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2005年05月21日
銀天街の松風
日本中に「銀天街」と名のつく商店街があります。
例えば松山の銀天街
北九州は魚町の銀天街
島根県浜田市の銀天街
宇部市の銀天街
宮崎の祇園町銀天街
そして、沖縄の銀天街。
ここの名物は「和田アキ子像」だけ!ではありません。
銀天街には首里王府ご用達の菓子処だった由緒ある菓子店「御菓子ながやま」があります。
写真は同店の「松風」(まちかじ)。結納で使われる縁結びのお菓子です。振りかけられたゴマは「子孫繁栄」を意味しています。
現在、松風を作ることのできるのは、中部では御菓子ながやまの永山盛雄さんだけ。沖縄県全体でも2名しかいないといわれています。
松風とともに、御菓子ながやまの有名なお菓子が「王様のちんすこう」。首里の王様が食べていた当時そのままの味を、昔ながらの製法で作っています。
つまりそんじょそこらの「ちんすこう」ではないのだ!
銀天街あなどるべからず!
投稿者 : 2005年05月21日 10:48