レスのレスです No: 4300 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/04/06 Sat 01:57:49
・HT様 爆死しているのでは?と心配だったんです。でも、これから
のようですね。(笑)便乗してくれて嬉かったので後悔しないで~。
私、禁H中なので(誰も信じてくれない・・・)H無いです。たぶん・・・
( )のブンちゃんの胸の内に、だよねーといちいち納得してました。
ノルさんには会えるのかな?
・リル様 お久しぶりです。ぞくぞくして頂いてありがとうございます。
高校時代、こんなの書いてていいのか?と思っていたのに、影響を
受けて下さる御方がいらっしゃるとは・・・(嬉涙)GW明けを楽しみ
にしています。
・白星様 良かったよー。かよこちゃん!
>おまえのいる場所が、俺の生きる場所だ・・・! 泣かせるじゃ
ないですかっ。ワタルくん、諦めた????
・あお様 いえいえ、充分すぎる程面白いです。
>終わったやつから・・・聞いていたのと・・・違う・・・>爆笑!!
よくもまあ、これだけバリエーションが・・・ やっぱりあお様は
す・ご・い。 褒めて下さってありがとうございました。でも褒めすぎ
ですわ。ぜんぜんです。穴掘り、穴掘り・・・・
・keiko様 扁桃腺腫れると痛いですよねぇ。おさちゃん、おかゆ
食べるのも痛そうで。あさこちゃんの「いいけど・・・そのかわり
寝るなよ」がらしくてよかったです。
・ショーコ様 どうしたらこういうファンタジー?を描けるのでしょう。
教えて頂きたい!性別の無い美しいイカサマ(笑)と悪魔が似合わない
明るい堕天使タニちゃんに納得。タニちゃん可愛いですねー。
・華子様 苦痛に歪むコムちゃんの綺麗なお顔。そそられそう。
>あ・ん・せ・い!意味は、わかるよな。>ドクターもっと言ってやって。
・R20様 高校生フェチ・・・(笑) おやじの如き高校生は苦手ですが、
美しい高校生は好きですわ。(あたりまえか)
・らん様 楽しいでございますか?ありがとうございます。ウルウル・・
・はつこ様 >フェロモンいっぱい>だなんて!フェロモン感じて
頂けるなんて、トド、幸せ! byトド (←きもいっ)
・あや様 他の方へのレスを読ませて頂いてもやはり頭のよろしい
御方なのだろうと思われます。私、パーなもので、羨ましくて。
イチゴ、虫がつかないようにお願いします。
・パナマ様 わーい、パナマ様だ。人様宛てのレスでしたが
「○んちんの日」って!!笑わせないでー!足など洗わないで
ください。ツメエリムーン面白いー。真夜中に爆笑しちゃったじゃ
あ~りませんか。
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どーしても長くなるの、困ったレス No: 4299 [返信][削除]
投稿者:パナマ 02/04/06 Sat 01:10:25
『ごーごー御法度』終了のおり、レスくださった皆様ありがとうございました。
ごんた様≫『お名残りごーごー』嬉しかったです。私のを読んで、ここまで想像してくれたのか
なあと・・・ありがとうございました。
836番様≫その節は歌まで歌って見送って(ありがとうございました)もらったのに、
すぐに出てきて申し訳ありません。
いちご様≫3●の続き、朝は来なかったのですね。(笑)高校生のトド、好き~。
あお様≫ いいぞーーーっ! 20人・・・(笑)
Z様 ≫ 再スタート、わーーいっ!!です。
『つめの垢』・・・お前(まん)!そんな恐ろしいこと考えたらいかちや~(笑)
ベン様≫ 『息子の日・・・』で一瞬『えっ、◯んちんの日?』と思った私って・・・
ぽん様≫ パラウソではワタル、野獣ではなく理性の人なんですね。逞しいのは同じだけど。(笑)
みどり様≫副題、見ただけでどきどきしました。
HT様≫ ノルの男に妬くぶん。身勝手とも言えるけど、そんなところが、かわいいですよね。
華子様≫ そう言えば、コムって登場時、足が悪かったなーと思い出しました。
雪だるま様≫危ないかしげ・・・好きです。
小龍様≫ 嬉しいような、申し訳ないようなレス、ありがとうございました。
keiko様≫オサ、健康的な生活してたのに・・・でも、アサコがやさしくしてくれるから、
それも悪くないかも。
はつこ様≫ワタルの背中、広くてラクガキしがいがありそう。(笑)
白星様≫ やっと記憶が・・・よかった・・・しかし、ワタルは・・・
オレンジ様≫ノルに会えたぶん同様に、あなた様の「うわーーん」に思わず「よかったねえ」と
呟いてしまいました。リカの「こんなとき~」には、かっくいいと唸りました。
R20様、鹿目乃様≫合作の方は結末が見えない楽しみ、個々のお作は先が分かってるのに
知らない作品のような楽しみがあります。お二方にとって、ユウヒはキー・パーソン?
0番様≫ シリアスものの淡々とした文体がモノクロな風景に映るんです。
私、写真はモノクロ派なんです。
らん様≫ お花見、風がないといいですね。
K様 ≫ K様のレスの中に野郎という言葉を見つけて反応してしまいました・・・(苦笑)
『うたかた』TCAのルドルフ・ノルさん、きれいだった・・・
ショーコ様≫「タフな妄想書きなんかいない」そうだと思います。決して他ライターさんをタフだと
言うつもりでは、なかったのです。気分を害されたのでしたらごめんなさいでした。私は、
どーしようもないぐらい頭の切り替えが悪くて、仕事のときにネタ考えちゃったり、寝る
時間になってもキーを打っていたり・・・しなきゃいけない時にしなければならないこと
をキチンとできなくて、後で泣くハメになる自業自得のダメ型。現に、今もPC修理に出
すつもりで、メール暫く使えませんメールをアドレス欄にのっている人、皆に出したら、
懐かしい人からも返信が来て・・・久しぶりの会話(?)に花が咲いて・・・なんてこと
してるウチに日が経って・・・
中村うさぎの本の題名じゃないですが『ダメな女とよんでくれ』でございます。
新シリーズはほのぼのですね。あっ!『好きな人はいじめたい』・・なんてことは・・・
お陰様で『ガイズ』、『殉情』観に行けました・・・リカさんの白い喉にクラクラして、
ぶんちゃんの情けないけど強い佐助にジーンとして・・・ 楽しかったなあ。
管理人様、おじゃましております。お世話にもなっています。感謝です。
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轟組幹部企画会議 2 No: 4298 [返信][削除]
投稿者:パナマ 02/04/06 Sat 00:45:55
【2】
ミズ :「・・・・・」
リカ :「オレたちの何が間違っているのか、そこのところ
はっきり指摘してくれ。」
ワタル:「遠慮はいらねえ。」
前回、却下になった『ツメエリ・ムーン』が諦めきれないトド、リカ、ワタル
はミズを再び会議室に呼んだ。ミズは部屋に入ったとたん、そのただならぬ様子に
息を飲んだまま、次の言葉が出ないでいる。
リカはセンターパーツ分けストレート・ヘアスタイル、細いシルバーフレームの
眼鏡に、ボタンなしのグレーのツメエリ姿。なぜか教室用の勉強机に片膝を立てて
座っている。
ワタルは前髪を下し、さらさらヘアー。黒地に金ボタンのオーソドックス・タイプ
のツメエリ姿で腕組みをして立っている。なぜかバックには簡易ロッカーがある。
トドは黒燕尾服にシルクハット、白の羽(大)姿で、なぜか黒の皮張りソファー
に腰を据えている。そして「本当は燕尾服仮面なんだけど、仮面は付けまつげに
ジャマだから、よした。燕尾服素面にする。」と言った。
素面・・・そう言われも何と答えればいいのだっ!とミズは内心、叫んだが
黙っていた。
リカ :「オレの攻めかたはこうだ。『月に代わって、オレが教えてやるよ。』
と、青年Aを机に腰かけさせ、最初はソフトにキスからスタートし、
気がついたら服の中に手が!!という戦略だ。」
ミズ :「・・・・・」
ワタル:「オレは、ウムを言わさず青年Bをロッカーに押し付け、
『痛い目に会いたくなかったら静かにしてな』と言って攻める。
暴れた場合はロッカーに閉じ込め、大人しくなるまで待つ持久戦だっ!
オレが1発殴れば、大抵は静かにできるが、正義の味方だからな、
暴力は必用最低限に押さえたい。」
ミズ :「・・・・・」
リカ :「お前、成長してねーな。オレと昔やった『野球部員』シリーズでも、
ロッカーに押し付けてヤったじゃねえか。」
ワタル:「うるさいっ!! 体育会系にはロッカーは付き物なんだっ!
あーあ、あの頃のお前は可愛かったよなー。 泣かせ甲斐があった。
今じゃあ、すっかり中年のおじさんになりやがって。(それも好きだけど)」
リカ :「テメーに言われたかあねえよっ!
オレはなあ、今だって、その気になれば、すっごくカワイイんだぞっ!」
トド :「まあまあ。オレの場合はな・・・」
ミズ :「・・・・・」
トド :「前回、ベッドと言ったが、この2人が学校イメージで押してるから
オレも、合わせて、この椅子にした。校長室って感じかな。」
リ/ワ:「さすがっ! ボス。」
トド :「ふふんっ。
青年Cを隣に座らせ『何か、悩みごとでもあるのかな。ここでは正直に
自分をさらけ出していいんだよ。裸の自分を恥じることはないよ。』と、
じっと目をみつめて、やさしく語りかけてやる。すると、どうでしょう、
青年、自ら服を脱ぎだしたではありませんか!作戦でいこうと思っている。」
ワタル:「ボスに見つめられて、やさしく語りかけられちゃあ、
どんな敵もかなわねえ。」
リカ :「脱がせるのではなく、自ら脱ぐようにし向ける・・・高度なテクニックだ。
ボス・トドの眼力には、まだまだオレらはおよばねえな。」
ミズ :「・・・・・」
トド :「ミズ・・・完璧だと思うのだが、どこが問題なんだ。」
ミズは『ヤル』こと自体が問題(強姦罪)なんだよとは言えなかった。
『ヤル=愛』の図式が完璧に出来上がっている人種にそれを諭すのは、
中世の人に地動説を説くより難しいことのように思われた。
しかし、ミズもエキスパート。攻めのプロだ。正面きってダメなら、脇から攻める。
ミズ :「さっきから、敵は青年と想定されていますが、
75才の老人だったら、どーするんです。」
トド、リカ、ワタルの3人は「うっ」と声を上げて引きつった。
暫くの沈黙の後、ようやくリカが口を開いた。
リカ :「『何でもあり』のオレだが・・・ものごとには、何ごとにも範疇って
のがある・・・これはオレの管轄外だ。『無差別級』のワタルが引き
受ける。そのテの敵は・・・」
ワタル:「『無差別級』のオレだが・・・ものごとは区別しなきゃな。
オレ相手に老人じゃあ、死んじまう。敵とはいえ、殺すのはちょっと・・・
このテの敵は『夜の帝王』のボス・トドが引き受ける。」
トド :「いやーー、オレは『夜の帝王』だから、朝の早い老人とはちょっと、
おつき合いは無理かな・・・」
ミズ :「『汝の敵を愛し』の後は・・・『汝を迫害する者のために
祈りなさい。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、
正しい人にも正しくない人にも、雨が降らせてくださるからです。』
それじゃあ、オレ、衣装部の仕事が忙しいんで・・・」
ミズは部屋を出ていった。
トド、リカ、ワタルは、またしてもミズの言うことが分からなかった。
まあ、簡単に言えば相手を選んでいるようじゃあ『他人様に愛を説く』
正義の味方には、なれないってことだ。そもそも、肉欲を嫌うキリストさん
の教えを出したところから間違いだったということに気付くべきだ。
しかし、釈然としないトド、リカ、ワタルは『ツメエリ・ムーン』の
企画書に、再度の検討の余地ありのハンコを押した。
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あまりのバカさ(『にせパラ』も引けをとらないけど・・・)に、没になって
いたものに手を加えました・・・わかってます・・・リル様の求めているのは
こんなのじゃあないですよね・・・ごめんなさいっ!
ワンナイの『夜の帝王、轟さん』のことをレスなさった方~♪
私も大ウケでございました。
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轟組幹部企画会議 1 No: 4297 [返信][削除]
投稿者:パナマ 02/04/06 Sat 00:38:10
足を洗えない私を許して下さい。でも、極道から足を洗うのって大変なの・・・
なんつー言い訳。(苦笑)
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【1】
今日は会議室で企画会議。出席者はトド、リカ、ワタル、そして最近、
リカを対称とした男の美学メモが役立ったのか、男っぷりを上げてきた
ミズが参加を許された。
トド :「ワタル、リカ、新しい企画書があがったらしいな。
説明してくれないか。」
リカ :「はい、最近、タニにセーラー服を・・・
いえ、昔ちまたでセーラー○ーンというのが流行りましたよね。
小学生から大人(マニア)まで虜にした・・・
意外にも、あのセーラーカラーの衣装は男子の人気取りかと思いきや、
女子に絶大な指示を得ました。」《ここでもセーラー服は人気・・・》
ワタル:「そこで、轟組メンバーで愛と美の戦士、
『ツメエリ・ムーン』というのを考えました。」
リカ :「衣装の基本はツメエリの学生服です。ブレザーではありません。」
トド :「・・・・で?」
リカ :「セーラー服で女の子人気なら、ツメエリなら男の子に大人気!」
ワタル:「若い男にワーワー言われること間違いなしっ!」
トド :「!!」
リカ :「新人発掘になるやもしれません。」
トド :「いいね~」
リ/ワ:「でしょ。(自慢げ)」
リカ :「僭越ながら、ツメエリ・ムーンはオレが。」
ワタル:「まあ、顔が満月みたいに丸から・・・」
リカ :「テメ-、ぶっ殺すぞ!」
トド :「まあまあ、で他のメンバーは?」
ワタル:「オレは火(マ-ズ)で、 《熱い男だから》
ミズが水(マーキュリー)、《安易に》
ぶんが木(ジュピター)、 《なんとなく》
コムが金(ヴィーナス)、 《昔の芸歴から》
タニが土(サターン)を。 《土掘るの好きだから》
ほか、海王、冥王、天王は若手から選抜する予定です。」
リカ :「トドさんには、タキシード仮面より上の燕尾服仮面ってのを
用意しました。」
トド :「それは・・・羽付けてもいいの?」
ワタル:「ええ、マントの代りにどうぞ。」
トド :「いい、企画だね。」
トド、リカ、ワタルはニンマリした。
しかし、ミズがそこに水をさした。
ミズ :「何と戦うんです。」
リ/ワ:「え!?」
リカとワタルは、若い男にワーワー言われることしか想定していなかった・・・
ミズ :「誰をやっつけるんです。」
リカ :「・・・・悪者。」
ミズ :「どんな?」
ワタル:「そっ、それは・・・タバコのぽい捨て野郎とか。」
ミズ :「ワタルさん、たまにそれやってる。」
ワタル:「うっ。」
リカ :「ゴミの分別しないヤツとか・・・」
ミズ :「それ、もう市の作業員さんが頑張ってくれてます。」
リカ :「ちっ・・・先を越されたかあ。」
ワタル:「ボッ、ボス・トド~~~」
困ったときのボス頼み。賛同色を示してくれたボス・トドをリカとワタルは
『ヘルプ』の表情で見た。
トド :「この世界で悪者と言えば、愛のない男のことだ。」
リ/ワ:「なるほどっ!」
ミズ :「・・・はい。で、そいつをどーしたいんですか?」
トド :「汝の敵を愛せよ・・・愛してやりたい。愛を教えたい。」
リ/ワ:「おおっ!」
ミズ :「どーやって?」
トド :「とりあえず、羽交い締めにしてベッドに連れ込む。」
ミズ :「で?」
トド :「ヤル!!」
リ/ワ:「さすがっ! ボス! 夜の帝王!」
トド :「ふふんっ!」
ミズ :「・・・・・」
ミズは黙って席を立ち、ドアに向かった。
リカ :「待て、ツメエリ・マーキュリー(ミズ)。どうしたんだ!?」
ミズ :「オレが、なりたいのは誰もが憧こがれる男であって、
後ろ指さされる犯罪者じゃないっす。」
そうして、部屋を出ていった。
トド、リカ、ワタルはミズの言う意味がわからなかった・・・
長いこと、この世界にいると一般常識が欠除する。
『ツメエリ・ムーン』は組員会議でも他多数の反対により
却下されてしまいましたとさ。
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仕事は暇になったレス No: 4296 [返信][削除]
投稿者:あや 02/04/06 Sat 00:32:18
仕事は一気に暇になったものの気持ちは、ざわついて落ち着かない。
観劇中、何も知らない友人に「今日の淳子は……。」とか言いそうになって
ひとりであたふたしてしまった。
いちご様 >体も疼いてきたし、やっぱりトドのとこ行くか。
「都合のいい男(女)」って昔ありましたよね。そんな~~(爆)。
さいえん、よくご存知ですこと。もうすぐ茄子とトマトの苗でも植えよう
かと考えております。先日求めましたいちごの苗はもう少ししたら収穫
できそうなので悪い虫が付かないように見守っております。
白星様 ハマの球団を応援し始めてはや◯十年。横浜は少し遠いので主に神宮で観戦
いたしております。この夏黒地に金で「轟組」とプリントされたTシャツ姿の
おばさんがおりましたらそれが私です。
みどり様 たとえ2時間御休憩しても運転はやめた方がよろしいかと。
お二人とイシコちゃんの安全をお祈り申し上げます。
HT様 メトロポリウレタン美術館さぞや素晴らしい作品ばかりがあるのでしょうね。
ネーミングに惚れました。でも絵にだけ対面はないでしょう?
パライソの件、吉屋兄弟様やいちご様に失礼だったかなと後悔しておりましたが
皆様が喜んでいらっしゃるみたいでホッとしました。
keiko様 男性がリンパ線を腫らすと生殖機能に障害が出やすくなるそうですが…。
関係ありませんでしたね。二人には(笑)。
Z様 >十時に俺の部屋へ来い。
なぜに音ちゃん?え~っはやくつづきを!!
オレンジ様 感動的なシーンでした。一番のご贔屓をメインでなかなか書けなかった
気持ちわかります。私?微妙にはずしてるかも…。
雪だるま様 ねったんもまだ(?)だっていうのにいづるんたら!でもあんまり出て
こないわりには「僕もう大人だもんね、ふふふ。」って感じしてたわ。
あいにく悠子先生のお衣装は完売となってしまいました。私の写真は
http://www.hankyu-as.co.jp/zoo/shirofuku.jpg
でご覧になれます。
かめ乃様 ネイサンすっかり大きくなって、お歌も上手になって……(しみじみ)。
パライソも目が離せないわ。陽子ガンガン絡んでほしぃーー!
私も実はハマファン……月組公演中でよかった気が紛れる…。
R20様 日比谷公園は夜はまだお寒いでしょうに。救護用の毛布など薫子さんに
届けさせましょうか?
あお様 研2って初舞台生をもう研1としてですよね。気になるあの子は何番目に
リカさんにお相手してもらったのかしら?くっ~~~(壊)。
華子様 おひさしぶりです。また読めるようになって嬉しいです。
ところでコムちゃん足は弱点ですから(アキレス腱切られてたし)大変!!
ベン様 不覚にも「ガイズの夜明け」の最後で・・・ウエエエーン。
でもよかった大変な週末のオチがあって。
はつこ様 >俺、こいつに若さ吸い取られてる気がする…
だめだー!リカちゃんタニから若さ吸い取らなくちゃ!!
それにしてもこの板のタニってなんてかわいいんだ。
ショーコ様 メルヘンチックな始まりですがショーコ様のこと…油断(?)しないで
読み進めなくては不意に呼吸困難にさせられますから(笑)。
くーろ様 トドさんって貫禄あって、本物の極道の組長って気がしてきたわ。
それぞれが「俺」で語る文章の運びカッコイイー!
ひかり様 ワタルもセーラー服注文したの?そんなサイズあったかなー?
Lサイズでも超ミニになりそうだわ。
K様 「うたかた」の次ぎは何ですの?たのしみにしておりましてよ。
最近、言葉使いがえせお嬢になってるの。
ぽん様 「パラウソ」題名に座布団3枚!!替え歌はまだまだあるでしょ(笑)。
きっとぽん様ならまたうかんじゃいますよ。
リル様 いい夢見てらっしゃるのね。うらやましいですわ。そー言えば昨日、東宝の
かなり良いお席で学ラン着た青年がひとりで観劇してました。ワタルじゃあ
なかったと思います。
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熱を出すオサちゃん(その3) No: 4295 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/05 Fri 23:38:23
部屋に戻るとオサちゃんのそばに行き様子を見ます。
アサコが戻ってきたのに気づき
「アサコ、おかえり」
「ただいま。苦しくないか?」
「うん。大丈夫」
アサコが食事を持ってきていないのに気がつき
「アサコのご飯は?食べて来たの?」
「いや・・・もう少ししたらゆうかが持って来てくれる」
「そうなの?だから早く戻ってきてくれたんだ。
ゆうかちゃん優しいね・・・・・」
しばらくして
トントン
ドアをノックする音がしたのでアサコは
立ち上がりドアを開けるとゆうかちゃんが
夕飯を持って立っていました。
「ゆうか悪いな」
ゆうかちゃんを部屋に通します。
食事をテーブルに置くと
「オサさん大丈夫ですか?」
心配そうにオサちゃんのそばに行きます。
「うん・・・点滴してもらったから少しラクになったよ
ゆうかちゃん色々ありがとう」
「ねったんさん特製のおかゆです
これ食べて早く良くなってくださいね」
「うん」
「アサコさん。後で食器取りに来ますから」
「いいのか?ありがとう」
「それでは失礼します」
そう言うとゆうかちゃんは部屋を後にしました。
「アサコ。ソファに連れて行って」
「なんで?」
「一緒にご飯食べたい・・・・・・
1人で食べられるから大丈夫・・・」
「わかった」
オサちゃんを抱き上げソファに座らせ2人は
遅い夕飯を食べ始めました。
オサちゃんはのどが痛いのでゆっくりとおかゆを
食べています。
おかゆを半分ほど食べ終えると
「もう食べられない・・・・・ご馳走様」
「もういいのか?じゃ,薬飲んで
おとなしく寝るんだ」
「アサコ・・・これ苦くておいしくない・・・・」
「ガマンしろ!ちゃんと飲まないと治らないぞ」
「は~い」
しぶしぶ薬を飲んでいると
トントン
ドアをノックする音がしたので
アサコは立ち上がりドアを開けるとゆうかちゃんが
立っていました。
「食器取りに来ました。あの・・・早すぎましたか?」
「いや・・・・もう食べ終わったから大丈夫だ
じゃ,これ悪いけれど・・・・・」
食器をのせたトレイをゆうかちゃんに渡します。
「あの・・・・」
「なんだ?」
「明日お見舞いに来てもいいですか?」
「いいけど・・・そのかわり寝るなよ」
寝るなよと言われてゆうかちゃんちょっと顔を赤くし
「はい・・・それではおやすみなさい」
「おやすみ。今日は色々ありがとう。
助かったよ。気をつけて戻れよ」
ゆうかちゃんを見送ったあとドアを閉め
オサちゃんのそばに行き
「薬ちゃんと飲んだか?」
「うん。飲んだよ」
「さっ。もう寝よう」
オサちゃんを抱き上げベットに寝かせます。
「アサコは寝ないの?」
「寝るよ。あっちのソファで」
「1人で寝るのヤダ!!一緒に寝て・・・・」
オサちゃん目に涙をためながらアサコの腕を必死でつかみ
離そうとしません。
「わかった。一緒に寝るから・・・・」
オサちゃんを抱きしめます。
オサちゃんはアサコに抱きしめられ安心して眠り始めました。
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レスです No: 4294 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/05 Fri 23:30:27
>らん様
レスありがとうございます。
花三昧だったのですか?
うらやましいです。
アサコちゃんはゆうかちゃんのこと
信用してお願いしているので大丈夫です。
>くーろ様
ワタルくんとトドさんが一緒にジャグジーに
入ってる!!
明日が来るのが怖いと思っているトドさん・・・・
やはりそうですよね・・・・
>華子様
レスありがとうございます。
>看病するアサコちゃんの優しさが、いいですね。
そう書いて下さってとても嬉しいです。
>ショーコ様
レスありがとうございます。
リカちゃんとタニちゃん登場ですね。
リカちゃんは皆の憧れの悪魔なんですね。
納得です。
ワタルくんとリカちゃんこれから話し合いですか?
続き待ってます。
>はつこ様
レスありがとうございます。
菜の花とめんたいぜひためして下さいね。
>あお様
レスありがとうございます。
ゆうかちゃんアサコちゃんのこと気遣って
言ったんだと思います。
リカちゃん体大丈夫でしょうか?
タニちゃんの為に一生懸命頑張るリカちゃん
好きです。
>ぽん様
ワタルくん・コムちゃんのパライソ
良かったです。
>リル様
お久しぶりです。
落ち着きましたら学ランワタリカ
書いて下さいね。
お待ちしております。
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ほほえみの天使 2 No: 4293 [返信][削除]
投稿者:華子 02/04/05 Fri 23:17:26
うわー、ショーコ様の上に、レスが乗ってしまった!!(ドキドキ、、ポッ)
このお話、しょうーも無い話なのですが、一応書いたものなので、続けさせていただきます。
(溶けた頭、壊れたままなので話の内容が、わかりません。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
診療所に着くと、ドアを勢いよく開け、大声で叫ぶ。
「ドクター!ドクター!!」
ワタルの大声に、寝起きのままの様子で現れたドクター。
「なんだよ、俺はまだ、耳は、悪くないぞ。」
そんな軽口を言っていたドクターも、
ワタルの腕に力なく抱かれているコムの姿に驚く。
「ワタル!コムに何したんだ!!」
「俺は、なんにもしてねえよ。」
「それにしても、この様子は、、、」
ドクターは、困惑した様子でコムを見詰めた。
2人の様子に、少し困ったようにコムが、顔を上げた。
「ケロ、、先生。自分で、、椅子から落ちちゃったの、、、」
みんなを心配させまいと微笑んだその顔が、痛みでぐずれる。
「とにかく、ベットに降ろせ。」
ドクターは、とにかく痛みをとるため、鎮痛剤を使った。
素早くコムの足を診て、レントゲンを撮る。
体を動かされる度に、顔を歪めて痛みに耐えるコム。
歪めた表情も美しい。痛みを我慢している儚げな姿、見ているドクターもドキッとする。
レントゲンを持ったドクターが、ワタルとコムに結果を話す。
「骨には、異常は、なし。まあ、捻挫だが、椅子から落ちた衝撃で、
少しひどい捻挫になったようだ。筋膜も痛めてるから、
痛みは、2~3日続くかな。腫れるから充分に冷やして安静にしてる事だ。」
そう話しながら、コムの足にシップをして簡単なギプスをあてる。
腫れに耐えられる様に少し緩めに包帯を巻いた。
処置中は、ワタルがコムの体を後ろから優しく支えている。
さっきの鎮痛剤が、効いてきたのか少し、穏やかな表情のコム。
「さっ、これでよし。コム、どうだ少しは、薬が、効いてきたかな?」
ドクターが、優しく聞く。
「うん、少し楽になってきたよ。」
安心した表情で、ニッコリ笑った。
ワタルも安心したのか、コムの体を抱きしめていた。
「良かった、、、。」
コムは、くすぐったそうに頬を赤らめる。
そんな様子を見ていたドクターは、ワタルに釘をさす。
「ワタル、骨折はしてないが、1週間くらいは、安静だぞ。
あ・ん・せ・い!意味は、わかるよな。
コムは、お前みたいに頑丈じゃないんだから、無理させるなよ。
様子を見させるために、後でしぃに痛み止めを届けさせるからな。」
--------------------------------------------------------------------------------
再び出会う時(4) No: 4292 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/04/05 Fri 22:58:43
毎度思ってはいるんですが、私の文章って大層不親切で…分かりにくいですね…
それに行き当たりバッタリに書いてたから、ありゃ、設定こんなに変わって来ちゃっ
てたんだ…!あ~ん(;_;)。今頃気が付く私は阿呆(天然)……
そして明日は初日なのに間に合わない……(号泣)
***
案内された部屋は、ばかデカかったっっ。
入るとまずリビング、キッチンもあり、ダイニング……で、奥に続く廊下……
リビングには既にコレクションのスタッフらしい来客が待っていた。
トドさんは慣れたように挨拶を交わすと、廊下の奥のへ向かう。
奥にあったのは、寝室。これだけ離れていれば、プライバシーは保てそうだ。
部屋では既にチー坊が、トドさんの荷物を解いていた。
「わるいな。」っとトドさんが声をかける。
「イエもう済みました。打ち合わせは少し休まれてからで、いかがですか?
あっちは待たせておいたらイイデス。」
「そうだな、少しさっぱりしたいし……。じゃぁ、適当に言っておいてくれ。
打ち合わせはもう少し後でと。」
「了解デス。」
「ワタル、風呂場もみるか?ジャグが付いてる。一緒に入ってもいいぞ(笑)」
「それより、熱があるんですからちゃんと寝て下さい。」
「今寝たら起きられないんだよ……」
コレクションなんて、もう任せりゃいいのに!
「コレクションもいいですが、もう少し体の事も考えないと……」
煩いと言う顔をして、トドさんは無視をする……
「……さて私はジャグに入ってくる。チー坊、この煩いのを送ってやってくれ。」
「トドさん!!………解りました。風呂一緒させてもらいます。」
「!?なんでそうなるんだ?」
「風呂で倒れられても困りますから。」
ちょっと一本取ったかなっと俺は嬉しかった…………
***
おいおい、いいのかぁ~コムはどうする???
あ~あ、又脱線しちゃった………おわんないなぁ~~~
***
俺は、コムへ電話を入れて少し遅くなると伝えてから、ジャグジーのある部屋へ
入った。ジャグジーは5、6人は入れそうな大きなものだった。
トドさんは湯の浅い所で、バスタブのふちに頭を乗せて目を閉じていた……
「………なぁ、ワタル……、明日が来るのが怖いと思う時があるか?…………」
俺は、なんと答えればいいのか……解らなかった……
「夏休み遊び過ぎて、宿題なんにもやって無い8月31日は明日が来るのが怖かっ
たです……」
「ははは……お前ならやりそうだな……ああ、冷えるから、早く入って来い……」
いいあんばいの湯に体をしずめて…そういや一緒に風呂に入るのはひさしぶりだって思った。
「トドさんでも、明日が怖いと思うことがありますか?」
コレクションなんて毎年出してるのに……?!
「……そりゃ……明日は………………」
あ~~しまった、俺はほんとにデリカシーがないっっ!どうしよう……
「ま、明日は明日の風が吹くけどな……」
そうは言っているが、胸の上に組まれた手は震えていた……
「トドさん。あの、ブンの事ですけど……」
俺は、もう一度話すことにした。あの日はちゃんと報告になってなかったしその後の事もあ
ったし……
「………ん………」
良かった聞いてくれるみたいだ……
「トドさんが熱だして寝てた頃、ブンも熱を出して…」
「ああ、ノルから聞いた……」
「でその前に夢を見ていたみたいで、『行かないでトドさん』っと言ったそうなんですが…」
「えっ……そうか………、夢か………。夢ね…結局…夢だけ……か………」
トドさんの目もとに涙を見た気がした……
「……ま、ノルは、そういうこっちが喜びそうなことは言わないからな……」
トドさんは起き上がって、シャワーの方へ行った……
俺は、もう話し続ける事が出来なかった……
***
どーにも間に合いません。取りあえずここまで……。はぁ~~~。
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凄すぎレス! No: 4291 [返信][削除]
投稿者:華子 02/04/05 Fri 22:51:20
>あお様
リカさーん!凄すぎです!!か・体大丈夫でしょうか?でも、タニくんの為に頑 張るリカさんが、素敵。
>鹿目乃様
やっぱりこの世界。ますますセピア色深く、嵌ってます。
>雪だるま様
パート1のエッセンス一杯でうれしー!
パート1、保存していた物を間違って消してしまった私には、とてもうれしく、ドキドキものです。
>はつこ様
ワタルくんの背中に落書き?のコムちゃん、可愛いーい。(^^)
>オレンジ様
直接的ノルブン。感動です。オレンジ様、書いてなかったんですね。スローモーションで脳裏に浮かび上がり、
なんとも美しい場面です。
>Z様
お久しぶりです。お名前を見ると、ワクワクしてきますのよ。
リカさんの呼び出しって、いったい何かしら?
>Keiko様
看病するアサコちゃんの優しさが、いいですね。
>いちご様
高校生の皆様、なのに何故か、色っぽいのは、、、素敵です。
>みどり様
あー、このトドブンのこの刺激!もう、何話でもお願い致します。
>HT様
こちらも目に止まった“NORU”の文字に反応するぶんちゃん。波乱の予感?
気になりますー。
>白星様
かよちゃんの記憶が戻ってのまとぶんの様子が、感動です。とにかく、一息つけ そうですね。
まとぶんの愛の深さがしみじみとします。
>ポン様
ワタコム版パライソ。わーい!ステキ・ステキ!もう、ポン様ったら素敵すぎ。
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堕天使物語・4 No: 4290 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/05 Fri 22:34:25
「コムー。どこいってたのー」
「タニ!、いつ戻ったの?」
タニと呼ばれた堕天使が、コムを抱きしめて、顔中にキスの雨を降らせる。
なんとなく、ワタルがムッとする。
「うん、今日はりか様から、自由時間を頂いたから、大急ぎで戻って来たんだ。
そしたら、お前がいないから。」
「ごめん。ポイントが足りないから、獲物を探しに行ってたんだ。」
「まだ、レベルアップ出来そうにない?」
「うん...。今回のトップはオサみたいだし...あっ、かよこかも。
僕は、後二回くらい主席とらないと....」
「そっかぁ。でも後少しなんだし、がんばれ。
もう少しで、りか様のところで一緒に修行できるよ。」
タニが可愛いえくぼを見せて微笑む。
「うん...」
コムが寂しそうに俯く。
「それは、残念だったな。こいつはもう俺のしもべだから、悪魔にはならない。」
ワタルが、嬉しそうにタニを見る。
「なんだ!おまえ」
タニが、キっとワタルを見返す。
「神様の『御使い(みつかい)』だよ。」
コムがワタルの代わりに答える。
「御使い?それがなんで、お前に。」
∫xされて、捕まった。」
「神様の御使いが、堕天使騙すなんて!!ご、ごく..極悪非道だ!!」
タニが、ワタルに詰め寄る。
「おい、人聞きが悪いな。別に騙しちゃいない。こいつが少し迂闊なだけだ。」
「とにかく、コムを離せ!」
「ダメダ」
「りか様に言いつけるぞ!」
「なんだ、その、りか様てぇのは?イカサマみたいに聞こえる。」
「お、お前、無礼だぞ!りか様は、えらーい悪魔なんだからな。」
「悪魔に偉いも偉くないもあるものか。」
「こ、こいつ」
タニが顔を真っ赤にして、ワタルに飛び掛かる。
ワタルが気軽に身をかわす。
タニが、空を切って、もう少しで、壁にぶつかるところを、寸前で身を翻して
空中に飛び立つ。
「タニ、お前のかなう相手ではない。やめておけ。」
不意に漆黒の闇のような固まりが現れ、次第に人の形を取って行く。
「あっ!りか様!!」
人型の闇が、はらりと取れて、輝くように美しい姿が現れる。
女か?
一瞬、ワタルには女神のようにも見えた。
「大天使、ガブリエルか?」
その美しい女神が、低い少しハスキーな声でワタルに問い掛ける。
「女ではないのか?」
「残念だが、性別はない。悪魔だからな。」
美しい口元を皮肉に歪めて、りかが答える。
「俺も、そんなたいしたものではない。ただの人間だ。」
「そうかな?そうは見えないぜ。」
「まぁ、神様の使いではあるが...」
「神の?何の使いだ?」
「お前なら、知っているだろう。今この世界がどういう状況になっているか。」
「まさか。あいつらと戦おうって言うんじゃないだろうな?お前一人で。」
「そこまで、ノー天気じゃないさ。その鍵を握る姫を助けに行く。」
「その、可愛い堕天使一人連れてか?」
コムが、少し赤くなる。
りか様に可愛いって言われた....
「お前、あの、イカサマとかって悪魔に惚れてるのか?」
ワタルが突然赤くなった、コムに不機嫌に尋ねる。
「イカサマじゃなくて、り・か・さ・ま。」
タニがむきになって、訂正する。
「りか様は、堕天使、皆のあこがれだからね。」
タニがお日様のような笑顔で言う。
お前...悪魔は向いてないと思うけど....
ワタルが気の毒そうにタニを見つめる。
「な、なに、見てるんだよ。
俺とコムも、だから、天国から駆け落ちして来たんだよねぇ。」
コムが、タニの笑顔に答えて微笑む。
愛らしい、花のような笑顔で。
「お、おまえら、そんな無邪気な顔して...駆け落ち...」
ワタルの足元がよろめく。
「そう、僕はタニの分身で、タニは僕の分身だから、離れられないの。」
「分身?」
「うん、同じ卵から生まれたから。」
驚いているワタルにりかが語り掛ける。
「天使は、二人一組で同じ卵から生まれる。
タニとコムの卵は、美しいスカイブルーだった。
かよこのはパール。オサのはチェリーピンク。」
「それが、どうしてまた、堕天使なんかに?」
「皆、俺にあこがれたからだ。」
りかのポーズが決まった。
タニがウットリと見とれる。
「かよことオサは、半身だからなんだ。」
コムが、りかの答えを無視して続ける。
「半身?」
「うん。卵から生まれるときに、多分もう一人は、
雲の隙間から、人間界に落ちてしまったらしいの」
「完全じゃないものは、天上界には居にくいから....」
「なるほど..神様も料簡が狭いな。」
「そこいくと、悪魔界は、おおらかなもんだ。
どんな奴でも、ばっちり受け入れる。」
りかが得意のウィンクをしながら言う。
「まっ、大体は分かった。で、お前もイカサマ、いや、りか様に惚れてるのか?」
「僕は...タニがそうしたいって言うから...」
「そうか。だろうなぁ。」
ワタルが満足そうに頷く。
「じゃあ、まぁ、こいつを連れていってもあまり問題はないな。」
「何言ってるんだ!だめに決まってるじゃないか!!」
タニがおお慌てで言う。
「タニ。悪魔修行には孤独も必要だ。あまりコムに係わっているのは...」
「りか様。お願いです。コムを取り戻して下さい。」
タニの黒めがちの瞳がウルウルとしてくる。
「あっ、いや、分かったタニ。では、何とかしてみよう。」
「おい。お前も可愛いこには、弱い奴だな。
今、修行に邪魔だって言ったばかりじゃないか。」
ワタルが苦笑する。
りかとワタルは、特に気負う風もなく、静かに対峙し、見詰め合う。
辺りの空気が、にわかに張り詰め、比重が重くなったようにも思えた。
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堕天使物語・3 No: 4289 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/05 Fri 22:17:17
スピードを上げて、ワタルをまいてしまおうと思っても、思うように
スピードが上がらない。
きっと、ワタルが光輪を操作しているに違いない。
コムは仕方なく、フワフワと飛びながら、ワタルの歩く早さにあわせる。
城壁に囲まれた町は、賑わっていて、人々の見なりも立派な物が多い。
裕福な暮らしの町である事が分かる。
いくつもの狭い石畳の路地を通り過ぎて、中央に泉のある小さな広場に出た。
コムが、空中からようやく、ワタルのところに降りて来た。
「あそこの角の家が僕のウチ。その右側の隣の隣が、かよこ。
そのまた、3軒めがオサのウチ。」
「オサ?」
「仲間だよ。悪魔修行の。」
コムとワタルは広場を横切って、ウチのある方に歩き出す。
「ふーん。それでお前達競争してるのか?」
「まあね。でも、僕はあんたに捕まっちゃったから...」
「まあ、そう暗い顔をするな。悪魔にはなれなくても、天使に戻れるかも
知れないじゃないか。」
「天使に?....」
コムが、さらに暗い顔になる。
「天使はいやか?」
ワタルが困惑して尋ねる。
「退屈だからね....」
「アア...なるほど。しかし、お前が悪魔に向いてるとも思えないけど。」
真剣な顔でいう。
どうやら、本気でコムの先行きを心配しているらしい。
「ククク...あんた、僕の何を知ってるのさ。」
コムの瞳がキラっと輝いて、今まで見せたことのない、誘うような色に代わった。
「ふーむ。」
ワタルが立ち止まって、コムを見つめる。
「なかなか色っぽいけど...まぁ、まだまだだな。」
クー、なんだこいつは?少し鈍いのか?
僕の、この視線に参らなかった人間なんていないんだぞ。
「まったく、うぬぼれが強い奴だな。お前が今まであった奴が
皆、木偶の坊なのかも知れないじゃないか。」
ワタルが、また、言ってもいないコムの声を聞いたらしい。
「お前、何者なんだ!なんで僕の考えが分かる?」
「さあ、よく分からん。どうもお前の考えている事だけ、よく分かるんだ。」
「この、光輪のせいか?」
コムが、また光輪を取ろうとする。
「いや、それは、遠隔操作だけで、お前の感情や声は伝えてこない。」
「と、とにかく、何でもかんでも読まないでよね。」
「そう、何でも分かるわけでもないんだ。安心しろ。」
ワタルがニヤリとする。
「さぁ、着いたよ。どうぞ」
コムが、扉をあける。
中から、何かキラキラした物が飛び出してきた。
***********************************
まったく、こんな取り留めもないこと書いてどーするんだ?
と、自責の念にかられておりますが....
明日は、いよいよ風共の初日でして,
ただもう、コム、ワタル、コム、ワタル、って名前を書いていないと落着かないという、初恋状態なのです。
こんな自己満足に、お付き合いさせてしまって(付き合ってない?うーん、いけず)
申し訳ありません。
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明日は初日レス(^^) No: 4288 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/05 Fri 21:46:58
すみません。相変わらずの亀亀レスです。
>べん様。 か、感じて下さったの?光栄です(^^)でも、それって、ガイズ症候群の一種かも(笑)
>K様。 楽しそうな予感を感じてくださって、ありがとうございます。楽しくなるといいのですが、頭、解けかかっていますので(^^;
>みどり様。 延々10話(^^)思わず、ニヤーっとしてしまう私。楽しみですわ。
>白星様。 良かった。かよこちゃん、記憶取り戻したんですね。なんだかワタルがオマヌケ風で、可哀想だ~(涙)
>R20様。心置きなく、お過ごし下さいませ。お体に気をつけて。
>鹿目乃様。オバカな私は、ゆらねぇさんが頭から離れないのです(泣)辛いわ。
>836番様。ご回復とご帰還をいつまでもお待ちしておりますわ。必ずかえっていらして(^^)
>いちご様。火照って下さったなんて。いちご様が(喜)。今日もぶんちゃんステキでした。
まひるちゃんを後ろ手で庇うところがヒジョーにツボなのです私。
>華子様。うれしい。心が通じたのでしょうか?痛さを我慢しているコムちゃん。らしくていいですね。ワタル君の心配する気持ちが伝わって来ます。
>Z様。 感動してくださったのですね。そのお言葉、素直にうれしいです。ありがとうございました。
>あお様。エイッ!届きました?ユンケル、投げさせていただきました(笑)ただ、ただ、感心しております。
>雪だるま様。コラ~~、いづるん!!かしげ!!。あ~~ん、ぶんちゃん(泣)失礼いたしました。
>はつこ様。設定変えるなんて、なんてことを(笑)皆様がどんなに楽しみにしているか考えてくださいな。
それから、パート1について、お気遣いありがとうございます。
欲しいことは欲しいのですが 私の古いPCでは無理のようなのです。
>オレンジ様。ぶんちゃん、とうとうノルさんに逢えましたね。これで良かったのですよね?
ああ、私には抱え切れない問題だわ。オレンジ様はやっぱり凄い。
>0番様。 レス専なのですか?私もそうしてれば良かったと、つくづく後悔してます。
私がレス専でも、問題ありませんが、0番様がレス専なのは困ります。
>keiko様。好きな人に、心配してもらえるのって、うれしいですよね。オサちゃん、幸せね。
>HT様。 面白い、って言ってくださいますのね(^^)、HT様の天使チャン達に、触発?というよりは真似っこなんです実は。
>ぽん様。月湖おねぃ様とひかるちゃん(うれし泣き)書いてくださったんですね。ありがとうございます。
>りる様。日比谷で壊れる、が直りましたら、どうぞ学ランのワタりか書いてくださいませ。お待ちしております。
>らん様。花三昧、うらやましいかぎりでございます。
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ニューヨーク・・・旅の終わりに 2 No: 4287 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/04/05 Fri 21:45:52
ホテルのドアの前でひとしきり抱擁を交わし、
トドとぶんは、別れた。
~~~~~
閉じてしまったドアに小さく呟く。
(嘘ついてごめんね。どうしても一人で行きたかったんだ)
メトロポリウレタン(?)美術館に新たに展示された数点の絵画の記事。
そこに「NORU」の文字を見つけてしまったから・・・
(という事はノルさんはここNYに一度は来たんだよね)
ノルの絵をじかに感じ、ノルの足跡を辿りたかった。
(ノルさん!雑誌で消息を知ったけど、
その時僕はどうすることも出来なかった。
でも、今ここでノルさんの絵と出逢えるのは偶然じゃないよね?)
キャメルのコートを羽織り、早速メトロポリウレタン美術館に向かう。
(美と教養を兼ね備えたエリート極道のたしなみだよね!)
心の中で理由付けしながらも気が急いて早足になる。
由緒あるメトロポリウレタン美術館に作品が展示されるなど
画家にとっては最高の名誉だろう。
(さすが、僕のノルさん。やる時はやるよな!)
そんなノルが誇らしかった。
だが、そんな事はまるで眼中にないという素振りのノルが浮かぶ。
「ああ。飾らせてやっているよ」
ノルはただ自然に生きたいのだ。
「それより大事なのは『愛』だ」
人差し指をおでこに当ててチッとするする姿。
(ホントにキザなんだから、まったく・・・)
想像上のノルにあきれる。
心の中のノルはいつも鳥肌が立つほどセクシーだ。
ぶんはコートの襟を立てて、更に足を速めた。
クラシックな建物のメトロポリウレタン美術館に着く。
紀元前の昔から現代までの芸術品がコレクションされている。
エジプト、ヨーロッパ、アジア、アフリカ・・・
とても一日では回りきれない。
案内図を見ながら、現代絵画ブースを探す。
広々とした現代絵画展示スペースは空気がゆったり流れている。
その片隅にノルの絵があった。
そこだけ光を放っているようで、ぶんにはすぐにわかった。
吸い寄せられて立ちつくす。
絵から出る幾筋もの光に包まれて、ぶんはまるで
ノルの愛撫を受けているようだった。
もっと近づいて、絵を優しく撫でたい衝動に駆られる。
(誘ってるよ、この絵。フフ。誘うのは僕の受け持ちなのにサ)
「俺の魅力には敵わないだろ。
どうだ?お前をここまで来させたぞ」
自信たっぷりにノルが笑っているようだ。
(でも・・・本物のノルさんじゃなきゃ・・・イヤだよ・・・)
駄々をこねれば、いつもノルさんは言う事をきいてくれた。
日本に戻ればトドが暖かい胸を貸してくれる。
泣きたいだけ泣いていい。
でもそれがノルを思って流す涙なら
トドはどうやって自分の涙を処理すれば良いのだろう。
一度は均衡を保ったはずの三角形の頂点が
また微妙に位置を変えていく。
三人がそれぞれ胸の締め付けられるような苦しみを
隠して耐えているというのに。
(だけど・・・ノルさんもトドさんも愛している!!)
罪悪感よりも心の底から溢れ出る愛の叫びは
涙となってぶんの二つの瞳から溢れ出した。
~~~~~
「ぶんさん・・・じゃないですか」
涙を拭う暇も無いほど突然に一人の男がぶんの前に現われた。
「あ、あの時の・・・」
ハッキリ顔を見たわけではないが大きな体と、落ち着いた
優しそうな雰囲気・・・あの人に間違いない。
「イタリアの美術館でちらっとお見かけしただけですが、
すぐにわかりましたよ」
「僕もです。この度はおめでとうございます」
この場に相応しい言葉が自然とぶんの口から出た。
「ありがとうございます」
ゆったりとした笑顔で礼を返す男。
ぶんは一旦は祝辞を述べたものの、何故か無性に腹が立ってきた。
(こいつ、何言ってるんだ?ノルさんと喜びを分かち合うのは
僕だったはずなのに!!)
一緒に仕事をしている仲間として当然の言葉かもしれない。
だけどそれだけじゃない事も知っている。
「ノルもぶんさんに見てもらって喜ぶでしょう」
男の言葉がいちいち癪に障るぶん。
(ノル?僕はいつもノルさんって呼んでた。
お前に呼び捨てにされる筋合いはないんだよ!!)
(でもこの人はノルさんより年上っぽいから仕様が無い・・・)
心の中の反感を落ち着けようとぶんは拳を握り締めた。
曖昧な笑いを返すぶんに男は続ける。
「NYへは仕事で?この美術館には良く?」
「たまたま仕事で時間が空いたので寄ってみたんです。
まさかノルさんの絵があるなんて驚きました」
(嘘ついちゃった。ホントは知ってた)
「残念ですね。朝まではノルもここにいたんですが。
すれ違ったと知ったらさぞ悔しがるでしょう。
風邪気味だったけど、吹っ飛んじゃうでしょうに・・・」
(あ・・・大人だ。僕だったら絶対会わせたくないって思うよ。
いい人なんだね。ノルさん・・・良かったね・・・)
「僕、あの、ごめんなさい。ここに来なかったことに
して下さい。素敵な絵でした・・・失礼します」
ぶんは居たたまれなかった。
早く一人になりたかった。
(羨ましかったよ・・・。
トドさんの元で暮らしている僕にはノルさんと一緒に喜べない。
風邪ひいたって看病してあげられない。
あの人の方がずっと大人で、ノルさんを助けてあげられるのかもしれない。
僕なんて・・・僕なんて・・・ノルさんを追いかける資格ないんだ・・・)
男がぶんの涙に気付かないはずがなかった。
ノルの男はぶんのノルへの火が消えていない事を確信した。
そしてたぶん、ノルも・・・。
そしてかつてNYに発つ前に自分がノルに言った言葉を
思い出してかすかに笑った。
「その時はその時だろ」
(↑凄く気にいったので借りちゃった。ごめんね!オレンジ様)
--------------------------------------------------------------------------------
レスのみレス No: 4286 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/04/05 Fri 21:40:19
あお様
あお様ったら…(号泣)~~
はつこが、やめちゃダメって言ったから??
はつこのせいかしら??
リル様
お懐かしい名前…
リカワタの学ラン…格好いいだろうなぁ~~
学校の体育祭の応援合戦とかで実際にやってそうだ。
ぽん様~~~
やったね!!
さすがはわたしのぽん様(いつから??ご本人の了解なし!)!
次を待ってます。
R20様
足長さんが並ぶと景色がよろしゅうございますよね~~(うっとり)
白星様
かよこちゃんが…“俺”って言ってる…感涙
あの、最後の手はタニちゃんにご協力願って
リカちゃんの方に書いてもらっちゃうのはと…ダメ??
みどり様
あんまり揺すられたら“イシコちゃん”が乗り物酔い…
乗り物が酔ってる…何書いてんだろう?わたし…
♪HT♪様
ノルさんと…会っちゃうのでしょうか??
いちご様
トドさんは高校生からフェロモンいっぱい!
作ってない時が…ってトコが良いですねぇ~~
keiko様
ゆうかちゃん優しいですねぇ~
いつもお二人にはお世話になってますものね~(^^)
>菜の花とめんたい一緒に食べてもおいしいんですよ~。
ピリ辛とほろ苦…おいしそうだ~~今度試してみます。
Z様
彩那音ちゃん登場…これ、タニちゃんはいない時ですよね??
花組で、音ちゃんよりも舞台メイクがさえこちゃんに
似てる子発見しました。プログラム買ってなくて名前不明…
オレンジ様
こちらはもうノルブン会ったのですね…
ブンちゃんの乗ってる電車、乗ってみたいもんだ!
0番様
私の実家近くの極道さんは
はやりのミニチュアダックスを抱いて
フェレットとセキセイインコを肩に乗せております。
どうも、可愛い系が好きみたいですわ。
仕事忙しくって肩こりのせいか頭痛ガンガン~~
何も考えられません~~
最近、私の書くワタコムは人格崩壊気味なので
ちょっと反省してから他の人の人格崩壊目指そうかと…
ところで、皆様【花とゆめ】の【女子妄想症候群】って
ご存知でしょうか??
これをワタコムと思って読むと…
あぁ、またお二人をバカにしてしまう…
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残り3日、たっぷり花三昧でございます No: 4285 [返信][削除]
投稿者:らん 02/04/05 Fri 21:33:40
>keikoさま
オサちゃん、熱だしちゃったのですね。
アサコちゃん看病してくれるんだ~優しい(*^_^*)
ゆうかのおつかい大丈夫かな(笑)
>ベンさま
い・・い・・いちごですか・・・?
>みどりさま
きゃ~H更新記録楽しみにしています
>華子さま
わ~い、お戻りになったのですね~
コムちゃん、ケガしちゃったのね、大丈夫かしら?
>あおさま
リカちゃんもすご~いけどあおさまもすご~い(笑)
>雪だるまさま
かしちゃんのこういうキャラ好きかも(笑)
いづるんったらぶんちゃんをいただきますしちゃったのね
>いちごさま
高校時代のお話、とても楽しい。
ぶんちゃんをめぐってのるさんとトドさんどうなるのでしょう?
>白星さま
かよこちゃん、記憶が戻ったのね~
よかった♪
>ぽんさま
ワタコムのぱらいそだ~(笑)
わ~いわ~い!
>リルさま
おひさしぶりです
学ランわたりかぜひ書いてくださいね
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明日、明後日は赤坂で壊れますレス・・ No: 4283 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/04/05 Fri 21:25:09
いちご様・・高校時代、ドラマを見ているようで素晴らしかったわ。
(便乗してしまい、いちご様FANの皆様に申し訳なかったとつくづく後悔・・)
トドがマンションで一人暮らしってピッタリ~。シャワーを浴びてノルとやはり?
いちご様のH、楽しみだ~。
みどり様・・ぶんちゃん気持ちよくて私も幸せ。いよいよ殉情もラストスパート
ですね。お茶会でも壊れましょうね!!もちろん行くよね?
白星様・・かよこちゃん、無事記憶が戻っておめでとー!
一人不服そうなワタルくんがちょっと心配。
ぽん様・・パラウソいいですわ~。月湖お姉さまはいつものワタル君と違って
我慢がおできになるのね。
あお様・・でも一人として全く同じ攻め方をしていないわけで・・あお様の
(リカ様の)技の数々には脱帽。更にレベルアップしてタニ君、結構いいんじゃ?
--------------------------------------------------------------------------------
悠淳・・・27 No: 4282 [返信][削除]
投稿者:あお 02/04/05 Fri 20:08:46
リカは10人抱き終わったところで、ドリンク剤を2本飲んだ。あと10人か・・・
11人目。
ここの兵士達は顔だけでなく、体つきもなかなかのものだった。
こいつら、抱かれるというより、抱くほうがあっているんじゃないか。
そういえば、タニも厨房仕事で、すっかり、たくましい身体になっている。
何年たっても、華奢な体つきのままのリカとは違う。
だが、そんなやつに頂点に達する声を上げさせてこそ、攻めのリカだ。
よし、攻めモード、さらにパワーアップ。そうつぶやく事で、
ますます、リカの全身から抱きオーラがゆらめいていた
リカの両手が流れるように、相手の身体の上で動くたびに、
相手の身体が悶え、痙攣する。
そのまま両足を大きく開かせ、閉じられた場所を指で攻めながら
大きくなった部分も舌の先で、刺激する。
相手がイク瞬間、一気に貫いた。
11人目終了。
ドリンク剤、7本目を飲む。
12人目
エリ王に抱かれたことで、ますます艶っぽく、色っぽく・・というのは、
本当かもしれない。
目の前に立つ男をきっと見つめるだけで、相手は動けなくなる。
「ほら、来いよ・・・」
リカがしなやかな手の動きと共に低い声でつぶやくと
相手は、人形のように、引き寄せられる。
「どういうふうに抱かれたい?ん?」
魅惑声で囁く。
何も言わずに、ただ見つめているだけの相手。
リカは、それに構わずに、身体中をなめ回し、そのまま、相手の秘部にも
舌を這わせた。
なめらかに、すべりやすくすると、そのまま、挿入。
激しく攻める
相手は、腰が・・と言うと失神した・・・。
12人目終了。
8本目のドリンク剤を飲む。
13人目。
リカは、全身をゆっくり愛撫すると、相手を自分の身体の上に乗せ
(さすがに、あきてきて、体位を変えたくなったらしい)
自分のものを差し込むように相手を座らせた。
「あ・・・あ・・・終わったやつらから・・・聞いていたのと・・・
違う・・・・」
リカが腰を動かすと同時に、相手も自分から動かしだし、
そのまま、上りつめていった。
13人目終了
9本目のドリンク剤を飲む。
14人目
頭の中身が沸騰しているようで、何も冷静に考えられない。
最初は、やさしく舌を這わせていたが、面倒になり、
身体中に印を付け始めた。
片足だけあげさせると指を数本差し込み相手の中で指テク開始
相手の喘ぐ声を聞きながら、指を抜くと同時に、自分のもので貫く。
相手はすでに、失神し、声も立てない。
14人目終了。
10本目のドリンク剤を飲んだ。
¢¢¢¢¢¢¢¢¢
なんだか、こんなのばかりじゃ、おもしろくないのではと思ってきた。
あと、6人だ・・・すいません、あともう少しです。。
明日、見に行ってきます。
--------------------------------------------------------------------------------
レスです No: 4281 [返信][削除]
投稿者:あお 02/04/05 Fri 19:55:25
鹿目乃様 二桁にも、行こうかという、回数を見ていながら、あれだけ
書いてしまう、あなた様を尊敬・・・。明日、見に行くぞ。
春野男爵って、すてきな響きだ・・・。
雪だるま様 ああ、ぶんちゃん・・・。
オレンジ様 電話ではない、ノルぶんを書くのって、
初めてだったんですか?2人の感動の再会を読んでいたら、
ぶんちゃん、トドさんのところに、戻れるのかなーーと
思ってしまいました。
0番様 0番様のHは、充分Hだと思いますが。ここに書きにきてる人
たち、みんなすごくて・・・。そんな中、アップするのは、
毎回投稿ボタンを押すのに、勇気がいります。
はつこ様 あと、10人・・・大変な事、始めてしまったと、後悔中・・(笑)
Z様 彩那音ちゃーーんっ!意外な初登場・・・。
この話って、タニちゃんが来る前という設定でしたっけ。
keiko様 ゆうかちゃん、勇気を出して、アサコに言ったんでしょうね。
早く、部屋に戻って・・・って。
いちご様 改めて思いますが、H描写だけでなく、情景描写、心象描写
上手いですねーー。
こんなふうには、書けないわ・・・と、高校時代を読みながら
思いました。
オレンジ様も、すごいなと思っていますが、いちご様も、すごい
K様 作品、待ってるのにーー
HT様 こちらのぶんちゃんも、ノルさんが気になるのね。
文字を見てしまったら、しかたないよね。
白星様 よかった、思い出したのですね。でも、ワタルくん、
どうするのかな。
みどり様 まだまだ、これから、始まったばかり・・という感じですね。
R20様 そんな、もう、脳天直撃は、ないですよーー
でも、そうか、みんな考えるか、サイコロゲーム(爆)
ぽん様 ワタコム版、パライソ、絶対、ぽん様が書くと思って
おりました。
バカップルバージョンも、らしくて、好きだ・・
(ごめんなさい。)
リル様 お久しぶりです。
学ランのわたりか(笑)誰か、書いてくれないかねーー。
ガイズ、真っ最中だし風共も始まるし、みんな、壊れちゃうだろうから
当分無理?
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学ランのワタリカ No: 4280 [返信][削除]
投稿者:リル 02/04/05 Fri 17:55:14
ごめんなさい、作品じゃないんです~
皆様、おひさしぶりでございます。
と言ってもわたくしのことなぞ、お忘れでしょうが・・・
ここしばらく、自宅でも職場でもPCが使えなくて、
やっと皆様の作品に、追いつきました。胸いっぱいでございます。
ショーコ様、パナマ様の作品に涙し、
いちご様、吉屋様の作品にぞくぞくし、
ベン様の家内安全にほっとし・・・
そして、すべてのライター様に感謝です。
嫌なことがあっても、力強い轟組の男衆を思えば、なんか、心強いですもん。
個人レスれす。
雪だるま様、同期だなんて申し上げて、失礼しましたぁ。
雪だるま様はきっと成績一番で音楽学校を卒業、
私なんぞはびりっけつなのですわ。
(かといって壇ちゃんみたく美人じゃないしぃ。)
管理人様、いつもありがとうございます。
いつぞやはあまりお役に立たないメール、失礼しました。
何かありましたら、あのアドレスにメールいただけるとうれしいです。
んでもって最近は、当然のごとく、日比谷で壊れております。
そして家に帰れば、予習復習で見ているビデオ『大海賊』で妄想し、
なんと昨夜は、ワタリカが学ラン着てる夢を見ちゃいました!
ぬお~、たまら~ん。四天王高校時代に影響されてんでしょうねえ、
ど、どなたか、学ランのワタリカを・・・え?自分で書け?
そんな、GW明けまでは無理~
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パラウソ(偽パライソ) Ⅱ No: 4279 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/04/05 Fri 16:13:58
月湖の手がひかるの顎を持ち上げる。
月湖・・・お姉さま・・・・
月湖は、何かを誤魔化すように微笑むと、口を開いた。
「何も、・・何も心配することはないのよ、きっと。
怖いのは、たぶん、その方に会ったことがないから。
知らないということは、不安を呼び起こすものだわ。」
わたくしは・・何をしようとしていたのでしょう・・・
ひかるに、接吻を・・・・?
いいえ、駄目よ。
神に背くようなことをしてはいけないわ。
ひかるの顎から手を離す。
ひかるは、悲しげに頷いた。
「ええ・・・そうですね。
泣いてしまって、すいませんでした。
もう、寮に帰ります。お邪魔致しました。」
ひかるが、出て行った。
涙くらい、拭いてあげればいいのに。
馬鹿なわたくし。
でも、あの子の頬に触れてしまったりなどしたら・・・・
わたくしは・・もう、すでに、罪悪に染まっているのかもしれない。
わたくしは、ひかるを、欲しがっている。
あの子を、男が、蹂躙するだなんて、許せない。
あんなに繊細な心を持ったあの子が、男の無骨さに耐えられるはずがない。
きっと、壊れてしまうわ。
あの子を・・・あの子を、抱きしめたら、どんな感じがするのかしら。
月湖の心が華やぐ。
ほんの少しの間、空想に耽る。
ふと、現実に戻る。
いったい・・あと、どのくらい、あの子に心を偽ることができるのでしょう・・
・・・・・・・・苦しい・・・・・・・
ひかるは、廊下を歩いていた。
立ち止まって、雨を眺める。
再び、涙が溢れ出す。
わたくしの心を・・・月湖お姉さまは、見抜かれたのかしら・・・・
あの時、わたくしに、接吻なさろうとしていたのかしら・・・・
いいえ、そんなはずはないわ。
月湖お姉さまにとって、わたくしは、ただの下級生なのだから。
そう、ただの、下級生・・・・
涙が、頬を伝う。
そんなこと、わかっていたのに、こんなにも苦しい。
こんなにも、あの方を好きになってしまった。
月湖お姉さま・・・わたくしは、あなたに恋焦がれて、心が張り裂けそうなのです・・・・
外では、雨が、降り続いている。
*************************************
ワタコムバカップルバージョン
「わたくしは・・男の方が嫌いなのです。
乱暴で、野蛮で・・・・。
怖いのです・・・会いたくありません・・」
「そう。それでは、わたくしが竹槍で追っ払って差し上げるわ。
ご安心なさい。」
「月湖お姉さま、頼もしいですわ(感動でうるうる)」
*************************************
ああ、竹槍が飛んでくる。しかも、続きはない(爆)。
鹿目乃様、R20様、申し訳ありませぬ(ひたすら謝り)
ひかりさま 轟組版、パライソごっこは、おまかせいたしますわ♪(にやり)
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パラウソ(偽パライソ) Ⅰ No: 4278 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/04/05 Fri 16:08:20
吉屋どの、すいませぬ、ワタコムぱらいそ、投稿させていただきます(滝汗)。
本筋に邪魔なようでしたら、どうぞ、無視してくださいませ~~。
*************************************
窓から外を眺めると、雨が降っているのが見える。
放課後の生徒会室。
ぶんは、悠子先生のところに行ってしまった。
淳子は、雨は鬱陶しいから、と、早めに帰ってしまった。
わたくしも、雨は嫌い。
何か、心が沈んでしまうから。
でも、この子は、雨が似合うでしょう。
雨が降る中、暖かい部屋で小説を読む、そんな風景が似合う子。
その子は、今、椅子に腰かけている。
「相談事だなんて、めずらしいわね。
いったいどうしたのかしら?」
いつも優しい笑顔を浮かべているのに、今日は、悲しげな顔をしている。
何があったというのでしょうか。
「あの・・・父が、手紙を送ってきたんです。
そこに、夏期休暇に入ったら、会わせたい人がいるから、帰省しなさい、と書かれていて・・・」
「会わせたい人、とは、どんな方?」
「わたくしの・・・・許婚です。」
・・・心臓が、一瞬止まる。
「わたくしは、卒業したら、美郷家に嫁ぐのです。
両親の意思には逆らえません。
・・・・政略結婚です。」
「お相手の方とは、まだ、面識はないのね?」
「はい。でも・・・話には聞いています。
優しい方なのだそうですけれども、私より、十も年上なのです。
わたくしは、・・・会いたくありません・・・」
「大丈夫よ。後になってみれば、そんなに嫌がることはなかった、と思うものよ。」
ひかるの瞳から、涙がこぼれる。
月湖の意見を否定するように、首を振る。
「わたくしは・・男の方が嫌いなのです。
乱暴で、野蛮で・・・・。
怖いのです・・・会いたくありません・・
それに・・それに、わたくしは・・・・」
月湖お姉さまが、好きなのです・・・・
この想いを、告げられたら、どんなにいいでしょう。
でも、きっと、月湖お姉さまに嫌われてしまうだけ。
それならば、下級生として、お傍にいられるだけでいい。
それだけで、充分幸せなのに。
わたくしは、月湖お姉さまにこんな話をして、どうしようというのでしょう。
ほら、お困りになっている・・・
涙で潤んだひかるの瞳が月湖に向けられる。
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亀レスでございます No: 4277 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/04/05 Fri 16:04:37
ここ何日かロム生活をエンジョイ♪していた、ぽんです。
コムキャンペーンにレスしてくださった方、ありがとうございます。
こんなもの投稿していいのか、と何度も悩みましたが、
皆様の暖かいレスのおかげでなんとか乗り切れました。
すでに亀となっておりますが、レスさせてくださいませ。
雪だるま様 替え歌シリーズ、続きはありません(笑)だって、私の頭にはもう何も残ってないんですもの。
元・文学少女様 コムキャンペーン、喜んでいただけたようで良かった(ほっ)。
あっ、お礼なら、元・文学少女様の作品デビューということで(^^)。
ワタコムシリーズは、もう、私の頭の中には、何もありませんのでご勘弁を(^^;)
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レスです。 No: 4276 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/05 Fri 11:04:16
>836番様
お久しぶりです。
レスありがとうございます。
オサちゃんまた熱出してます・・・・
なるべく早く元気にさせます。
836番様の作品お待ちしております。
>Z様
お久しぶりです。
また書いて下さってとてもうれしいです。
彩那音ちゃん初登場ですよね(?)
呼び出しって一体・・・・・・
>白星様
レスありがとうございます。
アサコちゃん頑張ってオサちゃんの
世話をしています。
かよこちゃん記憶が戻ったんですね。
まとぶんよかったね~。
>R20様
レスありがとうございます。
いえいえ・・・私はあまり考えずに
書いていることが多いので・・・・
私も早くガイズ観たいです。
>みどり様
今度は車の中でですか?
車に「イシコちゃん」て名前を
つけているブンちゃんかわいいです。
>HT様
レスありがとうございます。
オサちゃんすっかり病弱なイメージが・・・・
アサコちゃんますます優しくなっていきそうです。
ブンちゃん1人NYに残るんですね。
新聞記事の内容がとても気になります。
>いちご様
高校時代のお話ですね~。
私高校生の四天王のお話大好きです。
続き楽しみに待っています。
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『俺は日比谷の文無しさあぁぁっ!!(←バカ)』レス No: 4275 [返信][削除]
投稿者:R20 02/04/05 Fri 04:35:08
何も書かんとレスなどと、すまんな、すまんな、すまんな(←開き直る)
運命の女神、センター三人の腰の高さが一緒・・・(感涙&崩壊)
白星様:
『獣ニ夜』お褒め頂き、有難うございました。ですが、多分恐らくそれは、「しかめの大先生」の名作ではないかと・・・・(笑)。
いえ、わたくしは光栄の極みの行ったり来りでございますが、わたくしなどと間違えられてしもうた、
先生のご心情をお察し致しますと・・・(爆)。わたくしは壊れっぱでございます。
0番様:
そうか~なまものだから腐って・・・・あわわ、いえ、なんでもございませんことよ、ごきげんよう。
はつこ様:
あのお腰の高さがですね。運命の女神でたに・りか・ゆうひと並ぶと、もう生きていて良かった・・・と(涙目)、
ノバのフィナーレのお三人以来の並びが嬉しくて。
あお様:
なんかもう求道の域に達してるあお様、おステキ!!(爆)なんつーか、ほのぼのと油断させておいて、
脳天直撃シーンをかますあなた様は、もしやHの一番手やもしれませぬ。
そして、わたくしもムラでサイコロゲーム一瞬考えました(爆)。
とはいえ、りか=たにしか動かないソフト(不良品)なもので、ダメでしたわ。
Z様:
お久しぶりでございます。壊れ仲間が又一人、と思ったら、ちゃんと書いてる・・・ずるい~~~(そーゆー問題?)
いちご様:
いえいえ、こんなバカなノリを寛大にご容認頂いているのは、私共でございます。
いちご様は、高校生フェチと言うことで宜しいのでしょうか?(←宜しくない!)
keiko様:
いえっ!なんかマトモで暖かいkeiko様のレスを頂くと、申し訳無いただそれだけです。
怠けまくりの自分がふがいない(なら、書け)
836番様:
ふははは・・お互い困りましたねえ。 あお様の5人は無理でございますぅぅ~(泣)。もうりかたにしか頭に無いので・・・・・。
うかつに書くとなーにをやらかすやらで、必死で自制(爆)。0番様、ショーコ様とのコラボレーション楽しみにしております。
そうか、文体とか色々考えてやらないといけないよね・・・普通・・・・・(遠い目)。
鹿目乃様:
あの時も大概だと思ったけど・・まだ、マシだったといまさら気が付いた(呆)。うらぶれガイズ、いいっすねえ~~。
楽しみにしてるよん、と、いうか、わ、私も行っていい(←できんのか?!)?あ、そのまえにぱらいそ頑張りますぅ~(安請け合い)。
本当に調子乗ったレスばかりですみません。
正気に返ったとき真っ青だよ、まったく、となること必至でございます。
次回こそなにか手土産を・・・・(我ながら嘘っぽい)
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翼の折れた白鳥21・開かれた扉 No: 4274 [返信][削除]
投稿者:白星 02/04/05 Fri 04:15:51
・・・まとぶんの流した熱い涙が・・・
凍りついたかよこの記憶を、少しずつ溶かしていった・・・・・
・・・そしてかよこを呼ぶまとぶんの声によって・・・
暗闇に閉ざされていたかよこの記憶に、眩い光が差し込み、
かよこの心に降り注いでいった・・・・・
「帰ってきてくれたんだな、かよこ・・・オレの腕の中に・・・」
・・・この声!・・・
かよこの目が大きく見開かれた。
・・・・あのとき・・・・
凍てつくような寒さの中で・・・
息もできない苦しみの中で・・・
あのまま・・・俺の命も消えてしまいそうだった・・・・・
そのとき、俺を呼ぶ声が聞こえたんだ・・・・・!
・・・『かよこ・・・もう一度、オレの腕の中に帰ってきてくれ!』・・・
あのとき聞こえたのは、確かにこの声・・・
この声が、俺を呼び戻してくれたんだ・・・・・!
あれは・・・おまえだったのか・・・・
「・・・ゆ・・・う・・・」
自分の名を呼ぶかよこの声に、まとぶんははっとした。
「かよこ・・・・・今、なんて・・・」
「・・・ゆう・・・」
「・・・あんた・・・もしや、記憶が・・・!?」
清らかなかよこの瞳からも、涙がこぼれ落ちる・・・・・
静かな微笑みを浮かべて、かよこは黙ったままうなずいた。
「おまえの声が聞こえたんだ。あのとき・・・俺を呼ぶおまえの声が・・・」
「かよこ・・・」
「おまえが俺を助けてくれたんだ・・・!」
「かよこ・・・! オレはずっと待ってたんだ・・・
あんたの記憶が戻るのを・・・あんたが帰ってくるのを!」
そう言って、まとぶんはかよこの腕の中で激しく泣き崩れた。
「約束しただろう・・・どんなことがあっても、
必ずおまえのいるところに帰ってくるって・・・」
泣きじゃくるまとぶんをやさしく抱きしめながら、かよこは言った。
「だから俺は帰ってきたんだ、おまえの腕の中に・・・。
おまえのいる場所が、俺の生きる場所だ・・・!」
「・・・かよこ!!」
強く、固く抱き合う二人・・・周囲からは、わっと歓声が上がった。
「かよこさん、記憶が戻ったんだ!」
「おめでとう、かよこさん!」
「二人とも、本当によかった!!」
・・・歓喜の声と涙が広がる中、ワタルだけはその光景を、複雑な思いで見つめていた。
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翼の折れた白鳥20・僕を呼ぶ声 No: 4273 [返信][削除]
投稿者:白星 02/04/05 Fri 04:05:24
ドスン!!!
ガッシャーーーン!!!
・・・凄まじい音が、一階の廊下に響き渡った・・・。
「大丈夫か、二人とも!?」
ワタルも慌てて階段を駆け下りた。
大きな物音を聞きつけて、厨房チームをはじめ、屋敷に住む人々も
次々と集まってきた。
「う・・・・ん・・・・」
先にまとぶんが起き上がった。
幸い二人とも、まとぶんが放り出した布団の上に落ちたため、
奇跡的に無事だった。
ただ、落ちた際・・・頭を包み込むようにして、かよこの体を必死に抱えていた
まとぶんの右手が、勢い余って廊下の窓にぶつかり、
ガラスを割ってしまった。
「まとぶんさん、手が! 大丈夫ですか!?」
ねったんが叫ぶ。ガラスで切ったのか、まとぶんの手からは血が流れていた。
「かよこ!! 大丈夫か!?」
まとぶんはねったんの問いかけには答えず、かよこのことだけを心配した。
・・・かよこはまとぶんの腕の中で気を失っていた。
「かよこ!?」
・・・まとぶんの脳裏に、川原で倒れているかよこを見つけたときの
あの、悪夢のような光景が広がる・・・
「かよこ!? かよこ!! しっかりしろ!!」
気を失ったかよこは、そのとき・・・幻覚を見ていた・・・。
・・・階段から落ちる光景に重なって見える、崖から落ちる光景・・・
・・・ガラスが割れる音に重なって聞こえる、水の中に落ちる音・・・
・・・・あれは・・・・一体何だろう・・・・?
ガラスの割れる音に追い立てられるように、幻覚の中でかよこは
冷たい暗闇の中を、さまよいながら走り続けていた・・・・・
「かよこ・・・!!!」
(誰かが・・・僕を・・・呼んでいる・・・・)
「かよこ!! しっかりしろ!! 目を開けろ!!」
まとぶんの呼びかけに、ようやくかよこの意識が戻り、ゆっくりと目を開いた。
「かよこ、気がついたか!? 大丈夫か!?」
だが、階段から落ちたショックと、気を失っていたときに見た幻覚のせいで、
かよこは魂が抜け落ちたように、定まらない視線のままで呆然としていた。
・・・・・あれは夢? それとも・・・・・
「かよこ!!!」
・・・かよこを呼ぶまとぶんの悲痛な声が、ようやくかよこを現実に引き戻した。
まとぶんは目に涙を浮かべ、流血している手で、倒れているかよこの肩をゆすりながら、
必死でかよこの名を呼び続けていた。
「僕は・・・大丈夫・・・です・・・・」
何があったのか、まだ事態がのみこめないかよこは、起き上がりながら
ようやくそれだけを返事した。
だがその一言で、張りつめていたまとぶんの緊張の糸が切れた。
「よかった・・・かよこ・・・」
自らの手も顧みず、力の限りかよこを強く抱きしめた。
「オレはもう二度と・・・あんたを失うような目には遭いたくない・・・」
その大きな瞳からは、とめどなく涙が溢れ出た・・・。
「もういい・・・もういいんだ・・・あんたさえ無事なら・・・
たとえ記憶が戻らなくたって・・・オレのこと思い出せなくたって・・・
あんたさえ・・・あんたさえ・・・こうしてオレのそばにいてくれれば・・・・」
「・・・ゆうさん・・・」
「今あんた・・・オレの腕に中にいる・・・それだけで、もう・・・・」
次々と流れ出るまとぶんの熱い涙が、かよこの頬や首筋にもつたって流れ落ちた。
「帰ってきてくれたんだな、かよこ・・・オレの腕の中に・・・」
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原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?)5 No: 4272 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/04/05 Fri 03:57:08
運転席に座ったぶんは
気だるそうにハンドルの上に顔をのせた。
「ふぅ~っ・・・、
なんだか、おかしな運動させられたから
ますます酔いが廻っちゃったかも・・・。
僕、このまま運転できるかナ?」
「俺が替わろう」
「ん~っ、ダメダメ!
トドさんだって状況は同じじゃない。
運転なら僕に一日の長があるんだから」
「じゃあ、もう少し酔いを覚ましてから行くか?」
トドは後部座席を親指で指すと意味ありげにウィンクした。
「えっ、まさか・・・
この中でもしちゃうとか・・・?」
「お前があんまり清楚なドレスを着ていると、
無理やり剥ぎ取って思いっきり乱れさせてやりたくなるんだ」
眉を顰めて訝しげな顔をするぶんにしゃあしゃあと言うトド。
「もう余計な運動はいいよ、トドさん!
それに後部座席を二人でゆすったりしたら
僕のイシコちゃんがびっくりしちゃうよ・・・」
「イシコちゃん?」
「うん、この車の名前」
「お前、またおかしな名前を~!」
「おかしな?
ちょっとトドさんっ!
僕のイシコちゃんに因縁つける気?
いくらトドさんでも許さないっ!」
笑い上戸の次はからみ上戸か、こいつは全く・・・
「全然おかしな名前じゃないよね、可愛いよね~、イシコちゃん」
ぶんはさも愛しそうに愛車のハンドルをなでなでしチュッ♪をする。
ぶん、俺にもチュッ♪してくれ・・・ <-トドさん、イジケないで
「それとも悠子先生っていう名前の方がよかった?」
「そういう問題じゃないだろ!」
「ね、ちょっと、五分間だけ寝かせて。
でも、おかしな運動はなしね」
ぶんはトドにそう釘を刺すと
シートに身体をもたせかけ目を閉じた。
実はあれだけ飲んだ後に激しい運動をしたため
急激に酔いが廻ってしまったのである。
「・・・・・・」
トドから身体をいやらしげに撫で擦りされたぶんは
迷惑そうにパチッと目を開ける。
するとそこには悩ましい目つきをしたトドの顔が・・・。
「やっ、トドさん!
そんなセクシーな目で見ないでくれる~!?
帰ってから続きしよ。ね?」
「ぶ・・・ん・・・」
トドはぶんの耳に熱い息を吹きかけてくる。
「え~ん、そんな悩ましい声で囁かなくたって・・・
それに僕、トドさんに買ってもらった大事なドレスを
汚すのイヤだよ~・・・」
「安心しろ。汚れないように俺が全部脱がせてやるよ」
「バカッ!人が来たらどうするの!
第一、僕のイシコちゃんは女の子なのに
ヤロー二人で座席を汚すってのもなんだかなぁ~・・・」
「お前、俺の前では天邪鬼はやめるんじゃなかったのか?!
まだ全然したりないって顔に書いてあるゾ」
トドに図星をさされたぶんは首をすくめ赤い舌を出した。
本当は躊躇しているものの実はまだ疼いてもいるのだ。
「エヘ、やっぱりバレたか・・・。
ホントはあと少しだけならしたい・か・・も?」
「少しだけか?」
トドはぶんの耳朶を噛み耳の中を舐めまわす。
「は・・ぁ・、
やっぱり少しだけじゃいやぁ!
たくさん・し・・て」
ふっ、可愛い奴だ・・・
トドはぶんの瞳が再び潤んでくるのを合図に
後部座席にいざない、首筋に舌を這わせる。
「くすぐったい・・・トドさん、キャハハ」
笑い上戸モードのぶんが楽しそうに笑うと
トドがムッとする。
「くすぐったいだけか?」
「うふふ・・・ホントはとってもイイ気持ち♪」
ぶんはそう言うと早くも身を捩りだす。
トドはぶんの背中に手を廻しファスナーを下ろすと
ドレスを胸まで引きずり降ろして
突起の部分を啄ばむように攻めていった
「は・ぁっ・・・」
ぶんの口から甘い吐息が漏れる。
酔いのせいでかなり開放的な気分のトドは
ぶんの素直な反応が嬉しくなり、
いつもより大胆にぶんに仕掛けてくる。
そして、ぶんもそんなトドの頭を愛しそうに胸に抱きながら
奔放な気分でそれに応えた。
*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >
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ついに・・・レス No: 4271 [返信][削除]
投稿者:白星 02/04/05 Fri 03:54:18
R20様
お壊れ(笑)の最中、『獣二夜』、イエ^^;『十二夜』の投稿、ありがとうございます。
keiko様
病気のオサちゃんを看病してくれるアサコちゃん、献身的で優しいですね。
836番様
生きておられて何よりです(笑) 落ち着かれましたら、またお話お待ちしてます(←・・・1ヵ月後?)^^;
いちご様
高校時代のお話も大好きなんです~! ぶんちゃんを巡って、トドさんとノルさんの
「愛憎(!?)物語」楽しみです!(最近、トド×ノル、結構気になりますので)(笑)
華子様
コムちゃん怪我ですか? お大事に。
オサちゃん、かよこちゃんに続いてドクター、「本業」^^;の方でも(笑)大忙しですね。
Z様
お久しぶりです。実は今日、仕事中にふと「そういえば最近Z様お見えにならないな~」なんて
考えていたところでしたので、お見えになって嬉しいです! もしかして・・・てれぱしぃ!?(呆)
(・・・ってゆーか、仕事中も、ここのことばかり考えてるのバレバレ・・・)^^ゞ
あお様
>ワタルくんに抱かれながら、思い出すのかと思ったら、違うみたい。
・・・やっぱりワタルくんとかよこちゃん、ヤっちゃった方がよかったでしょうか(爆)
両手両足・・・こんなとき、やっぱり「タコ」^^;は便利! いや「イカ」^^;;なら2回で終わる!!(大爆)
鹿目乃様
星野監督も好きなので、阪神も応援してます(でも時期が悪かった・・・)(大号泣)
前N監督のときは、首位に立っただけで黄金の人形とやらが発売されたので(あのゆくえは?)(爆)
これでもし阪神が優勝(!)したら^^;・・・(85年(!)に沈められた(爆)カーネルおじさんの供養も兼ねて)(笑)
星野監督の黄金の銅像が道頓堀に建つんじゃないかって・・・(まるで自由の女神・・・)(大爆笑)
雪だるま様
かしげ×ぶん×いづるん(×いちご様)(笑)揃い踏みぷれい^^;にドキドキです!
はつこ様
やっぱり(笑) これではコムちゃん、ますます油性(笑)マジックペンが手離せませんね^^;
浮気防止にはやはり、ワタルくんの××に書いてしまうのが、一番効果があると思われます(爆)
0番様
それはここに来られる皆様は、私なんかより、0番様の作品を
心より待ち望んでおられるからです(きっぱり!)
かよこちゃんの頭は・・・王子様が守ってくれるでしょう^^
オレンジ様
あぁ・・・ついにノルさんとぶんちゃん、感動の再会・・・(号泣)
まるで映画のワンシーンを見ているような、感動的な光景に涙・・・・・。
K様
K様もお壊れですか? 次の「肖像」のお話も楽しみにお待ちしてます。
HT様
>(NORU!?) 新聞でどんな記事をぶんちゃんは見つけたのでしょうか?
続きがとても気になります。
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ニューヨーク・・・旅の終わりに No: 4269 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/04/04 Thu 23:59:51
今度はみどり様のお話に便乗パラレル!
後半はK様にも雪だるま様にもオレンジ様にも乗っかってます。
私、最近人に乗っかりっぱなし。うふ。
~~~~~
NYで予想以上の成果を上げたぶんへのご褒美として
トドは滞在期間を延長し、ラスベガスやアトラクションパークに付き合った。
もう10日間も轟組はボス不在である。
ホテルの一室でブランチを終えてトドが切り出す。
「なあ、ぶん。もうタイムリミットだ。
リカやワタルがよく纏めてくれて問題はないんだが、
そろそろ帰らないか。俺たちの部屋に・・・」
デザートのいちごとオレンジしか口にしないで
とっととブランチを終えたぶんが、NYタイムズから目を離さずにいう。
「う・・・ん。僕も組の皆が恋しくなって・・・・・・(NORU!?)」
言葉尻が消えたのと、新聞を持つ手が強く握られた様子を見て
トドは問い掛ける。
「ん?何か面白い記事が載っていたか?」
「ううん。いつもの通り。相場も僕が見込んだ通りに動いているよ。
つまんないくらい!!」
ぶんはNYタイムズをくず籠に投げ入れた。
そしてそのままトドの後ろに回ると抱きついて耳元で囁いた。
「ダーリン♪でも僕ね、もう少しNYにいたいな。
いい子だから先に帰ってて」
「だがお前、散々遊んで買い物もして他に何をするというんだ」
トドがぶんの目を覗き込んで優しくさぐった。
「・・・トドさん。じ、実は体調があまりよくないんだ。
少し吐き気がして・・酸っぱい物が食べたくて・・つわりかな?」
「バカ!もうその手にはのらないぞ」
「ハハ冗談。遊びすぎかな。2,3日おとなしくして長時間のフライトに
耐える力をつけてから帰るから・・・ネ」
ぶんは今度はトドの膝に座り、瞳を潤ませお願いポーズをする。
「それなら俺ももう少しいてやる。お前をひとり残しておくのはやはり危険だ」
トドの顔は真剣になった。
ぶんが和央組の筋のものに拉致された事件から何日もたっていないではないか。
尤もその後、自分との絶妙なコンビネーションで敵を壊滅させたぶんの働きにも
目を見張るものがあったが。
「平気だよ。出歩いたりしないから。
毎日朝から晩まで僕のお守りっていうのにも飽きたでしょ」
ぶんは悪戯な目でトドの鼻をつんと突く。
「飽きるものか。まだまだ足りないぞ。
連続15回のあの夜を忘れたのか」
ぶんのその指を掴み、軽く噛んだ。
「あ・・・ん。(そういう意味じゃないんだけど)
だから、仕事も溜まってるだろうし・・・あはん・・」
朝だろうが昼だろうが、車だろうがヘリだろうが、
話の途中だろうがお構いなしのトド。
ぶんの腰を引き寄せ、耳に舌を差し込む。
「・・・耳は・・・いや・・・」
「いやじゃなくて、いい、だろ?こっちもな・・・」
もう片方の手で服の隙間から胸をまさぐる。
「う・・・ん」
そして当然の如く、心ゆくまでお互いの体を堪能した二人・・・
~~~~~
蜜のように蕩けた空気の中でトドがいう。
「確かに。こんな甘ったるい生活を続けていたら、
組に戻る気がしなくなるかもしれないな」
「トドさん!?」
ぶんが驚いて起き上がると、そっと手で抱き寄せられた。
心配するなというように、ぶんの肩をポンポンと叩く。
「わかったよ。お前より一足先に帰る。絶対に帰って来いよ」
「当たり前じゃん」
ぶんは笑ってトドにチュっとした。
自分の代わりにキムを寄越すというトドの言葉をやんわりと断り
甲斐甲斐しくトドの支度をする ぶん。
「ダーリン♪スーツケースにはもう全部詰めたよ。
あ、僕を忘れないようにエンヴィ振りかけといてあげるね!」
「バカ!余計な事するなー!」
(やはり体調なんて悪くないようだな。
もう少しまともに演技しろよ。帰りたくない理由は何だ?)
「うっ。気持ち悪い・・・ごめん、トドさん。空港まで送ってあげられない」
「構わない。しっかり休んでいろ」
「ありがと。愛してる」
「・・・俺もだ。早く帰って来い」
ホテルのドアの前でひとしきり抱擁を交わし、
トドとぶんは、別れた。
--------------------------------------------------------------------------------
亀さんレス No: 4268 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/04/04 Thu 23:43:31
いちご様・・あなた様に生きてる?と問われ、私は喜びに震えてしまいましたわ。
で、パライソのレスすらしておりませんでしたわね。もどき、濃ゆいでしたこと。
雨漏りのオチに鼻血がでそうでしたのよ。ごっこのとどぶんもキュートでござい
ました。あや様にも感謝しなくては。エ、またUPされたの?今から読むわ!
K様・・ぶんマリー(?)が話す一つ一つの言葉だけで、一つのストーリーが
出来ちゃうほど思い入れが多くて・・って伝説のサファイヤとかも入ってますが。
で、やっぱりズギューーン!!なのね。
みどり様・・私に師匠はないでしょう。やめて!みどり様もパライソ書いたの?
UPしてよ。読みた~い!!
ショーコ様・・新作面白いわ。悪い子コムちゃんも結構はまるのね。パッサージュ
ではいづるんとともにぶん&まひるを堕としてくれていたし。
オレンジ様・・ぶんちゃんに「迎えに来て」って言われたらトドさん行けるよ。
私、書きおき一つでぶんちゃんを旅立たせたのに、トドさん来てくれたもん♪
キャー!今アップされてた。おおおおおーこれぞまさしくのるぶん!!
よくやった!!ありがとー!オレンジ様の肩、揉んであげたいわ。私上手なのよ。
ひかり様・・ぶんちゃんとコムちゃんもパライソごっこしたの?う。見たーい!!
リカさんのところは今みんな壊れてるからなって・・・爆!!
くーろ様・・読み応えありました!!「俺」がワタルだったりノルさんだったり
して其々の気持ちになって読めて、「文学作品」ですわ~!!トドとノル、本当は
親友だったのに、悲しいさだめなのね。トドさんがぶんちゃんのことをそんな風に
思って手放したのかと思うと涙が、つぅーーーーーーー。
雪だるま様・・かしげVSぶん。でもーーいづるん。メッ!!キムくんだって
大人になってからぶんちゃんを抱いたのに君って子はまったく・・ブツブツ(笑)
あお様・・私がレスしそこねてる間に10人制覇してた。新しい技も取得して!
さすがリカちゃん。
ベン様・・タニちゃん、普段の明るいキャラが悲しんでいると余計いじらしいね。
でもいちごのリカちゃんとくららが楽しい週末にしてくれそう。
みどり様・・うーん。刺激的。ヒールにドレスのぶんちゃんがボンネットに!
キザなトドさんも好きよ。10話といわず、もっともっと行っちゃって~!
ここのトドぶんは固く結ばれてていいわ~、ありがとね。みどり様♪
白星様・・やっぱりかよこちゃん強いんだ!白鳥の湖のラストのようには
ならないよね?
鹿目乃様・・ヴァイオラ久しぶりですね~。パライソは麻子登場ですか。
淳子とりまく美しい世界がまた広がってくーーー!楽しみ。
keiko様・・病弱なオサちゃん。アサコちゃんもなお優しくなりって感じ。
ああ、そちらはいつも幸せでうらやましゅうございます。三角関係に疲れた私。
華子様・・お久しぶりです。で、妙にうけちゃいました。
>ワタルくんは、本を見ます。コムちゃんは、本を読みます
コムちゃん、足大丈夫かな~。
Z様・・ほんとに久しぶりのような。10時に俺の部屋へ来い!
キャー!リカちゃんたら何を?
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壊れました・・・レス No: 4267 [返信][削除]
投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/04 Thu 23:32:47
白星さま
まとぶーーーーん(泣)
鹿目乃さま
ヴァイオラ、お待ちしてました(嬉)
華子さま
まとぶんに続いてコムちゃんまで・・・
あおさま
>サイコロゲームで賭に勝ったのではなく、あのギャンブラー達を抱いて、教団に行かせたのか?
本当だー(爆)
雪だるまさま
あぁっどうなるブンちゃん・・・
でもいちご様を口に入れてくれるなんてかしげちゃん。
いい奴なんだか悪いんだか・・・(爆)←充分悪いって。
オレンジさま・・・
うわ゛ぁあ゛あ゛あーん・・(号泣)
ずっと、ずっと読みたかった。待っていた。
涙があふれ出し、だんだん話は進んでいくのに、画面の文字は逆にぼやけていく。
(馬鹿だ、私。ちゃんと読みたいのに・・・)
オレンジさまぁあああ・・・・・
許して、名文をこんな・・・でもやっぱり、わ゛ーん(号泣)
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高校時代 手繰る No: 4266 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/04/04 Thu 23:23:53
水面がキラキラと輝いて眩しい。
あいつの瞳も、眩しかったな。
ノルは河原に腰を下ろし、川を見つめる。
ここに来れば会えるなんて・・・甘いな。
この間は偶然だったんだ。
思わず抱き締めてしまった。
あいつは、ブンはどう思っただろう。
なぜ泣くと聞いたら、ほっとして、と言ったっけ。
まだ誰の手垢も付いていない穢れのない躰。
純粋な心。
欲しい・・・たまらなく欲しい。
お前をこの手に。
ノルがフッと笑いを漏らした。自身を嘲笑するように。
この俺が・・・なんてざまだ。
天使に魂抜かれたか?
この世にもいるんだな、天使ってやつが。
くっくっくっ・・・星の王子様ときたもんだ。
お前のためなら、王子様でも何でもなってやるよ。
不思議なやつだ・・・
ガキみたいなことを言ったと思えば、妙に大人びた表情をする。
白い肌、黒い瞳、赤い唇、流れる視線。
抱き寄せたときに漏れた声・・・
『あ・・・』
ああ、あの『あ・・・』が頭から離れない。
やっべーよ。思い出しただけで充血してくる。
やばいやばい!
ノルがブルブルと首を振った。
トド以外に色気を感じたのは初めてだ。
トド・・・?
さっきは、悪いことしたな・・・お前のことも、好きなんだけどな・・・
ここで来ないものを待ってたってしょうがない。
体も疼いてきたし、やっぱりトドのとこ行くか。
ノルは立ち上がり、駅に向かった。
~~~~~~
トドのマンションに着き、ポーチのインターホンでナンバーを押す。
しばらくして、不機嫌そうなトドの声がした。
『なんだよ。』
いくら部屋から来訪者が見えるったって、第一声がそれかよ。
「さっきは、悪かった・・・開けろよ。」
『・・・』
オートドアが開き、エントランスに足を踏み入れ、エレベーターに乗る。
いつ来てもご大層なマンションだぜ。
こんなとこで一人暮らしとは、優雅なヤローだな。
部屋の前に着きチャイムを鳴らすと、すぐにドアが開けられた。
ドアを開けたトドに、ノルの目が釘付けになる。
シャワーを浴びていたのだろう。
裸の上半身の肩にバスタオルをかけ、スウェットを腰穿きし、
濡れてクセのとれた髪が顔に掛かっている。
研ぎ澄まされたような瞳に翳を落とす濡れた前髪が、
たまらなくセクシーだと思った。
そんなノルの胸の内を知るわけもなく、トドが髪を拭きながら言う。
「何しに来たんだ?」
「何しにって、お前が来いって言ったんだろ。」
「断られたけどな。」
「だから悪かったって・・・」
トドが溜息をついた。
「・・・入れよ。」
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
ヘロヘロ~~~
Z様発見!ああ嬉し!Z様に声を掛けて頂いて更にヘロヘロ。
彩那音ちゃん登場ですね。りかさんのお呼び出しってー?(期待)
華子様も発見!お帰りをお待ちしてました。季節の息吹を感じさせる
美しい世界でございます。コムちゃん、痛そ・・・
鹿目乃様、麻子さまに春野男爵さま。アサ女おさ男って、私には新鮮
でごいます。ご本家様はやっぱりステキ。
あお様、ぶらぼーーーーーーーーーーーー!!!!!パチパチ
投げちゅー ありがとうございます。うふ
雪だるま様、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いずるん・・・(泣)
言葉がありませんわ。いちごぉぉぉ(崩壊)
0番様、ブンちゃんに食されて幸せっ。0番様に食されたときの陶酔
再び!でもブンちゃん、喉に詰まらないかしら、あの状況で。
ねえ、雪だるま様?
オレンジ様、良かったねー、会わせるまで書けて。喜びがひしひしと(笑)
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高校時代 糸撚り No: 4265 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/04/04 Thu 23:21:16
終業の鐘が鳴り、級友達がガタガタと席を立ち帰って行く。
「タモ生徒会か?」
「うん、帰ってていいよ。」
ちぇっ、またかよ。
いそいそと教室を出て行くタモの背中から目を逸らし、
マミが鞄を肩に担ぐ。
「んじゃな、お二人さん。」
窓際のトドとノルに軽く手を挙げ、反っくり返る程胸を張って
出て行こうとする。
「おう。しょげんなよ。」
「・・・るせー。」
ニヤリとするトドを振り返ることなく、マミも帰って行った。
ノルはそんなやり取りを知ってか知らずか、窓の外を眺めたままだ。
いつの間にか、教室には二人だけになっている。
梅雨はもう明けたのだろうか。
澄み切った青空に、眩しい程の白い雲が浮かんでいる。
少し眉を寄せたノルの横顔が切なくて、美しくて、トドは目が離せない。
またあいつを想っているのか。
あいつに会ったこと、俺には言わないんだな。
それは俺も一緒か・・・
あの日、雨に濡れた天使に会ったよ。
無垢な色気に、一瞬にして心を奪われた。
お前が惚けるのもしょうがねえなって思ったぜ。
抜け駆けしてでもあいつをモノにしようと考えたが、
お前のこともやっぱり好きなんだよな・・・俺は。
「ノル・・・」
肩に手を置き、静かに呼びかけると、ノルがゆっくりと顔を向ける。
振り向いたノルの顎を取り、口付ける。
目を開いたまま、無表情にそれを受けるノル。
瞼を上げたトドがそれに気付いた。
「心此処に在らずってか。目ぐらい瞑れ。」
「ああ、わるい・・・」
小さな溜息をつき、ノルがまた窓の外に目を向けた。
トドが眉を寄せて舌打ちをする。
「なあ、ノル・・・」
言い難そうに下を向き、意を決したように顔を上げた。
「俺を・・・どう思ってるんだ?」
聞こえていないのか、ノルの目は雲を追っている。
あの時と同じだ。屋上で、あいつことを考えていた時の眼。
いや、あの時以上に狂おしい眼だ。
癪だな・・・
「聞いてんのか?・・・・・・おい。」
トドが苛ついて声を張り上げる。
「ノル!」
「・・・ん?何か言ったか?」
トドが大きく溜息をついた。
くそったれ・・・
「・・・何でもねえよ。」
「そうか?・・・帰るか。」
「・・・ああ。」
賑やかな繁華街を、ブラブラと無言で歩く。
気詰まりになったトドが口を開いた。
「このまま、うちに来ねーか?」
トドの両親は海外で生活しており、トドはマンションで一人暮らしを
している。四人で溜まる際には恰好の場だ。
ノルは少しの間トドを見つめ、視線を外した。
「今日はやめとくよ。」
「・・・そうか。」
トドの心が波立つ。
俺といるときまであいつのこと考えてんじゃねえよ。
繁華街を抜け、交差点に差し掛かる。
「トド、先帰っててくれ。」
「どうしたんだ?」
「ちょっと寄り道したいんだ・・・。じゃあな。」
ノルはトドに背を向け、駅前の通りではなく、川沿いの道の方へ
歩いて行った。
呼び止めることを、背中が拒絶している。
一人であいつのことを考えるのか。
あいつも、ノルを想っているようだった。
なんだか・・・やけに嫌な気分だ。
俺・・・嫉妬してんのか?
いったい、どっちに・・・
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熱を出すオサちゃん(その2) No: 4264 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/04 Thu 23:11:52
扁桃腺が腫れて熱を出してしまったオサちゃん
ドクターが再び来て様子を見ます。
「点滴が効いてさっきより体がラクになったでしょう。
少しでもご飯を食べて薬を飲んで安静にしていること」
「はい・・・・」
素直に返事をするオサちゃん。
「熱があがったらまたすぐ連絡するように」
アサコに薬を渡し,いくつか指示を出したあと
ドクターは部屋を出て行きました。
「アサコそばにきて・・・・」
アサコはオサちゃんのそばに座り
「さっきより顔色が良くなったな」
「うん。さっきよりつらくないよ」
「そうか・・・・おとなしくしていないと
また熱があがるぞ」
そう言ってオサちゃんの額に手を置くアサコ。
「うん・・・・おとなしくしてる
アサコの手冷たくて気持ちいい・・・」
「そうか?オサ食欲は?」
「少し何か食べたい・・・・」
「わかったねったんのところに行っておかゆ
作ってもらうから戻ってくるまでおとなしく
しているんだぞ」
「わかった。早く戻って来てね」
アサコを見送るとオサちゃんは再び目を閉じ
眠り始めました。
アサコが厨房に行くとねったんとゆうかちゃんが
食器を片づけていました。
「アサコさんこんばんは。今日は遅いですね
夕飯取ってありますよ。今用意します」
「ねったん。遅くに悪いんだけれどおかゆ作ってもらえないか?」
「アサコさん食欲ないんですか?」
ゆうかちゃんが心配そうに聞きます。
「いや・・・俺じゃなくてオサが熱出しているんだ」
「オサさんが?風邪ですか?」
ねったんが心配そうに聞いてきます。
「リンパ線が腫れて熱が高いんだ」
「そうですか・・・・・わかりました。
今おかゆ作りますね」
「ありがとう。悪いな・・・ん?」
ゆうかちゃんがアサコの袖口をつかんで何か
言いたそうにしています。
「ゆうかどうした?」
「あの・・・おかゆできたら僕部屋に持っていきます
だから・・・早く部屋に戻ってオサさんの
そばにいてあげてください」
「いいのか?」
ゆうかちゃんはコクンとうなずきます。
「ありがとう。お願いするよ」
そう言ってアサコはオサちゃんが待っている
部屋に戻りました。
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レスです。 No: 4263 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/04 Thu 23:04:12
>0番様
レスありがとうございます。
オサちゃん病気にしてしまいました。
病気でもほのぼのですか?
アサコちゃんオサちゃんの面倒みると思います。
0番様の作品お待ちしております。
>はつこ様
レスありがとうございます。
アサコちゃんとオサちゃん甘々ですか?
菜の花のおひたしおいしいですよね~。
菜の花とめんたい一緒に食べてもおいしいんですよ~。
>雪だるま様
ブンちゃんがかしげちゃんといずるんに・・・・
ブンちゃんボロボロですね・・・・
>いちご様
レスありがとうございます。
オサちゃん熱出してます。
なるべく早く熱が下がるといいのですが・・・・
アサコちゃんお世話します。
>華子様
お久しぶりです。
お仕事落ち着いたのですか?
また書いて下さってうれしいです。
コムちゃん足大丈夫でしょうか?
久々にドクター登場ですね。
>あお様
レスありがとうございます。
オサちゃん少し疲れが出てしまったのかも
しれないです。
リカちゃん10人頑張ったんですね。
タニちゃんのためとはいえ・・・・・
体力と気力が心配です。
>吉屋信夫様
麻子様と春野男爵の名が・・・・
続きが気になります。
>オレンジ様
ブンちゃんはノルさんと再会したんですね。
続き待ってます。
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時の破片 5 No: 4262 [返信][削除]
投稿者:Z 02/04/04 Thu 22:57:26
「おまえ、名前は」
「 彩那、音・・・です。」
「彩那。十時に俺の部屋へ来い。」
リカと交わされた短い会話が、頭の中で何度も繰り返される。
何が起こったのかわからなくて、ただ呆然と
去っていくリカの背中を見つめていた。
「おい!やったな!彩那!!」
肩を強く叩かれて、何も聞こえなかった耳に、いくつもの銃声が響く。
あ・・そーいや射撃の練習中だったっけ・・・・
たった数十秒の出来事だったのに、
自分が射撃の練習をしてたことすらも忘れてしまっていた。
「・・彩那?」
「え?あ、あぁ・・うん・・・」
「・・・大 丈 夫 ?」
「だいじょうぶ・・・なわけないだろ!」
「そりゃそーだな。」
我に返ると、今まで動いていたのかわからない様だった心臓が
ものすごいスピードで脈打ち始める。
両手で押さえ込み、なんとか落ち着かせようと試みるが、
そんなことは、何の役にも立たなかった。
「今のお気持ちは?」
テレビのレポーターのように、
右手をマイクに見立てて口元へ差し向けられる。
「今の気持ち・・・・・・わかんない。」
「なんだそれ。」
「そんなこと考える余裕なんて無いってことです。」
「あそ。でも、ラッキーだよなー。リカさんに声かけられるなんて。
俺なんて、まだ一回も・・・」
「 ラッキー・・・」
そうだ。
こんなこと、俺みたいな奴には二度と起きないラッキーチャンスなんだ。
リカさんに声をかけてもらえるのを心待ちにしている奴が山ほどいるんだから。
ここにいる人達も、俺に対していい気持ちしてないだろーなぁ・・・。
周りを見ると、皆練習に打ち込んでいる振りをしているが、
彩那を意識しているのが手に取るようにわかる。
・・・部屋帰ろ。
「何だその顔は?おまえ、嬉しくないのかよ!?
あのリカさんとヤレるんだぜ!!?」
「ちょっと、声でかいって!」
「聞かれて困る人間なんてここにはいねーだろーが。
あ、そーいやーおまえ、好きな人いるんだっけ?」
・・・好きな人なんて
「・・いないよ、そんな人・・」
「やめとけよなー。あの人は雲の上のお方じゃねーか。
俺達なんかがどーこーできる相手じゃねーぜ?」
「だからいないっつってんだろ!」
「ま、何にしても羨ましいぜ。気絶する程すげーらしいからな。
くーーーっ!俺も一度でいいから声かけてもらいたいぜ!!!」
俺より興奮してんじゃないの?こいつ・・・
自分の事のように騒いでいる同期を尻目に、
タオルと飲みかけの缶ジュースを持って、出口へと急いだ。
その背中に一言叫ぶ。
「おーーい!明日、詳しく感想聞かせろよーーー!!」
「・・・・・・・」
詳しく感想言える程、俺が経験あるかっ!!!
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薔薇の迷路 ―― 土曜日・2 ―― No: 4261 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/04/04 Thu 22:04:23
無理やり車を急停車させ、タクシーから降りると、
ぶんは全速力で、数百メートルは先の砂浜に向かって走り出した。
「都会のお客さんはキレイだけど、ワガママだなあ・・・。
年寄りにはよくわからんよ」
運転手は、転がりそうになって海の方へ駆けて行く
ぶんの後姿を見送りながら、車を発車させた。
ぶんは、砂浜の人影に向かって走り続けた。
少しづつ、人影は大きくなる。
その人物は海の方に身体を向け、こちらには背中を見せていた。
「・・・ノルさん・・・っ」
ぶんは叫んだ。
ありったけの声で。
人影が、はじかれたように振り返る。
遠くて、顔まではまだ見えない。
だが、ぶんの姿を見つけ、彼の全身が打たれたように傾いだのが、ぶんにはわかった。
「ノルさん・・・っ」
ぶんは走り続けた。
彼も、ぶんに向かって走り出した。
「ぶん・・・!」
波の音とかさなって、彼がぶんの名を呼ぶのが聞こえた。
ぶんの好きな、大好きなノルの声だ。
ずっと、ずっと聞きたかった。待っていた。
ぶんの瞳から涙があふれ出し、
だんだんに近くなるのに、ノルの顔は逆にぼやけていく。
(馬鹿だ、僕。ノルさんの顔、ちゃんと見たいのに)
ぶんとノルの間の距離はついになくなり、
二人はお互いに飛びつくようにして強く抱き合った。
ぶつかりあった勢いで、二人の身体は砂浜に倒れた。
そのまま、抱き合ったまま転げまわった。
自分の身体の痛みも、ぶんは、そのときは完全に忘れていた。
「ノルさん・・・っ」
砂まみれになりながら、ノルの腕の中にぶんはいた。
「ぶん・・・」
ノルは、仰向けになったぶんの上になり、ぶんの顔を覗き込む。
ノルの手が、ぶんの、涙に濡れた頬を包みこんだ。
ぶんの手が、そのノルの手をまた上から重ねて握り締める。
「夢じゃないよね。ノルさん・・・。本当にノルさんなんだよね」
「ああ、俺だ」
ノルの優しい、深い眼差しが真上からぶんを見つめる。
間違いない。ノルだ。
懐かしいノルの匂いがする。
今、自分を抱きしめ、見つめ、語りかけているのは
他の誰でもないノルだと、ようやくぶんは確信する。
「反則だ。最初から泣きすぎだぞ、ぶん」
「へへっ。だって・・・」
ぶんは笑おうとしたが、出てきたのはやっぱり涙だった。
ぶんを見下ろしているノルの指が、その新しい涙をそっとぬぐう。
「ぶん、お前のせいで、全身砂だらけだぞ」
「僕のせいなの?」
「お前が犬みたいに飛びついてくるから」
「だって・・・」
ぶんは、もう一度改めてノルの手を握り締め、自分の頬に強く押し当てた。
その血の通った暖かさにまた涙がこぼれる。
「だって、僕、ノルさんのこと見つけちゃったんだもん。
わかったんだ・・・。ずっと遠くから見ても。
ノルさんのこと、ひと目でわかったんだ・・・」
「ぶん・・・」
ノルの手がぶんの髪に触れ、髪についた砂を払おうとした。
その手をぶんが止める。
「そんなこと、後でいい」
「ぶん・・・!」
ノルはぶんの頭を、肩を、全身をかき抱いた。
二人はお互いの身体を確かめるように抱きしめあった。
そのまま唇を重ね、むさぼるようにキスをした。
目にも、頬にも、鼻にも、耳にも、唇を押しつけ合う。
互いの唇を噛みあい、舌をからめあった。
砂が口の中に入り込み、ざらつくのも気にならなかった。
「会いたかった・・・会いたかったよ、ノルさん」
--------------------------------------
やっと、ノルぶんにたどりつけたーー。
はじめて、(手紙とか電話とか回想じゃない)直接的ノルぶんが書けたぁ・・・。
うっうっ、う・・・わーーーん!!!(←すみません、自己満足の泣き叫び)
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レス専ですな♪ No: 4260 [返信][削除]
投稿者:0番 02/04/04 Thu 22:04:01
>ベン様。
「息子の日」(笑)まあ、父の日もあることですしね。
>ショーコ様。
かよこちゃんがコムちゃんを抱く?なにげにカップルの中で、唯一攻受逆転
したことのないかよこちゃんに、果たしてそんな大それたことができるのやら。
堕天使話、楽しみです。でも別にお断りなど入れなくても、かよこちゃんも
まとぶんも誰のものでもありませんわ(笑)
>鹿目乃様。R20様。
かめの(様)は生き物だったのですかっ!(爆)ナマモノだとばかり・・・(?)
>keiko様。
オサちゃん、ご病気ですかー。でも病気でもなんだかいつもどおり
ほのぼのしてますね。あさこちゃん、看病してくれるかな?
>みどり様。
なんだか原題と副題の差がものすごいように感じるのは私だけでせうか?
あお様も記録に挑戦してらっしゃいますので、ここは色つながりと
いうことで(笑)お二人がんばってくださいませ。
>あお様。
色つながりと言うことでくっつけてレスしちゃいます^^ゞ
H描写力のない方は、あのような記録に挑戦自体なさらないと思いますけど。
ちなみに私、H描写書けません。なんかHじゃないんですもの。
>はつこ様。
犬はまだしも猫とハムスターを飼ってる極道というのはいかがなものかと(笑)
(実際飼ってたらすみません、極道の方・・ってここ見てる極道って
どんなんだー?!)
>白星様。
禁欲の後だのぱらいそだの、何故に白星様は他人に押しつけようとなさるん
でしょう。自分の読みたいものは自分で書きましょう。それが自給自足(自棄)
(別に私が読みたくないという意味にあらず)
そしてかよこちゃん、頭はお大事に。
>836番様。
ああ、確かに。書くものが見事に別れている836番様とショーコ様と私^^
(なんか「部屋とYシャツと私」みたいな)問題は山積み(泣)
奇しくも私、ただ今ロムとレスで836番様とおそろいですわ^^
>いちご様。雪だるま様。
なにげにいちご(様)は皆様のお話に出演で大忙しの大人気(笑)
ぶんちゃんに食されていかがですか~?
いづるん、あなたは確か最初に出てきたときもかしげちゃんと一緒だった
ような(笑)
>華子様。
お久しぶりでございます。怪我と病気が流行気味の轟組ですが、
たいした怪我や病気でなければ、よりいっそう愛が深まるかと(笑)
コムちゃん、甘えちゃえ~^^ゞ
>Z様。
実に、最近お見限りなので呼びかけてみようかな、でもこわれ組なんだろうしな、
と思っていた矢先のことでございました^^
お早いお帰りは・・・まだ当分お先ですか?
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薔薇の迷路 ―― 土曜日・1 ―― No: 4259 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/04/04 Thu 22:03:04
とりあえずUPさせていただきます。
また改めて来まーす。
----------------------------------------
ノルが静養しているという土地は、特急電車に乗ってしまえば
2時間半ほどでつく海の近くの別荘地だった。
思ったより遠くない。
ぶんは、始発近い電車に一人乗り込んだ。
昨晩はほとんど眠っていない。
電車が動き出すとすぐ睡魔が襲ってきたが、
電車が揺れると、昨晩トドに容赦なく責められた身体の芯が痛んで
眠ることが出来なかった。
ぶんは、鈍い痛みに何度も顔をしかめた。
ぶんは、かばんの中から、ハンカチにくるんだ小さな物を取り出した。
膝の上でそっとハンカチを開く。
ノルがイタリアから送ってくれた宝石箱だ。
中にノルからの手紙と、薔薇のピアスの片割れが入っている。
ぶんは、宝石箱を開けようとふたに手を掛けたが、
なぜかぶんの手はそこで止まり、それ以上動かなかった。
目を閉じても、まぶたの裏に最後に見たトドの顔が焼き付いている。
激しい憤りの後ろに、トドが泣いている顔が透けて見えた気がした。
(でも、トドさんは、「行くな」とは最後まで言わなかった・・・)
そのトドの胸のうちを思うと、心が引き裂かれるようにつらかった。
だがもう、引き返せない。
ぶんは結局、その箱の中身を見ることのないまま、
またその小箱をかばんの中にしまい込んだ。
窓から眺める外の風景が、都会のビルの並び立つ縦長の景色から
のどかな横長の景色に変わっていった頃には
もうすっかり街は明るくなり、人々の動きまわる時間になっていた。
電車を乗り降りする人々、サラリーマンや学生たちの喧騒を
ぶんは珍しいものを見るように面白く眺めていた。
(考えてみれば、電車に一人で乗るのなんて久しぶりだよね・・・)
泣く子も黙る轟組のボスの愛人として過ごす毎日に慣れたぶんは、
ほとんどの時間は多くの人々に囲まれ、どんな近い距離も車で移動していた。
それが当たり前の毎日だった。
降りたった駅は、かすかに潮の匂いがした。
駅前でぶんはタクシーを拾い、運転手にメモに書いてある住所を見せた。
タクシーは、駅を出るとすぐに海沿いの整備された道路を走り出した。
タクシーの運転手の話では、
このあたりは金持ちの別荘が立ち並ぶいわゆる高級別荘地だという。
おしゃべりな運転手の話を半分以上聞き流しながら、
ぶんは車の窓から横にずっと続く砂浜を眺めていた。
ノルと再会したバリの青い海を思い出す。
それに比べるとだいぶ沈んだ色合いの日本の海だが、
こうして見ると水平線がキラキラと太陽に反射し、なかなかに綺麗だった。
(日本の海も、まだそう捨てたもんじゃないかもね。
それにここには・・・ノルさんがいる)
ノルとこの前、国際電話で話してから、何日が過ぎたのか。
昨日は気づかなかったが、彼から聞いたノルの話をよくよく思い返すと、
ぶんがノルに電話を掛けた頃、ノルはちょうど
病院を退院したばかりだったのではないかと思い当たった。
(ノルさん、僕には何も言わないで。ひどいよ。
今回だって、あの人が教えてくれなかったら
僕に会わないまま黙ってイタリアへ帰るつもりだったんだ)
ぶんは、唇をぎゅっとかみ締めた。
(会ったら絶対に、仕返ししてやるんだ。昔からいつも一人で格好ばっかりつけて)
と、季節外れの誰もいない遠くの砂浜に、ふと小さな人影が立っているのが見えた。
ぶんは、目を見ひらいた。
「・・・とめて!」
「えっ・・・?」
「ここで降りる・・・!車とめて!!」
いきなり大声で叫んだぶんに、タクシーの運転手は驚いたようだった。
「お客さん、まださっきの紙に書いてあった住所までは少しありますよ」
「いいから!ここでいい、とめて!!」
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空腹レス No: 4258 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/04/04 Thu 21:43:10
鹿目乃様
陽子様が…えっ、麻子様??春野男爵ですと??
そのうち佳代子様と裕子様もお出ましかしら…(ぽぉっ)
…でも、腰乃お姉様は出ないのね…
あお様
凄い!!もう10人…極めてきましたわね~~
このパワーで攻められたら元に戻ったタニちゃん死んでしまいそう…
ウチのワタルちゃんは可愛いコムちゃんの可愛いお尻に敷かれるのも幸せ(^^)
Z様
生きておられて嬉しい…花シリーズは楽しゅうございました。
ワタルちゃんの背中の【コムちゃん命】と絵は、
ワタルちゃんの爆睡中にコムちゃんが一生懸命書いてます。
その気になったのに酔っぱらって抱いてくれなかったワタルちゃんへの
お仕置きだったのですが、今は浮気防止…
リカちゃんはちょっと後ろめたいみたいですが、
リカちゃんもたいていの場合はワタル君にヤラレている身なので…
華子様
おひさしぶりでございます。
久々にドクターケロもご登場でしょうか…
いちご様
>次々出てくる傑作、もう楽しい~。
感動巨編は書けませんので、数打ちゃ当たるかと…
思い付いたら何でもかんでも書いてるだけです(^^;)
雪だるま様
>次から次に面白いのがよく浮かびますねぇ~羨ましいー!
いちご様に書いたとおりでございます。
読む方々の迷惑かえりみず数打ってます。
あぁ、久々のかしげちゃん…最近また綺麗になりましたよね。
くーろ様
ついに再会ですか??
>「……ワタルちょっと支えてろ……」格好いい(ぽ~~)
ひかり様
ぜひぜひ、ワタコムぱらいそお願いします。
>ワタルくんかかわってくる人に合わせて七変化ですよね。
イヤ、私の書く物がバラバラなだけで…
マモルだったり、象二郎だったり…(つまり3の線)
ウェンフーやリチャードには滅多になりません。
836番様&
白星様
コムちゃんとリカちゃんある限り(かよこちゃんもゆうかも?)
ウチのワタル君はずぅ~っと発情期みたいです。
R20様
ハリーは教団入り口で東京でもリトルジュールと
ビッグジュールの3人(?)で手をつないでいますか??
これ、かなりツボだったので気になっちゃって…
みどり様
>「何だか、女みたいで恥ずかしいよ~・・・」
ブンちゃんドレス着ていて何を言う(苦笑)
べん様
いちご…(様)??(^^;)
くららだけじゃなく…
エンターテイメントだわ!
ワタル君はコムちゃんのおもちゃです。
コムちゃんはワタル君のオトナの…でもあったりして…。あはん…
背中は…多分脱いだ時に見たって事で…あぁ、つっこんじゃ…イ・ヤ
♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様
>私もコムタン最近出てこなかったので嬉しかったです~。
はい、ちょっと寂しかったのでチョイ役で失礼かと思いつつ
お出まし頂きました(うふふ)
keiko様
もう~~オサアサ甘々~~~
菜の花のお浸し食べたい…
ショーコ様
>私、充分満たされておりまして(^^)
いやん!じゃあ、はつこ違うネタ探すもん…あるかなぁ??
でも堕天使物語も素敵…
0番様
ありがとうございます。
やはり私は関西人…何にでもオチは付けたいのです。
私も今回のタニちゃん観て、いつかはバトラーを…と思いました。
あさき…のオサちゃんを観てのいつかトート…は
こんなに早くかなうと思ってなかったのですが嬉しい…。
ショーコ様
836番様
パート1の事をおっしゃっているのですよね??
一応、保存してありますが、添付したらいいのでしょうか??
コピペされていた分も【あげ】もそのままなので凄い容量あると思うのですけど…
それでよろしければメール致しますが…
(…って、私がフリーメール持たねば…)
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エピソードもどき③ No: 4257 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/04/04 Thu 20:15:21
ぶんといずるんがかしげの部屋へ入った時、
かしげはいちご(様?)をアテにワインを飲んでいた。
「やあ、いらっしゃい。ボクはかしげ。
トドさんはボクの義兄さんなんだ。よろしく。」
かしげはぶんをソファに促した。
促しながらドアの所にいるいずるんに目配せする。
いずるんはそっと音を立てないように後ろ手で鍵をかけた。
「…」
居心地悪そうに警戒しながら座るぶんに、かしげは言葉を続ける。
「君が義兄さんの所に来た時からなんか気になってね。
君いたいな人と友達に成れたら良いな~と思って。」
「友達?」
ぶんは訝しげにかしげを睨みつける。
こんな風に近づいてくる男達に、今まで嫌というほど痛い目に会って来た。
どうして自分はそういう風な対象でしか見られないのか…。
「そんな恐い顔しないでー。
まあワインでもどう?」
ぶんの好きなボルドーの赤ワインだ。 (ごめんなさい!あまり詳しく知らない…)
ここに来てからそういえばアルコール類は口にしていなかった。
ぶんはかしがからグラスを受け取ると一気に空けた。
「…!!(しまった!) 何か…入れたな!?」
「大丈夫、心配しなくても変な物は入ってないよ。チョット気持ちよくなるだけ…」
そう言ってかしげはぶんの方へ近寄ると、ぶんの頬を手の甲でなで上げた。
「や・めろ!」
ぶんは払いのけようとしたが、体の奥が痺れたようになって上手く腕が上がらない。
なのに、なでられた頬はゾクゾクッと感じた。
かしげはその手でぶんの顔を自分のほうに向けると、ワインで濡れて赤みの増す
ぶんの唇に自分の唇をそっと重ねた。
目を大きく見開いてかしげを見る。逃れ様にもなぜか出来ない。
ぶんの視線に気がついたかしげは「ふふっ…」と微笑んだ。
「いずるん!」
かしげに呼ばれたいずるんは、当然のようにぶんの座っている椅子のそばに来ると
ぶんの脇に下に腕を差し入れた。
「さあ、ベッドに行きましょう。歩けますか?」
「…は・な・せ!」
振りほどこうとしても力が入らず、呼吸が上がる。
肢体が燃えるように熱くなって来た。
いずるんに立たされ、連れて行かれる。まるで雲の上を歩いている様な感じだ。
「もう欲しくて堪らないんじゃない?」
かしげは本当に嬉しそうだ。
いずるんにベッドの上に投げ出される。
起き上がろうとするぶんの肩をかしげが押さえ込む。
ベッドに沈み込みながらぶんはかしげを突き飛ばそうとしたが、
難なくかしげに両首を掴まれた。
「結構しぶといね。
しょうがないね…。いずるん!縛って!」
「やめろ!は、放せ!くそっ!」
ぶんは最後の力を振り絞ってかしげの手を振りほどこうとしたが、
薬がまわって、まるで無重力を浮遊しているようなぶんの身体は
全く言うことを利かなかった。
いずるんによってぶんの両手はベッドに固定された。
いつの間にかかしげによってぶんのシャツはボタンがすべて外され
白い胸があらわになっている。
「義兄さんったら…、やっぱりかなりのご執着だね。」
花びらの上に口づけながら、かしげの唇はぶんの身体を彷徨う。
「あっ…はっ!」
触れられる度に身体中に電気が走った。
ぶんの意思と反して言い様もない快感が押し寄せてくる。
(なぜだ!くそっ!)
ぶんの瞳から涙が零れた。
「もっと気持ちよくしてあげるね。」
かしげのその言葉を待ってたかのように、いずるんがぶんのズボンに
手をかけ、下着と共に一気に引き降ろした。
(ああ!ノルさん!)
ぶんはきつく目を閉じた。
しかし、この身体の疼きを誰が止めてくれるだろう。
嫌だと思う気持ちとは裏腹に、ぶんの身体はかしげやいずるんを
今か今かと待ち望んでいる。
「ふふ、もうこんなになって…。」
かしげの手がぶん自身を捕らえ、じらす様にゆっくりと動き始める。
「…くうぅ…ア、アア…」
「ねえ、僕達が欲しい?」
「…」
「欲しいなら欲しいって言ってくれなきゃ。」
「…ク…」 ぶんは無言で頷いた。
「ダメだよ。ちゃんと 欲・し・いって言うの…」
かしげの手の動きが速くなる。
「あ…はぁ…ああああぁぁぁ…は、早く…」
「早くなに?」
「くっ!…ほ・欲しい…」
「そう、おりこうさん。今イカしてあげる♪
いずるん!」
かしげに言われいずるんはベッドの上に上がり、
ぶんの膝を立てると足を押し広げた。
「じゃあお先に頂きます。」
「うっ…はぁっ…!」
いずるんがぶんの中に入ってゆくのを見届け
かしげは立ち上がった。
少し離れた所に座って、いちごを食べながら行為を観る。
身体の芯が疼いてくるのがわかった。
「ふふ、いずるん、どう?」
「か・かしげさん。最・高で…す・よ、コイツ。」
「そう…、それは楽しみ…。」
いちごを一粒咥えて、かしげはぶんに近づき、口渡しで
ぶんの唇にいちごをもって行った。
いずるんの動きに合わせて荒い息をしていたぶんは
いちごの冷ややかな感触にビックッと反応する。
舌でいちごをぶんの口の中へ押しやる。
「のども熱く燃えているでしょう?冷たくて美味しいよ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
パートⅠでぶんちゃんが和央組の方々に犯られちゃった時、
病院の廊下でいずるんが言った
「ぶんさん絶品だからな~」(うろ覚えですが…)の台詞に
影響されて書きました。
いずるんは悪くないのよ本当は。
いちご様、ご参加頂き有難う御座います。
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パライソ22 No: 4256 [返信][削除]
投稿者:吉屋信夫 02/04/04 Thu 19:49:27
吉屋かめ乃
淳子様は、たしかにこの娘をお好き。
すべてを踏み越えた広大な魂の輝きに、私達は魅かれずにおれない。
手にとるようにわかる。
「 すみません、陽子お姉様、“que”が、・・・・・・・先? 」
訊ねた上目遣いを一瞬で下へ逸らす。
気の短い私が、何度でも同じことを繰り返し教えてやりたくなる。
「そう、ここで訊かれているのは女性だから?」
「えっ・・・・と 。」
片眉があがり、口唇がうすく開いた様子は必死の証拠なのだと
最近になって学んだ。
薫子を見ていると、自らを繕わずにいられない自分が可笑しくなる。
御用邸よりは鎌倉寄りの校舎で、私はますます魅了される。
苦々しく錆付いた記憶の扉が、音をたてて内部を覗かせるのを
薫子の目映さに掻き消して貰えるかのように。
「 淳子お姉様・・・!」
陽光の行く手が入り口の方へ移動する。
「此方の蔵書室は流石に狭いわね。」
「どう、して・・・」
「持ってきた本を読み切って仕舞ったのよ。
・・・お勉強? 放課後、もう随分時が経ってよ。」
様子を、見に いらした・・。
「・・・まぁ、貴女も薫子に付き合わされて?」
「あ お姉様、あの、 御紹介致します。
此の頃、外語を見て頂いているんです。二年生の・・・」
「大空、陽子です。淳子さま。」
とても打ち破れそうもない、鋼の微笑み。
同じ人種であることに間違いはないわ。
けれど、此処まで徹底できるこの方に、わたしなど敵うべくもない。
限りなく不遜で、美しい方。
「あら、気をつけなさいと云ったでしょう、日に焼けるから、と。」
「 え 、あ・・御免なさい・・」
「・・・薫子さん、今日は此れで御開きに致しましょう。」
「あ っ、有難う御座いました。明日・・・」
「ええ、試験ね。 いい結果をお祈りしています。・・おやすみなさい。」
「 はい、 お休みなさいませ。」
あんな処に何時までもいる必要はない。
教室の棟から最も離れた一人部屋に戻る。
窓辺に頬杖をつく。
夏の夜空を見上げる。
こんな時に、ふと闇が忍び寄る。
「 ・・・・・・麻子・・・。」
無闇に頭をゆさぶり、記憶を振り切ろうとする。
後悔は苦い羞恥を交えて私の中で大きく膨れ上がり、支配する。
麻子。
私が仏蘭西にいた頃、両親同士の付き合いから一緒に育ったような子。
揃って社交界に足を踏み入れた日、私は麻子のドレス姿の美しさに眩暈を覚えた。
二度と、逢えない。
日本に発つ直前、ほんの少しだけ顔を合わせた春野男爵は
家柄は男爵の身分といえ、穏やかそうな優しげな男だった。
婚約という制度は見事に私たちを裂いた。
私は、私の至らなさを一生呪って過ごすでしょう。
麻子は、倖せに日々を送っているのだろうか・・・。
嗚呼、やめて。
お願い、記憶を消して
---------------------------------すかーれっと記念。(…笑)
女神=かおる変換。
かおるよ今夜だけ 攻めて女らしく
かおるが幸せの女神なら かおるよ今夜だけ
・・・ってのを、ムラから帰って延々R20様とやらかした記憶が。(呆)
つーか前のレス、宙ぢゃねぇよ、雪だぁよ。(…)
ケロちゃんが2回くらいそっちにお手振りしておりますぃた。
>>白星様
ハマファンすか!(うひょおおおお~~~~/平伏し)
天変地異が起こっておるですよ。
80年に一度しか咲かない「竹の花」も咲いたとゆうし。(…)
現在0-1。いつまで続くやら(笑うしかない)
>>836番様
書ける時に、書く。(<昨今の信条)
原作から・・・ギリギリまで外さないでおこう、などと
企んでいたのにぃ。見抜かれ鹿目乃。(…)
ホンモノりかたにで栄養充填して戻ってくるのだ、836番殿。
>>いちご様
どこまでも行きたいんですが、なにせガイズが足止めを(はっはーん)
いちご様の作品で、脳内補填させて戴いております。
>>Z様
ビブラートの片鱗が見えたあたりから、わたくしは初めてあのこの歌で
座席からずり落ちそうになったですよ・・・(愕)
普通に聞かせて、普通に見せてくれるとかって!!!←そもそもの視点が歪。
>>R20様
NYのうらぶれたゲイムービー「たにきり」「たにりか」で
一本いきませう。(…許可申請)
>>あお様
(↑)あんなの。<ヒゲ(…)
ゆゆゆ赦して・・・・・・・・・・
タマネギ(笑)全員筋入りリーゼントな(笑)
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悠淳・・・26 No: 4255 [返信][削除]
投稿者:あお 02/04/04 Thu 19:33:40
特に名前は付けなかったけど、月組の研2から研4あたりの男役でイメージしていた
タマネギ部隊(笑)ガイズのプログラム見ながら20人数えていたら、うわーー
この子まで入ってっちゃう~~と1人で受けてました。研4までじゃ、足りないかも。
20人って多かったですね
¢¢¢¢¢¢¢
3人、4人、5人・・・までは、何とかスムーズに行った。
さすがに、この世界のドリンク剤は、人間世界のと違ってよく効く。
だが6人目。
頭の中がぼーーーーっとなり、しばらく、見つめているだけだった。
どうすればいいんだ・・・動けない。
ところが、リカが見つめているだけで、相手の身体が上気してきた。
(ん?へーーー、未経験者を相手にするって新鮮か?おっと、いけねー
こんな事を考えていたら、タニに怒られる・・)
リカは首をぶるっとふると相手の両足を大きく開いた。
しばらく、見つめていたあと、滑り込むように相手の身体上へ重なって
首筋に舌を這わせ始める。
ゆっくり、胸から下腹部へと降りてくる。
相手の喘ぐ声が聞こえ出してくると、リカの攻めモードは、ますます燃え上がる。
充分反り返った、相手のモノを刺激しながら、秘部に入る準備の為に
押し広げて行った。
激しく、貫いても、快感の声をあげるだけで、痛がる様子はない。
リカは激しく、腰を動かした。
調子がつかめてきたかも・・・。
だが、6人めが果てた時、リカも一緒に倒れ込み、ドリンク剤に手を
伸ばすことさえ、できない状態・・・。
「・・・・くそっ・・・・まだ、10人以上、いるってのに・・・
タニ・・・すまない・・」
うつぶせに倒れたリカを誰かが抱き起こし、口元にドリンク剤を当てた。
「・・・ん・・・」
口の中に流れこんできた液体を飲み込む。
「・・・・ふぅ・・・」
リカが目を開けると、一瞬タニの顔が見えたような気がしたがそこにいるのは、兵士の一人。
「はぁ・・・タニなら、直接口移ししてくれるよな・・・・・ったく、
どうして、俺がこんな事、しなきゃいけねぇんだ・・・。」
目の前に、もう1本、出された。
「・・・・わりきって、やるしか、ねぇな・・・。」
リカは出されたものを受け取り、飲み終わると、そばで待っていた兵を呼び、
自分の身体の上に乗せた。
(ずっと、同じだと、あきるからな・・・体位を変えよう・・・
待てよ、初心者相手にいきなり、これはないよな・・・・やっぱり、オーソドックスに行くか・・・)
兵を抱きながら、そういえば、タニが一番喜ぶ体位は何だっけな・・・とか
タニが無事に元に戻れたら、最初は、どんなふうに抱こう・・・とか考え始めた。
そんな事を考えながら、7人目を貫いた。
(他の事を考えながらだったので、ちょっと7人目は気の毒だったかも)
8人め・・・
ベッドに肘をついて、横になり、相手の身体の上を指でたどる。
なぜか、相手の感じやすい位置に来ると、指の先にぴっと、電気が走るような感覚がある。
こいつの急所はここか。
リカは、ここぞとばかりに、攻めポイントを指で舌で攻める。
相手の片足だけ持ち上げて、元気になっているものを含みながら
固くなっている秘部へ指を数本差し込み、やわらかくほぐす
喘ぐ声を聞きながら、やわらかくほぐした場所へゆっくりと
挿入していった
8人目終了
9人目
リカは自分の攻めモードが全開となり、相手が何を望んでいるのか、
どう攻めてほしいのかが、わかるようになってきた。
あのドリンク剤の力か?
ここへ来た当 初、エリ王へ危害を加えるのかと勘違いして、自分を押さえつけた兵達が、
今、自分の下で、喘いでいる。なんだか、喜びを感じてきた。
もっと、激しく攻めてやろうか・・・。いや、相手は初心者・・・。
押さえなければ・・・。
そういえば、タニと初めて会った頃は、そんな事は考えずに
ただ、自分のものにしたくて、激しくやってしまったな・・・。
いきなり、激しくてもいいいかもしれない。
入ってもいいのかが、目で見てわかる。リカは遠慮なく貫いた。
9人目終了。
10人目
あのドリンク剤と説明されたのは、もしかして攻めモード上達薬でも
入っているんじゃないか?
そう思うほど、リカの攻めは冴えわたる。
見つめただけで、「ああ・・」とため息を洩らし、腰がぬけそうに
なっている相手をベッドに引き寄せ、「何も考えるな・・・
俺の言うとおりに、素直に身を任せろ。」と耳元でささやく。
相手は失神寸前・・・。
クリームをぬらなくても、相手の秘部にリカの指が入り込んでいくだけで
受け入れ体制OKになっていく。
「入るぞ・・・」
リカは貫いた。
10人目終了。
リカは攻め技の一つ「相手をその気にさせてしまう、魅惑声」というのを確実に修得した。
何とか10人が終わったが、まだ残り10人いる。
(タバコでも一服したい気分だ・・・)
リカはドリンク剤を飲みながら思った。
¢¢¢¢¢¢¢¢
こんなの書いてたら、
もしかして、スカイはサイコロゲームで賭に勝ったのではなく、
あのギャンブラー達を抱いて、教団に行かせたのか?・・・なんて、思い始め・・・
逆のパターンだったら、もっと、すご・・ああ、すいません、
変な事考えて、ごめんなさい・・。
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レスです No: 4254 [返信][削除]
投稿者:あお 02/04/04 Thu 19:18:41
0番様 1回分で、5人ずつを目標に(笑)私にも、0番様のような
H描写力があればなーー。
ショーコ様 轟組から、少し離れたお話でしょうか。コムちゃんの性格が今までとは、
違うキャラクターになっているみたいですね。
続き、楽しみです。
鹿目乃様 二桁も見るなんて、うらやましい・・・。私は、一桁・・・。
ヴァイオラ久しぶりーーー。でも、ガイズ見てると、別の話も浮かんできちゃった・・?。
ヒゲのタニちゃんで、どんな話が出てくるのかな。
はつこ様 ペットにされちゃった、ワタルくん?
コムちゃんには、頭あがらないのね。
keiko様 オサちゃん、熱出してしまいましたか。
少し、疲れが出のたかもしれませんね。
くーろ様 レスありがとうございます。風共初日、まもなくですねーー
ベン様 いちごになった、くららとリカちゃん(笑)
タニちゃん、何て反応していいのか、わかんないねーー(爆)
K様 あと、15人・・・短く、チャッチャッとやっちゃいますー。K様の次の話も楽しみにしてますよ
みどり様 いろいろ場所を変えながら続くのでしょうか。それとも、同じ場所で?
どちらにしても、新記録達成まで、がんばってください。あと、攻めるトドさんも、がんばって。
(もしかして、ぶんちゃんが攻めになったりも、するのかしら
白星様 ええーーーっ!まとぶん、かよこ、2人で、落っこちちゃったの?
ワタルくんに抱かれながら、思い出すのかと思ったら、違うみたい。
R20様 両手両足で4人とは、どのように?足・・?
そうか、足技というのも、あり?(笑)
836番様 >あの、何も20人分全部書かなくても……
>いや、やりたいものは止めませんけども
ああーーー、呆れてる~~(泣)いいのです。
書くと決めたからには、書きますわ。(意地になってる)
でも、わけわかんない状態・・・・。
いちご様 確かに、熱いキス、受けましたーーー!私の方からも、
熱い投げキッス送りますーー。いやだったら、はじき飛ばしてください。
華子様 お久しぶりです。一段落、ついたのですね。
コムちゃん、足をひねったのかしら。心配です。
Z様 お見かけしませんが、元気ですか?・・・・と、そろそろレスしてみようかなと思っていたのよ、本当に。
そしたら、いやーーー!いるじゃないのっ!!Z様も、お住まいは東京方面?じゃー・・・・、言うまでもなく、通ってますよねーー
時の破片・・は?マミリカダン話は?
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超激亀レス No: 4253 [返信][削除]
投稿者:Z 02/04/04 Thu 17:10:51
みなさま、お久しぶりでございます。
久しぶりだってゆーのに、私はガイズで脳みそ腐ってます(笑)
あの二人が絡んでる(語弊有り)のを見ると、みょ~な気分に(死)
幕が下りる瞬間の耳攻撃は狙ってるとしか思えない・・・。
フィナーレのダンスは・・・なんで???(激泣)
ものっすごい亀レス&約2週間分まだちゃんと読んでないので、言ってることかなり古いです。
>あお様 りかさんがタニ食べちゃうの(食べちゃいないが)良かったー!!!(笑)20人って・・・がんばれりかさんっ!
>ショーコ様 とりあえずお疲れ様でした!ショーコ様には何度泣かされ、ドキドキさせられ、感動させられたことか…。ワタル、かっこいい(惚)
>みどり様 かっこよく見えてるならこれ幸い(笑)かっこよく書きたいんだけど、なかなかムツカシくて。
>オレンジ様 ナル男、大好きーーーーっ!!!作品外でのオレンジ様の「ナル男暴走」の言葉、ツボにはまりまくり(爆笑)
忘れられませーん!新作はこれから読ませてもらいます。
>836番様 うそつきけむし はさんですてろ ・・・き、今日は絶対・・・(滝汗)
>HT様 天使シリーズ、おもしろかったです。私も一つ(一人?一匹?)欲しーっ!
>鹿目乃様 タニちゃんのお歌聞いて「え・・上手いじゃん…?」と動揺(しなくていい)
どんどん大きくなるのが嬉しいんだけど寂しかったり・・・(溜息)あー久しぶりのヴィオラだぁー!嬉しい。
>あや様 リカとワタル、いいですよねぇ。この二人の関係、かなり好きです。
>くーろ様 イタリア偏、これから読ませていただきます!楽しみだ~ワクワク。
>いちご様 お名前があると嬉しいのはこちらの方です!
>「わたくしの実を、食べていただきたいのですわ。」
そんなストレートなぶんちゃんが好き!もひとつ・・・>めざせ禁H!←誰が?(笑)
>はつこ様 ワタルの背中文字、笑えます。「コム命」って誰に書いてもらったんだ!?(笑)
>パナマ様 ごーごー御法度、にせパライソ、サイコーーーーー!!パナマ様の爪の垢を煎じて飲みたいわ!(まじで)
楽しみだなんてもったいないお言葉・・・私こそ、パナマ様のまたのお出ましをお待ちしております。
あぁ、貴方様がいらっしゃる時にレスしたかった(涙)
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ほほえみの天使 No: 4252 [返信][削除]
投稿者:華子 02/04/04 Thu 15:47:29
使い果した頭、壊れた頭で書いたものなので、とんでもなく詰まらないお話になってしまいました。
皆様のお眼汚しにしかなりませんが、お邪魔させて頂きます。
ごめんなさーい!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝日が差し込む中、コムはワタルに抱かれたまま目覚める。
まだ、柔らかな寝息を立てているワタル。
寝顔が、なんとも優しい。
コムは、そんなワタルの頬にそっと口づけて
起こさない様に静かに、ベットを下りる。
窓を開けて、春の柔らかい息吹を部屋に誘い込む。
“あー、気持ちいいー!春っていいなぁー。”
コムは、思い切り深呼吸をしながら、朝風に髪をなびかせた。
さっぱりとした気分で振り返ると、
部屋の中が、乱雑なのが気になる。
飲みかけのグラス、出したままの本、椅子に掛けられたタオル・・・・。
コムは、今日の爽やかな気分には、“似合わない”と片付け始めた。
音を立てない様に、そっーと片付ける。
出されていた本は、本棚の上のほうから出された物だ。
(ワタルくんの部屋に本棚?あるの?
ワタルくんは、本を見ます。コムちゃんは、本を読みます。)
背伸びをしても、ちょっとコムには、届かない場所。
コムは、椅子を引き寄せ、本を元の場所に。
“うん、これで良し”
そう思った、その時、椅子がぐらっとして、コムがバランスを崩す。
「ワッーー!!」
ドシッ、、、グキッ!!
コムが、椅子から落ちたその音にビックリして、ワタルが目を覚ました。
「コム、何やってるんだ?おい、大丈夫か?」
寝ぼけ眼だったワタルは、コムの様子に慌てて駆け寄る。
「ううん、大丈夫、、、うっ、、、」
ワタルに心配かけまいと、立ち上がろうとした時、右足に激痛が走った。
立ち上がりかけたコムは、ワタルの上に倒れ込む。
「コム、無理するな。」
そういうと、コムの痛がる右足首を見た。
見た目には、特に変化は無かった。
しかし、ワタルがそっと触れただけで、コムは、顔をゆがめる。
「うっ、、、イタッ、、、」
コムの顔が、青ざめてくる。
「コム、ドクターに見てもらおう。」
そっと、コムの足に響かないように抱き上げる。
それでも、痛みが走るのか、ワタルの首に廻したコムの手に、力が入る。
「痛むか?直ぐにドクターの所に行ってやるからな。」
痛みに耐えかねている顔を見せたくないという様に
ワタルの胸に顔を埋めていた。
コムの体が、震えている。痛みに耐えているのだろう。
それでも、コムは、ワタルを気遣う。
「だ、大丈夫、、、だから、、、」
ワタルの耳元に囁く。
ワタルは、静かにドクターの元へ急いだ。
--------------------------------------------------------------------------------
お久しぶりレス! No: 4251 [返信][削除]
投稿者:華子 02/04/04 Thu 15:36:07
皆様、お久しぶりです!!少ーし一段落致しましたので、また、懲りずにお邪魔させて頂こうと、出てまいりました。
毎日、皆様の力溢れる作品&レスを楽しみに読ませて頂きながら、地獄のような日々を乗り越えてきました。
(時々、仕事そっちのけで、楽しんでた日もあり、仕事が進まなくて、大変な日も、、)
「華に誘われて、、、」の時には、皆様に読んで頂けた上に、ありがたいお言葉までかけて頂き、とても光栄でした。
(それを励みに、仕事も何とか終わらせました。)お1人お1人に、レスをさせて頂きたいのですが、
超亀レス&長くなってしまうので、今回も失礼させて頂きます。皆様、本当にありがとうございました。
また、チョコチョコと書き込ませて頂こうと思っておりますので、(皆様のお邪魔にならないように気を付けますので)
宜しくお願い致します。
個人レス(すみません)
>ショーコ様
ホッと一息付いた日に、ショーコ様のお呼びかけがあってビックリ!!やはり、何か通じるものが、、、。(ポッ)
こんな事を言ったら、他の皆様からお鍋(土鍋くらい重い物)が、飛んできそうですが、、。
とにかく、また、現れましたので、宜しくお願い致します。
>らん様
少し前に“音”をわたくしのわがままを聞いて書いてくださり、ありがとうござ いました。すごーく遅い御礼でごめんなさい。
>二人の音だよ。二人いないと音は、しないでしょう。 もうー、感動でした。ゆうかちゃんの深い思いに、ウットリでした。
--------------------------------------------------------------------------------
ついか~ No: 4250 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/04/04 Thu 14:02:24
ああ、836番様っ。お元気そうで(*^_^*)
0番様だけと書いたらあなた様も突っ込むのね。
さすがに侮れないお二人。
ご復帰をお待ちしておりますわね。
--------------------------------------------------------------------------------
ありがとうレス~ No: 4249 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/04/04 Thu 13:51:38
☆あや様 よかったー。私、あや様には才媛のイメージがありまして、
(プラス ユーモアも)その御方に喜んで頂けたなんてなんたる幸せ。
リクエストに応えたといえば聞こえがいいですが、ネタがないところに
ネタを振って頂いてラッキー♪だったんです。ありがとうございました。
☆鹿目乃様 >ハラショゥ>ウッソー!嬉しいよぅ。世界征服、「あなたと
ご一緒なら何処へでも。」ってか、しっかり尾行させていただきますわ。
ありがとうございますです。 『ヴァイオラ』、こちらでも女女ですわね。
ヴァイオラちゃん、妖しい気分になってきました?
☆R20様 保存・・・マジっスか?きゃー!嬉し恥ずかし、どーしましょ。
笑って許して下さって有り難うございました。お嬢語、難しゅうござい
ました。それを毎回書かれているお二人・・・羨望の眼差しーーー。
鹿目乃様共々寛大なご処置、痛み入りまする。あれ?日本語変かも。
☆0番様 >「めざせ禁H」って、・・・どなたが?(爆) >わたくしよ。
あなた様だけでございましたわ。突っ込んで下さったのは。(爆)
誰も本気にしてないのね。(てゆーか、どーでもいいんでしょうけど)
今までが今までですからね・・・ふっ・・・
☆K様 K様の過去の作品は私のバイブルですので、設定を変える
なんて出来ないわ。K様自身が変えられるのなら大歓迎でーす。
二人のルドルフのうたかた、美しい・・・
☆あお様 わーい、つっかまえた!ぶっちゅーーー 失礼しました。
あお様すごーい!!○人目終了ってうけるー(笑)
りかさん、タニちゃんのためにいけいけー!玉ネギやり尽くせー(爆)
☆ショーコ様 お風呂でのあま~い雰囲気が伝わってきて火照って
きます。感じてるコムちゃんが色っぽくて、ワタルくんはす・て・き~
堕天使も可愛い~。おさちゃんの酷薄な口元がツボですぅ。
☆白星様 あ゛あ゛、キスしちゃった!あ゛あ゛っ、落ちちゃった!!
もしかして思い出す???いつも嬉しくなっちゃうレスをありがとう
ございます。(感涙)
☆はつこ様 お魚ほぐしてあげて、ごはんつぶ食べて、ワタコムは
新婚さんのようにラブラブ~。>唐獅子のつもりなのか渦巻き模様
の猫のような絵も描いてある… >可愛いぞぉーーーー
次々出てくる傑作、もう楽しい~。
☆くーろ様 トドさんとノルさんの会話がも~~う、いい!
>ブンはその感覚が抜けないと……>からのトドさんの言葉にじ~ん
としてしまって、読み返してはじ~んと浸っておりました。
☆ひかり様 もうっ、ひかり様ったら褒め上手なんだから。(ぽっ)
おもしろかったです。コムちゃんが見てるだけでいっちゃうなんて、
私も見たーい!ワタルくん、書いてもらえるといいね。最後のブンちゃん
の言葉に大うけでしたわ。
☆雪だるま様 K様と同じく、こういうの読みたかったんですー(爆)
かしげちゃんといい、さえちゃんといい、この手のキャラ書くのお上手
だわぁ~。雪だるま様も妖しい御方だったりして・・・。きゃっ
☆ベン様 泣いてるタニちゃん可哀想~と思ったら、りかさんとくらら
がイチゴに!どんな週末になるのでしょう。続き、ありますよね?
☆オレンジ様 私はオレンジ様をお姉さまと思っておりましたのに。
オレンジ様がこんなにトドさん書いてくれてるぅぅぅ。感激だわー。
カッコいいわー。クールだわー。ああ、ブンちゃんが行ってしまった
わー。(泣)でもノルさんも楽しみだわー。(爆)
☆keiko様 おさちゃんお熱が出てしまったのね。すぐ良くなるといい
のですけど。あさこちゃん、やさ~しく看病してあげてね。
☆みどり様 いいわ~。酔っぱらってハイなブンちゃんいいわ~。
ボンネットに手を付いて・・・きゃあぁぁぁ。これが10話程続きますの?
私、幸せ過ぎて壊れてしまいます。トドブンは任せた!後のことは
頼む!!みんながブンちゃん書いてくれて、ああ楽し。
☆らん様 いつもお優しいレスを頂けて嬉しい!ありがとうございました。
☆HT様~ 生きてらっしゃいまっすぅー???(爆)
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レスだけでもしよーか、みたいな… No: 4248 [返信][削除]
投稿者:836番 02/04/04 Thu 12:00:44
んと……生きてますので、生の証をひとつ──ってことでレスしてみます。
鹿目乃さま。んまっ!!ヴァイオラ!! 久々のお目見え~~んでも、んでも、この後はどーなるー?
まさか原作からははずれるでしょうねえ?(何期待してる?)
R20さま。頭空っぽ。それはわたし~それはわたし~それはわたし~♪
白星さま。頭打ってかよちゃん記憶が戻るかしら? いや、アブナイよね、その前に。頭強打したらば。
みどりさま。あっぱれなチャレンジ精神。頭が下がります。10話と言わずに12話やって…十二夜……(腐ってんな、俺)
ベンさま。ああ、やはり貴方様は偉い方だ。観劇の合間をぬってちゃんと書いていらっしゃる。(合掌)タニーーーーーーっ!!
りかさんを離すなーーーーーっ!!(泣き乱れ)いちごでもがまんしろーーーっ(<いちごさまのことではありません)
keikoさま。あら、また熱出しちゃったの? 病弱だなーー。そこがいいのかな、儚げで。
はつこさま。ワタルは年中発情期よね。って、そうでない人が轟組にいるのやら? 食堂でのりかさんとタニちゃん。
うんうん、それでいーのよ、タニくん。(微笑)
ショーコさま。0番さまと3(ぴーーーーー)………。そのまえに、復活しないとな…(呆然)
逃げてるんじゃなくってですね、そこにいるけど忘我なのですわ。(笑)
0番さま。しばらくいなくなってもショーコさまと共にわたしの名を出してくださって、嬉しい限り。
で?3(ぴーーーー)って、何するの? まさか3人でリレーとか言わないですよね?
ショーコさま、0番さま、836番でリレー……っつーと、主人公って誰?(爆)そして文体はどうなるの?(瓦解)
やっぱりそういう意味じゃないですよね?
あおさま。貴方様もちゃんと書いていらして、尊敬だわ。あの、何も20人分全部書かなくても……
いや、やりたいものは止めませんけどもね。
ベンさまに5人、R20さまに5人、鹿目乃さまに5人振り分けちゃう、とか? (無責任~)
雪だるまさま。お呼びしたくらいで喜んで戴いて……ほろほろ。出てきてくださってありがとーですわ。
くーろさま。おお!ついに二人が出会いそう! どきどき。
ひかりさま。りかさんところはみんな壊れてる…。いやでも、あおさま、ベンさま健在だし。鹿目乃さまも本日復活?だし。
R20さまは……わかんないけど…(笑)あ、わたくしはダメです。はい。
オレンジさま。ぶんちゃんキッパリ~~っ! トドさんも辛いねえ。 生きてはいます、わたし。はい…。
Kさま。なんか、Kさまの書かれるもの、斬新だわーーーっ。見習おう(もし次に書くということがあれば…)
呼びかけを喜んでくださって……ありがたや。ほろほろ。
いちごさま。禁H?? いちごさまが? ──あのね、人にはそれぞれ生まれて来た意味というのがあって……(おいおいっ)
生きては…いますわ。わたくし。(からくも)
ぽんさま。コムちゃんキャンペーン終わり? んじゃ、836番復活キャンペーンとかを……って、
それはかの方々が東宝から去ればいいのか……。
♪HT♪さま。高校時代、いいですねえ。>こいつといると俺が俺でなくなる トドさん変わったもんなー。
ごんたさま。……わたしも入ってるでしょうか?その中に? なんかもう、半分除名状態っていうか…(涙)
管理人さま。いつもありがとうございます。実はわたし自分が書いたものって、それだけでは取ってなくって。
すっごい過去の物がちょっと読みたかったりして……。どなたかお持ちかしらしら?
らんさま。お名前を呼ばせて戴いただけで赤面してくださるとは…(嬉) ミズさんとゆうかちゃん、幸せそうだにゃ~。
待ってる間は寂しいかもしれないけど。
ちゅーわけで、わたくしまじで「何か物書いてたことがあったの?わたし?」って言うくらい頭空っぽでなーにも浮かびません。
「浮かんでいた」過去が嘘のようです。復帰できるのかしら? 想像もつきません。
やっぱり本物さまの衝撃にはひとたまりもなかったみたい。
これがいわゆる演劇界で有名な「イカ(りか)効果」? (←馬鹿なことは言えるらしい)
みなさまの作品は(ま、眩しいわっ)読ませて戴いてますので~。応援席で見守ってますわ~。
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レスです。 No: 4247 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/04 Thu 10:19:26
>ベン様
レスありがとうございます。
オサちゃんへの愛感じます?
うれしいです。
タニちゃんはリカちゃんがいなくて
とっても寂しかったんですね。
いちごに扮する(?)リカちゃんとくららちゃん・・・・
笑ってしまいました。
>白星様
レスありがとうございます。
オサちゃんなるべく早く治すようにします・・・
かよこちゃんとまとぶんが階段から・・・・
大怪我にならなければいいのですが・・・・
>みどり様
トドさんとブンちゃん外で・・・・
ドキドキしながら待ってます。
>R20様
レスありがとうございます。
>仲良く・・なのかな?
違うんですか?
私も頭まわっていないので変なこと
書いたかもしれないですね・・・・・
>鹿目乃様
「ヴィオラ」久しぶりですね~。
続き待っています。
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〔ヴァイオラ 7〕 No: 4246 [返信][削除]
投稿者:鹿目乃 02/04/04 Thu 07:08:00
1999バウ・ロマン「十二夜」配役
オーシーノー公爵・・・たに(イリリアの若くて美しい、聡明な公爵)
ヴァイオラ(シザーリオ)・あーちゃん(船が難破してイリリアに辿り着いた娘)
オリヴィア・・・・・・ゆら(オーシーノーが一途に思い続ける高慢な美女)
サー・トービー・・・・ゆうひ(オリヴィアの従兄弟。酒好き)
「ヴァイオラ」勝手配役
オーシーノー公爵・・・りか
ヴァイオラ(シザーリオ)・・たに
オリヴィア・・・・ゆうひ
セヴァスチャン(ヴァイオラの双子の兄)・・たに
アントーニオ(セヴァスチャンを助けた)・・きりやん
-----------------------------------------------------------------
「お嬢さま」
「来てくれたのね。・・・既にお気づきでしょう。
私は戴いてもいない指輪をあなたに返しにゆかせました。」
赤いドレスがしなやかな身体によくお似合いだ。
私なら、こうは着こなせまい。
「お嬢さま」
「あなたはその無邪気な心、宝珠の口唇で、
どんな言葉を使って私を蔑んだかしら。
あぁ、けれどどんなに酷く汚い言葉も、あなたからわたしに発されたのなら
それはわたしにとって、宝石よりも美しく、貴重なのよ。」
「お嬢さま」
「名前を呼んで。オリヴィア、よ。」
「お嬢様、あなたは私が今までに見たことの無いような
気高い美貌を持った女性です。
公爵の愛する気持ちは私にもよく、理解できます。
けれど・・・私には、貴方様を愛せないのです。」
ヴェールがあがる。
強い視線にとらえられ、息がつまる。
「何故? 公爵ならば怖がることはない。」
「その公爵様を、愛しておりますから・・・」
「仕える使命と尊敬は、女性への愛とは比べものにはならない筈です。
わたしを・・・軽蔑している 」
「まさかっ! 恋は盲目を呼ぶもの。軽蔑なんて・・」
傅くシザーリオの、ばら色の頬を包む。
つめたい、手。
「 あなたのその真直ぐな瞳を、私と交叉させて頂戴。」
シザーリオ、わたしを受け入れてと言っている。
こんなことを私に思わせるのは大変なことよ。
決して迷いを知らないと思えた瞳が、
私をみつめて揺れている。
可哀相なお嬢様、哀れなお嬢様、美しい。
口唇がふれる。抗えばこれ以上なく傷つけてしまう。
預けられた腕の重みが痛い。
震えが伝わる。
思わず、華奢な背を抱く。
これはどういうこと。
私は女、お嬢様も女性。私は公爵を愛している。
男の姿をしているうちに、心まで男のように?
まさか! 私は、公爵を愛している。
「……シザーリオ、怖がらないで。
私をどこか遠くへ連れて行くのです。」
耳元で声を震わすオリヴィアの、
露にされたその弱々しい真相にゾクリと背筋が波打つ。
これは、どういうこと。
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cウィリアム・シェイクスピア
久々に書いたと思ったらこんなんって?(ぁはん/死)
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♪変えてみたいもんだね、おまえっ♪レス No: 4245 [返信][削除]
投稿者:R20 02/04/04 Thu 04:10:42
なんだぁ~っ!その指はあっっ!!・・・(爆死)
すみません、ウザいレスだけです。
日比谷のホームレスのような、わたくし・・・・(泣)
鹿目乃様:
無理だよね・・・無理・・・。日比谷公園の草葉の陰と成り果てているのではないか、と案じておりました(笑)。
ショーコ様:
いえいえ、まだまだ(爆)。もう、何書いてるやら分からん、わたくし(失礼)
雪様:
だるま様と仰ると空恐ろしいニュアンスの違いがございましてよ・・・・・(爆)。かしげちゃんもっと書いてね。
ひかり様:
ぶ、ぶうむ・・ですか・・・・(汗)。何か責任あったら恐ろしい。ワタコムぱらいそは、セーラーで手紙を書くワタルでしょうか(爆)?
調子のって次は誰を出すのやら(←いい迷惑でしょうが)・・・・・・・・
白星様:
淳子様の心中、どんどん暗いです。ストレスはわたくしとシンクロ。(泣)
はつこ様:
私もナイスリー好きです。あの、絶品のスーツがなんとも(涎)。
keiko様:
仲良く・・なのかな?(すみません、アタマまわってないもので)
あや様:
いえいえ、わたくしどもなどお気になさらずに(笑)。もう、思考とまってますから。
あお様:
両手両足で4人ってのは、いかがでせう?(酷)タニちゃんと協力すれば2回で終了だ!!(爆)
いちご様:
ありがたく保存させていただきました(爆)。人様の書いたぱらいそは面白いっす。やはり0番様の仰る「自給自足」って大事ですよねえ・・・
お嬢モードやってると、マジ頭腐ります。
ぽん様:
ぶんちゃん、それはきっとペガサス同士のえこひいき・・・・(呆)
0番様:
確かに、生き物ではございますよね・・・(爆)
HT様:
家教、小遣い稼ぎに学生時代お世話になりました(爆)。でも、野郎ばっかでした・・(泣)
ああ、薫子みたいな生徒だったら人生違っていたのかも(←違わん!)
ベン様:
怒ってないでよかったですぅ~。たにが、たにがかわいそぉだよおおおお~!と、どうかしてます。
もう、書けない、書けない、わたくし(爆)
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翼の折れた白鳥19・叫び No: 4244 [返信][削除]
投稿者:白星 02/04/04 Thu 03:52:02
ワタルに抱きすくめられ・・・激しくキスをされ・・・
かよこの体は、まるで金縛りにでもあったかのようにまったく動かず、
逃げることも抵抗することもできずにいた。
ようやくワタルの唇が離れて、呼吸ができる状態になったかよこは、
深呼吸をするように大きく息をついて、ゆっくりと目を開いた。
そのとき・・・
・・・かよこの脳裏に、ある光景が浮かんできた。
あの夜見た夢・・・!
僕に襲いかかってきた梟・・・!
・・・・・あの悪夢の男だ・・・・・!!
「いやぁっ!!」
現(うつつ)の悪夢から、ようやく目覚めたかよこは、
激しく抵抗し、自分を強く抱え込んでいるワタルの腕から逃れようと、
懸命にもがいた。
「お嬢ちゃん・・・!?」
「離して! いやっ!」
そして・・・必死で抗っているうちに、かよこは思わずワタルの顔めがけて
拳を振り上げていた。
「・・・痛えっっ!!」
かよこの凄まじい右ストレートをあびたワタルは、その場に崩れ落ちた・・・。
(・・・えっ!? な、何で僕がこんなことを・・・!?)
自分のしたことが信じられなくて、逃げるのも忘れて、かよこはその場に
立ち尽くした。
「やったなっ!」
痛みをこらえて立ち上がったワタルが、再びかよこに襲いかかろうとした。
「いやっ!」
・・・激しく揉みあううちに、二人はいつの間にか、階段近くまで来ていた。
ちょうどそこへ、布団を抱えたまとぶんが階段の下にやって来た。
と、二階から聞こえてくる、言い争う声・・・?
「かよこ・・・俺はおまえが・・・!」
「触らないで!」
「どうしてだ・・・どうして俺じゃダメなんだ・・・!」
「離して・・・離して! 離せっ!!」
・・・かよことワタルの声だ!
「かよこ!?」
まとぶんは、布団を放り出して、急いで階段を駆け上がった。
「何をしてる!? かよこから手を離せっ!!」
まとぶんが二階への長い階段を駆け上っていく間に、
ワタルは再びかよこに覆い被さり、首筋を押さえ込んで
激しく唇を重ねた。
「・・・っつ・・・!」
「いやっっ!!」
必死で抵抗するかよこは、ワタルの唇を噛み、
ワタルの体を引き離そうと、ありったけの力でワタルを突き飛ばした。
・・・だが、そのはずみで、かよこはバランスを崩し、
二階に辿り着くまであと少しだったまとぶんの目の前で、
足を踏み外して、階下へ放り出された。
「あっ!?」
「危ない、かよこ!!」
上から落ちてきたかよこの体を、まとぶんは必死で抱きとめた。
だがその反動で、まとぶんも足を滑らせてしまった。
「うわぁーーーっっ!!」
勢い余った二人の体が、宙に投げ出された・・・。
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レスれすれす No: 4243 [返信][削除]
投稿者:白星 02/04/04 Thu 03:29:56
はつこ様
食堂のお話、おもしろかったです。それぞれのカップルの特徴をよくとらえておいでで(笑)
そして、ワタルポチ・・・(爆笑) でもワタルくんて、一年中発情期(爆)なのでは!?^^;
keiko様
わーい、オサちゃんの焼いたケーキ~♪ で、でも・・・これで、ますます
オサちゃんやかよこちゃんの体型からかけ離れていく・・・^^;
オサちゃん発熱ですか? どうぞお大事に。
らん様
私も野獣なワタルくん、大好きです!^^; 最近なかったですよね(笑)
そういうお声を意外にも沢山いただき、びっくりするやら嬉しいやら^^;
ひかり様
どーか私の分まで、かよこちゃんじっくり見てきてくださいませ。
それから私もワタコムのぱらいそ、希望!(笑)
くーろ様
ついにトドさん、イタリア入りですね。病をおしてトドさん・・・素敵っ!
雪だるま様
パート1を懐かしく思い出しました。かしげ×ぶんも、もっと読んでみたかった話です。
あお様
う~わ~凄いっ! 5人ずつでも、もう~鼻血ものですっ!!
さすがリカさん! さすがあお様!!(笑)
0番様
え? 本当にヤっちゃってよろしいのですか!? ワタ×かよ!?^^;
でもかよこちゃん話は、やっぱり何といっても、0番様に供給していただかないと!!
最近流行の「ぱらいそ」(笑)かよまとでもいかがですか(爆)
ベン様
投稿と観劇と仕事と家事と・・・本当にお疲れ様です。無理をなさらないで下さいね。
でもこれ以上ご主人に見つからないうちに投稿されるのもよろしいかと(笑)
ところで・・・くららの出産はまだでしょうか?(笑)
ショーコ様
かよこちゃんが魅力的なのは、0番様の方でしょう(苦笑)
(私が書くかよこちゃんに手を出そうとするなんて・・・ワタル・・・君やっぱり野獣すぎ・・・)(爆)
思いのほか、「野獣」ワタルくんが大人気^^;のようですので、やはりうやむやのまま(苦笑)
これからもコムちゃんと仲良くしながらも、一方でかよこちゃんに近づこうとするのもいいかと^^
堕天使のお話も、とっても楽しみです! かよまとも沢山登場させてくださいね。
鹿目乃様
かよこちゃんをお褒めいただき、ありがとうございます^^
鹿目乃様のお話も、楽しみにお待ちしてます。
そして阪神4連勝、お・・おめでとうございます。
(私は・・・なかなか“白星”には恵まれない(爆)某“ハマの星”チームのファン・・・)(涙)
みどり様
いよいよ最長Hに向けてのお話スタートですか? とっても楽しみです!!
10話くらいなどといわず、1ページ(100話!)(爆)すべてを目指して^^;
頑張ってください!(みどり様も、トドさんも、ぶんちゃんも)(笑)
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原題:マフィアの日に寄せて (副題:僕って淫乱?)4 No: 4242 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/04/04 Thu 02:48:33
地下の駐車場に降りていったぶんは
酔いが廻ってケラケラと楽しそうに笑う。
「あれ~、トドさん。車どこだっけ~」
からまる裾と高いヒールが邪魔で
どうやらまともに歩けないらしい。
もともと明るい性格のぶんは
酔うと気分がもっとハイになる。
そんなぶんの笑顔を見ているのが楽しくて
今夜のトドはついついぶんに飲ませすぎてしまった。
さっきは、ささやかなプレゼントに
突然、涙をこぼされてびっくりしたが、
ぶんはもう笑い上戸モードに切り替わっている。
ふっ、楽しい奴だ・・・
「キャッ!」
トドは目の前でころびそうになるぶんの腕を掴むと、
いきなりぶんを横抱きにした。
「ねぇ、降ろしてよ。自分で歩けるよ~」
「そんな高いハイヒールに千鳥足で、
すっころんで捻挫でもされたら大変だからな」
「何だか、女みたいで恥ずかしいよ~・・・」
ぶんは白くて細い脚をバタバタさせて抵抗する。
「じっとしてろ。落としちまうじゃないか」
すると急にぶんは真顔になった。
「珍しいよね、僕が
トドさんにこんなことされるの・・・」
そう言えば僕はこの間、
キムにこんなことしちゃったけどサ。 <-いちご様、設定拝借します。
俺はいつもしたいんだが、
邸内じゃ少し気恥ずかしいしな。
「ごめんね。重くない?」
「いや・・・、まるで天使の羽根のように軽いよ」
「うわっ、キッザ~!
言われてる僕の方が赤くなっちゃうよ」
トドさんって酔うとこんなこと平気で言えるんだ。
いつものトドさんも好きだけど、こういうトドさんもス・テ・キ~!!!
これからはどんどん飲ませちゃおっと・・・ふふ♪
トドは車の前でぶんをそっと腕から降ろすと
情熱的に唇を合わせた。
いつもよりキザなトドのアプローチに
さっきから既にソノ気にさせられていたぶんは
積極的に舌を絡めてくる。
「あ・・ん」
下腹部に手を伸ばすとぶんは切なそうに身を捩り
甘い吐息を漏らす。
潤んだ目に上気した頬がゾクゾクするほど色っぽい。
今夜は随分早くから感じてるじゃないか。
酔って奔放な気分になってるのか?
よし、これからはキレない程度にどんどん飲ませよう♪
トドはボンネットの上にぶんの両手をつかせると
ぶんのドレスの裾をたくしあげる。
白くて華奢な下半身を剥き出しにして背後から立ったまま貫くと
ぶんは小さな悲鳴をあげた。
「・・・!
もうっ、ひどいよ。こんなの!
誰かが通りかかったらどう・・す・る・の・・?
は・・・ぁ・・っ!」
言葉上の抵抗とは裏腹に
いつもとは違う刺激的な攻められ方に興奮したぶんは
白い喉を大きく仰け反らせ、あっけなく果てていった。
*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >
>すみませ~ん、こういう話が延々十話くらい続く予定なのですが、
これって顰蹙?
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ガイズの週末 リカタニくらら編 No: 4241 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/04/04 Thu 02:22:01
「ああ。わかった・・・・。俺はどこにも行かない。お前を一人になんかしないよ。」
リカはタニの背中をポンポンッとあやすように叩きながら、まだ溢れているタニの
涙を唇でぬぐってやった。
「フェ~~~ン・・・・リカさーーーーーん。」
リカの胸に体をあずけ、タニは本気で泣きじゃくった。
ここ何ヶ月か我慢していた寂しさと、あらためて感じるリカへの愛が次から次へと
溢れてくる。
「ごめんね。ごめんね~リカさあああんん。」
「ん、いいよ。ずっと泣いてろ。今日はこうしててやるから。」
リカの暖かい胸からタニの心にも熱いものがどんどん流れ込んでくる。
「うん、、、、、グスッッ・・・ヒーーーン・・・」
:
:
「えっ、えっ・・・。リカ・・さん・・・グスッ・・・」
どのくらいそうしていただろう。
リカの胸は水浸しで、タニの背をさすり続けていた腕はすっかりしびれて感覚がな
くなっていた。
(こんなに泣くなんて・・・お前にそんなに寂しい思いをさせちまっていたのかよ俺は・・・・)
リカは情けない思いでじっと天井を見上げ、首をふった。
タニを泣かせた自分に無性に腹が立った。
泣き疲れて眠ってしまったタニをおいてベットから抜け出すと、シャワールームに
向かう。
「くららっ来いっ。今日は二人でタニを思いっきり楽しませてやろうなっ。」
いたずらっぽく笑うリカの手にはカラースプレーの缶が握られている。
それに気づいたくららだったが、あんなに大泣きした兄を見たのは初めてである。
「お兄さまのためなんだわ・・・・」
大きくため息をつくと、素直にリカについてシャワールームに入っていった。
:
:
チリンチリンッ。
柔らかな鈴の音とふわふわの毛の感触でタニは目を覚ました。
イチゴの香りもかすかにするような・・・・・
「ん・・・・・なっ・・何なの~~~これは!!!リカさんっ!!!!!」
「おはよ~タニっ。どうだっ。春っぽいだろ~?」
そこには髪をグリーンに染め、タニの真紅のタキシードを着たリカと、大きな緑の
リボンを頭に付け、真っ赤に染め上げられたくららが・・・・・
「どうだ?俺とくらら。イチゴになったんだよっ♪可愛いだろ?」
「リっリカさーーーーん!!!」
大変な週末になっちゃったよおお。タニはちょっと後悔していた。
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今日も楽しい♪ No: 4240 [返信][削除]
投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/04 Thu 01:32:08
宝塚歌劇団リレー小説的?な掲示板
極道の小部屋 轟組幹部への直撃QUESTION!!担当 みどり様
トドロキ組長さまへの質問です
はじめまして。いつも轟組の恩恵に預かっています。
で、質問なんですが、
ノルさんとぶんちゃん、どちらが良かったのでしょうか?
また、今後ノルさんとやる予定はありますか?
是非答えて下さいね!
これからも轟組の発展をお祈りしています。
K
NORUXBUN☆NORUXBUN
レスです。
レス下さった皆様、ありがとうございました。
買いかぶられているようで照れくさいやら恥ずかしいやら。
でも本当に嬉しかったです。
怖いもの知らずのままいきますので、これからもどうかご容赦いや、お見逃しをお願い致します~。
みどりさま
みどり様のトドXノルがすっごく楽しみなので、書いて下さい~是非!。
オレンジさま
>ぶんはひるまなかった。「それに、浮気じゃない」
強くなっていくぶんちゃんがまた何とも言えず泣かされます~。
続きが気になって気になって(それだけでため息・・・爆)。
はつこさま
>『俺、こいつに若さ吸い取られてる気がする… 確かに可愛いし、愛おしいんだが…』
あぁ・・リカちゃん・・・。大きく頷いてしまった(爆)。
>「おっ、共食いか?」
これもまたツボ。爆笑です~。私もコムタン最近出てこなかったので嬉しかったです~。
ひかりさま
>ふらふらと廊下に出て行くワタル。
>「りかさんのところは 今 みんな壊れてるからな・・・」
爆笑です~!どうなっていくのだ轟組(笑)。
くーろさま
いよいよ佳境に・・・あぁドキドキ。
雪だるまさま
>続きじゃ無いけど書いてみました~。これもK様の影響です。罪なお方…
やったー♪ こういうの読みたかったの~嬉しい。パート1の感激が甦ります。
まさか自分が書くなんて思ってもなかったし(苦笑)。かしげちゃんも難しいんだもん(泣)。
やっぱり読むほうがいい~♪どんどん書いて下さいっ(懇願!)
>(ロム専に戻れ!と中華なべが飛んできそうだ…)
まさか!書いて下さらないと投げますわ!敬称なんてどうでもいいので、
書いて~(脅しぢゃないですよ・・フフッ)←さえちゃん笑い?
あおさま
やっぱり玉ねぎ部隊だ~楽し~い♪それにしてもリカさんお見事っ。
あと15人が楽しみ~!
ベンさま
>嬉しいのに、幸せなのに、今日が土曜日だと思うとタニの頬にハラハラと涙がこぼれおちる。
たにちゃんも辛いんですよね・・・切ない。
ショーコさま
>「あんたのおやじさん、何かひどいめにあったの?」
こういうのツボです(爆笑)。楽しそうな予感♪
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投稿前の風呂上がりちょこっとレス No: 4239 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/04/04 Thu 01:16:03
>ショーコ様。そんなそんな。私、ショーコ様のHにばっちり感じさせていただい
てますわ。(確かに自分のではダメだけど、書くのはそれはそれで楽しいのですが)。
今度の堕天使シリーズ、不思議なお話で楽しみです。「あれが、女だったら、恐いで
しょ。」これであっ、ワタルが来たっ、と思った私も同罪?
ワタコムすでにラブラブにみえて可愛い~。
>あお様。あお様にもリカさんにも私がまとめ買いしているリポ○差し入れして差
し上げたいです。リカさんの腰大丈夫かしら・・・、タマネギ部隊は初めての人が
多いのね。初めての男がリカさんだなんて、あとが大変そうだわ、物足りなくて。
>はつこ様。ホントに久々のコムタンですね。あああっ、でもワタルポチって・・・
ワタル、実はコムに遊ばれてないか~?
>keiko様。おさちゃんの発熱には変なプレーが入りこむ余地はなさそうですね。
俺様アサコもおさちゃんのこと大事にしてるのね。愛を感じましたわ。
今日は東宝は休演日。皆さんちゃんと休めたかしら~。
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頂いたれすへ御礼にもなりませぬ~ No: 4238 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/04/04 Thu 01:15:43
沢山レス頂いてありがとうございました。
私どの辺からお礼申し上げていないんでしょう。m(__)m
で、無茶亀れす&ちょびっと個人れすです。
管理人様
色々大変でしょうがよろしくお願い致します。っといつも申し上げそびれてます。
ベン様
ん~~~~タニ~~~~~~(;_;)携帯で画面見ながら泣きました。
あと3年したら、バトラーやってくれ~~~~ってそれはタニに直接言わなくちゃか…
ぱらいそも、ごっこも~~~あ~~~~~なんてつぼなのでしょう。
元祖があるからお遊びもあるッと(^^)続き舞ってます~~って踊ってるのか私(^^;
あお様
いっそ、材料を持って来てくれたら順番に……って言うのかと思ったら。律儀なリカさん
倒れない程度にがんばってくださいましね~~~~~~。(^^;;;
雪だるま様
一度書いたらやめられない止まらない~~ですよね。
続きお待ちしてま~す。(^^)
お返しの出来ない失礼をひらに~ひらに~~~
頂いたお言葉を励みに~もうちょっとでなんとか終わらせますので。m(__)m
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個人レスごめん。華子さま~ No: 4237 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/03 Wed 23:34:33
華子様。ごめんなさい。ワタコムのラブラブを書いて下さる方の中に、
肝心な、華子さまのお名前を入れるの忘れました(^^;
それというのも、この頃ちっとも書いてくれないからです。
と、すぐ人のせいにする、私。
お早いお帰りをお待ちしてますわ~~
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オサちゃん熱をだす(その1) No: 4236 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/03 Wed 23:21:31
「ただいま」
いつもなら「アサコおかえり~」と言って
抱き着いてくるオサちゃんが今日は来ないので
不思議に思い
「オサ??」
アサコは部屋に入って周りを見回すと
ソファで丸くなっているオサちゃんを見つけました。
「オサ。ここで寝ていると風邪ひくぞ」
「う~ん。アサコ?お帰り・・・・・」
少しだるそうに目を覚ましたオサちゃん。
いつもより顔が赤く目が涙目です。
「オサ!熱があるんじゃないか?」
「うん・・・少しだるくてのどが少し痛い・・・・
でも大丈夫・・・・・・・・・」
どうみても大丈夫そうに見えないオサちゃん。
アサコはオサちゃんをベットに連れて行き体温計を持って来て
「計ってみろ」
オサちゃんの脇に体温計を入れ後ろから抱きしめます。
5分たったので体温計を見てみると39度を差していました。
「熱かなりあるぞ。ほらちゃんとベットに入る!
ドクター呼ぶからおとなしくしていろ」
オサちゃんを寝かし電話でドクターに連絡し
来るのを待ちます。
ドクターがやってきてさっそく診察・・・・・
診察が終わるとアサコに
「リンパ腺が腫れてる。2・3日は熱が高いと思う
食欲があるようだったら少しでも食べさせて
水分もちゃんと取るようにしてください。
少し落ち着かせる為に点滴しますよ」
「わかった・・・・」
オサちゃんのうでに抗生物質の入った点滴をさし
「オサ。なんでこんなになるまで黙っていた?
次からは少し具合が悪くなったら我慢しないで
すぐ連絡しなさい」
「はい・・・・」
「じゃ,点滴がなくなる頃また来るから」
そう言ってドクターは部屋を後にしました。
アサコはオサちゃんのそばに腰掛けるとそっと頭をなで
「苦しいか?ドクターも言っていたけどなんで我慢していた?」
「ちょっと前から喉が痛かったけれど大丈夫だと思って・・・
仕事忙しいのにゴメンネ・・・・・・」
「早めに言えばこんなにならなかったんじゃないのか?
全く心配させて・・・・・・・・」
「アサコ・・・・怒ってる?」
心配そうにアサコに聞くオサちゃん。
「いや・・・・・でも約束してくれ
少しでも具合が悪くなったら俺に言うこと!
わかったな?」
「うん。約束する」
「よし。何か食べるか?」
「ううん。すこし寝たい・・・・・」
「わかった。そばにいてやるから」
「アサコ手を握っていて」
「いいよ」
アサコの手を握ってもらいオサちゃんは安心して
眠り始めました。
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ゴメンナサイ。
オサちゃん病人にしちゃいました・・・・・
菜の花見に行くのもうちょっと先になりそうです・・・・
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レスです。 No: 4235 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/03 Wed 23:17:02
>ショーコ様
レスありがとうございます。
階段はのぼらないでいます。
新しいお話ですね。
アサコちゃんとオサちゃん出てくるのですね。
楽しみです。
わたるくん・コムちゃん・かよこちゃん・まとぶん
も出てきてにぎやかになりそうですね。
>はつこ様
ワタルくんがワタルポチに・・・・
ワタルくんはとっても焼きもちやきなんですね。
>0番様
レスありがとうございます。
俺様アサコちゃんはお捨てにならないでください。
また俺様書いてください。
>あお様
レスありがとうございます。
菜の花見に行くのはもうちょっと先に
なりそうです・・・
菜の花のおひたし今日の夕飯に出ました・・・・・
リカちゃん20人と・・・・・
すごすぎです。
>雪だるま様
レスありがとうございます。
戻ってきてくださったのですね。
とても嬉しいです。
かしげちゃん悪い人だ。
たしかパート1ではメチャメチャ
わがままで悪い人でしたね。
>くーろ様
いよいよトドさんとブンちゃん会うのですね。
ブンちゃんの反応がとっても気になります。
また2人は同じタイミングで熱出しちゃいましたね。
>らん様
レスありがとうございます。
アサコちゃんかわいいですか?
嬉しいです♪
>ひかり様
レスありがとうございます。
オサちゃん素直ですか?
ワタルくんとコムちゃんまでパライソごっこですか?
ぜひ書いてください。
待っています。
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ペットが欲しい No: 4234 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/04/03 Wed 23:13:08
今日はねったんがいない…
法事があるとかで北海道の実家に帰っている。
…と、なると…狙っていたものがある…
コムはどうしてもコムタンと遊びたかった。
食べ物に毛が入るから…と、
なかなか厨房にはコムタンを連れてきてくれなくて
コムは不満だったのだ。
ちー坊が頼まれた留守の間の世話を
無理矢理はぎ取るようにコムタンを部屋に連れてきた。
『可愛いなぁ~~ でも、僕と似てる??
ワタルさんは、そう言って、ねったんにコムタンあげたんだよね?
ワタルさんも失礼だけど
それ認めてコムタンなんて名前付けるねったんも失礼なんじゃない??』
コムはちょっと納得がいかない。
それでも、手の中にいるコムタンは可愛くて…
夜行性だから暗いところに行こうとするのか
抱いているとどんどん脇の間に鼻先を突っ込んでくる。
「こらこら、息が出来なくなっちゃうよ」
コムがそっと掴んで引っ張り出してコムタンにキスをする。
そこに帰ってきたワタル…
「おっ、共食いか?」
「失礼だなぁ~~ もう~ だいいち、似てないんだってば!!」
「イヤ、この何とも言えない顔全体の曲線がだな…」
ペチン!
コムの小さな手がワタルのおでこに一直線に降りてきた。
「いってぇなぁ~~」
「だから、似てないの!!」
「良いだろう~~こんなに可愛いのと似てるって言われるなら…」
「ワタルさん…」
『そういえばワタルさんが似てるって言われる物に良いのないよね』
コムは笑いをこらえて、おかしな顔になってしまった。
「お前、今、何か連想したろう??」
「…えっ、ううん!何にも…」
「いや、した!」
「してないよぉ~~」
「えぇい!白状しろ~~」
「イヤだぁ~~」
ワタルはコムを抱きしめると身体中をくすぐり出す。
「あぁ~~ダメだってばぁ~~コムタンが潰れちゃう~~」
コムタンをケージに入れてから思う存分愛し合う。
心地よい疲労感の中でコムがワタルに話しかける。
「ワタルさん…」
「ん??」
「僕も飼いたいな…」
「ハムスターか??」
「犬でも良いし、くららみたいな猫でも良いし…」
「ダメだな!」
「どうして??ちゃんと世話するし、可愛がるから…」
「なおさらダメ…」
「どうして??僕、ワタルさんがいない時、寂しいし…」
「俺がいる時も可愛がるんだろう??」
「そりゃそうだよ!生き物だもん!」
「それは俺が寂しいからダメ!
俺がいる時は俺だけ見てて欲しいから…」
「ワタルさん…」
コムがクスクス笑い出す。
『ワタルさんペットにまでヤキモチ妬くの??
もう、何にでもヤキモチ妬くんだから…』
「…仕方ないなぁ~~ じゃあ、ワタルポチ君!」
「ワタルポチ??」
「だって、ペットの分も可愛がるんだもん!ワタルミケが良い??」
「…ポチで良い…」
「はい!お手!」
ワタルは差し出された手にではなく、コムの胸に手を置く。
「…もう~~!じゃ、おかわり!」
今度はコムの感じやすいところに…
「んっ!ダメだよ~~」
「ワタルポチのおかわりはここなんだよ…」
ワタルはコムタンがしていたようにコムの身体に鼻をこすりつけてくる。
犬のようにペロペロとコムの首筋を舐め上げる。
「ダメだってば…」
「ポチは発情期なんだよ…」
ワタルとコムの夜は長い…
夜行性のコムタンもケージの中の車で回っている。
二人の部屋からは一晩中色んな声や音が漏れてくる。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@%0 D
最近コムタン出てこないなぁ~~と、登場させてみました。
なんだかなぁ~~ 版汚しだわ…わたし…
一旦投稿してみたら何とショーコ様の作品と作品の間でサンドイッチ…
嬉しすぎて空恐ろしく、投稿し直しました。
ショーコ様
あぁ、堕天使コムちゃん可愛い~~
かよこちゃん、あふれるお色気~~
>誉め殺しは勘弁してください(涙)
あの、犯り殺しならよろしいの??
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行儀よくやれパーティー♪ れすれすれす No: 4233 [返信][削除]
投稿者:鹿目乃 02/04/03 Wed 23:01:56
ほんまに、ごめんね、こんなんで。(先回り謝罪)
そして阪神は4連勝。
世の中もあたしも全く可笑しいす。
あ、宙組さんのご観劇チィムともぶつかりました。
となみが可愛く、開演前からぶちこわれ。(亦)
>>R20様
無理。(ゴメン)
セーラー服のネイサンに、セーラー服のスカイが
「お前も一緒に来ないか、ハバナ。」「(身を捩って)いいよぉ~」。
・・・違うから。(爆笑)
薫子のイイ男っぷりがね・・・ムラより数段増しで、無理、ほんと。無理。(解って)
>>keiko様
絵本にも色々ありますが、パステル系のふんわり加減の。
決して幼いなどといふ意味では御座いませんのです。
>>雪だるま様
お髭のタニ、書きたい。とっても。(燃)
今イチバン書きたいっすソレ。(…)
>>あお様
このまま20人。(げっそり)
・・・無理はなさらず(笑)
何度見ても観たり無いやうで、当たり前のように二桁分以上の席を
押さえてしまい。
久々に狂っておりますねぃ・・・春だし。芽吹くのですね。(転嫁)
>>ショーコ様
ガイズ症末期と化して、作品欠乏。(沈)
書きたいけれども暇が、みたいな。まったくショーコ様のことなどゆえませぬ。
奴ら本気で板からリカタニ派を消すんじゃなかろうか。。。(渇笑)
>>はつこ様
腰乃(爆笑)
そいつぁ強そうなお姉様だ。(笑)
>>ごんた様
わ、わたくしめなども末尾に入れていただけているのならば
頑張ります。有難うございます。(壊)
>>白星様
よいですねぇ。
半端な知識で書くことなど出来ぬので、勉強したいですねぃ。
8のツリーすら覗けないくらいPCにも触れず。
白星様の書くかよちゃん、綺麗れす。ほんと。羨み。
>>0番様
かめのは、お好き?(嫌いとか言うな!/爆)
>>いちご様
ハラショゥ。さぁ、世界征服にでも出かけるとしようか。(笑)
>>あや様
原案あや様ですから。もう、なんとでも。
>>ひかり様
変に癖になるですよ、お嬢語。
翌朝、出来ればあっぷ。 んぁ。
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堕天使物語・2 No: 4231 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/03 Wed 22:53:10
「あっ、光輪だ!」
「神様が、俺に貸してくれた。」
「貸してって...ケチくさいなぁ。」
「まあ、もらってもしょうがないもんだしな。」
「で、それをどうするの?」
「神様が言うには、適当な堕天使見つけて、しもべにしていいって。」
「えっ?」
コムが気付いた時には既に遅く、頭の上にしっかり光輪が浮いている。
「な、なにするんだよ。」
「適当な堕天使見つけたから、しもべにしようと思って。」
「ば、ばか!!はずせよ早く。」
「嫌だね。お前みたいに可愛いのはそういない。」
「さっきは、怒ったときだけって言ってたじゃないか。」
「怒ったときは、一層可愛い。」
そう言うと、ワタルは、コムを片手で引き寄せ口付けをする。
「な、なにするんだ!」
コムが、必死で唇を離す。
「ただの挨拶だよ。よろしくな。」
ワタルが無邪気な笑顔を見せる。
「やだね。」
コムがふくれて、すうっと飛び立とうとする。
堕天使に羽はないが、空間を自由に飛ぶことは出来る。
「あっ!!」
急に失速して、クルクルと回りながら、ワタルの胸の中に着地してしまった。
「だから、しもべはご主人様に逆らえないんだって。」
ワタルがおかしそうに、コムの瞳を覗き込む。
「離せ!!ドスケベ!」
「おい、俺まだ何にもしてないぜ。」
「あんた、その光輪操作して、僕に、あーんなこととかこーんなこととか....」
「しないよ。そんな事。」
「ほんとだな?」
「ああ。自分の欲望のためには、使えないんだ。残念ながら。」
「使えたら、しようと思ったでしょ。」
コムが、ジト目で、見つめる。
「お前、うぬぼれ強いな。なんで俺がお前にそんな事したいって思い込むんだよ。」
甚だしくプライドを傷つけられたコムは、もう一度思いっきり飛び上がる。
やはり失速して、クルクルと、今度はワタルの両腕に抱き留められた。
姫抱きにされて、堕天使のくせに赤くなる。
「お前さぁ、堕天使になったばかりだろう?修行たりなくねぇ?」
「ほっとけ...」
真っ赤になったコムの頬に、ワタルがキスをする。
「ハハハ...可愛いな。」
「うるさい!!」
ジタバタと暴れて、ワタルの腕から逃れようとする。
堕天使は軽いので、ワタルには何も影響がないようで、しっかり捕らえて離そうとしない。
「じゃ、まぁ、行こうか。」
「行くって、どこへだよ?」
「お前のウチにだよ。」
「ぼ、ぼくの?」
「ああ、だって、さっきかよこって堕天使が言ってたじゃないか。
ウチがあるんだろう?」
「あるけど....」
「獲物をウチに連れてって、なにするんだ?いったい。」
「えもの.....って....」
「だって、そうだろう?お前達は、男を堕落させて破滅させるのが仕事。なっ?」
「それは、まあ、そうだけど....」
「なあんか、歯切れが悪いな。堕天使なんだろう?堕天使なら堕天使らしく、」
「そう、堕天使、堕天使、っていうな!」
クククっとワタルが笑う。怒ると何ともいえず可愛いのだ。
それで、つい怒らせてみたくなる。
自分が、からかわれている事に気付いて、コムが、ムッと押し黙る。
「とにかく、さっさと案内しろ。」
「命令されるのは、嫌いだ。」
コムが、ワタルの腕の中で、腕組みをして、そっぽを向く。
「では、堕天使様、俺は腹が減って死にそうです。どうかお助け下さい。」
「よろしい。助けてさし上げよう。但し、この光輪をはずしてからだ。」
「そうはいかない。」
ワタルがニヤっと笑って、両手を一気にはずす。
「あっ!」
危うく、堕天使ともあろうものが%8 1A尻餅をつくところだった。
コムは地に落ちる寸前で、空に舞い上がった。
そのまま、飛んで行こうとして、意に反する方へ向かっている事に気付く。
「あんた、また、何したんだ?」
頭上から、ワタルに向かってコムが話し掛ける。
「まったく、学習しない奴だな。お前のウチの方に向かってるに決まってるだろう。」
「なんで、分かった?」
「俺が、光輪に命令したからさ。光輪は、お前の心の中を読む。」
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0番様。白星様。まとぶんとかよこちゃんお借りします。
keiko様はじめ、オサアサファンの皆様、お二人お借りします。
ワタコムファンの皆様、お二人、お借りします。
各組、ちょっと今までとイメージ違うかも知れません。お許しを。
許してくれなくても、書いちゃってますが(^^;
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堕天使物語・1 No: 4229 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/03 Wed 22:42:27
はじめに、まず言い訳を(^^;
私の「恋人達」を読んで下さっていた、何人かの方が、続きを、というお声を
掛けて下さっていたのですが、
ラブラブなお話や、轟邸での日常は、ぽん様やはつこ様やひかり様やワタコ様(他にもいらっしゃいますが)が、
素敵に書いてくださっているので、私、充分満たされておりまして(^^)
しかも、書き出すと、問題がまだ山積みで(泣)
で、もう少し時間が経って、書けたら書きたいと思ってます。
もし、期待して下さった方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。
それで、なんだかこんなものが頭に浮かびましたので、書いてみます。
多分、とんでもない物なので、読み飛ばして下さいませ。
前置きの前置きが長くなりました。何でも長くてごめんなさい。
*************************************
[本筋の前書き]
もしこれを読んでくださる方がいらっしゃいましたら、現行の宗教の概念は
捨ててくださいませ。歴史および風俗の概念も。では、もったいぶっておりますが
始めさせていただきます。
むかし、むかし、あるところに........
*************************************
街道の遥か向こうまで見渡せる、木のてっぺんに登って、誰かちょうどいい
獲物は来ないかと、じっと見つめて待っている。
金色のまき毛が、小さな顔をクルクルと取り囲み、愛らしく
美しい顔立ちは、一目見て、天使だと分かる。
しかし、その背中に肝心な羽根はなく、頭には天使の輪がない。
堕天使なのだ。
黒めがちの澄んだ瞳に、時々、妖しい光が射す。
それが、何ともいえず魅力的で、その瞳にとらわれた者を離そうとしない。
それで、何人の男達を破滅に導いたことか。
仲間の堕天使の間では、コムと呼ばれている。
悪魔修行の堕天使仲間の中では、成績は優秀な方で、
後二人が、コムと成績を競っている。
二人の名は、オサとかよこ。
二人とも、どこからどこまで、清らかで、美しく、羽根と光輪さえあれば
天使以外の何者でもなく見える。
時々、オサの笑顔の口元が酷薄にゆがむこと
かよこの涼しげな目元に色気があふれ過ぎていること
このことを除けば。
「ちょうどいい奴、見つかりましたか?」
かよこがスーッと浮かんで来て、コムの傍に座る。
「ぜーんぜーん。好みじゃない奴ばっか。」
「この際、好みは忘れたらいかがです?」
「そうだなぁ、後100ポイントだしね。」
「俺は、諦めました。、今回は、オサに譲ります。」
「オサの捕まえた奴って、本当にちゃんと言うかな?」
「ええ。後もう少しみたいです。」
「そっかぁ。この際、好みは捨て...ねぇ、かよこ、あれ!」
遥か街道の向こうから、二つの影が近づいて来る。
大きなたくましい人影と、それよりも少し小さいほっそりとした人影。
「男でしょうか?」
「あれが、女だったら、恐いでしょ。」
「近づいて見ます?」
「ううん。そこの城壁に座って待っていよう。
何もこっちから行かなくったって、向こうから近づいてくるよ。罠に。」
コムがニコッと笑う。人間なら一目で惑わされる天使の笑顔で。
かよこが、目元にあふれるような色香を漂わせて微笑む。
「そうですね。」
二人の人影が、次第に形になって行く。
長旅だったらしく、かなり疲れている様子だ。
大きな人影の方が、ほっそりした方を抱えるようにして歩いてくる。
すぐ傍まで近づ・A 2て来た、二人の男達に、コムが微笑みかける。
つられて、大きな方の男が、人懐っこい微笑みを返した。
「このあたりに、井戸はないか?」
「その、塀のすぐ裏に。」
コムが、指をさす。ふっと、井戸が現れた。
コムがぴょんと、塀を飛び降りて、男達に近づく。
かよこがひっそりと、後ろから付いてくる。
「病気なの?その人。」
「いや。飢えと渇きにやられてるだけだ。」
「お友達ですか?」
かよこが、ほっそりした方の男に興味をもったらしい。
「いや、ここに来る途中で拾って来た。口だけは威勢のいい奴だ。」
「うるせぇ。いいかげんに離せ。」
「ほら、この通りだ。」
大きな方の男が、井戸から水を汲み上げて、ほっそりした方の男に飲ませると
自分でも、飲みはじめる。
相当に渇いていたらしく、あっという間に飲み干した。
コムが面白そうに、瞳をきらきらさせながら見ている。
「あんた、名前なんていうの?」
コムが、可愛く首をかしげながら尋ねる。
「人に名を聞くときは、自分から名乗るもんだろう?」
「あっ、そうだね。僕はコムだよ。こいつはかよこ。」
「よろしく。」
かよこが涼やかに微笑む。
「俺、ゆう....」
ゆうが、かよこを見つめたままで答える。
コムが、おかしそうにクスっと笑う。
「他の奴は眼中にないって顔だな。」
愉快そうな目と出会う。
「俺はワタル。戦士だ。」
「見れば分かるよ。強そうだ。」
「お前は?何者だ?」
「僕は僕。何者でもないよ。」
「まあ、盗賊には見えないが...まったく怪しくないともいえない。」
「へーー」
コムが驚いたような顔をする。
「僕を見て、怪しいって言った奴、初めてだ。」
「清らかで、美しい者ほど疑えって言うのは、俺のおやじの遺言だ。」
「あんたのおやじさん、何かひどいめにあったの?」
「さあな。」
「宿を捜してるなら、いいとこ知ってるよ。」
「なあんだ、呼び込みか。宿屋の。」
「別に、そうじゃない。」
コムが憮然として答える。
なんて、失礼な奴なんだ。
たいていの人間は、僕が微笑んだだけで虜になるのに。
「おっ、何か気に障ったか?お前怒ると可愛いな。」
「怒ったときだけ!?」
「ああ、本性が出てな。」
むっとして、無言になるコム。
「ねぇ、コム。俺、ゆうを連れて行っていい?」
かよこが可愛く首をかしげる。
「連れてくって、どこへ?」
「俺のうち....」
「お前ら、もう、そんな....」
コムがちょっと焦った顔をする。
その時にはもうかよこはゆうの背中を押すように歩き出していて。
振り返って、コムの方に、目を細めて微笑んで見せる。
俺の勝ちかも...
という顔をしている。
ちぇっ、今回は、僕完敗かな...
「お前ら、何の競争してるんだ?」
コムが飛び上がりそうに、びっくりする。
「どうして、分かったの?」
「そういう、顔してた....」
「あんた、何者?」
「俺?神様....」
「うそ!!」
「ハハハ、うそに決まってるだろう。でも、その使いだ。」
「『御使い(みつかい)』だって言うの?」
「まあな。」
ワタルが、にやっと笑う。
「頼まれた。姫を助け出しに行く。」
「なんで、神様が姫を助けるのさ。」
「惚れたからだろう。」
「なあんだ。冗談だったのか。」
「いや、ホントのことだ。神様だって、たまには人に惚れる。」
「あんた、きっと誰かにだまされてるんだよ。」
「これでも信じないか?」
ワタルが懐から、大事そうに輝くものを出して見せた。
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レスします。 No: 4228 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/03 Wed 22:10:49
オレンジ様。ぶんちゃん決心したんですね。
トドさん、迎えにいくのでしょうか?あー、心配です。
白星様。お気遣いありがとう。ワタルは、私ごときが書かなくったって
どーとも思いませんわ(笑)
かよこちゃんの魅力にかなうわけもありません。
「ゆう、早く助けに来てーー」って、一緒に叫ぶ方が効果有りそう(笑)
はつこ様。コムちゃん、可愛い!!可愛すぎる!!唐獅子風猫だなんて(^^)
>ショーコ様の素晴らしい作品←誉め殺しは勘弁してください(涙)
keiko様。>すみません。私が大人の階段登れていないので
もう、不純な私の言うことなど気にしないで、いつまでも
階段は上らずにいてください(願)
らん様。.....恥ずかしい(赤面)
な、なんてこと書いてるんでしょうね、私(^^;
ひかり様。「続き」は....そのうち...書けたら...
↑歯切れの悪い私。すみません。
ところで、ワタコムのパライソ、書いていただけませんの?
くーろ様。一挙にUP、お疲れ様です。ああー、トドさん、熱があるのにーー
男だわぁ。かっこいいです(^^)
雪だるま様。ワー、かしげちゃんたら、悪い子(^^)そーいえば、パート1は
こんな感じでしたっけ?
読み返したくても、パート1、持ってない(泣)
ぶんちゃんが、可哀想だ(涙)
あお様。Hが下手だなんて、ウ・ソ・つ・き(^^)
この分なら二十人、行けそうですね(笑)それにしてもりかさん凄い。
ベン様。ベン様にHを誉めてもらえた(^^) すごく、うれしいです。
本当に、私H書くの苦手です。何度書いても、何も感じないHに
なってしまうのです(泣)
あーんタニちゃん、辛いね(もらい泣き)
0番様。今日は、お会いできたみたいで、うれしいです(^^)
かよこちゃん問題ですが(こうやって書くと、何か新鮮^^)
私が、かよこちゃんに惚れてるので、解決は難しいです(笑)
かよこちゃんにコムちゃん抱いてもらいたいぐらいです。
(問題発言でしたね?キャー、石?鍋?釜?いえ鎌が飛んで来そう^^;)
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ガイズの夜明け No: 4227 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/04/03 Wed 21:34:27
くしゅんっ。
タニの可愛いくしゃみでリカは目覚めた。
タニが運んでくれたのだろう、床を転がった記憶はあるが、どうやってベットに入
ったのかは覚えていない。
むき出しのタニの背中にフトンを掛けてやろうとしてリカは思い直し、後ろから抱
きしめた。
俺が暖めてやる。
タニの背中を抱き、足を絡める。ひんやりとした肩に頬を付け、唇を当てた。
ひなたの雑草のような青く清潔な匂いがする。
「ああ気持ちいい。お前が腕の中にいるだけで、どうしてこんなに幸せなんだろう。」
リカはしばらくまどろんだ後、まだぐっすり眠っているタニに体を押して付けてい
るうちに押さえようがない程の欲情にかられた。
横向きでタニを抱いたまま、後ろからタニのモノと胸をまさぐる。
「うう~~ん・・リカさん・・・・・」
寝ぼけながら自分の名を呼ぶタニがたまらなく愛しい。
愛撫を続けるうちにタニのモノが頭をもたげる。
肩と背中に唇を這わせ、指で胸の突起をもてあそんでいるうちにタニも夢から覚め、
甘い吐息を漏らす。
「リカさん・・・あん・・・。リカさんが欲しい・・・」
「ああ・・・俺もだ・・・」
リカはタニの膝を折って腰を自分の方に引くと、後ろから静かに入っていった。
二人でくの字になって腰を動かし始める。
横になったままなので深い挿入はできないが、優しい振動が朝のけだるい体にはか
えって心地よい。
タニのモノをしっかり握ったまま、リカは腰の動きに合わせてしごく様に手を動か
し続けた。タニが一瞬大きく膨らんだのと同時にリカも背を反らし、腰を突きだし
た。二人は同時にうめき声を上げ、高みに達した。
吹き出した汗をぬぐうことも忘れて、リカはタニに入ったまま丸くなってタニを抱
きしめた。タニも息を切らしながらリカの腕をぎゅっと握り返す。
(ああっ、ずっとこうしていたい。リカさん・・・今日はどこにも行かないで・・・)
嬉しいのに、幸せなのに、今日が土曜日だと思うとタニの頬にハラハラと涙がこぼ
れおちる。
(リカさんに見せちゃいけない・・・せっかくの息子の日なんだから。)
タニは肩が震えないように、嗚咽がもれないように、体を硬くしている。
ガバッ!
リカはいきなりタニの肩をつかんで振り向かせると、涙に濡れた顔をしっかりと抱
きしめた。
「タニ・・・・・」
リカにその涙の意味がわからないはずがない。
ぎゅううう。
押しつけられた暖かい胸の中、でタニの感情が一気に吹き出した。
「リカさん・・・ごめん・・・でも、やっぱり俺、ダメだ・・・。
・・・・・・行かないで・・・ずっとそばにいて。・・・俺のそばにいて・・・。
・・・ウエエエーン」
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レスれす。 No: 4226 [返信][削除]
投稿者:0番 02/04/03 Wed 21:25:31
>K様。
おお、Wルドルフ^^
俺様あさこちゃんほめて下さってありがとうございます。最近俺様あさこちゃん
見かけなくて、ちょっと淋しいです。
>keiko様。
俺様を捨てようにも、私は俺様にしかならなくて(泣)うちのあさこちゃんじゃ
白鳥も逃げ出すわって感じで(笑)ついでにうちのオサちゃんじゃ
白鳥にもバカにされそうな気がします。
>みどり様。
犯られ殺し・・・なんかスポーツ新聞とか、Vシネマとかでお見かけしそうな
単語ですね(笑)
バレンタイン、そう言えば前日投稿したんでした。すみませぬm(_ _)m
>はつこ様。
私はオチの二行があった方が個人的に好きですが・・・なんか、ほのぼのしてて。
>ショーコ様。
私の俺様あさこちゃんは、ショーコ様のあさこちゃんに触発されて
書いたものなので、元祖さまに近づけるよう、精進したいと思っております。
こちらも元祖姫、コムちゃん。幸せそうでよろしいですが、やはり
かよこちゃん問題はうやむやに?
あ、3(ぴーーーっ)は・・・する前から私、836番様に逃げられているので?
まあ今、こわれていらっしゃるでしょうしねえ。
>白星様。
いえいえ、白星様に書いて頂かなくては供給がゼロになってしまいます(泣)
かよこちゃんは普段あまりに強いので、めったない機会、ワタルくん
がんばってください(えっ?)
>元・文学少女様。
そうでした。ぽん様には全国うん千万のワタコム派の方々のご要望が
山積みだったのでしたね。これは私一人の幸せより、多くの方々の幸せを
優先させなくては(笑)
>雪だるま様。
神様は管理人様でしょう^^私が始めなくてもきっと同じような設定とか
作る方がいたでしょうし。
ところでかしげちゃん、ぶんちゃんよかオトナですー(笑)
なんかカタカナで書くオトナって感じ^^ゞ
>あお様。
合ってます(しかし古かった・・・)。
なんて地道なリカちゃん・・・がんばってくださいね、リカちゃんも、
あお様も(爆)
ユン〇ル(なぜ伏字?)でも差し入れしたいですね、やはりお二人に^^ゞ
>ひかり様。
いろいろなものがブームになる轟組、次はぱらいそごっこですか^^
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中途半端レス No: 4225 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/04/03 Wed 20:00:04
>雪だるま様。「かしげさんのおもちゃっ」ってどうしてこんなに卑猥な響き
をもつのでしょうか。わたしだけかしらそう思うのって・・・ 。
ぶんちゃんも最初は可哀想だったのね。
>くーろ様。「支えてろ」って言うトドさん格好いい~~。 トドぶんは熱々
ですね。車の中のノルさんとの会話もいい感じでとても素敵でした。
>ひかり様も書くのがお好きなのですね~^^。よかった。 コムの下着一枚
ってどうしてもスリップ姿しか想像できない・・・・・
流行ってますね「ぱらいそごっこ」。
あはは、まったく、壊れまくってます。リカさんのところ。 すみません、長編。
もう全部書き上がっているのですが、名前と設定がダメなんです。そんなこと
はどうでもいいかな~ほとんどエッチ中心なのだし、私の場合・・・・・。
>はつこ様。 タニが不器用そうに、でもおいしそうに魚と格闘している。目に
浮かぶようです^^。 また真っ昼間から、しかもワタルの背中をどうして・・・
リカワタは後ろから?エー???「コムちゃん命」を見ながら~?
>オレンジ様。必死なぶんちゃんと冷徹なSのトドさん、私もオレンジ様のバ
イオレンストドぶん大好きです~。いい人だとは思うんですけどね ・・・・(爆)
>ショーコ様。いえいえ、ただで済まない二人の浴槽エッチ素敵でございまし
た。ほんわか幸せな二人も、エッチもお上手なのですねショーコさまは。
皆様にレスできず、ごく最近の方にだけでごめんなさい(といっても一日分の
レスすらできてない)。また毎週末観劇なのと仕事が立てこんでしまって書き
込みの時間が足りません、でも書きためてはいま~す。また見つかったりして。
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悠淳・・・25 No: 4224 [返信][削除]
投稿者:あお 02/04/03 Wed 19:27:57
とにかく、てっとり早くさっさとやって終わらせようと思ったリカは
相手のシャツのボタンをムードもへったくれもないという感じで、てきぱきと
はずし始めた。
「ああ、鎧だけじゃなくて、全部脱いでこないとダメなんだ・・・」
「時と場合によるけどな・・・。こんなに人数いるなら、自分で先に
脱いでくれ・・」
「わかった。次の者達に伝える。」
リカは、口へのキスは、パスすることにして、肩から胸へと
キスをしていった。
(ん~~~・・・・ちょっとなーー)
「おい、」
「な、何?」
「もう一つ、後のやつに伝えろ、シャワー浴びてこいってな」
「あ、ああ・・・あ・・・」
すでに気持ちはうわの空という感じの様子である
(ダメだな・・・。舌使いより、指テク優先で行こう・・)
リカの指が相手の身体の上をしなやかに動く。
唇をかみしめ、必死にがまんしている様子の男に声をかける。
「がまんするな、声を出せ。身体に悪いぞ」
「あ・・でも・・・え・・・あ・・・」
「身体から、力を抜け。俺は初めてのやつにも慣れている。痛くないように
してやるから・・・」
リカは床に脱ぎ捨てた、スーツの内ポケットからクリームを出し
(なぜ、そんなものが入っていたのかは、不明・・・)
相手の固く閉じられた場所に塗りつけ、痛くないだろう?と
言いながら、ゆっくり、入って行った。
1人目、終了。
2人目は、リカが危惧していた通り、シャワーは浴びてこなかったようだが
顔がリカ好みだったので、キス中心で、愛撫していった。
「あ・・・こんなに・・・気持ちいい・・・ものだったなんて・・」
「まだ、こんなものじゃない」
リカは耳元でささやいたあと、舌での愛撫を続け、相手の秘部を
広げて行った。ゆっくり、押し入ると腰を動かしながら、相手のモノの
中身も放出させた。
2人目終了
3人め。
(この男もわりと好みだ・・・。エリ王は、兵士を顔で選んでいるのか?)
もう、リカは相手がシャワーを浴びたかどうかなど、気にならなくなった。
さすが、鍛えられている肉体に舌を這わせているうちに、
何となく、ワタルを思い出した。
つい、ワタルを抱いている気分になり、激しく貫いてしまい
相手の悲鳴に近い声が聞こえ、あ、しまった・・・と思ったが遅かった
ゆっくり、抜こうとすると相手の腕がそのリカの動きを止めた。
「痛かったんだろう?一度、抜くよ」
相手が激しく首をふる。
「いいのか?」
ゆっくり、うなずくのを見て、リカは動き始める。
(やさしく・・・やさしく・・・相手は、初めてなんだ・・・)
相手が急に反り返った。
3人め終了。
4人目。
早くも、リカは飽きてきた。早く、終わらせよう・・・。
いまさらだが、どうして、こんな事になったんだ・・・。
リカは、なめらかに、指を動かす。
荒い息をしながら見つめるその兵士と目があった。ここぞとばかりに、見つめ返す。
(ああ・・・)
兵士は、ますます息づかいが荒くなり、もうがまんできない・・とばかりに声をあげた。
クリームを塗り、ゆっくり、ほぐしていた、その秘部を貫く。
4人目終了。
5人目。
舌と指、両方で激しく攻め始めた。
相手の激しく喘ぐ声で、ああ、初めてのやつだった・・・と思い出した。
何人やったか、忘れそうだ・・・。こいつが終わったら、正の字で、
回数をメモしよう・・・。
貫いて、腰を動かしつつ、相手との身体の間に相手のものを
挟み込んで、こするように動かした。
相手はイクと% 93ッ時に、気を失い、動けなかった。
リカも、そのまま、倒れ込みそうになったが何とか押さえた。
5人目終了・・・。
¢¢¢¢¢¢
こんな調子で・・・あと、15人・・・書けるかしら(ため息)
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レスです No: 4223 [返信][削除]
投稿者:あお 02/04/03 Wed 19:21:30
0番様 私も、投稿したあと、あら、ぶんちゃんを呼び捨てにしちゃってるみたいと、思ったんですよーー。
20人、ぶんちゃんがいたら、3角関係も解決?いや、もっと大変になるか・・・。
♪あっかどーう、すっずっのっすっけ・・・♪
歌っちゃった・・・(呆)この歌で、あってる?
K様 うたかたーーーっ!!次は、何でいくのかな。わくわく・・。
keiko様 菜の花・・・菜の花のおひたし、おいしいよね。
(失礼しましたっ!)
はつこ様 いやーー、楽しいですーー。
食堂でのワタコムとリカタニの差(笑)なんで、こんなに違う(爆)
コムちゃんとタニちゃんの持ち味の違いかなーー。
みどり様 みどり様なら、連続Hなど、いくらでも、こいっ!ですよね。
いちご様と2人で、双璧だわ。
ぶんちゃんって、幸せだなーー。
ショーコ様 お気遣いありがとうございます(涙)H描写の下手な私は、
ごまかしながら、行くことに決めました
またも、長編、考えてます?
オレンジ様 行ってしまいましたか、ぶんちゃん。
トドさんは、迎えに行くのかなーー。
白星様 エリ王に仕えてる兵隊だから何でもあるのでしょう。
タマネギ部隊って、サングラスをはずすと、かっこよくなってましたね。
らん様 20人じゃなくて、もう少し少なくすれば、よかったか・・
でも、王様を守る兵隊だから、あまり少ないのもねーー
ひかり様 トドぶんのぱらいそもどきの次は、ワタコム希望・・
わかりますよーその気持ち。でも、私の頭の中は学ランワタルくんと、セーラーコムちゃんしか、
思い浮かばない。
くーろ様 トドさん、イタリアに着きましたね。
まだ、身体は本調子ではないようですが、
ぶんちゃんの前で素直になれるでしょうか。
雪だるま様 >一度に2人づつというのはどう?前で攻めて、
>後ろから攻められて…
うわーー、すごいーー。
ちょっと、想像力が貧困なもので・・・・(笑)
私には、書けない・・・と思う。雪だるま様が何かの機会に。
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個人レスすみませんレス No: 4222 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/04/03 Wed 18:02:44
>♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様
ごめんなさい!下のレスに《様》を付けるのを忘れていました~!!!
K様を呼び捨てにするなんて…
怒らないでもっとさえちゃん書いて~~~~(涙)
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エピソードもどき…② No: 4221 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/04/03 Wed 17:54:43
かしげは部屋に帰ると内線でいずるんを呼ぶ。
「かしげさん、何か?」
いずるんがドアを開けるとかしげはソファアに座り、
テーブルの上の酒のビンに何か薬のような液体を注いでいるところだった。
(ああ、また誰かかしげさんのおもちゃにされるんだ…)
いずるんはこういう時に限って上手く使われる自分に
少し抵抗は有ったが、そのせいでいい思いもさせてもらっている。
轟組の男としては経験してて悪いことではないだろう。
「今度は誰です?」
「さすが察しがいいね、いずるん。
あのコ、この前来た ぶん…。連れて来て!」
「えっ!?ぶんさん?」
いずるんは驚いた。
「ぶんさんはボスの…」
「大丈夫さ。ちゃんと義兄さんには許可を貰ってある。
好きにしていいってさ!」
いずるんもぶんには少し興味があった。
始めてきた時の不安で儚げな表情が目に焼き付いて離れない。
(なんか構いたくなってしまう人だよな…)
毎晩聞こえる、トドに抵抗して暴れている声や物音。
そして静かになった後にかすかにきこえてくる喘ぎ声。
(ボスがあんなに執着しているのだから、これは儲け物かも知れない!)
「解りました。行ってきます。」
いずるんはどこでもキーをくるくる回しながら、ぶんの部屋へと向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ノルさん…嫌だよ…助けて… 早く迎えにきて…」
ぶんは枕に顔を埋めてかすかに嗚咽を漏らしていた。
昼間は極力何も考えずに、時間が過ぎていくのを只じっと待っているぶんだが、
トドに抱かれた朝はやりきれない自己嫌悪感に苛まれる。
感じまいとしても反応してしまうこの躰が疎ましい。
トドにイカされるぐらいなら死んだほうがマシだと思いながらも、
最後にはトドの腕の中で達してしまい、声まで上げる自分が情けない。
最後まで拒むことが出来ないで受け入れてしまう自分に恐ろしさを感じる。
「ノルさん、僕はいったいどうなってしまうの?」
トドは日に日にぶんの部屋に居る時間が長くなっている。
始めは事がすむと、捨て台詞を残し自分の部屋に帰っていったトドだが、
最近では朝までぶんの部屋に居ることさえある。
ふと見上げると、とても優しい眼差しでぶんをみつめている。
が、目が合うとトドは、そんな穏やかな雰囲気を打ち消すように
わざと乱暴に愛撫を始め、無理矢理ぶんに押し入って来る。
一瞬見えそうになるトドの心は再び冷たい黒い扉の向こうに閉じられ、
そしてぶんは深い暗闇に突き落とされる。
今朝もトドは朝までぶんの部屋に居た。
「ノルさん…」
コンコン!
「…!!」
ドアをノックする音にぶんは身を硬くする。
カチャ
ドアが開いた。
「鍵もかけずに… あなたのような人が鍵もかけずに寝るなんて
(しかも裸で…)ここでは自殺行為ですよ。」
いずるんが妖しい微笑を浮かべぶんのベッドのに近づく。
ぶんが慌てて起き上がる。
泣いていたのを悟られたくなくて、急いで腕で涙をぬぐうと
いずるんを睨み付けた。
「それ以上近づくな!」
「おお、恐。大丈夫ですよ。何もしません。
かしげさん、ボスの義弟ですけどね。彼があなたを呼んでいるので
お連れしようと思って。」
「かしげ?」
「シャワー浴びられますか?ボクここで待たせて貰います。」
いずるんの意味ありげな微笑みにぶんは顔が熱くなるのを感じた。
「くっ!」
ぶんはシャワールームへ飛び込んだ。
鏡に映る自分の姿を観て思わず目を逸らす。
白い体のあちこちに薔薇の花びらのようなトドの印が刻まれている。
このまますべて洗い流したい、自分も融けて流れていってしまえばいいのに!
再び涙があふれてきた。
熱いシャワーの湯に頭から打たれた。
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エピソードもどき… No: 4220 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/04/03 Wed 17:52:02
しばらく出て来ないようなこと言いながら、舌の根も乾かないうちに
またまたやって来てしまいました。ごめんなさい。
この前はぶんちゃんがあまり出せ無かったのでチョット心残りで…
さえちゃんvsぶんちゃんはそのうち書きたいと思うのですが、
全く関係の無い物を…
ぶんちゃんが轟組に来て間もない頃のお話です。
以前こういう設定があったのを拝借して、
少し詳しく(笑)書いてみました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「あっ!ねえ義兄さん!」
トドは朝、自分の部屋を出て執務室に向かう廊下で
義理の弟であるかしげによびとめられた。
かしげは珍しくニコニコと笑いながら近づいて来る。
(こういう時のこいつは何か企んでいる…)
トドはかしげには判らないように小さなため息をついて、
それでも自分に出来うる限りの優しい表情を作って立ち止まった。
「どうした?かしげ。珍しいなこんなに朝早く。」
「そう? それより義兄さん、今度星組の麻路さんの所から来た、えーと…」
かしげの笑顔ほど恐い物は無い。
(かわいい顔をしてはいるのだがな…)
「ぶん?」
「そうそう!ぶんってコ」
「ぶんがどうした?」
「義兄さんがかなり執着してるって、みんなの噂。」
かしげはトドの表情をうかがうように覗きこむ。
「知ってる?」
トドは一瞬覚えた動揺を悟られないよう、冷ややかな声で答えた。
「ほう?そうなのか。知らなかった。
が、残念だな。いつもと同じさ。ここで暮らすという事がどういうことか、
身をもって教えてやってる。」
「ホント!?ふ~ん、そうなんだー
(ククク…義兄さん無理しちゃって!僕には判るよー、強がり言ってるの。)
それじゃあ…いいでしょう?」
「ん?」
「あのコ…、ぶん。しばらく僕に貸して!」
「!!!!…(そう来たか!)」
トドはようやく手に入れたぶんに確かに夢中だった。
ぶんは未だ諦められないのか、トドが抱きに行く度逆らうのを止めず、
押さえ込まれ、着ている物を剥がされるまで、ありとあらゆる抵抗をした。
可哀想だとは思うが、いつも乱暴に抱いてしまう。
ぶんの唇や肌に触れ、体が一つになった時の今までには無かった安堵感と充実感に、
ついぶんの気持ちなど考えてやる余裕を無くしているのだった。
「お前の手に負えるようなタマじゃ無い…。」
一応抵抗はしてみる…。
「大丈夫!そりゃあ僕には義兄さんみたいに力はないケド、でも
その分色々考えて用意してるから…。
それに僕に逆らえる奴なんてこの轟組には居ないさ。
逆らえば後悔することに成る…。
それとも義兄さん、やっぱりぶんを手放したくないの?」
「そ、そんなことは無いさ。
大丈夫なら好きにするがいい。」
かしげの見透かしたような微笑みに、ついムキになってしまう。
(轟組の組長たるもの、一人の男に溺れてどうする!)
この強がりな性格は治せるものではない。
だが、そうで有ればこそ、轟組をここまでにすることが出来た。
「オレは仕事がある。もう行くぞ。
ぶんは部屋に居るだろう。あいつも退屈だろうからな。相手してやれ。」
「ありがとう、義兄さん!それじゃ遠慮なく頂くね!」
かしげは、振り返ることなく執務室へ急ぐトドの背中に大きな声で呼びかけ
右手をブンブン振った。
(義兄さんの溺れた躰、味わわせて貰おう。)←いちご様台詞借ります。
かしげは足取りも軽く自分の部屋に帰っていった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ンでもってお礼レス
>ぽん様
朝○ちはそうか…小さいほうがねぇ…ありがとう!勉強になりました。
替え歌カラオケシリーズ続くんでしょう?
>keiko 様
レスありがとうございます。また舞い戻って来ちゃいました。
>あや様
私にも悠先生のお衣装セット一つ送ってくださいませんか?
ところでお顔はどこをクリックすれば見れるのかしら???
>あお様
20人、20人、20人、20人…(以下延々とつぶやく…)
一度に2人づつというのはどう?前で攻めて、後ろから攻められて…
(キャーなんて事を私…)ハーケン大佐好きでした~
>836番
呼びかけて下さってありがとう~。出て来ちゃいました。
>0番様
そうですね。みんなここが大好きなのですねぇ。雲の上といえば天使?
でもきっかけを作って下さった0番様はやはり神様?
俺様あさこちゃん好きです。
>ショーコ様
続けて書いてくださってありがとうございます。
乗って遊ぶ…勿論ここではそういう意味でしょう…(^^; えっ?違うの?
でもシーソーは2人とも乗りたがりそう…
>らん様
お言葉ありがとうございます。浮かんではいても文に出来ませぬ(;;)
>R20様
優しいお言葉…雪(だるまだろ!)は しあわせで御座います。
>ベン様
風共観劇羨ましいーーーー!!!!どうしてこっちではしないんだぁー!
>♪ノルXぶん親衛隊♪ K
続きじゃ無いけど書いてみました~。これもK様の影響です。罪なお方…
>オレンジ様
また私を泣かせる…
トドさんが朝日の中に立っている姿が目に浮かびます。
5角関係!?よろしくお願いしま~す♪チュッ♪
>ひかり様
何気に作家様たちに宿題をなげかけるなんて、ひかり様ナイス!
>はつこ様
次から次に面白いのがよく浮かびますねぇ~羨ましいー!
>白星様
もっと読みたいなんて言って下さって有難うございますぅ~(涙)
ベルばら以来さえちゃん観てないので、星組公演始まったら
もっと妄想してみます。かよちゃんにも会えるわ。(関西人)
>♪HT♪ 様
さえちゃんがベッドで殺るのは以前誰かが書いていたような…
でも安心しないでね。何が何でも2人をベッドに!
素敵な夕立ち書いている♪HT♪ 様に比べ、雪だるまは朝○立ち…
>いちご様
すぐ出てくる私…(勿論いちご様の言うことは何でもききます。)
ぱらいそごっこ面白すぎ!
>みどり様
最長エッチは進んでいますか?目薬買ってきて備えていますのよ~ん。
「犯られ殺し」…やっぱりヤリながら殺るんだろうと… ネエ?さえちゃん!?
>くーろ様
すごい!本物の小説読んでいる気分です。
あなた様の後に投稿する私…バカ!
>管理人様
いつも陰ながらきっと沢山手助けして下さっているのでしょうね。
本当にありがとうございます。なんの力にもなれませんが、カウンターだけは
回し続けていきます。ありがとうございます。
レスしきれなかった皆様ごめんなさい。もちろん作品はいつも楽しく
読ませて頂いております。
ロム専の方々、是非一度書いてみては?ハマリますよ~
(ロム専に戻れ!と中華なべが飛んできそうだ…)
--------------------------------------------------------------------------------
再び出会う時(3) No: 4219 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/04/03 Wed 16:46:02
4217はなんだか2重投稿になっちゃったので削除です……無駄使いして済みません。
***
ホテルまでの道の間、トドさんはほとんど黙っていた……
「体の方はいかがですか?」
「ん、大丈夫だ……」
「すみません、勝手なことをして……」
「………」
「………」
「お前が気にしなくていい。どうだ、少しはイタリアを楽しんだか?」
「はい、おかげさまで。あちこち見せて頂きました。」
「明日は、少し速めにコムと二人で私の控え室まで来てくれ。例の、イベント用の衣装が
きているから、仮縫いだ。」
「あっ、はい。」
「………後は、ないな?」
「…あの、ブンの事は?」
「ノルに任せてある」
トドさんの返事は早過ぎた。用意してあるって事は、違うって事だ……
でもここで俺が何を言ってもトドさんは否定するだろうし……
「明日、何か手伝うことはありますか?」
「いや、コレクションのスタッフが来るからいい。」
「トドさん、ホテル着きました。」チー坊の声が遮る。
「じゃぁ、車で待っていれば、チー坊が送るから」
「いえ、部屋まで……」
「なんだ、お前達のより豪華な部屋をみたいか?」
「トドさん!」
「冗談だよ。じゃぁ、行こうか……」
ホテルからドアマンが飛んでくる。フロントからも人が出て来て、荷物を受け取り、
支配人らしい男が、入り口で待っている……どこでもそうだが凄い受け入れ体勢だ……
俺は唯、トドさんの側にいるだけ……
「……ワタルちょっと支えてろ……」
そう突然いわれて、トドさんの顔を見ると、熱っぽい顔をしている……
俺はそれまでちゃんとトドさんの顔を見ていなかった……
額に手を置くと、熱がある!?
「熱があるじゃないですか」
抱き上げようとする俺を、制して
「いいから、後ろから支えてろ、歩いて入る!」
「……解りました……」
『熱が引いただけだから、気を付けてくれ』とリカに言われたことを今まで忘れてるなんて
どうかしてた。っと俺は猛反省をした。
支配人に挨拶をしている姿は、さすがに堂々としている。
ふっとトドさんが振り返り、俺はトドさんをそれとなく支えながら部屋へ向かった……
***
俺は、ブンを1人にしたことを後悔しながら、部屋へ飛び込んだ。
コムがうろうろと部屋をいったり来たりしていた。
「ああ、ノルさん良かった~」
「悪かったな、ブンはどうしてる?」
「やっと落ち着いたとこです。ノルさんが居ないって騒いだら熱があがっちゃって、それで、
あの、お医者さん呼んでもらって…注射してもらって……」
「そうか、悪かったな。ちょっと様子を見てくるよ。」
寝室の扉をあけると、カーテンを締めて暗くした部屋のベットに、うつ伏せになって寝ている
シルエットが見える。
そっと近付くと、さんざん泣いたのか、まくらがまだ濡れている……
側に行って、涙と汗で頬に張り付いた髪をすくってやる。
「ブン、悪かったな1人で置いていって……」
俺は、さっきトドと交わした会話を思い出していた……
***
っと、ここまでくれば、肝心の二人がもう一回会えるかなって感じです。
--------------------------------------------------------------------------------
再び出会う時(2) No: 4218 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/04/03 Wed 16:42:28
**
そういえば、トドの部屋は……っと、運転しているチー坊に聞いた
「チー坊、トドは部屋はどうした?」
「あ、……ハイ。……主催者側で用意頂いていマス……」
「どこ?」
「チェントラーレ(中央駅)のそばの、……エクセルシオール デス。」
「俺達のホテルから離れたね。」
「遠い方が、明日のショーの後の打ち上げやらのゴタゴタに巻込まれないで済みますから。」
「そうか……」
見なれた風景が後方へ飛ぶように消えていくのを眺め、もうじき市内に入ろうという頃、
トドが目をさました。
「ん~、悪い。飛行機でさんざん寝たのに……」
「熱を出してたんだって?」
「あ、ああ……鬼のかく乱ってやつだ……フフッ……」
「先にいうなよ。……お前が熱を出したら、ブンも熱を出した」
「えっ」
「ああったく……、でもな、あいつはもう俺のもんだ。今度はお前が先に手を離した……」
「あ、ああ……」
そのまましばらく黙っているトドを俺は見続けていた………
「あのな」ゆっくりと、トドが口を開く。
「ブンはその感覚が抜けないと……あいつは長生き出来ないんじゃないかと思うんだが…」
「なんだと!?」
「だからさ、あいつは自分がお前の物だとか、俺のところに人身御供のように送られて
人質だとか、精々俺の愛人だとか、そんな風にしか自分の事を思ってないだろ……。
もう少し、自分自身を愛するというか、己自身を持って生きるって事を考えないとさ、
俺達はこういう世界だからさ………、何時どうなるか解らないし……
その先に、あいつを残しては逝けないから…いっそ……とは思いたくないじゃないか。
俺らはさ、色々あって自分で覚悟を付けて今までやって来てるから、何が起きてもそれ
なりの覚悟はあるし、そのつもりだ。お前も、抜けたとはいえそうだったろ?
俺は、自分の事は何時でも覚悟はしてるさ。今も日本じゃ切迫した状況で、こんな体調
じゃぁっということもあるが、まあ、うちにはリカもワタルもいるからな……組の事は
心配しない。だが………」
こいつどこまで俺の先を行くつもりなのか……
「だから突き放したっというのか?」
「……ん、まぁ。側においておけば、守りたくなるやつだしな…ま、守られてると思える
ような扱いはしてやってないが………」
「それを俺にいうって事は、俺からあいつに言えってことか?」
「…………お前の方がいいだろ……言い方も上手いし…タイミングをはかるのもお前の方
が長けてるしな……あいつはお前に逢いたがっていたし。お前が一番だからな……」
「誉められてる感じはしないな。使いっぱしりをさせるきか。」
「いや、姫を守る栄誉を騎士に与えるって所だろ。」
「ふんっ、いってろ……」
しばらく会話の途切れた車内は静かだった……
**
「そういえば、クレモナの今時分はどうだ?」
「田舎だからな、のんびりしてるし、ヴァイオリン以外たいした名物はないが、俺にはいい
所だ。」
「そうか……。」
「お前が別荘を持ってる、コモ湖畔もいい所だ。」
「………あそこは……そうだな、いい所だった。」
「だったって、お前……」
「ああ、着いたな」車が止まり、ホテルの前にワタルが立っていた……
「ボス、ワタルさんに連絡しておきました。ノルさんすみませんが交代して頂けますか?
ブンさんが、起きてさがしていらっしゃるそうです。」
「ああ判った。トド、俺は、何も約束はしないからな。」
「明日は一緒に見るのか?わざわざこの時期にここにいるって事は、そのつもりだろ?」
「見せてもらうさ、お前の駄作を見たところでどうなるって物でもないと思うが」
「そうだな、だから思い出すまで見せる気はないと言ってあったのに、チー坊と、ワタル
に任せた俺がばかだったよ。」
「ああ言えば、こういうのだけは変わらないな」
「おたがいだろ!さぁ、変わってくれ。打ち合わせをしてホテルに行きたいんだ。」
「ああ、あばよ」
俺は、何か後ろ髪をひかれる思いで車から離れがたかった……
ワタルが心配そうに立っていた。
「何をあいつに隠していたところで、まるでばれてるらしいぞ……」
っとワタルに釘をさしておいた。
ワタルも指示通りでないことを気にしているのだろう
「わかりました。ありがとうございます。それよりもブンをお願いします。ちょっと
パニクってるので、コムも手を焼いていますし……」
「やっぱりおいて出るには、まだ早かったか……」
ともかく俺は部屋へ走った………
***
昨日は風共組が何人か月組さんを観たそうですね。
こちらの面々が舞台と客席に揃うことがあったら~~きゃ~~ですが。
どうなんでしょうね。
--------------------------------------------------------------------------------
再び出会う時…(1) No: 4216 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/04/03 Wed 16:40:43
ああ、もう風共組も東上ですね。急がなくちゃ~~って気合いだけ。
長いです。すみません、連続でいくつか行きます。
題名と、文章の区切りを変えたので4213は削除しました。
***
到着ロビーにチー坊と二人でトドを待つ。
もうとっくに飛行機はついているのに、まだ出てこない……
「まったく、何をしてるんだ……」言う必要の無い言葉がつい口から飛び出す……
しかし、やっと現れたその姿に俺は驚き思わず駆け出していた……
だが、奴は車椅子にむすっといつもの表情をして座っていた……
車椅子を押しているのは空港の係員のようだ……何かもめているのか、トドは大きな声でやり
取りしている……
税関を出たところで、俺は目の前にたった。
トドが『迎えが来たようだ』っと話し、握手をして係員と別れるのを呆然と見ていた、
車椅子を離れたトドは、すっと俺の前に立った。
「何でお前がここにいるんだ。」
「迎えにきてやったのに大層な口の聞き方だ。」
「チー坊が来ているはずだ。お前はここにいる筈では無い。」
「きさまと話をつける為にきたんだ。」
遠慮の無い会話がかわされる。チー坊が何時の間にか隣に来ている。
「お疲れ様デス。まずホテルの方へ御案内シマスカ?」
その言葉を聞いて、トドの表情に疲れが出ているのを知った……
「そうだな。こいつを今殴っって喋るのを止めたところで、お前が連れて帰るなら一緒だ。
話があるなら車の中に入る間にしてくれ、ホテルに着いたら、明日の打ち合わせで、
お前達の事に関わっている暇はない。」
「俺達だけの事では無いだろう、お前も関わっていることだ。」
「なんだ、まだブンはお前を思い出していないのか。お前達の絆はその程度か」
「なんだと!っと、お前の調子にあわせる気はない。ブンは俺の事は判ったよ……」
「そうか……」それだけで解りあえてしまうっと言うのも………俺達は因果な関係だ……
チー坊が車を回して来た。さほど多く無いトドの荷物をノルがさっと持つ。
さすがに疲れを隠せず、任せて車へ向かう……
車に落ち着いて、トドは力が抜けた。やはり短時間での長距離の移動は体に負担がかかる…
「悪い、話はちょっと待って…くれ…」
呟くうちにも意識は眠りの中へ……無防備に寝顔をさらすトド………
ノルは旧友で現在はライバルとも言えるこの男の寝顔を何を思って見ているのだろうか……
**
俺達は昨日ミラノに入った。
ホテルはどうするかとチー坊に聞かれて、Hドゥオーモ(Duomo)がリナシェンテと
いうミラノでは老舗のデパートの近くでいいのではないかと答え、2部屋おさえた。
案の定、ローマでは買い物したりなかったのだろう、ブンはコムと買い物に出かけ、ガレリア
の中ものぞいて来たらしい。
両手に袋を抱えて戻り、買い物袋が散乱した部屋では、二人がファッションショーを披露し、
俺とワタルは鑑賞した。
夜は、スカラ座でバレエ「ジぜル」の公演がかかっていたので、それを観てから夕食と言うこ
とになった。
恋人の裏切りにあって、命を失い妖精になるジぜル……しかし、最後には恋人を許す……か
ブンは何を思っただろうか……昨夜はずいぶんと言葉少なかった……
その後の食事でも、余り喋っていなかったな……
イタリアでも北部へ来ると食文化が全く違うが、食べるのは食べていたか……
生クリーム主体になるパスタは、フランス料理の系統に似て重いから胃にもたれていないと
いいが……いや、その後の小羊のグリルは結構食べていたし、デザートの後のグラッパまで
飲んでたか……
今朝は、ドゥオーモ(教会)を見て、屋上まで階段を昇り、スフォルツェスコ城を含むセン
ピオーネ公園を散策し腹を減らして、昼はステーキを食べてシェスタ……愛し合って、眠っ
ているブンをワタル達に頼んで出て来た。
まだ寝ているのか…もう起きたか…
**
長過ぎると入らないのですね~初めて知りました。(^^;
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ワタル(とひかり)の願い事 No: 4215 [返信][削除]
投稿者:ひかり 02/04/03 Wed 16:21:47
作文するのも結構楽しいと思いはじめました。
でも 皆様のを読むのはもっと 楽しい!!です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある晩 ワタルが部屋に戻るとコムがクローゼットをパタンと閉めたところだった。
コムの身に付けているものは下着一枚。
コムは足の先まで真っ赤になると「おかえりなさい」も言わずに
バスルームに飛び込む。
ワタルはいいもの見せてもたったなと バスルームに声をかける。
「コムー。俺も入っていい?」
「ダーメ。」
「ちぇっ。なんでそんなに隠すかな。ひとりでいいことしてるんじゃないか」
ブツブツ・・・。
静かにバスルームのドアが開き、コムの上気した顔が覗く。
「!」
「ワタルさん。僕 ワタルさんの着替え手伝ってあげたいから
そのままベッドに座って待ってて」
「おう(嬉)」
髪から滴をひからせながら、バスローブをはおってコムが戻ると
ワタルがニヤニヤと手に持っているものを見せた。
「あぁー!! 座っててっていったでしょう!」
「俺も だんだんお前の性格がわかってきたよ。」
「ちがうの。これは・・・」
「お前 素直じゃないな~。ほしいならほしいって言えよ」
「だから これは僕のじゃないの」
「じゃ誰のだよ」
「・・・ぶんちゃん」
「お前たち一体なにしてんの?」
「ぱらいそごっこー!?」
「ねぇ。コムゥ。これ着てみせろよ」
「やだよ。僕は男だよ。」
「コムゥ。」
「ワタルさん 女の子嫌いじゃなかったの?」
「コムの女の子は大好き」
「お前 俺の頼みはきけなくてぶんのことならきけるのかよ
俺とぶんとどっちが大事なんだ!」
コムはあきれ果てて、冷静な目でワタルを眺めた。
「あのねぇ。相手はあのぶんちゃんだよ。
断れる人がいたら僕は是非お目にかかりたいな。
上目づかいで・・・あーんなことや こーんなことをされて」
たしかにぶんがそうしたいと思ったら 誰にも止められるわけないなと
思いあたるワタル。
「で、どうしてお前がこのセーラー服もって帰ってきてるの?
え?クリーニング?
お前なにかされたのか?
・・・えぇっ!見てただけでイッちゃったー?少年じゃあるまいし」
そんなにスゴイのか。ぱらいそって。
「ぶん。入るぞ。」
「どうぞ。」
「近頃 トドさんとはどうなんだ?」弟を気遣うような優しい目。
「あぁ。その節はどうもご心配おかけしました。」 >オレンジさま いちごさま
(新たな嵐の予感なんて言えないよな) >オレンジさま
「いや。お前がしあわせならいいんだ。
で、・・・コホン。あの ぱら・・・」
「みなまで言わなくても いいよ。 ワタルもやりたいんでしょ。」
ぶんは なにやらPCをたちあげるとキーを叩きはじめた。
「ワタル作家さんはのりやすいから書いてくれるかもしれないよ」
(どなた?)
「で、肝心のコムはなんて言っているの?」
「まとぶんとかよこがするならって」
「それはどうかな・・・」
「だめなら アサコとオサだって」
「僕には どうなるかわかんないな。
でも りかさんにはことわりをいれといてね。」
「!!なんでりか?」
「なんでって 最初はりかさんからはじまったんじゃない」
「セーラー服のりか・・・」
ふらふらと廊下に出て行くワタル。
その背中にぶんは呟く。
「りかさんのところは 今 みんな壊れてるからな・・・」
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またまたお邪魔します No: 4214 [返信][削除]
投稿者:ひかり 02/04/03 Wed 16:15:42
あたたかいレスありがとうございました。(嬉し涙)
>はつこさま 酔っ払いワタルいいです。ワタルくんかかわってくる人に
合わせて七変化ですよね。
>オレンジさま トドさんかっこいいです。クールなトドさんにもお会いしたかったです。
>雪だるまさま 完なのですか?さえちゃん妖艶すぎて・・・
>Kさま ショートストーリーも楽しいです。いろんなものが読めて幸せです。
>白星さま 横暴なワタルくん読むとちょっと嬉しい。
白星さまのかよまとも大好きです。かよまと書く人少ないので是非続けて下さい。
実は 私 星の新公を見たことがなくてかよこちゃん ちょっと印象うすいのです。
だから 今度の星組公演で一番チェックだなと楽しみにしているのです。
>ベンさま あの・・・長編はいつごろ・・・?楽しみにしていてよいのでしょうか?
>Keikoさま オサちゃんってなんて素直なんでしょう。そういえばスカイも・・・
>HTさま うーん読者のニーズをわかっていらっしゃる。で、中坊はNGで
高校生はOKなんですか?
>いちごさま さすがでございます。なにを求めても期待以上のものが帰ってくる
ようです。ますますお願いしたくなってしまいます。(変な意味にとらないで~)
>あおさま つねづねりかさんってなんでもアリなのですね。期待しています。
(なにを?)
>吉屋さま×2 ぱらいそブームですね。カギはやはりあの「お嬢ことば」でしょうか
>ショーコさま 恋人たち最終回では涙、涙でしたがやはりそこで終わるのは・・・
読者代表としてその後も読みたい!!と希望します。
それにかよこちゃんのこと ちゃんと話しあったほうがいいよ。コムちゃん。
でも かよこちゃんにはちょっかいだしていてほしいな。ワタルくん。
>ポンさま 生意気なようですが「彷徨」読んでて私もコムちゃんこういうことで
悩みそうって思っていたのです。(書けませんが)
ショーコさまのコムちゃんとあわせて なんだかコムちゃんの気持ちが
流れてきてしまって・・・。
反対にいつも予想外のことをして下さるのがりかさまなのです。
(私にとってですけど)
いつも どなたのりかさまも驚かされっぱなしです。
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ありがとうレス No: 4212 [返信][削除]
投稿者:元・文学少女 02/04/03 Wed 15:36:09
ぽん様、キャンペーンありがとうございました。
もう、ぽん様ったら、人を悦ばせる手練手管に長けていらっしゃるもんだ
から、私すっかり腰砕けです!!(^^;)
一連の作品に華を添える替え歌がもうー!きゃー!って、手を叩いて喜びの舞
までやっちゃいましたです。
0番様にも幸せをキャンペーン(0番様お名前出してごめんなさい)のご要望が出ていらっしゃるし、
風共始まるし、気もそぞろでしょうけど、ぜひぜひまた書いていただきたいです。
図々しいついでにチャッカリ<お願い>その2・
愛の四十八手(ダイレクトすぎてごめんなさい!タイトルは変えてね。)シリーズ
;わたるくんコムちゃんの様々な面をぽん様によって更に鋭く掘り下げてほしい。
とかって、ダメでしょうか?
わっ!ごめんなさい!
ドラえもんのポケットを持っているぽん様には、どんなお礼がいいでしょう?
ご迷惑でも感謝の投げキッス送っちゃいます。
次回作待ってます。
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レスで~す♪ No: 4211 [返信][削除]
投稿者:らん 02/04/03 Wed 13:54:13
>keikoさま
「抱きしめてもらって眠りたい」ってアサコちゃん可愛い♪
>オレンジさま
ぶんちゃん、行くのですね。
トドさん、お迎えに絶対行くだろうな~
>ひかりさま
ゆうかちゃん、どんどん使ってください(*^_^*)
なりきりわたる君面白いけどコムちゃんは冷静なのね
>はつこさま
マジックで書いちゃうコムちゃん可愛い~
>Kさま
極道たちの肖像・・・笑いました(笑)
>白星さま
久しぶりの野獣化したわたる君だっ!
私、何気に、野獣なわたる君も好きなのです~♪
>HTさま
レスありがとうございます^^
夕立・・素敵なエピソードですね
>ぽんさま
コムちゃんキャンペーンお疲れ様でした。
また、誰かの幸せキャンペーンしてくださいね
>いちごさま
レスありがとうございます。
悠子せんせとエマ・・・・さすがいちごさまだわっ!!
>あおさま
わ~い20人分のえっち~
>ショーコさま
お風呂の中でのわたコム繋がったままなのですね(照)
でも、幸せそうでよかった
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レスです。 No: 4210 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/04/03 Wed 13:23:14
>はつこ様
レスありがとうございます。
やはり油性マジックで書いたんですね。
しかも極太・・・・・
今度は「コムちゃん命」に絵まで・・・・
PCの前で笑いをこらえるのとても辛かったです。
そんなコムちゃんかわいくて大好きです。
ワタルくんの為にお魚を食べやすいようにほぐして
あげるコムちゃん健気ですね。
>オレンジ様
ブンちゃんノルさんのところに行くんですね。
トドさんもブンちゃんもお互いつらい日々
が続きそうですね。
トドさんブンちゃんのこと迎えに行ってあげますよね?
>ショーコ様
レスありがとうございます。
>抱きしめる、だけでいいんかい
すみません。私が大人の階段登れていないので
これ以上ことは書けません・・・・・
ワタルくんとコムちゃん仲良くお風呂♪
ずっと入っているとのぼせちゃいそうですね。
>白星様
レスありがとうございます。
ケーキですか?
まだ残っていると思います・・・・・・
>みどり様
レスありがとうございます。
「アサコのシャツ」気に入っていただけて
とてもうれしいです。
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昼食… No: 4209 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/04/03 Wed 07:42:37
注:ショーコ様の素晴らしい作品の余韻を楽しみたい方は飛ばしましょう。
苦情は受け付けませ~~ん!
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ワタルがリカと昼食に入って来た。
コムとタニがそれぞれのダーリンの食事を運んでくる。
いつもなら食事の時間は忙しいので
二人はそそくさと厨房に戻るのだが、
今日は外出で少し遅い昼食になったため、
ハニー達も自分の食事を運んで来てそれぞれ隣に座る。
今日のメインは魚料理だ。
コムが自分の皿にあった魚を食べやすくほぐすと
ワタルのまだ手つかずの皿と替えてあげる。
ワタルが嬉しそうにコムの頬にチュッ!とキスをする。
目を見合わせて幸せそうに微笑むと仲良く食べ始めた。
リカが隣を見るとタニが不器用そうに、
でもおいしそうに魚と格闘している。
「リカさん?食べないの?」
「あぁ…食欲ない…」
「えぇ~~身体に悪いよ!」
「いい!お前欲しけりゃ俺のも食え!」
「本当に食べちゃうよ~~おいしいのに!」
『そこが良い所なんだけど、何だろうこの違いは…
俺、ベッド以外はこいつのオフクロのような気がしてきた』
「うまかったな!」
「ワタルさん、ご飯粒付いてるよ。」
コムがワタルの口の横に付いているご飯粒を
指でつまんで自分の口に入れている。
二人でまた顔を見合わして微笑み合っている。
「あぁ~~おいしかったなぁ~~
もう~リカさんパン以外何にも食べないんだもん!
俺二人分食べちゃったよ!」
「タニ、お前太るぞ!」
「平気だよぉ~~毎晩消耗してるもん!
今日も消耗しようね~~リーカさん!」
『俺、こいつに若さ吸い取られてる気がする…
確かに可愛いし、愛おしいんだが…』
モヤモヤした気分のまま、午後の仕事に就く。
今日のワタルの背中には
【コムちゃん命!】と
油性マジック極太で書いてあった。
唐獅子のつもりなのか
渦巻き模様の猫のような絵も描いてある…
健気と言うか何というか…
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
結局、真っ昼間っから背中見てるんじゃん!
何やってんだぁ?リカワタ…
何やらせてんだ?はつこ…
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毎日楽しいレス♪ No: 4208 [返信][削除]
投稿者:白星 02/04/03 Wed 04:01:37
R20様
ホンモノの(笑)「パライソ」も最高です~~!!
陽子様が家庭教師なんて、薫子羨ましすぎですっ!! そして淳子の心中は・・・!?
0番様
すみません・・・私の拙い話では、とても0番様を満足して差し上げることなどできませんよね・・・(泣)
でもここに来られる皆様は、私より0番様の書かれるHの方が絶対お好きでしょう・・・^^;
もう少しで終わりましたら退散させていただきますので、お目汚し、お許しを~。
ベン様
私も「野獣」の雰囲気のワタルくん、大、大好きです~~(大爆)
keiko様
わ~い! ケーキいただきます~! って、もうないですよね、多分・・・^^;
HT様
高校時代のお話、大好きです。もうぶんちゃんのペースに振り回されてるトドさん、最高♪^^;
ぽん様
幸せキャンペーンお疲れ様でした。
次回からの「0番様にも幸せキャンペーン」^^;も楽しみにお待ちしてます(爆)
いちご様
いちご様の「ぱらいそ」に、私もきゃあーーー(崩壊)
「もどき」だなんて言えない力作、最高ですっ!! トドさんとぶんちゃんの成りきり「ごっこ」世界にも、大爆笑!!
一度だけなどと言わずに、もっともっと続きを~~(ウルウル瞳・・って私がやってもダメですね)(爆)
あお様
せっ精力増強剤まであるなんて・・・^^; 用意周到すぎです、タマネギ部隊・・・(爆笑)
K様
わーい、二人ルドルフ(違うってー)^^;ノルぶん「うたかたの恋」素敵っ!
「あの言葉・・・」には・・・(涙)
はつこ様
大劇場プラハ、行かれるのですか? 羨ましい・・・私は東京までお預けです・・・。
「禁かよこちゃん状態」(爆)で、そろそろ禁断症状がぁ~~(涙)
まとぶん、ごめんよぉ~^^; 今の君の苦しみがよーくわかってきた・・・(ってそんなことと比較すなっ>自分)(爆)
オレンジ様
ついにぶんちゃん、ノルさんのところへ・・・
ぶんちゃんの心に、夜明けはいつ訪れるのでしょうか・・・。
ショーコ様
本当にすみません・・・こちらのワタルくんによーく言い聞かせておきます!
「これ以上かよこちゃんに手を出そうとしたら、恐れ多くもショーコ様に、
コムちゃんとのラブラブ話、書いていただけなくなるぞー!」って!(この方が効果ありそうです・・・)^^;
で、もちろん、まだまだ続けていただけるんですよね、このお話(笑)
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薔薇の迷路 ―― 夜明け前・4 ―― No: 4207 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/04/03 Wed 02:59:37
すみません。ちょっと修正してUPし直しました。
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「ち、が、違う・・・!!身代わりなんて・・・そんな、こと・・・っ」
ほんの少しトドの力が緩んだ隙に、ぶんはトドの手を払いのけた。
「ぼ、くは・・・トドさんに、トドさんに抱いて欲しいんだ!
ノルさんの代わりだなんて思っちゃいない!」
ぶんは、苦しそうに咳き込みながらも、強い光を放つ視線でトドを見据えた。
「本当にそうかな」
トドは唇の片端だけあげて自嘲気味に笑った。
「そうだよ!!」
ぶんは、トドの首筋に飛びつき、噛み付くようにキスをしてきた。
トドが応えないでいると、何度も、何度も、繰り返し・・・。
「トドさんが欲しいんだ・・・。欲しい。本当だよ。信じて」
涙まじりの声で、ぶんがトドの耳元に熱い息を吹きこみ、ささやきかける。
トドの両頬は、すぐさまぶんの涙にまみれて雨に濡らされたようになった。
(どうしてお前は、いつもそういう風に俺をかき乱す)
「ぶん・・・!」
限界だった。
トドはぶんを力強く抱きしめた。
それに応えるように、ぶんの熱い吐息が微妙に甘く音色を変えていく。
トドはそのまま、絡み付いてくるぶんの身体を床に押し倒した。
背中を床に打ちつけられ、ぶんは短く叫んでかすかに顔をしかめた。
「俺は俺のやり方でしかお前を抱かない」
ぶんを見下ろすトドの眼に、残忍な光が色濃く宿っていた。
「・・・わかってる。乱暴にしていいよ。して欲しいんだ」
また、挑むような目でぶんはトドを見上げる。
いつのまにか、ぶんのブラウスは半分以上はだけていた。
その胸元に手を掛け、トドは容赦なく薄い布地を引き裂いた。
狂おしいほどの激しい夜の闇が二人を包み込み、呑み込んだ―――。
翌朝、かすかな衣擦れの音で、トドは目覚めた。
朝、といってもまだ太陽は昇っていなかった。
トドはまぶたを薄く開けた。
誰もいない隣りのシーツに腕を伸ばすと、まだ暖かかった。
部屋の向こうのほうで、裸のぶんが着替えを持ってバスルームへ向かうのが見えた。
トドはまぶたを下ろした。
30分も時間を掛けずに、ぶんは手早くシャワーを浴び、身支度をしたようだった。
トドは目を閉じたまま、音だけでぶんの動きを追っていた。
ふと、物音がしなくなったと思うと、自分の身体がベッドに沈んだ。
その気配で、横になっているトドのすぐ隣りにぶんが腰を下ろしたのがわかった。
「トドさん・・・」
ささやくように、ぶんが呼びかけた。
「ね、起きてるんでしょ。返事して」
トドは横になったまま、静かに目を開けた。
ようやく薄く陽が差し始めていたが、逆光でぶんの顔はよく見えなかった。
反対に、自分の顔はぶんにはよく見えているのだろうとトドは思った。
トドの額にそっと、ぶんの手が触れた。
「トドさん・・・」
「行くのか」
「・・・行く」
小さな声で、だがきっぱりと、ぶんは答えた。
「ぶん」
「必ず戻ってくるから。迎えに来て、一週間後の土曜日の朝。約束だよ」
「約束・・・?迎えに来い・・・だと?」
ぶんの言葉に、トドはようやく起き上がった。
激昂する自分を、かろうじて抑え込み、押しとどめていた。
ぶんを見据えるトドの眼の奥に、炎のように熱いものが燃え始める。
「俺が・・・俺が、迎えに行くと思うのか。
ノルと浮気して、一週間好きに過ごすお前をか!
俺をなんだと思ってるんだ、お前は・・・!」
だんだんと声が大きくなるのを、ドトは抑えることは出来なかった。
「迎えに来るよ!だってトドさんは僕に戻ってきて欲しいでしょ」
ぶんはひるまなかった。
「それに、浮気じゃない」
ぶんも、自分を射すくめるトドの眼から一瞬たりとも視線を外さないまま、立ち上がった。
「必ず、戻るから・・・!」
「勝手なことばかり言うなっ、ぶん・・・!!」
そのまま身体をひるがえし、風のように部屋を駆け出て行ったぶんを
トドはそれ以上追いかけはしなかった。
重苦しい土曜日の夜が明け、外には朝日が昇ろうとしていた。
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続、それから。そして.... No: 4206 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/03 Wed 01:31:12
大きく開け放たれた窓の外は、真っ暗で、天には降るような星。
冷たい空気が流れ込んで来た。
ワタルは、桧作りの浴槽のあふれ出る湯に、長々と足を伸ばして浸かって居る。
上気した体に、ひんやりとした風が心地よい。
そのワタルの胸に寄りかかって、
ワタルの足の間に、やはり長々と足を伸ばして座るコム。
ウットリと目を閉じて、放心したような、コムの上気した顔が、向かい側のガラス窓に
映っている。見とれるほどに美しい。
ワタルの片方の腕はコムの胸にまわされていて、もう片方は、湯船の縁におかれている。
そのまま動かずに、ずいぶん時が過ぎたような気がする。
ワタルがつと体を動かして、浴槽の傍に置かれたミネラルウォーターに手を伸ばす。
「アッ、ヤッ...」
コムが小さく喘ぐ。
二人の大事な部分は繋がれたままなのだ。
ワタルが身じろぎすると、コムに快感が広がって、我慢出来なくなる。
「動いちゃ、やっ...」
「喉が渇いたから。」
ワタルがささやいて、コムの細いあごを持ち上げて、唇を覆う。
ミネラルウォーターのひんやりした感触が、コムの口の中に伝わって行く。
「おいしい....」
「お前も....」
結局、コムの『それとこれは別』という意見は、
ワタルと居れば『それもこれも、どこでも一緒』と言うことになってしまった。
さっきまで、ワタルに激しく愛されて、やっと開放されたところなのだ。
それでもまだ、ワタルはコムの体の中に残っていて、痺れるような快感が
暖かい湯が体を包んでいるのと同じように、コムの体を包んでいる。
「ワタルさん.....」
ウットリとしたコムの声が甘えるように呼びかける。
「うん?」
「何でもない....」
「気持ちいいか?」
「うん...ワタルさんは?」
「最高だ。」
「ずうっと、このままでいたい。」
「ミイラになっちまうぞ。」
「そしたら、ワタルさんは世界中で一番、かっこいい、ミイラだね。」
「お前は、一番きれいなミイラ....」
「でも、すごーくHなミイラ。」
コムがクスッと笑う。
「お前を他人の目に触れさせる訳にはいかないから....」
ワタルが、急にコムの華奢な腰を抱えて、動き出す。
「アッ....ヤッ、ヤメ....テ」
「もうそろそろ、お許し下さいませ、姫君。」
「ゆ、許し...ませ..ぬ」
もうその後は、言葉にならなくて。
コムの切なげな喘ぎ声とワタルの激しい息遣いが重なり、浴室にこだまして。
二人の時間があふれるほどに満たされて、ゆっくりと過ぎて行く。
*************************************
ああ、もう、ただお風呂に入ってる二人書いて何が面白いの?ってとこですね(笑)
実は、昨日UPしたのは、あれで終わりのつもりだったのですが...
どうも、続きがあるような書き方だったようで(^^;
本当は、もっと違う設定のもの、書きたいと思ってるんですが
どうしたものかと、迷っております。
どちらにしても、行き当たりばったりの私のこと。
先はまったく見えてませんが(^^;
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眠いレス No: 4204 [返信][削除]
投稿者:ショーコ 02/04/03 Wed 01:18:27
今日は、「殉情」見て来ました。昨日壊れて、壊れるとこなどないはずなのに
今日も、見事に壊れました(笑)
この分でいくと、風共の初日にはどうなってるんでしょう私(泣)
ぶんちゃん...ステキすぎる。あの着流しの立ち姿にウットリ。
キムちゃん、少しやせて、きれいだった(^^)
>らん様。えっとー、多分続かない....ような(^^;
夜桜を見ている、ミズ・ゆうか、よい光景ですわ。
>ベン様。ああー、ベン様のりかタニだ~~。この激しさが、なんともまぁ、好きです(^^)
>0番様。今日もまたすれ違いで(淋)836番様との3(ぴーーーーーっ)私だって、楽しみ(エッ?)
でもね。836番様、いないんですよね、この頃。逃げてる?(笑)
言葉遊びの天才様。題の「俺様と私」、お気に入りでございます。
「俺様」のアサコちゃんも不幸体質のオサちゃんも、二人のHも好き。
>K様。ワタルデビル、ツボでございます。それにしても、よく次から次に...
素晴らしいです。それに楽しいし。
>keiko様。≫今日はお前に抱きしめてもらって眠りたい・・・
キャー、抱きしめる、だけでいいんかい、なんて不純なことを
つい、考えてしまいます。ごめんなさい(^^;
>オレンジ様。トドさんのお怒りごもっとも。
でも、ぶんちゃんの気持ちだって分かっちゃうから、辛いです
>ひかり様。≫お前の過去は 全部 俺に会うためのものだったんだ
う~~ん、言われてみたい。
過去を気にしているコムちゃんにとってはなによりの言葉でしょうね。
>はつこ様。コムちゃんのお仕置き。なんか、可愛い(^^)効き目ありますね。
もう、ワタル君も昼間っから、なにやってんだか(笑)
>R20様。私の脳の軟化は、もうずうっと前からでございます。
諦めました(笑)
大空陽子様が、魅力的にご登場。ああ、どうなるんでしょう。
>白星様。そちらのワタル君に一言伝言。「お前、ゆうに、一回殺されて来い」
わ~~ん、本心じゃありません。だってワタルったらワタルったら(涙)
>HT様。高校生のトドさんと中学生のぶんちゃん、なんだか運命を感じますねぇ。
まったく、この頃から、三角関係の兆しが(^^;
>ぽん様。キャンペーン終了後のご予定は?何が出てくるか楽しみです(^^)
>いちご様。そうですか...優しく...。でも、あなたにはオレンジ様もHT様も
K様もいらっしゃいますわ。
って、お嬢様言葉は、難しいです、お嬢様じゃないから(笑)
いちご様のパライソもどき、二編とも、とても面白かったです。
いちご様は本当にお上手(ポッ)
>あお様。テキトーにごまかす、方がよさそう。だって、りかちゃん身が持たないわ。
それに、あお様のお体も。お大事なさってね。
わーー、あお様ファンに、余計なお世話的視線を頂いたような。
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レスまでいけないつぶやき No: 4203 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/04/03 Wed 00:58:47
すみません。今日はちゃんとレスまでいける余裕がないわー。
たしかにオレンジのトドさまバイオレンスかも。なんでだろ(泣)。
いい人だとは思うんですけどね・・・。(←見合い相手を断るみたい)
みどりさまにも、そろそろ無敵の「読み飛ばし」をオススメしておこう・・・。
でも実は、書いてるうちに、だんだんトドぶんにもハマってきてるオ・レ・ン・ジ♪
「犯り殺し」のあとは「ぱらいそごっこ」(いちごお姉さまーいろいろ使わせていただいてます♪)か。
轟組、その欲望は果てしない。
替え歌も、ひそかにブームのような?
トドぶんの高校時代(♪HT♪さまーこのころから三角関係始まってたのね)も、
ダブルルドルフうたかたごっこ(薔薇のピアス使ってくれてありがとうKさま)も嬉しい~。
なんだかひとりで、暗いもん書いててすみません・・・(涙)。ベンチぷれいのような刺激もなくて、ごめんねー。
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レスです~ No: 4202 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/04/02 Tue 23:23:30
♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様
懐かしい~~
あのベッド、一人座るだけの大きさしかないんですよね(^^;)
>キャラの上に重なるキャラが新鮮でした。
えっと、ワタル君とコムちゃんの上にリカさん?…違いますね…
あお様
キャ~~頑張ってね~~
いちご様
すんばらしい!!!現代と過去の融合ですわっ
>「あっ、あぁぁん・・・悠子せ・ん・せ・・・」
ブンちゃん素晴らしすぎ…
トドさん、乗るためにはノリますねぇ~
どうも私、真面目に書こうとしている人の邪魔してるみたいなの…
ぽん様
いやぁ~~あ!マジで終わる気なの??
じゃあ、次は「ワタルちゃんに幸せをキャンペーン」??
もう~~!替え歌のコムちゃん可愛すぎ~~
あんなのをここまで発展させて下さるとは…流石だわ!
多分コムちゃん、効き目があったと知ったら
癖になって色んな事書き出すと思うの…
「リカさんは駄目!」とか「タニ君は??」とか…
♪HT♪様
高校生トドさんと中学生ブンちゃん
良いですねぇ~~
トドさんもブンちゃんのおでこに名前書きませんか??
keiko様
もちろん油性極太マジックでございます。
気付かれないように背中に書きました。
次はお尻にも書くつもりかも…
茶々子様
さぁ!今日も元気にロムって、レスしましょう!
べん様
Hの書けないはつこには、リカちゃんはオチにしか使えない…
ごめんなさぁ~~い
白星様
かよこちゃん、良いわぁ~~~
あぁ、もう少しで観られる…
R20様
>整った鼻梁につながる涼しげな目は、内心をちらりとも覗かせはしない。
…うっとり…コロコロ表情の変わるナイスリーも好きなのよ私…
オレンジ様
もう、ねったんに申し訳ないやら何やら…
でも、ちょっとは好感度アップしているかしら??
…無理か…
0番様
…で、次はどうなります??
(終わるなんて聞こえませ~~ん)
--------------------------------------------------------------------------------
限定レスでごめんなさいレス~ No: 4201 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/04/02 Tue 22:44:10
限定レスで本当にごめんなさい。でも他の皆様の力作ももちろん全て楽しく読ませて頂いています。
>>いちご様、
>先輩はお止めになって
そうよね、やっぱり先輩じゃなくて先生だわ。「お師匠は~ん!!!」
ところで、トド&ぶん「ぱらいそ」私もやりたかったんです~。でも私が書いたドラフトは凄く
生々しい女X女話になってしまって、ここの板から出入り禁止になりそうな内容だった
ので投稿できませんでした。いちご様が「ぱらいそ」UPして下さって嬉しい(感涙)。
>>♪HT♪様、
いちご様に続いて学生話やって下さってありがとう。もう、こういうのが読みたかった
デス~(うっとり)。やっぱり♪HT♪様、いちご様のお二人は私の師匠だわ!私もいつか
学園話書きたい~。でも学生だと濃厚なHシーンが書けないから(書いたら恐いよ(^^;;))私はやらないかな(爆)?
>>雪だるま様、
さえちゃんってベッドの上で殺るのね。「犯られ殺し」?新鮮な響きだ。ねっ、0番様!?
>最長連続Hシーン!?それってみどり様かいちご様しか…
私のは、NY番外編でたった五話しか続けてやってないです。字数にするとわずか一万字弱の
可愛いもんです。 いちご様のもいつも濃厚で素敵(な描写)だけど、長~い連続Hはなかったと
思います。やっぱり最長はパナマ様かな・・・。よーし、頑張るぞ~! <-はて、何を頑張る気だ?
ところで、ハリウッドダイエットって効果ありますか?
>>♪ノルXぶん親衛隊♪ K様、
いちご様、♪HT♪様に続いてK様までトド&ノルを!どうしよう、私もやりたくなっちゃう~!!!
「ぱられる」がいつかこの板の本流になったりして・・・(爆)。
>>オレンジ様、
お宅のトド様、ぶんぶんを床に叩きつけるほど力任せにはね飛ばさなくってもいいじゃない。
失礼しちゃう、プンプン!ドメスティック・バイオレンス絶対反対!!!
・・・・はっ、これはもしかして、こうやってぶんぶんの気持ちをノルさんの方に
向かわせようと言う作家の陰謀か?
>>あお様、
>こういう設定で、話を考えようと思うたびに、ネタのくわしい勉強をする(以下略)
だって知ってることの範囲内だけでお話を書いちゃうと、いつも同じ内容になってしまうん
ですもの。 Hと同じでマンネリは避けたいのです。特にウチのキャラはあれこれ要求激しいし(笑)。
ところで、リカ様20人もお相手して大丈夫かいな?と言いながら続きは楽しみにしている私(爆)。
>>0番様、
>トドぶんのバレンタイン、私書きましたよ(笑)
いや~そうでしたよね。2/13の投稿だったので勘定に入れるの忘れてました、ゴメンナサイ(平謝りっ)!
お話の内容、とってもトド&ぶん&ノルらしくて大好きでした。
>>ぽん様、
ワタ&コム ラブラブ話、堪能させて頂きました。やはりこれはこの板の王道ですね~。
>>keiko様、
超亀レスごめんなさいっ、でも好きな作品だったからコメントさせて。
「アサコのシャツ」のオサ&アサとっても可愛かったです。いいですよね~、この二人のキャラ!