「ヤバみ」…ネットスラングを使うオジさん、どう思う?

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 パワハラやセクハラと思われないように日々神経をすり減らしている中年男性たち。しかし、それが実は逆効果だったら……。実際のところどう思われているのか、20~39歳の女性500人を対象にしたアンケートと街頭取材を敢行。嫌われる中年男子の特徴を調査した。

◆<女性500人に聞いた! 中年男子の嫌われポイント>
※アンケートで“なし”と答えた女性20~39歳の割合。1月28~31日に実施

・「ヤバみ」などネットスラングを使う 59%
・「オッサンだから」と年齢をダシにした自虐ネタ 44.1%
・メールやLINEでは顔文字・スタンプも使いこなす 41.0%
・流行りのアーティストや芸人を聞いてくる 35.2%
 ―――――― ここまでが危険ライン ――――――
・普段、遊ぶ相手は年下の友達が多い 25.2%
・年齢・性別を問わず、敬語を使う 24.8%
・会話のテーマに年齢差を感じさせない 23.2%
・スイーツやお土産をくれる 22.2%
・悩みや困ったことがないか心配してくれる 20.2%
・飲み会や食事では迷わず1万円札、5000円札を出す 15.6%

◆こんなものまで! 意外な嫌われる男子の言動

 女性に嫌われる男の言動のなかには、良かれと思っていることが逆効果になっている場合がある。「ネットスラングを使う」は半数以上、「顔文字・スタンプも使いこなす」も41%の女性が嫌われるポイントに挙げた。

「普段の雰囲気は素敵だなと思っていた人から、『(^^ゝ了解)』というメッセージが届いて、『お父さんのLINEと一緒だ……』と、一気に冷めたことがあります」(23歳・事務)

 気さくなつもりでも、女性からは失笑を買っているのだ。

「ネットスラングや過剰な絵文字は『オッサン無理すんなよ』と思われちゃうでしょうね。顔文字は若いコはあまり使わないので、世代のギャップを感じて引かれる可能性もあります。

 絵文字は若いコはナチュラルに使いますし、LINEでひとつも入ってないと文章が冷たい印象になる。時々は入れるべきです」(恋愛コラムニストの相沢あい氏)

◆優しくしたつもりが逆効果

 また、優しくしたつもりの「年齢・性別を問わず、敬語を使う」(24.8%)、「スイーツやお土産をくれる」(22.2%)も、頻度によっては逆効果。

「あんまりモノをくれたり、気前がよすぎると、狙っているのかと疑心暗鬼になる(笑)。みんなでシェアできるものなら素直に嬉しいですけどね。敬語も女性にだけ使っていると違和感があります」(26歳・郵便局員)

 仮に下心があるとしても、特別扱いすることはマイナスになりやすい。コツコツ地道に評価を上げていくほうが効果的だろう。

アンケート/エコンテ
― [嫌われる男子]の特徴 ―