【バーンリー(英国)原田公樹】サッカーのイングランド・プレミアリーグは16日、各地で行われ、ニューカッスルの武藤嘉紀(26)はアウェーのボーンマス戦で後半37分に投入され、1月2日以来の出場を果たした。試合は2-2で引き分けた。レスターの岡崎慎司(32)は敵地のバーンリー戦で出番がなかった。チームは2-1で競り勝った。
ニューカッスルがロスタイムにMFリッチーの豪快ボレーで、2-2の同点に追いついた。選手たちが喜ぶ輪のなかに、武藤もいた。
「やっぱり楽しい。やっとチャンスが来た。自分が入ってから同点。ポジティブにとらえていい」
約2カ月半ぶりの出番は左ウイング。ニューカッスルでは初めてのポジションだった。「(左ウイングは)ずっとできないと思われていた。でも、きょうはアピールできた」と手応えをつかんだ様子だった。
これまでのセンターフォワード、セカンドストライカー、そして左ウイング。地元記者に「どこが一番得意?」と聞かれ、「どのポジションも得意です!」と胸を張って答えた。