1人でお散歩 No: 4200 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/02 Tue 22:43:38
『今日もアサコ遅いのかな?』
アサコが仕事に行ってしまいちょっと
つまらないオサちゃんベランダに出て外を見ています。
「お天気いいのに部屋にいるのつまんない・・・・・
そうだ。久しぶりに白鳥見に行こう。
まだ白鳥いるといいな~」
さっそく外にでかける準備を始めます。
《アサコへ

白鳥のいる池に行ってきます。

オサ》
机にメッセージを置き部屋を出て白鳥のいる
池に向かいました。
1人で庭を歩くことが滅多にないオサちゃん
周りを散策しながらのんびり歩いていると
菜の花畑を見つけました。
「わ~。菜の花いっぱい♪ きれい・・・・
アサコにも見せたいな~」
オサちゃんしばらく菜の花を見たあと池に向かいます。
池に着くとさっそく白鳥を探します。
『見当たらない・・・・・
もうどこかに行っちゃったのかな?』
キョロキョロと辺りを見回すと遠く離れた場所に
2羽寄り添って泳いでいるの白鳥を見つけました。
『いた~。2羽一緒にいる♪』
オサちゃんは静かに座り白鳥を見ることに・・・・・
白鳥がオサちゃんに気づきそばにやってきたので
「こんにちは。遊びに来ちゃった
いつも一緒だね」
白鳥もオサちゃんに首をさげて挨拶しているようです。
しばらく白鳥を見ていると
「オサ!」
誰かに呼ばれ振り向くとアサコが立っていました。
「アサコ?どうしたの?仕事は??」
「仕事を早く切り上げて部屋に戻ったらお前いないし・・・・
机のメモを見て来たんだ。」
「迎えに来てくれたの?」
「道に迷ったら困るからな」
「もう・・・・道わかるから迷わないよ。
 あのね、白鳥を見たかったの・・・・」
「そうか・・・・」
「うん。白鳥僕のこと覚えてくれてたみたい。
 僕のそばに来てくれたよ」
「良かったな」
「うん」
「さっ、そろそろ部屋に戻ろう」
「そうだね・・・・白鳥さんまたね」
オサちゃんは白鳥に手を振り池を後にしました。
邸に戻る途中・・・・
「アサコ。お仕事まだ忙しい?」
「う~ん。もうすぐ落ち着くと思うけど・・・」
「ほんと?お仕事落ち着いたら一緒に出かけようね
 あのね。菜の花たくさん咲いていたの♪」
「菜の花か・・・・・
 仕事落ち着いたら見に行くか?」
「うん。一緒に行く!!」
「じゃ、頑張って仕事片付けるからな」
「うん。指きり」
2人は指きりして部屋に戻りました。





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目覚め… No: 4199 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/02 Tue 22:30:22
胸元のしめったような空気に目が覚める。
ワタルの唇がちょうど胸の突起を愛撫するかのようにそこにある。

コムがワタルの頭を、ワタルがコムの腰を抱き込むような形で
ふたり抱き合って眠っていた。

眠りの中の少し熱い息がコムの胸をくすぐっている。
身体の奥が熱くなるのを感じて、コムが身体をずらそうとすると
腰に廻っていたワタルの手がコムをさらに引き寄せた。
無意識の中で少し動いたワタルの腿がコムの膝の間に割って入る。
コムの身体がさらに熱くなる。

たまらずにワタルの頭を抱いていた手に力が入ってしまった。
目を閉じたままのワタルがおはようと静かに口を開く。
聞き慣れた、まだ眠そうにかすれた声…
おはようと言った唇がコムの胸をくすぐった。
コムが吐息とも声ともつかない小さな声を発した。

眉を少し上げておかしそうにワタルが聞く「感じたのか?」

恥ずかしくて顔を見られたくないコムが
返事のかわりにワタルの頭をぎゅっと抱きしめる。

「さて、本日のお姫様のお望みは?優しい俺?激しい俺?」
体を半分起こしたワタルが少しいたずらっぽく、
コムのそむける顔を覗く込むように聞いた。
消え入るような声でコムが囁く「…どっちのワタルさんも…欲しい…」

ワタルが笑顔で耳元に囁く「姫のおおせのままに…」
ワタルの優しい愛撫がコムの身体をさざ波のように包み込み。
コムの身体を暖めほぐし、さらには熱くしていく。
一度目のさざ波が去った後、大きな激しい波がコムをさらう。
その波が何度も何度も引いては押し寄せる。

波間に漂うようにふたりは眠りに落ちていく。
休日の昼下がり、ふたりのまどろみを邪魔するものもなくて…

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

あぁ、オチが付けたくて仕方がない。

笑いたい方はこの下の二行を最後の一行と差し替えましょう。

休日の昼下がり、二人のまどろみの邪魔をするのは…
二人のおなかの虫だけ…ググゥ~~キュルルゥ~~

よけいだった??
ごめんなさい!失礼しましたぁ~~









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レスです。 No: 4198 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/02 Tue 22:19:42
>HT様
 レスありがとうございます。
 トドさんとブンちゃん学生時代に会っていたんですね。
 この頃からトドさんブンちゃんに振り回されていますね。

>ぽん様
 レスありがとうございます。
 ケーキ食べに来て下さいね~。
 ワタルくんとコムちゃんの替え歌
 大爆笑です。
 笑いをこらえるのに大変でした。
 キャンペーンお疲れ様でした。
 また書いて下さいね。

>いちご様
 レスありがとうございます。
 いちご様をスライスしてしまってすみません・・・
 痛くなかったですか?
 トドさんとブンちゃんのパライソごっこ
 おもしろかったです。
 ブンちゃんのセーラー服姿見たいです。
 
>あお様
 レスありがとうございます。
 リカちゃん大変そう・・・・・・
 栄養ドリンクを用意している兵士って
 一体・・・・・
 いくらタニちゃんの為とはいえ・・・・
 頑張って~。

>0番様
 0番様のお誕生日編私好きです・・・
 アサコちゃんとオサちゃんと書いて
 下さって嬉しかったです。
 俺様は捨てないで下さいね。

>K様
 レスありがとうございます。
 私らしいですか?
 嬉しいです。
 ノルさんとブンちゃんの「うたかたの恋」
 いいですね~。
 でも2人もルドルフなんですね。


 
 
 




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極道たちの肖像 その5  No: 4197 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/02 Tue 21:59:06

薔薇の散りばめられたベットに横たわるぶん。

ノルが入ってくる。
「ノルさん?目を閉じても眠れないんだ。側に来て」

ノルがベットに腰掛け後ろからぶんを抱きしめる。
「僕の大好きなノルさん」
「ぶん、静かに・・・目を閉じて」
「薔薇のピアス、森の妖精エコーの囁き、エマ・Aジェンシー、覚えてる?」
「ああ、覚えているよ」
ぶんの髪を優しく撫でる。

上田組の追っ手が別荘を取り囲む。
車やヘリの音が近づきだんだんと大きくなってくる。

「それからね、伝説のサファイア、朝の光、僕たちのあのリベルタンゴ・・・みんな好きだ」
「ぶん静かに・・・」
ベットを降りそっとぶんを横たえる。

寝顔を見つめ唇を塞ぐ。
「僕の大好きなノルさん・・・薔薇のピアス・・・森の妖精・・・朝の光・・・・
あの言葉・・・俺の命はお前の命、死なばもろとも・・・」

「ぶん・・・」

引き出しからピストルを取り出すノル。

眠るぶんに向けてピストルを構える。
(あぁダメだ・・・出来ない。ぶんを撃つなんて・・・)

震える手を抑える。

(だが撃たねば)
意を決し再びぶんにピストルを向け引き金を・・・。

ズギュ――――ン。

(待ってろ。すぐにいく)
こめかみに当てる。

ズギュ――――ン。


―フェイド アウト―


参考衣装
ノルルドルフ(T○A)・ぶんルドルフ(エリザの死の場面)





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レスです! No: 4196 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/02 Tue 21:49:23

レスして下さった皆様、ありがとうございます~。

ひかりさま
レスありがとうございます。ノルさん、私も過去形・・・かな?でも好き(爆)どちらかといえばノルXぶんとしてが・・・(大爆)。
それにイシちゃんも好きなので・・・というかみんな好きなんです。単なるミーハー(超爆)。
はつこさま
キャラの上に重なるキャラが新鮮でした。わたるくん浴槽一杯か・・・納得です!
らんさま
水くん、ゆうかちゃん桜堪能していていいな。
オレンジさま
脅かしてしまいましたか・・スミマセン。これはあまりの嬉しさに興奮して途絶えてしまった私の意識ですわ。
嬉しくて切なくて悲しくて・・・大好きです。ノルさんが出ずともしっかり浮かび上がるからスゴイ。
あのー選択を迷われた時は全てUPして下さい。見れないの勿体なさすぎですので。
>ノル×ぶん×トド×さえ×若○氏!?の5角関係を書きまくる覚悟ではあります
わーいわーい。で、しっかりここだけ頭に入りました(笑)。
楽しみにしております。
keikoさま
普通がkeikoさまらしくてホッコリしました。
0番さま、俺様と私 楽しい~!
>一番俺様あさこちゃんらしい に同感です。
べんさま
くららはもう慣れっこなのですねぇ・・・。
ショーコさま
>話すことがたくさんあったはずなのに話すことなど何も浮かばず、ただ黙って、歩く。
あーショーコさまだぁ(嬉し涙)。
836番さま
呼びかけ嬉しかったです。
HTさま
やめてー、見ないで!(恥ずかしすぎる)また墓穴掘ってしまったのね(泣)。
ただ単に前回「離さないで」に意味を持たせたかっただけなのー。
夕立ち・・・続けて下さいーーー!(パララ♪を歌うトドさん哀愁が漂って素敵。
ぽんさま
キャンペーン終りなんですか?そんなぁ・・・面白かったのになー。
白星さま
やっぱりワタルくんてば・・・。続きが気になります~。
いちごさま
ヤバッ。流しちゃえって思ってたのに(爆)。お気づきでしょうがプチッってぶんちゃんの切れ具合を真似して見たのですー(赤面)スミマセン。
学園生活読みたーい!書いて下さーい(懇願)。それから、いちごさまも設定変えようなんて思われるのでしたら、
それだけでなく元も含めて全て書いて下さい(懇願)。
パライソごっこ楽し~い。
>「・・・・・・一度だけだぞ。」
トドさんがぶんちゃんに染まってくー(爆)
パライソもどきにしても、あぁやっぱりいちご様さすがです~。
あおさま
>本当に20人ぶん、書かないとダメ?
答えはお分かりの筈ですわ!

轟組でも大ブームのパライソごっこはどうなっていくのでしょうか
私は見れない憂さ晴らし(爆)。





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個人レス失礼します。 No: 4195 [返信][削除]

投稿者:あや 02/04/02 Tue 20:53:25
曾津ニ十様・かめ乃様  お二人の了解も取らぬままいちご様におねだりしてしまい
     申し訳なく思っております。悠子先生とぶんはいちご様の得意分野では?
     とひらめきましたもので……。お心のひろ~~いお二人のこと、きっと
     お許し頂けるものと確信いたしております。

いちご様  早速リクエストに答えていただき感激いたしております。
      「パライソもどき」たいへんおいしゅうございました。
      女教師物はまた格別のお味で、濃厚でありながらもなめらかな舌触りは
      後を引くと申しましょうか……癖になる逸品でございました。
      おかわり!!
      「ぱらいそごっこ」たいへんおかしゅうございました。
      連続投稿の醍醐味に気が付けば涙が……。こんなに笑ったらまたシワが
      増えてしまいます。
      >女にしては綺麗だな。 これはひょっとしてわたくしのことですの?
      誰も知らないということはうつくしきかな。間違いでもいとうれし。






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あったかいレスね~ No: 4194 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/02 Tue 20:36:30
>茶々子様。
いえ、私はほんとに単に0番だった、というだけですので。
あまりお声をかけるだなどと仰っていただくほどのものではありませんので。
(単なる挨拶だよと思っていらっしゃるでしょうが、あまりご丁寧な挨拶を
頂くと恐縮してしまいます)

>keiko様。
ん~keiko様に比べて私のお誕生日はあまりに品がなかったかと・・・
どうしても俺様から離れられないです。

>ぽん様。
「0番にも幸せをキャンペーン」836番様とショーコ様との3(ぴーーーッ)
・・・私は幸せですけど、他のお二人が幸せかどうかは・・・

>HT様。
「トドプールから異次元へ」はい、拝借いたしました(笑)オサちゃんが
好奇心旺盛かどうかは知りませんが、うっかり過去に行かれて
キムちゃんの何番目かの相手になられても困るので、
通り過ぎてもらいました^^ゞ

>いちご様。
オレンジ様のレスで大受け・・・やはりいちご様にはオレンジ様が(感動)
ところで「めざせ禁H」って、・・・どなたが?(爆)

>あお様。
20人ぶん、書かないとダメ?
私、20人のぶんちゃんをお書きになるのかと(爆)いや、あお様の世界なら
それもありかなと思いまして。
でも、ダメ?ってお聞きになるって事は、書く気はあるってことですよね?
♪おー、がーんばれ つーよいぞ、ぼーくらーのリカさん♪




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悠淳・・・24 No: 4193 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/02 Tue 20:05:43
リカは兵士達の休憩室に入れられ、腕を離された。
その場に座りこんだリカの目の前に、何かの液体が入った瓶が数本置かれた。

「な、何だよ、これ・・・」

「あなた方の世界で言うドリンク剤とか、まぁ、体力・精力増強剤と言うかそんなもんだ・・・」

「・・・・これを飲んで、今からやれっていうのか?・・・・」

リカの質問には答えず、兵士たちは、すでに順番決めを行っていた。

「おいっ!!」

リカを無視して、刻々と時は過ぎる。

そして、リカの目の前に一人がやってきた。
「私が1番。さ、あなたの友達を助ける為だと思えば」

(・・・・タニ・・・・タニの為なんだ、これは・・・・タニの為・・・)

パニックを起こしそうな頭を何とか冷静にして考える。

「終わったら、呼んでくださいねーー。ドリンク剤は、まだまだ、たくさんありますよーー」とリカに声をかけると
残りの兵士たちはカーテンを閉めた。

「おい、何で、ベッドがすでに置いてある?・・・」
「それは、エリ王を警護する為に、常に24時間交代。仮眠用のベッドぐらいはある。」

「は、なるほどね・・・」

リカは、まず、ドリンク剤だと説明されたのを2本、飲み、
「わかった・・・・。やってやろうじゃないか・・・・」と言って、
ネクタイを緩めた。

頭の中に、タニを思い浮かべ、シャツを脱ぎ捨てると、最初の男に
向かって行った。


¢¢¢¢¢¢¢

あのーー、適当にごまかそうと思っていたのですが、本当に20人ぶん、書かないと
ダメ?





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レスです No: 4192 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/02 Tue 20:01:27
0番様  私にも、責任あるかなーー。・・・と、とぼけていられるのは、
     いつまでだろう(笑)
     あさこのお誕生日お祝い作品、おもしろかったです

ショーコ様 20人の件は、適当にごまかして、20人抱き終えた・・で
      終わりにしようと思ってたのーー。
      でも、もしかして、そういうわけにはいかなくなったのでしょうか。(どうしよう・・・)
ショーコ様のラブラブワタコムが読めて、うれしいです。

らん様   20回H?あの、ちょっと、待って・・ごまかし・・ダメ?
      夜桜、見に行って、本当に言葉通りですね。たまには、H無しでもいいですね

ベン様  2人のHをきれいと見つめるくららって、なんか、すごい。でも、きれいなんだろうねーー。

K様   ああーーー、そうかもしれない。タマネギ部隊だわーー
     ところで、ここまで書いておいて、完はないと思うのですが・・・続きーーー!

keiko様  はぁ・・20人と・・・。そうなんですけど・・
     ごまかしちゃダメかなーー(こればっかり)
     あさこ、オサちゃん手作りケーキとプレゼント、喜んでくれてよかったですね。

オレンジ様  きゃーー、ワタルくんとリカちゃんが出てる。
       ノルさんとの3角関係に悩むトドさんには、2人ともいい相談相手なのね。両腕だものね。
       話を聞いてもらえるだけでも違うんだろうね。でも、なかなか前途多難な様子。


ひかり様   あなた様の文章で、学生のレポートなんて言われたら
       私は、どうすればよいのでしょう。
       え?内容が大人?え?え?赤面・・・。

       
はつこ様   ううーー、ごまかすつもりが・・・やはり、無理?20回H。
       そりゃ、昼間に背中の文字に気づいたなんて、言えないわねー

R20様   サラに誤解されたスカイを見て、鬼畜な妄想が浮かんでくる私は
       あなたのお仲間でしょうか・・え?違う?あ、ごめんなさい。
       
ごんた様   何か書いて出ておいでよ。

白星様    そうなんです。タニちゃんの為なんです。でも、43話なんて、
       そんなに書けませんーーー。
       ところで、ワタルくんの登場がもしかして、何かきっかけに?

HT様   連続20回は、私もどうなるかわからない~~
      パラレルでも学生時代から、三角関係なのね。
      

ぽん様   コムちゃん幸せキャンペーンお疲れさまでした。
      バカップルと言われようとも、幸せならいいのよね。

いちご様   私逃げませんので、いつでも、ぶちゅーキス、お待ちしてます(笑)       
       ああ、K様が、いちご様のを・・勘違いしてごめんなさい。
      でも、ぶんちゃん派の皆様の団結力を感じましたよ。
      ぱらいそ、悠子先生とぶんちゃん版。本家に負けない、すごさです。
      















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ぱらいそごっこ トドブン No: 4189 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/02 Tue 18:57:49
「トドさん、ちょっとこのサイト見てよ。」
「ん?」
ブンに言われるまま、トドがPCを覗き込む。

「なんだ、これは?女子校?女など見たくない。」
「まあ、そう言わずに。
 今人気なんだけど、パライソっていうんだ。
 吉屋信夫さんって人が書いててさ、管理人はあやさん。
 ほら、この写真の人。綺麗な人だよねー。」
「ふむ、女にしては綺麗だな。で、これがどうかしたのか?」
「ここ見てよ。」
「なになに?『登場人物の衣装を通販でお求め頂けます』・・・
 お前、まさか・・・」
「ピンポーン!買っちゃったー。」
「・・・・・・。」
トドが溜息をついて首を振った。

「トドさんのはね、この悠子先生でぇ、」
「なにぃ!俺のだと?!!」
驚くトドに構わず続けるブン。
「僕のはこっちのエマ。赤いハイヒールってのがいいよねー。
 ちょっと待ってて、持って来るから。」

ブンがクローゼットから大きな箱を持ってきた。

「はい、これがトドさんの。」
ニコニコして箱を開けて見せる。

げっ!緑のタイトスカートのスーツ。なんだこの深すぎるスリットは!
黒の編みタイツにピンヒール。ワンレンボブの鬘・・・

「こっ、こんなもの着れるかぁーーーーー!!!!
 送り返すか捨ててしまえ!俺は着ないぞ。」

ブンがウルウルと瞳を潤ませる。

「そんな目をしたってダメだ。」
「やだー、せっかく買ったのにぃ~。
 トドさんと『パライソごっこ』しぃーたぁーいぃー!」
ブンが首を振りながらバタバタと足を鳴らして駄々を捏ねる。
「うるさい!ダメなものはダメだ!」

トドにピシャリと言われ、ブンがじとっと見る。

「いいよ、じゃあイタリアに行ってノルさんとしてくるから。」
「なんだと?!」
「ノルさんだと幸子先生だよねー。トドさんより女装似合いそうだし、
 そうしよーっと。さあ、荷造り荷造り。」

嬉々としてクローゼットに向かうブンの腕をトドが掴む。
「まてー!なんでわざわざイタリアに行く必要がある?!」
「だってやりたいんだもん。でもトドさんしてくれないし。」
「ノルだって嫌だろう、こんな格好。」
「ノルさんは僕のお願いなら何でも聞いてくれるよ。」(ちょっとウソ)

イタリアに行かせるわけにはいかん。
「く・・・そんなに・・・したいのか?」
「うん。」
ブンが大きく頷く。
「・・・・・・一度だけだぞ。」
「ほんと?」
顔がパァッと輝くブンに念を押す。
「一度だけだぞ。」
「やったあー!早速着替えよっ!」


かくして、渋々ながら悠子先生になったトド。
恐い物見たさに鏡の前へ。

あ゛あ゛っ・・・な、情けないっ。轟組のボスがこんなことでいいのか!
ん?でもまあ、なかなか綺麗じゃないか?
昔から美形だと言われていたが、これほど女装が似合うとは・・・
新たな発見だ。

嫌がっていたわりにはまんざらじゃないトド。
そこへ、ブンがクローゼットから出てきた。
セーラー服にミニのプリーツスカート。
そこから伸びた白い足の先には真っ赤なハイヒール。
前髪を切りそろえたストレートのロングの鬘を被っている。

ブン・・・かっ可愛いぞ・・・押し倒したい!

「あー、トドさんきれいじゃん。」
「そ、そうか?お前も・・・きれいだ。」
「でしょー。じゃあいくよ。成りきりスタート!!」


「悠子せんせ、エマ、お願いがありますの。」
ブンが上目遣いにトドを見つめる。
穏やかに微笑んで首を傾げるトド。
「なにかしら?」

いいぞ、トドさん、その調子!
「大学に推薦していただきたくて・・・」
胸の前で手を組み、俯くブン。
「まあ、そんなこと。おやすいご用よ。
 でも、そのかわり、わかってらっしゃるわね?」
顔を上げたブンが怯えて後ずさる。
「あ・・・わたくし、やっぱり失礼を・・・」

出て行こうとするブンの腕を、トドが掴んで引き寄せる。
「あ!なにをなさいます。」
「お父様のご希望の大学に行きたいのでしょう?
 残念だけれど、あなたの成績では無理ね。
 わたくしなら、入れてさしあげられるわ。」

すごい、トドさん。成りきってるよ。ビデオ撮っておくんだったなー。

「あの・・・わたくし、何をしたら・・・」
トドがニッコリと微笑む。
「こちらに いらっしゃい。」
トドがブンをベッドに連れていく。

「ベッドでなにを・・・?」
「ふふっ、可愛いわ。エマ。」
「あっ!」
ベットに押し倒され、スカートが捲れた。
「あ、いやん。」
ブンがスカートを押さえ、涙目で見つめる。

思わず鼻血が出そうになるトド。
なんでこいつはここまで成りきれるんだ?

「じっとして。いい子にしていれば可愛がってあげてよ。」
トドがブンに口付ける。
「ん・・・」
舌に押され、開いた唇から中に侵入した。

胸のスカーフをするりと抜き、胸元から手を差し入れる。
「はあっ・・・せんせ・・ぃ」

スカートの中にも手を忍ばせ、ブンのものをさすりだした。
「もうこんなになって・・・いけないこ。」
「あっ・・・いや・・・そんなこと、おっしゃらないで。
 エマ、恥ずかしい。」
ブンが親指を噛んで横を向く。

ぷちっ     (←Kさまより)

「ブン!!!」
トドがスーツを脱ぎ捨て、襲いかかってきた。
「えっ?!違うよ、エマだよトドさん!」
「もうダメだ!」

トドがスカートを捲り上げ、下着を剥ぎ取り、
一気にブンの中に押し入ってきた。
「あああ~~~~!!!」
抱え上げた足からハイヒールがコトリと落ちる。
「あっ、あぁぁん・・・悠子せ・ん・せ・・・」  (←まだやってる・・・^^;)


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

重ね重ねすみません・・・めざせ禁H!



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パライソもどき 悠子先生とぶん No: 4188 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/02 Tue 18:52:39
會津ニ十様、かめ乃様、  
お気を悪くなさったらすみません。(怖々)

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


授業が終了して、壇上の先生が教室を出られる。
窓の外は雨。
わたくし、雨は好きだわ。この白磁の肌がよりしっとりするのだもの。
こんな日は、あの方もこの肌に触れたいはず。
クラスメイト達の姦しいお喋りを鬱陶しく聞きながら
わたくしは教科書を閉じて鞄にしまう。

「ぶん。」
教室を出たとたん、廊下で月湖に呼び止められた。
隣には淳子も。
「なにかしら。」
「悠子先生が呼んでらしたわ。会計のことでお話があるそうよ。」
月湖が少し怪訝そうに言う。

やっぱり・・・。
わたくしから行って差し上げようと思っていたのだけれど。

胸の高鳴りを押さえ、殊勝な顔をするの。
「あら・・・わたくし、計算違いでもしたのかしら。」
「あなたらしくないわね。でもご機嫌は宜しかったから、
 お叱りになることはないと思うわ。」

もちろんよ。
あの方がわたくしを叱るなんて有り得ないわ。
有るとしたら、あの方の胸の中で、わたくしが素直でないときだけ。
とても優しく、いぢわるに、お叱りになる。

月湖とわたくしのやりとりなど、まったく興味無さそうに
静かに笑みを称えている淳子。
以前いきなり学長室の扉を開けて、あの方とわたくしの姿を見たと
いうのに、どうしてこのようなお顔ができるのかしら。
いえ、本当に興味が無いのだわね。薫子さんのほかは。
雨に思うところもあるのでしょうに、顔に出すこともなさらない。

「ごきげんよう。」
僅かに微笑んで見せ、月湖と淳子を背にする。


学長室の扉を叩くと、穏やかだけれど凛としたお声が。
「お入りなさい。」
「失礼いたします。」

悠子先生はわたくしを見て、満足そうに頷かれる。
とても美しい お・か・お。

「せんせぇ、何か?」
わかっているのにお聞きする、天の邪鬼なわたくし。
「おいでなさい。」
優しげな声に呼ばれ、上目遣いに微笑んでさしあげる。
三人掛けのソファに座られている先生の膝に、そっと腰を下ろす。
両の手は先生の首に回して。

お部屋の隅に洗面器が置いてある。
時折ぽつーん、と愉快な音がする。

「まあ、悠子先生のお部屋、雨漏りなさいますのね。」
「この学舎も古くなったということかしら。
 けれど、いい音でしょう?」
「ええ、そうですわね。」

湖のように澄んだ瞳で見つめてくださる先生。

「いつ見ても愛らしいお顔だこと。」
しなやかな指が、わたくしの唇をなぞる。
「この紅い実を食べてもよろしいかしら。」
少し小首を傾げて、困った顔をして見せるの。
「なんとお答えしていいのかわかりませんわ。」
食べていただきたいなんて、はしたないことは言えませんもの。

先生の声の調子がすこぉし下がる。
「わたくしを焦らして楽しい?」
「いやですわ、焦らすだなんて。そんな高等な手管、
 わたくしに出来ようはずもありませんのに。」

ふいに、先生の指がわたくしの耳に差し込まれる。
羽根で擽るように、指を蠢動なさる。
「あん・・・」
「ぶんさんは、ここがよろしいのよね。」
「はぁ・・・ん・・およしになって・・・」
肩を竦めて、先生の首筋に顔を埋める。
大人の淑女のかほり・・・先生がお好きだという五番のかほりかしら。
「お言いなさい。食べて欲しいと。」
「んんっ・・・あ・・・」
やはり悠子先生は、いぢわるがお・好・き。
ええ、言ってさしあげる。あなたが悦ぶのなら。

「わたくしの実を、食べていただきたいのですわ。」

先生が優雅に笑われる。
「素直なあなたはとても可愛らしくてよ。」
はにかんで見せたあと、目蓋を下ろして顎を上げる。
唇を薄く開いて。

先生の唇に、しっとりと押し包まれる。
赤い口紅が、わたくしの唇に移ったことでしょう。
わたくしの実は更に色づいて、先生をもっと掻き立てるのだわ。
ほら、口付けが熱を帯びてきた。
薄い隙間から、先生が忍び込んでくる。
「ん・・・はぁ」
ああ、どうしましょう・・・
頭の奥が痺れて、吐息が漏れてしまう。

セェラァ服の裾から、片手を手を滑り込ませる先生。
胸を覆う小さな布の上から、膨らみにお触れになる。
焦らすのは先生の方だわ。
早く背中のホックをはずしていただきたいのに。

「あ・・・せんせぇ・・わたくし・・・」
「どうなさったの?」
愉しそうに微笑まれる。
「・・・言えませんわ。」

俯くわたくしの背中に手を回し、器用にホックをお外しになった。
布をずらして、直に膨らみを包まれる。
「こうして欲しかったのでしょう?」
「いいえ・・・そのようなこと・・は・・」
恥ずかしくて、つい反対のことを言ってしまう。

「嘘つきなお口。」
指で突起を弾かれ、躰が震える。
「あぁんっ」
「あなたのそのお声、わたくし大好きよ。」

胸を愛撫しながら、先生のもう一つの御手がスカアトの中に。
膝から滑らかに腿の内側を伝ってくる。
もうすぐ触れそう・・・

先生がくすっとお笑いになる。
「あら、ここも雨漏りかしら。」
「いやぁ・・・」

ソファに横たわり、わたくしは顔をそらして指を噛む。

「あ・・・せん・・せ・・・」


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

ぎゃー!ごめんなさい!ごめんなさい!
あや様、私に書かせるとこうなりますー。懲りましたよね・・・



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長いれす、ごめんレス No: 4187 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/04/02 Tue 18:47:17
☆ロム小人様  今頃すみません。愛を感じて頂けたなんてとても嬉しく
 レス読ませて頂きました。果物姉妹とはオレンジ様と私ですよね?
 やーん、嬉しいわ(オレンジ様はどうかしりませんけど^^;)
 ありがとうございました。

☆小龍様  レスありがとうございました。>キムくんいい男になった
 から結ばれたのか、結ばれたからいい男になったのか
 言われてみれば・・・どっちかしら。あーわからないぃー(アイリーン)

☆みどり様  みどり様のトドブンラブラブストーリー、とても新鮮に読ま
 せて頂きました。なぜだろう?^^; もっと書いてー。先輩はお止めに
 なって。また穴掘らなくちゃ・・・。ってすぐ出てくるんですけど(笑)

☆ぽん様  うんうん、コムちゃんにはコムちゃんの役目がある。
 そーよねー。沢山の幸せストーリーありがとう。
 それにしてもなぜにお名前のごとくぽんぽんネタが浮かぶのか!
凄いですー。替え歌大爆笑!!!

☆雪だるま様  ちょっと待ってー!つ・・・続きを・・・ぜひ・・・
 >こんなの読みたかった>私が再び書き始めたのはあなた様が
 いたからですので、そのあなた様にこんなこと言われたら感激で
 踊りたくなっちゃう。ありがとー!また出てきてくださいね。

☆ショーコ様  あー、出てきてくれたー。う、嬉しい・・。幸せなワタコム
 やっぱりいいですねえ。ぜひ続きを!  >いちご様とHをするのが、
 好きという意味ではありません>え~、そんなことおっしゃらずに・・・
 あのー、優しくしますから。(ああ、嫌われそう)

☆K様  おもしろかったー!もー、夢まつらのノルさんの声がそのまま
 聞こえてきて爆笑でした。さえちゃんもやっぱり妖しくていいわ~
 完なんて い・や・だぁぁぁぁぁ! 高校時代続けていいの?ブンちゃん
 高校生にしてやってしまってもOK?(なにを確認してんだか・・(-_-;) )

☆ひかり様  子供の作文ですって?何をおっしゃっているのでしょう。
 完璧なレポートでございました。素晴らしい。投稿してレスして一緒に
 楽しみましょー。なおちゃん帰って来て轟組の一員になってほしいな。

☆ベン様  >お兄さま方綺麗  えーえ、さぞ綺麗なことでしょう。
 タニちゃん強いのね。りかさんが気が狂う程だなんて凄いタニちゃん!
 ベン様の大事なものが壊れなくて良かった。(^^)

☆らん様  らん様のラブラブ水ゆうか大好きです。水くんのキザッぽい
 ところがツボです。指輪にキスする水くんすってっき!

☆白星様  >お前を俺のものに  ワタルくん・・・なんてことをーー!
 ほんとにぃ~?きゃあーーー(崩壊)

☆836番様  良かった、生きてて。  >これぞ、 だなんて、うう~っ
 泣かせてくれますねぇ。ありがとうございますぅ。

☆はつこ様  え??なんでだろう。凄くないです・・・(と、穴に入る)
 お笑い系好きなのでどんどんお願いします。
 >お前の背中、萎える(爆)   ねった~~~ん、がんばれー

☆0番様  俺様アサコちゃんかっこいい!オレンジ様のレスで大うけ
 してしまいました。(keiko様との対比^^;)でもその後の0番様の
 おっしゃること、もっともでございますね。はい。

☆keiko様  アサコちゃん、このー、幸福者!いちご出してくれて
 ありがとうございました。スライスされちゃって痛かったけど、
 食べて貰えてしあわせ。

☆あお様  ブンキムにとーっても嬉しいレスを頂き、嬉しすぎて浮遊
 しているあお様をとっ捕まえて、ぶちゅーっとキスしたい気分です。
 (逃げないで!)ありがとうございました。りかさん大変そうだけど、
 楽しみ~。カットは少な目でお願いします。
 (あー、そうです。K様です。836番様どーもー)

☆オレンジ様  あ゛ーー!いちご泣いちゃうからっ!本当に泣かせる
 のがお上手だわ。過去の話しなど、さり気なく入れて下さって覚えて
 いてくれたのっと感激しました。ありがとう!薔薇棘のお礼までして
 下さって・・・あれは私がしゃしゃり出なければオレンジ様がトドさんも
 書いてくれただろうに・・・と反省していましたので、そう言って頂けて
 嬉しいです。

☆HT様  えー、便乗して下さる方がいるなんて凄く嬉しいです!!
 続けたいけど手に負えないこともありまして、続けるほど現在とかけ
 離れて行くといいますか、いっそのことブンちゃんも高校に入れて、
 別話しの学園ストーリーにしちゃおうか、とか考えておりました。(笑)
 トドブン会わせたいと思ってたんです。ありがとう!(わたしもそのうち)
 雷に照らされる美しい二人。きゃー!「片目バチッ」好きです。きゃー!

☆あや様  あや様は私のおだてに弱い性格を見抜いていらっしゃる
 ようで。「読んでみたい」なんて言われたら、書いちゃうんです。(爆)
 吉屋様方の許可は取っていないのでビクビクもんですが・・・

☆R20様  大空さんも魅力的ですね。三角関係とかなっちゃうのかしら。
 R20様の壊れ具合が楽しいです。

☆吉屋 會津ニ十様、かめ乃様
 上記のように、この度は大変失礼させていただきます。トドブンなので
 大目に見て頂ける かしら・・・と微かな期待で・・・ぺこり。
 
 

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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~二人~ No: 4186 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/02 Tue 16:59:33
夜、わずかな休憩の時間。

コムは、ベッドに横たわりながら、わたるをみつめる。

「ね、わたるさんの一番好きなものって何?」
「コム。」

「じゃ、わたるさんの一番大事なものは?」
「コム。」

「じゃあ、一番愛してる人は?」
「コム。」

「僕も!」

僕は、あなたにとっての一番。
あなたも、僕にとっての一番。

「来な。」

僕は、あなたの胸に寄り添う。
あなたは、僕を抱きしめる。

この時が永遠であればいいのに。

「わたるさん、僕たち、ずっと一緒だよね?」
「ああ。」

「死んじゃっても?」
「一緒だ。」

「地獄に落ちても?」
「ずっと一緒だ。離さない。」

「僕も。離れない。」

あなたといると、全てが満たされる。
僕の心は、いつもあなたに寄り添っている。

*************************************

本日、キャンペーン終了。

元・文学少女様 こんなもんでいかかでしょうか?いや、ダメ、と言われましても、これ以上のものは、もはや出てきませぬ(^^;)



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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~腕の中で~ No: 4185 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/02 Tue 16:55:45
うららかな春の日。わたるの休日。

わたるはベッドに寝そべってぼんやりとしている。
コムは部屋に掃除機をかけている。

コムが掃除機をしまっていると、わたるが突然後ろから抱きしめてきた。

「コム、俺の、俺のコム・・」
「わたるさん、僕は、わたるさんの所有物じゃないよ?」

わたるは抱きしめている手に力を入れる。

「嘘だ・・お前は、俺のコムだ・・」

本当は、さっき言ったことは嘘で、僕はわたるさんのものなんだ、と思う。
心も、体も、わたるさんのもの。
だとしたら、僕という存在は、わたるさんのもの以外のなんだというのだろう。

わたるさんに触れられてはじめて僕の体は生命を持つ。
わたるさんが僕の体に触れると、僕の心は幸福にふるえる。

例えわたるさんが僕だけのものじゃなくたって、それは変わらない。

「うん・・そうだね、僕は、わたるさんのだ・・」

わたるさんの顔を見ると、わたるさんは、切なそうな顔をしていた。

「わたるさん・・?ちょっと苦しいから、手、緩めて・・」

「嫌だ・・こうしていないと、お前が、どっかにいっちまいそうで、不安なんだ・・」

僕は、どこにもいかないのに、わたるさんは、時々こういう表情を見せる。

でも、僕は、わたるさんのものなのに、それ以外のいったいどこに行くというのだろう。
わたるさんのこういうところは、よくわからない。

それでも、わたるさんの腕の中で、僕は確かに幸せだった・・・



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ちょっと暑いくらいレス No: 4184 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/02 Tue 16:54:01
HT様 や~ん、高校生トドさんと中坊ぶんちゃんなんて、麗しすぎる~~!ぶんちゃん、この頃は純真そうなのに、
なぜ轟組では、あんなに大人♪、なのでしょう。

白星様 キャー!ひさびさのわたる君のご乱行ですね。王子様はいったいどこでなにをしているのでしょう?

R20様 陽子お姉さま、素敵♪ぶんちゃん、めずらしくいい人(?)ですね(笑)

K様 >「主役は俺様だ!」 さすがアサちゃん、かっこええ~!!

はつこ様 どうせ書くなら全身に・・(「耳無し○一」か?)やめちゃ、いやって、懐かしい響き・・ああ!!「愛セレ」のやめちゃ、やだ、だわ!!

ひかり様 わたる君も、なりきりごっこしたいのね(笑)。コムちゃんに本棚の陰からみつめられちゃったら、
きっとどんなお姉さまもメロメロよ♪

らん様 ゆうかちゃん、相変わらずの研究熱心(^^)。本の内容が気になります(笑)。

オレンジ様 トドさま~、そうやってあなたはますます自分も傷つけていくのね(泣)。
五角関係!?ぶんちゃん派の皆様は、やはり激しいのがお好きなようで(笑)。

0番様 >「あさこそんな年なの?」 らしいというか、なんというか・・(笑)。
確かに地雷以外の何物でもないですね。「0番(様)にも幸せをキャンペーン」!?すいません、大爆笑してしまいました。
内容は、836番様と、ショーコ様との3(ピーッ)ですか?

ベン様 久々のベン様の作品♪そうよね、タニ君、若いものね(笑)。相変わらずの激しさでうれすぃ~♪

ショーコ様 やっぱり復活してくださった(^0^)。キャー!久々にショーコ様の甘~いワタコム、続きが楽しみです。

あお様 ということは、これから20人との#$%が始まるのねっ!?がんばって書いてください(^^)。

keiko様 やったー!!オサちゃん手作りケーキ、食べにうかがわせていただきます(笑)。


はつこ様の替え歌を見て、こんなものが私の頭に浮かんでまいりました。

   轟組カラオケ大会ヨリ

♪こんなコムと良いな 出来たら良いな♪
♪あんな事 こんな事 いっぱいヤルんだぁ~~♪(わたる)

♪みんなみんなみんな、かなえてくれる♪
♪お前の体がかなえてく~れ~る~♪(わたる)

♪(ピーーー)で激しく、突きたいな~♪(わたる)
♪やんっ、こわれちゃう~~♪(コム)

♪あんっ、あんっ、あんっっ!♪
♪とっても大好き、わたる~さん~(コム)♪

【特別賞として、バカップルDE賞受賞】


すいませぬ、はつこ様・・・

あっ!!石岩鍋釜が飛んでくるっ!!
もう、煮るなり焼くなり好きにしてくださいませ・・・



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夕立ち 2 No: 4180 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/02 Tue 12:28:58
トドとぶんはまた歩き出した。
アーケード街に入る。
ガラス張りの天井に雨の打ちつける音が心地いい。

「硝子の屋根に~雨のしーずーくが~♪
零れはじけて~きらめき~になる~♪」
ぶんが澄んだ声で小さく歌いだした。

「お兄さん、この歌知ってる?
ママが昔よくピアノで弾いてくれたんだ」

(ママ?)
トドは吹き出しそうになるが、懐かしい曲を共有できるなら
ここは笑いは抑えておくべきだ。

「俺の母親はフランスで仕事をしていたからな。
その歌は子守り歌だったぜ」

「パッサージュ、パッサージュ~♪
硝子の夢よ~♪」
トドも少し掠れた声で口ずさみ、時折目を合わせては
二人で笑いあった。

(何だか調子狂っちまうな。流し目でも一発してみるか)
トドは急に足を止めてすっと得意の男殺しのテクをかます。

驚いたようにトドを見て、ぶんはふっと笑った。
「お兄さん、好きな人いる?」

(よし、来た!ノルも好きだがここではむろん言うまい)
「お前はいるのか?」

「忙しいからあまり会えないけど、パパもママもお兄さんも
すごく好き」

(ちっ。そういうレベルの話か)

「だけど最近、皆が急にいなくなっちゃう夢をみるんだ」

視線を落とすぶんにトドは見かねて明るく言う。
「夢なんて気にするな。男だろ」

「そうなんだよね。僕って少し甘えん坊だよね」
くすっと笑い、無防備に目を閉じた。

(何だ?俺を誘ってるのか?)

「それでね、可笑しいんだよ。たった一人になった僕を
翼の生えた白い馬に乗った王子様が迎えに来てくれるんだ」

(はぁ?)
「お前、大丈夫か?」
現実的なトドには全く理解できない話なので
ぶんの広めのおでこに手をあてるトド。
「熱はない・・・な」

「もう!やっぱり馬鹿にされちゃった。ワタルにも話した事ないのに
話すんじゃなかったなー」

ぷぅっと膨れるぶんのほっぺたを指先でそっと触れながら
(チャンス!不意打ちキス)
「その王子様ってのは俺に似ていなかったか」
ぶんの唇に顔を近づけ・・・

だが後3センチというところでぶんが立ち止まり
嬉しそうな顔でトドを見た。
(ず、ずれた・・・ガク)
それは今までで一番晴れやかな顔だった。

「実はその王子様にそっくりな人とこの前、お話できたの。
お兄さんと同じ高等部の人。ノルさんっていう人、知ってる?」

(ノルーーー?△○×◇*@???)

「素敵なお兄さんだったんだ・・・」
うっとりと話すぶんに憤りすら感じる。

(おまえ達、もうそこまでーーー!!)
・・・そこまでって中学生なら許される範囲だよね?いちご様。

「あ、僕の家ここだから。傘に入れてくれてありがとう。
お兄さんも素敵な人だね!」
(いつかこのお兄さんともっと仲良くなるような気がする・・・)
笑った時のクセでぶんの片目がバチッとつぶられた。
そして白亜の豪邸の中に白い天使が消えていった。

(う・・・やられた・・・)
ウインク一つで立ち尽くしていたトドが我に返った。
「くそー。キス一つ出来なかったぜ!
狙った獲物を逃がすなんて。しかもノルを素敵だと!?」

(俺もあいつに参っちまったぜ。今は勝ち目はないらしいが。
いつか自分の元にあの天使を導いてやる・・・そう思う俺は悪魔か?)

心底プライドが傷ついたトドは一人小雨の中、口ずさむ。
「雨が目にしみる・・・愛が胸にしみる・・・
パララ、パララ、パラパララ~♪」>凱旋門
霧が立ち込めた住宅街はまるでパリの路地裏のようだった。

おしまい!


『殉情初日終演後。雷雨記念(?)』でした。
それもまた、いい思い出♪

文中に歌詞がまんま載ってる箇所がありますが
著作権協会の皆様ごめんなさーい。



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夕立ち No: 4179 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/02 Tue 12:15:53
列車内にいたときから黒々とした雲が立ち込めていたが、
ぶんが駅の改札を出ると同時に大粒の雨が降り出した。

「傘、持ってきてないや。爺に迎えにきてもらうのも悪いし・・・」
カバンを頭にのせて走り出す。

学校帰りにワタルに連れられてゲームセンターでひとしきり
遊んできた帰りなので、商店街では一杯飲み終えたオヤジが
ほろ酔い加減でふらついている。

雨はだんだん激しくなり、ぶんの髪は濡れそぼり
開襟シャツの肩や胸は地肌が透けてみえるほど張り付いて。
(季節は6月。衣替え前でお願いします。)

オヤジ達のねっとりとした視線を感じながらぶんは
商店街を走り抜ける。

信号待ちで少し苛ついていると急に雨が止んだ。
「入ってけよ」
黒い空を背にぶんの傍らで傘を差し出したのは整った顔の青年だった。
余り表情を変えない、少し恐いようなその顔に、見とれながら
ぶんは前にどこかで会ったような気がした。ずっとずっと前に。

「で、でも・・・」
(僕と同じ学校の高等部のバッジをしているから、
そんなに不良じゃないと思うけど・・・)

「どうせ俺もこっちだから構わない」
トドは邪心をひた隠しにしてわざと素っ気無く言う。
(こいつ、確かノルが目をつけていた中坊だ。
フフフ。俺が先に頂いてやるぜ!)

「あ、ありがとう」
(本当に親切な気持ちで言ってくれてるんだ)
ほっとしたようにニッコリとトドに微笑む。

(フ、まだまだあどけないじゃないか。
ノルの奴、何でこんなガキを)

一つの傘で歩き出す。
濡れて冷えた体が何故か温まってくるのをぶんは感じていた。

「こんなに遅くまで制服で遊んでいていいのか?」
「あはっ。先生みたいだね。お兄さんこそ今まで何してたの?」
「俺は・・・」

ピカッ!

遠くで聴こえていた雷がすぐ近くまできたようだ。
一瞬あたりが昼間のように明るくなり、トドの顔が
まるでライトを浴びた俳優のように美しく照らされた。

(綺麗・・・恐ろしい程・・・)
ぶんは思わず息を飲む。
何でもこの人の言う事を聞いてしまいそう。
「支配されたい欲望」にかられる自分に驚く。

バリバリバリ!!
何かが裂けるような雷の音。

反射的にぶんはトドの腕を強く握り締めた。
「ご、ごめんなさい・・・」
少し困ったような顔をしてトドを見上げるぶん。

ぶんの顔も次の雷光に妖しく照らされて、その魅力を引き立たせた。
(こいつ、中坊のクセに色っぽいなぁ・・・気にいった!)
こいつは俺のものだ。たった今から。
ノル?関係ない。俺が決めたんだ。

雷鳴の轟く中、トドはぶんの肩を引き寄せた。
「大丈夫だ、俺が守ってやる」
「うん・・・」

しばらくトドは木立の下でぶんを包んでいた。
じっと大人しくしているぶんの頬がほんのり紅い。
初めて自分の小犬を手に入れた子供のように
優しく、暖かい気持ちになる自分に驚く。
(こいつといると俺が俺じゃなくなりそうだ・・・)

ぶんもまた、すっぽりと包まれた安心感に
時の経つのも忘れ身を任せていた。
(この人の腕の中にいるのが何でこんなに自然なんだろう)

「・・・あれ?雷、どこかに行っちゃったみたい」
「ああ、そうだな。・・・歩こうか」

*****

いちご様。
高校時代、便乗しちゃった。本筋からそれない程度にした
つもりだけど、いちご様のトドぶん・高校時代も読みたいから
これはパラレルとして高校時代もどんどん続けてね~。



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あったかいレスね No: 4178 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/04/02 Tue 12:11:32
ぶち壊れも一息ついたので遊びにきました。
しかし、初日を迎えたと思えば週末は千秋楽、アクトシアター「殉情」短すぎ~。
ガイズに続き、風共もいよいよで、ガイチちゃんのコンサートもあり。
全部行ってみたいけど、お財布が・・・(泣)

R20様・・レモネード、なんて甘酸っぱい響き。私がおつぎしますわ。淳子様。
ぶん様。そして陽子様から勉強を!?家庭教師、男だったのよ。素敵なお姉さまが
良かったわ~。今思えば。

K様・・番外編、完て?むごすぎるわ~。私の心の拠り所、K様~。過去ログみて
毎日を過ごすことになりそう・・・さえちゃんーー!!(怒)←この板のね。

はつこ様・・懐かしい歌シリーズ大好き!持ち物には名前を書いておくと、昼間
何があっても安全なわけですね。

ひかり様・・男コムちゃんと綺麗なお姉さまってのもいいわ~。

らん様・・「触れているぬくもりだけが二人を繋いでる気がして」その気持ち、
痛いほどわかるわ~。私今、佐助モードですから・・・^^;

オレンジ様・・紆余曲折おおいに結構よ。だって、いつかは出るでしょう?ノル。
(プレッシャー?)「5角関係書きまくる覚悟」、うふふ。保存。
ちなみにいぢめられるぶんちゃんも結構好きなのだ。

keiko様・・アサコちゃん、誕生日おめでとう!二人だけのお祝いもいいね。

0番様・・俺様アサコちゃんを一番らしく書けてるのは0番様では?「トドプール
から異次元へ」と使ってくれてありがとうです。

ベン様・・攻め受けどっちになるか解からないリカタニ。それを見ているくらら。
くららになりた~い!

ショーコ様・・安心して読めましたー。続きもラブラブですよねー?

あお様・・リカちゃん20人?連続15回より凄いぞ。しかもエリ王の手下じゃ
どんなパワーを持ってるのか。タニ~!!

ぽん様・・コムキャンペーン、次で終わりなの?お嫁さんコムちゃんがとっても
可愛かったです。

雪だるま様・・完て何?いけませんわ。とても惹きつけられるお話だったのよ。
さえちゃんはベッドの上で殺るのね。それじゃ、ぶんちゃん安心だわ。ほっと
したけど、またすぐいらしてえ~~~~。

はつこ様・・チー坊のお相手も気になるわ。金髪女優とか合いそうだけど、
ここでは無理だしねぇ。ねったん、皆君の事、大好きだよ~。



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レスです。 No: 4177 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/02 Tue 11:44:43
>0番様
レスありがとうございます。
自分の誕生日に無頓着なアサコちゃん。
ちょっと俺様ぽかったですか?
>でも俺様なら「俺様の誕生日を盛大に祝え!」
俺様ならこれくらい言ってほしいですね・・・・・
でも案外祝ってほしくても自分からは
絶対言わないような気もします。

>白星様
レスありがとうございます。
オサちゃんいじらしいですか?
ケーキ召し上がりますか?
かよこちゃんワタルくんに・・・・・
まとぶん早く助けに来て欲しいです!!

>R20様
レスありがとうございます。
>お誕生日と、初めて知ったわたくしをお許し下さい。
許すもなにも・・・・・
私もここに出て来ている生徒さんの誕生日
知らない人だらけです・・・・・
お話を読んで「あ~今日誕生日なんだ・・・」って
知ることがたくさんあるので・・・・・・
ケーキおいしそうですか?
うれしいです。

>K様
極道たちの肖像・・・・
アサコちゃんが叫びそうなセリフですね。
まとぶんかよこちゃんを救ってほしいです。
なので続きをお願いします。
エピソード番外編書いてくださったんですね。
ブンちゃんとさえちゃん・・・・
こっちも続き気になります。

>ひかり様
レスありがとうございます。
私実際はそんなに奇麗ではないので・・・・
なんだか恐縮しています・・・・・
ワタルくんとコムちゃんの会話いいですね。
また書いてくださいね。

>らん様
ミズくんとゆうかちゃん無事に夜桜見に行けましたね。
>「うん・・・淋しいけど・・・・ここにミズさんいるから」
って指輪を見せるゆうかちゃんかわいい~。
それでその指輪にキスするミズくんまるでロミオ様ですね。
この2人は浮気しそうにないと思います。

>はつこ様
レスありがとうございます。
>スカーレット用に少し伸ばした髪を
>ダンスのとぎれ毎に気にして直している
>アサコちゃん可愛いですよ。
アサコちゃん髪の毛だいぶのびているみたいですね。
早くアサコちゃんみたいな~。
ワタルくんの背中にマジックで「コムのもの」って
書いちゃうコムちゃんかわいい~。
もちろん油性のマジックで書いたんですよね?
そうじゃないとシャワー浴びたらすぐ消えちゃいますよね・・・

>オレンジ様
レスありがとうございます。
オサちゃんが焼いたケーキはショートケーキです。
オサちゃんはアサコちゃんの為なら一生懸命です。

>吉屋信夫様
陽子さんと薫子さん仲良くお勉強されているのですね。
淳子さまの心中が気になります。



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ありがとうございます No: 4176 [返信][削除]

投稿者:茶々子 02/04/02 Tue 10:38:41
おはようございます。
お優しいお言葉をおかけ下さったかたがた、出て行けと言わずにいて下さるかたがた、改めてこちらの皆様方にお礼を言わせて下さい。
本当にありがとうございます。

管理人様
これまでの寛容なご処置に感謝いたしております。
ありがとうございます。

あや様
肩の力を一気にほぐして手まで引いていただいたようなお言葉、とても嬉しく胸に響きました。茶飲みレスなんて言っていただいて。
ご好意に甘えてこうしてまた出てきてしまいました。(反省中だけど)
心に届く洒脱な表現をなさるあや様を見習いたいです。

ショーコ様
重ね重ね勿体無いお言葉、恐縮しております。
ショーコ様のお蔭で、かつて凍結したままになっていた夢を思い起こすこと
ができました。
これまでの足跡の大きさ深さ故に、貪欲なファンとしてはますます流麗・濃厚なショーコ様ワールドに期待しております。たっぷりと。

はつこ様
温かいお言葉、しみじみ嬉しく頂戴しました。シリアスもキュートもこなされる作風、素敵です。
作家様が読者を育て、読者が刺激を与えてより良いものを拝読できる、
こちらはそういう素晴らしいところだと思います。
はつこ様のお言葉、無駄にしません。

0番様
お声をかけていただけるなんて、私は何という果報者でしょうか!
そもそも0番様がいらしたからこそ今日に繋がっているので、ずうっと感謝して参りました。
蒔かれた種が大きく育って、管理人様の手でさらに広い土壌に移された後は、天井知らずの賑わいを楽しませていただいております。
セピア楽しみにしております。



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週末待ちきれないレス No: 4175 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/02 Tue 08:23:21
ちょっとだけレスでごめんなさい。

>白星様。ワタル本気なの~?いけないよおお。でもこの雰囲気のワタル素敵だ。

>R20様~ちっとも怒ってなんかないですよ~。もう大歓迎です。
ぶんちゃんがここのサイコロこびとの一人ってことも分かったし。
とにかく「これを・・・・やって、みたい・・」のリカちゃん可愛いわ~~~
陽子「体位の手錠」あっ、ダメだ私も壊れてる。「大使のご令嬢」いい響き

>ひかり様。いきなり「バスケ部の一年生になれって・・・」そりゃあ成りき
りタイプでもきついっす。ワタル可笑しすぎ。
お袋さんに感謝・・・は感動しました(泣)

>はつこ様。コムちゃん可愛かったですわ。ああ、真っ昼間からワタリカ。



雪だるまさま、こちらこそ勘違いしていてごめんなさい。
キャー、ショーコ様もごんた様もぶっ壊れて下さってますの~?

私は次は月曜までで、ボスとワタアシュレー、コムスカーレットにも
会ってくるわあ。



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朝?レス No: 4174 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/02 Tue 05:09:28
>K様。
オサちゃん、続きません。とにかく何も考えてなかったもので(爆)
って言うか、そちら様こそ、「完」て「完」って・・・えええ?
あんなとこで、「完」???

>管理人様。
いつもお世話様です。日曜は思いきりサーバー落ちとやらでびっくりしました。
知識ゼロで情けないですが、これってたくさんの方が一度にいらっしゃると
なっちゃうものなんですか?そんなにたくさんの方がいらしてるんでしょうか?

>keiko様。
自分の誕生日に無頓着なあさこちゃん、ちょっとだけ俺様あさこちゃんの
片鱗があるような(笑)あ、でも俺様なら「俺様の誕生日を盛大に祝え!」
でしょうか^^

>はつこ様。
いえ、終わりと言ったら終わりなので(笑)たまたま誕生日にことよせて
書いてしまいましたが。
オサちゃんはなかなか難しい・・・。

>オレンジ様。
keiko様と対比されたら、大概の方はHなイメージになってしまうでは
ないですか(泣)
ところでトドさん、せちゅない。二人に愛されて幸せ系と、二人の間で
揺れ動くせつない系、この対比がまた・・・

>ひかり様。
0番に手を引かれて・・・?いえいえ、ご自分の足でしっかりと
ここにたどりついたのだと思いますが(笑)
バカップル・・・轟組は何組いるでしょうね^^ゞ

>R20様。
「かめのは、お好き?」
また読み違えました。でもつじつまは合ってるような気がするんですが(爆)

>白星様。
「続き」って・・・なんでこれ以上自給自足を(足りてないけど)
しなければならんのですか(泣)
この手の妄想において、かよこちゃんとまとぶんて人気ないのですか?(爆)
春になって、また欲求不満が大爆発気味。

>茶々子様。
私なんぞが申し上げることではないですが、そんなにお気に病まれずとも・・・
ショーコ様も仰っておられましたが、人を傷つけるようなことは
お書きになってらっしゃらなかったし。
レスは頂くとほんとに嬉しいので、お名前がどうこう仰らずに
ぜひまたどうぞ。あ、偉そうですみませんm(_ _)m



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翼の折れた白鳥18・梟 No: 4173 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/02 Tue 04:39:07
「あなたは・・・?」


記憶力も落ちてしまったかよこは、見舞いに来たワタルのことも、
そのとき、まとぶんとワタルが激しく言い争っていたことも
また思い出せずにいた。

「何だ、また忘れちまったのか。俺だよ。ほら、お嬢ちゃんの見舞いにいっただろ?」


・・・ああ、そう言われれば・・・見覚えのある顔・・・?
でもいつだったか・・・??


「その折は、丁寧に見舞いに来ていただき、ありがとうございました」

かよこは手を揃えて、ワタルに深々とお辞儀をした。

「今日、ドクターんとこ退院したんだってな」
「はい」
「よかったな。すっかり元気になって」
「ありがとうございます」

ニッコリと微笑むかよこ・・・
真っ白なシルクのパジャマをまとったかよこは、本当に白鳥のような
美しさだ。

「お嬢ちゃん・・・」

そんなかよこを目の当たりにして、思わずゴクッと咽を鳴らし、
かよこをじっと見つめてしまうワタル。

だが、自分を凝視するワタルの、突き抜けるような視線を痛いほど浴びて、
かよこはひどく居心地の悪さを感じてしまった。

「・・・あ、あの僕・・・急ぎますので・・・」

かよこはペコッと頭を下げると、ワタルに背を向けて、
急いでその場を立ち去ろうした。


・・・次の瞬間、ワタルはかよこの細い手首をつかんでいた。

「・・・・・!」

かよこがワタルの方を振り返った瞬間、ワタルははっとした。
自分を見るその誇り高い瞳に、
一瞬だが、あの夜の、突き刺すような光が宿ったのである。

(・・・これだ!)

ワタルはかよこの手首を引っぱると、かよこの細い体を壁に押しつけ、
そのまま荒々しく唇を奪った。

(・・・俺はどうしてももう一度・・・おまえが欲しい・・・!)


「・・・・・!?」

あまりに突然であっという間のことだった。
何がなんだか訳がわからず、かよこはワタルにされるがままだった・・・。

ワタルに強引に舌を差し込まれ、口内をまさぐられ、
執拗に絡みつかれ・・・
熟練された舌の動きに、息をすることもできず・・・

魂すら吸い取られそうな、ワタルの激しいキスに、
かよこは次第に体の力が抜けて、立っていられなくなり、
崩れ落ちそうになっていく・・・・・。

(・・・苦しい・・・助け・・て・・・ゆう・・さ・・ん・・・)


かよこの手首を押さえていたワタルの手が、かよこの華奢な腰をとらえ、
強く抱き寄せた。
そしてもう片方の手がかよこの胸元にのび、パジャマのボタンを
はずしていった。

「・・・かよこ・・・」

ワタルの唇がゆっくりとかよこの唇を離れた。

固く目を閉じたまま、ピクリとも動かないかよこをもう一度見つめると、
ワタルは今度はかよこの耳に舌を絡め、
白い肌があらわになった胸を、大きな手で撫で上げた。

(・・・おまえを・・・俺のものに・・・)

ワタルの唇が、そのままうなじから首筋を這って、
かよこの胸元へ下りていった・・・。



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亀レスのオンパレード・・・かも(爆) No: 4172 [返信][削除]

投稿者:白星 02/04/02 Tue 04:16:57
やっと見られました・・・(号泣)
土曜日はサーバー落ちの真っ最中・・・
昨日はつながったのに、いざ投稿しようとしたら、また落ちてました・・・(涙)
というわけで、亀レスだらけですみません(冷汗)


0番様
ではまとぶんの「禁欲生活」が終わる手前(笑)まで書かせていただきますので、
あとの「続き」(爆)は、0番様、どうぞよろしくお願いしますぅ~~^^;

keiko様
アサコちゃんお誕生日おめでとうござい・・・ました(冷汗)
ケーキを焼くオサちゃんがいじらしかったです。(そして私も食べたいです)^^;

ぽん様
かよこちゃん、いえかよこ妃は、イギリス王室ウィリアム王子の、未来のお妃(候補!?)なので(笑)
>俺みたいに、骨を食べれば・・・レオン君の日記に大爆笑!

HT様
他のしょーもないのはともかく(笑)『焼肉~』は、ホンモノの(笑)かよまとも
実際に持ってそーな気が・・・^^;

あお様
リカさん、大変なことに・・・で、でも、あくまでも、タニくんのためです!(よね?)
あお様もリカさんも23話+20人(笑)=43話(!)めざして^^;頑張ってください!

いちご様
ぶん×キムのお話、よかったです! 二人の“成就”をひそかに願い続けていたので。
でもこれで、厨房チームのチェリー君て・・・ねったん一人!?^^;

らん様
>「二人の音だよ。二人いないと音はしないでしょ」
リングのお話、普段は無口なゆうかちゃんのこの台詞にジ~ンでした。

ベン様
実は私もそう思ったのですが・・・^^; もうちょっとお話続けたいので、
あえて見なかった方向に・・・(笑) おかげでワタルくん、再登場です^^;

オレンジ様
勿論今も毎回保存させていただいてます(笑)
是非ノル×ぶん×トド×さえ×若○氏の5角関係(爆)めざして頑張ってください!^^;

鹿目乃様
クリスマスミサで、クラス代表でキャンドルサービスというのをやったこともありました^^
ガラスの容器に入った、赤いキャンドルを持って・・・(遠い目) でもなぜ選ばれたかというと、
12月だったので、出席番号が12の倍数(爆)だった人が選ばれた・・・という、ただそれだけです(爆笑)

雪だるま様
妖しいさえちゃんのお話、大好きです。最近登場しないな~と思っていたところ
でしたので、とても楽しみでしたよ。もっと読みたいです!!

ひかり様
なお×ゆうかも、ワタル×コムのお話も、舞台やここのお話と上手くあっていて、
とてもよかったです。また書いてくださいね。

R20様
りかたにの「ぱらいそ」ごっこ、最高です~~!! そうおっしゃらずに、是非続きを・・・(笑)

はつこ様
ほのぼの厨房チームのお話、大好きです。あんこ入りのコロッケはイヤですが^^;

あや様
かよこちゃん、きれいな紙袋集めるの好きとか聞きました(おとめにも書いてあった)
私の場合は・・・おそらくあや様と同じ理由でしょう・・・^^;

836番様
それは書き手が、本当は「お笑い」なヤツだからです・・・(爆) お元気そうでよかったです(笑)

小龍様
他の方へのレスですが、>ワタルさんがやった、マモルくん・・・を、よりによって^^;
「ワタルさんとやった、マモルくん」(爆)と呼んでしまいました~(1字違いで、エライ違い・・・)(爆死)

K様
「極道たちの肖像」・・・94年TMPの「おかまアシュレ」(爆)を思い出して面白かったです^^;
それから是非かよこオデット姫、救ってあげてください~(もう私の手には負えん~~)(涙)

ショーコ様
長い間の連載、本当にお疲れ様でした。そしてまた書いてくださったのですね。嬉しいです!
でもこちらは・・・せっかくの素敵なお話に水をさすような内容で・・・本当にすみません(涙)
(正直投稿もためらったのですが・・・)



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パライソ21 No: 4171 [返信][削除]

投稿者:吉屋信夫 02/04/02 Tue 03:21:34

                    會津ニ十



  
  海から吹く風が、少し強くなった。
  麦藁帽子が飛ばされぬよう、つばをそっと抑える。
  遠く水平線が、空に溶ける。

  

「それにしても、暑いことね。」
「水差しに、レモネードが入っていてよ。」
わたくしは腰も上げず、ぶんがグラスを空けるままにさせる。



  あれからお姉様は、妹のようにわたしを扱って下さる。
  わたしも本当の姉妹のように、お姉様と言葉を交わす。
  今までになかった程、おだやかに日々を過ごしている。
  時々、夜中に目がさめる。
  あの夜の、切れ切れの記憶に胸が押しつぶされて。
  あの方への、叶わない思いに心が悲鳴をあげる。



グラスを置き、おもむろに切りだす。
「休み前の考査のお成績、あの子の、ご存知かしら。」
かなり優秀なはずではあっても、余りに色々なことがありすぎた。
薫子としては本意でないであろう、成績だったはず。
「それが、何か。」
わざわざ彼女が持ってきた話だ、水を向けてあげましょう。



  思いを無理やり振りきろうと、砂浜に足跡をつけてゆく。
  岬の先、日傘が陽をうけて光る。
  「 大空さん。」



「淳子様のルームメイトとして、相応しくあらねば、とでも思ったのでしょうね。
 本当に、かわいらしい子だこと。」
嬉しそうに日差しをはらい、椅子に戻る
少し気を悪くしたふうに、わたくしは云ってみる。
「あなたのお好みでは、ないと思うけれど。」
「とはいえ、わたくしはあなたのことは、気に入っていてよ。」

「いい加減、本筋にはいって頂けないかしら。
 まだ、読みたい本があるのですけれど。」
肘掛に頬づえをつき、にこやかに微笑む。


  「あら、薫子さん。」
  じんわりと熱をもつ空気の中、汗ひとつかかず静かにふりむかれる。
  白いレースのドレスが、ふわりと風をはらんでゆれる。
  木綿のワンピースからひょろりと伸びる手足が、とても幼く思えた。
  こういう処が、どこかお姉様を感じさせるのかもしれない。
  「そんな格好では、日に焼けてしまうわ。
   ・・・・・・お入りなさい。」
  この方に言われると、なんとなく素直に聞いてしまう。
  特別好意ももっていないかわりに、ざらついた言葉もなく、
  ただ淡々とお話しになる。




「それ以来、お勉強に励んでいるという、うわさ。」
「まあ、それは、喜ばしいことではなくて。」

「個人教授、付きでね。」




  どうして、わたしになどお声をかけてくだすったのかしら。
  「興味がね・・・あったから。」
  遠慮がちに問うても、細く口の端をあげ、そのようにおっしゃるばかり。
  女性特有のわずらわしさを感じさせない距離感が、わたしを楽にしてくれる。
  淳子お姉様にまつわるわたしの話を、ご存じないはずはない。
  けれどもあれ以来、あの方のお名前は、出てこない。



そういえば、休みの前、部屋にもどるのはいつも十時をまわっていた。
あの子に踏みこむことに躊躇して、あえて尋ねはしなかったけれど。
「ご存知かしら、二年の大空さん。
 欧州のどこだかの大使のご令嬢とか。」
「お名前くらいは、存じ上げていてよ。」
「そのご令嬢がじきじきに、お勉強をみてあげている、そうだわよ。」

大空陽子・・・・・
目立つことはしないけれど、その出自と不思議な存在感で、
一目置かれているのは、知っている。



  確かに、此れ以上の先生はいなかった。
  幼い頃より欧州各国をまわり、お父様は今は仏蘭西の大使でいらっしゃる。
  西欧の血が混ざっているのでは、と囁かれるほどの薄い色の髪が、
  潮風をうけ、ゆるやかに乱れる。
  整った鼻梁につながる涼しげな目は、内心をちらりとも覗かせはしない。
  


「で、なんで、そんなお話をわたくしに 。」
「 そうね、まだ、素直になっていない、
 そんなふうに見えてしまうのよ、わたくし、
 ごめんなさいね。」


  日傘の隅に、小さくなって入った。
  涼しい空気が其処だけつつんでいるような、陽子の隣に佇む。
  波間を滑るように、かもめが飛んでゆく。
  
  「かもめは、お好き?」
  「 あ・・・生き物は、みんな好き、です。」
  「かもめみたいに、こんな大地から飛び立ってしまえたら、いいのにね。」
  どこまで本気かわからない顔で、呟く。
 



薫子の微笑みが、わたくしの心に、
また、さざ波を立てはじめる。




――――――――――♪そうだよ~顔~はきれいなんだ~
                ねいさん~で~とろいと♪(←末期)


最後の力を振り絞って書きました
・・・・・吉屋せんせえ、後はよしなに(・・違う)。



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極道たちの肖像 3連発 (怖いもの知らず・・) No: 4170 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/02 Tue 02:54:52

その②

「主役は俺様だ!」

「アサちゃんかっこいい♪」byおさちゃん


―フェイド アウト―



その③

バルコニーに立っているゆうかちゃん。

その元を訪れる水。
「あぁ、あれはゆうか俺の恋する男!
あれを見ろ・・片手に頬をかけている・・・その手となりその頬を包む手袋になれたら・・・」

「水さん・・・」
ゆうかがため息をつく。

「ゆうか!ゆうか!」
あの声は水さん・・・
木に上る水。
「あぁ水さんあなたは何故水さんなの?」
2人見つめ合う。


―フェイド アウト―



その④

夕刻、湖を散歩するまとぶん王子

泳いでいる一匹の白鳥に目を奪われる。
陽が沈み白鳥が人間に変身を遂げた。

「なんてこった!あんた・・名前は?」
「かよこです」
「なんでまた」
「俺はワタルデビルに魔法をかけられてるんですよ。夜の間だけ俺は俺に戻れるんです」
「なんでだよ?魔法は解けないのか?」
「さぁ、魔法をとくには初めての人と愛を誓うあう事らしい」
淋しげにかよこが笑う。

「なら俺が救ってやる。あんたに惚れた」
とそこへ
「お嬢ちゃん残念だったな、もう夜明けだ」
ワタルデビルが空から現れると、かよこはまた白鳥となり湖へ戻っていった。

「絶対助け出すからな」
まとぶん王子はかよこの後姿を見ながら心に誓った。


―フェイド アウト―

特別出演:ワタル



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そうだよ、 No: 4169 [返信][削除]

投稿者:ごんた 02/04/02 Tue 02:20:49
かおーじゃ、老舗なんだークラップゲーム・イン・ニューヨーーオオオーオーク♪
あああ、もう、だめ・・・。
こちらにいる、リカタニ派の皆様方もきっと駄目・・・・。
もう、皆様の作品が涙にかすんで読めません・・・・。←花ちゃん調に。
頑張れリカタニ派、皆様に負けずに作品をお願いしますぅ~。
お前が書けよって?だめなんです、脳にリカタニ菌がぁ~~~!!



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エピソード・番外編 (ぶんVSさえこ) No: 4168 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/02 Tue 01:31:35

(やっと見つけた)
足を踏み出そうとした時、ぶんに近づく稔の姿が目に入り慌てて身を潜めた。

ぶんの顎を持ち軽くキスをして席につくと暫く楽しそうに笑いあっていた。
(あんな笑顔、僕には向けてくれなかった・・・)
2人の姿に嫉妬の炎が燃え上がり唇をかみ締める。
10分程して店員がぶんの所へ新しいカップを運ぶのが見えた。
稔が一人席をたち店を出ると、車に乗り込みさえこの前を通り過ぎて行った。
ぶんは雑誌を広げていた。

(こんなに早くチャンスが訪れるなんて・・・)
さえこの目がキラリと光った。

「ここ、いいかな」
ぶんが見上げると一人の男が微笑みを浮べ立っていた。
(へーこんな妖艶な男っているんだ・・・)
「あ、あぁ」
(他にも席あいてるのに)
訝しげに思いながらも、容姿に目を奪われながら頷くと再び雑誌に目を通した。

「いらっしゃいませ。何になさいます?」
オーダーを受けた店員がカウンターの奥へ入っていく。
「君、堅気じゃないよね」
「えっ?」
「フフッ、分かるよ。同業だって」
眉間に皺がより表情が硬くなる。
「同業?!お前誰だ、どこの組の奴だ!」
「いいじゃないそんな事。そんな恐い顔しないでよ。あんまり君がかわいいから お近づきになりたいだけ・・・」
「バカか?お前。同業だったら敵って事じゃねぇか。それにあんたはどうでも俺は興味もない」
ケッとぶんが嘲笑う。
「フフッ・・そう、興味があるのは稔さんだけなんだ」
挑発的に言葉をかける。
「?!お前、俺やノルさ・・いや稔さんの事知ってるのか?」
驚きを隠すように極めて冷静に聞き返す。
「まあね、さっきのはウソ。君にも興味があってさ」
(なんだ、こいつ・・・!にも?!・・・)
「やっぱり聞かされてないんだね、僕の事」
ぶんの思考がフルに働く。
「あぁそうか。お前昔稔さんの手に掛った奴か。残念だったな。お前の事なんて何とも思ってないよ、あの人は。諦めな」
鼻で笑うと残りの紅茶を飲み干した。
「昔なんかじゃないさ・・」
笑みを浮かべた目に余裕の色が光るとぶんの視線が真っ直ぐ注がれた。

「お待たせ致しました」
「あぁありがとう」
さっきまでの挑発的な目がやさしくなり店員に向けられる。
ぶんは目の前にいる男が何を言おうとしているのか気になって仕方がなかった。

店員が席を後にすると再びさえこの目が妖しく光る。
嫌な空気にだんだんと苛立ちが湧き上がる。
「恐い顔・・・そんな顔してたら稔さんに嫌われちゃうよ」
フフッと笑みを洩らし上目遣いでぶんを見ながらカップに口を運びテーブルに置いた。
余裕たっぷりの挑発的な態度に怒りが湧き上がる。
ガタッと大きな音をたてぶんが立ち上がりさえこの胸ぐら掴んだ。
「おい、ふざけるのもいい加減にしろよ。人が寛いでるのを邪魔しやがって・・一体何が言いたい」
「離して・・・」
手を出されて流石にびっくりしたのか口調がかわった。
ぶんも手を離し席につく。
「言いたい事があるならはっきり言ったらどうだ。さっさと言えよ」
ぶんが呆れたように言葉を吐く。

キッとぶんを睨んだ。
「・・・あなたから稔さんを奪ってみせる!」
「!!・・・お前ストーカーか?稔さんが忘れられずに僕まで付回したって訳か」
一瞬動揺したものの疑念など全くないぶんはこの男はいかれてるとしか思えなかった。
「昔なんかじゃない。あの人と僕が愛しあったのは・・・それとも君にとっては一月前はとうの昔って訳?」
そっとぶんの様子を覗いながら言葉にすると再び笑みが洩れた。
「何て・・・」
「フフッ、そう先月の今頃さ・・・」
「えっ・・・」
言葉が出なかった。
(?!1・・・カ月・・・宿舎を出た頃だ)
ぶんが青ざめていく様子を楽しみながら追い討ちをかける。
「あの人・・・稔さんは僕を満足させてくれたよ。稔さんだって夢中で僕に溺れていた・・・ホテルの夜景がとっても綺麗で・・・何度も何度も僕を愛して
くれた・・・あんな素敵な夜はじめてだった・・・僕を満足されてくれるのは稔さんしかいない・・・稔さんだって・・・」
(ノルさん・・・・・)
さえこの言葉が遠くに聞こえていた。
「僕の体から逃れられないんだ!覚えといて!あの人を満足させられるのは君じゃないよ、僕だけさ。稔さんは絶対に渡さない」
勝ち誇った笑みで捨て台詞を吐くと店を出て行った。

―完―

雪だるまさまに挑発されましたわ(笑)。



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ハバナへ来ないか?(動悸息切眩暈レス) No: 4167 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/02 Tue 01:04:54
今日『は』(←すごく厭な助詞)おとなしく仕事してました。
なんとか平常心を保とーと(←無駄)レス

はつこ様:
え、えっ・・い、いいの~続き、本当に書いても(←目がマジ)?しかし、正気に戻ったとき爆裂後悔する気も・・・(迷)。
K様:
「なりきり役者」・・・ええ、別世界に飛んじゃってる、あの!演技がもうたまらなくて・・(呆)
ショーコ様:
脳は既に軟化しきってます。ショーコ様ももうすぐですね・・・(含笑)
0番様:
実は今更初めて風のポスターみたのですよ。なぜか0番様の俺様と重なってしまい・・・・(爆)
ベン様:
お疲れの処、あのような激バカ乱入してしまい、す、すみません・・・・怒ってるぅ・・・?(たにりか上目)
くせになりそうで、怖いです(よせ!)。
芝居でも朦朧となりながら、ショーで唇を噛み締めている客が、多分・・わたくし(笑)。
あお様:
まったく、スカイ見てどうしてあのような「」が浮かぶのやら、殴ってください。
チビたにぃっ!!かわいいぞおおおっ!!
あや様:
自分が単純なので複雑なものが好きみたいです(笑)。とはいえ、実は男の化粧は、まぢ殴りかかる程憎んでいるので、りかたに設定でもこれで限界だったりします。
雪だるま様:
お気になさらないで(ちょっと淳子)。なんせ、えらりい・くいーん(気に入ってるのです
・・)。
keiko様:
お誕生日と、初めて知ったわたくしをお許し下さい。おお!なんと美味そうなケーキ!!(お腹減ってるんです)
836番様:
いえいえ、それが真っ当なファンのお姿です(笑)。
どーも、わたくしは反対に観れば観るほど,心があられもない方向に進むようで・・・・・(泣)。
あれやこれやと、もう脳みそに断層できつつあります。




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レスです。 No: 4166 [返信][削除]

投稿者:ひかり 02/04/02 Tue 01:01:44
↑これがやってみたかったのです。
ずうずうしくて申し訳ございません。

>Keikoさま あ!永遠の美少女Keikoさまにお声をかけていただいてしまった。
嬉しい。いつもほっこりさせていただいております。

>あやさま 観劇三昧の日々いいですね。今年の4月は忙しいですね。

>ぽんさま ぽんさまのコムちゃん好きなんです~。
ふりまわされるワタルくんもかなり良い!です。

>あおさま いつも設定が楽しくて・・・でも内容は大人で
いいですね。で、いつも続きが気になるところで終わらせるところも
テクニシャン・・・。と感心しております。

>0番さま とうとう来てしまいました。0番さまに手を引かれて・・・
こんなにも楽しい組を作ってくださってありがとうございます。

>ショーコさま みんなの憧れショーコさまにお声を・・・・(感涙)
書いてみてよかった・・・。

>らんさま ゆうかちゃんお借りしてすみません。
ゆうかちゃん本当は強いのかもしれませんね。

>Kさま 淀みない文章運びいつも感心しておりました。
わたしもノルさんファンでした。(過去形にするなとお怒りにならないで)

>オレンジさま また大作を・・・。ぶんちゃん悩んでもセクシーで
好きですわ。私はここで一番ぶんちゃんのイメージが変わりました。
(もちろん良い意味でです)

>ベンさま ガイズの破壊力はものすごいものがありますね。
でも 多くのファンのために立ち上がってくださいませ。

>836番さま やはり壊れていらっしゃるのでしょうか。
りかさま タニくん罪なお人たちだ・・・。

失礼いたしました。私 算数は苦手だったのですけど、国語も苦手で
かなり見苦しかったと思いますがどうぞお目こぼしを・・・。
そしてこれからもここを覗いていてもよろしいでしょうか。
皆様からのレスはなんだかお仲間にいれていただけたようで
とても嬉しかったです。



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コムちゃんのお仕置き No: 4165 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/02 Tue 01:01:22
♪僕たち男の子 君たちも男の子♪
♪HEY-HEY-HEY HEY-HEY-HEY♪
♪おいで遊ぼう~~僕らの世界へ裸で行こう~~♪

最近ワタルの帰りが早いので今日もコムはご機嫌だ。
今日もまた、妙な替え歌を歌いながらワタルの帰りを待っている。
最近は二人で替え歌ごっこなんて事をして遊んだりもしている。


ガチャッ!『ワタルさんだ!』
開いたドアにコムが満面の笑顔を向けると、
そこにいたのは早い時間だというのに
かなりお酒の廻った様子のワタル…

「コム、今、戻ったよぉ~~」
目を丸くして固まっているコムを抱いて
いきなりベッドに運び降ろすと
コムのシャツのボタンをはずしながら
ワタルも替え歌を歌い出す。

♪こんなコムと良いな 出来たら良いな♪
♪あんな事 こんな事 いっぱいヤルんだぁ~~♪

「ワタルさん!また酔ってる…
 もう~~どれくらい飲んだの??」
「んーー わかんない…」
「わかんないって自分で飲んだんでしょう?」
「そうだけどぉ~~わかんない~
 今日はブンがいないからってトドさんとぉ~~」
「もう!酔っぱらいに抱かれるのは嫌なんだから!
 ワタルさんが酔うって事は凄い量飲んだんでしょ?
 あぁ~~お酒くさいよぉ!」

「大丈夫ーこうするとにおいも混ざってわかんないぞぉ~」
ワタルは身体をすりつけるように抱きしめてコムにキスをする。

「もう~キスまでお酒の味がする!」
「おいしいキスだろ~いいにおいだろ~」
ワタルがコムにのしかかるように覆い被さっていく。

酒のにおいに顔を背けながらもワタルの重みと熱い体に
コムがその気になりかけた時、ワタルの身体が更に重くなった。
「ググゥ~~~~ ンゴ~ッ!」

酔って眠っているためにいつもよりずっしりとした重みがコムにかかる。
押しのける事も出来ずにしばらくの間途方に暮れるコム。

ようやくワタルの下から抜け出したコムは
ワタルをベッドでゴロゴロ転がしながら裸にして、
背中に【コムのもの】とマジックでいたずら書き…
(新入学の良い子の持ち物にはきちんと名前が書いてあります)

「可哀想だけど、ちょっとお仕置きだよ」
コムはワタルの額にキスをすると
隣にすべり込んで眠りについた。


翌日、リカに「…お前の背中…萎える…」と笑われて
背中の文字にようやく気付いたワタル…
真っ昼間に、しかも背中に書かれた文字を
気付いたなんて事をコムに言えるはずもなく、
自然に消えるまで気付かぬ振りで我慢するしかなかった。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

もう~~また、やっちゃいました。
はい!ワタルちゃんが酔うのは多分浴槽一杯くらい飲んでると思います。



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レスだけです No: 4164 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/02 Tue 00:42:55
♪HT♪さま  >私は相変わらずのるぶん、オレンジ様に懇願しておりますのよー。 うっ・・・。期待、外しまくりで
  すみませんー。ノルさんの出ないまま力尽きたらもう二度とここへは来れないわ、私。そろそろ逃げる用意をせねば。

はつこさま  ねったんは、もうここでは残り少ない(唯一?)純真さを保ってるキャラかしら??

ぽんさま  >いつものクールな俺に戻らなければ・・  ゆうひくん、作ってたのね?(笑)

ひかりさま  おおー直×ゆうかですね。直ちゃん、結構好きなんですよねー。嬉しい。

keikoさま  おさちゃんの焼くバースデイケーキ!!ショートケーキですよね。
  アサコちゃん羨ましい!幸せだ~。甘い匂いをオレンジも嗅いでます。

雪だるまさま  オレンジの方こそ気を遣わせてしまってごめんなさい。
  雪だるまさまのさえちゃん、妖しくて可愛くてとっても魅力的でした。さえちゃん、書くの難しい・・・気がする。
  書けない時は気にせず休んで、また書きたくなったら書いて下さいね。楽しまないと!!ですよ~。

あやさま  ノルぶんといいつつ、トドぶんもやっぱり捨てがたいのよね。あああ~~~。

836番さま  生きてはいらっしゃるんですね?それならいいんです・・・。

あおさま  タニちゃん!!超グッド(バッド?)タイミング??

0番さま  >オレンジ様が書くと、なんかエッチ(笑)  えっ・・・?空耳、かしら。空耳よね。
  俺様アサコちゃんの誕生日・・・keikoさまはショートケーキで、0番様はベンチぷれいでお祝い、か・・・(しみじみ)。

ショーコさま  つ・づ・き!! >二人の夜は、まだまだこれからで....おおおおーーーーっ(大興奮のオレンジ)。

ベンさま  >受け責めロシアンルーレットかリバーシブルサイコロか? 
  さすがはギャンブラー、リカちゃん!!小道具の準備も抜かりなし!!

おお、書いてるうちにもまた新しい作品がー。また来ます。




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レス~~ No: 4163 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/04/02 Tue 00:21:39
ショーコ様
うわぁ~~い!!!嬉しぃ~~~~~!!!
ショーコ様のラブラブワタコム(キュン)
はつこがワタルちゃんに可哀想な事ばかりしてるから
怒って出て来てくれないのかと思ったぁ~~
毎日のように通るシースルーウィンドゥでは
毎回コムちゃんにごめんなさいの日々です。
ねったんは永遠の童○って事で…
いや、以外とまひるちゃんとノーマルラブ??
どっちにしろ私にはシリーズものは書けないので…

♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様
ねったんねぇ~~イイヒトいませんかね~??
わたしったらお見合いばぁさんの様だ!

0番様
良いですねぇ~~終わりとおっしゃりながらも、続けて下さってるし…
>俺様だけの歌姫だ
う~~ん!あの歌声独り占め…昨日観てきたばっかりなので…

べん様
ステージアルバムの東京ジャズマニアのリカちゃんに
おぉっ!(じゅるっ←よだれ)っと思ったのはここ見てる人だけじゃないはず!!
クイッ・クイッダンス…(^^;)確かに…

あお様
省略なんて、誰も認めないと思いますが…
先に大きくして貰って、タニちゃんと半分ずつ担当なんて…

836番様
>フィナーレのダンスが減りやがった怒りに
あの、あの場面の部分的に減ったのですか??
私、宝塚人間で良かった…でも、二人の絡みは増えたって…

あや様
>お相手かなり興味あるなー。
一応、元情報部って事で、密偵の総元締めなので…
密偵君達とはほとんど…あぁ、ごめんなさい…

ぽん様
ゆうひさんが…ふわりと…あぁ~~~(ぽわん)
ガハハ笑いも、ニマー笑いも好きよん(^^)
やめちゃ…イヤ…イ・ヤ…
イヤン!オレンジ様に告白したのに聞かれちゃった…はじゅかちい…

雪だるま様
続けて下され…気になるよ~~~

keiko様
あさこちゃんお誕生日ですか??
スカーレット用に少し伸ばした髪を
ダンスのとぎれ毎に気にして直しているアサコちゃん可愛いですよ。

ひかり様
おぉ!!直ちゃん登場…
ミズ君の腕の中で時々ゆうかちゃん直ちゃんの事思い出すのかな?
コムちゃん、強くなりましたよね~~(ウチはお尻に敷きっぱなしです)

R20様
抱腹絶倒でございましたわ。
あの、続きはございませんの??

鹿目乃様
タニ攻めリカ様受けでございますか…
えっと、まさか次は腰乃(越乃)お姉様が出て来たりは…??

らん様
窓越し物と野外物がかなり出回っているようです。
窓に映るご自分を見ているのがちょうど良いカメラ目線状態…
と、ゆうかちゃんにお伝え下さい。
でも、ミズさんは既にご存知の上で余裕のお姿かと…

オレンジ様
やっぱりこの二人…(^^;)
両腕、しっかり絡まってますねぇ~
ノル・トド・ブン・若槻、辛いのねぇ~~
あぁ、さえこちゃんも辛いわねぇ~~

茶々子様
誰が傷付く内容でもなかったと思いますし
そんなにお気になさらなくても良いと思います。
書いていても、読んだ方がどのように受け取るのかは結構不安です。
書いて下さったレスが自分のこだわった所と違ったり同じだったり、
驚いたり、励みになったりするのです。
レスがあると読みにくいと思う方もおられたようですが
他の方の足元にも及ばないわたしではありますけど
書き手の一人としてはこれからもロム専の方にもレスお願いしたいです。



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もうすぐ「風共」・・・ No: 4162 [返信][削除]

投稿者:ひかり 02/04/02 Tue 00:04:22
こんな新参者にレスをつけて下さってありがとうございます。
お返事をしたいのですが、なんだか恐れ多くて・・・
で、なんとかもう一遍UPしてみます。
皆様の設定があまりに面白いので、いろいろお借りしています。
お許しください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜 眠りにつく前ワタルは右手でコムの髪を梳きながら、本を読んでいる。
コムはワタルの脇腹に頭をつけながら腹這いになってやはりゆうかから
借りた「極道クラブ」を読んでいる。

「ねぇ ワタルさん 僕たちの出会いってもっとロマンチックだったら
よかったのに」
「何言ってるんだ?お前また変なこと考えているんじゃ・・・」

ワタルは青ざめてコムの顔を真剣に見つめる。
コムはあまりの反応に慌てて

「ち 違うよ。ただ学校の廊下で出会いがしらにぶつかって・・・みたいな」

ワタルはコムが読んでいた本を覗き込む。「波乱爆笑 わが人生」・・・

「びっくりさせるなよ。俺たち今度 問題をおこしたら、トドさんに
お前をとりあげられちまう」

コムは天使の笑顔で「僕はものじゃないんだよ。僕の意思でここにいるんだ。
たとえトドさんでも引き離そうとする人とは一戦を交える覚悟はあるよ。」
「はは。頼もしいな。俺はコムに守ってもらうか」
「まかせといて!」

数々の試練をくぐりぬけ 二人の絆はかつてないほど強い。
周囲からはバカップルといわれようとちっとも気にしていない。

「ねぇ ワタルさんはなんのクラブだったの?」
「あ? バスケットだけど・・・?お前 学校には・・・」
「うん?学校にはなんとか行かせてもらってたんだけど
僕たち逞しくなっちゃいけないってクラブとかには入れてもらえなかった。
毎日 黒い車で送り迎えだから みんな怖がっちゃって友達も少なかったな」
「コム・・・」

コムの悲しい過去をワタルはほとんど知らない。
時折 出てくる昔話はワタルのどこかに爪をたてる。

「でも 屋敷でダンスは習わせてもらってたんだ。」
コムはワタルにこれ以上悲しい顔をさせたくなくて明るく話題を変える。

「よし。お前 今からバスケ部の一年生になれ。俺がキャプテンだ!」

「はい!先輩!よろしくお願いします!」
「いいか、コム。運動部の先輩といったら絶対的なものだ。
言われたらなんでもするんだぞ!」
「え・・・。何でも?(妖しい目)」
・・・と期待していたワタル。

宙をさまよっていた視線がコムにいきつくと、
コムはかわいい後輩ではなく いつもの冷静なコムだった。

「僕は タニ君とは違うよ。そんなになりきれないよ。もう寝よ。」

頭の中の妄想をブチッと音をたてて絶たれたワタルは
なんだか引っ込みがつかない。

「コム~。それでもお前 体は鍛えといたほうがいいぞ。
俺を守ってくれるんだろう?」
「うん。それはそうだけど・・・」
「じゃあ、腕立てふせからいくぞ!」
「えぇっ なんでそうなるの?」


30分後、ベッドの上で息をきらしたコムをワタルがマッサージしてやっている。
うすく汗ばんでぐったりしているコムはまるで情事の後のようで
そんな姿にワタルが我慢できるわけもなく。

いつの間にか全裸にされたコムに施されているのはもうマッサージではなく
愛撫にちかく、コムのあげる声も痛さをこらえるものから官能的なものに
変わっていった。

うつ伏せになっているので背中から浴びせられるキスの嵐に
コムは自身が主張しはじめて苦しくてたまらない。
双丘を持ち上げられ ほっとしたのもつかの間、ワタルが舌を這わせる。
「やっ・・・は っづか・・し・・」
身を捩って逃れようとする。
ワタルはコムが余計なことを考えられないように 空いているもう片方の手で
やわやわと前を刺激してやる。
「あぁ・・・  も・・う だめ・・・」


ワタルの腕の中で息が整うのを待って、コムは続ける。
「僕、共学が良かったよ。それに運動部じゃなくて 文芸部がよかったな。
それで きれいなお姉様を本棚の陰から見つめているの」

「ふふん。」
ワタルは片頬だけで笑って
「お前は本当にわかってないな。女なんて優しくてかわいいのは最初だけだぞ。
俺は 女に泣かされているお前を見るのは忍びないよ」

「そうかな・・・。そうかもね。
でも 僕 ひとりだけ会いたい女の人がいる」
「?」
「母さん。僕 捨てられちゃったのかな。」

ワタルはコムに回した手に力を込める。
「どんな事情があるにせよ、俺はお前のお袋さんには感謝している。
お前を生んでくれたこと。手放してくれたこと。
お前が今まで 幸せな人生を歩んできたら 絶対 俺とは結びつかないだろ。
お前の過去は 全部 俺に会うためのものだったんだ。」

「今の幸せのために・・・?」
「そう。そしてこれからの幸せのために」

「ワタルさん・・・」


「コム。お袋さんがいなくて淋しいのか?
だったら これから俺をママと・・・」
「だから~ 僕は~ (怒)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これで 皆様にレスをお送りしてもよろしいでしょうか?
なんだか学生のレポートのようだな・・・。



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一緒に 5 No: 4161 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/01 Mon 23:35:08
大きな桜の木の下にたどりついた二人。
木の幹にもたれながらミズくん、
ゆうかちゃんを後ろから抱きしめて桜を見上げてます。

「綺麗だね~」
「夜に観るのもいいもんだな」
「僕と一緒に観るからいいんでしょ」
「ハイハイ・・・そうでございます。
お前、強いのか弱いのかわかんないな。」
「ん?」
「いや、別に」


「ゆうか」
「何?」
「ずっと一緒にいられなくてごめんな」
「仕事だもん、仕方ないよ」
「お前、淋しい?」
「うん・・・淋しいけど・・・・ここにミズさんいるから」
ゆうかが左手をみせる。
ミズが軽く笑いながらゆうかの左手を手にとり指輪にキスをする。

「浮気するなよ」
「そっちもね」

夜の桜は静かで、でもどことなく妖しくて――

それから、二人の会話はとぎれてしまって
お互い何にも話さなくなってしまったのだけど
触れているぬくもりだけが二人を繋いでる気がして
一歩も動けなくなって
夜が明けるまでじっと桜を見つめていた―――



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一緒に 4 No: 4160 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/01 Mon 23:33:55
雨あがりの轟邸の庭に二つの影。
仲良く手をつないでミズくんとゆうかちゃん登場です。

「お前さー」
「ん?」
「夜桜観に行きたいって事は、つまりそういう事なのか?」
「そういう事って?」
「だからさ~、《妖しさ倍増!色気視線テク》の本を
実践してくれるのか?って事だ」
「☆△○◇!?」
「部屋にひろげたままおいてあったから
どんなの読んでるのかと思ってみたんだけど、
あれ、凄いな・・・・
『春』のページに夜桜見物って項目があったじゃん?
お前、あれ全部やってくれるの?」
「ち・ち・ち・ちがうよ~~」
ぶるぶるっと首をふるゆうか。 
「だって、お前が熱心に誘ってくるからさー」
「ちがう・・・もん」
今にも泣きそうなゆうかちゃん、
「僕・・・本当にミズさんと一緒に桜が観たかっただけなの・・・・」
「あ゛ーーーわかったわかった、泣くな」

ミズくんゆうかちゃんを抱きしめて
「野獣大作戦の時も言ったと思うけど、
この際だから、もう一度お前に言っとくけどさ。
お前はそのままでいいから。
オレは今のままのゆうかでいいんだから、
無理して背伸びする必要はない。
オレがゆっくり教えてやるから。
わかったか?」
腕の中でゆうかがうなずく。

「でもさ、せっかく勉強してくれてるんだから
時々は使ってくれてもいいんだけどな~」
「馬鹿・・・」
「やっと、笑ったな」
「ミズさん、早く桜観にいこう♪」



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レス追加です。 No: 4159 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 23:17:14
>K様
 レスありがとうございます。
 アサコちゃんの反応・・・・・
 どうでしたか??
 ちょっとふつうだったかもしれないですね・・・

>オレンジ様
 トドさんブンちゃんがなんて答えるか不安なんですね。
 それでリカちゃんとワタルくんに話したんですね。
 私も早くリカちゃんのスカイ観たいです。
 


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薔薇の迷路 ―― 夜明け前・3 ―― No: 4158 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/01 Mon 23:15:25

自分の執務室に入り、やりかけの仕事を始めたものの、
気がつけばトドの手は止まり、思考は全くあらぬところへと迷い込んでいる。

(だらしがない。なんてざまだ)

トドは、書類から目を上げ、煙草に火をつけた。

ノルがただの恋敵であるなら、こんなに思い悩みはしない。
トドとぶんの間にある絆、そして認めたくはないがノルとぶんの間にある絆とは別に、
ノルとトドの間にも、見えない何かが繋がっているのだとトドは思う。

友情とも、愛情とも、憎悪とも言い切れない何かが。
あるいは、そのすべてか。

形は違えど、この世にただ一人、地上に舞い降りた天使に囚われ、
逃れられない定めを負った二人・・・。

(ノル・・・。やはり俺は、お前を生かしておいたことを
 後悔することになるのかもしれないな)



結局、すぐに戻るといいながら、トドが寝室に戻ったときは午前零時を過ぎていた。
トドは、心のどこかでぶんが先に眠っていることを願っていたかもしれない。

だが、ぶんは待っていた。
ソファでうたた寝をしていた(あるいはフリだけかもしれないが)ようだが、
トドが部屋に入ると、ゆっくりと起き上がって出迎えた。

「遅かったね、トドさん」
「先に眠ってていいと言っただろう」
「待ってるって言ったでしょ。シャワーは?」
「食事の前にあびたからいい」

トドが上着を脱ぎ、ガウンに着替えると、ぶんはトドの前に立った。
トドの顔をまっすぐに見上げ、見つめるぶんの二つの瞳。
何もしてこないトドにじれたように、
ぶんの両の手がトドの胸元に置かれ、小さな頭をもたせかけてくる。

「トドさん・・・」
「今日は少し疲れたな。休もう」
「トドさんっ」
ぶんの身体を引き剥がそうとしたトドの両腕を逆にぶんが強く掴んだ。

「トドさん!僕を見てよ。僕を避けないで」
「避けてなんかいない」

「嘘だ!」
ぶんは強く首を振り、トドの言葉を否定した。

「僕に言いたいことがあるならはっきり言えばいい」

「言いたいこと?それはお前の方にあるんじゃないのか」
トドに即座にそう切り返され、ぶんは顔をそむけて唇をかんだ。

「ないよ・・・。別に」

そう言ったものの、横を向いたぶんの睫毛が細かく震えたのをトドは見逃さなかった。

じわじわと自分の中にこみ上げて来る怒りとも、苛立ちともつかない感情を
どうにか押さえ込みながら、トドはぶんに掴まれた腕を外そうとした。

「だったらお互い、無意味な言い争いはよそう。時間の無駄だ。俺はもう寝る」

「トドさん・・・っ」
後ろを向いたトドの背中にぶんがすがりついてきた。

「行かないで・・・僕を一人にしないで」
「・・・・・・」
「抱いて・・・。トドさん、抱いて欲しい」

ぶんのその言葉を聞いたとたん、トドの中で何かがはじけた。
トドは振り向きざま、ぶんを力任せにはね飛ばした。
ぶんの身体が床に叩きつけられた。

「トドさん・・・っ」
床にくず折れたぶんの前にしゃがみこみ、
トドは片手でぶんの細い顎を、ギリッと音が鳴るほど力を込めて掴んだ。
「いっ、痛・・・っ」
ぶんの顔が苦痛にゆがむ。

「俺に抱かれたい?本当にそうか?」
トドの氷のように研ぎ澄まされた鋭い眼光がぶんを突き刺す。

「トド、さ・・・」
「お前は・・・、ノルのことを考えているんだろう!?
 昼間あの男が来てから、今日一日ずっと・・・!
 お前の考えていることが、俺にわからないと思っているのか!?」

「ち、が・・・」
ぶんの瞳から涙があふれ出す。
首を横に振ろうとするが、トドに強く顎をとらえられているためうまくいかない。

「ノルを忘れるために、俺に抱かれようっていうのか!?
俺をあいつの身代わりにする気か。たいしたタマだよ、お前は本当に。
あいつの元へ行きたいなら行きたいとなぜ言わない!」

「ち、が、違う・・・!!身代わりなんて・・・そんな、こと・・・っ」

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読んで下さってる方々、「で、ノルさんはいつ出てくるんだ?」って思ってません?
いやー、オレンジも思ってるんですよ・・・(爆)。
もう、いざとなったらノル×ぶん×トド×さえ×若○氏!?の5角関係を
書きまくる覚悟ではありますが、(←ウソですぅー。雪だるまさまぁー)
その前に、ノルぶんまで、たどりつかねば・・・っ。

オレンジにレス下さった方本当にありがとうございます。
レスはまた改めて来まーす。



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誕生日・・・・・ No: 4157 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 23:11:42
1日の仕事も終わり楽しい夕食の時間。
オサちゃんが1人で食堂に入ってきました。
「オサさんこんばんは。あれ?アサコさんは?」
「こんばんはゆうかちゃん。アサコは部屋にいるよ。
 今日の夕飯お部屋で食べるの」
「めずらしいですね。じゃ用意してきますね」
ゆうかちゃんが厨房に行こうとするとねったんが
用意していました。
「オサさん。用意できていますよ。はいどうぞ」
「ねったんありがとう」
オサちゃんは夕飯とケーキを持って部屋に戻ります。
「ただいま」
「おかえり」
アサコは机で絵に色をつけています。
オサちゃんは戻るとアサコに気がつかれないように部屋に
ある冷蔵庫にケーキを入れます。
「アサコ。用意できたからご飯にしよ~」
今日の夕飯はビシソワーズ・トマトサラダ・ローストビーフです。
2人は仲良く夕食タイム♪
夕食も食べ終わりオサちゃんがカフェオーレと紅茶を入れ
冷蔵庫に入れておいたケーキを出しテーブルに持っていきます。
「はい。カフェオーレ」
「ありがとう。ん?なんでケーキなんかあるんだ?」
ケーキがあるのに気がつきオサちゃんに聞きます。
「今日アサコ誕生日でしょ?バースデーケーキ」
「俺の誕生日・・・・オサ知っていたのか?」
「うん。知っているよ。それでね、このケーキ僕が作ったの。
 この間サンドイッチ作ったときアサコおいしいって言ってくれて
 とても嬉しかったから・・・・・・」
ちょっと照れながら話すオサちゃん。
「ありがとう。いただくよ」
ケーキを受け取り一口食べます。
「どう?」
「おいしいよ」
「ほんと?よかった♪」
オサちゃんはとても嬉しそうです。
オサちゃんはたちあがりリボンのかかった小さな箱
持ってアサコの前に立ちます。
「どうした?」
自分の膝にオサちゃんを座らせます。
「アサコ。お誕生日おめでとう。これプレゼント・・・・」
「オサ・・・ありがとう。開けていいか?」
「うん・・・」
リボンをほどき箱を開けるとそこには腕時計が入っていました。
「これ・・・俺が前から欲しかった時計だ・・・・
 いいのか?これ高かったんじゃないのか?」
「ううん。大丈夫。コムちゃんも一緒に探してくれたの。
 これ見たとき絶対アサコに似合うと思ったんだ。
 気に入ってくれた?」
「ああ・・・嬉しいよ」
さっそく自分の腕につけます。
「似合うね~あ・・・・あとこれ・・・」
小さな包みを渡します。
「これも?」
「うん・・・・」
包みを開くとスケッチブックが2冊入っていました。
「これにね・・・僕を描いて・・・・」
「いいよ。お前を描いてやるよ」
「うん」
オサちゃんはアサコの頭を優しく抱きしめます。
「オサ・・・・」
「なに?」
「今日はお前に抱きしめてもらって眠りたい・・・」
「いいよ。また頭なでてあげるね」
オサちゃんに抱きしめてもらいアサコはグッスリと
眠りにつきました。





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薔薇の迷路 ―― 夜明け前・2 ―― No: 4156 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/04/01 Mon 23:10:18

壊れてる方、多いですよね?さすがはりかさま・・・。恐るべし!!
ということで(?)、オレンジもリカさまにちょっとだけご登場願い・・・。
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トドは、自分の執務室に向かう途中で
リカの執務室の明りがまだついているのに気がついた。
トドは立ち止まり、リカの部屋のドアをノックした。

「・・・はい?」
「俺だ」
「えっ?ボ、ボス・・・!待って下さい。すぐに開けます・・・!」

なぜか慌てふためいたリカの声が聞こえ、
ドッタンバッタンと中から倒れた家具を立て直すような物音と
バサバサとあわただしく服を着直す衣擦れの音がした。

(またか・・・)
トドは軽いめまいを覚え、目頭を片手でおさえた。

「お待たせいたしました!」

案の定、30秒後にドアを開けたリカの額には汗が光っており、
あわてて留めたに違いないシャツのボタンは二個ばかり食い違っている。

その後ろにはやはり真っ赤な顔で息を整えているワタルが
デカイ身体をちぢこませるようにしてちんまりと座っていた。

「取り込み中のところ、邪魔して悪いな」

「いっ、いえ・・・!!」
声を揃えて答えるワタルとリカだった。

「だが、二人揃っていてくれてちょうどよかった。少し酒に付き合ってもらえるか」
リカとワタルは珍しいトドの誘いに思わず顔を見合わせた。


「・・・で。ボスはぶんを、稔さんのもとに行かせるつもりなんですか」
トドの話を聞き終わり、ウィスキーの入ったグラスを手に
最初に口を開いたのはリカの方だった。

「それは、ぶんが決めることだ」
トドは、表情を変えずに言った。
リカに注がせたウィスキーには、ひと口も口をつけていなかった。

「あいつはなんて言ってるんです」
「何も」
「行かせるべきじゃない」
リカは、トドの落ち着き払った態度が理解出来ないかのように、短く言い捨てた。

「・・・けど」
ワタルがようやく口を開いた。
「行くなというのは簡単だ。
 いざとなったら、身体を鎖でしばりつけて行かせないことだって出来るさ。
 でも、そんなことになんの意味もない・・・」
ワタルの言葉は、重かった。

「夜遅くにつまらない話をしてすまなかったな」
トドは椅子から立ち上がった。
あわてて、ワタルとリカも立ち上がる。

「どうなろうと俺は大丈夫だ。心配はいらん。
 ただ、お前たちは俺の両腕だ。一応、状況だけは話しておきたかった。
 ぶんのことも、あれで結構慕っている若い組員たちもいる。
 もし、ぶんがしばらくここを離れることがあっても、
 組員たちに余計な動揺や憶測を与えないよう動いてもらえるか」

「はっ」
リカとワタルは声を揃えてトドに答えた。

「邪魔したな」
トドは部屋を出て行った。
その背中に、いいようのない孤独の影が重なって見えた。

リカはそんなトドの後姿を見送ってから、やり切れないように大きく息をはいた。
「ぶんは、やはり稔さんを忘れられないのか」
「おそらくな。二人の絆は、俺達が考えている以上に強いと思う。
 俺は、星組での二人を見ていたことがあるからな・・・」
ワタルは一気にグラスに残っていた液体をあおった。

「しばらく・・・とボスは言っていたな。
 だが、しばらくが、永遠になるってこともある」
「やめろよ、リカ」
ワタルの声が、思わず大きくなった。

「ああ、悪い。だけど、先のことは誰にもわからねえ」
「・・・・・・」
黙り込んだワタルの肩越しに、リカが顔をのぞかせた。

「・・・さっきの続きするか?ワタル」
「リカ、お前、こういう時にそういうこと言うか?」

「わかんねー奴だな」
リカは小さく舌打ちした。
「こういう時だから、言うんだろ」
リカはワタルの首を引き寄せ、強引に濃厚なキスをした。



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レスです。 No: 4155 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 23:09:28
>0番様
 レスありがとうございます。
 オサちゃん健気にしすぎかも・・・・
 いよいよプレゼント渡します。
 俺様アサコちゃん書いてくれてありがとうございます。
 >「俺様以外の奴に、聞かせんな」
 >「おまえは、俺様だけの歌姫だ」
 これが俺様アサコちゃんなりの愛情表現なのですね。 
 
>ベン様
 お久しぶりです。
 書いて下さってうれしいです。
 2人のエッチをうっとりしながら見ている
 くららちゃんて・・・・・

>らん様
 レスありがとうございます。
 オサちゃんこれからプレゼントあげます。

>あお様
 レスありがとうございます。
 リカちゃんこれから20人と??
 それはすごすぎかも・・・・・

>あや様
 レスありがとうございます。
 あや様のご家族の方も今日お誕生日なのですか?
 おめでとうございます(^0^)

>ショーコ様
 レスありがとうございます。
 コムちゃんお借りしちゃいました。
 またお部屋に来てもらいます。
 ワタルくんとコムちゃん仲良く轟邸に帰る途中・・・
 温泉でますますラブラブになりそうですね。
 また書いてください。
 


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No: 4154 [返信][削除]

投稿者:管理人 02/04/01 Mon 22:31:24
また昨日はほぼ1日中サーバーダウンでしたね。
驚きました。
もう驚いて 過去ログコピーだあー とか思いコピってました 今日。
なんか親元のサーバーからしていかれてまして あはは
凄いですわ。
皆様も文は何かあった時の為に取っておいてくださいなー
さて 今日もこれから忙しい 小説は頑張って読んでます。
ムラに行ったときに出来たタイムロスをやっと解消できそう ふー
皆様 良かったです(o^o^o)



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NO,4144まで読んだレス No: 4153 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/04/01 Mon 22:24:07
あーっ管理人さままたやってしまいました。削除をお願い致します(土下座)。

ショーコさま
嬉しい。私の望みはショーコさまの復活ですわ!この板に投げて下さいませ。
って書いたら上がってた!わーい。
keikoさま
あさこちゃんの反応がとっても気になります。
らんさま
>「了解♪ジュリエット」
ロミオさま素敵だわ。
ぽんさま
夢のウエディングいいなー。男で良かったと思うコムちゃんもかわいくて、2倍得した気分です。
>つられてゆうひもふわりと笑う 
なんだか以外だけど素敵。
はつこさま
ねったん・・・誰かいませんでしょうかねぇ・・・コムちゃん一筋っていうのも好きなんだけどちょっとかわいそう。
あおさま 
兵士たちが憎めない。これこそ、たまねぎ部隊・・・(爆笑)。
0番さま 
おさちゃんの登場に続きが気になって・・・早く書いて下さーい!
R20番さま
呆れません!(きっぱり・・笑)
タニちゃんはこうやってリカさんになりきり役者を学んでいくのだなーと(爆)。
みどりさま
>そして、その変化は二人の帰国後に組員達を非常にびっくりさせたのだった
帰国後の反応が楽しみです&知りたいです!
ひかりさま 
また新たな展開の予感♪
雪だるまさま
えーーーーーーーーーーっ!書いて下さいーー(泣)。
私だって情けなくなりながらもそれでもズーズーしく書いているのですから~。
あやさま
>慣れないせいか野郎な感じがするんだなー 
なんか嬉しい。私も野郎系だなーと思ってたので・・・(笑)。



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あ、嬉しいレス No: 4152 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/01 Mon 22:17:05
>ショーコ様~~
お会いできて(?)嬉しい~^^
そして作品を載せてくださっててまた嬉しい^^
上だか下だかわからないけど、ロシアンルーレットだかサイコロだか
(いきなりベン様引用ですみません)
使って決めましょうね。(ね、じゃないだろ)
ワタルくんとコムちゃん、今夜は甘々?
かよこちゃんのことは決着つきそうですか?
私としてはつけてほしくありませんが(笑)これも石岩鍋釜が飛んできそう・・・



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俺様と私 No: 4150 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/01 Mon 21:57:33
広い広い温室を、ひたすらオサちゃん散策中。
本来ここに呼びつけた俺様あさこちゃんとお散歩のはずが、
入ったとたんに「ついてくんじゃねえ」のあんまりな一言のもと置いてきぼり。
まあ、元はと言えば「お誕生日おめでとう」と言ったのに対し、
「別に誕生日なんか嬉しくねえ」と返され、ついオサちゃん
「あさこそんな年なの?」と、とんでもない地雷を踏んだ結果なのですが。

しかたがないので一人でひたすら温室を歩く歩く。
南国熱帯植物園エリアに入っても、好奇心旺盛な方ではないオサちゃん、
トドプールには注意を払わずです。まあ興味を持たれて異次元に行かれても
困るので、普通に通過してください。

ベンチにたどりついて、やれやれと腰をおろしたオサちゃん。
温度調節の機械音がかすかに聞こえる中で、なんとはなしに
歌が口をついて出ます。

(そう言えば、ここに来てから歌ったことなかったなあ……)

いや、あんたの状況で歌う余裕なんぞなかったと思いますが。

長いこと歌っていなくても、オサちゃんの澄んだ歌声は温室に響き、
心なしか植物まで聞き入っているかのようにざわめいています。



あさこちゃん、遠くから聞こえる天使の歌声に足を止め、
しばらく聞いていましたが、おもむろに声のする方にお戻りです。
ベンチに腰かけて、語りかけるように歌っていたオサちゃん、
あさこちゃんを見てふっと歌をやめます。
あさこちゃん、それは唐突に。

「背中見せろ」

シンプルにして唐突な申し出と言うよりは命令に、
オサちゃん抗うことなく立ち上がり、シルクのブラウスをするりと脱いで
背を向けます。
歌って気分が高揚しているのか、うっすらと唐獅子牡丹(とすみれ)が
乳白色の背中一面に浮かび上がって、あでやかです。
食い入るようにその刺青を見つめるあさこちゃん、
手のひらを背中に押しつけて。

「歌うと……気持ちいいか?」

なんだかよくわからないながらもうなずくオサちゃん。

「歌うの、好きか?」

背中を大きな手で撫で上げては下ろすと、さらさらした肌が
じんわりと汗ばんでくるようです。
ちょっとしびれるような感覚に襲われて、オサちゃんが答えないでいると、

「答えろよ。好きか?」

なお強く背中を撫でられて、やっとのことでうん、とうなずきます。

「じゃあ、俺様が歌うなって言ったらどうする?」

なんだか振り向いてはいけないような気がして、前を見たままオサちゃん、

「歌わない」
「なんでだよ。好きなんだろ、歌うの」

「好きだけど……あさこが歌うなって言うなら歌わない」

しばらく妙な間があいて。
どうしたんだろうと思っていると、背中に冷たく濡れた感触があって。
あさこちゃんの唇だ、と思ったとたんつま先から背中まで
熱流が駆け上ってきて、オサちゃんふらつきます。
あさこちゃんのたくましい腕がぐいとオサちゃんを引き寄せて、
くるりと向きを変えられたかと思うと、唇を塞がれます。
ベンチに横たえられて、あさこちゃんが何も言わずに覆いかぶさってきて、
オサちゃんゆっくり目を閉じました。



「や……ね、あさこ……やだ……」
「うるさい」

すんなりした足を惜しげもなく広げて、あさこちゃんベンチの背に
片足をかけさせています。
そうすると当然とんでもなく恥ずかしい格好になるので、オサちゃん
半泣きでやめてくれと嘆願中、もちろん無視。
懇願嘆願哀願をことごとく無視し、あさこちゃん強引にオサちゃんの中へ。

「いっ……た……」

無理な体勢と容赦ない抽挿にもオサちゃん、涙をこぼしながら耐えます。
必死に伸ばした手であさこちゃんの首にしがみつくと、
とぎれがちになりながら、

「あさこ………
やっぱり………おめでと………誕生日………」

どくん、と。
自分の中でいきなりあさこちゃんが大きく脈打った感じがして、
オサちゃん視界がブラックアウト。


気がつくと、やっぱりベンチに片足かけたとんでもない格好のまま
あさこちゃんに凝視されていて、恥ずかしいことこの上なしのオサちゃん。
そんな気持ちなどおかまいなしのあさこちゃん、

「おまえ、やっぱり歌うな」

なぜなのかはわからないけれど、あさこちゃんが言うのならとオサちゃん、

「うん」

短く答えると、なぜだかあさこちゃん不機嫌に続けます。

「俺様以外の奴に、聞かせんな」


 自分勝手で強引で、傲岸不遜で我儘で、なんにも我慢ができなくて。

 でも、子供みたいに笑うひと。


「おまえは、俺様だけの歌姫だ」




************************************
これ書くために過去編でオサちゃんが歌っていたのですが(笑)
なんて行き当たりばったりな私。そしてやたら姫好きな私^^ゞ
あさこちゃん、お誕生日おめでとう。
これまでお誕生日を迎えた方はたくさんいらっしゃると思いますが、
とりあえずここでお祝いされた方で攻タイプはあさこちゃんが
初めてではないかと(笑) たぶんですが。
一番が俺様あさこちゃんだというのが、らしいなあと思う私なのでした。



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ガイズの夜は更けて リカタニ No: 4149 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/01 Mon 21:51:08
襲われた萬リカが屋敷に住むことになってから、初めての週末を迎えようとし
ていた。

退院したリカはまっすぐタニの待つ部屋に帰った。
初めから萬と暮らすつもりはなかった。
普段はタニとの生活を大事にしたかった。
そして週末だけはまた、萬と父と子としての時間を持つのだ。
一つ屋根の下でそれが許されるのならば。


金曜の夕方になるとタニのほうからその事を切り出してきた。

「これからは荷造りがいらないから楽だね。着替えに帰ってきてもいいよ。
それとも俺が届ける?」

「バカっ、お前にそんなことさせられるか。・・・・・いいのか?せっかくの週末
が一人で・・・」

「平気だよ。俺、一人じゃないし。くららがいるから・・・。でも、その分今日は
う~~んと頑張ってもらうからねっ!」

「ああ。」

リカは読んでいた本をパタンと閉じると胸をガバッと開き、腕まくりをしなが
らタニに近づいた。

くららを膝に乗せ、ポーッと座ったままリカに見とれているタニの腕を取ると
強く引き、立たせ、抱きしめた。

床に飛び降りたくららは振り返って、二人の熱いくちづけをうらやましそうに
見上げていたが、どんどん激しさを増すそれに恥ずかしくなって、寝床に帰っ
ていった。


「あふ・・・ん・・あ・リカさん・・・」
「タニ・・・んん・・・・・」

お互いに相手のボタンをはずし、ベルトに手を掛け、唇を貪り合い、そして見
つめ合った。
二人は一糸まとわぬ姿になっても立ったまま抱き合い、首に胸にと舌と手を這
わせていく。

どちらからともなく床にひざまずき、そのまま絨毯の上に横になると転がった。
どちらが責め、受けるのか。受け責めロシアンルーレットかリバーシブルサイ
コロか?ともかく二人はくるくる転がる。
もちろん踏ん張ったモノ勝ちである。

ガシッ。

リカの腕が床を突き、回転を止めた。
タニに覆い被さってニヤッと笑うと、口はそのままタニの首筋へ・・・


パシッ!

がしかし、今度はタニがリカの腕を払い、形勢は一気に逆転。
リカの腕を大の字に押さえ込み、リカの顔の真上で今度はタニが不敵な笑みを
浮かべる。

こうなってはもうリカの力ではどうしようもない。タニはまっすぐリカの顔に
唇を落としていくと口から首筋へ、そして胸へと進んでいく。その間にリカの
両腕を頭上に動かし、片手で押さえ込み、太ももでリカの膝を割って片足をか
かえあげ、深みに一気に押し入った。

「ぐっわ・・・ああああ」

あまりの痛みにリカの全身から冷や汗が吹き出した。

「おま・・・おまえ・・・よ・・・・せ」

声をつまらせ、涙を貯めているリカに気づいてタニも慌てた。

「あ・・・ごめん、リカさん。俺っ、つい・・」
「い・・いよ・・・だが・・あ・・・あまり動くな・・・あっ、そっと・・・・」
「うんっ。・・・んん。はあ・・・でも、俺、ダメ。気持ちよすぎて・・・。はーはー。」
「ばっ、バカっ。動くなっ!うっつうう。」
「ゴメン。リカさん・・」

タニは性急に、ほんの2~3回強く腰を前に突きだしただけでイッてしまった。

リカはイクどころか痛かっただけで、気持ちよくなってもいない。

「無理ないな。一週間ぶりだもんな・・。(俺もだけど・・・あっ俺は入院中も
ワタルとやったんだ。)お前は若いんだもんなあ。」


リカは汗でしっとりとした、タニの腰と背中のなめらかな線を辿り、ギュッと
抱きしめた。
タニが愛しくて愛しくて仕方ない。
リカの中に残っていたタニのグッタリしたモノが大きくなるのが感じられた。

タニは息が整うと体を浮かせ、リカの顔を覗き込んで耳元でささやいた。


「リカさん・・・もう一度・・・いい?・・・今度は優しくするから。」

「ああ。・・・ん・・・んんん・・・」


言ったそばからもうタニは腰をくねらせ、リカの体を優しくほぐし始めている。
赤く尖った胸の先を指の腹でクルクルとなでられ、耳と首すじを巧みな舌遣い
で愛撫され、リカも今度はとろける程感じていた。


「ああ・・・タニ・・俺もう・・イ・・ク」
「いいよ・・・リカさん。好きなだけイカせてあげる・・・」

タニはリカの脚を肩に担ぎ上げると深く腰を落とした。

「あ・・ぐうう・・・」

今度こぼれ落ちた涙は歓喜の涙だった。

「タニ・・・・・愛してる・・・」
「俺も・・俺も愛してる・・・リカさん・・・・・」

グッグッ

激しく押し込まれる腰が、リカに気も狂わんばかりの快感を与える。


「あああああ・・・・・」


リカの胸がせり上がり、「うっ」と小さく声を漏らすとその瞳が閉じられた。
タニも勢いよくのけ反るとリカを感じながら思いっきり中に吐き出した。


「うう・・・リカさん・・・」


リカの上にゆっくりタニの体が倒れかかり、二人の息遣いが静かに解け合った。




「お兄さま方綺麗・・・・・」

重なり合う二人の美しい体をうっとりと見つめるくららの口から、ため息が聞
こえた。




・・・・・


すみませんだた長いエッチでした。



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レスで~す♪ No: 4148 [返信][削除]

投稿者:らん 02/04/01 Mon 21:50:40
今日は90期生誕生の日でしたね~
轟組に入れそうな子はいたのかしら(爆)

>keikoさま
一生懸命に準備するおさちゃん可愛いです。
いよいよ、プレゼントかな?
>ぽんさま
後1回で終ってしまうのですか~~淋しいっ
>ひかりさま
きゃ~ん、炎の場面を思いだしちゃいました。
ゆうかちゃんったら一瞬でもミズくん忘れちゃダメよ~(笑)
さて、一波乱おこしましょうかね?(^^ゞ
>雪だるまさま
また、続きがうかんだら書いてくださいね~(*^_^*)
>あやさま
私もとうに財布は空っぽでございます(笑)
>836番さま
きゃ~名前を呼んでいただけたわ?
なんだか嬉しゅうございます(ぽっ)
>あおさま
そうするとこれから20回Hが続くのかしら?(爆)
それも楽しみだったりして・・・
>ショーコ様
わ~い、続きだ~♪



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それから。そして... No: 4147 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/01 Mon 21:31:16
お邪魔しません、と言いながら、しつこく書いてる私って....
すみません。またまぜてくださいね。

************************************



木漏れ日の射す林の道を歩く。
冷え冷えとして、雪解けしたばかりの、少しぬかるんだ道。

麓は、もうすっかり春で、
ワタルとコムが来た海の見えるあの町は、春が終わろうとしていたのに。

時々、吹き抜ける風はまだ刺すように冷たくて、
暖かいところから、そのまま連れ去って来たコムが、寒そうに震える。

ワタルは、吹き過ぎて行く冷たい風を、背中を向けてやり過ごして、
自分のコートでコムを胸の中に包む。

「大丈夫か?」
「うん。平気。」
「コートぐらい、下の村で買ってくればよかった。」
「ううん。こうしていれば暖かいから。」

途中で車を乗り捨てて、歩きたいと言ったのは、コムで、
暖かそうな日差しに欺かれてしまったのだ。

タクシーは、帰してしまったので、引き返すわけにもいかない。

「この道を抜ければすぐのはずだから。」
「大丈夫だよ。寒いのぐらい平気...」

ワタルさんと居れば...

後の言葉は言わずに微笑む。あんまり正直すぎてなんだか照れくさいから。

ワタルのコートにすっぽりと包まれたまま、コムがワタルを見上げる。
ワタルも微笑みを返して、二人の唇が重なる。

さっきから何度こうして立ち止まってはキスを繰り返してきたことか。

ミズとちー坊は、あの列車でそのまま帰してしまった。
ワタルとコムは思い立って、
ワタルの知り合いの山荘がある、麓の駅で途中下車したのだ。

危険だからと、ミズもちー坊も一緒に来ようとしたが、無理に帰した。
ミズだって、ちー坊だって、長い不在をしていたのだ。
待っている人もあるのだから。

二人っきりになったら、話すことがたくさんあったはずなのに
話すことなど何も浮かばず、ただ黙って、歩く。

コートの中にそっと包み込んで、肩を抱いて。
コムのぬくもりと、しなやかな体の重みが、その存在をワタルに実感させる。
ワタルの腰にまわされたコムの両手が、すがるようで愛しい。

本当はこのまま歩き続けて、どこにたどり着けなくても、
二人ならかまわないと思う。

しかし、きちんと目的の場所に目的の物はあって、
ワタルはコムのためにホッとする。
あまり長く歩かせたら、コムの体が冷えきってしまうから。

麓の駅で連絡してあったので、留守を守る近所の人が、待っていてくれた。
その人から、鍵を預かり、火を入れておいてくれた暖炉の前にコムを座らせる。

ワタルが勝手をよく知っているらしく、キッチンに立っていって、
暖かいカフェ・オーレを持ってきてくれた。

「ワタルさん、ここはどういう?」
「俺の大学の先輩の。」
「ふーん。黙って使っていいの?」
「ああ....その先輩、山で亡くなって、今はその両親しか使ってない。
俺、その人達の息子代わりみたいなもんだから。」
「そう....」

そう言えば、コムはワタルの過去を何も知らない。

「ずいぶん、ご無沙汰してるけどな。さっき、借りますって、連絡しておいた。」

コムの表情が陰ったのを見逃さずに、ワタルが、覗き込む。

「どうした?」
「僕、ワタルさんのこと、何も知らないなぁ、って。」
「今の俺だけじゃダメか?」
「ううん、今のワタルさんでいい。」
「俺も、今のお前だけでいい。」

また、二人の唇が重なった。キスの数だけで比べたら、天国に一番近いかもしれない。

名残惜しそうに、ワタルが唇を離して立ち上がる。

「風呂、入ろう。ここ温泉なんだぜ。」
「温泉?!....」

ふっと、あの海沿いの町を思い出す。あの町のあの旅館も温泉だった....
残して来たものへの懐かしさで息苦しくなる。

ワタルの唇が、コムの唇を襲う。

「忘れろ...」
「ごめん....」

涙があふれて、コムの頬を伝う。

「すまない。勝手なこと言った...」
「ううん...」

「泣くな。俺が悪かった。」
「僕は、ワタルさんを苦しめる事しか出来ないね。」

「俺が苦しいのは、お前が苦しいからだ。それ以上でもそれ以下でもないさ。」
「ワタルさん...」
「だから、早く忘れろって思った。お前が思い出すことで苦しいのならって。」

「ワタルさん、ありがとう。いつも我慢ばかりさせて。」
「我慢なんか....」

お前のためなら、幾らだってするさ。

「もうよそう。泣くのはアノ時だけにしてくれ。
なんでこう泣き虫に惚れちまったんだか。」

「かよこさんみたいに、強かったらよかたんでしょう。」

いきなりコムがかよこを持ち出して、ふくれる。

「お前なぁ、振り出しに戻りたいわけ?」
「僕は、まだ聞いてないから。」

「何を?」
「かよこさんのことは、何でもないって。」

「おお....」
「ほら、困ってる。それに、僕はワタルさんの物だって、何度も聞いてるけど」

「うん?」
「ワタルさんが僕のものだって、僕だけのものだ、って聞いてないから。」

ハー、とワタルが溜め息を吐く。

考えてみたら、その辺のことは、何も解決してなかったんだっけ。

「コムゥ、その辺のことは、後でゆっくり話そう。な?」
「後でって、何の?」
「そーんなことは、決まってるでしょ」

ワタルがコムをすくい上げて、姫抱きにする。

「あっ、ヤッ、ダメ!ワタルさんすぐなし崩しに...」
「ああっ、コム、何赤くなってるんだよ。やーらしいな。
俺は、風呂の後でって、言ってるだけだぜ。」

「もう、意地悪。お風呂だって一緒になんか入らないからね。」

コムが足をバタバタさせて、抵抗する。

「お前さぁ、なんで俺と風呂入るの嫌がるんだよ。」
「だって、恥ずかしいもん。」

「あのー、もっと恥ずかしいことしてねぇ?俺達。」
「それとこれとは別なの。」

「どこがどう別なのか、じっくり聞かせて頂きましょうか。風呂で。」
「だから、ヤダって....」


日が静かに暮れて行って、部屋の中は、そろそろ灯かりがほしい頃。
二人の夜は、まだまだこれからで....



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私も壊れそうレス No: 4146 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/01 Mon 21:20:11


ガイズ見て来ました~~~。
コムファンの私でさえ、こんなに壊れているのですから
りか様、タニ様ファンの皆様は、壊れるを3乗しても足りないことでしょうね。
キャーッ、りか様~~、タニちゃ~~ん、ケロちゃーーーん(今回超ツボ^^)
ゴホン、失礼いたしました。邪魔しないといいつつ、またまたお邪魔します。

R20様。イエイエ、何をおっしゃいますやら。
こんな柔らかい文章もお書きになるのですね。文体の硬軟自由自在。
すばらしいです。

keiko様。一人でコツコツお誕生日の準備。オサちゃん健気ですね。
コムちゃん、お買い物に連れ出してくれてありがとう(^^)

みどり様。是非挑戦してくださいませ。数段板ぶち抜きH。
掲示板史上に残しましょう(笑)

はつこ様。ねったんにも幸せをキャンペーンは?いかがでしょう?
でも、私、ねったんはいつまでも童●でいて欲しい派です(笑)
ごめんね、ねったん。

オレンジ様。ぶんちゃん、可愛いい人ですねぇ。
トドさんと二人のですね、雰囲気がしっとりとしていいんですよね。

K様。 数年前のTMC(でしたっけ?)思い出しました(^^)
そう言えば、ぶんちゃんのスカーレット、可愛かったわぁ。

ららら様。感動巨編、なんて照れる~~(^^; 長くて驚編って言うのなら納得(笑)

ぽん様。相変わらずの絶好調(^^)
そうなの、コムちゃんはやっぱり男(男役)でいて欲しいの(泣)
現実と妄想、混乱していてすみません(^^;

らん様。うらやましい(^^) 轟組って、よく考えてみると(今まで考え手なかったのか、私)
すごいメンツですねぇ。ウットリ。


鹿目乃様。私、気力は何とか....ただ頭の方が、カラッポ状態です(^^;
鹿目乃様こそ、お待ちしてますのよ。でも、今は無理にとは申しません。
今日、お気持ちよく分かりましたから。

ひかり様。子どもの作文なんて、とんでもない。どうぞ、また書いてくださいませ。
もしそうなら、近頃の子どもの作文は、ずいぶんませて、いえ、モトイ
ずいぶん上手なんですねぇ(^^)大人はどうすればいいのでしょう(^^;
宙組の銀橋シーン思い出して、ドキドキさせていただきました(*^^*)

茶々子様。どうぞ、そんなにお気になさらずに。色々な感想があって当然ですし、
人を傷付けるようなことを書かない限り、何か感想を寄せて下さるのは
書いている者にとっては、励みになります。
私の書いた物に、関心を示して下さって、感謝しております。

雪だるま様。>シーソーは乗って遊ぶ物ですね(笑)
これは、何か深い意味あります?(笑)私、色々考え過ぎてしまって(ポッ)
さ、さえちゃん、危険だわ。続き気になるんですけど...

あや様。何やらお忙しそうで、何よりです(^^)どこかで遭遇しそうですね。

836番様。生きていらして、良かった(^^)なにやら、お名前呼ばれただけで、
うれしい私っていったい(^^;

0番様。ここのところ、お会いできなくて、寂しいです。でも、今日こそ
私、下だわ。必ず上にいらしてね。←これ書いてるうちに
もう、下になってる(笑)でも、上でも下でもお会いできて良かった。
って、何やってるんでしょうね、私たち。0番様ファンの皆様ごめんなさい。

あお様。ニ、二十人って。あお様~~、大丈夫でしょうか?私はあお様が心配です。
うふっ、どうやって書くの?(赤面)

ベン様。詳しい解説をありがとうございました。この次観るときは、要チェック
いたします。書いてくださるのお持ちしてますわ。



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今週末は観劇レス、日生に No: 4145 [返信][削除]

投稿者:0番 02/04/01 Mon 20:49:13
>雪だるま様。
どなたのお顔も見えないと言う点では皆様雲の上の方々ではありますが(笑)
書いてる方もロム専の方もレスの方も、ここが好きという点で皆同じですわ^^;
>ショーコ様。
・・・好き←これではリアルすぎて気持ちが悪いぞ、私。
いちご様にはオレンジ様が、オレンジ様にはいちご様がいらっしゃいますので、
浮気なんかしません。というか、ショーコ様が浮気のし放題でしょうに(泣)
>keiko様。
お誕生日にケーキ。オサちゃん、けなげです~。土曜のBSで、妙に恥ずかしかった
自分が恥ずかしい。
>みどり様。
トドぶんのバレンタイン、私書きましたよ(笑)トドぶん作家じゃないにも
かかわらず。いえ、何作家でもありませんが。
>はつこ様。
ここからオサちゃんとかよこちゃんの関係は始まりましたが、ここで
終わってしまいました。何も考えずに書くと、こうなります。
>オレンジ様。
オサちゃんとかよこちゃんの絡みって・・・オレンジ様が書くと、
なんかエッチ(笑)
>ららら様。
お久しぶりです。ここはちょっとお留守にしても書き込みがすごいので
なんかすごくご無沙汰な感じがします。
そして私の話は、続きません。書いてください。お願い。
>ぽん様。
幸せをキャンペーン、いつまでも続くといいなと言うほど幸せ状態ですね^^
今度『0番にも幸せをキャンペーン』開催してください(真剣)
>らん様。
オサちゃん、続きません。後先考えず書いたもので・・・
どなたか書いてくださいませ~
>R20様。
それもあーる。懐かC嵐山光三郎氏を思い出したでR。
>ひかり様。
作品up、嬉しいです。ゆうかちゃんにも一波乱?と思ったら出発なんですね(笑)
>あや様。
オサちゃんが襲われてしまうと、轟組でお初じゃなくなるから襲われないんじゃ
ないかと・・・(爆)
>あお様。
リカちゃんの体力消耗が激しいのは書いてる人『たち』が鬼・・・
あお様も、みどり様同様責任は最大限に(笑)



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まだ息はあるようレス。 No: 4144 [返信][削除]

投稿者:ベン 02/04/01 Mon 19:59:08

はああ~~。

確かにリカタニの絡みが心なしか濃厚に・・・。

R20様、836番さまのお怒りごもっとも。しかも減ったのはリカさんの腰
振りクイッ・クイッダンスではござらんか。変調してまで歌わすなあああ。
それでっも完璧にやられてる私。

スカイったらハバナ行きで、サラを誘う前にしっかりネイサンに「お前も一緒
に来いよっ?」とか言って肩を抱いている・・・こんなの前からあったっけ?

「座れの前」教団に入ったスカイが「ネイサン(タニ)は?」「ここだっ。来
たぜっ。」って二人の会話もツボなの~。なんだかここ男の友情を感じてジー
ンときてしまうの。

あとね、あとね、クラップシューターのダンスでタニちゃん、「何すんだ~お
いっっ」て言いながらドクターケロとリュウリュウに前から後ろから状態なの。
「きゃあ~~。リカさん早く助けに来て」って思いながら観ています。

ムラで壊れ、家の床が壊れ、もっと大事なモノまで壊れるかと思った私に今恐
いモノはありません。ガンガン書きますわよ~。でもさすがにまだ疲れてるの
でレスなしですみません。



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悠淳・・・23 No: 4143 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/01 Mon 19:56:07
兵士達に囲まれたリカが叫ぶ。

「お、俺に、お前ら全員やる体力なんて、あるわけないだろうっ!
何、考えてんだっ!!だ、大体、何人いるんだよっ!ここにっ!!」

「王に直接、仕えてるのは、今、20人しか、いない
何も、この城にいる兵士たち全員にやってくれと言っているわけではない。
たった20人だ」

「に、20・・・それをこれから連続やれって言うのか?」
リカが、ふらっと倒れかけたのを数人が支えた。

その時、兵士の一人が持っていたタニベッドの中から、
「あれ・・・ここは・・・?」と声がした。

「タ、タニ・・・(何で、今起きる・・・)」

「あ~~リカさーーーん。あれ?何?俺達どこにいるの?」

ベッドから降りかけたタニは、誰かにそのベッドが掴まれていて、
宙に浮いてるのに気づいた。降りるに降りれない。

「リ、リカさん、えーー、どうなってるの?何が起きたのーー?
(リカさんのところに、行かれないよ~)」

タニっ!と思い、行きかけたリカを兵士たちが止めた
あの人を元に戻したいんでしょう?大丈夫、別の部屋でちゃんと世話してますからと言うと、
そのまま、リカをひきずりながら歩き、自分たちの休憩場所へと連れて行った。

「タニーーーっ!!」「リカさーーーんっ!!」
と叫びながら、引き離されていく二人はまるで悲劇のヒーローとヒロインのようだが
そのあと、予想される状況が状況・・・なだけに、リカは酔いしれてなりきることはできなかった。

¢¢¢¢¢¢¢¢

やっと、タニちゃんが起きてくれた。



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レスです No: 4142 [返信][削除]

投稿者:あお 02/04/01 Mon 19:50:01
すいません、土曜日観劇して、まだ、ちょっと・・・なので、的はずれな事、書いてたらごめんなさい。長いレスです。


くーろ様  ようやく今度こそイタリアへ・・ですね。飛行機に乗ったんだから確実よねー。

雪だるま様 うーー、さえちゃんって、やっぱり、こういうキャラクター。
      なんだか、イデ〇ン、また見たくなっちゃったなーー。
      エンディングテーマ、好きだったわ。雪だるま様の他の方へのアニメレスも、
      反応したくなって、困っちゃう。

ぽん様   既成のビデオじゃなくて、自分たちを撮影したビデオ・・(だよね。)で
      ヌクんですか・・・ワタルくんは。ああ、でも、そうよね。
      コムちゃんがいいんだものね。それにしても、次から次へと話が浮かびますね。すごい。
      ところで、朝〇ちは、ぽん様の解釈でいいと思います。

いちご様  トドぶん好きなんで、もっと書いてください。


0番様   なぜ、リカちゃんは体力消耗、激しいのでしょう。
      きっと、主に書いてる人たちが、鬼なんだわ。(え?)
      オサちゃん、すてきーー。でも、そんな助けなくても、
      かよこちゃんは自分で、やっつける事できるのにーーなんて思った私を許して。

らん様   兵士相手にやるしかないでしょうねーー、きっとねー。

R20様  ぱらいそごっこ・・・最高ーー(爆)

      >「今から、俺を、お姉様と呼べ!」
(大爆)
そんな事して本気で遊べるのは君たちだけだよ・・(呆・・笑)

ショーコ様 きっと、また出てきてくれると思っておりました。何か作品、浮かびましたか?
       

keiko様  あさこの誕生日なのですね。オサちゃんは、何を買ったのかな。
     ケーキまで、手作りしたのね。

みどり様  こういう設定で、話を考えようと思うたびに、ネタのくわしい勉強を
      するみどり様は、本当にすごい。私だったら、避けちゃうわ。
ところで、ここの板のH最長記録、がんばってください。私は絶対できません。

はつこ様  テレビ版デビルマンの最終回、よかったよねーー。
      ぜ、絶叫デュオ・・・(爆)
      あの、10数人とのお相手は、たぶん、内容省略で(笑)書くんじゃないかと

オレンジ様  トドさんが一言、言ってくれれば、いいのにな。
       ぶんちゃん、一人で悩んじゃうよ。

K様     風共に頭、行ってます?でも、おもしろーーい。

鹿目乃様   もう、3回見たのですか?一体、今回の公演は何回見るの?(笑)
私は、また来週行きますーー。

ひかり様   読みながら、ああそういえば、なおちゃんとワタルくんは
       同期だっけなーと思い出しました。

あや様    そんな、H最長記録に挑戦なんて、そんな事、考えてませんって。
       ごまかして終わりにします(笑)

836番様  お元気ですか?もう~~、リカちゃんのダンスを見たって気が
       しないよねーー!
       でも、くららちゃんのリフトシーン、ぼーーっと見とれてた。
 


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生きてはいます… No: 4141 [返信][削除]

投稿者:836番 02/04/01 Mon 19:00:54
う~~~ん……
フィナーレのダンスが減りやがった怒りにR20さまがあれを書かれたのなら
わたしもなんか書かねばいけないんじゃないかっつーくらい、怒ってましてよ!!
でもね、わたしの頭蓋にはもう脳味噌収まってませんので。あしからず。

keikoさま、0番さま、R20さま、ぽんさま、雪だるまさま、ひかりさま、
あやさま(エイト)、はつこさま、Kさま、らららさま、オレンジさま、みどりさま、
ショーコさま、らんさま、いちごさま、くーろさま、あおさま、鹿目乃さま、
小龍さま、ベンさま、
どちらさまもご機嫌よろしゅう~~。(レスって……呼んだだけかよ…)



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週末から落ち着かないぞレス No: 4140 [返信][削除]

投稿者:あや 02/04/01 Mon 18:56:16
昨日はうまく入れなかったので、レスがずれちゃってるかも。
今週から「風共」含めて週2回観劇ペースです。
ゴールデンウィーク開けには体はヘロヘロ、財布は空っぽ、体重2kg減確実!

オレンジ様 ほら、ノルさんって黙っててもモテモテじゃないですか。それに比べて
      トドさんってブンちゃん居なくなったらひとりぼっちでそのくせ、
      素直になれそうもないし……つい肩入れしちゃうの。でも他の皆様が
      書いてくださったからオレンジ様はノルブンでお願いいたします。
はつこ様 >黙ってたら男前だし  
     いや~ん。いつだって男前よ。でも、お相手かなり興味あるなー。
ららら様 おひさしぶりです。花組さんもいよいよですね……。
     落ち着いたら花組のメンバーでぜひ書いてくださいね。
K様  でもトドノルって慣れないせいか野郎な感じがするんだなー。
    ブンちゃんが絡むと耽美なのになんでだろう?
みどり様 「マフィアの日」書いてくださってありがとうございます。
      甘々のトドブンつづき楽しみですわ。
     最長連続Hシーンの記録はわかりませんが、パナマ様の「めんずごーごー」
     ワタリカがすごかったと記憶いたしております。今後あお様が兵士十数人
     に挑戦(?)された場合は……。
keiko様 アサコちゃんお誕生日なんですね。私事ですがうちの家族にも同じ誕生日
     の者がおります。この日生まれは良くも悪くも大物になるそうなので
     アサコちゃん共々良い方に期待しております。
R20様 おもしろすぎます。それにしてもそもそも女性を男性化してその男性を
    女装させて女性化して◯◯しているのを楽しんでいるのが女性(たぶん)。
    世界は複雑ねーロジェ。
雪だるま様 さえちゃん妖しくていい味だしてますね。一般の男(ex.若槻氏)なら
      その魅力でひとひねり、いちころ、朝飯前ってとこですか? 
      直撃QUESTION!!の質問イケテます。
0番様 オサちゃんはひとりで夜道を歩いていても襲われないのかしら?
    かよこちゃんが5秒で3人を倒すところも見たかったなー。
いちご様 トドブンもよろしくてよ。でも、吉屋様の悠子先生とぶんおねえさま
     のお話いちご様のパラレルでパライソ読んでみたいですわ。
     いちご様にも吉屋様にもご迷惑でしたらごめんあそばせ。たわ言ですの。
ぽん様 >げっ、なんでこいつはこう感がいいんだよ!
    って感もなんも轟組員は勿論、読者も全員わかっちゃうよわたるくん。
    ストレート(単純?)なぽん様のわたるくん好きです。
    最近、ゆうひくんの名前が出てきてうれしいな。
くーろ様 夜用の子守歌ってことは昼用もあるってことで…。聞かせて欲しい。
     いつも出てくるお食事描写、たのしみにしております。今日の献立も。
あお様 兵士十数人のお相手をなさるのでしょうか?みどり様と記録更新を賭けて。
    皆様公演中ですから体力が……心配です。
    ゆうひくんはパート1でリカさんが初めての男と告白済みです。
らん様 この間もこのふたり窓際でヤってませんでしたか?
    でも、すねてるゆうかちゃんはなかなか魅力的で色っぽいです。
836番様 リカさんに甘えるタニがめっちゃかわいい~~。ぷりちぃ~~。
     ところであのひかり様への替え歌、ここまで出てるのに思い出せないの
     セブンセブンセブン?エイトエイトエイト?全然違うの?
     これで意味つーじてる?
ひかり様 >来年の桜は ここでまた見ることができるのだろうか?
     深い意味はないですよね。どきどきしちゃった。
     直ちゃんとゆうかちゃんつづきお願いします。
茶々子様 レス専の私がなんですが、まあまあ堅い話は置いといて奥まで
     ずずずいーとお入りになって茶のみレスでも付けてってくださいな。
     レスがウザイ方も多いでしょうけど励みになるもんですよ。



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ちょこっとレスです No: 4139 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 16:52:56
>ぽん様
レスありがとうございます。
オサちゃんケーキ作らせちゃいました。
確かにホールサイズを2人で食べるのはきついですね。
ぽん様召し上がりますか?
コムちゃんの笑顔につられてふわりを笑うゆうひくん
違った一面が見れてうれしいです。
コムちゃんのキャンペーン終わりですか?
また書いてください。待っています。

>ひかり様
書いてくださったのですね。
直ちゃんとゆうかちゃんだ~。
また書いてくださいね。
待っています。

>雪だるま様
レスありがとうございます。
続き浮かびましたら書いてください。
待っています。



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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~彷徨~ No: 4138 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/04/01 Mon 16:25:41
ある日の昼下がり、コムが、一息いれようと思って、食堂に入ると、そこでは、リカが遅い昼食を取っていた。

「リカさん、ここいい?」
「ああ。」
コムは、リカの前に座り、緑茶を入れる。

リカさんて、何となく苦手、なんだよね。
わたるさんとのことがあるからかな。
あんまりしゃべったことないし。
近づきにくい雰囲気もってるっていうか・・・

リカが、コムの前髪に手を伸ばしてきた。
「サラサラだな。」

コムは、なんて言っていいかわからなくて、黙ったままでいる。

「どうした?俺とはしゃべりたくないか?」
「ううん!そんなことない!ただ・・・」

「ただ?」
「僕が・・僕が、リカさんみたいに強かったらいいのにって、思っただけ・・
 僕は、弱くて、情けなくて・・」
「コムは、弱くなんてないぞ。」
「だって・・僕なんて、ゆうかちゃんにさえコムさんは僕が守ってあげるなんて言われちゃうし・・
 僕は、みんなに守られるだけで、誰も守ってあげることはできない・・」

リカが、微かに微笑む。
「あのなあ、何の価値もない奴をみんなが必死で守ろうとするかよ?
 お前は、みんなに必要とされてるんだよ。
 力が強いだけが男じゃないぞ。
 俺なんて、きっとコムと同じ人生だったら、耐えられる自信ねえよ。」

リカは、食べ終えると、コムの頭をポンポン、と叩いて出て行った。

それでもやっぱり、僕はあなたが羨ましいです・・リカさん・・
あなたは、僕の持っていないものをたくさん持ってるから・・

コムは、お茶を飲み終えると、射撃場に向かった。



射撃場の一角では、ゆうひとタニが休憩していた。
コムは二人の方に歩いていく。

「ゆうひさん、頼みがあるんですけど・・」
「ああ、あなたがわたるさんの・・
 どうしたんですか?」
コムが、ふわりと笑う。
つられてゆうひもふわりと笑う。

はっ・・・つられた・・・
いかん、いかん、いつものクールな俺に戻らなければ・・

ゆうひは急いでもとの影のある男の雰囲気を作り出す。

「僕にも銃の使い方を教えてください。」
「ダメです。」
即答する。

「あなたにそんな危ないことさせたら、俺がわたるさんに殺されますよ。」
「どうしてもダメ?」
「どうしてもです。」

コムは溜息をついて、その場を離れた。
ふっと立ち止まって、タニの方を振り向く。
「タニ、あのね!」

「なんですか?」
「リカさんって、かっこいいね!」

タニが、満開の笑顔を見せた。
「当然ですよ!」

コムは、厨房に戻るために足を向けた。
自分の心が落ち着いているのを感じていた。

僕には僕の役目があるなら、それに専念しよう・・
みんなが僕を必要としてくれてるのなら、それ以上の幸福はないから・・

*************************************
なんか、だらだらした内容・・・コムキャンペーン、次で終わりますので、お目こぼしを~。

今回、ゆうひ君のふんわり笑顔と、タニちゃんの満開笑顔を出したいだけで書いちゃったかも・・すまんです。

以下、レスです。

雪だるま様 続きがうかんだら、また書いてくださいね!待ってます。ちなみに、
朝○ちは、あの、小さい方がたまってるだけ、という話を誰かから聞いたことがあるような・・・(^^;)

ひかり様 おおっ!ひかり様が作品をっ!!しかも直ちゃんとゆうかちゃんがぁ!子供の作文だなんて、とんでもない!!また作品書いてくださいね♪

keiko様 オサちゃんてば~、アサコちゃんのためにケーキまで焼いちゃうなんて♪
でも、二人でワンホールはきつそうだ(^^;)なんなら私が・・(ゲシッ)自分で蹴り入れておきました。



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お久し振りです⑦ ~完?~ No: 4137 [返信][削除]

投稿者:雪だるま 02/04/01 Mon 15:53:20
「ねぇ?約束だよ。
ぶんが居なくなったらその絵を僕にくれるって…」


昨夜の事は夢だったのだろうか?
朝、若槻が目を覚ますと、そこにはもうさえこの姿は無かった。

さえこの言葉は気になったが、
明日で帰国しなければならない若槻はその用意に追われ
深く考えるのは止めにした。
イタリアに一人残してきたノルのことも気がかりである。

あれは一夜の夢。
さえこはたまたまノルの絵が気に入って、俺とのアバンチュールを
楽しんだだけの、気まぐれな高級娼婦(夫?)か何かだろう。


若槻は、勿論さえこが凄腕の殺し屋などとは露にも思わず
ノルの待つイタリアへと帰っていった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


(フフフ…。これでぶんを殺る大義名分は出来た♪
一応、依頼を受けたって事にしちゃおう。
僕はね、私利私欲で人を殺すなんて、そんなかっこ悪いことしたくないもん。
これはあくまでもビジネス。仕事としてやらせてもらうからね。

ノルさん!ぶんの事となるといつも血相変えて飛び出していったけど、
イタリアに居るんじゃどうしようもないね。
あなたの悲しむ顔を見るのは少し辛いけど、その悲しみは僕が
癒してあげるから…

ぶん、いつの間にか泣く子も黙る轟組のボスの傍らで落ち着いちゃって
居るけど、それも後わずか…
君さえ居なければ、僕はもっと違う道を歩んでいたように思うんだ。
どんなにガードが堅くても必ず近づいて… フフフ…待ってなよ!)

さえこは昔からその存在が邪魔だったぶんを殺れるという事と、
轟組のボスの愛人(兼幹部?)という、久し振りの大物を狙える喜びに
身震いし、どうしても頬の緩みを抑えることが出来なかった。

「さて、どう料理しようかな~。楽しくなりそうだ。
まずは…、昨日行かなかったから…お顔のお手入れからだね。」

エステに意気揚揚と向かうさえこはまだ気が付いていなかった。
受けしか経験のない自分が、総受けの貴公子の異名を取るぶんを
さえこの仕事場であるベッドの上に誘うのがそうそう容易ではない事を…

             =続く= (といいんだケド自身が無い…ので一応・完)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


皆さんの書いているものを楽しんでばかりでは申し訳ないと、
私も書いてみようかな~?と軽い気持ちで書き始めましたが、
いかんせん!なかなか大変でした。
こんなこと(書くこと)の経験の無い雪だるまには言葉が浮かんで
来ないのです!本当に皆様の発想、文章力には頭の下がる思いです。
これからも毎日楽しみにここを訪れていますので、掲示板に雪だるまの
文字が無くても、頭の隅にさえちゃんや雪だるまの事チョコッと置いておいて
下さいましね。続きが書けたらまた現れるかも知れません。
あーちなみに…雪だるまはぶんちゃんファンで、決してさえちゃんファンでは
ありません。さえちゃんごめんなさい!
                            雪だるま



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入れて良かったレス No: 4136 [返信][削除]

投稿者:雪だるま 02/04/01 Mon 15:02:32
♪HT♪ 様  私も指輪ゲットしました~!とは言え友人に頼んで
         買ってもらったのでまだ見てないんですけど。
         ぶんちゃんからハメテ貰いた~い。
ショーコ様   シーソーは乗って遊ぶ物ですね(笑)。
keiko  様   オサちゃんはあさこの誕生日で忙しそうだから
         洗濯物は自分でたたみます。あさこちゃんおめでとう~
みどり 様  最長連続Hシーン!?それってみどり様かいちご様しか…
はつこ 様  デビルマン&キューティーハニー?懐かしいな~
        サイボーグ009なんかもいい男いっぱい出てるよ~コムちゃん!
オレンジ様  もう若○氏出ません。ごめんなさいでした。後はさえちゃん、
        書けたら続けたい…が…
        皆様の作品を呼んだ後、自分の書いたのを見て落ち込んでいるので
        もう消えたい気分…
♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様  アシュレといえばノルさんしか思いつかない私… 
        トドバトラー、ぶんスカーレット、ノルアシュレ観たかったな~(マジレスだー)
ぽん 様   朝○ちの時って、やっぱり全然その気になってないもんなんですかね~?
        誰か教えてー
鹿目乃 様&R20様  キャ~そうです!そうです!間違えてしまいました!!!!!!!
        R20様ごめんなさい!鹿目乃 様許して~!星野阪神頑張れ~!
        ガイズ三昧の日々を送られていることと思います。
        ここの月組作家の皆様の影響でかなり月も楽しめました。
        ありがとうございます。おひげのタニちゃん書いて♪
ひかり 様  ドキッ!直ちゃんだ!(ドキドキドキドキドキドキ………)←訳あり



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バースデーケーキ No: 4135 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 14:14:04
「ねったん。そろそろかな?」
「そうですね」
オサちゃんはオーブンの前でケーキが焼けるのを
じっと見ています。
「オサさん。そんなにじっと見ていなくても
大丈夫ですよ」
「でも・・・・・」
「そろそろ焼きあがる時間ですよ。
見てみましょう」
ねったんがオーブンを開けると甘い匂いが
厨房に充満します。
ケーキは無事にふくらんでいるのを見て
「オサさん。大丈夫ちゃんと焼けましたよ」
「良かった~」
さっそくオーブンから取り出します。
「スポンジが冷めるまで時間かかりますから
その間にいちご(様)を洗って生クリームも
用意しましょう」
「うん♪」
ねったんとオサちゃんはさっそくいちごを洗い
半分に切り始めます。
「どうしたんですか?急にケーキ作りたいだなんて・・・・」
「うん・・・・・今日アサコの誕生日なの・・・・
この間,サンドイッチ作った時おいしいって言ってくれて
とてもうれしかったの。だから・・・・・・」
顔を真っ赤にしながら話すオサちゃん。
「アサコさんの誕生日なんですね~
アサコさん喜びますよ」
「うん」
「スポンジも冷めましたね。仕上げに入りましょう
スポンジの上を平らに切り落としましょう」
ねったんの指導のもと,平らに切り落とします。
真ん中をきって2等分し切り口にシロップを塗ります。
オサちゃんがシロップを塗っている間ねったんが
生クリームを泡立ててくれました。
「シロップ塗れました?それでは生クリームを
塗りましょう。そのあとに切ったいちごを並べて下さい」
生クリームを塗りいちごを並べます。
上段にスポンジをのせ奇麗にデコレーションします。
「完成です。オサさん奇麗にできあがりましたね
初めて作ったとはおもえないですよ。」
「ほんと??奇麗にできた?」
「ええ。奇麗にできていますよ」
「アサコ喜んでくれるかな?
ねったん教えてくれてありがとう」
「いいえ。アサコさんも喜んでくれますよ。
いつ持っていきますか?」
「夕飯の時にする。夕飯は今日お部屋で食べたいから
その時一緒に持っていくね」
「わかりました。では冷蔵庫に入れておきます」
「ありがとう。使った食器とか洗うね」
オサちゃんはケーキ作りにつかった道具を洗います。
「オサさん。これ少しですが持っていってください」
ねったん特製のクッキーをオサちゃんに渡します。
「ありがとう。またあとでね」
オサちゃんは厨房を後にします。
「ただいま」
「お帰り。どこに行ってたんだ?」
部屋戻るとアサコが仕事から戻って来ていました。
「アサコ戻ってきてたんだ。あのね,ねったんのところ」
そういうとアサコに抱きつきます。
「厨房か?お前すっごく甘い匂いする・・・・」
「ねったんがお菓子作ってたから・・・・
これもらったの。お茶しようよ」
さっそくお茶の用意をします。
「ね~。今日の夕飯部屋で食べよう」
「別にいいけれど・・・・どうした?」
「ううん。なんとなくお部屋で食べたい気分なの。ダメ??」
「いいよ。オサがそうしたいんだったら・・・・・」
「うん。時間になったら取りに行くね」
仲良くティータイムを楽しみました。


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お詫びさせてくださいませ No: 4134 [返信][削除]

投稿者:茶々子 02/04/01 Mon 10:05:03
皆様おはようございます。
昨日は、サーバーダウン?していたようで、どうしてもこちらに来れませんでした。
漸く繋がったので、この機会に皆様方に懺悔することをお許し下さい。

私は茶々子なのに先日いつも遠くで見守る者の名前でも書き込みをしてしまいました。
こちらをご覧の皆様方全員に嘘をついておりましたことを深く悔いております。
本来でしたらこのような場所に現れて今頃になって申し開きをしたところで、お許しいいただけることではございませんが、
皆様方にとっても私にとっても大切なこちらに傷をつけたままいることは、どうしてもできませんでした。

不愉快な告白で皆様方にご迷惑をおかけした上に、板を無駄に使って、誠に申し訳ございませんでした。
今後は正しい姿勢で身を慎みます。
何卒お許しいただきますよう、伏してお願い申し上げます。

管理人様
ご迷惑をおかけいたしました。
また、メールの方もお手すきの際にご確認いただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。

ショーコ様
後悔しても許されないことですが、本当に申し訳ございませんでした。
お言葉拝聴して、申し訳なくて申し訳なくて・・・。
お詫びの気持ちをお伝えすることだけお許し下さいませ。

お邪魔いたしました。


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ドキドキしましたレス No: 4133 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/04/01 Mon 09:37:09
ハ~~、もう、心臓に悪いです(泣)
昨日からさっきまで、入れたり入れなかったり。
でも、良かった♪
何とか、復旧したみたいで、一安心です。今日はこれからガイズ見て来ますので
後でゆっくり、投稿させて頂きます。
その時、入れるといいんですけど。心配です。


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お買い物♪ No: 4132 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 09:04:05
「アサコ。支度できた。行ってくるね」
「玄関まで送るよ」
「うん」
コムちゃんとお買い物に行くオサちゃん。
アサコと仲良く玄関に向かいます。
「オサ迷子になるなよ」
「迷子って・・・・子ども扱いしないで!
コムちゃん一緒だから大丈夫だよ。
それにチー坊さんが車でデパートまで
連れて行ってくれるし」
「あまりコムに迷惑かけるなよ」
「うん」
玄関に行くとコムちゃんとチー坊がオサちゃんが
来るのを待っていました。
「おはよう。コムちゃんゴメンネ。待った?」
「おはよう。ううん大丈夫だよ。僕も今来たところだから
アサコさんおはようございます」
「おはよう。今日はこいつのことよろしくな」
「はい」
「チー坊さんおはようございます」
「オハヨーゴザイマース。オサさん・コムさん
 そろそろイキマショー!」
「うん。じゃアサコ行ってきます。
 なるべく早く帰ってくるね」
バイバイっと手を振り車に乗り阪急デパートへ・・・
少し道が混んでいたので11時過ぎにやっとデパートに到着。
「ね、オサちゃん先にご飯食べよ。何がいい?」
「そうだね。う~ん何にしようか・・・・・・
 チー坊さんも一緒に食べようよ。
どこかお薦めのお店ある?」
「お薦めのお店デスカ?近くにおいしいパスタのお店が
 アリマース。そこはどうですか?」
「そこ行ってみたい。連れて行って」
「ハイ。では行きまショ~」
3人は仲良くランチタイム。
お昼も食べ終わりオサちゃんとコムちゃんは買い物へ。
チー坊はパチンコで時間をつぶします。
2人は仲良く手をつなぎウィンドーショッピング。
「オサちゃん。アサコさんてタバコ吸う?」
「ううん。吸わない・・・・なんで?」
「ライターとかどうかな?って思って・・・・
でも吸わないんだったら必要ないよね・・・・・・
じゃ~アクセサリーとかは?ブレスレットとかは??」
「そうだね。見てみる」
アサコに似合いそうなブレスレットを探してみましたが
どれも「これ!」といったものが見つかりません・・・・・
「コムちゃん。僕他のところも探してみる。
 コムちゃん自分の買いたいものあるでしょ?
見てきてよ。1時間後にここで待ち合わせしない?」
「オサちゃんいいの?」
「うん」
「わかった。1時間後に会おうね」
そう言うとコムちゃんは洋服売り場へ・・・・・・・
オサちゃんもあちこちお店を見てまわります。
しばらくして
『あっこれアサコに似合いそう。これに決めた』
さっそくお店の人に頼みかわいく包装・リボンをかけてもらいました。
荷物を受け取り自分の欲しいものをいくつか買ったあと
コムちゃんと待ち合わせの場所へと向かいます。
人の波をかきわけてやっと待ち合わせの場所に着くと
コムちゃんはまだ来ていなかったのでそばのベンチに座りました。
しばらくしてコムちゃんがたくさんの紙袋をもって戻ってきました。
「オサちゃん。お待たせ。遅くなってゴメンネ」
「ううん。コムちゃんたくさん買ったね~」
「欲しいのいっぱいあったし。ワタルさんのも買っていたから・・・・
 オサちゃん。プレゼント買えた?」
「うん。買えたよ」
「良かったね。じゃ帰ろう」
コムちゃんはチー坊の携帯に電話をします。
車に戻るとチー坊は2人のことを待っていました。
「お帰りなさい。たくさんお買い物デキマシタカ?」
「うん。たくさん買っちゃった♪」とコムちゃん。
「良かったデスネ~では荷物トランクに入れて帰りましょう」
2人が買った荷物をトランクに入れ邸に戻ります。
「オサちゃん。アサコさんのプレゼント何買ったの?」
「内緒・・・・」
「え~。教えてくれないの?でもいいの買えたんでしょ?」
「うん」
オサちゃんはちょっと照れながらうなずきます。
2人は車の中で話がはずみます。
帰りは道が空いていたので早く邸に帰り着きました。
「ハイ。着きました」
チー坊はトランクから2人の買った荷物を取り出します。
「チー坊。今日はありがとう。またお願いね」とコムちゃん。
「はい。コムさんまた行きまショウ!」
「チー坊さん今日はありがとうございました」とオサちゃん。
「いえいえ。オサさんどういたしまして
それでは車を車庫に入れて来マース」
チー坊は車を車庫へ・・・・・・
「コムちゃん。今日はありがとう。楽しかった♪」
「こちらこそ。オサちゃんとお出かけできて楽しかった。
 またお部屋に遊びに行ってもいい?」
「うん。待ってる」
「じゃ~ね」
2人はそれぞれの部屋へ戻って行きました。



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resu No: 4131 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/04/01 Mon 08:59:50
昨日はうまくここに来れなくて焦ってしまいました。
今日来れて一安心です。

>R20様
ガイズ観劇されたのですか?
私も早く観たいです。

>鹿目乃様
レスありがとうございます。
ガイズもう3回も観たのですか?
すごい・・・・・・・
私の書いているの絵本みたいですか?
頭の中身が幼いので・・・・・
>ハートブレイクノイローゼみたいな荒んだ
>瞳のリカ様が好きで・・・・・・
私もちょっと好きです。

>らん様
レスありがとうございます。
今日アサコちゃんのお誕生日です。
オサちゃんが何を買ったかは・・・・・・
まだ内緒です。

>ぽん様
レスありがとうございます。
コムちゃん男の子で良かったですね。
でもウェディング姿みたいです。

>はつこ様
レスありがとうございます。
オサちゃん大人ですか?
あらら・・・・いつのまに・・・・
今のヒーロー物かっこいいのですか?
今度チェックしてみます。
ねったん1人寝は寂しいですね。
早くいい人ができるといいですね。
コロッケ食べたくなってきました。

>ららら様
おひさしぶりです。
メールありがとうございます。
アサコちゃんとオサちゃんかわいいですか?
うれしいです。
これからも頑張ります。
ららら様もまた書いて下さいね。

>みどり様
トドさんとブンちゃんラブラブでいいですね。

>オレンジ様
トドさんとブンちゃんの間に重苦しい空気が・・・・
ブンちゃんはどうするのでしょう?
続きがとても気になります。



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旅立ち No: 4130 [返信][削除]

投稿者:ひかり 02/04/01 Mon 08:26:05
昨日 来れなかったのですが・・・?

並み居る文豪にお声をかけていただいてすっかり嬉しくなって
また出てきてしまいました。
一つ 課題を提出すれば敷居は少し低くなるかなと投稿してみます。
本当に子供の作文ですので読み飛ばしてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まぁ いくつになっても修行は大事だ。体を大事にしていってこい。」
低いが優しい声でトドが言う。
「出発まで まだ間があるんだろう?
しばらくここで骨休めしていったらどうだ?」

「いえ 他にも挨拶回りをしなくてはいけないので・・・」
と 遠慮がちに直は答える。

「そうか 俺はこれから 人と会う約束があるので 出掛けるが、
ワタルをよこすから昔話でもしていけ」
トドは厨房に内線でコーヒーを注文すると、包み込むような笑顔をみせてドアを
開けてでていった。

(ああ あの笑顔だな。めったに見せないけど、ああいう目を見たら
この人についていったら間違えはないと思うもんな)

「フーっ」とため息をついて直はソファーに深く腰掛ける。
いくら義理の杯をかわした兄弟とはいえ 天下の轟組のボスの前だ。
自然 背筋がのびていたのだろう。
いま やっと緊張がとけてきたようだ。

窓に目をやると 今を盛りに桜が咲き誇っている。
一陣の風が吹いたら、潔く散っていくのだろう。
来年の桜は ここでまた見ることができるのだろうか?

直の頭の中で 思うことはあるのだろうが、今は何も考えていない。
ゆうかが コーヒーをもって部屋に入ってきたことも気づかなかった。
灰皿をとろうと ガラステーブルに手をのばした時、コーヒーを置こうとした
ゆうかの手と交差する。
「あっ」
「おぉ 悪いな」
そしてゆうかの顔をじっと見る。そしてふっと笑みを浮かべ
「やっぱり轟組だな」
「?」
「お前みたいのが厨房にいたらワタルとか大変だろう」
ああ そういう意味かとゆうかが納得すると同時に勢いよくドアがあいて
ワタルが入ってくる。

ワタルと直はしばらく無言で向き合っている。
どちらともなくニッと笑うと

「イタリアンマフィアに研修だって?」(つっこまないで~)
「あぁ その前にトドさんに挨拶に来たんだ」

ふたりは学生時代の他愛のない話に興じている。
「下がっていいぞ」と言われないゆうかはどうしたものかとドアのところで
ただぼーっと立っている。

「それじゃ」と言って直は立ち上がる。立ち去りかけた時
「無事に帰ってこいよ」いつになく真剣な声だ。
どちらの瞳にはなにか光ったような気もしたが、流れ落ちるものはなにもなかった。

「あぁ。今度 帰国したらまっすぐトドさんの世話になるよ。」
「待ってる」

直はゆうかのほうを向いて「ごちそうさん」と声をかけたと同時に胸をサワッと
下から撫で上げた。
ゆうかは「ひゃっ」といって女の子のように両手をクロスして胸を隠した。
持っていたお盆がすさまじい音をたてて床に転がった。

「なんだよ。男同士だろ?」

そう言って悪戯っぽく笑いかけた顔は さっきまでの極道のそれとはうってかわって
まるで男の子だけを集めた事務所のアイドルのようだ。
両の頬にはかわいらしい笑窪までうかんでいる。

ゆうかは怖さも怒りも忘れ、思わず微笑みかえしてしまった。
(笑うと印象が変わる人だなぁ)

「絶対帰ってくる。聖母(マドンナ)の笑顔をもう一度見るために」
声はワタルに だが視線はゆうかにむけて。
深い瞳で見つめられてゆうかは一瞬だけミズを忘れた。

その夜 少し丸くなって寝ているコムを背中から抱きながら ワタルは
「ゆうかのやつ~ なんで逃げないんだよ~」



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♪ぴったりい~て~くれっ! No: 4129 [返信][削除]

投稿者:R20 02/04/01 Mon 04:54:06
のコーラスが離れないんですよ・・・(ああ)。
初日からこっち直撃で満身創痍ですが、とりあえずレスくらい。おお!長いっ!!

鹿目乃様:
阪神、知らないゥゥ
もう時間の観念が消えていたよん(呆)。
いいでしょ、一振り(←私信もいいとこ)。
らん様:
楽しんでいただけたのなら・・・・・・
もう気が狂ってたので怯えてレスみるの怖かったでございます。
ぽん様:
染まったのはどちらだか、微妙に不明だったりします・・(笑)。
りかたに派もとどぶん派もぶち壊れ、残るは風共組ですね(笑)。
HT様:
とどぶん仕様、どーぞどーぞっ!!(爆)
オレンジ様:
客席で目が眩んだ挙句、刹那の闇に錐もみ直下です。
はつこ様:
笑って頂けたとゥ・・ほんとーに有難うございます。もうバカなんです、わたくし(←分かってるって。)
keiko様:
わたくしも見たいです、りかたにセーラー服でガイズ・・・(昏倒)。
ショーコ様:
あのような身に余るお言葉を頂戴して、その真下に、アレ!もう、なんですか、わが身のバカさ加減がですね・・・・・・・。
おの、お言葉は速攻撤回されたと・・・(号泣)
雪だるま様:
初日からこっち、ええ、もう、楽しみ過ぎて・・・・・(泪目)
あお様:
生きてますか~?
で、りかちゃんはどーなる?とか酷いことをいったりして(笑)
K様:
今度こそ呆れてください(泣)。どーも根がふざけている上、ガイズがどうかさせてしまったと・・・
小リュウ様:
最後が・・・・・地です(爆)。
あや様:
わたくし、脳みそまで溶けてます。でも、ぱらいそやります(泣)。折角の淳子設定をあんな気の狂ったモノに使ってしもうて、すみませぬ・・・
0番様:
無残に果てる、それもあーる20・・・・
836番様:
ご存命でしょうか?(爆)
せ、赤面する共通点ですかぁ~(怯)恐らくや、一生懸命皆様の文章でお勉強させて頂いているせいかと・・・・・(ぺこり)
836番様とちがい見れば見るほど邪悪な妄想ばかり浮かぶわたくし・・・・やはり動物でファン失格かと、(痛感)。
スカイはいまや淳子に見えている(←大間違い)、すまんな。



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せめて今夜だけれす。 No: 4128 [返信][削除]

投稿者:鹿目乃 02/04/01 Mon 02:38:01
今日までに三度観劇。(<問題あるわよソレ)
しかし阪神勝ったのは見届けた。片岡あ!!・・らぶ。


>>keiko様
 わたくし、ハートブレイクノイローゼみたいな荒んだ瞳のリカ様が好きで(鬼)
 スカイもサラにふられかけて死にそーなツラしてるのが・・・(…)
 keikoさまの作品はクレパスでふんわり描かれた絵本のやうで素敵。
 
>>あお様
 どんなお話かは會津さま任せで御座います。(にっこし/←鬼)
 
>>ぽん様
 昔の葉山がどんなんやらまったく不明っす。(呆)
 鎌倉に住んでたことはある、が、違う。(笑)
 やはし幸せなワタコムいいですねぃ。王道安心感。

>>オレンジ様
 ぶちこわれで御座い(号泣)
 大空陽子サンも素敵にはっちゃけてらっしゃいますし
 じ、時間作って隅っこに書かせて戴いてよいでせうか。。

>>雪だるま様
 もしやもしやで・・前回のR20様宛てのれすは、もしやわたくし宛でせうか。
 ややっこしいことやっていて済みません(泣)
 
>>ショーコ様
 また気力他、湧き次第作品投げ込んでやってくださいね。
 お待ちしております。
 
>>はつこ様
 冒頭の「チーズケーキかシュトルーデルか」のシィン。
 1000ドル欲しいの勢いで、タニが攻める攻める(爆笑)
 それに対して「なんだよっ」って焦るリカ様がなんとも。(恍惚←あほか)
 
>>R20様々
 壊れっぷりが、手にとるやうに。。(笑っとく)
 りかおねえさまの腰回しのないダンスしーん。真面目に改悪甚だしい。
 一振りしよう、ぜーぇっ(←末期)



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宝塚は桜満開レス♪ No: 4127 [返信][削除]

投稿者:らん 02/03/31 Sun 23:23:43
今日の花組ご観劇は辞められた73期のゆみちゃん(鷹さん)と
久遠マヤちゃん、久路あかりちゃんがいらしてました~
ミズくんは明日ご観劇らしい・・・ちぇっ残念(>_<)
後、1週間になってしまった(T_T)花組のみんな頑張ってね!!

花の道で今日はチャー様、おさちゃん、アサコちゃん
トドさん、コムちゃん、壮君、しぃちゃん、わたる君
の入を見てしまった~
轟組勢ぞろいだ~~(爆)

>0番様
おさちゃん登場ですね。
続き、書いてくださいね~お願いします(おねだりっスリスリ)
>R20様
ぱらいそごっこ楽しかったです~
淳子おねえさまと薫子ちゃん(笑)
>keiko様
明日はアサコちゃんの誕生日ですね
おさちゃんは何を買うのでしょうか?
>みどり様
トドさんとぶんちゃん、ラブラブでいいですね~
>K様
風共記念ですか?(笑)
続きお待ちしています
>ららら様
お久しぶりです♪
30日は私も客席におりました~(*^_^*)
ららら様も作品、また書いてくださいね
>はつこ様
あのーミズゆうかのビデオ出回っているのでしょうか(^^ゞ
ゆうかが聞いてくれといっております。
>ぽん様
コムちゃん、男の子でよかったね(*^_^*)



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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~あなたのお嫁さんに~ No: 4125 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/03/31 Sun 20:14:12
みどり様、変身ネタ、お借りします~。

今回の話は、わたる君がコムちゃんにウェディングドレスを買ってあげた日(次の日?)の話です。

*************************************
僕の指に、わたるさんが指輪を嵌めている。
僕も、わたるさんの指に、指輪を嵌める。

わたるさんが、僕にキスをした。
僕は・・あれ?なんでウェディングドレスなんて着てるの?
しかも、ここ、教会?
ひょっとして、これ、結婚式!?

わたるさんは、僕と腕を組んで、当然のように歩き出す。
日本って・・・男同士って、結婚できないよね・・

そういえば、さっきから、下半身が、なんか淋しいんだけど、
もしかして・・・ない、の、かな・・・
でも、こんなとこで確かめるわけにもいかないし・・・

僕は、とりあえず、ブーケを投げた。
車に乗り込む。

「ね、わたるさん、僕、どうしてこんな・・」
「おい、コム、お前、いいかげんその自分を『僕』って言うのやめろよ。
 もう結婚するんだしさ。」
「えっ?だって、僕、男だよ?」

わたるが、呆れたような顔をする。
「じゃあ、これは何なんだよっ。」
コムのドレスに手を入れて、ささやかだけどちゃんと膨らみのある胸を揉み始める。

「あっ・・あっ、やめて・・」

じゃあ、僕、ほんとに女なの!?
あ・・僕じゃないか・・私・・か・・

「コム、愛してるよ、幸せにしてやるからな・・」
わたるが、コムにくちづける。

幸せ・・・わたるさんが、僕、もとい、私の旦那様なんだ・・



車がホテルに着く。
私は、わたるさんに抱かれたまま、スイートルームに入った。

ベッドに降ろされる。

「さーあ!結婚したからには、子作りだっ!!
 がんばるからな!!」
「やだー、もう、わたるさんったら、エッチなんだから。」
「わたるさんじゃないだろ、もう。」
「うん・・・あ・な・た・・」

ああ・・・これから私、わたるさんに愛されるんだ・・
ドキドキする・・・どうしよう・・・
ああ・・・体の奥が熱い・・・・

ジリリリリリ!!

カチッ

目覚ましを止める。

あれ?じゃあ、さっきの、夢・・?

コムは、いそいで布団の中を覗き込む。

・・・よかった・・・・あった・・・

ほーっと胸をなでおろす。

こちらも目覚ましで起きたらしいわたるが、コムの行動を見ている。
「何してんだよ。そんなとこ見て。
 さては、朝からやりたくなったのか?
 しょうがねえ奴だなあ。」
わたるの手がコムの方に伸びてくる。
パシッと払いのける。
「別にやりたいわけじゃないから!」
「じゃあ、なんで立ってるんだよ!」
「それは、朝立ちなんだってば!」

コムが着替えに入ったのを見て、不満そうな顔をしながらも、わたるも着替え始める。

わたるさんのお嫁さんになるのも幸せだったけど、
やっぱりあるものがないのって、寂しいもんね、よかった・・

「コム、朝食食いにいくぞ。」
「うん。」

「ねえ、わたるさん、僕が女だったら、どうしてる?」
「女だったらって・・お前、男だろ?」
「そうだけど、もし、女だったらってこと。」
「うーん・・・わかんねえ、俺、女って興味ねえし。」
「そう♪」

やっぱり僕は男のままがいいや♪

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なんか、しょーもないものを書いてしまったよーな気が・・・



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凄い雨レス No: 4124 [返信][削除]

投稿者:ぽん 02/03/31 Sun 20:08:40
キャー!!雷は落ちるわ、雨はどしゃぶりだわ、ちょっと怖いです・・
また接続おかしくなっていましたね。復旧したみたいで、良かったです。

はつこ様 ねったん、やはり一人寝は寂しいと思われます(笑)。でもね~、コムちゃんは無理だと思うな~。
わたる君がいるもの♪キャッ、私、はつこ様に告られちゃった!

K様 その1ということは、次もあるんですよね?お待ちしてます!!

オレンジ様 大丈夫ですよ~!土下座なんてしないでください!
私的には、子羊の香草焼きが食べたいです(コウソウ→抗争で一番最初に変換されるうちのPCって・・)

みどり様 乗り物プレイが好きなトドさん!!今日の個人的ツボです。や~ん、素直な二人、かわいい!!

keiko様 今度は二人でお買い物♪変なおじさんにさらわれないように気を付けてね、オサちゃん、コムちゃん。

R20様
キャー!!轟組版パライソ!!タニちゃんがぁ~、どんどんリカさんに染まっていく~♪

0番様 かよこちゃんより体弱いのに頑張るオサちゃんが爽やかすぎる(^^)。いい人すぎるわ~。

いちご様 ぱられるは、トドさんの夢だったんですね。ああ、互いに囚われる二人・・素敵だわ、さすがいちご様。



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厨房にて… No: 4123 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/03/31 Sun 10:27:46
今朝はコムさんが来ない…
昨日も遅くまでワタルさんと…
いや、もしかしたら今も…
ねったんの頭に妄想が次から次へと湧いてくる…


ねったんの反応を面白がって、
ワタルとコムのビデオを目の前に持ってくるやつらがいるけど見られない。

二人とも身近なミズとゆうかのは以外と見たり出来る。
厨房で二人一緒の時に、ミズがスッとゆうかの身体に触れて通り過ぎたり
ゆうかがそれに反応して小さな声を出したりするのを
ビデオを思い出してちょっとドキッとしながらも普通に受け止める。

いつも明るい太陽の子タニも夜には絶叫マシーンとなって
邸内に響くような声を出したりする。
たまに、タニの上げさせるリカの喘ぎが絶叫となって聞こえたり、
二人の絶叫デュオが聞こえたりもする。
スポーツしてない割にはたくましい…夜の運動で充分なんだろう…

最近キムもなんだかおかしい…
時々、何かを思い出した様にニヤニヤしたり赤くなったり沈んだり…
もしかして、誰かとやっちゃったのか??

ちー坊はいつも同じテンションだけど、
夜に部屋に訪ねるとたいてい部屋にいない。
上手に隠しているだけと見た。
黙ってたら男前だし、モテそうだもんなぁー

俺、いつまで一人なんだろう…
ずっとかな??
いや、俺はコムさんが誰のものだろうと
俺に天使の笑顔とほっぺにチュ!をくれる以上、幸せでいられるんだ!


そんなことを考えながら黙々とジャガイモを剥いている。
ねったんの前には剥かれたジャガイモが山積みで…

タニとキムがイッちゃってる目のねったんにおののきながら
今日はコロッケに変更だなと、ジャガイモを湯がく大鍋を準備しだした。
ゆうかが、こっそりとまだ剥いていないジャガイモの箱を
サツマイモやリンゴの入った、本来剥くべきだったものの箱にすり替える。
以外とこういう時はゆうかは頼もしい…

ちー坊がお楽しみコロッケにシマショウ!と
コロッケに入れる色んな食材を冷蔵庫から取り出してくる。
ミンチ・コーン・ハム・昨日の肉じゃが…
おいおい、ちー坊、あんこは駄目だろう??


今日も厨房は平和な、空気が流れている…???


キャベツをねったんの側に置かないように頑張った成果が出たでしょうか?

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

轟組の朝食終了後の昼食及び夕食下ごしらえ風景って事で…

春のだらりんとした、まったりした遅い朝の日差しの中で
また、だらだらとした物を書いてみました。

オレンジ様の書かれる豪華なボス用のメニューとは大違い…
でも、好きなの…カレーコロッケや肉じゃがコロッケ…



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書きたいだけレス No: 4122 [返信][削除]

投稿者:ららら 02/03/31 Sun 10:04:31
作品書かなく(書けなく)なっちゃったんで、レスも書かずROMに徹しようと思ってたのだけど、ROMの方もレスを...とか書いてくださってるし、
やっぱり書いとかなくちゃ、ってか書きたいなと思っちゃったので、必要最小限、少しだけレスです。

>らんさま
ほんっとうにはるか昔のことになってしまいましたが、私がほっぽっといたみずゆうかの写真撮影、書いてくださってありがとうございました。m(_ _)m
やっぱり、らんさまが書いてくださってよかったなと(^^)ゆうかちゃん、可愛いし。
花組、30日にはずんちゃん、ぐんちゃんが観に来てましたね。在団中とお変わりなく、とっても素敵でした。(*^^*)

>keikoさま
いつもね、keikoさまのアサオサで私がどんなに癒されてるか、わからないだろうなあ。可愛い二人が大好きです。(*^^*)
これからもよろしくお願いします。m(_ _)m

>ショーコさま
感動巨編、本当にお疲れさまでした。ツライこともいっぱいあったけど、やっぱり最後にはちゃんと素敵な結末が用意されている。(^^)
壮君も、ちゃんと組に戻ってきて...くれるんですよね?
また、素敵な作品を書いてくださるのをお待ちしてます。(^^)

>0番さま
オサちゃんの過去が気になってると書いたことがあるので、0番さまが書いてくださって、本当に嬉しいです。(^^)
続き...ますよね?ボチボチでもいいので、よろしくお願いします。m(_ _)m
それにしても、なんだか夢のような世界で、オサちゃんったらやけにリアルに普通の青年...だったりして。(^^;妙に嬉しい。

最近、本当ににぎやかにいろんな話が書き込まれてて、読み応えあって嬉しいです。(^^)ここに来るの、ほんと楽しみです。
書かれてる皆様方、これからもいろんな作品、よろしくお願いします。m(_ _)m



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ダウンしてましたレスね No: 4121 [返信][削除]

投稿者:♪HT♪ 02/03/31 Sun 08:45:39
風共組、ガイズ組の皆さん、楽しんでますか~。もちろんだよね!
東京「殉情」も今日初日。松坂屋の宝塚展にも寄って行ってきま~す!

皆さんの作品にあらゆる感情を揺さぶられ、読むだけで体力精神力を
使い果たしてしまい自分は休んでますが、非常に満喫させて頂いております。
書けないとレスだけに来るのも申し訳ないんだけど、ちょこっとだけ。

みどり様・・安易に出したF1レーサー並みの腕っていう一言に手間をとらせて
ごめん!みどり様のは中身の濃い、読んでて知識が広がる百科事典のようですわ。
トドぶん、私も最近気になっていたので幸せな夜をありがとう。マフィアの日、
絶対に忘れませーん!(そういえばバレンタインのるぶんしか書かなかった・・)

いちご様・・「逝く手が闇でも付いていく」パッサージュのぶんちゃんがトドさん
に囁かれての恍惚の表情を思い出します。特にBS版!

雪だるま様・・さえちゃんが妙に可愛くノルさんを思っているので、う~ん。
ノルさんモテモテだ~。ハートに羽!指輪ゲットしたよ~。

R20様・・ぷぷぷ。「パライソ」するリカタニ爆笑で。ぶんちゃんがプリント
アウトしたって言い訳するリカちゃんが可愛い。いしこちゃんとぶんちゃんでも
パライソごっこしてそうだな、最近。

くーろ様・・ノルさんたら何でそんな自分にとって不利な事を!あ~。いい男ね。
いよいよ皆が再会してしまう。まだまだ終わらないでね~。

オレンジ様・・二人の口に出せない様子、伝わってきました。どうするんだろう。
私は相変わらずのるぶん、オレンジ様に懇願しておりますのよー。
(私もいぢわる?)

また暫くしたらお邪魔しますので、その時はよろしく。ぺこり。



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極道たちの肖像  ~その1~ No: 4120 [返信][削除]

投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/03/31 Sun 08:37:25

抱き合うトドとノル

故~郷~は~ 故~郷~は~♪
夢見ごこちのノル。

「あの頃の僕たちは素晴らしかった・・・僕は逃げて行きたい・・・」
「ノル逃げよう。二人っきりで」
「トド・・・ダメだ俺には恋人がいる」
「違う!お前が愛しているのはこの俺なんだ」
「・・・愛してなんかいない」
「ウソだ!お前はこの俺を愛しているんだ。言ってくれノル愛していると」
「愛してなんかいない・・・愛してなんかいるもんか」
口付けを交わすトドとノル。
「(ハッ)いけない・・・こんなことをしてはいけないんだ・・・」

酒を煽るぶん。
帰ってくるトド。
「あっはっはっはっ・・・今日のトドさんは一段と逞しいよ」
「不愉快だ!寝る」
「ダメだね・・今夜は俺と一緒に眠るんだ。トドさんがノルさんと寝ていたあの
 ベットで2人っきりで・・・さぁ来い、来るんだ!」
「やめろぶん離せ、やめるんだ、ぶんっ・・・・」

うわーーーーー!


―フェイド アウト―



お粗末でした。



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あぁ!やってしまった…続き No: 4119 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/03/31 Sun 08:24:22
雪だるま様
あお様
バロム1とキューティーハニーははずせません。(^^;)
…多分、デビルマンとキューティーハニーです
あぁ、もう、昔の記憶過ぎで、混ざっちゃってわかんない…
…それも間違ってたりして…

今日は琥珀観劇と満開(多分)の花の道の桜を見てきます。



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レス No: 4118 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/03/31 Sun 08:19:12
いえいえ、わたし、ぽん様大好きなので
間違って頂いて光栄ですのよ(^^)

そうそう、



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薔薇の迷路 ―― 夜明け前・1 ―― No: 4117 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/03/31 Sun 03:47:09

予期せぬ来訪者が帰ってからも、
そのことについてぶんもトドもいっさい口にしなかった。

ぶんは、その日の夜の食事をトドと一緒に部屋で取りたいと言い張り、
仕事で忙しいというトドを押し切り、無理やりねったんに準備をいいつけた。

午後の6時過ぎには、部屋のテーブルにはすっかり食事の用意が整っていた。
今日のメニューは冷たいいんげん豆のスープ・季節の野菜を乗せたマグロのカルパッチョ
・子羊の香草焼き・シャンパンのシャーベット・エスプレッソだ。

トドとぶんは二人きりのディナーをいつもより早い時間にとり始めた。

サラダをつつきながら、ぶんは話す。
「今日は株価の値動きが激しかったからさ、
 あやうく僕らしくもなく大チョンボするとこだったよ」
「大丈夫だったんだろう?」
「もちろん!でもさ、トドさん聞いてよ・・・」

ぶんはもともとよく話す方だが、この日は特によくしゃべった。
会話が途絶えるのを恐れるかのように絶え間なく話し続けた。

「ねったんの料理って本当にいつ食べてもおいしいよね」
「・・・ああ」
「気のない返事」
骨付き肉にナイフを入れながら、ぶんが軽く唇を尖らせた。

「そんなことないさ」
「僕が、仕事中断させちゃったから怒ってるの?」
「まさか」
「ふうーん。そ?なら、いいけど・・・」
「・・・」

ワインのグラスを口に運び、コクリと、ぶんはその赤い液体を飲んだ。
「ぶん、今日はよく飲むな」
「え?そう。気のせいだよ」
「そうか・・・なら、いいが」
「・・・」

食事の間中、うまく、二人の会話が続かない。
お互いに話し、相槌を打とうとするが、流れはぎこちないままだ。

(違う。こんな話がしたいわけじゃない・・・)

しかし、そのぎくしゃくとした空気を変えられないまま
二人の食事の時間は終わった。

トドは、ソファで食後のブランデーをなめているぶんに近づいた。

「ぶん、少しだけ残っている仕事を片付けてきてもいいか」

ぶんは少し寂しそうな瞳でトドを見上げたが、素直に
「うん・・・」と返事をした。
黒い瞳が、揺れるようにまたたいた。

トドは思わず、ぶんを抱きしめていた。
小柄で細い、いい匂いのするぶんの身体は、
すっぽりとトドの腕の中におさまってしまう。

「トドさん、僕・・・」
「仕事に行って来る。すぐに戻るが、先に寝てていいぞ」

何か言いかけたぶんの言葉を遮り、身体を離してトドはぶんの額にくちづけた。

「・・・ううん。待ってる。トドさんが戻ってくるの、寝ないで待ってるよ」
ぶんは、トドに微笑んで見せた。
トドを見つめるぶんの瞳に、今にもあふれ落ちそうな涙が濡れて光っている。

(なぜ泣くんだ?ぶん・・・)

だが、その言葉は声には出さず、トドはぶんを置いて寝室を後にした。



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レスだけ No: 4116 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/03/31 Sun 03:34:40
サーバー、落ちてましたよね?そんなことない?

はつこさま&ぽんさま  きゃ~ごめんなさい!!なんで間違えちゃったんだろうう??
  たぶん、たまたまお二人のらぶらぶワタコムストーリーが近くに続いてたから、
  単純に間違えてしまったみたいです。お二人とも、許して下さい~(土下座)!!
  これからもらぶらぶワタコム読ませて下さいませね。

0番さま  おおおーー、オサちゃんとかよこちゃんの絡みっていうのも、なんか新鮮です。
  かよちゃん、無事でよかったー。

R20さま  りかたにで、淳子薫子ごっこ・・・(ふるふる)。その斬新な設定に目がくらみそうです。

ショーコさま  お疲れ様でした~。また充電したら、新作読ませて下さいませね。

雪だるまさま  >オレンジ様の作品の邪魔をしないようにしなくては…(汗)
  もう、全然全然、気にしないで下さいっ。私はのんびり書きつつ、雪だるまさまのさえ×若○氏の成り行きを
  見届けてから先へ行きますわ。ぶんちゃんも絡むのなら、適当に連動させたいと思ってますが、
  出来なければごめんなさい、なので、雪だるまさまは自由にお書きになってね!!

みどりさま  おおおーーまたまた、らぶらぶトドぶんがーっ。くっ・・・。雨にも負けず、風にも負けず・・・(←?)

てことで、オレンジもらぶらぶトドぶんにチャレンジ~(←ウソです)



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レスだけ~ No: 4115 [返信][削除]

投稿者:はつこ 02/03/31 Sun 00:00:13
ショーコ様
ワタル君、良いヤツに出来てました??
私のワタル君、暗くなったり情けなくなったり忙しくて…(って犯人私です)
ぜひぜひ、次の作品待ってます。

R20様
ヒャァ~~ハッハッハッ(大爆笑)~~嬉しい~~~
リカさんの成りきり淳子お姉様とタニ君の成りきり薫子ちゃん
もう~~たまりません~~

鹿目乃様
大空陽子~~(号泣)~~
東京で絡み増えてますか??いいなぁ~~

雪だるま様
あお様
コムちゃんは…何見てるんでしょう??
とりあえず、再放送物では変身時に裸になる
バロム1とキューティーハニーははずせません。(^^;)
新作アニメではとっとこハム太郎も絶対です(おいおい)

みどり様
>ところで、「無事帰還」っていいお話ですね。
ありがとうございます~~~
その舌の根も乾かぬうちにワタル君突き落としてしまいました。
ラブラブのトドさんブンちゃんいいなぁ~~
【突撃クエスチョン!】も、考えなきゃ!

♪ノルXぶん親衛隊♪ K
命がけの仕事の命令するのは辛いでしょうね~~
本当は、トドさんバージョンも書きたかったんですけど、
難しかったの…誰か書いてくれないかと…

0番様
ここからかよこちゃんとオサちゃんの関係が始まるのですね。
それにしても、オサちゃんもこの時点では普通の男の子なのね。

らん様
宝塚ただいま春爛漫!桜満開です。
>「了解♪ジュリエット」格好いい~~

keiko様
ちょっぴりオトナのオサちゃんですねぇ
近頃の変身ヒーロー物…ほんっとうに格好いいんですよ~~
たまにはそんなこともないとね、しょっちゅう浮気されてますから…

836番様
いいなぁ~~
タニ君の「……んーーー……」大好きだぁ~~!!!

あや様
>全員のキャラと表現が的確
…と、誉めて頂いた途端に申し訳ないことをしてしまいました。
笑いなしには書けない体質みたいです

あお様
10人…達…凄い…どうなるの??
リカさん全員お相手しちゃうの??

らん様
替え歌受けて頂いて嬉しい(^^)

オレンジ様
替え歌は“はつこ”なの…でも、笑って下さって嬉しい)。
大好きな(ぽっ)ぽん様と間違えられるのも嬉しい。うふふ…

いちご様
凄いわぁ~~なんだろう~~凄いしか言葉が出ない~~

くーろ様
>「だからさ、夜用の子守唄。」
そうですか、それ、子守唄なんですね…眠れなさそう~~

ぽん様
レオンのお散歩お借りしました。
あっ、お名前使ったのばれました??
この前、仮面ライダーアギト君がTVに出てて、本当にカッコ良かったです。



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マフィアの日に寄せて 3 No: 4113 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/03/30 Sat 23:39:55
六本木交差点付近の高級フランス料理店Chez ○inoの個室で、
二人は優雅にフルコースを終えた後の食後酒を味わっていた。

キャンドルの灯りに
ほんのり上気したぶんの頬が照らされ、
眩いばかりに美しい。

「ぶん、今日は何の日だか知ってるか?」
「3月30日・・・何だろう?誰かの誕生日?」
「俺達マフィアの日だ」
「へぇ、そんな日があるんだ。知らなかったな」
感心したように目を大きくしながらトドの話に聞き入るぶん。

「シシリア島でイースターの最中に
ファミリーの無事を祝う祭りから由来しているんだ」
「トドさんって物知りだね。僕、そんな話初めて聞いた」

「俺達、男女のカップルじゃないから
バレンタイン・デーやホワイト・デーに何をするわけでもない
(っつーよりこの板のトド&ぶん作家は割とマイペースだから
俺達のために何も書いてくれなかったんだ。
ノル&ぶんのバレンタイン話はあったのに(嘆))。     <-トドさんイジケないでよ

ましてや結婚記念日があるわけでもない。
ただ互いの誕生日にささやかな祝いをするだけだろう?
だから、こういう日にどうしてもお前を外に連れ出したかったんだ」

トドはぶんにティファニーの水色の小箱を照れくさそうに渡した。
「開けてみてくれ・・・」

白いリボンをほどき、水色の小箱の中を開けたぶんは、
そこに銀のペア・ブレスレットを見つけて目を輝やかせた。

「わぁ・・・これこの間、NYで二人のために買おうと思ってたのに、
拉致されたりして予定狂っちゃったから、結局買えずじまいだったんだ」

ぶんはトドの顔を見て不思議そうに尋ねた。
「でも、トドさん・・・
何で僕がこれを欲しがってるってわかったの?」

「俺はお前の欲しいものなら何でもわかるんだ」
しらふの時ならちょっと考えられないような
トドのキザなセリフにぶんの胸はキュンとなった。

「何故、泣くんだ?」
トドは思いがけない展開に不思議そうな表情をし、
ぶんの頬を両手で覆った。
大きな暖かい手の感触がぶんにとっては心地よい。

トドが指でぶんの涙を拭ってやると、
ぶんは、少し照れくさそうに目を逸らしながら笑った。

「ふふふ、よくわかんない・・・。
幸せすぎて涙が出ることってあるんだね・・・」

可愛い奴だと思ったトドは、
何も言わずぶんを自分の胸の中に抱き締めた。

「プレゼントも嬉しいけど、それより
僕、トドさんにこうして優しくしてもらえるのが嬉しくて・・・」

「俺は、今までお前をそんなにひどく扱ってたかな」
涙声になっているぶんの後頭部を優しく撫でながら
少しとまどったようにトドが尋ねる。

「ううん。そんなこと絶対ない!」
トドの言葉にぶんはかぶりを振る。

「でも、僕もトドさんも今まで少し意地っ張りだったから
お互いこんなにストレートに思いを
表現することなんてできなかったよね。

何だか色んなことがあったけど、やっと二人が
こういう段階にたどり着けたのかなぁと思ったら嬉しくて・・・」

二人は幸せを確認するかのように互いの左手にブレスレットをはめ合った。

「そうだな・・・。
ぶん・・・、これからも色々なことがあるかもしれないが、
互いの気持ちに素直になって一緒に乗り越えていこうな」

「うん・・・、これからも一緒に生きていこうね。
絶対約束だよ、トドさん・・・」

ぶんはトドと小指で指きりした後、悪戯っ子のように笑った。
「でも、トドさんの口から今みたいなキザなセリフが出るなんて
ちょっとビックリ!」

「何だ、知らなかったのか?
俺の本質はキザでダンディーなんだ」
酒のせいとはいえ、真顔でそんなことを言う今夜のトドは
ゾクゾクするほどセクシーに見える。

「どうしよう・・・。
いつもの怒りん坊でいばりたがりで言葉足らずな暴君でも
最近は充分可愛いかもしれないと思えるようになってきたのに、
そんなキザなこと言われたら十回くらい惚れ直しちゃう!
・・・・・って、僕もこんなこと恥ずかしげもなくよく言うよね」

「じゃあ、十回くらい惚れ直してくれ・・・。
俺も小生意気で憎たらしくて永遠に反抗期の天邪鬼でも
最近は充分可愛いかもしれないと思えるようになってきたから、
そんな素直なこと言われたら今の十倍は惚れてやるよ!
・・・・・って、俺もこんなこと恥ずかしげもなくよく言うよな」

二人は互いの顔を見合わせながらくすっと笑うと
長い長いキスをした。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >


>ああ~、今日のトド様って甘々モード全快だわ・・・。
やればできるのね、見直した!二人が幸せで私も嬉しい~。

今回のシリーズではやらせない予定だったから、わざわざぶんちゃんに車の
運転までさせてたのに、ラブラブモードの二人を書いていたらやっぱりやらせたく
なってしまった(笑)。ところで、この板の最長連続Hシーンって何話くらい続いたか
覚えてらっしゃる方はいらっしゃいますか?できれば板の記録に挑戦したい私・・・。



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マフィアの日に寄せて 2 No: 4112 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/03/30 Sat 23:35:22

夕方、轟邸の玄関の前に、
オーバーフェンダーがパテ埋めされた美しいボディシルエットが自慢の
白のルノー2○5の改造車がとまっていた。

「トドさーん、こっちこっち」
運転席の窓から、ぶんがひょいと可愛い顔を覗かせる。

純粋に足回りの良さを追求するスピードレーサーなら
思わず唸ってしまうこのマシン(車)は、
エンジンはヘッドまわりを中心としたチューンとなっており、
F1スポイラー、フライホイール軽量、ウェーバー45φ、強化クラッチ、
ステンレス製タコ足、 特注デュアルマフラー等を装着している。
また、コーナー廻りを良くするため、FRともコニー製特注ショックが入っており、
強化サスとレース用ブレーキ、ノンスリデフにより、
ワインディングロードでのフットワークも実に軽快だ。
これらの改造費用だけでも軽くマシン本体の数倍はすることであろう。


<以下、トドの独白>

こいつがかなりメカに強いらしいのは、この間のNYの件でよくわかった。
休日、俺が仕事でかまってやれない時は、
白いつなぎを着てマシンをいじくりまわすこともあるらしい。
(っつーより、トドさんに浮気を禁じられて、ただ暇なだけだよ。 by ぶん)

この板ではHや男ネタといった偏った面しか強調されていないが、
どうやらそういった側面は、仕事に趣味にパワフルなぶんの日常生活の
五分の一以下しか占めていないらしい。
(うん、それはよ~く強調しといて。 by ぶん)


「今日はお前の車か?」
「うん。運転手も僕でいい?」

「ん?キムはどうした?」
「キムはね、今日は病欠」
(ごめんね、キム。やっぱりあの後、かなりつらかったんだね~)<-いちご様、設定お借りします。

「それに、チー坊は国からおふくろさんが来日中だから有休消化中。
だから、僕が運転するよ。それとも僕じゃ不安?」

(『ボス、あいつにハンドル握らせると人格変わりますよ』
というワタルのセリフがトドの脳裏をちらとかすめたが、
元々ぶんは鈴鹿や富士のダートラ、ジムカーナで大会新を出すような腕だし、
NYでもまともな走りを見せていたから大丈夫だろう)とトドは考えた。

「いや…。お前が運転するんじゃ車内でヤれないのが少し残念だな」

今夜のぶんは清楚だが華奢な身体の線が露になるタイプの
白いイブニングドレスを纏っており、
そこはかとなく上品なお色気を漂わせとても美しい。

(ちょっとこれは目の毒だよな)と思ってしまったトドは、
「いや、運転前にヤればいいのか」
とかなんとか言いながら、ぶんのドレスに手をかけてくる。

(も~この人、何で、車とかボートとかヘリとか飛行機とか、
こう乗り物プレイが好きなんだろう~・・・(呆))

「あのね、ダーリン。
これから、お食事に向かう途中でおかしな気分にさせられるのは
こっちもツライの。だから今日は車内Hはなし。いいでしょ?」
ぶんはキッパリ言うと、トドをたしなめるかのように唇に軽くチュッ♪をした。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >

>♪HT♪様へ個人レス
一応、ぶんぶんってF1レーサー並みの腕っていう設定だったよね?
ってことは、大会専属のメカニック(整備士)並みに自力でマシンも
ガンガン大改造できて、自分でニトロと燃料を調合してるって
感覚でいいんだよね???でも、お蔭で車体の勉強するの大変だったじゃん~、
私、車ネタ苦手なんよ~(大泣)(<-だったらお前も金融ネタ書くなって?)
これから続編に向けて運転技術の表現の習得もせにゃ~、
はぁ・・・この板はほんに大変じゃのう~・・・(大嘆)



--------------------------------------------------------------------------------
マフィアの日に寄せて 1 No: 4111 [返信][削除]

投稿者:みどり 02/03/30 Sat 23:28:49

>最近この板ではノル&ぶんが主流になってきてるかもしれないことに
ウチのトド様は大変危機感を覚えているらしいので、本日のマフィアの日に寄せて、
トド&ぶんのために甘々のラブ・ストーリーを投稿させて頂こうと思ったら、
既にいちご先輩がご投稿されてたのね。テレバシー?超嬉しすぎっ!

*~*~*~*~*~*~*~*~*~

朝、ぶんがトドの腕の中で目を覚ますと、
傍らにトドの笑顔があった。

「おはよう、ダーリン・・・」
トドのシャツをパジャマ代わりに着ているぶんは、
トドの首に両手を廻してニッコリしながら頬を合わせる。
そんなぶんが可愛くて、
トドはぶんの丸いおでこにキスをする。

トドは、ぶんと天井のつがいの白鳥の絵を眺めながら
優しい会話を交わす週末の朝のひとときが好きだ。

ぶんは人差し指の先でトドの鼻をつついた。
「トドさん、今日は何したい?
まだ時差ボケでつらいから一日部屋でゆっくりしてる?」
「悪い。俺は、夕方まで溜まってる仕事の片付けだ」
「え~、週末なのに・・・。あ、でも僕のせいだね。
NYに十日も滞在させちゃったから、お仕事山積みなんだね」

ぶんは半分寝ぼけ頭ながらも、
荒事に口を出さない範囲内で自分の手伝えることを懸命に考えてみる。

「ラ・コーサ・ノストラの幹部へのお礼のメールは僕が打っておくよ。
あとは、新規に立ち上げる遊技場プロジェクトの収益予測と
業務開始後のデータ解析用のマクロを組むのも
僕がやれるけど、他にも何かできることある?」

「いや・・・。
ぶん、それより、今晩、俺と食事にでも出かけないか?」
「えっ、大丈夫なの?
僕ならどこに出かけなくても、こうして二人でいられるだけで充分幸せだよ」
ぶんは少し心配そうにトドの顔を覗く。

「何だよ。 ミナコとはデートしといて、
俺とはデートしたくないのか?」
「したい・・・、ホントは凄く嬉し~い!」
朝からぶんに、さも嬉しいと言わんばかりに抱きつかれて
トドは至福の喜びを感じていた。

NYでの『犯り殺し』未遂事件の後、ぶんはトドに対してあまり天邪鬼なことは
言わなくなり、自分の気持ちをなるべく素直に態度に表すようになっている。
ときたまトドをからかうように小生意気な口を聞くこともあるが、
それも決して本心からではなく、せいぜいご愛嬌程度のものなのだ。

また、トドの方もそんなぶんの変化に応えるように
ぶんの前で強がりを言ったり、横暴に振舞うことがめっきり少なくなった。

ぶんの生意気口は単なる照れ隠しだが、
トドのぶっきらぼうな態度も単なる照れ隠しである。
表現方法は違っても本質は似たもの同士であることに
とうとう気づいたこのカップルは、
二人きりの時は無駄なエネルギーの消費はやめて
互いに素直になることに決めたのだ。

その甲斐あって、今のこの二人からは、
かつて互いの間にあった緊張感がすっかり消え、
ただ相手を慈しむ優しい雰囲気だけが漂ってくる。
そして、その変化は二人の帰国後に組員達を非常にびっくりさせたのだった。

*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >



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コムちゃん訪問 No: 4110 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/03/30 Sat 23:19:21
『コムちゃんお部屋にいるかな?
明日お買い物一緒に行ってくれるといいんだけれど・・・
ここで考えても仕方ないよね・・・・』
コムちゃんのいる部屋に行こうとドアをあけたオサちゃん。
ドアをあけると目の前にコムちゃんが立っていました。
「コムちゃん?」
「オサちゃんこんにちは。また来ちゃった♪入ってもいい??」
「うん。どうぞ」
コムちゃんをお部屋に通します。
部屋に入ったコムちゃんがキョロキョロと部屋を見ているのに気がつき
「どうしたの?アサコは打ち合わせで今いないよ。
コムちゃん来てくれてうれしい。
コムちゃんにお願いがあるの」
「なに?」
「明日一緒にお買い物に行ってほしいの」
「明日?」
「うん・・・忙しい?」
「ううん。大丈夫だよ。で、何買うの?」
「アサコの・・・誕生日プレゼント・・・・・」
「アサコさんの?」
「うん・・・・明後日アサコの誕生日なの」
ちょっと照れながら話すオサちゃん。
「そうなんだ~。いいよ一緒にプレゼント探してあげる」
「ありがとう。明日一緒に行こうね」
「うん。ねアサコさんの絵見せて」
「いいよ。僕お茶入れてあげる。コムちゃん何がいい?」
「ミルクティーがいいな」
「わかった。ちょっと待っていて」
オサちゃんがお茶の用意をしている間コムちゃんは
スケッチブックを見始めます。
「コムちゃんお待たせ。熱いから気をつけてね」
「ありがとう」
2人は仲良くティータイム。
「あっ、そろそろワタルさん部屋に戻ってくる時間だ
僕部屋に戻るね。また明日ね」
「うん。コムちゃん明日ね。またここにも来てね」
コムちゃんを見送るオサちゃん。
『明日コムちゃんとお買い物にいける♪
アサコ早くもどってこないかな~』



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レスです。 No: 4109 [返信][削除]

投稿者:keiko 02/03/30 Sat 23:16:00
>ショーコ様
 レスありがとうございます。
 アサコちゃんとオサちゃん大人の階段
 登りはじめています??
 ゆっくり登っていければ・・・・と思います。

>R20様
 リカちゃんとタニちゃんがお姉さまと薫子さんに
 成りきっている!!!
 さすがリカちゃんとタニちゃん!!
 2人のセーラー服姿見たいです。

>雪だるま様
 レスありがとうございます。
 洗濯物ですか?
 オサちゃんに聞いてみましょうか?

>0番様
 レスありがとうございます。
 ダーリンのシャツは「受」の方には
 とても大切なものなのではないかと思います。
 かよこちゃん無事で良かった。
 助けたのはオサちゃんなんですね。
 かよこちゃんとオサちゃん出会いましたね。

>らん様
 レスありがとうございます。
 受けの正装はダーリンのシャツに
 なっていますね。

>オレンジ様
 レスありがとうございます。
 ダーリンのシャツ・・・・・・
 王道ですね。

>いちご様
 こんなトドさん・ブンちゃん大好きです。
 また書いてください♪

>はつこ様
 コムちゃんテレビに夢中なんですね。
 コムちゃんテレビばっかりみていたら
 ワタルくんすねちゃいますよ~。

>あお様
 レスありがとうございます。
 タニちゃん次回お目覚めなんですね。
 リカちゃんの体力もつのでしょうか?
 とっても心配・・・・・

>ぽん様
 レスありがとうございます。
 轟組の妻(?)は洗濯物よくたたんでいますね。
 ぽん様のところのワタルくんとコムちゃん
 ラブラブですね。
 でもコムちゃんの目の前でビデオをセットするのは・・・・

>雪だるま様
 若槻さんとさえちゃんが・・・・・
 さえちゃんの行動がとっても気になる。
 ブンちゃんの身に危険は??

>くーろ様
 皆さんミラノに着いたんですね。
 いよいよ正念場??



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どん亀のお礼レス(チョー遅いけど) No: 4108 [返信][削除]

投稿者:ショーコ 02/03/30 Sat 22:37:32
皆様、こんばんわ。お邪魔しないなどと言いつつ、レスでお邪魔いたします。
私は、今、夏休みの宿題を三日でやり遂げた時の心境でございまして、
間に合ったぞ、と言うか、やったぞと言うか、疲れたぞ、と言うか
こんなんでいいのか、と言うか.....
そんな、いいかげんな私に、暖かいレスを下さった皆様へ、一言お礼が言いたくて
よせばいいのに、のこのこ出てきてしまいました。

>Akko様 ご本を読むのがお好きな方に、私の書いた物で、感動していただけたなんて
こちらの方が、感動です。ありがとうございました。

>らむじ~様。度々の激励ありがとうございました。続きは、らむじ~様に書いていただきたいくらい
面白い展開を考えていらしたのですね。書いてみませんか?(上目使いでお願い)

>オレンジ様。かっこい、ノルぶんトド、あっ、それからまひるちゃん、をお書きになる
オレンジ様にウチのワタル君誉めてもらえてうれしいです。
√K薇の迷路」楽しみに読ませていただいております。

>ワタコ様。長い間、安眠を妨害いたしまして(^^; ワタコ様のワタコム、また読みたいです。

>R20様。言葉の魔術師様。どうしてそんなに、次々に言葉が....語彙不足の私は
うらやましい限りです。二十様の方は、ひかるちゃまを時々出してくださるので
さらに、好きでございます。

>ひかり様。ワタル、コム、壮、しぃを、生きたもののように感じてくださって、
ありがとうございました。終わり方気に入っていただけたみたいで良かった(^^)

>K様。すき焼きセット(^^)おいしく頂かせていただきました。今度は私がK様に何か
投げさせていただきますわ。何がお好きでしょ?

>白星様。かよこちゃんの様態、息を殺して、見守っております。まとぶんの心に
一日も早い安らぎを。(自分が終わったからって、無責任に煽ってどうする(笑))

>いちご様。いちご様のH大好き(^^)←なんだか、これだけ読むと変な感じですが
もちろん、お分かりだとは思いますが、いちご様とHをするのが、好きと
言う意味ではありません(笑)
キャー、キムちゃーーん!キャー、トドさーーーん。

>0番様。 あなたの一ファンとして、毎日UPを待ち望んでおります。いろいろ
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。
836番様と3( ぴーーーーー)する前に、終わっちゃって(笑)
すまんな、すまんな(^^;←R20様風。
オレンジちゃまといちごちゃまのフルーツ軍団と浮気しちゃいや(涙目)

>雪だるま様。しぃ&壮←これって、シーソーって読めるんだ(^^)は、どっちが受けで
どっちが攻めなのか、私どうしても決め兼ねまして...
で、書けませんの(^^;

>keiko様。keiko様の所のお二人、だんだん大人の階段上りはじめたような(^^)
どうぞ、慌てずゆっくりとね。

>くーろ様。いよいよ、イタリア紀行も大詰めでしょうか。
トドさん、救われるといいなぁ。

>ぽん様。絶好調ですね(^^)毎回ラブラブ、ワタコム、楽しませて頂いてます。
あなたが、消えたりしたら、がっかりする方がたくさんいるのですから
そんな事言ってはませんわ。

>みどり様。機内H、刺激的でございました(^^)。相変わらず、私は、そんな事にしか
理解も反応も行き届きません(^^;恥ずかしい。

>HT様。オリンピックのような(笑)お褒めの言葉ありがとうございました。
これからは「殉情」に壊れてしまわれるのでしょうか?時々は忘れずに
書いたもの読ませて下さいね。

>あお様。お優しいお言葉ありがとうございました。
ずーっと悩みっぱなしでした(ウソ^^)
皆様のお言葉掛けがあって、何とか書いてこれたかなぁって思ってます。
あお様のりかちゃん、大変そうですねぇ。フレーフレーりかちゃん(^^)

>ベン様。いよいよ、りかタニご両名様、東上で、またしばらく
ベン様の作品が読めなくなってしまうのではないかと心配しております。

>らん様。プレゼントの中味、何だと思ってました?
結構皆様、いろいろ考えて下さっていたようで(^^)
まったく、プレゼント一つ渡すのに、長いお話になってしまいました。
今度は、素直に一気に渡すようにします(なんちゃって)

>はつこ様。ワタル君ステキでした(ハ~~)ほんとに、いい奴だなぁ(ウットリ)

>鹿目乃様。怒っていらっしゃらなくて良かった(^^)鹿目乃様も何やらお忙しそうで
(理由ははっきりしてますね(笑))
忘れずに、ここにも書きに来てくださいね。

>ロムっ子めぐ様。長い間、読んでくださってありがとうございました。
読んで下さって、お声をかけてくださると、本当にうれしくて
勇気がでます(^^)

>ROM小人様。ワーイ、やっぱり小人さんいたのね。クルクルカウンター、回りすぎて
ドキドキ、してましたけど、これで納得でございます。
いつも読んでくださって、お声をかけてくださってありがとう。

>そう言えば、神様? 消去されたのですか?ボーっとしていて、
当日にレスのお返事かけなかったのですけど、あなた様のお声を
しっかり、聞いたような.....

>あや様。壮君としぃちゃんが轟邸に帰って来るとき。絶句。難しい~~。
手に負えそうにないのです実は(^^;

>836番様。≫こんな息の長いもの、わたしも書けるようになりたいです
いえ、いえ、単に書いていたら、長くなっただけです。
行き当たりばったりな上にクドイ私の性格有るのみ(笑)
イヤ~ン、しばらくぶりで、絶叫マシーンなタニちゃん(笑)
東上中の皆様のことで大変でございましょうが、こちらにも
かならずお出ましを、乞い願いまする。

>小龍様。 小龍様に、何度も読み返していただけたのなら、本望でございます。
あまり、関係ないかとは思いますが、時々コムちゃんも書いてくださいませ。
今回、出演していたので、とってもうれしかったもので(^^)



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りかたにのしょーもない昼下がり No: 4107 [返信][削除]

投稿者:R20 02/03/30 Sat 22:18:42
初日からこっち、もう余りのりかたに状態に撃沈しておりますのですが・・・・・
フィナーレのダンスが減りやがった怒りに、こ、こんなものを自動書記。
りかたに派のいぬ間のなんとかで、ははは(←ごまかし)
べ、ベンさま続き書いていいっていったよね~(滂沱の汗)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「で、本題だが・・」

山のようなポラロイドを前に、りかがおもむろに切り出した。
「お前の学ランは似合う・・・・んが!」
「んが・・?」
もう、その気なくなってるんだろーなー、と思いつつ、
ちょっと期待して小首を傾げてみる。
「これを・・・・やって、みたい・・」
プリントアウトの束を引出しから持ってくる。
「いや、別にどうと云う事もないんだが、ぶんがな(←責任転嫁)。
 しょ-もないプリントアウトしやがってな、ったく。
『好きそうだから、りかさんあげる~♪』とかな、な~に考えてるんだか。」

ちがう・・・・絶対に違う・・・・
でも、りかさんがやりたいなら。
えっと、タイトルは・・・・【ぱらいそ】か~、知んねー。
「で、でもさあ、これ二人セーラーじゃないと出来ないじゃん。」
「だから、あれがあるだろーが!あれが!!」

で、結局、写真集撮影の折のミニスカを引っ張り出すはめになった。
「だから、お前は下級生の薫子役な。」
「りかさんは?」
「俺はこの淳子、ってのでいく!!」
セーラー服でこぶしを握り締め、りかは叫んだ。

「今から、俺を、お姉様と呼べ!」

・・・・・・・(黙)。


―――――――――――


窓辺から煌く午後の陽が射しこむ。
りかの細い指が、そっと口紅を開ける。
ベッドに座るたにの顎を持ち上げて、小指で紅を刷く。

「おねえさま・・・くすぐったい。」
花のようにたにの笑窪がうかぶ。
「だめよ、はみ出してしまうわ。
 少しだけ、口を開いて。」
素直に薄く開く唇が、光を受けてなまめかしく光る。
あどけなく滑らかな頬が、柔らかく微笑む。
  
震える小指が、唇をはみ出す。
「・・あ。」
「あなたが可愛らしすぎるから、わたくしの小指が、戸惑ってしまったのね。
 ・・・・・・・・わるい子。 」
「す、 みません。」
しおらしく、首を伏せる。
たにの小さな顔を両手でつつみこみ、唇を寄せる。
じらすように唇にゆっくりと舌を這わせる。

「わるい子は、おしおき、しないとね。」

柔らかく歯をわって侵入する。
舌を縦横に絡めながら、手を脚に伸ばす。
ソックスをずり下げて、丸い膝の感触を楽しむ。
指をそうっと腿に上げながら、舌を舌で絞る。

「・・あぁ ん、」
「どうしたの か・お・る・こ?」
いつもと違いじらすような指に、たにが潤んだ上目を上げる。
「 だって・・・・・お、 ねえ、さま・・・・・、ぁ」
りかの手がプリーツの間に割り込み、短いスカートが動きにあわせて揺れる。
空いている手でたにのシャツを捲り上げ、胸を刺激する。

たにの口紅で、りかの唇も薄く染まっている。
大きな瞳は、酔ったように潤んでいる。
目のふちがほんのり赤らんでいるのが、たまらなく色っぽい。
身体中を這いまわる手を感じながら、セーラーの襟元から覗く鎖骨に唇を寄せる。

「あ・・っ、かゥ・ぉ・・・・る、こ。」
りかの舌に痺れた舌を鎖骨に這わせながら、リボンを解く。
「こんな、かおるこは・・・おねえさま・・・・お嫌、い?」
上目を潤ませて微笑み、首筋に白い頬を擦りつける。
「いい、え・・・・とても、かわいらしくて、よ 。」
嬉しそうに笑窪を浮かせたたにも、手を伸ばす。
少し乱暴な手が、かえって初々しい。

指を動かすに従って、たにの頬が上気する。
少し強めに、絞り上げる。

「ん・・・ぁつっ――――――
   ・・・・・・・・・・・り、か、おねえ、さまぁ。」

耳朶を甘くかんで、囁いてみる。
「なぁに? どうしたいの  ・・ねぇ。 」
緩く揺らすと、たにの頬をひとすじ泪が伝う。
「  わからないわよ ・・おっしゃい。」
たにの指に上がる息を抑えながら、笑いながら聞いてあげる。
「ちゃぁんと、おねがいしないと、ね。」
快感と羞恥の混ざった吐息が、切れ切れに熱く洩れる。

「ぉ、ねがい・・・・・・もぉ・・ おねえさま   」

そろそろ、いいかしら(←なりきり)。
スカートをはだけさせ、ソックスのずれた真っ白な腿を掴み、自らに跨らせる。
両腕をりかの首に回し、崩れ落ちそうなたにの喘ぎ声が耳をくすぐる。
背骨を指でなぞってやると、その度に辛そうな顔がのけぞるのを感じる。
そして、二人重なりながら、ゆっくりとせり上がる、
乱れるたにの首筋をあじわい、優しく身体を揺すぶってやる。
ベッドの軋む音はまだまだ、続く。


―――――――――――続かないって。

こんなシーンは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねぇよ(爆)





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レス頂いた皆様、ほんとーにありがとうございました。
後程回復致しましたら、ということでご容赦を。
こんなもの、書いてるひまあったら、さっさと別のやれって・・
・・・・・吉屋様、すまぬぅ~



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ハリウッドダイエット中レス No: 4106 [返信][削除]

投稿者:雪だるま 02/03/30 Sat 21:55:57
極道の小部屋 轟組幹部への直撃QUESTION!!担当 みどり様

トド様への質問:丁度UPもされたことですし…初めてブンちゃんを
          抱いた時の感想をお聞かせ下さい。

ブンちゃんへの質問:トド様が15回の新記録をお作りになったとき、
          やっぱりブンちゃんも15回放○したんですかぁ?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・いちご様:こんなの読みたかったんです!ブンちゃんトドさんとハジメっから
      感じちゃってた?
・オレンジ様:心を入れ替えるのは、若○様が普通の方なので、悪役とか
       Hとかは止めなくては!ということに気が付いただけなんです。
       オレンジ様の作品の邪魔をしないようにしなくては…(汗)
・0番様:私から見ればここの方達は皆雲の上に居るような方ばかりで
     こうやってレスをつけるのも躊躇してしまいます。
・ぽん様:わたるクン、ビデオでヌイタことあるんですかね~(笑)
・くーろ様:あっ!くーろ様がHシーンを!一瞬思ってしまいましたヮ。
      ノルさん本当にぶんちゃんのこと大切なんですね。
・あお様:我が家には劇場版のビデオあります。テレビ版は第10話を
     録画し損ねた…悔し~い。(と続くイデねた)
・♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様:書いて下さーい!どんどん、どんどん!
     出来ればぶんちゃんが星組に来た頃の話なんかを…
・R20様:ぶんちゃんだ~。初日お楽しみだったご様子ですね。
・keiko 様:オサちゃん、我が家の洗濯物もたたんでぇ~
・小龍様:レスありがとうございます。さえちゃん頑張ります。
・はつこ様:コムちゃん何見てたのか私も気になる!
・ベン様:初日は観てません。大劇場で観てたの…ごめんなさい!
・らん様:下っ端なんて私のためにある言葉。
     こちらでは桜もようやく満開に近くなって来ました。
     今から夜桜見に行こうかな~。(ゆうかちゃんに会いに!?)



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セピア・5 No: 4105 [返信][削除]

投稿者:0番 02/03/30 Sat 21:45:32
建築中のビルのシートをめくり上げると、男たちはかよこを
中に突き飛ばした。
とっさに買い物の入ったビニール袋をかばったので、
かよこはよろけて地面に膝をつく。

「そんなもん気にしてんじゃねーよ」

一人が袋をひったくると、もう一人がかよこを仰向けに押し倒す。

「ほら、さっさと脱がしちまえよ」

馬乗りになった男が、シャツのボタンを外していく。
かよこは頭の中で単純計算を始めた。
(始めに目を潰して、二人目殴って、三人目に蹴り入れて。
一人1.5秒で、5秒でカタがつくな)

それより卵割れなかったかな、などとのんきなことを考えていると、
いきなり外で大声がした。

「おまわりさん!こっちです!人が襲われてますっ。
早く早くっ!!」

あたり一帯に響きわたるような大声で誰か叫んでいる。

「やべっ、見られてたのかよ!」

おい早くバックレよーぜ、と三人はかよこを放って逃げ出した。
えーと大丈夫かな卵、とかよこが袋の中身を確認しようとすると、
外で叫んでいた誰かが飛んできてかよこの腕を引っつかんだ。

「逃げなきゃ、早く!」

暗がりで焦ったように言われて、かよこは不思議そうに相手の方を見る。
相手はますますあわてたように腕をつかんだまま走り出した。

「おまわりさんなんて嘘なんだから、早く!」



走りまくって、ようやくどこかのレンタルビデオ店の前で
二人は立ち止まった。
息ひとつ切らしていないかよこと反対に、相手はぜいぜいと
肩で息をしてずるずると地面にへたり込んでしまう。

「あーごめん、きみよりバテてー……」

体力配分とか呼吸法とか考えてますから、とは言わずに
かよこは自販機で適当にジュースを買って相手の手に握らせた。
缶の冷たさに、相手はやっと顔を上げる。
その顔を見て、かよこは思わず声をあげた。

「あ……」
「え?なに?」

驚いて聞き返してくる彼は、あの天使の歌声の持ち主だったのだ。

「ひょっとして、どこかで会った?」
「あ、いえ……」

あれから何度かかよこは夜中に歌声を聞いた。けれど街灯は
消えっぱなしなので、姿はろくに見えないままだった。
でも、初めて見た彼ははっきり覚えている。
近くで見ても、穏やかで聡明そうな細面の青年だった。


いつも歌を聞いていたのだと言うと、彼は照れくさそうに頭をかいた。

「ごめん、夜中にうるさかったかな。夜中だと響くのにね」
「そんなことないです。すごく気持ちいい声だと思って」

「ありがとう。今、居酒屋でバイトしてて、上がるの深夜だから、
いつもだいたいあの時間歌いながら帰ってるんだ」

声楽か何かやってるんですか、と聞くと彼はちょっと顔を曇らせたが
すぐに明るく答えた。

「そっちの方に進みたかったんだけど、家の事情で
そうもいかなくなっちゃって。
それでバイトとかしてるんだけどね」

それ以上彼は言わなかったが、経済的にかなり苦しいのだと
いうことくらいはかよこにもわかった。

「あ、ちょっとここで待っててくれるかな、悪いけど」

ここなら明るいし人も多いし大丈夫だよね、と言って彼はまた走り去る。
いったい何をしに行ったんだろうとかよこが思っていると、
十数分後、またぜいぜいと息を切らしながら彼は戻ってきた。

「こ……これ」

荒い呼吸をしながら彼が差し出したのは、コンビニの袋だった。

「これ……あそこまで取りにいったんですか」

彼に引っぱられて、持ってくるひまもなくて置いてきてしまった食料袋だ。

「だってきみ、あんなところに行きたくないでしょ」

だから、と言って彼は袋をかよこに渡してくれた。

それはそうだけれど。
こんなもの、もったいないけれどまた買えば済むことで。
何より彼が、見ず知らずのかよこのためにすることではなくて。

まとぶんによって開かれたかよこの心に、それは春風のように
やわらかくしみていく。
かよこは袋をしっかりと抱えて、たずねた。

「あなたの名前は?」

彼は、あの優しい声で答える。



「………オサ」




************************************
とりあえず、ここで終わりです。この後考えてなかったので(爆)
皆様、ご観劇うらやましいです。私が行けるのは、けっこう先。
いや、行けるだけでありがたいんですけど。



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マフィアの日記念レス♪ No: 4104 [返信][削除]

投稿者:らん 02/03/30 Sat 21:36:52
>あお様
リカさんったら兵士達を相手にやっちゃうのかしら(笑)
公演はどうでしたか?
>あや様
レスありがとうございます。
匠組のお話、また書いてくださいね
>836番様
タニちゃんが「おまかせ」したリカさんとのHは公開には
ならないのですか~?(ちょっとおねだり/笑)
>みどり様
直撃QUESTION!!考えよ~っと(笑)
>雪だるま様
私は全然著名などではありませんの・・・
まだまだ下っ端でございます/汗
>keiko様
ダーリンのシャツはいいですよね~
受けの皆様の正装だったりして(*^_^*)
>小龍様
やっぱり本はネット通販でしょう~
皆様勉強熱心だから。。。(爆)
>K様
エピソード4もお待ちしてま~す
>吉屋信夫様
大空陽子様登場だわっ♪
>はつこ様
替え歌楽しい~
わたる君は最近とても嫉妬深いのね(笑)
>ぽん様
ほのぼのもいいですけどぽん様の激しいのも
待ってま~す♪
>いちご様
素敵です~
最後の5行に感動です



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主題歌集を買わなくちゃレス No: 4103 [返信][削除]

投稿者:0番 02/03/30 Sat 20:59:38
>みどり様。
いえ、ぶんちゃん、お色気は十分だと思うのですが、やはり明るく元気なHを
目指すと、罵倒されようと罵られようと(同じだ)悲愴感より「ま、いっか♪」的
突き抜け感を感じるのでございます(笑)

>雪だるま様。
みんなに想われて、ノルさん、人気者ですね~(笑)
ところでらん様、ベン様、836番様は著名な方々でいらっしゃいますが、私は
単に0番というだけで、全然大したものではないです。当然ですが。

>小龍様。K様。
かよこちゃん心配してくださってありがとう。(と言うのも変ですが)
私も心配です(え?)

>keiko様。
彼氏のシャツ一枚は乙女のロマンでいいですね。男のロマンでもあるのかな?
もうすぐあさこちゃんのお誕生日なんですね~。

>あお様。
リカちゃんはこの板で一番体力を消耗している人のような気がします^^
でも、ということは一番体力があるってことですかね(笑)

>オレンジ様。
だって、いちご様とオレンジ様、最中絶対おたがいのことしか考えていないに
決まっています!(最中って・・・もなか?)



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レス No: 4102 [返信][削除]

投稿者:オレンジ 02/03/30 Sat 19:43:32
今週末は、きっとりかさま派、たにちゃん派の方々はブッ壊れる方続出で
投稿も激減なのではないかと思われ・・・皆様、しばらくしたらまた戻ってきて下さいね。
今日はたぶんレスだけ~

ぽんさま  ぽんさまの書かれるワタコムは本当にラブラブで羨ましいっ!
  風共の替え歌・・・くっ・・・あまり笑わせないで下さいっ。

Kさま  戻ってきて下さったならいいの(はあと)。でももう「ぷちっ」しないでね。心臓に悪いわー。
  エピソード3終わっちゃったのね。その後のその後もぜひぜひ・・・!。

あやさま  トドブン派のあやさまには、もう、「申し訳ありません」と先にお詫びをば申し上げ・・・。
  不愉快さを抑え切れなくなった場合には無敵の「読み飛ばし」をオススメ致しまーす!(見逃して・・・)

あおさま  >抱いてほしい?・・・・俺達?・・・俺達っ?!リカの前には、10数人の兵士たちがいる。
  ひえええーーーーーーーーーーーーーーっ。バキーーーーーーン(←オレンジが卒倒して何かをぶっ壊した音)

836番さま  >人それぞれの「すんごいH」の解釈 んー。やはり轟邸で一番すんごい解釈持ってるのはりかさまよね。
  ところで、機関銃、お持ちなのね・・・?撃つ時は「アデュー」ってぶんちゃんの声でおっしゃってね・・・。

みどりさま  直撃クエスチョン!? 考えなきゃ・・・。
  前回のノルぶんが息切れしたのは、みどりさまのせいではなく、オレンジの気力&体力&筆力&準備不足の
  せい(笑)ですので、ご心配なく~。今回は、どうなることか・・・。ま、ぼちぼちと。

0番さま  3(ぴ―――)拒絶されちゃったのね。しくしく・・・。

かめ乃さま  大空陽子ーーー >鋭い目からの無感情な視線・・・素敵っ。これからの展開に胸がときめきます。
  ぶんさま、何か企んでる?先日は「ぶん上目サアビス」ありがとうございました。しばらく壊れてました。

keikoさま  ダーリンのシャツを着て・・・って、王道ですよね。うんうん。

くーろさま  いよいよ、トドノル(笑)?

雪だるまさま  心なんか入れ替えないで、思うがままに書いて下さいましー(懇願)。
  ぱられるですし・・・ねっ。じゃないと私、禁じ手の削除に走ってしまうわ。
  オレンジの書いてるものは、どこか遠くのとおーーくの世界で起こってることですから。
  で、さえちゃん、やっぱり悪役?二人してノルさん思ってしちゃったのね~。

いちごさま  いちごさまの書かれるトドぶん好きです。『堕天使』あーーーつらいわ・・・重いわ・・・。
  自分の心も、ぶんちゃんと一緒に迷ってしまうわ・・・。ぶんちゃーん(涙、涙・・・)。
  今更ですけど、いちごさま、その節は本当にお世話になりました。
  今度は一応トドぶんもちゃんと(?)書きたいと思ってるのですが、
  それって倍のエネルギーが必要ってことよね・・・ヤ~バ~イ~(←いつも書き始めてから気づくアホオレンジ)


--------------------------------------------------------------------------------
堕天使 No: 4101 [返信][削除]

投稿者:いちご 02/03/30 Sat 18:37:36
ひかり様、HT様、喜んで頂けたようで、ほっとしております。
暖かいお言葉ありがとうございました。
レスして下さった皆様、感謝です。今レスするパワーがなくて
すみません。

久しぶりにトドブンが書きたくなりました。(長くてごめんなさいです)
決してオレンジ様への牽制ではありませんので、^^; 
これは気にせず、とことん書いていただけますように。懇願!

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽



「やめろ・・・ブン、お前だけを愛してる!」

男達が吠える丑三つ時、うなされてトドが叫んだ。
ブンが驚いて飛び起きる。
「え?!なに?・・・今愛してるって言った?」

なんだ、寝言か。また変な夢見てるのかな。

トドは顔を蹙めてうんうん唸っている。
ちょっと心配になり揺すってみた。
「トドさん・・・トドさん」
「やめてくれ・・・撃つな。」

「トドさんたらっ!」
ブンが大きく揺すり、耳の側で大声で呼んだ。
トドが目を開く。
「あ・・・!!!ブン、撃つなーー!」

ブンが呆れたように言う。
「撃たないよ。」

トドが周りを見渡す。

ん・・・?ノルは?・・・いない・・・

「あ・・・夢か。」
トドが安堵の溜息を漏らした。

「僕に撃たれる夢?変な夢見ないでよ。」

くすくす笑うブンを引き寄せ、後ろからスッポリと抱き包む。
髪の匂いを吸い込んで、頭に頬ずりした。

「ああ、殺されそうだった。」
「殺されるようなことしたんだ?」
「いや、よくわからんが・・・」
とてもじゃないが言えない・・・   (ぱられる より)

ブンがトドの喉元に唇を寄せた。

「僕がトドさん殺すわけないじゃない。」
「そうだな。」

ブンの胸の前で交差させていた腕を体に絡み付け、手を滑らせていく。
よがらせる為の耳への口付けは、後ろからだと都合がいい。
耳を軽く噛み、舐め回すと、天使の吐息が聞こえてくる。

「あぁ・・・ん・・・どうしたの?寝よ・・・」
トドが舌を抜き差しすると、ブンが喉を仰け反らせて息を吐く。

「寝れるのか?」
ブンの足の間に手を忍ばせ、低く囁いた。

「ああ・・・ず・・・る・・ぃ・・」
「感じやすい躰だ。」
「や・・・だ、もう・・・」
「俺の胸の中で喘いでくれる・・・ここに来たときとは別人のようだ。」
「ここに・・・来たと・・き? はぁぁ・・」
「ああ・・・」


ゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝ


「僕に触るな!!!」

ベッドに投げ出され、追い詰められたブンがナイフの切っ先をトドに向ける。
怯む様子もなく、冷酷な笑みで舐めるように視線を這わすトド。

「ノルが溺れた躰、味わわせて貰おうか。」
「?!」

シュッとナイフが舞い、トドの頬から一筋の血が流れた。

「これ以上寄るな!」

頬の血を拭いながら、トドが口の端を上げる。

「ナイフの使い手だそうだな。だが、俺には効かん。」

あっと言う間に手首を掴まれ、折れるほどに締められる。

「ううっ・・・」
「早く離さないと折れるぞ。」
「あ、あっ・・・つうっ・・」

ブンの手からナイフが落ちる。
それを床に払い、トドが両手を掴んでねじ伏せた。
悪魔が笑みを浮かべ、ブンの顔が蒼白になる。

「やめろっ・・・・・・んんっ」
噛み付くように唇を奪われ、口腔を貪られる。

嫌だ・・嫌だ・・・くそ・・

身を捩って抗っても逃れられず、シャツを引き裂かれて放心する。
胸をきつく吸われ、ベルトに手が掛けられた。

閉じた瞳から、涙が伝う。

ああ・・・ノルさん・・・


トドがブンを貫く。
屈辱に耐え、感じまいと身を固くする。

心とは裏腹に、甘い声が吐いて出る。
情けなさに、また涙が目尻から零れた。

「もっと鳴いてみろ。」
「くっ・・・んんっ・・・・ああっ!」

トドが乱暴に突き上げる。

「あっ、あぁぁ!!ノルさん!!!」

ノルの名を呼び、ベッドに沈んだ。



「これは預かっておこう。」
ナイフを拾い、トドがドアに向かった。
ドアを閉めながら捨て台詞を吐く。

「ノルとはもう会えん。」


ゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝゝ


「別人て言ったら、トドさんこそ・・・。僕を人形扱いしてた。」

トドが苦笑する。
「耳が痛いな。だが、お前は人形にはならなかった。
 この俺に楯突いたヤツなどいなかったというのに。」
「楯突いて・・・た?」
「ことごとくな。」
「もう・・・忘れた・・・よ・・んんっ、ねえ・・・早く・・・」

息を乱して後ろのトドの顔に手を伸ばし、唇を合わせる。

「まだだ。腕の中で身を捩るお前を感じたい。
 耐えきれずむせび泣くお前が見たい。」
「あ・・・本当に・・泣いちゃうからっ・・・」

「鳴いてくれ。」

じらされて、腕の中で悶えて踊る。
悩ましい声色が耳をくすぐる。
うわごとのように「いやいや」と繰り返し、涙を流す天使。

お前に遭えて良かった・・・

「もう・・・耐えられな・・・トドさんが欲しい・・・お願・・」

濡れた瞳が切願する。

横たわることを許され、躰を開いた。
「来て・・・」

たぎる想いが突き込まれ、歓喜の声が上がる。

「ああぁぁっ・・・ト・・ド・さ・・・」
「ブン・・どうしてくれるんだ。こんなにも、俺の心を捕らえて離さない。」

かつての親友から奪い、お前の心を壊した。
それなのに、何故だ・・・何故愛してくれる。
天使に囚われた悪魔だ、俺は。
 
「違う・・よ、捕らわれたのは僕。」

ノルさんを愛しながら、あなたに囚われ、愛して、愛された。
ノルさんに想いを馳せても、見えない糸が躰中に絡み付いて
地中に引き戻される。
冥界の王の傍らで、生きることを誓った。

ああ、でも、ノルさんを想うと胸が張り裂ける。

魂が二つに割れ、血の涙を流して生きていくんだ。
業火に焼かれ続けることを自分で選んだから。

「いくぞ・・・ブン。」
「僕も・・・はぁ・・ああぁぁぁ・・!!!」


共に果て、トドの胸に顔を埋めて眠りにつく。

  
  僕を捕まえていて

  死ぬときも この手を離さない
 
  嬉しい

  共に堕ちるぞ
 
  逝く手が闇でも 付いていく