どーしょーもないレス。 No: 4400 [返信][削除]

投稿者:Z 02/04/10 Wed 00:40:22
えー、言い忘れましたが(言うまでもないかもしれないけど)
「Hotel」の配役は、
スカイ・・・りか   ネイサン・・・タニ
です。

「時の破片」は、タニちゃん出てきません。ごめんなさいです。
タニちゃんが轟組に来る何年か前ということになってます。
混乱させてすみません!「(最初に言っとけ自分)
正確な数字は私も解りませんが・・・。


あお様  えぇ、言うまでもなく通ってます(笑)
ついに手を出してしまいました・・・あんなん見せられたらもう・・・ねぇ?
祝!20人達成!!!

鹿目乃様  >「 ほら・・・・・来いよ。」 タニーーーーーーーッ!!!!!(爆死)
私も思っておりました。何故あの二人にガイズをやらせたのか、その真意を問いたい。

はつこ様  いちおう、命だけはなんとか・・・。花シリーズは836番様のものでして、私は乱入させて頂いただけなのです。
はい。あれはタニちゃんが来る前のお話です。混乱させてごめんなさーい!!

0番さま  私もしっかり壊れ組の一員でございます。
そ、それより、え?なに??やだ・・ちょっと・・・まとぶん・・?(動揺)

いちごさま  ぶんちゃんが痴漢にあうってのに妙に納得してしまう。
トドさん、さりげなくかっこいいわ~。

HTさま  浮気、じゃなくて本気だったりして・・・なんちゃって。
あーーーもーだめだ、私。ごめんなさい。一回死んできます(去)

白星さま  仕事中の白星さまの頭の中に出没するなんて図々しい(笑)どこかで通じ合ってるのかしら!?(嬉)
>ついに、禁断の「ネイサン×スカイ」ーーーーーっ!!!
やっちまいました。もう、ただの駄目人間と成り果てております。

R20さま  やだ~~~R20さまだってちゃあんと書いてるじゃないのぉ~~~(だれ…)
しっかり壊れてますよ、私。つーか、あんなん見せられて平静でいられるわけがない…。

Keikoさま  ネイサン、元気ですよね・・・こんな腐った人間がkeikoさまからレスを頂くなんて恐縮です。
私にはKeikoさまが女神さまに見えます。

ショーコさま  あなたがお子様なら、私は胎児です(笑)
あ~やっぱりいいなぁ、ラブラブわたコムは(うっとり)

華子さま  早く続き書ければいいんですけどねぇ。なんせ今、あんな状態ですから。
ほんと、なんとかしないと(焦)

あやさま  音ちゃんを選んだ理由は、あまりにも安易すぎて言えませーん(笑)
続きは私も早くしたいんですけど、ガイズに脳みそやられてまして、なかなか難しい・・・。

パナマさま  ツメエリムーン!(爆笑)パナマさまの頭の中を、一度でいいから覗いてみたい。
センターパーツのストレートヘアりかさん・・・クラクラ・・。

オレンジさま  もーーすいませんすいません(平謝り)あれは頭から抹殺してくださいませ。
でも!!!きっと生で見ちゃったらそんなことも吹っ飛ぶと思いますよ~(それは私がファンだからかもしれないけどさ...)
>「ちぇー。ヒステリー・ノル」  この台詞、なんか好き(笑)

836番さま  スカイ×ネイサン、ネイサン×スカイ。ほんとーにリバーシブルなお二人だこと。
もし、UPしてくれなかったらどーしよーかと思ってたとこですのよ。
最後の俳句笑ったー!笑ったんだけど現状は笑えないってゆうか・・・。

みどりさま  もーーーガンガン書いて下さい!楽しみ~(嬉)
私、音ちゃんファンの方には殴られる覚悟をしてましたので、温かい言葉をかけて下さって本当に嬉しいです(感涙)


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覗き見 No: 4399 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/10 Wed 00:40:06
ぶんちゃんの所でパソコンを習ってたゆうかちゃんは
いろんな事が自由に使いこなせるようになっていた。
たまたま、片付けなくてはならない書類整理の仕事が
ぶんちゃんの元にあったので
ゆうかちゃんがそのお手伝いをする事が決まり、
嬉しそうに図書室にいるミズくんに報告。

実はミズくん近頃忙しく、
昼は図書室で調べ物、夜もエキスパート実技強化訓練に参加していて
ゆうかちゃんとは何かとすれ違いの日々。
淋しがってるかな・・・と思ってたのにあまりにも
ゆうかちゃんが嬉しそうに話すので、
「よかったな、ゆうか。頑張れよ!」
とミズくんゆうかちゃんの頭をなでなで。
それから二人は一緒にいる時間がほとんどありませんでしたが
そのままなんとなく日々が過ぎていき
ゆうかちゃんのお手伝いも終了。

その報告をしに図書室にミズくんを探しに来たゆうかちゃん。
ひっそりと静かな図書室に気配を隠しながら入っていくと、
窓際で一人本を読んでいるミズくんを発見。

『わ~ミズさんだ~~~
窓から差し込む太陽の光を浴びて、
クールな表情、涼しげな瞳、細い指・・・・
なんて格好いいんだろ~(ゆうかちゃん、恋は盲目/笑)
最近、ちっとも二人でゆっくり過ごせないけど、
ミズさんは、僕がいなくても淋しくないのかな?
あの手に触れたい、腕に包まれたい、胸に抱かれたいって
思ってるのは僕だけなのかなぁ』

と、ゆうかちゃんが本棚の影から見つめていると
本のページをめくる時にふと自分の左手に視線をうつしたミズくん。
しばらくじっと見つめ、静かに笑って、
愛しそうな瞳で見つめながら左手の指輪に軽くキス。


思わず声が出そうになるのを必死にこらえるゆうかちゃん。

それから、何事もなかったかのようにまた本に没頭するミズくん。


まるで自分に直接キスされたかのように
ゆうかちゃんの体が熱を持つ。

見てはいけないものをみちゃった様な、
でも、何か大切なものをみちゃった様な、
体中が嬉しいって叫んでて。
そのままこっそり図書室を後にしたゆうかちゃん。

今日のことは僕だけの秘密・・・・・

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

私が書くとなぜかゆうかちゃんは
かなり乙女チックになってしまう(^^ゞ
ま、ジュリエットちゃんだからいいか~(違)


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今日はたぶんレスだけ・・・ No: 4398 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/10 Wed 00:19:46
みどりさま  着々と記録はのびているようで何よりです~。えっ、もっと濃くなるの?鼻血ーーー!!!
  >私が個人的にHなだけです そ、そんな言い切ってしまってよろしいの?みどりさま・・・。

白星さま  かよちゃん、まとぶん、よかったね~!!つ・づ・き!うふ。ワタルくんはちょっと可哀想だったけど。
  禁H・・・。そりゃもうノルさん、大人なんで・・・。

ぽんさま  ぽんさまのダイレクトなバカップル(ほ、誉めてるんですっ)ワタコム好きです。
  しかし、かしちゃん・・(涙)。気になるお方。とうこちゃんも、切ない・・・。あ、ぶんちゃん・・・(行っちゃったの?)。

keikoさま  アサコちゃんのシャツ着て眠りにつくオサちゃん可愛いい&けなげ。オレンジのぶんちゃんも(たぶんノルさんの)
  白いシャツ着たんだけど・・・なんか違うよな・・・。やはり、目標が高すぎたのね(涙)。

あおさま  >ボールと一緒に転がったりして、遊んでるぞ  タ、ニ、ちゃん!可愛いすぎ!!
  と、タニちゃんが無邪気に遊んでるうちに、りかちゃん!(あおさまも!!)、千秋楽おめでとうーーー!!(感涙)

いちごさま  きゃー、かしちゃん!えっ、カメさん?ぶんちゃん『男が抱きたい男 NO.1 』なのね。さ・す・が。
  ぶんちゃんを痴漢するエロおやじ、気持ちはわかるが許せ~ん!

華子さま  ほほえみの天使、まさにコムちゃんのためにある言葉ですね~。

ショーコさま  かよちゃん、凧(タコ・・・)になって飛んでいってしまったのね。コムちゃん、何に気づいたの~?
  と思ったら、ワタコムの続きですね~。いいなー。こんなワタルくんに愛されてコムちゃん羨ましっ。
  >ただ焦らして遊んでるだけですよね?  そ、それはノルさんに聞いてみないと・・・。

Zさま  いやーん、Zさま。ネイサン×スカイ!今度「ガイズ」観るとき、思い浮かべちゃうぢゃないですか~!

R20さま  Zさまに続き、R20さまも・・・。私、「ガイズ」白い心で観たいな・・・なんて思ってたんですが・・・。

836番さま  もう、何も申しませぬ。りかタニ派の皆様、どうぞ心ゆくまでお壊れあそばして・・・。

♪HT♪さま  いらしてくれてよかった。またHTさまもらぶらぶトドぶんでも、ノルぶんでも書いて下さいね。待ってます。
  『殉情』、ほんとうによかった・・・。終わってしまって寂しいけど、次の大劇場がまたあるから!!
  >この二人、一週間ラブラブよね?  う・・・。そ、それは・・・どうだろうか・・・。

0番さま  え、さよならを許してって・・・?まとぶーーーーーーん!!!

はつこさま  えっ?ちょっと、ぶんちゃん、ほったらかしなの・・・(涙)。しかも浮気の前・・・。


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山荘にて No: 4397 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/09 Tue 23:24:10
我ながら、なんでご本人様、見ながらこんなん、書けるのか...
あきれて、口も利きたくない(誰と?私と(笑))

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次第に部屋が明るさを増して行く。
もうすぐ夜が明けて、新しい日が始まる。

静かな寝息を立てている傍らのワタルの顔を、
コムは、飽きずに見続けている。

この、目も鼻も口も、何と愛しいことか。
たった今、自分の命が終わることがあったとしても後悔はしない。
自分のあるだけの思いを込めて愛したから。

そっと、細い指で、ワタルの顔をなぞってみる。
唇まで辿ってきて、動きを止める。

この唇が伝えてくれた、数々の愛の言葉を思い出す。
それから、愛の行為も。

ワタルさん.....

コムが、ワタルの唇にそっと自分の唇を重ねる。

ワタルの腕が、いつのまにかコムの背にまわっていて、
その腕に力が入る。

「起こしちゃったね。」

コムがすまなそうに呟く。

「お前、少しは眠ったのか?」
「うん....」

「うそつけ。....眠れないのか?」
「ううん。」
コムが懸命に首をふる。

「もう一日伸ばそうか?帰るの。」

ワタルが、コムの顔を覗き込む。
コムが、ワタルの胸に顔を埋める。

「やっぱり、そうしよう....」
「大丈夫だよ。」
コムがワタルの胸の中で答える。

「皆、歓迎してくれるさ。」
ワタルがコムの気持ちを気遣って言う。
「うん.....」

コムの指がワタルの胸の傷跡をたどる。
そっと、唇をあてる。
傷痕の一つ一つに、優しいキスの雨を降らせる。

こうしていると、何も不安など無いはずなのに
やはり、どこかで不安が顔を出す。

コムと壮のことは、轟邸では公然の秘密で、誰も口にこそ出さないが
知らぬ者はいない。

それが、どんな理由で起こった事なのか、となると、
当事者とほんの一部の人間の間でしか、語られていないから
ますます、真相は薮の中で
センセーショナルな事実だけが一人歩きしてしまっている。

コムのキスの雨を、大人しく受けていたワタルが、
不意に体勢を変えて、コムを腕の中に組み敷く。

「もう、あまり考えるな。」
ワタルが、コムの唇を覆う。

しばらく、コムの唇と舌の感触を味わうように楽しむと
首筋へと唇を移動させる。

コムの首筋が大きくのけぞって、気持ちよさそうな声を上げる。

真っ白な首筋にうす紅色の花が咲く。

コムの胸のピンク色の突起が、少し硬さと色を増してきて、
ワタルの唇を誘う。

ワタルの唇が、その誘いをことわって、わざとその周囲にキスを繰り返す。

「アッ...ヤッ...」

焦らされて、コムの瞳が、潤みだし、ワタルに訴えかける。
ワタルの瞳がからかうように問い掛ける。

どうして欲しい?

「意地わるしない..で...」
「意地悪...?」

コムの下半身に伸びていた、ワタルの手が、やはり微妙に核心を外す。

「イヤ...イヤッ...」

コムが身悶えする。目には涙が薄らと溜りだして。

「コム....」
胸に這わせていた唇を離して、耳元まで上がってきたワタルが、ささやく。
感じやすい耳に熱い息が掛かって、コムが甘く吐息をもらす。

ワタルの首に両手を巻き付けて、コムが訴える。
「ちゃんと...して...」
「ちゃんと?...何を?」

這わせているワタルの長い指が、器用に核心を外しながら、次第に上に上がってくる。

コムが焦れてすすり泣く。

「泣き虫は、嫌いだ。」
「だって...だって...」

切なそうなコムの顔が、ワタルの欲情をたまらなく刺激する。
焦らしていた指先が、不意に、コムの胸の小さな突起に触れた。

ピクンと、コムの体が跳ねて、小さな悲鳴が漏れた。

手のひらで転がしながら、もう片方に唇をあてる。

「あぁぁぁ....」
コムが淫らな声を上げる。

「もう..ヤメ...て」
執拗にからみつく舌に、コムが哀願する。

やめる気などさらにない唇が、強く吸い上げて、軽く歯を立てる。

コムの上げる声が、次第に高くなって、ワタルの肩に置かれた指先の力が強まる。

「ウッ...」
ワタルが低いうめき声を上げる。コムの爪が肩に食い込んだのだ。

苦笑いをしながら、ワタルが顔を上げて、そっと、肩からコムの手を外す。

コムの両手を頭上に持ち上げて、手で押え込みながら、ゆっくりとくちづけをする。

「大人しくしてろ」
ワタルが微笑んでコムを見つめる。

「ごめん...なさい...」

「謝ったぐらいじゃすまない」

「えっ?」

そう言った時には、もう背中から抱きしめられていて。
ワタルの唇がうなじから背中に降りて行く。

抱きしめた手の先には、やはり小さな胸のつぼみ。
もう片方は、コムの一番敏感な部分を愛撫していて。


あまり、激しく攻め立てられるので
コムの喘ぎは、もう限界に達していて、
このまま行けば呼吸困難で気を失うかも知れない。

朦朧としてきた意識の中で、ワタルがささやく声が聞こえる。

「コム、行くよ」

コムの体が一瞬正気に戻る。
ワタルが少しためらって、それでも静かに力強くコムの中に押し入る。

どんなに陶酔の中に引き込んでいても、その時が来ると、コムに恐怖が走る。
幾度となく繰り返されたことだから、ワタルにはよく分かっていることだけれど。

「大丈夫か?」
「うん....」

まるで、初めての時のようにきつくて、動くことがためらわれる。

「少しだけ、じっとしていて...」
消え入るような声で、コムが言う。

「ああ、いつまででも、じっとしていてやる。」
「ヤダ、それじゃぁ。」
「難しい奴だなぁ。それじゃぁ、いつなら良いんだ?」
ワタルが、手と唇で、コムの柔らかい肌の感触を楽しみながら尋ねる。

「わかんない。でも、急に....」
来るのだ、と言おうとして、口をつぐむ。

説明のつけようのない快感の波が、急に押し寄せてきたから。

「ウ..ン...」

後ろから抱かれているので、何もつかむものがなくて、
ワタルの絡んでいる脚を強くつかむ。

ワタルが察して、ゆっくりと動き出す。

「あっ、あっ....ワタルさ...ん..」
コムが、喘ぎ声の中でワタルの名を呼ぶ。
「うん....?」
ワタルが上の空な返事を返す。

夢中な二人を包んで、朝日が柔らかく差し込み、
小鳥達のさえずりが、聞こえ始める。

帰還の朝が明けた。


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もう、こうなったら破れかぶれレス No: 4396 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/09 Tue 23:06:34
ぶっ壊れ状態が、皆様個性的(笑)
一見立ち直っているように見える(by836番様)私は、実は変形しております。
(何が?まぁいろいろ^^)

>みどり様。風共、通います。16日まで60%位?かな?
十二夜にちなんで!(感心)あお様といいみどり様といい、カラーつながりの皆様、お体も大切に、がんばって(笑)


>オレンジ様。ノルさーーん、本当に?ただ焦らして遊んでるだけですよね?

>ごんた様。レスに遠慮などいりませぬ(笑)フリーな極道のりかさん、か、かっこいいわーーー!!

>Z様。スカイとネイサン。つくづく刺激的なお二人。やっぱり、もう一度見てみないと、お子様の私(大ウソ^^)には分かりませぬ。

>白星様。あらら、まとぶん、何を謝る気でしょう?御部屋での続きも気になるし(^^)0番様のためにも、よろしく。

>R20様。ああ、スカイとネイサン。タニとりか。なんて奥が深いのでしょう。りかタニ派の皆様、立ち直れるのでしょうか?心配だぁ。

>keiko様。ひと様宛のレスに反応してごめんなさい。それにしてもkeiko様が
>>思い切ってHしちゃえばいいのに 
なかなか衝撃的なご意見でございますが、私もそう重いました(^^)

>らん様。花組、観ていらっしゃたんですね(涙)チャーリーの体が早く直ること祈ってます。

>あお様。祝!!20人終了。掲示板史上に残る快挙でございます。お疲れさま~~(^^)

>HT様。ぶんちゃん、素敵なトップさんの誕生だと思います。まひるちゃんとの息もぴったり、映りもぴったり。
早く次の作品が見たいですね(嫌な噂はわすれましょ^^)

>ぽん様。可愛いコムスカーレットに乾杯!! あー、トウコちゃんとかしちゃん。何とかしてあげなければと思っておりました。
書いてくださってありがとう。で、どうなるんでしょ?

>鹿目乃様。イエ、アデレイドはですね、多分鹿目乃様がおっしゃっている意味とは違うのですが(^^;)
どう見ても、おか●に見えてしまって(^^;)その方が話がずうっと面白いのにと思いつつ観ておりまして。
ごめんなさい。

>0番様。まさか、このまま、まとぶんと一緒に消えてしまわれるのではないでしょうね?
「さよならを許して」って、イヤデス。絶対許しませんわ(泣きべそ)
もーどうしてもって言うなら、ワタル好きにして良いですから(笑)

>836番様。あーあなた様も。余程二人の間には、濃密な何かが通っているのですね。
ただ、二人を見て、その素敵さにぶっ壊れている私は、まだまだ素人ですねぇ(つくづく)

>はつこ様。酔っ払ってるコムちゃん、可愛い!!。それから私の方は、続き少しづつ書いて行こうかと。
でも、何も先が見えてなくて(^^;


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浮気のあと… No: 4395 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/09 Tue 22:34:29
(パナマ様の会議の数日後って思って頂ければ…)

ワタルの仕事部屋、ノックもせずにブンが入ってくる。

ブンがワタルの向かい側からデスクに腰を掛けて面白そうに話しかける。
「また、リカと派手にやっちゃたんだって?それで、コムからお預け??
 懲りないヤツだね~~」
「うるせえよ!用もないのに入ってくんな!」
「ふぅ~~ん!寂しいなら相手してあげようかと思ったのに…」
「お前が欲求不満なんじゃないのかよ?夕べからボスも留守だし…」

「その気になれば僕は相手なんていくらでもいるもん!
 ワタルはコムにお預け食らって
 タニがリカを離さなかったらもう誰もいないでしょう?」
「しようと思えば誰でもかまわんさ!俺に逆らえるヤツなんていない」
「うっわぁ~~鬼畜~~」ブンが面白そうに首をすくめる。

「用がないんだったら、部屋に戻れよ!
 それとも、この俺にコム仕様の優しい抱き方されたくなったか??
 リカ仕様の抱き方でも俺は良いけど、それは明日ボスにバレちまうもんな」
「その、コム仕様、誰が教えてあげたんだっけ??」
「相手がお前だっただけで、俺は自分で覚えたんだよ!
 あとはコム相手に日々実地訓練ってヤツだな…
 俺、腕上がってるぞ~~優しいぞぉ~~~」

ワタルも書類をよけて机に腰を掛け、ブンのうなじをなで上げる
「あぁっ あ… 」
「…やっぱり…溜まってんじゃねえかよ…たった一日で…」
ブンの耳元で息を吹きかけるように囁く…
「や…めて…よ…」
コムにする時のように優しく服の上からブンの身体をまさぐり始める。
「本当にやめて欲しいか?」
「あ・あ・ワ・タ・ル…」

ワタルの携帯が鳴る…♪わったしはぁ~~あっかるっくぅ~~♪…
『コムだ!!』
ワタルがブンを押しのけて電話に出るとねったんの声…
「あぁ!ワタルさん、仕事中にすみません、
 コムさんいきなりお酒飲んで酔っちゃって…
 携帯突きだしてワタルさん呼んでって言うんで…」
「すぐ行く!!」
ワタルはブンを放り出すように出て行ってしまった。
(ブンちゃんごめんね!ほったらかし…)

「あははぁ~~ワラルが来らぁ~~」
コムが完全に出来上がっている。
「おい!ワラル!お前、反省しれんろか!」
『お、お前?俺の天使が…お前って、俺のことを…』
「浮気ばっかりしやらって~~
 こんろリカろ浮気しらら、ほんろうにタニとヤルからら~~
 わかっらかぁ~~このひゃろぉ~~~~~
 僕らってモテるんらろ~~~」

『コ、コムが、コムが…』
ろれつが回っていないコムの発言だが、
《今度リカと浮気したらタニとヤル》って事は解る。
「コ、コム??落ち着け、落ち着いて話せば解るから…」
「これが落ちついれいられるか~~」
「と、とにかく部屋に帰ろう??」
「いやらぁ~~!部屋に帰ったら、
 あ~~んらことや、こ~んらころされて
 また、話なんかしれくれないい~~~
 わらるのブァ~カ!」
そこまで言うとコムがいきなり眠ってしまい
ワタルはみんなに避難と同情が入り交じった目で見られながら
コムを抱いてそそくさと部屋に戻った。



@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


夢まつらの星の風共を日生メンバーで思い浮かべているうちに
コムちゃん酔わせたくなったんですよ(^^;)
それでね、これが…続かないんです~~
これで終わりなんです。


もう書かないとか言いつつ、
やっぱりワタコム人格崩壊に入ってしまいそうな気が…


ショーコ様
堕天使楽しい~~~(^^)やっぱりショーコ様は凄い!
でも、まだワタル君とコムちゃん帰り着くまでは続けて欲しいの…
しぃちゃんと壮君は今いずこ~~

わたしの…ぽん様
独占欲…いいなぁ~
耳ふさいでる時のワタル君、手がふさがってたんだから
ばぁ~~ん!と、脱いじゃえば良かったのに…
…そこがコムちゃん可愛いんだけど…
トウコは切ないな~《紫の上と結ばれない源氏の君》って感じ…
じゃあ、かしげちゃんは《葵の上》か…これも哀しい…


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熱を出すオサちゃん(その6) No: 4394 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/09 Tue 22:22:54
『かなり遅くまでかかったな・・・・
オサの奴具合悪くなっていなければいいのだが・・・・』
予想以上に仕事が長引いてしまったので
アサコは急いで部屋に戻ります。
静かに部屋に入ると眠っているオサちゃんの
そばに座るとそっと頬に触れました。
『まだ熱あるな・・・・・・・
ん?俺のシャツ着て寝てる。
寂しかったんだな・・・・』
しばらくしてオサちゃんが目を覚ましたので
「オサ・・・・」
「アサコ?」
アサコが帰ってきたのに気がつきオサちゃん
ゆっくり起き上がると
「おかえり・・・・」
そう言うとアサコに抱きつきます。
「ただいま。遅くなって悪かった。
具合はどうだ?」
「大丈夫・・・・喉もそんなに痛くなくなったよ」
「そうか・・・・また俺のシャツ着て・・・・・」
「うん・・・だってアサコいなくて寂しかったから・・・
勝手に着ちゃってゴメンネ」
「いいよ・・・・2・3日で仕事も落ち着くから
それまで我慢してくれ」
オサちゃんは黙ってコクンとうなずきます。
「いい子だ・・・まだ飯食ってないだろ?
食事とって来るから・・・・」
そう言って立ち上がろうとしますがオサちゃんは
アサコのシャツをつかんだまま離そうとしないので
「オサどうした?」
「アサコ・・・僕も一緒に行く・・・」
「一緒に行くって・・・・お前熱あるだろ?
すぐ戻ってくるから・・・・・」
オサちゃんイヤイヤと首を振ると
「ヤダ・・・・一緒に行くの・・・・
1人で待っているのヤダ・・・・」
そう言うと泣き始めるオサちゃん。
アサコはちょっとビックリしながらも
『それだけ寂しかったのか・・・・
今何を言っても通じないな・・・・
暖かい格好させて連れて行くか・・・・』
優しくオサちゃんの頭をなで
「わかった。一緒に連れて行くから」
「連れて行ってくれるの?・・・」
「ああ・・・でも泣き止まないと連れて行けない」
しばらくしてオサちゃんが落ち着いたので
「泣き止んだな。顔拭いてガウン着る!」
「うん」
オサちゃんは顔をふきガウンを着ます。
「アサコ・・・・ガウン着たよ」
「よし。行こうか」
そういうとオサちゃんを抱き上げ厨房へむかいました。


**************************
ゴメンナサイ。
オサちゃんを早く元気にしますと書いておきながら
全然話が進んでいません・・・・・
頑張って早く元気にさせますので・・・・・・


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おやまあ、ぱいぽぱいぽレス No: 4393 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/09 Tue 22:11:46
えらくお久しぶりな気のする0番さまとの後ろから前から‥‥。
じゅげむのどこがハイカラなのかという疑問はともかく
要するに愛を告白した覚えはないわいっ──ってことっすね?(ふられっ)


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あらまあ、レス No: 4392 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/09 Tue 22:05:03
>836番様。
前のレスでは私が上だったような(笑)
と思ってたら今度は私が鹿目乃様と836番様をはさんでしまっているん
ですね~。
ワタルくんとかよこちゃん、夢じゃいけないですか?
私としては二人とも好きですが、不倫はちょっとね(爆)
あ、じゅてーむではなく、じゅげむでしたわ(再爆)

>鹿目乃様。
たいそうお喜びのご様子^^
藪は・・・織田裕二に似ていると思うのですが、いかがなものでせう。
そして私の記憶は、真弓ー真弓ーホームラン♪だったり・・・
その昔球場にて、男性声で「真弓ーーーっ!結婚してくれーーーっ!」
との大絶叫を聞いた記憶が・・・。


そういえば風共、ラストで男性が「トドちゃん!!!」と声を
かけてました・・・さすがだ・・・トドさん・・・



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久々の再会 No: 4391 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/09 Tue 21:41:14
「よ~おっ! スカ~~イ!(会いたかったぜ~~)」
「よ~おっネイサン!この勝負師め。元気か?
(ふふんっ俺がいなくて寂しかったんだろ~?)」
「元気元気(ちくしょ~、久しぶりにやりてえぜ、スカイ)」
「そっちも元気そうだな~?(あっちではどうだったんだよ、この浮気者)」
「ああ、さいこーだよ。ラスベガスでブラックとジャックと一晩に5万ドルの〈受け〉だ」
(5万ドル! く~っ、3ページかよっ。身体で荒稼ぎしやがってーー。
俺があいつをメロメロにできたらあいつから1000ドル巻き上げられるかな)
「どうしたんだ?ネイサン(どうせスケベなこと考えてんだろ)」
「ん~~や、なんでもない。(とにかくスカイをどこかに連れこまなくちゃ)」


「ん、な~~スカ~イ。今度はゆっくりしていくのかい?(どっかでゆっくり‥)」
「いや、明日ハバナへ飛ぶ(でも、おまえに会えたからな。行かなくてもいいけどな‥‥)」
「ハバナ~~(誰と行くんだよっ!)」
「ああ、あっちはいいぜ活気があって。おまえも一緒にこいよ(ふたりなら、‥‥色々いいぜ)」
「いいよ。(それより1000ドルが先だからなあ。ハバナの前にどっかで‥)」

「ところでアデレイドは元気か?(アデレイドとまだつきあってんのか?
だから一緒にハバナに来れないのか?)」
「ああ、いたって元気さ。まだ踊ってるよ、ホットボックスで
(よせよ、おまえとアデレイドの話なんて、さ)」
「そのうち結婚するんだろ? (ちぇっ)」
「まあ、人間誰でも一度はな。(法律が変わればおまえとできるんだけどなぁ‥)」
「だが、俺たちは違うぜ。男が一番だ。女は二の次でなくちゃあ(そうだと言えよ、ネイサンッ)。
それに敵も去るもの、陰で何をしてるか分かったもんじゃあない
(分かってンのかあ、ネイサン。おまえアデレイドに騙されてるんだぜ、きっと。)」
「ああ、そうだよな‥‥(やきもちかよ、スカイ。よせよ~♪)」



「なあ、それより‥‥まだやりたくないか?
ミンディのホテルで〈受け〉と〈攻め〉とどっちがいい?」
「いや、ちょっと最終レースを確認するよ(がっつくなよ、ばかっ)」
「だが、俺の〈受け〉はアメリカ一だと思うだろ?(天国に行かせてやるぜぇぃ)」
「ああ、俺もおまえの〈受け〉は大好きだ
(確かにいい身体してるぜ。脱ぐとすごいしな、おまえ)」
「だろ? ところが近ごろは俺は〈攻め〉の方がいけてるんじゃ、って奴がいるんだ。
おまえどう思う?」
「さあな。考えたこともなかったな。(おまえに抱かれるだあ?)
だが、俺の味覚が正しいとしたら、おまえは〈受け〉の方がいいだろうな
(おまえがおれを抱くなんて‥‥やったことねえな)」
「賭けるか?」
「え?」
「賭けてみるかい、俺と」
「ネイサンどうしたことだ。
おまえが賭けなんかやるとはな。寺銭稼ぎ専門かと思ってたぜ」

「なあに、昔なじみのよしみでさ。
おまえにスリルをちょっとプレゼントしようと思ってさ」
「スリル?」
「スリリングな夜にしてやるよ、スカイ。
俺の攻めが良くっておまえを先にイカせられたら、
1000ドルおれの勝ち、っていうのはどうだ?」


ネイサン。
そんな賭けしなくったって、いつでもおまえになら金くらいいくらでもやるんだぜ。
アデレイドと別れて俺のものになってくれればな。
でも、おまえはあの女とは離れられないらしい‥‥。いいさ、のってやるぜ、その賭け。
おまえを抱くのは最高だけど、おまえに抱かれてみるのも悪くなさそうだ。
どうせいいに決まってるのに、賭けでもないがな。ふっ。惚れた弱味だ。
お手並み、じっくり体験、じゃなくって、拝見しようじゃないか。


「OK。いこうぜ、ネイサン」

+++++++++++++++

りかタニ派 ガイズの前に 総崩れ。五七五。(崩)



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さよならを許して No: 4390 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/09 Tue 21:40:43
今年の桜はとても早くて、入学シーズンどころか
卒業にも間に合わないように急いで咲いている。
出先でちょっとした小競り合い(ということになっているらしい)があって、
ワタルと壮が重傷を負ったという一報が入ったときは、
ふだんでも騒がしい轟邸が、蜂の巣をつついたような騒ぎになった。
それでも運命の女神はこちらに微笑んでくれて、
二人とも一命を取り留めて、和央組傘下の風輝組を潰して
事態は一応の収束がついたらしい。

くわしいことは組員でもない自分たちにはよくわからないし、
聞いたところでどうなるものでもないが。
誰も死なずに済んだことだけがわかれば、それでいいと思う。


「だからってレオンの予防注射にオレが行くって、変じゃねえ?」

春の予防接種で、レオンを動物病院に連れていく役目を仰せつかったと
まとぶんは不満そうな顔をした。

「しょうがないだろ。ミズさんもちー坊さんもワタルさんに同行して
厨房は人手不足なんだし」

ねったんもゆうかも大忙しで、レオンの世話まで手が回らないのだと
かよこが言う。

「それにおまえは、俺がここにいるから絶対戻ってくるって
思われてるわけだし。
人質とられてるようなもんだろ」
「そりゃ戻ってくるに決まってるけどよ……なんでオレが……」

「レオンがなついてる」

だから早く行け、とかよこはまとぶんの背を押す。

「あんた、そんなにおれを出ていかせたいのかよ」
「早く行けば早く終わる。さっさと行け」
「じゃあ、行くからキスして」

背中を押されながらまとぶんが言うと、何を思い出したのか
かよこはめずらしく嫌そうな顔をした。

「行ってきますとかおかえりとか、キスするのがあたりまえだとか言って
おまえ、ずっと騙してたよな。
そんなことするの、新婚でもよっぽど熱烈なカップルだってわかって、
俺すごい恥ずかしかったんだぞ」

まとぶんと暮らす前も暮らしはじめてからも、
人との関係をあまり持ったことのないかよこは、自然と身につく常識が
あちこち抜けていた。
それをいいことに、まとぶんは自分の都合のいいように
適当にかよこに教えたことがいくつかあって、キスもそのひとつだ。
おはようもおやすみも、出かける前も帰ってきたときも
キスするのが挨拶だと教えたので、かよこは素直に信じていたのだ。
まとぶんのキスは挨拶程度ではなかったから、たいがいそこから
始まってしまって、かよこは世間の人はけっこう大変なんだと
思い込んでいたらしい。

「騙してねーよ。オレたち新婚みたいなもんだったし、
熱烈には違いないし。まちがってないじゃん」

なのにまとぶんは、平気な顔でそう返すのだ。

「それともあんた、オレとキスするの嫌だったの?」

今だってほとんど毎日何かにつけてキスするくせに、
まとぶんは聞いてくる。

「知らない」

目を合わせずに下を向いて、かよこはドアまでまとぶんを押した。
それなのに、そこでまとぶんはぴたっと止まってしまう。
くるっとこっちを向いて、下からのぞきこむようにして、また聞く。

「嫌だったの?」
「知らないって言ってるだろ。早く行っ……」

最後まで言う前に、まとぶんが唇を押しつけた。
すぐさま離して、にっと笑う。

「行ってきます」



そう言ってレオンと出ていったまとぶんが帰ってこないなどと、
かよこは夢にも思わなかったのだ。



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歯を食いしばってまじめレス No: 4389 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/09 Tue 21:33:44

Kさま。4ぺーじはぴーーーっよ。(いやいやどうぞどうぞ) 
今宵も、今日も、‥‥ああ、ワタりかは百期百会。

ぽんさま。書き溜め‥‥わたしにも無理。
タニちゃんが「いーじゃないですか」って言うの、好きだったわ。
りかタニ派カムバック‥‥すると‥‥‥こんなことに‥(瓦解)。
>俺が育てた、俺の理想は、俺のものにはならなかった。 ううーっ(大泣)

keikoさま。もはやkeikoさまの世界が眩しすぎて、見えませぬ‥‥(泣)

ごんたさま。あ────その話し、書きますぜ、わたし。
ガイズが終わって落ち着いたら‥‥いや、まだいいかなぁ‥‥。(寂)

リルさま。なんかおひさ、ですよね。リルさまはガイズ病は大丈夫ですか?

く~ろさま。ああ、壊れていらっしゃるっ。るん♪(←連帯感?)

華子さま。足が悪くて歩けなくて、そうそう、昔はコムちゃんをお部屋に抱いて運ぶのは
ワタルだったんだよね~、なつかし。
あれで「さすが」と言っていただけるわたしって‥‥
やっぱりお笑い担当ですかしら?ほっほほほっ(←?)

鹿目乃さま。公演終了後に、知らぬうちに妄想が充填されていれば‥‥
壊れ甲斐もあるってもんでしょ~か?(自暴自棄)
ペニス発言。言い訳する際にまた連呼。そんなあなたがやはり好き。(♪)

オレンジさま。りかタニはばな~へ行ったわ~~♪行ったわ~から♪(←捨ておいて)

ショーコさま。まあっ!! なんて立ち直りのはやいっ(笑) 
りかさんもタニちゃんもい~わ~~っ。もっと書いて~~。
りかタニの皆さん死んでますから‥(呆)

いちごさま。わたし、いちごさまはHがあるから好き、ってわけではございませんのよ。
Hとかなんとか関係なく、その文章が好きなのです。禁Hされても、全然だいじょぶ。

0番さま。あの、わたし、ほんとにびっくりどきどきしちゃいましたっ。
夢でしたか~~(ほっとしたような、がっかりしたような‥‥うーーむ‥)
ああ!! はろーと呼び掛けたら愛の告白が返ってきちゃった!!
どどどどどーしよ。あの、えっと、とりあえずガイズ終わるまで待って?(←何を言ってる)

オレンジさま。んまあ、こちらも禁H?

みどりさま。笑って戴けたのでしたら、うれしゅうございます。
しかし‥‥なんかあなたさまはいつもわたしのものを、会社で読まれているような‥。

白星さま。眠気にまけて、変なお呼び立てだけして、大変に失礼いたしました。ははは。 
もうすぐ最終回なんですね~。さびし。

あおさま。いえ、いまんとこ、ちゃんとしてらっしゃるようです。
(「ちゃんと」って‥‥←この評価あたりがすでに?)
>(まるで、千秋楽みたい)  ああ、そりゃ‥‥(笑)

ベンさま。お元気そうでなによりです。‥‥‥壊れてますね(微笑)。

Zさま。あああああーーーっ、あなたさままで~~っ(号泣&爆笑)

R20さま。ああああーーーーっ、出てきたと思ったら~~っ(含み笑い)

らんさま。ありがとう。ハバナのつづきもありそうです。

HTさま。もう壊れ街道をまっしぐらです。わたし。(自棄)

管理人さま。ああ、なんか、読んだだけで‥‥(泣)



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阪神勝ったれす・・・ No: 4388 [返信][削除]

投稿者:鹿目乃 02/04/09 Tue 21:02:27
雪降るで。(…)
あああ藪ぅ、あんたエースだよ!!(←絶好調)

>>♪HT♪様
 ・・・・・・・・ありがとう(号泣)
 そう言って戴けただけで成仏出来ます。

>>あお様
 20人お疲れ様でした。(深々)


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レスのお返しレス No: 4387 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/09 Tue 20:56:55
全員の方にレスできなくて、すみません。とりあえずレスのレス(汗)

>836番様。
じゅてーむ。いや、はろーと言われたからには外国語でぱらいそに、もとい
ハイカラにお返ししようと思って(笑)

>管理人様。
そんなにチャーリー、泣いたんですか?ファンの方々も大泣きで
なんか、つらそうな東京公演・・・(泣)

>華子様。
ワタコム派の方々には、私の書くものすごく鬱陶しいんじゃないかと
思うんですが、私ワタルくんも好きなものですからどうしても
書きたくなっちゃうんです。許してください、他の方々も。

>ショーコ様。
信じないなら信じないで結構!byベルばら・ヨーゼフ二世風。
信じよう~信じな~い♪by体位のススメ、じゃなかった黒い瞳風。
そんなことより、暗転て、暗転てあなたっ!(号泣)

>白星様。
「正夢」にされる予定はないです(^^ゞ)
そんなことより(またか)続き、あるんですね?ちゃんと、あるんですね?
(よほど欲求不満の様子)

>keiko様。
すれ違って、湿布くさかったら、それはわたし~それはわたし~♪です^^

>らん様。
花組観た方はなんか大泣きなのですね・・・ご当人もファンの方も
大丈夫ですか?東京には、元気で来てくださいね、どちらの方も。

>あお様。
相手がタニちゃんやワタルくんだったら、リカちゃんは20人いても
(それは変だ)飽きないのですね・・・^^

>HT様。
まあ、夢ですね(笑)
階段落ちというと、私も銀ちゃんを(この場合はヤスを?)思い出します^^



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この心的苦痛の代償を劇団に請求したいれす。(…) No: 4386 [返信][削除]

投稿者:鹿目乃 02/04/09 Tue 20:56:21
なんでリカタニにガイズなんてことをやらせたんだ・・・
お陰様で色々に支障。(←只惟自責。)


言い訳1。〔シネマ・アベニュウ〕ですが。がが
板の嗜好及びルールなど見えませんでちた♪(はっはー!/自棄?)
よかろうよ、野ばらだってペニスくらい書く時代だってばよ。な?(寧酸お願い面)

2。キリヤンがカマになってるのは元が男だからだよ。(男役と区別プリィズ)
どえらい悪趣味で屈折した(たのしーとか、耽美ィーとか、只管かっこつけ文体♪とかぢゃなくて)ものを
書いたつもりなので(書けてるかは別だけどもな/棚上げ馬鹿)
塚ふぁんの見識にどう映るか不安も御座いましたが、もう、そろそろ、破りたかったワケです。(自棄だ)
拒否反応は受け付けません。各自記憶から抹消して下さい。(自棄っぱちだ)


この後にレスとかって、いい加減人間性に問題あるわよ、あんた。(…)


>>オレンヂ様
 ぶんちゃああああん・・・・観てきた人間口揃えて「明日にでも観て来い♪」
 とゆうのです。観たかったつのちきしょうてめぇ(泣)
 陽子さんキャラ立ちしっかりしてらして浮かびやすいれす。好き。(そおゆう/笑)

>>しょーこ様
 ほんと? あんなアデレイド(きりやんか)でも赦してくれる・・・?(小心見え隠れ)
 堕天使物語。りか様呼びがモロツボ。

>>keikoさま
 わ、笑えましたか?(蒼白)
 カポーティクラスの最悪の読後感を呼べたらサイコーだな、
 という人非人な企みだったのですが(殺して)
 ガイズぶっ壊れチィムにカマン!

>>白星様
 今日から甲子園6連戦! ビールなら冷えている。(爆笑)
 すまっぷも死ぬまでに一度は見たいす。実は001など持っている。(あーはーん)
 去年は嵐コンとジュニアコンなどに連行されましたので、
 共に恥じ入りませう。。。(いや格差あるだろう!/爆)
 
>>ぽん様
 月湖様は、こう、正義感溢れる健康的な頼れる生徒会長として書いておりました。
 ゆえに単調な性格化。済まない限りでするるる。
 ぽん様も今ごろ風共ぶっ壊れ隊でせうなぁ。(愛←厭とかゆうな/爆)

>>あお様
 >そこまで考えてませーん。
 そらな(笑)
 タニさん、常々思うに非常に掴みにくいキャラでして、
 むつかしいこやなーと思うのですが、大人になってくると更に…むっつかすぃ。
 「向日葵のやうな~」「バカほど明るくて素直~」とはどうしたって思えず。
 スローガンに『前向きに』を掲げるヤツが、本当に前向きなわけなかろうになぁと。(すんません、酒入っており…)

>>836番様
 >変なもん
 (爆笑)やっぱりあんたが大好きだ!!!←わかんないだろう!わかんなくていい!!(爆死)
 ペニスモロ表記言い訳は上記書付通りですが
 そうすね、尋常じゃない。(これも微笑みつつ言いたい)

>>みどり様
 万歳嬉しい。(♪)<真っ赤なエナメル云々(笑)
 無事楽を迎えられまして、おめでとう御座います。
 わたくしも早くぶんまひる雪が見とうございます。うぅ・・・

>>R20さま
 自ら艶然とか形容すんな(爆笑)似あうけども。(…)
 



花組さんのご報告等拝聴、拝読するにつけ
必要以上の哀情で捕らえてはならないと思いつつ、矢張り悔しく。


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独占欲 8 No: 4385 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/09 Tue 20:07:38
「今日は?抱いてくれる?」
わたるがベッドに入った途端に、コムが問いかけてくる。

「まだ、だめだ。
 お前、俺が朝抱きしめたら、痛がってただろ。」
「痛くなってもいいから、抱いてよー。」

コムは、パジャマのボタンを自分ではずし始める。
わたるは、あわててはずれたボタンをとめ始める。

裸になられては、まずいのだ。
わたるの我慢がきかなくなるのは、目に見えている。

「もう!ほんとに決心固いんだから!」

どんなにふくれられても、まだあざは治っていないのだ。
抱いたら、きっと、余計ひどくさせてしまう。

コムは、わたるの耳もとに口を持っていった。
甘えるように囁く。
「ね、お願い、僕を食べて。」
「食べない。」

「好きにしていいよ。」
「好きにしない。」

「いたずらしてぇ。」
「いたずらしない!!」

わたるの息がだんだん荒くなってくる。
もう一息だとコムは思ったが、わたるは、耳に指をいれてしまった。
「もう俺は、何も聞かない、聞こえない!!」


本日のバトルは、わたるの勝利にて終了。



コムが、かしげの部屋の前で佇んでいる。
決心を固めたような顔をしたかと思うと、溜息をついて、不安そうな顔をしたり。
百面相を見ているようで、それはそれで面白いのだが、場所が場所なだけに、ぶんが言葉をかける。

「コム?どうしたの?」
コムが、びっくりして、振り向く。

「ぶんちゃん~~!!」
駆け寄って、ぶんに抱きついてきた。

「どうしたの?かしげにまた何かされたの?」
「ううん、あのね・・かしげちゃんと一度ちゃんと話そうと思って、ここまできたんだけど、部屋に入る勇気がでないんだよぅ~~!」
「かしげと?いったい何を話すっていうのさ。
 また傷つけられるだけだよ、きっと。」
「そうかもしれないけど・・何にも知らないで傷つくのよりは、少しでも事情をわかってたほうが、まだいいと思うから・・」
「コム・・・じゃあ、僕がかしげに声をかけてあげるよ!」

ぶんの手がドアノブにかかる。
「わ~!!それは僕がするから!!大丈夫だから!!」
「そう?・・じゃ、ね、傷つけられたら、僕のところに来るんだよ?
 いいね?」
「うん、ありがとう。
ぶんちゃん、お姉さんみたいだ。」
「おっ、お姉さん!?お兄さんって言ってよ!!」

「ふふ。わかりました、おねえさま(はぁと)」
「わかってないじゃん・・(でも、なんとなく、いい感じかも、今の)」

ぶんは、その場を去っていく。

*************************************

なんか、だらだら続いてるなあ・・・
もう少しで終わるので、許してね。


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独占欲 7 No: 4384 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/09 Tue 20:04:35
朝の混雑している食堂。

かしげの隣には、トウコがいる。
トウコは、どこか、遠い一点を見ている。

その視線の先にいる人は、隣にいる人に向かって、まぶしいほどの微笑みを投げかけている。

「トウコ、どこ見てるの?」
やや自嘲気味に、かしげが尋ねてくる。
「いや・・なんでもない、どこを見てるわけでもないさ。」
トウコがかしげに視線を戻す。

「うそ!!コムのこと見てたくせに!!
 隠したって無駄だよ。」
「かしげ、これからまた俺は出かけなきゃいけないのに、喧嘩して送り出したいのか?」

トウコは一旦出かけると、いつ戻ってくるのかわからない。

「ごめんなさい・・」
かしげが、落胆したようにつぶやく。
トウコは、かしげの顎を持ち上げると、優しくくちづけた。



トウコは、朝食を食べ終えると、一旦部屋に戻り、邸の玄関へ向かった。

途中の廊下で、ばったり、コムに出会う。
「トウコ!元気だった?
 最近あんまり会えなかったから、心配だったんだ。」
コムは、無邪気な笑顔で話し掛ける。

昔と同じ、無邪気な笑顔。
あの人に向ける艶やかな笑顔は、俺には向けられない。
やっぱりお兄ちゃんでしかねえんだよな、俺は。

トウコは、寂しげに笑う。
「お前に心配されてるようじゃ、俺も落ちぶれたもんだなあ。」
「そういう意味じゃないよ!トウコったら!!」
「わかってる。俺は大丈夫だから、お前は、安心してろ。
 それより、お前の方こそ、元気なのか?」

「うん。みんな良くしてくれるし。」
「そうか。体も、わたるさんに毎日運動させられて、丈夫になったみたいだしな。」
「トウコまで!!怒るよ!!」

真っ赤に顔を染めてむきになるコムが可愛い。
だけど、こいつは、他人のもの。

「はは。じゃあ、俺、急ぐから。」
そう言って、背中を向ける。
そうしなければ、いつまでも未練が残ってしまうから。

俺が育てた、俺の理想は、俺のものにはならなかった。
これからも、どんなにがんばっても、俺のものになることはない。
耐えつづければ、いつか、この想いは、消し去ることができるのだろうか・・・


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風共観て崩壊レス No: 4383 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/09 Tue 20:01:52
はあ~、コムちゃん、かわええ~~。
しかも、しかも、わたる君とコムちゃんのキスシーン~~~!!
抱き合っちゃったりしてるし~~~~~!!
トドさんまで、キャ~~~~~~~~~!!!
ただいま、思考能力恐ろしく低下中。

keiko様 >思い切ってHしちゃえばいいのに keiko様からこんな過激な言葉をっ!!
keiko様のオサアサが大人の階段を上る日も近いのでしょうか?(^^)

R20様 今度はクラップ・ゲイム。完全にガイズはまってますねー。さすが(パチパチ)。

白星様 まとぶん、隠し撮りが趣味になってたのね。腰リュウに見つからないように、気を付けてね。

Z様 ネイサン、ほんとにタフねー。そうなの、そんな関係が続いてたの、知らなかったわ(爆)

ごんた様 なんてリカさんらしい思いつき(^^)さすがナル男ですな。また書いてください。

みどり様 すご~い!!トドさんとぶんちゃんの切なさが伝わってくるわ~。ま、今が幸せなら全て良しってところでしょうか?(^^)

オレンジ様 >いつでもどこでも準備オッケ~状態になってる僕の身体 なんてぶんちゃんらしい台詞でしょう(笑)。
でも、このまま放っておかれたら、つらいですよねえ。

ショーコ様 ここではわたる君、かよこちゃんにはあまり興味がないようですね(^^)。コムちゃんの家に入って何をするのかな♪

華子様 華子様の作品、最近幸せオーラが漂ってますね。ステキ♪

いちご様 カメさんって、カメさんって、あのカメさんよね?是非登場させてください♪

836番様 肉球ぷにぷに(意味不明)

あお様 リカさん、いいかげんドリンク剤の飲みすぎで、鼻血出すんじゃないかと心配になってきました。
人間界のとは違うから、大丈夫なのかしら?



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悠淳・・・29 No: 4382 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/09 Tue 19:46:54
17人目に挑戦。

(相手は、タニでも、ワタルでもないし・・・あきるんだよーー)

リカは足先の方から舌を這わせて行く事にした。

足の指から、ゆっくり舌を這わせて行く・・・。

太股、内側を舌で攻め始めるとリカの耳には喘ぐ声が聞こえ始める。
閉じようとする足を開かせたまま、舌と指、両方で、相手のモノ、そして、
秘部近くを攻める。

舌で愛撫しながら片方の手を、下腹部から胸の方へと移動させていくと、
ますます声が大きくなる。
リカは、相手の胸から手を離さずに体制を立て直すと片足だけ上げさせて、
そのまま、激しく貫いた。

17人目終了。
13本目のドリンク剤を飲む。

18人目

あと3人か・・・。
リカはため息をついて目をつぶると、視線攻撃!!とつぶやき、ゆっくり目を開けた。
何の心の準備もないまま、いきなり見つめられた18人目は
「あ・・・・」とつぶやき、うつむいた。

そのまま、うつぶせに倒れるように、誘ったあと
リカは背中に指や舌を走らせた。

荒い息づかいが聞こえ始めたところで、
腰を持ち上げ、その部分を押し広げ、ゆっくり指で攻めたあと、強く貫いた。

18人目終了。
14本目のドリンク剤を飲む。

19人目

こんなにドリンク剤を飲んで、平気なのか・・・という考えはすでに
捨てた。飲まなきゃ続かない・・・。

舌を使いすぎて、口の中が乾く・・・。
相手から聞こえてくる荒い息使いと、喘ぐ声を聞くことで、
気力を奮い立たせる。
指の感覚が無くなってきているような気がするが、
それでも、相手の感じるポイントを確実に探し当てるリカの指。

秘部をやさしく開かせて、そのまま、貫いた。

19人目終了
15本目のドリンク剤を飲む

20人目

こいつで、最後か・・・・。

妖しい視線、華麗なる指の動き、魅惑的な低い声。ものすごいキスを
際だたせる舌の動き。これが最後だと思うと、
リカは攻め能力として持っている力を最大限に生かしパワー爆発!
(まるで、千秋楽みたい)

少しぐらい喘ぐ声を出しても、そう簡単には、許さない。
まだまだ、これから・・・とばかりに、どこまでふくらんでいくのか
わからないほど、落ちることなく、攻めパワーは続く・・・。

何がなんだか・・・・、ひたすらあげる叫び声を聞きながら
そろそろ許してやるかと、リカは激しく貫いた

20人めがこれ以上は出せない・・と言うような叫び声をあげると同時に、
リカも気を失った。
さすがに、今度はもう、誰も起こそうとはしなかった。


¢¢¢¢¢¢

なぜに書くだけで、こんなに疲れる・・・ああ疲れた


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同じく泣きすぎ、壊れたままレス No: 4381 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/09 Tue 19:43:24
「殉情」終わってしまった・・・お芝居はもちろんの事、ここまで来れた嬉しさや
色々な噂、泣けて泣けてぼろぼろでした。まひるちゃんもクライマックスから
泣いていて更にじ~ん!!挨拶でもじ~ん。自分は涙を堪えて、まひるちゃんの涙
をぬぐってやるぶんちゃんにじ~ん。お花もキャノン砲も感動を添えてくれて。
あああ。出の爽やかな笑顔が私の書いてるあなたとあまりにも落差が・・・
「追憶のバルセロナ」無事に迎えられますように(祈!!)

で、亀&長レス!

らん様・・チャーリー、本当にお疲れ様ですね。花組の暖かい皆に送って貰い
素晴らしい千秋楽だったのでしょうね・・・東京までには体治って元気な笑顔を
見せて欲しいです。

R20様・・「グラフで水着特集」!大賛成!公式にメールしまひょか?

白星様・・謝らなきゃいけないこと?もうすぐ最終回残念どす。

Z様・・わ~。スカイ×ネイサン!明るい浮気はいいなぁ。

あお様・・16人終了!あと一息!頑張れ。タニの分も体力残しておかなきゃ??

keiko様・・東京駅のオサちゃん、先日もにっこりしてました。当前ですが。

ぽん様・・かしげの切ない過去も気になる~

ショーコ様・・かよまとは敵討ち(笑)、ワタコムは地球を救うのね!!

あや様・・お写真拝見しました。とてもキュート!ご一緒の方は彼氏?(笑)

パナマ様・・ここぞという時に現れて私たちを救って(笑わせて)くれるパナマ様
も、もしかして何とかムーンでは?

836番様・・「淳子光臨」笑いました~。ハバナ~!!

ごんた様・・FA宣言を考えながらも自然とそこに手がいってしまう。スキです。

鹿目乃様・・よく見覚えのある素晴らしいペ○スを全く伏字になさっていなくて
感動しました!!

0番様・・やっぱりワタル君の夢でしたか。階段落ちっていうと何故か銀ちゃんを
思い出してしまう私って・・・

華子様・・千秋楽、いらしたのね?同じ感動を味わえて嬉しいです。
ぶんちゃん素敵って言われると、自分の事のように喜んでしまうー。

雪だるま様・・確かパート1でもぶん×かしげは未遂だったような。ほっとした~

オレンジ様・・準備オッケーのぶんちゃんのキャラ、可笑しくて可愛い。ぶんちゃ
んの絵は進まないかもしれないけど、この二人、一週間ラブラブよね?嬉!

K様・・トドノルも市民権を得て、更に4ぴっ!私ののるぶん息消沈してます。
また、K様に神頼み!

いちご様・・私もお願い。「のるぶん初めての夜物語」いちご様しかいないわ~。
ぶんちゃんの危機を悉く救うトド様かっこよいー!ぶたに真珠で膨れるぶんちゃん
激可愛!どちらも応援したくなるわ~。ぶんちゃんはOnlyOneの人なのに
どうやら私たちが男に関して欲張りなのか・・・

みどり様・・さすが立ち直りが早い!みどり様のブンキャラのよう・・・私は
自分が書いているものとかけ離れている清清しいぶんちゃんにやられ、投稿ボタン
が重い!!トド様に殺されかけた後のぶんちゃんの「キスして」に崩れそう・・・
「お前に惚れたらしい」というトド様にもほろほろ。愛を感じるわ~。
こういうの書けたらいいな~。



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レスです No: 4380 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/09 Tue 19:36:42
0番様   乙女のロマン、いいですねーー。いいことばだ。

836番様 私も、壊れてると言えば、そうですから、どうなるかわかりませんよーー。

いちご様  あらーー、また、かしげちゃんが・・・。
      トドぶんの話を書くには、かしげちゃん、欠かせない人なんでしょうか。
      あ、ワタコム話にも、出てたな。

管理人様  毎日、大変そうですね。ヅカライフも楽しみながら、
      管理もしなくちゃいけないんですよね。身体、大事にしてください。

華子様  きっと、あちらの世界のドリンク剤は、よく効くのでしょう。
     コムちゃんの捻挫も、ワタルくんがそばにいることで、早くよくなるでしょうね。

ショーコ様 かよこちゃんも、まとぶんにくっついて行ってしまったということなのね。
      コムちゃんは、ワタルくんについていくには、まだ時間がかかるのかな。
      

オレンジ様  ん~、ノルさん、どうするんだろ。身体の事を考えて理性が勝つ人なのですね。
       同じように口で・・はダメなの?

みどり様   私、攻めのぶんちゃん、好きなもので、つい、リクエスト。
       でも、受けのまま、終わっても、いいですよ。
       ぶんちゃんの身体が大事だから。

ごんた様  リカちゃんの物思い、楽しく読みました。
      まだまだ2人には、一緒に行動していてほしいですね。

Z様    ついに、書いてしまったか・・・スカイとネイサン・・・。
      確かに、サイドストーリーみたいな事、書きたくなりますよねーー

白星様   最終回を前に、まとぶん、意味深発言?
      かよこちゃん、すっかり記憶が元通りになってよかった。

R20様  ひゃー、こちらも・・ですね。千秋楽まで、まだまだ公演あるよ。どうするの?(笑)
      でも他人事では、ないのよね・・・
      
keiko様  レスありがとうございます。
     ガイズで、壊れた頭で書いてるので、もう。。。何がなんだか・・状態になってきました。

らん様   チャーリー、大変な事になっていて、びっくりして・・・。
      どうなるのか・・・元気に姿を見せてほしいですけど。

      栄養ドリンクありがとうございます。



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泣き疲れましたレス No: 4379 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/09 Tue 14:24:06
花組が終ってしまった。
3日間すっごい泣いた、涙が止まらなかった。
でも、こんなに舞台に携わってる人全てが一体となった
千秋楽を生で感じれて、観てよかったと本当に思った。
チャーリー、お疲れ様。
体、ちゃんと治してね、6月まで頑張ってね(T_T)

3日覗かなかったら作品が凄い事になってる・・・
亀レスで失礼しますm(_ _)m

>ショーコ様
『イカサマじゃなくってり・か・さ・ま』
に笑いました(笑)
>くーろ様
トドさんとわたる君がジャグジーに~~~
>keiko様
ゆうかちゃん、お役に立ててよかったわ(*^_^*)
>パナマ様
きゃ~パナマ様だ~~
パナマ様の作品大好きなんです♪
今回も楽しかった~~ミズくんが冷静なのがまたツボです(笑)
>オレンジ様
『「激しい運動は禁止!?」(がーーーーん)』
ぶんちゃん・・・(笑)
>雪だるま様
いずるんはキムちゃんより先にぶんちゃんを
いただきますしちゃったのね~
>836番様
くららもタニちゃんも可愛い~~
ハバナでのお話も書いてくださいね♪
>K様
極道たちの肖像、まだまだ連発してくださ~い(笑)
>ぽん様
コムちゃんったら本当に強くなりましたね
みんなが喧嘩を微笑ましく(?)みてるのがいいな~
>ごんた様
『俺、こいつを離して生きていけんのかなぁ・・・。』
この言葉重いですね~
>華子様
わたる君とコムちゃん、安静には無理ですね(笑)
>0番様
わたる君とかよこちゃんがぁ~~と
思ってたら夢だった・・・
>白星様
そりゃ~やっぱり、お部屋に帰ってからの続きがね~
って、あの・・・続きが・・・・あれ?(苦笑)
>あお様
私も栄養ドリンク差し入れいたしますわ(笑)



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レスです。(長いです) No: 4378 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/09 Tue 12:22:36
>ぽん様
レスありがとうございます。
かよこちゃんとゆうかちゃんお見舞いに
来てもらいました。
ワタルくんとコムちゃんお互いの処理のしあい・・・
思い切ってHしちゃえばいいのに・・・って
思ってしまいました。

>みどり様
レスありがとうございます。
普通なんですね・・・・
失礼しました~。
せつない時期を乗り越えて今の
2人がいるんですね。

>0番様
木曜日日生にいらっしゃるのですか?
もしかしたらすれ違うかもしれないですね。

>R20様
レスありがとうございます。
>なぜ、あなたさまは決して壊れないのでしょう?
壊れるもなにも・・・・
もうすでに壊れて修復不可能な状態なので・・・・・・
これ以上壊れようがないのです。

>白星様
レスありがとうございます。
オサちゃん元気にします・・・・
かよこちゃんすっかり記憶を取り戻したんですね。
隠し撮りがばれてしどろもどろのまとぶんかわいい~。
いよいよ最終回なんですね。

>Z様
スカイ×ネイサンが~。
3回も・・・・・・
スカイは疲れきっているのにネイサンは
そのままアデレイドの元へ・・・・
元気だな~って思ってしまいました・・・・・

>オレンジ様
動揺しているブンちゃんかわいいですね。

>ショーコ様
レスありがとうございます。
捕まっているのに嬉しそうなかよこちゃん。
とてもかわいいです。
成績よりもまとぶんを選らんだのですね。

>いちご様
ブンちゃんは中学生のときから「総受けの貴公子」
だったんですね~。
かしげちゃんはやっぱり意地悪なキャラですね。

>あお様
レスありがとうございます。
リカちゃんもうフラフラですね。
それにしてもタフですね。
ボールと転がって遊んでいる小さなタニちゃん。
かわいいかも。

>華子様
レスありがとうございます。
オサちゃんかわいいと書いて下さって
とても嬉しいです。
ワタルくん前は歩けないコムちゃんの
お世話をしていたんですよね~。

>836番様
お疲れのところ声をかけていただき
とても嬉しいです。
体調崩さないように気をつけてくださいね。

>ベン様
お帰りなさい。
風共観たのですね~。
いいな~。

>ごんた様
拙い文じゃないですよ。
楽しく読みました~。
また書いてくださいね。
お待ちしております。

>管理人様
花組千秋楽の報告ありがとうございます。
チャーリーさん体大丈夫なのでしょうか?
心配です。



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完全にダメですれす No: 4377 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/09 Tue 06:52:54
みどり様:
ご傷心の処・・・済みません(平謝り)。もう他にもいろいろ失礼があるかと存じますが、無視して下さいね。
日比谷通いの合間のみどり様の作品は、真っ当なHをわたくしに思い出させて下さいます(笑)
華子様:
髭のあのお方を見ても、なんの苦も無くローブ・デコルテが浮かぶあたり、どうしたらよいやらで・・・(苦)
白星様:
そうか、星はまだだから、だから壊れてないのですね!も、もうすぐですよ~(
←ひきずりこもうとしているらしい)
オレンジ様:
陽子、過去を作れなかったふがいないヤツですね~(鬼)
ショーコ様:
日生返りの人の渦、物凄かったですね.。うぅ、ごめんなさい、拝見できずに終わりそうです。歴史に残る風共を・・・・
ぽん様:
なんて、着実な執筆ペエスでしょうか(感動)?!書き溜めーー!ですと!見習わねば(←絶対無理)
keiko様:
なぜ、あなたさまは決して壊れないのでしょう?人格の違いでしょうかゥ・(泣)
ベン様:
夏のグラフは水着特集をすべきである!とわたくし常々叫びつづけておるのですが・・・(忘我)
パナマ様:
あああぁあぁあ~(錯乱)!!人様のお名前をっ!!失礼致しました!!!!
せっかくあんなに素晴らしい作品を書いていただきながら、何てことを、何てことを、何てことを・・・・・(土下座して後ずさり)
836番様:
そうですね・・変なもの・・・・へんなもの・・・・・・・落としますよ。
ああ、836番様の含み笑いが目に浮かんでますから、ほっといてください(号泣)。
あお様:
なんか根っからHはダメみたいです。ああ、訳のわからんものを・・・・・・(捨て鉢)。あお様のりかさま、ステキです(唐突)
鹿目乃様:
ホホホ・・めでたく崩壊していらっしゃる(←笑っとく返し)。楽まで思う存分、ガイズ曲解しまくりましょう(艶然と微笑んでみる)。
名札はなぁ~墨書なんだよおうっ~(泣き伏し)



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翼の折れた白鳥23・二人の帰る場所 No: 4375 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/09 Tue 04:03:38
二人は部屋に戻った。

そして・・・


「・・・いってぇ~~っっ!!」

まとぶんの手の怪我を、かよこが手当てしている。


「大丈夫だよ、これくらい。傷も思ったよりも小さいみたいだし」
「そうか。・・・つっ!!・・・だからしみるんだよ!」
「ごめんごめん。消毒液、つけすぎたみたいだ~(笑)」
「こいつ~~(ったく、“続き”って・・・こっちのことかよ・・・)」

楽しそうに手当てをするかよことは対照的に、
今回のことで、心労と過労で少し痩せこけてしまった頬を
思わずまた膨らませてしまうまとぶんだった。


「でもしばらくは、ものを持ったりしない方がいいかもしれないな。
だから今度は、俺がおまえに食事、食べさせてやるよっ!」
「え゛・・・オ、オレが・・・!?」
「もちろん、さっきみたいに、この屋敷の人たちの前でねっ♪」
「お・・・おいおい・・・。だ、大丈夫だぜ、それくらい・・・。
(こ、このオレが、「受」みてーなこと・・・できるかっ!?)」

と、何かを思いついたのか、まとぶんがニヤッと笑った。
「でも・・・」
空いている左手を、かよこの顎にかけて言った。

「あんたが口移しで食べさせてくれる、っていうなら、大歓迎だけど」

「それでもいいよ。前にオサさんで訓練したしね」
かよこがニッコリ微笑む。

・・・かよこの美しい微笑みに、今度は自分が卒倒しそうになる
まとぶんだった。


が・・・

「でも・・・当分は重いものは持たない方がいいな。
例えば・・・ビデオカメラをセットしたり、とか・・・」
「(ギクッ)そ、そうか!?」

「・・・確か、おまえが俺たちのをビデオに撮ったのって、
『愛セレ』のときだけのはず・・・だったよな・・・?」
「そ、そうだったかな~!?」
「だっておまえ、今年の初めに食堂で、『あんなのあれ一回で十分だろ』
って、自分でも言ってたじゃないか」
「そ、そ、そんなこと言ったかなぁ~??」

(ま、まずい・・・隠し撮り・・・バレたか・・・!?)

冷汗をかきながら、しどろもどろに答えるまとぶん。


・・・と、何かに気づいて、まとぶんははっとした。

「・・・って、あんた・・・そんな前のことまで思い出したのか!?」
「もちろんだよ。もうすっかり記憶は、もとに戻ったから」

澄んだ瞳で、かよこがまとぶんを見つめている・・・。

「いろいろと心配かけて、本当にごめん。
今度のことでは・・・おまえには本当に辛い思いをさせたよな・・・」
「・・・いいんだ。あんたさえ、こうしてオレのもとに帰ってきてくれれば」

かよこへの愛おしさが込み上げて、まとぶんはかよこの体を抱きしめた。

「でも・・・あんた、本当にもう大丈夫なのか・・・?」
「うん。もう何もかも思い出したから。俺なら本当にもう大丈夫だから」
「かよこ・・・」

かよこに手当てしてもらったばかりの、包帯が巻かれた手で、
まとぶんはかよこの小さな顔を包み込み、唇を重ねた。


・・・が、まとぶんはすぐに深刻な表情になって、顔を離すと、
かよこに背を向けてしまった。

どうしたの、と、まとぶんの背中に、かよこが問いかける。


「かよこ・・・オレ・・・」
「何?」
「オレ・・・あんたに謝らなくちゃならないんだ・・・」



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

次回で最終話です。



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今度は藤の花&八重桜が綺麗レス No: 4374 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/09 Tue 03:39:21
keiko様
かよこちゃんとゆうかちゃん、オサちゃんのお見舞いに来てくれたのですね。
Tシャツの話、大好きです。オサちゃん早く良くなって、菜の花見に行けるといいですね。

ぽん様
ワタルくんとコムちゃん、大変ですね・・・下半身処理の仕合(笑)
でもこれでは・・・いつまでたってもエンドレス、のような気も・・・^^;
思い切ってヤっちゃった方が、お互いにスッキリとするのでは・・・(笑)

あお様
あともうちょっとなので、この続きを載せます。リカさんも残りあと4人・・・頑張って!!

0番様
お察しの通り(笑)続きの下書きもあるのですが・・・かよこちゃんの記憶が戻って、ほっとして気が抜けて、
ふと、これで終わらせてもいいかな~という怠け心が生じてしまったのも事実です(苦笑)
でもここで終わらせたら・・・まとぶんに本当に殺されそうなので・・・^^;
ところで0番様のワタかよの夢、「正夢」^^;にされる予定は?(笑)

836番様
だ、大丈夫ですか~~? 大変(笑)お疲れのところ、お呼びいただき、ありがとうございます。

華子様
コムちゃんを優しく介抱するワタルくん、ステキ! ほのぼのしていて、とてもいいムードですね^^

いちご様
トドさんとぶんちゃん、再会! 昔からぶんちゃんは「総受けの貴公子」だったのですね。
そしてかしげちゃんも、昔からあのキャラだったのですね・・・^^;

ショーコ様
>「とにかく、何か食う前に、あんたを食いたい」・・・爆死です!
でも・・・私も一言!「そこで終わっちゃうのぉぉぉ~~!」
まとぶんに風船(タコ・・・イエ^^;凧?)にされてるかよこちゃん、可愛い!!^^

ベン様
>ふんどししめて、バケツで牛乳飲んでるここのワタルとは別モンだわあれは
大爆笑です!!^^; 舞台上のトドコム、ワタコムのあんなことこんなこと・・・(鼻血)

オレンジ様
エーン、ノルさんまでが禁H!?(私もがーーーーーん)
でも動揺するぶんちゃんの全てをお見通しのノルさん、さすがですね(大人っ♪)

みどり様
ノーカット(!)の二人のH、最高です!! 切ない関係の時期もあったのですから、
思いっきり燃えて燃えて燃えまくって欲しいですね。
さらに激しく、ですか!? 期待大!!

ごんた様
リカさんの、かなりご自分に「都合のいい」(笑)ナルちっくな想像の数々
(でも手はタニくんのモノを・・・)^^;に大爆笑です!
オチも最高! >リカタニの平和な日々はまだまだ当分続きそうです。 よかった!!

Z様
つ、つ、ついに、禁断の「ネイサン×スカイ」ーーーーーっ!!!(壊)
しかも3回・・・(鼻血) リカさん・・・いえスカイ! 付けくらい、払ってあげて~(溶)

管理人様
花組千秋楽(チャーリー・・・)(涙)のご報告をありがとうございます。
いつも大変お世話になっております。
大変お忙しい中での管理業、本当にありがとうございます。



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Hotel No: 4373 [返信][削除]

投稿者:Z 02/04/09 Tue 02:01:04
シャワーの水を止めて、真新しいバスタオルに手を伸ばし、軽く全身に滑らせる。
バスローブに袖を通し、腰紐を結びながらバスルームのドアを開けると、葉巻の匂いが鼻をかすめた。


「・・・・けむい。」


俺の言葉にも、ソファの背から見える頭は、微動もしない。
わざと目の前を横切って、窓を開けに行く。
強い風が、煙たい部屋に新鮮な空気を送り込んでくれる。
外の空気をいっぱいに吸い込み、ニューヨークに来たんだと改めて実感する。

「いい天気だな」

声に振り向くと、いつの間にか隣に葉巻を咥えたネイサンが立っていた。


「部屋で吸うなって言ってるだろ。」
「まぁそーカリカリすんなって。」

咥えた葉巻を取って、俺の方に差し出す。

「いるか?」
「いらん。」
「 葉巻は体に悪いから吸わない だっけ?
 おまえってマジメなのかワルなのかよくわかんねーよなぁ。」

笑いながら、自分の口元に持っていこうとする葉巻を指から抜き取り、
窓枠で火をもみ消して、窓の外に投げ捨ててやった。
情けない声を出し、窓の外に身を乗り出して
葉巻の最期を見届けるネイサンを後に、部屋の奥へと戻る。


「で、何の用だ。」

髪の毛についている水滴を拭きながら、野暮な質問をする。

「用なんてねーよ。」

こいつが俺の部屋に来る目的は、たった一つ・・・


窓を閉め、ネイサンは俺に近付いて唇を寄せる。
黙って唇を貪られながら俺は、明日の競馬ではどの馬に賭けようか、
今日はどこのカジノへ行こうか、などと考えていた。


こんな関係が続いて、どれぐらいの年月が経つだろう。
はっきり言っておくが、俺にそのケは無い。
女の甘ったるい声、香水の匂い、柔らかい体、全部好きだ。
そんな俺が何故、髭面の男とキスしてるのか・・・・・俺にも解らない。
拒もうと思えば拒めるし、断ち切ろうと思えば断ち切れる。
だが、自分はそれをしようとはしない。
何故か?
そんな理由、今まで一度も考えた事は無い。
というより、理由を探る事などしようとも思わない。
もし考えた末出た結果が悲惨なものだったら、俺はやり切れない。
だから俺は、考えないし、考える必要も無いと思っている。


うまい具合にベッドに誘導され、シーツの海に倒れこむ。
ネイサンの熱い舌が、耳から首筋へと軌跡を描いていき、
バスローブの隙間から差し入れられた手の動きを感じながら、白い天井を見つめる。

鎖骨に一つ痕を残すと、ネイサンは体を起こして、自分の服を脱ぎにかかった。


「よく俺とこんなことした直後にアデレイドと顔あわせられるよな。」


シャツのボタンを外す手からちらっと目を上げると、
微笑を浮かべ、また視線を手元に戻す。


「男と女は別モンさ。」
「やってるコトは同じだろ。」
「アデレイドとは結婚できるが、スカイとはできない。」
「 なるほど・・・で、いつになったらアデレイドと結婚するんだ?」
「その話はやめてくれ・・・萎える。」
「(自分からしたんじゃねーか・・・)」


シャツを脱ぎ捨て、俺のバスローブの腰紐を解いて胸に顔を埋める。
俺は、ネイサンの髪の毛に指を通し緩々と掻き撫で、
これからおとずれる快感を思い、目をつぶった。








「やっべーーー!Hotboxに遅れるっ!!」
「3回もやるからだ・・・馬鹿 」

ベッドの上で動けずにいる俺をよそに、ネイサンは慌てて服を身につける。
バスルームに駆け込んで、きっちりと髪型と髭を整え、
じゃーな!と言って、スーツの上着を片手にドアへと走っていく。
あれだけの運動をした後のどこにそんな体力が残ってるのか、俺には不思議でしょうがない。


「あ、スカイ!」
「なんだ。」
「ここに来る前に下のレストランで飯食ったんだけど、
 その飯代、スカイ・マスターソン付けにしといたからよろしく。」
「・・・お前もー来んな・・・・」
「んじゃ、また明日な!」


扉が重く音をたてて閉まる。
ホテルの廊下を走るうるさい足音を聞きながら、俺はすぐに深い眠りについた。




*****

わっはっはーーーーもー笑うしかない(泣き笑い)
レスは明日・・・(眠)



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春の閃き No: 4372 [返信][削除]

投稿者:ごんた 02/04/09 Tue 01:36:28
KOさせられたタニは、特大ベッドの上で大の字になって爆睡している。
リカは、タニのちんまり大人しくなった股間を眺めながら、腹ばいで頬杖をつき、
足の裏をペチペチさせながら、さっきの続きを考え始めた。

こいつが一人前になって轟組を出て行く時、俺も一緒に行くかなぁ?
ふと、そんな考えが頭をよぎった。

ここでボスの跡目を継ぐといったら、統率力も人望も申し分ないワタルが適任だ。
(野獣っぷりは、勿論抑えてからの話だが。)
俺は駄目だ。人に指図して纏めるなんて面倒くさい。向いてない。
で、ワタルが頭になった時、あいつの単純な思考から生まれる作戦の綻びを、
この俺のクレバーな頭脳が鋭く指摘し、たちどころに的確な修正を加えてしまったら?←おいおい
いかんっ、ワタルの権威は丸潰れだ。やはり、俺は身を引かなければっ!

寝ているタニのモノを指でチョンチョン弾きながらリカは更に考える。

とはいえ、極道をやめるつもりも無い。何しろ気に入ってるんだ、この仕事が。
熱い男にも、クールでシリアスな男にも、バイオレンスな男にも成り切れる!

が、タニにくっついて大和組に転がり込む訳にはいかない。
第一、タニの下で働くなんて俺のプライド(エベレスト級の高さ)が許さない!

「うーん。」リカは指先でタニをこねくり回しながら唸った。

「あ、そうだ!」・・・何か思いついたらしい。
フリーで活動すればいいんじゃないか!?今流行ってるじゃないか、フリーのカメラマン、
フリーのアナウンサー、フリーのジャーナリスト。
そうだ、フリーの渡世人だ!FA宣言だっ!(?)
そうすれば、轟組も大和組も自由に往来できるじゃないか。

東でワタルが手傷を負って危機一髪なら、フワリと宙から舞い降り相手の顎に
飛び蹴り一発、辛くも救出するや「リカッ!やっぱり俺の側にいてくれ!」と
感謝に咽び懇願するワタルに「アバヨ!」とニヒルに笑って去って行く。
西でタニが車ごとマシンガンの餌食にされそうになれば、電光石火ドアを開け
タニを抱えて車外に転がり出る。蜂の巣になった車は炎上して車列に突っ込む。
「リカさん、ありがとう!うっうっ、もう何処にも行かないでっ!」と
泣きじゃくるタニの頭を撫で、「俺はいつだってお前の側にいるんだぜ。」と
ビロードの声で囁く。

・・・うっとり♪
リカは自分の素晴らしい閃きに、感動するやらちょっと照れくさいやらで(アホ)
タニの腹から足から撫で回し、顔をバホバホ埋めながら付け加えた。
「名刺の肩書きは、『フリーランス・トラブルシューター 紫吹 淳一』
どうだ、エリートな一匹狼の香りがするじゃねえか!」・・・そうか?

と、その時。
リカはいきなりあお向けにひっくり返された。
「リカさーん、もう俺っ、我慢出来ないっ!!」
さっきから、弄くり回していたタニが目を覚ましてリカにのしかかってきた。
「わーっ、やめろっ!タニーーー!!」

リカタニの平和な日々はまだまだ当分続きそうです。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

前回の続きを書いてみましたが、やはりおちゃらけちゃいました。(笑)
拙文ながら、お読みいただきましてありがとうございます。
長編を書かれる皆様を改めて尊敬申し上げます。
レスを下さいました皆様、どうもありがとうございました。
とても嬉しかったです。
未熟者ゆえお一人お一人へのレスは差し控えさせていただいておりますが、
いつも皆様の作品は楽しませていただきております。
ライターの皆様の、ますますのご活躍をお祈りしております。
では、またの機会に~♪



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原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?) 8 No: 4371 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/09 Tue 00:52:00

<・・・・・以下、トドの回想・・・・・>

(クソッ、興ざめだ!
そんな目でいつまでも俺を睨むのはやめろ!)

トドは行為の最中にどうしても自分の思い通りに
ならないぶんについカッとなった。

「お前・・・反抗もご愛嬌だが、もうそろそろ
自分の立場をわきまえた方が身のためだぜ」

トドはドスの利いた声でそう言うとぶんの細い首に手をかけた。

「えっ、どうなんだよ!」

勿論、最初はただの脅しのつもりだった。

「ふんっ、勝手にすればいいだろ」
しかし返って来たのはいつもの人を小馬鹿にしたような態度だった。

「なに?」
「ノルさんに会えないならもう生きてたって意味はないさ。
死んで魂になってノルさんに会いに行けるならそれでもいいや」

(いつまでたってもノル、ノルか・・・!
畜生、もういい加減にしろ!!!)

意地っ張りで絶対自分の思い通りにはならないぶんのふてぶてしい態度に、
トドはつい我を忘れ両手に渾身の力をこめる。

暫くして、ぶんがぐったりとして動かなくなったことに
気づくとトドは急に青ざめた。

「ぶんっ、ぶん!」
我に返ったトドは激しい勢いでぶんの身体をゆするが
ぶんはピクリともしない。

「本当に殺る気はなかった。生き返ってくれ、頼む!
お前のためなら何でもしてやる。お前を愛してるんだ!
ぶん・・・!」

トドはぶんを両の腕に抱きしめ半狂乱になってしばらくすると
腕の中から蚊の泣くような声が聞こえた。

「・・・ま・だ・死んでな・・い・」
「ぶんっ!?」
トドは両の目を見開いた。

ぶんはつらそうに喉元を触って暫く喘いだ後、
苦しそうに言葉を続ける。

「一人・・で、盛り上がってる・・あんた・の
ご期待に・・添え・・なくて・・・悪いけどさ・・・」
言い方は弱々しいながらも人を小馬鹿にしたような態度はまるで変わらない。

「ぶん!」

「まさか、あんたからこんな乱暴なやり方で
愛を告白されるとは思わなかったな」
ぶんはトドに向かって悪戯っぽくウィンクした。

「でも、こんなやり方でしか告白できないなんて
やっぱりあんたってどっかおかしいんじゃないの?」

「こんの野郎!」
一度は死にかけたくせに大したタマだぜ!
トドは自分の本心を知られてカ~ッとなった。

「待って!
ぶたないで・・・」
ぶんは苦しそうに咳き込みながらも言葉を続ける。

「あんた・・・、今、僕の頼みなら
何でも聞いてくれるって言ったよね」

相変わらずふてぶてしそうな態度だが、
死にかけたせいかトドを見上げる瞳から鋭い眼光は消えている。

「あ、ああ・・・」
ダメだ。完全にこいつのペースだ。

「じゃあキスして!」
「・・・!」

僕、さっきあんたから初めてぶんって呼ばれたよ。
今までは名前のない人形だったのにさ。

いつもは厭々ながら俺に抱かれるだけだったこいつが
自分からキスをねだるなんてことは今日までなかった。

そしてトドはその日、キス一つだけで堕とされた。

-------------------------------------------------


翌日の晩、ぶんのことが無性に気になり
トドはいつもより早くぶんの部屋を訪れた。

ふっ、俺らしくもない。
どうしたというんだ、一体。

ぶんの白く細い首にくっきりと残る赤い痣が気になり、
トドはぶんの首筋にそっと手を触れた。

「ぶん・・・、
昨夜はすまなかった。痛むか?」
トドは心配そうにぶんの顔を覗き込む。

ぶんはそんなトドの態度に心底驚いたように訝しげな表情をするが
瞳からいつもの鋭い眼光は消えている。

「・・・トドさんに
こんなに優しい言い方されるの初めてだ」

「トドさん・・・か、ハハハ!」
「僕、今何か変なこと言った?」
「あんた、テメェ、下衆野郎、どスケベ、変態、エロ親父etc.,から
俺も随分昇格したもんだな」

「トドさんも昨日から僕のことぶんって
呼んでくれるようになったから。
僕をただの名無しの人形から
生き物に昇格してくれたお礼だよ・・・」

トドはぶんのセリフに胸が痛んだ。
今まで俺はどれだけこいつを傷つけていたんだろう。

トドは暫く躊躇った後、ぶんの頬を両手で包み急に真顔になった。
「・・・?」
「ぶん・・・。昇格ついでに言わせてくれ。
俺はどうやらお前に惚れたらしい」

トドの顔を暫く見つめていたぶんが、突然
目を潤ませると今度はトドが心底驚く番だ。

ぶんは最初の晩に不覚の涙を流して以来、
何かを決意したかのように
トドの前で決して泣くことはなくなった。
それが囚われの身となった彼にできる精一杯の反抗だったのだろう。

俺はそんな態度が憎ったらしくて、
この鼻っ柱が強くて生意気なガキを思いっきり泣かせてやろうと思った。

どんなに苛め抜いても苛め抜いても
こいつはあれ以来、涙一筋こぼさなかったのに・・・。

敵の組に捕らわれて一人ぼっちだったぶんは、
本当はずっと寂しく心細かったに違いない。

トドの驚きの表情にハッと我に返ったぶんは気恥ずかしそうに顔をそむけた。

「ふん、何ジロジロ人の顔、見てんだよっ。
見せモンじゃねーぞ!」
ぶんはトドにつっかかると涙を見られたのが『一生の不覚』とでも言うように
悔しそうに唇をきつく噛み締めた。

トドはそんなぶんの顎を無理やりぐいと掴むと自分の方に向けさせる。

「何だよぉ、エッラそ~に!!!」
ぶんはトドに張り手をしようとするが、トドに手首を掴まれ阻まれた。

ふっ、可愛い奴じゃないか。
こいつは照れ隠しから俺に挑戦的な態度をとってるだけなんだ。

トドはぶんの正体を目の当たりにし急に愛しさがこみあげるのを感じた。

*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >



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原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?) 7 No: 4370 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/09 Tue 00:49:39

ぶんは自分の中にトドを感じると
ようやく安心したように瞼を閉じた。

こいつのこういう表情を見る日が来るなんて・・・
トドはぶんが轟邸に来たばかりの時代を思い起こす。


---------------------------------------

轟組とは敵対関係にあった稔組で優秀な戦闘員として養成されたぶんは、
敵方のボスである自分の腕の中では常に警戒し決して瞼を閉じることはなかった。

いつ寝首をかかれるかわからないやるかやられるかの任侠の世界で
敵同士ならそれも至極当然のことだ。

ぶんは俺に貫かれても目をカッと見開き、いつも憎々しげに俺を睨みつけていた。
きつく噛み締められた唇と鋭い眼光は全てを物語っていた。

(僕は絶対あんたのおもちゃにはならない。
さっさと汚い手を離せよ、この下衆野郎)

そんな態度に腹を立てて、俺はいつも力まかせに暴行を加えた。
だが、こいつは俺のいいなりになるどころか、逆に俺の心を捕えていった。

---------------------------------------

「トドさん、どうしたの?」
トドの動きが止まったことに気づいたぶんが
不思議そうに目を開きトドの顔を見上げる。

「ぶん・・・愛している」

いきなり何だろ?
そんなセリフ、真顔で言うなんて。でも嬉し♪

「僕もトドさんを愛してるよ」

さも愛しそうに自分を見上げ、微笑みながら首に両腕を廻してくるぶんが
可愛くてたまらない。

トドが再び腰を動かし始めると
ぶんの肩にある銃弾の傷跡が紅く色づいてくる。      <-♪HT♪様、設定拝借します

(俺のために命を賭けた証・・・)

「ぶん。綺麗だ・・・、どこもかしこも。
たまらないよ」
以前は照れくさくて言えなかった言葉が今なら素直に口に出せる。

「トドさんも素敵・・・、
たまらない」
ぶんはトドの頬を両手で覆うと潤んだ目でうっとりとトドを見つめる。

「一緒に・・・イ・・ッ・て」
「ああ・・・」

ぶんは再び幸せそうに瞼を閉じると上体を反らしながら小刻みに震える。
そして、それを合図にトドもぶんの中で果てていく。

強く抱きしめ合い、果てた後の早鐘のような心臓の音を
互いに感じ合う至福のひととき・・・。

うっすらと汗ばんだトドの額を拭いてやりながら、ぶんが笑った。
トドはそんなぶんの顔を再びまじまじと見つめ囁いた。

「 綺麗だ。
アノ時のお前も今のお前も」

俺を欲しがって泣いている時の表情も
今の幸せそうな満ち足りた表情も

「ふふふ・・・」
「何故、笑う?」

「トドさんが、そういうことを
言ってくれるようになったなんて」
ぶんは白く細い指で優しくトドの乱れ髪を直す。

「そうか?いつも思ってはいたんだが」
「最初の頃からは想像もつかないよ」
「さっきも気になったんだが、
俺は、以前はそんなに酷かったか?」

当時のことを思い出しトドの顔が曇る。
「まあ・・・、そうだよな。
聞くまでもないか」

俺はいつもお前を無理やり抱いて
辱めるだけ辱めるとさっさと部屋から出て行った。
行為の跡に優しい言葉一つかけるでもなかった。

ぶんはトドの心中を察したかのように言葉を続ける。
「ああいう時代があったから今が幸せなんだよ、きっと。
それに僕もトドさんを怒らせることばかりしてたしね」
トドは過ぎ去ったことをあまりぐちぐち言わないぶんの性格が好きである。

「でも、この組に来た頃はちょっと不思議だった。
この人、何でこんなに恐い顔していつも偉そうにしてるんだろうって」
ぶんはおかしくて、くすくす笑った。

「お前だってニコリともせずに人を小馬鹿にした目つきで
俺のやること一つ一つに律儀に反抗しやがって」

ぶんは悪戯っぽい目でトドを見つめると
指先でトドの鼻をつついた。

「どうしてお互いあんなにムキになってたんだろうね」
心の中では魅かれてたのに、それを認めるのが癪だったのかな」

「ああ・・・。
お互いに惚れたとはなかなか言い出せなくて、大変だったよな」

トドの言葉に触発され、ぶんの目から再び涙が溢れる。
「何だ、当時のこと思い出して悲しくなったのか」
「ううん・・・。
でも、今、二人がこんなに幸せになれて本当によかったなと思って」

*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >



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やっと長レスが書けるようになりましたレス~ No: 4369 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/09 Tue 00:41:17

昨日で『殉情』が終わってしまったよ~。エーン、エーン(号泣)!公演中はさすがにあまりHも
書く気になれずにいた(どこが?って突っ込み入れないで^^;;)のですが、まあ終わって
しまったのでこの悲しみを乗り越えるためにもひたすら書きます、私!
『風共』&『ガイズ』公演中のご贔屓を持つ作家の皆様方、本当にお疲れ様です。
公演中に執筆続けるのって本当に体力要りますよね!お身体にはくれぐれもお気をつけて下さい。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

>>keiko様
>メチャメチャ濃いですね~。
えっ、そ、そう?ただフツーにHしてるだけだよ。( by ぶん)

>>白星様
>う~わ~濃いですねー激しいですねー!
いつもの二人のHをノーカットでただ淡々と描写してUPしているだけなので
こちらサイドには特に濃くて激しいという自覚はなかったりして・・・(笑)。

>>0番様
>「激しいよ、ぶんちゃん!」と焦る私がですね・・・。
いいの、いいの。別にトド&ぶんは激しかろうが、濃かろうが、羞恥心がなかろうが、やり
続けだろうが、この板ではそういうキャラなんだから(開き直り)。でも今回のこの二人の
行為は皆さんがおっしゃるほど特に激しくもないですよ、書いてる私が言うのも
なんだけど・・・(そのうちもっと激しくなる予定)。

>>華子様
>もう、何話でもお願い致します。
ハイ。ご贔屓の公演も終わって悲しいので、もうヤケクソで何話でもいっちゃいます。
これからもっと濃くなりますがどうぞ宜しくおつきあい下さいませ。

>>オレンジ様
>一部で噂されたぶん(作家)H汚名を晴らすため?
ごめんなさい!!!これって私が不用意に書いたレスのせい?あははは。<-開き直り
では、ぶん(作家)H汚名を晴らすためにこう言いまひょか?
「ぶんちゃんもぶん作家達も特別Hじゃないけど、私が個人的にHなだけです。
皆様どうぞ誤解のなきよう・・・」 <-最初からそう言えよ (by ぶん)

>>いちご様
「トドブンは任せた!後のことは頼む!!」発言や「目指せ禁H」発言・・・勿論、冗談だと
思ってますけど、ご贔屓の「花火」発言と同じくらい心臓に悪いわ~。
ところで、トド&ノルの高校生H+ぶんちゃんとの絡み、最高です。いつかノル&ぶんの初めての
夜っていうのも書いて欲しい~。勿論ぶんちゃんの初めての人はノルさんっていう設定で・・・。

>>雪だるま様
超亀レスごめんなさい。ぶんファンとしては和央組拉致事件と同じくらい封印して忘れて
しまいたい過去をわざわざ深~く掘り返して下さって有難う。<-一応これ誉め言葉のつもり^^;;。
いずるんの『絶品だからな』発言は私もかなり気になっていたのです。そういうことだったのね~、納得したわ。

>>♪HT♪様
NY編のパラレル書いて下さって有難う。愛してるわ、チュッ♪ 実を言うと私、
あの作品は『ぶん攻め』と『地獄の王の怒り』以降は息切れしてしまったので、
♪HT♪様のお話の方を本流にして下さってかまいませんのよ。NYでノルさんにって
いうのは私も考えました。やっぱり私らのキャラには三角関係(含:トド&ノル)は必須よね、
さすが会員番号1番様!ぶん茶も公演も終わったしお互いどんどん書きましょうね~。

>>♪ノルXぶん親衛隊♪ K様
『偽パラレルぱられる』に壊れました。だんだんこれがこの板の本流になりつつあるのね。
(そうなのか?ここでは・・)が個人的ツボでした。

>>くーろ様
お宅のトド様には「夢だけ」とか言っていじけてないで、頑張って欲しい。でも繊細で芸術家
っぽいトド様も素敵ね。うちのサド親父からは想像もつかないわ(^^;;)。

>>ごんた様
全然拙い文なんかじゃないですよ~。これからのご活躍もとても楽しみにしております(^^)。

>>R20様
>まだ初日からこっち一週間しか経っていないことに、愕然。
いいなぁ~、うちなんかもう終わっちゃったよ、グスン・・・、ヒック・・・ウエ~~~ン(大泣き)。
でも、ま、いっか。その分こっちの執筆が進むから <-開き直り

>>ぽん様
うーむ、ここでもかしちゃん悪役キャラか・・・(笑)。みんなかしちゃん大好きなのに
敢えて悪役に書くところがこの板の醍醐味ね(かく言う私も^^;;)。

>>鹿目乃様
おかまキリヤンの真っ赤なエナメルでコーティングした爪の先に興奮した私はやっぱり変態?

>>あお様
>もしかして、次はぶんちゃんが・・・以下略
ひょっとしてご期待して下さってます?有難う。もちろん最後はそれで締めたいとは
思っておりますの。もっとも最後までぶんちゃんに体力が残っていればの話ですが・・・。

>>パナマ様
轟組企画会議、毎回楽しくて爆笑しながら読んでます。会話調の文体がアップテンポで
読んでて表現の勉強になりますわ~。

>>ショーコ様
堕天使物語も大好きです。 ところで『風共』通ってますか~?

>>836番様
>「野生のエルザのとこでしょ?」
>「湖畔でうなぎ食べる、とか?」
>「きゅーばん‥‥‥(タコ‥‥?)」
会社の昼休みに読んでて思わず爆笑!淳子降臨にもやられたわ。ふぅふぅ・・・お腹痛い・・・。
>10話と言わず12話お願い
では十二夜にひっかけられるよう頑張ります。でもそんなにHばっかり書けるかな(<-今更
シラジラしいこと言うな、自分!)

>>z様
音ちゃん出して下さって有難う。さえちゃんも好きだけど音ちゃんも素朴で可愛い魅力が
あって好きです、私。



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薔薇の迷路 ―― 土曜日・6 ―― No: 4368 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/09 Tue 00:16:07

とりあえずUPさせていただきます。
また改めて来ますので。
オレンジにレス下さった皆様ありがとうございますー!!
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「ぶん・・・」

ノルの長い指が、すぐ眼の前に来たぶんの顔を包みこんだ。
ぶんの瞳に、さっきまでいた妖艶な悪魔はいなくなり、
かわりに宝石のしずくのような涙がこぼれそうになっていた。

「また泣くのか?泣き虫だな、相変わらず」
「ほうっておいてよ」
少し拗ねて横を向こうとしたぶんの小さな顎を、
ノルの指がそっととらえた。

ふいに、ぶんは、昨晩トドに強く掴まれた顎の痛みを思い出す。
鏡もろくに見ないで出てきてしまった。

ノルが何も言わないところをみれば、
それほどひどくはないのかもしれないが、
よく見ればおそらく痣になっているはずだ。

ぶんは、さりげなくノルの指から逃れ、
ゆっくりと自分の身体を下にずらしながら、
ノルの下半身を片手でさぐった。

「ノルさん、口で・・・してあげる」
「ぶん・・・」

ぶんはノルのズボンを脱がせ、そこに顔をうずめた。
「ノルさん・・・」

「!・・・あっ、ぶん・・・」
ノルの声が少しづつ、甘く切ない音色に変わりはじめる。

ほどなくノルは、連続して沸き起こる信じがたいほどの快感に襲われた。

ぶんの髪の毛をかき回すノルの指に力が入り、
ノルの身体が何度も大きくのけぞった。

「ぶん・・・っ。上手すぎる、ぞ・・・」

必死で耐えようと身体を張り、目頭を片手で抑えた。
ぶんは、自分は声を出せず、
ノルの声に答える代わりに大きく喉をしならせた。

「・・・っ!もう・・・!!ぶ、ん・・・」

ぶんは、ノルの身体の震えが収まるまで、ずっとノルを放さなかった。
ノルの荒かった息遣いが元に戻ってくると、ぶんはようやくノルを解放した。

ぶんはまたノルの身体の上に這いのぼってきた。

「へっへーん。ごちそうさま」
「お前・・・、この前、会った時より上手くなってないか?」
ノルは、舌なめずりしたぶんの濡れた唇を指でなぞった。

「そう?まあ、僕もいろいろあるからねー」
「“いろいろ”ってなんだ?“いろいろ”って、おい」
「ちょっとっ、ノルさん!くすぐるの反則!!」

しばらくドタバタと二人はふざけあい、床の上を転がっていたが、
やがてまた、ぶんがノルの肩口に額をくっつけ、身体をすり寄せてきた。

「ね・・・」
ぶんの艶っぽい声が甘えるようにノルの耳元をくすぐる。

「ノルさんはちょっとすっきりしたかもしれないけどさ、
 僕の方はどうなるの?」
「知るか。ダメだって言ったのに勝手に始めたのはお前だろ」

「ちょっとー、本気?マジ!?」
「その気になっちまったか?」
「ならないと思う?この状況で」
ぶんは、ノルの手を取って、自らの下半身に導いた。

「ぶん、お前・・・。・・・好きだな」
「・・・あのねっ!」

ノルは一瞬ぶんに触れたが、可笑しそうに笑って、
すぐにまた手をひっこめてしまった。

ぶんは潤んだ瞳でノルを必死に見つめながら、
色々と誘いを掛けてみるが、
ノルはどうやら本当にそれ以上のことをする気がないらしい。

(げっ。マジで出来ないの!?どうするんだ、僕!?
 そりゃ、無理して、ノルさんが倒れたりしたら最悪だけど・・・。だけどだけど。
 この、いつでもどこでも準備オッケ~状態になってる僕の身体は
 いったいどうすればいいワケ!?)

熱くなった身体を持て余し、額に汗をかいて
赤くなったり青くなったりしているぶんの考えていることなど
ノルには全部お見通しだ。

(バカなヤツだな。だから最初から言ってるのに)



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堕天使達・8 No: 4367 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/09 Tue 00:06:27
「な、なんだよ。そこで終わるのかよ。」
ワタルが残念そうに言う。

「かよこぉ。これって、いつもの手じゃないの?」
コムが腑に落ちないというように、かよこに問い掛ける。

「まぁ、そのはずだったんですけど。
媚薬、盛るの忘れちゃったし、身をかわし損ねちゃったし。」

「ええー、それじゃあ...最後までいっちゃた...の?」
「で、堕天使だってばれちゃって、こうして、捕まってるんです。」
かよこが嬉しそうに言う。

「お前らしくもない...」
「いいんです。俺、俺のだ、なあんて言われたの初めてだし。なんかすごく好きだし。」
フワフワと気分がよさそうに飛びながら、微笑む。

「それもそうか...」
「そう。いつもなら、私はあなたの物ですーーとか、あなたの望むままにーーとかって
言うだけだから。人間なんてくだらない、って思ってましたけど。」
「じゃあ、そいつ、あの言葉は、言わなかったんだね?」

「言う分けないじゃないですか。」
「あの言葉って?」
ワタルが気軽に聞き返す。

「あなたのためなら私の命を...あっ!」
コムが慌てて口を押さえる。

「ふふん。なるほど。それがキーワードか。」
「お前ーー!」
「まあ、そう怒るな。ほんとにお前は迂闊すぎる。」
殴り掛かろうとするコムの腕をつかんで、ワタルが可笑しそうに笑う。

「ところで、その光輪はどうしたんです?」
かよこが首をかしげる。
「こいつ、何にもやらねぇうちから、俺に捕まったの。」
ワタルが笑いながら言う。

「そうですか。それは良かった。」
「なんで?どこが?良いわけないだろう。」

コムが真剣に怒る。
怒ると可愛さが増す。ワタルはそのために色々言っているようなものなのだ。

「だって、コム、すごくきれいで、幸せそうにみえるもの。」
「かよこー。お前あいつとどこにでも勝手に行け!!」

全身から怒りをにじませて、コムがかよこをにらむ。

かよこは涼しげな視線をワタルとコムにむけると、
「はーーーい。行ってきまーす。」
空中高く飛び立って行った。

ゆうの持っている紐がスルスルと伸びて行く。

「風船というより、凧か。」
ワタルが空を見上げる。

「おい、ゆう!上手くやったな。」
ワタルがニヤリと笑ってウィンクをする。

ゆうが無愛想にワタルの方を見る。

「気をつけて行けよ。」
「お前もな。」
片手をあげて、ワタルに挨拶すると、ゆうは悠然と立ち去っていった。

「どこに、行くんだろう」
コムが寂しそうにつぶやく。

「敵討ちさ。」
「敵討ち!!?」
「ああ。おやじさんとおふくろさんのな。」
「なんで知ってるのさ。友達じゃないんだろう?」
「俺が、聞き上手なのは、分かってるだろう?」

「ああ...」
コムがいやなことを思い出した、というように頷く。

「さあ、それじゃあ、俺達もそろそろ。」
「な、何するのさ。」
「何にもしないよ。期待するな。飯が食いたいだけだ。」

そう言えば、自分のうちの前にいるのに、まだ一歩も中にはいってなかった。

コムが無愛想に言う。
「どうぞ。」

今度は何も飛び出して来ず、二人は無事に家の中に入っていった。
コムがある事を思い付いたのをワタルはまだ知らない。

*************************************

べん様。お帰りなさーーーーい。今日、ご一緒してたかもしれませんね(^^)
ベン様が、風共に感激してくださって、うれしい。



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堕天使達・7 No: 4366 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/09 Tue 00:01:22
キスしているワタルとコムの目の前を、優雅にフワフワと通り過ぎて行く物。
その後を、嬉しそうに、ゆっくりと付いて行く男がいる。
少し離れて付いて行くその男の手は、何やら紐のような物を持っている。

「風船みたいだな。」
ワタルが、コムからやっと唇を離してつぶやく。
「か、かよこ!どこ行くの?」
コムが声をかける。

優雅にフワフワしていたのは、かよこで、そのかよこも、結構嬉しそうだ。

「さあー?分かりません。」
「わからないって....」
「この人が、行くところへです。」
かよこが、後ろを振り返って、微笑みかける。

「この人って...さっきの、ゆう...」
「はい。俺、捕まっちゃいましたから。」
「捕まったって...そんな紐ぐらい、お前すぐ解けるだろう?」

「シーーーッ」
かよこが慌てて、唇に指を当てる。
「ゆうが、俺を捕まえたと思ってるんですから、そういう事に。」

「だって、お前、成績会議はどうするんだよ。」
「あっ、あれはもういいです。」
「もういいって...なんでまた、こんな...」
あきれて、コムがつぶやく。

「まあ、こんなような事です。」
かよこが、パチンと指を鳴らした。
目の前に、もやが立ち込め、スクリーンのように広がる。
かよこの部屋が映し出された。

それは、数刻前の様子らしい。

ゆうが、かよこに背中を押されるように、入ってくる。
かよこが、白い指の先を暖炉に向けると、炎が立ち上がり、暖炉にかけてあった、鍋から
良い匂いが立ち込めはじめる。

「お腹、空いているでしょう?」
かよこが首をかしげて、柔らかく問い掛ける。

「ああ。」
ゆうが頷いて、かよこを見つめる。

かよこがなんとなく後ずさりをする。
ゆうの手が伸びて、かよこの肩をひき寄せた。

「あ、あの、俺...」
「あんた、俺のだ。」
「えっ?」
「さっき、会った時に分かった。あっ、俺のだって。」
「あっ、えっと、俺は...」

「ただ者じゃないのは、分かってる。だけど、あんたが何者だって、いいんだ。
俺のだから。」
「ええっと、少し、むちゃくちゃだな。」

「とにかく、何か食う前に、あんたを食いたい。」
「狼ですか?お前。」
「あんた、赤ずきんちゃんにしては、きれいすぎる。」

ゆうの唇が、かよこの唇に触れ、そして....

そこで、暗転となった。



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たった今無事生還レス No: 4365 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/09 Tue 00:00:42
アトランタ~アトラーンタ~~ランランララララ~♪

崩壊しきったリカタニ派の私ですが、今日ばかりは
ワタルウウ~~、コム~~~!!!と叫ばせてください。

コムスカよかったよおお。ワタル凄く痩せててビックリ。髪金があんなに
似合うなんて。ふんどししめて、バケツで牛乳飲んでるここのワタルとは
別モンだわあれは。あたりまえだけど。

トドさんとコムが・・・ワタルとコムが・・・・あんなことこんなこと・・・
それが現実に繰り広げられる日がこようとは。あああ。

と壊れまくりです。

そして檀ちゃん、あなたはやはり美しい!!!



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回復の兆し?レス(^^; No: 4364 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/08 Mon 23:54:24
今日も、日比谷界隈に出没してました(笑)今日はきっと、どなた様かとは空気を共有できたかと。
少し慣れて、呼吸停止状態は脱出しましたので。
誰も泣いてないところで、泣いてる人がいたら♪それは私~、それは私~♪

*いちご様。電車の中で、ぶんちゃんを庇うトドさんステキ!!(^^)ぶんちゃん、襲われやすい体質だったんですね(しみじみ)
そして、かしげちゃん登場。ふ~~(溜め息)

*オレンジ様。シャツ一枚でウロウロするぶんちゃんに平然としているノルさん。
やっぱり、いい男は、こうじゃなくっちゃ(笑) ノルさんステキ。

*みどり様。あー、続いてますねぇ(感心)一緒に熱くならせていただきましたわ。

*0番様。 >犯り殺しのショーコ様。←とうとうこんなお名前まで頂いて(感涙)
名誉な事なんでしょうね?きっと(笑) ところで、ひと様宛のレスに乱入して申し訳ないのですが
>あのクローバーは現在休職中の庭師・汝鳥さんが好意でワタルくんの
服に入れといてくれたものなので、100%ワタルくんの夢でございます(^^ゞ)
これって?信じませんわよ私。よろしくって(←いきなり、パライソ風)

*白星様。ワタル君、反省したようで。三日といわず、ずうっと反省させといてください(笑)

*keiko様。アサコちゃんのシャツ...オサちゃん、可愛いわぁ(^^)
えーっと、こちらの賭けの結果ですが..多分..ワタルの...

*ぽん様。続きを気にして下さってありがとう。
>コムちゃんがわたる君を呼ぶときの名前は、「ドスケベ」なのでしょうか?
そう言えば、それ以外で呼んでなかった(笑)それも面白いかしら?
そちらのワタコムは平和そうで何よりでございます。

*あお様。届いたのねー。良かった(^^)それにしても、りか様はタフだわ(驚)
ボールと転がってる小さいタニちゃん。思い浮かべて思わずにっこり。

*836番様。眠いところを、お出まし頂きまして。またお名前呼ばれて
うれしくて、頬を染めております。(偶には純情な私^^)

*管理人様。そうですか、チャーリー、そんなに泣いちゃったんですか(泣)
それにしても、管理人様、お疲れ様です。お体に気をつけて。

*華子様。そうでしたねぇ。ワタル君が歩けないコムちゃんのお世話していたんでした。
遥か昔のような気がしますけど(^^)
あっ、私、上でも下でも、よろしくってよ。0番様のお言葉ですと
『犯り殺しのショーコ』(冷や汗)だそうですので(笑)



--------------------------------------------------------------------------------
ほほえみの天使 4 No: 4363 [返信][削除]

投稿者:華子 02/04/08 Mon 23:30:20
ブンちゃんにすっかりやられていますので、頭の中が、ぐちゃグちゃです。前のレスで抜けている方がいらしたらごめんなさい!

>みどり様 もう~~濃いですわ。??恋ですわ??ブンちゃんにわたくしも、すっかり、染まりました。そして、みどり様ので、ノックアウトです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コムは、ワタルに抱きかかえられ部屋に帰る途中、すでにウトウトとしている。
薬が、良く効いてきたのだろう。軽い寝息も聞こえてくる。

“まったく、お前もドジなところあるよなぁ。
 まっ、そんなコムも可愛いけど、、あんまり心配させるな。“
ワタルは、眠るコムにそっと話し掛け、優しく頬に口付けた。

「うん?、、」
眠そうな目をワタルに向けるコム。
「ああ、なんでもない。寝ていて良いぞ。もう直ぐ、部屋に着く。」
「ありがとう、、、」
コムは、そのまま、また眠りに付いた。

ワタルは、部屋に付くと、コムをベットに運ぶ。
痛みに耐えて青ざめた顔色から、ほんのりと頬に赤みが射してきた。
少し紅をさした様な可愛い唇。
穏やかな表情で眠るコムの姿。
ふわっと、笑みを浮かべた美しい寝顔。

“そのほほえみが、いつまでも続く様に、、、。
そして、そのほほえみが、俺だけのものであるように、、、。
ほほえみの天使。俺のもの。“

ワタルは、抱きしめたくなるのを抑えるのが、やっとだった。
コムの左手を握り締め、唇を押し当てる。

そして、ワタルはベットに寄りかかり、ふっと思い出していた。
“昔も似たような事が、あったよな、、、。
 あの頃、、、、、遠い昔のようだ、、、“
  
「お前が目覚めた時、寂しくないように、傍にいてやる。
 だから、安心して眠れ、、、。」
優しく耳元で囁いた。

コムへの思いの深さを感じながら、ワタルも眠りに導かれて行った。



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高校時代  春風の如く 3 No: 4362 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/08 Mon 23:21:25
↓下のは「春風の如く 2」です。 ぼけてるわ~

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「知り合いなのか?」
ブンがブルブルと首を振る。
「知り合いじゃないけど知ってるよ。僕同じ中等部の2年だから。
 3年のブンさんっていったら、ちょっと有名だよね。」
かしげが意味深に微笑む。

「(ムカッ)有名ってなんだよ。」
「総受けなんでしょ?」

それを聞いてトドがむせ返った。

「なにそれ?」
意味の解らないブンが眉を顰める。
「自分が一番わかってるんじゃないの?
 男が抱きたい男 NO.1 らしいよ。知ってた?」
かしげが可笑しそうにクスクス笑い、ブンの顔がカーッと赤くなった。

「かしげ、よさないか。」
咳の止まったトドが諭す。

「ねえ、義兄さん、この人義兄さんのなに?」
かしげがトドに甘えるように擦り寄って腕に掴まった。
ブンを見てふふんと笑う。
「なにって、友達だ。な、なあ?」
トドがまた目配せするのでブンが仕方なく頷いた。

「ふうん・・・。まあ、いいよ。じゃあね義兄さん、明日はきっと来てよ。」
「ああ。」

かしげがすれ違い様にブンに耳打ちした。
「(義兄さん たらし込むのやめてよね。)」
「なっ!!」

美しい瞳でブンを一瞥して、かしげは側に停まっていた黒塗りの車に
乗り込んで去って行った。

ブンが面白く無さそうに口を尖らせる。
「なんだよ、あいつ。弟なの?」
「従兄弟だ。義兄さんて呼ぶなって言ってんだけどな。
 あんまり行きたくねえから合わせてくれて助かったよ。
 悪かったな。嫌な思いさせちまったか?」
「別に・・・いいけど・・・」
なんであんなこと言われなきゃないんだよ。


「どうもありがとう。」
ブンは無言で頷いたトドにペコッと頭を下げ、駅に入り改札を抜けた。

ホームで電車を待っていると誰かが横に立ち、ふと見るとトドだった。
ブンが怪訝な顔をしてトドを見る。

「あの・・・もう大丈夫だから。」
「俺もこっちなんだよ。」

ブンの顔も見ず、トドがしゃあしゃあと言う。

電車に乗り込んでも、トドはブンの側に立った。
車内は混み合い、駅を通過する毎に窮屈になってくる。
開閉するドアとは反対側のドアまで押され、背中を付けたブンの前に
トドの胸があった。
顔を上げると、トドの整った顔が目前にある。
開襟シャツから伸びた首と喉仏、顎の線にドキリとし、甘酸っぱい気持ち
なる自分に戸惑う。

なんだろう、この気持ち・・・やだ、ドキドキする。

トドの方も、ブンの髪から漂う甘い香りに眩暈を覚えていた。
まだ背も低く、華奢ブンは抱き締めたら自分の腕の中にすっぽりと
入ってしまうだろう。
ノルの言葉が思い出される。  

『綺麗なまま置いておきたい』

守って、やりてーよな・・・

かなりな混みようだというのに、ブンは自分の周りに空間があることに
気が付いた。
トドがドアに腕を突っ張って、ブンが潰されないようにしている。
歪めた眉の横を、汗が一筋流れた。

轟さん・・・そんなことされたら、余計にドキドキするよ。
僕、女の子になったみたいだ。

乗客が増えトドの腕も限界になり、体がブンに密着した。
「わりぃ・・・」
「・・・ううん。」
お互いの心音が聞こえるのではないかと思った。



「あ・・・やっ・・」
ブンが小さく声を漏らし、赤くなって俯いた。
動かない体を捩ろうとしている。
「どうした?」
俯いたままトドの胸に頭をつけて、ブンが消え入りそうな声で言う。
「誰かが、僕のお尻・・・」
「なにぃ?!」

トドが隣りのセールスマン風の男に目を付ける。
この禿げおやじか!
俺だってまだ触ってねーのに何しやがる!!!!

強い力でグッと男の手を掴み、鋭い眼光で睨み付けた。
「なにやってんだ?エロおやじ。」

トドの通りのいい声に、周りの視線がその男にそそがれる。

「あ、・・」
「次ぎで下りて駅員に引き渡すか?」
「・・・それは・・どうか・・・」

電車が止まり、トドが手を離すと男はもの凄い勢いで人を掻き分け
飛び出して行った。

ブンを見ると、目が合い恥ずかしそうに俯いた。

「ありがと・・・。また助けてもらっちゃった・・・」
「難儀なヤツだな、お前。」
トドが苦笑した。
「ん・・・。どうしてだろうね。わかんないよ。
 男のお尻触って何が楽しいのかな。」

いや、触る相手によっちゃ楽しいと思うぞ。
と言いそうになったトドだが、なんとか飲み込んだ。



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亀れすで、長いレス。 No: 4361 [返信][削除]

投稿者:華子 02/04/08 Mon 23:18:27
友達に連れられて「殉情」の千秋楽を観て、崩壊気味のわたくしです。ブンちゃん素敵!!涙で、ボロボロになって帰って来ました。和物でも、美しい2人でした。
で、ながーいレスになるので、一行レスに挑戦!

>Keiko様 お薬を嫌がるオサちゃんが、可愛い!
>あや様 そう、コムちゃんの足って、アキレス腱切られてたんですよね。
>パナマ様 またまた型破りで、楽しいお話。しっかり笑わせていただいてます。
>いちご様 高校生のトドノル。あー、麗しい。ウサギちゃんブンちゃん、いいわ
>元子様 わたくしのは、あまり期待しないで下さい。元子様のが、楽しみです。
>オレンジ様 >俺のためだけに描く絵だ。この言葉、じ~としてしまいました。
>白星様 かよちゃん、良かったです。まとぶんが、かっこいいですわ。
>曾津二十様 ローブ・デコルテの薫子の姿、、、失神します。
>雪だるま様 うわー、いずるん、、かしげちゃんと共に妖しすぎます。
>836番様 タニくんの天然具合に絶句!そして、淳子様降臨、さすがですわ。
>K様 キャー!ぜ、ぜひ続きを!す、すてき過ぎます。4人?!
>ごんた様 ガイズにかけてのリカさんの心境、、う~ん、複雑ですよね。
>あお様 本当にリカさんの体が、心配な今日この頃でございます。
>0番様 わーい、お会いしたかった!待ってましたのよ。ワタルくんとかよこちゃんの夢の中での絡み。いいですわ。わたくしにも、ぜひ、ご教授を!
     足の方は、大丈夫ですか?わたくしも少し前に、階段落ちしてます。
     お大事になさってくださいね。
>ポン様 独占欲全開のコムちゃんもかわいい!怪我をしている割には、激しい?2人が、Hで素敵。
>ショーコ様 堕天使物語、また、違った視点からの展開で楽しみです。それにしても、強引なワタルくん。惚れました。わ、わたくし、上も好きかも、、、(ポッ)

長い上に、読みにくいですね。すみません。



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最近全然でてなくてごめんなさい No: 4360 [返信][削除]

投稿者:管理人 02/04/08 Mon 23:13:14
花組 さっきまで堪能してきました。
前楽で友達から開演直前にチャーちゃんがおかしい と聞いて公演見ましたが
驚きました。(;_;)
で千秋楽 今まで10年ちょっと見てきて 退団の挨拶であんなに泣いたトップはいないよー
チャーファンは可哀相でした。
これこそ悲劇だなー って感じでしたよ。
2日間この掲示板見れなくて 悲しかったのですが
明日もガイズ新公で身体はボロボロ~・・・。
明日は検査だそうで あー DCはどうなるんだろう??
頑張って花組 風まであと10日か?
DCも どうなるんでしょうねー??
泣きすぎて もー 目が・・・。



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高校時代 No: 4359 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/08 Mon 23:12:33
とりあえずアップ・・・  ねむい

∽∽∽∽∽∽∽∽∽

ブンが泣きやみ、目を擦りながら声を掛けた。
「轟さんていうの?さっきそう言ってたよね。」
「ん?ああ。」
「轟さん、強いんだね。びっくりしちゃった。」
「フッ、まあな。」
「あ、この間は傘に入れてくれてありがとう。」
「おう・・・」
「ノルさんの・・・友達だよね?前に校門の前で会ったでしょ。
 思い出したんだ、僕。 ノルさんと一緒にいたよね?」

トドが眉を顰める。

「ノルと何処で会ったんだ?」
「ここで一度だけ・・・。今日もここに来れば会えるかと思って。」

あのヤロー、だからいつもこっち通ってたのか。

トドが鞄を拾って歩き出す。
「行くぞ。送ってやる。」
「あ、うん。」

肩を揺らして大股で歩くトドの後をブンがチョコチョコと付いて行く。

「あの・・・僕、ブンていうの。」
「ふーん」
振り返りもせず、気のない返事をする。

「見てこれ、さっきの人の、拾ったんだ。」
トドが振り向くと、ブンの手にナイフがあった。
「! よこせ。お前なんかが持つもんじゃねえ。
「だぁーめっ」
おもちゃを取り上げられそうになった幼児のような顔で、
伸ばされたトドの手から遠ざける。

だ、だぁーめ・・・?

気を取り直してトドが聞く。
「そんなもの、どうする気だ。」
「あの、護身用にいいかなって、思って。」
「プッ、やめとけ。危ねーだけだぞ。
 そういうの ぶたに真珠っつーんだ。」
「ぶた?ぶたって、僕が?!」

ぶたなんて言われたの初めて。なにこの人ーーー!!
「せめて、猫に小判ぐらいにしてよね。」

トドが片眉を上げ、ツンッとそっぽを向いたブンの顎をクイッと引き寄せた。
「あ・・」
なにするんだよっ。

キッと睨むブンも、トドには可愛いだけだが、そんな素振りは見せずに
しげしげとブンの顔を眺めた。

「確かに猫みたいなヤツだな。大人しそうでいて、生意気だ。」
突き放すように顎から手を外し、トドが前を向いた。

むぅ~ なんなのこの人。ホントにノルさんの友達?
全然ちがーう!
「ね、ノルさんは・・・?」
「とっくに帰ったよ。」
「そう・・・」
俯くブンをトドがチラッと見る。
「ノルに惚れたか?」

ブンが赤くなって目を逸らす。
「別に・・・そんなんじゃ・・・」
「わかりやすいな、お前。」
フフンッとトドが嫌みっぽく笑った。

んもー!何でも見透かしたような目をして・・・むかつく~!
・・・でも、きれいな顔・・・こんな人見たこと無い。

芸術家が丹念に彫ったようなトドの顔に、目が吸い寄せられる。

「 ? なに見てんだよ。」
「きれいだなって思って。」

トドが目を丸くして、そしてフッとはにかんで笑顔を見せた。

「男前だとは言われるけどな・・・きれいなんて初めて言われたよ。」
「ふふっ、恐そうだけど、笑うと可愛いんだね。」

頬をほんのりと染め、トドが顔を背けた。
「っとに、生意気だな。」
「よく言われるんだよねー。」
なんでかなーと首を傾げるブンに、トドがククッと笑いだした。
「 ? なに?」
この前はノルさんに笑われて、今日はこの人に笑われた。
どうして???

歩きながら、時々思い出したように笑いを漏らして震えるトドの肩を、
ブンは後ろで頬を膨らませて見ていた。


「義兄さん!」
駅前に来ると後ろから呼ばれ、トドが振り向いた。

「かしげ・・・。ああ、ちょうど良かった。弁当サンキュー。
 カメさん(家政婦らしい^^;)に美味かったって言っといてくれ。」
トドが鞄から弁当箱を出して、かしげに渡した。

「うん、また届けてあげる。
 待ってたんだ。今日こそは夕食に来てほしくて。
 さっき高等部まで行ったんだよ。」
「わるいな。こいつと約束があるんだ。また今度な。」
トドが親指でブンを指し、かしげに片目を瞑って見せた。

約束なんかしてないよ・・・
「?」という顔をするブンに、トドが目配せする。
かしげがジロッとブンを見た。

「ブンさんじゃない。」
「え?」
誰?僕、知らない。



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ねむねむなのレス No: 4358 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/08 Mon 21:25:04
書こうという気はあるのですが、何しろとにかく眠いっ‥‥
0番さま、はろー。あおさま、ハ~~イ。
ぽんさま、にくにく~(肉球でスキンシップ)。白星さま、うるうる(涙の訴え)
オレンジさま、ビ、ビタミン~~。ショーコさま、ふわふわ~。
Kさま、ぴーーっ、ぴーーーっ。keikoさま、ぬくぬく~(ここなら寝れそう)

みなさん壊れてらっしゃる中でもりかタニ派の壊れようったら尋常でない気が‥‥
姿を消してるかと思えば変なもん書いていくし‥‥>鹿目乃さま、R20さま、わたし
ベンさまの沈黙も恐いし。あおさま、あなたが頼りっ(エっ?)
>鹿目乃さま~~。タ、タニのペ、ペニ‥‥ぐずぐずぐず‥(←メタンを発して腐る音)



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春レスね~ No: 4357 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/08 Mon 20:51:19
>白星様。
どこからが夢なのか、それは。
あのクローバーは現在休職中の庭師・汝鳥さんが好意でワタルくんの
服に入れといてくれたものなので、100%ワタルくんの夢でございます(^^ゞ)
でもってそちらさまの続きに関しましては、続きいりますかと仰る方は
たいてい書き上げているor書く気がある、と自分の体験から私は
思っておりますが(笑)
それにしても無事かよこちゃんが帰ってきてくれてよかった×100。

>keiko様。
木曜日ガイズ観劇ですか?私も風共観劇です。
日比谷でkeiko様と同じ空気を吸ったら、私もあんなほのぼのした作品が
書けるようになるでしょうか。
私の足はどうでもいいですが、オサちゃんは早く治るといいですね。

>ぽん様。
殿方の生理機能については、乙女のロマンというフィルターが(私に)
かかっているのですべては深い霧の彼方へ・・・(笑)
そう、かしげちゃんはなぜに悪役なんでしょうね。別にそんなイメージでも
ないのに、つい・・・便利に使ってしまいそうで申し訳ないですねえ。

>あお様。
上で申し上げたとおり、(私に)乙女のロマンがある限り、夢〇だのズボンの
心配だのといった殿方の生理は山の彼方の空遠くでございます^^ゞ
ボールと一緒に転がるタニちゃん、かわい~ですね♪
でも、リカちゃんのとこまで転がってこないでね(笑)



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悠淳・・・28 No: 4356 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/08 Mon 19:23:43
6日、11時公演、オープニングのギャンブラーダンスが終わったところで、
ソフト帽をリカちゃんが取り損なって、舞台に落としたのを見てしまった。すぐ拾
うかと思っていたのに、しばらく見つめたまま固まってるんだもの。客席で見てい
て、ドキドキだった。どう拾おうか考えていたのかしら。


¢¢¢¢¢¢¢

抱いた人数に比例して飲み終わったドリンク剤の空き瓶も増えていく。もう10本だ。
こんなに、飲んでも大丈夫なのか?

考える間もなく、リカの目の前には新しい男が立つ。

15人目

始める前にタニを治す薬のことも気になるので、聞いてみた。
「おい、あのエリ王とやらは、今、何してる。まだ休んでいるのか?
薬作りは、どうなった。」

「大丈夫だ、安心しろ・・・今は、薬を作る為に必要なものを
考え出しているところだ。」

「そうか・・・よかった・・・」

(じゃー、俺が20人、抱き終わる頃には、できあがっているだろうか・・)

リカはなんだかうれしくなり、愛撫も、ろくにやらずに、そのまま激しく貫いた。
しまった・・・と思ったが、もう遅い・・・。
相手は、その部分をきつく締め上げたまま、失神した。

(う・・・このままじゃ俺が先にイってしまう・・・。)
リカはやさしく、相手の身体を愛撫しながら、軽く頬を叩いた。

息づかいも荒く、目が開いたところで、
「悪かったな、つい・・・」と甘く囁くと、ゆっくり・・・
そして、だんだんと激しさを増しながら、腰を動かし
確実に天国へと行かせた。

15人目終了。
11本目のドリンク剤を飲む。

16人目
首筋に激しく印をつけながら聞く。

「タニは・・・タニは、どうしてる。俺が今、こんな事してるなんて言ってないだろうな」

「あの、小さいやつか・・・。ボールと一緒に転がったりして、遊んでるぞ。
ここの事は、言っていない」

「そうか・・・」
リカは、ほっとして、そのまま、気を失いそうになったが、
そうはいくかと、その16人目がリカの頬を激しく叩いた。

リカは頭をふって、にらみつけると、相手の秘部へ必要以上にクリームをぬりこんだ。

塗り込む時の指先テクニックも、もちろん忘れない。

スムーズに入り込んだ、リカのものが激しく動き、
相手は簡単に果ててしまった。

16人目終了。

12本目のドリンク剤を飲む。


タニが元に戻っても、俺のほうがくたばりそうだ・・・。

¢¢¢¢¢¢

私もくたばりそうだ・・・。
ショーコ様、ユ〇ケルありがと(笑)



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レスです No: 4355 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/08 Mon 18:45:14
頭の中、ガイズの曲がグルグルまわってる・・・。どうしようーー。

レス、長いです

HT様   いや、結局は似たような事を書いているだけなんじゃ・・・と、
      毎回、投稿ボタンを押すのに、勇気がいります。
      ぶんちゃん、せっかくノルさんの絵を見たのに、
      また、不安定な気持ちになってしまったのでしょうか。

らん様   今、花組観劇で、燃えてるのですね。落ち着いたら、作品書きに
      来てください。

はつこ様   え?え?はつこ様を泣かせてしまった?
       いや、はつこ様のせいとか、そんなのじゃないですよーー。
       泣かないでねーー。

ショーコ様  はいっ!ユンケルいただきました。ありがとうっ!
       ひゃーー、リカタニが出てるわ。

華子様    コムちゃん、捻挫ですか。早く治るといいですね。

くーろ様   この続きは、当分無理なのかしら。風共も、始まりましたしね

keiko様   ごはんも食べて、薬も飲んで、アサコやアサコのシャツと一緒に寝たら、
      風邪もすぐ治りますね。オサちゃん、アサコにうつさないようにね。

あや様    単純に、研2の男役4人が、一番最初の4人で、次が研3の男役で・・・と考えていただければ、
       大体、わかるのでは?
       そう考えたら、20人って、結構多くて・・。
       私は、この子が相手だから、こう・・・とか、そんな事は考えずに、やってますーー。

パナマ様    ツメエリムーン、最高(笑)どうして、こんなすばらしい事
      考えつくのか・・・すごいやーー。
センターパーツ・ストレートヘアーのリカちゃんってのは、反則だと思う
      たぶん、リカファンの半数以上は、壊れるのでは・・・。

いちご様  ほんとに、禁Hで行くのかなーー?あ、でも、やってるみたい・・?
      それにしても、ぐいぐいとひきこませてしまう文章力!
      ぶんちゃん出てきましたね。

オレンジ様 ぶんちゃん、絵のモデルになるのねーーと、思ったら
      そう簡単には、できあがらない様子・・・。

白星様   途中、PCトラブルにあったりしながらも、
      長期連載、やりとげましたね。お疲れさまでした。続きでも、いいし、
      別の、お話でもいいし、また書きに来てくださーい。 

R20様   書いてーー、Hーー。私は、攻めのリカちゃんばかり書いてたら
       今度は、受けのリカちゃん、書きたくなりました。
       ああ、早く、タニちゃんも書きたい。

雪だるま様  ぶんちゃん助かったけど、ここで、終わり?ですか?

836番様  大劇に続いて東宝も二桁見るのですか?
       淳子 降臨・・・(爆)
すぐに、あとを追って、なりきるタニちゃんも、まぁ・・(笑)

K様    やはり、4・・・ってのをふっちゃった、あなた様が最後まで(笑)
      リカタニのハイジに、ワタリカのベルばら、おもしろい。
      どうして、こういうの、思いつくのかなー。すごい。

ぽん様    ワタルくんって、あちこちに出てくる人気キャラだなと
       思っていましたけど、かしげちゃんも・・ねー。
       人気ものですね。

ごんた様   ああーー、わかりますーー。こういうのを書いてしまった気持ち。
       そうなんですよねーー。今回のタニちゃん、大躍進だもの。
       私も、似たようなのを思わず書きそうになってしまいましたが、
       あまりにも、リカちゃんが暗くいじけてしまいそうだったので、やめました。

鹿目乃様   ためしに、ガイズプログラム見ながら、下から数えてみましたら
       麻月れんかさんから始まって、るいちゃんまで、行っちゃったよ。
       どれが誰か?とか、そこまで考えてませーん。ひたすら、数の制覇です。
       おヒゲのタニ・・・。私も、少し、大人になった、タニちゃん書きたくなって来たなーー。

0番様    夢オチですか。でも、ワタルくん、発射しちゃったよね。
       ズボン、大丈夫かしら・・・(こんな事、考えるの、私だけよね・・)
0番様、早く足が治りますように。

みどり様   もしかして、次はぶんちゃんが反撃の攻めに行くのでしょうか



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熱を出すオサちゃん(その5) No: 4354 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/08 Mon 17:33:55
ドアをあけるとゆうかちゃんとかよこちゃんが
立っていました。
「こんにちは。オサさんのお見舞いに来ました」とゆうかちゃん。
「アサコさん、僕もついて来ちゃいました。
 オサさんの具合はどうですか?」
ニッコリ微笑むかよこちゃん。
「昨日よりは少し落ち着いている
中に入れよ」
2人を部屋に通します。
「オサ。かよことゆうかが見舞いに来た」
「ほんと?アサコ起こして・・・・・」
アサコに起こしてもらうとかよこちゃんと
ゆうかちゃんの方を向き
「こんにちは、かよこちゃん・ゆうかちゃん。
 お見舞いに来てくれてありがとう」
「オサさん、具合はどうですか?」
「昨日の夜より顔色いいですね」
「昨日よりはラクだよ。少し熱もさがったし」
「そうですか。良かったですね」
かよこちゃんの言葉にゆうかちゃんもコクンとうなずきます。
そこへ電話が鳴り
「はい・・・・あ,ボス・・・・はい。
今からですか?・・・・」
アサコがチラっとオサちゃんの方を見ます。
オサちゃんは心配そうにアサコを見ています。
「わかりました。これからうかがいます」
アサコが電話を切ると
「オサ。ボスのところに行ってくる。
なるべく早く戻ってくるようにするから
おとなしくしていろよ」
「うん・・・・行ってらっしゃい」
アサコはオサちゃんの頭をそっとなでてから
部屋を出て行きました。
「アサコさん仕事忙しそうですね」
ドアの方をじっと見ているオサちゃんに話しかけるかよこちゃん。
「うん。最近仕事忙しいみたい・・・・
でももうすぐ一段落するって言ってた」
「そうですか。良かったですね」
「うん。仕事が落ち着いたら菜の花見に行く約束しているの」
「菜の花ですか?いいですね。
じゃ,早く治さないといけないですね。
でないと外にでかけられないですよ。
ね,ゆうかちゃん」
ゆうかちゃんもコクンとうなずき
「オサさん早く良くなって下さい・・・・
ねったんさんも心配しています」
「そうだね。せっかくお天気いいのに外行けないなんて・・・
ゆうかちゃん,熱さがったらまたレオンの散歩一緒に行ってもいい?」
「はい、また一緒にお散歩行きましょう」
しばらく3人仲良く話しをしているとかよこちゃんが
時計を見ます。
「オサさんそろそろ部屋に戻ります。
長居してすみません。
早く良くなって下さいね。
お邪魔しました。」
「かよこちゃんまたね。
お見舞い来てくれてありがとう」
かよこちゃんにっこり微笑むと部屋を後にしました。
「あの・・・僕もそろそろ失礼します・・・・
オサさんなにか欲しいものありますか?」
オサちゃんちょっと考えて
「ゆうかちゃんクローゼットからアサコのシャツ
1枚出して欲しいけどいい?」
「アサコさんのですか?わかりました」
ゆうかちゃんはクローゼットからアサコのシャツを
出しオサちゃんに渡します。
「オサさんどうぞ。
アサコさんのシャツどうするんですか?」
「僕が着るの・・・・・
ゆうかちゃんはミズさんのシャツ着たりしない?」
フルフルっと首を振るゆうかちゃん。
「そう・・・・・アサコのシャツ着るとね
アサコがそばにいてくれるみたいで安心するの
前はよくアサコのシャツ着て生活していたの」
『オサさんアサコさんがそばにいなくて寂しいんだ・・・』
「オサさん,アサコさんが戻るまでいましょうか?」
「ゆうかちゃんありがとう。大丈夫だよ。ゆうかちゃんも色々
やらなくちゃいけないことあるでしょ?それにミズさんも
心配しているといけないから・・・E・・・」
「そうですか?何かあったら言って下さいね」
「うん。また来てね。今日はありがとう」
「お邪魔しました」
ゆうかちゃん,ペコリとお辞儀したあと部屋を後にします。
1人になったオサちゃん、アサコのシャツに着替えると
ベッドに横になり
『アサコまだ戻ってこない・・・・
早く戻って来ないかな?』
アサコが仕事から戻って来るのをじっと静かに
待つオサちゃん。
そのうち疲れがでたのかグッスリと眠りにつきました。



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独占欲 6 No: 4353 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/08 Mon 16:48:28
「ね、今日も抱いてくれないの?」
「まだ治ってねーだろ。」
「うん・・・」

コムが、残念そうな顔をしてベッドに潜り込む。
わたるは、部屋の明りを消す。



なんだか、荒い息遣いが聞こえたような気がして、コムの目が覚める。
ぼんや閧ニした頭で隣を見ると、わたるが、自分で処理しようとしていた。

「わたるさん・・そんなことしないでよ。
僕がしてあげるよ・・」
コムは、寝ぼけまなこでわたるの方に体を寄せ、わたるの手をどかして抜き差しする。

「うっ・・いいよ、気にすんな・・お前は、寝てろ・・」
「僕がやった方が、気持ちいいでしょ?」
根元を持って、口に含む。舌を這わせると、わたるの熱が伝わってくる。

「く・・あああ・・コムッ、もう、はな・・せ・・」

コムが唇を離した瞬間に、わたるは一気に出しきった。
コムにわたるの液がかかる。

コムは、きょとんとした顔をして、わたるを見た。
わたるが苦笑いをすると、コムが微笑む。
「うわぁ、僕、わたるさんまみれだね。」

わたるは、コムのパジャマがテントを張っていることに気が付いた。
「なんだよ、お前まで・・」
コムは、わたるが凝視している場所がどこだかわかると、頬を赤らめた。
「わたるさんが感じてる姿見てたら、僕も興奮してきちゃった・・」
恥ずかしそうに微笑む。

「しょうがねえやつだな。」
コムのパジャマを下におろす。
口に含んで、舌で刺激を与え続けると、コムのものは、だんだんと大きくなる。

「あ・・ああっ、・・やっぱり、・・・して、よ、・・わたるさん・・」
「だから!抱いたらお前のあざに触れちまうから、だめだって言っただろ!」
わたるは、コムの顔を見てピシャリと言う。

わたるだって、必死で我慢してるのだ。
決心がゆらぎそうになるのを、コムに対して言い放つことで抑える。

「わたるさんの意地悪・・」
コムがぽそっとつぶやく。

「誰が何だって?」
コムのものを強く吸い上げる。

「んっ、あっ、ああっ、・・ご、ごめんなさ・・い、・・・あああっ・・」


「スッキリしたか?」
寝そべっているコムの顔を覗き込む。
「ん・・・・」

コムの息が整ったのを見て、わたるが言う。
「あのさ、」
「何?」
「お前が感じてる姿見てたら、俺の、また元気になっちまったんだよな・・・」

コムの手を、下半身に持ってくる。
コムは、くすくすと笑い出した。
わたるも、つられて笑う。
「・・もー、しょうがないなぁ。
 これじゃ、いつまでたっても終わんないじゃん。」
そう言いながらも、コムの指は、優しく動き始める。

「おま・・え・・いつのまに・・こんなにうまくなったんだよ・・」
わたるの息が乱れ始める。
「わたるさんに教えてもらったんだ。」
コムがわたるを見上げて、チロッと舌を出す。

「先生が・・良かったんだな・・・う、ああ・・」
コムの舌がわたるに執拗に絡みついてくる。
「うぬぼれてる・・」



そろそろ寝ないと、明日に差し支えがあるのでは・・・・

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私がワタコム書くと、どうしてこうなるのでしょう・・・(--;)



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独占欲 5 No: 4352 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/08 Mon 16:46:17
「ねえ、やっぱり、今日は抱いてくれないの?」
わたるが、ベッドに入り込む。

「ああ、抱かない。
 抱きしめたりしたら、痛いだろ。」
「うん・・・」

コムの隣にもぐりこんで、手を握る。
「そのかわり、今日はずっと手ぇ握っててやるから。
 こうすれば、ずっとつながっていられるだろ。」
「ん・・・」

「怪我が治ったら、イヤっていうほど鳴かせてやるからよ。」
「もう、ほんと、Hなんだから・・」

「わたるさん、おやすみのキスして。
 キスだけならいいでしょ?」
「まったく・・Hはどっちだよ・・」

指を絡ませたまま、コムにくちづける。

「っ!!」
「わりい!お前、口も切ってたな。平気か?」

「ん、大丈夫。さ、もう寝よ。」

部屋の電気を消す。手をつないだまま、眠りにつく・・・・



コムとかしげが喧嘩した次の日の昼に、とうこが帰ってきた。

バンッ

勢い良くドアを開ける。
部屋には、かしげがソファにくつろぎ、昼間から、ワインを飲んでいる。
「トウコ、お帰りなさい。」
少しだけ、微笑む。

トウコはかしげのところに歩いていくと、むなぐらをつかむ。
「かしげっ!!コムに手をあげるなんて、なんていうことをしたんだっ!!」
顔は怒りにそまっている。

かしげが、一瞬悲しそうな顔をして、次の瞬間、クックッと笑った。
「ほーら、本音が出た。
 僕のこと愛してるなんて言っておいて、やっぱり一番大事なのはコムなんだ。
 僕のことなんて、心配もしてくれない。」

トウコの手が緩み、かしげから離れた。
窓際に置いてある机に手をつく。

「かしげ・・俺は、俺はどうしたらいい・・・
 お前がいやなら、俺はここを出て行く・・
 遠慮なく言ってくれ・・・」

かしげは、ワインを口に含む。

「いやだ・・僕のとこから離れるなんて・・
 僕を傷つけて、放ったらかしにするなんて、許さない・・
 僕を本当に愛するまで、ここにいるんだ、トウコ・・・・」

トウコは、かしげの方に戻り、ワインを運ぼうとした手を押さえる。
「本当に、わがままなやつだ・・・」
くちづけると、トウコの口の中にワインの香りが広がった。

愛に飢えた、二匹の獣が愛し合う・・・・・

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かしちゃん、嫌いなわけじゃないのよ、どっちかっていうと、好きなのよ。
ごめんね、かしちゃん。



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レス♪ No: 4351 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/08 Mon 16:43:20
明日は風共my初日です。その後は、15日まで一日おきで風共観劇予定。崩壊必至。
でもまあ、できあがってはいるので、upだけはできると思われます。(え?いらない?^^;)

リカタニ派、息も絶え絶え?カムバーっク!!

白星様 よかった、かよこちゃん、記憶もどったのね~。続き?もちろん必要ですわよ!

みどり様 ひょっとして、着々と、H最長記録作ってる最中ですの?(^^)

オレンジ様 5分と同じポーズでいないぶんちゃん・・・らしすぎる(笑)。
でもねえ、せっかく素敵な格好してるのに、絵に残さないのは、もったいなくてよっ。

0番様 脚の方、早く治りますように。階段落ちに引き続き、胡桃割りまでされないように、お気をつけください。
いや~ん、そんな夢見ちゃったんなら、しっかり夢○しちゃったんじゃないかしら、わたる君(^^;)

いちご様 いちご様のお書きになるマミさん、かっちょええ~。「うさぎちゃん」だなんて、呼ばれてみたいっ(誰も呼ばないって)。BMBを思い出しましたわ。

ショーコ様 続きが気になる終わり方。ふわふわ飛んでるものは何?
それにしても、コムちゃんがわたる君を呼ぶときの名前は、「ドスケベ」なのでしょうか?でも、コムちゃんが言うとかわいいっ。
あ、キャンペーンは終了いたしましたので(^^)。かしちゃんもやっちゃうと、轟組全員にキャンペーンしなくてはならなくなりそうなので、
ワタコムだけで、終わらせちゃいます。さすがにそれは私の身が持たず(爆)

鹿目乃様 オカマキリヤンに拍手。素晴らしい。月湖はですね、性格設定が難しいのですよ、
何分にも、野獣わたる君のイメージが邪魔をしに入りまして・・・。
お嬢が野獣化しては、さすがにマズイでしょう(笑)

華子様 目の前でイチャつかれたら、さすがにケロちゃん、お気の毒。
華子さまの書くわたる君は、とーってもコムちゃんに優しいですね(^^)

keiko様 野菜雑炊おいしそう~~。ゆうかちゃんとかよこちゃんは、お見舞いにきたのかな?

K様 >「!リ・・カさん・・立ってる・・・」 他のことを想像してしまった私を許して(爆)。
すでに、頭腐ってると思われます。



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レスです。 No: 4350 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/08 Mon 10:53:30
>白星様
レスありがとうございます。
オサちゃんの熱・・・・
そろそろ元気させないといけないですね・・・・・
かよこちゃんとまとぶん皆のいるまえで??っと
ちょっとドキドキしちゃいました。
続き書いて下さるのですか?
お待ちしております。

>0番様
レスありがとうございます。
足大丈夫ですか?
無理しないようにしてください。
昨日キャトル混んでいて行けませんでした・・・・
今週の木曜日もガイズ観る予定です。
その時にキャトルに行って色々買おうかと思っています。
熱はかるたび抱きしめるのはダメでしょうか・・・・
そうしないとオサちゃん誤魔化しそうなので・・・・

>オレンジ様
レスありがとうございます。
>目指せ、keikoさまの世界!!
って・・・・・私なんか目標にしないで
下さい・・・・・
恐れ多いです。
究極のラブリー路線楽しみにしています。
オサちゃんは確信犯ですね・・・
たぶんずっとアサコちゃんにそばに
いてもらいたいからだと思います。

>みどり様
メチャメチャ濃いですね~。
ドキドキしながら読んでいます。
ドアに頭ぶつけちゃったブンちゃん痛そう・・・・
でも正気に戻れて良かったのかな?



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翼の折れた白鳥22・不死鳥 No: 4349 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/08 Mon 04:20:03
あらっ♪ 0番様とニアミス♪ 嬉しいっ!!^^
・・・って、0番様はこんな大根作者(爆)では嬉しくないですよね・・・スミマセン・・・

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~



(・・・どうして気づいちまったんだろう・・・)
自分の、かよこに対する気持ちが、こんなにも強いものであったことに・・・。

(俺、ここまで本気(マジ)で・・・おまえに惚れちまってたのか・・・)


心から大切に思い、限りなく深い愛情を注ぐコム・・・
友情を超えた強い絆で結ばれたリカ・・・

だが、かよこに対する気持ちは、そのどちらとも違う・・・。


自らの欲望を満たすために仕掛けた、一夜限りの相手のはずだった。
だが、かよこはどんなに蹂躙されても、手酷く凌辱されても、
決してワタルのものにはならなかった。最後まで誇りだけは失わなかった。

その心ばえの強さ、気高さに、どうしようもなく惹かれている・・・・・!


なのに・・・


俺の腕の中に捕らえられていた白鳥・・・
傷つけられ、羽をもがれ、体を弄ばれ・・・

でもこの誇り高い白鳥は、決して屈することなく、
不死鳥の如く・・・再び立ち上がり、翼をひろげ・・・
俺の腕をすり抜け、力強く羽ばたいて
愛しい人のもとに、遠く飛び去ってしまった・・・!

・・・もはや、決して手の届かないところに・・・。


俺はこれまで、欲望のままに、本能のままに・・・相手を奪ってきた。

でも・・・肉体を征服することはできても・・・
心まで奪い取ることはできない・・・・・!!


今、目の前で、涙を流しながら強く抱きあう、かよことまとぶんの姿を見て、
ワタルはそのことを、強く思い知らされるのだった。

(・・・まとぶんと幸せになれ! もう決して離れるんじゃない・・・!)

ほろ苦い思いだけを残して、ワタルは一人その場を立ち去った。



多くのギャラリーが見つめる中、今度は情熱的で濃厚なキスを繰り広げる二人・・・
そのあまりの激しさ、濃密さに、早くも鼻血を出したり失神する者が出始めた。

既に周囲の野郎どもなど、全く目に入らず、完全に二人の世界・・・・・


階段から落ちる前に、ワタルに襲われそうになったかよこは、
このとき、パジャマのボタンがはずされて、前がはだけた状態のままだった。
白いパジャマの間から、ほんのりとさくら色に染まった胸元がのぞいている・・・。

そのうえ、二人が落ちたのが、布団の上(!)ということで・・・・・


二人の気持ちは完全に高まり、今すぐ、その場で始めようとしていた。


(こ、これは・・・! 生で「愛セレ」の再現か・・・!?)

ギャラリーたちは興奮のるつぼに・・・・・!!


が・・・

「・・・っつ・・・」
かよこを布団に押し倒そうとしたとき、流血していたまとぶんの右手に激痛が走った。

「大丈夫か!?」

そこで我に帰る二人・・・。


「ん・・・!?」

はたと周囲を見渡すと、鼻血を押さえている野郎・・・失神している野郎・・・
そして、目を皿のようにして二人を食い入るように見ている
野郎、野郎、野郎どもの集団・・・・・

「・・・・・・」

誰が見ていようと、一向に構わない二人、ではあったが・・・
さすがに、あまりのギャラリーの多さに
ムード台無し!・・・と、思わず渋い顔になるまとぶん。


「この“続き”は、部屋に帰ってから、ね!」

妖艶な微笑みが、かよこの顔に浮かび上がったとたん、
失神せずに残っていたギャラリー全員が、鼻血を出して卒倒してしまったことは
言うまでもない。



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

・・・というわけで、無事かよこちゃんも記憶を取り戻せたし、
ワタルくんも反省したようなので(但し、彼の場合、3歩歩くと忘れる人(笑)
なので、いつまで持つかはわかりませんが・・・)^^;
ここでお話、終わらせてもいいかな~とも思ったのですが・・・

・・・やっぱり、この“続き”・・・いりますか??(爆)



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皆様壊れてますレスね(笑) No: 4348 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/08 Mon 04:00:17
R20様
水着姿の薫子! ローブ・デコルテ姿の薫子!! う~わ~鼻血でそうですぅ~~!

ベン様
怒涛の3日間観劇、頑張ってください! どうかご無事にお帰りを・・・そして続きも・・・(笑)

雪だるま様
楽しんできてください、ウインブ○ドンセンターコートでの観戦!(違うって~)^^;
もちろん忘れなどいたしませぬ(笑) 続きをお待ちしてます!

パナマ様
素晴らしい企画も、この二人・ワタリカにかかると・・・やっぱりこうなってしまう・・・(爆笑)
い、いや、“身をもって”(爆)新人たちに実践してみせる! す、素晴らしいわぁ~^^;

keiko様
オサちゃんの熱はまだ下がりませんか?
男性の精子は熱に弱いので、それで男性は精巣が体の外にあるんだと聞いたことが・・・
(単にやるため(爆)ばかりでなく・・・って何書いてるんだ>自分(赤面) 何教えてるんだ>女子校の保健体育)(爆死)

836番様
皆様、最後の一行のワタルくんが気になるんですね・・・^^;
おおっ! ついにリカさん、タニくんとハバナへっ!! それに至る過程での“天然”タニくん(笑)と
瞬時なりきりぱらいそ^^; ぷらす、手ならぬ肉球(笑)に汗握るくららに大爆笑です!!

K様
トド×ノル×ワタ×リカ・・・の4(ピーーー!)っ!?(崩壊)
振り逃げなど・・・いけませぬわっ♪ どうぞ責任を持って最後までお書きになられてっ!!♪(爆)

ぽん様
コムちゃん、ワタルくんのために・・・熱いですね! でもかしげちゃんもちょっと可哀想・・・。

ごんた様
タニくんの将来を考えると切ないですが・・・それはまだまだ先のこと、ですよね(願)

くーろ様
落ち着かれましたら、続きお待ちしてます。

ショーコ様
無事かよこちゃんの記憶を戻してあげることができて、
何だか気が抜けてしまって・・・下書き見直して投稿する気力がなくて・・・(爆)
でもまだ終わってませんので^^;頑張らなくては!!
『風共』は・・・残念ながら観られないんです・・・(号泣)

華子様
>ちょっと痛みが、残ってる方が、大人しくしてるだろう
ドクター、やっぱり心得てますね(笑)

鹿目乃様
>今だけ首位の夢・・・なんですかぁ?^^;
ジャニィズ(笑) 私も○MAPは好きで、毎年夏コン行く奴(恥)なんですが・・・^^;
延々9時間・・・はキツイですね・・・(爆笑)

いちご様
えーん、本当に禁H、ですかぁー(号泣)
で、でも・・・>ティッシュ2箱(←爆笑) だからいちご様のお話大好きっ♪

0番様
祝!0番様のワタかよ解禁♪ 素晴らしいHシーン(?)で、さすが0番様!(で、どこからが夢、ですかぁ?)(←アホ)
私の場合、ワタルくんに情が移っても・・・こんなもんです(かぶってしまったー)(号泣)
ちなみに情が入りまくりのかよまとも、私にかかると・・・(大号泣)
(ゴメン、まとぶん・・・まだまだ禁欲続投・・・!?)(爆)

オレンジ様
キャーーーノルさんが描くぶんちゃんのぬぅどぉぉぉ~~~(壊)
と思ったら・・・さすがぶんちゃん^^;
でもこういうどこか憎めない、「悪ガキ」風(笑)のぶんちゃんが大好きです!

みどり様
う~わ~濃いですねー激しいですねー!
ただの長いH、というのでなくて、ちゃんとお話に「展開」があって
メリハリもきいているのが、素晴らしいと思います。



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レスです No: 4347 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/08 Mon 03:55:50
>keiko様。
ガイズご観劇、ということはひょっとしたらニアミスだったんですね~。
キャトルレーヴは人が多くて大変でした^^ゞ
それにしても、熱測るたびにあさこちゃんに抱きしめられてたのでは
オサちゃん、熱も下がらないんじゃないでしょうか?(笑)

>ショーコ様。
犯り殺しのショーコ様。おおすごい書き出し。
堕天使のお話も好きですけど、コムちゃん轟邸帰還後のお話(!!!)
ってのもそりゃ大変気になります。なんなら二本立てでも・・・(笑)
ワタルくんが悪いのではなく、私が悪いのだとわかってはいるのですが
(あたりまえだ)人間関係は複雑だからこそ面白い。
ところで風共、ほかの方を観ても別になんとも思わないのに、
壮くんだけは観てるとどうにも腹がよじれてしまうのは、ショーコ様のせい(笑)

>オレンジ様、みどり様。
いえ、「激しくなければ、いいんだよね?」とオレンジ様(のぶんちゃん)が
仰ってるそばからみどり様(の激しすぎるぶんちゃん)が続いたので
「激しいよ、ぶんちゃん!」と焦る私がですね・・・。



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原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?) 6 No: 4346 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/04/08 Mon 01:18:32

トドの舌が敏感な部分を刺激するたびに
ぶんの躰は全身に電流が流れたかのように
ビクンと波打つ。

どうしたんだ・・・?
今夜は酒のせいでいつもより更に
感じやすくなってるのか。

ぶんの反応が嬉しくなったトドは
普段より柔らかいタッチでじっくりと攻めていく。

「あ・んっ・・・
今日のトドさんって
何だかプレイボーイみたい・・だ・ね」

「俺はもてるんだぞ」

「わかってる・・・、
だってこの僕が、はぁっ・・・、
こんなにメロメロになるくらい
んっ・・
セクシーなんだ・も・・ん」

ぶんは身悶えしながら
既に恍惚の表情を浮かべている。

こいつ相当酔ってるな。
こんなセリフは、俺がベッドの上で無理やり
言わせることはあっても、決して自分の方から
言ったりするような奴じゃないのにな。

「ねぇ、は・や・く・ぅ~・・・」
ぶんはねだるようにさくらんぼのような
赤くふっくらした唇を尖らせる。

トドがぶんの唇を啄ばむと
ぶんはせがむように軽く唇を開いた。

何だかたまらん表情だな・・・。
こいつの場合はどうやら酒が
媚薬代わりになったりするらしい。
これはいいことを発見したぞ。

口腔内に侵入され、トドと激しく舌を絡め合うと
ぶんは切なそうに身を捩る。

「トドさん、どうしよう・・・、
もう、キスだけで身体中が
と・ろ・け・・そ・・・う」
ぶんの甘い吐息は徐々に切ない喘ぎに変ってくる。

「まだ、早いぜ。
少し我慢しろよ」

トドはぶんの足から白いエナメルのハイヒールを取り去ると
ストッキングを脱がせて膝を立てさせた。         <-トド様、器用ね

次にぶんのドレスの裾を上までたくしあげ、
白くて細い脚を露にし太腿の内側に舌を這わせていく。

「は・・ぁ・、
んっ・・・!」

<ガツン!>
イタタタ・・・

トドの念入りな愛撫にたまらなくなって
暴れたぶんはドアに思いっきり頭をぶつけた。
ふいにトドと目を合わせ正気に返ったぶん。

わっ、トドさんの目つきってイヤラシイ~・・・、
もしかしてさっきからこんな目で見られてたの?

トドに下着を下ろされたものの、強引に脚を押し広げられることに
殆ど反射的に抵抗を示したぶんは懸命に脚を閉じようとする。

「おいっ、今更なにをお上品ぶってるんだよ」
「だって・・・明るいのにそんな目つきで見られたら
ちょっと恥かしいんだもん・・・」

何だよ、さっきまでお前の方がノッてたくせに・・・。

肩透かしを喰ったトドはぶんを恨めしげに見ると
代わりにぶんの足首を掴んだ。

えっ、何・・・?

「やんっ・・・!
くすぐったい。
そんなことしないで~!!!」

ふいに足の裏をくすぐられびっくりしたぶんは
トドから足を離そうとするが、華奢な白い足首は、
がっしりとトドに掴まれてしまっている。

「天邪鬼には少しお仕置きしてやらないとな」

「あ・・・ん、
やめてよ!!
ホントにくすぐったいんだってば~・・・・・!!!!!」
ぶんはシートを叩き、身を捩っていたが
徐々におとなしくなった。

「・・・ダメ! また・・感・・・じて・・
き・・ちゃ・う・・・」
「感じろよ」

「ん~んんん・・・。
・・・何だか、もう・・
・・・出ちゃい・・そ・う」
「まだ早いだろ」

「だって・・・、
僕・・・ホントに・・・
も・う・・・ダ・メェ・・」
ぶんは既に息も絶え絶えだ。

「お前、今日はこれだけでイキそうになってんのか?
じゃあ、少し楽にしてやるよ」
やれやれ、感じやすい躰ってのもよくよく不便だよな。

トドはぶんの両脚の間に顔を埋め
既にソソリたっているモノを口に含む。
舌先で敏感な部分にじらすような刺激を加えると
ぶんは激しく身悶えして懸命に躰をずりあげようとする。

「あ・・ん、
そんなこと・・され・・た・ら、
ホント・・に・・イっちゃ・・う・よ」
「イケよ」

「は・・ぁ・っ、
いやだよ、僕だけ先にイクなんて。
一緒に・・・来・・て・よ!」
ぶんの荒い息遣いが切ない啜り泣きに変わり、
瞳から涙がこぼれる。

「さっきはお上品ぶってたくせに
もうおねだりか、ん?」
トドは満足げに口の片端を上げニヤリと笑う。

「あ・・・ん・・・
もう・・・これ以上、苛めな・・い・で、
お・・願・い、トド・・さ・」
「ふっ・・・、いい子だ」

トドはぶんのドレスを汚さないよう
いつもより高々とぶんの脚をあげ一気に貫く。

ぶんは自分の中にトドを感じると
ようやく安心したように瞼を閉じた。

*~*~*~*~*~*~*~*~



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薔薇の迷路 ―― 土曜日・5 ―― No: 4345 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/07 Sun 22:59:43
ショーコさま  いやーん。強引なワタルくん、格好いいー。コムちゃん、無駄な抵抗を(笑)。
  キスしたままの二人の今後の運命はいかに!?

0番さま  ワタルくん、かよちゃんに夢で前祝いしてもらったのね。よかったね~(ちょっと違う?)。

いちごさま  いちごさまが苺子になるというなら、オレンジも勇気を出して、蜜柑子に!
  >皆、極道としての将来が定められていた。 って、さりげなく書かれてますが、すごいよね。努力するノルさん、可愛い(笑)。
  やっぱりいちごさま、禁Hなの?一部で噂されたぶん(作家)H汚名を晴らすため?オレンジも、ぶんちゃんの絵は、
  白鳥とかお花畑の出てくるラブリーな路線で決めてみよう・・・目指せ、keikoさまの世界!!(←目標、高すぎ)

keikoさま  訂正します。ぶんちゃんの絵は、もし描けたら(描けないかも・・・)究極のラブリー路線で!!
  んふふ。オサちゃん、確信犯?悪い子ね~。

しかし、このペースで書いてたら、いっこうに話進まないわ~。すみません・・・(泣)。
----------------------------------------

ノルが作ってくれた遅い昼食を二人で食べた後、
ぶんとノルはアトリエへと移動した。

白いシャツをはおっただけの格好のぶんが、裸足でアトリエを歩き回る。
ぶんは、下から数えたほうが早いボタンをひとつだけ、留めていた。

「わーー、何これ?なんの材料?
 あ、この金の塊を溶かして、ピアスとか指輪とかにするんだ?ふうーん」
「・・・ぶん」

また、ぶんは、パタパタと部屋を横切り、今度は出窓にはりついた。
「あっ、見て見て、ここから裏庭が見えるんだね!庭園風になってる・・・?
 へえー、結構広いんだねー」
「・・・・・・」

「ノルさん?」
ノルの沈黙に気づき、ぶんはノルのそばに寄って来た。

「ノルさん、絵、描けた?」

「描けるかっ!」
ノルは抱えていた下書き用のスケッチブックを勢いよくバタンと閉じた。

「お前、そんな動き回る絵のモデルがいるかっ」
「だーってぇーー」

ぶんは椅子に座っているノルの膝にちょこんと腰掛け、ノルの首に腕を回した。
両足をバタバタと動かしながら、ノルの顔を覗き込む。

「同じポーズでずっと止まってるの大変なんだもーん」
「『大変なんだもーん』・・・って、お前、
 最初から今まで5分と同じポーズでいないじゃないか!」
ノルが呆れたように言う。

「適当に身体動かしていいって、最初にノルさんも言ったじゃん」
「“適当”のレベルが全然違う!」
「ちぇー。ヒステリー・ノル」
「なんだと?」
ギロリと、ノルの眼がぶんを睨む。

「なんでも、ないでーす」
ぶんはノルの膝の上からピョン、と飛び降りた。
が、なんだかんだいいながら、
結局やはり、真面目に絵のモデルをやる気はないらしい。

半裸の格好でうろうろ部屋を動き回り、
勝手にノルの描きかけの絵のキャンバスを両手に持ってながめたりしている。

(・・・ったく。お前にモデルになってもらおうなんて思った俺が間違ってたよ)

ノルは、もうすっかり諦めてスケッチブックを椅子に置き、
苦笑しながらそんなぶんの様子を見ていた。

やがてまた、ぶんはノルの膝の上に乗ってきた。

「ね、ノルさんさあ、こんな格好の僕を見て、なんともないワケ?」
ぶんは改めてノルの首に腕を回し、
鼻と鼻がくっつきそうなくらいすぐ間近でノルの顔を覗き込んできた。

ぶんは、薄い白いシャツを身に付けてるだけで、
その下には下着も靴下も何もつけていない。

白いなめらかそうな肌が、ノルのすぐ眼の前で
誘うように薄く色づき、息づいている。

「別に。言ったろう。激しい運動は禁止されてるって。
禁欲生活が長かったからな。もう慣れた」
「ふ、うーん」
ぶんは口をとがらせた。

「不満そうだな」
「べ・つ・にぃー」

そう言いながら、ぶんはノルの着ているシャツの胸元をくつろげ始めた。

「激しくなければ、いいんだよね?」

首を傾げてノルを見るぶんの両の瞳に、妖艶な輝きが宿り始める。

「おい・・・」
「僕が・・・ノルさんを気持ちよくしてあげる」

ぶんに導かれるまま、ノルはアトリエの木の床に仰向けに身体を横たえた。
その上にぶんが小悪魔の微笑を浮かべて身体を乗り上げてくる。
夕暮れ前の西日が、窓から二人を照らしていた。

「俺は下は嫌だって知ってるだろう」
「わかってる・・・」

ぶんは、ノルの胸元を完全に広げると、そのなめらかな肌に頬を寄せ、唇を押し当てた。
「ノルさんの匂いがする」
「俺の匂い?」
「うん。すごく暖かくて、懐かしい・・・」
「お前もいい匂いがするよ」
ノルは、自分の胸に顔をうずめたぶんの髪を優しく撫でた。

「うん。ノルさんの好きな香水つけてきた・・・」

ぶんは少しづつ身体を上にずらしながら、ひとつひとつ確かめるようにして、
ノルの胸から、首筋、耳、唇、頬、目・・・とくちづけの雨を降らせていった。

「ノルさんの身体、僕のものだ。・・・今だけは」

「ぶん・・・」



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チョー個人レスです。ごめんなさい。 No: 4344 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/07 Sun 22:46:23
0番様、とりあえず、自然消滅されたのではなくて、一安心。
ねんざの方は、大変!お大事になさってください。

でもって、ワタル君...(涙)。
もう、コムちゃんは、ワタル君のような方を好きになってしまったのが
因果と諦めるよりないのでしょうね(泣)

私個人といたしましては、ヒジョーに、濃厚なS●●を拝見させていただきまして
ワタル、良かったね、などと(笑)不埒な事考えてます。

これはもう、コムちゃん、轟邸帰還後。
というのを書かないわけにいかないのではないか、などとも考えておりますが...

さらに、どろどろグチャグチャ状態になりそうで、コワイから...

もう、こんなに悩ませて。だから0番様、好きよ(笑)


ところで、いちご様。いきなりですが(笑)私の上はお嫌?ですの(泣)

私、だんだん凄いインランなような気がしてきた(笑)
皆様、たいへん失礼いたしました。



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今日はレスだけです No: 4343 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/07 Sun 22:08:00
今日「ガイズ」観てきました~。
リカちゃんのスカイ・タニちゃんのネイサン
ゆうひくんのナイスリーにやられてしまいました。
今日はもう壊れているのでレスだけで許してください・・・・

>0番様
 ひえ~かよこちゃんとワタルくんが・・・・
 っと思ったら夢だったんですね。
 良かった~。
 でも四つ葉のクローバーはあったんですね。
 0番様の文大好きです。

>いちご様
 高校時代のお話好きです。
 トドさんとノルさん熱い夜を迎えたのでしょうか?
 ブンちゃん未遂で良かった~。
 四天王は皆卒業後は極道の道へと
 進むことが決まっていたんですね~。

>ショーコ様
 風共観たんですね~。
 いいな~。
 私チケット取れなかったので観に行けなさそうです・・・・
 堕天使コムちゃんワタルくんに惚れてしまったみたいですね。
 賭けの結果が気になります。

>オレンジ様
 レスありがとうございます。
 ブンちゃんの絵は門外不出なんですね・・・
 ちょっと残念です・・・・・
 >オサちゃん、もしかしてアサコにずっと看病して
 >もらいたくて長引かせてるんじゃ・・・?
 そ・そうかもしれないです・・・・・
 オサちゃんにはもう少し病人のままでいてもらおうかと
 思っています。

>K様
 極道たちの肖像笑ってしまいました。
 リカちゃんとワタルくんの今宵一夜・・・・
 いいですね~

>ぽん様
 コムちゃんかしげちゃんにとっても焼きもち
 妬いちゃったんですね~。
 「僕の特権」いいですね~。
 かしげちゃんはタニちゃんまで泣かしちゃって・・・・・
 かしげちゃんとても寂しい人なんですね。

>ごんた様
 リカちゃんとタニちゃんの今後とっても
 気になります・・・・・

>華子様
 コムちゃんドクターのほっぺにチュって・・・
 安静になんて絶対無理ですね・・・・
 
>鹿目乃様
 「シネマ・アベニュウ」・・・・
 笑ってしまいました。
 >法律を変えて結婚したい
 だなんて・・・・ 



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本日私の風共初日にてワタルくんに情が移る記念 No: 4342 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/07 Sun 21:24:36
と言うわけで、まさかただ感想だけ書くのでは板の無駄遣いのような気がしますので。
とりあえずショーコ様、ごめんなさい。
************************************

タニのおかげで出かける前だというのにびしょ濡れになって、
ワタルはシャワーを浴びる羽目になった。
ほとんど荷造りのできている荷物を横目に着替えていると、
軽いノックの音がする。
いるぞと答えると、控えめにドアが開いて、かよこが顔をのぞかせた。

「渡したいものがあったんです」

そう言って室内に入ってくるので、ワタルはため息をつく。

「あのなあ、お嬢ちゃん。男の寝室に平気で入ってくるなよ」
「俺だって男です」

「いや、そういうことじゃなくてよ……おまえ、仮にも……」

俺にあんなことされたのに、平気でその男の寝室に入るか、普通?
とは、まさか面と向かっては言えなくて、ワタルは着替えを続けた。
そのワタルに向かって、かよこが何か小さい紙切れのようなものを見せる。

「はい、これ」

なんだそりゃと思いながら顔を近づけると、紙に四つ葉のクローバーが
貼りつけてあった。

「庭で見つけたんで、渡そうと思って」
「コムにか?」

「いいえ、あなたに。あなたに渡せばコムさんに渡すのと同じだし」

これからコムさん迎えにいくんでしょうと言って、
かよこはなんだか嬉しそうにしている。
それがひどく複雑で、ワタルはかよこをただながめた。
強くて弱くて、きれいだけれど変わっている。

「幸運のお守り」

そんなものをわざわざ自分に渡す、かよこの気持ちがワタルにはつかめない。
はい、と差し出された手首を気持ちの代わりにつかむと、
かよこは違いますよと言ってクローバーをひらひらと振る。

「強いんだか無防備なんだか、どっちなんだよ、お嬢ちゃん」

ぐいと引き寄せると、力が強すぎたのかかよこがワタルの鎖骨あたりに
顔ごとぶつけた。

「つっ……」
「大丈夫か?」

顔を上向かせると、涙目になったかよこがじっとワタルを見つめてくる。

「だから……そういう顔すんなっ……」

理性の糸が、切れそうになる。手を離せばいいのに、離せない。
むしろどんどん強く力が入って、かよこの手からクローバーが
はらりと落ちる。
それを合図にしたように、ワタルはかよこに唇を重ねていた。
そのまま足を引っかけるようにしてベッドにダイブする。

「やっ……ワタルさん……やです……」

それでもまだ落ちつきを失わないかよこが、重いワタルの体を押しのけた。

「お嬢ちゃん」

顔をこちらに向かせて、再び唇を塞ぐ。背けようとする顎をつかんで
固定して、角度を変えて何度でも唇を合わせる。

「ん……ふっ……」

シャツに手をかけて、じれったいので一気に左右に開く。ボタンの
はじけ飛ぶ音が、やけに室内に響いた。
真っ白な胸をはだけられて、かよこが濡れた唇をちろりと舐める。
小さな桃色の舌が見え隠れするのがぞくりとするほど煽情的で、
ワタルはその耳もとで、熱に浮かされたようにささやいた。

「お嬢ちゃん……俺のこと、嫌いか……?」

答えを期待せずに首筋に顔を埋めると、小さな声で返事があった。

  嫌いじゃ、ないですよ。




無理やり抱いたときにはあんなにかたくなだった体が甘くほどけて、
瑞々しい花の香りでワタルを酔わせる。
雪の肌にキスをするたびに体温が1℃ずつ上がって、溶けてしまいそうだ。

「お嬢ちゃん……おまえ、こんなだったのか……?」

耳の下から唇でたどり、滑らかな胸を撫でる。ん、とかよこが吐息をもらして
肢体をよじった。

「前と……全然違う……なんか……」

下肢に手を伸ばすと、ぴっちりと閉じた両足がわずかに開く。
それが自分を受け入れてくれたようで嬉しくて、
ワタルは限界までほっそりした両足を広げさせた。

「い……や……」

受け入れるには淫らすぎる姿に、かよこが頬を染めてもがく。

「お嬢ちゃん……力抜いてろ」

自分にしては驚異的な忍耐力で時間をかけて、ワタルはできるだけ
傷つけないようにかよこに押し入った。

「う……ん……」
「動いてもいいか?」

小さな顔中にキスの雨を降らせてたずねる。
かよこはワタルの広い背中をかき抱くようにして、いいです、と言った。
それがかよこの発した最後のまともな言葉だった。

ワタルに揺さぶられて、体の最奥まで抉られて、泣き濡れた喘ぎが
ひっきりなしにこぼれる。
唇が声にならない言葉を形づくって何度も同じ形で動くので、
ワタルはかよこの口もとに耳を寄せた。

  ワタルさん。

何十回となく呼ばれて、脳天まで快感が突き抜ける。
理性も加減も忘れ去って、ワタルは本能のままめちゃくちゃに突き上げた。




「……さん、ワタルさん!!」

やけに色気のない呼び声に、ワタルはぼんやり目を開ける。
身支度を整えたミズが、あきれたようにワタルを見ていた。

「出かける寸前まで寝ないでください。列車の時間に間に合いませんよ」
「夢……?夢だよな、やっぱり……」
「何がっかりした顔してるんです。行きますよ」

ミズはさっさと荷物を持って部屋を出ていく。
残されたワタルは、やれやれと体を起こした。
と、はらりと床に何か落ちる。

「あ………?」


小さな紙切れに、四つ葉のクローバー。



************************************
困ったときの夢オチ頼み(爆) 私の場合、ワタルくんに情が移ると
こうなります(笑)コムちゃんでなくてすみません。
ワタルくんは決してこんな事考えながらコムちゃんを迎えにいったわけでは
ありませんので、ショーコ様とファンの方々、別物とお考えください。
その天罰とでも言うのか、私スカーレットとは程遠い階段コケをしまして、
足湿布だらけなのです。
なので、今月風共でも月組ガイズでも、劇場で足に湿布貼った女がいたら
それは私ですが、♪そ~ばにきて~♪足を蹴るのだけはご勘弁ください(泣)



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高校時代  春風の如く 1 No: 4341 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/07 Sun 20:51:25
ワタルはもう行くなって言ったけど、河原に行けばまたノルさんに
会えるかもしれないよね。

ブンは校門を出て走り出した。

。。。。。。

バカだな俺も。いったい何日ここで待ってるつもりだ。
運命なら努力しなくても会えるなんて言って、してるじゃないか。

ノルが溜息を吐いて立ち上がった。
川に背を向け、堤防を上る。

。。。。。。

ノルが小道の端まで歩いて通りへ抜けた時、さっきまでノルが居た
場所には、ブンが立っていた。

「やっぱりいないか・・・」
ブンが河原に腰を下ろした。

高等部に会いに行けば会えるかもしれないけど、
でも、そこまでするのもなぁ・・・

ブンがボーッとしていると、背後に人の気配がした。

振り向くと、ノルと同じ、高等部の男が二人立っていた。
ニヤニヤとブンを眺める目つきに鳥肌が立つ。

「きれいな坊やじゃねーか。」
「お兄ちゃん達と遊ばないか?」

「ぼっ、僕、もう帰らなきゃ!」

立って走り去ろうとした腕を掴まれる。
「待てよ。」
「離して!」

「おい、近くで見るとえらい白いな。」
「服の中も白いんじゃないか。」

やだ・・・どうして僕っていつもこんな・・・!

「見てみてーよなあ。」
「ああ。やっちまおうぜ。」

「やだ、や・・・いやだあぁーーー!!!」


。。。。。。

終業の鐘と同時にノルは飛び出して行った。

「ったく・・・ノルめ、最近付き合い悪すぎだぜ。」

やっぱり、あいつがいいのか・・・?
何が『お前も好きだ』だ。
ここんとこ堤防歩いて帰ってるけど、何かあるのか?

トドがブラブラと堤防に差し掛かると、悲鳴が聞こえた。
「ん?」
あれは、あいつじゃねーか!
襲われてんのか?!

トドが駆け出した。
近くまで来て、弁当しか入っていない鞄を投げつける。
硬い角が一人の頭に当たり、頭を押さえてうずくまった。

「え・・・?」
雨の日のお兄さん?!

トドがブンを後ろから羽交い締めにしていた男を引き剥がし、
殴り倒して脇腹に蹴りを入れた。

「逃げろ坊主!」

うずくまっていた男がポケットからナイフを出してトドの背中に切り掛かる。
「あぶないっ!!」
ブンの声に振り向いたトドがナイフをかわし、腕を掴んで叩き落とすと、
鳩尾に拳を埋め、男が崩れ落ちた。

二人の男が苦しそうに顔を上げる。
「て・・・め、うち後輩か?」
「ただで、済むと思うなよ。」

二人が立ち上がり、じりじりとトドに迫ってくる。

すると、トドには耳慣れたバイクの爆音が聞こえた。
堤防の細い小道から、滑るように河原に下りて来て、
トドと二人の男の間に滑り込んで停止した。

「待たせたな、トド。」
「マミ・・・待ってねーよ。」

マミを見て、一人の男が顔を引きつらせる。
(こいつ・・・前に久世さんと・・・)
「真琴か・・・ってことは、お前は・・・?」
トドがニヤリと笑う。
「轟っつったらわかるか?」
「!!」

男がもう一人の腕を引いて後ずさる。
「なんだよ。」
「(知らねーのか!こいつら極道の息子だ!)」
「?!」
二人が舌打ちをして転げるように走って行った。

「せんぱーい、もう帰っちゃうのー?」
マミが皮肉を投げつけ、トドに顔を向ける。
「ところで、このうさぎちゃんは?知り合いか?」
「いや。」

「家まで送ってやろうか?」
ニッと笑うマミを怖々と見て、ブンが首を振った。
「怖がってるじゃねーか。それにマミに送らせたらもっと危ねえ。
 助けた意味ねーよ。」
「ハン、んじゃお前が駅まで送ってやれ。駅に行くんだろ?」
ブンが頷く。
「じゃあな、うさぎちゃん。こいつにも気を付けて。」

マミはそう言うと、バイクで走り去った。

「あ、あの・・・ありがとう。あっ!」
緊張が解け、ブンが蹌踉けてその場に座り込む。

「別に、大したことじゃねーよ。っ!な、なんだよ、泣くなよ。」
「だって、だって・・・こ、恐かっ・・・た・・・」

トドが所在無くポケットに手を突っ込み、石を蹴る真似をする。
ブンが泣きやむまで、トドは体を揺すりながら立っていた。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

ちょっとだけ レス
・オレンジ様  お姉さまったら「苺子」だなんて、HNこれに変えたく
 なったわ。(笑)ヌードーーー!ノルさん冷静に描けるかしら。
 中坊ぶんちゃま、さっそく出ました。
・K様  ぱられる ニヤニヤしながら読みました。4(ぴーーー)だー
・ぽん様  喧嘩しちゃうコムちゃんにかんどーです。愛が欲しい
 かしげちゃん、可哀想ですね。ちょっと同情・・・ 

ああっ、ショーコ様の上になってしまったわ・・・なんてこと


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高校時代  絡む No: 4340 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/07 Sun 20:47:52
ノルの何時にない熱っぽいキスが、トドから力を奪っていく。
腕がノルから離れ、ポトリと落ちる。
裸の胸にノルの手が乗せられ、吐息が漏れた。

「ノ・・ル・・後に、しようぜ・・・」
「お前がそんなカッコしてると、たまんねえ・・・」
ノルが下腹に手を伸ばしてくる。
「おい・・・」
「抱けよ、トド。」

落ちた手をまたノルに回し、トドが体を入れ替え上になった。

>>>>


「腹減ったな・・・飯どうする?何にもねーぞ。」

トドが煙草を揉み潰し、ノルにぬるくなったビールを手渡す。
起き上がったノルがそれを受け取り、一口飲んで不味そうな顔をした。

「マミとタモ呼んで何か買って来させるか?」
「ノル・・・んな野暮なこと言うなよ。夜はベットで二人で・・・だろ。」
「ふっ、そうだったな。」
「コンビニでなんか買ってこようぜ。」


二人がそれぞれ両手に袋を持ち、部屋に帰って来た。
追加のビール、日本酒、ペットボトルのお茶、牛乳、つまみ5品、
袋菓子3袋、弁当2つ、おにぎり6ヶ、プリンにヨーグルト、
そして ティッシュ2箱。(なぜに・・・?)
朝食用食パン、卵にベーコン、サラダ。
ベーコンエッグは当然ノルが作る。

「こんなに食えんのかよ。」
「食えるだろ、夜は長いんだ。」
トドが軽くノルの唇にキスをして弁当を開けた。

テレビを見ながら弁当を食べていると電話が鳴った。

「はい。・・・ああ、かしげか。・・・今日は行けないよ。
 ん?・・・友達が来てるんだ。・・・うん・・・今度行くから。
 ・・・義兄さんじゃないだろ、まだ。
 ・・・わかったよ。叔父さんによろしくな。・・・ああ、はいはい。」

トドが溜息をついて電話を切った。

「かしげって、従兄弟だろ?従兄弟には優しく話すんだな。
 用事あったのか?」
「飯食いに来いってよ。叔父さんにたまに呼ばれんだ。」
「義兄さんって・・・」

「俺、高校出たら叔父さんの養子になれって言われてんだよ。
 親父が組を継がねえで海外行っちまったから弟の叔父さんが
 継いだんだけど、俺、妙に気に入られててな。かしげも懐いてるし、
 将来かしげが継いだときの補佐でもさせられんだろ。」

「そうか・・・お前、組に入るのか。」
「そうなるだろうな。まっ、大学は行くけどな。・・・お前は?
 ノルんとこ、星組と関係あんだろ。」
「ああ。・・・俺は、絵ぇ描いて暮らしたいんだけど・・・無理だろうな。」

ノルが箸を置いて俯いた。
昔から、絵の勉強しにパリに行きたいと言っていた。
それはどうやら叶いそうもない。
マミは真琴組の跡継ぎ、タモは花組組長の一人娘の婿養子になる
ことが決まっている。
皆、極道としての将来が定められていた。

「ほらノル、暗くなってねーで飲め。」
「ん。」

酒が進み、ノルの目がトロンとしてくる。
仕草にもなんとなくシナがかかり、やけに色っぽい。
トドは以前かしげに付き合わされて観た「夢まつ◯」のおか◯アシュレ
みてーだな、と思った。

「ト・ド、体が熱いんだ。シャワー・・・してくるよ。」
ノルがトドの耳にフッと息を吹きかける。
「あ、ああ・・・」
横目でふふっとトドに微笑むと、内股でバスルームに入って行った。

な・・・なんだ??????
ビールでは何ともなかった・・・日本酒か?
日本酒飲ませるのは止めたほうが良さそうだな。
あれはあれでそそられるものもあるが・・・


「あーー、さっぱりした。」
ノルが腰にバスタオルを巻き、髪をゴシゴシ拭きながら大股で
出てきた。
「ノル?」
「あ?」
「いや・・・(もう醒めたのかよ)」 (ちょっと残念)
「なんだよ。」
トドが立ち上がり、抱きながらノルのバスタオルを外した。
耳を噛みながら囁く。
「寝ようぜ・・・」
ノルが喉を反らせて口元に笑みを浮かべた。
「ああ・・・」

二人がもどかしげにベッドに倒れ込み、絡み合った。


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堕天使物語・6 No: 4339 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/07 Sun 20:32:49
やがて、コムが、ジタバタと手足を動かしはじめる。
唇を重ねたまま、強くワタルに抱きしめられて、苦しくなって来たのだ。

「ば、ばか、離せ!ドスケベ!!」
必死で、唇を離して、コムが騒ぐ。

「フーーー。サンキュッ」
ワタルは大きく深呼吸すると、もう一度チュッとコムにキスをして起き上がった。
軽いコムを片手で抱きしめたまま。

「と、言うわけだ。じゃあな。」
ワタルが、コムを抱えたまま、立ち去ろうとする。

「ど、どういう訳だ!!」
タニが慌てて、ワタルの前に立ちふさがり、両手を大きく広げて、通せん坊をする。

「見てりゃあ分かるだろう?こいつ、俺に惚れてるから、連れて行こうと思って。」

「な、なんでそうなるんだ!!」
コムが、抱きかかえられながら、ジタバタと抗議する。

「おまえぇ、そう自分の気持ちをごまかすな。今、助けてくれたじゃないか。」
「助けた訳じゃない!!」
「じゃぁ、キスしたかったのか?」
「ち、違う!!」
「じゃぁ、なんなんだ?」
「分かるか、そんな事」
コムが、真っ赤になる。

「と、まぁ、こういう訳だ。じゃぁな。」
「だ、だから、どういう訳だ!!」
タニが直もくいさがる。

「タニ!タニ、もう諦めろ、こいつはどうにもならない。」
りかがあきれたように言う。

「だって、りか様....」
「俺の術など、はじめから、なんとも思っていない。妙な男だ。」
「でも、あんなに苦しんでたじゃないですか」
「あれでさえ、ホントのことかどうか.....」

ワタルが明るい瞳で、りかを見る。

「おい、イカサマ、アッ、いや、リカ様。」
「な、なんだ!」
りかが憮然として聞き返す。

「賭けをしねぇか?」
「賭け?なんの?」
「俺が勝ったら、お前は俺の危機の時、助けに来る。」
「お前が、負けたら?」
「俺の命をやるよ。」
鮮やかに言い放って、ワタルがニヤリと笑う。

「何を賭けるんだ?」
「こいつ。」
ワタルが、コムを抱き上げて、振って見せる。

「わっ、ば、ばか、やめろ!」
コムが驚いて、ワタルにしがみつく。

「コム?コムをどう....」

「こいつが俺に惚れたら、俺の勝ち.....」

「フフフ....」
りかが面白そうに笑う。

「何、ばかなこと言ってるんだ。勝ち目はないね、お前に」
コムが、怒った顔で言い放つ。

「お前、はじめから、俺に協力しろって、素直に言ったらどうだ。」
りかが笑いながら言う。

「なんで?」
ワタルの愉快そうな瞳がりかを見る。

「お前の勝ちに決まってるからさ。」
りかも面白そうに口を歪める。

「り、りか様、なんて事を!!」
タニが真っ赤になって怒りをあらわにする。

「まぁ、勝ち目のない賭けはしたくないが....
この世界の危機は俺達にも関わってくることだからな、協力してやるよ。」

「ま、まだ、勝負は決まっていません!」
コムが、真剣に抗議する。

「お前、俺が負けて、死ぬ事になったら、生きていけないほど悲しむことになるぞ。」
「な、なんで、お前なんかのために....」
文句を言おうとしたコムの唇をワタルの唇が覆う。

「俺がそう決めたからだ....」
「こ、この、うぬぼれの強い、ドスケベ!!」

ジタバタと暴れるコムを抱きしめて、ワタルが尚も口付けを続ける。

りかがマントで、タニの目を覆って抱きかかえると、いつのまにか闇とともに消えていった。

強引な口付けを交わす二人の前を、何かがフワフワと通り過ぎて行く。

「???」
二人は、キスしたままで(ワタルが離そうとしないので)、
それが通り過ぎて行くのを目で追いかけた。



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堕天使物語・5 No: 4338 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/07 Sun 20:30:04
もう、二度と何も書けないかと思いましたけれど、
今朝、ここで絶叫させていただいたら、スッキリしたのでしょうか、
書けちゃいました(笑)

>華子様。また私が下でしたわ。よ・ろ・し・く(^^)
ぶんちゃん、ステキでしたでしょう?(別に私のものじゃないですけど)
ところで、華子様のワタコムのラブラブ、やっぱり良いですね(^^)

>鹿目乃様。さすが、鹿目乃様(^^)キリヤン、まんまでございます。魅力的!

>ぽん様。シリアス路線に突入?でしょうか。
かしげちゃんにも救いの手を!キャンペーンはどうでしょう?

>オレンジ様。大作ですよーー。
誰が何と言っても(誰も何も言わないと思いますが(笑)

***********************************

空気の比重が重くなったと感じたと同時に、闇の範囲が次第に広がりはじめる。
確かに、天に日は輝いているのに、ワタルとりか、タニとコムを包んで、闇が濃くなって行く。

りかが微かに口元を歪めて微笑む。
辺りの闇が、命をもったもののように、ワタルにまとわり付きだした。

「ウッ!!」

ワタルが、微かにうめき声を上げる。
絡まりだした闇が、ワタルの体を包んで、絶妙な動きをはじめる。
ワタルの声が、次第に喘ぎ声となり、陶酔の表情を見せはじめた。

コムとタ二は呆然とそれを見つめ、りかは楽しそうに瞳をきらめかせる。

「どんな、感じだ?」
りかがワタルに尋ねる。

「い、いい...感じ..かな...」
「まだ、まだ、これからだ。」
「こ、こんな、歓待を受けるとは...な」
「フフフ、悦んでるのも今のうちさ。」
「ど、どういう...ことだ?」
ワタルが喘ぎ声の合間に、尋ねる。

「このまま行けば、犯り殺し(←使ってみたかったの、0番様)って、ことさ。」
「そ、それは、願ってもない、死に方だが.....」

ワタルが、動かしにくい手を必死で動かして、懐から何か取り出す。
清らかに輝くその物で、自分の体を払う。

絡み付いていた、闇が、はらりと落ちる。

「あっ、天使の羽だ!」
タニが叫ぶ。

「そんなものが、何になる。」
りかが、馬鹿にしたように、しなやかな指先を落ちた闇に向ける。

闇はまたうごめきだし、スルッと、ワタルの口の中に入っていってしまった。
突然、ワタルが地に倒れ込み、苦しそうに、転がりだした。

「せっかく、気持ちよく、死なせてやろうと思っていたのに...
余計なことするから、苦しむことになる。」

ワタルの顔が、苦痛に歪む。

「ウッ!、こ、これを...」

ワタルが、懐から出した、小さな袋を指す。

「これをどうするの?」
コムとタニがハモる。

「の、のませて...くれ...」

「ばかだなぁ。味方は誰もいないんだよ。」
タニが気の毒そうに苦しむワタルの顔を覗き込む。

その時、コムが、その袋の中身をとっさに口に含むと、ワタルにしがみついた。

「あっ!」

タニが止める間もないうちに、コムの唇がワタルの唇を覆った。

ワタルはコムを抱きしめたまま、動かない。

りかとタニが呆然と、地に転がっている二人を見つめる。


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レスだけ・・・ No: 4337 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/07 Sun 18:15:33
今週末は、皆様、各方面で壊れまくってましたわよね?もちろんオレンジも赤坂で。
ぶんちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!
とりあえず、レスだけ~。

ショーコさま  >私には抱え切れない問題だわ。 オレンジにも抱えきれるかどうか不明です。
  ま、ダメだったらその時はその時さ~(←無責任)
  りか様!!悪魔なのね~。リカコムってひそかに新鮮な取り合わせだわ。りかさま・・・イカサマ・・・イカ様・・・?

あやさま  レスありがとうございます。そうなんですよね。思い入れがあると恥ずかしい・・・。

かめ乃さま&R20さま  陽子、ムードがあって好きです。いいわー。麻子ちゃんと過去が!?
  と思ったら、うひょーー水着!!ドレスでだんしんぐ~♪(←超馬鹿喜びのオレンジ)

keikoさま  ノルさんの描くぶんちゃんの絵は、ちゃんと描けたとして、きっと門外不出の・・・(泣)。
  オサちゃん、もしかしてアサコにずっと看病してもらいたくて長引かせてるんじゃ・・・?

いちごさま  絡み合う魔性の糸~♪絡んで絡んで~。この頃はトドさまの方がちょこっとノルさんに片想いなのかしら。
  でもいいわー、トドノル。格好ええ。こんな美男子高校生カップルにお目にかかりたいよー。
  中坊(高校生になった?)ぶんちゃまの再登場も待ってまーす。

パナマさま  うっうっうっ・・・もう、ダメ・・・。笑いが止まらない・・・!!!
  ツメエリ・ムーン、タバコのポイ捨て、75歳の老人、さわらぬワタ・リカ・・・ふるふる。
  燕尾服素面のトドボスなんだかめちゃくちゃ可愛いい。パナマさま、好き!!

836番さま  リカタニ、ハバナ~♪に行くのっ?きゃー楽しみ~。 >きゅーばん‥‥‥(タコ‥‥?)ひそかに大受けです。
  オレンジのは大作ではなく、ただダラダラ長いだけです。しかも、力尽きたところで終わる気まんまんさ!

ぽんさま  どうなさったの?弱気のぽんさまなんていけませんわ。かしちゃん、さえちゃんと並んで永遠の悪役キャラのような。
  コム×かしちゃん、かしちゃんの応援団は誰もいなかったのね・・・(涙)。オレンジが陰ながら見守っててよー!

Kさま  おおおおー、ついに禁断の、4(ぴーーー)!?
  極道たちの肖像、リカちゃん編だっ。 >今宵もまた一夜・・・ 可笑しいよーーKさまー。 



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独占欲 4 No: 4336 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/07 Sun 16:10:07
かしげの部屋では、タニがちょうどかしげの傷の手当てをし終えたところだった。

「じゃ、俺、まだ仕事が残ってるからもう行きます。」

ソファに寝そべって、かしげが口を開く。

「タニってさあ、何言っても傷つかなさそうだよね、つまんない。
 ねえ、タニの弱点って何?やっぱリカなの?」
「・・・・・・」

タニは、戸惑ったような顔をしている。
なんと答えたら言いかわからない。
今までこういったタイプの人間には会ったことがない。
いつも、自分に協力的な人ばかりに接してきた。
自分を傷つけようと身構えてるかしげのような人間には接したことがない。

「答えないってことは、そうなんだ。
 ねえ、教えてあげようか、タニが来る前のわたるとリカの関係。」
かしげの口元が上に上がる。
面白そうにクスクス笑い出す。

この人は、こうやって、どれだけの人を傷つけてきたんだろう・・

そう思うと、無償に腹が立った。

「そうやって生きていて、楽しいですか?」
タニの真っ直ぐな視線がかしげの目を見つめる。

「もう、いいよ!出てけよ!!
 お前を見てると、イライラするんだ!
 自分は正しいと思いやがって!」
かしげが癇癪を起こして、テーブルの上に置いてあったグラスをタニに向かって投げつける。

グラスはドアに当たって床に砕けた。

タニは、黙って部屋を出て行った。

俺が正しい・・・?そんなこと、今まで、思ってみたこともなかった・・
なんだか、すごく寂しい気分だよ・・
リカさん・・今すぐ、会いたいよ・・・

タニは、午後の洗濯物を、半べそをかきながら一心に洗っていた。



夕方、轟のところに、かしげが訪ねてきた。

「なんだ、めずらしいな。お前がくるとは。」
轟は、書類から顔を上げる。

「義兄さん・・ちょっと、お願いっていうか、提案があるんだけど。」
「何だ?」

「それより前にさ、義兄さん、僕のこの顔見て、心配の言葉一つかけてくれないの?」
かしげの顔には、青いあざが何箇所かできていた。
「そのことならもう知ってるからな。
 お前が悪いんだろう?」

「違うよ!コムが殴りかかってきたんだよ!
 あいつが先に手を出してきたんだ!!」
「ほう・・・それで、何をしてほしいんだ?
 お前のことだ・・そのことで俺のところに来たんだろう。」

かしげは、満足そうに顔を上げる。
「コムをね・・もう一度、義兄さんのお人形にしてほしいんだ・・。
 今度は、首輪でもして、ベッドにくくりつけておけばいい・・・。
 ねえ、義兄さんにとっても、悪い話じゃないだろう?
 僕を殴ったんだ・・それくらいの罰を与えないと僕の気がすまないよ。」

轟が、眉をひそめる。
「まあ、検討しておこう・・・。」
「うん、よろしくね・・。」


かしげが部屋からいなくなると、隣の部屋からぶんが出てきた。
轟の傍に駆け寄る。

「ねえ、検討するって・・まさか、本気じゃないよね?トドさん。
 そんなことしたら、コム、自殺するよ、きっと・・」
轟が見上げると、ぶんの悲しげな瞳とぶつかる。
ふっと、轟が笑う。
「立ち聞きしてたのか・・しょうのない奴だ。」
「じゃなくって!!今はコムのこと!!」

「もちろん、本気じゃない。
 かしげもそれはわかっているはずだ。
 ただ、俺を本気で怒らせたらどうなるか知ってるから、それ以上は追求してこないけどな。」
「ねえ・・どうしてかしげって、あんななの?」

「あいつか・・」
はあっとため息をつく。
「あいつはな、愛が欲しくてしょうがないのに、愛を得られないんだ。
 だから、あんなに攻撃的になっている。」

「なんで?今は、トウコがいるはず・・」
「俺もそこまでは知らん。
 もしかしたら、トウコの中にある何かがかしげを満足させていないのかもしれん・・」
「ふうん・・なんか、切ないね、かしげも・・・」
「そうだな・・・」



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独占欲 3 No: 4335 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/07 Sun 16:07:20
皆様崩壊済みなようで、この板が淋しい。
ぽんも、壊れないうちにupしておこう。

*************************************
しばらく取っ組み合いが続いた後、コムは、床に仰向けに倒れこんだ。
「ハアッ・・も・・・もう、限界・・」

かしげも椅子に背中をあずけて肩で息をしている。
反撃する力はもう残ってないようだ。

「コム!!」
わたるが駆け寄る。抱き上げて、部屋へと運んでいった。

「タニ、すまんがかしげの手当てをしてやってくれ。」
轟が口を開く。
「はい。」

轟とリカは、二人で出かけていった。



「いたっ!・・・わたるさん、もうちょっと優しくやってよ~。」
わたるが、コムの傷の手当てをしている。

「お前が好んで怪我したんだろ。ちょっとは我慢しろ。
 じゃ、シャツ脱いでみな。」
「・・えっ?なんで?」
「怪我してねえか見るんだよ。」

コムは、おとなしく脱いだ。

「あ~、あちこちにあざこさえちまって・・・もったいねえな~
 こりゃしばらく痛えぞ。当分抱けねえな。」
「え!やだよ!抱いて!」
「お前が痛がることなんて俺にはできねえよ。
 しょうがないと思って諦めろ。
 それにしてもなんだってかしげに喧嘩なんて仕掛けたんだよ。」

「だって・・・」
コムの目に悔し涙が溜まってくる。
「だって、僕のわたるさんに触ったんだもん!
 あんな・・あんな声で甘えられるのだって、後ろから抱きつくのだって、全部全部、僕の特権なんだから!」
目からは大粒の涙が溢れ出す。
「あんな奴がわたるさんに触ったら、わたるさんが汚れちゃうんだもん!
 わたるさんは・・わたるさんは僕のなんだからぁー!!
 う・・・うわぁーーーーーーー!!」
コムは大声で泣き出した。

そうか、それで怒ったのか、コムは・・。
僕の特権・・か、かわいいこと言うよなあ、こいつは。

わたるは、脱いだシャツをコムの肩に掛けてやると、あざに触れないようにして、そっと抱き寄せた。
コムは泣き続ける。

すすり泣きに変わると、わたるが口を開いた。
「コム・・俺・・なんだか、すっげー嬉しいよ。
 お前が怪我して、泣いてるっていうのに、俺喜んでる。
 ばちあたりだな。」
コムは首を振る。
「お前がそこまで嫉妬してくれたことが、すっげー嬉しい。」

わたるの肩で泣いていたコムが、顔を上げた。
「落ち着いたか?」
「・・・うん。」
「じゃあ、洗面所行って顔洗って来い。
 どろどろだぞ。」

「えっ!!大変!どろどろだと、わたるさんに嫌われちゃう!」

コムは、立ち上がると、洗面所に小走りで駆けていった。

「・・嫌わねーよ、そんくらいでよ・・」
わたるは一人、つぶやいてみる。


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〔シネマ・アベニュウ〕 No: 4334 [返信][削除]

投稿者:鹿目乃 02/04/07 Sun 10:49:10




そのうち俺らにも まさかって不幸が起こるさ。



「 リカ! 」


慣れた手つきで葉巻の封を噛み切る男。
短く揃えられた口髭にゆるくまとわりつき、
甘ったるく煙がのぼる。



「州法が変わったらどうする」
「お前とハヴァナに行くさ。」
葉巻がなくちゃあ、俺は死んだも同然だからな。


「本当に、来るか?」
「何言ってんだよ」



新しい何かに変われ?
やめてくれ、御免だ。
さぁ、ゲィムを始めようか。





「 …髭剃ってる時ぐらい吸わないでいらんねぇのか 」


タイをだらしなく緩めて、キ○ガイじみたオレンジのシャツの腕を捲り
貧相な鏡の目前に顔を寄せて、神経質に剃刀を滑らせる。
俺はベッドに放り出された奴のジャケットの匂いから
派手な金髪のオカマを思い起こす。
彼女、からこの匂いが漂わない日はない。


「 ぁん? あ゛――――――ッ!! リカてめぇ、
 話し掛けるから切っちまったじゃねぇかよ お前!! 」
「知るか!」


リノリウムの床には勢い良く水の飛沫が飛びつづける。
泡だらけのツラを、強引に寄せてくる。
肩を突かれて倒れ込み、スプリングがしなる。
餓鬼みてぇなギャンブラーの大袈裟な笑顔が、そのまま俺を貪る。


「タニ、ちきしょう・・・っ剃ってから来い! 不味い!!」
「欲しいモンは欲しいときに喰わなきゃ美味くねんだよ。」


眉間を深くよせて、ご馳走を味わうかのように口づけてくる。


「 俺の、勝ちだ。」
「・・・・・勝ち負けなん っ ・・・て、 あるか」



形がいいと頻りに誉めるケツをゆるゆるなでまわし、
タニがまた、にかっと見せつける。

「 あるさ 」











陳腐なデザイン、陳腐な結末!
他の男が百人束になってかかってこようとも、
あたしの美貌には誰一人かなうワケないわっ。

「 タァ――――――ニぃぃぃぃぃぃぃぃ――――ッ♪♪♪」
「ハぁロ――ぉう、キューティィーパぁぁぁイ!!!」


ねぇん、気付いて。昨日パァマあてたのよ、あたし♪

「キリヤン、まったくお前は別嬪だぜ。
 ブロードウェイ一のオカマさ!!」
「んふふふふふ・・・そのあたしが、あんただけを愛してて、
 あんただけのモノだって言ってるのよ?
 早く二人で暮らしたいわ~」



トレードマークのお髭をなぞる。
嗚呼、なぁんてイイ男っ!!! クラクラしちゃうわ。
彼のセンサイな指が、あたしのたくましい太腿を行き来する。
あら、ぅんっ やぁんタニったら、ここは店よぉ~~~♪
タニとのキスは、ちょっぴりお髭がかゆいのよ。
くしゃみを我慢して強引な舌にありったけのあたしを委ねる。
あぁん、駄目っ・・・眩暈がしてきちゃったわ。
真っ赤なエナメルでコーティングした爪の先で
彼のファスナーを降ろすと、よく見覚えのある素晴らしいペニスとご対面。



「 ほら・・・・・来いよ。」


あぁ、あたしはすぐにでも跨る。
他人が身体に入ってくるか感じは、なんってエキサイティングなの。
あたしは彼と暮らしたい。彼と結婚だってしたい。
でもそれは叶わぬ夢なの。
だってあたし、オカマなんですものぉ。。
でも、駄目と言われれば言われるほど夢はひろがっちゃうわけ。
法律変えて、結 婚 し た い っっ! ! ! !





「お前を、愛してるからだよ。」

金髪美人の耳元に吹きかける。



「ギャンブルが一番? 俺にはキリヤンが一番さ。」

腐れ縁の男を突き放す。
俺はこれほど愉しい遊びをしらない。
今さえよければと言い切れたらいいのに。


そのうち俺にだって、まさかって幸せが舞い込むかもしれないさ。






-------------------------------------さて、日比谷へ・・・(滅)



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うぃーきゃんどぅーうぃきゃんごー <れすですって No: 4333 [返信][削除]

投稿者:鹿目乃 02/04/07 Sun 09:31:31
友人宅で、延々9時間ジャニィズ見させられ。(吐)
嫌いじゃあないんだ。辟易してるだけで。(…)


>>はつこ様
 佳代子さん、裕子さん(聖子さんのがいいかしら)
 は、是非是非はつこさまのお手で・・・(綺羅綺羅)
 
>>0番様
 ナマモノでも・・・もぉ日比谷の赤いシートに埋まって腐りかけておりますが(厭)
 
>>いちご様
 アサ女オサ男は、すかーれっとの所為にして(爆)
 
>>K様
 ありがとうございます。
 日比谷と生活の合間を縫ってここえくるわたくし(…)
 
>>HT様
 會津さまによれば、麻子様、ご帰国されるとのこと・・・
 ど、どうしませう(非力)
 
>>白星様
 星野銅像たっちまうかもしれん・・・(唖)
 破竹の7連勝・・・ろくじゅうなんねんぶりって、余裕で生まれてませんが(爆)
 今だけ首位の夢に浸っておきまするるる。
 そして感動。かよちゃん・・・・・(泪々)
 名前はもう、双子だから見分けつかないでせうということで。(笑)

>>R20様
 昨日は魂飛んだメヱルを・・・(顔あげられないまる子)
 うらぶれガイズ、カマン!!!
 しかしパライソも頑張りますううう。(笑いドコロでせうか)
 んで、本当に水着着せたな(爆)
 でもこの時代、惜しいことに油性マジックがないのですよ。なんて惜しい。(…)

>>ぽん様
 なにやら月湖が淳子化。(笑)
 苦悩するいやらしさが乗り移っております。(←酷い作者だなヲイ)
 大変愉しませて戴きました。是非また月湖ひかるを!

>>あお様
 途切れ途切れ書かせて戴いております。(ぼやぼややね)
 20人、どれが誰だらう、とつい考えを及ばせ(…)
 書いてるあお様はさぞや大変であろうことと思います。
 
>>ショーコ様
 サートービーの顔とオリヴィアの身体のハメコミ画像でも作りましょうか(爆笑)
 受けうさぎタニなど作ってR20様に送りつけたことなども…(呆)
 お、初日おめでとうございますぅ。
 堕天使物語、続きお待ちしてま。 

>>あや様
 今日の淳子は・・・(爆笑)
 危険です。
 ネイサン、いつのまにやらでっかくなられ・・・(遠)
 何故唐突にあんなに歌唱が進歩したのやら。(今までの酷さとの落差が/爆)
 わぁお此処にもハマファンが♪(倒)
 星野様は神様です・・・(沈)

>>パナマ様
 久方ぶりでお会い出来、うれしゅう御座います。
 ゆうひさん、ビジュアルが淳子薫子と並ばせてベストだとゆう
 腐った(?)視力ゆえに毎度ご登場願うことに・・・(うぅん)

>>836番様
 栄養充填は・・・妄想溜めとけよ充填。(それにしても…)
 東上したらしたで、日々成長してゆかれる姿を(歌が昨日と今日では大違いなやまとサン…)
 見届けたいな、とチケットかさみ(呆)
 ハバナリカタニすってき。所々に挿入のセリフやらもう。(ガイズ症末期やね)

>>ごんた様
 なんか、「ワン・モア・タイム!」でマリオになって大見得切る奴を思い出し(懐)
 



「なぁ、このネクタイ覚えてるか? おまえが誕生日にプレゼントしてくれたヤツだぜ・・・」
「うぅん♪ おぼえてるわよお~♪」

タニキリタニキリ。ぁゎゎゎ・・・



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ほほえみの天使 3 No: 4332 [返信][削除]

投稿者:華子 02/04/07 Sun 09:03:37
皆様、おはようございます。皆様、それぞれに崩壊寸前?!ですね。お大事にしてくださいませ。
私、「風共」は、観れないんですー!!多分、、、(グスン!)
でも、「殉情」は、観れるので、これから行ってきます。その前に、少ーしだけ続きをUPしておきます。
あー「風共、風共、、、、、、」レスは、帰ってからゆっくりさせて頂きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ワタルは、少しふてくされながら答える。
「ああ、わかってるよ。どうせ俺は、頑丈さ!
 じゃなきゃ、こんな仕事してねえよ。」
ワタルの様子に、クスッと笑ったコム。
笑顔も仕草も可愛い。

ワタルは、コムの頭をクシュクシュと撫でると、すっと抱き上げた。
「ドクター、悪かったな。朝から騒がせてしまって。」
「ケロ先生。ありがとう。ねぇ、ワタルさん、ケロ先生の所に
 行って、、」
ワタルは、コムに言われてドクターに近づく。
コムは、すっとドクターの頬に口づける。
ドクターは、突然の事に固まったまま。そして、顔が緩む。

「コム、お前なぁ、、、。人に抱かれたまま、そういう事するか?」
ワタルは、呆れ顔でコムを抱く手に、力を込めた。
コムは、悪戯な表情を浮かべてワタルに問い返す。

「そういう事って、どういう事?」
「そういう事っていうのは、、、、、こいう事だ。」
ワタルは、抱いているコムに唇を重ねた。
痛みを気遣って、そっと唇を離す。

コムの瞳が微笑んでいる。輝くひかりに包まれたように。
「僕、ケロ先生の唇には、してないよ。」
「ばーか。そんなこと言ってると落とすぞ。コム。」
ワタルは、少し元気になったコムの様子がうれしくてからかう。
「イヤー!ケロ先生、助けてー、、」
眼の前でじゃれあっている2人に、呆れ顔のドクター。

「おい、安静って言ったはずだが、、、」
「はーい。じゃね。ケロ先生」
元気に手を振ると、2人は帰っていった。

“薬は、少し弱めのにしておくか。ちょっと痛みが、残ってる方が、
 大人しくしてるだろう。“と考えるドクターでした。


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ハ~~昨日は初日だったのレス No: 4331 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/07 Sun 06:59:20
皆様、おはようございます。昨日は完全崩壊、復旧の見込みなし状態でしたので、
今朝、レスしようと思って、さっさと寝てしまったのですが、
今朝になっても、復旧してません私(笑)
下のくーろ様と同じで、ございます。

コムちゃーーーん、あなたはなんて可愛いのーーーー!!

で、何も冷静に書けませんので、一言、絶叫レスを(←バカです)

0番さま~~、二日もお会いしてませーーん、お元気??!!

くーろさま~~、あなたも、観たのね?観てしまったのねーー!!

華子さま~~、いつ観にいらっしゃるの?続きも早くーーー!!

keikoさま~~、アサコちゃんのスカーレットも凛々しくて楽しみ♪誰かチケットをー!

あやさま~~、油断?してても大丈夫よーー、とてもひどい事なんて、書けない--!!

パナマさま~~、ごめんなさい、生意気なこと書いちゃいました。でも私も一緒なのー!

いちごさま~~、ぶんちゃん、今日千秋楽ですねーー、ホントにステキでしたーーー!!

オレンジさま~~、ぶんちゃんのヌード!!キャーーー、見たい!!(笑)

白星さま~~、続きは?ワタルアシュレー、いい人すぎだから、観てみてーーー!!

R20さま~~、同じ空気!!、イエ、私空気吸ってたかどうかも....

べんさま~~、怒涛の三日間!!!ご無事をお祈りしてまーーーす!!

雪だるまさま~~、いづるん、出てくるたびに、コラーー!!って(笑)ごめんね。

836番さま~~、りかさんとタニちゃん、勝手に出しちゃいました。皆様壊れてるスキに(笑)

Kさま~~、いつもパロディ、おもしろーーーい!りかワタのベルばら、いいわ--!!

ぽんさま~~、ケンカするコムちゃん、いいわーーー!!がんばれ-----!!

ごんたさま~~、お久しぶりーー、そう言えば、ガイズのタニちゃんは大人の男でしたわ!

朝から、大変お騒がせいたしました。16日までは、こんな調子かも...許して(涙)


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少し落ち着いたのでレス(笑) No: 4329 [返信][削除]

投稿者:(♪ノルXぶん親衛隊♪) K 02/04/07 Sun 01:04:41

雪だるまさま
>ウインブ○ドンのセンターコートのチケット!
私も反応しました~。

くーろさま
続きは楽しみに焦らずゆっくりお待ち致します~。

♪HT♪さま
嬉し~い!これから一体どうゆう展開になっていくのでしょう・・・超期待ですぅ。

いちごさま
きゃー嬉し~い。やっぱり高校時代いいなぁ。
あっ遅くなりましたが、いちごさまには勝手にお世話になっております。どうか平にご容赦を・・・。
ぶんちゃんふぁんの皆様お許しを!

白星さま
まとぶ~ん!ワタル君はこの後・・・

ぽんさま
パラウソ面白い~
そしてなんと!コムVSかしげ 以外だけど楽しい。(楽しんでいいのだろうか・・・)
>しかも、あいつら、なんで止めずに応援なんてしてるんだ!?
> リカ!お前も笑ってるんじゃねえよー!!」
深刻なのにコムちゃん。やっぱり楽しいです(爆)。

あおさま
>「あ・・・あ・・・終わったやつらから・・・聞いていたのと・・・違う・・・・」
やっぱりここで反応しました(笑)。

パナマさま
出てきて下さって嬉しい!抱腹絶倒面白すぎますっ!

836番さま
うわーガイズネタにパライソも!「キューバ人も飯は食う」ってセリフ好きなんですよ~
早く観た―い!

ごんたさま
谷岡組はやっぱり避けては通れないのだなぁとしみじみです。
今後のリカXたにどうなっていくのでしょう~。

レスしきれなかったライターの皆様、
楽しく読ませて頂いております。
風共も初日を迎えなんだか大変な事になってます(爆)が、お体を大切にまた楽しませて下さい~。


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パナマ様っ! No: 4328 [返信][削除]

投稿者:リル 02/04/06 Sat 23:58:23
なんっと、素晴らしい、お話なんでしょう!
(カートライト将軍の口調でね)

泣く子も黙る轟組のボスなのに、こんな企画にのっちゃうトドさんてば・・・
眼鏡でセンターパーツのリカちゃんてば・・・
ロッカー背負ってるワタルってば・・・
そして、まだまだすれてないミズくんてば・・・
面白すぎます~、あ~、もう涙でそう。

レスいただいた皆様、ありがとうございます。
パナマ様の作品で今は幸せで・・・はぁ(溜息)。
そして来週はツメエリムーンとツメエリマーズを交互に観れるので、
これまた妄想たくましくしちゃいそうですー。


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春の惑い No: 4327 [返信][削除]

投稿者:ごんた 02/04/06 Sat 23:25:27
「10!お~れ~の~勝ちだぁ~!!」
タニはさっきから、サイコロを転がしてはブツブツ言っている。
声色を変えて、
「俺は下水道の文無しだぁ~!!」
どうやらタニは、市民の皆様遊技場の胴元役をおおせつかり鼻の穴を膨らませて稽古中らしい。

「お、タニ。そんなにムキになんな。あんまり入れこむと後でへばるぞ!」
ワイン片手にタバコを燻らせて、タニの稽古を見守っていたリカが声をかけた。
「だって、リカさんっ!俺、こんな役割初めてでっ。いっつも、厨房だったのに
それが、組の看板背負うみたいな大役でどうしたらいいかって。だって、失敗する
かもしれないし、お客さん来てくれないかもしれないし、怒って帰っちゃうかも
しれないし、組に損させたら大変だし、それに・・・うっぷ・・・。」
リカの濃ゆ~いキスが、興奮してしゃべりまくるタニの唇を塞ぐ。

「タニ、お前はあるがままでいいんだよ。ボスだってそれを見込んでお前にこの役を与えたんじゃないか。
ボスはお見通しさ。お前が必ずモノにするってことを。勿論、オレだって・・・。」

俺だって、分かってるさ・・・、そう言おうとして思わずリカは口をつぐんだ。
タニが1人前になる?そうさ、こいつは大和組の跡取だ。1人前にする為に、
ボスはここで修行をさせてんじゃねーか。なのに、どうだ?この寂しさときたら。

俺、こいつを離して生きていけんのかなぁ・・・。
リカは不審そうに自分を見つめるタニから目をそらしてつぶやいた。
・・・轟組は・・・ワタルがいれば磐石だろう。
現に、ボスの永代名誉組長お披露目興行も、ワタルを従えて華やかに始まった。
俺は、そろそろ自分の行き先を考えた方がいいんじゃ・・・?

「リカさ~ん、見て見て!ソフト帽の扱いは大分良くなったでしょ?肌身離さず
トイレに行くときだってちゃーんと前を隠せるようになったよっ!」
「・・・。ソフトは前を隠す為のもんじゃねえっつ!!!」
タニの頭を抱え込みゲンコツを食らわせながら、リカは自分の迷いを脳裏から消し去ろうとした。
・・・まだまだ大丈夫だ。俺がコイツを仕込み切るまでは・・・。
ジャレ合う内に、甘い吐息を漏らし始めたタニをゆっくり可愛がりながら、リカは
タニの中に溺れて行った。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

すみませーん、なんか辛気臭いこと書いちゃって。
つい、ガイズにおけるタニの成長振りに嬉しいやら、ちと寂しいやら(笑)で
思わず書いちゃいました。
どうか堪忍して下さい。
皆様、各方面でご本家様がご活躍中ではありますが、で壊れちゃう気持ちも100も
承知ですが、歯を食いしばって(笑)頑張って~!!
私も、拙い文ながらライターの皆様を応援する為に書いてみました。
拙文御容赦。



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熱を出すオサちゃん(その4) No: 4326 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/06 Sat 22:20:18
すみません。いつになくダラダラ書いています。
かなり長いので読むのが面倒になってしまったら
読み飛ばしてしまってください・・・・・・・

*************************

アサコに抱きしめられ安心して眠るオサちゃん。
目を覚ますとアサコはもう起きていました。
「おはよう。気分はどうだ?」
「おはよう。うん昨日よりは・・・・・
 でも喉はまだ痛くて少し寒い・・・・
 だからもう少しこうして抱きしめていて」
「いいよ。こうしているからもう少し寝てろ」
コクンとうなずいたあとまた眠り始めます。
オサちゃんが再び目を覚ましたときはもうお昼近くでした。
オサちゃんが目を覚ましたのに気がつき
「目覚めたか?」
「うん・・・アサコずっと抱きしめてくれてたの?」
「ああ・・・だから安心して眠れただろ?」
「うん。安心して眠れた♪
 アサコ少しお腹すいた。なにか食べたい」
「そうか?じゃ、厨房行って食事取ってくるから
 おとなしくしてるんだぞ」
しばらくしてアサコが食事を持って戻ってきました。
さっそく2人はお昼を食べ始めます。
今日はねったん特製の野菜ぞうすいです。
ドクターが処方した薬が効いたのかオサちゃんは
ぞうすいを全部食べられました。
「良かった。全部たべたな。薬飲むんだ」
「アサコ・・・・この薬飲まなきゃダメ?」
薬が苦いので飲むのをしぶるオサちゃん。
「飲まなきゃ早く治らないだろ?」
「うん・・・・わかった・・・」
渋々薬を飲みます。
「オサ・・・・汗かなりかいただろ?
 パジャマ着替えよう。シーツ変えるから・・・」
オサちゃんはパジャマを着替えている間
アサコはシーツを交換します。
「着替えたか?1度熱計ってみるか?」
体温計を持ってきてオサちゃんを後ろから抱きしめ
さっそく熱を計ります。
5分たったので体温計を見ると37.9度でした。
「少し熱下がったな。でもおとなしく寝てないと
 ダメだからな」
「うん。おとなしくしてる。アサコは仕事に行くんでしょ?」
「いや・・・部屋でできる仕事をするから」
「じゃ、一緒にいてくれるの?」
「ああ・・・・でも仕事するからそばには
 いてやれないが・・・・・・」
「でも同じ部屋にいてくれるんでしょ?」
今日は1人でお留守番ではないのでオサちゃん
とても嬉しそうです。
「具合悪くなったらすぐ言えよ。
 そろそろベッドに行こう」
オサちゃんを抱き上げベッドに連れて行きます。
布団をかけて仕事を始めようとしたとき
トントン
誰かがドアをノックしたのでアサコは
ドアをあけるとゆうかちゃんとかよこちゃんが
立っていました。



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レスです。 No: 4325 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/06 Sat 21:03:18
>華子様
 コムちゃんのケガ捻挫だったんですね。
 骨折れてなくてよかったです。
 しばらく絶対安静なんですね~。
 ワタルくん我慢できるのかちょっと心配・・・・

>ぽん様
 レスありがとうございます。
 私もおかゆ大好きです。
 コムちゃんとかしげちゃんが
 殴りあいの喧嘩・・・・・
 早く止めないと~。
 
>K様
 ノルさん大変です~。
 ワタルくんとリカちゃんまで乱入しちゃうのですね。
 どうなるのでしょう?
 続き書いてくださいますよね??

>836番様
 レスありがとうございます。
 おかゆたべたいですか?
 もしかしてかなりお疲れですか? 
 タニちゃんのボケっぷりがなんだかとても
 かわいいです。
 リカちゃんは一緒に旅行に行きたいだけなのに・・・・
 2人のやりとりを見守るくららちゃんかわいいです。

>雪だるま様
 トドさん口ではなんでもないようなこと言っていても
 ブンちゃんのこととても気になっていたんですね。
 
>パナマ様
 ワタルくんとリカちゃんのセンターパーツ
 見てみたいです。



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極道たちの肖像 2連発  No: 4324 [返信][削除]

投稿者:(♪ノルXぶん親衛隊♪) K 02/04/06 Sat 20:57:11

~その⑥~

「リカさん頑張って」
リカの手を取るタニ。
「ダメだ俺には出来ない。これ以上良くなることはないんだ」
「リカさんのバカァ。リカさんの意気地なし!リカさんなんて嫌いだぁ」
「タニ・・・」

タニを喜ばせたくて歯をくいしばり車椅子から一人立ち上がるリカ
「タ・・二」
「!リ・・カさん・・立ってる・・・」
呆然と見つめるタニ。
一歩また一歩ゆっくりと恐る恐る足を踏み出す。
「あぁっ俺は・・・」
「リカさん・・歩いてる・・・リカさーん」
「タニッ・・・俺・・」
言葉にならないリカ
リカの胸に飛び込んできたタニを力一杯抱きしめた。
「小父さん見て!リカさんがリカさんが歩けるようになったんだ」
「父さん!」
「あぁリカ・・・」
萬がリカを抱きしめる。
「タニ君、君のおかげだ。ありがとう本当にありがとう・・リカをここに連れてきて良かった」
「リカさん!」
「タニ」
ドクターケロが山の上にあるログハウスの前に立ち2人の様子を見て微笑んでいる。
わおーん。
レオンも大喜びで2人の間を駆け回っていた。

―フェイドアウト―


~その⑦~

他組狙撃前日。
「どうしたリカ、眠れないのか」
「あぁ・・・ワタル、お前にはいつも助けてもらった・・・」
リカの肩に手を置くワタル。
その手を握り締めるリカ。
「ワタル・・・コムの所へ行かないと約束してくれるか?」
「俺の行く場所がコムのトコだけだと思っているのか?・・・安心しろ、今夜はそばにいてやるよ」
「お前はこの俺が好きか?」
「あぁ好きだ」
「愛しているか」
「当たりめーだろ!愛している・・・愛しているとも!億の誓いがいるのか兆の誓いが欲しいか
 俺の言葉はただ一つだ・・愛している」
「ワタル・・俺を抱け!今宵もまた一夜お前の男に」
「あぁ見果てぬ欲望よ。俺は今日も生きていて良かった」
「リカっ」
2人抱き合いくちづけを交わす。

―フェイドアウト―



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レスです。 No: 4323 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/06 Sat 20:51:28
>華子様
 コムちゃんのケガ捻挫だったんですね。
 骨折れてなくてよかったです。
 しばらく絶対安静なんですね~。
 ワタルくん我慢できるのかちょっと心配・・・・

>ぽん様
 レスありがとうございます。
 私もおかゆ大好きです。
 コムちゃんとかしげちゃんが
 殴りあいの喧嘩・・・・・
 早く止めないと~。
 
 

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独占欲 2 No: 4322 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/06 Sat 17:07:57
あの・・・、つまらないと思うかたは、どうぞ、読み飛ばしてくださいね。(最近弱気)

*************************************
「コム・・・?」
わたるが気遣わしげに見上げる。

「・・わるな・・・・僕の、僕のわたるさんに触るなっ!!」
かしげを睨みつける。

かしげの目が輝いた。
「へえ、お姫さん、僕に喧嘩売る気?
 面白いじゃない。」
ふふん、と鼻で笑う。

ガッ・・・ガタッ、ガターン!!

かしげが机にぶつかり、床にうずくまった。

「コム!?」

「僕を・・僕を殴ったな!
 義兄にいいつけてやるから!!」
かしげの顔は屈辱にゆがんだ。
「うるさい!!わたるさんは、僕のなんだっ!!」
コムの目には怒りで涙が溜まっている。
かしげが起き上がり、コムに殴りかかる。

それをきっかけに二人は床に転がり、取っ組み合いが始まった。

今まで見て見ぬ振りをしていた奴らが、参加し始める。

「コムさん、がんばれー!!」
「そうだ、負けるなー!!」
ゆうかとオサが声援を送る。

ねったんはおたまをもったまま心配そうに見守っている。
「コムさん、今!脇が開いてます!」
「ガンバッテくださぁーい!」
キムとチー坊は応援に回る。

わたるは、ただ呆然と立ち尽くしている。

コムが・・コムが喧嘩してる!?
止めなきゃ・・って、いったいどうやって止めれば!?
しかも、あいつら、なんで止めずに応援なんてしてるんだ!?

混乱する頭をどうすることもできない。

そこへ、タニが洗濯物を抱えて入ってきた。

「あっ、おい、タニ!
 こいつらを止めてくれよ!!」
「は?
 あっ、コムさんとかしげさん・・喧嘩してるんですか!?」

ゆうかがまったりと口を挟む。
「あのね、かしげさんがわたるさんにちょっかいだしてね、
 コムさんが怒ってかしげさんを殴っちゃったんだよ~。」
「へー・・・。
 いいじゃないですか。」
タニがにっこりとわたるに笑いかける。

「いいじゃないですかって・・・・なんだよ、そりゃあー!!」

「何をしてるんだ?あの二人は・・・」
呆れたように声をかけて来たのは、轟。その傍には、リカもいる。
「出かけようとしたら、騒がしいから様子を見にきたんだが・・」

「あっ、ボス、なんだか、かしげさんがわたるさんを奪おうとして、コムさんが怒ったらしいですよ。
(ちょっと飛躍があるような・・)」
タニがにこにこと話す。
「ほう・・・めずらしいこともあるもんだ・・」

「なあ、リカ・・・」
「はい?」
「コムな、あいつ、昔は、俺の胸で、『欲しいものは何もない』なんて言ってたんだぞ。
 それがなあ、わたるを取られたくなくて、あんな必死な顔で喧嘩するようになるとはなあ・・。」
轟が、満足そうに笑う。
「ええ、そうですね。」
リカも、穏やかに微笑んだ。

「ちょ・・ちょっと待ってくださいよ!
 なんでそんな平和そうに笑ってるんですか!
 リカ!お前も笑ってるんじゃねえよー!!」

錯乱するわたるの肩を、リカがぽん、と叩く。
「まあ、お前も今日は、二人の男に争われるお姫様の気分を満喫しろよ。
 めったにない機会だぞー。」
「なんだよそれ!
 ああ~!!コムの顔に傷がついたらあーーーー!!!」

*************************************
ごめんね、かしげちゃん・・・・



--------------------------------------------------------------------------------
独占欲 1 No: 4321 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/06 Sat 17:05:13
すいません、パラウソほったらかして、新しいの、いかせていただきます。
どーもぽんの書くコムちゃんは、おとなしくしててくれないみたいです。
ま、男の子だもんね(言い訳)。

*************************************
わたるとコムが、朝食を取っている。
ねったんが、わたるのところに牛乳を運んできた。

「はい。わたるさんの分の牛乳です。」
「サンキュ。ねったん。」
「わたるさん、最近がんばりすぎじゃないですか?」
ねったんは不機嫌そうだ。
「がんばりすぎって、仕事か?
 幹部はしょーがねえよ。」

「違いますよ!コムさんです!
 最近やつれてきてるじゃないですか!
 ちょっとは気を使ってあげてくださいよ!」
「えっ?・・・あ、ああ。」
ねったんは、怒ったまま厨房に戻っていった。

チラ、とコムの方を見る。

確かに、少し痩せたかもしんねえなあ。
でも、それで余計に艶が出てきたって言うか、
・・・そそられるよなあ、やっぱり。

「コム、お前、体きついか?」
「ううん、平気。最近ねったん怒りっぽいんだよね。」
「あいつ、お前にも怒ったりするのか?」
「僕には怒んないけど、キムとか、チー坊とかに、ね。」

やっぱ、コムタンだけじゃ欲求不満か?
誰かいいやつができればいいんだけどな、あいつにも・・

朝食を終えたかしげがやってきた。
コムを一瞥して、わたるに話し掛ける。

「ねえ、わたる。そろそろコムに飽きてきたころじゃない?
 僕に乗り換えてみない?」
甘えるような声を出して、わたるに後ろから抱きつく。
わたるは顔色を変えない。

しかし、その光景を見てコムは自分の中にどす黒い感情が広がるのを感じた。

なんだよ、こいつ!
その汚い手でわたるさんに触るな!
わたるさんを汚すな!

心の奥から叫びが聞こえた。

でも、汚いなんて、どうして僕がそんなこと言えるんだ?

同時に理性が抑制をかける。
しかし、それはすぐにかき消されてしまった。

コムは自分の手をぎゅっと握り締めた。

「せっかくだが、そう簡単に飽きることができるほどコムはつまんない奴じゃないからな。
 お前は、トウコのところにでも行ってろ。」
「いいじゃん、僕の相手してよ。
 そこのただのお姫さんよりも、ずっといいと思うよ。」

かしげが馬鹿にしたようにコムを見る。
コムの体がカッと熱くなった。

「コムよりいい奴なんていねえよ。」
わたるが牛乳を飲み始める。

「そうかなあ?その考えが間違いだって、教えてあげるよ。」
かしげの手がわたるのシャツの中に入っていった。

ガタンッ

コムが突然立ち上がった。



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祝!風共初日レス No: 4320 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/06 Sat 17:01:05
今日は風共初日!!
でもmy初日はまだなので、まだぽんは無事です(誰も気にしてねえって)。
ああ~、でも、「スタ小」の風共トーク、ス・テ・キ。
わたる君のコムちゃんへの言葉、「私の前では、特別かわいい!」に、感動。

ワタコ様 え~、だって~、パラウソ書いたときは、自動書記状態だったんですもの。本人書いた自覚がないんですわ。
きっと、何かが降りてきたと思われます。なので、どっかの霊媒師にでも頼んでくだされ。私は書けません(^^;)

K様 皆様、トドノル好きですねえ。ああっ、ノルさん、危ないわ、早くお逃げになって!って、もう、遅い?

836番様 >くららは肉球に汗握る思いだ。 く、くらら可愛すぎっ!!思わず想像しちゃいました(^^)

パナマ様 さすがパナマ様っ!受け所満載ですわ。「ツメエリ・ムーン」、却下されて残念でしたねえ。

雪だるま様 >ウインブ○ドンのセンターコートのチケット! すいません、変なところで妙につぼにはまってしまいました。

R20様 薫子の水着ー!!薫子のドレスー!!ああ、なんと素晴らしい。パラウソ、喜んでいただけたようで良かった(ほっ)

オレンジ様 >「激しい運動は禁止!?」(がーーーーん) ぶんちゃん、そんな、何しにノルさんのところ行ってるのよ(笑)

元子様 やった~!!作品お待ちしております(^^)

いちご様 一人暮らしの高校生トドさまって、なんとなく、セクスィ~♪料理は自分でしてるのかしら?

あや様 私も最近ヅカファンの母親にこの掲示板がらみの発言をしそうになって焦ります(^^;)気をつけねば。

keiko様 私もねったん特製おかゆ食べたいです。おかゆ大好き。

華子様 や~ん、甘々ですね。あ~、でも、捻挫なんてしちゃったら、イチャつきにも限度が出てきちゃいますねえ。残念。

くーろ様 わたる君の心のつぶやきが、らしくて楽しい♪

ショーコ様 堕天使コムちゃん、かわいい~。悪魔なイカサマも、はまりすぎ。続きを早くぅ♪

HT様 私もメトロポリウレタン(←素敵な名前♪)美術館に行って、NORUの絵を見たいです。

はつこ様 ええ、わたくしはあなたのもの。でも、続きはないのよ♪(爆)

あお様 すごい!本当に20人とやっちゃうおつもりなのね(笑)あと、6人、がんばってください。



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ぽん様へ No: 4319 [返信][削除]

投稿者:ワタコ 02/04/06 Sat 13:51:58
書き逃げ禁止!(人のこと言えないけど・・・)

続きを是非に・・・



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偽パラレルぱられる No: 4318 [返信][削除]

投稿者:(♪ノルXぶん親衛隊♪) K 02/04/06 Sat 12:51:53

ああっ管理人さま~すみませんがどうか削除をお願いします(土下座)。

BUKKOWARETEMASUYURUSITE-☆

あれから1ヶ月。
再び稔が轟邸を訪れた。

ぶんは多忙で相手にしてもらえないコム・タニを気遣いショッピングに出掛けている。
「やぁトド」
「よく来てくれた」
再会の抱擁を交わす。
「ぶんは・・・」
「あぁ、いま出掛けてる」
「そうか」
ホッとしたように笑みを洩らす。
「夕方まで戻って来ないからたっぷり楽しめる。さぁ来いよ」
トドの部屋に案内された。
「ベット変えたのか?」
(大きさはもちろん100人乗っても大丈夫なベットだ)
「この前の事があるからな・・」
「あぁ確かに。全くあれにはビビッたよ」
互いに頷き苦笑する。
「ノル・・・」
トドがノルの腰を引き寄せた。
「トド会いたかった」
ノルがトドの唇を塞ぐ。


「終ったな」
「あぁ・・・疲れた」
「早くボスの所へ持っていこう」
出来上がった山の様な書類を手分けして持ちトドの部屋へ向かった。
「ああっ・・」
「くうっ・・・ハァ・・どうだ・・・」
部屋の前で2人が立ち止まる。
「取込中か・・・全くボスもぶんには見境ないな・・」
「全くだ・・出直すか」
山の様な仕事に追われ、今回ばかりは休む間もなくお預けをくらっていた2人にとって
この状況に『俺たちも・・・』と思っている事は一緒だった。
リカはトドの洩れる声に複雑な心境だった。
(ボスとも暫くやってないよな・・・まぁ今はワタルでいいか)
互いに充分やる気だと分かっているので、戻ろうとしたその時。

「あああぁ・・」
ノルの絶叫が聞こえた。
(何?)
ぶんの声じゃないっ。
2人が顔を見合わせドアを振り返る。
「トドぉ・・!」
再び切ない声が洩れてきた。
(誰だ?ボスを呼び捨てにするなんて・・・)
「くうっ・・最高だ・・ノル!」
「ああっ・・はぁ」
顔を見合わせたままその場を離れる事が出来ない。
「ノルって・・・まさか」
「あぁ確かに聞こえたぞ」
「なぁ・・・」
わたるの目がギラギラと光りだす。
「ダメだもう我慢できねぇ・・お前一人じゃこの欲望は治まらねぇ」
「あぁ俺もだ。仲間に入れてもらおうぜ」
(これはもしかして攻めにまわれるのか?)
リカもいいようのない期待に胸が膨らむ。
「ぶんの奴がいないんならこんなチャンス滅多にない。ボスだってぶんをネタにすりゃ断れない筈だ」
「あぁ」

コンコン
重なった二人が固まる。
「いや、ぶんじゃない。ぶんならノックなどしない筈だ。すぐに察して出直してくるさ」
ノルにそう告げると再び腰を動かし始めた。
(そうなのか?ここでは・・)
それ以上考える前に快感が押し寄せてくる。
「ああっ・・トド・てめぇ・・・もっと・・はぁ・・優し・・くうっ・・・しろ・・よ・・ああっ・」
「無理だ・・・おとなしく・・感じてろ・・・」

ガチャッ。
(何?!戻ってきたのか)
トドとノルが一つになったまま蒼白になった顔を見合わせると同時にドアに顔を向け言葉を失った。

わたるとリカが目を爛々と輝かせ立っている。
「ボス・・俺らも・・・・」

最初は唖然としていたトドの顔から微笑が洩れた。
ノルは嫌―な予感に『来るべきではなかったのかもしれない』と思った。


つづく???(←どなたか続きを・・・振り逃げっ)



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熱い風ハバナに~~♪ No: 4315 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/06 Sat 12:22:08
「おおおおおお俺はもおーーーっ、我慢できねえっーーーーー!!!!」

突然りかが叫び出した。

「な、何? どしたの、りかさん」
くららを膝に抱いているタニがびっくりして
部屋に入って来るなり叫びだしたりかを見た。
りかはツカツカとタニのところまで行くと腕をいきなりがっし!と握る。

「俺は、おまえと、ハバナへ行くぞっ!!!」
「え?」
「行くんだっ!!」
「え‥‥だって‥‥」
「なんだ」
りかは、「いやだ」なんて聞く耳もたねえ、とばかりに不機嫌に聞き返す。

「ライオンとかいて‥‥危なくない?」
「‥‥???」
「野生のエルザのとこでしょ?」

ふぅーーーーーー‥‥‥。りか頭を垂れる。
「それはサバンナだ」

「(あぁ~~‥‥)ちが‥った‥?」
くららはタニの膝の上で心配そうにタニを見上げる。
「ハバナだっ」
りかはさらに不機嫌そうだ。

「あ、じゃあ‥‥うなぎ‥?」
「‥‥‥???」
「湖畔でうなぎ食べる、とか?」

ふぅーーーーーー‥‥‥。りか頭を振る。
「‥‥浜名、のことか‥‥? (ひょっとして‥)」

「‥‥ちが‥う‥?」
りかはむーーーっとしている。

くららは肉球に汗握る思いだ。
(しっかり! エクボのお兄さまっ!!
お兄さまはエクボのお兄さまを海外旅行に誘っていらっしゃるのですわっ)

りかはタニの耳を引っ張ってゆっくりと
「ハ・バ・ナ!だ!!」 と大声で言う。
タニは慌てて耳を抑える。

「はばな? それってどこ?」
「キューバだ」
「きゅーばん‥‥‥(タコ‥‥?)」

「とにかくっ!(馬鹿やろう、タニっ) 
おまえは分らなくッてもいいんだっ
俺についてくればいいんだからな!」

「はばななんか、何しに行くの?」
「とりあえず、おまえとディナー」
りかはタニの顎を人差し指ですくい取ってにっこり微笑む。
「夕御飯? なんでわざわざ…。ねったんのご飯じゃだめなの?」
「いや、ねったんの飯はうまい、十分だ。しかし、ポイントはそこじゃねえ」

また、変なことを急に思いついてこだわってんでしょ~、とタニは呆れ顔になる。
「ポイントはそこじゃない…って、じゃあどこ?」
「ハバナだ。(それも)おまえと。」

「他の誰でもない、お・ま・え・と、行くんだ」
「俺とイクって‥‥そりゃ‥」(ぽっ)

タニ‥‥何考えてる‥‥色気の話しじゃねーぞ。


「あの、でも、はばなって、飛行機に乗るの?」
「そりゃ、おまえ、電車やタクシーでは行かれねー。」
「飛行機じゃ、くらら連れていけないじゃない。くららはお留守番?」
くららは(そ、そんな、いいのですわっ)とふるふる首を振っている。

「くらら? ああー、くららはいいんだ。毎日一緒に行ってる」
「は?」
「いいから、タニ、ここは聞き流せ。とにかくっ」
りかはタニの肩を抱き寄せてわざわざ耳もとで低音を響かせる。

「おまえも一緒に来・い・よ」

くららは、お兄さまがエクボのお兄さまとふたりでご旅行というのは素敵ですわ、
良いことですわ、と、御留守番もいとわない受け入れ姿勢ばっちりだ。できた猫だ。

それなのに

「だってまた急に休んだらねったんに怒られる…」とか
「明日はゆうひさんの射撃練習もある日なのに…」とか
タニは急なことになんとなく素直になれず、のらくら言っている。

今日のりかは切羽詰まっていて(←それはわたし~♪)気が短い。
黙ってタニから少し体を離すとうつむき、次に顔をあげた時には


────────淳子降臨。


「薫子さん、あなた、わたくしと二人ではお厭なのかしら?」(←瞬時になりきり)
「あッ………そんな‥‥そんなこと‥は‥ 」(←同上)
「では、よろしくて?」
淳子の、意思の強い煌めく瞳に射ぬかれては
薫子の抵抗など何程のものでもありません。
長い睫を伏せてようやく可憐に頷くのが精一杯なのです。
「……はい。お姉さま、と、でしたら‥‥どちらへでも‥」



「よーーーしっ、決まりだ!! 行くぜっ、ハバナへ!!」
「うんっ! りかさんっ!!♪」(←あっけなくその気)


++++++++++++++++

ああああ、わたしったら、わたしったら‥‥
りかタニに‥‥荒野、入ってるし‥‥(大破)



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やれないなんて恥さらし~~レス No: 4314 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/06 Sat 12:04:15
R20さま。わたしも自制すべきのようですわ。やはし。
ところでね、パナマさまはバナマさまではなくってよ。

はつこさま。すいませんが、↑のメアドへメール下さったら嬉しいです。(ぺこり)

鹿目乃さま。書ける時に‥‥。いまはその時なのか?わたしよ。 
大劇ですでに二桁観たですけどもねえ、東宝でも二桁観るらしいですわ(遠い目)
アレ観て栄養充填できる人いるのか?(吸い取らレてる‥)

パナマさま。お早い御帰還うれしやうれし。ロッカー、学生机。(爆)センターパアツっ♪

雪だるまさま。んまっ、いずるんったら。ま、かしげちゃんはいーとして(←?)

オレンジさま。なんか、やはり大作の予感っす。

keikoさま。おかゆ‥‥食べたい。そういう優しい食物がね、いまね‥(壊)

華子さま。おおっ診療所にはレントゲンも!!

くーろさま。お達者で~~。でもみんなで壊れてくれればそれもいいかも‥(連帯)

ショーコさま。なんっつーー嬉しいものを!!大人気イカサマ悪魔りかさま(大<受け>/笑) 
タニちゃんかわいい~こっちの目がうるうる~~っ。 ご覧のように、回復はしてません。

♪HT♪さま。うーーーん、ぶんちゃんって
どうやっても三角(以上)関係から抜けれないんですねえ。

あおさま。>リカの全身から抱きオーラがゆらめいていた。  凄っ!

ぽんさま。パラウソ‥‥。(爆)

白星さま。あーーかよこちゃんが戻ってきた~。しかし、ワタルは‥。
一ヶ月後にちゃんと戻りゃあいいんですがねー‥。(怯)

Zさま。そろそろ狼少年Zとかお呼びしよーかとすら‥(笑)

0番さま。>問題は山積み ──って、まさかその気だったとか?

いちごさま。ノルさんとトドさん、いーなー。‥‥欲しい、あれ。



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今日風共初日レスね No: 4313 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/06 Sat 08:40:23
>あや様
 >男性がリンパ線を腫らすと生殖機能に障害が
 >出やすくなるそうですが…。
 そうなんですか??
 うっかりしてました。
 あらら・・・・・・・

>パナマ様
 レスありがとうございます。
 オサちゃんせっかく健康的な生活を送っていたのに
 病人にしてしまいました。
 轟組幹部企画会議おもしろいです。
 ミズくんも参加させてもらえたのですね。
 この幹部会議まだまだ続きますよね?
 楽しみに待ってます。
 足洗っちゃダメですよ。

>いちご様
 レスありがとうございます。
 扁桃腺腫れるととても痛いです。
 冷蔵庫にビールしか入っていないなんて・・・・
 トドさんらしいですね~。
 ノルさんトドさんのところでお泊りですか・・・・
 このあとは??
 続き待っています。

>オレンジ様
 レスありがとうございます。
 ノルさんブンちゃんを絵のモデルに・・・
 どんな絵を描くのでしょう。
 楽しみです。

>白星様
 レスありがとうございます。
 オサちゃんなるべく早目に元気に
 なってもらいます。

>R20様
 レスありがとうございます。
 私は家族が病気になるといつも以上に
 かまいたくなってしまいます。



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轟組幹部企画会議 その後2 No: 4312 [返信][削除]

投稿者:パナマ 02/04/06 Sat 08:39:23
【2】

肩で息をする2人は同時に床に腰をついた。

ワタル:「お前・・・なかなかやるな。」
リカ :「お前こそ。」

乱れる呼吸の合間に言葉を交わす。リカとワタルは、お互いの顔を眩しそうに
見合って、小さく微笑む。そして、おずおずと照れくさそうに手を出し合うと
握手する。ここで、ボス・トドは、新人たちに語りだした。

トド  :「これは『違う高校の番長同士が、拳をぶつけあった後、お互いの
      強さを認め合い、友情が芽生える』のシーンだ。」
新人一同:「おお~~~っ!」

トド  :「男が学ランを着たら、この場面は定番だと思え。」
新人一同:「はいっ!」
新人A :「ボスは、この展開を分かっていたから止めなかったんですね。」
トド  :「まあな。」
新人一同:「さすが~」

新人B :「あっ、なんかキスしてます。あの2人・・・」
トド  :「轟組の男だからな。友情を深め合うのにキスぐらいはする。」
新人一同:「そっ、そうなんだ~~」
新人C :「あっ、でも、服も脱がせ合ってます・・・」
トド  :「うっ、それはワタルとリカだから・・・」
新人一同:「・・・・・」
トド  :「学ラン、それは青春の特攻服! 暴走する2人を誰も止められない。
      というわけで、オレは、もう行く。
      こいつらに付き合ってるほどオレは暇じゃないんでな。
      お前らも備品は適当において、さっさと次の仕事にかかれ。」
新人一同:「はっ、はい!」

新人一同は、まだシルクハットに燕尾服、白の羽(大)、十分ワタルとリカに
付き合ったと思われる燕尾服素面のままのボス・トドの後姿を見送った。
そして、さっさと・・・のつもりが、先ほどの喧嘩以上に白熱する2人の
まぐわり振りに目が釘づけで動けない新人の面々。

だが、そこに、かっこはパンツ一丁、半ケツ出しでマヌケだが轟組の男として
の経歴は長いワタルが喝を入れる。           

ワタル:「テメーら、いつまで見てんだよっ! もたもたしてっと、
     かたっぱしからロッカーに詰めて、後でヤっちまうぞっ!」

「わ~~~~っ!!」リカなら、うれしいけど、ワタルにヤラれちまったら大変と
ばかりに蜘蛛のコを散らすように新人組は去っていった。その様子を見て、リカは
ケタケタと笑い声を上げたが、それが、すぐに熱~い喘ぎ声に変わったのは言うま
でもないか・・・

「この年で床ですると、身体が痛てーや。」リカはタバコをふかしながら言う。
裸で寝転び、天井を見ているワタルとリカ。2人で交互に1本のタバコを吸い合う。
ワタルが最後まで吸いきると、床でタバコを揉み消した。

リカ :「あっ! お前がそーゆーことするからツメエリ・マーキュリー(ミズ)
     に揚げ足、取られたんだろっ!」
ワタル:「うるせー。オレは今『空手部とラグビー部に試合の度に呼ばれて
     活躍する、普段は授業さぼりまくりの不良学生』の気分なんだよ。」

リカ :「それ、お前の過去のまんまじゃん。やっぱ成長してねえな。」
ワタル:「ふんっ、お前は・・・
     お前、その髪型にするとちょっと昔にもどるな。」
リカ :「正直にカワイイと言え。」
ワタル:「かわいくねーっ!」

そう言いながらもワタル、リカの額にかかる前髪を指で弾いて口づけた。

ワタル:「もう1ぺん。」
リカ :「もう、いい加減にしろよ。」
ワタル:「頼む~」
リカ :「覚えたてのガキじゃねえんだから。(ってお前はいつもそうだな)」

そう言いながらもリカ、揺れるワタルの前髪が可愛くて、
「しょうがないわねえ」とお姉さん(お兄さん?)気分でヤラしてあげた。


青春の頃の痛い遊びは、大人になってツケが回ってくる。これだけ大騒ぎして
おっ始めたのが、コムやタニの耳に入らないワケがない。ワタルはコムから暫く
オアズケを食らって、リカはタニに暫くの間、きつーくネクタイで縛られた。
備品室のお片づけも次の日、ボス・トドからゲンコツ付で言いつかった。

トド :「分かってると思うが、別々に片づけに行くんだぞ。」
リ/ワ:「あ・・・はい。」

                             
                           
                        てなところで、逃げっ<<<<<



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轟組幹部企画会議 その後1 No: 4311 [返信][削除]

投稿者:パナマ 02/04/06 Sat 08:34:32
【1】

リカがツメエリ姿で轟邸の廊下を机を持って歩く。並んで、ワタルが
ツメエリ姿でロッカーを担いで歩く。すれ違う組員、みな下を見て歩く。

『さわらぬワタ・リカに祟りなし』よっぽどのアホでないかぎり学習する。
でも、心で中で、みな思っている「30過ぎての学ランはキツイな。」と。
ただし、一部マニアはちょっとドキドキ。

リカとワタルは備品室に入った。ロッカーや机を元の場所にもどす。
片づけがすんで、外にでようとしたリカの肩をワタルが後から抱く。

ワタル:「昔、思い出して1発やろうか。」
リカ :「その1発って、よせよ。いつも1発じゃ、すまないんだから。」
ワタル:「じゃあ、3発。」
リカ :「嫌だね。オレは今『いたいけな青年A』を『攻めたい』モードに
     入ってんだよ。お前は、どー見ても『いたいけな青年』じゃないっ!!
     ヤラれんのもごめんだね。」

リカは、ワタルに冷めた一瞥をやって、肩に廻されたワタルの手を掴んで放った。
しかし、ワタルはニヤッと笑うと、すぐさまリカの腕を取り、それを引くと、
ダンッ!とロッカーに打ちつけた。

痛さで息もつけないのか、リカは頭を垂れ、打ちつけられたまま動かない。
ワタルは「あれっ、やり過ぎた?」とリカの顔を覗き込むようにリカに近付いた。

  バキッ!! リカの拳がワタルの顎に入った。

リカ :「『一見、文化系のエリートが実はカゲ番はってる凄腕だった』
     という設定だ。因みに、名前はジュンイチ・・・」

ずれた眼鏡を中指で上げながら、リカがふんっと笑って見せる。
ワタルも顎をさすって、ふんっと笑い返す。

  カーーンッ!(ゴング) 


今年、入った新人組員たちがプレイ・ディスカッションの練習がすんで小道具を
片づけようと備品室の前まで来た。中から何やら尋常ならぬ物音が聞こえてくる。
「?」扉を開けて「ひえ~~~」慌てふためいた。新人たちは右往左往し、その
うちの1人が、助けを求めに駆け出した。

トド :「こらこら、廊下は走るンじゃない。」
新人A:「あっ、ボ~~~スッ!! 備品室でワタルさんとリカさん、
     ど突き合ってます! 備品がどんどん壊れていってます!」
トド :「またかい。あの、ばかっタレどもがっ!」

しかし、ボス・トドは備品室まで来て2人の様子を目にすると、ふっと口元を
緩めて、破壊されていく部屋をただ腕を組んで眺めているだけだった。

新人A:「あの~、止めなくていいんですか。」
トド :「まあ、見てな。」

ワタルとリカは、制服の前がはだけ、口角には血の筋ができている。
2人ともヒドイ状態だ。当然、部屋のほうだってヒドイ状態だ。
あたり一面に散乱する備品の残骸の中には、フレームがグニャッとまがり、
蜘蛛の巣のようにひび割れたリカの眼鏡もあった。
(今回、フレームはカルバン・クライン・・・)

肩で息をする2人は同時に床に腰をついた。



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エピソードもどき④ No: 4310 [返信][削除]

投稿者:雪だるま 02/04/06 Sat 08:28:53
執務室で書類に目を通しながらもトドは上の空だった。
かしげにはああは言ったが、ぶんの事が気になって仕方がない。
ぶんが来てからトドは、何か今まで自分にはなかった様な感情が
込み上げて来るのを感じていた。
ぶんを抱くことによって、何かが見えてきそうな、
闇の向こうにある明かりに手が届きそうな気がして…

「ボス、どうしたんです?何か書類に不備でも?」
トドの様子にリカが気づき声をかけた。

「いや…、何でもない…。」

(何でもないようには見えないが…)
まあ、もう少し様子を見るか…と、リカが再びパソコンに向かおうとした時である。

「そうだ!わたる!」
トドが急に大きな声をあげた。

リカとわたるはビックリして同時に顔を上げ、トドへ注目する。
二人の顔を見て自分の声の大きさに気が付いた。
「ああ、すまん。急に声を上げて。
いや、わたる、チョット頼まれてくれないか?」
「ハイ?」
「なに、かしげにな、あいつに前に頼まれていた物が手に入って、
渡してやりたいんだが…、内線で呼びつけるのもなんだし
すまないが、行って呼んで来てくれ。」

「はぁ?」
わたるはなにがなんだか解らない。
「一刻も早く渡してやりたいんでな。
すぐに行ってくれないか?部屋にいるはずだ。」
「は、はい…」
困惑の表情でリカを見と
リカは顎を上げ、『行ってやれ』と無言で合図する。
わたるもこれ以上もたもたしてトドを怒らせたくはなかった。

「では、失礼して行って来ます。」
(あいつは苦手だな…)なんて考えながらかしげの部屋に急いだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「あああぁ~」
「クッ!」




荒い息でいずるんはゆっくりぶんの中から抜け出た。
「はぁぁ…」
その刺激だけでも薬を飲まされているぶんの身体は嫌というほど感じる。

「まだ足りないでしょう?」
笑顔でかしげが自分の自分のズボンに手をかけたその時。

ドン、ドン!

とてもノックとは思えない強い力でドアが叩かれた。
「かしげさん!ボスがお呼びですよ!
いるんでしょう?かしげさん!」

いずるんは慌てて身づくろいをし、居住まいを正す。

「…わたる…?」
かしげは駆け寄り、ドア越しに声をかけてみる。
「義兄さんが?(ちぇ!)何のよう?」
「開けますよ。」
そのわたるの声に慌てて鍵を外す。

「おはよう御座います!」
わたるの大きな笑顔がドアから現れた。
「や、やあ。おはよう。」
かしげの少しどぎまぎした声に、部屋の奥に視線を移す。

ベッドルームへのドアは開いており、ベッドに横たわるぶんが見えた。
(ああ…なるほど。こういう事だったのか。)
わたるに気づいたぶんは顔をそむけた様だった。

「何にかボスが急いで渡したいものが有るみたいで。
かしげさんに頼まれていた物が手に入ったと。」
「頼まれていた物?」
かしげは首をかしげる。(シャレじゃ無いよ~)

しばらく考えた後。

「あっ!判った!!あれだ!
ウインブ○ドンのセンターコートのチケット!
決勝のを義兄さんに頼んでいたんだ♪」
かしげは嬉しそうに叫ぶ。
「ありがとう!」
と、部屋から飛び出し、トドにいる執務室へ脱兎のように翔けて行った。

悪びれもしないその姿を呆気にとられて見送ったわたるだが、本来の用事を思い出す。
(トドさんも素直じゃないな…)
わたるが部屋の中に入ると、いずるんはどうしていいのか判らない様子で
怯えている。
いくらかしげに誘われたからと言って、この状況をわたるに見られて
平然と出来るようなヤツは轟組にはいない。

「…あ、あの…」
「もうここはいい!早く仕事に戻れ!」
「ハ・ハイッ!!!」
わたるに一括され、いずるんは慌てて部屋を後にした。

「…ぶん…」
優しく問い掛けてみたが、ぶんは顔をそむけたままだった。
肩が小刻みに震えているのが判る。
わたるはぶんの身体にケットをかけてから、縛られている手の縄をほどいた。
手首の赤い痕が痛々しい。

「ぶん、すまない… なにもお前の力になってやれなくて…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

レスを下さった皆様、ありがとうございます。
ぶんちゃんをこんなにして本当にごめんなさい!(反省してます…)
今日、明日とぶんちゃんに会いに(愛に)東上し、明後日はチャーリー楽!
3日程来れませんが、忘れないでいて下さいね~。チュッ♪



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行って来ますレス No: 4309 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/06 Sat 07:15:52
今日の午後から月曜の風共まで怒濤の3日間、いちごのリカくらら(キャー
イチゴ様、また呼び捨てごめんなさい)も予定日をとうに過ぎたくららも
放っぽり出して行って参ります。

>會津ニ十様。ああ。「お姉様。」水着の胸の「1年A 大和」・・・・・・
舞台観たらぶっ倒れるかも。

>いちご様。「ビールしかねえぞ。」っておいおい高校生達。さいらあ服も学ラン
もいいわあ。最近電車の中の可愛い学生さん達がやたら眩しい。

もう時間が、お二人にしかレスできなかった、ごめんなさい。



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パライソ22 No: 4308 [返信][削除]

投稿者:吉屋信夫 02/04/06 Sat 05:41:29

                   會津ニ十


白く花弁が、舞いおちる。
積もる花弁は、果てしなく。
私は埋もれ、もう息が止まってしまう。

デビュタントのドレスで舞う麻子に、抱き締められながら。




勉学でも薫子は、本調子を取り戻したようだ。
わたくしの本を、貪るように読んでいる。
いつかこの子と、夢を語りあえる日がくるのかもしれない。
そんな甘い想いに、ひとときまどろむこともある。

「お姉様。」

瞬くような海の煌きを背に、水着の少女が大きく手を振る。
息を切らせ、水着にタオルをかけたまま、あの子が浜辺から戻ってくる。
水着の胸に「一年A 大和」と書いた布を縫い付けて。
あの子に軽く、手をふってやる。
別荘暮らしのようなこの施設でも、一年生は泳法の時間など設けられている。
上がり口で、はじめて水滴に気がついたのか足が止まる。

夏の陽のしずくが首筋を伝い、煌くような生命力がほとばしる。
乾きかけた黒い水着は、少女を脱却しつつあるうつくしい線を浮き上がらせる。
愛らしい微笑と、淋しげな翳が同居する、不思議な魅力を放つ面差し。
すんなりと伸びた首は、華奢な鎖骨に繋がり、
柔らかな丸みを帯びた、胸へと流れる。
滑らかな腰から、しなやかな脚へ、わたくしが求めて止まない美が其処にある。
あの子は少しすまなそうに、身体をふきはじめる。
わたくしは少し困ったように、微笑んでさしあげる。
互いに小首を傾げて、微笑みあう。

まるで、本当の姉妹のように.

テラスにレモネードを運ぶと、不思議そうにわたくしを眺める。
「どうか、して。」
「 あ、・・日に焼けてしまいますわ。」
「たまには、いいのではなくて。」

乾いた喉に、レモネードは甘く酸っぱく、染みわたる。
「 それにわたくしだって、一年生の頃は泳法の教練を受けていたのよ。」
淳子お姉様の軽いお饒舌りに、わたしのこころは浮き立ち、
優雅に微笑まれるお顔がみたくて、下らぬことをひたすらに話し続ける。
日差しが揺れて降りそそぐなか、籐のお椅子にゆったりと座られる。
 
お姉様、いまは、わたしを見て。




試験の成績は、驚くほどに上昇した。
成績表を眺め、嬉しさに口唇が綻ぶ。
淳子お姉様におみせしたら、陽子お姉様のお部屋に、お礼にうかがおう。



 『 拝啓 

  陽子様、お久しゅうございます。
  貴女様のご帰国の報に接し、日ごとお会い致したく存じておりました。
                           此の度、私儀
  結納が整いまして、帰国する運びとあいなりました。避暑も兼ねて、
  葉山の別荘にも参ります。亦、貴女様にお目もじできますれば、
  誠に幸甚に存じます。
                     あらあらかしこ
    
                       麻子拝     』                        

扉で軽く音がする。
「薫子です。」
手紙を文箱にしまい、扉を開きに立ちあがる。
成績表を手に、なんども頭をさげる。
今は一人でいたくない。
「ちょうど、お菓子を送ってもらったのよ、
 よろしければ、召しあがれ。」
物怖じせず椅子につくこの子、あの頃の麻子によく似ている。
今日のわたしの舌は、いうことを聞いてくれない。

今日の陽子お姉様は、いつになくよくお話になられる。
わたしの成績を、よろこんで下すっていらっしゃるのかしら。
珍しく欧州時代のことにまで、お話しがおよぶ。
焼き菓子を頬張りながら、わたしは引きずりこまれる。
「そのときは、お姉様も御正装なさったのですか。」
「ええ、白い・・・真っ白いローブ・デコルテを、仕立てたわ。」
そういう人々もいるのだなと、物語を聞くような思いで耳を傾ける。
「そういったドレスは、ご本でしか読んだことがないので・・・」
「 ご覧になりたくて?」
「・・・え。」

わたしは何を、いってしまったのだろう。
どうしても離せない、戸棚の奥の秘密の思い出。
麻子との最初で最後の、お揃い。
ニ度と袖を通すことはない、かわいそうなわたしのドレス。

広げられたドレスは、息を呑むようなものだった。
真珠のような光沢をもつ、雪のような練絹。
ふんだんにあしらわれた、繊細なレヱス。
その間に幾つもの宝石が、まばゆいような光りを放つ。
「お召しに、なってみる?」
「え、・・そんな、わたしなんか、とても・・」
「いいお成績の、お祝いよ。」

あれよあれよという間に、わたしはドレスを着せられる。
姿見の前につれてゆかれる。
「寸法はちょうどよいようね。」
思ったより大きく開いた襟ぐりが、すこし恥ずかしくて目を伏せる。

あの頃の、初々しい私達が鏡の向うに甦るようだ。
この子の薔薇色の頬が、軽く上気する。
襟ぐりから覗く、白い膨らみが小さく弾んでいるのがわかる。
薄く口を開き、驚いたように映る自分を見つめている
不意にこちらに顔が向く。
「 あの、わたし・・・・」
「とても、よくお似合いだわ。」
そう、わたしなどより、とても。
こんなに零れるような微笑などできない、わたしより。

「そうしてね、踊るのよ、こんなふうに。」
薫子の手をとって、円舞曲のステップを教えてやる。
細い腰に手を回し、腕にかかる重みが、わたしを過去にひきもどす。
片眉をあげて、必死についてくる薫子が、麻子にかさなる。
彼女の手をとる勇気さえなかった、わたしが甦る。
「・・・・・殿方と  。」

勇気のないわたしは、そして亦手を離す。
「今日はわたし、どうかしてしまったようね、
 付き合わせてしまって、ごめんなさい。」
「いいえ・・いいえ。」
そして、赤みの増した頬のまま、なにか云いたげに口を結ぶ。
こういうときばかり、わたしは察しがいい。
「淳子様に・・お見せしたいのかしら?」
「 いえっ、 わたしなど・・そんな、おこがましい、です。」
「お願いしてみては、いかが?
 それまでに、円舞曲でも踊れるように練習してみましょうか。」
嬉しげにはにかんで、素直にうなずく。


あの方をどれほどお慕いしているのか、隠そうともしない瞳が胸を差す。



扉は、亦閉まる。
そして、わたしはひとり、窓辺で頬杖をつく。

 
 

――――――――――――コスプレだよな(呆)


淳子・陽子共に変態認定かと・・・・・
薫子、悲惨じゃん(←無責任)

鹿目乃様:
えらくしょーもない下りに、いや、もう、どうとでも・・・(平伏し)



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ま、まだ一週間なんれす・・・ No: 4307 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/06 Sat 05:19:08
まだ初日からこっち一週間しか経っていないことに、愕然。

白星様:
お気になさらないで~。光栄ですっ!(嬉)
いちご様:
どっか――ん・・・イイ音ですねぇ。わたくしの脳内でなりっぱなし(呆)。
バナマ様:
セーラーのりか様が「男相手は、強猥で済む!!」と高らかに仰りそうです(おいおい・・・)。
ユウヒさんはわたくしにとって、困ったときの便利なお方(笑)。
あや様:
毛布といわず、薫子の添い寝がいいなああ~~(腐)
keiko様:
こんな風に病気でかまってもらった事が、わたくしは無いことに気がつきました(泣)。
ショーコ様:
おお!では明日は、共に日比谷の空気を吸っているのですね!!
はつこ様:
バカレスばかりで失礼しました。反省してやってみましたが・・・バカ三乗くらいになってしもうて(号泣)
あお様:
たのしそうだなあ、H書くのって・・・・・(←人事)。いいなあ・・・・・・(ぼんやり)。
ぽん様:
パラウソ、流石でございます(拍手)。バカップルは感動すら覚えました(大拍手)。



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いよいよ「風共」初日レスね♪ No: 4306 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/06 Sat 05:01:23
R20様
大変失礼致しました~~(どわっっ←冷汗の出る音)^^;
R20様のレスの次にお話があったので・・・内心「R20様は『体位のススメ』(爆)の方だったような・・・」
と思いつつ・・・吉屋先生繋がりでごっちゃになってしまったようです。壊れているのは私の方・・・(爆死)

鹿目乃様
というわけで・・・お名前を間違えてしまい、大変申し訳ございませんでした。
それから阪神6連勝、おめでとうございます(星野監督銅像化(爆)にまた一歩、近づいた!?)^^;

keiko様
おかげさまでようやく、かよこちゃんの記憶を戻してあげることができました。
オサちゃんの熱も早く下がって良くなるといいですね。

リル様
学ランのワタリカ!!(興奮) お話、是非読んでみたいです!!

ぽん様
ワタコム版パラウソ^^;(タイトルもナイス!)おもしろいですー!!
さすがぽん様。是非続きを!!

あお様
リカさん(とそれを描かれるあお様)^^;の「秘戯」や「技」の数々・・・(鼻血)
本当に凄いです!! あと6人、頑張ってください!!

HT様
ぶんちゃん、ノルさんの絵(とあの人)に逢ったのですね。
実際にノルさんと会える日は・・・?

らん様
花組公演、たっぷりと堪能してくださいね。その後はお話もお待ちしてます。

はつこ様
ハイ、かよこちゃん、おかげさまで無事“俺”に戻れました^^
こうなったら、みんなご自分の「持ち物」^^;に名前書いてしまわれてはいかが?(笑)

ショーコ様
ウィンク飛ばしまくりの、「イカサマ」イエ^^;リカ様に大爆笑です!!
堕天使ちゃんたちの間には、そのような関係が・・・奥深いですね。
もしかして、かよこちゃんとオサちゃんの半身というのが・・・? ワクワク^^

華子様
レスありがとうございます。コムちゃんの捻挫も早く治りますように。
ワタルくんに釘をさすドクター、心得てますね(笑) ワタルくん、1週間くらい我慢しなさい!(無理?)^^;
こちらのまとぶんなんて、考えたら約3週間も「禁欲生活」(爆)強いられたのですから!!^^;;
(あ!“こっち”の件はまだ終わってなかったかも・・・)(冷汗)

くーろ様
トドさんとワタルくんが一緒にジャグジーに入ってるなんて・・・
なんて贅沢な光景!(よ、よだれが・・・)^^;

あや様
おぉ~~このようなところで、同じハマファンの方にお逢いできようとは・・・(感涙)
でも何故か私が球場に行くと勝率が良くないので(涙)もっぱら家でおとなしく応援です・・・。
轟組Tシャツ欲しいです! 通販で買えますか?

パナマ様
また書いてくださって嬉しいです!! 確かに「極道」から足を洗うのって、本当に大変ですよね(笑)
『ツメエリ・ムーン』おもしろいです~~!! 是非是非会議で「可決」を~~~!!

いちご様
「禁H」などと言われましても、いちご様の作品の中で醸し出される雰囲気や描写が
既に十分過ぎる程(笑)Hです(注:褒めてます・・)^^;
そのような「お戯れ」(笑)の誓いなど、さっさとお破りになられて・・・(あら?ぱらいそ化)(爆)

オレンジ様
確かにロットバルトにしたりして、ワタルくん、悪役キャラですね(冷汗・・・ファンの皆様、ゴメンナサイ~~)^^;
でも実はワタルくん、大好きなのよ~(笑)(一年前の今頃は「ワタドレ」に落とされてた頃・・・)^^;
19話の「どうして俺じゃダメなんだ・・・!」の台詞には・・・自分で書いてて可哀想になってしまいました(呆)
0番様も言われてましたが、確かに書いていると凄く“情”が移りますね(惚)



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薔薇の迷路 ―― 土曜日・4 ―― No: 4305 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/06 Sat 04:15:44

居間は、清潔でシンプルなヨーロッパ風の家具で統一されていた。
厨房にもよけいな物は一切置いてなく、どこもきちんと整理され、片付いていた。
ノルのきれい好きな性格がよく出ている。

「ノルさん。身体の方はもういいの?見た目は元気そうだから少し安心したけど。
 昔いた組のほうも大変だったって聞いたけど・・・」

「ああ、あいつが大げさに言ったんだろう。組のゴタゴタはもう心配ない。
 念のため、これ以上のとばっちり受けないようイタリアを出ただけだ」

「本当に?」
「ああ、心配するな」

「でもノルさん、少し・・・痩せたよね」
「ああ。少しだけな。スッキリして前より色男になっただろ?」
ノルは自分のあごに手をやり、ぶんを見てニヤリと笑って見せた。
ぶんも、そんなノルを見てくすっと笑った。

もともとノルは全く太っているわけではないが、
たしかにノルの頬はこの前会った時より少し削げ、
それが以前より精悍な印象を与えるようになっていた。

「・・・うん。前も今も変わらず格好いいよ・・・。元気なら、いいんだ」
「ああ。身体ももうなんともない。激しい運動を医者に止められてるくらいだ」

「激しい運動は禁止!?」(がーーーーん)

ノルが面白そうにぶんの顔を覗き込んだ。
「ぶん、今、思いっきりがっかりしただろう」
「なっ、何言ってるの。ノルさん静養中って聞いてきたんだから大丈夫だよっ」

「大丈夫って何がだ?」
ノルは後ろからぶんの身体を抱こうとする。

「もーうるさいっ。いいから、次の部屋行くよっ」
ぶんはノルの腕をすり抜け、一人で先に歩き出した。
ノルは笑いながら後を追う。

また新しい部屋のドアを開けると、そこは木と、紙と、油絵の具の匂いがした。

「ここは・・・?」
「アトリエにしている。日中はここで過ごすことが多い」

そこかしこに、画板や絵の具、さまざまな工具、木材などがちらばっている。
描きかけの油絵が、大きな窓から入る日差しを受けて明るく輝いていた。

「僕、ノルさんの絵、見たことあるよ・・・」
ぶんは、以前、偶然にノルの絵をみつけたときのことを思い出していた。
最初は雑誌で。次はNYの美術館で。
いや、今はあの時ノルの絵に会えたのは偶然ではなく、運命だったのだとはっきりとわかる。

「本当か」
「うん」
「まだ、売れない画家だけどな」
「でも僕、ノルさんの絵好きだよ。優しくて、それなのに激しくて・・・
 見たとき、びっくりした。吸い込まれそうな気分になって」

(まるで、ノルさんに呼ばれているみたいに感じて、心が揺れた・・・)

「ぶん・・・」
ノルが、ゆっくりと背中からぶんの身体を抱きしめた。
ぶんはノルの腕の中で目を閉じた。
なんて穏やかな、満ち足りた時間。二人っきりだ。

「ぶん、ひとつ頼みがある。いいか」
後ろからぶんの柔らかな髪に顔をうずめながら、くぐもった声でノルが言った。

「なあに?」
「お前の絵が描きたい。モデルになってくれるか」

「絵・・・?」(←注:シャレではありません。あくまでシリアスモードで読んで欲しいオレンジ)
「イタリアでも何度かお前の絵を描こうとした。
けど・・・うまく描けなかった。今なら、描ける気がする」
「僕の絵・・・。って、やっぱりヌード?」
「当然だろう」
きっぱりとノルは言った。

「それ、売られちゃったりするの?恥ずかしいじゃん」
「まさか。誰にも見せやしない。俺のためだけに描く絵だ」
「なら・・・いいよ」
振り返り、ぶんは嬉しそうにノルにくちづけた。

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偶然なんですが、♪HT♪さまが今日UPして下さった話と「絵つながり」で連動出来て嬉しい♪
♪HT♪さま、ありがとーー。
って書いたけど、もしかして私、♪HT♪さまの話の続きじゃましてたらどうしよう・・・大丈夫かしら?



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薔薇の迷路 ―― 土曜日・3 ―― No: 4304 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/06 Sat 04:02:43

「本当に砂まみれになったぞ」
長い再会の抱擁をようやく終え、ノルは砂をはたきながら地面から立ち上がった。

「ほんと。ノルさんが興奮してムチャクチャするからだよ。あーあ」
「・・・お前」
「んっ?」
砂浜に座り込んだまま、いたずらっこのような目でノルを見上げるぶん。

「ぶん、お前、変わってないな。ほら、立てよ」
ノルの差し出した手に、ぶんは甘えるようにぶらさがって立ち上がった。
と、ぶんの手を引いたノルの顔色が一瞬変わった。

(ノルさん?・・・あっ、ヤバっ・・・)

ぶんは、ノルの掴んでいる自分の左手の薬指に鈍く光る指輪に気がついた。
ノルの視線もそれを捕らえたのだ。

(あああ~~・・・急にノルさんが現れたから、外すの忘れちゃったよ・・・)

「ごめん、ノルさん、これ・・・」
だが、ノルはぶんの言葉を遮り、ぶんの髪を軽くかきあげてその耳をなぜた。
「ピアス、してくれたんだな」
「あっ、うん・・・」
ノルの触れたぶんの耳が、瞬間、熱を持ったように熱くなった。

「別荘に行こう。ここから歩いて15分くらいだ。歩けるか?」
「うん!」
ノルはごく自然にぶんの肩を抱き、二人は並んで歩き出した。

砂浜を立ち去る前に振り返って海を見ると、
太陽の光を受けて、静かな波が白く輝いて見えた。


ノルの滞在している別荘は、海からは少し離れた小高い丘の上にあった。
建物は白い壁を基調にした落ち着いた造りの西洋館だった。

玄関を入ると、高いドーム型の天井の天窓からまぶしいくらいの日差しが入り、
その両側には派手すぎないステンドグラスが輝いて二人を迎えてくれた。

到着してひと休みした後、ノルはぶんに館の中をひととおり案内してくれた。
こじんまりしていたが、休暇で一人で過ごすには充分な広さと設備だった。

「この別荘は麻路さんから譲り受けたものなんだ」
「そうだったんだ」
「もっとも、俺は普段日本にいないから、管理はほとんど他人まかせだけどな。
 久しぶりに来たが、なかなか悪くない所だ」

組の組織上の繋がり以上の関係もなくはなかったノルと麻路だが、
そのことを今ぶんに話すほどノルも野暮じゃない。

「うん。静かだし、海の近くだけど緑もあるし。ノルさん、本当にここにひとりでいるの?」
「ああ」
「あの人・・・は?」

ノルは、ぶんを見て軽く笑った。
「あいつから聞いたろう。日本では全然別行動だ。もともとその予定だった。
 昨日あいつがお前に会いに行ったんだってな。昨晩、電話があったよ」

「じゃあ、僕が来るって・・・思ってた?」
「ああ。遅くとも今日の夜までには来ると思っていた。
 思ってたより早かったな」

「相変わらず、自信家だね」
だが、そんな以前と変わらないノルが目の前にいることが、ぶんは嬉しくてたまらない。

「ああ。だから自分からお前に連絡出来なかった・・・」

「そうだよ!」
ぶんは思い出し、ノルの方を振り返った。
「僕、怒ってるんだからね。ノルさん、何にも言ってくれないでひどいよ。
 この前の電話のときも、本当は具合悪かったんでしょう?
 今回だって、あの人が知らせてくれなかったら、
 僕に会わないまま、あの人とイタリアへ戻るつもりだったなんて」
「あいつと戻るかどうかはわからない」
「・・・!」

ぶんは、ノルの言葉に一瞬声を詰まらせ、うつむいた。
「急に、そんなこと言わないでよ・・・。いい人、なのに」

ノルは、そんなぶんの頭に手をやり、クシャクシャッと髪をかき回した。
「悪かった。本当に、あんないい奴がいるのに、俺は馬鹿だな。
 お前みたいなワガママで泣き虫で贅沢で男好きで自分勝手な
 どうしようもない奴が忘れられない」
「・・・それ、言いすぎ」

少しふくれたぶんを、ノルは笑いながら居間に案内した。



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レス No: 4303 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/06 Sat 03:10:43
長くてすみません。今更なレスも多々ありますが、ご容赦を・・・。
と投稿しようと思ったら、いちごさまだー。おおっ、パナマさまだっっ!う、わーーい!!

白星さま  かよちゃん、ついに記憶が戻ったのね!感動です。まとぶんよかったね!!
  白星さまのワタルくんは、ちょっと悪い男なのよね。でもそこがよかったりもするのですが。
  映画のようなどと、身に余るお言葉ありがとうございます・・・。

ぽんさま  コムちゃん幸せキャンペーンお疲れ様でしたー。
  で、次はやっぱりぱらいそごっこなのですねー。バカップルバージョン大受け~!!

いちごさま  『薔薇棘』は、いちごさまいなかったらオレンジ途中で逃げてました!!ほんとうです。
  いちごさまが書かれたトドぶん、ノルぶんは、読むたびオレンジの脳に深く刻み込まれてるので、
  自然に勝手にいろいろ使いまくらせていただいてまーす。
  トドぶんノルの高校生時代も楽しみにしてますっっ。このころから運命の三角関係が・・・(泣)。
  いちごさまを勝手にお姉さま呼ばわりしてすみません。いちごちゃん、ピチピチギャル(←完全死語)かもしれないのにね。
  姉でも妹でもどっちでもいいんです。いちごさまがよければ「オレンジをお姉さまと呼んでよろしくてよ・・・苺子」

あおさま  素晴らしすぎる。りかさま20人斬り・・・!!ドリンク剤のCM出演依頼が来ること間違いナシね。
  りかさま(というよりりかさま派の方々の繰り出される荒技・神業・・・)にはいつも驚かされてばかりです・・・。

ショーコさま  お風呂に入ってるだけ(?)のワタコム、ムードがあってよかったです。
  新作の堕天使物語も、嬉しいっ。堕天使コムちゃん可愛いすぎ!

ひかりさま  轟邸にぱらいそ菌(←あ、ほめてるんです。R20さま、かめ乃さま)蔓延か!?
  >私はここで一番ぶんちゃんのイメージが変わりました。(もちろん良い意味でです)やったー!って喜んでいいのか・・・?

雪だるまさま  かしちゃん!!オレンジ、かしちゃんも、好きなんですよお。嬉しい。
  いずるんもあやしげでよろし。雪だるまさま、ついていくわー。
  >5角関係!?よろしくお願いしま~す♪チュッ♪ えっ・・・あの・・・?誤解が生じていると思われ・・・。

Kさま  レスで笑わせないで下さい~Kさまにそんな喜んで(泣いて)いただけるなら、
  それだけで勇気を出して書いてよかったと思います・・・。
  Kさまのぶんvsさえもまた読みたいです!!さえちゃん笑い、オレンジもしてみたい(笑)。

はつこさま  コムちゃん、ワタルくんに首ったけ(笑)って感じですね。コムタン懐かしやー。

keikoさま  私もアサコちゃんに看病されたい。オサちゃん幸せだわ。

みどりさま  イシコちゃん!!ついにH描写最長記録への挑戦が始まったのですね・・・。

華子さま  また書いて下さって嬉しいです。華子さまのワタコムはやはりラブラブで。安静・・・出来るのか?ワタルくん。

Zさま  やっぱりZさまもお壊れなのですね。でもまた書いて下さって嬉しい!
  さえちゃんのい・も・う・と・・・いや、弟・・・の設定なのかしら??妖しい予感~。
  ナル男、喜んで頂いて嬉しいんだか、申し訳ないんだか・・・。

♪HT♪さま  HTさまに肩もんでもらえるの?うわーい♪トドさま、迎えに来てくれるかな・・・フフッ。(←さえちゃん笑い)
  HTさまのぶんちゃん、NYでノルさんの絵と会ったのね・・・素敵です。ご本人とは・・・?
  私もHTさまのお話からいっぱい影響受けて、いろいろ勝手に使わせていただいてます(さっそく次回も・・・)。
  ありがとうございまーす。



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どうぞよろしくお願いしますレス No: 4302 [返信][削除]

投稿者:元・文学少女改め元子 02/04/06 Sat 02:08:40
0番様、大変遅くなりましたが、先日私の失言にまでレスいただきまして、ありがとうございました。
ぽん様はきっと、0番様のためなら、キャンペーンお書き下さると思います。
これからもこちらのパイオニアとして、どうぞお導き下さいますよう、よろしくお願いいたします。

華子様、お待ちいたしておりました!「ほほえみの天使」期待しております。
コムちゃんのあ・ん・せ・い!=ワタルくんの忍耐というところでしょうか?
きっとスカーレットちゃん観たら、華子様共々ご自分を抑えるのは難しい・・かも?
先日、あんなにすぐに<お願い>を聴き届けて下さって、とても嬉しかったです。

ぽん様、私が悪うございました!投げキッス引取りに伺いますので、どうかワタコムもう書けない、なんておっしゃらないで下さい。
パラウソ、ワタコムの新バージョンと解釈させていただきました。それでゥお礼ですが、
やってみないで出来ませんと言うのは卑怯なので、何とかがんばってみます。ご指導賜りますようよろしくお願いいたします。

元・文学少女というのも胡散臭いことに気づき、今後はワタコ様方式(ワタコ様、お名前出してごめんなさい)で、
元子(=おとな)でいきたいと思います。
皆様方のお邪魔をしないようにいたしますので、どうぞお仲間に入れて下さいませ。よろしくお願いいたします。



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高校時代  縺れ No: 4301 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/06 Sat 02:01:55
広いワンルーム。
一人で住むには充分過ぎる広さだ。
殆ど手付かずのキッチンは綺麗なまま保たれ、余分な家具も無く、
なぜかダブルのベッドと、鮮やかな幾何学模様のペルシャ絨毯だけが
存在感を示していた。

密な織りの滑らかな絨毯に、胡座をかいて座るノル。
トドは冷蔵庫をあさりだす。

「ビールしかねえぞ。」
缶ビールを二つ、ローテーブルに置いた。
「お前らしいな。」

トドがノルの隣に腰を下ろした。
向かい側の方が広いだろうに。
シャンプーの香りと裸の胸にドギマギして、ノルが目を逸らす。

ブンとは正反対の色気だ。まいるよなぁ・・・ったく。
悔しいが、こいつになら抱かれてもいいって思っちまう。

「トド。」
「ん?」
「泊まってもいいか?」

ビールを口に運んだトドの手が止まり、ゆっくりとノルに目を向けた。
目を細め、怪訝そうにノルを見ている。

「なんだよ、そんな目で見んなよ。」
「お前らが泊まんのはいつものことじゃねーか。何断ってんだ?」

「今日は・・・二人しかいないだろ。」
「だから何だよ?」
「察しろよ!」
「あ?何が言いてーんだ?」

「ったくヤな性格だよな。わかってるくせに言わせんな。」
「さっぱりわからねえな。」
トドが顔を蹙めて首を傾げた。

「ベッドで・・・一緒に寝たいっつってんだよ。」
ノルが小声で吐き捨てるように言った。

「ん?寝場所の心配してたのか?ああ、でかいからな。
 二人だってゆっくり眠れるぜ。」

ノルが呆れたように目を閉じる。
「眠るじゃなくて・・・」
「フッ・・・寝るんだろ?」
トドがニヤリとし、ノルがカッと赤くなった。

「てめぇ・・・やっぱりわかってんじゃねーか!もういい、帰る。」

立ち上がろうとするノルの両肩を「まあまあ」と言って押さえ、
トドが満面の笑みで顔を覗き込む。

「抱いて欲しいなら抱いて欲しいって最初っからそう言え。」
「!? この野郎!」
ノルが真っ赤になって手を振り上げる。
トドが笑いながら腕を掴んで止めると、ノルは悔しそうに腕を振り払い、
背中を向けた。

まったく嫌なヤローだぜ。

ビールをぐいっと口に入れるノルの背中にトドが言う。

「俺も、そのつもりで呼んだけどよ・・・
 考えてみると、俺はお前に好きだって言ったけど、
 お前からは言われてないんだよな。
 ・・・あの中坊が好きなんだろ?」

ノルが頭を垂れる。
「・・・ああ、あいつが好きだ。」

針が刺さったような胸の痛みに、トドの顔が歪んだ。
それが見えないノルが続ける。
「けど・・・どんなに好きでも、今はどうしようもない。」
「なんでだよ。好きなら近づいて付き合えばいいじゃねーか。」
トドが投げやりに言って、片肘を付いて横たわった。

「自分を押さえる自身がないんだ。」
「(ケッ)別にいいだろ。押さえなくたって。」
「出来るだけ、綺麗なまま置いておきたい。」
「は?頭どうかしたのか?」
トドが苦笑いしながらビールを取り、一気に口に流し込んだ。

「ああ、狂ってるよ。」

両手を後ろに付き、ノルが天井を仰いで長い息を吐く。
トドが飲み干した缶を握りつぶし、テーブルに転がした。

「で?」

「で、って?」
ノルが振り返った。

「抱きたいけど清らかすぎて手が出せない。
 欲求不満になって好きでもない俺に抱かれに来たのか?
 ・・・ざけんな。」

トドの冷ややかな視線と嘲るような口調に、
ノルが苦しそうに声を発した。

「・・・好き、だよ。トド。」
「いまいち説得力ねーな。」
フンッと鼻を鳴らして顔を背けたトドに、ノルが迫る。
トドを仰向けに押しつけ、切ない眼差しで見つめ、唇を合わせた。

唇を付けたまま、囁くように言う。
「好きだ・・・お前も。」

トドがノルの肩を押し返す。
「も・・・?も、って・・・めちゃくちゃなこと言ってるってわかってるか?」
「わかってるよ・・・でもそうなんだよ!」
ノルがトドに覆い被さり、熱い口付けをする。

ノル・・・
お前を責められねえな。
俺も、お前とあいつが・・・


 
好きだ。


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

♪絡みあ~う~、魔性の糸~ 
 どっかーーーん!!!(自爆)

どうしよ、この後・・・(あほ)