ありったけの夢をかき集めて探し物を探しに行ったら航海士と船医と王女と考古学者しか集まらなかったのだが。それと女帝も。 作:筋肉大兄貴
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▶︎感想を書きますか? 《はい・YES》
……ということで、今回はサカズキとセンゴクさんの説得回です。
この場を借りて改めてご説明させていただきますが、この作品は作者の妄想と御都合主義の果てに生まれたギャグ小説です。そのため、原作設定の改変若しくはそれを著しく無視をしている箇所が多々ございます。
故に、それが受け入れられない・納得出来ないという方には決してお勧め出来ない作品となっておりますので、それでもよいという方のみお読みいただければと思います。
また、感想の一部として私や私の作風を批判・指摘していただくことは勿論歓迎なのですが、その際に見る人を不愉快にするような言葉を使用することはご遠慮下さい。端的に言って迷惑ですので。
前置きが長くなりましたが、本編をどうぞ!
<>月!日
つるさんやクザン、そしてボルサリーノの三人にロビンの救出についての俺の考えを伝え、予想以上に好意的な返答を貰うことが出来た次の日。
俺は今回の件の了承を得るためには絶対に避けては通れない、謂わば「第一の障害」となり得るある人物の部屋を協力者であるボルサリーノと共に訪れた。
ーーそう、海軍大将「赤犬」ことサカズキの部屋をだ。
部屋に入ってからの最初の数分は三人で他愛もない話をしながら話を切り出す機会を伺っていたのだがーー
「……何ぞわしに話があるんじゃろぅ? つまらんことで誤魔化さんと、さっさと話してみんさい」
それも百戦錬磨な彼の前では全く意味のない行為になってしまったのだった。
……流石に鋭いよなぁ。
そんなサカズキの言葉に漸く覚悟を決めることが出来た俺は、彼の元を訪れた本当の目的を、時折入れてれるボルサリーノの補足と併せて、目の前のサカズキにゆっくりと話していった。
それを聞いてる最中のサカズキは、まるで獲物を狙う肉食獣の様な恐ろしい瞳でじっと俺の顔を見つめていたが、それでも話を途中でブッた切ってくる様なことだけはせずに、何とか最後まで俺の話を聞き届けてくれた。
正直、この時のことを思い出したら未だに冷や汗が出るぜ。
何たって「下手をしたらこのままサカズキに殺されるんじゃないか」って錯覚しちまう程の重苦しい雰囲気が部屋中を満たしていたんだからな。あの空気の中でも冷静でいられる奴は余程の大物か底抜けのアホのどちらか位だろう。
「いやぁ〜それにしても外はいい天気だねぇ〜。おかげで今日は一段と茶がうまいよぉ〜」
ーーこのおっさんがそのどちらなのかは俺にも分からなかったが。
その後暫くしてから少し大きめの溜息を吐いたサカズキは、緊張でガチガチになっている俺と、相変わらず緊張感の欠片もないボルサリーノに向かってこんな答えを返してくれた。
「悪いがのぅ、ルフィ。わしはお前のその考えに賛成することは出来ん。オハラの学者連中がやっとったことは、そのまま世界を転覆させる程の危険性を孕んだもんやった。例えニコ・ロビンに奴らの考えを継ぐ意思はなくとも、何れは奴らと同じ答えに行き着き、世界を危険に晒すことになる。そんな危険因子を助けたいなんてお前の甘い考えには、わしはどうしても賛同出来ん。……じゃけぇ、もしも本当にやるっちゅうんなら、わしの知らんところでやりんさいや」
ーーって感じにな。まぁ要約するとだ。
「つまりぃ〜、ルフィの行動に賛成するつもりこそないけどぉ〜、その代わりに邪魔するするつもりもないってぇことでいいのかなぁ、サカズキぃ〜? 」
「……好きに考えんしゃい。わしぁ知らん」
ーーということになるらしい。
……十分すぎる程の答えと援護だぜ。ありがとうな、サカズキおいちゃん。
そう言ってはにかみながらお礼を言うとーー
「ええからさっさとセンゴクさんとこに行け」
微妙に気恥ずかしそうな様子のサカズキから、俺はボルサリーノ共々に彼の部屋から追い出されてしまったのだった。ツンデレだな。
<>月!日(前のページの続き……)
サカズキから不干渉という名の了承を取り付けることが出来た俺は、付き合ってくれたボルサリーノにお礼を言って別れた後、そのままの足でセンゴクさんのいる元帥の間(又の名をガープじいちゃんの給湯室。せんべいのストックがスゲェ)を訪れた。
重く大きな扉を開けた先のテーブルにはつるさん姿もあって、それ故にセンゴクさん自身も俺がここに来た理由を既に把握している様子だった。
だってその時のセンゴクさん、明らかに困ったというか呆れた様な顔をしていたもの。まぁそんな顔になっちまうのも分かるけど。
「おつるさんから大体の話は聞いている。また何とも面倒なことを考えてくれたものだ。その辺りはやはりガープの孫というところか」
ーーその上、微妙にじいちゃんの血筋に準えた内容のディスも入ってきたし。ちょっとショックだ。
ただそれでもーー
「だが、こちらの出す条件を守るのであれば、ニコ・ロビンの懸賞金を解除した上で保護することも可能だろう。世界政府を束ねる五老星とはパイプもあるし、私の考えている案も彼らにとって決して悪い話にはならない筈だ。……故にルフィ。君には海兵として初めての任務与えるーー必ずやニコ・ロビンを無事に保護し、ここマリンフォードまで護送せよ」
センゴクさんもまた、俺の考えには賛同してくれていることは間違いない様だった。
……ありがてぇ話だぜ、本当に。
なら、俺もそれに全力をもって答えないといけないなっ! それこそ、俺の命を懸けてっ!!
因みに、俺は今回の件をゼーじぃとガープじいちゃんの二人に伝えることはなかった。
ゼーじぃの場合は俺が何か言う前に「お前の好きにしろ」と背中を押してくれたし、ガープじいちゃんは「ニコ・ロビン? 誰じゃそれ? 」って感じでキョトンとしていたからな。
全く、本当に頼りになるじいちゃん達だよ。片方にはもっとしっかりして貰いたいけど。
<>月?日
「ニコ・ロビン救出作戦」を正式な任務としてセンゴクさんから直々に拝命した翌日の朝。
改めて元帥の間に呼び出された俺は、そこでロビンを保護するにあたって必要な幾つかの条件を纏めた草案を見せて貰うことが出来た。
まぁ五老星に見せる前段階の叩き台みたいなものなので、ここから加筆なりなんなりの変更があることは理解しておけよっていう前提条件はあったけどな。
で、その条件の内容というのがーー
1.マリンフォードに護送・保護された後は五老星を通して海軍から与えられる仕事に従事すること。その詳細は追って伝える。従わない場合は即処刑。
2.今後はニコ・ロビンではなくこちらの用意した戸籍を使用すること。但し、彼女の秘密を知る者の前ではその限りではない。拒否する場合は即処刑。
3.「歴史の本文」に関する研究は五老星の承認を得ない限りはその一切を禁ずる。違反した場合は即処刑。
4.移動許可範囲は基本的にマリンフォード内のみとし、外部への移動が必要な際は必ず海軍中将相当の者の監視を付けること。その際に脱走の意思を見せれば即処刑。
5.これまでの研究資料は五老星及び海軍本部元帥の立会いの元で全て破棄することとし、知識としての情報は絶対に外部へ漏らさないこと。それが守れぬ場合は即処刑。
ーーこれである。何か色々と殺意MAX過ぎて笑えないけどね。
ただこれでも随分と譲歩してくれた内容であることは間違いない。
後はそれをロビンが納得してくれるかどうかだが……まぁそこは発起人である俺が何とかするしかない、よな。
おお、何かそう考えたら急にお腹が痛くなってきたぞ。
成る程、これがプレッシャーか……。
違反したら即処刑な五箇条。ただ見方を変えれば五老星と海軍の目の届く範囲なら比較的に自由ということになるのか……?
正直作者もあんまり分かってないので、基本的に形だけの条件だと考えていただければ幸いです。偽名もルフィのすけみたいな適当な感じにするつもりですし。
次回はいよいよロビン救出作戦始動回です。大猿ルフィのワンアーミーでいくか、それとも他に協力者を付けるか……楽しい悩みですね!
それではまた次回お会いしましょうと言いつつ感想をお願いします!
ニコ・ロビン救出編で色々と言われていますが、正直なところ皆さんはどう思っていますか?
- たとえ二次創作でもこれはない
- 面白いから別にいいんじゃね?
- 何でもいいから他のヒロインもはよ
- ハンコックさんの登場まだー?
- 男は黙って次回を待つべし