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【プロ野球】

ツバメの若き大砲が復帰弾! 村上手応え「体が反応」

2019年3月17日 紙面から

ヤクルト-巨人 4回、右越えに本塁打を放つヤクルト・村上=神宮球場で

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◇オープン戦 巨人8-7ヤクルト

 巨人は亀井が1回にオープン戦1号となる満塁本塁打、坂本勇が7回に2号ソロを放った。丸も2安打と主力が順調な調整ぶりを示した。ヤクルトは正三塁手を狙う村上が2号ソロ。先発候補の高橋は粘りの投球で4イニング1失点だった。

    ◇

 ヤクルトの2年目・村上が力強いスイングで存在感を示した。6番・三塁で先発出場し、4回にオープン戦2号ソロ。巨人の2番手・田原のカーブをとらえ、右翼席に突き刺した。

 「しっかりと自分のスイングできた。カーブが(初球から)2球続いたので体が反応した」。期待の19歳は侍ジャパンに初選出され、9、10日のメキシコ戦(京セラドーム)に出場。2安打をマークしてひと皮むけた。チームに戻った後、体調不良で12、13日のロッテ戦(ZOZOマリン)は欠場したが、復帰試合で開幕スタメンをアピールするアーチを放った。

 それでも本塁打以外の3打席は、いずれも空振り三振。「課題が残る打席が多かった」と反省しきりだった。試合後にはすぐさま居残り練習。宮本ヘッドコーチとのロングティーで打撃フォームをチェックした。

 「試行錯誤しながら結果を出していきたい。試合に出させてもらっているのでしっかり結果を出したい」。持ち味の長打力に確実性をプラスし、大引らと争う三塁の定位置奪取を目指す。 (小林良二)

 

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