・・・。

♪HT♪さま  昨日は(昨日も)取り乱してすみませんでした。今日はちょっと落ち着いてます(笑)。
  ほんとうに、素敵なお話をありがとうございました。「のるぶんの結婚式」・・・は、忘れて下さいっっ。
  そして、今日もまた「素敵」なお話を~~~~~~!!鼻血&感激。
  お、オレンジの書いたヤツはトドさま読んでないのよね?だ、大丈夫よね!??(逃げる用意~)

Kさま  おおおーーーーーーーーーー。ノルさん・・・っ。まひるっち!?ぶんちゃんっっ!!!
  >このまま消えるのもなんなので なんなのでじゃないですよー!だめですよ、Kさまっ!!
  な、なんかノルさん、病弱な人のイメージにになってる?もしかして、ちょっと、オレンジのせい・・・だったりします?
  禁Hにしたせい!?うぎゃーーーーーーーーーーー。

あおさま  タニちゃんーーー。知らぬがホトケ?
  色姉妹・・・わたくしなぞ、めっそうもございません。分不相応と丁重にご辞退申し上げ・・・。

管理人さま  いつもお世話になっております。ありがとうございます。
  歯、大丈夫ですか。お風邪まで・・・(涙)。お大事になさって下さいね。



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ねったんの幸せ vol.2 No: 4647 [返信][削除]

投稿者:Akko 02/04/16 Tue 23:53:21

次の日の朝早く、ねったんは気持ちよく起きることができた。
昨日は一日うつらうつらとしていて、
毎食コムちゃんが運んだ食事を食べて、至福の思いのねったんだった。

部屋を見回すと窓際にかざられたライラックの花束<<←すみません、季節感に疎いワタシ、轟邸の温室はなんでもありということで・・・>>

(あ、コムさんが持ってきてくれたんだ・・・。いいかおり・・・。)
ちょっと故郷を思い出したねったん。

(なんだか今日は変な感じ・・・。どうしてかな・・・。花束があるからかな?)
と思いながら厨房へ行く支度をしました。

(そういえば、チー坊さん張り切ってたみたいだけど、すごく不安だな・・・。ま、仕方ないか、僕がぶっ倒れちゃったんだから。)

「おはよう」といいながら厨房へ入ったねったん。
ねったんを心配してか、今朝はフルメンバーがご出勤(?)

「おはよー、ねったん。無理していない?ゆっくりしてもいいんだよ。」
テーブルふきながらコムが言う。

「おはようございます。もういいんですか?」と言いながらもほっとした表情のキムくん。

「・・・・(ニコ)」とねったんに微笑み、レオンのお散歩に行くゆうかちゃん。

「わー、ねったんさん。大丈夫なんですね。リカさんに言ってこよう」
と洗濯ものをほっぽりだして、またまた走り去っていくタニくん。やれやれ・・・。

最後にチー坊が
「オー、ねったん、よかったデスネー。デモ、厨房はワタクシがいますからダイジョーブデスヨ。
まかせてクダサーイ」
と言ったとたん、みんなの視線がチー坊に・・・。「オー、ワタシなにか言いましたカー?」

それぞれが思ったことは、あんな思いは二度とヤダ・・・。<<なにしたんですか?チー坊>>

ねったんはうれしくなって、昨日のことなんか、吹っ飛んで
「うん、ありがとう。もう大丈夫。」と言いながら、キッチンへ。

ねったんがいなくてもキッチンはきれいに片付いていて、朝食の準備もほとんど出来ていた。
冷蔵庫を開けると見慣れないものが入っている。なんだろうと思って出してみると

「あー!!ダメ!!それ見ちゃだめだよ!!」とコムちゃん。

「みんな、心配かけてごめんね。もう大丈夫だから・・。」と言いながら、
冷蔵庫から引っ張りだしたものは・・・・。

「こ、これ???」
それは昨日チー坊が頑張った成果(?)だった。

「昨日ワタシが作った夕食の残りデスネー」とちょっと得意顔のチー坊。

「白身サカナのマスタード焼き(お刺身用のヒラメに和からしをまぶして焼いただけ)と
 牛ひれステーキ抹茶味(なんじゃそら?)、そして、暑かったからソーメンしましたー。
 ソーメンはソースだれにしたのデース」<<書いてて気分悪くなった・・・>>
「和洋セッチューデース」<<おいおい、チー坊ゥゥ>>

コムちゃん、キムくん、帰ってきたタニちゃん、そしてあとから厨房にやってきたオサちゃんも
それぞれあさっての方向を見ています。

(あー、昨日一番いい思いをしていたのは僕だったんだ・・・。)と思うねったん。

時間になり、それぞれのダーリンたちが厨房へやってきました。

厨房でてきぱきと働いているねったんを見て、みな一応に顔をほころばせ、それぞれのハニーたちと一緒に朝食を始めたのでした。

ねったんは、やっぱり僕でなきゃ、ね!とキムくんに笑いかけました。

(僕やっぱり料理の道に入って正解だったね)、とふと故郷北海道での修行を思い出しました。
(あれ、また思い出しちゃった、ヘンなの・・)

そう、あの頃、ちょうどトドさんが襲名披露のころだったんだ・・。
その頃はなんにも知らなかったな・・・・。

『欧風懐石 れ・しぇるばん』・・・牧場を飛び出して、好きな料理の世界に
一歩踏み出した場所だった。

***********************************

なんだか、タラタラ書いてしまいました。
皆さまのお言葉を間に受けて(^^ゞ(○○もおだてりゃ木に登る??)
またまたお目汚し&板汚しお許しください。


--------------------------------------------------------------------------------
お礼&レスです No: 4646 [返信][削除]

投稿者:Akko 02/04/16 Tue 23:49:30
こんなワタシにレスくださった皆さま、ありがとうございます。
うれしくてうれしくて、娘に告白してしまいました。
そう後から見られたあの娘です。(ちなみに大学2回生)
亀レス、超遅いレス、失礼レス、的はずれレス、板無駄使いお許しくださいませ。
一度してみたかったのです。(ペコリ)

>管理人さま
  お体の具合はいかかですか?気候の定まらぬ季節ですので、どうぞご自愛くださいませ。

>ショーコさま
  お風邪はいかがですか?
  憧れのショーコさまに続きをと言っていただいて、私は天にも昇る気持ちです。
  壮くん、ねったんが待っています(;_;)ウウウ

>0番さま
  そうですね。自分の撒いた種は自分で始末・・・できるでしょうか・・ワタシに・・・(‥;)

>みどりさま
  迫力抜群、PCの前から離れられない。でも娘が部屋に行ってから(/_;)

>HTさま
  ノルさ~~~~ん(T.T)ぶんちゃ~~~~~ん。・°°・(>_<)・°°・。

>keikoさま
  Keikoさまのオサちゃん&あさこちゃん。琥珀見に行ったときに思い出してしまったんです。
  あら、ふたり仲良く並んでるわ、なんて・・・・(笑)

>くーろさま
  お話もさることながら、イタリア大好きなので楽しいです。

>ひかりさま
  コムちゃん、かわいいです。

>元子さま
  八犬伝といえば、真田広之(ムフフ)
  楽しみにしています。(^^)

>ぽんさま
  なにげにかしげちゃん気になります。

>華子さま
  ラブラブワタコム、いいですね~~。

>836番さま
  すばらしいお話の数々圧倒されてます。
  
>いちごさま
  マミさん出てうれしいakkoです。ワニ!?ワニ!?アハハ楽しい~~!!

>オレンジさま
  ノルさん、ぶんちゃん切ないです。

>白星さま
  長編お疲れさまでした。手に汗にぎりながら読ませて頂いてました。
  かよこ&まとぶんお幸せに・・。

>らんさま
  ワタシ思わずロミジュリVD見てしまいました。 

>はつこさま
  ケンカの原因がなんともコムちゃんらしいですね。

>あおさま
  SF好きのakkoにはたまりません。リカタニも楽しんでるのね。

>R20さま
  深いお話にひきずりこまれています。
  
>鹿目乃さま
  パライソ、すてきです。(#^_^#)

>しずくさま
  ワタルくん、かわいすぎる~~(^-^)

>べんさま、Kさま
  新しい作品だ~~!これから読ませていただきます。


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さよならを許して・8 No: 4645 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/16 Tue 23:26:04
かよこは、誰もいないベッドで目を覚ました。
起き上がってまわりを見ても、人の気配はない。
サイドテーブルに浴衣が置いてあるのを見てベッドから降りようとすると、
足に違和感があった。

毛布をどけると、片方の足首に鉄のリングがはまっている。
つながっている長い鎖は、床に溶接されていた。
向こうにあるバスルームまでは行けるようにしてあるらしい。
この状態だと洋服は着られないから浴衣なのだろう。

かよこは浴衣をただ引っかけるように着ると、再びベッドで丸くなった。


もう一度目を覚ましたとき、枕もとにあきれたようにタカコが立っていた。

「お姫さん、腹減らないのかよ」

その両手にあるトレーに乗っている湯気の立った料理を見、
それから時計を見ると、九時だ。
朝ですかと聞くと、タカコはなんだか絶句した。

「……夜にきまってんだろうが。
急ぎの仕事があるからメシやっとけって言いつけときゃ
おまえ朝も昼も眠ってるって言うし。
メシ食うときくらい起きろ」

すみませんと言って背を向けると、タカコがトレーを落としかける。

「何寝ようとしてんだ、おまえ!メシ食えって言ってんだろうが!」
「……それ、あなたの夕食じゃないんですか」

半身を起こして、かよこはピントのずれたことを聞く。

「お姫さんのにきまってるだろう。何聞いてたんだよ……」

ほら、さめないうちに早く食え、と中央のテーブルにトレーを置く。
なんとか浴衣をちゃんと着たかよこがテーブルについて、
ゆっくりと食べはじめる。

その足元から見えている長い鎖を、タカコは見ないふりをした。



「……んっ……」

頭上から、熱いシャワーが降りそそぐ。
スポンジを片手にしたタカコに全身を洗われながら、
かよこは壁に押しつけられるようにして唇を塞がれている。
ちょっと動くと湯が口の中に入ってくるので、隙間をなくそうとでも
するかのように、執拗にタカコは深いキスを続ける。

けれど白い肌が桜色に染まっていくのも、温度の低そうな体が
熱くなっていくのも、シャワーのせいだとタカコにはわかっていた。
生き物のように絡みつく、この小さな舌はこんなにも気持ちがいいのに、
それさえかよこは逃げ出すことができずにキスを受けているだけだ。

でも、そんなものがどうだというのだろう。
くだらない感傷などかなぐり捨てて、今ここで力ずくでかよこを犯しても
良心の呵責など感じないはずだ。
現に自分の中では、欲望にまみれた衝動がマグマのように
その捌け口を求めて渦巻いている。

そのためにここに連れてきたのに、自分は何をやっているのだろう。

スポンジを投げ捨てて、タカコは両腕で強くかよこを抱きしめた。



ある日の昼下がり、部屋に戻ってきたタカコは
ベッドの上にかよこがいないのを見てぎくりとした。
同時にバルコニーに続く窓が大きく開いているのに気づく。

(まさか……)

あの頑丈な鎖を外すことなどできるはずがない、とあわてて窓に駆け寄ると
部屋の隅に、ありったけのクッションを集めてそこで眠っているかよこが
目に入った。
それと同時に、なぜ窓が開いていたのかタカコは理解する。

ドーベルマンが二頭、かよこに寄り添うようにそこにいた。

庭には獰猛なシェパードやドーベルマンを随時放してある。
訓練士以外は組員さえ散歩させられないほど、他人に慣れない。
飼い主であり、ここの長であるタカコにことだけは認識して
隷従の意を表す犬たちが、かよこに甘えるようにすり寄っている。

(お姫さん……)

かちゃかちゃ言う音に、タカコはそちらに目をやった。
つい最近入ったばかりの、いちばん若いシェパードが鎖を噛んでいる。

それはただの甘噛みだと言ってしまえばそれまでだけれど。
でも、それはまるで鎖を噛み切ろうとしているように見えた。

タカコのことも気に止めずに夢中で鎖を噛む犬のそばに行くと
初めて気づいて、犬は口から鎖を離して、くうんと鳴く。

タカコは黙ってシェパードの頭を軽く撫でた。

「しかたないじゃねーか……つないどかなきゃこのお姫さん、
つかまえとけねーんだから……」


けれどタカコは知っている。

組員たちが親しみをこめてかよこのことを「お姫さん」と呼ぶこと。

殺風景だった部屋に、妙に花や鉢植えが増えていること。

食事がかよこの嗜好に合わせて作られるようになってきたこと。



何か変化してきている。歯車が噛み合わない。
タカコは内線で事務方を呼び出した。



「………お姫さん、別宅に移す」


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こんばんわレス No: 4644 [返信][削除]

投稿者:元子 02/04/16 Tue 23:08:54
今日の風共、行って参りました。
ボスがコムちゃんに、ではなくて(^^)バトラーがスカーレットに帽子を
持ってくる場面で、ちょっとふざけていたと思います。
靴が脱げた場面は、チャールズ戦死の手紙のところで、ちょっとお笑いでした。
(0番様に補足させていただきました)
カーテンコールはたぶん5回はありました。(違ってたらごめんなさい。)
ユーちゃんさんのご挨拶の後、アサコちゃんがスカーレットの白いドレス姿を
特別サービスして、コムスカとアサコスカが両手で握手していました。
可愛かったです!
その後、コムちゃんのご挨拶があって、感涙しているコムちゃんをトドさんが
いかにも可愛くて仕方ない、という感じ(これは私の妄想ではなく)で、
からかうジェスチャーをしていたのが、印象に残りました。
トドさんが最後に雪組をよろしく、とも言っていました。
以上、大雑把ですが、ご報告いたします。

836番様  美貌の女将はネーミングなんて問題じゃありませんです。
       あーリカさん、なんてカッコいいんでしょう!ハバナ行きたい!

くーろ様   私も一緒に心臓が痛くなってしまいました。
       続きはどのようになるのでしょうか?

オレンジ様  勿論、何で今までこの方の良さに気が付かなかったのか?という
       意味でして、オレンジ様のご功績は大きいと思います。

みどり様   お疲れ様でございます。優しいお言葉、素直に感謝します。
       残業なさってその上こんな力作!優秀な方は何でもできるのね!

R20様    初めてご挨拶させていただきます。よろしくお願いします。
       R20様って、詩人でいらっしゃるなあ、と思っておりました。

華子様    お疲れの師匠から、こんなに優しいレスを頂戴できて嬉しいです!
       師匠、がダメなら、お名前でお呼びして良いのでしょうか?
       お書きくださるものなら、とにかく文句無く本当に大好きです!

♪HT♪様   何と多才な!昨夜の涙の次に今日のお詫びの印、さすがです!
       ブンちゃんのご登場、がんばって書きます。

K様     初めてご挨拶させていただきます。よろしくお願いします。
      美しい余韻に浸らせていただきました。修行は短めが嬉しいです。

keiko様   春の天候は花を愛でる人々にとっていじわるですよね。
       お夜食に朝食、ああ私にも食べさせて下さい!

あお様   >ああ、そういう遊びか・・びっくりした・・・って、リカさん!
      題材がいい→私の話も何とか読めるかも、にしたいのに、すでに
      息切れかも・・。いえ、がんばります。(いらないって)

らん様   なんって可愛いゆうかちゃんなのでしょうか!?
      お目目が大きいから、きっと涙は大粒でしょうね。

0番様   0番様が自由にできない(って、できたらどうするんだ?)と
      仰るショーコ様って、確かにそうですよね。みんなの恋人です。
      私、20日にようやくガイズ初見できるので、嬉しくって!!

管理人様  いつもお世話になりましてありがとうございます。
      三重苦、くらいのご様子、どうぞお大事になさって下さいね。
      風共の報告、こんなのでよかったでしょうか?

第二の八犬士、明日お出ましの予定ですので、すみませんが、どうぞよろしく
お願いいたします。


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クラップ野郎ぜレス No: 4643 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/16 Tue 22:41:43
>鹿目乃様。
ビスケット、そう言えば長らく食べてません。人様のレスで反応して
申し訳ありませんが、男爵と言うとほら吹き男爵しか思い浮かばない私を
お許しくださひ。
>keiko様。
あさこちゃんが不機嫌なのは、たぶんオサちゃんと真っ最中のところを
中断されたからではないかと思われます(爆)
お花見、いってらっしゃ~い。
>らん様。
ゆうかちゃんの涙は香水ですか~毎晩部屋中いい匂いでたまりませんね^^
ミズくん、うらやましいぞ。
>元子様。
ショーコ様は皆様の恋人なので、私一人の恋人にはしておけないので
ございます。ああ、口惜しい。
>836番様。
と、とっくにコトを終えていた?私覚えてませんが、一体いつの間に・・・(呆)
あ、リカちゃんは特別扱いしてます。(それだけかい)事情通だから。
>オレンジ様。
車捨ててもカッコイイじゃありませんか(そーゆー問題では・・・)
それにしても純情なオレンジなんてほんとにどこにもないこと(笑)
再びプンプン怒られましたー(笑)ごめんね、タカコさん。
>みどり様。
おちゃらけたレスったって、書いてるものと同じレスだったら
みどり様は経済専門用語と放送禁止用語のレスになるじゃないですか(爆)
>R20様。
肉塊。挽肉。昨今の狂牛病問題に私も思うところがあって単語が肉関係に(嘘)
>華子様。
儚げなタイプがお好きな華子様、だからお話もふんわりした感じなのでしょうか。
ぜひ、かよこちゃんのお話も~。
>HT様。
一人でご迷惑かけてすみません。私、心中とか片方死ぬとかって、本人たちより
残された人とか、まわりがかわいそうで泣けちゃうんですよ。トドさんどうすんのよ~って。
そう思ってたらHHHHHHって・・・笑い死にさせないでください~っ。
>あお様。
自分でしつこく言ったので覚えてます、TとR。
タニちゃん、気が動転してリカちゃんに言うどころではなかったらしく。
>管理人様。
今度は風邪ですか。お大事に・・・。
前向きに考えるためには、一度にやっちゃえば二度苦しまなくてすむかと・・・
やっぱ、だめですね。
>小姑の女S様。
なんだか私の名前を出してくださってありがとうございます。
私はひたすら書いちゃ投稿し、過去を振り返らないので人様のはともかく
自分のは何がどうやらですが、この膨大な数のログ、管理人様のお世話に
なるしか私にはできなくて、恐縮しております。


私も一句。
 風共の 千秋楽に 母は行き
 娘はガイズで 親子崩壊

あさこスカーレットがお出ましになったそうで、コムちゃんは靴が脱げて
シンデレラ状態になり(チャールズが死んだとメラニ―に言って走り去るとき)
最後は泣いてトドさんの後ろに隠れていたと母が申しておりました。


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甘い香り No: 4642 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/16 Tue 21:36:14
二人のすれ違いの日々が続くにつれて手紙も増えていく。
ゆうかちゃんはミズくんの書いた手紙を
リボンでくるんで大切に保管。
ミズくんの書いたお手紙がたまっていくのは
宝物が増えたみたいで嬉しい、
でも会えないのはやっぱり淋しい。

(ミズさんの訓練いつまで続くんだろう?
僕・・・やっぱりミズさんいないと・・・・・)

かよこちゃんの流す涙は真珠、
トドさんの流す涙はダイアモンド
(でしたよね?)
ゆうかちゃんの流す涙は香水です。<(^^ゞ
【だから、ミズくんはゆうかちゃんが泣いてると
香りをたどってどこからともなく現れるのね(笑)】

ぽろっと大きな瞳から涙がこぼれましたが
気を取り直してゆうかちゃん、
部屋を出て行きレオン君の散歩に行ってしまいました。

と、その後入れ替わるように部屋に戻ってきたミズくん。
部屋の中に漂う甘い香りに
「あいつ、また泣いてたな」
と、ミズくん部屋を出て厨房へ。
厨房に行くとゆうかちゃんの姿はありませんでしたが、
ねったんに近寄ってミズくんなにやらぼそぼそ・・・

ゆうかちゃんが午後のレオン君の散歩を終えて厨房に戻ってきたら、
いきなりねったんに呼ばれ

ねったん「ゆうかちゃん、これ持っていってくれる?」
ゆうか 「ハイ、どこに?」
ねったん「ゆうかちゃんの部屋」
ゆうか 「?」
ねったん「待ってる人がいるから」

ゆうかちゃんの顔がパァーっと明るくなる

ねったん「もう、今日は戻ってこなくていいからね(にっこり)」
ゆうか 「ありがとう~♪」

ゆうかちゃんは、足取りも軽く部屋へと戻って行きました。


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本日のレス♪ No: 4641 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/16 Tue 21:34:43
>元子様
レスありがとうございます。
八犬伝の次の登場人物はどなたでしょう?
(わくわく)
>836番様
「でも、だからりかさんに会えた、よ」
って、タニちゃん素敵♪
パライソってスペイン語だったのですね(^^ゞ
>オレンジ様
レスありがとうございます。
ノルさんったら、Hできるんじゃない~~~!
きゃっ(*>∇<*)
>くーろ様
ぶんちゃん、とうとうトドさんを・・・
どうなっていくのでしょう?(どきどき)
>HT様
絶対、削除はダメですよ~
お詫びのお話書いて下さってありがとうございます
>華子様
レスありがとうございます(*^_^*)
手紙って話すより正直な気持ちが書けるかと・・・・
なので、ゆうかちゃんに手紙を書かせたかったのです。
>keiko様
いよいよ菜の花を見にいくんですね~
おさちゃんの風邪はもう治ったのね♪
>K様
ぶんちゃんとまひるちゃん♪
雪の集合日は19日、もうすぐですね
>あお様
やっと、タニちゃんとリカちゃん帰還。
タニちゃん元に戻るんですね~
>管理人様
風邪大丈夫ですか?
寒かったり、暑かったり、今は調整がむつかしいですもんね。
お早い回復を・・・・


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今度は風邪・・・ No: 4640 [返信][削除]

投稿者:管理人 02/04/16 Tue 21:17:29
いやー ダブルです。
親しらずのうずきに風邪 喉ーーーー って感じです。
体調が悪い方が嫌ですねー
早く治りたい・・・。

小姑の女S様 過去ログは1000くらいまで作ってます でもまだ1000・・・
       今日アップしようかと思いましたが会社にフロッピー忘れてきました。
       もう少しお待ち下さい。

そういえば今日は雪風共楽でしたねー
見た方いますか?どうでした??
私は20日に麻子スカだー


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悠淳・・・34 No: 4639 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/16 Tue 18:29:06
日曜日観劇後、出待ちなんてものをやって、オフの素顔を見てしまったら、もうダメ
あんなめに合わせて(?)ごめんなさーーい・・あんな話、考えてごめんなさーーいで
そのまま、ブクブクと沈んでしまいました。

今、ちょっと、浮き上がってきましたけど・・・はぁ・・・

¢¢¢¢¢¢¢¢¢


エリ王が警護の兵たちを連れて、やってきた。

「リカ、これが薬だ。霧吹き状になっているから、お前の小さくなった友人にかけてやれ
10数秒で、元の大きさに戻れるはずだ。
さて、もう少しゆっくりしていってもいいんだが、どうする?すぐ帰るか?」

タニとリカは顔を見合わせた。
「帰る・・・よな、タニ。」
「うん。」

エリ王は、リカに握手を求め
「なかなか楽しかった。機会があれば、また来てもらいたいくらいだ。」と言った


エリ王の周りで、うん、また来てほしい・・という目で見つめている兵士たちが見えて、
リカは言葉に、つまった。

「・・・う・・まぁ、機会が・・あれば・・・(そんな機会は来ないでほしい)」


そこに、最初に2人をこの世界に連れてきた男が現れた。
「では、帰る道を作りましょうか」と言うと、壁に向かって手をかざした。

霧が立ちこめ、森が現れてきた。
そしてその奥にぼんやりと小さく懐かしい部屋の中の様子が見えてきた。

「来た時から、そんなに時間は立っていない。こちらの世界と
お前がいる世界とでは、時間軸が違うからな。さぁ、向こうに見える
部屋に向かって歩いていけ。」

リカはタニを肩に抱き、タニベッドに薬を乗せてゆっくりとその森の中に
足を踏み入れた。
数メートル歩き後ろを振り返ると、ぼんやりと見える城の中で
エリ王と兵士達が手を振っていた。

二人は手を振ると前を向き、そのまま振り返らずに、まっすぐ自分たちの部屋へと向かって行った。

「リカさん」
「ん?」
「俺、やっと元に戻れるんだね。でも、向こうでも楽しかったよ。
あの兵隊さんたちと、たくさん遊んできちゃった・・」

リカは、ぴたっと止まった。

「遊んだ・・って」

「うん、ボールに乗っかって遊んだり、俺、玉乗りができるように、なっちゃった。あとねーー・・・」
(ああ、そういう遊びか・・びっくりした・・・)

「兵隊さん達、リカさんにいろいろ教わったから、そのお礼に・・・って
言ってたよ。何、教えてたの?」

「え・・・まぁ・・・いろいろ・・・俺たちの世界の事だよ。」

「ふぅぅーーーん・・」

リカは、また、歩き始める。

部屋の中に足を踏み入れた。
もう、自分が歩いてきた森は消えている。

いつもと変わらない、部屋の中だ。


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レスです No: 4638 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/16 Tue 18:07:19
かなりの亀レス、的はずれなレスは相変わらずだと思いますが、許してくださいね。

¢¢¢¢¢¢¢

小姑の女S様 過去ログは管理人様が500番まで、まとめて下さってますよね
       それ以外は、次のページへというところをクリックしていけば、
       読めるのではないのかしら?

管理人様  親しらず、早く治して落ち着くといいですね。

華子様  甘い、リカタニ・・・・う~ん・・・次回・・・かな。
     華子様のワタコムのような甘いのが書ければいいのですが、
     私には無理だ。

keiko様  オサちゃん、この時とばかりに、めちゃくちゃ甘えんぼーー
     でも元気になれば、アサコの世話をするのですね。

ぽん様  公演中ならではの、ぶっ壊れから来るお話だと思いますーー。
     こうなりゃとことん、壊れてきてね。

オレンジ様 以前、Hが書けないと言っていたような気がするのですが・・・
      でも・・・この大うそつきぃぃぃーーーと叫ばせていただきます

ショーコ様 壮くん達の帰還話も書くのですか?2本立ての上、またも長編に
      なりそうで、すごいです。でも、またまた、簡単には
      帰ってこれなさそうですね

みどり様   色姉妹の長女のあなたが何を言うのですか。私は、もう・・・
       オレンジ様に、入っていただいて、一抜けしたほうがいいのでは
       ないかと、思っております。
       しかし、トドさんも、ぶんちゃんも元気・・体力ありますね

HT様   そのHP、コムちゃんや、タニちゃんの感想も聞いてみたいものです。
      それにしても、HT様の発想、すごいです。

元子様   八犬伝というと、あの人形劇と角川映画を思い出します
      Hシーンなんて無理に入れなくてもいいですよ。
      題材がいいから、無くてもおもしろく読めます。
      まず、リカちゃんで、残り7人ですか。楽しみです。

Akko様   書けないなどと言わずに、どうぞ続きを。清い交際でもいいから、
      ねったんにも誰かいい人いないですかね。

836番様  個人レスしてから、私も気が付きましたわ、タニ茶って。
       他に何が考えられるんだーーっ!!ですよね

いちご様   どうぞ、高校時代、続けてください。
      でも、高校時代のままだと、いちご様の、ものすごいHシーンが
      読めない?

0番様   TとR・・・まだ覚えていてくれて、うれしいです
      まとぶんが・・・でも、大丈夫ですよね。
      でもリカちゃんの話から想像すると意識が戻った時がなんか、怖い
      タカコさんのところで、かよこちゃん、もしかして記憶喪失?
      タニちゃん、リカちゃんに言わなかったのね。

鹿目乃様   ファンなのですねーー。ファンの気持ちもいろいろだーと思います。
       私は・・・・う~ん・・・。

らん様   ミズゆうかの2人、交換日記なんてやったら、どうなるかな。

はつこ様  >ここで俺より強いのって、ボスとブンとお前くらいで…」

めちゃくちゃツボ入りまくり・・・。受けた。爆笑・・。

くーろ様   壊れている間は無理せず、そのまま壊れながら
       書いてください。

雪だるま様  ロムからの復活、おめでとうございます。

ベン様   お帰りなさい。そりゃー、あれ見れば、壊れますよねー

R20様  もう気にしないで、好きなように書いてね。

K様     爆弾落とす・・って、早まらないで・・・って
       思ってたら、ああ・・・



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初 No: 4637 [返信][削除]

投稿者:小姑の女S 02/04/16 Tue 17:42:41
こんにちは。初カキコ、大緊張です。
毎日毎日、皆様の作品を楽しく読ませて頂いておりますです、ハイ。
ありがとうございます。
すこしばかり忙しく、ちょいとココに来れなかった時がございやして、そりゃあもう沢山のご投稿に猛烈な時間がかかったもんです。嬉しい限りでございやす。

え~そこで、疑問なのですが、ココの過去ログってどうなってんでしょか?

実はオレ、オレ様彫り師アサコとオサが大好物でして、(強いて言えばです。基本的にココのどのカップリングもおいしく頂けます。)、
かつ、0番さまにべた惚れなんですv
それ故、0番さまの秘密の花園シリーズ等々やショーコさまのお書きになった、壮君の恋のお話、
そして、keikoさまやらららさまの作品等などetc…がどーしても読みたいのです。
アノ時代、忙しすぎてチラッとしか見ることが出来なかったので。

勝手な質問ですんません。
かきこどうしようか迷ったのですが、1~500まではあるので、気になってしまって。
0番さまの作品については、メールをした方が良いのかゥ・など色々考えたのですが。

失礼します。押忍。


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花を見に行く2人(その1) No: 4636 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/16 Tue 17:28:51
部屋に朝日が差し込み始めた頃オサちゃんが
目を覚まします。
隣で眠っているアサコを起こさないように
そっとベッドから降りそっとカーテンを
開きます。
『良かった。晴れてる♪
暖かそうだし,午後から菜の花見に行けるね
蓮華と藤の花も見れるといいな~』
オサちゃんは着替えると眠っているアサコのそばに
椅子を持って来て本を読み始めました。
しばらくしてアサコがふっと目を覚ましたのに
気がつき
「おはよう」
「おはよう。もう起きていたのか?」
アサコはまだ眠たそうにしています。
「うん。いつも通りに起きたよ」
「今何時だ?」
「今?9時過ぎ・・・もう少し寝る?」
「いや・・・起きるよ。
早く菜の花を見に行きたいんだろ?」
そういうとアサコは起き上がりベッドから降り
着替え始めます。
「じゃ,僕食事取って来るね」
オサちゃんは厨房に食事を取りに向かいました。
アサコが着替え終わりソファに座っていると
「ただいま。アサコ,ご飯持ってきたよ」
オサちゃんが食事を持って戻ってきました。
今日の朝食はフレンチトースト・スクランブルエッグ・
グリーンサラダ・グレープフルーツジュース。

2人は朝食を食べ終えさっそく出かけるしたくを
します。
「アサコ,スケッチブック持って行くの?」
「持って行くよ」
「花の絵描くんだ。ね,僕のことも描いてね」
「いいよ。それより支度できたか?」
「うん」
「じゃ,行こう」
2人は部屋を出て菜の花が咲いている場所へ
向かいました。



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ノルXぶん 完結編 第5話(最終回) No: 4635 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/16 Tue 16:24:26

「オーウぶんさーん待ってましたぁ・・」

翌朝、チー坊が両手を挙げてぶんに飛びついた。
「ぶんさん、ぶんさん」
口々にぶんの名を呼びながらキムやねったん荘たちが嬉しそうに厨房から出てきてぶんを囲んだ。

「ぶんちゃん、お帰り・・・」
玄関を開けるとコムがぶんを抱きしめた。

(もう・・・皆優しいんだから・・・)
まひるはこの様子にあっけに取られている。
第一まともにこの邸に足を踏み入れるのは初めてかもしれない。

コンコン。
ガチャッ。

不安に押しつぶされそうになりながら、
まひるの手をしっかりと握り締め部屋に入る。

「・・・トドさ・・ん」
トドが背を向け立っていた。

(あっ・・・・・)


涙が溢れた。



あれから・・・
ぶんは轟組の幹部として経営に携わっている。
特に出向経営という形で常勤しているのは、グン店長の後を引き継いだまひる店長のエステティックサロンだ。
轟組の全面バックアップで益々の成長を遂げている。

「トドさん早く来てよ。挨拶間に合わないよ。記念パーティーなんだからねっ!」
「ああ、今すぐ向かうよ」
トドが苦笑いしながら受話器を置いた。

トドは今この2人の店を深い愛のもとに見守っている。

(こうなる運命だったんだなぁ・・・・・ノル)
執務室に飾られた大きな絵を見てトドが呟く。

カラン・・。
「オッと・・・忘れるトコだった」
懐中時計を内ポケットに忍ばせる。

「ボスぅ・・・ぶんさんが怒ってますー」
キムが携帯を握り締め泣きそうな声でトドを呼ぶ。
(まったくぶんの奴。今ここに電話してきたばっかだろうが!)
「あぁ、今行く!」

「ボス、いってらっしゃい」
「お気をつけて」
「ああ」
リカとわたるを筆頭に轟組の面々が頭を垂れてトドを送り出す。

こうして今日もまた轟組の一日が始まる。


執務室には、ロココ調の細工に施された額縁に飾られて
光の中で天使になったぶんが微笑みかけている。


―END―

NORU☆BUN★NORU☆BUN

長い上に立て続け・・・許して。



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ノルXぶん 完結編 第4話 No: 4634 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/16 Tue 16:12:29

「僕ノルさんに出会えて、すごく幸せだよ」
ぶんの笑顔が眩しい・・・。

(!!!)

ノルが壁にもたれた。

「・・・ぶん、来てくれて嬉しかった。今度こそ・・・・・・・幸せになって・・くれ・・・・じゃあ」
ぶんに微笑み、2人が背を向けるとすぐに扉が閉じられた。


ぶんは唇を噛みしめ立ち尽くしていた。
「あの・・戻ったほうが・・・」
最後の稔の様子が気になって、ぶんの背に後からまひるが声を掛ける。
「いいんだ・・・行こう(ノルさんは望まないから)」
(ぶんさん・・・?)
まひるの手を取ると、意を決したように足を進めた。



「ぶんさん・・・せっかくここまで来たんだし海見に行きましょうよ」
「・・・うん」
まひるの明るさが嬉しかった。
それにすぐに帰るなんて、そんな気分にはなれない。
海に向って歩いていく。

砂浜に降り立ち、まひると肩を並べ、ただ海を見つめていた。

ザッパーン。
押し寄せる波が激しくてそれでいて優しく心に和む。

(大きくて広くて・・・深くて激しくて穏かで・・・・・本当に海はノルさんだね・・・)

ザッパーン。
時の経つのを忘れてただずっと海を見つめ続ける。

ザッパーン。
日が少し落ちてきて潮風がほんの少し肌寒く感じられてきた。

(・・・・・)

ザッパーン。


ザザッ・・・
(あっ・・・)

バッシャーン。


いまさっきまでは何メートルも前で打ち寄せていた波が突如2人に降りかかった。
「もうっ何なのよー」
まひるの声はぶんに届いていない。

(ノルさん!)

「まひるちゃん、ごめん」
ぶんが蒼白になった顔で、さっき来た方向へと走り出した。

「ぶん・・・さん・・・・・」
びしょ濡れになったまひるが立ち尽くす。


ひたすら走り続けて、髪から滴り落ちる海水なのか溢れ出したものなのか、風を切ってしょっぱいものが入りこむ。

(もう!ノルさん・・最期まで僕の事からかって・・・絶対に許さないんだから・・・)


バタン。
さっき下りてきた螺旋状の階段を駆け上がる。

窓からの日差しが眩しくて目を細めた。
(・・・ノル・・さ・・・ん)

ぶんが崩れた。
カバーの外された絵の前でノルが二度と覚ます事のない眠りについていた。

ぶんは嗚咽を止める事が出来ずに、
静まり返った部屋の中で床に顔を埋めて号泣した。



(眠っているみたい・・・ノルさん)

うっすら微笑みを浮かべているように見えるノルの顔にそっと触れて・・・唇を塞ぐ。
(まだ・・暖かいんだね・・・・・ノルさん・・・)
濡れた髪の雫と涙がノルの頬を濡らした。


(・・ぶんさん)
まひるがぶんのあとを追ってきていた。
ただ黙ってぶんを抱き起こす。
(ぶ・・ん・・さん・・)
突然抱きつかれて驚いたが、まひるもまたぶんを抱きしめた。
すぐにも崩れそうなぶんの背に手を添えて、そっと部屋を後にした。


駅に向かう途中、猛スピードで飛ばす車とすれ違った。
(ごめんなさい、僕・・・・・ノルさんをお願い)
そっと目を閉じた。



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ノルXぶん 完結編 第3話 No: 4633 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/16 Tue 16:03:33

「・・・あの人は・・一緒じゃないの?」
聞かずにはいられなかった。
「今晩には着くだろう・・ブザマな姿は誰にも見られたくないって断ったんだけどな・・・押しきられちまった」
嬉しいとも困ったともとれる表情でノルが笑った。
いないと知ってホッとしてしまう。
「全くカッコばっかつけちゃって・・・」
「あぁ、それが俺の生き方だからな」
どちらともなく笑みがこぼれた。
(そうだね・・・いつもノルさんはそうなんだ・・・)


「・・・・・あの絵・・僕もらっていい?」

「ダメだ!」
きっぱりとノルが言った。
「え?!・・・・・いいじゃん・・・ケチ!」
予想外の答えにぶんが動揺しているのを見透かしたようにノルが笑った。
ノルの笑顔に期待したが、それ以上は何も言ってはくれなかった。


「・・・お前・・一人でここまで?」
「あっ!忘れてた・・・」
ぶんが言いにくそうにしている。
「おい、待たせてんのか?・・・早く中に入れてやれよ」
「いいの?」
「当たり前じゃないか、なに遠慮してんだよ。パートナーなんだろ、お前の」
ニヤニヤしながらノルが言う。
ぶんの頬が赤く染まった。
「や、ヤダナ。そんなんじゃないよまだ・・・」
バタバタとぶんが駆け出していった。

外でまひるが縮こまっていた。
「ごめんね、まひるちゃん。すっかり待たせちゃったね。ああっこんなに冷えちゃって・・・本当にごめんね。中入って」
ドアを開け気遣ってくれるぶんが嬉しくて、まひるの顔が輝いた。

「ノルさん、まひるちゃんだよ。僕が通ってたエステサロンの子なんだ」
(エステ・・なるほどね・・・どうりで気の強そうな・・・)
ノルをみてまひるの顔が引きつる。
「(マズイわッ)あ、あのっ・・・・この前は、ス・スミマセンでしたっっ!」
「・・・参ったな。改めまして。稔です」
おそるおそる顔を上げると照れくさそうに稔が笑っていた。

「まひるちゃん。ノルさん・・・僕の・・・・・永遠の恋人」
クスッっとぶんがノルをみて笑った。
「おいっ」
そんなぶんを見てノルが慌てる。
「・・・・・(そんな事分かってますっ。いちいち言わなくたって・・・グスッ)」
「あっ気にしないで。こいつイヤぶんは思った事をすぐ口にするから・・そのタチの悪い冗談だと思えばいい」
「何それ・・・」
せっせとお茶を用意しながら、不満げにぶんが呟く。

「いいんです。分かってますから・・・(グスッ)」
まひるがノルを敵視する。
「そう・・・ハハッ・・・(困った・・)」
額に滲んだ汗を手の甲で拭う。
「まひるちゃんもね、思った事はっきり言うタイプなんだよ」
「そうみたいだな」
(何ですって・・・あんたに言われたくないわよ)
「もう、ぶんさんったら酷いですわっ・・・(グスッ)」
「その・・俺が言えた義理でもないが、こいつを頼むよ。いや、首根っこ引っつかんでる位が丁度いいかな・・・なぁぶん」
「もうっ!」
ぶんが恨めしそうにノルを見る。
「はい・・・」
まひるの少しはにかんだ表情がぶんの心に刻まれた。


3人が立ち上がり玄関を出た。

「トドんとこに行くんだろ。これを渡して欲しい・・・」
「何?そういえば僕には?何ももらってないよ」
「あぁ、お前にやるものは何もない・・・未練がましいのは嫌なんだよ」
「チェッ」
(まったく・・・でもいいんだ。ノルさんの愛を沢山もらったから・・・)
クスッとぶんが笑う。
「トドさんは、いいの?」
悪戯っ子のように聞く。
「あいつは俺のダチだからな。お前とは違う」
ノルが笑いながらポケットから懐中時計を取り出した。

「中開けてみてもいい?」
「ああ」

パカッ
「あ・・・」
ぶんが食い入るように見つめノルの顔をマジマジと見た。
「え?・・・うそ・・・ノルさんって・・・ノルさん?・・・ノルさん・・・・・」
「やっと気付いたか」
(↑ファーストキスや初H《←ねっ、いちご様〈強引♪〉》の相手って絶対忘れるものではないんですけど、ここは一つ・・・)

ノルが照れくさそうに微笑んだ。

まひるも横から覗き込んでみる。
(こ・この顔は・・・・エロボスだわ・・この人たちって・・・まぁ何て事・・・頭がおかしくなりそう・・考えるのは明日にしましょう・・・)

丸く張られた写真には高校時代の4人が着崩した制服姿で笑っていた。



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ノルXぶん 完結編 第2話 No: 4632 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/16 Tue 15:45:48

(本当にここにノルさんが・・・?)《オレンジさま、別荘の設定お借りします~》
呼び鈴を鳴らしたが誰も出て来なかった。
ドアに手をかけると鍵が開いている。
ぶんはまひるを待たせて一人で中に入っていった。

シーンと静まり返っているのに波の音が心を落ち着かせる。

白い螺旋状の階段を上るとカーテンが風に揺れているのが見えた。
階段を上りきると正面にカバーの掛かった一つの大きな画台が目に飛び込んできた。

真っ直ぐ足を進め、そっとカバーを外すとぶんの目が見開かれた。

(これ・・・・・)

ぶんはカバーを握り締めたまま、その絵の前で立ち尽くしていた。
涙が溢れだしぶんの頬を濡らす。


「ぶん・・・なのか?」
どこからか懐かしい声が響いた。

振り返ると階段を挟んで、ノルがソファーベッドから身を起してぶんを凝視している。

「・・・ぶん」
涙を拭いノルに向き直る。

「ノルさん・・・」
カバーを握ったままぶんが泣き崩れた。

「ぶん・・・どうして・・」
駆け寄ったノルがぶんを抱きしめ包み込んだ。
(!!・・・ノルさん・・・苦しいよ・・・・・僕、やっぱり分かっちゃった・・・ホントにお別れなんだね・・・
こんな事分かりたくなんてなかったのに・・・・・)

以前のままのノルなのにどこか儚くて・・・。

「嫌だ!こんなの・・・あんまりだ・・・・・」
抱きしめられた腕の中でぶんは溢れる涙と嗚咽をを抑える事が出来なかった。

「これだから知られたくなかったんだ・・・」
ノルが困ったように笑うと力一杯に抱きしめた。
(ノルさん・・・痛いよ・・・でもこの痛みが嬉しい。だってノルさんが息づいているって事なんだもん。もっと強く抱きしめて・・・ノルさん・・・)
(こんなに動揺するなんてな・・・)
ノルの涙がぶんの肩を濡らした。

「ノルさん・・・嫌だ・・・酷いよ・・・・・何も言わずに・・(逝こうとしてたなんて)
怒ってるんだから・・・ね・・何で・・・言ってくれなかったの?前から悪かったんでしょ・・・」
ノルの目を見つめ問い掛ける。
流れ伝う涙は止められなかった。
「・・お前の行くべき場所を示す事が・・・俺には出来ないからさ」
ぶんから目をそらして悔やしげにノルが言った。
「ノルさ・・ん・・・何でこんな事に・・・・・・・」
「さぁ・・・きっと運命だったんだよ、俺たちの。いつまでも一緒にいられるなんて甘い夢だったんだ。俺はお前を守る事すら出来なかった・・・。」
言い聞かせるかのように自嘲しながらノルが言った。
「でもっ」
「もう言うなぶん・・・いいじゃないか。少なくとも俺たちが一緒に過ごした日々は誰にも消す事は出来ない。
お前に出会えた・・・あの時間を共有できたって事が奇跡だったんだよ。・・・・・お前はもう俺を思うな・・・」
「・・・本気で・・言ってるの?」
「ああ」
「酷いよ・・・」
「あぁ憎め。俺の存在がお前を苦しめた。その酬いだと思ってる。それでお前に憎まれるなら本望だ。
・・・けどな、最期にお前がこうして来てくれて・・・俺は思い知ったよ。本当のとこはやっぱりお前を抱きしめたかったんだってな」
「ノルさん・・・」
「お前に憎まれた方が救われるんだよ。分かってるだろ、ぶん(もうこれ以上言わせるな)」
「うん・・・。(僕が憎めるなんてノルさんを思わないなんて出来る訳ないじゃん。こんな時まで、本当に素直じゃないんだから・・・)」
「・・・・・ぶん、愛しているよ。お前は俺の生きた証だ・・・もう泣くな、笑えよ・・・」
「そ・・そんな事言われて笑える訳な・・・・・」

「さぁ笑ってくれ、ぶん」
必死に笑顔を作り顔を上げた。

ノルが両手でぶんの頬を包み込む。
「・・・やだな・・・酷い顔してるよね・・・・・もう!そんなに見つめないでよ・・」
あとからあとから溢れる涙をノルの指が優しく拭う。

「・・・キスしてもいいか?」
ぶんが頷く。
両頬を包んだまま唇を重ねると、髪をかき抱き優しくてそれでいて熱く激しく絡みあった。

「・・・ひさしぶりだね・・・こうやってキスするの・・・」
ぶんがクスッっと笑う。
「・・・ああ」
「なんだか信じられない・・・」
「信じられないのは俺の方さ、まさかお前とこうして会えるとは思ってなか・・・イテッって」

ぶんが顔を埋めたまま、パシッっとノルの胸を何度も何度も拳で殴った。

「・・・ノルさんのバカ!」
「ああ大馬鹿だよ・・・俺は・・・愛してるよ、ぶん。お前だけを限りなく」
ぶんの手を取り上げ見つめるときつく抱きしめた。
ノルの見つめる瞳が切なくて、息苦しい程抱きしめられて、痛いのに嬉しい。
「僕も愛してる・・・大好きなんだ・・・ノルさん。僕はノルさんを憎む。でも、ずっとノルさんを抱きしめていく・・・」
「ぶん・・・(ありがとう)」

ノルは体を震わせて固く目を閉じた。



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ノルXぶん 完結編 第1話 No: 4631 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/16 Tue 15:40:09
このまま消えるのもなんなので書いちゃいました(笑)・・・暫く修行(?!)に行ってきます。
♪先にどうしても言いたいのでちょっとだけレス♪
HTさま
大感激♪嬉しくて哀しくてハラハラしたけどあの世での会話が楽しいんだもん(笑)。コム天・たに天もかわいい~!
HTさま、ありがとう!大好き(はあと)。
決して削除なんてしないでね♪私、これから爆弾落すから。
いちごさま・オレンジさま
感謝・感激っ!いつも期待以上に嬉しくて。これからも!絶対消えないで・・・(懇願)。
いちごさま、高校時代バンザーイ!ブラボー!キャアァァァ!!続き楽しみに待っています(懇願)
オレンジさまには待たないでって振られちゃったし(泣)。
待つとはいいません。えぇ、待つとは!(フフッ)。書いて下さい!!!(←脅迫?!)
keikoさま
今は春。春と言えば・・・春眠。たくさんの組員があさXおさのお部屋で寝てしまう事を期待しています(笑)!

NORU☆BUN★NORU☆BUN★NORU☆BUN


「恥ずかしいな。こんな事まひるちゃんに知られちゃって・・・」
泣きはらした目でぶんが笑う。
「そんな・・・だって・・・(私ぶんさんが好きなんですもの!でもこんな真似してしまってどうしま
しょ・・・ハッまさか私殺されてしまうのかしら?・・・いいえ!ぶんさんを守るためなら死んだっ
て構わないわ!あっ!でもっダメだわ。私が死んだらぶんさんを守る人がいなくなってしまうもの)」

隣りであれこれ考えるまひるの表情がころころ変わるのをぶんは面白いなーと観察していた。


あれからどの位経ったんだろう。
あの後、轟組のあるあの街にいるのが辛くて、そのまま駆落ちのように出てきてしまった。
(やっぱりトドさんには連絡入れなきゃ・・・)

ダイヤルを押す指が震える。
RRR
「はい」
低く単調な声が耳に届く。
「・・・・・」
「・・・・・ぶ・ぶんなのか?」
(トドさん・・・心配してくれてたんだね・・・僕わかるよ。トドさんの声で)
トドの声が懐かしく感じられて涙が込み上げる。
「・・・トドさん・・ごめん僕・・・」
「今、何処にいる」
落ち着いた穏かな声・・・いや何か思い悩んでいるような・・・

「僕、組を抜けたい。まひるちゃんを守って生きたいんだ・・・僕は今まで守られてばっかりだったか
ら・・・トドさんにはとっても感謝してるし、今でも・・愛している!・・けど、このまま同じ事を
繰り返してたら僕は・・・・・。それに守っていきたいって思える人が出来たんだ。この僕がだよ・・・
こんな感情初めてで上手くやっていけるかどうかなんて分からないけど・・・覚悟は出来てる。
勝手だって分かってるけど、トドさん、お願い」
「ぶん・・(覚悟は出来てる・・か。俺はこの日がくるのを恐れていた・・・だが不思議な気分だ。
相手がノルじゃないからか・・・俺が最も嫌いな女なのにな・・・)とにかくそいつを連れて
一度戻って来い。話はそれからだ。」
「・・・・・でも・・・」
「安心しろ、女にも手出しはしない」
「・・・ありがとう・・・トドさん・・・明日、明日向うよ」
トドが言い辛そうに言葉を続けた。
「・・・待て・・・その・・・来る前にノルの所に寄って行け」
「ノルさんの所って・・・」
「誤解するな。あいつはまだ日本に・・・」
トドの声が僅かに震えている。
「えっ・・・何か・・あったの?・・・だってもうあれから何ヶ月も・・・イタリアに帰ったんじゃ・・・」
「・・・・・」
「トドさん?!」
「あぁ・・・スマン。・・・いいかぶん、しっかり聞けよ・・・実はあの後、急に倒れた。
約束したんだがな・・・やはりお前には言わない訳にいかない。ノルに謝っておいてくれ・・・」
トドが哀しく笑う。
「(ノルさんが・・・)トドさん・・・トドさんは!(大丈夫なの・・ううん。僕が言える事じゃない
んだ・・)・・有難う」
(もっと早く連絡していれば・・・いや、僕はもう既に踏み出したんだ)


「・・・ぶんさん」
「行こう。まひるちゃん」


小さな駅を降り立つと風にのって潮の匂いがしてきた。
(ノルさん、今行くから・・・)



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お詫びの印 No: 4630 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/16 Tue 14:56:24
まだ午前中なのに、ぽかぽか陽射しが暖かい。
庭の芝生の上で、ぶんは猫の白雪とハムスターの小雪と
大型犬のレオンと戯れていた。

急にレオンが激しく吠え出す。
小雪は怯えてぶんの胸ポケットに這い上がり、
白雪も瞬く間にぶんの腕に飛び乗った。
凄まじいこの気迫・・・やはりトドだ。
えらく不機嫌な顔でぶんの方に近づいて来る。

え?僕何か怒らせるような事したっけ?
寝言で何かイケナイ事、言った?
(ううん。朝はご機嫌で仕事に出かけた)
ノルさんから貰った薔薇のピアスが見つかった?
(ううん。クローゼットの秘密の場所にちゃんとしまったよ)
若附さんからまた連絡があったとか?
(まさかね)

考えをめぐらせていると
ぶんの前に立ちはだかり、両方を鷲づかみにして
トドが言った。

「お前、つまらないもの見るな!」
「?・・・あっ。読んだの?」
(まずぅーい、開いたままだった・・・)

ぶんは最近仕事の合間にお気に入りのHPを見つけた。
「轟組」の面々が実名入りで描かれ、リレー小説になっているものだ。
もちろんフィクションである。
コムやタニにもこっそり教えてあげたらすっかりはまってしまい、
感動して泣いたり、Hの参考にしたりとかなり重宝しているようだ。

今朝も相場のチェックが済んだあとに読んでいたら
ショッキングな話が出ていたので、何だか落ち込んで
気晴らしに外の空気を吸いに来た所だったのだ。

「何だよ。HTって奴は・・・いけすかねぇな!」
「まあまあ。お話だから気にしないで。
僕がトドさんに骨抜きなのはわかってるでしょ」
「骨抜き?」

昨晩の情事。確かにぶんは俺の前で蕩けそうだった。
白くしなやかに仰け反ったぶんの体を思い出して
少し気をとり直すトドだが、まだ完全には収まらない。

「だが、掲示板ってのは誰でも簡単に見れるんだぜ。
おまけにあそこのカウンターは13万越えてたじゃないか。
轟組のボスともあろう者が、大事な妻を昔の恋人に奪われ
心中されたなんて、やはり許せん!!」

怒りの炎がまたくすぶりだす前にぶんはトドに抱きついた。
「嬉し~い!今、大事な妻って言った?きゃあああ」
可愛くキスの雨を降らせる。

「(負けないぞ)それでお前の心にはまだノルが住んでいるのか?」
(だ・か・ら~。そこは追求しないでうやむやにしようよぉ)

ぶんぶん。でも一応ここは大きく首を横に振る。

「じゃあ俺の言う通りにしろ」
トドはぶんの腕をぐんぐん引っ張り、ジムの横にある競技用プールに
連れて行き、プールサイドのデッキチェアにぶんを掛けさせた。
(何か嫌な予感・・・)

トドは隣に座ったかと思うと、自分のシャツのボタンをはずし
ガバッと開いて、ぶんをその中に包み込んだ。
「寒くないか・・・入れよ」
「う、うん。(室内プールだもん、寒いわけないよぉ・・・でも)」

次にトドはぶんの頬を両手で包み、
「ぶん・・・キスしていいか」
「うん、もちろん」
(おいおい・・・かなりキャラ違い。いつもの強引さはどうしたんだよ!)

軽くなぞるように口づけした後、更にこの一言。
「ぶん、俺と違う世界に行かないか」
(お前が言うセリフだったが構わん!)
「うん。トドさんとならどこへでも」
(もうそのセリフ?。展開早すぎ)

トドはぶんを立たせると抱きかかえ、プールに飛び込んだ。
(やっぱりこうなるんだね・・・はあ。ため息)

首から下がすっかり水につかってしまい、泣きそうなぶん。
それに引き換え、トドは予定通りという表情で満足げである。

一つ違うのは静かに抱きあって沈んだノルに比べて
漲るパワーのトドは、水中で執拗にぶんの体を撫でまわすのだ。

濡れて体に張り付いた服の中に手を滑り込ませ
胸の突起を指で弾く。
「ぶん、お前に俺が一番だって言わせてやる」
「あ・・・」

いつのまにかぶんのシャツの前ははだけ、
水中でひらひらしている。
「固くなってるな。こっちはどうかな」
そして ニヤリとぶんのファスナーを降ろし、
下着の中に手を差し込む。

トドの指先がぶんの分身に触れる。
いつもとは違う圧迫されるような感覚に
また吐息が漏れてしまう。

「はあ・・・ん(こういう特異なシチュエーションもいいかも)」
ぶんにはこの浮遊感がたまらないらしい。

前だけでなく後ろにも指を這わせ、奥まった蕾にのめり込ませる。
「あああ・・・ん」

眉間にしわを寄せて感じているぶんの顔が
堪らなく愛しい。

「トドさん・・・僕すごく感じちゃったの。
お願い・・・トドさんが・・・欲しい・・・」
息を切らして恥ずかしそうにねだるぶん。

感じやすい耳に息を吹きかけてじらす。
「俺を一番愛しているか?」
「あ・・・ん。早くぅ」

トドは両手の動きをピタリと止める。
「もう!・・・世界で一番愛してるっ!
(一番が二人ってのもありだよね)」

トドは準備万端のぶんをプールサイドに導き、
両手をつかせて、自分のものをぐっと収めた。
いつもより入れにくいが愛があればそんな障害は何ともない?
浮いてしまいそうなぶんの体を上から押し付けるようにして
後ろから激しく攻めた。

HHHHHHHHHHHHH

「あ~。気持ちよかったね」
「フ。お前の体はどんな時も最高だ」

トドとぶんは水面に仰向けになってぷかぷか浮かび、
めくるめく情事の余韻を味わっていた。
(二人とも乱れた格好ですが・・・)

「やっぱりトドさんて激しくて強くて大好き!」
「お前となら15回でも20話でも続けられるぞ」
「あ、さっきのHPね。僕とトドさんの連続Hの話もあるんだよ!」
「本当か!」
すっかり気を良くしたトド。すぐにでも見たいと言い出した。

ぶんの部屋でPCに向かうトドの傍らでぶんがいちいち説明している。
「おう!このみどりさんって
俺とぶんの事をよくわかってるじゃないか」
「そうでしょ。仕事をしてる所もちゃんと書いてくれてるんだよ。
今まで僕、この板じゃあH三昧の愛人だったんだから」

「そうか。可哀想にな。
お前、みどりさんにメールしておけ。
『もっともっと僕とトドさんの愛溢れるHを続けて下さい』ってな」
「うん、そうする♪
それからね、いちごさんのも素敵だよ。
高校時代のトドさん、とってもカッコイイし・・・」
(あっ。やばっ。こっちの僕はノルさんの方が好きなんだ・・・
オレンジさんのもノルさんと山小屋だし・・・話、変えよ)

「ねぇ。お話読んでてこんな風になっちゃった僕の体は
これからもずっとトドさんが面倒見てくれる?」
そう言ってぶんはPCを食い入るように覗き込むトドの手をとり
膨らみつつある自分の下半身にあてがい、ニッコリと笑った。

「フ。(可愛いヤツ。俺はいつだってお前の体と心が欲しいさ)
ああ。これからもずっとな」
そして服の上から優しくぶんの愛しいものを撫でてやり、
肩を寄せて甘く甘く口づけた。
うっとりしながら応えるぶんの頬が桜色に染まる。

開け放した窓から見える桜は散っていたけれど
光を含んだ若葉が青々と美しい。
新鮮なそよ風がサーッと流れ込んできて
口づけしている幸せな二人を祝福するようにくすぐっていった。

おそまつさまー。


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今週は長く感じるレス No: 4629 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/16 Tue 14:48:59
0番様:そんなー。謝らないで。私も過激すぎたかと反省してます。
でも、そう仰って頂けて安心しました。半分荷物まとめてました(笑)
まとぶんとかよこちゃんが捕虜だって事、私も時々忘れてます。
今、試練の時ですね。可哀想だ~~。リカ様の手腕を拝見できるのも
楽しみです。

いちご様:マミさまって皮ジャン似合うものね。世露死苦(爆!)
私、ノルの「パン、残ってるか」にズキンです。あ~いいわ~。
友情物にも弱い・・・ノルブン派は皆その気がありそうですが。
「これからは俺が守る」もキャー!!
いちご様の屈託ないぶんちゃんが可愛くて大好きなので、どうか
このまま続けて下さいね。

くーろ様:ぶんちゃんは全てを思い出してしまったのでしょうか??
答って?あ~~~続き、知りたいけど恐いような・・・
まるで今の私の心境でございます。はー。

元子様:お願いだから元子様の思うままに登場させてあげて。
いろんなぶんちゃんがいて欲しいの♪

オレンジ様:今度は届きましたでしょうか?
「絶えようと思った」ノルさんの気持ち、切ないわ~。
でも、やっぱりしてくれるのね?そうこなくっちゃ!
凄くくだらない事ですが。「がらんどう」と読んで
西条秀樹の「ギャランドゥ」が頭を駆け巡りどうにもこうにも。
はーーー。

ベン様:俺の家族、くららとエミリオ・・・リカちゃんのパパぶり
大好きです。でもパパに甘える所もいいわ~。

keiko様:トン汁~。食べたい。栄養万点ですねー。
そちらはいつも平和で羨ましいです。(書く自分が悪いのよね)

らん様:シャイなゆうかちゃんもラブレターは率直!
だけどやっぱり好きだよ?きゃー。

836番様:まくし立てるタニちゃんがとっても可愛くて。
私、タニちゃんのイメージもここで随分変ったわ。

R20様:クラップ・ゲイムのR20様は渋くてどこか寂しくて
都会的。(すみませぬ、田舎者の言い方で)

華子様:華子さまのレスはいつも嬉しいです!
残業、大変ですね。体に気をつけてね~。

みどり様:自己嫌悪なんてみどり様には似合わないわ。
今晩の連続投稿待ってるわよ~。
生きたまま一緒にというのは、オレンジ様に期待しましょう!
確か「のるぶんの結婚式」と仰っていたような・・・(笑)



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昼間で、長いレス No: 4628 [返信][削除]

投稿者:華子 02/04/16 Tue 13:04:07
皆様にレスをしたくて、長~~くなってしましまいます。板の無駄使いになると思いますが、お許し下さいませ。皆様の崩壊振りが、羨ましい、今日この頃です。
~~~~~~~~~~~~~
>管理人様
 いつもお世話になってます。お忙しそうですね。そして、抜歯後の具合は、いかがですか?お大事になさって下さいませ。

>元子様
 本当にとても内容の凝ったお話ですね。わたくしなんか、思いつきでバァッーて書いてしまうので、恥ずかしくなってしまいます。師匠なんて呼ばないで下さいませ。
 元子様のお話、今後の展開が、楽しみです。新たな分野の開拓っていうのは、ちょっと
 わたくしには、無理のような気が、、、。きっと、いつもの展開でしょう。

>HT様
 ノル・ブン、素敵!ドラマティック&ほんわかなラストで楽しませて頂きました。“破門”
 なんて、とんでもなーい!次も、楽しみです。

>Akko様
 ねったんとコムちゃんの優しい感じにじ~~んとしました。ねったんの幸せも、ぜひ、Akko様の手でお願い致します。

>いちご様
 ノルブン、トドブン、マミ、タモ。あー、なんて素敵な高校生。この初々しいストーリー、溜まりません。そして、奥が深いですね。

>0番様
 かよこちゃんの儚げな姿に心を奪われてます。わたくし基本的に儚げなタイプ大好きなんです。
まとぶん他、これからが気になって落ち着きません。

>オレンジ様
 ブンちゃん、心配させすぎ。でも、そんなブンちゃんって、本当に可愛くてLOVEです。
 雨宿りでの一夜、あー、なんてロマンティック!

>836番様
 やっぱりタニくんの天然な感じ、好きです。海辺でのリカタニ、心の奥もチラリと見えて、じ~ん...。
でもー、“パライソ”・・・思考が、飛びそうです。

>Keiko様
 オサちゃん、元気になったようでホッとしました。お夜食、いいなぁ。
わたくしも残業から帰ってくると、なーんにも食べずに食べずに寝てしまうので。トン汁、美味しそう。

>らん様
 同じお部屋にいながら、手紙のやり取りをするなんて、とても新鮮でいいですね。
怒って書いたゆうかちゃんの手紙もラブリーです。

>ショーコ様
 風邪、お大事になさって下さいませ。2本も一気に書いていらっしやるから、お疲れが出たのでしょうか?
とにかく、栄養をとって休養を!ショーコ様のお話が、読めないと寂しいので。
真紅の薔薇??後悔する事になる??また、何が起こるのでしょう、、、。

>はつこ様 
 怒ったコムちゃんの様子が、たまらなく可愛い(^^)こういうワタコム、大好きです。

>みどり様
 わたくしも夕べは、残業で2時くらいに帰ってきました。フゥッー!
わたくしは、疲れた体で帰って、みどり様のトドブンの濃~~いHを読ませて頂いて、スカッーとしております。
(ポッ、わたくしってどんな人?)>好きです。みどり様に言っていただけるなんて、わたくし壊れてしまいます。

>雪だるま様
 トウコ・かしげちゃんのラブラブな感じ久しぶりで、いいですね。今後も楽しみ!

>くーろ様
 じーっくりお書きくださいませ。脱線も良いかと思います。ゆっくり楽しませて頂けるので、それも良いと思います。ぶんちゃん、もしかして、、、、。

>ベン様
 お久しぶりです。壊れ具合いかがですか?>お前とコムは、似てるんだよって、いつになく大人なワタルくん素敵。パパ顔のリカさんもなにげに好きです。

>鹿目乃様
 一時は、名前で悩みましたが、今は一応気に入ってます。それにしても“華子”とは、古風な名前ですよね。

>R20様
 あー、この文体。いつのも増してワクワクでございます。「ガイズ」にて、壊れていらっしゃるのが羨ましいですわ。



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レスです No: 4627 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/16 Tue 11:48:48
>R20様
お久しぶりです。
レスありがとうございます。
本編がらみはお蔵入りなのですか?
あらら・・・・・
それはちょっと残念です。

>オレンジ様
レスありがとうございます。
確信犯オサちゃん元気になりました。
(オレンジ様にはそうインプットされて
しまったのですね・・・・・・)
アサコちゃんとオサちゃんオレンジ様を
食べてしまいました。
痛くなかったですか?
ノルさんH大丈夫なんですね。
良かった。
2人も風邪ひかないようにしてくださいね~

>836番様
レスありがとうございます。
また自分が食べたいものを書いてしまいました・・・
ドルセデレーチェ飲んで酔っ払っているタニちゃん
かわいいです。
介抱してあげたいけどそんなことしたら
リカちゃんにボコボコにされちゃいますね。

>くーろ様
ブンちゃんトドさんを見かけて何かを
思い出したのでしょうか?
続きをお願いします。

>らん様
レスありがとうございます。
ゆうかちゃんすごいことたしかにしていますね。
でも皆の前でキスされちゃうのはとても
恥ずかしいですよね~。
顔を真っ赤にしちゃうゆうかちゃんかわいいです。

>元子様
レスありがとうございます。
水晶のおかげでリカちゃん無敵な賭博師に
なれたのですね。
今日こそ2人菜の花を見に行きます。
(たぶん,きっと・・・・)

>ベン様
リカちゃんお父さんにくららとエミリオを
見せたんですね。
あの・・・・
今度エミリオちゃんお借りしても
よろしいでしょうか?



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個人レス失礼します ^^; No: 4626 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/16 Tue 10:01:40

>カラバッジオ様
個人レスなど頂いてしまって感涙でございます。
いいかげん終わらせろと思われているのでは・・・
とちょっとブルーでしたので、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

>オレンジ様
ノルさん、Hしても大丈夫なのね?わーい!
すごく嬉しいんですけどーーーーー!!
先ほどメールさせて頂きました。
ご返答よろしくお願いします。(届いたかな~?不安)



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ああ、ごめんなさい No: 4625 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/16 Tue 09:16:28
>HT様。
私一人で大興奮して変なレスして申し訳ありません。
削除なんてとんでもない、それこそ私が皆様に殺される~
(自分の命が惜しいのか、私)
う~悲しいのは悲しいですけど(しつこい)それも愛、これも愛、
みんな愛ですのね。
とにもかくにも、人様の作品に関与する権利もないのに
ぎゃーぎゃー騒いで、ごめんなさいーーーm(_ _)m



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板無駄遣いしてごめんね No: 4624 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/16 Tue 03:39:01
だからね、しょーがないのよR20さま。わたしだって泣いているのよ
なんでわたしは「ほのぼの幸せ系」なの? あんな、文字にしたら糸ひきそうに
濃い絡みの二人をみてて(あの?もしもし?)どーして書く物はこんななの?
いーのよ、あなたさまは憧れの「陰惨系」なんだから、そっちの方が正解に近いと思う。(涙)



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あんたってえ人は・・・・ No: 4623 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/16 Tue 03:08:33
もう息止まったっすよ(泪目)。
覚えていて頂けたとはっ!うれしゅうございます。
ガイズがたまゆら脳を振るわせる・・・・ってことで(何言ってんだ?)。
いや、ガイズとは云いません(←もう必死)。
836番様を見習って、明るいのを、が、頑張ってみよーかな・・・(虚しい)



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『クラップ・ゲイム ××』 No: 4622 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/16 Tue 02:56:36
  




  光も無く、彼らは闇に手探りし

        酔い痴れたかのように、彷徨う。
         
                  ――― ヨブ記 12:25






神がサタンと賭けをする。
選ばれた生贄の街。
ネオン管に絶望だけがぬめり続ける。
伸ばす手すらも諦めてヨブ達は葉巻を燻らす。







紳士に淑女に浮浪者に娼婦。
狭間を泳いで、俺は生きてゆく。
街の老舗のテラ銭稼ぎ。
顔役と煽て上げる男達。

一つだけ確かなのは、つまんねえこと。

ダイスと一緒に日々は転がる。
客を騙して金を巻き上げる。
女を騙して夢を巻き上げる。
懐に札が溜まるほど、
背中に夢が溜まるほど、
どうして、息が詰まる。

夜に慣れた俺の目に、ネオンはもう眩しさを失い。
N.Yに潰れた俺の瞳に、街は鈍く無彩色に沈む。
奴等の息遣いが、もう耳に届かない。

色を無くした街で、俺は言葉を無くす。

都の底の漆黒の賭場に、導かれたように奴が迷い込む。



空気も操る、天性のギャンブラー。
女神も惚れこむ、粋な博打打ち。
巻き上げるだけ、巻き上げてやる。
骨までしゃぶろうと、舌が疼く。
「クラップやろうぜ。」
「何を賭ける。」


髭に隠れて俺は呟く。

全てを。

お前の瞳に、同じ翳が過る。







安ホテルに俺達は縺れこみ。
毟る様にソフトを投げる。
慈愛を込めた両手で、お前を包む。
投げる様に服を脱ぐ。
この上も無い優しさで、お前に口付ける。
慈悲を施す様にタイを解く。
愛しさを込めて、胸に手を這わせる。


もっと悦べよ。
そんな、つまんねえ顔すんじゃねえよ。



夜更けの街路に、過ぎ行く車が霧を掻く。
スチームの熱に、凍った硝子が剥がれ落ちる。
俺達の体温に、薄いカーテンが揺れてざわめく。
お互いを掻き抱き、夜から脚を滑らせる。

奴を咥えながら、俺は気付いてしまう。
絶望的な、エピキュリアン。
髪に絡む指がこそばゆい。
舌を巡らせながら、俺は感じてしまう。
始末に追えない、二重写し。
背を滑る掌が温かい。

背骨を一節ずつ味わって、思う。
陽気で悲惨な、ペシミスト。
睫がまどろむよう伏せられる。
両脚を思い切り割って、入る。
反吐が出るほどの、大嘘吐き。
柔らかい唇が空気を求め開く。


それは、俺。


繋がり転がり落ちてゆく。
裏腹に身体が昇り詰める。
俺の目を開かせるな。
俺はお前に向き合いたくない。

だから、背中に縋りつく。
緩やかに、耳朶に舌を伸ばす。
そして、お前に流れ込み。
祈るよう、耳元に問いかける。

「俺のこと、愛してる?」

微かな震えが下肢を走り、
頷きは、裏腹に苛立ちを誘う。
追い詰められたように突き上げながら、
喘ぎに、唐突に思いが吹き上がる。
いきなり言葉が、口をつく。

「愛してるぜ、りか。」

つまんねえ事だけは、確か。

利かぬ目で、手を伸ばす。
擦れ違い、掠め、重なる筈は無い。
酔い痴れて、言葉を交わす。
問いかけも、答えも、伝わる事は無い。
それでも眠りは、俺に天国を垣間見せる。


お前も、来るか。


冷え切って薄汚れたリネンの隙間、いつまでも耳に残る。





行っちまえ。



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R20さま。御無事で何より No: 4621 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/16 Tue 02:53:14
>待ってないよねっ、ねっ(←薫子上目)
あら~もちろん待ってましてよっ(鬼←アリオン不敵笑い)

>なぜにこんな馬鹿なモノを!とお怒りの(特におそらくりかたに派の)皆様
どうも、そういう理性のあるりかたに派の皆様という人たちはどこにもいないみたいですわよ(笑)

わたくしのはどうにも轟組りかタニから逃れられずにあのよーになってはいますが
壊れているということに関してどこに違いがあるでしょう。だわっ。ははー



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や、やっと中日位・・?レス No: 4620 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/16 Tue 02:41:27
週末は某巨匠と疚しい行為に耽っており(大爆)、た、立ち直り遅いってば・・・・
書きこんだのも遥か記憶の彼方なので、レス頂いておきながらご無礼があったらご容赦下さい(←自分というものに自信がない).


鹿目乃様:
わたくし、もう自分の観ているモノは何なのか、わからんすよ(泣)。
あのような「非」合法な餌は、食べ過ぎないようにね、ほほほのほ。
はつこ様:
ニ歩進んで三歩下がるよーな体たらくで・・・(泣)
基本はロム専と思っていてください(願)。
0番様:
おお、肉塊・・・妙なところで反応するわたくしをお許し下さい(反省)
ショーコ様:
こんなしょーも無いものなど冗談でも「愛読」などと・・・罰が当ります(笑)。
無責任に自動書記ですので、お気になさらず、二本立てをお進めになってくださいませ.。
あお様:
た、単純ではまけないぞっ(爆)!!たにって、たにって、そうよねかわいいはず・・
わたくし誰のつもりで書いたのかもうしーらないっ!(逃)
ぽん様:
いえ、あの、その、有難うございます(真っ青&冷汗)。バラエティにとんだ作品にいつも楽しませて頂いております。
keiko様:
今後の展開・・・・ブツは八割方あるんですが・・流石のわたくしのRでもひっかかるので、本編がらみはお蔵入りです(爆)。
ベン様:
タニの直筆、見た―――い!!!
836番様:
いや、そんな、泣くほど厭がらんでも・・(泣笑)。
しかしとても836番様と同じ舞台を観ているとは思えない、どう考えても違う・・・・腐ってると痛感ですわ。
陰惨系がシャレにならん(呆)。
オレンジ様:
わたしのはガイズではないと思います(泣)。かといってたにりかとゆーのもいたく失礼。
真っ白な気持ちで舞台はご覧頂いたことを切に願っております。
いちご様:
もしかして、幻のレスいただいたでしょーか?ぶん様派の皆様の、ひたすらの真摯なH姿勢にいつも目からウロコが落ちる思いです(笑)。

と、云うことで皆様、鹿目乃先生の麻子嬢にご期待の集まる中・・・・・・・・ははは――
まだです、すみまへん。待ってないよねっ、ねっ(←薫子上目)。
あの名舞台を観て、なぜにこんな馬鹿なモノを!とお怒りの(特におそらくりかたに派の)皆様・・・・・・すみません、すみません(平謝)。
煉獄もどーでもいいとは思うのですが、落ちついたらまとめてやろうとか、流石に今の精神状態ではプガ様に失礼くらいの理性は残ってるらしく(笑)。



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ひとさまへのレスに横入りしますが No: 4619 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/16 Tue 01:51:20
削除は、だめーーーーーー!!!♪HT♪さまーーー。

0番さま許して、オレンジ、なんでも言うこと聞くから・・・っ。諸星・・・っ。



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0番様 No: 4618 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/16 Tue 01:33:06
あれ?禁止?そうでしたかー。
私はね、どちらかと言うと輪廻転生派と申しますか
死を忌み嫌う事はしないんですが、
0番様をはじめお気を悪くされた方、深く深くお詫びします。

これも私の「ノルさんとぶんちゃんが好き!」という気持ちの
一つの表現なんです。
で、私の話のぶんちゃんは、舞台でも何度も一緒に死んでるノルさんと
抱きあっていけて本当に幸せなんです。
私はそういう愛も否定できない方なので・・・

でもでも、ここは皆の掲示板ですものね。
明日にでもお詫びの話を載せますのでそれでご勘弁を!
削除しないでもいいよね?



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薔薇の迷路 ―― 日曜日・5 ―― No: 4617 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/16 Tue 01:20:01
あ、みどりさまだ~。今日は休H(?)なのね。明日、待ってますぅー。

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「ここでしばらく雨宿りしよう。ここなら濡れないだろう」
「ここなら濡れないって・・・もう僕、すでにびしょ濡れなんだけど」

雨は当分やみそうな気配もなく、ノルとぶんは、仕方がなく
ずぶ濡れのアルファロメオを乗り捨て(←いや、あとで拾いますがね)、
山道の途中でみつけた小さな山小屋に避難した。

二人の入った山小屋は、
どうやら今は使われていないログハウスのようで、鍵もかかっていなかった。
中に入ると、部屋には何も置いていなく、がらんどうだった。

雨に濡れた身体はすっかり冷え切ってしまった。

屋根と扉があるので、中に入れば風と雨はよけられたが、
冷えた身体を暖めてくれる火や毛布があるわけではない。
まだ人が使わなくなってからそれほど日がたっていないのか、
ほこりやクモの巣がないだけ、マシというところか。

仕方がなく、車から持ってきたシートを床に敷き、そこに二人は腰をおろした。
ぶんは、くもった窓の外に降りしきる雨を見て急に寒さを感じ、ブルブルッと震えた。

「ぶん、寒いか?」
「寒いよ!」

ぶんの隣りに座ったノルは、頭のてっぺんから靴まで
すっかりびしょ濡れになったぶんの身体を抱きよせた。

「すまん。点検不足だったな」
「いいけどさ。ノルさんもびしょ濡れだし・・・。大丈夫?」
「ああ、水も滴る・・・だろ」
ノルは、濡れて額にはりついた自分の髪をざっとかき上げ、
ぶんにウィンクしてみせた。
そんなノルを、ぶんが震えながら睨む。

「余裕かましてる場合じゃないよっ。雨、やまなかったらどうするの」
「ここで一晩明かすか」
「寒いよー、風邪引いちゃう。
 風邪ならまだいいけど、凍え死ぬのは嫌だあーー」

「じゃあ、少し暖まるように運動するか」

ノルは、ぶんの頬にはりついた髪をかき分けた。
その下から現れた、小さなピアスの光るぶんの耳たぶを軽く噛む。

「あ・・・っ」

ぶんは、ノルが電話で同じ場所にキスをしたことを思い出し
急に全身が火照るように熱くなるのを感じる。

(待ってた・・・。ノルさんのくちづけを、ここに直接受ける時を)

「だめ・・・」
ぶんは目を閉じ、小さな声でつぶやいた。
弱々しい手つきで、ノルの動きを形だけとどめようとする。

「だめか・・・?」
ノルは、ぶんの耳と唇を交互に甘く噛みながら、聞いた。
そうしながら手は休めず、ノルはぶんの身体にはりついた濡れた服を
一枚、一枚ゆっくりと、はがしていく。

ノルの手の動きから逃げるようにぶんは身体を引いていくが、
その上にノルが覆い被さっていき、
ようするに徐々に床に押し倒されていく格好になっただけだった。

「だって・・・激しい運動は禁止・・・なんでしょ?」
少しずつ、乱れていく息の中で、ぶんが答える。

「本気にしたのか?」

「!!!」

ぶんは、目を丸くして起き上がろうとしたが、
ノルがその肩を柔らかく押さえ込み、そうさせない。

「だって昨日・・・!あっ・・・」
ノルの指が、布越しにぶんの敏感な部分に風のように触れた。

「耐えようと思った。お前を、抱かないでいようと」
ノルの目が、熱く、切なげにぶんを見つめる。
ぶんの好きな、ノルの目だ・・・。

「本当・・・?」
「ああ」
「もしかして、僕の・・・自分でしてるところ見ようとして?」
「それもある」
「もうっ!信じ、られない・・・」

ノルは笑いながら、少しふくれたぶんの唇に自分の唇を寄せた。

「ああ。俺が馬鹿だった。結局、一日しか、がまんできやしない・・・」

柔らかいぶんの唇をノルの舌がこじ開け、あっという間に中に侵入していく。
強く、弱く、ぶんの舌を絡め取り、吸い上げる。
ぶんの頭の中はだんだん霞がかかったようにボーッとしてきてしまう。

(ノルさんのキスってやっぱりうまい・・・や)

ぶんがノルの痺れるようなくちづけに気を取られているうちに、
ノルは、ぶんの身体から、最後の一枚を引き剥がした。

「・・・・っ!」

ぶんの、早くも薄桃色に色づいた生まれたままの姿がノルの目の前に現れた。

ノルは、ぶんのすんなりと伸びた脚に手をすべらせた。
左足を持ち上げると、その親指を口に含む。

「や・・・っ!そんな、ところ・・・汚いってば」
(シャワーもあびてないのに、こんなところで・・・)

ぶんは声をあげ、羞恥に身体をよじらせるが、
それは言うまでもなく、ノルの動きをさらに助長させるだけの、
いっときのはかない抵抗に過ぎない。

「お前の身体・・・味わいたいんだ、何もかも」

ノルは、ぶんのしっとりと吸いつくような肌の感触と、敏感な反応とを楽しみながら、
ぶんの小さな抵抗にはお構いなしにじわじわと事を進めていく。

ぶんの足の爪先の一本一本から、足の裏、かかと、足首、ふくらはぎ・・・と
少しづつ上のほうへ標的を移動させながら、
ゆっくり、じっくりとノルは唇と舌を這わせていった。

「ノルさん・・・、ああ・・・っ!んっ・・・」
ぶんの声がだんだんに甘く、高くかすれていく。

ノルの手のひらが、指が、唇が触れたところから
ぶんの冷え切っていた身体が、発熱するように熱くなっていく。

「あ・・・あぁ、ノル、さん・・・」
(溶けていく・・・僕の身体。どうにかなっちゃいそうだ)

もうすっかり、息も絶え絶えになってきたぶんの耳元に、ノルの唇が寄せられた。
ぶんの大好きなノルの声が、切ない音色を持ってぶんの耳に熱く注ぎ込まれる。

「ぶん・・・抱いてもいいか?」

「ここまでしておいて・・・そんなこと、聞かないで、よ・・・」



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今、残業から帰ってきたレス~ No: 4616 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/16 Tue 01:16:17

>>♪HT♪様、

破門だす~、って言いたいけど、実は切な過ぎて胸が一杯です。 本当に素敵なお話ですね。
ぶんちゃん、初恋のノルさんと一緒になれて本当によかった。でも、できれば生きたまま
一緒にさせてあげたかったな。
ところで、このお話の後、トド様はどうするんだろう。狼に生まれ変わってノル狼とぶん天使を奪い合うなら、
トド様も死ぬってことね?万姫がチャムガの後を追ったように、指輪とブレスレットを
はめたままブルックリン橋から身を投げる? 何だか切なくてたまらないので、ちょっと下に
くだらないこと書いていい?

>だってノルさんたら私を置いてとっとと退団して結婚しちゃってさ、
せめてお話の中で位、一緒になりたかったのよ・・・byえまおゆうこ

だって貴女がイシコちゃんとデキちゃって、私のことすっかり忘れちゃうからショックで
他の人に走っちゃったのよ。ホントは今も貴女を愛してるわ、ぶちゅ♪・・・by みのるさちこ

>>雪だるま様、
すみません、♪HT♪様の名作に触れて胸が一杯で切な過ぎるので、本日の連載は休載と
させて下さい。 なんか私、自分の書いてるものに対してつくづく自己嫌悪状態です。
ごめんなさい。明日、その分、たくさんUPしますね。


<<<以下、亀レスにて失礼>>>

>>いちご様、オレンジ様、

>トドのやつ・・・!ブッ殺してやる。
> お前の身体に傷をつけるなんて・・・!
 トドさんとの違いがよーくわかる言葉ですねえ。

私もそう思いながら読んでました。 やっぱりぶんちゃんってノルさんの方がいいかもね、
なんてチラッと考えたり・・・、ああ複雑。トドさんも要所要所ではすごく優しい人なんだけど
見かけはあの通りのサディストだからなぁ・・・。

>>ショーコ様、
精力的な執筆活動、頼もしい限りです。 二つのシリーズを同時連載して二つとも読み応えがあるなんて何て
素晴らしい作家なの、貴女様は!そして、恋歌でぶんちゃんを素敵に書いてくださって感激です・・・!

>>華子様、
お互い残業大変ですよね。でも疲れているとき華子様の美しい描写に満ちた文章を読んで
いると力が湧いてきます。
私も華子様、好きです(ドサクサに紛れて告白)。

>>あお様、
>みどり様に比べたら私なんて・・・
いえいえ、あお様に比べたら私なんて・・・(笑)

>>0番様、
おちゃらけたレスを下さるのに作品そのものはとっても読み応えがあって、実力派だわ、尊敬・・・。

>>元子様、
この度はデビューおめでとうございます。大変楽しく読ませて頂いております。 私も
デビュー二ヶ月足らずの新人ですので、どうぞ仲良くして下さいね。



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レス~ No: 4613 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/16 Tue 01:03:11
♪HT♪さまーーー  あああぁーーーーーーどおおおぉ~~~~~~(←オレンジの滝のような涙)。
  はあはあ、やっぱり大興奮でした。ノルぶん、天国で結ばれた・・・のね。そう信じて・・・。 
  ちなみに、HTさまとかぶろうがかぶるまいが、オレンジに途中でコース変更出来るような余力はございません・・・。
  だから安心なさってね。一応目指してるコースはあるけど、どっちかというとゴールまで辿り着けずに
  途中で終わる挫折パターンにハマる可能性の方が高いです。かなり・・・高くなってます。

この下のレスは昨日の夜の時点のものなので、今日、最新作上げて下さってる方には
もう古いわ、いっぱい抜けてるわで、すみませんっ。また改めて来まーす。

いちごさま  >電話を掛けるのはブンで、喋るのも殆どブン もう、最初から爆死です~。ぶんちゃん可愛いすぎ!!
  >栄養が全部頭に行けば うっ・・・ワタルくん(涙)。マミちゃんはうさぎちゃんには無害なのかしら。
  ああ、でもいいわー。キザヤローの星の王子様と(まだ)何も知らないうさぎちゃん!!
  トドさんちょっと可哀想だけど、お楽しみは後に取っておいていだいて・・・。
  あ、いちごさまの最新作はまだ読んでないの。これから読みます♪

0番さま  いやいやー、かよちゃんどうなっっちゃたの(泣)!?
  タカコ~、今さら添い寝なんかしたって許さねーぞー<再びの>プンプン!!

836番さま  あ、あ、お腹痛い・・・っ。もう、ダメ。ミルクセーキから、りかさまの超長脚組み換えから、大乱闘まで、
  もうノンストップで・・・!!オレンジ、完全にノックアオウトされました。あがぐぅーーー(なんの叫び?)。

keikoさま  確信犯オサちゃん、やっと元気になったのね♪
  グラタンスープおいしそう、と思ったら、オレンジ、二人に食べられちゃったのね。きゃっ。

らんさま  ゆうかには「はあと」ついてるのに、ミズは「はあと」つかないのね(笑)。でもそこが、らしくって好きです。

元子さま  賭博場のりか「さま」格好いいですーーー。この先も読み応えありそうで楽しみにしています。
  >ブンちゃんを気にするようになった  それってい、いい意味でですよね・・・?違ったらごめんよーぶんちゃん!!

はつこさま  ワタコム痴話げんかですか~(笑)。>俺より強いのって、ボスとブンとお前くらいで… ワタルくんってばー。

雪だるまさま  お、オレンジに捧げて下さったの・・・ああー嬉しすぎです。
  かしちゃん!とうこちゃんとラブでも、やっぱり悪役街道つっぱしりまくりか(笑)?続きもあるのかしら??
  トドぶんの夜明け前の一方でこのような物語が展開されていたとは・・・うーーむ。ますます奥が深い、轟組・・・。



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再び出会う時(7) No: 4612 [返信][削除]

投稿者:くーろ 02/04/16 Tue 01:00:56
レス頂いてありがとうございます。皆様にお返事差し上げず、個人レスですみません。
でもってね、合い言葉は「壊れてるか~い!」でございます。(歓)

836番様
みんなで壊れれば怖くない!(^^)さぁ、御一緒に!『叫び』ましょ~。フフフ。
皆様はどことなく?私は、絶対きっぱり壊れてます。
こないだ、久しぶりにガイズを又観れて、ああ~~ネイサンってば又成長したぁ~~
あ~~~~こっちにはまってたら、それはそれでぶちこわれ~だ~っと思いました。
そんでも私は日生でぶち壊れてます。で、宣言。
明日も元気に大泣きしながらぶち壊れるぞ!!!

管理人様
親知らず……難と痛い響き……歯の根っこがまがってて3っつにわって取り出した
時には麻酔が切れてた……ってな経験の持ち主は、3日顔をはらし、熱をだして、
いました。お元気ならば何よりです。御大事にして下さい~

***

ブンは、うんとは言わなかった……

俺は散歩に誘い、何を怖がっているのか聞き出すために話をしようとした…
ぼちぼちとホテルへ戻る途中、ドゥオーモへ行った。
ここは落ち着くとブンが言っていたから……

ブンはどうしても首を立てには振らない……
荘厳な雰囲気の中、俺はふっと目が何かを見た。いや誰かを……誰かではないトドだ。
ステンドグラスから差し込む一筋のやわらかい光に端正な横顔が写し出されていた。
だが、その影はすぐに下を向いてしまい、確認は出来なかったが、間違いはない……
俺達をはっている?そんなはずはない……
やつが一体ここで何をしている。こんな時間に……。

だが、そんなことに構っている場合ではない。
ふっとトドを見た瞬間にブンが走り出してしまった……
ブンを見失わないようにしなくては……!

**

ドキドキと鼓動がなるのを聞きながら、走っている……
僕は誰を見た?!!
あの横顔は、見たことが有る………
わけもなく、感情の波にのまれて、その場を逃げるように走るしかなかった……
あれは誰?……

一瞬の出来事だった、やわらかい光がステンドグラスを通してそこにいたその人を、
その端正な横顔を、人に埋もれた祈りの場から浮かび上がらせた。

ドキッとした。どうしていいのか解らなかった……
ノルさんが、声を掛けてくれたけれど、どういう顔をして振り向いていいのか解ら
なかったから、こうして走っている……

あの人は、見てはいけないのだ。だからこんなに心臓が痛い。
見なかったことにして、逃げてしまいたい……
ああ、何だろう…扉が開きそうだ、いやだ、思い出したくない……!
そう思った言葉が、口から飛び出した。
「嫌だ、思い出したくない!」
そう言ったとたん、思い出したくなかった出来事が、わっと!まるで天が崩れる勢
いで、その記憶の波に呑み込まれていった……

後ろでノルさんの声が聞こえる……
「ノルさ……ん……っ」
僕の答えは……

**

抱きとめた時には、頭を抱えて倒れる所だった!
そのまま抱いて、ホテルのロビーを抜けて部屋へ戻る。

こっちの心臓が止まるかと思った。こんな思いをくり返すぐらいなら、もうなにも
思い出したりしなくていい!



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いちごさまへ No: 4611 [返信][削除]

投稿者:カラバッジオ 02/04/16 Tue 00:59:34
いちごさまの”高校時代”が大好きです。
読みながら顔がニヤケて頬が緩みっぱなしになり。。。(以下自粛)

>えーん、話しが進まないよーーーー(泣)
そんな事はおっしゃらないで!
わたくしも皆様同様に今のままで十分に楽しませて頂いておりますの。
これからの展開をたのしみにお待ちしております。


PS. 武志くんを見たらここを思い出しましたわ(^^;



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いちおうお断り No: 4610 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/16 Tue 00:28:23
あ、そういえば
>「おまえ、どう思ってる? 今の状況」
>「え? ああ、外でやるのもいいかなあ…って…」
このくだりはパート1の影響です。(変形してますが)
これ、鹿目乃さまだったりしませんか? 違うかな?



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ハバナナイスホリデー(6) No: 4609 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/16 Tue 00:15:06
「目線攻撃ぃぃーーーーーーーっ!!」
「タニ、もういいんだ。誰もいないっ」

ふたりは海辺まで逃げてきていた。
辺りはまだ薄暗くて鳥の声も聞こえない。
波の音もそれほど大きくはない。風が凪いでいるからだろう。静かだ。
海辺の階段に座ってりかは息を整えている。

「りかさんにぃーーっ、なんかしたらーーーっ俺が殴ってーー」

タニはまた突然に立ち上がって、誰もいない方向に殴りかかるまねをする。
酔っ払ったまま突っ走ったので、足元がおぼつかないらしい。
ちょっとバランスを崩して転びそうになるのを、素早くりかが受け止め
そのまま自分の隣に座らせる。

「危ないって。おとなしくしてろ、酔っ払い」

りかに支えられて、首にまわした両手をそのままに
タニはりかの顔を覗き込む。りかもタニの目を見つめる。


どちらからともなく、くちづける。



くちびるを軽くかすめるように重ねただけの、キス。
なのにとろけるほど、甘いのはなぜだろう。


「大丈夫か?」
「ん。大丈夫。最高の気分だよ、俺」
りかの膝に頭をのせて寝そべるタニは目を細めて夢心地だ。


ふたりっきり。誰もいない。


りかさんが髪を撫でてくれてる。あの長い指で。
「いい気もち……」
こんな、誰も知ってる人のいないところで、りかさんとふたりっきりなんて。


「頭の中で鐘がリンゴンリンゴン鳴ってるみたい」
「頭痛いのか?」
「ううん。りかさんが好きで……」
りかが微笑む。
「身体のランプにボッ!って火がついちゃって、凧みたいに舞い上がっちゃって、
ドアだったらバーーーンって開いちゃって、時計だったらゼンマイが切れちゃって
サラダだったら────んぅっ…──」
まくしたてるタニの唇を上から覆い被さるようにしてりかがふさぐ。
「分かったから、酔っ払い。静かにしてろ」
「……ん…」

夜が徐々に明けてきて、辺りが蒼白くぼやけて見える。
波の音もさっきより少しだけ大きくなったようだ。

「でも」
「ん?」
「そのくらいりかさんが好き。俺」
「………タニ……」

膝に頭を載せているタニを抱き起こして、両手でぎゅっと抱きしめると
タニもりかの背中に手をまわしてくる。
ふたりはそのまましばらく黙って抱き合っていた。

「タニ」
「……ん、はい」
「おまえ、どう思ってる? 今の状況」
「え? ああ、外でやるのもいいかなあ…って…」
「ばかっ、違う。」
「……何?」
「おまえ、さ……」
「?」
「あんなふうに…うちの組に来て…」


タニが閉じていた瞳を見開いた。


「おまえには、選択肢、なかったろ?」


りかは
聞きたくて聞けないでいたこと、
聞きたくなくて聞かないでいたことを、
心の準備もなく口にした。


タニは黙っている。



「おまえは、人質みたいなもんだったし…今だって…」

タニが顔をあげてりかを見る。

まっすぐの視線にりかが言葉を途切れさせる。
濡れたような黒い瞳でりかをじっと見つめると
タニはなんともいえない顔で微笑んだ。

いつもの屈託のない笑顔とは違う
複雑で微妙な、でもどこかすこーーんと突き抜けた笑顔だった。



「でも、だからりかさんに会えた、よ」


タニの笑顔は胸を抉られるほどに綺麗だ。


ふたりはまた、どちらからともなくくちづける。


なんでこんなに清清しくも美しいカリブの海沿いで、
こんなこと話だしてしまったんだろうとりかは思ったけれど
たぶん、いま、こんな異国でふたりきりだから
いつもは言えない言葉が、口をついて出るのだろう。


りかの長い指がタニの首のタイを解く。
唇に押しあてた唇が熱をおびてかすかに開く
シャツのボタンをはずしながら
開いた唇に舌を泳がせ
白い胸に指を這わせると
舌を絡めあって互いの蜜をすくい取る

こんなキスを何度もした。

なのに、涙が出るほど、息ができないほど、
どうしてこんなに幸せな気持ちになるんだろう。


「…りかさんのキスは天国の味だ……ね」
「おまえが美味いからだ」

タニの首筋に唇を這わせると、すぐに甘やかな声が聞こえてくる。


「ね。天国って、スペイン語でなんていうの?」

「……Paraiso…」
「え?」
「パライソ、っていうんだ」


もうすっかり白んできた海辺で、ふたりは飽きもせず
何度も何度もくちづけを交わした。



+++++++++++++++++++++++

ともすると、ここからギャグに入ってしまいそう…(苦)
誰? パライソをギャグにした人は!(自分もやったくせに)→ご本家さまごめんなさい。
なので、ここで終わりにしとこう、今日は。
ああ笑っちゃう…どうしよう。くぅぅっ…



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おレス~ No: 4608 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/16 Tue 00:02:07
keikoさま。オニオンのグラタンスープと海老とマッシュルームが入っているオムライス
そしてオレンジ(様)ムース。  お!そして豚汁!! く、喰いたいっ。 

らんさま。そのハートわたし、マックでもウィンドウズでも(両方もってる)見れたみたい。
タニ‥‥(名前見るだけでいいみたい‥‥病気だ)。

管理人さま。お疲れ様です。なんだかとってもお忙しい&痛そうですね。
歯は大事にしてください。

はつこさま。ああっ、肉球がぁっ!(笑) どーもどーもでございます(感謝)

ショーコさま。‥‥ふむ。
してみると、やはりショーコさまは壮くんにかなり惚れておられる御様子。
いじめる、いじめる(笑)

くーろさま。ドゥオーモ~~♪ なんか、やっぱりみんなどことなく壊れて
いらっしゃるような‥‥気が‥。

雪だるまさま。そうそう、素直にお書きになればよろしいのですわ(うっふふふ)。
かしげちゃん、トウコの前ではかわいいこと。

みどりさま。爆走中~~っ(これは笑いも「爆」でないとな/爆)

元子さま。>八犬士の数名が出会う重要な場面に、女将が一役、と考えてまして  
よろしいのですか? 「そこに女将の836番が‥」とかいうとネーミング的に
ぶちこわしなんじゃ‥‥。(憂)

♪HT♪さま。ハート見えてます。ああ、人死にで0番さまが‥‥と思ったら、やっぱり。

0番さま。んーー、そうですか? わたしはあの二人の話しは書けませんから、
んじゃ、なしのままぶっちぎりですかね。
りかさんって、なんとなくかよまとに特別な感情があるような‥‥。
なんか特別扱いしてませんか? 
オレンジさまは数時間後にお出ましでしたから、その頃には0番さまと836番は
とっくに事を終えていたと‥‥(は?)

ベンさま。どーしていらっしゃるかと思ってましたーー。
お元気(?)そうでなによりですわ~。タニちゃんのあの字で「タニ命」と書かれたら、
結界できちゃいそうですな。
>「父さん、紹介するよ。これが俺の家族。くららと息子のエミリオ。」
>嫁さんと息子の前で
あ、あの~、何かがはずれているような。すいません。爆笑してしまいました。

いちごさま。やっぱりすこうし違うような気がしなくもない、です‥‥わたし‥。
今回ぐっと堪えてみました。
話し進まなくってもいーわ。いつまでもこの高校生のままで。うふんっ。

鹿目乃さま。AIではジュード・ロウだけが良かったなあ、などと。
勿体つけた文章読むのも好きなのれす(告り返し)



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こんばんわレス No: 4607 [返信][削除]

投稿者:元子 02/04/15 Mon 23:56:35
二人目の八犬士に、そろそろお出ましいただく予定で、書き始めたら、
先輩方の素晴らしい勢いにハッとしたため、もう一度出直します。(^^;
今夜もご迷惑でしょうが、レスさせていただきます。すみません。

0番様   超大作は0番様の恋人ショーコ様に、お任せしたいのですが・・。
      まとぶん、どうなっちゃうのでしょう?心配です。

keiko様  水晶玉は八犬士を救うので、リカさんは無敵の賭博師にもなれた。
      おなかすいちゃいました!明日は菜の花見ですね?楽しみです。

♪HT♪様  うわーん!!こんなドラマチックなものを拝読した私は、いったい
      ブンちゃんにどのようにお出ましいただけばいいんでしょうか?

ベン様   初めまして。いつも拝読しておりました。リカさん、カッコ良い!
      ワタルくんも静と動が描かれていて、ステキです!

いちご様  戯れなんかではありません!どうしてこんなにいろんなことを、
      次々とお書きになれるのでしょうか?やはり、愛でしょうか。

らん様   たしかにゆうかちゃん、もっとすごいこともしてますよね。
      ミズくんじゃなくても、ホントに可愛い!って思います。



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すごいこと? No: 4606 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/15 Mon 23:41:37
それから、ゆうかちゃんは朝のレオンの散歩を終えて厨房へ。
コムちゃんと一緒に洗い物をしています。

と、そこにミズくん登場。
いきなりゆうかちゃんの背後に立って、
後ろから抱きしめ、顔だけ後ろに向けてキス。

(ん・・・いや・・・誰?・・・・・・
あ・・・・ミズさんだ・・・・・・)

相手がミズくんだとわかり、
ゆうかちゃんここが厨房だということを忘れ
体の力が抜けていきます。

と、突然唇が解放され
「えっ?」
と、ゆうかちゃんが目をあけるとコムちゃんと目があい、
「えっと・・・あの・・・・・・」
と顔が真っ赤になっていくゆうかちゃん。

「ご褒美終わり。じゃ、オレ忙しいから行くぞ。」とミズくん。

「ゆうかちゃん、顔真っ赤だよ~。可愛い~~」とコムちゃん。

「もっと、すごいこともしてるんですけどね」とクールに言って
ミズくん立ち去ります。

「えっ!な、なにを・・・ミズさん!!」
と、ますます顔が赤くなっていくゆうかちゃん。

ミズくんが立ち去った後、タニちゃんに
「すごいことってどんな事してるの?」と
無邪気に聞かれ、よりいっそう真っ赤になるゆうかちゃんでした。


『愛しの・・・いじわるなロミオ様へ
バカ~~~~バカ~~~~~~~
ミズさんなんて嫌いっ!!
もう・・・知らない・・・・
僕、本当に怒ってるんだからね。
当分、僕に断りなく僕にさわっちゃダメ!

だけど、やっぱり好きだよ?
                  ゆうか』



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レスで~す♪ No: 4605 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/15 Mon 23:38:20
>管理人様
親知らず大丈夫ですか?
私は後1本残ってます~
>はつこ様
コムちゃん、可愛い~
わたる君への効力は長時間はきかないかもですね
ところで、私もウインドウズなのですが
なぜ、はつこ様のPCに「はあとまーく」がでないのでしょう???
>ショーコ様
壮くん・・・・・どうにかなっちゃうのですか?
あ~~~気になるぅ・・・・
>雪だるま様
わ~い、かしちゃんの登場だ~
トウコちゃんとかしちゃんのお話楽しみです
>836番様、くーろ様
お二人ははマックなのですね~
マックでも「はあとまーく」は大丈夫なのでしょうか?
みれない方もいるのかな?
>みどり様
連続H素敵です~
私、最近H書いてない・・・・(^^ゞ
>元子様
レスありがとうございます。
天才賭博師リカさまの誕生ですね♪
続きを待ってま~す
>0番様
はあとまーくでたんですね(*^_^*)
まとぶん、肉塊って・・・・・・
>HT様
ノルさ~ん、ぶんちゃ~ん(T_T)
>ベン様
今度は桜吹雪ですか?(笑)
コムちゃん、大変だったろうな・・・
>いちご様
「ラブレター」・・・タイトル悩んだんですけどね(^^ゞ
思い浮かばなくって
「交換日記」じゃ、もっとヤバイかと(笑)
>keiko様
夜食を作るオサちゃん健気~♪
アサコちゃんも喜んでくれてよかったですね


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萬家の週末 前編 No: 4604 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/15 Mon 22:44:29

今週末リカは萬のところで過ごすことになった。
タニが休日当番になっていて仕事に出る為だ。
リカはエミリオを萬に会わせる良い機会だと思い、くららとエミリオも連れて
父の部屋を訪れた。


「父さん、紹介するよ。これが俺の家族。くららと息子のエミリオ。」


リカは少し照れながらも誇らしそうに子猫を萬に差し出した。

「ほほーう。よろしくな。」

萬はくららの頭をなでると、目を細めてエミリオを抱き上げた。

「いい子だな。真っ白な毛はママ似か?だが、イヤらしい顔つきとちぐはぐな
手足のファッションセンスはお前にそっくりだな」

「イヤらしいとちぐはぐはよけいだよっ。けどいい子っていうのは当たってる。
ホントに世界一いい息子なんだからっ。」

リカは萬の腕の中エミリオの顔をなで回したり、真っ白なお腹に鼻を埋めたり、
もう手放しの可愛がりようである。
こんなに幸せそうなリカを見ていると萬まで幸せになってくる。

リカに子猫を渡すと、いつもの習慣で萬はパイプに手を伸ばしかけた。
が赤ん坊がいるんだ、と手を引っ込めた萬の様子にリカは顔をあげてニッコリ
微笑んだ。

エミリオを抱いたまま、二人の顔が吸い寄せられるように近づいていく。
だがまさか嫁さんと息子の前でリカを抱くわけにはいかんだろう。

萬の困ったような表情に気づくとリカは尋ねた。

「父さん柔らかいタオルある?」

リカはバスルームにバスケットを置くと、その周りも動き回れるように冷たい
床にタオルを敷き詰めた。そしてくららとエミリオをしっかりと抱きしめ、そ
っとバスケットの中におろすと、バスルームのドアを閉めた。


「父さんっ!!会いたかったっ。」


リカは萬の胸に飛び込んだ。



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夜食(後編) No: 4603 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/15 Mon 22:38:11
部屋に戻るとまだアサコは戻ってきていません。
作った夜食をテーブルに置きソファに座ると
本を読み始めました。
しばらくするとカチャっとドアが開きアサコが
戻ってきました。
「アサコおかえり」
「ただいま。起きて待っていたのか?」
「うん。アサコご飯ちゃんと食べた?」
「いや・・・食べる暇なかった」
『やっぱり食べないで仕事してたんだ・・・・』
「お腹すいてるよね?」
「ああ・・」
「あのね。夜食作ったの食べる?
用意するから待っていて」
そう言うとオサちゃんは支度します。
「アサコ用意できたよ。どうぞ」
トン汁とおにぎりをアサコの前に置くと
隣に座ります。
アサコはさっそく食べ始めます。
「どう?おいしい?」
「おいしいよ」
「良かった。一生懸命作ったんだ。
 ねったんもおいしいって言ってくれたよ」
「そうか、良かったな」
「アサコ・・・仕事忙しいのわかるけれど
 ちゃんとご飯食べてね。そうじゃないと
 体壊しちゃうよ」
「そうだな。仕事が忙しいとつい・・・・
 これからちゃんと取るようにするよ。
 仕事も今日で一段落した」
「ほんと?じゃ、菜の花見に連れて行ってくれる?」
オサちゃんはアサコの仕事が落ち着いたので嬉しそうです。
「いいよ。明日の午後行こう。午前中は寝かせてくれ」
「うん・・・明日ね・・・・」
「オサ?」
オサちゃんはアサコによりかかって眠っています。
「寝ちゃったか・・・俺ももう寝るか」
眠ってしまったオサちゃんをベッドに運び
パジャマに着替えるとアサコも眠りにつきました。

*************************
明日2人菜の花見に行きます。
アサコちゃんのお仕事一段落させたかったので
書いてしまいました。
ダラダラ書いてしまってゴメンナサイ・・・・・・



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夜食(前編) No: 4602 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/15 Mon 22:34:48
「アサコ今日も遅いのかな~」
熱もさがり元気になったオサちゃん。
アサコは仕事が忙しくて部屋に戻ってくるのは
いつも真夜中近く。
オサちゃんはアサコが仕事から戻って来るのを
本を読みながら待っています。
『アサコご飯ちゃんと食べたかな?
仕事に集中しちゃうとご飯食べないこと多いから
心配・・・・・
そうだ!厨房に行って夜食作ろう。
ねったんまだいるかもしれないし』
オサちゃんはガウンを着ると部屋を出て
厨房に向かいました。

厨房をのぞくとねったんが明日の朝食の準備を
しています。
「ねったんこんばんは。まだお仕事しているの?」
「オサさんこんばんは。もう大丈夫なんですか?」
「うん。もう元気になったよ。色々心配かけてゴメンネ」
「いいえ。元気になって良かったですね。
ところでどうしました?」
「あのね,夜食作りたいの」
「アサコさんのですか?いいですよ。材料はあちらにありますから
好きに使ってください」
「ありがとう」
オサちゃんはさっそく夜食を作り始めます。
ねったんは隣でジャガイモの皮をむきながら
オサちゃんに話し掛けます
「オサさん何を作るんですか?」
「えっと・・・トン汁♪
お野菜たっぷりだし,豚肉は疲れを
取るっていうから。
それとおにぎり♪」
「そうですか。アサコさん最近あまり見かけませんが
仕事忙しいんですか?」
「うん。最近は部屋に戻ってくるのもいつも真夜中近いの。
仕事に集中しちゃうとご飯食べないことも多くて・・・」
「そうなんですか・・・・集中してしまうと周りが見えなく
 なってしまうことありますよ」
「そうだね。ね、ねったん味見してくれる?」
オサちゃんはトン汁の味見をねったんにお願いします。
ねったんが味見をしたので
「どう?おいしい?」
オサちゃんが不安そうにねったんに聞きます。
「オサさんとてもおいしいですよ」
「ほんと?良かった~」
ニッコリ笑うオサちゃん。
おにぎりをにぎりはじめます。
おにぎりの具はおかか・こんぶ・梅・鮭♪
「ふ~、できた♪
 ねったん遅くにゴメンネ
 ねったんの分も作ったんだ。
 良かったら後で食べてね」
オサちゃんはトン汁とおにぎりをねったんに
渡します。
「ありがとうございます。ご馳走になります
 オサさんおやすみなさい」
「ねったん、おやすみなさいまた明日ね」
オサちゃんは厨房を後にしました。


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レスです No: 4601 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/15 Mon 22:31:47
>0番様
 レスありがとうございます。
 まとぶんとレオンはとりあえず邸にも戻ってこれましたね。
 まとぶんの容態がとても気になります。
 俺様アサコちゃんリカちゃんの前でも俺様なままですね。
 アサコちゃんなんでメチャメチャ不機嫌なんだろう?

>HT様
 え~2人が・・・・・・
 読んで涙が・・・・・
 ブンちゃん好きですが怒ってないです。
 でも死んじゃうのはイヤです・・・・
 
>いちご様
 レスありがとうございます。
 オサちゃんよくなりました。
 でも今日はまだ菜の花見に行けません
 トドさん・ノルさん・ブンちゃん3人仲良く
 帰って行きましたね。
 ワタルくんちょっと寂しそうですね。

>ベン様
 お久しぶりで~す。
 ワタルくんの背中は相変わらずコムちゃん命って
 書いてあるんですね。
 リカちゃんもタニちゃんに書いてもらうのですか?
 どんな風に書いてくれるのかちょっと楽しみです。

>鹿目乃様
 レスありがとうございます。
 麻子さん陽子さんと会えるかわからないのですか?
 あらら・・・・
 それはちょっと残念です。