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【芸能・社会】

宇宙Six・山本、原がW主演協奏 6月から舞台「桃山ビート・トライブ」

2019年3月18日 紙面から

それぞれの楽器を手にポーズを決める宇宙Sixの山本亮太(左)と原嘉孝=東京・西麻布のEXシアター六本木で(提供写真・テレビ朝日ミュージック)

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 ジャニーズJr.のグループ「宇宙Six」の山本亮太(29)と原嘉孝(23)が、6月21日~7月1日に東京・西麻布のEXシアター六本木で上演される舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」(大関真演出)にダブル主演することが決定した。原にとって初の主演舞台でストレートプレイも初挑戦となる。2人は17日に同所で本紙の取材に応じ、作品にかける思いや見どころをアピールした。

 舞台はEXシアター六本木で2014年からスタートした「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の第7弾。17年12月に上演され、好評を博した第5弾の再演となる。天野純希さんのデビュー作となる同名小説が原作。安土桃山時代、運命的に出会った若い男女4人が一座を結成し、音楽を武器に豊臣秀吉に立ち向かう。再演にあたり、新たな曲やパフォーマンスが盛り込まれる。

 第5弾で三味線担当の藤次郎役を演じた山本は今作でも同役を熱演。「(演技で)三味線をやるようになってから『楽器、(自分に)向いてるのかな』と思って、初演以降もずっと先生に習い続けています。趣味が芽生えました」とアピール。「まさか再演が決まるとは!」と喜びながら、おもむろに津軽三味線を取り出し、記者の前で華麗な手さばきを披露した。

 原は2年前に同じ宇宙Sixの目黒蓮(22)が演じた笛役者・小平太役に挑戦。目黒が舞台で使った「しの笛」を受け継いだ。約1週間前から練習を始めたが「唇の細かい筋肉で感覚的に覚える必要があって、音の出し方が難しくて…。でも、目黒よりはセンスがあると思います!」と自信をのぞかせ、山本に負けじと童謡の1小節を吹いてみせた。

 目黒と山本がダブル主演した2年前の作品を見たとき、原は大号泣したという。「目黒が主演を張っている姿を見て感動してしまって…。その役を今回、僕がやらせていただくのは楽しみです」としながら「目黒の小平太像をなるべくイメージしないようにして、自分なりの小平太を演じなければ!」と自らに言い聞かせるように語った。

 「初主演」「座長」という言葉にプレッシャーを感じつつも「隣に亮ちゃん(山本)がいてくれるので、自分が引っ張るというよりも、力を借りつつ頑張りたい」と、山本を頼もしげに見つめていた。

 シリーズ初の試みとして、地方公演も開催。物語の舞台である京都の京都劇場で6月14~16日に5公演を行う。 (江川悠)

 

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