コムちゃんに幸せをキャンペーン~わたるの帰国~ No: 4100 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/30 Sat 18:07:11
みどり様、ベン様、NY編の設定、お借りしました~~♪
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NYに行っていたわたるが、帰ってきた。
コムは、わたるのところに飛んでいく。
「おかえりなさい!」
満面の笑顔で迎える。
「ただいま。」
わたるは、コムを抱きしめる。
「僕と会えなくて、寂しかった?」
「お前の方こそ、ちゃんと飯食ってたか?」
「ん・・ねったんの料理、おいしいから・・」
「浮気はしなかっただろーな?」
「心配性なんだから・・・大丈夫だよ。」
わたるが体を離す。
「じゃ、僕、もう厨房に戻るね。」
コムが厨房に戻ろうとすると、ねったんが気をきかして、声をかける。
「コムさん、今日はもう大丈夫ですよ。
わたるさんとゆっくりすごしてください。」
「えっ、いいの?」
「はい。でもダメって言っても、わたるさんが連れて行っちゃいそうですけど。」
「ありがとう。」
お約束のほっぺにキスをして、わたるのところに駈け戻る。
手をつないで、部屋まで行く。
数日間離れていただけなのに、心がこんなにも相手を求めていたんだということを思い知らされる。
部屋に入る。
「わたるさん、疲れてるでしょ?
少し眠る?」
「うーん、眠るんじゃなくて、寝る。お前と。」
「今帰ってきたばっかりじゃん・・・それに、まだ昼間だよ?」
「やりたいものはやりたいんだよ!
ここ数日間やってないんだぞ!!」
コムの目が、突然冷たくなった。
「どうせ、またリカさんとやってたんでしょ?
僕やっぱ厨房に戻ろうかなー。」
げっ、なんでこいつはこう感がいいんだよ!
でもだからって、厨房に戻るってなんだよ!
俺よりねったんの傍がいいっていうのかよ・・
わたるは、少しムッする。
「じゃ、いいよ。
自分でヌくから。」
ビデオラックから、一本のビデオを取り出し、デッキにセットする。
コムの顔が赤くなる。
「わああ!それだけはやめて!!
そのビデオは見ないで!
見るなら、せめて『夜明けの天使に立ち』にして~。」
わたるの持っているリモコンを奪おうとする。
「あれほとんど俺しか映ってねえじゃんかよ!
俺は『あんな可憐なのに』でヌキたいんだよ!」
「だって、だって、恥ずかしいよ~!」
コムの隙を狙って、再生を押す。
≪あっ、あっ、ああー!!≫
どうやらテープは途中だったらしい。
いきなり、自分の絶叫が聞こえる。
顔が燃えるように熱くなる。
わたるの首にしがみつく。
「わたるさん・・・お願いだから、止めて・・」
わたるは、ビデオを止めて、コムを優しく抱きしめる。
「なあ・・抱きたいんだよ、お前を。
お前は、俺のものだって、体全体で感じたいんだ・・」
コムは、答える代わりに、わたるの耳を軽く噛む。
わたるは、コムを抱き上げると、ベッドに運んでいった・・・
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いつもより遅い時間のレス No: 4099 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/30 Sat 18:02:49
BSで花組の放送を見ておりました。
ギャー!オサちゃんがー!アサちゃんがぁぁ!!
月組ファンの皆様はすでに撃沈しておられるのでしょうか?
私も日生組が来たら続投不可能になりそうなので、今のうちにキリをつけとかなければ。
昨日の読売新聞の風共お稽古場写真ですでにかなり壊れたし・・。
雪だるま様 二人してノルさんのことを思ってするHって・・なんかすごいわ。って、きゃ~、ぶんちゃん、気をつけるのよ!!
くーろ様 夜用の子守唄って・・そういうことだったのね(^^;)。ああ、ついにミラノへ・・。
あお様 いーなー。ご観劇ですかー。リカさんてば、身が持つのかしら・・。
はつこ様 変身ヒーローものに嵌るコムちゃん・・。最近はビジュアル系が多いらしいですね。
わたる君旦那の座危うし!?あっ、その話の中に私まで出てるぅ~って、音じゃん・・(^^)。
鹿目乃様 臨海学校・・すてきな響き。ああ、轟学園にはいりたい・・。
らん様 ミズ君の顔をじっと見つめるゆうかちゃん、かわいい!雨がやむまで$#&して時間つぶししてたのね♪
私の方は、最近激しいのが書けなくなってます。なぜかほのぼのになってしまうこと多し(笑)。
keiko様 今度は二人仲良く食堂に。轟組の妻たちは、洗濯物をよく片付けていますね。
836番様 さすがにワタ×タニはまずいっすか(爆)。きゃー!轟組に媚薬登場!!
あや様 マフィアの日なんですか・・。じゃあ、今日、世間のマフィアは何かどんちゃん騒ぎでもしているのかしら・・。
K様 う~ん、やっぱりノル×ブンも好き♪トド×ブンにはない、甘~い雰囲気がなんとも言えません。(^^)
今日のレスは何故かつぶやきモード・・・
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お久し振りです⑥ No: 4098 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/03/30 Sat 16:22:21
はーっ」
若槻はベッドに倒れこむ。
さえこは呼吸が整うのを待ってから身を起こし、
上目遣いで微笑んで若槻の顔を覗き込んだ。
「ねえ、僕とNORUって言う人と、どっちが良かった?」
「えっ!?」
「フフフ、ウソ、冗談だよ。でも…
あなたずるい… NORUって人の事思いながら僕の事
抱いたでしょう?」 (←自分もだろ~)
「…」
「僕には判るんだ~。あなたの頭の中はNORUさんでいっぱい。
あっ、でも心配しないでね。僕そんなの全然気にしないから。
あなたみたいな優しい、素敵な男性(ひと)に抱かれてとっても
嬉しい♪。それにあの絵を描いたNORU・さ・ん…の話も沢山
聞かせてもらえたし。
本当にNORUさんのこと愛しているんだね。」
さえこの話を目を丸くして聞いていた若槻は、フッと息をつき
少し悲しそうにつぶやいた。
「ああ…。そうだな…だがノルは…」
「だけどNORUさんは、他の人を愛してる…?」
「悔しいが、こればかりはどうにもならない。
それを知った上で俺はあいつを愛した。
俺の愛でノルの辛い思いを少しでも和らげることが出来たらと…
だが現実は―
思うようには行かない物だな。」
「でも、その過去の恋人さえいなければ…
この世からそいつさえ消えればって思わない?」
「そんな!」
若槻はさえこを見た。
もうさえこの目は笑ってはいなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ねぇ!僕、あの絵が欲しいな~。ショーウインドウに飾っていた
羽の生えたハートの絵!」
さえこは急に明るくそう言うと、若槻に体を密着させる。
「絵を見てこんなに心が震えたの初めて!
あの絵ってNORUさんが恋しい人のこと思って描いたんでしょう?
そんな絵、あなた見るの辛くない?」
さえこの手は若槻の体を這いはじめた。
「あ、あれは、あの絵はダメだ…。
ノ、ノルが絶対イヤだというのを、飾るだけだからと無理やり持って来たんだ。
あの絵だけはダ、ダメだ…。くっ…」
さえこの手は下腹部へと伸びてゆく。
「あ、あの絵は、ノルがぶ、ぶんに送ろうと…」
「ぶ・ん? ふーん、ぶんって言うんだ。愛しいひと。
じゃあ、ぶんさえ居なくなればいいんだ。
そうすればノルさんはあなたの物。そして
あの絵は僕に…譲っても・ら・え・る?」
「な、なにを言って…」
さえこは手の動きを止めると、腰の上に馬乗りになり、
ゆっくりと身を沈めていった。
「ねぇ?約束だよ。
ぶんが居なくなったらその絵を僕にくれるって…」
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お久し振りです⑤ No: 4097 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/03/30 Sat 16:21:00
すべてを包み込むような優しい愛撫に身をゆだねながら
(いいや、今日はお仕事じゃないから、
僕が気持ちよくしてもらっちゃお♪ byさえ)
さえこはノルの事を考えていた。
ノルさん、いつもこの人に抱かれているんだね。
優しそうな人だ。
きっと優しいんだろうね。
それでもノルさんは幸福にはなれないの?
あんなぶんなんかの事忘れて、この人にすべてを任せてー
「あぁ…っ…」
体を反され、後ろからゆっくり挿入される。
豹のようにさえこの体は反返った。
で・でも、チョット想像できないな…ノルさんの抱かれている姿…。
ああ、そうか、自分も抱かれるから、だからあんなに上手いんだ。
僕の何もかもを知り尽くしたような指使い、つぼを得た攻め。
あーもう一度ノルさんに抱かれ・・た・い・・・
あの頃のように僕を天国へと導いて欲しい。
二人で、誰もたどり着けないような楽園へ、僕を…
「はぁ~ン、あ、あ…」
激しくなる動きに意識が混沌としてきて、
さえこは徐々に、あたかも今自分がノルに抱かれている様な錯覚を覚えてきた。
白く滑らかなやわらかい肌に汗が浮き出てくる。
ノルさん!あー、あ・愛してる。
もう一度あなたの気持ちを僕の方へ向けさせたい!
あなたの周りからあなたを悩ます物を取り払い、あなたの気持ちを
あなたの愛を僕へと…
「くっ…う! あぁ…(ノル…!)」
「あ~~~~(ノルさ・ん…)」
二人は同時に達した。
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ミラノへ! No: 4096 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/03/30 Sat 13:03:58
考えてみたら、トドさんが出発するまでに一月以上経ってる?!あ~~んなんて事……
季節かわっちゃったじゃん~~~~。って、ねぇ…だからまだ3月始め…すみません。
皆様の作品は全部じーっくり、涙流し、腹抱えて笑い、じーんと噛み締め、ほっこりと
して、読ませて頂いています。ありがとうございます。
そしてレス沢山頂戴して、御礼も申し上げないですみません。ありがとうございます。
風共組が来るまでに何とかしないと~~~~~~~です。m(__)m
***
ノルは中々寝付かれないでいた。こんなにしっかりと愛するものを腕に抱いているとい
うのに……
このままクレモナヘ、トドの手のおよばない所へ連れて行ってしまいたい気もする。
だが、昔程には元気のないブンを見ていると、何かがまだ違う気がする……
トドにもう一度会わせて様子を見よう。少し刺激が強すぎるかもしれないが、俺が支えて
やれば、乗り越えられるだろう、いや、乗り越えさせてみせる!
俺はトドとブンの事にこだわっている。トドも。そしてブンは何かをおそれている……
ブンに何かを吐き出させないと、3人とも先に進めそうもない……
「眠れないの?」腕の中でふっと目覚めたらしいブンが呟く。
「ああ、子守唄でも歌ってくれないか……」
「え~、夜中だよ。」
「だからさ、夜用の子守唄。」と囁き手がブンの体をさまよう……
「あっ、そんなっ、あっ、はあっ、うっ、歌えないよ」
「いいから、声をあげろよ、その声で歌ってくれ」
「んん~~はああっ~~~ん~~」
「良い声だ」
「も、もうっ意地悪…あっ…ああっ…」
「さあおいで、寝かしつけてくれるんだろ?」
今夜は曇り…月も隠れて闇の夜……雲の中に声はかききえて……
***
翌日(…ま、それぞれあの運動の仕方では、朝早く起きるわけもなく(^^;)
朝とも昼ともつかない食事を済ませ、一同はミラノへ立つことになった。
ブンの体調を考えると気圧の変わる飛行機よりは、車か、列車……
車より早いので国際特急で行くことになった。ローマからだと約4時間半の列車の旅……
座先に落ち着く頃 音もなく電車は走り出す……ここには煩い発車の音はない。
行き先を知らされたブンが聞く……
「ねぇ、フィレンツェはどうして行かないの?」
「ぜひお前に見せたいものがあるんだ、それを見てから戻ればいいさ」
「なに?!何を見せてくれるの?」
「それは、着いてのお楽しみだ。」
「隠し事してる~~~ず~る~い~~~~コムも知らないの?」
「うん」
「じゃぁ、ノルさんとワタルが意地悪なんだ。」
「意地悪って、おまえさぁ!」
「ま、いいじゃないか。想像していた方が楽しみが倍になる。ブン、お前が好きなもの
だから、何を見る事になるか想像しておくといい。あたっていたら、その好きなもの
をやるよ」
「ノルさん!」ワタルが吃驚したような声をあげる。
「ワタルは嘘つくの下手だからな、俺と一緒にビール飲んで寝てろっ」
一番辛いのは、ノルさんなんじゃないだろうか……っと思いながら、ワタルはノルと
ビールを空けていった……
コムとブンは、駅で買ったランチボックスを開ける。
パンとチーズ、サラミ、チキンのホイル包み焼き、にワインっと豪華なランチボックス。
「さっき食べたばかりなのに、もう食べるのか?太っても知らないぞ」
っとノルに茶々を入れられて
「ノルさんだって、ビールッ腹にならないでよね~」
っとまぜっかえす。
そんな和やかなやり取りに、窓の外の田園風景が飛ぶように過ぎてゆき、あの山をこえ
れば、ミラノはもうすぐ……
ミラノには、先に出発したチー坊が待っている……
***
そろそろ、ミラノの上空か……
リカが連絡を変わりに受けていてくれたようだが、ブン達はどうしているだろうか……
あっちの予定に変わりはないといっていたから、フィレンツェの花の都を楽しんでいる
か?
明日は、コレクションだ……お前の為に作ったチョーカーと、ブローチも出す予定だ。
デザインは気に入っていたようだったから、出来上がったやつをお前が着けるのを見た
かった……
あと、ローマで渡したブローチはミモザの花そのものだったが、イメージでデザインし
たブローチはコピーを出す。原物はチー坊に渡したあれだけだ。
『当機は間もなくミラノ・マルペンサ空港へ到着致します・・・』
アナウンスが聞こえる…
到着か……
***
ということで、日にちずれてんですけれど~~。それぞれ到着です。
時系列めちゃくちゃです。そこは御勘弁~~~~~。
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悠淳・・・22 No: 4095 [返信][削除]
投稿者:あお 02/03/30 Sat 09:39:25
すいません、うそつきました。タニちゃんが起きるのは、次の回です。
ごめんなさい。
¢¢¢¢¢¢¢
やれやれ、これでタニを元に戻せるかなと安心しかけたリカの前に新たな試練!!
「・・お、お前ら・・・今、何て・・・」
兵士たちは顔を見合わせ、目でうなずき合い、リカに向かって
もう一度言った。
「俺たちも、同じように抱くということをしてほしいっ!」
せっかくふらつきながらも、立ち上がり、歩いてきたリカなのに、
またも、強いめまいを感じた。
「・・・・・同じように抱くって・・・わかってるのか、何をしたのか・・・」
兵士たちの中から一人が出てきた。
「わかっている・・・さっきのウィンクと投げキッスは効いた。
もっと、すごい事をやったというのは、想像がつく・・・。
俺たちは抱いてもらうという経験はしたことがないんだ。どんな感じか
知りたい。だから・・・」
「だから・・・」「だから・・・」
兵士たちは、口々に叫びながら、リカに詰め寄った。
「ま、待てーーーーーっ!!・・・お、俺は・・・そんな、誰にでも
やるってわけじゃ・・・(タニを戻す為と思ってやっただけだ・・・)」
掠れた声で、リカが叫ぶ。
「あのーー、こんな手は使いたくなかったが・・・」
兵の一人が遠慮がちに言った。
「薬を作る為の材料を集めてくるのは、俺たちの役目だ・・・
もし、俺たちがわざと、ありませんでした・・とか、取れませんでした
とか言って、材料を集めるのが遅れたら、うちのエリ王は気まぐれだから、
せっかく、その気になっても、また、気が変わって、作る気無くなったと
言うかもしれない。」
ちょっと、意地悪っぽく笑って言う。
「そしたら・・・作るのが遅れるかもなーーー」
「お、お前ら・・・・俺をおどす気か・・・
(きたねー手を、使いやがって・・・)」
リカは、めまいどころか、本当に倒れそうになった。
(つい、やっちまったが、ウィンクなんてやらなきゃよかった)
こ、こいつら・・・人の弱みにつけこんで・・・・。
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レスです No: 4094 [返信][削除]
投稿者:あお 02/03/30 Sat 09:32:14
見に行く前に、大急ぎで、レス。たぶん、帰ってきたら、しばらくぶっ壊れると思うので
あや様 >ところでリカさん初めての男の称号いくつめなんだろう(素朴な疑問)?
えっと・・・受けたのは、萬教授ですよね。攻めたのは・・・タニちゃんでしょ。
それから、ワタルくん?そして、今回のエリ王様。書かれてはいないけど、もしかして、ゆうひくんも?
と、いろいろ考えてみました(笑)
836番様 あれ?違ったっけ?K様だった?失礼しました。
私も、さりげなく始まるHが書けるようにしたいなーー
(よく、考えると、すごいことば・・・)
Hしようーーと甘えてくる、タニちゃんがかわいい。
もう、気持ちは、半分東宝劇場・・・。
何書いてんだか、よくわからなくなってきました。
keiko様 ごめんなさい、タニちゃんが起きるのは、次回でした。
次回こそ、絶対に。
アサコのシャツを来ているオサちゃんの理由を聞いて、
そうか・・と、平然としてる、アサコが好き。
みどり様 実際にも、座席やトイレでやる人、いるんですねーー。
すごいや(?)今日は、ぶんちゃん、見に行くのでしょうね
0番様 最初の頃、出てきたエリちゃん?壮くんのような気がする。
でも、すっかり、壮くんで浸透してますね。
雪だるま様 >カララとか、あのあたりも?>ってどのあたり?(笑
だから、あのあたり(笑)いろんなキャラがいたなーーと
懐かしく思い出しました。
ちょっと、よそ見して、次に画面を見たら、イ〇オンが、星(?) 一つまっぷたつに割っていたので、
驚いて、箸を持つ手が止まったのを覚えてる(笑)
ベン様 東宝に行っちゃったら、長編連載を読めるのはもう少し先になりますね
ゆっくり、待ってます。
らん様 Hして、桜も見に行けて、よかったですよね。ゆうかちゃん。
小龍様 兵士たちは、私の頭の中では、ちゃんと名前付きでいたり
するのですが、初舞台踏んで、まだ数年の子たちの名前出すのは
かわいそうかな・・とあえて、付けませんでした。
小龍様のご贔屓、きっといると思う(笑)
K様 レスありがとうございます。お互い、東宝と赤坂
劇場通いになりそうですね。
鹿目乃様 ひゃーー、そんなところで、続く・・・で、次回。
どんなお話しなのかしら・・・(パライソごっこ)←ちょっと、はまった
はつこ様 コムちゃんが見てたアニメは、なーに?・・・そんなところに反応して、どうする・・・。
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コムちゃんの浮気? No: 4093 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/03/30 Sat 08:37:02
♪オンナだなんてぇ~~思ったら♪
♪大間違いよぉ~オトコの子♪
コムがご機嫌で鼻歌交じりに洗濯物を片付けている
近頃ワタルが部屋にTVを入れてくれて、
コムはアニメに嵌っている様子
最新の物から、再放送物まで、
厨房から戻るとリモコンに手が行く
ワタルが外出の為の着替えに部屋に戻ると
コムが今度は変身ヒーロー物を見ている
「コム?コム?あの…」
ワタルが戻った事にも気付かない
「え?あぁ、お帰りなさい…」
クッキーを食べながらもまたTVに見入る
「俺、外出するし、着替えたいなぁ~~」
「うん!いってらっしゃい!」
「…手伝ってくれないんだ…」
しょんぼりと自分で着替えを出して着替え始める
コムのつぶやきが耳に入ってくる
「はぁ~~格好いいなぁ~~」
自分の事ではないようだ…
ワタルがあわててコムの視線の先を見ると
変身前のヒーローが白い歯を見せて笑っている
『コ、コムが、俺以外の男を格好いいって…』
「コム~~~!もう見るなぁ~~」
プチン!TVを消してしまう
「えぇ~今すごい良いところだったのにぃ~何すんの!」
「お、俺以外の男に格好いいって…お前、言った!」
「だって、格好いいじゃない!」
「お、俺はどうなるんだ!飽きたのか!」
『ワタルさんったらまたヤキモチ妬いている…
この前はレオンだったし、なんなの?
でも、あわててるワタルさん可愛い…』
「もう~~TVにヤキモチ妬いてどうすんの?
…僕がこんな事するの、ワタルさんだけでしょ?」
コムがワタルの首に腕を巻き付けてキスをする
ワタルがうっとりとした目でコムを見る
「コムゥ~~」
「もう~ 外出するんでしょ?
着替えに戻っただけなんでしょ?」
「そうなんだけど…」
「じゃあ、いってらっしゃいのキス!」
コムがもう一度ワタルにチュッとしてワタルの背中をぽん(様)と叩いた
「はい、いってらっしゃい」
「お、おう、いってきます」
ワタルが部屋を出るとすぐにTVの音が聞こえ出す
コムの声も聞こえてくる
「あぁ~~やっぱり格好いい~~」
…納得いかないままボスが待つ玄関に出ていくワタルだった。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
カウチポテト主婦なコムちゃん書いてみました。
たまにはこういう気分の日もあるよね!
♪風共より♪
あなたが上の時、私は下なの
あなたが受けの時~私は・攻・め・る
私とあなたぁ~は裏・表
私とあなったぁ~は裏表~
♪DEENより♪
もっと、もっと、この世界には~
僕を満たしてくれる○○があるはずだぁ~~
あぁ~~この暗い闇の中探し求める僕~~
あぁぁぁあ~~この暗い
闇の中探し求める~~僕~~~
ほとんど替えてないのにそう感じられる歌詞ってどうなの??
…私の受け取り方に問題があるのね…納得!
やっぱり、真面目なの連続で考えたら反動が来てしまった。
よけいひどいや…ごめんなさい~~
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レスです No: 4092 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/30 Sat 07:33:44
>0番様
レスありがとうございます。
アサコちゃんはこのままやさしくても
いいんですね。
俺様アサコちゃんになるとオサちゃんが・・・・
たしかにそうですね・・・
>836番様
リカちゃんは媚薬まで持っていたのですか?
タニちゃん久々に絶叫マシーンと化してしまったんですね。
「絶叫マシーン」久々に見ました。
>雪だるま様
「こんにちは。keikoです」
レスありがとうございます。
レスを書いていただくのはとっても嬉しいです。
>みどり様
レスありがとうございます。
「極道の小部屋」とっても見たいです。
質問考えなくては・・・・・
>らん様
ミズくんとゆうかちゃんこれから
夜桜を見に行くのですね。
雨も上がって良かった。
ゆっくりお花見してきてほしいです。
>鹿目乃様
ガイズ初日観劇されたのですね。
いいですね~。
私も早く観たいです。
薫子さんと陽子さん接近中?
また波乱が起きそうですね。
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パライソ20 No: 4091 [返信][削除]
投稿者:吉屋信夫 02/03/30 Sat 07:02:34
吉屋かめ乃
有らん限りの勇気を出して踏み入れた図書室には、
既に数人の姿が見える。
書架の波間を縫って、窓際の机に勉強道具を置く。
篭球倶楽部は、あれから少しして籍を抜いてしまった。
必要以上に気遣ってくださる月湖お姉様にも、
あの日食堂でわたしを遠ざけた面々にも、少し距離を取りたかった。
壁伝いにのびる朝顔が、わたしに瑞々しい生命力を分けてくれる。
このところ亦、淳子お姉様とお会いした頃のような
見られる感覚が続く。
ノオトから視線をあげると、鋭い目からの無感情な視線とぶつかる。
どきり、とするのは淳子お姉様にほんの少し雰囲気が似ているから?
このままでは具合が悪いので頭だけでお辞儀して、亦俯く。
「 大和薫子さん?」
瞳が遠い。
わたしを見ているのに、見ていない。
「はい、・・・なにか・・」
「隣、いい?」
「え あ・・・はい」
大空陽子、と彼女は名乗った。二年生だという。
わたしの教科書に手をのばし、今こんなことやってるのね、と呟く。
「熱心ね。」
「 え?」
「放課後までお勉強」
「あぁ・・・わたし、苦手なんです勉強。
他の方と同じにしていたら全くついていけなくなっちゃって。」
「見ましょうか」
「 ? 」
「外語の成績だけなら、今のところわたくし以上の先生はいないわよ。」
「・・・そんなっ、わたしなんかの為にお時間無駄には」
「淳子様に近付きたいのではなくて?」
そうです。淳子お姉様はとても勉強家でらして、
いつも何か難しいことに思いを馳せてらっしゃる。
そんなお姉様が眩しくて、遠くて。
けれど
「・・・・どうして」
「あなたを見ていれば、解る。」
轟学園では毎年七月をむかえると
学園が葉山に保有する施設で、避暑を兼ねた臨海学校を催す。
海水浴のお客の大胆な水着からは目を逸らし、
わたくしの時間は部屋での読書に費やされるのだから
結局学園となんら変わりは無い。
こちらでも、一昨年、昨年の一人部屋ではなく
薫子との二人部屋を用意させた。
薫子は思いの外、機嫌がいい。
いえ、機嫌がいいのはあの子には珍しいことではないわね。
表面上のそれではなくて、こころから晴れやかな様子なのだ。
そんな薫子を見るのは久方ぶりで、
わたくしは日に焼けるのを案じながら外へ送り出す。
けれど、わたくしの読む本は変わらない。
変わらず、凪のように重苦しく佇むまま。
「淳子おねえさま 」
潮の薫りが流れ込む。
「うつくしい貝があって、あの、 はい。」
小さな小さな桃色の櫻貝。
薫子が広げた手の平から、外の空気が漂う。
微笑んで受け取ると、嬉しそうに微笑を堪えるような顔をして
もう一度海岸へ行ってきます、と、つばの広い麦わらを掴んで出て行った。
ノックが響く。曇硝子にシルエットが透ける。
「どうぞ。」
「今ならお一人だと思ってね。」
ぶんが薫子の椅子をひっぱって腰掛ける。
あれからわたくしたちは、時たまこうして歓談に興じる。
内心には直接ふれず語り合う。
「悠子先生を放っておいていいのかしら?」
「 ええ、淳子さんにはまだ知らないお話を持ってきたのよ。」
「どんな筋かしら。愉しみね。」
「ふふ。あなたの可愛いあの子だけど、 」
---------------------------------------------ぶち壊れ。(呆)
すみません、レスは亦。
初日観劇。
うううううううううううう あ――――んっ!!!!!(壊れ物危険)
大変ですまったく。ゎゎゎ。。。
なんで絡みが濃くなってんだスカイネイサン!!(←そっち)
必要以上にネイサン連呼のスカイ。
足の踏み方も尋常じゃなくなってきており(…飛)
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遅くなりましたが一気にレス No: 4090 [返信][削除]
投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/03/30 Sat 02:30:19
レス下さった皆様、ありがとうございました。
相変わらず自己満だったものでレスを頂き感激でした。
ショーコさま
感動巨編本当にお疲れ様でした。 わたる君とコムちゃん本当に良かった。
荘くんがまた・・・(泣)。
温かいものが込み上げて感動しました。次の作品お待ちしています~。
白星さま
出てしまったのね・・かよこちゃん。ビデオは見てしまうのでしょうか?(ハラハラ)
雪だるまさま
>なんか書きたくなるんです。
嬉しい~。駄文ながら雪だるまさまに書く気になって頂けるのなら、私も頑張らねば・・・。
さえちゃん考えれば確かにかわいそう・・・ごめんよぉぉ(泣)。
でもすっごい続きが気になるぅ!さえちゃん私も希望!
>若槻さん、チョット悪い子にしようと思っていたので…考え直します。
ええーっ両方書いて下さい~(懇願)と思ったらキャー複雑だけど楽し~い(←悪魔だな私)!
オレンジさま
あまりに興奮しすぎて切れてしまったのですわ。
丁度行き違って(というより私が遅いのだ)しまってオレンジさまのレス読んで慌ててしまいました。
でもよかった。続けて下さって。
意外な来訪者。ぶんちゃんとの会話・・・大興奮っ!
オレンジさまも変えないでー!変えるなら両方書いて下さい~(懇願)!
くーろさま
嬉しい。続きが気になるけど終わりが見えちゃうの嫌(泣)。
ノルさんがトドさんに会うの?(爆)
ぽんさま
キャンペーン本当にいいですね。繋がりが深まって。
>「えっ・・わかんないよ。いつでもエッチができますように?」
仕方ないね!わたる君。レオンに嫉妬するわたる君。レオンの日記が妙にツボです。
あおさま
>全員、声を出さずとも思いは同じ・・・。
本当に・・・(爆)。「俺達」が一杯で楽しい。頑張れリカちゃん。
ベンさま
なーんだ(爆)。でもそーですね・・リカちゃん成り切りですものね。こんな時まで・・・(惜しい)。
>「こうやって、みんな大きくなるんだ。この組の男達は。」
これぞ轟組というのが胸に迫る名言ですよね。
いちごさま
流石です~。すっごく新鮮でした。
>「僕みたいな?やめといたほうがいいよ。 大事な人、傷付けてばっかりだからさ。」ブンが、少し哀しそうに笑った。
ぶんちゃーーーん(泣)
0番さま
>あのロゴが好きでございます(笑)
皆様の真似して何気に書いてみたんですけど言われてびっくり。今は敢えて書いてます(爆)
かよこちゃん(ハラハラ)・・・。
みどりさま
>何で引き裂かれちゃったんだろう~(大泣)
ぶんちゃんがより輝く為だったんだろうなって勝手に思ってます。最近つくづく思います。
で、私はここで未練をたっぷり憂さ晴らし(爆)。「ラストデイ」嬉しかったなー!
(↑真面レス)
トドXぶんもすっごく良い感じで・・・私もぶんちゃんの「俺」すっごく好きなの、実は。
>トドの尾テイ骨直下型の重低音セクシーボイス に納得!
はつこさま
わたる君、本当にいい奴ですね。命令する側って辛い・・・。
らんさま
水&ゆうかちゃんがだんだんと注目株になってきています。
いろいろな立場のいろいろな人間模様が轟組の魅力なんですよね。
836番さま
皆様へのレス面白すぎ~苦しいよー。涙出てきた。
いや、今までも皆様のレスに散々反応してたんですが今回特に大量発生が・・・(大笑)。
>(りかさん、なんでそんなもん…)
私も知りたい(笑)
鹿目乃 さま
>れす付けにくいヒトに見えるのかなぁなんて。
いいえっ!きっぱり。頭の回転の悪さゆえ・・・お許し下さい~。
R20 さま
>呆れていらしたのでは・・・?(怯)
まさか!きっぱり。喜んでおりました・・・(爆)。お気に止めて頂けて感激です。
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祝・マフィアの日レス~♪(激・長文) No: 4089 [返信][削除]
投稿者:小龍 02/03/30 Sat 01:34:53
嗚呼、月組公演が始まってしまった…っ!ただでさえ遅筆の小龍、しばらく
何も思い浮かばなそうですので、せめてレスだけでもまともに…。
パナマ様
たいへん遅ればせながら「ごーごー御法度」お疲れ様&ありがとうございました!!
パナマ様の作品、好きすぎていつも感想が打てないんです。伸ばし伸ばしにしていたら
こんな時期になってしまった(泣)またコンディション(身体も時間もPCも)が整ったら
ぜひぜひアップしてくださいね!!
華子様
これまた遅ればせながら「華に誘われて、、、」お疲れ様&ありがとうございました。
夜桜+コムちゃん、最強の美しさでワタルさんもくらくらだったでしょうね。
華子様の描かれるワタルさん、色気のある素敵な男性で憧れます(*^^*)
時間の余裕ができたら、また戻ってきてくださいね~!!
ショーコ様
さらにさらに遅ればせながら「恋人達・永遠」お疲れ様でした。
どの回も何度も読み返し、そして泣かせてもらいました。本当にありがとうございます、
大作を読める幸せを味わいました。(もちろん今もかみ締めております。)
いつも思いつきと勢いで書いてしまう私と違って、緻密な構成と伏線、大尊敬ですm(__)m
壮くんとしぃちゃん、幸せになってもらいたいなぁ…いや、なる!と信じてます。
らん様
「本はどこから?」超面白かったです!順序逆で申し訳なかったですが、
ついついタイトルを使わせていただいてしまいました。ありがとうございました。
入手方法は、やはりインターネット通販なのでしょうか(笑)
白星様
>部屋に一つしかない大きなベッドを、かよこは不思議そうに眺めた。
…まとぶん切ないです~~~(泣)
吉屋かめ乃様
>私たちは今こうしていても、いずれ何かしらの縁のあった男性と想い合うようになる。
月湖お姉さまったら…そのようなこと、考えてらしてもおっしゃらないでぇ~~(泣)
♪HT♪様、いちご様
ぶん受け・攻め両方堪能させていただきました。キムくん、いいオトコに
なったからぶんちゃんと結ばれたのか、結ばれたからいいオトコになったのか???
前回ワタルさんがやった、マモルくんを見るのが楽しみです♪
ベン様
せえらぁ服…なんて素敵な響き。お互いに変態と思う二人がツボでした。
雪だるま様
さえちゃん魅惑的♪需要ありありですよ!続き待ってま~す!
會津ニ十様
美しい文でうっとりさせておいて、ラストの一言がたまりません(笑)
みどり様
トドさんはタフでしょう…なんといっても一晩に15回…犯り殺し…(笑)
もちろん、お相手する方もタフでないと!
大好きと言っていただけて嬉しい~~~♪(あ、作品でしたわね…ほほっ)
♪HT♪様②
攻め担当の人に~って、どういう意味か一瞬考えてしまいましたわ…そういえば
受けのコたちだってイチモツをお持ちなんですよねっ(爆)
あお様
兵士たちの中に…ワタクシのご贔屓(多すぎるほどいるんです、月組には(笑))も
いたりするのでせうか。いや、いて欲しいんですが(笑)
0番様
かよこちゃんがーーーっっ!!でもかよちゃん強いんですよね。ね。(ちょっぴり涙目)
くーろ様
ミモザの花、大好きなんです。続きが気になって気になって…
らん様②
あぁ、ミズくんがたくさん語ってるーーー!(嬉)
ベン様②
>「こうやって、みんな大きくなるんだ。この組の男達は。」
ワタルをあそこまで大きくさせたのはリカさんのお力だったのですね…ボスではないと
わかり安心したような残念なような…(笑)
みどり様②
金融用語、いつも勉強になります。(理解は半分くらいなんですが・笑)
歯をくいしばって声を我慢するぶんちゃん、想像するだけで色っぽい~~!!
ぽん様
ワタルさん、バケツ牛乳でカルシウムは十分足りてるはずなのにねぇ(笑)
「ここのみんなが喜ぶこと」を学んでるレオンくん、ツボです(笑)
あや様
イメージ通りと言っていただけて安心しました。なんといっても「ムスコ」ですから(笑)
上半身と性格が似ていて当然なのかも?!
オレンジ様
「一緒に生きない」…切ない~~!!
切ないとか、胸が締め付けられるようなとか、そういう表現方法が私の中にないもので(笑)
憧れます、本当に。はい。
836番様
タニちゃんの即答、これでよろしかったでしょうかねぇ(おずおず…)
「華麗」と「器用」は使いたかったんですが、あとがなかなか続かず…
発情するタニちゃん可愛い過ぎーーーー!!!こっちが発情(沈)
前ページまで遡ってみましたので、やたら長いです。申し訳ありません。
しかし生舞台を見てしまうと、当分何もできなくなりそうなので…
それにしても初日にあわせて打ったハズがとっくに越えてしまってる。遅打ちを
直す方が先かもしれませぬ、ワタクシの場合…。
あ、カウンター110100だっ♪1並びとか、一度でいいからとってみたいもんだ、キリ番…。
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一緒に・・・3 No: 4088 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/30 Sat 00:44:10
部屋に戻ってからも、ミズくんとの久しぶりの二人の時間に
嬉しそうにしているゆうかちゃん。
夜桜見物に出かけるのを楽しみにしています。
でも・・・・・・・
窓際に立ってたミズくんが、
「おい、ゆうか」
「?」
「雨降ってきた」
「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
窓際に走ってくるゆうか。
「え~~って言っても雨じゃ仕方ないだろう。
しかも結構降ってるし。」
ゆうかちゃん、ミズくんをじっと見つめますが
「オレの顔みても雨やまないぞ」
「・・・・」
「そんなに、しょんぼりするな」
ミズくん、ゆうかちゃんを抱きしめながら耳から首筋にキスの嵐、
手は器用に服を脱がせていきます。
「あん・・・やだ・・・」
「やだじゃないだろ」
ゆうかのシャツが床に落ち、ミズの手が下半身に伸びる。
「お前の、もうこんなになってるけど。これでもイヤ?」
ゆうかちゃん、顔真っ赤にしながらミズくんから離れようとしますが
逃げれるはずもなく残ってるものもいっきに脱がされ、
組み敷かれ、ミズの両手がゆうかのものを包みこみ、
舌はゆうかの背中を刺激する。
「ん・・・あぁ・・・」
だんだん、官能の波にのまれていくゆうかちゃん。
「どうする?ゆうか、イヤならやめるか?」
耳元で囁かれて息も絶え絶え
「はぅ・・・・・・・・・・あ・・・・」
「答えて、ゆうか」
「・・・や・・・・・めない・・・で・・・・・」
「よし、いい子だ」
ミズがゆうかの下腹に顔をうずめていく
「やぁ・・・ん・・・あぁ・・・・・」
ゆうかちゃん、いってしまわれた模様・・・
恥ずかしさと余韻とで顔を上気させながら
ぐったりしてるゆうかちゃんはちょっぴりご機嫌ななめ。
「ゆうか、機嫌なおせ」
「もう、知らない・・・」
「雨やんだんだけどな~」
「え?」
「桜、みにいくんだろ?今の雨でちょっと散ったかな」
「行ってくれるの?」
「ちゃんと了解っていったじゃん。
それに、桜はゆうかと見るっていっただろ」
「うん、ミズさん大好き?」
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
雨というと「シャロン、待望の雨よ~」と
琥珀色の雨モードになってしまう私です・・・
明日も観にいくんだー!
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一緒に・・・2 No: 4087 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/30 Sat 00:40:33
「ゆうか、おい、ゆうか起きろ!」
「んーーー」
「悪い、オレ結構長いこと寝ちゃったんだな。お前、足大丈夫か?」
「足?」
「しびれてないか?」
「えーっと・・・・あ・・・感覚がない・・・」
「ゆうか・・・・、しかもお前まで寝てるし・・・。
ま、でもオレのせいか。仕方ないな、部屋まで抱いていってやるよ」
「ごめんなさい」
「ねえ、ミズさん」
「ん?」
「今日はお仕事まだあるの?」
「なんで?今日はないよ」
「疲れてる?」
「どうしたんだ?」
「夜になったらもう一度ここに来たいの」
「夜桜ってやつか?」
「うん」
「ゆうか一人で?(笑)」
「いじわる・・・・ミズさんと来るの」
「冗談だよ」
「だめ?」
ゆうかちゃんに可愛くみつめられてまばたきされてミズくん即答
「了解♪ジュリエット」
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
桜が散るまでに書かなくてはー(^^ゞ
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すごい雨レスね No: 4086 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/03/30 Sat 00:35:42
>雪だるま様、初日を御観劇に~?まああ。でも楽しまれたご様子、良かった
です。私も土日はいよいよ、ですわ。
>あやさま~ごめんなさい。はい、さわりだけなのです・・・だって観に行けなか
ったんですもの~~。床抜けたり、ほらっ、色々あって・・・。
>オレンジ様のまひるブレンドOO用もOKなのですねっ。よかった。なら
××用も@△?×仕様も~~~???うっ(勝手に妄想鼻出血))
>あや様。なんですと?「マフィアの日」?ならまた組を挙げて盛大に祝わね
ば。ところでどうして?
>あお様。俺た・ち?・・・・リカさーん、頑張ってね。
私も明日は東宝です。もう興奮して眠れませ~~ん。
>836番さま。「俺今のでけっこう満足…」
ちょっと嬉しそうに「……お、まかせします…」
リカさんの探求心とタニちゃんのチャレンジ精神に乾杯 。
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アサコのシャツ No: 4085 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/29 Fri 23:06:09
アサコが仕事に出かけてしまったのでオサちゃんは
1人部屋で洗濯物をたたんでいます。
「これは僕の。これはアサコの・・・・・」
たたんでいる途中アサコのシャツを手に取り
『そういえばここに来た頃はずっとアサコのシャツ着て
生活していた・・・・・・
今みたいに僕のそばにいてくれなかったし・・・・
久しぶりにアサコのシャツ着てみようかな?』
自分が着ているシャツを脱ぎアサコのシャツ袖を通します。
『アサコの匂いがする。アサコに抱きしめられているみたい・・・
やっぱりちょっと大きいね。今日このままシャツ着ていよっと
アサコ戻ったら気づくかな?』
アサコのシャツを着たまま残りのシャツをたたみ
クローゼットにしまったあとベットに腰掛け
『アサコまだお仕事なのかな?早く帰って来ないかな~』
オサちゃんはアサコがいなくてさみしいのか
テディーベアをそっと抱きしめます。
『あっ・・・そういえばもうすぐアサコの誕生日だ
プレゼント買いに行かなくちゃ。
でも,アサコ僕1人では行かせてくれないし・・・・
ゆうかちゃんは忙しいよね・・・・
コムちゃん一緒に行ってくれるかな?
あとで聞いてみなくちゃ・・・・・・・』
オサちゃんが色々考えていると
「ただいま」
アサコが戻ってきました。
オサちゃんはうれしそうにアサコに抱きつき
「アサコお帰りなさい」
「遅くなって悪かったな」
「ううん。大丈夫」
オサちゃんがアサコのシャツを着ているのに気がつき
「オサ・・・なんで俺のシャツ着ているんだ?」
「気がついた?久しぶりにアサコのシャツ着てみたくなったの」
「そういえば前は良く俺の着ていたな」
「うん。アサコのシャツ着ているとねアサコに抱きしめられている
みたいで安心するの」
「そうか?」
「うん。でも・・・・」
「でもなんだ?」
「アサコにぎゅって抱きしめてもらうのが一番安心する。
アサコ抱きしめて・・・・・・」
オサちゃん甘えてお願い。
「いいよ」
アサコはオサちゃんを優しく抱きしめます。
抱きしめられたオサちゃんは嬉しそうにアサコの胸に顔をうずめ
「アサコの胸暖かいね・・・・・ありがとう。もう大丈夫」
「もういいのか?」
「うん。また抱きしめてもらうから。その時はお願いね♪」
「わかった」
「アサコ。お腹空いたね。ご飯食べに行こう」
「そうだな。オサ・・・そのシャツ着たままで行くのか?」
「うん。ダメ?」
「いや・・・いいよ。行こう」
2人は仲良く部屋を出て食堂へ向かいました。
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桜がまもなく満開レス No: 4084 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/03/29 Fri 22:49:51
みどり様>
キスと、ぶん受けを頂いておきながら…
若○さんとさえちゃんを…(ここでだけ伏字にしても意味無い!?)
本当にごめんなさい!この先もっと悪いこと考えてる私…
でもなるべく良い人に書きますから、ゆ・る・し・て・チュッ♪
【直撃QUESTION】考えなきゃ~
あお様>
カララとか、あのあたりも?>ってどのあたり?(笑)
何時の間にか子供が出来て、どーしたらそーなるんだろう?と
ドキドキそーぞーしながら見ていたうぶだったあの頃の私…
あや様>
レスありがとうございます。
計算では無く感情で行動しそうで心配だ!>なるほど…参考にさせてもらお!
オレンジ様>
若○さんを良い人にして、書きたかった事が書けるかどうか不安ですが
心を入れ替えて頑張ってみます。
オレンジ様のノル×ぶんがまた読めるのね♪嬉し過ぎっ!
今度はトドさんも書いてみて下さいよ~(さえちゃん出ない?よね?)
ぽん様>
ぶんちゃん、キムくんに続いての私のお気に入りのレオン君。
いつか人間にしてあげたい!
はつこ様>
鬼畜ってみんなそうなんじゃないの(笑)?えっ?違うって言ったの誰?
keiko 様>
「こんにちは。」いつもレスありがとうございます。レスって嬉しいものですね。
R20 様>
「ガイズ」のリカ&タニはここのイメージとあまりかけ離れていなくって
月ファンではない私もとても楽しく観劇できました。
「殉情」はかなり辛い…
らん様、ベン様、0番様、836番様>
レスありがとうございます。著名な方々からお声を貰うのがこんなに
嬉しいこととは思いませんでした。癖になりそう。
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夜の雨が好きだと言ってたレス No: 4083 [返信][削除]
投稿者:0番 02/03/29 Fri 22:23:27
>keiko様。
そちらのあさこちゃんが優しすぎても何の不都合もなし!です。
私の俺様あさこちゃんは・・・オサちゃんが気の毒なばかりですからねえ^^;
>はつこ様。
私いちいち妙なレスつけてますね、ごめんなさい。
関東にしろどこにしろ、いずれは全国制覇を目指していただきたい轟組(笑)
>ぽん様。
最近の受けの皆様は、愛されることに積極的ですね^^;
日々精進はいいことです。最近人気のレオン君、また日記見せてね。
>オレンジ様。
いちご様と3(ぴ―――)なんてしたら、フルーツ愛好協会の皆様から
私だけに何か恐ろしいものが飛んできますわ。
お二人の愛の巣に、私の入る隙などございません。機関銃も836番様が
構えていらっしゃいますし。
>あお様。
「受け慣れている」・・・エリ王、つくづく私のツボを押しまくってくださる
お方です(笑)
思えばかなり前、初めて「エリ」と言う名前が出てきたとき、嘉〇さんなのか
壮くんなのか謎だったんですが・・・結局どっちだったんだろう・・・
>あや様。
かよこちゃんは私が強すぎる設定をしたばかりに心配して下さる方と
心配ないだろうと仰る方と半々に(笑)
>836番様。
あ~よかった。生存していらしたわ(笑)
現在のまとぶん(とかよこちゃん)が轟邸で日がな一日何してんだか状態なので
せめて過去では働かなくては、なのです。どう考えてもこの二人は
ものすごく暇だと思うので。
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またくだらないこと考えてすみませんレス~ No: 4082 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/29 Fri 22:18:42
<いつもいつも、くだらないことばかり考えてすみませんm(_“_)m。
でも、ちょっと遊ばせてね~>
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極道の小部屋
4月●日(土)10:00 AM
ON AIR
W●W●W W●W●W
19●ch
-----------------------------------------------------------------
轟組幹部への直撃QUESTION!!
募集のお知らせ
出演者予定 トドロキユウ& エマオユウ
------------------------------------------------------------------
上記の轟組幹部への質問をこの板にて募集します。
番組へのご意見と合わせてどしどしご応募下さい。
応募要領
ハンドルネームを明記の上、
宝塚歌劇団リレー小説的?な掲示板
極道の小部屋 轟組幹部への直撃QUESTION!!担当 みどりまで
(締め切り4/5)
ROM読者様からの質問も大歓迎です。
質問を採用させて頂いた方には抽選で一名様に、出演者の直筆サイン入り色紙と
熱いキスをさしあげます(って、もちろんウソです)。
*尚、質問は轟組ホームページでも受け付けています。
<と、言うことでROM読者の皆様も、この板経由で上記の出演者にどんどん質問頂戴ね!>
-----------------------------------------------------------------
以下、真面目なレスです~
>>オレンジ様、
うおおおお、また切ないお話を…。一緒に生きないというのはそういうことだ、で既に
涙ぐんだ私を更に苦しめるのね………。
前回はノル&ぶんを鬼畜のようにブッちぎってしまった私ですが、今回は一切、牽制
いたしませんので、思いっきりノル&ぶん話を展開させて下さい。オレンジ様のお話の中で
ノル&ぶんがくっついても、それはそれでいいかな、と最近は思っております(その分、
私のお話の中でトド&ぶんがラブラブならそれでいいのだ)。ノル&ぶんでもトド&ノルでも
どうぞ貴女様のお好きなように <-范蠡
>>0番様、
>ぶんちゃんのHはスポーツ感覚(笑)な気が。
明るく楽しく元気なH描写をモットーとしている筆者の影響でしょう。いい汗流してるね、
ぶんちゃん(って、ちょっと違うか)。でも、その反面、私のH描写にはお色気が欠けると
いうことに最近気が付きました。
>>はつこ様、
♪わたしも、あなったぁも、裏・表♪
はい、歌いましたぁ~
ところで、「無事帰還」っていいお話ですね。本来は極道って日々命を賭けてるんだよね。
ただおちゃらけてHに仕事に頑張ってるだけの自分のキャラ達をなんとかせにゃと思いましたよ。
>>ぽん様、
>ぶんちゃん、トドさんの折っちゃだめよ~。
ぶんちゃんも攻め専にはなりたくないらしいからトドさんのモノは折らないと思われ(笑)
>>keiko様、
>トドさんとブンちゃんファーストクラスでしなくても・・・・・・
言われてみたらその通りだわ。何でトドさんあんなにしたがったんだろう…???
>>らん様、
>飛行機でのえっち、素敵~トドさん
素敵~って、ただの変態エロ親父だと思うけど。(by ぶん)。
>>あや様、
>女(?)男(?)妻(?)愛人の鏡
本人は、攻めの方も頑張ってそのうち夫(?)の鏡にもなりたいらしいですよ。
ところで3月30日はマフィアの日ですって~?うちのキャラにもお祝いさせなくちゃ。
二人とも女じゃないからバレンタイン・デーにもホワイト・デーにも何もしなかった
(と、思う)けど、マフィアの日は別格ですね~。何させようかな?
>>あお様、
>あのーー飛行機のファーストクラスって、広いのですか?
広いんでしょうねーー。やれちゃうんだもんねー
私はこの間の出張の帰りに、シートでもそもそしているカップルを見たゾ!でも、声は
堪えるとしても息遣いとかが漏れちゃうんだから、中途半端なHしかできないのではないか、
かえって欲求不満になるのではないか、などと疑問に思いました。この板の話に
使いたかったので「アノー、周囲に気を使いながらちゃんと最後までイケましたか?」って
聞いてみたかったんだけど、服装から見てちょっとカタギじゃない人達みたいだったので、
聞けませんでした。友人のスッチーの話だと、座席上じゃ思いっきりできないから
(ま、やる人達もいるけど)、前方席の方々は、壁と座席の間の床の上に毛布を
敷いてその上でやってしまうこともあるらしいです(でも、窮屈だよね)。あと、化粧室で
っていうのも割とあるらしいです。
--------------------------------------------------------------------------------
春の熱帯夜 No: 4081 [返信][削除]
投稿者:836番 02/03/29 Fri 22:14:47
明日以降ご本人さまショックでしばらく書けなくなるのかもしれんから
こころおきないように、力を込めて何かひとつ!と思ったら
こんなもんを書いてしまいましたあーーー(号泣)
++++++++++++++++++++++
「りっかっさ~~~~んっ」
部屋に戻ってすぐにシャワーを浴び、汗を流してベッドに座ると
反対側からベッドに乗ったタニが膝で移動してきて、
後から首に腕を巻き付けてくる。
「なんだよ」
時々ホントに子供みたいだ。こいつは。
可愛い、と思いながらも少しそっけなく答えてみる。
「あのねえー、俺ねえー」
「ん?」
「今日ねえ、なんかねー」
「……?」
タニが耳たぶにかじりついてくる。痛いっ。
「すっごく、Hな気分なんだよねーー」
すっごくHな気分?
な、なんか、また変なこと考えてんのか? こいつわっ。
そんなことを言っている間にも、タニはりかの耳たぶを甘噛みしたり
耳に舌を入れたり、うなじを舐めあげたり
両手はやわやわとバスローブの胸元でうごめいていたりして…。
「……で? つまりどんなことしたいんだよ?」
よく分からないが、発情しているタニもなんとも可愛い。
すぐに押し倒してもいいのだが、面白いのでもう少し様子を見よう。
「んーーーーー………」
後から肩越しに屈み込むように、鎖骨のあたりに頭をおいているタニが
ちょっと考えて
「よく、わかんない……。とにかく、Hなこと」
「──って、言われてもなあ…」
「りかさんの方が詳しいでしょ? なんかHなこと。
しよーよ。して?」
Hなこと、ねえ……。
何をどうやってもHはHなんだが…。
さりげない日常から入ろうが
突然衝撃的に始まろうが
ヒロイックファンタジーからだろうが
Hに変わりはないものを。
黙っているうちに、タニが頭をどんどん下に落としてくる。
「何やってんだよ。頭に血がのぼるぞ」
「……んーーー……」
もうほとんどひっくり返りそうな体勢で
タニははだけたバスローブから見えているりかの肌にくちびるを寄せる。
そうしながら、りかの腿には手を這わせ
少しずつ上の方へ手を移動させていく。
自分の腿の上を這うタニの手をりかは見ている。
その手つきが柔らかく、大事なものを壊さないように
なぞるように動くので、
見ているうちにたまらなくなる。
内腿の危ういところに指が触れた時、
思わず「…ぁっ」と声をあげてしまった。
その声を聞いた途端にタニは上体を起こすと
りかの両肩を掴んで肩越しにくちづけて来た。
いきなり、濃厚なキスだ。
ふたりの唇が名残惜しそうに離れると
タニの目はもう性感をたたえて潤み、やる気十分。
「りかさんの声……、すんごいH……」
掠れた声でそれだけ言うと
そのままりかを押し倒してバスローブをはぎ取り
瞼に、鼻に、耳に、首に、鎖骨に、胸に
愛おしそうにキスを降らせて行く。
りかが身をよじったり、ため息を漏らす度に
タニも感じているらしい。
「りかさん、サイコー……
なんか俺、声聞いてるだけで、イッちゃいそ」
──って、普通にしているだけなんだが…と思いながらも
そっか、そういえば、俺もおまえが感じてると
やらしい気分になるもんな…。と、りかはなんとなく納得する。
タニは思う存分りかの声を聞いて、身悶えするのを見て
最後に少し乱暴にりかを貫くと、満足そうに果てた。
裸で抱き合ったまま荒い息を整えるふたり。
しばらくするとりかの方が先に回復して
クローゼットから何か持って来た。
「さて…、じゃ、今度は俺の番だよな」
「え? 俺、へとへと……」
タニは起きあがれもしない。
「それがまたいいんじゃないか」
楽しそうに笑うとりかは手に先日撮影で使った
オーバニーソックスを持っている。
「? 履くの?それ」
タニが身体も動かせないままに聞く。
「んーー、いや。まあ、今日は略式で」
そう言うとりかはタニの両腕を後ろ手に重ねて
黒くて少し透けているオーバニーソックスで縛った。
「な……。りかさん…変態…」
「おまえに言われたかないって」
もうぉーーー…とタニがベッドの上で、手が使えずに
芋虫のように動いている間に、りかは戸棚を探りながら
「すっごくHに……だろう…」と言いつつ
何かを物色している。
「えっ? あの、りかさん、俺今のでけっこう満足…」
「何を今更」
タニはりかがまた何か凝り始めてしまったことを悟った。
「あの?りかさん? 俺、別にごくふつーーで……」
りかはそれには答えず、何やらチューブを手に
「あ、いわゆる媚薬、とかも使うか?」と聞いてくる。
(りかさん、なんでそんなもん…)
タニはびっくり呆れながらも、ちょっと嬉しそうに
「……お、まかせします…」と答える。
と、いうことで、人それぞれの「すんごいH」の解釈があるようで
ふたりの熱い夜は平和な中にもスリリングにふけてゆき
その晩タニは久々に絶叫マシーンとして轟邸内に改めて勇名を馳せた、らしい。
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レスです。 No: 4080 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/29 Fri 21:40:21
>はつこ様
レスありがとうございます。
2人の部屋はティールーム化していますね。
トドさんもワタルくんも部下が危険な仕事を
している間は気が気じゃないですよね。
自分が行ったほうがいいって思いながらも
命令しなくちゃいけないんですよね・・・・・・
>雪だるま様
キャ~
さえちゃんと若槻さんが??
続きが気になります。
>ぽん様
レスありがとうございます。
アサコちゃんは恥ずかしいのでオサちゃんに
言えないのかもしれないです。
レオンにやきもちをやくワタルくん・・・・・
レオンは毎日日記つけているんですね。
バルコニーで流れ星を見る2人いいですね。
コムちゃん幸せそうでいいですね。
>オレンジ様
ブンちゃんはノルさんのもとへ行くのでしょうか?
ブンちゃんつらいですね・・・・・
>らん様
レスありがとうございます。
ゆうかちゃん寝不足気味なのですね。
了解しました。
またお部屋に来たときはゆっくり寝てもらいます。
>K様
ブンちゃんに優しく愛されてノルさんも
すぐ元気になりますよね?
また書いてください。
>あお様
レスありがとうございます。
リカちゃん体力もつのでしょうか?
とても心配です。
タニちゃんそろそろ起きだすのですね。
続き楽しみに待っています。
>あや様
レスありがとうございます。
オサちゃん菩薩のようですか?
そう言っていただけると嬉しいです。
>836番様
お久しぶりです。
レスありがとうございます。
タニちゃんまたお部屋に遊びにきてもらいました。
また来てもらおうと思っています。
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慌てて一気レス No: 4079 [返信][削除]
投稿者:836番 02/03/29 Fri 20:16:05
2日ほどの間にすごい量の書き込みが。今のうちにレスしておきます。かなり長くなっちゃう…。
白星さま。シリアスに読んでいるのに、なぜに、途中にあのような笑えるビデオの数々が‥‥(苦)
いちごさま。これぞ「ぶん攻め」!!(笑)男っぽくていーわー。
そしてキム……切ないにゃー
ひかりさま。泣いてくださったと?わたくしの物で? ああ、なんて奇特な方なのだらう。
わたくしはお笑い担当なのでわと自己認識し始めてる今日この頃
(ひかりさまも最後は(笑)ってらっしゃるしー‥)、とても嬉しい(ほろり)。
コムちゃんおちのひかりさまに感謝をこめ光の歌を一曲。
♪ひかる~コム、ひかるおおぞら、ひ~かるガイ~チ~♪(未出のガイチさんまで‥‥/陳謝)
決してリアルタイムでわたくしがこの歌を聞いていたわけではございません。
(ガイズの初日で錯乱してるんですっ、わたしっ。許してっ/逃げ)
雪音さま。ご報告(?)ありがとーです。書いたらアップね(笑)
ショーコさま。乗ったー!!乗ったわ-冪っ!! えらいワタル!!そーこなくっちゃあっ。
ふたりは終着駅についたのですねえ。お疲れさまでしたショーコさま。
こんな息の長いもの、わたしも書けるようになりたいです。(無理)
小龍さま。>「華麗で奔放、柔軟で器用でHっ!(にっこり)」
即答して爽やかに去っていくタニ。 よーーーーし!!
Kさま。「完」ですと!? ちょちょちょっと、待って、
りかファンのわたしが意識を失っている今日という日にそんな……。
(別に初日を見たわけではない)
keikoさま。あーまたタニちゃん御訪問だーー(それだけで嬉しいっ♪)
雪だるまさま。>こんな私に なにをおっしゃる。
ご一緒に逃げまどういちごさまを捕獲した仲ではござりませぬか。
0番様。ほんとだ。なんかまとぶんは勤勉な印象を与えるわ。
そしてイデの発動!!(爆笑っ)
みどりさま。まあ、ありがとうございます。
くーろさま。りかさんったら、大人っぽい。トドさんにそんな……(赤面)
りかさんとタニちゃん、こんどイタリア行くの?わーーい
あおさま。ちがうよ。いちご様作品再アップはKさまだよ。たしか。
さりげない日常からHに入れることを誉めて頂いて……(涙)
あの?でも他のどこからHに入るの??
こ、これ以上色っぽくなられるんですかあ!!りかさ……ん… ぷちっ
そそそして、おにいさまへ……!!!! ぷちっ
ああああ!!俺たち、たち、たち、…… ぷちっ
ベンさま。りかさんのセーラー服……。………。ぶちっ
はつこさま。わたる。いいなあ。いいなあ。
ところで、関係ありますねぃ、確かに。はつこさま鋭いっ。
鹿目乃さま。>あのですね、オトモダチになってください。(爆笑)
おねいさまがオトモダチになってくださるの!?と喜んだら、何?(爆笑)って…(泣)
ええとわたしはすでに幽体離脱しちゃいました。本日は断末魔の叫びかと…。
らんさま。ミズさんって危ない仕事なんですよねえ。心配だよね、ゆうかちゃんも。
ROM小人さま。まあ!あなたさまが大量発生のうちの一人……(やめろって)
読んで下さってるみたいで、ありがとうございます。しかしながら、
「リカタニ一族様の一斉射撃」……あれ、ちっともリレーじゃありませんです(笑)。
わたしが勝手に一族(爆)の者を引き回しているだけでして……(心よりお詫び)
しかし、愛なら、ええ、もう、溢れるほどにっ!!怒濤のように!!
りかさーーーーーーーーんっ(初日ですから…)
R20さま。確かにうざってーですねえ。
でも、堪えてる淳子も薫子も、これまたなかなか美味そうな‥(←へ?)
煉獄読んでて、わたくし、わたくしたちの共通点を発見してしまったように思います。
最近自分でも気がついた描写の際のくせなのですが……。(赤面)
ぽんさま。雨で小人大量発生!!ごめん、大受けしましたっ(爆笑)
あの~~わたしが書いているのはワタタニではありますが、ワタ×タニではないつもり(笑)。
オレンジさま。機関銃はわたくしが…。「一緒に生きない…」名言です。
ぷちっネタはKさまだしたね?お借りしました、大量に。
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悠淳・・・21 No: 4078 [返信][削除]
投稿者:あお 02/03/29 Fri 19:05:07
すいません。タニちゃん、寝たままで・・・。
今回のお話はタニちゃんを助ける為に、リカちゃんにがんばってもらおうと思って考えたんです。
そしたら、このようになってしまった・・・。
次の回で、起きてもらうつもりですが、明日はガイズを見に行く予定なので
ご本人様達を見てしまったあとでは、ちょっと、書くのが遅れるかも。
下書きは、少し、書いておこうと思っておりますが・・・
では、言い訳は、このへんにして・・・
本編、行きます。
¢¢¢¢¢¢¢¢
「お前・・・思った通り、攻められるのは初めてではないな。受け慣れている」
リカは、荒く息を漏らすだけで、何も言わなかった。
エリ王は、もう一度、リカを攻め始めた。
王の指が少し触れるだけで、リカの口から、声が漏れる
この俺が、こんな事ぐらいで・・・とは思っても、身体は正直だ。
敏感にさせられてしまった身体は、簡単には、落ち着かない。
わかっている。お前は、激しい方が好きなんだ・・・
そんな事は・・・と否定しようとしても、ことばとして、声が出せなくなっていた
出るのは、喘ぐ声だけだった
2回目の貫きを受けた。
(もう・・・助け・・・て・・くれ・・・)
すでに、何も声を出すことはできなかった。
静かになった部屋の外では、兵士たちが声を殺して、中の様子をうかがっている
約1時間後、服を身につけたリカが顔を出した。
エリ王から、気付け薬を飲まされ、ふらつきながらも
何とか部屋から出てきたところだ。
目の前に兵士たちが立っているのに気づいたリカは
掠れた声で、言った。
「なんだ・・・そこにいたのか・・・。王とやらは・・・少し休んでから・・・作り始めると・・・言ったぞ
信用して・・・いいんだよな・・・。俺は・・・どこで待ってれば・・・いいんだ?
タニも・・返してもらうぞ・・・」
リカは息をきらせながらネクタイを締めつつ聞いた。
兵士達は、顔を見合わせ深くうなずき合うと、リカに向かって言った。
「俺達も抱いてほしい・・・」
リカの手が止まった・・・。
抱いてほしい?・・・・俺達?・・・俺達っ?!
リカの前には、10数人の兵士たちがいる。
もう一度、聞き直した。
「・・・俺たち?・・・」
¢¢¢¢¢¢¢¢
う~ん・・・・また、Hだらけに・・・リカちゃん、身体持つのか。
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山盛りレス No: 4077 [返信][削除]
投稿者:あや 02/03/29 Fri 18:44:47
さあ、今の内にレスしておこう。
昨日と今日の分だけでごめんなさい。
ところで明日3月30日は「マフィアの日」知ってたー?
管理人様 いつもありがとうございます。
膨大なメールですか……すごいだろうな。
ゆっくりで結構ですから、お体に支障の無きようお願いいたします。
R20様 >俺達の名が混ざりあう。 ここが好きです。
炎の中で一緒に溶けてしまいそうで溜息がもれます。
曾津様 >あ~うざってぇ そこがたまりませんのにもったいない。
みどり様 「ブンの逆襲」経済ネタ、アクション、もちろんお色気たっぷりで読みごたえありました。
どんどんたくましくなりながらも可愛らしさを失わないブンちゃんは女(?)男(?)妻(?)愛人の鏡でございます。
ベン様 チャ-リ-さんのつづきを書きたいけれど、導入部分が思い付かなかったので、なるほど、と感心いたしました。
が…さわりだけかいな!!
ROM小人様 やっぱり夜中に小人がカウンターくるくるしてたのねー。
回してるだけじゃなくて一緒にちょっとおしゃべりしていきましょう。
らん様 はつこ様への返歌というかリレーというかいいですわ。リングの音って口数の少ないゆうかちゃんらしい愛情表現ですね。
鹿目乃様 ハイ。陽子で。洋子も、とまでは贅沢申しません。
公爵のお膝とシザ-リオももうすぐ観られる。違った、シザ-リオのお膝は
アデレイドのものでしたわ。シクシク。
はつこ様 あんな短い作品の中にドラマがしっかり描かれてて素晴らしいです。全員のキャラと表現が的確で、心にしみます。
keiko様 なんかオサちゃんって菩薩って感じがします。胸に抱かれたり、膝まくらしてもらったらすぐに眠りに落ちそうですね。
オレンジ様 ブンちゃんまた轟さん置いてっちゃうの?ノルさんのこと放って置けないよね。どちらかというとトドブン派としては複雑です。
0番様 コンビニのシーンあたりから胃がチクチクするじゃないですか。
でも、かよこちゃんかなりの凄腕でしたから安心してていいんですよね?
いちご様 >「今日も元気だ ごはんが美味い!」若者はそうこなくっちゃ!!
これで君も轟組でも一人前。がんばれーー!ブンちゃんありがとーー!
あお様 エリ王って聞いただけですごそうですよね(エリちゃん好きよ)。
ところでリカさん初めての男の称号いくつめなんだろう(素朴な疑問)?
ぽん様 僕で始まる独白のような文体がみょうにリアルで、バルコニーのシーンはかなりHな気分がしました。
その後のほのぼの編は楽しいです。
くーろ様 ワタルとリカの電話のやり取りに愛があふれててニヤケてしまいます。
トドさんはなかなか素直になれない不器用なところが好きです。
雪だるま様 そりゃ、さえちゃん嫉妬の炎がメラメラと燃え上がるでしょう。
そして、計算では無く感情で行動しそうで心配だ!
白星様 紙袋の中に紙袋が沢山。……ってかよこちゃん。
実は我が家も同じ状況。明日少し(笑)捨てよう。
ひかり様 >あーあ 私は皆様が逃げない(?)ように鬼の編集長になりたいです。
是非就任していただきたいものですわ。その折には、パシリに使ってください。
雪音様 テレビ拝見しておりませんでした。残念!
最近何を見ても轟組にリンクしてしまい、おびょうきみたいです(爆)。
ショーコ様 素敵な作品ありがとうございました。
やっぱりハッピーエンドが好きです。希望の芽が見えて安心しました。
壮君としいちゃんもいずれは戻って来るのでしょうから、少し休んだら(休まなくても勿論良いです)
そこの部分はショーコ様の手でお書きになって頂きたいです。
小龍様 それぞれのイチモツがイメージどうりで可笑し~~。逃げるゆうかちゃんもかわいい~~。
できればもっと他の人のも知りたいです。つづき絶対書いて~~!!
K様 >ぶんが満足そうに頬を染めごそごそとノルの腕の中に入っていく。
なんだかかわいらしくって…とくにごそごそってところで遣られました。
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レスです No: 4076 [返信][削除]
投稿者:あお 02/03/29 Fri 18:41:34
0番様 かよこちゃんなら、たぶん、大丈夫なんだろう、自分で何とかするだろう・・・と思いつつも、
読みながらまとぶーーん・・と叫んでしまいそう
イ、イデの発動~~(爆)たぶん、元に戻ったタニちゃんとやる時
にでも(笑)・・・そういえば、「私はハレンチな男だ・・」って
誰のセリフだっけな。
ベン様 セーラー服リカちゃんを押し倒す、学ランタニちゃんも、見てみたかった(笑)
学ランも、いいよね。
撮った写真は誰に贈ろう・・欲しいーーーっ!
>タニが溌剌とした健康的な学級委員タイプだとすると、リカは華奢で
>おとなしい美化委員か図書委員といったかんじだ。
この対比も、いいですねー。
いちご様 Hシーンと言えば、いちご様ですから(?)一話すべてHでも
いちご様は、それで、いいんですよ。Hシーンでありながら、
せつなさを感じさせたり、単なるHで終わらないところが
すごいと思う
らん様 ミズくんの心をいやしてくれる、ゆうかちゃん。
「音」いいタイトルですね。
keiko様 そうなんですよね。いいかげん、タニちゃん、起こしたいのですが、
話の都合上・・・ってやつで・・・でも、この次あたりにそろそろ起きてもらう予定です。
本当に、にぎやかな午後でしたね。アサコも疲れるよね。
オレンジ様 変なものじゃなくて、何とも言えないものが来るんですよ。
ああ、また、ぶんちゃんを悩ませるーーー!!
いっその事、トドさんに行くなと言われてしまったほうが・・
それも、つらいか・・・。
はつこ様 軽くした真面目なお話ですか?でも、組員の仕事の合間の日常が
感じられて、いいですね。
鹿目乃様 理代子なかほり(笑) おにいさまへ・・に出てきた
ボーイッシュなあの人の名前は、薫・・だったっけ?
週末、劇場ですれ違ってたりしてね(笑)
雪だるま様 ベスが好き?じゃー、カララとか、あのあたりも?すいません、私へのレスじゃないのに。
わ、若〇さん・・・よろしいのですか?
どうなるの、このあと・・・
みどり様 私も、攻めぶんちゃん、好きですよ。
なんか、まさに、ボスの愛人って気がする。
あのーー飛行機のファーストクラスって、広いのですか?
広いんでしょうねーー。やれちゃうんだもんねー
R20様 そうなのよねーー。いいかげん、タニ起こさないと、何のために連れてきたの?って言われちゃう。
だって、置いてくると、ハムに襲われる(?)かもしれないし (笑)
煉獄・・・次は、戦いの場面になるのでしょうか?
ぽん様 レオンとのじゃれあい(?)にも、焼きもち(?)なワタルくん。
バルコニーでの様子もいいし、まさに、幸せなコムちゃんですね。
K様 ぶんちゃんの優しさで、ノルさんの傷も癒されたのでしょうね。
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エピソード 3 その後 完 No: 4075 [返信][削除]
投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/03/29 Fri 18:09:50
(・・・・んんっ・・)
うっすら開いたぶんの唇内にノルの舌が忍び込んだ。
(・・・気持ちいい・・・)
両腕をノルの首に巻きつけ微笑を交わす。
ノルの両手が腰にまわされ抱き起こされると、
互いを慈しむように舌を絡めあった。
喜びに打ち震えながら求めあう。
(ノルさん・・・・・もうダ・・メ・・)
夢見心地のままぶんの動きが止まる。
深い吐息を洩らすと、ノルの片手がぶんの後頭部にまわされた。
もう一方の手がぶんの体を更に引き寄せ熱く激しく口内を侵していく。
時折ぶんが身を委ねたまま思い出したように応じ、
ゆるやかに時間が過ぎていった。
「・・・・・ぶん」
「・・はぁ~・・・ノルさ・・ん」
首筋にノルの吐息がかかった。
「ヤメ・・ホントにダメだってば・・・我慢してるのにぃ・・
・・・その気になっちゃう」
ノルを見上げ恨めしそうに呟くと、ノルが笑った。
「もうなってるだろ。それに・・こういう事は出来るんだぜ」
パジャマと下着を一気に取り除き口に含む。
「・ああっ・・ダメだ・・ってば・・傷が・・・あぁ~・・はぁ~・・」
稔の口の中でぶんが溶けた。
(まったくタフなんだから・・・)
隣りに目を向けると既にノルは寝ていた。
(ノルさんやられっぱなしだったもんね・・可哀相・・・そうだ!!)
バスローブに手をかけひもをほどく。
傷が目に入ると、あの時の光景が頭を過ぎり悔しさが溢れた。
(ノルさんは・・・僕のだけのノルさんなんだ・・誰にも渡すもんか・・)
稔の腰に手をかけると、ノルの手がぶんを掴んだ。
「ぶんお前、何やって・・・」
(ちぇっ、すぐ気がつくんだから・・・)
「いいからそのまま寝てて。気持ちよくしてあげ・・」
手で口でやさしく包み込む。
ノルも目を閉じると、おとなしく身を任せた。
いつもノルがしてくれるように、じらしながら愛おしむ。
ノルの吐息が洩れる。
「いいよ出して」
ぶんの声に反応する。
「っう・・あぁ~・・ッ」
(・・・すごいや)
紅潮している稔の姿が愛おしかった。
「ぶん、嬉しいよ・・・早くこっちに来い」
ぶんが満足そうに頬を染めごそごそとノルの腕の中に入っていく。
「・・・ごめんな、してやれなくて」
「何言ってんだよ。あんなすごいキスしといてさ。
キスだけでいきそうになったのはじめてだよ」
ノルが笑った。
「ぶん、愛してるよ」
額にそっと口付ける。
「愛してる。愛してるんだノルさん。・・・僕の事いつまでも離さないで!」
ギュッとしがみつくと、驚いたようにノルがぶんを見た。
「離せるもんか・・・こんなに愛しているのに・・・・・
お前こそ俺から離れるなよな・・・」
ぶんを抱く手に力がこもる。
どちらからともなく額をつけ見つめ合い唇を重ねた。
長い夜が終りようやく2人は安眠についた。
―エピソード3・完―
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本日のレス♪ No: 4074 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/29 Fri 17:52:13
いよいよ月ガイズ初日ですね~
観にいかれた方、失神していらっしゃいますか?(笑)
こちら花組はあと10日間となりました・・・(淋)
>雪だるま様
>ベン様
レスありがとうございます。
ちょっとミズくんに語らせてみました。
25日の日にリカさんは花組ご観劇でしたのよ
>みどり様
飛行機でのえっち、素敵~トドさん
番外編も楽しみにしていま~す♪
>keiko様
いえいえ、いつもゆうかが寝てしまってご迷惑を・・・
よろしければ寝かせてやって下さい、
部屋ではミズくんが激しくって寝かせてもらえないので♪
>雪だるま様
妖しいさえちゃん・・・ふふっ
>ぽん様
レオンの日記面白いです
わたコムもあいかわらずのラブラブぶり
次は激しいのをお願いしま~す?
>オレンジ様
レスありがとうございます
ノルさん大丈夫かしら・・・
トドさんはー?ぶんちゃんはー?さえちゃんはー?
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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~流れ星~ No: 4073 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/29 Fri 16:56:44
コムは、バルコニーに出て、夜空を見上げていた。
突然、ドアが開いた。そこには、わたるが立っている。
「・・びっくりした。お帰りなさい、わたるさん。」
「お前、風邪引くぞ、こんなところにずっといると。」
「ん・・ちょっと、寒いかも。」
「しょうがないな。」
わたるは、コムを後ろから優しく抱きしめる。
「ふふっ。こうしてると、二人とも暖かいね。」
「星空観察か?」
「・・色んなことぼんやり考えてた。
今までにあったこと・・。
この邸に来る前と、来てからのこと・・・。」
「そうか・・・。」
二人で、空を眺める。
「あっ!!」
コムが、突然叫ぶ。わたるは、ビクッとした。
「何だよ、びっくりするじゃねえか。」
「流れ星!今、流れてったよ!!」
「ああ、俺も見た。」
「願い事した?」
「まあな。お前は?」
「えー、教えない。」
「教えろよー。」
「そんな言い方じゃ教えない。」
抱きしめている手の力を少し強める。
「わたる君は知りたいなー、コムちゃんの願い事。」
「ふふ。あのね、わたるさんが浮気しませんようにって。」
「はは・・(心はいつもお前のものなんだけどな・・それじゃ言い訳にしかならねーか)」
「わたるさんは?」
「何だと思う?」
「えっ・・わかんないよ。いつでもエッチができますように?」
「・・・・・・」
わたるはコムから離れ、うなだれて部屋に戻りかけた。
「わ、ごめんなさいー、わたるさん!
もう言わないから許して!」
コムは、わたるのスーツの裾をつかんで引っ張る。
「コムちゃんはわたる君の願い事を知りたいですぅー。」
沈んでいたわたるでも、コムにこんな可愛い言い方をされてしまっては、顔が緩むのを抑えられない。
一気に機嫌が良くなってしまう。
「コムが、いつまでも俺の傍にいますようにって願ったんだよ。」
「わたるさん・・」
コムは、わたるに抱きついた。柔らかな溜息を漏らす。
「どこにもいかないよ・・ずっと傍にいる・・・」
「ああ・・・」
「だから、これはずっと僕のものだ。」
わたるの下半身に手を伸ばし、撫であげる。
コムからの刺激によって、わたるのものは敏感に反応してしまった。
「!・・・コム、そろそろ部屋に戻ろう!」
「わたるさん、我慢できないんだー。」
コムが、楽しそうに笑う。
わたるは悔しさを感じながらも、逆らえない。
「その通りだよ、我慢できねえよ!今夜も覚悟しろよ!」
わたるはコムを抱き上げ、部屋に戻っていった。
今夜も熱い夜になりそうですね・・・・
*************************************
なんだか今日はほのぼの路線なような気がする・・・
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薔薇の迷路 ―― 来訪者・2 ―― No: 4072 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/03/29 Fri 16:55:35
男はほんの少し、沈黙したが、やがて意を決したように口を開いた。
「ノルが愛しているのは、あなただ」
「・・・・・・!」
「ノルは、病院で毎晩あなたの名前を呼んでいた。
ほとんど意識もなく、生と死の境界線をさまよい、うなされながら、
毎晩、あなたの名前を。私の、」
男はそこでいったん言葉を切り、自分の両手をぐっと握り締めた。
「・・・私の差し出した手を握りながら、
無意識の中、あなたの名前だけを呼び続けていた」
「・・・・・・」
”お前のためなら、あいつを傷つけても構わない”
かつて電話でノルの言った言葉が、つらい響きを持ってぶんの胸によみがえる。
立ち尽くし、言葉を失っているぶんを気遣うように、男は静かに微笑んだ。
「わかっていました。ノルが私との生活を選んだのは
ぶんさん、あなたを忘れるためだということは」
つらいことを言っているはずなのに、
男の言葉は、すべてを悟りきっているように優しく、穏やかだった。
自分なんかとは比べものにならない大人の男だとぶんは思った。
「それでもいいと思ったんです。彼を愛してしまったから。
でも、私ではノルを救えない」
男はまっすぐにぶんを見た。
澄んだ、綺麗な黒い瞳。
全然似ていないのに、なぜか一瞬、
ぶんはノルに見詰められているような錯覚を覚えた。
「ぶんさん。ノルを救えるのは、あなただけなんだ」
「でも、僕には・・・」
(トドさんがいる・・・!)
唇をかんで下を向いたぶんに、男は静かに言葉を継いだ。
「あなたの立場はわかっているつもりです。
だから今日も、あなたに会う前に轟さんにまず話をさせてもらった。
あなたに、今の生活を捨てて、ノルの元に戻ってくれと言うつもりはありません。
ただ、ほんのしばらくの間ノルのそばにいて、彼の傷ついた心を癒してあげて欲しい」
男の話を耳を傾けつつも、ぶんは思わず聞かずにはいられなかった。
「トドさんにもこの話をしたんですね?それでトドさんはなんて?」
「轟さんは、あなた次第だと」
「・・・・・・」
ぶんはまためまいを覚え、必死に自分で自分の身体を支えた。
押し黙ってしまったぶんに、
ふいに男は少し口調を改めて問い掛けた。
「ぶんさん。あなたは、さえこ・・・という男をご存知ですか」
「さえ・・・こ?」
久しぶりに聞いたその名前をいぶかしく思いながら口に乗せ、
ぶんはゆっくりとあの妖しげな男の姿かたちを思い出す。
「・・・ええ。よく知っているとは言いがたいですが、多少。彼が何か・・・?」
「そうですか・・・。いえ、いいんです。余計なことです」
ほんの一瞬、男の顔に苦いものが走った気がしたが、
すぐにまたもとの穏やかな表情に戻り、
ぶんはそこから何も読み取ることは出来なかった。
彼はさりげなく、話を元に戻した。
「ノルの所へ行ってくれますか」
「ノルさんは、今どこに・・・?」
「日本に戻っている」
「日本に・・・!」
男は背広の内ポケットから一枚の紙切れを取り出し、
ぶんにそれを手渡した。
「あなたがまだ少しでもノルを想ってくれているのなら、
彼のもとに行ってやって欲しい。彼はここで静養しています」
(もし俺のことを少しでも想っていてくれているなら・・・)
のるがイタリアから送ってきた手紙ににあったのと同じ言葉だ。
ぶんの胸に熱いものがこみ上げてくる。
「彼と私は一緒に日本に来ましたが、
私は東京で仕事があるのでこちらでは全くの別行動です。
一週間後の土曜日、イタリアに発つ予定です。
あくまで、予定ですが」
「一週間・・・!」(たった、一週間・・・)
さえこの名前を口にしたとき以外、ほぼずっと穏やかだった男の顔に、
そのとき初めてはっきりと複雑な表情が浮かんだ。
「本当は半月ほど前からノルと私は日本に来ていました。
私は、もっと早くノル自身があなたを呼び寄せると思っていた。
だが、ノルはそうしなかった・・・。
だから私が来たんです。もっと早く知らせるべきだったかもしれないが、
そう出来なかった自分を未熟な男だと思って下さい」
男から手渡された住所の書かれたメモを、ぶんはただじっとみつめていた。
トドが部屋に戻り、男が部屋を出ていったあとも、ずっと。
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レス No: 4071 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/03/29 Fri 16:53:07
らんさま 「二人の音」って・・・ゆうかちゃん、可愛い~~~。惚れそう。
ベンさま >こうやって、みんな大きくなるんだ。この組の男達は。おおおおーーボスの名言!!
ひれ伏したくなりそなお言葉です。あ、まひるブレンドは○○用にも転用可、ですわ、た・ぶ・ん。
みどりさま 「ブンの逆襲」千秋楽おめでとうございます~~~~。機内でヤっちゃトドぶん、いいわー。
トドさまの低いセクシーボイスでオレンジも囁かれたいっ。
番外編も楽しみにしています。よければ、まひるオイルもお好きに使ってね。うふ。
♪HT♪さま 伝説のサファイアネタ、勝手にお借りしてまーす。
>ぜひ、ぶん様とのる様を・・・(懇願) ああああ~~~~~~~~(意味不明の叫び)。
いちごさま&0番さま オレンジの上にいちごさまが乗って、それを0番様が攻めて下さるの?
きゃー、禁断の3●(ピーー)かしらん。あー嬉し恥ずかし。機関銃、誰も隠し持ってないわよね?
R20さま >永劫と思える程の、刹那の闇に陥ちてゆく いいわ~~~。私も陥ちたいー。誰かつれていって・・・。
はつこさま はつこさまのシリアスも好きです。ワタルくん、いいわ。私ワタルくんうまく書けないのよね、いつも。
贔屓とか好き嫌いとは別に、書きやすいキャラと書きにくいキャラってありますよね。
雪だるまさま ごめんなさいー。若○氏(←一応一般の方かと伏字にしてみた)出しちまいました。
もともとの予定だったから・・・。>なんか良い人そうだし… そう、良い人そうなの、彼。違ったの?
これでまたさえちゃんの幸せが遠のいてしまったのか!?削除は一応禁じ手にしてるんだけど・・・。
わーん。許して、さえちゃん、雪だるまさま。オレンジのことは無視してどうか続きを~~~(懺悔涙)。
と、書いて投稿しようとしたら雪だるまさまの続きが!間に合わなかったのねー、馬鹿オレンジっ(さらなる自己嫌悪)!
オレンジの若○氏は今後はとーぶん出てこないか、もしかすると永遠に出て来ないんで、
あとは煮るなり焼くなりして下さいっ。
ちなみに、さえちゃん、需要ありますよ!少なくとも、オレンジには、あるっ!!(めーいっぱい力説)
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レオンの戯れ No: 4070 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/29 Fri 16:52:55
ちょこっと思いついてしまったので、とりあえずup。
836番様のワタ×タニの設定、大好きだったので、お借りしちゃいました♪
コムちゃんが帰ってきてからっていうことで。
レオン君の性格設定ははつこ様の設定に近づけてみました。
*************************************
暖かい春の陽気。
わたるは、タニと一緒にぼんやりと噴水に座っている。
タニは、洗濯籠をかかえたまま。
遠くを、散歩中のゆうかとレオンが駆け抜けていく。
その時、邸からはコムが出てきた。
手には犬用おやつを持っている。
レオンにあげる気らしい。
おやつの匂いを嗅ぎつけたレオンは、方向を変えると真っ直ぐにコムの方に走っていった。
ゆうかは懸命にレオンについていく。
レオンはコムを押し倒すと、おやつに食らいついた。
わたるが顔色を変えて立ち上がる。
「あ、あの野郎~!!
コムを押し倒すなんて!!」
タニがわたるの服の裾を引っ張る。
「犬のやることですよ!わたるさん!」
「あ・・・ああ、そうだな。」
また、噴水に座りなおす。
おやつを食べ終わると、お礼のつもりだろうか、レオンは、コムの顔をべろべろ舐めまわす。
「う、うわ~、ちょっとレオン、やめてよ~。」
そうは言っても、コムは笑いながら言うので、レオンはコムが喜んでいるとしか解釈していない。
コムがやっとのことで体を起こすと、レオンはコムの首筋を舐めまわし始めた。
「く、くすぐったいってば~。」
「犬だろうとなんだろうと、あそこまでされて黙ってられるかっ!!」
わたるは猛ダッシュでコムのところに走っていった。
「わたるさん!動物虐待はやめてくださいねー!!」
タニが大声で呼びかける。
わたるがたどり着くと、レオンは、今度は、コムの下腹部に顔をすりすりしている。
「レオン、かわいいなあ。」
コムは、レオンの頭を撫でている。
「ゆうか!こいつにちゃんとしつけし直しとけ!」
それだけ言うと、わたるは、レオンからコムを引きはがして、担ぎ上げ、邸の方へ戻っていった。
レオンがただコムにじゃれていただけとしかとらえていないゆうかは、何のことを言われたのかさっぱりわけがわからない。
「レオン、なんか悪いことしたの?」
ゆうかはレオンを見るが、レオンはただ嬉しそうにしっぽを振るばかりだ。
「ま、いっか。早く散歩終わらせようっと。」
・
・
・
レオン 犬の日記帳より
今日は、ゆうかと散歩していたら、コムさんっていう人が俺においしいものをくれた。
だから、俺は嬉しくって、お礼に、ここのみんなが喜ぶことをしてあげた。
でも、わたるさんっていう人がやってきて、俺からコムさんっていう人を持っていってしまった。
なんだかあのわたるさんっていう人は怒っていたみたいだったけど、なんだったんだろう。
きっと、カルシウムが足りないんだな。
俺みたいに、骨を食べればそんなことないのに。かわいそうな人だ。
*************************************
なぜかレオン、日記ではフォレスト・○ンプ風(笑)
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今日も一言レス No: 4069 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/29 Fri 16:46:49
管理人様 お忙しい中、管理ご苦労様です。また今日も小人さんたちが大量発生している模様ですね。(雨だからかな?)
みどり様 みどり様のトドぶん、濃くて大好き♪です。ぶんちゃん、トドさんの折っちゃだめよ~。
組のボスが使いものにならないなんて、笑えないわ・・。
R20様 えーかげんにせいなんて、誰も言いませんわよっ。もっと続けろいっならあちこちから聞こえますけど。
ベン様 リカさん女子高生なりきり写真、どうやったら手に入るのでせうか?ポラロイドじゃ、焼き増しできないじゃないのぉ~。
ベン様が貧血になられては、皆様から恨まれてしまいますので、レバーは欠かさずに摂取してくださいませ。
らん様 リングを合わせて音を出すゆうかちゃん、かわいい~!!ミズ君撃沈は当然でしょう(^^)。
keiko様 >『お前の寝顔の方が可愛いけれどな・・・・』 アサコちゃんってば~、ラブラブなんだから~。声に出してオサちゃんに言ってあげなよ~(>▽<)。
はつこ様 わたる君、かっこいいじゃないですか~!!コムちゃん、わたる君を癒してあげてね♪厨房チームの団結力も微笑ましい♪
オレンジ様 一緒に生きないって、つらいですね(;;)。心まで引き裂かれてしまう・・。ぶんちゃん、乗り切るのよっ。
0番様 いやあああ~!!かよこちゃんがぁ~!!かよこちゃん、そんな奴らひねりつぶしちゃえ、あなたは強い筈(笑)。
コムちゃんの本は、はい、ぶんちゃん経由です。最近、ぶん、コム、ゆうかの間である種の本の回し読みが流行っているみたいで(笑)。
いちご様 いいえ、全然期待外れじゃございませんわっ、さすがいちご様♪それにしてもキム君~~、切ないなあ。
でもなんでこんなに実らぬ片思いが似合うんだろう、キム君って(笑)。
あお様 ますますいい男になったリカさん・・タニちゃん、喜んじゃいますねえ。あっ、そういえば、タニちゃん、まだ放置されたままよね(笑)。
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お久し振りです④ No: 4068 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/03/29 Fri 16:07:14
「じゃあ、あなたはNORUっていう人と一緒に暮らしているの?」
街の夜景が見渡せるホテルの高層階のバーのカウンターで
さえこは若槻とグラスを傾けていた。
初めは言葉少なかった若槻も、物腰のやわらかい言葉使いや
時折上目遣いに視線を合わせるさえこのペースに段々と嵌っていき、
ポツリポツリとノルとのことを話し出していた。
アルコールも程良く体に回っている。
「NORUさんのあの絵は、あなたのことを思って描いたんだ…ね?」
(この人は何もかも知っているのだろうか?)
さえこはそれは、あの絵はぶんへの思いだ!と判ってはいたが、
若槻の反応が見たくて聞いてみる。
「…」
若槻は少し辛そうにまゆを寄せ、さえこの方を向いた。
さえこは目が合うと、首を少し傾けて微笑んでみた。
「いや、違う…。
ノルは…、ノルは日本にいるかつての恋人のことを今でも…。」
それだけ搾り出すように言うと、若槻はさえこから目を逸らした。
「…」
さえこはそれには答えず、右手を若槻の左太ももの上に滑らした。
「!」
若槻がビクッとしたのが判る。
「あなたも…辛い恋をしているんだね…」
上半身を若槻の方へもたれかけ、さえこは自分の頭を若槻の肩に乗せた。
「なんか、僕少し酔っちゃったみたい。
ねぇ、あなたの部屋で…少し…休ませてく・れ・な・い?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
若槻はもたれかかるさえこを抱えるように部屋の前まで来た。
途中、何人かの客やホテルの従業員とすれ違ったが、
ガタイの大きな若槻に支えられる女のようなさえこを見て
誰も男同士とは思わなかったようだ。
酒に上気し、頬をほのかに染め、唇の赤みの増したさえこは
この上も無く色っぽい。
少し苦しそうに息をする口はかすかに開いて、まるで
何かを待っているように見える。
若槻は空いている方の手でポケットのキーを探り、部屋のドアを開けた。
さえこは若槻の体から離れ、ふらふらっとベッドの方へ歩み寄ると
「ハー」
と大きく息をつき、仰向けにベッドへ倒れこんだ。
「ねぇ…若槻さん、お願い… 少し…服をゆるめてくれない?」
閉じたドアの前に立ち尽くす若槻に向ってさえこは喘ぐように言う。
若槻は何も言わずにベッドへ歩みより腰をかけた。
さえこは目をつぶり、大きく息をしている。
さえこの呼吸に合わせて胸が上下する。
若槻はブラウスのボタンに手をかけ、一つ目を外した。
二つ目に手をかけたとき、さえこが目を開く。
「…いいのか?」
若槻の静かな問いには答えず、その代わりさえこは両手を
若槻の首に回した。
さえこが引き寄せたのか、若槻が覆い被さったのか…
2人の唇はお互いのそれを貪るように熱く重なった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あーん(涙)、ノルさん!みどり様!ごめんなさーい!!!!!
しかし、ここでさえこちゃんなんて需要があるのだろうか?
--------------------------------------------------------------------------------
メチャ長レス No: 4067 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/03/29 Fri 14:08:25
何も考えずに書いた【コムにマタタビスーツ】思わぬ反響でございました。
実生活でよく使ってるんです。【○○ちゃんにマタタビ○○】
機嫌が悪くなるとご贔屓の名前やネタを出すと機嫌が良くなる。
皆様もお試しあれ…
それにしても、風邪で会社病欠しておいてレス書いてる私って…(^^;)
オレンジ様
ブ・ブンちゃん、どうなるの??
若槻氏、大きいのね、心も身体も…。
0番様
しかたないって…かよこちゃん?
すみれのかほりが…
えっと、勝手に関東にしちゃいました。ごめんなさい。
本当はファミリーランドが轟邸で劇団の建物が館??そりゃ違うかな?
前にどなたかが、関西系の暴力団とかって他の組にただし書き書いていらして
それなら関西じゃないんだろうし、とにかく標準語圏内かなって…。
いちご様
わぁ~~い!キム君良かったね!
マモル君のヒップラインに見とれました。ピッでキュッでした(なんだそれ?)
べん様
淳子お姉様風も、撮って頂きたく…あぁ、セーラー服…
あお様
エリ王…すんごい人(?)なのね…
♪わたしも、あなったぁも、裏・表♪
みどり様
みどり様も、上の歌、歌ってみません??(^^;)
えっと、観劇中は《こんなに押さえた役しんどいだろうな》
《どっちかと言えば春琴のイメージよね》《じゃあ、佐助は誰?》
くらいだったのが、PC前であんな風になっちゃいました。
私、スッチーになって全部見てから、毛布かけてあげる…んふふ…
ぽん様
いいなぁ~ぽん様の世界…
私は、なんでこうお笑いに走るんだろう?真面目に書くと暗くなっちゃうし…
keiko様
アサコちゃん&オサちゃんの部屋はみんなのティールーム化してますねぇ
いや、ベッドルーム化??日溜まりにお邪魔したような気分です。
>狙撃や襲撃に行っている間は心配で仕方ないですよね。
きっとトドさんもワタルちゃんも自分で命を張る方が気は楽なんだと思うんです。
くーろ様
トドさん、そんな才能もあったとは…
第一線のアクセサリーデザイナー格好いい~~
雪だるま様
さえこちゃんのポスターの衣装に亀○しばりを思う私は…鬼畜でしょうか。
>そうですね。轟組はみんな揃っているのが良いです。
はい、誰が抜けても辛いですよね~~
白星様
まとぶん、鞄の底からそんなにビデオが…
すんごい巨大な鞄なんだろうな…
好み、似てます??嬉しい!仲間だ!!(^^)
R20様
あなたのいない目覚めは寂しかった…
…って、自分で勝手に外泊しておいて…
薫子さん、戻ってきたのね…
クラップシューターの場面、ずいぶん早くからユウヒさんの
パンツの赤が上で見えていたの、リカさんも一緒に二人で??
鹿目乃様
月湖お姉様、格好いい(ぽぉっ)
ショーコ様
長のお勤め、ご苦労さんにございました~~(極道風)
もう~~感動の嵐~~はぁん…4人ともすってきぃ~~
でも、あぁ、やっぱり、その夜のワタコム…
えっと、壮君としぃ君は、どっちがどっち?(って、またそういう事聞く…)
小龍様
私はブンちゃんの
>単にデカくて、頑丈で、暴れ者
の方に反応してしまった(爆)
絶対ゆうかちゃんとオサちゃんにも聞いて下さい!!
あと、NO.1リバーシブルリカちゃんにも!!い・ろ・ん・な・ヒ・ト・を…
♪ノルXぶん親衛隊♪ K様
箙組…漢字出すのが大変だったので、もう嫌だ(登録しろってね)!
何で九州なんだろう?なんとなく、強そうだったから…
べん様
家内安泰おめでとうございます。
ご主人様、ご自分に不満があるのかと不安でのお早いご帰宅?
これからもガンガン、行っちゃって下さいね~~
らん様
何という素晴らしい偶然!!
危うい緊張感が二人の関係をより深めるんですね。
♪HT♪様
キム君とブンちゃん…
オトナになったキム君カッコイイのねん(はぁと)
836番様
いつも夜のお出かけと思ったら、時差に関係あるお仕事??
んまぁ!格好いい!!
喜んで頂けて嬉しい!
パナマ様
KARARA様
華子様
ワタコ様
カンバァ~~~ック!!!!
ロム専の皆様
皆様のレス読むと心が温まります。
凄い作家の皆様の作品にチャチャ入れているだけみたいな作品の私なんですが、
一緒にチャチャ入れしませんか??
反省もいっぱいするけど楽しいですよ!
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レスです。 No: 4066 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/29 Fri 11:19:00
>らん様
レスありがとうございます。
ゆうかちゃんしょっちゅう寝かしてしまい
すみません・・・・・
なるべく寝かさないようにします。
ミズくん戻ってきて良かったですね。
ゆうかちゃんが安心して眠れるのは
ミズくんのそばでなんですよね。
>0番様
私のところのアサコちゃん優しすぎですね。
俺様アサコちゃんのイメージ全くないですよね・・・・
前にも書きましたが0番様が書く俺様アサコちゃん
大好きです。
また書いて下さい。
>雪だるま様
レスありがとうございます。
皆「こんにちは」って挨拶していますね。
でもアサコちゃんには言わせてないかも・・・・
挨拶ツボですか?
ではこれからも挨拶させます。
>みどり様
レスありがとうございます。
ブンちゃんの逆襲最終回お疲れさまでした。
トドさんとブンちゃんファーストクラスで
しなくても・・・・・・
番外編があるのですね。
楽しみに待っています。
>はつこ様
狙撃や襲撃に行っている間は心配で仕方ないですよね。
皆無事に戻ってきて良かったです。
>ベン様
レスありがとうございます。
また寝かせてしまいました・・・・
今回はゆうかちゃんとくららが寝ちゃいました。
ゆうかちゃんは良く寝かせてます。ハイ!
トドさんとリカさんたら・・・・・
トドさんの首をしめちゃうのは・・・・・・
ブンちゃんに見つかったら大変ですよね。
>鹿目乃様
また波乱が???
今度は一体??
気になります。
>オレンジ様
レスありがとうございます。
皆がお茶するのにくららだけないのは
可哀相だったのでミルクを・・・・・
オサちゃん可愛いですか?
うれしいです。
ブンちゃんのお客様は若槻さんですか。
ノルさん今大変なんですね・・・・
ブンちゃんはどう答えるのでしょう?
気になります。
>R20様
レスありがとうございます。
R20様のリカちゃんかっこいいですね~
今日月組初日ですね~。
私も今日行けないです・・・・・
でも来週末は行きます!!
今から楽しみです。
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素敵レス No: 4062 [返信][削除]
投稿者:0番 02/03/29 Fri 05:42:59
>keiko様。
ああ、keiko様のところのあさこちゃんなら優しいから蹴られないかも。
どうも俺様なイメージがあるもので(笑)
>ベン様。
私の話はなんだか小さな幸せ話みたいに(笑)
「みんな大きくなるんだ」・・・ああ。そういう意味ですか(爆)
>いちご様。
オレンジは生で、いちごは死ぬほど練乳かけていっしょに食べました。
果物好きなもので・・・でもおふたり一緒は、大変。って違ーう!
>オレンジ様。
「一緒に生きない」う、なんかつらいセリフ・・・
>らん様。
寝ちゃうゆうかちゃん、ついついkeiko様のゆうかちゃんと
ダブってほのぼのしちゃいますね。え、ほのぼのじゃない?(笑)
>ROM小人様。
レスありがとうございます。愛を感じてくださったなら、とても幸せ^^ゞ
>雪だるま様。
あ、雪だるま様からレスだ^^さえこさんは出そうで出ないキャラクター
ですので、どうぞご活躍を(笑)でも悪役?
>みどり様。
「しっかしなんつー締め方だろう」そりゃ、ぶんちゃんの締め方だから・・・(爆)
やはり、私は正しい。なんか、ぶんちゃんのHはスポーツ感覚(笑)な気が。
>R20様。
>無残に果てる、それもりか
と読み違えました。でもつじつまは合ってるような気がするんですが、
と自分を正当化。
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素敵です! No: 4061 [返信][削除]
投稿者:ひかり 02/03/29 Fri 04:15:01
いちごさま ありがとうございます。
やはり 期待を裏切らないその真摯な執筆活動
あたまが下がります。HTさまとのリレーも愛が感じられます。
(う うらやましい。)
で、最後はしみじみしてしまって これがあるからここの板って
余計好きなのだわと思いました。
愛がなくては・・・これは宝塚ファンの鉄則でしょうか。
多くのいちごさまファンもご満足いただけたのではないでしょうか。
実は勝手に出てきて勝手にお願い事などしてしまったので
びくびくしていたのですが、皆様に暖かく迎えていただけて
嬉しかったです。
もう 皆様が書きたいと思ったものを読ませていただくだけでも
嬉しいのに・・・。
感謝です。HTさま。いちごさま。
ベンさま いつもパワフルにご活躍。楽しみにしております。
ベンさまの世界。大丈夫 しっかり らくらくついてゆけます。
不思議なのは コムちゃんが誰かとどうかなってしまうと
どこからもなく大号泣が聞こえてくるのに りかさまは・・・。
波乱万丈ですよね。
白星さまがお休みさっている間に 何人かのかたがROM専発言を
なさったりして このまま ここの板が淋しくなって なくなってしまったら
続きが読めなくなる・・・どうしようと 心底 心配しました。
こういう時 ROM専の力のなさを歯がゆく思いました。
管理人さま。このような場をおかしいただいてありがとうございます。
どうぞ ご無理のないように。お体にお気をつけて。
--------------------------------------------------------------------------------
煉獄【第十場】 No: 4060 [返信][削除]
投稿者:R20 02/03/29 Fri 04:13:32
§§§§
森は幾重にも、闇を閉ざす。
その一隅に、光は落ちる。
夜に慣れた目に、火の粉が染みる。
焚火の傍ら、毛皮に包まる。
雪は収まり、明日にはベロゴールスクに着く。
毛皮が二つ、朱に染まる。
静謐な闇は、虚空の果てに俺達を誘いこむ。
薪のはぜる音が、虚実の狭間に俺達をいざなう。
「僕は、君が、気に入っているのかもしれない。」
炎に操られるように、お前の口が開く。
「安心しろ、許婚とは、必ず結婚させてやる。」
欠伸を噛み潰すように、おれは答える。
瞼が緩やかに重い。
こんな安らかな夜はもう来ない。
揺れる炎に、昨日は燃える。
乱れる炎が、明日を燃やす。
上がる炎に、夜だけが、二人の間に息を潜める。
黒い瞳に、火が移る。
瞳と身体が、朱に染まる。
火の粉に滲む瞳の向う、みずかの顔が揺れて、消えた。
業火に巻かれる、男が見える。
ひた走る橇は、蒼い臨界に向い。
昨日と共に、自分は弔われる。
あの夜の慟哭が、胸を抉り出す。
あの夜の祈りが、思いを引き摺り出す。
無窮の闇は、心の奥底を照らす。
炎に包まれたタニの翳は、気づかぬうちに、起き上がる。
炎を映すりかの瞳に、自らの影が揺れて、浮き上がる。
息をするのも忘れてしまった。
時は炎に溶けてゆく。
包む毛皮は、剥がれるように滑り落ちる。
煉獄の炎に魅入られた、天使の指が黒い髪に伸びる。
「無残に果てる、それもありか。」
りかの口の端が、酔うように上がる。
惑う天使の指は、盲いた者のように男の顔を這う。
薄く艶めく唇を、渇えた口の端に寄せる。
燃えるように舌が、溶ける。
深く密やかに熱情が、目を覚ます。
首筋を、肩を、背を、そして全てを確かめたくて掌をまわす。
指が、髪が、もどかしげに絡みあう。
強張る眉間を見つめながら、天使の皮を殺いでゆく。
抉るような舌を味わいながら、天使の羽を毟りとる。
熱い吐息に酔わされながら、俺の虚飾が砕かれる。
縺れる髪に嬲られながら、俺の虚勢が剥がされる。
閉ざされた闇の奥深く、蠢くように俺達は迷い込む。
囚われ人のように、俺はお前に組み敷かれる。
瞳に繋がれた俺達は、緩やかに溶けてゆく。
唇が流れあい、熱く身体を焼いてゆく。
目が眩むほど、祝福に晒され。
喉が詰まるほど、虚無に溺れる。
剥き出された心の求めるまま、お前を固く抱き締める。
遥かな空に飛び立つように、天使の口は緩やかに開く。
ひたすらに追い縋り、お前を強く引き寄せる。
俺を覆う身体が、波を打ち大きく仰け反る。
淡く微笑むように、赤く唇が動く。
零れ落ちる息の下、俺達の名が混ざりあう。
崩れ落ちる夜の下、俺達の身体が混ざりあう。
そして言葉は、滅び去り。
相容れない俺達は、溶けあい一つの流れとなる。
俺達の祈りは、天に届く筈も無く。
永劫と思える程の、刹那の闇に陥ちてゆく。
贖いを乞う様に、俺はお前を抑えこむ。
闇よりもなお深い瞳に、薄く涙が伝う。
掬い取る俺の舌は、顎を伝い、
喘ぐ喉を、震える胸を、何もかもを貪るように滑る。
運命を紡ぐ白い指が、微かに求めるよう動く。
絡め取る俺の指は、身体を探り、
爪を立て、掻き毟り、狂ったようにお前を求める。
敷く毛皮が、頬を擦る。
大地と炎が、匂い立つ。
彼の吐息が、身体中をかき回す。
絞るように、声が洩れる。
それは彼と同じ、祈りなのかもしれない。
りかが天を覆い尽くす。
俺の下でお前が喘ぐ。
覗く舌が、細く糸を引く。
たまらずに俺は喰らいつく。
幻惑の炎の中、俺達は貪りあう。
吸い付くような肌が、胸を弄る。
波打つ翼が、身体を包みこむ。
組み敷く背に滲む汗が、馥郁と匂い立つ。
滑らかな光沢の中、肩甲骨が浮かび上がる。
散る羽根は火の粉となり、天に舞い上がる。
羽ばたくように反り返る背の、弾力が心地よい。
溶けあう汗が、涙が、朱を受けて金に煌く。
仰ぎ見るりかの彼方、高い峰が朧げに浮かぶ。
なお高く、天が聳え。
闇の尽きる遥か、大鴉が鳴いた。
§§§§
--------------------------------------------------------------------------------
ブンの逆襲 24(終) No: 4059 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/29 Fri 04:13:04
「ふぅ…、とりあえず一仕事終えたら何だか眠くなっちゃった。
僕、少し寝るよ。おやすみ~」
ブンはノートパソコンを閉じてトドの頬に軽くチュッ♪をすると、窓の日除けを閉めた。
周囲は殆ど真っ暗となり、ブンは暫くしないうちにスヤスヤと静かな寝息をたて始めた。
<……そして五分後……>
「………」
<バキッ!>
アッパーカットの音 <-今日は平手じゃないんかい
「イテテッ!
何すんだよ」
「トドさんがTPOを考えないからだよ、
人がせっかく寝てたのに…。
大体、他の乗客もいるのに、どうしてこんなところで、そんな気分になれるわけ?!
リカ&ワタに影響されるのもいい加減にしてよっ(怒)!」<-ベン様、設定拝借します
寝入りばなを起こされたブンは、さっきは一旦ソノ気になりかけていたことも忘れ
思いっきり不機嫌である。
「ファーストクラスは殆ど空席だ、
お前が声を出さなければどうせわかりゃしないだろ」
トドはブンの耳元で囁いた。
いくら暗くて空席が目立つとは言ってもさすがに人前でトドの思い通りに
されることには抵抗を感じるブンの様子には全くおかまいなしに、
トドはブンの耳の中に舌を這わせてくる。
「もう……、この間は人のこと万年発情期とか酷い言い方しといて、
結局、仕掛けてくるのはいつもトドさんじゃないか(呆)」
(それに素直に反応しちゃうこっちの身体の方もかなり問題なんだけどね~。
あ、喜ばないでね、0番様)
トドはそんなブンの苦情には耳を貸さずに、
舌を首筋から突起の部分へとじわじわと這わせていく…。
「あん…、
もうっ!いきなりそんな濃厚にされて声出すなとか言われても
僕、全っ然自信ないよ…」
ブンは身をよじりながらもトドの身体を離そうと必死だ。
トドはそんなブンの身体の素直な反応を楽しむかのように
今度はさらにじっとりとそれでいてじらすような愛撫を加えてくる。
トドとしても機内で盛大にシートをユサユサさせるわけにはいかないので、
こういう場合には力による強引さよりもテクで勝負なのだ。
「トドさん、ちょっと毛布くらいかけてもいいんじゃない?!
トドさんは服を着てるかもしれないけど、
僕は下半身殆ど剥かれてるんだから…。 <-トド様いつの間に?
誰かが急にライトでもつけたら困るじゃない、ねえったら!」
「ギャーギャーうるさいな。そんなに抵抗するなら俺がライトをつけちまうぞ!」
「うわぁ~、横暴!
ふんっ、そんな恥ずかしいことするなら、また最中に痙攣起こしてやる!」
こんなところでHバトルをしているこの二人は何と迷惑な乗客であろうか。
最初は周囲の状況を考えて躊躇していたが、言葉とは裏腹にトドの愛撫には
従順なブンの身体の方が負けてしまった。 一旦火をつけられるともうたまらない。
感じてるのに声はあげられないかなりつらい状況に追い込まれてしまったブンは
親指を噛みしめ、かろうじて声をこらえていたが、
トドに無理やり両の手首を掴まれ、口から指を引き離されてしまった。
これで声を出すなと言われても一体どうしたらよいのだ?
「意地悪なんだから…。
ハッ!ひょっとして…、これってこの間の放置プレイの仕返しのつもり???
もう~、トドさんって根暗~(怒)」
癪にさわるから絶対声なんかあげてやるものか、と考えたブンは、姑息にも
年2回利払いクーポン4%、買い付け価格102円、残存期間2年の額面100円の債券の
最終利回りの複利計算や、米国金利3.5%、日本の金利0.25%とした場合のドル直物レート
125円の90日後の先物レートを頭の中で暗算したりもしたが、
抵抗空しくトドの愛撫攻勢によってあっけなく別の次元へ飛ばされ、やっぱり喘いでしまう。
「はぁっ…!」
「スチュワーデスのお嬢さん方に聞こえるゼ。
そんなに大きなヨガリ声出して恥ずかしくないのかよ、えっ?」
例によってゾッとするほどサディスティックで勝ち誇ったような声色でトドが
ブンの耳元で囁く。
(あ・ん………♪
耳元でそんな言い方されたらかえって感じちゃうよ…)
トドの尾テイ骨直下型の重低音セクシーボイスで囁かれるとブンは非常に弱いのだ。
「どうするよ?恥ずかしいならここまでにしといてもいいんだぜ」
ブンはボーッとした頭で暫くためらっていたが、
トドが自分から身体を離そうとすると、ビクッとして反射的に全身ですがりついた。
「おあずけもイヤだッ!」
「どうした?今すぐ、して欲しいのか?」
トドはブンの顎を掴みながら、口許に酷薄な笑みを浮かべた。
こういう時のトドは癪にさわるほどセクシーで抗いがたい魅力がある。
「ん…」
ブンは首をたてに振り潤んだ目でトドに懇願してしまう。
「どうなんだ?」
さっきからトドに耳元で囁かれ続けた挙句、
トドの手にじらすように下腹部を刺激されたブンは、瞬間、頭の中が空白になる。
「今すぐちょうだい、トドさん…。
おね・が…」
トドの甘いお仕置きに頭が朦朧としてきたブンは、今にも消え入りそうな声で
それだけ言うと、さきほどの周囲に対する遠慮も忘れ、無意識のうちにトドの
モノをおねだりしてしまう。
そんなブンをもっといたぶってやりたい思いにかられたトドは、
ブンの熱くなったモノにさらに濃厚な刺激を与え続けた。
「ん……もうダメ。身体の芯が疼いて死にそう」
ブンは既に荒い息遣いを堪えるのもつらそうな様子である。
「可愛い顔してるくせに、身体の方はHだよな。
ったく、少しは我慢することも覚えろよ」
「ひどい…誰のせいだと思ってるわけ?
もぉぉぉ!意地悪なことばっかり言ってないで早くこの疼きを止めて(怒)!」
ブンの目は吊り上り声も段々険しくなってくる。
「おお怖」と思ったトドは、ブンの身体を盛大に押し開き身を埋めていった。
「ん…、はぁっ…!」
ブンは目の前が突然真っ白になり別世界に飛んでしまうが、
思わずハッとして声を殺すために歯を食いしばって耐えた。
「どうだ?少しは疼きは止まったか?」
「止まったけど、今度はよすぎて何だか痺れてきそう…」
(痙攣だけはやめてさっさとイってくれ)と思ったトドはブンの中を盛大に突き動かした。
「●#△+&○$◎×%¥~~~~~~(泣)!!!!!!!!!!」<-声出せないので
(こいつのアノ声もたまらないが、
声をかみ殺して耐えるこいつをヤルってのも結構いいもんだよな)
トドはそんな他愛もないことを考えながらブンの中に放出していった。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~<<終 わ り>>
>しっかしなんつー締め方だろう。ショーコ様のところのワタ&コム話の感動的な
ラストとは偉い違いだ。これは私の文筆力のせい?それとも登場キャラのせい(爆)?
やっぱり0番様が正しかったのかなぁ。
それから、一応番外編も2本ほどありますので、あともう少しだけお付き合いくださいね。
--------------------------------------------------------------------------------
ブンの逆襲 23 No: 4058 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/29 Fri 03:56:13
トドはNYから東京への帰りの機内で心底退屈していた-----------------------
機内食の時間、トドは大抵、手持ち無沙汰だ。
トドは特に神経質ではないが機内ではあまり食べないタイプであり
食前酒のシャンパンを飲んでつまみを齧ったらもういいやと思ってしまうのだ。
(それに引きかえコイツはよぉ~)
トドとは対照的にブンはひたすら食べている。
ファーストクラスの機内食は、まるで嫌がらせではないかと思うほど
膨大な量であるにもかかわらず、である。
ブンにかまってもらえないトドは退屈しのぎに、ブンのフィナンシャル・タイムズを
読んでみるが金融記事しか載っていないのでつまらない。
その傍らでブンは、座席脇についている小型のTVモニターで○HKニュースを見始めた。
昨日はS&P500株価指数オプションの権利行使日であり、米国では和央組の
米国投資顧問子会社の出した巨額の損失について一日中報道されていたが、
日本ではどのように報道されているのか関心があったのだ。
---------------------------------------
『警視庁の特別捜査本部により先日、麻薬密売容疑並びに脱税容疑で上級幹部が
一斉逮捕された和央フィナンシャル・グループで、また新たな不祥事が発生しました。
米国金融当局の発表によれば、和央フィナンシャル・グループの米国投資顧問子会社、
和央インベストメント・マネジメントUS社は、金融派生商品取引により
ベアリング事件を遥かに上回る約1,500億円という史上最大の損失を出し、
同社の保有するオプションの建玉(注:反対売買されずに残っている売りまたは
買いポジションの合計額)は、全て強制的に整理されたとのことです。
なお、同グループの経営陣は、相次ぐ不祥事とグループ全体の収益の大半を占める
投資顧問子会社の破綻とにより日銀の特別融資は期待できないと判断し、
グループ清算の意向を表明しました』
------------タイタニック号は氷山に激突し、和央組は壊滅した-------------
「ヒュー♪お前、やったぜ!
ニューヨークどころか東京の空にも盛大な花火を打ち上げやがって!」
「祝轟組、勢力拡大~!」
トドとブンはシャンパン・グラスをカチンと鳴らした。
「史上最大の破綻劇を仕掛けるとは恐い奴だなお前は…」
トドはいかにも信じられないという様子でブンを見た。
「ふふふ。地獄の王には相応しいでしょ~♪」
上目遣いで悪戯っぽい笑みを浮かべるブンが何故だかとても愛しくて、
トドはブンの肩に手を廻すと人目もはばからずにブンの唇をふさいだ。
舌でブンの唇を巧みに分け入り口腔に侵入すると同時に、手はブンのシャツの
ボタンを外し突起のあたりを探り出す。ブンはビクッと上半身をのけぞらせ、
甘い吐息を漏らし始める。
しかし、そんなラブラブモードの二人に嫌がらせするかのようにニュースは続くのだ。
-------------------------------------------
『本日の東京証券取引所は、金融機関の破綻のニュースを嫌気して、
今年最大の下げ幅を記録し、和央フィナンシャル・グループと取引関係のあった銀行数行が
今後深刻な経営難に陥るとの思惑から銀行・証券株が全面安の展開となりました。
塩○財務相は、四月からのペイ・オフ解禁を目前に控えたこの時期にこのような
金融不祥事が起こったことは甚だ遺憾であり、一日も早い市場心理の回復を望むとの
コメントを出しています』
-------------------------------------------
「イテッ!」
「ち、ちょっとトドさん暫く待ってっ!」
さっきまでトドの愛撫に素直に反応しかけていたブンは、報道内容が相場関連になると
いきなりトドの顔を強引に押しのけて画面を食い入るように見つめた。
-------------------------------------------
『一方、海外株式市場でも、東京の値動きを嫌気したアジア市場が全面安の展開を見せ、
欧州市場も寄り付き(注:相場の開く時間)の段階から売り気配(注:売り手が多すぎて
値段がつかないこと)となっています。
また、和央フィナンシャル・グループの破綻劇による金融ファンダメンタルズの悪化を背景に、
ムーディーズなどの大手債券格付け機関は今後一層、邦銀の発行する社債、並びに
日本の国債に対する格付けの引き下げを検討する意思を表明しています』
-------------------------------------------
(おいおい、まだ延々と続くのかよ!ひょっとしてこれは俺に対する嫌がらせか?)
金融プロフェッショナルのブンの身体は、こういうニュースに一旦のめり込むと
トドがどんなに仕掛けても反応してくれなくなるのだ。
-------------------------------------------
『このような著しい信用力の低下から、世界の金融取引における邦銀に対する
クレジット・ラインの供与は日増しに厳しい状況となっており、
FRB(米連邦準備制度理事会)のアラン・グリーン○パン議長は、先日行われた議会証言で
“今回の金融不祥事が日本の更なる景気後退につながり、世界の経済成長に
深刻な影響を及ぼすとともに今後、日本発の世界金融恐慌を引き起こす可能性も
あり得る”という旨のコメントを述べています。
また、G7諸国も同様の可能性について強い懸念の意を表明しており、
G7諸国間の臨時の蔵相会議が近日中に開催される予定です』
-----------------------------
「えっ、日本発の世界金融恐慌の可能性?」
報道内容にのめり込んでいたブンは瞬間びっくりして飲みかけていた
コーヒーカップをトドのズボンの上に落としてしまった。
「うわぁ~っ、アチチチ…!!!」
(しかし、何でわざわざ俺のアソコの上に(泣)!?
今度こそ本当に使い物にならなくなったらどうしてくれる?)
そんなトドには目もくれず、ブンは武者震いをし、
「よ~しっ、これで思いっきり相場が暴落した時は、我々長期の投資家にとっては
絶好の買い場だな!」と、拳を握り締めた。
「お前、株価暴落時にわざわざ株なんて買わなくったって」
「あかんな、シロウトは!
相場の危機を仰山知り尽くしたわてらプロの投資家にとってはそんなのがかえってええんや。
投資は下がったら買い、上がったら売りが基本でっせ、荒れる相場を乗りこなしてこそ
一人前の男や」<=また利太郎やらせてごめんなさい^^;;。何だかこのキャラ気に
入っちゃって…。
ブンは眼鏡をかけて急に冷徹な金融プロフェッショナルの顔になると、
トドの先ほどの期待を全く無視するかのようにノートパソコンを開き
デリバティブと現物証券を駆使したかなり高度な数式をいじくり始めた。
(ダメだ…。こいつ一旦これをやり始めたら当分俺の誘いどころじゃないな)
あてがはずれたトドは大きくため息をついた。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >
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♪あなたぁ~はぁめぇがみいぃっ!レス No: 4057 [返信][削除]
投稿者:R20 02/03/29 Fri 03:21:27
雪だるま様:
ぶん様をはじめとした他の方書くたびに、ビクビクしておりますので、よかったああm(__)m。さえこちゃん結構お気にです、楽しみにしてますね。
ROM小人様:
わざわざお読みいただいているとは・・・・ありがとうございます(嬉々)。クイーン、大好きでございますので、畏れ多いけどうれちぃ。
keiko様:
おお、またも眠くなるのですね~(って、完全に読み違え/笑)
オレンジ様:
お上品なお姉様が、いつのまにあのような鬼畜になられてしまわれたのか・・・・・はははは(←誤魔化すなっ!)
ベン様:
な、なんですとぉ~、いけっ、タニっ!と歯軋りのわたくし。ガイズ終わった頃にでも・・・・・その前に、マジなセーラー服をどうしたらで・・・(涙目)
いちご様:
さっさとしろよ~!とわたくしも云いたい・・・・(泣)。リバぶん様もかっちょええですね
~
あお様:
なんつーか、淡々とぶっ飛んでいらっしゃるのが、もう常人の域ではないな~と。で、タニはまだ寝てるの?(笑)
ぽん様:
もうえーかげんいせい!といわれそうで・・・。人間素直が一番のコムちゃんとワタルさん、いいですね。
0番様:
怖い一文とな。また、味な真似を・・・流石0番あなどれぬ(爆)。
白星様:
薬は書いてる人間のビビリでしょう(ははは・・・)。人として、どうかと・・(自分は、棚上げ)
K様:
こちらこそ、嬉しいですっ(爆)!余りの動物ぶりに、呆れていらしたのでは・・・?(怯)
鹿目乃様:
ホホホ・・よろしくてよ。差し出された頬は、頂いておきますことよ。(目前にして淳子憑依)
ということで、初日を前にどうかしたとでも思ってください。
決死のバカモード炸裂、書き捨て長文御免、あああ、何て事を、ごめんよぉ~たにぃ~りかぁ~(順番がどうかと・・)。
このまま行方知れずとなりましても、客席で爆死したと笑ってください。
墓碑銘は『たにりか』(←厭)で、ひとつ、よろしく。
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関係ないレスが No: 4056 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/03/29 Fri 02:41:18
金八先生の性同一障害の役の子、レアちゃんを思い出す~。
ジェンヌにしたーい!画面にくぎ付けでドキドキでした。
美少年風に弱い私はやはり受け担当の方々がス・キ!
オレンジ様・・予想を裏切って捻りを加えられて、さすがです。ノルさんの体調が
悪かったのはこの為だったのですねー!!伝説のサファイアのせいでこんな事に
なってしまってすみましぇ~ん!「一緒に生きない」とはそういうこと・・・
ああ。ぜひ、ぶん様とのる様を・・・(懇願)
くーろ様・・トドさんのアクセサリーもセンス良さそう。くーろ様のトドさんは
ダイアモンドの涙から始まって、もう切なくて痛々しくて。のるぶんは他の
作者の方々に幸せにしてもらって(誰が?)くーろ様のぶんちゃんの暖かい愛で
トドさんを早く包んであげて欲しいよ・・・でも「もうチョイ進んだら終わりが
見える」にはガーン!終わっちゃうのは、ダメ。少しも長く。ね。
みどり様・・利太郎の台詞を聞いた時、私も「男を仰山~」って想像しちゃったの
よぉ~。ここでの勉強の成果が現われ。(笑)みどり様のブン攻めってHなんだけ
ど清清しくて、可笑しくて。坊や扱いされちゃうトドさんもツボ。時に応じて
色々なパターンを楽しめるって最高のカップルね~。
いちご様・・これを読まなきゃ寝れないって本日2回目のレス。ありがとー!
誰よりも優しく抱いてくれて。ポッ。(自分に置き換えるな~)
「初めての男になりたかったから」いい台詞です。じ~んときちゃうわ。
ピーターの名文句も出たわね!キムくんの気持ちに気付かないふりする
ぶんちゃんの優しさにいちご様の優しさも伺えました。ほろっとさせて、最後は
前向きに。いちご様に締めてもらって本当に良かった!
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私達って誰レスか~? No: 4055 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/29 Fri 02:40:16
<祝>月組東京公演初日、リカ様ファン&月組ファンの皆様、頑張れ~!!!
私の方も日曜日から『殉情』の東京公演が始まって、またHが書けなくなっても困るので、
今日中にブンの逆襲シリーズを完結させ、上にUPします。呆れないで読んでくださいマセ。
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>>♪HT♪様、
>私達って、誰?
あかんな、シロウトは!ご贔屓にHの汚名を着せるぐらいなら、わてらファンが身代わりに
なった方がええんや!<-利太郎モードって使いやすいどっせ~。是非お試しなはれ(笑)
ところで、あんさんの葉桜レスが気になり、わても8読みましたえ。あんなんシカトしなはれ。
いちいち落ち込んでたら、わてらぶんファンはやってらまへんえ~。
>>いちご様、
あああ、さすがご本家様のH描写は素晴らしいぃ~。私もおちゃらけHばっかり書いてないで、
一本、まともなモノを書かねばいかんですね。と、言うことで、襟を正してソノ描写に
取り組みました(笑)。 上にUPしております。ところで、ぶん攻めの描写を読んでいてしみじみ
ぶんちゃんは、パワーだけのトド系より、テクで勝負のノル系だなと実感しました。
ううう、ぶんちゃん、読者の皆様に華麗な攻めテクを「お披露目」できてよかったね。
私も11年もファンやってた甲斐があったわ~(感涙)。
最後に、こんな濃厚なH描写ができるお方が「で、私達って、誰?」なんて、言ってちゃ
ダメですよ。それこそニン違い!(キッパリ)
>>0番様、
ハハハ、ご贔屓を庇おうと思ったのにかえって墓穴掘っちゃったか…!
「ここのぶんキャラ穴掘られるのが好きだから別にいいじゃん」とか、お上品なことは
決しておっしゃらないように。
>>ベン様、
あらあらここでもトド様の浮気発見!うちのブンちゃんに見つかると恐いわよ~。
ところで、ガイズが始まってベン様のお気持ちが萎え萎えになったら今度は私がカツ入れて
さしあげるわね~。愛してるわ、チュッ♪
それから、私もベン様のよそ様へのレスで勘違い爆死してしまいました。
>「今度はオイルなし・・・」のオイルってまひるブレンドのことでしたのね・・・ああ恥ずかしい私。
ギャハハハ~、座布団100枚!でもまひブレオイルってそういう使い方もできるんじゃ
ないの?(ね、オレンジ様?)今度うちのキャラにそういう使い方させてみましょうか、私?
>>らん様 & keiko様、
コメント嬉しいです~♪こうしてぶん攻めのファンが着々と増えていくのであった。<-ホントか?
>>あお様、
>ぶん・トド・・・ああ、ついに。まだまだ、逆襲は、続きそうですね。
既にぶん攻めは書いておるので、これは2度目でございます。
読者様がぶん攻め描写を読み慣れする日がくるまで私は書くっ!しかし、何故ここまで
攻めにこだわるのかは私にもよくわかりません(笑)。単に私の性格が天邪鬼なだけ(爆)。
>>ぽん様、
コムちゃんが裸のまま、バルコニーに…。あああ、轟邸の庭師になりたい…。
でもコムちゃん風邪ひかないでね。
>>くーろ様、
おおお、トド様がやっとご出発。全くもう呑気に浮気してる場合じゃないわよ!<-自分の
ご贔屓のことは完全に棚にあげてすみません
>>オレンジ様、
おおお、ここにも若槻君が…。何気に人気キャラですわね~(笑)
>あの、私、入ってませんわよね・・?
やはり貴女様もそうおっしゃるのね…(呆)。
>>雪だるま様、
若槻君、いい人に書いてあげてね。さえちゃんと浮気しちゃイヤよ。彼、私と同業だから
(現実世界で)何だか憎めないの。お願いのチュッ♪。
で、私の方は、雪だるま様の熱いリクエストにお答えして、シリ-ズの最終話を思いっきり
『受け』で締めましたわよん。
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花も嵐も トドリカ No: 4054 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/03/29 Fri 01:43:12
またしつこく見られたシリーズに戻ります。
これがシリーズとしては最後かな?
・・・・・
匠組の襲名披露の祝いの宴は一ヶ月余り続く。
匠の勇姿とアサコの芸術を一目見ようと、連日轟組からも忙しい合間を縫って
数名ずつが匠新組長のもとを訪ねていた。
リカにとっては一時苦労を共にした仲間だ。その感慨はひとしおである。
「匠・・・よかったなあ・・お前・・・」
ビービー泣き出したリカに匠も苦笑した。
「リカさんの仕事ぶりも拝見させていただきますよ、これからも・・・・」
匠はなぜかちょっと寂しそうに笑った。匠の美しさは極道界でも定評がある。
伏せた睫毛が相変わらず美しい。
「さっ、あと一週間お務めを果たしてきますよ。」
リカも涙ぐみ、酒をあおった。
そのリカの眼に青い顔で杯をあけるトドの姿が映った。
「トドさん、あんな飲み方じゃ体壊す・・・。」
リカは酔ったふりをして轟達の輪に加わった。
「リカお前飲み過ぎだゾ、明日のことも考えろ。・・・もう失礼しよう。」
「ん・・・ボス、らいひょうぶれす・・・オレはちゃんとふっかつひますから・・・うっぷ。」
轟に支えられてリカは宴会場から出た。○塚ホテル全部を借り切っての宴会だ、
勿論部屋の100や200どうにでもなる。見かねた匠組の一人がトドに部屋
のキーを差し出した。
「少し休んでいって下さい。」
轟も自分で思っていたより酔っていた様だ。
部屋に入ったとたんに、厚い絨毯に足をとられてよろけ、勢いよくベットに倒
れ込んだ。
「ボス、これを飲んでから休んで下さい。」
リカが冷たい水の入ったグラスを差し出した。
「ありがとうリカ。心配かけるな。今日はそんなに飲んでないのに。」
「お疲れなんですよ、NYのこと匠組のこといっぺんに色々ありましたから。」
「ああ、そうだな。」
轟はサイドテーブルの灰皿を引き寄せると胸ポケットをさぐった。
「ボスっ、ダメですよ。こんな時くらい体に悪いことはやめて下さい。」
轟はフッと笑うと素直に煙草を離し、灰皿を押しやった。
「俺は屋敷に戻ります。ボスはどうぞお休みになって下さい。必要なモノは後
で届けさせますから。何か今要りようなものはありますか?」
「お前だ。」
「他に・・えっ、今なんて?」
「お前にいてほしい。」
「いやあ、それは・・・」
「冗談で言ってるんじゃない。」
轟は驚くリカを引き寄せ、座ったままリカのベルトに手をかけた。
「ボスっ、今日はよしましょう。こんなに疲れている時に。」
「ならお前がしてくれるか?」
「そういう事じゃなくて・・・」
「だったらだまって俺に抱かれろっ。」
轟はそう言うとリカの腰に腕をまわし、振り回すようにベットの上に放り投げ
た。
「あっっ~」
さっきまで青ざめて今にも倒れそうだった男の力とは思えない。
あっという間にのしかかられ、口を手で塞がれて貫かれ、体の芯をえぐるよう
にかき回された。
轟のあまりの激しさにリカは抵抗することも忘れ、ただ昔に戻ったような恐怖
を味わっていた。轟のその美しさがまた、怖さに拍車をかける。
リカはわけもなくただ怯え、轟の冷たい無表情の瞳に吸い込まれるような錯覚
を覚えた。
「なんて恐ろしい、そして悲い瞳なんだ。」
その瞳が閉じられ、眉間に深い溝ができた。口がゆがみ、美しい上体がしなる。
リカはそれを見て反射的に轟の首に手をかけた。
ビクンビクンと脈を打つように、轟のものがリカの中に吹き出す。
リカにも激しい波が押し寄せてきた。
首にかけていた手を離すと、リカも弓なりに背を反らして自分を解き放った。
ベットに並んで横たわったまま、二人はしばらく動くことも、口を開くことも
できなかった。轟がなかなか体を動かさない。
心配になって覗き込むと、荒いながらもしっかりと呼吸はしている。
首にうっすらと残るリカの指の痕。
「まずいな、ボスの首に絞められた痕ってえのは・・・消えるといいが。」
轟はけだるそうにやっと目を開けると、うっとりとした表情でリカを見た。
「お前凄いな。死ぬかと思ったよ・・・。」
「あっ。あれはタニが・・・。」
「ほおー。お前がタニにこっち方面の事で教えられるとはな。・・・ワタルも
そうだった・・・・」
「えっ!ボスがワタルと・・・・・?」
「いや、そうじゃない。違うよ。お前とワタルの事だ。」
「???」
「ワタルにお前を預けてから、あいつもどんどん成長した。お前も随分変わっ
たよ、タニと一緒になってから・・・。自分でもわかるだろっ?」
「・・・・・ええ。」
「こうやって、みんな大きくなるんだ。この組の男達は。」
ベットに横になったまま轟は満足そうに微笑んだ。
二人はもう一度愛し合い、一緒に屋敷に戻った。
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最終レスれす。 No: 4053 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/03/29 Fri 01:30:36
>管理人様。私も初日は仕事でパスでございます・・・あああああ(涙)
メール凄い数だったのですか。御無理なさらないで下さいね。
>ROM小人様。初めまして。「愛」を感じてくださった。何より嬉しいお言
葉。「どんな設定でも・・・」ホントに~、坐薬もコスプレも薬中も親子やお
いも?やったあ~。また張り切っちゃおっと♪
>雪だるまさま。よそ様へのレスで勘違い爆死してしまいました。
「前戯なし・・・」に続いて「今度はオイルなし・・・」のオイルってまひる
ブレンドのことでしたのね・・・ああ恥ずかしい私。
妖しく危険なさえちゃん待ってます。
>らん様。こんなに喋るミズ君初めて。そうね、危険と背中合わせのスペシャ
リストだものね。叩いてる音、感動。
>オレンジ様。うーん。確かに迷路だわこれは。
>鹿目乃さま。今日はもう初日なのですよねえ~。私は土曜日から遠征予定の
ためか今はまだ平常心(ほんとかな?)ですが、しっかりとドーピングは始め
ました。いえね、れいの何とかDをちょっとね。
リカさんのセーラー服、実は私はあまりエッチ方面のイメージができてないの
ですよ・・・で、あんなふうに。
やはりすでに心はオヤジなスカイにいってるのか!?
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レス書いてみましたー No: 4052 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/03/29 Fri 00:29:53
オレンジさま>
ぎゃ~どうしよう!オレンジ様の作品に若槻さんが…
なんか良い人そうだし…
この続き読まないと私次が書けないよ~(涙)
若槻さん、チョット悪い子にしようと思っていたので…
考え直します。早くつづき書いて~(お願いのチュッ♪)
ところでノルさん日本に来てないの?
みどり様、いちご様>
今日のぶんちゃんは攻めですね! うーん、かっこいい!
でもこのまま癖にならないようにしてあげてぇ~
やっぱり攻められるぶんちゃんを見るのが好き!
みどり様にキスして貰っちゃったー(恥じらい♪)
いちご様にレスしてもらえる!
天にも昇る気持ちって言うのはこういうのを言うんやろうなぁ~
♪HT♪様>
キムちゃんに抱かれるぶんちゃんが見たくて、ずい分前ですが
キムちゃん書かせてもらいました。
自分じゃ無理なので誰か書いてくれないかな~とひそかな期待。
やっと念願かなって見る事が出来本望です。ありがとうございました。
キムちゃん良かったね!
(また書いてね♪)
keiko 様>
レスありがとうございます。
keiko 様の作品は、みんなが「こんにちは」と挨拶するのが私のつぼ!
あお様>
覚えていて下さってありがとうございました(涙)。
あお様のお話は面白い!頭の固い雪だるまは轟組から飛び出すことが出来ませぬ。
0番様>
ユウキ・コスモ?私はベスが好きでした!(って、人へのレスに反応するな~!自分!)
白星様>
あっ、ワタルだ!
らん様>
レスありがとうございます。嬉しいかったです。
小龍様>
レオンにゆうか、ぶん、この組み合わせが面白い!しかも走ってる~
ぽん様>
「前戯無しで?」
「さっきやったばっかりだから、大丈夫だろう?」
キャ~、なんか勉強になります。
さえちゃんも次はオイル無しで妖しく(怪しくないよ~)頑張ってみます。
♪ノルXぶん親衛隊♪ K 様>
K様(略してごめんちゃい)の作品を読むと、いろいろ背景を想像してしまい、
なんか書きたくなるんです。でも書く力は無いんですけどね…
これからもドンドン過去書いて下さい!
ショーコ様>
素晴らしい長編、お疲れ様でした。本当に涙無しでは読めなかった~
しぃ&壮くん、また書いてくれますよね? (あれ?ワタ&コムの話でしたっけ?)
そうそう、ノルさんは出ません…多分…。
くーろ様>
くーろ様、どうして色んな登場人物をそんなに魅力的にかけるんですか?
尊敬しています。
R20様>
R20様の作品にぶんが出てくるだけで嬉しくて…
ベン様>
さえちゃん危険です。そうしたいです。
リカちゃんのなりきりコスプレ面白すぎ~!2人ともセーラー服が似合いそう。
はつこ様>
そうですね。轟組はみんな揃っているのが良いです。
らん様>
ゆうかちゃん、水クン帰ってきて良かったね。本当にはつこ様の続きみたい。
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ライターの皆様へ No: 4051 [返信][削除]
投稿者:ROM小人 02/03/29 Fri 00:28:35
はじめまして。
夜中にカウンターくるくるしてる小人の一人です。
パートⅠの時からの愛読者です。
ハードエロエロからファンタジー・感動から笑いまで、
幅広い作品群、今、夢中で読ませていただいてます。
登場人物みんな、ここでは、もう独立した人格を持って、
確かに「生きて」いますね。
ライターの皆様の、ご贔屓に対する「愛」をすごく感じます。
(だから、どんな設定でも、素直に受け容れられます)
最近では、ショーコ様(「恋人達」心を揺さぶられました)と
0番様・836様・ぽん様の絡み(?)ですとか、
鹿目乃様・R20様のヱラリー・クイーン状態、
リカタニ一族様の一斉射撃、果物姉妹様のトドぶん連携プレイと、
リレー小説の醍醐味をたっぷりと味わいました。
読み専にとって至福の極みでございました。
勿論その他の方々の作品も、独特の世界観があって、読み応えがあります。
この板がこのまま、嵐に遭うことなく、
お話の花が咲き誇る美しい(ちょっと妖しく耽美な)
花園(「薔薇族の庭」でしたよね?)であり続けますように。
(管理人様、日除け雨除け宜しくお願いします)
皆様を心より応援しつつ、また、カウンター回しに参ります。
お目汚し失礼いたしました。
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こんばんは もう今日は初日だ! No: 4050 [返信][削除]
投稿者:管理人 02/03/29 Fri 00:13:44
今日は月組初日!
なんと舞台稽古が上手くいったそうで 入りが遅い 行けないよー(><)
さて メールいただいた方 ありがとうございます。
システムを変えようと努力してますが もう少し時間がかかるかもしれません。
さて メール頂いた方様 ありがとうございます。
システムを変えて 落ち着いたらメールしますので お待ち下さい。
皆様の膨大なメール 凄いですわ
ありがとうございます。
月の初日 見たいよー 早退なーんて出来ないー
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ちょこっとレス No: 4049 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/29 Fri 00:00:56
>0番様
かよこちゃんは料理が出来るんですね~
ってそんなことよりまとぶ~~ん!!
>Keiko様
ミズくんいかせてくれてありがとうございます(^^ゞ
ゆうかは本当に良く寝るんで・・・ははは
>オレンジ様
訪問者はノルさんじゃなかったんですね
ぶんちゃんはどうするのかな?
>はつこ様
命令出す方も辛いんですね~
「音」がちょっと、続きみたいになっちゃった
帰ってきてからのみずゆうかはあんなんです(笑)
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音 <下> No: 4048 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/28 Thu 23:39:55
え~っと・・・・カギどこにやったっけ?
部屋の前まできたのに、オレって間抜け
カチャ
えっ?
「なんとなく、帰ってくるような気がしたの」
本当かよ・・・ったく
ずっと起きてたのか、お前
手を引っぱられ、そのまま部屋に入る
「お疲れ様」
両手でオレの左手を包み込むようにして
自分の胸の前に持っていき
オレの胸に自分の背中をあてた
「抱きしめて」
「後ろからでいいのか?」
「うん」
オレはあいてる右手でゆうかを抱きしめた
コツン・・・
ん?
コツンコツン・・・・
何の音?
目を開けて音の方をみると、
ゆうかが自分のリングでオレのリングを叩いている
オレの視線に気づくととにっこり笑った
「二人の音だよ。 二人いないと音はしないでしょ」
ゆうかが嬉しそうに笑う
それからゆっくり向きを変えてオレの胸に顔をうずめた
「心臓の音もちゃんと聞こえる」
「あたりまえだろ」
「おかえり・・なさ・・・い・・・・」
「ただいま」
ん?ゆうか?
なんだ寝たのか?
安心しきった顔で寝ているゆうかがたまらなく愛しい
抱き上げてベッドに連れて行く
オレもゆうかと共に眠りにつこう
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>華子様
リングを使ったお話、こんなんでいいでしょうか?(^^ゞ
--------------------------------------------------------------------------------
にぎやかな午後(最終回) No: 4047 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/28 Thu 23:38:18
「ふ~。静かになったな」
「そうだね。ここにたくさん人が来るの始めてだね
アサコ疲れているみたいだけれど・・・・・
大丈夫??」
「ああ・・大丈夫だ。あいつら帰るときちゃんと
スケッチブックちゃんと片付けるしあちこち
引っ掻き回さないからいいよ。オサは疲れていないか?」
「僕は大丈夫だよ。コップ片付けるね」
皆が飲んだコップを片付けるとベットに行き眠っている
ゆうかちゃんの様子をうかがいます。
ゆうかちゃんはシーツにくるまり丸くなって眠っています。
「アサコ。ゆうかちゃん起きないね~」
「そうか・・・・そのうちミズが迎えに来るだろ?
それまでこのまま寝かせておこう」
「そうだね。いっつも思うんだけれどゆうかちゃんの
寝顔かわいいよね~」
「そうだな」
『お前の寝顔の方が可愛いけれどな・・・・』
「オサ。こっちおいで」
「うん♪」
ソファでくつろいでいるアサコのそばへ嬉しそうに
行きます。
自分の膝の上に座らせるとオサちゃんの胸に顔をうずめます。
「アサコどうしたの?」
オサちゃんはやさしくアサコの頭を抱きしめます。
「いや・・・ただこうしていたい・・・・」
「そう・・・いいよ」
そう言ってアサコの頭を優しくなでてあげます。
しばらくそうしていると
トントン
誰かがドアをノックしました。
「ミズさんかな?は~い」
オサちゃんがドアを開けるとミズくんが立っていました。
「こんにちはオサさん。あの・・・」
「ゆうかちゃんでしょ?どうぞ」
ミズくんをお部屋に通します。
「アサコ。ミズさんだよ」
「ミズ来たか。ゆうかはベットで寝ている」
「アサコさん。すみません。また・・・・
すぐ連れて帰ります」
ベットに行きゆうかちゃんを起こし始めます。
「ゆうか。ゆうか」
「う~ん。あれ?ミズさん・・・・・」
「お前はまた・・・ほら部屋に帰ろう」
「うん・・・・」
ゆうかちゃんは眠い目をこすりながら起きます。
「アサコさんお邪魔しました。また寝ちゃって
すみません。また来ます。」
「ああ・・・・また来いよ」
「オサさんお邪魔しました。お茶ご馳走様でした」
「ゆうかちゃんまたね。ミズさんもまた来てね」
「はい。ありがとうございます。
アサコさん・オサさんお邪魔しました」
ミズくんはまだ眠そうなゆうかちゃんをお姫様抱っこをして
部屋を出て行きました。
2人を見送ったオサちゃん。
ドアを閉めてアサコそばへ行き
「アサコ。やっぱり疲れた顔してる。少し寝たら?
膝枕がいい?それとも抱きしめていてあげようか・・・」
「お前の膝枕がいい。夕飯の時間になったら起こしてくれ」
「いいよ。ね。また皆遊びに来てくれるといいね」
「そうだな・・・・・」
そう言うとアサコはオサちゃんの膝に頭をのせ
眠ってしまいました。
--------------------------------------------------------------------------------
音 <上> No: 4046 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/28 Thu 23:35:26
今回の仕事はちょっときつかった
二日間寝ずにとびまわっていたから
でも、朝になる前に戻れたし、無事に終ってなによりだ
ボスへの報告を済ませ長い廊下を歩き、
オレはあいつの待つ部屋に戻る
桜が綺麗だ
もう、春か・・・
いつ帰るか言わずに出てきたけどあいつ寝てるだろうな
オレがあっちの方の、つまり裏の仕事で帰ってくると
決まって抱きしめろと言う
オレもあいつを感じたくって言われるまま抱きしめると
安心したようにホッとした顔をする
そして、必ず
『よかった、心臓の音聞こえるよ』というんだ。
『生きてるんだから当たり前だ』とオレは笑う。
でも、何回かあいつの方からオレを抱きしめに来た事がある
最近だと、コムさんが壮と出て行って、
りかさんと一緒にわたるさんの制裁から帰ってきた時だ
部屋に戻るなりオレを抱きしめにきたあいつ
何か言おうとするオレに
『黙ってて』
といって、しばらくオレを離さなかった
あいつの胸に抱かれて何か妙な気分だったのだが、
不思議とだんだん気持ち良くなって落ち着いた
あいつもオレの胸の中で同じ事を思ってるのだろうか?
そう、思うとあいつを抱きしめる手に力がこもる
たまに、あいつの腕にオレの手の痕が残ってたりするのだが
あいつはちょっと困ったような
それでいてなんだか嬉しそうな顔をしてる
変なやつ・・・
でも、可愛い
早く、ゆうかに会いたい
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ショーコさま No: 4045 [返信][削除]
投稿者:ロムっ子めぐ 02/03/28 Thu 23:34:23
本当にこの2ヶ月間、あなたの小説がUPされるのを
楽しみに過ごす毎日でした。
うっとりしたり、ドキドキハラハラしたり、PCの前で
百面相をしておりました。
素敵なラストに心満たされている一方で、明日からは
恋人達の世界をさまよえなくなることに、とっても
淋しく思っていたりします・・・。
素晴らしい時を、本当にありがとうございました。
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ねぇ、おっじっさっまぁ~ん♪ ←れすやって No: 4044 [返信][削除]
投稿者:鹿目乃 02/03/28 Thu 23:15:50
いや、オッサンはあんたやね。<寧酸
つひに明日が東宝初日といふことで、色々留守になりがちかと思います。
りれーやのに迷惑かけどおしで御免のR20殿。
そもそもコアラは俊敏に様々をこなすのが難しく作られておりまして…(弁解)
>>ベン様
おじさま連発と云えば「ワン・モア・タイム」・・・。
素でタニが「やぁん♪」などと喘ぐ必見の。(…)
膝の裏のエクボ。(崩壊)
タニの画はまばゆく見えてまいりますが、リカせぃらあ、絶対似合うって!!(力説←要らん)
>>管理人様
復旧作業お疲れ様でした(今更)
ご挨拶が遅れまして、本当になんと申し上げてよいやら・・・(呆)
口ベタなもんで・・・(本当に!!!/爆)
>>みどり様
わたくしも新参なものですから、メィル嬉しかったれす。
あ――れぇ――――?? って一人でPC前のちびまる子ですぃた。
>>あや様
陽子は陽子表記でよいでせうか。(ええ、はい。/笑)
>>ショーコ様
いやいや(笑)何かが起こったのだな、と思っておりましたので。(笑々)
長編連載、お疲れ様でした。後ほど再読させて戴きますん。
>>♪HT♪様
にわか嬢はわたくしも将に。
>>836番様
あのですね、オトモダチになってください。(爆笑)
>そーこなくっちゃ、大和じゃないわあ!(←ん?)
そうなの、もう流石。そーゆうことを書こうという意図があったの。(えらいぶっちゃけやね鹿目乃サン)
明日からしばらく魂はみ出てるです。
>>keiko様
波乱をつくりませう。(鬼…)
>>いちご様
大ファンなどと云って戴いて、打ち震えて喜びます。小躍り。(←本気にするから!!/笑)
>>ぽん様
薫子死にかけで淳子錯乱で、
月湖まで大騒ぎしたら流石に不味かろう、と・・・(笑っとけ/爆)
>>あお様
リバーシブル・リカ(名称化万歳!)
人の道にどこまで詰め込まれるのだ? と思案しつつですねぃ。
理代子なかほり。(自分で言いたい/笑)
>>白星様
れーすのベヱル! キャンドルと。どえらい綺麗な画が見えるんですが(笑)
親クリスチャンとかでもいいかなぁと。
薫子ちぁん、思想的にもっと開放的ないめぇじでして。。(呆)
>>R20様
右の頬と左の頬を同時に差し出し・・・(薫にかまけて、なんて・・・ぁゎゎ)
>>K様
なんつー勿体無いことを!!!(うわぁぁんっ!!)
なんかねぇ、れす付けにくいヒトに見えるのかなぁなんて。(笑)
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無事帰還…2 No: 4043 [返信][削除]
投稿者:はつこ 02/03/28 Thu 22:50:26
ちょっと一日外泊しただけで凄い作品の山~~
し、しかもショーコ様は最終回ーーー(あぁぁぁぁぁー大号泣ーーー)
あとで、皆様にレスのレス…
せっかく書いたので、前作に続いて真面目なお話…
前回は真面目すぎてチト暗かったかなと…
少しだけ、軽くしてみた…
軽くの矛先はやっぱりワタルちゃん…(私ったら、また…)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
朝、コムがまだだるい体を引きずるようにベッドから起き出す
昨夜のワタルは激しかった。
コムの身体をいとおしみながら味わうようないつもの抱き方ではなかった。
感情をもてあましてやるせない感情をぶつけるようなそんな…
…いつもそうだ…
誰かを襲撃や狙撃に出した時、決まってワタルはこんな抱き方をして、
そして深く眠ることも出来ずに朝を迎える。
昨日の夜からミズとちー坊がいない。
厨房の人手が足りないから朝から手伝って欲しいとコムはねったんに頼まれた。
きっと今頃二人は危険な任務についているんだろう。
そして、その命令を出したのはワタルさん…
そんなワタルの姿を見て人に命令を出すことの辛さを知った。
受けた人の命がかかっている命令。
辛いねと言うと、この世界に入った時から俺にも向こうにも覚悟は出来てるさと静かに笑う。
誰かが出さなきゃいけない命令なら俺が出すさと笑って言う。
今日も辛いね、とコムは心でつぶやいて厨房に向かう。
コムが仕事についてしばらくすると、何かの感情を押さえたワタルが食堂に入って来た。
食事の入ったトレイを持って行くと、ワタルがコムの手を引いて膝に座らせた。
「夕べ、きつかったろう? ごめんな…」
「そんなこと…」(ワタルさんさっきと違う…)
厨房からねったんが顔を出した「ワタルさん?あの~今日、コムさん忙しいんで…」
「あぁ、ねったん、忙しいついでに悪いけど、
腹ぺこなヤツが昼前に二人帰ってくるから…
半端な時間で悪いけど、なんか好きなもん作っててやってくれ!」
「ワタルさん!はい、まかせて下さい!」ねったんが嬉しそうに厨房に戻る。
厨房に来ていても何も手に付かずにいたゆうかが涙ぐんでいる。
良かったな、とみんながゆうかの頭を優しく小突いている。
ワタルさんが押さえていたのは笑顔…
でも、本当は二人の無事を伝えたくて急いでここに来たんだよね。
普通に落ち着いてるように振る舞ってるけど、ネクタイ曲がってるよ。
うふふ、鏡も見ずに来たんだね…寝癖も付いたまま…
おいしそうに食事をとるワタルの膝でコムが髪の寝癖を手で押さえたり離したりする。
手を離すと髪が持ち上がる。
何をされているのかわからないままにワタルがコムの手を取って微笑む。
良かったね、二人が無事で…
食事が終わったら、ネクタイと髪、直してあげるね。
いつもの一日がまた始まる。みんな揃って…
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薔薇の迷路 ―― 来訪者・1 ―― No: 4042 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/03/28 Thu 22:49:22
昼間、トドがぶんの様子を見に部屋に戻ることはあっても、
トドの執務室のぶんが呼ばれることはめったにない。
(お客って・・・僕に?まさか・・・ね)
胸騒ぎを覚えながら、ぶんはトドの執務室へ足を運んだ。
短くドアをノックする。
「ぶんか。入れ」
「失礼します」
トドの声に促され、部屋に入ったぶんは
全く予期せぬ来訪者の姿に驚きを隠せなかった。
「あなたは・・・!」
仕立てのいいスーツを着た背の高い男は、
ソファから立ち上がると静かにぶんに頭を下げた。
たった一度だけ、ぶんの見たことのある男。
イタリアで、ノルと一緒に暮らしているはずの男だ。
その男がなぜ・・・。
そのまま、立ち尽くしているぶんからトドに視線を移し、男は、トドに尋ねた。
「ぶんさんに直接話をさせてもらってもいいですか?」
「構わない。だが、手短にお願いしたい」
トドは、椅子から立ち上がった。
「トドさん・・・!」
「彼がお前に話があるそうだ。少ししたら戻る」
すがりつくように呼びかけたぶんの視線を避けるようにして、トドは部屋を出て行った。
後に残されたのはぶんと、ノルの“彼”だけだ。
「ぶんさん。突然で驚かれたでしょうが、ノルのことです」
いきなり、男は切り出した。
言われるまでもなく、そうだとわかっていた。
ぶんの胸のうちに大きな波が起こり、ざわめく。
「ノルさんに、何かあったんですね・・・?」
「彼を、助けて欲しい。彼には今、救いが必要なんです」
「何があったんです」
「彼は昔の組仲間の抗争のとばっちりに巻き込まれ、
今、ほとぼりが冷めるまでイタリアにいられない状況です」
「どういうこと・・・?」
男は、無駄のない話ぶりで、簡潔にノルの今の状況を説明した。
一ヶ月ほど前、ノルが組を抜けるために組に渡した伝説のサファイアが組内で盗まれ、
ノルが疑われ追われる身となったこと。
調査した結果、サファイアを盗んだのは
ノルがかつて組で信頼していた仲間であることがわかり、
ノルは少なからずショックを受けたこと。
結局、ノルは裏切った仲間を探し出し、彼と彼の持っていたサファイアを
組に引渡し落とし前をつけさせたこと。
そして今度は逆に、そいつの仲間に追われる立場となったこと・・・。
「そんなことが・・・」
「以前、ノルが命を落としかけ、一時的に記憶喪失になったことがあるのは
ぶんさんもご存知ですね」
「ええ・・・」
苦いものを伴って、古い記憶がぶんの胸のうちによみがえる。
「その後遺症らしいのですが、ノルは時々ひどい頭痛に襲われます。
頭痛といっても軽いものじゃない。激痛にのた打ち回り、床を転げまわるほどです」
「ノルさん・・・」
はじめて聞く話だった。ノルはそんな話をぶんにしたことはない。
男は、静かに話を続けた。
「たいてい、一日もたてば元に戻りますが、今回はいろいろなことが重なって
一度大きな発作を起こし、一時は意識不明の重態に陥りました」
「ノルさんが・・・!?」
ぶんは、全身の血の気がひいていくのを感じた。
「意識不明ってどんな・・・大丈夫なの?今、どんな状態なの!?」
ぶんは思わず男に駆け寄り、自分より頭ひとつ分はゆうに背の高い男の両腕を掴んだ。
「大丈夫、今は命に別状はありません。
ただ、三日三晩意識不明の危険な状態が続きました。
ようやく持ち直して、今は落ち着いています」
「よかった・・・」
ぶんの目から安堵の涙が流れた。
「身体はほとんど回復しています。
ただ、精神的にだいぶ参ったようで、医者からはしばらく静かに養生するようにと」
「ノルさん・・・」
あの、いつも生命力にあふれ、活動的なノルが、病院のベッドで
ひとり静かに横たわっている姿を想像しただけで、ぶんの心ははりさけそうだった。
もし知っていたなら、何をおいてもすぐにそばに駆けつけ
けっしてノルのそばを離れはしなかったのに!!
だが、ノルではなく、トドと一緒に生きることを選んだのは
他の誰でもない、ぶん自身だ。
それでも。離れてはいても。
ノルと互いに心は結ばれていると信じていた。
二人の間に強い絆があると信じていた。
もし何かあったら、ノルのために命を捨てる覚悟が
あると以前キムに言ったのもけっして嘘ではない。
だが、現実はどうだ。
どんなに強い気持ちがあろうと、知らなければ、何も出来ない。
もしこの男が知らせてくれなければ、
自分はノルがそんな状況にあることなどつゆ知らず、
トドのそばで幸せに、安穏と平和な毎日を過ごしていたのだ。
「一緒に生きない」ということは、そういうことだ。
その動かしようのない残酷な現実を目の前につきつけられ、
またそのことに言いようのないほどの衝撃を受けている自分に
ぶんはめまいを覚えた。
ゆらり、と傾きかけたぶんの身体を、男が素早くささえた。
「大丈夫ですか?」
「・・・・・・」
どうにか気力で持ち直して、ぶんは男の腕から抜け出した。
がっくりとぶんはうなだれ、力なく首を振った。
「それで・・・?僕にどうしろっていうんです?
ノルさんには、あなたがいるのに」
男はほんの少し、沈黙したが、やがて意を決したように口を開いた。
「ノルが愛しているのは、あなただ」
「・・・・・・!」
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ノルさんじゃなくってすみませんっっ。
しょっぱなから皆様の期待を裏切るオレンジ。うぎゃーーーー(自己嫌悪の叫び)。
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レスだけ No: 4041 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/03/28 Thu 22:47:13
R20さま 薫子ちゃん、けなげだわ。鬼畜淳子おねいさまとし幸せになって欲しいーー。
いちごさま キムくん、ついにっ!「攻め」モードのぶんちゃん大人っぽくてス・テ・キ。
>恋・・・してますよ。初めから、失恋してるけど。 あ~ん。Hなのに切ないですよー、いちごさま。
あおさま リバーシブル・リカ!!!!シンプルかつ的確な称号だわ~~~。素晴らしいっ。
あの、オレンジの書いたものよんで、変なもの「来た」らすみません。
白星さま かよちゃん、可愛いぞ。おおっ、またワタルくんが邪魔しに来たの~!?
あの、もったいないお言葉ながら、保存はしなくていいです・・・(恥)。
雪だるまさま まひるちゃんがぶんちゃんに愛想ふりまいてる間に、裏ではこんなドラマが繰り広げられてたのね。
轟組、奥が深いわ~。しかし、さえちゃん、やられっぱなしやな・・・。誰か彼女(彼か?)を幸せにー。
keikoさま ちゃんとくららちゃんにもお茶(ミルク)出してあげるオサちゃんが可愛いっ。いいなあ、暖かそうなお部屋。
くーろさま いよいよ、腰の重いお方(笑)も、お出ましで。ノルトドの対決が!?
ぽんさま >「じゃ、抱いて!」「おう!」←この「おう!」って言うワタルくんが好き。まんま(笑)。
みどりさま いきなり利太郎モードのぶんちゃんツボだわー。みどりさまのトドさん、だんだん可愛くなってません?
>この板のぶんちゃんの身体がHなのではなく、作家の私達がHなせいです。 ←あの、私、入ってませんわよね・・?
♪HT♪さま >でもトドさんに逢いに来たんじゃないよね?(爆) おおおーーそういう展開もあったか~~~!!!
ベンさま 学ラン!!タニの温もりの残るせーらあふく!!うぎゃーーーー。成り切りりかちゃん最高ですーー。
0番さま えっ?いきなりかよちゃんが・・・?しかたないな・・・って?まとぶーーんっ!!
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間違い発見 No: 4040 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/03/28 Thu 22:31:06
他にもあるかもしれませんがこれだけは・・・すみません
>>俺は変態エロオヤジか・・・・)それ例外の何者だというのだ。←それ以外
の、ですよね。なんでこう間違えたかナゾだ・・・
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今日も良い涙流してますレス。 No: 4039 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/03/28 Thu 22:11:16
>0番さま。「オレ、ごはん作ってもらったのなんて初めてだ」 私、こうい
うセリフに弱いみたい・・・。
>みどり様。いっそうパワーアップしたエッチ、感服いたしました。私も明日
から始まるガイズ&ドールズに負けることなく頑張りますっ!トドぶんも大分
変わってきましたのねえ。しみじみ。
>いちご様。ふうう。私もメロメロでなんだか腰がヘロヘロなかんじ。やさしい
なあ、ぶんちゃんのエッチ。だからずっとでもぜんぜん平気よ~。にしても昨
日今日と、最近ここのぶんちゃん本当に凄くありません?
>ぽん様。ということはコムちゃん一糸まとわぬ姿でバルコニーにいい?
ほ、ほてり~ブーッ。またもや貧血。 ワタルの「じゃ、治療」と「ご褒美」
も可愛かった~。
あはは、私も読み返したら「次はリカさんの萬(番)」になってた・・・(汗)
>keiko様。出た~。また皆寝てるうー。 「ゆうかはここに来るとたいてい寝
る。」と言い切られてるのもなんだかおかしい。(笑)
>くーろ様。「あなたが本当に欲しいモノ・・・」そうか、エッチな想像してい
た私っていったい・・・でもついに言わせたリカさんかっこいい~!!
やっとトドさんの計画が動き始めたのかしら~上手くいくといいなあ。
トドさん早く元気になってね。風共ももうじきですね。
>雪だるま様。さえちゃんのワザ素敵です。学びたいこと多し。でもぶんちゃ
んへの嫉妬は危険そうだあ。
>白星さま。そのビデオ見れば思い出すんじゃないの~、なんてしょうもない
こと考えてしまいました。そーいうもんじゃあないですよね。
ワタルの登場には妙に心配。
>ひかり様。ううーわかりますー。「アキレス腱切られて、歩けなくてお姫様
だっこ」のコムちゃんに惹かれる気持ち。ホント今考えてももの凄い麗しい設
定でしたね。お友達にだけは、黙っていましょ~。
>會津ニ十様。何やら難しい事を考え、悩む淳子。とってもスエクスイーに見
えてしまふ。「わ、わたくしも、そのうち書いて・・いいっすか?。」って、
もうその言葉をお待ちしておりましてよ。タニでもリカでも私に書けなかった
セーラー服エッチ現代版(なんだか色気のないタイトルですな)お願いします~。
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レスです。 No: 4038 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/28 Thu 22:08:56
>0番様
レスありがとうございます。
0番様アサコちゃんのお部屋に訪問希望ですか?
アサコちゃん締め出さないので大丈夫です。
ぜひぜひ・・・・・
かよこちゃんのエプロン姿見てみたいです。
かよこちゃん工事現場に連れてかれちゃった・・・
大丈夫ですよね?
>いちご様
レスありがとうございます。
アサコちゃん優しいですか?
嬉しいです。
ブンちゃんキムちゃんとついに・・・・・
キムちゃん良かったですね。
>らん様
レスありがとうございます。
ミズくんお迎えに来てくださるのですね?
お待ちしております。
>ベン様
タニちゃんいつのまに学ランなんか持っていたのでしょう?
私もリカちゃんの写真欲しいです。
>あお様
レスありがとうございます。
タニちゃんとくららちゃんまた遊びにきて
もらいました。
前からくららちゃん書きたかったんです。
リカちゃん今よりも色っぽくなってしまうのですか?
う~ん気になります。
それよりタニちゃんは?
眠ったままなのでしょうか?
>みどり様
逆襲編ですね。
トドさんを攻めちゃうブンちゃん・・・・
好きです。
>HT様
レスありがとうございます。
>ぽん様
レスありがとうございます。
「受」組のティータイム・・・・・
そこにアサコちゃんではなくワタルくんがいたら
大変なことになっているかと・・・・・・
ワタルくんとコムちゃんバルコニーで・・・・
誰かに見られちゃいますよ。
ワタルくんに「僕のことどれくらい愛している?」って
聞くコムちゃんもかわいいです。
--------------------------------------------------------------------------------
セピア・4 No: 4037 [返信][削除]
投稿者:0番 02/03/28 Thu 21:27:25
気がついたら、書き込みが4,000を超えているのですね。
ライターの皆様、これからもがんばって書いてください(笑)
ロムの方もレスくださるととても嬉しいので、よろしくお願いいたします。
管理人様、いつもお世話になっております。
************************************
台所にも冷蔵庫にも食料がなくなってしまって、買い物に行かなきゃな、と
かよこはため息をついた。
まとぶんは、まだ当分帰ってこない。
インスタントやレトルトでは栄養が偏るから、どうしても食料品の
買い置きはできなくて、買い物はときどきしなくてはならない。
(ちょっと手の込んだもの作ると、あいつ喜ぶし)
することもなかったから料理をするようになって、たいしたものは
作れないけれど、まとぶんは喜んでくれる。
いくら一生懸命食事を作っても、父はなんだかつらそうな顔をするばかりで
喜んでくれなかった。エプロン姿のかよこを見ると、目を背けた。
自分が何か悪いことをしたのかとたずねても、父は首を振るばかりで
答えてもくれなかった。
父の目に、かよこはかよことして映してはもらえなかった。
でも、まとぶんは。
初めてかよこが食事を作ったときに、まるで子供のように喜んだ。
(すごい、あんた料理できるんだ)
そんなたいしたものではなくて、ただご飯と味噌汁と目玉焼きを
作っただけだったのに。
(そんなすごいものは作れないけど……)
(だって、オレのために作ってくれたんだろ。オレ、ごはん作って
もらったのなんて初めてだ)
最初だからお世辞なのかとかよこは思ったが、それからずっと
食事のたびにまとぶんは嬉しそうに食卓について、幸せそうに食べている。
かよこと目が合うと、にっこりして言った。
(あんた、エプロン似合うな。オレの奥さんみたいだ)
しゃもじと茶碗を持ったまま絶句するかよこに、平気な顔で続ける。
(みたいじゃないな。あんたオレのだから)
しょうもないことまで思い出して、冷蔵庫の前でかよこは一人で赤くなった。
もう時間は夜中だけれど、人が少ないのに越したことはないし、
スーパーはだめでもコンビニがあるし、と財布をつかんで外に出る。
深夜のコンビニは昼間と客層が違って、しかも案外人は多い。
雑誌コーナーでずらりと並んで立ち読みしている男性陣の後ろを通って、
適当な食材をカゴに放りこんでいると、なんとなく視線を感じる。
視線や気配に敏感なかよこは知らぬそぶりで買い物を続けたが、
雑誌コーナーの一角の、フリーター崩れのような三人組から
執拗な視線がまとわりついてくるのは不快だった。
レジで支払いを済ませて店を出ると、案の定三人もついてくる。
アパートに向かうのは良くないと思って道を変えると、すっと
横をはさむように並ばれた。
残る一人が前からのぞきこむようにして声をかける。
「あんたさあ、男?女?」
不躾に聞かれて、かよこは内心の苛立ちを抑えて男です、と答えた。
なんだ、とあきらめるかと思いきや、彼らはとんでもないことを口にする。
「じゃあ妊娠する心配ないじゃん。俺らとやんねえ?」
「……やりません」
妊娠しようがしまいがごめんだ、と思いながらかよこは敬語を使う。
「んなこと言わないでやろうぜ。楽しませてやるからさ」
両側の男たちがかよこの両腕をつかまえる。そのまま強引に
建築中の工事現場の方に連れていく気らしい。
まだコンビニからさほど離れていないので人通りはないこともなかったが、
それがかえってかよこを動かせなかった。
こんなところで騒いだら、人目についてしまう。
しかたないな、とかよこは腕の力を抜いた。
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追加レス No: 4036 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/28 Thu 21:19:39
>いちご様
キムちゃんとぶんちゃんついにやったんですね~
「初めての男になりたかったから・・・」
きゃ~、ぶんちゃんったら(*>∇<*)
一話すべてHもいちご様のなら素敵です♪
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前向きに行こう (終) No: 4035 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/03/28 Thu 21:12:37
甚だしく歪められたキムの顔に、ブンの胸が痛む。
「キム・・・キム?辛い?・・・やめよう、か?」
「いっ、いえっ!」
キムが首を振って、シーツを鷲掴みにする。
「僕に掴まって・・・爪立てても、いいから・・・」
「ブンさ・・・っぁぁあっ・・」
キムを気遣って動かずにいたブンの腰が、ゆっくりと回される。
叫びは消え、喘ぎが現れ、苦痛の表情に陶酔が浮かびだす。
体中がブンで埋め尽くされた感覚に、身震いする程の悦びを感じた。
ブンさんが、俺の中に・・・し、あわ・・せ、です・・・
「はっ・・・あ・・いい・よ・・キム・・・」
眉間を寄せ、荒い息遣いで腰を動かすブン。
この顔が見たかった・・・ボスに攻められて感じている顔。
やっぱり色っぽいです。
「ブンさ・・・俺っ・・・もう・・はぁあ・・・」
奥に到達され、突き上げられて、背中が反る。
意識が遠のき、声は天を突く。
ブンさんが、俺の胸に倒れてく・・・る・・・
暫く意識がなかったのだろうか、キムが目を開けると、
ブンがそっと頭を撫でていた。
凛々しかった顔が、いつもの優美な表情に変わっていた。
「大丈夫?」
ハッとしてキムが体を起こす。
「あ・・・はい。・・・あの、どうして、俺なんか・・・?」
「誘ったのかって?」
キムがコックリと頷いた。
「可愛いから・・・かな。経験させてあげたかったっていうか・・・。
それに、いつか、って約束しただろ。」
「でも、それはブンさんを抱かせてくれるっていう。
あ、いや、その・・・まさか、俺が抱かれるなんて・・・」
ブンが暖かい眼差しをキムに向ける。
「(将来、キムは僕を抱くんだよ。素敵なおじ様になって。)」
「え?何て言ったんですか?」
「ううん。大好きだよ、キム。
ホントはね、キムの初めての男になりたかったから。」
ブンがペロッと舌を出した。
キムがポッと赤くなる。
「俺も・・・ブンさん大好きです。
初めての人がブンさんで幸せです。」
ブンが優しく微笑んで、おでこにキスをした。
「ありがと。良かった。」
でも、ブンさんの好きは、俺とは違うんですよね。
「俺も、欲しいな。ブンさんみたいな恋人。」
「僕みたいな?やめといたほうがいいよ。
大事な人、傷付けてばっかりだからさ。」
ブンが、少し哀しそうに笑った。
「わかってて こういうことしちゃうしね。それでもいいなら
・・・僕に、恋してみる?」 (←夢シェイ、使ってみたかった^^;)
「え・・・?」
「クスッ・・・冗談だよ。」
キムの髪をクシャッとして、ブンがベッドから下りた
恋・・・してますよ。初めから、失恋してるけど。
「からかわないでください・・・」
「うん?」
「冗談なんか、言わないでくださいよ。」
キムが顔をしかめて俯いた。
唇を噛んで、遣りきれない顔をしている。
キム・・・?まさか、本当に・・・僕のことを?
ブンがそっと、キムの頭を抱いた。
ごめん・・・傷付けちゃったかな。
どうして僕って・・・
俺のブンって、今の僕のことだったんだ。
おじ様になっても、ずっと想っててくれたんだ・・・。
ありがとう、キム。
でもその気持ち、気付かないふりするからね・・・
「ごめんごめん。きっと可愛い恋人ができるよ。
それとも、カッコいい恋人に今日みたく抱かれたい?」
キムが微かに微笑んで顔を上げた。
「ブンさんに抱かれて、嬉しかったです。
でも、いつかきっと、ブンさんに相応しい男になって ブンさんを・・・」
キム・・・
「うん、約束だもんね。楽しみにしてるよ。」
ブンがキムの顔を包んで、軽く口付けた。
俺、いつかあなたを征服します・・・
「さあ、もうおやすみ。」
「はい・・・ありがとうございました。」
そう言って頭を下げたキムの目尻が光っていた。
ブンの部屋を出て、キムの足は厨房に向かった。
目を擦りながら、鼻を啜る。
「グスッ・・・腹へっちゃったな。何か食べないと寝れないや。」
なに泣いてんだろ俺。ブンさんはボスのものって最初から
わかってるのに。
落ち込むなんて、俺らしくないよな。憧れのブンさんに抱かれたんだ。
うん。最高にいい日だったじゃないか。
堂々とブンさんを抱けるように、恋人だって出来るように、
いい男になるぞぉ!!
「今日も元気だ ごはんが美味い!」
あっ、いてて・・・明日仕事出来るかな。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
ひかり様、HT様、こんなんですみませんm(_ _)m ぺこぺこ
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レスで~す♪ No: 4034 [返信][削除]
投稿者:らん 02/03/28 Thu 21:08:48
>ショーコ様
大作、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m
毎晩PCの前で叫んだり泣いたりしていましたわ。
コムちゃんに渡したかったプレゼント、あれだったんですね
コムちゃんがわたる君のもとに戻れて本当によかった♪
壮君も格好いい!!
>小龍様
ぶんちゃんはゆうかちゃんをつかまえたのでしょうか?
ゆうかちゃん、なんて答えたのかしら(笑)
>いちご様
きゃ~いよいよぶんキムですねっ
>白星様
まとぶんったら全部ビデオになってるなんて、すごっ
>keiko様
ゆうか引取りにミズくんいかせます~
>くーろ様
いよいよトドさんイタリアですね
>ぽん様
わたるくんとコムちゃんバルコニーでやっちゃったのね
きゃっ誰かにみられてたかも、むふふ
>みどり様
逆襲編だわ~
ぶんちゃんの攻めって何気に好きかも(笑)
>あお様
リカさん、リバシ(笑)
>ベン様
リカちゃんの、その写真欲しいです(笑)
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前向きに行こう 2 No: 4033 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/03/28 Thu 21:04:46
下を向いたまま目を見開き、キムが床の一点を凝視している。
「どうしたんだ?姫抱きして欲しい?」
キムが弾かれたように立ち上がった。
「ひっ姫抱きなんてブンさんに出来るわけ・・・それなら俺が!」
キムが言い終わらないうちにスッと腕が差し込まれ、横抱きされていた。
「わっ!!やめてください。重いですよ、下ろしてください!」
「確かに、ちょっと重いな。」
ブンが片目を瞑る。
「ブンさん!!!」
「大丈夫だよ。僕これでも力あるんだから。ああ!暴れるな。
落としちゃうだろ。」
キムをベッドに下ろし、ブンがガウンを脱いで上にのし掛かった。
一糸纏わぬブンの肢体に目を奪われる。
うわっ・・・生ブンさんだ!!!なんて・・・綺麗・・・
「ブンさん、綺麗です・・・」
ふと、ブンの眉が下がった。
「綺麗じゃないよ・・・僕の過去、話しただろ。
嫌じゃないか?こんな僕に抱かれるなんて。嫌なら・・・」
「嫌じゃないです!綺麗ですよ・・・抱いて、ください。」
ブンが表情を崩して微笑み、キムの頬に触れる。
「怖い?」
「す、少し・・・」
「誰よりも優しくしてあげるから、安心して・・・僕に、委せて・・・」
はい・・・どうにでもしてください。
ブンさんの、息がかかる・・・
艶やかな唇が再びキムの唇を捕らえた。
「ん・・・ん」
ブンさん、甘くて、蜂蜜のようです。
ブンの唇が首筋に移り、這わせた舌が耳に上がる。
「あ・・・はぁ・・・」
バスローブの紐が解かれ、体が空気に晒された。
「きれいな肌だな。思ったより逞しいんだ。」
まだ誰も触れたことのない緋色の粒を、指先で緩やかに弄ばれる。
切ない声が口から漏れ、キムが唇を噛み締めた。
俺・・・こんな声・・・?
「恥ずかしくないから・・・声だしてごらん。」
緋の粒を唇が吸い、舌が突つき、歯が擦る。
しなやかな指が躰を滑り、やがて敏感な場所に辿り着いた。
「もう、こんなになってる。」
「うぅ・・・はぁ・・・」
ブンの顔が、胸から下腹へと移動していく。
両手で包まれたものが口内に飲み込まれ、初めての快感に
身を震わせた。
「あ、ブンさん・・・そんな・・・」
嘘・・・ブンさんが俺の・・・を・・・気持ちいい・・・
ああっ、そんなにされたら、もうっ・・・
「もう・・・ダメです。離してくださ・・・」
ブンの口から逃れようと、キムがずり上がる。
「イッていいんだよ。」
「ブンさんの・・・口になんて、出せま・・・せ、んっ」
「いいから・・・一度イッたほうが楽だよ。」
そんな・・・ああ、でももう・・・ダメだっ
「ブンさっ・・・!!!」
先端を舌で浄めながら、ブンが唇を外した。
「気持ちよかったか?」
放心して天井に張り付いた視界を、ブンの笑顔が遮った。
キムが切なく、その笑顔を見つめる。
「キム?」
なんでこんなこと してくれるんですか・・・
キムはガバッと体を起こすと、逆にブンの下腹に顔を埋めた。
「キム?!」
「今度は俺が!」
ブンさんも、気持ちよくするんだ!
「キ・・・ム・・・はぁ・・・」
やんわりと頭を押さえつけられ、白い五指の間から、
キムの髪が零れては掬われる。
ブンさんが感じてる。もっと感じて・・・
「もう・・・いい、よ・・・離して。」
「嫌です。」
「あ・・・ぁ・・・嫌って、ダメだよ、出ちゃうだろ。」
「ブンさんも出してください。」
「なっ・・・無理・・・するな。」
「してません。」
「キム・・・んっ・・・」
ブンが仰け反り、声もなく果て、キムが唇を舐めて顔を上げた。
体を起こしたブンが、頬を緩めながら睨む。
「ばか。」
「はい。」
ブンが肩を竦ませて、照れ笑いした。
「もう一度・・・元気にしてくれるか?」
キムは満面の笑みを返し、また顔を埋めていった。
「キム・・・上手だよ・・・」
ブンさん・・・ブンさん・・・俺、ブンさんが・・・
キムの頭を上げ、ブンが口から逃れた。
体を返して両肩を押しつけ、射るような瞳で見下ろす。
今日のブンさん、男らしい・・・
「いいか?」
「・・・は・・い。」
膝を立てられ、全身が染まる。
足を広げられ、あまりの羞恥に顔を逸らした。
熱い尖端が押しつけられ、きつく目を閉じる。
静かに押し入られ、激痛が走り抜け、くぐもった叫びが轟いた。
「く・・・ぅっ、痛いだ・ろ・・・ごめんよ・キ・・・ム。」
「ブン・・・さ・・・!!」
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
一話全てHシーンてどういうこと?>自分!
だって手が勝手に~ もうっ(泣)
--------------------------------------------------------------------------------
れすです No: 4032 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/03/28 Thu 20:59:32
・K様 ノルブン、二人一緒にいるのがあたりまえって雰囲気が
ひしひしと伝わってきます。いいなぁ・・・
・小龍様 面白かったですー!ゆうかちゃん捕まえてほしい~
それぞれのアレが納得でした。(笑)
・オレンジ様 うわぁ、ブンちゃんが愛の迷宮入りでしょうか。
素敵なノルさんが出てきそうですねぇ。
・あお様 >唾液で、滑らかに・・・爆死! エリ王すーごーいー!
りかさんこれ以上色っぽくなったらどうなっちゃうの??
・ショーコ様 たくさんの感動をありがとうございました。皆、幸せ
なりそうでホッ。またお出まし下さいますよね?
・R20様 笑って頂けたなんて幸せ~。淳子と薫子は触れ合え
なくても幸せ・・・切ない~。触れ合おうよー(爆)
・白星様 まとぶんビデオ全て撮ってたのねー。
ああ!ワタルに逢っちゃった・・・
・雪だるま様 面白くなりそうでワクワク。沢山続けて頂けますように。
そうかー、さえちゃんも使ってたのか。
・くーろ様 りかさん素敵だー。うえーん、トドさんが・トドさんが・
泣いてるぅぅぅぅ。「ブンに会いたい」だなんてっ(泣)
・ぽん様 >「じゃ、抱いて」「おう!」 なんてノリのいい(笑)
微笑ましくていいですね。
あー、ダメダメ、期待しないで下さい!
・keiko様 ゆうかちゃん毎日お疲れなのかしら。水くんのせいかな?
アサコちゃん優しいですね。
・みどり様 ブン攻めにはリベルタンゴとインプットされてしまいました。
で、私達って、誰?(爆)
お宅のブンちゃんはパワフルですねー。凄いわ。
もう、ホントに面白い!!
・0番様 愛を知るほど恥ずかしくなる。胸きゅんだわー。
オレンジ様の上に私が乗ってそれを0番様が食されるの?
いや~ん。私達相手には攻めですのね。(爆)
ベッド以外にも様々な設定使わせて頂いていると思います。
いつもお世話様でございます。ぺこっ
・HT様 お気に召すかしら・・・アップするのすごく恥ずかしいのよー
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リカタニの妖しい昼下がり No: 4031 [返信][削除]
投稿者:ベン 02/03/28 Thu 20:55:55
うひょ~エリ王の力でリカさんもっと艶っぽくなってしまうの?大変だあ。
リカさんのセーラー服というのは、実は言葉のあやで・・・という言い逃れはもう
無理みたいですね。
観念して書きますか。でも多分ご期待には添えてないです~。
・・・・・・・・・
リカは汗ばんだ体を起こすと、タニのまくれたスカートを直し、自分もズボン
を履いた。タニも目を覚まして恥ずかしそうに膝を合わせると、スカートの裾
を引っ張りながら起きあがった。
リカはタニのそのしぐさに目眩を覚え、吸い寄せられるようにフラフラとまた
ベットに近付く。
「タニ・・・もう一度・・・」
「えっ、ダメだよ。次はリカさんの番だからねっ。」
「たのむよ・・・」
「ダーメっ。ああ・・・・」
リカはタニの両脚を引っ張って覆い被さろうとしたが、タニの鋭い蹴りが見事
にリカの股間に入った。
「ウギャ・・・・たーたーた・・・・」
飛び跳ねているリカの横をすり抜けると、タニはさっさとセーラー服を脱ぎ、
裸でクローゼットに近づいて学ランに着替えた。
「なっなんだあ・・・?」
「何って、見てのとうり学ランだよ。」
(タニ・・・。いっ、いつの間にお前もコスプレマニアに・・・)
「はいっ、リカさんはこっちね。脱いだままで悪いけど。」
タニに手渡されたセーラー服はまだ暖かかった。
(うっわああ~~~。タニの温もりの残るせーらあふく・・・いかんいかん、
俺は変態エロオヤジか・・・・)それ例外の何者だというのだ。
セーラー服を身につけていくリカを、タニは不思議な思いでながめていた。
スカートからスラリと伸びた華奢な脚。腕の長いリカには少し足りない袖丈。
細い手首がいやでも強調される。
恥ずかしそうに上気させた頬は、先ほどまでの中年オヤジとはまるで別人だ。
愛らしく噛みしめた唇は赤味を増し、濡れて輝いているように見える。
「リカさん・・・・すっごく可愛いよ・・・」
「そっ、そうかあ?(やぱりい?)しっかし、こんなスースーしたもん、世の
オンナどもはよく履いてるよなあ。あの色気皆無のルーズソックスを履きたく
なる気持ちも少し分かったぜ・・。」
「・・・ど・・どう・・したい?」
「えっ・・・・(うわっ・・・タニの声がいやらしくかすれてる・・・)」
潤んだ目をしてタニがリカに近づく。
「リカさんは・・どんな風に抱かれたいの?・・・まさかセーラー服で男子生徒を
押し倒したりはしないよ・・ね・・・・」
「バッ、バカやろー。俺は泣く子も黙る成りきり極道だぜっ!!おっといけねえ、
成りきり、成りきりっと・・・」
リカは長い睫毛を伏せると鏡に向かい、己の姿にしばし見入った。
当然のことだが、タニが着ていた時とは、だいぶ雰囲気が違う。
薄い胸と、ヒョロッとした手足のせいだろうか。
タニが溌剌とした健康的な学級委員タイプだとすると、リカは華奢でおとなし
い美化委員か図書委員といったかんじだ。
「うんっ。全身の着こなしは良いな。問題は髪型だ・・・。チリチリパーマは
いかんよなー。」
多めのミストと櫛で髪をしっかり伸ばすと、センターパーツにし、サイドは頬
にかかるように少し内巻きにした。
(かっ・・可愛い・・・またもや完璧だ・・・。俺ってど~して、こう何でも
似合っちゃうんだろーなー。)
リカが自分の世界に入ったことにタニが気づくのに時間はかからなかった。
「おっ、そうだっ!タニっ、ちょっと・・・」
やっとお呼びがかかり、いそいそと近寄ったタニに渡されたのはポラロイドカ
メラだった。
「今からいくつかポーズをキメるから、撮っといてくれ。」
「う・・・うん。」
「いくぜっ! 先ず、『窓辺にたたずむ美少女S』」
パシャ。
「次は暖炉だ・・・『ペチカと私』」
パシャ。
『くららとの優しい午後』
絨毯に寝そべり、くしゃくしゃの顔でくららにチュー。
パシャ。
「『おしゃまなリカちゃん』いいなっ、これは色んな顔するから全部撮れよっ!」
「フー(ハイハイっ、もう何でもお好きに・・・)」
ほっぺ膨らませたり、悪戯っぽくウインクしたり、唇をとんがらせて寄り眼を
したり・・・
リカさんってば、もう自分しか見えてない・・・・
・・・・・
エッチなしでしたあああ。
えっ、それを期待してました? はっはっは。(書きにげっ!)
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レスしますレス No: 4030 [返信][削除]
投稿者:0番 02/03/28 Thu 20:46:10
>keiko様。
何も考えずに書いているので、続けられるかどうかが怪しい私の
行き当たりばったり話なのですが、とりあえず続いています。
いつか私もオサちゃんとあさこちゃんのお部屋を訪問したいですが、
あさこちゃんに蹴りだされること必至でしょう(笑)
>ぽん様。
真夜中に歌うわけは・・・あら言えない(笑)
コムちゃんの読んでた本は、ぶんちゃん経由ですか?^^;
>みどり様。
確かに私も思いました。私達って・・・達って・・・ぶんちゃん書いた
ことのあるすべての方をさしているのでせうか?
そして汚名って・・・この板のぶんちゃんをHと言うことさえ許されない
とは・・・どのぶんちゃんをHと言えばよろしいので?(意味が違う)
>HT様。
わざわざお断りを入れてくださらなくても、「終わりの5分しか聞いて
なかったけど、結構感動したよ」というセリフには私も爆笑でしたわ。
ぶんちゃんらしくて、さすがです^^
>あお様。
リバーシブル・リカ(笑)何か、名誉ある称号のようですね。
イデの発動は、まだですか?(爆)
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悠淳・・・20 No: 4029 [返信][削除]
投稿者:あお 02/03/28 Thu 19:38:39
倒れているリカの上で、声がした。
「人間で、これだけできるのなら、大したものだ
私にこんな声をあげさせるとは・・・へただったら、さっさと放りだそうと
思っていたのだが・・・お前に私の最初で最後の初めての男という称号を与えよう。
これが最後だ、もう誰の攻めも受けない。」
「・・・・なん・・だと?」
「あのキスを受けた時からわかっていた。リバーシブル・リカ」
「何?」
「あれだけの攻めができるのなら、私の攻めも、受けられるはず。」
「せ、攻め?リ、リバーシブルって・・・」
扉の外では、兵士たちが息を殺して、中の様子に聞き耳を立て、
状況を伺っていた。
「私がなぜ、お前をここに呼び、チャンスを与えたと思う。リバーシブルとわかったからだ。
一度、受けにまわってもみたかったが、へたなやつでは、ごめんこうむる
だが受けるだけでは、おもしろくない。、そいつを攻めなければ、私の気がすまない。
リバーシブルでなかなかの技術の持ち主であるお前は、ちょうどよかったぞ、リカ。」
(リバーシブルって・・・正しい使い方は、そういう意味と違うだろう・・でも、まさか・・)
リカの頭の中が少し混乱し始める
「お、おい・・まさか、今度は反対に?」
「当たり前だ、受けるだけで、すんでたまるか。安心して私の攻めを受けろ。」
リカは、一瞬逃げようとしたが、なぜか動くことができなかった。
疲れきっていたからという理由ではない何かがあった。
有無を言わせぬ迫力と、抵抗できないオーラのようなものがエリ王の全身から溢れていた。
(あ、・・まだまだ、俺は、ガキかもしれない。こんな力は、まだない・・
上には、上がいる・・・)
そんな事を考えていられたのは、一瞬だった。
リカの全身に、強い電流が走り、身体が大きく仰け反った
「な・・・・あ・・あ・・・ぁぁぁぁぁぁ」
疲れ切ったリカのわずかに開いた唇から、掠れた声が漏れる。
「私は、望まれても、そう誰でも抱くわけでは、ない。
喜ぶがいい。私の攻めを受けたものは、みんな艶っぽく、色気が出る。」
「・・・・う・・・(そんなもの・・・今の・・ままで・・充分・・だ・・・いら
ねぇ・・)・・・あぁっ!!」
「もっと、いい男にしてやる・・・もっと・・・もっと・・・」
エリ王に全身を愛撫され、貫かれ、何度も突かれているうちに、
リカのプライドは砕け散った
あ・・・・もっと・・・激しく・・・もっと・・壊して・・
いつの間にかそんなことばを口にしていた。
「あ・・ぁぁぁぁぁぁ・・・」
リカの意識は遠くへ飛んだ・・・。
廊下で聞いていた兵士達は、そうか、あいつは、今は抱かれているみたいだけど
抱くこともできるんだ・・・と思った
全員、声を出さずとも思いは同じ・・・。
無言のまま、目で語り合った内容は・・・ことばに出さずとも、一致している事は、わかった。
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レスです No: 4028 [返信][削除]
投稿者:あお 02/03/28 Thu 19:30:42
オレンジ様 オレンジ様のシリアス路線って、結構、「来る」ものがあるんですよね。
なんだか、ぶんちゃんがすごく、悩みそう。
0番様 歌の主は、みんなが思った人で、いいのでしょうね。
このあとも、何か出てくるのでしょうか。
ところで・・・・
>小宇宙って、コスモって・・・ユウキ・コスモ?(さらに爆)
うわーーーっ!!こういうレスが帰ってくるとは、思わなかったーー!!
「ルゥを泣かせるなっ!」←今、急に思い出した。
しずく様 また、どこか行こうと思いついたら、ぜひ、みんなに知らせてと
ワタルくんにお伝えください。
雪だるま様 私、覚えてましたよ。いちご様の作品を再アップしてくださった人だもの。
さえちゃん、ぶんちゃんとまひるちゃんが一緒のところを
見てしまったのですね。ノルさんのところに行って、このあとは?
keiko様 きゃー、うれしい。タニちゃんが、くららを連れて、やってきたーー。ありがとうございます。
だんだんと、あさこの事、怖がらなくなってくれるといいなー。
ベン様 みなさんの期待が、かかっているようですが、
リカちゃんセーラー服は、出るのでしょうか。なんかリカちゃん、
適当にごまかして、着ないような気がするーー。
でも、見たいなーー。見たいーー。タニちゃんの反応も、見たいーー
「さすが、リカの男である。」←これ、ツボに入りました。
白星様 ワタルくんが、出てきたーーー。もしかして、記憶を取り戻すきっかけになるのでしょうか。
K様 いつもの、ノルぶんに戻れたのかな。変わらない態度で、ノルさんに接する、ぶんちゃん、いいですね
らん様 120パーセントも日輪も、小宇宙(コスモ)も、もしかして元ネタ、わかりましたか?
日輪のやつは、ちょっと、マイナーかなと思ったんだけど、ちょっと感動。
小龍様 心理テスト、最高(笑)笑えます。
ショーコ様 長期連載、お疲れさまでした。途中、悩みながら(?)書いた時もあったのでは?
確か、パレンタインデーあたりの頃から始めたのではなかったでしょうか。
(記憶違いだったら、ごめんなさい)
最初、読んでいた頃は、まさか、こんなふうに、展開していくとは、思わなくて、
ワタルくんとコムちゃん、しぃくん、壮くん・・
それぞれ、ハッピーエンドになると思いつつも、その展開には驚かされる事ばかりで・・・。
本当に、お疲れさまでした。次の作品を考える気力もないと
いうところかもしれませんが、ショーコ様を待ってる人は、たくさんいます。
また、出てくる時を待ってますね。
R20様 淳子の仮面を取ってしまいたい~~(笑)
アニメネタ、絶対、反応してくれると思っておりました。
いちご様 なんだか、いちご様が書く、攻めのぶんちゃんって、新鮮。
続きを楽しみにしています。
くーろ様 うわーー、リカちゃん、やりましたね。
ついに、トドさん、イタリアへ・・・かな?。うまく行くといいですね。
ぽん様 ついに、バルコニーで、やっちゃいましたか。
これも、刺激的でしょうね。もう、ぽん様、すごいわ。それしか、言えない
HT様 フ、ファン・・・また、言われてしまった。・・
どうレス返していいのか、わからないーーー(照れてます)
私も狼と天使シリーズとか好きでしたよ。
みどり様 ぶん・トド・・・ああ、ついに。まだまだ、逆襲は、続きそうですね。
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みどり様、限定れす No: 4027 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/03/28 Thu 19:09:30
テレパシー、ここにも!
>この板のぶんちゃんの身体がHなのではなく、作家の私達がHなせいです。
私達って、誰?
これだけで、すみません^^;
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ブンの逆襲 22 No: 4026 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/28 Thu 19:05:51
トドのソレをブンが愛しそうに口に含むとトドが切なそうに身をよじる。
ブンが舌先で優しく先端部分を刺激するとソレはみるみるうちにソソリたってくる。
(こうして相手の身体の反応を楽しむのは、自分が可愛がられるよりクセになりそうだよな)
トドが、いつものきつく締め上げてくるソレとは違う、柔らかい感触に
恍惚としている最中に、ブンがいきなり
「何だか僕も我慢できなくなってきちゃった。
ちょっとゴメンネ、トドさん」
とだけ言うと、唐突にトドの身体を押し開き身を沈めて来た。
意外と『攻め』馴れしているかのような手際のよさである。<-この理由は「ブンの秘密」をご参照下さい
「お、おいっ!な、な、な、何で俺が~」
「ん…乱暴にしないから暫くこのまま中にいていい?」
身体の下で焦っているトドにはおかまいなしに
ブンは全く出て行く様子もない。
「あ~♪トドさんの中って気持ちよくってクセになりそう」
ブンはトドの反応を悪戯そうに見ながら笑っている。
「バカッ、クセになられてたまるか!
俺を犯ろうなんてニン違いも甚だしいぞ」
「あかんな、シロウトは!
男を仰山知り尽くしたわてらにとってはそんなのがかえってええんや」<-何故かいきなり利太郎
(こ、こいつぅ~、またおかしなキャラに成り切りやがって~!!!)
猛烈にジタバタと抵抗しブンの身体を押しのけようとするトドの両手を
ブンはおちゃらけながらも簡単にねじり上げてしまう。
ひとたび野獣モードがスイッチ・オンされると凄まじいパワーを発揮できるようになった
ブンは、エクササイズ効果のみならずリカ&ワタの影響も強く受け始めているらしい。
「うっ…あぁぁぁ」
乱暴そうな態度とは裏腹にトドの下半身になるべく負担をかけぬよう、
ゆっくり腰を動かしてくるブンにトドの身体は無意識のうちに反応し始める。
「アンタの声、もっと聞かせてくれよ」
ブンが嬉しそうにトドの中を突き上げ続けると、きつく噛み締めていたトドの唇から
切ない吐息が漏れる。
稀代の床技師ノル仕込みのテクに加えて生来の元気さのあるブンの寝技の前には
例えトドといえども抗えないのである。
「クソッ、俺としたことが何たる醜態!
それもこれも、お前が長くてシツコイからだぞ~!!!」
トドは真っ赤な顔で精一杯負け惜しみを言ってみる。
「あれ?俺ってただ長くてシツコイだけ?じゃあもっとよくしてやるよ。
アンタ、俺にどうして欲しい?
こう?それとも、こう?」
もともとベッドの上では過剰とも言えるほどサービス精神旺盛なブンが、
トドをもっとよくしてやろうと懸命にあれこれ試みているうちにトドはついに撃沈されてしまった。
そしてまた、ブンも小刻みに震えるトドの内部にきつく締め上げられて、
同時に果てていったのだった。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >
>はぁはぁ…、バタッ。<-倒れる音
ブン「攻め」って「受け」を書くのと比べて十倍くらい体力消耗します(爆)。ねっ、いちご様。
やっぱりニン違いのことに挑戦するにはエネルギーがいるのですよね。でもめげないで
頑張るぞ~。この板のタブーに挑戦してこそ作家なのだ~!<-何故か鼻息が荒い
それにニンに拘りすぎてると利太郎モードのぶんちゃんから「あかんな、シロウトは!」と
どやされてしまいそうだし(爆)
--------------------------------------------------------------------------------
ブンの逆襲 21 No: 4025 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/28 Thu 19:05:06
>観劇直後はH描写を書くのをためらっていた未熟者ではございますが、ここの板の
皆様の暖か~いレスに励まされ、徐々にHモードも復活して参りました。
皆様に『明るく楽しく元気なH』をお届けできるよう日夜奮闘努力して参る所存ですので
今後も何卒宜しくご愛顧の程、お願い申し上げま~す(^^)。と、言うことで早速いかせて頂きます。
*~*~*~*~*~*~*~
例のトドによる『犯り殺し』未遂事件の後、ブンはさすがに懲りたのか
トドに対して少しは可愛らしくしおらしくしていたものの2~3日もすると
表面上はすぐまた元のキャラに戻ってしまった。
トドが未遂事件の罪悪感からブンにより一層甘くなったのをいいことに
やれラスベガスに行きたいだの、絶叫マシーンだけのアトラクション・パークに
行きたいだのとギャーギャー言い出したため、二人の米国滞在期間は、
当初の一週間から結局、十日間に伸びてしまったのである。
しかし、数度の危機的状況を乗り越え、以前より深い絆を実感しだした今の段階で、
このカップルがもう少し二人だけの時を過ごしたいと考えても、一体、誰が責められるだろう。
--------------------------------------------------------------
日中、アトラクション・パークではしゃぎまくり、夜、ラスベガスに着いてからは
ルーレットで一人勝ちして上機嫌のブンは、まだまだ全然遊び足りないようである。
(こいつ、こういうことになるとほんっとに体力あるよな。
少しは組の仕事の方も…、いや、最近は和央組の件といい、
俺がビビるくらいちゃんとやってるから、ま、いいか)
「ねぇねぇトドさん、このあたりに素敵なバーがあるらしいんだけど、
ちょっと行って見ない?」
ホテルの部屋でベッドに腰掛けながら観光ガイドをめくっているブンが言う。
「俺は酒よりお前がいい」
トドは有無を言わさぬ口調でそう言うと、背後からブンを無理やり激しく抱きしめた。
実はトドはあの日、折られそうになって以来ブンとは濃厚なHをしていない。
それは勿論ブンがトドの身体を慮っての提案であるのだが…。
(しっかし俺も今日までよく我慢したよな~) <-たった2-3日で大袈裟な
(ホントはああいうS的なHをされるのは当面避けたいし、
それよりもトドさんのアレが心配だから拒絶してるんだけどね~)
「ダメだよ、もう少し大人しくしてなきゃ」
トドは、ブンの言葉には全くおかまいなしに、後ろから強引にブンのズボンのチャックに
手をかける。
(は~、まったく、がっついちゃって…(呆))
次にトドはブンの顔を自分の方に向けさせて濃厚なキスを仕掛けた。
(その気にさせちまえばこっちのもんだ)
「トドさんっ!
僕の方もこの間少し傷ついたみたいだから、ツラクてまたトドさんのモノを
締め上げちゃうかもしれないし、今度こそ本当に折れたら大変でしょ」
ブンにちょっと怖い顔で『メッ』をされて、トドはシュンとしてしまう。
その様子のあまりの可愛らしさに、ブンはプッと吹き出した。
「ふふふ、ごめん…。
僕、今、そんなに怖い顔しちゃった?いい子だから拗ねないでね」
ブンは悪戯っぽい目でトドの頭をなでなでしてあげた。
以前のトド&ブンは大人と子供の関係だったが、最近ではブンの方がトドを
お子ちゃま扱いすることもままあるのだ。
『轟組では俺が掟だ!』式に何かと偉そうに振舞うトドに対して、以前のブンは
律儀とも言えるほどいちいち生真面目に反発していたが、今では横暴な態度は
単なる照れ隠しであることがわかり、トドの全ての面が愛しいと思える余裕が出てきた。
トドもそんなブンの前では、他の連中には絶対見せられないような面を率直に出せるよう
になっている。これは、お互いにとってかなりの進歩である。
「坊や、そんなに我慢できないならお口の中に出してみる~…?」
ブンはからかうようにそう言うと、トドのズボンのチャックを引き降ろした。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~< 続 く >
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だいぶ葉桜レス No: 4024 [返信][削除]
投稿者:♪HT♪ 02/03/28 Thu 19:03:40
風が吹く度、ひらりひらり・・・
ああ散らないで。もっともっと春を感じさせて。
8なんて嫌い。
気ブンを変えて、今日はレスだけを。
ぽん様・・キャンペーン続きますね!日常のほんわかしたところと結構すごいHが
いいですねー。
あお様・・だって本当にFANなんだもーん!リカの攻めの技術を集中されて
エリ王羨ましいぞ。
0番様・・「僕」と「俺」の違いに気付いてくれて嬉しい。男だって事を皆に
覚えていて欲しくて(笑)いつも素敵だけどセピアの話、MYお気にです。
ベン様・・ベン様の3ピィー!も、すごそうなので楽しみデス。嫌らしいおじさま
との初体験。タニちゃんもスキねえ^^;
あの、ベン様、らん様、「終わりの5分」は0番様から譲り受けたものでして、
さすが0番様なのでございます・・・。
白星様・・名作の数々、雑誌の題名に吹き出したわ。ワタル君と遭遇したかよこ
ちゃん、少しは何か思い出すのかしら?
ショーコ様・・歴史に残る大作をお疲れ様でしたー。感動をありがとう!何か
オリンピックが終わった後みたいですが、又新しいワタコム待ってますね!
小龍様・・ぶんちゃんの男モード切替完了!に感服しました。あの心理テスト、
攻め担当の人たちにも言わせて~!書いて書いて!
keiko様・・にぎやかな午後、いいですね。くららまでいてまったりと。
K様・・ノルさんとぶんちゃんの何気ない会話が妙にツボ。だって本当に言って
そうじゃない?ああノル様は素敵に我が道を行かれてるのでぶんちゃん(ファン)
も頑張っているのですが、時々しんみりします。あ、暗くてごめん。
オレンジ様・・薔薇の迷路!たまりません。オレンジ様の切ない系も大大大好き。
ノルさんだよね?でもトドさんに逢いに来たんじゃないよね?(爆)
いちご様・・パラレル3。うわー。ぶんちゃん気持ち良さそう!?さすが!
いちご様のHは絶品です。巻き舌ぶんちゃんが機関銃ダダダダ・・・しびれた!
そして、「攻め」。ちゃんと繋げてくれてありがとう!チュ!キムを誘うぶんの
低い声に疼きまくり。私、声フェチかも。今晩の続き、楽しみで何も手につかない
よー!題名、何気に可愛いのね?
ひかり様・・あのようにつたない文章ですみませんでした!私はご贔屓の
イメージダウンに繋がるもの(だって、ほとんど受け)を書いてるんでは?
といつもヒヤヒヤしながらの投稿なので、ぶんちゃんファンを増やしている
などど書いていただけて、天にも昇る気持ちです。ありがとうございました。
雪だるま様・・ノルさんが出てこなくてもノルさんのぶんちゃんへの愛がひしひし
と感じられて、嬉しいのです~。今後が楽しみです!
みどり様・・もちろんトドぶんは死なせたりしません!(うやむやが得意なだけで
ごめーん!)ブッ殺すぞメール、ユリちゃんには届いてるんだよね?
その反応も見てみたい気が。あ、NY編もみたいし。みどり様、応援してるよ~。
--------------------------------------------------------------------------------
夜のレスです~ No: 4023 [返信][削除]
投稿者:みどり 02/03/28 Thu 19:02:08
>>ひかり様、
>私にとっては ここでの人はすでにご本人とは別物になっています。
役から始まったからでしょうか、雰囲気は感じられながら必要以上にご本人が
透けて見えないところがかえって小説風で好きなのです
正直、この言葉で救われましたよ!読者様からのフィードバックにより私達作家はどれだけ
勇気づけられていることでしょう。本当に貴重なご意見を有難うございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
>>雪音様、
はじめましてです(^^)。
>深夜の帝王 轟
には爆笑しました。何だかはまりすぎ。
>完全に轟組ワールドに浸りきっている私
私もそうなのです。この間、DC公演観劇旅行の帰りに梅田のキャトルに寄って、
レジのカウンター中央の右側に轟様のお写真、左側に絵麻緒様のお写真があるのを見つけた私は
「もう~、ボスったら横にちゃっかり愛人の写真並べちゃダメじゃん!」などと思ってしまいました(爆)。
これからも楽しいカキコして下さいね。そして、いつか作品をご投稿される日を楽しみに
しております。
>>0番様、
>並み居る受けの方々の中で、ぶんちゃんが一番Hを楽しんでいるようにお見受けするん
ですが、それとも書く方々がHなせい・・・?(爆)
<<<<<<ご贔屓の汚名を晴らすために一言いわせて頂きますっ!>>>>>>
それは、この板のぶんちゃんの身体がHなのではなく、作家の私達がHなせいです。
ええ、認めますとも!私自身に関して言えば、Hはするより書く方が楽しかったりして…。
もう嬉々としながら書いておりますわよ(爆)!
>>雪だるま様、
こちらこそこれからも宜しく~。チュッ♪
それから一般人出してもいいじゃないですか、どうせバーチャルだし字も違うんですから…。
ここでは若槻君よく出てきますよ~(笑)。
>>ショーコ様、
いやー、終わってしまったのね。切ないから嫌だとかなんとかいいながら毎回楽しみに
読んでおりましたのに。この感動を本当に有難う!
トドさんのHのようにただデレデレ長く続いているだけの私のシリーズとは偉い違いですわ~。ワタ&コムももとのサヤに
収まって何よりです。壮君にはしいちゃんがいるからいいよね。私はしいちゃんも好き
なので、シリーズ中によく出てきてくれて嬉しかったです。
>>小龍様、
>タフな人
この言葉に非常に反応してしまいました。ホント、テクニシャンのノルさんと比べると
力任せの体力勝負みたいなところがあるもんね~トドさんは。ぶんちゃんホントは不満なんじゃないかって余計な心配するのは私だけ(笑)?
>途端に男モード切替完了のぶん
わはは、これも笑った。二重人格なんだよね~。この板のぶんちゃんって。
もう小龍様の作品っていつも大好き。
>>いちご様、
>シメさんともお食事してほしいなっ。
シメさんとじゃ絶対お食事だけじゃすまないでしょう…(笑)!あの麗しいお方を表現
できるほど筆力が向上した暁には必ずご出演頂こうと思っております。
ところで、長~いHを小出しにして下さって有難う。じらしもテクのうちなのね。
いきなり一気に怒涛の大放出をしたがる私とはえらい違いだ。<-私は性格的にかなり
トド系だと思う(爆)。
それからリベルタンゴのBGMをお使い下さり本当に嬉しいです~!
>>オレンジ様、
薔薇の迷路…もうタイトルからしてス・テ・キッ!でも来客って誰だろう、もしかして
ノルさん?ドキドキ…。
♪ノルXぶん親衛隊♪ K様、
>楽しげな寝顔が愛しくて
この時代のぶんちゃんはノルさんといるだけで最高に幸せだったんですよね~。
何で引き裂かれちゃったんだろう~(大泣)。ってトド&ぶんフリークの私が言うのも
変か…(笑)。でもノルさんも好きだよん。
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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~体のほてり~ No: 4022 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/28 Thu 16:59:50
夜、目が覚めると、体がほてっている。熱い。
わたるさんは、眠ってる。
僕は、体を冷ますために、裸のまま、バルコニーに出た。
星を眺めていると、後ろから、抱きしめられた。
「わたるさん・・起きたの・・」
「お前、何してるんだよ、こんなところで。」
「体が・・熱くて・・」
「俺も熱い。」
「ん・・・言わなくても、わかるよ。」
わたるさんのが、僕の腰に当たってるから。
わたるさんの熱が僕の体に伝わって、せっかく冷めた僕の体が、また、熱を持ち始める。
「入れていいか?」
わたるさんの荒い息が、僕の耳をくすぐる。
「前戯無しで?」
「さっきやったばっかりだから、大丈夫だろう?」
わたるさんの指が、僕の蕾の中に入ってくる。
「あっ・・・ん・・いいよ、きて・・」
僕は、わたるさんに一気に貫かれて、何も考えられなくなる。
わたるさんの動きに合わせて、僕の体も動く。
わたるさんの手が僕の胸に回されて、動き回る。
僕の意識は朦朧としてきて、ただ、わたるさんとつながってるんだということしか、考えられなかった。
わたるさんが達したのを感じて、僕も放出した。
わたるさんは、バルコニーに倒れこんだみたいだったけど、僕は、わたるさんの胸に抱かれていたから、暖かかった。
きっと、わたるさんが運んでくれたんだと思う。
朝、目が覚めると、僕は、ちゃんとベッドの上にいた。
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懺悔コーナー ↓の「呼んでいた本」は、「読んでいた本」の間違いです。本を呼んでどうする(^^;)。
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コムちゃんにも幸せをキャンペーン~愛してる?~ No: 4021 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/28 Thu 16:53:48
今日は、短いの2本行きますっ。
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わたるが、風呂から上がってきた。
コムは、ベッドの上で呼んでいた本を置いた。
「わたるさん!僕のこと愛してる?」
「ああ、愛してる。」
「どのくらい?」
「世界で一番愛してるよ!」
コムが、とびきりの笑顔を見せ、両手を広げる。
「じゃ、抱いて!」
「おう!」
ベッドの上に飛び乗って、コムを抱きしめる。
「コム、お前は?俺のこと愛してるか?」
「うーん、どうしようかな?」
「なんだよ、それ。」
コムの耳を少し強く噛む。
「やんっ、痛い!」
「わりい。じゃ、治療。」
耳を舌で優しく舐めまわす。
「あ・・・やめて・・」
「じゃ、もう一度質問。俺のこと愛してるか?」
「愛してるよ、決まってるじゃん!」
「それじゃ、ご褒美。」
コムにキスをする。
お前の唇も、舌も、口腔も、いつも美味しい。
俺の舌使いで、お前を酔わせよう。
「ん・・もっと、ご褒美ちょうだい。」
「欲張りだな。」
「いけない?」
「いいや、大変結構。」
お前の体は極上だから、俺ばかりがいい思いをしそうになる。
だから、大切に愛して、お前を天国につれていこう。
「あっ・・・わたるさん・・・僕・・わたるさんに愛されて・・幸せだ・・」
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にぎやかな午後(その3) No: 4020 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/28 Thu 16:52:14
スケッチブックが落ちた方を見るとゆうかちゃんが
眠っていました。
「ゆうかちゃん?」
「・・・・・・・・・」
かよこちゃんがゆうかちゃんを呼びますが
反応がありません。
「もしかしてゆうかちゃん寝ちゃった?」とタニちゃん。
「アサコ。ゆうかちゃんが・・・・・」
「また寝ちゃったか・・・・仕方ないな~」
そういうとアサコは立ち上がりゆうかちゃんのそばへ
『えっ?ゆうかちゃんまたって?アサコさんどうするんだろう?
ゆうかちゃん早く起きないとアサコさんに怒られるよ~』
タニちゃん焦りながら様子をうかがっています。
アサコはゆうかちゃんをそっと抱き上げベットへ寝かし
何事もなかったかのようにソファに戻って腰かけます。
『へ??アサコさん怒らないの?』
不思議そうな顔をしてアサコを見るタニちゃん。
「タニちゃんどうしたの?」とオサちゃん。
「いえ・・・あの・・ゆうかちゃん・・良くここで寝ちゃうんですか?」
「ゆうかはここに来るとたいてい寝る。 最近は慣れたけれどな・・・」
「そういえば・・・僕も最初来た時ゆうかちゃんと一緒に寝ちゃいましたね」
とかよこちゃん。
『オデット姫も??』またまたビックリするタニちゃん。
「そういえばそうだったね。かよこちゃん今日は大丈夫?」
「ええ。大丈夫ですよ」
「タニちゃんは?」
「僕も大丈夫です・・・でもくららは寝ちゃいましたね・・・・
オサさん動けないですね。大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。くららちゃん軽いし」
そう言って眠っているくららをみつめます。
するとくららがもぞもぞっと動き出し伸びをしたあとタニちゃん元へ行き
肩に飛び乗りごゴロゴロと甘え始めます。
ふっと時計を見たかよこちゃん
「あっそろそろ部屋に戻らないとゆうが心配する・・・」
「僕もそろそろ部屋にもどります」
2人はスケッチブックを片付け
「アサコさんお邪魔しました。また来ます。
オサさんお茶ご馳走様でした」
「また来いよ」
「かよこちゃんまたね」
「アサコさんお邪魔しました。また来てもいいですか?」
「ああ・・・またな」
「タニちゃんまた来てね。くららちゃんも一緒に」
「はい!」
かよこちゃんとタニちゃんアサコの部屋を後にしました。
*****************************
>くーろ様
続き書いてくださったんですね。
うれしーです。
リカちゃんに説得(?)され
トドさんいよいよイタリアに出発ですね。
体は大丈夫なのでしょうか?
ワタルくんたちもミラノに行くんですね。
ミラノに行ってブンちゃん何か思い出すのでしょうか?
>らん様
すいません。またゆうかちゃん寝かしちゃいました・・・・
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一言レス No: 4019 [返信][削除]
投稿者:ぽん 02/03/28 Thu 16:50:59
くーろ様 リカさん頼もしいわー。そういえば昔はトドさんって、やりたい放題でしたね。最近おとなしくなっちゃって(笑)。
雪だるま様 さえちゃんのあの怪しさは、まひるオイルゆえのことだったのかしら・・。じゃあ、欠かせませんね。
白星様 『お妃教育のすべて』って・・かよこちゃん、いったい何を読んでるの(笑)。きゃ~!ついにワタル登場!!
いちご様 こっ今度は、ぶん×キム!!いちご様の書かれるH・・期待してます♪トドさん、邪魔しないでね。
R20様 すばらしい。何故にこのような上品な散文をお書きになることができるのでせうか。
淳子と薫子、もっと追い詰めて(笑)。
ショーコ様 いよっ!壮君、男だねっ!!って、あの、ショーコ様?まさかロムるなんておっしゃいませんわよね?
でしたら私も引き払う準備をいたしますわよ~。
元・文学少女様 喜んでいただけて嬉です。最近ネタにつまっていましたが、
元・文学少女様に「コムキャンペーン」を振っていただけたおかげで、アイディアがいくつか出てきました(^^)。
小龍様 あのっ、「下半身の性格別に誘う方法」も是非公開してくださいっ(熱望)。
らん様 わたる君は、温室にいるときは、きっと他のことを考えていて、花は目に入っていないのでしょう(笑)。
K様 ノルさん、せっかくだから、ぶんちゃんに体洗ってもらえば良かったのに~、残念。
keiko様 すっかり「受」組ティータイムになってますね。その中に一人いるアサコちゃん・・ああ、わたる君じゃなくて良かった。
0番様 真夜中に歌う○○ちゃん、なぜ真夜中?(笑)わたる君の牛乳バケツは、ここの板ではお約束でしょう(^^)。
あお様 >「人間界では、こんなものか?」 エリ王の世界では、もっともっとすごい事してるってこと!?さっ・・さすが・・。
オレンジ様 来客って、ノルさん?薔薇の迷路、素敵だけど、抜け出れないのはやだな・・ぶんちゃんの深層心理ですか?
ベン様 成り切り女子高生のタニ・・さぞかし可愛かろう。今度はリカさんが女子高生になる番よね?
(バンって変換したら、最初に萬って出てきた・・)
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出発 No: 4018 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/03/28 Thu 15:29:06
腰の重い人がやっと出発……
***
トドは、イタリアへ行く準備はある程度すませてあった……
プライベートで作っていたアクセサリーを評価され、ミラノのデザイナーに頼まれてコレク
ションに発表するドレスのアクセサリーのデザインをいくつかしていて、ここ数年毎年春に
プライベートに行われる館でのコレクションにも出品していた。
普段コレクション当日の招待を受けることはなかったが、今回はブンをつれていってやろう
と受けていた……
そのコレクションはもう明後日…
…旅のメンバーはまだフィレンツェにいるはずだ……予定通りならば………
わざと旅の日程から外した。ノルの交友関係とも外れているはずだから、そちらから突然来
ることもないだろう。
『お前が綺麗だといってくれたシリーズを見せてやりたかった……が……
もしも、思い出せば招待状はチー坊に渡してあるし、約束のミモザのブローチも
この旅の記念にとチー坊に持たせてある。うまい時期に渡してくれるだろう……』
まる2日ベットから起き上がることをドクターに止められて、と言うよりも実際動けなかっ
たが……時間を無駄にした。
日本を離れイタリアに着くのは、コレクション前日……コモ湖への寄り道は止めてミラノの
アパルタメントへ直接行くことにした。
チー坊がミラノで出迎えてくれることになっている……
リカが付いてくると言ったが、次回タニと旅行をすれば言いといって断った。
マンハッタンエアラインの2階は貸し切ることができるので、今回はベットを入れてもらう
ことにした。熱がひいたとはいえ、まだ一日中起きているのが辛いので、病人みたいな移動
はいやだったが、寝ながらの移動……
寝るだけの移動は暇だ……つい、余計なことを考える……
『お前への愛は、私の空虚な闇をうめてくれたが、お前を失えば全てが闇に戻る。
闇はただ私を食らい尽くすだろう……
だが、愛も又、お前を壊してしまいそうな程狂おしい愛だ。
お前を壊してしまう愛ならば、闇に戻した方がいい。
闇は闇として……』
「おっと、このままでは闇に喰われちまうな……」っと苦笑する。
「それにしても焼きが回ったものだ……リカにしてやられるとは……」
頼もしいような、照れるような、悔しいという気は起きなかったが、ちょっと寂しいような…
あいついい男になったよ……
空の下はそろそろロシアを越える……
***
明け方、ワタルの携帯がなる……
「俺だ」
「んん~~~リカ!」眠っていたワタルが飛び起き、コムも耳をすます
「トドさんになにか?」
「あ、驚かしたか~~~すまん。やっと、トドさんにイタリアへ行くように説得した。
だが、熱が高かったから2日ぐらいは動けないと思う」
「そうか、さっきノルさんとも相談したんだが、変更そっちへ連絡いってないか?」
「う~ん。トドさんの私室にいたからなぁ、ちょっと待ってくれ…………ああ、これか…
あ~なんだ、ミラノに行くってか」
「そうなんだ、どう思う?」
「そうだな、それが良いかもしれないな。トドさんには内緒にしとけば良いんだな。
すべて了解した。そっちの思う通りに動いてくれ。」
「ああ、そうする」
「で、ブンの方はどうだ?」
「ん~まだよくわかんねぇや……寝言でトドさんの名前をいうらしい」
「そっか、結構深い所では繋がっているんだろうな…お前は俺の名前を寝言でいうなよな~(笑)」
「っっばっかぁ!だ~~れ~~が~~~!!」
「じゃぁな、出発便が決まったら連絡する。」
「ああ、頼む」
コムを胸元に引き寄せる……
「トドさんが来るってさ。多分コレクションの前日だ。」
「そう……全部うまく行くと良いね……」
「ああ、そうだな」といいながらキスをする
「……んっもう……」
「今日は午後からミラノに移動だからさ……、その前に最後のローマを楽しまなくちゃな」
「ローマで楽しむんでしょっ」といいたかった気もするけど……太陽が昇るまでなら…
あっ……いいっ……
***
あら、まだ着かない……急転直下はとーい先………
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求めさせ…… No: 4017 [返信][削除]
投稿者:くーろ 02/03/28 Thu 14:38:45
やっと日本を離れてくれそう……な、気がします。
***
「さぁ。あなたが本当に欲しいものを言って下さい!…」
組みしいた体の熱さと自分の熱さが互いに錯綜して暴走しそうなのを無理矢理押さえる…
「!……んっっ あ……」出すつもりの無い声がもれる…抑えられないかもしれない…
「さぁっ!」
「…ああっ…も う……」もう終わらせて欲しい……
「んっ…駄目ですよ、憎まれても…言ってもらいます。」
「……いやっ だ ……」言葉にしても求めるものは手の中には戻ってこない…
「あなたが本当に心で求めているものを、さぁ!」
頬に流れる涙を、唇で拭い、強い言葉とは裏腹に、優しさで、抱き締める……
「あの頃のように、俺に心を見せて下さい。もう大丈夫だから。あなたが1人で背負ってしま
わなくていいから、俺が一緒に背負いますから。」
「……あうっ……」又涙がこぼれて凍り付いていた心があふれそうになる……
「じゃあ、我がままを言って下さい。」
「……わがまま………」
「そうです、あなたがめっきり言わなくなった、わ が ま まっ」
(我がままなら、叶うものでなくてもいいんです!……)
「………ブ ン に……あ い た…い…………」
(心の中で息を付く、これ以上持ちそうになかったから)
会いたいと思わないことがあるわけがない。何時だって、自分のエゴとわかっていたって自分
ことだけを考えていて欲しいと思っていたんだ……
「いいこだ。やっと言えましたね」抱き締める。
それが間違っていないことを解らせるように……
「じゃぁ、行きましょう!」
「ど こ へ………」
「もちろん、イタリアへ!」
そして追い詰めてしまったトドを抱いてリカは世界の果てを飛び越えた………
息が整い、否定されないうちにと今一度聞く。
「じゃあ行きますね?」
「…ああ……イタリアへ行く………」
そう呟いて、眠りの中へ身を任せて行くトドをしっかりとシーツに包んで、リカは電話を
取り上げた…………
「イタリアは、もう朝だな…」
***
食事の後、ノルとワタルは明日以降の予定をたてると言ってチー坊と共に部屋へ…
チー坊が、明日はもう一日ローマにいて、フィレンツェまでは一緒に行動をして、もしも、
ノルの家にブンを連れて行くとしても、そこから別れて行動しては?と言っている。
ワタルとしても、このままいきなり別れてしまうのは少し不安が有る…
ノルも、先ほどの魘された様子が気にかかる……
「なぁ、ワタル……トドがどこへくるか教えてくれないか……」
「……約束ですから……」
「ブンが思い出すかが大事なことは解るが、あいつは何か引っ掛かってる…あのままでは、
俺とこのまま暮らしても本当に幸せにはなれないんじゃないだろうか……っと思うんだ。
何かヒントが欲しい。だから俺がトドに会ってこようと思う。」
「…………そうですか……ただ、トドさんが、間に合うかどうか……それが逆に心配です
が……チー坊、日本に様子を聞いてくれないか…」
チー坊が日本と連絡をとった報告を聞くと、トドは熱を出しているものの、他に酷い症状
はないらしい……ただ、熱が中々ひかないのですぐには動かせないと返事があった。
リカが電話に出れば換わろうと思っていたが、それ所ではないらしい……
「予定通りに動くなら、明後日にはトドさんはコモ湖の別荘へ来るはずです。その後、
個人の所有する館でのプライベートコレクションに参加すると聞いています。」
「それって、あのここ数年噂になっているコレクションか?!パラッツィオを借り切って
やる…しかも参加のデザイナーがシークレットで…それに、トドが参加しているのか……」
「……ええ…いつもは顔を出していませんでしたが…今年は特別に………」
「ブンの為か……」
「見てみたいと言っていたらしいです。」
「……では、明日はゆっくりしてから、ミラノに入ってトドの到着を待たないか?」
「ノルさん?!!」
「謝りは俺から入れる。まずはブンの事が第一だ。」
「………」
「取りあえず、トドにブンをいきなり会せたりはしないし、コモで待つよりも、ミラノの
方が、迎えに行くのも便利だろう……」
「……そうですね……解りました。チー坊予定を変更してリカへ伝えてくれ。そして、手配
を頼む。あと、この事はトドさんには……」
「解りました。お二人ともそろそろ休んでください。後はやっておきます。」
***
もうチョイ進んだら、きっと終わりも見えるはず……
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レスです No: 4016 [返信][削除]
投稿者:keiko 02/03/28 Thu 10:57:10
>0番様
レスありがとうございます。
楽しそうですか?
うれしいです。
0番様の方お話続くか微妙なのですか?
期待しながら待ちます。
>R20様
>そちらのタニちゃんは、とても行儀が良いような・・・
>何故だ?!
えっとですね・・・・タニちゃんアサコちゃんのこと
怖いのでは?
お行儀よくしていないとお部屋に入れてもらえないし
絵も見せてもらえないので・・・
だからだと思います。
>いちご様
ブンちゃんがキムちゃんを・・・・
キャ~。
続き待っています。
あの・・・未遂じゃないですよね?
>ショーコ様
レスありがとうございます。
かよこちゃんはかよこちゃんらしいですか?
うれしいです。
大長編お疲れさまでした。
また書いてくださるのを待っています。
>小龍様
その心理テストオサちゃんなんて答えるかな?
知りたいです・・・・・
ブンちゃんはゆうかちゃんから聞き出せたのでしょうか?
>雪だるま様
レスありがとうございます。
さえちゃんブンちゃんに対する嫉妬の
炎が・・・・・
さえちゃんの行動気になります。
>白星様
レスありがとうございます。
レスにまでお互いのキャラが・・・・
かよこちゃんワタルくんと会ってしまいましたね。
なにも起きないですよね?
>オレンジ様
レスありがとうございます。
>K様
レスありがとうございます。
アサコちゃんとオサちゃんの部屋は
珍しくにぎやかです。
ノルさんとブンちゃんの何気ない会話
いいですね・・・・・
>吉屋信夫 様
淳子さま感情をあまり表に出さないので
どんなに悩んでいるか他の人から気がつかれないですね・・・・
薫子さんも戻ってきて良かったです。
>らん様
レスありがとうございます。
私もいつもゆうかちゃんお借りしてすみません。
アサコちゃんはゆうかちゃんにだいぶ心を
許しているので大丈夫です。
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お久し振りです③ No: 4015 [返信][削除]
投稿者:雪だるま 02/03/28 Thu 10:05:59
画廊のオーナーのところへ用があるという若槻とは
後でホテルのラウンジで会う約束をして、さえこは画廊を出た。
これから起こる出来事に胸を弾ませながら夕暮れの街をゆく。
『そうだ!オイルが切れてたんだっけ。
ホテルに行く前にサロンによって貰ってこよう。』
(いわずと知れた、まひる特製受けオイル。さえちゃんのお仕事には
不可欠なんです…)
さえこは、今日行く予定だったエステサロンの建物の前へ車を止めようとして
そこにすでに大きな高級車の先客があり、無理だ…と舌打ちした。
『ちぇ、ついてないや。』
少し離れたところで、ハンドルに顎を乗せてぼんやりその車を見つめていると
運転席のドアが開いて、中から人が出て来た。
(金髪の背の高い…外人? 結構好みかも♪)
その金髪男は助手席のドアを開けて、建物の中から出てくる誰かを
待っている様だった。
「ぶんさま~(ハート)!今日は本当にありがとうございました~」
聞き覚えのある甲高い、よく通る声!
(えっ!?あれはまひるちゃんの声!? …ぶ・ん…?って?)
さえこは目を疑った。
(まひるちゃん!急病だったんじゃ????
そ、それにあいつは!)
サロンのドアから出て来たのは紛れも無くエステシャンのまひると
それに、忘れたくても忘れられないあのさらさらの髪、あの顔、あの姿!
『(間違いない!あいつだ!)ぶんだ!』
「本当に良いタイミングでしたわ。丁度時間の空いているときで♪
それに又こんなに沢山ご購入頂いて!」
まひるは金髪の男に大きな紙袋を手渡しながら
さえこには見せたことも無いような笑顔でぶんに向って話し掛けている。
「まひるちゃん、急にごめんね。おかげでとっても気持ちよかった♪
これで今夜もトドさんきっと激し…」
「えっ?(…ぶんさん…)」
「あーごめん。でも本当にありがとう。又来るね。チュッ♪」
ぶんはまひるのほっぺにキスをすると、金髪の男が開けているドアから
車に乗った。
「まひるサーン。おカオ、アカイデスネ~。かわいいデーす。」
金髪の男は変な日本語でそう言ってウインクすると、運転席に乗り込み
車を発進させた。
さえこは唇を噛み締めた。
『ウソ!僕を断って!よりによってぶんなんかを!』
さえこのプライドは思いっきり傷ついていた。
忘れていたぶんへの憎しみ、ねたみ、嫉妬が首をもたげて来る。
今まで何度か、思い知らせてやろう、とぶんを罠にかけようとした事があった。
さえこに夢中な男達を使ってぶんを襲わせたこともあった。
でも、どんなことをしてもノルの心がぶんから離れることは無かった。
『それなのにあいつは!大きな顔をして今では轟組のボスの愛人…』
天を仰いで目をきつく閉じる。
今日見たノルの切ない絵がまぶたの裏に広がった。
(あれは、あの心はノルさんの心。そして傷ついてはいるけれど、
懸命に片方の翼で愛しい人の元へ飛んでいこうとしている。
そして、そしてその愛しい人こそ、ああ!間違い無い!あいつだ。
ぶん!!!)
そう直感で感じる自分が恨めしかった。
『ノルさんの気持ちを確かめたい!今でもぶんを愛しているの?』
さえこはエンジンをかけると、若槻が待っているであろうホテルへと
車を飛ばした。
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ああ、まぬけだ No: 4014 [返信][削除]
投稿者:0番 02/03/28 Thu 06:35:15
すみません、最後の妙な一文は、R20様あてのレスが
あんなところに(爆)
まるでショーコ様に言ってるようで、しかもつじつまが合ってしまいそうで
怖い一文だ(泣)
貴重な板を無駄遣いしてすみませんm(_ _)m
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朝レス No: 4013 [返信][削除]
投稿者:0番 02/03/28 Thu 06:31:14
>keiko様。
お部屋がにぎやかで楽しそうですね。のんびり、ほんわりした時間が
流れていきそうです。
私の方は、続くかな?
>白星様。
そちらのまとぶんの禁欲生活が早く終わることを祈っております(爆)
しかし、ほとんど全ての生活をビデオに撮ってるのか?まとぶん・・・
>K様。
私、何気にNORU×BUN☆NORU×BUNと言うあのロゴが
好きでございます(笑)
>らん様。
歌う青年Sは(笑)たぶん、あの人。
>オレンジ様。
タイトル、素敵ですねえ(もちろん中身もですが)
なかなかいいタイトル思いつけなくて、いつも四苦八苦しております。
>R20様。
私、「タンゴ・アルゼンチーノ」やら「我愛」やら「哀しみのコルドバ」
が好きなのですが、よほど三角関係が好きらしいです(爆)
>ひかり様。
私の設定したコムちゃんに落ちてくださったとは光栄な^^
(しかしアキレス腱切られたコムちゃんて・・・すごい設定してるな)
そして私なんかの書いたものをせつないと仰ってくださって、嘘でも嬉しい
です。どなたより私、しょーもないものしか書けないのですが、好きなこと
ばかり書いて、私は楽しい^^
>ショーコ様。
皆様の涙でpcがふやけてしまいそう・・・
ああ、映画のようです!これでかよこちゃんも安眠できるわ(は?)
私の方、つながっていくやらいかないやら(笑)
それをやるには三人いないと・・・って、誰だよ?!
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翼の折れた白鳥17・記憶の扉の鍵を探して No: 4012 [返信][削除]
投稿者:白星 02/03/28 Thu 04:30:23
「・・・・・」
一人になったかよこは、ざっと部屋の中を見回した。
「ここが・・・僕の住んでた部屋・・・?」
この部屋は、あの日、かよこが森に行く前に飛び出していった、
あの部屋だった。
もともと、毎日部屋を変えて暮らす生活を送っていたので、
部屋の中は非常に簡素である。
「本当に、ここで・・・?」
何も覚えてない・・・何ひとつ・・・。
部屋だけでない・・・
この屋敷のことも、ここに住んでいる人たちのことも、
何もかも・・・。
と、部屋の隅に、鞄が二つ置かれているのが目に入った。
「何か・・・思い出せる物はないかな?」
かよこは立ち上がり、鞄に近づいた。
「でも・・・どっちが僕の荷物だろう・・・?」
とりあえずかよこは、すぐに中が見渡せる紙袋の方を覗いて見た。
中に入っていたのは、洋服が数着と、紙袋が沢山。
それから雑誌が数冊。
「えーと・・・『今日のパスタ』? 『和菓子の友』? 『焼肉食べ放題の店』?
これは・・・『お妃教育のすべて』???」
あとはパスタが沢山。
最後にポーチの中から小さな瓶が出てきた。
「“WX”・・・? 何だろう・・・栄養剤か何かかな・・・?」
「こっちは何が入ってるだろう・・・?」
かよこはもう一つの、黒いボストンバッグにも手を伸ばし、
鞄のファスナーを開いた。
こちらもやはり、洋服が数着と、雑誌が何冊か。
それからビデオカメラ。
(・・・ん・・・? これは何だ・・・??)
鞄の底のほうから、大量のビデオテープが出てきた。
「『愛のセレブレーション2001』?・・・何これ?
これは・・・『姫始め』? 『honey』? 『愛の嵐』?
で、こっちが・・・『激愛病棟24時』? 『雨の慕情』? 『姫魔性』?
・・・まだある・・・『秘密の花園』? 『身代わり慕情』? 『永遠』???」
なんでこんなに沢山のビデオが・・・それも鞄の一番下から・・・?
(まるで誰にも見つからないよう、隠し持ってるみたいに・・・)
・・・ダメだ! 何ひとつ思い出せない・・・!!
考えれば考えるほど、ますます訳が分からなくなって、
頭が締めつけられるように痛くなる・・・・・
(退院して家に帰れば、何もかも思い出せると思ったのに・・・)
一体僕は誰なんだ・・・?
「かよこ」って呼ばれてはいるけど・・・
でも・・・自分自身のことすら、何も覚えてない・・・。
(・・・でも、それ以上に知りたいのが・・・あの人のこと・・・)
まとぶんのことを考えて、思わず頬を赤らめるかよこ。
あんなにもやさしく尽くしてくれて・・・
必死で僕を守ってくれて・・・
一体どういう人なんだろう・・・
どうしても知りたい・・・思い出したい・・・!
でも・・・この部屋にいても、何も思い出せそうにないし・・・
(・・・絶対に部屋から出るな、って言われたけど・・・)
失った記憶の手がかりを求めて・・・かよこはそっと部屋を出た。
「結構広いんだな・・・」
かよこは、轟邸の長い廊下をひたすら歩き続けた。
一体ここは・・・?
そのとき・・・
「よお、お嬢ちゃんじゃないか」
・・・誰かに呼び止められた。
声のした方を振り向くかよこ・・・
そこにいたのは・・・ワタルだった。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
というわけで・・・
0番様~~あなた様の名作の数々を、勝手にビデオ化してしまいました~(泣)
本当に申し訳ございません・・・(号泣)
撮った覚えのない作品もおありかもしれませんが・・・^^;
でも・・・まとぶんなら(笑)予めビデオをセットしておいて、
始まったら、即リモコンで操作して、撮影OK!なんてことも可能なんじゃないかと・・・^^;
(・・・それじゃあ、ドクターに負けず劣らずの○態・・・)(爆)
そのわりには、バスルームや温室でヤったのまで入ってる・・・
といったツッコミには、謹んでご辞退させていただきます・・・(逃)
--------------------------------------------------------------------------------
追加レスれす^^ No: 4011 [返信][削除]
投稿者:白星 02/03/28 Thu 04:11:57
ショーコ様
『恋人達』完結、お疲れ様でした。そして・・・本当によかった・・・(涙)
壮くん、いい人だ・・・しぃちゃんと幸せになってほしい・・・。
そして・・・ワタルくん、コムちゃん! もう絶対に離れ離れになっちゃダメだよ!!
K様
>「洗ってあげようか?」(ったく、何が呼んでねだよ。どっちにしたって寝てんじゃないか・・・・・)
が、いかにもぶんちゃんらしくて・・・^^;
何気ない二人の会話が、いかにもそれらしくて嬉しいんです。
小龍様
その心理テスト、かよこちゃんは「何て」答えるのか^^;是非知りたいです!(爆)
オレンジ様
『薔薇の迷路』、やめちゃやだ~~~!!
もう保存もしましたし(笑)続き楽しみにお待ちしてますっ!!
R20様
薫子、帰ってきたんですね・・・。
出来れば今度は、薬など使わず、「素」の状態での、心からの、淳子と薫子のHシーン希望!!(爆)
いちご様
キャ~~~! つ、ついにキムちゃん、ぶんちゃんと・・・!?
ドキドキ・・・H長いのも大歓迎ですっ!!^^;
--------------------------------------------------------------------------------
ショーコさま~ No: 4009 [返信][削除]
投稿者:ひかり 02/03/28 Thu 03:12:43
私が↓の文を四苦八苦して書いている間になんと「恋人たち」が
最終回を迎えていたのですね。
あーん 涙 涙。ワタル コムちゃん しいちゃん 壮くん みんなよく
頑張ったね。
どんな結末になろうともショーコさまについていこうと決心していた
ひかりですが、やっぱりこれは嬉しい!!です。興奮して眠れそうにありません。
お疲れ様でした ゆっくり休んで下さいと申し上げたいけれど、やっぱり
轟邸に帰ってからの一日(一夜?)も・・・。(だめ?)
では 次回作の予告とか。(しつこい?)
お早いお帰りをお待ちしています。
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前向きに行こう 1 No: 4008 [返信][削除]
投稿者:いちご 02/03/28 Thu 03:05:18
ひかり様 HT様のキム攻で満足されたことと思いますが、
「裏」を書かせていただきました。でもね、Hが長いの・・・(-_-;)
お気に召さなかったら御免なさい。そのときは、私に声を掛けたのが
運の尽きとお諦めいただいて・・・
>ぶんさま派の皆様は ぶんちゃんファンを確実に増やして
いらっしゃると思います。
なあ~んて嬉しいことを仰って下さる!感涙
ブン攻ということで、HT様にも読んでいただけたら嬉しいです。
別荘の事、未来の事、お借りしました。なんとか繋がったかな?
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
トドの帰りが遅い夜。
久しぶりに自室で一人の夜を過ごしているブン。
BGMのリベルタンゴが、なにやら胸を掻き立てる。
頭の中に情熱的な声が蘇り、胸の奥がズキンと疼く。
『・・・俺のブン・・・』
はぁ~、未来のキム、いい男だったなぁ。
俺のブン・・・ってどういう意味だろう。
この僕自身?それとも、未来のキムの前に現れたブンのこと?
キムってまだ経験ないんだよね・・・
これからいろいろ経験して、あんなテクニシャンになるんだ。
ブンの瞳がキラッと輝いた。
あの素敵なキムの初めての男が僕ってのもいいかも。
厨房の仕事も終わろうかという頃、キムにブンから電話が入った。
「キム・・・もうすぐ仕事終わりだろう?」
受話器からは、いつもより低いブンの声。
「?・・・はい、もう終わりますけど。」
「終わったら、僕の部屋に来てくれないか。」
「はい、わかりました。あの、具合でも悪いんですか?」
「どうして?」
「なんか、声が違うなあと思って。」
ブンがフッと笑いを漏らし、吐息混じりに囁いた。
「待ってるよ・・・キム。」
「!」
耳に熱い息づかいが聞こえ、全身がゾクッとした。
これは・・・もしかして、お誘い?
まっ、まさか・・・な。
仕事終了後、緩む頬を抓りながらブンの部屋のドアを叩く。
中から少し気怠げな声がした。
「開いてるよ。」
「失礼しますっ!」
部屋に足を踏み入れると、ブンはガウン姿でソファーに座り、
ワイングラスを傾けていた。
ガウンの胸元はかなり開かれていて、キムが目のやり場に困り
赤くなる。
ブンが立ち上がり、キムを正面から見据えて腰を引き寄せた。
「なぜ呼んだかわかるだろう?」
言いながらキムの顎を撫でる。
「い、いえ・・・」
唇が耳元に近付いた。
「わかってるくせに・・・シャワー浴びておいで。
バスローブも置いてあるから。」
ブンはそう言うと、またソファーに座ってグラスを口に運んだ。
キムがフラフラしながらバスルームに向かう。
やっぱりそうなんだ。この間の約束・・・こんなに早く?!
俺、ブンさんを、だ、だ、だ、抱けるんだ!!
よ、よーし、がんばるぞぉー。
がんばり過ぎてブンさん俺にマジで惚れたらどうしよう~
キムは念入りに体を洗い、バスルームを出た。
「おいで、キム。」
呼ばれるままに隣に座ると、ブンがグラスにワインを注いで手渡し、
カチンと合わせた。
「今日、トドさん遅いんだ。」
ワインで濡れた唇を引き上げ、キムを見つめる。
キムは期待に震える手でグラスに口を付け、一気に飲み干した。
初体験の期待に、心臓の音がブンにまで聞こえそうな程高鳴っている。
「キム、別荘で僕に抱かれた夢見たって言ってたよな。」
「は、はい。でも恥ずかしいから忘れてくださいよー。」
ブンがニヤッと笑う。
「正夢にしようか。」
「ええっ?!(抱くんじゃなくて、抱かれるの?)」
キムの肩に腕を回すと、ブンの腕に震えが伝わってきた。
「で、でも・・・」
「震えてるな・・・寒いのか?」
「いえ・・・」
「僕が、暖めてやるよ。」
肩を抱いた腕に力を込め、キムの顎を指で持ち上げ唇を重ねた。
唇を軽く啄む毎に、音をたてながら語りかける。
「僕の(チュッ)こと(チュッ)きら(チュッ)い・・・?」
「いい・・・え。」
キムがうっとりと目を閉じた。
何度も啄んでいた唇が、キムのふっくらした唇を押し包み、
押し開き、舌が差し込まれた。
俺、これだけで昇天しそうです・・・
舌を絡め取られ、甘美な味わいに翻弄される。
体から力が抜け、頭がブンの肩に凭れ掛かった。
ブンが唇をそっと離し、キムの唇を親指で拭う。
「立てるか?」
優しい声に、キムがうっすらと瞼を上げた。
悪戯に輝く瞳で一笑するブンに、頬が熱を持つ。
キスだけで正体無くなるなんて、情けないって思われてるのかも・・・
恥ずかしさで俯くキムを、ブンが覗き込む。
「ベッドに行こうか。」
「!」
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
続きは今晩・・・たぶん
ショーコ様 またお邪魔してくださいねー!
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自爆レス No: 4007 [返信][削除]
投稿者:♪ノルXぶん親衛隊♪ K 02/03/28 Thu 02:50:32
R20番さま+鹿目乃さま
わざわざレス有難うございました。光栄です~(嬉)。
あまりの文才にどうレスしていいものか、いつも迷っていたのです。これからも浸らせて頂きます。
ショーコさま
好き焼きセットにしてしてみました。
(さりげなく告白)←だったら投げるなって感じですよね。スミマセン!!
あおさま
>ノルさん、まさか、寝たフリしてたとか?(笑)
ありえますね(笑)。たぶん、ぶんちゃんに揺らされた当たりから意識が戻ってきていたかと・・・。
白星さま
>ノルさんとぶんちゃんの、嵐の後の静けさのような光景に涙、でした。
ええーっ!本当ですか?う・嬉しい~!
♪HT♪さま
>いつかは必ず!
わーい!!
>え?ウソはいけない?何があったんでしょー。ちっ!見れなくて残念だったぜ!
悪戯心を起してウソ文章を書いて、フォロー入れる前に失敗に終わって慌てふためいたのですわ。
フッ! それ以上は教えられねーナ!(これもどうだか・・笑)。
っていうか私、いつも自分で自分の首絞めてるんですよー。レスですら(泣)。
HTさま+いちごさま
ぶんが組に来た成り行きそれはさえちゃんとのトレードって事で勝手に?げております。
それ以上は指が裂けても書けません。なぜなら何も考えてなかったから。(↑)ネッ(←大バカ者)。
全て書き直したい・・・。
いちごさま
>でもK様が喜んでくれるならっ、と書きたくなっちゃう。>(上品にね ^^;)
わーい!わーい!
でも、そんな気を使いながらでは、ツマらないじゃあないですかぁ!
煮るなり焼くなりお好きなように書いて下さい~!
それがここの楽しみですわ(爆)。何でも良いのです~!(←って私だけ???)
それにしても、パラレルも傑作でしたー!!終っちゃって残念~(泣)。
高校生活の方のシリーズ化も期待していまーす!待ってまーす!
雪だるまさま
>K様のさえこちゃんに誘発されて、さえちゃんを書いてみました。
ぶっ飛びましたわー。嬉しい!
>本当はオレンジ様のノルさんが日本に来るまでの話として書き上げたかったんだけど、チョット遅かったかな?
遅いなんて事は絶対に無いですよー。
少なくとも過去ばっか書いてる私にとっては・・・(爆)
あの方とさえちゃんの登場に心臓バクバクですー(嬉)!
さえちゃん、かしちゃん応援してるんですけどね・・・さえちゃんはどうも『誠』と『イコン』が・・・(爆)。
オレンジさま
首を長―くしてお待ちしていました!
>今朝見た不思議な夢がよみがえる。(まさか・・・。まさかだよね)
まさか、まさかですよね・・・超期待。
最後に(レスの)
今更ですが、私も確かに不謹慎だなーと罪悪感で一杯になる事もあるんですけどね(今回特に・・・)。
でも楽しい。
ここでのキャラとして、愛称が一人歩きしてしまっている様な感覚で遊んでいます。
皆様もそうかな、なんて勝手に思っていました。
それにしてもいつも主題歌集聴きながら書いてる私って・・・(爆)
なんだか今日(昨日か・・)は至福の一日でしたぁ。嬉し~い!
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か 感激です。 No: 4006 [返信][削除]
投稿者:ひかり 02/03/28 Thu 02:34:29
管理人さま お誕生日おめでとうございました。(なんか変ですね)
いつも ありがとうございます。
HTさま リクエストに答えていただけて ありがとうございます。
反応してくださっただけでも 嬉しかったのに 本当に書いてくださるなんて
感動です。 ヤタロウ風味のキムくんですね。そうきましたか、発想の柔軟さに
脱帽です。
で、原稿料はどちらに振り込めば・・・?
ぽんさま コムちゃんはどんなことをしてもかわいいですね。もっと~(願)
ROMの立場でこの貴重な場を邪魔してはと思うのですが、一言。私の楽しみは
管理人さま 作家さまのご好意だけになりたっているようです。
サーバーが落ちようと 作家さまのPCが壊れようとなんのお手伝いもできず
すみません!
足を洗いかけた(?)宝塚でしたのに、皆様のおかげでまた舞い戻ってきてしまいました。
友達にも「いつからコムちゃんファン?」と不思議がられていますが、
純情そうな友人たちには0番さま設定の「ワタルくんのシャツ1枚のアキレス腱を
切られたコムちゃん」におちてしまったとは 絶対に言えません。
そして ショーコさまへ
なんてお伝えすればよいのか・・・。PCの前で微笑んだり涙ぐんだりため息を
ついたり。すっかり翻弄されています。私のなかでワタルくん コムちゃん 壮くんは生きています。
836番さま
一連の「月の子」で泣かされ ショーコさまの援護射撃(?)ワタルで泣かされ
その後きっちりおちがあるところが・・・(笑)
0番さま
かよまと・・・胸がギューと掴まれるようです。ふたりやってることは凄いのに
せつない。 せつなすぎるよと思うころにはさまれてくる短編。
お二人とも私の心を揺す振りすぎです。
ですが、最近 小説では泣く事ができなかったのに、こんなにも感動できる自分に感動しています(すみませんナル男はいっています)
みどりさまも復活なさって下さったので、もう言うことはないのですが、
ぶんさま派の皆様は ぶんちゃんファンを確実に増やしていらっしゃると
思います。私もここでのぶんちゃんを見習って女に磨きをかけたいと思います。
(私にとっては ここでの人はすでにご本人とは別物になっています。
役から始まったからでしょうか、雰囲気は感じられながら必要以上にご本人が
透けて見えないところがかえって小説風で好きなのです)
皆様にレスをしたいのですが、長いと申し訳ないのでまた出てくることが
ありましたら・・・。
あーあ 私は皆様が逃げない(?)ように鬼の編集長になりたいです。
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パライソ19 No: 4005 [返信][削除]
投稿者:吉屋信夫 02/03/28 Thu 02:15:56
會津ニ十
梅雨の隙間に薄く陽がさす。
あの子が今日は帰ってくる。
月湖はあれから、なにか問いたげな顔をする。
云いたいことは分からぬでもない。
けれども、気づかぬふりをする。
あなたは、決して理解できない。
世間や社会の枠という、人の道の正当さを疑ったことのない、愛すべき旧友。
世界を席巻する帝国主義、踊らされ追随する亜細亜の小国。
そんな歴史の轟音が、わたくしたちのあずかり知らぬところで、響きつづける。
人でありながら人ではない、そんなことに気づいたのは、いつのことだったろう。
だから、絶望していた。
いつか巡り合う殿方とやらの為生きることに、縛られるわたくしたち。
そんな人の道を、理性で演ずるのはたやすいこと。
けれども、どうしても感情がゆすぶられる。
全てを裏切っても、どうしても手に入れたい。
それが、薫子。
こういう時ばかり、わたくしの仮面は役に立つ。
仮面の奥の窒息しそうな胸をかかえ、わたくしは微笑みつづける。
わたくしの保身などではなく。
それは、あなたへの贖い。
わたくしは、わたくしに罰を科す。
何度かひかるが顔を見せた。
静かに語るひかるの声は、今の私には心地よい。
「薫子さんは、肺炎をこじらせてしまったの、って月湖お姉様が仰ったの。
あの方の仰ることですもの、皆さんお信じになるわ。」
はにかみながら、それでも囁くように話し続ける。
月湖の話を、ひかるはどう受けとめたのかわからない。
わたしならば、耐えられたのだろうか。
かげろうのような、終わりが見えていたとしても。
おそらく、それが人の道なのだろう。
折り合いをつけ諦める、そして日々をやり過ごす。
お姉様は。
そんなことを考えている顔が、小難しく見えたのだろう。
慰めるように、ひかるは話す。
「それにね、月湖お姉様が、
そのような人品の卑しいことを、お考えになってはいけません、って
あそこにいらした皆さん、恥じていらっしゃたわ。」
本当に尊敬しているのだろう、誇らしそうなひびきが声音に混ざる。
「 淳子お姉様は、なにもお変わりはないし、
あれは誤解だったのねって、もうどなたも気になんかしていらっしゃらないわ。」
一生懸命わたしの為に話し続ける、ひかる。
ごめんなさい、もうなにも聞えなくなってしまう。
淳子お姉様は、なにも、お変わりはない。
みじめな思いを抱えたままで、扉を開ける。
わたしの寝台はきれいに整えられ、何事もなかったような部屋が広がる。
「お、姉様。」
仏蘭西窓の陽を受けて、あの方が微笑んでいらっしゃる。
こんなふうにお呼びする資格などないことを思い出し、わたしは唇を噛む。
「本当に、ご迷惑をおかけしてしまって 」
鼻の奥が熱くなり、言葉が続かない。
またあの子は、痩せてしまった。
虹彩が初夏の光を返す。
わたくしはやっと息を吹き返す。
駆け寄りたい脚を、無理やり抑えこむ。
「お帰りなさい、ルームメイトさん。」
本当になにも、お変わりではない。
わたしにかかわる騒ぎなど、この方には煩わしいことですらないのだろう。
こんなふうにわたしにまだ微笑みを下さる、それでいい。
それだけで、胸がこんなに熱い。
わたくしの思いは、どうしても変わらない。
あなたの緩やかな茫洋さに、わたくしはかなわない。
その雄大さにそれでも憧れる、わたくしの愚かさに目をつぶって。
せめてあなたに微笑みたい、それでいいはず。
だから、仮面を被りつづける。
鼻の奥の熱が、いつのまにか頬を伝う涙にかわる。
きちんとしなくてはと、何度も練習した言葉は、たちまちに頭から消えてゆく。
こんなにも愚かなわたしを、どうか嫌わないで。
滑らかな頬を、ゆっくりと涙が伝う。
わたくしの性急さが、あなたにそんな顔をさせてしまったことに、胸が詰まる。
こんなにも愚かなわたくしは、それでもあなたを求めている。
こぼれる光りの粒はとてもうつくしく、魅入られたように。
気がつかず、わたくしは人差し指を伸ばす。
戸惑いと怯えを含んだ瞳は、私をまっすぐに見つめる。
こんなみじめなわたしを、哀れんでくださったのだろうか。
それでも喜びが、わたしの顔をあげさせる。
慈愛と優しさに満ちた瞳を、縋るように見つめる。
硝子を通す光が、部屋に迷いこむように射しこんだ。
逆光に浮かび上がる、あの方の影はとても綺麗。
そんなことをぼんやり、思いながら眺める。
羽根が掠めたように、薄い口唇の感触に気がついた。
わたしの汚らわしい幻とは違う、固く閉ざされた口唇が静かにふれる。
切なげに薄く開く、あなたの口唇がとてもいとおしい。
突き上げる思いに気が付いたときは、遅すぎた。
抑えこんだ思いが洩れぬよう、必死の思いで口唇を閉ざす。
もしも押しのけられてしまったら、わたくしは気が狂ってしまうのだろう。
身体中の力を振りしぼり、あの子から口唇をはなす。
ゆっくりと離した顔に浮かぶのは、混乱と驚き。
他の翳は見えるだろうか。
軽い絶望の中、わたくしは取りつくろう。
「あなたは、可愛らしい下級生、いつまでも変わらなくてよ。」
ゆっくりと離れた顔に浮かぶのは、落ちつきと余裕。
他の翳は見えはしない。
薄い失望の中、わたしは微笑む。
そして、自分に言い聞かせる。
お側によらせていただけるならば、それだけで過ぎたこと。
触れていただけなくとも
わたしは、しあわせ。
そしてわたくしは、理性でねじ伏せる。
あなたを壊すくらいならば、耐えることなどたやすいはず。
触れることなどできなくとも、
わたくしは、しあわせ。
そう、たぶん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ~うざってぇ(朦朧)
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今日は限界、眠いレス No: 4004 [返信][削除]
投稿者:R20 02/03/28 Thu 02:06:24
ショーコ様:
大長篇お疲れ様でございました(拍手)。で、次はいつ(爆)?
白星様:
本日はすれ違いかも・・・・明日朝イチに拝読させていただきますね。
keiko様:
そちらのタニちゃんは、とても行儀が良いような・・・何故だ?!
みどり様:
励ましてくださり、嬉しいっす。いえ、心臓弱い上、単純なので・・・・・(笑)。ユリ様の文字を見るたび何故か嬉しい、わたくし。
0番様:
ご希望の演目はございますか?(笑)
なんかまとぶん、この板で一番マジメに働いている気が致しました(爆)
あお様:
ああ、120%も日輪もコスモも・・・わかる自分がすっごく(強)厭。たにちゃん・・・・・どちらでも、よろしくてよ!!!(開き直る淳子もどき)
ベン様:
ああ・・・・・タニ脳天直撃・・・・(昇天)。わ、わたくしも、そのうち書いて・・いいっすか?(←よせ!)
いちご様:
いえもう笑い転げました。もつれる川の字が浮かんでしまって、すみません(笑)
HT様:
妙にあの、トドが気になっていたわたくし。トドのお話し有難うございました(←違うよーな・・・・)
あや様:
何気に鋭いレスでした・・・(含笑)
鹿目乃様:
逆行ならいいけど、大暴投になりそう・・・・・(涙目)
836番様:
おお、第一声で「初物の主張」・・・・・・・親に向ける顔はもうございません(号泣)。
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ショーコ様 No: 4003 [返信][削除]
投稿者:ワタコ 02/03/28 Thu 01:49:11
これで、安心して眠れます・・・
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レスだけ No: 4002 [返信][削除]
投稿者:オレンジ 02/03/28 Thu 01:46:27
あおさま 手ごわそうなエリ王も陥落!さ・す・が、リカさまっ!!
0番さま 天使の声ってオサちゃんなのかしら。しかし、まとぶんて相変わらずオンリー・かよちゃんで、
それ以外にはちょっと頭悪そうなとこが(ほ、誉めてるんですよ~!!)また可愛いわー。
雪だるまさま えっ!?どういう訳で!?オレンジの書くものは気になさらず、ガンガン行って下さい。
さえちゃんの活躍、楽しみにしてますっ。えーっと、間に合えば、連動はお互い適当にってことで(笑)。
白星さま さえちゃん・・懐かしくも恥ずかしき過去の過ち・・・。
小龍さま 勉強熱心(?)なぶんちゃん、可笑しい~。逃げるゆうかのモード切替て追うぶんちゃんてツボです。
ショーコさま オレンジのタイトルは一応『薔薇の棘で僕を刺して』にからめて『薔薇』を入れたかっただけ・・・。
しかし、早くもタイトル負けの予感。オレンジに関しては、たぶん書いたものより書く側が先に混乱します。
長く続くか、すぐ息切れするかは神のみぞ知る。
で、で、ショーコさまーーーーーーーーっ。もう、駄目。泣くだけ~~~~~~~~(涙、涙・・・)
よかった、ワタルくんも、コムちゃんも、壮くんも、しぃくんも、大人になったよね。がんばったよね。
ショーコさまの作品を長く読めて幸せでした。お疲れ様でした。ああ、それにしても、
>みっともないぐらい、お前を....愛してる あ、あ、あ・・・バタリ(あまりの格好よさにオレンジ気絶)。
Kさま >いつまでもこの腕の中にいてくれよな・・・ って、うわーーーーん(涙)。ノルさんっっ。
で、あの、「ぷちっ」って・・・Kさま、何か切れました?お、オレンジのせい?
ごめんなさい、もうしませんっ(てことで『薔薇の迷路』は早くも完)。Kさまーーーっ、戻ってらしてーーー!!
みどりさま、keikoさま、らんさま、レスありがとうございますー!!
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ショーコさま No: 4001 [返信][削除]
投稿者:らむじ~ 02/03/28 Thu 01:37:06
ショーコさま。お疲れさまでございました。
私はてっきり、また命の保障のない稼業のワタルが危険な目にあったりなんかして
結果、累々たる屍の中からコムが一緒に帰らなかったことを後悔しつつ、認識
番号プレートだけを頼りに・・・。 なんてことになるのでは・・・と、いらぬ
心配をしつつ、本日のUPを待ちわびておりました。(^^;)
よかった、良かった♪
切ない二人に、今日まで涙しつつもこの日を信じておりました!
壮くん・・・ホントにいいヤツだ(涙) 彼にも、そしてしぃにも絶対シアワセ
は来るはずだ!!
さて、“もう、お邪魔いたしませんので、お許しくださいませ”←これって
ご冗談ですよね!
今度は、ラブラブな二人も是非ショーコ様の手で・・・。
ご負担にならぬ程度に、でも首を長くしてお待ちしております!
本当に、、ショーコ様の「恋人達」の大ファンでした。
(最終章に至るまでの間、何度も勝手な呟き・・・失礼致しました)