サイコロ楽しいレス No: 1700
投稿者:パナマ 02/01/30 Wed 21:08:31
《管理人様》サイコロなんて、かわいいっ!過去ログ作業含め、いつも本当にありがとうございます。
《0番様》そーいうワケだったのですね。ドクターやるなあ。(笑)因み私は『椿姫』編のほうに
大変興味があります。地下にトレーニングルーム作りました。一応、ご報告を。
《keiko様》 ガチンコ勝負とはこのことでした・・。アサコ明るくなって、リニューアルな感じが。
《らん様》そんなことおっしゃらずに、ユウカの隠れた才能をもっと御披露してくださいな。
《ショーコ様》相変らずのうっとりな展開・・・私は指をくわえて電信柱の影から眺めていました。
《ベン様》前回のレスは唐突な告白レスのようになってしまいました。失礼いたしました。リカの
学生時代、血だらけター、意識があるだけましな密偵(笑)の何がなんだかさっぱり
わからない絵文字、気になる要素満載です。若かかりし頃もすでに大物トドさんは
かっこいいし、しかもH版のラブな2人・・・あー、コメント書ききれないっ!
《HT様》轟邸、上から見たいですっ!ター警部・・・2人との接触が楽しみです。
《オレンジ様》まだ、まひる嬢帰さないで!もっと犠牲者(?)を~~~。リカvsまひる、楽しかっ
たです。どっちも人の話聞いちゃないぜ的性格だから・・。今回はまひる嬢、勝ち逃げ!
《836番様》 ああ、作品がっ!うれしい! 前回のレスの雰囲気からして、暫く新作は読めないの
ではと焦ってしまいました。タニのストレートな(痛い)ボケが好きです。私も『一般
的なワタル』と『アクロバットなリカ』、ツボでございました。
《ももんが様》お言葉ありがとうございます。とりあえずはこんな感じになりました。
《あお様》もー、リカもタニもかわいい。ヤング・リカ、テクニックはたどたどしくても、
腰はこのときから絶品だったのですね。先がますます楽しみに!
《ららら様》大海賊、ドクターのこと、私もそのように思います。ドクター・ファンより。(笑)
《るり様》リカちゃん人形の初代ボーイフレンドがワタルなんて、なんかいいですよね。
しかし、パナマカード・・・このネーミングで売れますか?(笑)
《いちご様》「お前はオレを選ぶんだ。」いいわ~、トドさんだから許されるセリフですね。
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レス No: 1699
投稿者:♪HT♪ 02/01/30 Wed 20:59:18
いちご様・・またいちご様の後にアップしてしまった。超後悔だわ。
トドさんがプラス思考で良かった。はかなげなぶんちゃん、悶えましたー。
リカちゃんのことは忘れてね。あれで私は実力を思い知ったのよ・・・
オレンジ様・・まひるちゃんなら女嫌いのトドさんも手玉にとってしまうのでは
と思ったまでです。どんどん続けてねー。
836番様・・きわどかったりほんわかしたり楽しいです。
タニが探究心旺盛で若い者は幸せでしょうね。
あお様・・若いリカちゃん、可愛いわ。二人の関係がほんとすてき。
ベン様・・リカちゃんのセーラー服姿・・・グッズを駆使するトドさんもいいわ。
管理人様・・カウンターとっても可愛い。いつもありがとうございます!
これからもお邪魔しますね。それと管理人様のも読みたい・・・
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レスれす^^ No: 1698
投稿者:0番 02/01/30 Wed 20:54:43
>管理人様。いつも本当にご苦労様です。ここにくるのが日課となって
いますが、いつもほんとに楽しくて嬉しい^^です。
>keiko様。ミズくんからの衣装、他にどんなのがあったかは
らん様に聞かないとわかんないです(笑)
>らん様。「椿姫」どうしましょうかねーって、書いて下さるんですか?
私も見たいんですけど、私が書くとゆうかちゃん、可愛くないんですもの・・・
>ショーコ様。そうですか、おたくのワタルくん、公開の意志なしですか。
(なんて勝手な・・・^^)大人気のワタルくんなので、ここでは
いちばん人数が多いですよね、○○様や××様のワタルくんって風に^^
でも、私はショーコ様をし…慕…舌平目のムニエルあたりでいかがでしょう。
(いいかげんにしろ自分、と叱咤したい)
>HT様。あのビデオのネーミングは、我ながら古いと思いました(笑)
>ももんが様。お誕生日編、ほめて下さって嬉しい^^やたら力だけは
入りまくりでしたが。ビデオの処分に関しては、ゆうかちゃんの意志次第です^^
>836番様。リカちゃん診療所は第二の家みたいなものですから、
ドクター、リカちゃん入院するたびに撮ってるかもしれないですよ~^^
ところで、836番様は私を捨てるおつもりなの?^^
(拾った覚えはない、とか言われそうだ)
>あお様。私のかよこちゃんに対する愛なんて、まとぶんのそれに比べたら
ちりのようなものですわ^^目指したのは○映テレビ・・・
>ベン様。ドクターがあぶない人と言うより、私の方が変態なんじゃないかと
気にしております。皆様があれほどいい人に書かれていたドクター、
私のせいでただの変質者に(泣)
>いちご様。私も見たいんですけどねー椿姫。かよこちゃんとこ行って、
借りてこようかな(笑)
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楽しい遊園地 No: 1697
投稿者:♪HT♪ 02/01/30 Wed 20:33:21
いきなり本文です。
ぶんが飲み物とお菓子を買ってタニを待たせた所に戻ると
タニは下を向いてもじもじしていた。
「どうした?」
「なんかさ、皆が僕をジロジロ見ているみたいなんだ」
「なーんだ。タニはあんまり外出しないからな。見てて!」
あまりの可愛らしさにタニを遠巻きに見ていたギャラリーの女性たちを
じっと見つめたかと思うと、ぶんは「バチッ」とウインクした。
「きゃあ・・・・」「どさっ!」
と数人の女性が刺激に耐えられず気絶した。
「ど、どうしたの?あの女の人たち」
「へへ、ちょっと誘惑しちゃった」
「ぶんさん、すごい・・・」
「タニにもできるよ。やってごらん」
「僕はいいよぉ。それに僕たちお忍びなんだから目立っちゃまずいよ」
「はいはい」(タニったら真面目なところも憎めないなー)
観覧車はゆっくり動き出した。
「はーっ。女の人ってわかんないなー。やっぱりリカさんみたいに
カッコイイ男の人がいいよ」
「そだね。僕もそう思う」
ぶんは同時にトドとノルの顔が浮かんでしまった。
いけない、いけない!ノルの顔に×印をつけて
首をぶんぶん振って違う事を考える。
「そうそう。タニ、はい。ジュース」
「ありがと・・。あれ?何でぶんさんはアイスコーヒーなわけ?」
「えっ?だってその方がらしいじゃん」
タニは子ども扱いされた気がして反抗する。
「僕もアイスコーヒーがいい!!」
「しょーがないなー」
ぶんはジュースに挿してあったストローも、自分のアイスコーヒーに挿した。
紙コップに2本のストロー。喉が渇いていた二人は一気にくわえ、
ゴクゴクゴク・・・飲みながら目が合った。ちょっとドキリ。
「何だかカップルみたいだね」
嬉しそうなタニにぶんは目を細めた。
「じゃ~~ん、これも食べない?」
ぶんはムーンポッキー抹茶味を出す。
「あ~、これ食べたかったんだよ」
ぶんが抹茶チョコのぽってりついた方を口にくわえて
「ん」とプリッツだけの反対側をタニの口前に突きつける。
「どうして?抹茶チョコの沢山ついている方をくれなきゃヤダ」
「じゃ、あげない」
ポリポリかんでいくぶん。
「あー、待って。やっぱ食べる」
タニも負けじとポリポリポリ。
両端からかじられていくポッキーは当然真中でなくなるもの。
ふわっとしたタニの唇にぶんの唇がふれる。
タニがくすぐったそうに笑う。
ぶんがしっとりと微笑み返した。
(トドさんよりノルさんより柔らかいな・・・小雪みたい!)
観覧車はどんどん高く上り、遠くまで見渡せるようになろ。
真っ青な空をバックに緑に囲まれた轟邸がどっしりとかまえていた。
「ぶんさん、あれ、僕たちの屋敷?」
(あの窓が僕とリカさんの愛の巣。観覧車からも見えてたんだ・・・ポッ)
「そうだよ。こうやって見ると凄く大きいんだな」
(あんな大きな組織を纏めるトドさんってやっぱり凄いや。惚れ直しちゃうな)
なんだかんだいっても二人はお互いのパートナーに
ゾッコンなので、緩んだ顔を笑ってごまかすのであった。
「ハハハ。(意味のない笑い)」
「おー、これはこれは」
それを遥か下のベンチから覗き見るものがいた。
超望遠レンズを手にしたター警部、不敵な笑みを浮かべている。
「美しい青年の禁断の愛ってか?これは使えるな」
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(涙の一日)の翌日 No: 1696
投稿者:いちご 02/01/30 Wed 20:17:42
隣で寝息をたてているブン。
トドは昨日のブンを思い出していた。
泣きやんだブンに口づけると、甘い吐息を漏らしてもたれかかってきた。
腰を引き寄せただけで切ない声を出し、体を撫でようものなら、とたんに
力が抜けて倒れそうになった。
(可愛いヤツ)
トドが愛しそうに、寝ているブンの頭を撫でた。
昨夜
ノルとの激しい情事に疲れ切っているものの、ブンの体はその余韻に
疼き、トドに軽く触れられただけで気が遠くなりそうだった。
「お願い、今日は許して・・・」
腰を引き寄せたトドに、まだ潤んでいる瞳で訴えるブン。
(許してなどと言われて、本当に許すヤツなどいるものか。)
トドは腰の手に力を入れ、グイッと体を密着させた。
「あ・・・もうダメ・・・」
(もうダメ・・・?俺はまだ何もしていない。)
きっと聞き違いだと思い、唇を奪って体をまさぐった。
合わせた唇の隙間からブンの吐息があふれ、
トドの手に敏感に反応した上体が、グラッと倒れる。
「おっと。」
トドが片手で支え、ブンの顎を持って自分の方に向けた。
「今日のお前はいったいどうしたっていうんだ。
訳もわからず泣いたと思ったら、今はこんなに悩ましい・・・」
ブンが焦点の合わない瞳でトドを見る。
自分を見ているのか、違う何かを見ているのか、
トドは不思議な感覚に捕らわれた。
トドの腕に完全にもたれかかったブンは、壊れた人形のようだ。
こんなにも頼りなく、色っぽいブンは初めてだった。
トドはブンをソファーに寝かせ、シャツのボタンをはずしていく。
その手にブンが手を重ねて遮ろうとする。
そして、溜息を漏らすように言った。
「(ハァ)いや・・・」
(いや・・・? 「いや」イコール「いい」だろう。)
都合のいい解釈で、儚いブンの抵抗をモノともせず、嬉々としてボタンを
はずしていくトド。
ボタンを一つはずされる毎に、ブンの体の奥から沸き上がってくるノルの
【すごいワザ】の余韻。
トドの手はまだボタンだというのに、そのワザを思い出し、たまらず声を
上げる。
「あぁ~ん・・・」
トドがビクッとしてボタンから手を離した。
(なっ、なんだ?今どこか触ったか?)
ブンは瞳を閉じて、胸で大きく息をしている。
(いつもなら俺が強引に始めたコトでも、そのうち必ず挑戦的に誘って
くるんだが・・・。さては作戦を変えたのか?さっきの涙も芝居か?
いや・・・あれは本物だった。なんなんだ?)
?はてなマークいっぱいで手を止めたトドにじれ、ブンがトドの頭を
引き寄せて胸に押しつけた。
「やるなら早くして。」
開き直ったように言うブンにトドの「?」がまた増える。
トドは訳がわからないまま、胸に口づけていった。
その後のブンは、トドのやることなすこと全てに過敏に反応して声を上げた。
その声もいつもと違い、よりセクシーだ。(掠れているから)
そんなブンにトドもいつも以上に燃え上がり、一回目ですでに虫の息の
ブンを幾度となく味わった。
・・・・・・・・・・
(今朝は爽快な目覚めだ。)
ブンは余程疲れたのか、寝息が聞こえなければ死んでいるように見えた。
(やはりお前は俺を飽きさせないな)
眠っているブンの唇にキスをして、トドはベッドから出た。
「今日の仕事は、はかどりそうだ。」
トドは首をコキッとならして、軽い足取りで部屋を後にした。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
ノルさん辛いのに、トドさん脳天気ですいません。
「知らない」ということで許してあげてください
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涙の一日 14 No: 1695
投稿者:いちご 02/01/30 Wed 20:14:42
ブンが泣きやむまで、トドはずっと抱きしめていた。
腕の中のブンが落ち着いてきて、静かになったので顔を上げさせた。
「瞼が腫れているぞ。可愛い顔が台無しだ。」
「(グスッ)トドさ・・・」
「あ、あ、あー、また・・・。お前の涙腺、壊れたようだな。」
トドが指で涙を拭ってやる。
「ホントだね・・・」
ブンが目をこすって片目を瞑るようにして笑った。
ブンの笑顔にトドはやっとホッとして、片手で頬を撫でながら言った。
「そうやって、笑っていてくれ。自由に、気ままに、俺を振り回してくれ。」
ブンの涙腺が修復不能になる。
「もう・・・なんでそんな・・泣きたくなるようなこと・ばっかり・・いうの?
・・・やめてよ・・・」
「お前が泣くからだ。」
「なにそれ・・・わけわかんない。」
「わけがわからんのは俺の方だ。」
トドがそっと口づけた。
「そうだよね・・・ごめんね。泣いちゃって・・・」
ブンが眉を下げてトドの目を覗いた。
「早くいつものお前に戻れ。これはこれで、可愛いがな。」
「可愛いなんて、言ったことなかった・・・」
「そうか?(いつも思ってはいるんだが)」
「そうだよ。何も言ってくれない。僕が浮気したって知らないからね。
これでもモテるんだから。」
トドが苦笑いする。
「その調子だ。」
「んもー、わかってる?」
ブンがトドのネクタイを引っ張って揺らした。
トドは穏やかに微笑んでそんなブンを見つめていた。
「わかっている。だが、たとえどんな男がお前に言い寄ろうと、俺は勝つ。」
「すごい自信・・・」
「お前は俺を選ぶんだ。」
ブンがニヤリとする。
「それはどうかな。」
トドの腕がブンに絡み付き、ブンが小さく声を上げた。
「生意気な口だ。」
その口をトドが塞ぐと、ブンの声は甘い吐息になった。
終
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れすです No: 1694
投稿者:いちご 02/01/30 Wed 20:08:17
管理人様、ご苦労様です。タモさん殺しちゃったの私ですね。
いえ、生きてたっていいんですよ!すいませーん。
0番様、ドクターがとんな顔して隠し撮りしていたのか想像してしまい
ました。私も見たいー。特に椿姫。
で、◯◯◯の◯人もやめてー。(もう言い直さなくていいですよ。^^;)
keiko様、愛を知ったアサコちゃん優しそうですね。でも、やっぱり
アレは激しいのかしら。
らん様、ゆうか×ぶん とてもドキドキさせてもらいました。もう少し
先が見たかったー。^^; 水くんのスペシャリストぶりもぜひお願い
したいです。
ショーコ様、コムちゃんのつま先を口に含むワタルくんにゾクッ。
その後もうーっとりしました。溜息・・・
みかげちゃん、良かったら使ってやって下さい。
ベン様、萬さんとかターさんとか出てきて先が楽しみです。鼻に
ティッシュつめてる密偵さん最高。
HT様、お願い聞いてくれて嬉しい!ありがとうございます。可愛い~。
早速ノルさんも出してくれちゃうしぃ。どうぞ長~く続けて下さい。
「攻」でしたか・・・(ノルと?トドと?え?) リカさんとはしましたよね。
書けるじゃないですかー。(^^)
オレンジ様、本当にまひるちゃんとリカさんの会話のようでした。すごい。
主要メンバー名刺配りまくってほしいです。
836番様、可愛くて色っぽい会話に最後までずっーとドキドキしてました。
ももんが様、今回はひたすら優しいトドさんです。クサくてこそばゆい程に。
パナマ様、ここには書ききれない程、笑いのつぼ満載の作品ありがとう
ございます。もー、笑いっぱなし。ワタルくん7時間繋がれたままなの
かしら。
あお様、そんな、どうぞ気になさらずに。私のなんかよりずーっと!!!
いいです。若いリカさんが初々しくて可愛いですね。
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管理人さま No: 1693
投稿者:836番 02/01/30 Wed 20:05:00
壁紙や過去ログやカウンター。いろいろありがとうございます。
カウンターまでダイス~、ガイズ~、月組~~。嬉しいですっ
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明かされる過去 トドリカ編 No: 1692
投稿者:ベン 02/01/30 Wed 20:03:57
統一性のないタイトルですみません。あまりに手を広げすぎて収集がつかない
というか、その時の気分で書いてるもので。で、なんとか副題に意味を付けよ
うかと・・・でもまた変わったときは悪しからず。
>るり様、レスありがとうございます。
お探しの「ワタリカ愛好会」の件ですが前の投稿でバレバレと思いますので書
いてしまいますと、私でありました。
自己紹介したものの、やはり固定ハンドルは恥ずかしくって色々使ってたので
すが続き物を書いてる内に結局同じじゃん、ということでベンに統一した次第
です。でもおかげで過去ログを見に行ってまた読み直すことが出来ました。
にしても自分の過去のモノを読むのって恥ずかしいです。
微妙に路線もキャラも変わって来てるのが自分でも笑えます。
・・・
久しぶりにリカとの夜を過ごし体力、気力とも充実した思いで出勤した轟は
机の上に密偵からの文書があるのに気づいた。
「どれどれ、ほほう~。鳥かごの中にリカちゃん人形とルデイー君人形か・・
その下でムチを振るっている眼帯の男・・・これはいったい誰なんだろう?」
これはやはりリカに直接探りを入れるしかないか・・・だがどうやって・・・
轟はその晩もリカを寝室に呼んだ。
昨夜轟に激しく愛され、乱れに乱れたリカは照れくさそうに現れた。
風呂に入ってきたらしく髪はまだ濡れて光り、上気した体からは甘いいつもの
リカの香りが立ちのぼっていた。
轟はリカと並んでベットに腰を下ろすと優しく肩を抱き、後ろから首に唇を這
わせ始めた。
「んあ・・・」
昨晩の体の疼きを思い出したリカの体は、すでに一触即発の状態だった。
「トドさん、はやく・・・ああっ・・・はやくトドさんが欲しいっ・・」
轟はリカの潤んだ大きな瞳と、真っ赤に熟した唇にはやる気持ちを抑え、ベッ
トサイドに用意していた手錠と皮の首輪に手を伸ばした。
轟のしようとしていることを理解したリカの体は瞬時に硬直し、顔は恐怖で凍
り付いた。
「イヤッ・・・どうして、トドさん・・・・?」
ベットの隅まで逃げたリカだったが、シルクのガウンが滑って一瞬バランスを
崩した。
「あうう・・・」
その一瞬を突いて羽交い締めにされ、轟に首輪と手錠をかけられたリカの様子
が変わった。まるで誰かがのり移った様だった。
「ごめんなさい!!許して・・・イヤだ!!ああっ、助けてっ!!」
突然泣きじゃくりながら逃げようとするリカを、轟は慌てて抱きかかえた。
「おいっ、リカっ!!どうした、何もしない。何もしないからっ!」
「やめて・・・ああっ、ターを許して・・・イヤ・・・教授・・・あ・・・
イヤアアアアーーーーー!!!!」
激しく身を悶えさせたリカは、大きくのけ反ると叫びながら気を失った。
「教授?・・・」
轟は予測していなかった展開にしばし茫然と立ちつくした。
「おいっ、教授というのがあの眼帯の男なのか・・・?」
「はい。」
天井の声が答える。(なら初めからそう書けよっ)
「教授の名は?」
「萬。萬教授です。」
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ついに・・・ No: 1691
投稿者:管理人 02/01/30 Wed 19:44:48
付けた カウンター
で 月組みたいでしょ?!
かなり良いの見つけてきましたー
きっと 今まで 3000はカウンターいってると思うよ
頑張ってカウンターたかたか踏みましょう♪
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頑張ったなー No: 1690
投稿者:管理人 02/01/30 Wed 19:34:42
過去ログ 201~300 401~500をやりました。
二日間会社にて って感じです 爆。
大丈夫なのか?私?? って思いますなー。
そういえばこの壁紙と字の色を変えた訳は友達に黄色では会社で開きにくい と言われたからです。
でも せっかく変えたのに 会社では見れないー とか言われました。
悲しい・・・。(や系は駄目らしい・・・)
そういえばタモちゃんって死んでしまったのでしたっけ?
なんか↓で死んだ と書いてて マジー とか思ってしまったのですねー。
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まだちょっと若いワタリカ H編 No: 1689
投稿者:ベン 02/01/30 Wed 18:12:46
keiko様レスありがとうございます。色々脇道に逸れますが一応続きです。
・・・
ワタルもリカも全身汗びっしょりでベットに横たわっていた。
まだ荒い息遣いが部屋中に響き、体は甘い疼くような余韻で満ちていた。
先に回復したワタルは、煙草を一本吸い終えると何かを手に、ベットでまだグッタリしているリカに近づいた。
ワタルが持っていたのは手錠だった。
金属のふれあう音にリカはハッとして身を起こした。
「ワッワタルッ、それは何だ・・・やめろっ手錠は、あっ、手錠だけは・・・
手錠だけはやめてくれっ!!ほら、いつものネクタイでいいじゃ・・・あっ」
バシッッ!
「うるせえっ!俺のすることに口出しすんなっ!!」
クラクラする頭を振っているリカの両手に容赦なく手錠をかけると、その鎖を
ベットの脚に固定し、リカを床にひざまずかせた。
「やめろー、こんな・・・ああ・・・見るなー」
「いい眺めだぜっ。お前だって見られて体が燃えてるくせに。」
「くっ。痛っつう・・・。」
「いくぜっ、リカ。」
「あうう~~~うっ・うっ・うっ・・・」
リカの腰をつかむ腕に力が入った。ワタルの動きが激しさを増す。
「んぐっ。」
リカがいきそうになった瞬間、ワタルの手がリカの首にかけられた。
「イヤーッ!!! はうっ・・・ぐっ・・・」
悲鳴さえ押しつぶされてしまったリカは、半狂乱になってのけ反り、手錠が食
い込んだ手首からは血が滴りおちた。
「くっくるし・・・」
「最高のところにいかせてやるよっ。」
「くっ」
ギリギリと締め上げると同時に、ワタルは下半身を更に深くリカにめり込ませ
ていった。
と、急にリカの体から抵抗がなくなった。
いった様子もなければ、ワタルが落としたという手応えもなかった。
力を失ったリカの体は、床に崩れ落ちると同時に大きく痙攣を始めた。
ワタルは慌てて、まだ元気なモノをリカから引き抜いた。
「・・・??りかっ、どうしたっ!!」
ピクピク痙攣するリカの首に、毒々しい濃い紫色の線がくっきりと浮き上がっ
てきた。
「???」
それ程強く締めつけたつもりはなかった。
だが明らかに異常なリカの様子に、ワタルはドクターに連絡した。
「くっそ~~、こんな大事な時にっ!」
受話器からは留守伝の往診中のメッセージがむなしく流れただけだった。
ワタルはリカを毛布にくるむと、気付けのブランデーをくち移しに与えた。
リカの白い喉が上下した。
「んっ、んん~」
意識さえ戻ればこっちのものだ。
正気に戻そうと、リカの頬を交互に強く叩き続けるうちになんとか瞼が開いた。
「リカっ、大丈夫かっ!!お前、あっ・・・」
さっきまでたしかにあった首の濃い線が消え、ワタルのつけた指の痕だけがう
っすらと残っていた。
「ん?ワタル?・・・俺どうしたんだ?イテテ・・・イテーよ。これはずして
くれ。んん?どうしたっ?ワタル、なんなんだよ~」
ワタルはまだ弱々しいリカの体を強く抱きしめた。
苦しい程リカが愛おしかった。
リカを失うのではないかと感じた一瞬の恐怖が、ワタルの体を震わせていた。
・・・
この頃のワタリカはこんなラブラブではなかったハズですがつい・・・
手錠と首締めがトラウマになっていた頃の(今じゃ何でも来いのリカさんで
すものね)リカさんを書きたかっただけなんです。
うーんと昔に書いた、体に浮きあがる首輪と手錠の痕、それとバン・ター・
リカの三角関係に今後つながる予定です。
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面白くなくなんかないです No: 1688
投稿者:るり 02/01/30 Wed 17:22:14
ベン様
萬&ターの謎がついに! 相変わらず、ぼーっと見つめておりまする~。
肩よせあうワタリカ、いいなぁ。
ところで、萬ネタを落としていった「ワタリカ愛好会」様は、今いずこ・・・?
それにしても! リカちゃん人形の初代ボーイフレンドって、
ほんとにわたるくんなんですね。「文武両道」なんだそうですよ。
ネットで検索しちゃいました。いやぁ、感動感動。(←だから仕事しろって)
はー、アロマオイル、パナマカード、ビデオ・・・と、
通販で注文するものがいっぱいで、忙しいわ~。
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レスです。(ちょっと長いです) No: 1687
投稿者:keiko 02/01/30 Wed 16:25:20
>ショーコ様
ワタルくんとコムちゃんいいですね~。
続き気になります。
アサコちゃんも少しずつ皆と打ち解けるように
なるといいですね。
またアサ・オサも書いて下さい。
私も頑張って書きます。
>らん様
ミズくんの心の声が聞こえ,何事もなかったかのように
甘えるゆうかちゃんかわいいです。
そんなゆうかちゃんに惹かれてしまいそうです。
>ももんが様
レスありがとうございます。
あさこちゃんに優しいですか?私?
あまり意識していなかったのでちょっと照れくさいです。
また書いてみます。
>HT様
ブンちゃんとタニちゃん遊園地編ですね。
ノルさんも特別出演(?)していていいですね。
タータンの今後の行動が気になります。
>オレンジ様
まひるちゃんリカちゃんもエステしちゃったんですね~。
会話楽しかったです。
タイミング良く(悪くかな?)ワタルくん登場しちゃうし・・・・
笑ってしまいました。
>あお様
タニちゃんは若かりし頃のリカちゃんに抱かれちゃったんですね。
色々注文つけちゃうタニちゃんおもしろいです。
ワタルくんが気がつかないことを祈っています。
>836番様
タニちゃん・コムちゃんの真相。
おもしろかったです。
『意外と一般的なワタルくん』と『アクロバットなリカちゃん』
に受けてしまいました。
>ベン様
トド・リカ(+萬)・バンリカターの過去・
まだちょっと若いワタリカの一日。
良かったです~。
萬教授登場ですね。
続き気になります。
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まだちょっと若いワタリカの一日 No: 1686
投稿者:ベン 02/01/30 Wed 15:44:03
>きゃ~忙しいとか言いながら投稿した途端あお様のを読んでしまいました。
いいわ~若き日のリカさんのたどたどしい攻め。生え抜きエリート路線のタニ
ちゃんとは出発点が違うのだからしょうがないわね。でもリカさん結局はエッ
チの為に縄ほどかせたんだ・・・さすが。
あお様がおっしゃるとうり「密偵」大活躍であります。今回も拝借します。
・・・
「ワタルに出来ることが、どうして俺には出来ないんだよっ。今日もドスを効
かせるクライマックスのシーンで声がひっくり返っちまってよー・・・」
ああ見えて実は完璧主義で生真面目なリカは、どうにも自分が許せなくて落ち
込んでいた。
「ワタルは気楽でいいよな~。」(だからといって失礼な奴である。)
「んっ、そう見えるか?そうでもないんだぜ。」
二人はそれぞれ牛乳のジョッキとイチゴ牛乳の入ったグラスを手に、肩を寄せ
合いめずらしくしんみりと語り合っていた。
「俺も地声は高かったからよ、極道らしい声を出すにはこれでも結構苦労して
るんだぜ。」
「ふ~ん、でもワタルの天性の男らしさは本当に羨ましいよ。俺って女顔だろ
っ、この丸い顔には今も悩んでるんだ。声はまあ、好きだっていてくれる奴が
多いけどな。」
「お互い、男の中の男を仕事に選ぶと苦労が絶えねえな~~。」
日だまりの中、中庭のベンチで言葉を交わす二人の美しい姿を轟はベランダか
ら満足げに眺めていた。
「二人を一緒にさせたのは成功だったな・・・。」
ほのぼのとした気分で轟がデスクに戻ると、そこにはいつの間にか密偵からの
文書が届けられていた。
「ん?・・・ムチ・眼帯・ライオン・・・鳥かご??」
暗号はまだ続いていた。
「(にしても下手くそな絵だな。)ええっと~手錠・皮の首輪、それから・・
むむっ、こっこれは・・・裸のリカちゃん人形・・・・・・そしてリカちゃん
の何代めかのボーイフレンドのルデイー君だ(初代はもちろんワタル君よね)
これもやはり裸か・・・」
「なんのことやらさっぱりわからんっ。引き続き調査をたのむ。」
轟は天井にむかってつぶやくように言った。
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バンリカターの過去 No: 1685
投稿者:ベン 02/01/30 Wed 15:05:11
>ももんが様、私もあのショーのダンスで気が変になりそうです。階段下りる
あたりから心臓がバクバクし始め、(あっ階段の上でいやらしい手つきをする
ところと、のけぞって腰をまわすところもツボ)舞台に下りて「ふっっ」の掛
け声でメロメロ、上手で満面の笑み(不敵な笑いにも見える)で腰を振る頃に
はもう気絶寸前であります。にしてもあの振り付け、やたら腰振ったりゆすっ
たりが多くないですか?リカさんに合わせた結果なのでしょうが。
はあ~~あっ鼻血・・・。
>パナマさま、ゆっくり読み直しても笑いっぱなしです。二人の様子が目に浮
かぶようです。本当にお上手ですね。秘技、ぜひ見せて下さいね。
>0番さま、「ドクター、クラシック好みですね。」って今更持ち上げても・
・・もう私の中ではすっかりドクターはアブナイ人、でもそこがまたいいの。
>ショーコさま、いつも素敵なHにうっとりしています。読んでいるだけでこ
ちらまでいい気持ちになりそう。牛乳パックは最初10リットルパックだと思
ってました、だってワタル君だから。
全ての皆さまにレスできなくてごめんなさい。時間切れになる前に慌ててUP
だけしていきます。あとしばらくは書き逃げが続くかもしれません。
過去シリーズあんまり面白くないかもしれませんが・・
萬の親分はマリ子の父親という設定ですが、以前どうしてもパッサージュの萬
さんに惹かれてしまい持ち出したことがありましたので萬教授として、一人二
役ってことにして下さい。
・・・
美少年好きの萬が、入学式の日からリカに目を止めたのは当然といえば当然の
成り行きだった。
くるくるの巻き毛を愛らしい額に垂らし、セーラー服からすらりとした手足を
のぞかせたリカが萬の気を引かないわけがない。
そしてもう一人萬の目を引いたのが、幼いリカに兄のように優しい眼差しをむ
けていたターだった。
入学試験の日、あまりにも何も知らずに戸惑っていたリカをターは何かとかま
ってやったのだ。
「やあっ、君もやっぱりいたね。入学おめでとう。」
「あっ、君もおめでとう。試験の時は色々ありがとう。鉛筆と消しゴムのお礼
もちゃんと言ってなかったね。」
「いいよ、そんなこと。それより俺たち同じクラスみたいだ。ヨロシク、嬉し
いよ。担当は萬教授か・・・厳しい人なんだろうな~、この世界の第一人者だ
よね。緊張するなあ。」
「僕の方こそヨロシク。頑張ろうね。」
肩を寄せ合って歩く二人に萬の眼が妖しく光った。
萬は、まだ少年のようにあどけないリカの中の猛り狂った野獣と、優等生然と
したターの中にある淫らな情欲を一瞬にして見抜いたのだった。
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過去へ・・・(リカタニ)・・5 No: 1684
投稿者:あお 02/01/30 Wed 14:44:38
縄をはずされたリカは、手首をさすりながら、いてーーとつぶやき、
無造作におかれていた自分の衣服の中から、
上着を簡単にはおって、タニを見つめた。
「タニ・・って言ったよね。」
「あ・・は、はい・・・」
「さっきのあんなキスができるということは、君、誰かに抱かれたか
抱いたことあるの?」
「え・・・あ・・・まぁ・・・」
タニは顔が赤くなった・・・と、いきなり、リカに肩をつかまれた。
「あのさーー、俺、君に興味出てきちゃった。今、抱かれる気ある?」
「は?え?えーー?!(こ、ここで?)」
だが、タニに聞きながら、もう、リカの手はタニのシャツのボタンを
はずしていた。
(て、手が早い・・・なんだ、この頃からリカさんって・・・
外見にだまされちゃいけないな・・・一見、そんなの興味ありませんって
顔してるくせに。)
タニは、そんな事を考えつつ、自分とそう変わらないぐらいに
見えるリカはどんなふうに抱いてくれるんだろう・・・なんて事を
思い、身を任せていた。
だが・・・ちょっと・・・あれ?
やっぱり、ここにいるリカはタニと出会う以前のまだ大人に
なりかけのリカで、自分の知っているリカとは違うんだ・・・と言うことを
すぐに気づかされた。
タニはリカのキスと指の動きを受けながら、
(あ、そこじゃない・・・え・・あ、ちょっとずれてる・・・
んーーー、ああーー、ま、まだそこに行くのは・・・早いっ!)
下腹部へ行きかけたリカの手を思わず握ってしまった。
リカは少し驚いたようだった。
「どうしたの?こういうのは、ダメなのか?」
「いや、あの・・ダメ・・じゃないけど、その・・・」
タニはもう、どうにでもなれっ!と思いリカの顔を自分の首筋の方へと
さそいながら、「あの・・・ここ・・・から、その、キスしながら
えっと、その、やって・・ほしいんだけど」
リカは、大きな目をさらに見開き、驚いたようだが
すぐ、真剣な顔になり、タニの首筋へとキスしてきた。
タニは、ああ~~やっぱり、今のリカさんと違う~~と思い、
なにやら、だんだんと大胆に注文してきた。
「あ、そこはもっと舌を使ってほしい・・・」とか
「そこは、舌じゃなくて、手の方が感じる~」とか・・・。
リカは、抱くのも疲れるんだなと思いながら、タニの注文に応じて
いた。
と、いきなり、「あうっ!リカさんっ!そこっ!いいっ!!」
と言われて、驚いて身体を離しかけた。
タニはすかさず、それを止めて、ギュっと抱きしめた。
「リカさん・・・・・」
息が荒くなっている。
「リカで、いいって言っただろ?・・・もう・・・入ってもいいのか?」
タニは、ただ、うなずいた。
「でも、ゆっくり・・・・・・リカ・・・」
タニは、初めて呼び捨てにしたことで、ますます興奮してくるのを
感じていた。
リカは、タニの言う通りに、ゆっくりと入ってきた
「う・・・痛っ!・・・」
タニがつぶやく。
「平気っ?!」
「ん・・・平気・・・あ、入った・・・あ・・・あぁ・・・!」
(リカさんの腰は、いい~~・・・)
「うっああっ!!」
2人は、そのまま、芝生の上で、息をはずませながら
ぴったりとくっついて、余韻をかみしめていた
やがて、ゆっくりとリカが起きあがり、タニの腕をつかんで
起きあがらせた。
「リカさん・・・あ、リカ・・・」
「タニ・・・君はすごいんだな。俺、こんなにして抱いたの、初めてだ」
「え?もしかして、初めてだったの?」
「な・・・、違うよっ!そういう意味の初めてじゃないっ!ただ・・・
ああ、わかんないや、どう話していいのか、わからないっ!」
リカは縄を拾うと
「ほら、ワタルが来る前に、さっきのようにしないと・・・
悪いけど縛って・・・それで、君は帰ってくれ・・タニ」
リカはそういうと、タニに背中を向けて両手を後ろ手に組んだ。
「あ・・・・でも、いいの?ほんとに?」
「縄がほどかれているのをワタルが見つけたら、大変だよ。」
「ああ・・そうだね。ねぇ、ワタルさんとは、どういう・・・」
「君には、関係ない。」
タニは、リカのそのことばを聞くと、少々カチンときた。
(確かに・・・今の時代には、僕は本当ならまだここにいないわけだけど
でも・・・)
タニはリカの手首を縄で縛ると、自分の方へ身体を向けさせた。
「どうしたんだよ、ほら、次はあの木に・・・」
そう言って、木の方へ行きかけたリカを止めた。
&&&&&&&&
ああ、タニちゃんをこんなキャラにしてしまった
ごめんなさい。
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レスです No: 1683
投稿者:あお 02/01/30 Wed 14:36:54
ららら様 私も、そう思います。ケロドクター、最高のキャラですね
いちご様 あの、すいません。あとで書き込みする内容、いちご様が
前に書いてた、ぶんちゃん抱き方講座と設定が似ていそう・・・
そんなつもりはなかったのですが、それも、いちご様と比べれば
全然・・・・だし。ごめんなさい。
0番様 かよこ・まとぶん・・・と来たら、もう、0番様ですね。
あの誕生日作品は、0番様のかよこちゃんに対する愛が
あふれてました。
パナマ様 この、ワタリカは、一体・・・どうなるんだ・・・。
リカのセリフにある、最近、襲われキャラというのに、受けて
しまいました
笑わせながら、その中に、え・・・?と思うような隠し味みたい
なのがあって、いいですね。
ワタリカバトル、どういう落ちになるのか、楽しみにしてます。
keiko様 いえいえ、そんなひっかきまわすまで行かなくて、さっさと
現代に戻して終わらせようと、思っているんですよ。
アサコちゃん、みんなの気持ちがわかったんですね。オサを
大事にしてくれそうですね。
らん様 豹変というタイトルが気になってしかたない。
やっぱり、ゆうかちゃん・・・なのかなー。
ショーコ様 ほっこりしていて、暖かいワタコム。続き、楽しみにしています
ベン様 萬教授の話に行くんですね。どうなるのか
この先、楽しみにしています。
しかし、密偵って、いいもの作ってくれましたよね。
836番様は。
HT様 ぶんちゃん、タニちゃんコンビもかわいいですね。
香寿刑事も、あとで何かするんでしょうか。
オレンジ様 まひるちゃんとリカちゃんのやりとり、おかしい。
もう、まひるちゃん、最高!
836番様 どうしましょう、あとで書き込みしようと思ったのと836番様が
書いたタニちゃんコムちゃんと内容が似てるかも。
すいません、怒らないでください
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レス~~(長いぞー) No: 1682
投稿者:836番 02/01/30 Wed 13:52:25
今日は時間があるわ~。っていうか、
PCに向かってる状態でいなければならないので、
これ幸いとロム三昧できそうっ(わーいっ)
で、早朝は書いた物を放り込んだだけだったので、レスさせて戴きます。
パナマさま。わたしの書いた物でリカ・ファン、タニ・ファンになった、
と言って下さって嬉しいです。たぶん思い違いで、他の方々の力作のこと
なんではないかと思いますが、それでも嬉しい。今回のりかさんも好き。
かっこいいっ。「ちっ!!」なんて、きゃーーーーっ!!
ベンさま。赤ちゃんおんぶのお洗濯物干しは、見る前から話に聞いてて
楽しみにしていたシーンです。りかさんバージョンは赤ちゃんを
前抱っこで、すっごい嬉しかった(なぜだ?)
当然MYツボシーンのひとつでございます(^^)。
ショーコさま。そーねー、0番さまとショーコさまの間には入れない…
と悟ったので、身を退いたとでも申しておきましょうか。ほほっ。
そして「恋人達」。なにやら大河ドラマな予感がっ。
あおさま。「事の真相」は「ほのぼの」でした?
(自分ではもうよくわからない) 縄ほどいた後が気になりますーー。
0番さま。良かった。うちのりかさんとタニちゃんのビデオはなくて。
って、覗かれ放題でいまさら…)
オレンジさま。りかさんにもマッサージしてくださって
ありがとうございました(いや、わたしが言うことではないのだが)。
マッサージオイル<攻め><受け>で迷うなんて、まひるちゃん、
ひどいっ!(爆)
りかさんはね…ええっと…り、りかさんは…ええっとぉ~…りかさんは……
あああ、わたしも迷ってしまうなんてぇぇ~。わたしの中では完全に
攻めだったはずなのにーー。ワタルだけが特別な男だったはず
なのにーーー。はああ…思えば遠くへ来たもんだ…。
次までにマッサージオイル<臨機応変なりきりリバース>とかも
調合しといてね。
らららさま。HTさま。らんさま。いちごさま。Keikoさま。
一括しちゃってごめんなさい。楽しく読ませて戴きましたー。
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レスのみ No: 1681
投稿者:ももんが 02/01/30 Wed 12:27:40
いちご様 ぶんちゃん遅い帰宅で怖いトドさんが出てくるかと思ってました。
優しくって、私までじんわりきてしまいます。
キャトルで劇場で一番ニンマリしてる危ない人を見たら私です。
抓って下さい。ドラマシティ行きます!
0番様 誕生日のお話、ドラマチックで素敵でした。こういう出会いだった
のねーって納得!
美女と野獣・椿姫。可愛いゆうかちゃん登場で私はデレデレです。
ビデオ裏からまわしてーーっ! 処分しないでよん。
パナマ様 かしげちゃん登場が嬉しかった。トレーニングルームでこれから
どんな展開になるのか楽しみ~。ゴーゴー!!
オレンジ様 <受け>に大ウケしました。リカさんに<攻め>でワタル登場に
も笑いが止らない私。まひるちゃん最高です。
時々登場して、肌を磨いてやって下さいね。
ショーコ様 恋人達・・また眠れなくなりそうです。ショーコ様の書かれる
ワタコムって何だかとても好きなんです。ワタルくんの愛情が
ヒシヒシと伝わってくるような感じで。じっくり長く続けて
下さいね。他の恋人達も出てくるのかな?楽しみ~。
らん様 ミズさんの心の声も聞こえてしまうゆうかちゃん。可愛いです!
細かいH描写がないミズ×ゆうかなのに・・実際かなり凄い二人
なんじゃないかと。次はどんな魔の手が、スリリングで良いわ。
ららら様 おさちゃんったら、厨房でする話か!?と思いつつ、皆意外にも
真剣に対応してるところがツボでした。
Keiko様 あさこちゃんに一番優しいのはKEIKO様ですわね。
これからどんな風になるのかな。あさ×おさ!
836様 我儘リクエストに、お忙しい中書いて下さって感謝です。
そうそう、感じる所は皆いろいろですものねぇ。でもその後タニ
ちゃんは勉強を重ねて・・テクニシャンですわね!
ベン様 私はガイズを観てるとだんだん危なくなり、最後のショーでの
リカさんが腰を振る振りの所で完璧壊れてしまうんです。
帰り道はよろめいてます。。。でももう観れない。。。
管理人様 壁紙文字の色共に良い感じです。いつもありがとうございます。
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朝から暇な私。 No: 1680
投稿者:ベン 02/01/30 Wed 08:23:53
>オレンジ様、リカちゃん編すっご~~く面白かったです!!もう何もかも。
ホントのまひるちゃんとリカちゃんの会話みたい(って見たのかい?)。まひ
る嬢が覗いてるときの鏡の前のリカさんも最高!!「最上級?世界は俺のもの
?期間限定??」に反応するところなんかいかにも「らしい」です。おでこの
後退、リカさんも気にしてたのですね。”タニ ナル男の恋人”って、大爆笑
まひるちゃんまだお店帰っちゃイヤだよー。私も受け・攻めオイル欲しい!!
で、誰にどう使うのよ?むふふ・・・
>836番さま。こんなにアブナイ会話でもこの二人がするととってもキュー
トだわ。二人とも身も心もワタリカを理解してるのですね。私もこの最中のコ
ム・タニを見てみたいわ~(ドクタービデオ撮ってないかしら・・・)
「意外と一般的なワタル」「さすがにアクロバットなリカ」めちゃくちゃツボ
でございました。
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タニくんコムちゃん、事の真相 No: 1679
投稿者:836番 02/01/30 Wed 03:17:53
本日移動中にこんなもんが書けました。
ので、放り込んで行きま~す。
ショーコさま、ももんがさまのリクエストでしたよね。
期待はずれだったらごめんなさーーい。
+++++++++
タニとコムはベッドに倒れこんだ。
(ど、ど、どうしよう、タニくん本気だよね、これ)
コムは焦ってはいたが、どうしていいか分からずに
タニに身体をまさぐられるがままにじっとしていた。
タニはかわいい顔に似ず、その気になると
目がなんともいえない色気を帯びる。
その色気にコムはなんだか逆らえない感じがしたのだ。
「ん、っあ…」
コムが小さく声をあげるとタニはさらに指をすすめた。
「…っ…!(あっ!)」
「……(黙々)」
「…!…?…(あ、あれ?)」
「……(黙々)」
「…???…(えっと~…)」
「……(黙々)」
「…あの、ね…タニくん…?」
「(黙も…)…え?」
「そこ…あんまり…別に…良くないんだけど…」
タニは驚いて顔をあげた。
「え?! そうなの? りかさんはここ、すごく感じるみたいなのに」
「あ、ほんと? う~ん、僕は違うかも…」
「あ、そうなんだ。じゃ、こことかは?」
「んんっ! あん、そこは、……気持ちいいよ。(ぽっ)」
「ふ~ん、俺はね、こことか好きなんだけど」
「ああ、うん、そこも悪くないよね。ワタルさんは割と
この辺が好きみたい」と今度はコムがタニの下半身に指をすすめた。
「あ…あんっ…。へえ、ワタルさんも感じるの?」
「タニくん、ワタルさんをなんだと思ってるの?」
「あ、ごめんなさい。だって、なんか、ワタルさんって
攻めるばっかりでなんだか、自分の方は無頓着な感じして…」
「……(タニくん…)」
「コムさんはここは?」
「んんんっ…。悪くはないけど…」
「じゃあ、こことかは?」
「あああっ!!…って、タニくん、
そこはいくらなんでも誰だって感じると思うよ」
「あ、そっか」
「じゃあねえ、こういうことしながら、ここんとこ、こんなことするとどう?」
今度はコムがタニに聞く。
「!はぁうっ…! ああ、すごいよっコムさんっ」
「だよねーーっ。僕も好きなの……って、あっ…」
コムは自分で言って、はっとしたように赤くなってしまう。
(コムさんかわいいっ!)
今度はタニが試すようにコムの足をもちあげて
「じゃあ、ここをこうしながら、こんなところも、こんなにしたら?」
「やっ、いやっ、タニくん! だめっ。そんなことしちゃあ…
りかさんに言っちゃうよ」
「あ、そんなことしたら、俺だってワタルさんに言っちゃうから。
『ワタルさんの感じるところって、意外と一般的なんですね』って」
「えええーー!? そしたら僕だって
『りかさんって、さすがにアクロバットですねえ』って、言っちゃうから」
「やーーーっ!!やめてくださいよお(でも、そんなこと言われたら
りかさん喜んじゃったりするかも…)」
「タニくんが先に言ったんじゃない」
「もう、コムさん。えーーいっ、こんなことしちゃう」
「きゃーーーっ!そんなの反則ぅーーーっ!!!」
「こんなこともしちゃうぞーー」
「きゃはははーーっ!それはくすぐったぁぁいっ!!」
「じゃあ、こんなのは?」
「…あ…んんっ…」
「……」
「ああぁぅん……」
「……」
「……」
「コムさん…」
「はあ…(溜息)、ん…?」
「コムさん、なんかピンク色になってて、かわいいな~と思って」
「そんな…。やだな、恥ずかしい。でもタニくんだって…
唇がぷっくりしてて、光ってて…なんか誘われちゃいそう…」
コムはタニにキスをする。
「……」
「……」
「……」
「……」
「タニくん…」
「はあ…(溜息)、はい…?」
「ところで、りかさんの『凄いキス』ってどんなの?」
「ああ、う~んとね、たぶん、こんな…で、こんな…かんじ」
コムの頭の芯がジンッと痺れた。
(わあっ!すご~いぃ)
「俺は、そんなうまく真似できないけど。
あ、でも!だめだよ? りかさんにやってもらったりしないでね?」
「頼んでみたりして?(笑) う~ん、でもそんなことしたら、
ワタルさんの血管が切れちゃうかもしれないしね」
「(ちょっと想像)…りかさんの身が危ないと思う…」
「でも、どうせワタルさん相手じゃりかさんの身は
いつも危ないんだから、いいかもしれないけどねーーっ」
「だよねーーーっ」
「……」
「……」
(コ、コムさん…それ、もしかしたら笑い事ではないような…)
(タ、タニくん、意外と言うね…)
(ま、いいか。気を取り直して)
「ところで、この辺とこの辺の2箇所責めは?」
「あっ、じゃあ、こんなのとこんなのを組み合わせた3箇所責めは?」
「きゃーっ!くすぐったーーい」
「やー、気持ちいいっーー!」
この日ふたりは、傍から見たら危なすぎる
あんなことやこんなことやそんなことをしながら
実はすっかり「その」気がうせていた。
仲良くお互いの「いいところ」やパートナーの「弱いところ」などを
無邪気に伝授しあっていたところへ、りかとワタルが入ってきたというわけだ。
この日のコムとのやりとりでタニは、
「そっか~、人によって色々違うんだなあ」と新発見をし
自分がどんなにりかに染まっているかを知って嬉しかったと同時に
探究心が芽生えてしまった。
そしてその後タニの探求は、若手を相手に続けられたのは記憶に新しい。
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エステティシャンは見た! 10 No: 1678
投稿者:オレンジ 02/01/30 Wed 02:33:41
「本日はお試しキャンペーンということで、
特製アロマオイルをお身体にサービスさせていただきます。
お客様のように魅力的な方だけに。うふ。とっても効きますのよ」
リュックから特製アロマオイルを取り出そうとして、まひるははっと手を止めた。
(がーん・・・まひるブレンドは<受>と<攻>があるのよね。どっちがいいのかしら。
いくら私でも、「受か、攻か?」なんて直接お客さまに聞く事は出来ないわ・・・)
「ん?どしたい?」
まひるの手と声が止まったので、
海藻パックを顔の右半分だけ塗られた状態のリカが声を掛ける。
「いえ、なんでもありませんわ。おっほっほ」
まひるは覚悟を決め、『特製アロマオイル・まひるブレンド<攻>』を取り出し、
リカの髪の毛に振りかけた。
「ヘアマッサージもサービスしておきますわ。
お兄さま髪の毛ちょっと生え際後退してますし」
「余計なお世話だ。で、そのなんとかオイルは何に効くんだ」
「殿方を虜にする媚薬です」
「(フッ)いらねえよ。俺には無用のものだ」
「ご遠慮なさらずに。素敵な夜をお約束いたしますわ」
うさんくささを感じながらも、まひるのリズミカルな指の動きに
なされるままになっていたリカだった。
(怪我だらけでタニにはここんとこ心配ばかりかけてたからな。
今夜はちょっくら本気出して行ってみるか~)
仕上げのフェイスパウダーをはたきながら、まひるはリカに微笑みかけた。
「さきほどのオイルは効き目がとても高いので、一応お気をつけ下さいませね」
「気をつけるって何をだ?」
「意中の殿方以外の方には、本日お会いにならないように」
「はあっ?」
「身が持ちませんので」
「どういう意味だ?」
リカが身を起こし、片方の眉だけつりあげてまひるを見た。
「まっ。お客さまったら、嫌ですわ。女の子にそこまで言わせますの」
まひるは一応形だけ恥らいながらリカの耳元に口を寄せ
「ミルクタンクが空になって腰が抜けるまで、解放してもらえません」とささやいた。
「な・・・っ」
「はいっ。終了でーす。お疲れさまでした~」
ボーゼンとするリカを尻目に、まひるはてきぱきと7つ道具を片付け始めた。
「また私にご用のあるときはいつでもお電話下さいませね。名刺おいておきまーす」
と、いきなりガチャリとリカの部屋の扉が開いた。
「おい、リカ。今度の仕事の取引のことで相談があるんだが・・・」
ワタルである。
リカは一瞬立ちくらみがし、よろめいた。
「おい、大丈夫か!?」
ワタルが2歩で駆け寄り、崩れかけたリカの身体をささえる。
リカがはっとして後ろを振り返ったときには、まひるの姿はもうそこにはなかった。
リカは脱力し、ハーッとため息をつきながら、あきらめの表情でワタルを見上げた。
「ワタル、お前、な・・・。人の部屋に入るときはノックするとか
声掛けるとか、フツーするだろ?小学校で習わなかったか?」
「なんだよ。相変わらず細けーヤツだな。俺とお前の仲でみずくせーこと言うなよ」
「みずくさいとか、くさくないとか、そういう問題じゃないんだっ!!」
枯れかけた声で叫ぶリカは色っぽく、また男らしくワタルの目に映った。
そういえば、心なしかリカの髪の毛からは、
いつものリカのつけている香水とは違う野性的な匂いがする・・・。
仕事中にもかかわらずワタルの身体の奥で何かが疼いた。
ワタルは持っていた書類をバサッとその場に落とすと、リカを潤んだ瞳で見つめた。
「リカ・・・なんか今日のお前、すげー男前だよなあ・・・」
「まあ、な・・・(泣)」(許せ、タニ!覚えてろよ、あの女~~~)
(うふ。お得意様がまた一人増えてしまったわ。さすがはまひる。
あ、また名前を聞くの忘れたわ)
リカの部屋を立ち去る間際に、中から物を破壊するような激しい音と悲鳴を聞いた気がするが、
お客様のプライバシーに立ち入りすぎないことも、
No.1エステティシャンとして順守すべき大切なことだ。
(聞かなかったことにしましょう・・・)
まひるは、手帳を取り出し、顧客リストの最後に
”ナル男 肌荒れ 施術:フェイシャルケア、ヘアマッサージ、まひるブレンド攻”、
見込客リストの最後に”タニ ナル男の恋人”と書き留めた。
----------------------------------
んーーリカちゃんて難しい・・・。
毎日怒涛のようにレベルの高い作品を繰り出される皆様すばらしいです。
私はこのへんで燃えつきそうです。
怒られないうちに、そろそろまひるちゃん、おうち帰ろうね。
--------------------------------------------------------------------------------
エステティシャンは見た! 9 No: 1677
投稿者:オレンジ 02/01/30 Wed 02:18:46
ショーコさまのワタリカ、愛があふれてますね。
いちごさまのトドブンも。キムくんにあげた香りつきスーツが気になります。
HTさまののるぶん(&ター警部?)にももちろん期待しています。
あの方って・・・?
オサアサもラブラブだし、いいな~。
いつか自分も皆様のようなラブストーリーを書いてみたい・・・(きっと無理)。
ぶんちゃん、ゆうかちゃんとは未遂でほっとひと安心。
パ、パナマさま。トレーニングルームで秘技練習って・・・
あまり笑わせないで下さいまし~~~!!
----------------------------------
まひるはまた、とある部屋の窓の前で足と手を止めた。
中を覗くと書類棚やデスクワークが見える。
どうやらここは寝室ではなく、仕事部屋のようである。
と、鏡の前にすくっと立つ男が見えた。
その男は細身の光沢のあるスーツを着ており、
手にソフト帽を持って、それをかぶったり取ったり、
またくるっとターンして鏡の中にウィンクしたりしている。
(・・・?何してるのかしら。変な人)
壁面に張り付いて窓から覗いている己の姿を棚に挙げ、冷静なことを思うまひるだった。
リカはデスクワークの合間のひと休みを取っているところだった。
ホットいちごミルクを飲み、タバコを一本吸った後は、
ひとしきり鏡の前で男を上げる為の決めのポーズを練習するのが
リカの休憩時間の日課となっている。
(もう少し腰のひねりを入れたほうが決まるな。
いや、ネクタイの緩め方がちょっと足りないか?)
リカはしばらく試行錯誤を繰り返していたが、
やがて「よしっ」と気合を入れるとソフト帽を深々とかぶリ直した。
「はっ」という掛け声とともにくるくるっと鮮やかに二回転し、
両手を広げながら、ガッと腰を落として静止する。
きっちり1.5秒の間を取ってから片手でゆっくりとソフト帽を取り、
バッチ!と音が出るようなウィンクを決めた。
あまりの格好よさに、リカは思わず鏡の中の自分に微笑みかける。
「(フッ、決まった・・・)完璧だな」
「美に完璧はありません。完璧といいつつ、おでこに吹き出物が・・・」
「どおぅわぁーーーーっ!!」
リカが驚いて振り返ると、見知らぬ若い女が手に何かのチューブを持って立っている。
「な、なんだお前!?」
「人は私をNo.1エステティシャンまひると呼びます。
さ、お兄さま、わたくしにすべてをお預けになって・・・」
まひるはリカの顔にクレンジングクリームを塗りつけようと速攻で手を伸ばしたが、
それよりコンマ1秒早く、りかの右手がパシッとまひるの手を跳ねのけた。
(うっ・・・手ごわい)
「何のつもりだか知らねーが、俺の身体に触ろうなんて10年早いぜ、お嬢さん」
フッ・・・とりかは笑って、意味もなく首を振りネクタイを緩める。
「あらそんな・・・お兄さまに至福の時をプレゼントしたかっただけですわ」
「悪いけどエステなんて興味ないんでね。
それに俺はスキンケアはヴァー○ルの石鹸洗顔一本て決めてるんだ。
男ならシンプルケアが一番さ」
「そ、そんな・・・。そうですの・・・残念ですわ」
まひるは大きなため息をついた。
「今日はお兄さまのような”最上級”クラスの”素敵な”殿方だけにご案内している
『”世界は俺のもの”スペシャルフェイシャルケア”期間限定”お試し”無料”コース』を
ご用意してましたのに・・・」
「ん?最上級?世界は俺のもの?期間限定??」
ぴくっとリカの眉毛が反応する。
そんなリカを横目で見ながら、まひるは出したばかりの7つ道具をリュックにしまい始めた。
「ええ・・・残念ですわ・・・。でも、お兄さまのような”男の中の男”には
今以上に自分を磨く必要なんかありませんものね。失礼します・・・」
窓から出て行こうとしたまひるの顔の前に、遮るようにガッとリカの腕が突き出された。
「仕方がねえな。そこまで言うんなら、つきあってやるのが男の中の男ってもんだろ」
「ありがとうございます・・・!けっして後悔はさせませんわ~(ニヤリ)」
まひるは、革張りの椅子にくつろいだリカの顔を丁寧にクレンジングしていった。
「結構気持ちいいもんなんだな」
「うふふ。恐れ入ります。お兄さま、意外とお肌が荒れてますわ~。
せっかくの美男がもったいない。睡眠不足じゃありませんこと?」
「まーな。男の中の男はこれでもいろいろと忙しいのよ」
「たまにはお肌を労わる時間もお作り下さいね。人間休息も必要ですから」
「タニみたいなことゆーヤツだな」
「タニ?お兄さまの大切な方ですか?」
「まーな。今度タニにもしてやってくれよ。あいつ男になりたがってるから喜ぶぜ」
「まあ、ぜひ!約束ですわよ!!」
まひるは新規顧客獲得の喜びに、リカの頬にすべらせる指に力を込めた。
--------------------------------------------------------------------------------
遊園地に行こう No: 1676
投稿者:♪HT♪ 02/01/30 Wed 01:51:11
いちご様・・「ブンちゃんとタニちゃんの遊園地の様子も見て見たいなぁ。
だめ?」などど仰るから私、性懲りもなくまた出現してしまいます。しかも
相変わらずの低刺激物なので、ごめんなさーい。
小雪を放した後、ぶんを慰めるためにタニが誘ったという設定です。
::::::::
「ねえ、タニ。何から乗りたい?」
「断然絶叫マシーン!!」
遊園地の中を足早に歩く美しい青年二人。
昼下がりで賑わうこの場には全くふさわしくない。
本能的に目を奪われて立ち止まる人、人、人。
いつのまにか二人の後ろに人垣が出来ていた。
「何だ?ドラマの撮影でもやってるのか?」
スラリと伸びた手足にさらさらした髪。
その後姿を見ただけで男はハッと息を飲む。
(ぶん坊ちゃま!)
ター警部は市民の皆様の平和を守るため今日は遊園地を巡回中。
彼の目はギラリと光った。
(金髪の外人ボディガードはいないようだな。
おまけに今日は可愛いぼうやが一緒か・・・フフ)
しばらく様子を見ようとターはベンチに座り、深々とかぶった帽子を
更に下げて眠ったフリをした。
「ギャーギャー!!たのしーい!おもしろーい!」
両手ばなしで叫ぶタニはとても無邪気だ。
「うん、楽しいね」
猛スピードと衝撃にも一切ほほ笑みを崩さないぶんは
コースターが停止すると乱れた髪をさっと直す。
「僕ね、リカさん以外で絶叫したの初めてかも!」
タニが大きな声で言って笑う。
「そ、そうなの・・・」
(タニって正直すぎでやばいよ)ぶんは冷や冷や。
(でも、何だか可愛くて一緒にいると楽しいな)
「ぶんさん、次は観覧車に乗ろうよー」
「いいよ。その前に何か買ってくるから待ってて」
一人歩きながらぶんはノルを思い出していた。
ノルと遊園地になんて来れなかったけど、
はしゃぎまくるタニをみつめる自分が
めちゃくちゃしていた自分をみつめるノルにだぶった。
(弟がいるってこんな感じなのかな?あったかくて、わくわくして・・・)
(でも!僕は弟には手は出さないからね。ノルさんみたいに色摩じゃないもん!)
イタリアのアトリエでキャンバスにむかっていたノル。
大きなくしゃみでパレットに落とそうとしていた赤い絵の具を
真っ白いキャンバスにべったりつけてしまった。
「・・やっちまった・・・」
ノルもふとぶんを思い出した。
バリのアパートで真っ赤なケチャップを思い切り引っ掛けられたこと。
(まったく、とんでもない事を平気でしてたよな、ぶん・・・)
(お前は今、何をしているんだ?・・・幸せか・・・?)
::::::::
こんな形でしかノルさんを出せなかった・・・
このあと、だらだら続きますがつたない文、お許しください!
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レスです No: 1675
投稿者:♪HT♪ 02/01/30 Wed 00:59:56
管理人様・・お目目に優しい壁紙になって気分も爽やかです、ありがとうです。
白雪を可愛がるトドって想像できなかったけど、結構いいかも。
いちご様・・質問の答です。私には一生書けない「ぶん攻」。でも読んでみたい!
高度なテクをお持ちのいちご様ならもしや・・・と思ったのでした。忘れてね。
ノルとの別れに胸が痛かったけど、トド゛の優しさにもじんときてしまい・・・
私はぶんちゃんになりきって読んでました。(ずーずーしいです、ハイ)
ノルぶん・・・頑張ってみたいけどいちご様の後じゃきついですわ。
もう少しほとぼりが冷めてからね。
ベン様・・おんぶ紐リカさん。ガイズ、まだなんだけど凄く見たくなちゃった。
トドリカ復活したのですねー。
パナマ様・・ジノリのミルク皿、牛乳ジョッキ、手錠、張り紙・・・次々出てくる
笑いのキーワードにうけまくりです。
オレンジ様・・まっひーちゃんの大活躍、最終的にはあの方へも・・・?
らん様・・ゆうか×ぶん、最後まで見たかったかも・・・トドぶんの関係が
微笑ましいのでこれで良かったのね。
ショーコ様・・小雪(コムタン)も厨房で飼われれば飢え死にしません。
真冬に放しちゃったんで凍死の心配もしてたので良かったですわ。
0番様・・面白いところはたくさんあるのだけどドクターケロのネーミング、
ほのぼのしてて可笑しかったです。
keiko様・・オサアサの関係もいい方向に向かっていきそうですね。
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続 帰ってきたトドリカ(+萬) No: 1674
投稿者:ベン 02/01/30 Wed 00:46:34
「リカ、傷は痛まなかったか?」
「えっ、あ、怪我していること忘れていました。あんまり気持ちよくって。」
「そうか。よかった・・・」
轟はホッとして煙草に火を点けた。
リカは轟のはだけた胸にそっと頭をのせた。
胸の鼓動はもうすっかり落ち着き、ゆっくり上下するたびに煙草の甘い香りが
リカを包む。
大きなふところに抱かれた安心感、だがそれはリカに萬を思い起こさせた。
・
・
かつてリカは萬の腕の中でめくるめく時を過ごした。
あどけない丸い頬をもった美しい青年。
いや、まだ少年といった方がふさわしいリカの体を、萬は溺愛した。
そしてリカもまた、初めて知る肉の悦びにおののきながら落ちていった。
萬の腕の中で夢ごこちのリカの前に扉が大きく開いた。
まぶしい光で目が見えない。
その光の中に鎖で縛られ、全身血だらけの男が立っていた。ターだった。
・
・
「リカっ、おい、リカっ。そんな格好で風邪引くぞ。」
轟に優しく揺り動かされてリカは目を覚ました。
「えっ、トドさん。どうして・・・ああ。」
リカは熟睡してしまったらしい。退院してからずっと寝不足なのだ。
『俺、寝言で何か言わなかっただろうか?』
「リカ、ぐっすり眠りたい時はまた俺の部屋にこいよ。」
轟はウインクしてデスクに戻った。
『リカ、さっき寝言でターって・・・。まさか香寿刑事のことか?たしか、二
人は同じ大学出身だったが・・・少し調べてみよう。』
リカが部屋を出ると天井裏の密偵に向かい声をかけた。
「はいっ、ボス」
「?風邪でもひいたか?」
「いえっ。」
密偵は鼻にテイッシュをつめながら答えた。
密偵とて人の子。ボスのあんな濡れ場を見せられれば鼻血くらい出る。
しかもリカの生声付きである。意識があるだけ誉めてあげたい。
「リカと香寿の関係を調べてくれ。特に大学時代のな。」
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恋人達・プロローグ3 No: 1673
投稿者:ショーコ 02/01/30 Wed 00:45:24
らん様、レス書いてる間に、UPされてたんですね。ミズ君に敏感に反応しちゃう
ゆうかちゃん、かわいすぎです(^^)
私の方は。プロローグに3つも板使ってしまって....先が思いやられます。
また、だらだらと長くなるのでしょうね。鬱陶しいかもしれません。すみません。
************************************
部屋の冷蔵庫から、牛乳を取り出す、1.0リットルの紙パックを、
そのまま飲み干す。
やっぱり、風呂上りは、これだよなぁ。
ベッドの上では、コムがクルンとまあるくなって眠っている。
何も警戒する事などないはずなのに、いつもコムは、いつのまにか胸を抱くようにして、まあるくなって眠っているのだ。
お前、何から守ろうとしてるんだ....
何を守ろうとしてるんだ.....
あどけないコムの寝顔と、誘うような色香が立ち上る姿態との落差に
ワタルは見飽きる事がない。
膝を曲げている脚の白さと、つま先のほのかな桜色が美しい。
桜貝のような、つま先の指を、口に含んでみたいと思うワタル。
悪いな、コム。俺やっぱり我慢できないや。
起こさないようにとは思っても、起こしてしまうに違いない事......
ワタルが、コムのつま先の指をそっと口に含む。
舌の先を使って、くすぐってみる。
余程眠りが深いのか、コムは何も反応してこない。
つま先を口に含んだまま、手のひらで、形の良い脚を下から上に撫で上げる。
「う.....う.....ん」
コムが脚の感触に、反応して、ワタルの唇から逃れようと
眠りの中で、脚を動かす。
パジャマの上着の裾が乱れる。
どこよりも白い、内股がワタルの目を捉え、手が吸い込まれる。
しっとりと柔らかい肌の感触。
まだ、薔薇の花は、姿を見せず、
夕べのなごりの鬱血だけが、かすかに残っている。
そこに改めて、くっきりと唇の跡を残す。
「う....ん....イヤ......」
まだ半分眠りの中で、コムがあらがう。
「コム.....」
コムの頭を胸に抱えて、片方の手は胸の辺りをさまよわせながら、
耳元にささやく。
「ううん?」
眠そうなコムの声。
起きないつもりか?
ワタルの手が急に乱暴に、コムの髪を掴んで、顔を上に向かせ唇を襲う。
くちづけを返してこないコムにじれて、乱暴に唇をこじ開けたワタルの舌が
コムの舌に執拗に絡み付く。
「う...ん..ん..」
何事が起こったのかと言うように、一気に目を覚ますコム。
黒目がちの瞳が開かれて、真っ直ぐにワタルを見つめる。
「ワタルさん.....お帰り」
「何寝ぼけてるんだよ。さっきからずうっと、お前を抱いてるぞ。」
「知ってるよ。」
「うそつけ。誰に抱かれたって分からないくらい熟睡してたくせに。」
「ううん。夢の中で、ちゃあんと、ワタルさんだって、分かってた。」
「怪しいもんだな。
お前、もっと敏感にならないと、寝てる間にヤラレちゃうぞ」
「そんな事ない。ワタルさんだっていうこと、すぐ分かるよ。
さっきだって、ずうっと、あっ、ワタルさんの手だ、気持ちいいな、
って、思いながら寝てたんだから。」
真剣に抗議するコムが愛しくて、抱きしめずにはいられないワタル。
「じゃあ、その気持ちいい事してやるから、お前は寝てろ。」
「ダ、ダメ。眠れるわけない。ちゃんと.....」
「ちゃんと?」
「起きてるから.....して」
「うん?聞こえない。」
「...気持ち...いいこと....」
消え入りそうなコムの声をさえぎるように、ワタルの唇が重ねられる。
コムを抱きしめていたワタルの手が、それぞれの居場所を求めてさまよい始め
コムは、そのたびに、せつなげな声をあげる。
次第に、秘めやかな場所に咲く、薔薇の蕾が浮かび上がって、
大輪の花を咲かせ始めた。
どれほど抱きしめても、どれほどくちづけても、この愛しさを伝えきれない。
こんなに深く体を沈めているのに、
お前の体の中に解けてしまう事は出来ない。一つになってしまいたいのに。
求めても、求めても、求めても......
尽きることなく湧き上がる泉のように、お前への欲望が湧き上がる。
俺、どうしちまったのかな。もうお前から抜けられない。
「ワ..ワタル...さん?」
「ん?」
「ど、どう...しよう....」
「なに?」
「僕....待てない....」
「いいよ。先にイケ....」
「だって...ワタルさん....は?」
「もう一度、お前がクルまで待つさ....」
ワタルが腰の動きに力を入れて、2度3度と強く突き上げる。
背中に廻したコムの手の指が強さを増し、叫ぶ事を我慢して
噛んでいたワタルの肩から唇が離れる。
耐えがたい快感の波が押し寄せてきて、コムが絶叫と共に果てた。
ワタルの夜はまだ始まったばかり。
これから何度コムの絶頂を数える事になるのか....
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レスから(^^) No: 1672
投稿者:ショーコ 02/01/30 Wed 00:25:48
オレンジ様。まず真っ先に。消えたりしたらいけませんわ。ファンが悲しみます。
私ももちろん、その一人(^^)
まひるちゃん、男らしい~~。
あのさっぱりとした口調まで浮かんできます。
らん様。 ゆうかちゃん、流石、恋人がエキスパートのミズ君なだけのことは
有りそうですね。相手がぶんちゃんなのも、なかなかでございます。
ベン様。 ベン様が書いてくださった、ワタル君の若い頃。
組員達にすごく人気があったじゃないですか。あそこがすごく好き
なんです。ねったんへの優しさは、あれがヒントです。
ところで、トドリカ。キャー!卒倒しそう(^^)
keiko様。 アサコ、優しくなりましたね。
やっぱり男は自信が大事なのね、とシミジミ.....
良かったねオサちゃん(^^)
あお様。 リカさん、縄外して、何するつもりでしょう?
タニちゃん大丈夫でしょうか?
ららら様。 受難、読んでくださってありがとうございました。
オサちゃん、書いてくださって、ウレシイです。
明るいオサちゃん、イイですね。
不幸体質の改善に少しは役立ったのでしょうか?私(^^;
やっぱり、アサコの『愛(痛いけど)』の力は大きいですね。
『修行の日々』については....書いてください、お願い。
いちご様。 みかげちゃん、出して下さってありがとうございます。
結構ファンです。
トドさん優しすぎる~~。これじゃ、ぶんちゃん辛いですネ。
しかし、あんな事やこんな事したのに痣一つ残さないノルさん。
流石でございます(^^)
パナマ様。や~~ん、もう(失礼いたしました)PCの前でまたもや大笑い。
ワタリカのこの会話、好きです。
爽快路線まっしぐら、に進んじゃってください。
沿道で応援させていただきます(^^)
0番様。 『しまった。やられた。』ワタル君からの伝言でございます。
よその、ワタル君は、分かりませんが、
ウチの(図々しいですね、すみません)ワタル君は公開の意志はないと
猛然と怒っております。かよこちゃんのは見るくせに
まったく勝手なヤツです(^^;
でも、ミズゆうかはダビングさせて欲しいとのことでした。
よろしく、お願いいたします。
ところで、私あなたにとても、
ひ...ひかれ....ひれカツ定食にしてください。お腹すいてます。
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レスです~ No: 1671
投稿者:らん 02/01/30 Wed 00:25:44
>ららら様
お久しぶりです。おまちしておりました(笑)
おさちゃんのおのろけとみんなの反応が面白いですね。
おさちゃん幸せでよかった~
>パナマ様
轟邸には地下室まで・・・すごいわっ
でも、そんな事より愛(男)っていうのはグー♪
私も懺悔がたくさんなの・・・トホホ
妖しいゆうかの実力ですか?
ん~どうしましょうかね~(^^ゞ
>いちご様
とうとうぶんちゃん帰宅ですね。
優しいトドさんだ・・・
>0番様
熱愛病棟の意味、把握しました(笑)
うちのミズゆうかまで撮られていたなんて・・・
「椿姫」どうしましょうかね~
0番様書いてくださらないの?
それにしても、あいかわらず0番様のゆうかは喋らない(爆)
でも、ミズゆうかを出してくださってありがとうございます(嬉)
>keiko様
アサコちゃんの一途な(?)研究熱心さがあれば、
すぐにでも精進できそうですね
レス下さった皆様(ひとまとめにしてごめんなさい)
ありがとうございました。
もうすぐ、終わりますので最後まで読んでやってくださいね(*^_^*)
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豹変 8 No: 1670
投稿者:らん 02/01/30 Wed 00:16:05
「今、ぶんの所だ。」
そう言われた意味を考えながら、ぶんちゃんの部屋の前に来たミズくん。
ドアの前に立ったもののどうしたらいいものか
考えあぐねて、足が止まってしまった。
『ゆうか・・・・・!』
『ゆうか、いるなら出てきてくれ・・・!』
声にならない声でミズが叫ぶ。
その時、突然視界が開けゆうかが出てきた。
「ゆう・・か・・・?」
「ミズさ・・・ん・・・」
ゆうかがミズの首に手をまわしキスをして来た。
驚きと嬉しさと戸惑いと・・・・
自分の感情がどうにかなったのかわからないまま、
ミズの体は震えながらゆうかを抱きしめた。
ふと、目を部屋の中にうつすとソファーの上でぶんがこっちを見ている。
服も乱れ、なんとなく目がうつろなぶんちゃん・・・・
どこも乱れのないタキシードに身をつつみ、
だけどなんだか妖しげなゆうか・・・・
二人を見比べてどうやらゆうかに何事も起きてないと
いうことだけを認識したミズは
ゆうかを抱き上げるとぶんに向かって
「ゆうか、連れて行きます」
と、声をかけた。
部屋から離れて歩き出すと、途中でボスが立っている。
静かに目礼してゆうかをだきあげたまま
ミズは自分の部屋へと戻っていった。
何が起こったのか、ぶんが理解するまで数分かかった。
その間にいつのまにか部屋の中に轟が入ってきた。
「オレのこと大嫌いとか言って、どうしたんだよ?その格好」
と、いいながらソファーのわきに座る。
「トドさん・・・・」
「お前を乱れさすのはオレだけだろう?」
ぶんちゃんの顎に手をかける。
「う・・・ん」
ゆうかによって目覚めてしまった官能の炎が
くすぶっていたぶんちゃんは轟にむかって手をのばした。
「お仕置きだ」
軽く笑いながら轟が部屋を出て行こうとする。
でも、轟の肩をつかんでぶんちゃん一言、
「先にゆうかに手をだしたのはトドさんでしょ。
お仕置きをするのは僕の方だよ。早く、き・て♪」
とニヤっと妖しく笑った。
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豹変 7 No: 1669
投稿者:らん 02/01/30 Wed 00:12:13
ミズは黙って轟の顔を見上げていた。
ゆうかはどうなったのか、今どこにいるのか、
聞きたいことは山ほどあるのに何て言ったらいいのかわからない。
数秒間の間があったのち苦笑いした轟が
「今、ぶんの所だ。」
と、静かにいった。
「(ぶ、ぶんさん?)」
細い目をバチクリ・・・
とりあえず、立ち上がって
「すみませんでした」
とお辞儀をしてミズはぶんの部屋へと走っていった。
ゆうかの吐息がまず耳に。
耳から首へ直接のキスでなく吐息のキスの嵐。
それは、直接ふれられるよりもぶんはなんだか興奮した。
すでにぶんのブラウスははだけていて
首、胸をゆうかの細いしなやかな指にとらえてられている。
いつもと違う扱われ方にぶんは、だんだん気が遠くなっていく。
ゆうかの手がぶんの下半身にのびていく。
と、突然ゆうかの動きが止まった。
「ん・・・ゆうか・・・?」
ゆうかはゆっくりとドアの方を振り返った。
「・・・・・・」
突然ゆうかがぶんの上から降りドアに向かって走っていった。
ドアを開ける。
そこにはミズが立っていた。
「ミズさ・・・ん・・・」
そのまま、ゆうかはミズに抱きついた。
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アサコちゃんのその後? No: 1668
投稿者:keiko 02/01/29 Tue 23:16:19
10日間修行に出ていたアサコ。
修行途中でまだまだわからないこともありますが
そこはオサちゃんがさりげなくフォローしながら
ことをすすめ日々精進している今日この頃。
夜遅くオサちゃんはぐっすりと(意識がない?)アサコの
腕をしっかりつかまって決して離さないといった状態。
そんなオサちゃんを愛しそうにみつめながら
『もうこいつなしではいられない俺様になっているな~。
俺はこいつに出会うまでは他の奴なんてどうでもいいと
思っていた。
それにやりかた(何の?とは突っ込まないでください)も
満足に知らなかったし・・・・・
それでもこいつは俺の思いを受け止めてなんとかしようと
してくれた。
オサのそんな気持ちがわかっていながらもひどい仕打ちをしてきた。
今思えばブンさん・かしげさん・ミズ・厨房の奴らも俺の為に
色々と気を使ってくれたんだな~。
これからもうまく表現できないかもしれないがずっと
愛しているよオサ・・・・
明日の夜はどんなことしてオサを喜ばしてやろうかな?
明日は寝かさないぞ!』
そっとオサちゃんに口づけして眠りについたアサコだった。
*****************************
なんだか思いっきりつまらないものを書いてしまったかもしれないです・・・・
>ショーコ様なんだか邪魔しちゃったかもしれないです。
ゴメンナサイm(_ _)m
やっぱりアサコちゃん書くの難しいです。
怒らないでくださいね。
>0番様
ドクターはまとぶん・かよこちゃんだけでなく
ワタルくん・コムちゃんとミズくん・ゆうかちゃんの
まで隠し撮りしていたとは・・・・・
ビックリです~。
ミズくんはかよこちゃんにセーラー服も作成していたんですね。
他の衣装も気になります・・・・・
かよこちゃんはまとぶんの目を盗んでしっかりダビングして観てるし・・・
笑ってしまいました・・・・・
>パナマ様
読んで笑っちゃいました。
リカちゃんの方が1枚上手でしたね。
張り紙笑っちゃいました。
続き気になります。
>いちご様
他の人は気が付かなかったブンちゃんの涙
気が付くトドさんて・・・・・
ブンちゃんもトドさんの前では安心してしまったんですね。
>ららら様
オサちゃんののろけ(?)かわいかったです。
皆の前で平然とすごいことを言っちゃうのもすごいです。
コムちゃん・ミズくん・壮くんの反応もおもしろかったです。
>あお様
タニちゃん過去に紛れ込んで色々ひっかきまわしちゃいそうですね。
縛っていた縄もはずしちゃうし・・・・
ハラハラして読んでます。
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激愛病棟24時は、何故激愛病棟24時なのか No: 1667
投稿者:0番 02/01/29 Tue 21:58:50
>いちご様。私も日本語難しいです。Hの描写の達人、ですね!
お下がりネタは、新公でのエピソードからなのです。足を入れるのが
大変だったそうですわ、キムちゃん^^
************************************
雨ダス。もとい、雨です。
小雨そぼ降る寒い中、まとぶんビデオテープと紙袋片手に庭を徘徊中。
目指す相手はいまだ現れないようですが、邸内に入って待つ気はないようです。
しかし程なくして、元気のあり余ったレオン君に引きずられるのが日課の
ゆうかちゃんが、レインコートをぐしゃぐしゃにして現れました。
「あの……」
声をかけようとしたとたん、パワフリャーなレオン君、
何か見つけたのかダッシュ。当然引きずられていくゆうかちゃん。
まとぶん、そこで待つこと30分。
散歩のコースは決まっているレオン君が、へっへっへっと戻ってきます。
「お帰……」
「レオンー!ごはんだよー!」
キムちゃんの声に反応し、レオン君大喜びでダッシュ。
当然引きずられていくゆうかちゃん。
まとぶん、意地で待つこと30分。
食後のお散歩は決まっているレオン君がはっはっはっと戻ってきます。
「これ……」
「ゆうか、早く中入れ、風邪引くぞ」
ミズくんの声に反応し、ゆうかちゃん本能的にダッシュ。
当然ほったらかしのレオン君、代わりに遊んで、とまとぶんにじゃれつき放題。
まとぶん、自暴自棄で待つこと30分。ただしさすがに部屋の前で。
まとぶんが自分に用がある、ということを認識はしていたゆうかちゃん、
ドアをそっと開けて出てきました。
髪は乱れ、今着ましたと言わんばかりの服の間から赤い跡が見えている状態で
出てくるゆうかちゃんに、こいつオレの忠告をまるで理解してないな、と
まとぶんため息をつきます。
なんでしょうと首をかしげるゆうかちゃんに、持っていたビデオテープを
ほらよ、とお渡し。
「ほら、これ。ワタルんとこの姫にも渡しといてくれよ」
二本渡されて意味がわからず、ゆうかちゃん???状態。
「その様子じゃ、やっぱり何もわかってないんだな。
そのビデオ、タイトルちゃんと見たのか?」
言われて手元を見ると、「激愛病棟24時」の文字です。
これだったらワタルくんはもとより、ミズくんも持っていたような気がして、
(見ちゃだめだとか言って隠されてしまいましたが)
ゆうかちゃん、なんで今さらまとぶんがくれるのかわかりません。
「あのな、なんで『病室』じゃなくて『病棟』なんだと思う?
野獣も、小細工野郎も入院してただろ。ワタルの姫も、おまえも、
見舞いにきて、24時間何してた」
何してたって、大怪我をして入院したミズくんのお見舞いにきてしたことを
思い出すや、ゆうかちゃんボッと顔から火を噴きます。
(いったい何を……)
「オレたちは別にいいけど(いいんですか?)おまえら困るかもしれないから、
ドクターのとこから失敬してきたんだ、マスターテープ。
どうするかはおまえらの勝手だから、じゃあな」
まっかっかで立ち往生しているゆうかちゃんを残して去ろうとしたまとぶん、
あ、と思い出して紙袋を渡します。
「忘れるとこだった。これ、小細工野郎に渡しといてくれ。
こないだのセーラー服、もうちょい裾上げしといてくれって言っといて」
先日ミズくんからプレゼントの衣装の中にあったセーラー服、
ちょっとスカート丈が長かったようです。
その後、ゆうかちゃんがビデオをどう処分したのかさだかではありません。
おまけ。
「わ~ゆうかちゃん、かわいい~」
「かよこっ、あんた何観てんだ?!いつの間にダビングしたんだよっ?!」
「さすがミズさん、エキスパートだねえ」
「エ、エキスパートって、あんた、他の男のなんか観んなっ!!」
「あ、あんなこと……」
「観んなーーーーーっ!!」
ちなみにビデオの副題は、「美女と野獣」と「椿姫」です。
ドクター、クラシック好みですね。
************************************
なお、こちらのビデオ二本の公開予定はありません(笑)
いえ、どなたか書いて下さるならいいんですけど、
たぶん私の責任なので^^;
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めんずごーごー14 No: 1666
投稿者:パナマ 02/01/29 Tue 21:42:38
【14】
リカはズボンのポケットから鍵を取り出し、それをぶらぶらと振るとワタルに背を向け
「でやっ!!!」と思いっきり投げた。
ワタル:「だーーーーー!!!」
リカはベンチに横たわるワタルに足を高く上げて股がった。
ワタルのお腹に腰を据えるとニッコリ微笑んだ。
(うっ、こーゆーリカが一番怖いんだよ・・・・)ワタルは思わず身体を固くした。
しかし、リカは身体を倒しワタルの胸に頬を寄せ抱きつくと、ワタルの予想に反して
暫くの間、何もしなかった。
ワタル:「やるなら、さっさと済ませろ!(もう、この緊張状態に耐えられんっ。)」
リカ :「焦るなよ。時間なら十分あるんだから。」
ワタル:「それ、どういう意味だ。」
リカ :「今日、コム、ぶんと買物行ってるだろ。タニも一緒だよ。夕飯すまして
帰ってくるって。だから9時頃になるんじゃないのかな、お帰りは。」
ワタル:「お前、謀ったなっ! この卑怯ものっ!」
リカ :「卑怯ものとは聞き捨てならねえな。オレの美学に反する言葉だ。
周到にことを運んだまでだ。クレバー・ガイと呼んでくれ。」
ワタルは慌てて左腕を上げ時計をみた。午後1時半......。
裕に7時間以上。 オー、マイ、ガッ!!!
ワタルの顔から血の気が退いた。
ワタル:「このままバーベル落として、お前殺してやりたいよ。」
リカ :「いいよ。ワタルの胸で死ねるなら、それも本望さ。
でも、スプラッタ-級に脳みそ飛び散って、チ-坊、掃除大変だろうな。
ああ、タニにオレの脳みそついたお前のシャツなんか洗わせるなよ!!」
ワタル:「変な所で心配すんなっ!」
リカ :「しかし、鍛えてる男の胸ってのはいいね~。」
ワタル:「お前なー・・・・。」
リカは依然としてワタルに抱きついている。
リカの飄々とした態度にさすがにワタルもカチンときた。
ワタル:「じゃあ、これならいいか。・・・汚れないぜ。」
ワタルは自由のきく左手をおもむろに上げると、リカの細い首をいきなり締めた。
リカは目をつむり、眉間に皺を寄せた。しかし、それから逃れようとはしなかった。
(声上げろよ! 手で払うとかしろっ!・・・・これじゃあホントに殺しちまう。)
ワタルは大きなため息をつくと、リカの首から手を離した。(いつも、これだ 。
こいつが、素直な反応示さないから、ぎりぎりまでやっちまうんだよ...。)
リカが少しだけ身体を起こし、ワタルの顔を見て口角を上げた。
ワタル:「誤解するなよ。お前のために止めたんじゃない。
コムを殺人者の妻にしたくなかったから止めたんだぞ。」
リカ :「つ・ま? なんだ、そりゃ。 でも、そんなこと、どーでもいい。
お前、オレ殺せないんだったら、もう諦めろ。往生際悪くすんな。
まあ、オレがしっかり往生させてやるけどな。」
リカは言い終わると同時にワタルに濃~いキスをした。
ワタルはこの時点でほとんど観念していた。
ワタルの顔色を伺い、リカは笑って腰を上げ、いったんワタルから離れた。
ワタルの服を脱がし、自分の服を脱ぐために。
ワタルは無駄な抵抗だなと思いながらも、取りあえずは言ってみた。
ワタル:「誰か入ってきたら、まずいよな。」
リカ :「大丈夫。はり紙しといたから。」
ワタル:「はり紙?」
リカ :「そう、はり紙。だってここじゃ、鍵なんか意味ないじゃん。」
(いづるんの『どこでも鍵』があるから)
ワタル:「そりゃ、そーだ。で、どんな、はり紙なんだよ。」
リカ :「『秘技練習中 入ってきたら、ぶっ殺す! 覗いても、ぶっ殺す!
byワタル』と書いた紙を貼ってきた。」
ワタル:「・・・・・・。」
リカ :「大丈夫だよ。たぶん鍵より利き目はあると思うぜ。
まあ、もっとも、ここに来る真面目な連中がいたらの話だけどな。」
ワタル:「なんで、『byワタル』なんだよっ!」
リカ :「決まってるだろ、お前のほうが利き目があるからさ。
オレ、最近襲われキャラも兼ねてるだろ・・・。
ちゃんとお前らしく墨汁で太筆獅子書きにしたし、決めに赤い絵の具を散らして
血が飛び散っている風な演出までした。安心しろ、大作に仕上がってる。」
ワタル:「・・・・・もう、いい。すぐに始めてくれ。」
リカ :「なんだよ、これからいい思いさせてやろうってのに、そのしょぼくれた顔は。」
ワタル:「・・・・・・。」
リカは少し機嫌が悪くなった。
ワタルの靴を脱がす。放り投げる。靴下を取る。放り投げる。
リカ :「じゃあ、お前のほうから元気にしてやる。」
リカはワタルの股間を見ながら、ワタルのウェアを下着もろとも剥いだ。
ワタルは思わず天を仰いだ。って最初から上向きだが....。
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めんずごーごー13 No: 1665
投稿者:パナマ 02/01/29 Tue 21:38:09
【13】
轟邸の地下1階には大きなトレーニングルームがあり、筋肉番付なみの奇怪で大きな装置
までもが備えてあった。やはり、男は身体で勝負!....しかし、ココを真面目に利用
するのはワタルとワタル救出作戦で体力のないのことを思い知らされたミズぐらいなもの
だった。そして不真面目に利用するのは逢瀬を楽しむ恋人同士。
轟邸...ワタルやリカの暴挙、ブンとワタルの屋根登りと様々なところで、
そのボロさを露呈しながらも、その間取りはいっさい明らかにされていない。
『磯野家の謎』以上の謎を秘めた、屋敷である。そもそも住人はいったい何人なのか?
忙しく働くトド、リカ、ワタルはいったいどんな仕事をしているのか? 市民の皆さんの
募金で成り立つ家計の内容とは? 羽の保管場所は? しかし、ここではそんなことは
大した問題じゃない。ここで一番重要なことは“愛”(男)だから....
というわけで、話の場所は地下のトレーニングルーム。今日は休日。
休みの日に身体鍛えよーなんざ、ここではワタル1人だけ。そこにリカがやってきた。
ボス・トドの配慮で当分の間リカは内々の仕事、ワタルは外周り。久々の2人だった。
リカ :「それって、オレと戦う為に鍛えてくれてるとか。」
ベンチプレスに励むワタルに声をかける。
ワタル:「ふんっ、お前なんか鍛えなくても、ヤッてやるぜ。」
リカ :「あっそ。」
リカは後にしていた手をすっと出すとワタルの右腕にカシャッと
そしてバーベルにカシャッと手錠をかけた。
ワタル:「おっ、お前! 何してんだ。」
リカ :「何って、見ての通り手錠をかけました。」
ワタル:「ばか! 外せ!」
リカ :「嫌だね。この前の続きするんだから。」
ワタルは取りあえずバーベルをスタンドに置いた。
するとリカは「うんしょ」と両手で下にあった予備の重りを
持ち上げては、バーベルの左右に取り付けていった。
ワタル:「何増やしてるんだよ!」
リカ :「お前が暴れたら困るからに決まってんだろ。
オレ退院したばっかりなんだから、またケガしたらえらいこっちゃ。」
ワタル:「ケガしたくなかったらこの手錠外しなさいっ。」
リカ :「嫌だ。」
ワタル:「お前、またオレを怒らせたいのか!」
リカ :「無視されるよりましだね。見舞いだって1回こっきりだし、
オレが帰ってきてからだって1週間も経つのに挨拶にも来ないでよ。」
ワタル:「見舞いなんか行ったって、すぐに追い返されるだけだろーが。
挨拶? 何でオレが行かなきゃならないんだよ。お前から来ればいいだろ。
だいたいタニがいつも引っ付いてんだから、寄れないだろ。」
リカ :「そんなこと関係ない。それをかいくぐって会いに来る、
それが男の友情ってもんだろ。」
ワタル:「それの、どこが男の友情なんだよ。」
リカ :「ワタル、まじ暴れんなよ。もし、これが落ちたら、ケガどころじゃすまない。
死ぬからな。」
ワタル:「幾ら何でもこれは、やり過ぎだろっ!」
リカ :「お前相手にやり過ぎはないっ!」
ワタル:「お前、オレをど-するつもりなんだよ。」
リカ :「うーん、『オレがお前をヤッてやる』ってところからの再開なんかどうだろう。」
ワタル:「どうだろうって・・・・嫌に決まってんだろっ! 殴る蹴るからにしてくれ。」
リカ :「ワタル、お前には選択権なんかない。」
ワタル:「じゃあ、きくなっ!」
リカ :「一応、同意を、という心遣いをしたまでだ。」
ワタル:「・・・・あっ! お前、病院でガチンコ勝負と言ったぞっ!」
リカ :「ああ、だからガ・◯ンコだけでに拳と拳じゃなくて玉と玉が。」
ワタル:「ふっ・・・今のはちょっとウケタ。」
リカ :「そーだろっ、せっかくなんだから楽しくやろーぜ。
笑う角には福来たるって言うだろっ。」
ワタル:「冗談じゃないっ! オメ-とこうしてること事態がすでに不幸だ。
本当にいい加減に外してくれ。」
(あれっ、なんか前にも、こんなことあったよーな・・・・)
リカはズボンのポケットから鍵を取り出し、それをぶらぶらと振るとワタルに背を向け
「でやっ!!!」と思いっきり投げた。
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レスです。 No: 1664
投稿者:パナマ 02/01/29 Tue 21:34:32
《オレンジ様》リカじゃなくて私にして欲しい、マッサージ。それから『受』オイルも欲いです。
なにより、消えないで欲しいです。(笑)
《ショーコ様》ここに小雪が!(今後はコムタン?・・笑)こういうのがリレーならではで
楽しいです。爽快なH・・・こうなったらスポーツHを目指します。(笑)
《らん様》私は今日も懺悔室がございます。断然トップきっています。ミス回数だけは。
ただ、リカさんの洗濯のお話はベン様のものでございます。私がぐずぐず投稿してた
ので間に・・・リカつづきでややこしかったですよね。私もこのお話、大好きです。
らん様の方はますます佳境に。妖しいゆうかの実力が見た~~~いです。(笑)
《ベン様》私ごときに、なにが恐れ多いものでしょうか。私、少しのケガでも大騒ぎの痛いのダメ
な人間なので、正直、最初ベン様の読んだときには「ひえ~~~」と。でも回数読んで
いるうちに、ワタルは当然ですが、やられ役のリカも全然後腐れもなくて、くったくない
様子に「なんか、いいかも。こういう関係」と思うようになり、大好きになってしまい
ました。トドも穏やか口調風なのにヤルときは凄くていいです。(笑)私、ガイズまだ
ですが、誘惑に負けて読んでしまいました。でも、ますます楽しみになりました!
《あお様》何だか、いつも、うれしいような、照れるような、申し訳ないようなことを言っていた
だいてるような気がします。これから(も)下ネタで話が進んでいくのに。
シリアス・・・リカのセリフではありませんが「そんな考えは捨ててくれ」でござい
ます。(笑)ヤング・リカ縄ほどいてもらってよかったです。でも、裸のまま・・・。
服を着せても、着なくても、おいしー展開がありそうで楽しみです。
《keiko様》 はやり、この腕1本で泣かせるとは言っても相手はワタル。手錠ぐらいは・・(笑)
《ららら様》厨房での会話楽しかったです。オサ痛そうながら幸せでよかった。(笑)
《いちご様》トドさんやさしい・・・ぶんちゃん、涙するけど幸せものですね。
《今日の懺悔室》
【12】「来ったって」→「来たって」です。失礼しました。
******* かよこちゃん、お誕生日おめでとう。**********
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レスです^^ No: 1663
投稿者:0番 02/01/29 Tue 21:05:42
>華子様。ポストカード見てドキドキしてしまうとまずいので、
私はなるべくキャトルでは下を向いているようにしています。
って、何しに行ってるんでしょう^^
>パナマ様。24時間頑張るわけではないですが、あのタイトルには
それなりの意味があります。この後お待ちを^^
>白星様。なんだかすごい熱い感想をありがとうございます^^
そこまで言っていただけて、こちらの方が感動(笑)
>ショーコ様。感動なんて人様に言っていただける日が来るとは、
あの二人に感謝しなくては^^
でもやっぱり私はショーコ様をお…思…重湯はいかがですか?
(ひょっとしなくても私、馬鹿です・・・)←はっ、だから836番様、
帰っていらっしゃらないのでは・・・(汗)
>らん様。感動していただけて嬉しいのですが、この後私の妙な話が
アップする予定・・・らん様のお話とタイムラグがあると思いますが、
お許しください。
>オレンジ様。私よりもかよこちゃんのことを大好きな方はいっぱい
いらっしゃるはずなんですが、どうも私が突っ走りすぎて、書いて下さる方が
出にくくなっているのが気になって仕方ありません。
>keiko様。二人の愛の深さですかー。なんか、私より愛を感じますね^^
私も他の方の書いたあの二人で愛の深さを感じたいです^^;
>あお様。私の作品、て感じですか?(笑)絶対人様とかぶらない話に
しようと思ったんですけど、人様の話そのものがなかったですわ(爆)
と、いうわけで、この先お誕生日を迎える方がいるたびにお祝いできれば
楽しいですね^^ごひいきの方がいる方は忘れずに、でしょうか(笑)
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涙の一日 13 No: 1662
投稿者:いちご 02/01/29 Tue 20:30:49
部屋に戻ったブンは、すぐにシャワーを浴びた。
鏡に体を映して見る。
(ノルさんてば、どこにも痣つけてない・・・)
体を拭き、いつもの香水をつけて服を着た。
窓を全開にして空気を入れ換え、さっきまで着ていた服を持って
厨房に走る。
「あれっ、キム!帰って来たの?トドさんは?」
「あ、ブンさん。今帰りました。ボスは書斎の方に行かれましたよ。」
「そう。・・・これ、クリーニング頼もうと思ったんだけど、キムにあげるよ。」
「えーっ!!こんなキレイなスーツ貰えませんよ。」
「いいから。こういう色似合いそうじゃん。香水ついてて悪いけど貰って?」
「う、嬉しいです。大事に着ます。ありがとうございます。」
「クリーニングしてから着てね。じゃーねー。」
ブンはまたバタバタと走って行った。
(クリーニングなんて、するわけないじゃないですか・・・)
「オーウ、キムさーん。羨ましいデース。ブンさんの匂いデース。」
「あれ、この香り・・・」
「どうかしましたカア?」
「いえ、何でもないです。」
「キムさーん、それ入りますカー?」
「入りますよ!失礼ですね。(たぶん)」
(この香り、どこかで・・・・・・あ、そうだ。ヘリの中・・・)
キムは何か引っかかるような気がしたが、スーツを抱いて部屋へ置きに
行った。
ブンは部屋に戻ると、開いていた窓を閉めてソファーに座った。
(ふう・・・。間に合った。完璧だな。)
部屋のドアが開いた。
ブンがゆっくりと振り返る。
「お帰りなさい。トドさん。」
「ああ。ただいま。いいこにしていたか?」
トドが目尻を下げて近づき、隣に座った。
「ん?なんだ、泣いていたのか?」
「え・・・」
「目が赤い。」
トドの親指が下瞼に触れた。
(みかげもキムも気付かなかったのに、どうしてトドさんにはわかって
しまうの?)
ブンはまた泣きたくなって下を向いた。
「気分でも悪いのか?」
優しいトドの声。
(ヤバイ・・・あふれてきた。)
ブンのすすり泣く声がした。
「どうした?」
トドが両手でブンの顔を上げ、困ったような顔をして笑った。
トドを見つめるブンの瞳から、後から後から涙がこぼれ落ちる。
「おいおい・・・いったいどうしたんだ。何かあったのか?」
ブンは黙って首を振る。
トドがブンを抱きしめた。
「泣くな・・・。何かあるなら言ってくれ。」
トワレと煙草の混じったトドの胸の中。
(ノルさんが海なら、トドさんは深い森・・・迷い込んで、もう抜け出せない。)
「わかんないよ・・・」
「ん?」
「なんで涙が出るのかわかんない・・・きっと、トドさんが優しいからだ。」
「俺は、お前に寂しい思いをさせているんだろうな。
すまんな・・・なかなか一緒にいてやれなくて。」
ブンがトドの胸で号泣した。
(トドさん・・・そんなに優しくしないで・・・)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
0番様、お下がりネタ、使わせて頂きました。(^^)
あれは褒め言葉ですからねー。ああ、日本語って難しい・・・
○の達人はやめてーーー(恥)
keiko様、そうですねえ、ノルさんはこの後は・・・。ちょっとだけ
見送りに行かせましょうか。そして、後のこと、過去のこと、
まったく別のお話でも、ノルブンは、K様とHT様にお願い
したいと思います。
オレンジ様、まひるちゃん面白過ぎます。消えずにどんどん続けて下さい。
K様、HT様、なにとぞノルブン書いて頂けますように。私のはキャラ変わ
ってしまったかもしれないので、まったく無視して下さい。
なんかノルさん、すごいし・・・。
よろしくお願いします。(HT様にはトドブンの方も^^;)
お名前だけでごめんなさい。ショーコ様、華子様、あお様、らん様、
パナマ様(◎)、レス本当に本当にありがとうございました。
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涙の一日 12 No: 1661
投稿者:いちご 02/01/29 Tue 20:24:21
ブンが涙を拭きながら廊下を走る。
俯きながらロビーを抜け、ホテルの前からタクシーに乗った。
「轟邸まで。」
ブンが力無く言った。
「はい。・・・お客さん、轟組の人ですかい?」
「・・・ええ。」
「ほおー。お宅の組の人何回か乗せたけど、みんないい顔してたなあ。
ボスの好みなんですかねえ。」
「はあ・・・たぶん。」
「俺なんか門叩いても追い返されんだろうなあ。」
ブンはミラーで運転手の顔を見ると
「あー、難しいかな・・・」と言った。
「ハッハッハッ。正直なお兄ちゃんだ。」
「どーも。」
「鉄砲玉には見えないし、お客さん、えらい人のコレでしょ。」
運転手が小指を立てて見せる。
「あっ、すいませんねえ、下世話なこと聞いて。答えなくていいですよ。」
「そうですよ。」
ブンが平然として言った。
「ほー、やっぱりねえ。いや、ほんとに正直なお兄ちゃんだ。」
ブンは財布から指輪を出して、薬指にはめた。
(そう、僕は轟組のボスの・・・)
明るい運転手はその後も話し続けていた。
ブンは沈んだ心が晴れてきて、笑顔でそれを聞いていた。
「着きましたけど、中まで行った方がいいですかい?
門から結構あるでしょう。」
「ここでいいです。」
「どーもすいませんねえ。お喋りで。」
「いえ・・・楽しかったから。ありがとう。」
門の前でタクシーを降りると、朝の背の高い男が門を開けた。
「お帰りなさいませ。お待ちしてました。」
「ただいま・・・」
門の中に入ると、車が停まっていた。
「どうぞ。玄関までお送りします。」
「あ、ありがと。(なんて気が利くヤツ・・・)」
男がドアを開け、ブンが助手席に乗り込んだ。
「トドさん帰って来た?」
「いえ、まだお帰りになってません。」
「そう。(ホッ、良かったー)あ、ねえ、君名前は?」
「俺は、みかげ です。」
「みかげ・・・。へえ、いい名前だね。・・・それに、あっちの方も強そう。」
ブンが運転中のみかげの頬に触れた。
「あっあの(汗っ)。あっちと言いますと?」
「あっちって言ったらあっちだよ。」
「は?」
「え?」
「はい?」
「え・・・(溜息)。んー・・・まあ、一からレッスンていうのも楽しいかもね。」
「レッスン・・・ですか?」
車が玄関に着く。みかげがドアを開け、ブンが降りた。
「ありがと。いつもここに居るの?」
「はい。しばらくは。(いつも居たんですけど・・・)」
「ふうん。よろしくね。」
そう言って手を差し出すブンに、おずおずとみかげが手を出した。
ブンが手を握り、指で手のひらをくすぐると、みかげが
「うわっ!」と手を引いた。
ブンがクスクス笑いながら言う。
「今度ゆっくりお話しよーね。」
「はいっ。レッスンもよろしくお願いします!」
みかげがニコニコして言った。
「うーん・・・なんか、わかってないみたいだけど・・・。
あーっ!ごめん。急がなきゃ。またね!」
ブンは急いで邸に入っていった。
その後ろ姿になんとなく手を振って、やはり手のひらを見つめる
みかげだった。
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その後のオサちゃん・厨房にて No: 1660
投稿者:ららら 02/01/29 Tue 19:10:40
>管理人さま
壁紙、やさしい色になりましたね~(^^)ろまんちっくだわ...
なんだか、作品まで違うものになっているよう...
いろいろと手間もかかるでしょうに、ありがとうございます。m(_ _)m
ここでこうして楽しませていただけるのも、管理人さまのおかげです。
>ショーコさま
すでに次の作品を始めてくださってますが、
「受難」面白かったです~\(^o^)/
もう、今回のアサコちゃん、いろいろと面白すぎ。
で、大笑いさせてもらったかと思うと、次の瞬間には妖しくてドキドキドキ...
ああ、すっかり翻弄させられてしまいましたわ。
それにしても、アサオサ、幸せになれてよかったです。(^^)
書いてくださって、ありがとうございました。m(_ _)m
で、性懲りもなく少し書いてみたんですが、
これだけならショーコさまにちょこっと続けさせてもらってもいいかなぁ...ってことでアップしちゃいます。
お邪魔してしまったら、すみません。m(_ _)m
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
修行を続けるアサコちゃん、いったん覚えたら後は実地訓練あるのみ。
夜となく昼となく予習・復習に余念がありません。もちろん、オサちゃん相手にして。
最近では応用編に取り掛かってる?とか?
上達が早いのは研究熱心だからなのか、やっぱり“愛“なのか...
そんなこんなで今日も今日とて厨房にやってきたオサちゃんはお疲れモード。
「だってアサコが...」ぽっと顔を赤らめるオサちゃん、
相変わらず生傷の耐えない生活・復活のようです。
一息ついて休憩時間、オサちゃんの傷を心配して尋ねたコムちゃんに答えるオサちゃん、うっとりと。
「この傷はね、昨夜アサコが○○を××してつけた傷なんだ。。。」
もうオサちゃんったら、嬉々として説明するんじゃなーーーい。
「オサちゃん......変...」コムちゃん、つぶやきます。
「えっ??...変??」不思議そうに聞き返すオサちゃん。
「だって、そんなに傷だらけなのに、嬉しそうに...」
「だって、嬉しいんだもん。」オサちゃん、きっぱりと。
「えっ??」今度はコムちゃんが聞き返す番。
「だって、アサコにぶたれたり、蹴られたり、○○されたり、××されたり、☆☆されたり...(以下略)すると、ああ、愛されてるんだなぁ...って。」
「えっ!!」目が点のコムちゃん。
「...そんなだから、不幸受けって呼ばれんだよ。」と聞いてたミズ君、ボソッと。
そんな声、お構いなしに薄紅色に頬染めて続けるオサちゃん、
「それに、そのあとすごく感じちゃうし...。。。キャッ、恥ずかしい。」
と両手で顔を覆ってしまいます。今さら恥ずかしがっても...
「恥ずかしいって、恥ずかしいって、、、、、そう...なのか?」ミズ君、ちょっと興味を引かれた様子。
その時、何を思ったかタニ君、すっくと立ち上がり、
「僕、わかる!!」
「おぉぉ~~!」一同、どよめきます。
思わぬ賛同者を得たオサちゃん、ぱっと顔が輝き、「そうだよね!」
「うん。絶対!」力強く、タニ君。
「タニちゃん...」オサちゃん、思わずウルウルウル...。
タニちゃんの手を取り、麗しき二人の世界に突入。
そんな二人はほっといて、それぞれの思いに浸る人たち。
(ワタルさんに殴られる?ワタルさんを...殴る?)
「ヤダッッ!どっちも!!」とコムちゃん。うん、うん、そうだよね。
(そうなのか?ちょっと試してみる...か?)
「いや、ゆうかを傷つけるなんて!!」とミズ君。さすが恋する青少年。。
(オサさんを傷つけるなんて、そんな、そんな...)
「やっぱり、僕じゃダメだーーー!!」と壮君。いや、そういう問題では...。
三人三様の反応を、あっけにとられて見守るギャラリーたちだった。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
ショーコさまの傑作のあとに、おバカな作品ですみません。(泣)
...やっぱ変ですよね。オサちゃんも...。
ああ、まだまだ修行が足りませんね。すみませんでした。m(_ _)m
ところで、最近、皆様の作品を読んでて思ったこと。
中村暁先生の「大海賊」における唯一最大の功績は、
ケロちゃんにあててドクターという役を書いたことじゃないかと...。(^_^;)
(あとの功績は、出演者のもの!)
で。>ショーコさま
早速始まった「恋人達」楽しみです。(^^)
アサコちゃんの修行編も、気が向いたらお願いしますね~
(結局、これが言いたいらしい...(^^;)
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過去へ・・・(リカタニ)・・4 No: 1659
投稿者:あお 02/01/29 Tue 13:45:30
リカのすぐ目の前に立ったタニ。
「な、なんだよ・・・」
リカはキスしたことを少し後悔した。緊張感が走る。
タニはいきなり、リカの頬を両手で包み込み、唇を重ねた。
リカは縛られていて動けないのに、それでも逃げようと
身体をよじらせた。
しっかり押さえ込み、舌をからませるように、差し入れていく。
逃げようとしていたリカの身体から、力が抜けていく。
タニがゆっくり唇を離すと「う・・」という声と共に、
リカはがっくりと首をたれた。
「あれ、リカさん?リカさんっ!」
リカは、ふぅ・・と大きくため息をつくと、顔をあげてタニをじっと見つめた。
「うちの組に入る素質ありってやつか・・・。おい、誰にそんなテクニック
教えてもらったんだ?」
「え・・・誰って・・・教えてもらったわけじゃ・・・
あえていえば・・・その・・・」
タニの声はだんだん小さくなった。
「えっと・・、だから・・数年後の・・リカさん・・かな・・・」
リカは、少し考え込んでいた。
「ねぇ、頼みがあるんだけど」
口調が変わったリカのことばに、タニはちょっとびっくりした
「君、名前、何て言うの・・俺の名は、リカ・・・あ、知ってたか。
『さん』なんて付けないで、呼び捨てでいいよ。ねぇ、名前は?」
「タ、タニ・・です」
リカは、ふっと笑うと、
「タニ・・か。あのさ、これ・・・この縄、ほどいてくれない?」
「えっ!?」
「ワタルならまだ戻ってこないから平気だよ。あとで君・・・
ああ、タニ・・だったな。用がすんだらまた、縛ってくれればいい。大丈夫、
ワタルには、バレないから」
タニはリカに見つめられると、断れなくなる時がある。
この時代も、あの大きな目は変わらないんだなと思った。
タニは木に縛られていた縄をはずし、次にリカの後ろ手に
縛られていた縄をはずした
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レスです No: 1658
投稿者:あお 02/01/29 Tue 13:39:43
らん様 かわいいタニちゃんにあんな事させたり、こんな事させたり、
私はタニちゃんファンから恨まれてるんじゃないかと・・・
でも、書いてしまうの。ごめんなさい。
ベン様 ああ、ベン様のワタリカにトドリカだーー。うれしいーー。
そうか、病院物ミステリーが好きで、あのように。
リカさんの洗濯シーン、思い出しました。
東京でも、おもいっきり、やってくれるでしょうね。
楽しみだ。
836番様 個人の都合なら、しかたないよね・・・と思いつつも、
でも、また書いてほしいとわがままな事を考えてるのは
私だけではないと思う。
836番様の、ほのぼのも読みたいです。
でも、3日の催し物(笑)で、素顔のご本人様を見ちゃったら
妄想もふっとんじゃうかな。
0番様 ああ、0番様の作品なのねーーと思うかよこちゃんのお誕生日編だった
(感動してるんですよ)
パナマ様 うわーーとしか言えない、この展開。
先が読めません。
でも、私も一番最初に書いてあった、タニリカの屋外Hシーンの
情景描写に、ほぉぉーーっとなりました。
今回のリカさんが退院してきたあと、タニちゃんに反旗を振り返すまでの
ところが、これまた・・・ほぉぉーーで。
今度、全編シリアス路線で、書いてみません?読んでみたいわ。
ショーコ様 なんか、暖かい雰囲気で始まりましたね
この先、楽しみにしてます
オレンジ様 当たったのね。私の予想。
もう、まひるちゃんには、そう簡単に捕まらず、
あちこち轟組員のエステにまわってほしい(笑)
そして、最後はうまく、逃げる・・・と。
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レスです No: 1657
投稿者:keiko 02/01/29 Tue 11:53:28
>0番様
かよこちゃんお誕生日~。
良かったです。
かよこちゃんとまとぶんの愛の深さを知りました。
>らん様
ゆうかちゃんお酒飲むと本領発揮(?)
してしまうのでしょうか?
妖しいゆうかちゃん気になります。
>ベン様
ワタリカ編・トドリカ編どちらもすごいですね~。
それにぬいぐるみをおんぶして洗濯物を干す
リカちゃんかわいいです。
私もガイズ観たばかりなのでついつい笑ってしまいました。
変態扱いされちゃったタニちゃんちょっとかわいそうかも・・・・
>パナマ様
リカちゃん無事に退院したんですね。
かしげちゃんに手錠を借りるとは・・・・・
今後どうなっちゃうんでしょう?
続き気になります。
>ショーコ様
わたるくん優しいですね~。
小雪ちゃんがコムタンと名前が変わり・・・・
そうそうアサコちゃんの心境頑張って書いてみます。
>オレンジ様
まひるちゃんはコムちゃんまでマッサージしたんですね。
これからブンちゃんと一緒にエステ通いするのでしょうか?
続き気になります。
>いちご様
ノルさんとブンちゃんせつないですよ~。
やはり・・・・
またノルさん登場します?
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朝からレス~ No: 1656
投稿者:ベン 02/01/29 Tue 08:14:29
オレンジさま、まひる嬢とリカさんですか~まあ新鮮。でも女が自分の肌に触
れること、リカさんが許すかしら。血みどろのバトルにならないことを祈りま
す。まひるちゃんが勝ったりして・・・
ショーコさまの小雪とワタルの様子がすごく可愛いらしい。ワタル君て優しい
のよね、本当は。
らんさま。ゆうかちゃんのキス素敵。私はゆうかちゃんの妖しさに惹かれるも
のの全く書けないので宜しくお願いします。
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帰ってきたトドリカ No: 1655
投稿者:ベン 02/01/29 Tue 05:43:32
>836番さま。私の勘違いのせいでわざわざのレスありがとうございました
。3日の意味も理解出来なかった私。そういう催しがあるのでしたわ。もう曜
日の感覚も日にちの感覚もない私。ただ此処に読み、書き、そしてムラに遠征
・・・「まるで夢のような・・・そう・・・」ってまたガイズネタ失礼。
>パナマ様にインスピレーションの元なんて言っていただくと、嬉しいを通り
越して恐れ多いです。パナマ様の独自の道を行く潔い文章はいつも読んでいて
気持ちいいです。今回の正統派牛乳様式といいジノリの皿といいキングコング
の手錠といい、ツボとため息モノのおもしろさでした。
ワタリカがVol.2で止まっちゃいましたごめんなさい。
・・・
「リカ、ダイスを振る手つきもだいぶサマになってきたな。『市民の皆様遊技
場』も轟組の大事な資金源だ、頑張ってくれ。」
轟がまぶしい程白い歯を見せてニッコリと微笑んだ。
「ワタルとも上手くいってるようだしな。」
リカががらにもなくポッと顔を赤らめた。
「おいおい、リカ、夜の事じゃないよ。仕事のコンビとしてだぜ。」
轟もいたずらっぽく笑うと、リカの肩を抱くようにして窓辺にいざなった。
「んんっ」
煙草の薫る轟の口がいきなりリカの唇を覆った。
頭の芯までしびれる様な、大人のたくみなくちづけだった。
乱暴さはなく甘過ぎもせず、ただひたすら深く、強く、リカの心と体を溶かし
ていく。
「はうーふう・・・」
轟が体を離すとリカの体は支えをなくし、グラッとその場に膝を着いた。
「あっ・・・」
「おいっ、しっかりしろ。このぐらいでなんだ。」
腕をかそうと身をかがめた轟の腕をリカは強くつかんだ。
「トドさん・・・」
二人の唇が再び触れ合う。
くちづけの合間にもトドの手は的確にリカの体に探りを入れ、感じる部分を次々とあばいていく。
「あっ・・・そこ・・・んんっ、ダ・メ・・・」
リカがかすれた声をあげ出すと、トドはリカを静かに床に押し倒した。
トドの手がゆっくりとリカのチョッキとワイシャツのボタンをはずしていく。
もう片方の手は肩にまわされ、首筋と耳の後ろを攻め続けている。
胸がすっかり露わになると、トドの唇と指が滑るように下りてきた。
リカの胸は予想どうり、ワタルの夜の暴力の名残で一杯だ。
その一つ一つにトドは激しく吸い付き、更に濃い紫色に染めていく。
トドがリカの膝を割って重なってきたときにはリカはもう朦朧としていた。
スマートでリズムのあるトドの動きにリカは声をあげ続けた。
トドの大好きなあの甘いかすれ声である。
「ああっ、リカ・・・可愛いよ・・・もっともっと叫ばせてやる。」
トドはそのままリカの脚を高く持ち上げ、自分の肩に掛けると、急な角度で全ての重みを一点に集中させた。
「はっぐうう・・・・」
下腹部からの衝撃で胸も腹も激しく圧迫され息のできなくなったリカは、あまりの快感に声もなく気を失った。
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追加でレスだけ。すみません。 No: 1654
投稿者:オレンジ 02/01/29 Tue 02:38:33
さっきとりあえず投稿だけして今皆様の最新作を読んでました。
今日はりかちゃん物が多い?(りかちゃんも好きです!)
ベンさまのお洗濯するりかちゃん最高です~~~。
新年会のタニくんの網タイツも洗ってくれて嬉しい(しかしまた着用するつもりなのか・・・?)。
若き日のりかちゃん(&タニくん、ワタルくん)も楽しみにしています、ベンさま、あおさま。
いつも傷だらけのりかちゃんですが、今は少し元気なのかな。
無事退院したんですよね、パナマさま。
りかちゃん元気ならまひるっちにマッサージしてもらっても大丈夫かしら・・・。
0番様のかよこちゃんへの愛情の深さを感じ、涙しました。
らんさま、ぶんちゃんゆうかちゃんに襲われちゃうの~~~??
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豹変 6 No: 1653
投稿者:らん 02/01/29 Tue 02:21:32
あと少しでゆうかを手の中に出来たのにと思ういらだたしい気持ちもあるが、
ぶんちゃんに
「大嫌い!!」
といわれたのが、自分でも驚くほどショックなトドさん。
(愛する人から一番言われたくない言葉よね)
ゆうかを連れて行ったぶんちゃんのことが気になって仕方ないくせに
ぶんちゃんのお部屋に入るのをためらっています。
「いったい、どうしたものか・・・」
ふと窓の外をみるとミズ、壮、キムが庭にいるのが見えた。
そして、ミズが壮、キムから離れて屋敷の方へと走っているのをみて、
「(そうだな、ミズを使おう・・・)」
とトドさん。
見計らってミズが走ってくる前になにくわぬ顔で立った。
ボスの所にいったゆうかをどうしたらいいかと考えてながら走っている上、
恋するミズは前がみえていません。
ドッシ~ン
「どけよ!このやろ・・・・・!」
体当たりした衝撃で床に倒れてしまったミズ。
ぶつかった相手をみて
「ボ、ボス・・・・!!すみません!!」
「ん、いや。」
「・・・・・・・・・」
突然の目の前に現れたボスに対して、
なんていっていいのかわからなくてとまどうミズであった。
一方・・・・
ソファーの上で重なって見つめあったまま、動かない二人。
ゆうかの妖しい瞳に目がはなせないぶんちゃん。
「ぶんさん・・・可愛い・・・・」
(えっ?何・・・ゆうかの表情ったらこんなにセクシーだった?
やだ、僕ちょっとくらっときちゃう・・・)
ゆうかの顔がぶんに近づいてくる。
ついばむようなキスを何度か繰り返したのち
唇を吸うようなキス・・・・・
それから深く中に入り全てを味わうようなキス・・・・・
「ん・・・・ゆう・・・か・・・・」
(この子、こんなにキスうまかった・・・の・・・?)
ぶんの体から力が抜けていく・・・
ゆうかはそのタイミングをのがさず、おさえている手を緩め
ぶんのブラウスのボタンを外していく。
(ま、いっか~襲うか襲われるかなんてどっちでもいいよね~
それに、僕は総受けの貴公子だしぃ~
ゆうかがどんな風に抱いてくれるのか楽しみ~♪)
と意味不明なことを考えるぶんちゃん。
ゆうかの吐息がぶんちゃんの耳にかかる・・・・
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
またもや、やってしまいました。↓
投稿件数ばかり増やしてしまい申し訳ありません・・・・m(_ _)m
オバカな私をお許しください。
ああ、もう消えてしまいたい・・・(T_T)
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豹変 5 No: 1651
投稿者:らん 02/01/29 Tue 02:10:18
「おい、お~い」
ペシッ
「ん・・・・・」
「こいつ、大丈夫かよ?」
「さあ?」
「おい!」
「うわぁー」
キムが目を覚ますと壮君とミズが二人揃って顔を覗き込んでいた。
「お前、こんなところで何で寝てるんだ?」
「え?え~っとなんだったッけ?」
「・・・・・・・」
二人無言。
「ミズさん、ほっといて行きましょう」
「そうだな」
と、二人が背を向けた時、
「そうだ!」
とキムが叫んだので二人は一応振り向いた。
「ここの場所からあの、まとぶんとかよこさんの○○がみえるんですよ」
「何!!」
と二人が戻ってくる。
(おいおいキム、そんな事を伝えるために君はそこにいるのかー!!)
「僕、それみちゃって・・・(照)」
と、二人が注目しますが、当然今はもう何も見えません。
フー・・・・・ため息をつく二人。
「若いな、お前・・・・」
「壮、行くぞ」
「はい」
おいていかれそうになって、起き上がったキム。
もう一度、
「そうだ!!」
と叫びます。
でも、もう壮君もミズ君もスタスタと屋敷に向かって
歩いていて振り向いてくれません。
「ミズさ~~~ん!!」
「ミズさん、キムが呼んでますよ。」
と、壮君。
ミズが振り向くとキムがこっちに向かって走ってきた。
「忘れてましたけど、ゆうかちゃんがボスの所にお茶持っていきましたよ。」
「何!!」
ミズの顔色が変わる。
「お前、それ、いつの事だ?」
「僕が倒れる前・・・」
「(それは、答えになってないんじゃないのか)」と思う壮君。
しかし、ミズはキムの返事を待つ前に走っていってしまった。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
あーなかなか進まないですね・・・すみません(^^ゞ
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まずはレスから No: 1650
投稿者:らん 02/01/29 Tue 02:04:03
>0番様
かよこちゃん誕生日、素敵でした~
二人の結びつきに感動です。
>パナマ様
「男の色気・極秘メモ」にペンを走らすミズ・・・に笑いましたわ。
そして、かしちゃんに手錠をかりにいくリカさん、次はワタリカですね!
あの、洗濯物を干すリカさんったらガイズ千秋楽にはどうなってることやら(笑)
>オレンジ様
『特製アロマオイル:まひるブレンド<受>』に大笑い。
ネーミングが最高ですっ!
>ショーコ様
わたる君やさし~ですね
ねったんも、癒されて嬉しいです。
間違って押してしまった↓すみません・・・(^^ゞ
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恋人達・プロローグ2 No: 1648
投稿者:ショーコ 02/01/29 Tue 01:58:10
ワタルは食堂を出ると真っ直ぐ部屋に向った。
早く部屋に帰ってコムに渡したい物があった。
コムがどんな顔をするか、想像するのは楽しかった。
「あいつ、今日も鍵かけてなかったら、何て言って怒ろうかな?」
ちょっと、コムをいじめて、ホンの少し泣かせるのは、
ワタルにとって、前戯のようなもの。愛おしさが増すだけのこと。
ドアを開けようとして、鍵がかかっていることを確認すると、
それでもやはり、ホッとする。
おっ、今日はちゃんとかけてあるな。
鍵を開けようとして、キーを捜す。ない。上着のポケットにも、
ズボンのポケットにも。
まったくな。しょうがない.....
ノックをして、コムを呼ぶ。
強くノックをしても、コムは出てこない。
いないのか?
「おーい。コム。中にいるんだろう?開けてくれよ。」
不安が増す。
何かあったのか?
結局、鍵がかかっていても、いなくても、心配性なワタル。
いづるんに携帯で連絡して、どこでもキーを持ってきてもらうことになった。
「悪いな。こんな遅い時間に。」
「いえ。」
いづるんは、寡黙に答えると、ドアの鍵を開け、ワタルを部屋に通す。
一歩部屋に入った途端に、慌てていづるんを外に押し出して、
ドアを閉めようとするワタル。
「どうかしましたか?」
中を覗きたがるいづるん。
「イヤ、なんでもないんだ。ありがとう。お休み。」
いづるんを追い立てるように帰すと、ワタルは後手にドアを閉めて
部屋の中をあらためて、見なおす。
コムゥ、まったく...
コムが、ワタルのパジャマの上着を着ただけの姿で、
床に座って、窓辺のソファに寄りかかったまま寝入っている。
パジャマの上着から出たきれいな脚が、しどけなく伸ばされていて
頭を腕に乗せて、少し俯いている可愛い寝顔の唇が、
キスを受ける時のように、ほのかに開かれている。
上着のボタンが上から3番目まではずされているので、
ドキッとするほど白い胸が誘うように覗いている。
「襲っちまうぞ。」
俺のパジャマ着てるって事は、寂しかったのか.......
コムは、寂しくなると、自分のパジャマの変わりにワタルのパジャマを着る。
別に、コムがそう言ったわけではないけれど、ワタルには分かっていた。
いつか、コムが一言、『ワタルさんが抱いていてくれるみたいだから』
そう言ったことがあった。
遅かったからな。今日......
キスして起こそうとして、ワタルの動きが止まる。
ここのところ、ずうと、あまり寝かせてない。
アサコの事で10日も お預けの後だったから。
コムにすげぇ、無理させてたかも。
ワタルは、コムを起こさないように、そっと抱き上げると
ベッドに寝かせて、毛布をかける。
ゆっくり眠れ。
お前に渡したい物があるけど、明日でいいや。
ワタルは、枕元にきちんとたたまれている、パジャマのズボンだけを持って
バスルームへと入っていった。
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恋人達・プロローグ1 No: 1647
投稿者:ショーコ 02/01/29 Tue 01:51:07
ご大層な題ですが、題だけです。またお邪魔します。しばらくの間。
***********************************
ワタルは、食堂に行く廊下の隅に、
何かもそもそと動く気配を感じて足を止めた。
かがんで、良く見ると、なんだか誰かに似ている小動物が。
「なんだ、コム、こんな所に居ると、誰かに食われちゃうぞ。」
ぶんちゃんのとこに居た小雪。レオン君とはぐれたようで。
ヒョイとすくいあげて、スーツのポケットにしまうワタル。
「これも、コムに持ってくか。」
コムのうれしそうな顔を想像して、一人ニヤついてしまうワタル。
そのまま、食堂へ入っていった。
「あれ?今日はもう誰も居ないのか」
その声を聞きつけて、ねったんが厨房から顔を出す。
「あっ、ワタルさん。コムさんなら、もうとっくに戻りましたよ。」
「そうか。今日はだいぶ遅くなったからな。ねったん、まだ何か食える?」
「はい。コムさんが、ワタルさんの分って言って、ちゃんととってありますから。」
しばらくして、ねったんが暖めた
『特製ミルクたっぷりカキ入りほうれん草のグラタン・パンと季節のサラダ添え』
(料理に特に意味はないです。私が食べたかっただけ)
をワタルの前に並べる。
「悪いな。遅くまで。」
「いえ、俺の仕事ですから。」
「うーーん、美味い!」
「そう言ってもらえると、俺、作り甲斐有ります。」
その時、ワタルのポケットの中で小雪がゴソゴソ動いた。
「あっ、そうだ。ねったん、こいつにも何か食わせてやってくれ。」
ワタルは、ポケットから、無造作に小雪を取り出して、テーブルに置く。
「ああっ、ハムスターだ。カワイイですね。どうしたんですか?こいつ」
「そこで、迷子になってたから、拾ってきた。」
「そうですか。」
そう言って、ねったんが、ハムスターの背中をなでる。
「こいつ、誰かに似てると思わねえ?」
「えっ?ああっ......」
「かーわいいよなぁ」
「はい!」
「これ、お前にやるわ。」
「お、おれに?」
「おぉ。でっかい方は、俺の大事なもんだからやれねえけど.......
そいつは、お前にやる。可愛がってやってくれ。」
「ワ、ワタルさん.......」
食べるのが早いワタルはもうすっかり平らげていて、
ねったんが、入れてくれたコーヒーを一気に飲み干すと
立ち上っていた。
「じゃあな。ご馳走さん。」
そう言った時にはすでに背中を見せていて、片手を挙げて挨拶すると
食堂を出ていった。
「ワタルさん..........」
泣きたいような、せつなさで、ワタルの大きな背中を見つめるねったん。
「ありがとうございます。俺、大切にします。」
憧れの人の面影に良く似た、小さな暖かい生き物を、手のひらにすくいあげると
チュっとしてみるねったん。
急いで辺りを見まわして、思わず赤くなる。
「お前、何て名前にしようか?」
「(小雪と申します。)」
「そうだなぁ....コムさんじゃあ、恥ずかしすぎるし...コムタン?」
呼んでみて、また赤くなるねったん。
「(あのー...小雪と申します)」
「コムタン。お前と俺だけの秘密だぞ。この名前。」
「(でもー....小雪なんですけど.....)」
そう言うと、ねったんは厨房からアーモンドを持ってきて、小雪(コムタン?)に
持たせる。
両手で器用にアーモンドを持つと美味しそうに食べ始める小雪(コムタン?)。
「(あのー...あなたになら、コムタンて呼ばれても良いです)」
と、ニッコリ(した気分)のコムタン。
ワタルさんて本当に優しいなぁ。
ワタルさんが居る限り、コムさん幸せですよね。
ねったんは、ワタルの頼り甲斐のある背中を思い出して
コムの為に、心から良かったと思った。
********************************
HT様、勝手に小雪ちゃん、いただいてしまいました。
すみません。
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エステティシャンは見た! 8 No: 1646
投稿者:オレンジ 02/01/29 Tue 01:47:06
「本日はお試しキャンペーンということで、
特製アロマオイルをお身体にサービスさせていただきます。
お客様のようにお美しい方だけに。うふ。とっても効きますのよ」
まひるはリュックから『特製アロマオイル:まひるブレンド<受>』を取り出し
官能的な香りのオイルをつやつやになったコムの肌に塗りこめていった。
「効くって何に?」
「殿方を虜にする媚薬です」
「ええっ、いいよ、そんな・・・」
「ご遠慮なさらずに。素敵な夜をお約束いたしますわ」
うさんくささを感じながらも、まひるのリズミカルな指の動きに
なされるままになっていたコムだった。
(そういえばぶんちゃんはよくエステ行ってるよなあ。今度一緒に連れてってもらおうっと)
仕上げのボディパウダーをはたきながら、まひるはコムに微笑みかけた。
「さきほど塗ったオイルは効き目がとても高いので、一応お気をつけ下さいませね」
「気をつけるって何を?」
「意中の殿方以外の方には、本日お会いにならないように」
「はあっ?」
「危険ですので」
「き、危険て何!?」
コムは思わず飛び起きた。
「うふふ。お客さまったら、嫌ですわ。女の子にそこまで言わせますの」
まひるは一応形だけ恥らいながらコムの耳元に口を寄せ
「100発100中でヤられてしまいます」とささやいた。
「こ、困るよ!ワタルさんまだ帰ってこないし、僕、今日はまだ厨房の仕事もあるし」
「はいっ。終了でーす。お疲れさまでした~」
あせるコムを横目に、まひるはてきぱきと7つ道具を片付け始めた。
「また私にご用のあるときはいつでもお電話下さいませね。名刺おいておきまーす」
と、コンコンとコムの部屋の扉がノックされた。
「!!!」
コムの顔面から一気に血の気が引く。
「コムさーん。そろそろ夕食の支度が始まるんですけど、手伝ってもらってもいいですかー?」
タニの声である。
「!!タニくんっっ。入らないで・・・っ!!」
ものすごい勢いでコムはダッシュをかけ、タニが開きかけた扉に体当たりした。
間一髪でどうにか間に合う。
「ど、どうしたんですか、コムさん!?」
「なんでもないっ。とにかく入らないでっ」
「君・・・っ」
コムが泣きながら振り返ったときには、まひるの姿はもうそこにはなかった。
「コムさん、どうかしたんですか?誰か呼んできましょうか?」
「タニくん!いいからワタルさんを呼んで!他の人は絶対ダメ!!
お願い、ワタルさんを呼んでーーーーーーー!!」
(うふ。お得意様がまた一人増えてしまったわ。さすがはまひる。
あ、名前を聞くの忘れたわね)
コムの部屋をあとにしたまひるは、手帳を取り出し、顧客リストの最後に
”美少年A 凝りひどし 施術:ボディマッサージ、まひるブレンド受”と書き留めた。
(次は下の階の部屋に行ってみようかな)
まひるはまた、ガシッと力強く壁に手を掛けた。
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管理人様、壁紙変わったのですね。
皆様の濃い内容に反比例するようなさわやかさが素敵です。
この掲示板では邪道なH度低しの投稿を勝手にしてる私をお許し下さい。
そのうち消えます・・・。
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エステティシャンは見た! 7 No: 1645
投稿者:オレンジ 02/01/29 Tue 01:44:24
いちごさまののるぶんとうとうお開きなのかしら・・・残念です。堪能させていただきました。
もう、ぶんちゃん泊まっちゃえばいいのにー。
HTさま、小雪ちゃん、森へ帰ってしまったのね。
小雪ちゃんを踏みつけないよう、まひるっちに言っておかねば。
ロビンさま、白星さま、ロム専門ですさま、ももんがさま、パナマさま、るりさま、ベンさま、らんさま、
あおさま(新たな標的はご推測のとおり)他(もしかしてどなたか抜けてたらすみません!!)
オレンジのつたない投稿を読んで下さってる皆様には心からの感謝を!
また、まひるちゃんおよびまひるちゃんファンの方には心よりお詫び申し上げます。
変なキャラにしてしまったけど、私、まひるちゃん好きなんです。本当です・・・。
0番様の『激愛病棟24H』を観ればまひるちゃんも少しは色っぽくなるかしら・・・。
かよこちゃん、お誕生日おめでとう☆
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まひるがそっと中をのぞきこむと、
そこにはベッドで寝そべって物憂げに本を読んでいる天使のような少年の姿があった。
格好の獲物を見つけ、キラリ~ンとNo.1エステティシャンまひるの目が光る。
パタン・・・とコムは本を閉じた。
(つまんない。本を読むのも飽きちゃった。ワタルさん、早く帰ってきてくれないかなあ)
コムは「(はぁっ)」とため息をひとつついた。
「いけませんわ、お客さま。ため息は美容の大敵です・・・」
「!!!!!」
コムが振り返ると、見知らぬ若い女がコムの後ろで悠然と微笑んでいる。
「なっ・・・なんなの君!?」
「私はNo.1エステティシャンまひるです」
「いや、そうじゃなくて。誰?何してるの?どっから入ってきたの!?」
「考えすぎもお肌によくありません。さ、リラックスしてわたくしにすべてお任せになって」
「ちょ、ちょっと、勝手に脱がせないで・・・!!」
パニクるコムにかまわず、まひるはコムのパンツ(注:×下着。○ズボン)をはぎ取った。
7つ道具の入ったリュックから取り出した特製のリフレクソロジー用オイルを
有無を言わせぬ早業でコムの脚に塗りつける。
「ああーーーっ」
「いかがですかぁ?」
「う・・・(気持ちいい、かも・・・)」
「(ニヤリ)」
まひるは丁寧にコムのまっすぐ伸びたしなやかな脚を揉みほぐしていった。
「お客さま、羨ましいくらいスレンダーなスタイルですわ。
何か毎日スポーツでもされてますの?」
「毎日スポーツ?そ、そうだね、してる・・・かも・・・」
なぜか赤くなるコム。
「適度な運動は大切ですけど、やりすぎは禁物です。
意外と凝ってらっしゃいますわ。
ときどきはマッサージで身体をほぐして差し上げないと。
あと、同じ体勢で長時間いるのもよろしくありませんのよ」
「うん・・・気をつけます・・・」
なぜかさらに赤くなるコム。
「お客さま、本当に全身凝ってますわ。ストレスも身体によくありませんのよ。
考えすぎる性格なのかしら」
「そう?うーん、そうかも・・・」
ワタルが考えない分、考えることが多いコムは、
まひるの言うこともあながちハズレじゃないと心の中で思っていた。
心地良い感覚にうっとりとコムがまひるに身を任せはじめ、
まひるは、てきぱきとコムの脚から背中、肩へとマッサージの手を滑らせて行った。
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レスばかり書いてる私(^^; No: 1644
投稿者:ショーコ 02/01/29 Tue 01:40:21
管理人様。掲示板と文字の色が変わって、また新たな気持ちになりました。
あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。
ベン様。 お帰りなさい。ベン様を捉えて離さないりかさんの魅力。
早く私も『ガイズ』が観たいです。
ところで、かなり生活感のある方に魅力を感じる?
なんと言うか、大人です、ベン様って(^^)
0番様。 遅くなりましたが、かよこちゃんお誕生日おめでとうございます。
感動して涙ぐんでしまいました。
簡潔で、短い表現、それでいて、全てが語られている。
すばらしい才能だと思います。
やっぱり私、0番様を、こ...恋...濃い目のコーヒーが好きです
パナマ様。私は、その潔さがうらやましいです。
読んでいて、爽快なHとでも申しましょうか(^^)
華子様。今日もご一緒だったなんて(^^)日増しによくなっていくコムちゃん。
彼女の努力を思って感動して帰って参りました。
また、『チュッ』を下さって。ウレシイのでコイーのを『チュッ』
いちご様。成鳥だなんて...ダチョウと言う事でしたら激しく納得(^^)
ノルぶん、せつな過ぎます。もう別れられない(って、私なら)
それだけトドさんを愛してるって事でしょうか。
ももんが様。新作を、なんて言ってくださって.....
お調子者の私、すぐその気になっちゃいます。
きっと、皆様にウザイって思われてるんでしょうね。
でも、書いちゃいます。ワタコム。
keiko様。 迷っていらっしゃるなら、書いて見ませんか?
ワタコム応援団に入ります様。新作楽しみにしてま~す(^^)
あお様。タニちゃん、若いりかちゃんに会ってしまったんですね。
どうなるんでしょう?気になる~~
らん様。実は私もすごーく知りたいんです。密偵の正体。
ところでゆうかちゃんはどうなりましたでしょう?
836番様。まだお帰りにはなれないんですね。いつまでもお待ち致します。
0番様との個人レッスンのお約束忘れてません?
て、誰が、何を、どのように...
深く考えると、オソロシイ....で、帰れない?
って事はないですよね(^^)
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1月28日・・・残りあと10分! No: 1643
投稿者:白星 02/01/28 Mon 23:52:06
0番様~「誕生の日」のシリアスなお話、とっても素敵でした・・・。
かよこちゃんの誕生、出生、そしてまとぶんとの出会い・・・
ため息と共に、胸がいっぱいになりました・・・。
そして分かりました。
かよこちゃんにとって・・・まとぶんこそが、
誕生日に神から与えられた、人生で最高の贈り物だった
ということが・・・。
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めんずごーごー12 No: 1642
投稿者:パナマ 02/01/28 Mon 23:29:50
【12】
「おっはよーさん。」リカは久々に元気よく、厨房に入っていった。
厨房の面々はぎょっとした。リカのガウンの大きく前がはだけていて、昨日の
情事の痕跡がばっちり目に入ってきたからだった。(退院してすぐにこれかい・・・)
リカ :「コーヒー牛乳じゃなくて、ストレートの牛乳くれ。ジョッキで頼む。」
リカは周りの様子を気にもせず、さっさと持って来いよという風情で
立ったままで待っている。固まるねったんをよそにキムがすばやく対応。
ジョッキになみなみ牛乳をついでリカに渡す。リカは律儀に牛乳様式を守り、
空いたほうの手を腰にあて、足を肩幅強に開き、それをイッキに飲み干していく。
リカの口からこぼれる白い一筋の液体がリカの首筋、胸元へ落ちていく。
その様子にあらぬことを思い浮かべてしまった若者達はそれだけでも股間がキュンと
なってしまった。キムは鼻から牛乳じゃなく赤い血を流していた。
リカは空になったジョッキを机にダンっと置くと無造作に手で口を拭った。
リカ :「ごちそーさん。じゃあ。・・・・あっ、タニ今日ちょっと遅くなるから。」
リカは周りの様子を気にもせず、厨房を後にした。残された面々は昨晩あっただろう
ことを想像してタニをうらやましく思った。
(これからは朝はジョッキ牛乳だっ! オレは骨太い男になる!
いつなんどきバケツ牛乳ワタルと殴り合ってもいいように。)
リカは廊下を歩きながらも決意を固くする。リカはその足でかしげの部屋に行った。
ドンドンッ....
かしげ:「誰だよ、うるさいなー。・・・リカ~!?」
リカ :「よおっ。」
かしげ:「なんだよ、こんなに朝早くから。」
リカ :「そんなに早くない。もう9時過ぎてる。」
かしげ:「僕にとっては早朝だ。で、なんだよ。」
リカ :「手錠借してくれ。」
かしげ:「手錠~~~!? 朝っぱら何ぬかしてんだか。
タニ持ってないのかよ。お前、縛りあげるのお気に入りって聞いたぞ。
その手の痕は何だよ。(ニヤリ)」
リカ :「タニはネクタイと皮ひもがお気に入りだ。因みこの痕はネクタイだっ。」
かしげ:「おいおい、少しは気まずくなれよ。」
リカ :「愛の営みを照れるほどオレは年寄りじゃない。」
かしげ:「そーいう問題か。だいだい、何に使うんだよ。」
リカ :「キング・コングと戦う。」
かしげ:「ワタルか。」
リカ :「そう。」
かしげ:「じゃあ、ムチとスタンガンも貸そうか?」
リカ :「いや、オレはこの腕一本で泣かせるのが主義だから。」
かしげ:「この前の続きでもするのかよ。せっかく退院して来ったっていうのに。」
リカ :「このままじゃ引き下がれないからな。」
かしげ:「よく、やるよ。ちょっと待ってて。」
かしげが部屋の中に戻った。そのドアの隙間からベットに人がいるのが見えた。
かしげ:「はい。」
リカ :「おっ、サンキュー。」
かしげ:「それ、やるよ。もう使わないから。」
リカ :「ベットにいるのトウコだよな。アイツには危ないことしないのか。」
かしげ:「・・・・・・」
リカ :「仲よきことは美しきことかな・・・って感じになってんだ。
よかったな。うまくやれよ。」
かしげ:「余計なお世話だ。お前のほうこそ、気をつけろよ!
タニみたいな純情青年のほうがキレると怖いんだぞ。 」
(もう、少しキレかかってるみたいだけど。)
リカ :「・・・それは、言えてる。じゃあ、これ、アリガト。」
素肌にワインレッドのシルクのガウン(大きく開かれた胸元には多数のキスマーク付)。
かしげは相変らず他人を煽るリカのいでたちに苦笑した。ときどき素っ裸になる
自分のことは棚に上げて....。その場から去ろうとしたリカに声をかける。
かしげ:「リカ! 本当にワタルとのこと、ほどほどにしとけよ。
喧嘩もあっちの方も。タニを刺激するようなことあんまりするなよな。」
リカはかしげにふっと笑ってみせると背中を向け、歩き出した。
かしげはそんなリカの後姿をしばらく見送った。
(わかってんのかね。オレだって昔は純情青年だったんだからな・・・・)
そうして部屋の扉を閉め、まだベットの中でまどろむトウコを見つめる。
(オレのこと置いて出ていったりしないよな。裏切らないよな。
・・・・・・・・・オレ・・・アンタのこと刺したくないよ。)
まだ、後遺症のあるかしげだった。
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めんずごーごー11-2 No: 1641
投稿者:パナマ 02/01/28 Mon 23:25:57
【11】-2
(怖い・・・・・・)
タニは初めてリカに会った日....襲われたことを思い出す。
タニは顔を伏せることすらできなかった。ただ、リカが歩いてくるのを見つめるしか
なかった。リカはタニのところまでくると腰を落としタニと目線を会わせた。
すると突然右手を上げ、それをタニの頬に落とした。返す甲で今度は反対の頬を叩く。
リカ :「タニ! オレが、お前がオレのために死んで喜ぶような男だと思ってんのか!
オレがお前死なせて、平気な顔して生きていける男だと思ってんのか!
ざけんなよ。オレの美学テメーちっともわかってねえんだな。」
薄暗い明かりの下でリカの目だけが光る。
リカ :「お前は生きるんだよ。何があっても、絶対に。
・・・例え、それがオレを殺すことになってもだ。」
そうしてリカはタニの顔を両手で挟むとこつんと自分の額をタニの額にあてた。
リカ :「死んでもいいなんて言うな。何してもかまわないけど、死ぬのだけはダメ。
オレ、お前に死なれたら困る。」
タニ :「リカさん・・・」
リカはタニの頭を抱きしめる。
タニはリカの身体を抱きしめた。タニは堰を切ったように涙が溢れ出した。
激しく嗚咽するタニの顔を覗きこむように、リカは穏やかに微笑みながら言う。
リカ :「それからタニ、オレはお前のものにはなんねーぜ。もちろんワタルのものにも。
オレは誰のものにもならねえ。オレはオレだけのもんだ。
もし、オレを縛れるものがあれば、それはオレの美学だけだ。
タニ、お前も見失うな、自分自身だけは。お前が何しても愛してやるから・・・。」
リカはタニを抱えるとベットにおろし、その上に覆いかぶさるようにのった。
それからリカはタニに顔を近付けるとニヤッと笑った。
リカ :「で~~~も、お前が望めば、お前はオレのものだよ。 ・・・どうする、タニ?」
(ずるいよ。そんなの・・・・だけど・・・)
離れることなんかできない、どんなに不公平だと思っても。 タニがリカの首にすがりつき、
唇を求めに行く。リカの手がタニの頬に触れようとした。
タニ :「あっ、血が・・・」
リカ :「あっ、本当だ・・・」
リカがそれを口にもってこうとすると、タニはその手を取り自分の口にあてた。
おさまりかけた涙がまた溢れだす。タニにも理由は分からなかった。
そんなタニにリカはやさしく囁く。
リカ :「今宵一夜だけなんかじゃない。一生可愛いがってやる。」
この夜、タニは誰のものにもならない人を愛した不幸と
そんな人に愛される幸福を噛みしめた。
(ああ、いい匂いだなあ。・・・・シャワーしたんだ、リカさん。)
ねぼけた感覚であっても、この匂いはタニを甘い気分にしてくれる。
リカの石鹸とシャンプーの香り。タニはフワフワとこの香りに包まれ、再び深い眠りに
入ろうとした。そっと何かが頬に触れると、その香りが遠離っていく。不安にかられ、
堅く閉じていた重い目蓋をやっとの思いで開く。合わない焦点で香りの持ち主を探す。
彼はドアを開けて部屋から出ていこうとしていた。ワインレッドのガウンに素足がのぞく。
きっと下は何も付けていなだろう。
(・・・待ってよ。行かないでよ。・・・そんなかっこで外出歩くな!!
そんなかっこ他の人に見せるなよ!!)叫びたくなる言葉を飲み込んだ。
(もー、しょうがないんだから、リカさんは・・・・
襲われたって知らないからな・・・・)タニは頭まで布団をかぶる。
《 セリフ参考 「ベルばら」「エリザベ-ト」 》
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ちょっとガイズネタ No: 1640
投稿者:ベン 02/01/28 Mon 23:25:46
ガイズのネタばらしなのでこれからご覧になる方はすっ飛ばして下さいませ。
くらら出産前のリカタニです。
・・・
「うわあ~~~。リカさんのおんぶヒモ姿似合ってるな~。ホンっトリカさん
って何着ても最高に格好いいね!!」
リカはここ2時間以上も鏡の前で色々なポーズを研究中である。
「う~~ん、たしかにキマッテル。そりゃ当然だ。だけどなー、何か足りねえ
んだよな。」
くららの赤ちゃんを迎える準備として、リカは先ず自分の衣装を整えることに
余念がない。栄養のある食事をせっせとくららの為に用意しているタニとはえ
らい違いである。
でもくららはこの二人のどちらの気持ちもすごく嬉しかった。
「だってこのところ二人とも激しすぎて、私のことなんてちっともかまってく
れなかったんですもの。」
「そうだっ、洗濯モンだ!!」
リカは自分の天才的ひらめきにパチンと手を打った。
紫のシャツにピンクのエプロン、髪はもちろんギャンブラー風(ミナミの帝王
風ともいう)チリチリパーマである。
『この俺のファッションで、くららの赤ん坊を抱っこして洗濯モノでもパンパ
ンしたら最高にイイ男だぜ~~。』
「えっと洗濯物、洗濯物っと。おいっタニっ。なんか洗濯するモノねか?
スリップとかガードルとか女もんの。」
「リカさん、そんなモノいったいどうするんですか~!あるわけないでしょ~。
それに今日の分はリカさんが鏡の前でうっとりしてる間に全部済ませちゃいま
したよっ。」
それでもタニはリカの為に虫干しの意味も込めて幾つか取り出してきた。
「これお願いしますね。手洗いで丁寧に洗って下さいね。」
「よっしゃ~俺にまかせろっ。ふんっふふ~~~ん♪」
中庭では鼻歌を歌いながらご機嫌で洗濯にいそしむリカの姿と、それを恐々、
とおまきにして見守る厨房チームの姿があった。
「リカさんどうしちゃったんだろう?」
「かなりヤバくないか?」
「タニを怒らせた罰ゲームかな、浮気かな?」
たしかにエプロン姿でぬいぐるみを抱っこ(練習だからね)したリカの姿は、
はたからは奇天烈を通り越していた。
しかもリカが干しているのは忘年会でタニの脚を包んでいた網タイツと、これ
もまた何かのおりにタニが着ていたハイジ風お洋服である。
これらを洗濯ヒモに
「あらよっ!」
と掛けてパンパンとリズミカルに叩く。その合間に赤ん坊をゆすってあやすマ
ネをする事も怠らない。
「おいっタニ、もう許してやれよ。」
「ああ、俺もこんなリカさんもう見てらんないよ・・・。」
「タニって結構アブナイ奴だったんだな~」
すっかりタニは悪者、いやっ、変態扱いである。
ただ一人、ミズを除いては・・・。
ミズは「男の色気・極秘メモ」にペンを走らせつつリカを凝視していた。
「やっぱ、スッゲー。スッゲーよリカさんは!!! 俺、このリカさんにも凄い色気を感じるぜ。」
だがパンパンの度にリカが洗濯物を落っこどしてドロドロにするのと、すぐに
飽きてしまったのとでこの特訓は2度と行われることはなかった・・・。
・・・
ほんの数秒間の場面なのにこんなにひっぱってしまいました。大好きなんです
よ、ここのスカイ。実際私はこのシーンのスカイに一番色気を感じるんです。
エッチのツボに限りなく近い所を押されるというか・・・パパになってるせい
かしら?つまり、やっちゃったのね、出来ちゃったのねって。そのあげくに奥
さんのスリップ洗って干してるンだよ~リカさんが・・・
そう言えば「心の旅路」の新公で、でいつの間にかパパになってたスミッシー
にも心ときめいた覚えが・・・・
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めんずごーごー11-1 No: 1639
投稿者:パナマ 02/01/28 Mon 23:20:13
【11】-1
1ヶ月なんやかんやあったが、リカは無事退院した。もちろん1番喜んだのは
タニだった。帰宅すると皆が玄関で出迎えてくれた。その中にはワタルもいたが、
リカの姿を一目見ると声もかけずにその場を去った。
当然、その晩は熱い夜になった。タニはリカをリカのお気に入りのネクタイで
後手に縛りあげると1ヶ月分の情熱という情熱を傾けてリカの攻める。しばらく、
誰にも触れられることのなかったリカの身体は湖水にはったきれいな氷のように
白く透けた肌を取り戻していたが、タニの熱くたぎる想いをぶつけられると、
それはすぐにヒビ割れて、穴があいた。リカの全身に次々と赤い不規則な線と丸い
模様がつけられた....湖水の水は赤かった。
もう何度、貫かれただろう。もう何度、苦痛と快感に体を震わせたのだろうか。
リカの意識が遠のこうとしたとき、タニが声を絞るように語りかけた。
「リカさん、好きだよ、愛している、誰よりも。リカさんを一番に想っているのは
オレだからね。アイツなんかじゃない。オレだよ。
だから、オレだけのものになってよね。リカさんは、オレだけの・・・もの・・・・
他のヤツに抱かれるのを黙って見ているぐらいなら・・・いっそ・・・この手で・・・
・・ふっ・・・そんなことできるわけないよ。
どうすればオレだけのものになってくれるんだよ。
千の誓いが欲しいのか、万の誓いが必要なのか。命をかければいいのか・・・・
愛してる、愛してるんだ。どうしようもなく・・・・・
オレ、リカさんのためならなんでもする。 リカさんのためなら死ねる。死んでもいい。」
閉じかけたリカの目蓋が開く。
リカ :「タニ、これほどけよ。」
タニ :「えっ?」
リカ :「ほどけって言ってんだよ。」
タニ :「イヤ・・・だ。どーして、オレから逃げるんだよ。
今日は退院したばかりだから、やさしくしてやったのに!!」
リカ :「逃げてねーだろうが。こうして受けてやってんだろ。
もう1回言ってほどかなかったら、痛い目あわせるぞ。」
タニ :「縛られてるのリカさんじゃないか。痛い目にあうのはリカさんのほうだ!」
リカ :「ほどけ。」
タニ :「イヤだ。ほどかない。・・・・アイツのところ・・・・・
ワタルさんの所に行くんですか。そんなの絶対許さないっ!!!」
タニがリカにのしかろうとした。
リカ :「ちっ!!」
ドンッ!! ...タニは弾き飛ばされ、ベットから転げ落ちた。
リカがタニのみぞおちを思いっきりけ蹴り上げたのだ。 タニはうずくまり咳こんだ。
リカは手を縛られたまま、ベットから立ち上がるとくららの寝ている籠まで
すたすたと歩いた。籠にはくららはいなかった。さっきリカがタニを飛ばした音に驚いて
どこかに身をかくしたのだろう。リカはしゃがんで器用に籠の脇にあるくららの
ミルク用の皿を取った。ジノリのアンティークだった。
「くらら、ごめんな。もっといいの買ってやるから。」
リカはそう言うと後手にされたまま持った皿をテーブルに叩きつけ、うまい具合に残った
皿の破片でネクタイを切り始めた。一つ間違えれば手首を切りそうになるのをかまわず
肌とネクタイの間に強引に破片を割り込ませて動かす。
血が落ちると同時にネクタイは切れた。
タニは膝をつき、腹部を押さえながら、その様子を茫然と見ていた。
リカはタニに目をすえて悠然に歩いてくる。
(怖い・・・・・・)
タニは初めてリカに会った日....襲われたことを思い出す。
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いつも長くなるレス No: 1638
投稿者:パナマ 02/01/28 Mon 22:59:29
《管理人様》いつも、お忙しい中、サイトのメンテナンスをありがとうございます。
紫っていうのが、なんともここらしくていいなあと思いました。
《オレンジ様》私がちんたらレスを書いてる間に5、6が・・・また大笑いさせていただ
きました。ロッククライミング! この指でマッサージもするんですね。(笑)
まひる嬢は、まさにゴールド・フィンガーの持ち主。
《らん様》ゆうかちゃん、酔うと危なくなるタイプ!? それも妖しく・・先楽しみです。
《HT様》サービスできたんでしょうか、あんなので。(笑)
今回のぶんちゃん大人でしたね。小雪も無事生活しているようなのでよかったです。
《白星様》野郎系下ネタ、ここでは浮いてるんじゃないかと、いつも投稿ボタンを押すぎりぎり
まで緊張します。ミスも多いし・・・そのように言っていただけると勇気100倍です。
《ショーコ様》安易な展開なんてとんでもないっ! 素直なアサコがかわいくて。
壮君応援派だったのに、こんなアサコじゃしかたないかと思ってしまいます。(笑)
潔い書きっぷり(ですか・・・笑)、これが私を耽美から遠ざけます。
《ももんが様》あんなコムを天使と・・・ありがとうございます。
《ワタコム応援団様》お土産編あるのですか! うれしーっ! 寂しいドクターに愛の手を(笑)
私はお土産よりも、新作をお待ちしております。
《ベン様》お帰りなさいませっ! 待っていました。ベン様は私をワタリカ愛好会会員にさせ
痛いバイオレンス系Hの楽しいあり方を教えてくださったお方。インスピレーション
の元と言っても過言じゃあございません。はい。
《あお様》先が読めないですよね・・・私の場合、書きたいシーンが先にあって、それを繋げて
いくために無理にでもことを進めるので。まだ続きますのでおつき合いくださいませ。
ドクターにはワタコム応援団様からバリお土産があるそうなので、しばらくはこれで
我慢してもらいたいと思います。(笑) やっぱり、タニかわいいです。
リカさん、若くてもいい感じです。
《いちご様》首筋なんて・・・ドクターじゃないけど吹きます、鼻血。でも、ミスにもめげず
(おいおい精進しろ)投稿できそうです。今回のお話は特に別れがツライですね。
濃かっただけに・・・。でも、ノルさんとあの人のアノ話と亡くなった親友の名は
ウケてしまいました。 ◎(耳たぶに・・)きゃー照れるです。
《0番様》24時ってだけあって24時間がんばってくれるのかと・・・。かよこちゃんが
あんなに強いのにはそーゆーワケがあったからなんですね。ふむふむ。
《836番様》 作品気に入ってくださったようで、うれしいです。でも、ツボなのは、あなた様の
作品の賜物だから。ベン様同様、私をリカ・ファンにしてくれました。 タニのために
無茶したり、いろんな人にやられてもマイ・スタイルを貫き復活して登場してくる
リカを楽しく読んでいるうちに好きになりました。タニもです。御事情もあるかと
思いますし、無理を言ってはいけないのでしょうが、充電して戻ってきてくださる
と・・・。それから、たぶん「わ」でいいのではないかと・・・私も アヤシイかぎり
でございます。って、タイプミスのレスなどは私に関して言えば、そんな大層な心遣い
無用でございます。それより、作品をーーーーっ!! 待っています。永遠よりも長く。
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久しぶりのレス? No: 1637
投稿者:華子 02/01/28 Mon 22:05:58
やっと、来れました。私も壊れてるせいか、PCの状態が悪くてなかなか言う事を聞いてくれません。
(ここに来れない事が、寂しい。グスン!)
PCの様子を見ながら、調子が良かったら、また、書き込ませていただきます。
>ショーコ様 先駆者なんて、、(恥ずかしー!)ただ、書いちゃっただけですのに。
“受難”お疲れ様でした。(遅くなりましたが、、。)オサ・アサ良かったですね。
最後には、しっかり・・になれてホッとしました。ショーコ様の作品、大ー好きです。(チュッ)
また、次も楽しみにしています。ショーコ様、今日も観てらしたんですね。実は、私もです。
コムちゃんに見詰められて、また壊れてきました。(だから、PCも壊れてるのかしら。)
>管理人様 壁紙・文字色が変わってとても見やすいです。お忙しいのに、いつもありがとうございます。
>0番様 “激愛病棟24時”かよちゃん・まとぶん、濃いーです。
素敵!私、キャトルで2人並んであったポストカード見て、ドキドキしてしまいました。
>ぽん様 堕天使コムちゃん18、コムちゃん、激しすぎー!でもなんか(^^)
「淫ら」は、勢いで使ってしまったので恥ずかしいです。
>いちご様 ノルブン、この激しさ、素敵です。Hなのに綺麗に書いてらしてウットリです。お見事!!
なかなかPCの状態が悪くて、皆様にレスをさせていただきたいのですが、何せとんでもなくなりそうで、、。
でも、皆様のすべての作品とても楽しく読ませていただきました。
早く、PCの調子を直してゆっくり来たいと思います。
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誕生の日 No: 1636
投稿者:0番 02/01/28 Mon 21:58:22
あれは、九年前。
誕生日に、初めて会った。
「今日からおまえのボディガードの、まとぶんだ」
そう紹介された少年は、まっすぐな髪と、まっすぐな大きな目をして
挑むようにかよこを見た。
視線をそらさずにじっと見返すと、まとぶんはうなずいて言ったのだ。
「あんた、オレのだ」
あんまり自身ありげに言われたので、何と返していいかわからなかったけれど、
心の中にあたたかいものが生まれたのはたしかで。
今まで、こんなに純粋に必要とされたことはなかったので。
居場所がなかった。帰る場所もなかった。
淋しくて、でも言葉にできなくて、いつもひとりだった。
たぶん、色は違っても、まとぶんもそうだったのだと思う。
ひとりでも、生きてはゆける。でも、さみしい。
けれど、ずっと言葉にできなかった自分と違って、
まとぶんははっきりと言葉にした。
初めて会ったときに、ああ言って。
それでいて、二人とも不器用で、どうしていいかわからなくて踏み出せなかった。
あの雨の日に、かよこが泣きながらまとぶんの腕の中に飛び込むまでは。
本当にひとりになってしまった悲しみと、心が寄りそえない淋しさと、
まとぶんと引き離される恐怖に、こわれてしまいそうだと泣いた。
まとぶんはしっかりとかよこを抱きしめて、こわれてもいいと言った。
「オレはもう、こわれてる。あんたも、こわれちまえ」
冷たい雨の降る夜、誕生日にまとぶんはかよこを抱いた。
気持ちばかり焦って、おたがい何がなんだかわからなくて、
とにかくひとつになりたくて。
それから、まとぶんの胸でないと眠れなくなった。
あたたかい日も、寒い日も、一日の終わりと始まりはまとぶんの胸の中だった。
だから、誕生日は特別なんだとまとぶんは言った。
いつも、慈しむように大切に抱くまとぶんが、
誕生日には抑えきれない炎を解放するかのように激しく求めてくる。
その激しさに遠のきそうになる意識を何度も引き戻され、
声が出なくなるまで蹂躙されて、それでもかよこは幸せだった。
世界のすべては、まとぶんだったから。
花苑財閥のことも。
皇族の血を引く娘が、ボディガードと駆け落ちして、
自分を生んですぐに亡くなったことも。
女の子ばかりで跡取りのいない財閥が、血眼になって自分を探していることも。
だから自分の身を守れるようにと、父がプロの護身術を叩き込み、
さらに知り合いを探して、まとぶんを連れてきたことも。
そして、巧妙に仕組まれた手口で父がたぶん、殺されたことも。
すべて、どうでもよかった。
今ここに、まとぶんがいる。それだけで、生きていける。
まとぶんがいなかったら、自分のいる意味なんてない。
九年前の日に、すべては始まったのだ。
生まれた日は違っても、死ぬのは一秒たりとも違わない、同じときと決めた。
寄りそって、たたずむ樹のように、離れずに。
************************************
能天気なのは別口で書いているので、思いきりのシリアス^^
誕生、出生、出会いなど全部入れちゃいました。かよこちゃんの設定は、
これでもつじつま合わないかもしれませんが、もちろん私の中の流れが
こうなだけで、刑事でもなんでもお好きな設定でいいんですけど^^
かよこちゃん、お誕生日おめでとうございます。
あなたとまとぶんが、大好きです^^;
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レスでございます^^ No: 1635
投稿者:0番 02/01/28 Mon 21:01:47
>keiko様。私なんかの話でドキドキしてくださってありがとうございます。
ドキドキしたと言われるの、とっても嬉しいので。
お誕生日、この後行かせていただきます^^
>いちご様。Hなのにいやらしくないというのは、なんだかダメなような
気がいたしますが・・・(笑)Hの達人に言われちゃしかたないですねえ^^
>パナマ様。二回目は、ありません^^;
男だったら一回勝負!・・・って私女ですけど。
>らん様。ビデオについてはちょっと言いたいことがあるんですけど、
とりあえず、かよこちゃんのお誕生日編が、先。
>HT様。真似できない・・・私の世界、私しかいない変な世界なもので^^
神聖とは、恐れ多い・・・です。
>白星様。二回目はありませんてば(笑)一回で充分^^
お誕生日編は、あります。
>ショーコ様。何やら怪しい世界に行きそうな私たち、どうしましょう^^
でもやっぱり私、ショーコ様をあ…あい…アイスクリームは好きですかっ?
>管理人様。いつもお世話になりっぱなしでございます。壁紙が変わって
びっくり^^;
しかし、コムちゃんのお誕生日編の希望は皆様宛だったのに、
なぜにかよこちゃんのは皆様私個人に・・・ええ、書きますとも!^^
>ももんが様。いえ、続きません・・・^^どこぞの誰か(たち)と違って、
うちのまとぶんは病人なのです(笑)
>あお様。ですから、二回目はないんですってば^^
なにはともあれ、出番ですか?なぜか妙に集中されてる気がしますが、
お誕生日編、行くだけは行きますよっ(笑)
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帰ってきたワタリカ Vol.2 No: 1633
投稿者:ベン 02/01/28 Mon 20:34:09
836番様もムラでしたか、いや~ここの住人のどの位の方々があの劇場内に
いらしたのだか。ウッわ~~妄想渦巻く大劇場だったのかしら・・・こわい
投稿初心者さま、836番さま同様私もあのタニちゃんのストライプのスーツ
の後ろ姿(というか、もろ背中の線に)ドキドキなのですよ。
ああ、こんな切ない気持ちでタニちゃんを見る日がこようとは・・・アーメン
、ではなくてやっぱ、ここはハレルヤ~~~ですね。
・・・
リカの口に更にネクタイを深く押し込むとワタルは言った。
「病室ではさすがに俺も遠慮したけどなっ。」
「オゴガア~(どこがあ~)」
「今日は容赦しないから覚悟しとけっ。」
「アベロー(やめろー)」
ズンッ
「グッ・・・・」
ワタルの突きは尋常なものではなかった。
「あうう・・・こ、こわれるう・・・」
リカが狂った様に髪を振り乱し、逃れようと必死に腰を引いても、すぐに力強
い腕で引き寄せられ更に深く突き上げられてしまう。
ついに力尽きたリカは、痛みも恐怖も感じない世界にすぐに落ちていった。
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つけたし No: 1632
投稿者:836番 02/01/28 Mon 20:00:00
パナマさま(何度もお呼び立て失礼)
ほらね、↓でわたしもタイプミスしてますわーー
「読みましし」だって…。「読みましたし」です。
おあいこですわねっ(<は?)
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超長レスとご挨拶 No: 1631
投稿者:836番 02/01/28 Mon 18:35:18
前々回の「闇と光と…」に戴いたレスにレスを…と思っているのですが、
なにしろかなり昔の話しのようで…(既に前のページに行っちゃってるし)
でも、一言ずつでも感謝を込めて、と思いまして。
うざったく長くて申し訳ないんですが、書かせてもらいます。
長レスとご挨拶
ベンさま。りかさんを儚げと言ってくださってありがとうございます。
うれしいです。でもって、お帰りなさーい。
まみさんを見るりかさんのラブラブ視線…わたしも見たかったようっ(泣)
わたしたち、たぶん3日はご一緒ね?(何人ご一緒なのやら…怖いっ(^^))
華子さま。りかさん、すっかり元気のようですよ。
他の方のところでご活躍中で~す(^^)
keikoさま。あそこでりかさんが泣くとはわたしも意外でした。
当初の予定では違ったんですよね…展開が…ほほほっ(^^ゞ
ぼんくらも読んでくださりありがとう。
るりさま。なんかとてもとても嬉しいお言葉、ありがとうございました。
あおさま。鞭は痛かったわーーっ。
なにしろりかさんにシンクロ中だったもんで(^^ゞ ほほほっ。
あと、ご心配戴きありがとう。でも、なんか一度離れてしまうと
なかなか…。
ももんがさま。しっとり…? …うれしいっ…。
HTさま。ひ、ひれ伏してくださったの???なんで?あのタイトルで???
……いい人だ。(^^) くららは…この先どういうふうに登場するんでしょうねえ…。
パナマさま。タニは成長していますかしら。…いますね。
しかし…このわたしがタニにりかさんをあんな風に抱かせるとは……
ふっ、時の流れを感じますわ(<って、なんのこっちゃ)
「わがまま」だろうが「わががまま」だろうが、あなたっそんなっ、
いーじゃあーりませんか。気にしない気にしない。
そんなことより「作品」なんて言わないでください、
わたしのものに関しては。わたしのは、そんなもんではありませんです。
で、前回はパナマさまの後に入れたことを
後にえらーーーく後悔しましたわ。(しおしお)
ショーコさま。あ、あ、「愛の孤独」冪ムっ! それを聞いて、なんか、
良いものを書いたかのような錯覚させて戴きましたわーーっ。
い、いえ、ええ、そう、もちろん、そういうつもりで書きましたのよっ。
おほほほほーっ。(苦しいっ)
投稿初心者さま。タニちゃん…成長してるみたいです。
わたしの頭の中ではあれ以来タニくんはソフトマッチョなの。(^^)
クラップシューターのタニちゃん。あの後ろにさがっていくところ、
たまらないですよねっ。
いちごさま。甘えていただいたりしてっ。うっふふふっ。
ぼんくらにもレスありがとう。
白星さま。心温まりました?…ってーか、そうとしか言えない
ぼんくらでしたよね。ふっ(自嘲)だから、ここはH系なのに、
わたしって、なんでこーかなあ(しおしお)
ショーコさま、あおさま、パナマさま。うちの密偵、最近もてもて?
嬉しいです。
さて、もう一度パナマさま。
あなたさまの「めんず…」の最初のシーンのタニちゃん、はっきり言って
ツボです。なんか、何度も読んじゃいましし、すごーく頭に残ってます。
「わたるさん、すいません」というセリフのとことか、
「何か話しかけながら手を解く」ところとか。
あと、「触るな!」のところも。なにやら超ツボです。
理由は定かでありませんが。その後のトイレの前の
タニちゃんとりかさんの会話も、緊縛むち打ち良くても汚物はだめ
というのも爆笑です。一言で申し上げれば「素晴らしいっ」って
ことですわっ。今後もご活躍くださいませ。
で、自分のことですが、なーんかばたばたしてまして、
いま一瞬の静寂でこのように長~いレスを書かせて戴いています。
でも、今度いつ書けるのやら分かりません。そして、一度離れると、
頭のモードが切り替わっちゃいますねえ。ROMはしてますので、
皆様のご活躍を応援しています。とかなんとか言って、
案外すぐ復活したりしてね(それならそれでもいいんだけど…)。
と書いてる間の新作に
ベンさま。やーーーん、もう、痛いーーーっ(爆笑)
だから、わたしシンクロ中なんだってばーーっ、痛いよー、ワタル~~っ
(さらに笑)
あおさま。つづき、楽しみですっ。若いりかさん……ぽっ…。
ではではみなさま~~
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レスです~長くてごめんなさい No: 1630
投稿者:らん 02/01/28 Mon 18:33:28
>管理人様
壁紙&文字色変ったんですね
いつもありがとうございます。
>パナマ様
ミズリカで・・・?とドキドキしました。
でも、ミズは諦めてない様子。
どうにかなるのでしょうか?(^^ゞ
>オレンジ様
エステシャンまひるちゃんいいですね~
No1エステシャン7つ道具っていったい・・・?
>keiko様
読んでくださってありがとうございます
>あお様
タイトルって難しい。私はセンスがないので(^^ゞ
皆様とっても上手でうらやましいです
タニちゃんのPBみました?
こんな可愛いタニちゃんが・・・・と私の頭の中は○○でしたわ(笑)
>0番様
熱愛病棟24時、素敵でした~~♪
うちのゆうかには刺激が強すぎるみたいで
ビデオはミズが隠しております(爆)
>ショーコ様
おさちゃんアサコちゃんと結ばれてよかった~
絵の上手な謎の密偵さん、誰なんでしょうね?
>HT様
コムスター・・・いやいやハムスターの小雪ちゃんは
レオン君と一緒なんですね~良かった♪
タニちゃんと遊園地!可愛い~
>白星様
楽しみにしていただいてありがとうございます。
続き、頑張ります~
>ももんが様
きゃ~キスをありがとうございます(〟>∇<〟)
ゆうかちゃん、これからも可愛がってあげてください
>いちご様
ノルさんもせつな~い・・・
でもぶんちゃんがトドさんの所に帰ってくれてよかったとも思う。
複雑・・・・
皆様の力作を楽しみに読みつつ
私の文はなんて下手なんだろうと落込み・・・
読んでくださってる方々、本当にありがとうございます。
皆様についていけるように頑張ります
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過去へ・・・(リカタニ)・・3 No: 1629
投稿者:あお 02/01/28 Mon 18:20:30
「もう~~・・・何だよ、お前・・・」
沈黙に耐えられないと思ったのか、リカが口を開いた。
「向こう行けって、言ってるだろっ!」
リカはタニの顔を見ずに下を向いたまま、答えた。
身体がふるえている。
それに気づいたタニは、
「リカさんっ!寒いのっ?!」と近寄った。
いきなり、自分の名前を呼ばれて驚いたようなリカは
目を大きく見開いて、タニを見つめた。
「何で、俺の名前、知ってるんだよ・・ここに来て呼び捨てじゃなく、
『さん』なんて付けられたの初めてだ・・・。お前、ここの新人か?
あまり、俺と変わらないみたいだけど、見たことないな・・・」
「え・・あの・・えっと・・数年後、入ることになると思うけど、
今は・・・う~ん・・・何て言ったらいいのか・・・」
タニは頭をかきながらブツブツつぶやいた。
「あ、ねぇ、それより、今のワタルさんだよね。この頃から一緒・・・
あ、いや、その、ワタルさんは、リカさんと友達じゃなかったの?」
「ワタルの事も知ってるのか・・何だ、お前?。友達って・・あいつは・・・」
リカは黙り込んだ。
「別に、いいじゃねーか、早くどこか行けよ。」
「あ、あのね。僕、ここに入りたいんだ・・それで・・・えっと・・
あの、どんなところかもっとくわしく知りたいと思って、その・・・」
タニは、自分で、めちゃくちゃな事、言ってるなと思った。
とにかく、何とかして、この時代のリカさんに近づきたい。知りたい。
それに、今は、他に行けるところがないんだからと、必死だった。
リカは、タニを見て、ふぅぅぅーーんという顔をした。
「じゃー、教えるから、もう少し、そばに寄ってよ。
耳貸して・・・」
タニは何の話をするんだろうと思いリカのそばに耳を近づけた。
「ちょっと、そのまま、こっち、向いて・・」リカが言った。
「え?」
タニが顔を向けると、リカがキスをしてきた。
「!!」
リカは、そっと唇を離すと、
「驚いたよな。ここの仕事はキビしい。それに、今やったような事が
あるところだから、女にしか興味ないなら、入らないほうがいいよ・・・」
だが、タニの頭の中は、こんなかっこで縛られてるくせに、
リカがキスをしてきたという事と、リカさんが僕にするにしては、
薄い・・・薄い・・・何で、どうして・・あ、そうか、
この時代のリカさんは、僕を知らないんだ・・・ということを考えていた
「部外者が見つかると大変だぞ。早く帰れよ」
タニは、そのことばを無視して、リカの前に立ちはだかった。
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過去へ・・・(リカタニ)・・2 No: 1628
投稿者:あお 02/01/28 Mon 18:15:49
いちご様 いや、もう・・・いちご様の文章力は、Hシーンだけじゃなく
他の場面も・・・はい。
2人の心情がよく、書かれているんですよね
このあと、投稿するのは、なんか恥ずかしい。
では、本文行きます。
********
雷のショックで、過去に飛んでしまったタニ。
思いがけず、その時代にいるリカと出会ってしまった。
それも、どうやら、仕事でミスを犯し、ワタルに怒られ
木に縛り付けられたところにだ・・。
なんと、服も脱がされちゃってるし。
(どうしよう・・・僕に気づいたら、何て言おう・・・。)
そんな事を思いながら、一歩一歩近づいていく。
下を向いていたリカが、人の気配を感じたのか、
タニの方を見た。
(あ・・・)
立ち止まって、じっと見つめてしまうタニ。
リカは恥ずかしそうにその視線を避けた。
「あ・・・あの・・」数秒間沈黙したあと、タニが口を開いた。
リカは、きっ!とタニを見ると、
「何だよっ!見せ物じゃないぞっ!・・・む、向こう行けよっ!」
と叫んだ
「あ、あ・・・ごめんなさい・・」
その場に立ち止まったまま、タニは動けなくなった。
リカは下を向き、身体もタニの視界から逃れたいと
動こうとしているようだったが、縛られている為、それは無理だった。
タニは何も言えず、立ちつくすばかり。
なにしろ、リカの裸体は見慣れているし、この時代のリカは
恥ずかしがっているようだか、タニにしてみれば、そんなの全然
気にしてない。
むしろ、スタイルはいいけど、まだ、ぽっちゃりした身体なんだ・・・とか、
やっぱり、今のリカさんは痩せすぎかも。
無事、元の時代に帰れたら、もっとちゃんとごはん食べさせなきゃ・・
なんて事を考えていた。
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帰ってきたワタリカ Vol.1 No: 1627
投稿者:ベン 02/01/28 Mon 18:09:47
>あお様に医療関係の?と思っていただけて光栄です~。でも全くのど素人な
んですよ。ただ古くはベンケーシーに始まり、今はER、本で言えばスカペッ
ターヤその他病院モノ医者モノのミステリーが結構好きです。「血液フェチ」
(あぶない人みたい)としましてはあれだけ流血事件があると責任とって治療
もしておこうかなっというかんじです。
それでもごんた様が言って下さるまで輸血を忘れていて、リカさんを貧血にし
てしまいました。ごんた様サンキューでっす!
>待っていて下さっただなんて・・・お優しいお出迎えの言葉、感激です。
管理人様がレスしてらした>轟組レギュラー総出演、の話は私ではなかったよ
うな、多分0番様が書いてらした気がします。でも私も全く同じ気持ちです~
轟組ってなんて素晴らしい!!ハレルヤ~~~
・・・
「おめ~ら、リカの体に指一本でも触れたらただじゃおかねえ~ゾっ」
リカの退院のニュースに、朝早くからワタリカの出を見に駆けつけた組員らに
向かってワタルがすごんだ。なにせタダじゃおかれなかった見本のリカがこう
ボロボロでは、組員達も震え上がって近づけなかった。
ワタルはリカの腕を自分の肩にまわすと細い胴を抱いて、ピッタリと寄り添っ
て診療所を後にした。
「さあっ、帰るぞ。俺たちの部屋にな。」
見つめ合う二人の瞳は楽しい未来への期待で潤んでいた。
だが部屋に戻ったリカはヘトヘトで、口も利けないほど疲れ果てていた。
ベットに崩れるように倒れ込んだリカにワタルは優しく手をかした。
と、ここまではよかった。
ワタルは本当に、ホントに優しくするつもりだった。
床に着いていたリカの脚を両腕で抱え上げベットにのせ、ブラウスのボタンを
丁寧にはずし(やれば出来るらしい)、ズボンをゆるめそっと脱がせた。
リカはワタルのなすがままに身をまかせ、衣類を脱がされている間も重い瞼を
開けることはなかった。
が、ブラウスがギブスにひっかかり折れた腕が少しだけ動いた。
「あっっ痛う」
あえぐようなかすれた音がリカの喉から漏れ、痛みで顔がゆがんだ。
ワタルはリカの切ない顔から目を反らそうとして、慌ててはだけた胸に視線を
落としてしまった。
理性が動き出す間もなく、敏捷な野獣がリカに飛びかかった。
「んん・・」
ワタルは顔がゆがむほど強くリカの顎をつかみ、舌をねじ込んだ。
急に息が出来なくなったリカは激しくもがき、痛まない方の腕を振り上げたが
それもワタルになんなく封じ込められ、頭上に高くねじり上げられた。
「くうう・・ワタル、よせっ・・・」
「そうそう、その悔しそうな切ない顔がたまらねえよリカ。お前のその表情が
、そのいやらしい声が「いたぶって、メチャクチャにして」って叫んでるのを
自分で気づいてねえのか?」
ワタルは自分のネクタイをはずすと、リカの口に噛ませた。
「トドさんからは禁止されてるけど、今日ばかりはお前に声上げさせるのはあ
まり誉められたことじゃねえからな」
リカの目に恐怖がやどり、カラカラの喉に反して全身から汗が噴き出した。
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涙の一日 11 No: 1626
投稿者:いちご 02/01/28 Mon 17:05:33
「今度、トドの目盗んでイタリアに遊びに来い。」
「ん~、どうしよっかなー。」
ブンが悪戯っぽくノルの目を見た。
「行きたいけどイタリアなんて言ったらトドさん絶対許してくれないだろうな。
・・・ノルさんには神経質だから。」
「だろうな。お前が心配でヘリ飛ばしてくるくらいだ。あの時はビビッたなあ。
また殺られるとこだったんだぞ。」
「ホントだよね。映画じゃあるまいし縄ばしごに掴まってさー。」
「・・・しかし、それだけお前を想ってるってことだ。複雑だが、嬉しいよ。
お前を大事にしてくれてる。」
「ノルさん・・・」
ブンが瞳をウルウルさせる。
「なんだよ、また泣くのか?」
「泣かないよ!」
ブンがフイと横を向いた。
「トドの野郎、俺がいた組がヤバイってわかってたんだろうな。」
「え?」
「お前を取り返したのに、なんで俺にサファイア渡す必要があるんだよ。
ほっときゃいいじゃないか。」
「僕を奪ったからって言ったんでしょ。」
「ああ。もちろんそうなんだろうが、俺を抜けさせようとしたのかもしれない
と思うことがある。少しは俺を、友人と思ってくれたのかって。
いいように考え過ぎか?」
ノルが苦笑して肩をすくめた。
「そうなのかもね。昔は仲が良かったんでしょ?」
「ああ。親友と思ったこともある。(そして、マミ、タモ・・・死んじまったが。)」
ノルがブンの肩を抱いた。
「ありがたいが、それとこれとは別だ。」
ブンの顎に手を添えて、ノルがキスをした。
ノルの舌が割って入ってくる。
「ぁん・・・」
そのまま流されそうになり、ブンがノルの体を押して唇を離した。
「ノルさんたら。・・・っ?!!」
ノルがガバッとブンを抱きしめた。
「ノルさん・・・?」
ノルはブンを抱きしめたまま微動だにしない。
ブンは時間が止まってしまったのかと思った。
2人はそのまま、しばらくお互いを感じ合っていた。
ノルの腕に力が入り、一瞬ギュッと締め付けるとその腕を緩めた。
「さあ、もう行け。」
ブンの肩を抱いたまま立ち上がると、ブンがよろけてバランスを崩した。
支えたノルの腕を掴み、瞳を潤ませて恥ずかしそうにノルを見上げる。
再び抱きしめたい衝動に駆られ、ノルが慌てて目を逸らした。
「やだ・・・歩けるかな・・・」
ハハッと笑うブンの掠れた声が耳に残る。
ノルがブンの腰を支え、2人がドアに向かった。
ノルがドアを開けた。
「この格好だからな、下まで送らないぞ。」
「元気でね、ノルさん。」
ブンの眉が八の字になっている。
「ああ。・・・そんな顔するな。笑ってくれ。」
ブンが精一杯笑顔を作った。
「早く行け・・・ここに閉じこめたくなる。」
ノルの声が微かに震えている。
ブンは部屋を出ると、ノルの首を引き寄せて唇を合わせた。
「またね・・・」
ノルの瞳の奥までじっと見つめると、ブンが廊下を走って行った。
ノルは、足がもつれて今にも転びそうなブンをハラハラして見送った。
「幸せにな・・・」
ノルはドアを閉め、バスルームに向かった。
裸になり、頭から熱いシャワーを浴びる。
「っつ!」
背中の爪痕に湯がしみる。
「ちっ、背中がいてーよ・・・ブン。」
瞳から流れるのは涙だろうか、水滴だろうか・・・
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涙の一日 10 No: 1625
投稿者:いちご 02/01/28 Mon 17:03:41
ベッドからヨロヨロと出たブンはノルのバスローブを拾い、
ノルの頭にバサーッと掛けた。
「ぶっ」
「また抱きつかないように服着るまでそうしててね。」
そんなことをノルがきくはずもなく、頭からローブをはぎ取ると、
服を着ようとしているブンの後ろ姿を見つめた。
視線に気付いたブンが振り返る。
「もー、見ないでよ。」
「いいだろ。見納めだ。」
ブンが赤くなりながらパンツに足を入れた。
可愛いお尻が隠れ、ノルは少しガッカリした。
シャツのボタンを留めながらブンが言う。
「ノルさん、日本にはしょっちゅう来れるの?」
「いや、そんなには。」
「そっか。そうだよね。あの人もいるしね・・・」
「あいつのことは今はいい。」
ブンが構わず続ける。
「いい人そうだった。僕・・・悪いことしてるね。大事にしてあげてる?」
「お前が気にするな。大事にしてるよ。」
ブンがちょっと考えた。
「あの・・さ、あの人とするときもノルさんが・・・するの?」
「はあ?」
「だから、ノルさんが攻めなの?あの人ノルさんより大きかったよね。」
「何言ってんだよ、ったく・・・。まあ、想像にまかせるよ。」
ノルが意味深に含み笑いをした。
(・・・ひょっとして、受け?そんなバカな。いや、リバースということもある。
・・・それもちょっと・・・ああ、だめだ。考えるのは明日にしよう。)
ノルが受けになっている姿・・・ブンにとっては想像を絶するものがある。
もちろん以前ノルが麻路に抱かれたことがあるなど知るはずもない。
「イタリアでは毎日あの人と寝てるんだよね・・・なんか、イヤだな・・・」
ブンの胸がズキン・・とした。
ノルが目を細めて言う。
「・・・欲張りだな、お前。トドのことはどうなんだ?」
ブンが俯いた。
「そうだよね・・・ノルさんもトドさんも愛してるなんて、欲張りで、ずるいよね。」
ノルがバスローブを着てベッドから出てきた。
ブンの頭を撫でて、ソファに座るように促す。
「いいじゃないか。トドはトド、俺は俺で。」
「・・・ん。」
「俺はお前と切れるつもりはない。年に数回しか会えなくても、それ以下でも。
お前が嫌じゃなければだが。」
「嫌じゃないよ。(でも、いいのかな・・・)」
微かに曇ったブンの顔に気が付いて、ノルがおどけて言った。
「今更、俺の体忘れられないだろ?今日は気合い入ってたからなあ。」
「(クスッ)入り過ぎ。どうしてくれるんだよ、腰から下フラフラなんだからね。」
「2、3日もすると疼いてくるぞ。俺に抱かれたくてたまらなくなる。」
「バカなことばっかり言って。」
ブンが呆れたように言った。
「経験上そうなんだよ。」
「なんの経験?僕を部屋に一人残して他の男抱いてたこと?
いつもあんな激しいことしてたんだ。」
「あ・・・・・・その、仕事だったんだ。」
「仕事であんな事するんだー。」
「必ず堕とさないといけなかったんだ。気ぃ抜けなかったんだよ。」
「フーン。ということは僕のときは気ぃ抜いてたんだね。」
「そんなことあるか!まったく・・・」
ノルはこれ以上続けると墓穴を掘りそうなので話題を変える。
「お前、声掠れてるぞ。」
ブンがカッと赤くなった。
「言ったでしょ。のど痛いんだよ。ノルさんが叫ばせるから・・・」
喉に手を当て軽く咳払いするブンを見て、ノルが面白そうにニヤついた。
「このほうがセクシーだぞ。トドに聞かせてやれ。」
「やだ、もう!」
(でも、どうしよ・・・トドさん気付くかな。)
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レスです No: 1624
投稿者:いちご 02/01/28 Mon 17:01:17
管理人様、壁紙変えたんですね。白に紫?の字が目に優しいですね。
ほんわかした気がします。ご苦労様です。
もーもーですか?私も読み返してはもーもー(泣)なんです。
楽しみと言って下さってありがとうございます。
HT様、いつか・・・そうですね、いつか・・・(笑)ちょっと確認を。
小声で)ブンちゃんが上というのは「受」で上に乗るということ
でいいの? もしかして「攻」だったりして?(ブンちゃん
「攻」は私には無理だわー)指切りは保留ということで^^;
小雪ちゃんがレオンくんと仲良しでホッとしました。ブンちゃん
とタニちゃんの遊園地の様子も見て見たいなぁ。だめ?
白星様、楽しいだなんて私にとって以外な、そして嬉しい言葉です。
ありがとうございます。ノルブン親衛隊というのもまた嬉し。
ロム専門様、いえいえ、すごくなんかないですけど、そう言って頂けると
すごーく励みになります。ありがとうございます。
ショーコ様、卵どころかきれいな成鳥ではないですか。そんなこと言うと
皆さんに叱られちゃいますよ。ショーコ様のセンス見習いたい
けど無理な私がここにいます。
パナマ様、おもしろければいいんです。多少のミスなど気にしなーい。
大好き、ちゅっ◎ (首筋狙いました。)
ももんが様、落ちましたね。ふっふっふっ。舞台見てニヤけそうになったら
ほっぺたつねってあげますね。
あお様、書けないことなどありません。書いてください。(私はしばらく
H控えますので(恥)・・・いつまで持つやら)
ベン様、おかえりなさーい!待ってました。3日間の長かったこと・・・
るり様、こちらこそありがとうございます。職場で思い付いて書いたんです
よね。すごーい。
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レスです No: 1623
投稿者:あお 02/01/28 Mon 14:22:29
管理人様 壁紙、変わりましたね。確かに、見やすいです。忙しい中、いろいろと
ありがとうございます。
0番様 2回目、待ってます。
まとぶんが、「あんた」とかよこちゃんを呼ぶのがツボに入ってます
keiko様 ももんが様
レスありがとうございます。読んでくださっている方が
いるというだけでうれしいです
いちご様 いちご様の作品、読むと、Hシーンが書けなくなる~~
今回のノルブンもすごくて、圧倒されちゃいますね。
らん様 ゆうかちゃんに、トドさんかと思ったら、ぶんちゃんかーー。
タイトルの豹変とは、誰の事を言うのか、まだまだ先に行かないと
わからないのね・・・・と思いました
オレンジ様 まひるちゃんの次の獲物(?)は、きっとコムちゃんだ!と
思いましたが、どうでしょう。
パナマ様 どういう展開になっていくのか、最後まで読めませんでした。
すごかった。しかしドクターに、いい人は、
いないのでしょうかね。
HT様 もう、全然、今度のは、不思議じゃないんですよーー。
よくあるパターンで、すいません・・と思ってます。
白雪ちゃん、くららのところへ戻ったのですね。
タニ・ぶんちゃんの2人、かわいい。
白星様 そんな、暖かいだなんて・・・。うれし・・・。
でも、たまに反動で、すごい、危ないきれた2人を書きたくなる
時も・・・あります。
今回は違いますよ。前回がちょっと・・・だったもので。
ショーコ様 いや、そんな長くなんて・・・
今回のは、大した話じゃないんですよ。
ベン様 お帰りなさい。待ってました。
ベン様の書くワタリカが早く読みたい。
続き、楽しみにしてました。
るり様 早く、るり様も出てきてね。
でも、そんな、ふくらませてなんかいないですよ、私のなんて。
今日はかよこちゃんの誕生日なのですね。おめでとうございます。
0番様、出番だっ!!
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レスです。 No: 1622
投稿者:keiko 02/01/28 Mon 13:39:15
>管理人様
壁紙の色変わりましたね。
開いてビックリしました。
今日はかよこちゃんお誕生日なんですね~。
>0番様。
かよこちゃんお誕生日編みたいです。
>ショーコ様
アサコちゃんの心境書かないままでしたね。
オサちゃんと無事に(?)すんだこことだし
(何をってつっこまないでくださいね)
今書こうかどうしようか迷っています。
>HT様
ぶんちゃん小雪ちゃんお庭に放しちゃったんですね。
なんだかかわいそうです。
白雪ちゃんは今くららママのところにいるんですね。
>らん様
ゆうかちゃんがブンちゃんを・・・・・
わ~。
どうなっちゃうのでしょう?
色っぽい目をしているゆうかちゃん気になります。
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わ~~い。帰っても楽しい~。 No: 1621
投稿者:ベン 02/01/28 Mon 13:38:35
土曜日のうちに戻ってたのですが、ROMに徹する以外は眠りこけてました~。
マミさんガイズ御観劇の噂に家に帰ってからジタバタ。噂どうりだったのです
ね、ハ~見たかったよー。マミさんのお姿も、マミさんを見るリカさんのラブ
ラブ視線も。
>ホントだ~唯一の女性なのにまひるって誰よりも色気無ーい、子猫のくらら
の方が、いや、ハムスターの小雪ですら色気の点ではまひるに勝ってるわ。面
白くって憎めないキャラですね、大好きになりました。実際の次のトップコン
ビもこんな???
>「あんなせこいのここではダメですよ。」ってパナマ様の最初のタニリカの
屋外のエッチせこくなんて無かったですっ!もう大興奮でした。でも読者サー
ビスはいつでも大歓迎ですっっ。
>ポカポカベットで丸くなる3人良かったですね~。ねったんは寂しかっただ
ろうな~。ねったんの気持ち少しわかります。
>リカさん助かってよかった~~。「僕もあとでリカさんを抱きたい。」に反
応してしまいました。タニちゃん前からの素直さはそのままに、どんどんいい
男になりますね。ガイズのネイサンもショーのタキシードもホントにイイ~男
よ~~~。
>あさこちゃんも初体験おめでとう。ムラでお稽古のあさこちゃん入り出に遭
遇しました。男前ね~。ゆうかちゃんも見かけましたがやっぱ妖しくて雰囲気
があるのよね~。ここで活躍中の方々って舞台を離れても魅力的ですね。
>ノルブン・トドブンすごくいいな~。二人とも大人なのが元気一杯の野獣達
と違ったそこはかとない(してることは十二分に激しいですが)エッチの雰囲
気でそそられます。
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No: 1620
投稿者:るり 02/01/28 Mon 13:34:46
先日の雪観劇で、もうすっかり、ブン×コムにメロメロです。
バラをコムちゃんからとりあげるブンちゃんの、あっかんべーのかわいいこと!
管理人様
色かえてくださって感謝です。職場でも家庭でも、黄色は目立って(笑)
あお様
ふくらませてくださってありがとうございます!
これでタニも、ワタリカの絆の深さに納得してくれるかな?
若き日のワタリカ、構想中なんだけど、いかんせん才能が・・・・っ でもがんばります。
オレンジ様
久々の登場、うれしいです!
ももんが様、いちご様
コムちゃん誕生日、つなげてくださってありがとうございました~
ほか皆様(いっぺんにしてしまってすみません)
毎日、過去ぶんをプリントアウトしては読んでいる日々、なかなか追いつかないですが、
組のみんなと一緒に生きてるって感じで、幸せです。(おいおい)
ライターの皆様のおかげです。皆様の作品、楽しみにしてます!
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No: 1619
投稿者:ワタコム応援団に入ります 02/01/28 Mon 12:01:27
壁の色が変わってるーーー
こちらの方が読みやすくって良いです。
なんか、ライターの皆様、ペースダウン?
私はただ今充電中です。そのうち新作引っさげてまいります
バナマさま
木彫り、買ってこなくてごめんなさーい、近いうちに、「パリ:おまけ編」を書く予定です(笑)
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レスのみです No: 1618
投稿者:ももんが 02/01/28 Mon 10:58:02
ショーコ様 受難素敵でした。アサオサはこれから!って感じで、
今後が楽しみです。「いっきにパラダイス」も良かったし。
また新作お待ちしてます。コムちゃん書いて~。
いちご様 お蔭様で完全にぶんちゃん落ちです。色っぽくて・・今後
まともに舞台が観れるか心配だわ。
パナマ様 歯を投げちゃうコムちゃんは十分天使ですわ。だんだん大胆に
なるタニちゃんにも興奮が隠せないです。
0番様 毎回何度も読み返してしまいます。ス・テ・キ!!
激愛病棟・・2回目3回目・・続くんですよね?!楽しみ。
オレンジ様 誰よりも男らしいまひるちゃん。ここに出てきても許せる
キャラなんですよね。トドさんにバレないかハラハラです。
あお様 タイムスリップ。またまた楽しみ!!
らん様 よく解らない内に、ゆうかちゃんにはまってしまってる自分。
もうドキドキしています。らん様に(^ε^)ちゅっ。
HT様 小雪ちゃん&白雪ちゃん。とても暖かくなれました。可愛い!
かよこ妃、お誕生日おめでとう!!
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おー 誕生日続く!! No: 1617
投稿者:管理人 02/01/28 Mon 10:30:09
今日は かよちゃんのBirthdayでしたかー コムちゃんに続きですねー
さぁ 0番様 出番ですよ(笑)
今日は皆様かよちゃんをいたぶりましょう(爆)嘘ですよ。
きょうはかよちゃんdayでお願いします ってかよちゃんって書き難い??!
さてさて 今日は「あきちゃん」の誕生日でもあります。
あきちゃんおめでとー(^o^)/ いつまでも応援しますわ♪ 誰よりもー(告白だ)
HT様 そうなんですねー 白雪がまた出てくる事を祈ります
(猫って1週間くらいで親元離れて良いそうです) って事はすぐでてくるかなー?!
トドさんが白雪を可愛がってるところ 書いてね♪(爆)
いちご様 あなたの小説にはもー もー って感じです。
今後も楽しみにしています。
さて昨日がSHOCKの千秋楽 ってことは今日から樹里ちゃんはお稽古!
頑張れー カスミラ&ダンスピ初日まであと20日ですよー 憶えられるのかなー?
それより直ちゃんの場面が増えるのかしら それは嬉しいなー
初日が楽しみだわ♪
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朝から長々とレスです(^^) No: 1616
投稿者:ショーコ 02/01/28 Mon 10:00:25
おはようございます。皆様は今ごろお忙しいのでしょうね?
と、ノーテンキな私。
いちご様。遅レスになりますが、アサオサのH、
素敵と言ってくださってありがとうございました。感激です。
いちご様に比べたら、私など、まだまだひよこ以前の卵です。
ノルぶん、ため息しか出ません。ハ~~~~~。
パナマ様。ご指摘の通り、安易な展開で恥ずかしいです。
アサコちゃん、世間の風当たりが強かったので....ということで
ご理解を~~~(^^;
パナマ様の潔い書きっぷり、感動ものです。
ケロ先生とタニリカの顔を思い浮かべると、またまたおなかが痛い程笑わせていただきました。
0番様。 またまた、お褒めいただいたようで、ウレシイ(^^)
先生に褒められた弟子のような気分です♪
私も、もしかしたら
0番様に、ほ...惚れ....ホウレン草のゴマあえが好きよ。
ごめんなさい(^^;あなた様の真似は出来ませぬ。
すみれ様。なんとか終了いたしました。良いと言っていただけて良かった(^^)
修行、については、う~~~ん。
HT様。 コムスター、私が引き取りたいぐらいです。
カワイイぶんちゃんと優しいトドさん。
今日舞台見て、またまたニヤリとしてしまいそうな私。
オレンジ様。まひるちゃんのキャラって、とてもさっぱりして見えるので、
この、お話にぴったり。楽しませていただいております。
836番様。ポカポカして、暖かくて、優しい作品をありがとうございました。
『密偵』さん勝手に使いました。ごめんなさい。
あお様。タイムスリップしたタニちゃん。またどんなお話になるのでしょう?
ワクワクします。すぐ終わるなんて言わないで、どんどん進めて
ゆっくり終わってください(^^)
keiko様。アサコの気持ち、書いていただけないうちに終わらせてしまいました。
また、よろしくお願いしますね。
らん様。 ゆうかちゃん、豹変!ぶんちゃんが危ないの?つづきを早く~。
白星様。 楽しみにしていて下さったなんて、とてもウレシイです。
修行は...した事ないので(べ、べつに他の事はした事あると言うわけでは有りません^^;).....私の妄想の範囲越えでして....
どなたか、書いて下さるとウレシイなと。
私が書くことになるのでしょうか(^^;
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おはようございます♪ No: 1615
投稿者:愛読者 02/01/28 Mon 06:15:02
☆オレンジ様
「エステティシャンは見た!」最高ですー。
今までに無かった傾向の小説ですよね。
パンツ丸出し&ロッククライミングするまひるちゃん面白い~(笑)
私としては、まひるちゃんはこのまま色気無しで突っ走ってもらいたいです。
コム茶会でゲストでまひるちゃんが来てくれたんですが
コムちゃんてば、スカーレットをやるにあたって
「まひるに負けない女役になりますっ!」って宣言してたよ(笑)
大丈夫!君なら負けないと思うよ(爆)
他の作者の方の感想も書きたいのですが
かなり長くなりそうなので、またの機会にいたします。
わたこむ派の私ですが、
わたりかの動物の本能の赴くまま愛し合う関係も
ドキドキしながら読ませて頂いてます。
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No: 1614
投稿者:ロム専門です 02/01/28 Mon 03:24:59
皆様の作品はどれも最高です☆
いつも楽しく読ませていただいてます。
いちご様はいつもすごくてドキドキしながら
読んでいます。
オレンジさまのまひるちゃんおもしろいですね!!
まひるちゃんと誰か・・・しちゃったりしないかな
と期待してます。
らん様の今後の展開もきになります。
皆様お忙しいとおもいますが、がんばってください。
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やっとレスがつけられる~ No: 1613
投稿者:白星 02/01/28 Mon 02:17:59
0番様。いつもいつも素晴らしいかよこちゃん・まとぶんの世界を
ありがとうございます~!
>大根だって蹴とばしゃ動きます
爆笑です~0番様の文章、本当に大好きです~!
(・・・でも、まとぶんの××が大根!? といらぬ妄想をしてしまい、爆死・・・)
(1回目)ということは、2回目以降、もあるのでしょうか?(ワクワク)
日付変わって、28日になりましたし、かよこちゃんのバースデー記念の
お話もお待ちしています。
オレンジ様。とっても楽しくておもしろいです!
トドさんの「脂ぎった中年太りのイヤらしいエロおやじ」には、
パソコンの前で大爆笑してしまいました~。
続き、楽しみにお待ちしています。
いちご様。いちご様のお話、とても楽しくて、
H場面もとてもお上手で、大好きなんです。
実はのるぶん親衛隊(笑)なので、いちご様にのるさんとぶんちゃんを
書いていただけて、とっても嬉しいです!!
HT様。小雪ちゃんと白雪ちゃんを可愛がるぶんちゃんが、
とってもぶんちゃんらしくて(?)素敵です。
ほのぼのしていてあたたかい様子が伝わってきました。
最終回はちょっぴり胸がキュンとなりました。
パナマ様。もう~おもしろすぎます~~!!
ますます暴走していただける、ということで楽しみです~!
ミスなど気になさらないで、どんどん続きを書いてください。
らん様。「豹変」というタイトルから、もしやゆうかちゃんが、と
すごく期待・・・イエイエ心配(どっちやねん)しておりましたが・・・
やはり「豹変」してしまうのは、ゆうかちゃんなのでしょうか?
一体どうなってしまうのでしょう!?(ドキドキ)
ショーコ様。「受難」お疲れ様でした。とってもおもしろくて、
毎日続きを楽しみにしていました。
私もあさこちゃんが、どんな「修行」をしてきたのか、
すごく知りたいです(笑)
あお様。あお様のリカタニのお話は、
どこかあたたかいものが感じられて、とても好きです。
新しいお話も楽しく読ませていただきます。
836番様。お忙しい中、心温まるお話をありがとうございます。
お帰りになられたら、また沢山のお話、お待ちしています。
えっと・・・レスを付けられなかった皆様、すみません。
どの作品も、読みとばしたりせず、じっくりと読ませて頂いています。
これからも皆様の力作、楽しみにしています。
・・・というわけで、1月28日です。
かよこちゃん、お誕生日おめでとうございます!^^
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ぶんちゃんの友達・最終回 No: 1612
投稿者:♪HT♪ 02/01/28 Mon 01:43:33
翌朝ぶんはハムスターの小雪をポケットに入れタニを誘って庭に出る。
「タニ、ここの庭に野生のリスが住んでるって知ってた?」
「うん、見たことあるよ。ドングリ林や向日葵畑もあるから
食べ物には困らないよね(そんなものまであるのか?)」
「・・・小雪を放そうと思うんだ・・・」
「え?ぶんさん、とっても可愛がってたのに。ボスに見つかって怒られたの?」
「ううん。トドさんは知らない。
でもね、隠しておいたほうがいい事も世の中にはあるんだよ」
ノルとの交わりを知った時のトドの顔がぶんの脳裏に浮かぶ。
嘘を突き通せばあんなに苦しめなかった・・・
(トドさんの愛のひとかけらなんだ。子猫の白雪は)
たいした秘密じゃなかったかもしれないけど
ぶんはトドの気持ちを大切にしたかった。
「小雪、行ってくれるね」(←by范蠡・無理矢理使いましたー)
ぶんはそっと手のひらの小雪に口づけした。
(ちょっとの間だったけど、ありがとう。きっと会いに来るから)
静かに芝生に降ろされた小雪は、キュッ、キュッと鳴いて
何度もぶんを振り返りながらもやがて草むらへ消えていった。
「ぶんさん、これで良かったの?本当は寂しいんでしょ」
ぶんは小雪の消えていったあたりをまだ見つめていた。
タニがぶんの手を強く握って言う。
「遊園地、連れてって!」
「タニ・・・」
ぶんは年下のタニに慰められたようで少し恥ずかしくて、嬉しくて、
「そうだな。行くか!」
二人は手を取り合って、秘密の抜け穴を通り、遊園地へ。
思い切り羽を伸ばして遊びほうけている頃・・・
厨房ではねったんが
「タニくんは~。またいなくなっちゃったんですか~」と呟いている。
そしてトドは子猫の白雪に纏わりつかれて閉口していた。
「ぶんのやつ、白雪をほったらかしてどこへ行ったんだ!!」
END
結局、白雪と他の子猫はくららママのところでしばらく
生活する事になりました。(その方がいいですね、管理人様)
屋敷の庭では時々、レオン犬の背中に白くて小さなハムスター小雪が
ちゃっかり乗ってお散歩してもらっている姿を見かけます。
でも、またいつ小雪が屋敷の住み心地を思い出して厨房でつまみ食いしたり
誰かさんの大事な羽をむしってお布団を作ったりしちゃうかもしれません。
そんなときはちょっぴり叱ってあげてくださいね。
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レスです No: 1611
投稿者:♪HT♪ 02/01/28 Mon 01:05:41
パナマ様・・読者サービスありがとう。リカタニの関係が深くていいなぁ。
オレンジ様・・のってきましたねー!まひるちゃんの野望、瞬間湯沸しき、
次なる標的を目ざしてがんばってね。
あお様・・またまた不思議な世界へ連れてってもらって嬉しいです。
0番様・・0番様の世界は神聖で刺激的でユーモアがあり・・・とても
真似できない素晴らしさがありますのよ。羨ましい限りです。
いちご様・・私の為に!?嬉しいわっ!あのねー一言だけ言わせて。
(小声でひそひそと)ぶんちゃんが上になるのもみたかったよ・・・
ごめんなさーい!今すぐとは言いません。いつか。きっと。指きりしてぇ~。
836番様・・くららだ~。やっぱり母はやめて可愛い女の子でいましょうね!
らん様・・ゆうかちゃんのピンチだ!もうトドさんったら・・・
--------------------------------------------------------------------------------
豹変 4 No: 1610
投稿者:らん 02/01/28 Mon 00:49:52
>0番様
かよこちゃん、お誕生日おめでとうございます~
誕生日ものの作品、お待ちしています、むふっ( ̄m ̄)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
それはゆうかにとってふいうちだった。
後ろからいきなり抱きしめられた。
ビクっと身を硬くするゆうか。
何も考える間もなく首筋に轟の吐息がかかる。
「あ・・・・・・」
後ろからまわされた手が顎にかかり、ぐいっと顔だけ後ろに向けられ
轟の顔がだんだん近づいてくる。
まさに、唇が触れようとした時だった。
バーン!!
「トドさんっ!!!!!何やってるのよ~~」
「げっ・・・ぶん・・・・・」
「全く油断も隙もないんだから・・・・!!」
「お前、出かけたんじゃないのか?」
「忘れ物をしたから戻ってきたのよ」
ゆうかから素早く離れる轟。
「出かけるのヤ~メた。ちょうどいいや、
ゆうか、僕の部屋にそれ持ってきて」
黙って、コクンとうなずき、ぶんの後についていくゆうかちゃん。
部屋のドアを閉める時に顔だけだして
「トドさんなんか大嫌いっ!!」
バシーン!!!!!
とぶんはドアを乱暴に閉めた。
「もう、本当にトドさんったらちょっと目を離すとこれなんだから・・・・」
「・・・・・」
ゆうかは心配げにぶんを見ている。
ぶんが、ゆうかの方に向かってにっこり、
「ごめんね、ゆうか。大丈夫?」
「は・・・はい」
「驚いたよね?全くトドさんったら・・・」
「・・・・・」
「あ~喉渇いちゃった、ゆうかも一緒にお茶しようよ。
そうだ、紅茶なんだからブランデーいれようか。」
とカップを持って後ろを向くぶん。
ゆうかに見えないようににやっと笑いながら
ブランデーをトクトクトクトクトク・・・・・
「はい、ゆうか」
「ありがとうございます・・・」
と素直にうけとるゆうかちゃん。
ゴクゴク・・・・
その様子をじっとみつめるぶんちゃん。
「ん・・・ぶんさんこれっ・・・・・おいし~です~」
「そう?じゃ、もっと飲みたい?」
「はい!」
トクトクトクトクトクトク・・・・
「おいし~~~もっと~~~~~」
トクトクトクトクトクトク・・・・
「もっと~~~~~もっと欲しい~~~」
「ち、ちょっと、ゆうか・・・・大丈夫?」
「大丈夫~~~~」
いきなり立ち上がったゆうかちゃん、
頭の中がクラクラとまわってそのままソファーにへたり込んでしまった。
「ゆうか!ゆうかったら!!」
ゆうかちゃんを揺り起こすぶんちゃん。
「あ~あ・・・もう・・・・この子ったら・・・
ちょっと飲ませて襲っちゃおうって思ってたのに、
調子にのって飲ませすぎちゃったよ。
・・・・・ねえ、ちょっと~!!ゆうかったら~!!」
その時、ゆうかの目が突然開いた。
ぶんがホッとしてゆうかを覗きこんだ時、
いきなりゆうかがぶんをソファーに押し倒した。
「えっ?ゆ、ゆうか???」
ぶんがゆうかを見上げると、ゆうかの瞳が怪しく光った。
(・・・・いつものゆうかと違う・・・・
ゆうかのこんな表情をみるの初めて・・・)
ぶんがゆうかをはねのけようと体を動かしてみるが、
ゆうかの力に負け動けない。
(えっ・・・・何?・・・どうしたの?)
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レスです。 No: 1609
投稿者:パナマ 02/01/28 Mon 00:43:20
【オレンジ様】よっかたー、続けてくださって。大笑いしました。
「トドという名前からして~」、「不潔だよ」、「男女の性差について」特にウケです。
【ごんた様】うちのも許容範囲内に入ってますか?これからますます暴走しますので、御容赦を。
【836番様】待っていたんです。まだ、お帰りではないのですか。
でも、作品読めてうれしかったです。私の馬鹿な作品の後に、このような穏やかな場面
が展開されてよかったです。心がホワッとしました。それから一応、懺悔室には載せたの
ですがレスで「わがまま」を「わががまま」と・・・失礼いたしました。
【あお様】すごい世界ですか・・・下ネタが。(笑)かわいい・きれい・耽美・いろっぺーHには
縁のない私の芸風・・・。あお様のお書きになるタニはいつもかわいいです。
【0番様】1回目の最後なんですね。2回の最後をお待ちしてます。
【keiko様】楽しんでこられたご様子、よかったです。あー私も早く見たいです。私、これでも
ドクターのファンでございます。好きだから~優しくできないの~でしょうか。(笑)
【いちご様】いつもうれしい感想をありがとうございます。「シビン」ではまってくださるとは
・・・いい人だ。(笑)ノルさん、好青年風の顔立と反して・・その落差が魅力的だわ。
【らん様】・・・トドさんが野獣に「豹変」?
【今日の懺悔室】
ものすごくミスってしまいました。変な文章になっていました。
「いけいけごーごー」とタイトルを打って投稿してしまいました。
削除を2回もして下手に投稿数を増やしてしまいました。ごめんなさいです。
私・・・もう・・・ダメだわ・・・。
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エステティシャンは見た! 6 No: 1608
投稿者:オレンジ 02/01/28 Mon 00:28:22
「!!だめだよ、トドさん・・・」
「なんでだ?お前がそんな格好で出迎えるせいだぞ」
「だってまだ昼間だし・・・見られちゃう・・・あ、えっと」
「ドアは閉まってる」
「そ、そうだけど・・・あっ」
トドの右腕ははかない抵抗を試みたぶんの膝をたやすく開かせ、
乱れたバスローブの裾を割っていく。
ガタガタッ・・・
「んっ?」
バルコニー側の窓ガラスが音を立て、ほんの一瞬トドは動きを止めた。
と、間髪おかずにぶんがトドに飛びつき床に押し倒した。
ぶんの額に、興奮のせいか汗がにじんでいる。
「なんだ、急にその気になったのか?」
「う、うん・・・」
「(フッ・・・可愛いやつだ)」
ぶんをベッドに連れて行こうと身を起こしたトドを、ぶんの思いのほか強い力が押しとどめた。
「ベッドに行かないのか?」
「うん。いいの・・・。ね、今日はこのままここでして・・・」
ぶんはトドの手を取り、自分の下半身にぐっと引き寄せた・・・。
そのころ、窓の外のバルコニーでは。
(寒い・・・。あんまりだわ、ぶんさん。か弱い女の子をこんな寒空の中ほっぽり出すなんて)
まひるは、寒さに震え、バルコニーに立ち尽くしていた。
数分前、部屋の外の気配を敏感に察知したぶんの行動は早かった。
(やばい!トドさん、まひるちゃん見たら下手したら浮気現場見るより怒るかも)
「まひるちゃん、こっち!」
「えっ?なに!?」
ぶんは飛び起き、まひるの腕を引っぱってバルコニーに駆け出た。
「しばらくここにいてね!」
目をまるくしてるまひるをバルコニーに押し出すと、
ぶんはものすごい早業で窓をしめ、カーテンをざっと引いて行ってしまった。
「ぶんさ・・・」
と、ぶんがベッドにダイビングするのとほぼ同時に、
部屋の扉が開いて人影が入ってくるのがカーテンの隙間から見えた。
(えっ、もしかしてエロおやじのご登場?)
いいところだったのに、と怒りつつ、まひるは目をらんらんと輝かせた。
しかし、カーテンの隙間があまりに狭く、中の様子がなかなか思うように見られない。
(くーっ。微妙だわ・・・)
まひるは窓ガラスに張りつき、何度か角度を変えつつ、断片的に二人の様子をうかがった。
エロおやじの顔が見たいのに惜しいところで見えないー。中年太りではなさそうね・・・。
ああっ。ぶんさんたらそんなことを・・・してしまうのね。
これも囚われの美少年の務めなのかしら。けなげだわ・・・。
おーっとエロおやじの反撃!そうきますか、いよいよ・・・あれ?
ちょっとーそんな物陰に隠れちゃったら何にも見えないじゃないの!!
大人なら、ベッドを使いなさいよ、ベッドをーーー!
「は、は、はー(っくしゅん)」
まひるはやっとの思いでくしゃみを飲み込んだ。このままでは風邪を引いてしまう。
鼻水も出てきたので、まひるは潔くぶんの部屋を覗くのをあきらめた。
(さて、これからどうしましょう・・・)
あたりを見回し、まひるは3つほど隣りの部屋のバルコニーの窓が開いているのに気がついた。
(とりあえずあの部屋にいってみますか)
まひるは肌身離さず持ち歩いている
No.1エステティシャン7つ道具の入ったリュックを背負い直した。
ガシッと轟邸のレンガ造りの壁に手をかけると、こんなこともあろうかと取得しておいた
ロッククライミング術で壁伝いに移動し、あっという間に目的の部屋にたどりつく。
さすがに息を切らせながらそっと中をのぞきこむと、
そこにはベッドで寝そべって物憂げに本を読んでいる天使のような少年の姿があった。
格好の獲物を見つけ、キラリ~ンとNo.1エステティシャンまひるの目が光る。
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エステティシャンは見た! 5 No: 1607
投稿者:オレンジ 02/01/28 Mon 00:24:55
「何をしているんだ、お前たち」
「え、あ、あの・・・ボス、お仕事は・・・」
「なんだと?」
トドの鋭い眼光が若い組員に突き刺さる。
「いえ、なんでもありません・・・」
何かよからぬ雰囲気を察しながらも、トドは表情を変えないまま扉をノックした。
「ぶん、入るぞ」
そんなトドを若い組員達は尊敬の眼差しで見ていた。
(さすがは、ボス。たとえ愛人の浮気現場に踏み込むときでも、
大人の男は常にこう冷静でなくちゃだよな)
だが、大人の男トドの頭の中には、瞬間湯沸し機のように様々な想像が駆け巡り踊っていた。
ワタル・・・→ 俺と一緒に今戻ってきたところだ。除外。
りか・・・→ 執務室で内勤のはず。さっき電話で話したばかりだが・・・保留?
カシゲ・・・→ 今はとうことか言う男に夢中のようだがまさかまたぶんにちょっかいを?保留。
コム・・・→ 受同志、本気でその組み合わせはないはず。除外。
タニ・・・→ 保留か?
厨房連中・・・→ (0.1秒のうちに周囲に視線を走らせ)全員ここにいる。除外。
かよまとぶ・・・→ 他人の入る隙間なし。除外。
ノル・・・→ まさかあいつがイタリアから来て・・・!?ま、まさか・・・!
(わかってるようでわかってない、意外と「うちの子に限って」タイプのボスです・・・)
動揺を押し隠しながらトドはぶんの部屋に踏み入った。
不意打ちにせず、声をかけたのはトドのプライドだった。
ガチャリ
「(ごくっ・・)」
トドは、期待と緊張の面持ちの野郎どもを背中に山ほど背負ったまま扉を開けた。が。
「あ、トドさん。おかえりなさーい」
中には、ひとりベッドに寝そべるぶんの姿があるだけだった。
(あ、あれ??)
謎に包まれたままの男たちを無視して、ぶんはトドだけを部屋に招き入れドアを閉めた。
「どうしたの、トドさん。今日は遅くなるって言ってたのに」
「ああ、予定より早く仕事が終わったんだ」
平静を装いながらトドはさりげなくあたりを見回すが、特に変わったところは見受けられない。
「帰ってきてすぐ僕に会いに来てくれたの。嬉しい」
ぶんはトドの首に両腕でぶらさがり甘えてくる。
トドは誘われるままにぶんのマシュマロのように柔らかな唇にくちづけた。
ぶんの身体から脳天までしびれるような濃いバラの香りが立ちのぼる。
「それはそうと、部屋の外に若い者達が鈴なりになっていたが・・・」
「えっ。そうなの。なんで?」
ぶんは驚きに耐えない様子で大きな目を見開く。
「いや、俺が聞いてるんだ。まさかお前・・・」
「えっ?」
「いや、なんでもない」
(俺としたことが。何の証拠もないのにぶんを疑うなんて男として恥ずかしいことだ)
少し冷静になったトドは、改めてぶんを見た。
ぶんはバスローブを身に付けベルトの紐をしめているが、
なぜか上半身はすっかりはだけている。
風呂上がりのせいだろう、顔も裸の上半身も薄紅色に上気し、輝いている。
「昼間っからずいぶん色っぽい格好をしているな。風邪を引くぞ」
「うん・・・」
トドはぶんにバスローブを着せかけてやろうと手を出したが、
なぜかその手は、トドの意思に反してすうっとぶんの下半身にのびた。
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豹変 3 No: 1606
投稿者:らん 02/01/28 Mon 00:18:20
「・・・・・・」
受話器を片手に黙り込むねったん。
「どうしたの?ねったんさん」
とキムが不思議そうにねったんの顔をのぞき見る。
「ボスからなんだけど、ゆうかちゃんにお茶を運ばせろって」
「ゆうかちゃん?」
「僕、ミズさんから言われてるんだよね・・・
ゆうかちゃんをおつかいに出す時は言ってくれって」
「僕が行きましょうか?」
「んー・・・・」
「僕、ここにいるよ」
二人が振り向くとにこやかに笑顔で立ってるゆうかちゃん。
「ボスの所に行くのなら僕、正装に着替えなくっちゃね」
パタパタと走り去るゆうか。
「どうします?」
「う~ん・・・・とりあえず、ミズさんに連絡かな・・・」
「じゃ、僕が・・・」
ダイエットの一環か?いきなり走っていってしまったキム。
(君はどこにいくんだ・・・?)
そうこうするうちにタキシードに着替えたゆうかが戻ってきた。
「ねったんさん、どう?僕、いけてる?」
ゆうかを見てねったん、
「ああ、いけてるよ。(ゆうかちゃんって、本当に男前になってきたな・・・)」
「もっていくお茶のセットは?」
「ん・・ああ、ち、ちょっと待ってね」
ねったんが用意したワゴンをもってゆうかはボスの部屋に向かった。
コンコン
「ゆうかです。」
ガチャ
「失礼します」
「うむ」
轟が書類から目をあげた。
「こちらの方にセットしておきますね」
と、ゆうかが緊張しながらも平然とお茶をいれていく。
その時、音もたてずに轟が席をたった。
ゆっくり近づいていく。
ゆうかはお茶に気をとられて気が付いていない・・・
一方、ミズをさがしに庭へ出たキム。
ふと見上げた窓の中で繰り広げられる
かよこちゃんとまとぶんの○○を偶然見てしまい
そのままダウーン。
1、2、3・・・カーン・・・・・・
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
なかなか核心までいかない。。。(^^ゞ
もうちょっと待ってくださいね~
今日、偶然がイズを観に来たまみちゃんに宝塚で会いました。
3時の公演をご観劇だったそうですが、
きっともりあがったことでしょうね♪
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涙の一日 9 No: 1605
投稿者:いちご 02/01/27 Sun 23:48:24
HT様、あと一回ですわよ!(爆)
(だんだん濃くなる私を止めて。嫌な方ホントごめんなさい)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
ノルがねっとりと口内を侵していく。
「ん・・はぁ・・・ん、ノルさ・・・そんな・・したら・・・また・・・」
「お前こそ・・・そんな声・・出すな。」
「はぁ・・・だって・・・」
ブンが無意識にノルの首に手を絡めると、ノルの唇が首筋に移動した。
身をよじるブンを押さえつけ、ノルが体重をかける。
その心地よい重さが、ブンをうっとりとさせた。
「時間が止まってしまえばいいのに。」
「ブン・・・」
首筋から胸に口づけ、突起を吸い、舌先で小さく円を描くと、ブンが声を上げて腰を浮かせた。
ブンのひざを曲げ、足を開かせる。
「っ?! やだっ!」
閉じようとするブンの足をしっかりと掴み、ノルが顔を埋めていく。
敏感な場所に唇が触れ、ブンが思い切り顔を背けて指を噛んだ。
ノルの口にすべて収められ、唾液の音が響く。
「くぅぅっ・・・」
ブンの人差し指に血が滲んだ。
「んっ・んっ・・・う・・・んんっ」
ノルが気が付いて、ブンの口から指をはずす。
「やめろ・・・血が出てる。」
そう言ってノルが指を舐めると、ブンが薄く瞼を開いた。
目尻に雫が光っている。
ノルが微笑み、両手でブンの前髪をかき上げた。
その優しい眼差しにブンがホッとして笑みを返すと、次の瞬間、急にノルが侵入してきた。
「っっ!!!」
突然のことに、ブンの瞳が一瞬大きく見開かれ、喉がのけ反った。
汗が輝く喉に唇を寄せ、ノルが腰を動かす。
背に回されたブンの爪がくい込み、ノルの背中に赤い筋が幾つも現れた。
ノルの動きに合わせ、高く上がっていたブンの声がしだいに涸れてきた。
苦しそうな表情が、ノルの征服欲を掻き立てる。
ブンの体を押さえ、深々とねじ込んで突き動かした。
死んだように動けないブンの頭を自分の腕に乗せ、腕枕をする。
「やっちまったな・・・何回目だ?」
「もう、だめ・・・」
瞳を閉じたまま、ブンが吐息まじりに呟いた。
「もう帰らないとまずいだろう。」
「ん・・・動けなーい。」
「泊まってくか?」
「そうしたい・・・ケド、だめーーぇ。」
ふいに、ブンが怒ったようにノルを見た。
「?」 ノルが眉を上げる。
「ノルさんのせいで のど痛い。水ちょーだい。」
「あ、ああ。(コイツやっぱり可愛い)」
ノルがクックッと笑いながら、ベッドの脇にある水を取った。
「ほら。」
「動けないのっ。飲ませて。」
「しょーがねーなぁ。」と言いつつ、ノルが嬉しそうに水を含む。
ここが以前の二人の部屋かと錯覚しそうになった。
「ん・・・」
ブンの口から一筋の水がこぼれ落ち、のどを濡らした。
「もっと。」
「甘えんな。自分で飲め。」
ノルが笑いながら、ブンにコップを持たせる。
ブンがしぶしぶと起きあがり、とがらせた口にコップを運んだ。
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レスです No: 1604
投稿者:いちご 02/01/27 Sun 23:41:23
0番様、すてきでした~。うっとり。Hなのに嫌らしくなく書けるなんて
いいなあ。(うらやましいです) あお様の仰るとおりです。
レベルが低いだなんて、そんな、あなた・・・嫌だわ!(笑)
皆が0番様の作品待っていますよ。いっぱい書いてください。
あお様、タニちゃんタイムスリップですか。若いワタリカにタニちゃんは
見えているのでしょうか。何が起こるか楽しみです。
836番様、読んでてぽかぽかしてきました。3人?の図を写真に
撮りたくなりました。
パナマ様、なんでそんなにおもしろいの?またツボりました。
何かわかります?そう、「シビン」です。
そうそう、ノルさんはすごいんです。(ね?HT様、K様)
オレンジ様、まひるちゃんおもしろいー。〃トドって名前からして、脂ぎった
中年のエロおやじ〃に思いっきりウケました。
HT様、トドさん優しいですね。コムスター可愛い。小雪ちゃんと白雪ちゃん
どうなっちゃうの?
HT様に喜んで頂けて良かった。えっ?もう一回ですか???
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レスです~。 No: 1603
投稿者:keiko 02/01/27 Sun 22:37:15
今ムラから帰ってきました。
「ガイズ」良かったです。
りかちゃん・ケロさん・ゆうひくん・タニちゃん
すてきでした。
きりやんのアデレイドかわいかったです。
くららちゃんもかわいかったですよ。
さららん・ほくしょーくん頑張っていました。
東京公演も楽しみです。
>0番様。
激愛病棟24時すごいですね~。
読んでいてドキドキしてしまいました。
>あお様
タニちゃんタイムスリップしちゃったんですか?
リカちゃん・ワタルくんの過去をのぞいちゃったんですね。
>836番様
なんだかほのぼのしていていいですね。
リカちゃん・タニちゃん・クララのひなたぼっこ。
かわいいです。
>パナマ様
なんだかドクターがかわいそうです・・・・
でもおもしろいですね。
ミズくんとは未遂で終わってよかったです。
>オレンジ様
まひるちゃんおもしろ~い。
トドさん戻ってきちゃいましたね。
どうなっちゃうんでしょう??
続き気になります。
>ショーコ様
ついに(?)アサコちゃん修行してきたんですね。
オサちゃんも良かったですね。
一安心です。
密偵サインには笑っちゃいました。
>HT様
子猫の名前は「白雪」ちゃんですか?
でもハムスターみてコムちゃんを連想して「コムスター」って
いうブンちゃんおもしろいです。
小雪ちゃんと白雪ちゃん今後どうなるのでしょう?
2匹仲良しさんになれるといいですね。
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激愛病棟24時・後編 No: 1602
投稿者:0番 02/01/27 Sun 21:39:41
>Read only member様。
わざわざレス、ありがとうございます。読んでくださってるかどうか、というのは
なかなかわからないので、そう言ってくださってほんとに嬉しいです^^
>あお様。
私の泣き言に優しいお言葉、ありがとうございます。しつこく愚痴って
すみませんm(--)m
では、後編、行きます。
************************************
いつになく気分が高ぶっているかよこちゃん、なんたってちょっと前まで
衆人環視でストリップの上、タカコちゃんに悪さをされていたのですから、
ただでさえ敏感な体がよけいに感じやすくなっています。
かよこちゃんの体のことなら、本人の知らないことまで知りつくしている
まとぶん、なんとなく察知して、ちょっと不安。
「あんた……何されたんだ」
浮気だの遊びだのということは一切頭にないまとぶん、
何をしたかではなくされたかに決まっています。
しかしそんなもん、言いたくないのが世の常人の常。
かよこちゃん、まとぶんの顔を見ずに体を起こし、
いきなりまとぶんに乗ろうとします。
「なっ……無茶すんな……っ!」
あわてるまとぶんにかまわず、かよこちゃんまとぶんの腹筋に手をついて
体を沈めてしまいました。
「うっ……」
脳天まで走りぬける激痛に、かよこちゃん歯を食いしばって耐えています。
「何やってんだよ、あんた……きつすぎ……」
あまりの締めつけに身動きもできず、まとぶん腕を伸ばして
かよこちゃんの体をそっと愛撫しはじめました。
無駄なところのない、細い体を優しく探りながら、かよこちゃんの
つらそうな表情を見ているうちに、ああそうか、とまとぶん気づきます。
何をされたかなんて、聞かれたくもなかったよな。
そんなこと、どうでもよかったのに。
オレはバカだ。ワタルよりバカだ。(まとぶん、それは余計です)
「ごめん、かよこ、ごめんな。変なこと聞いた。
もういいから……ゆっくり息吐いて、体上げて」
言われたとおりにかよこちゃん、深呼吸はしますが体はどかしません。
「無理すんなって……つらいだろ?」
気づかうように優しく聞くと、ふるっと首を振ります。
「やめる方が……つらい」
そう言って、震える手でまとぶんの手をつかんで、ぴったり自分の胸に当てて。
「もっと……さわって」
ひょっとして、この生き物は、オレを殺すための暗殺者か?
ギネスに挑戦の臨死体験に、まとぶんちょっと気が変です。
なだらかな体の線をなぞるように撫で上げては下ろし、
かよこちゃんのいいところを一つ一つ責めていくと、かよこちゃん
ほうっと息をついて力を抜いていきます。
「少しは、楽になった?」
聞くと、ようやく頬に赤みがさしてきたかよこちゃん、うなずいて、
「動いても……いい?」
どうぞ、ご自由に、動いてください。まとぶん心の中でなぜか敬語。
ぎこちなく腰を上げて、かよこちゃん少しずつ動きはじめますが、
すぐに止まってしまいます。
じれったいのをこらえてかよこちゃんに見とれていると、ふと目が合います。
さっきよりもさらに消え入りそうな声でかよこちゃん、
「ね……動いて……」
「……オレ、絶対安静だって言ったじゃん」
とにかくこの幸福な時間を長びかせたくて、まとぶんちょっと意地悪です。
かよこちゃんはかよこちゃんで、全身ぽうっと桜色に染め上げて。
「いいから……動いて……」
言いながらまとぶんの両手を自分の腰に持ってこられちゃ、
もうこれは動くしかありません。ここで動かなきゃただの大根、
いや大根だって蹴とばしゃ動きます。
しかし動くとなったら半端にしたくないまとぶん、
いきなり半身を起こしたので、より深いところに感じてしまったかよこちゃん、
小さく悲鳴をあげてまとぶんにつかまります。
「ごめん、やっぱりこっちの方がいい」
ぐるっと視界が回ったかと思うと、かよこちゃんベッドに押し倒されて
天井を見ています。
「ちょっと激しいかもしれないけど……しっかりつかまってろ」
ほら、と腕を自分の背中に回させると、子供のようにかよこちゃんが
しっかりとしがみついてきます。
見上げてくるきれいな顔が、あまりにも情欲に濡れていて、
そんな顔をさせているのが自分なのかと思うと、どうにもならないほど
愛しくてせつなくて。
最初は控えめだったベッドの軋みが、どんどん大きくなって。
なんだか古いベッドみたいだから、朝までの寿命、いやもうもたないかも、
などと考えているまとぶん。今月購入したばかりの新品なんですが。
最後の瞬間、めったに名前を呼ばないかよこちゃんが
きれぎれに呼んでくれて、嬉しさのあまり、それが(一回目の)
最後になったことは言うまでもありません。
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過去へ・・(リカタニ)・・1 No: 1601
投稿者:あお 02/01/27 Sun 19:18:14
0番様 ここに来てる人、誰も低レベルなんて思ってませんよ。
後編、待ってますね。
******
本文行きます
雨が激しく降ってきた中、外から大急ぎで帰ってきたタニ。
雷が鳴り出し、早く邸の中に入らなきゃと思った時、
激しい音と光と共に雷が落ちた。
「うわっ!」
思わず座り込むタニ。
どこに落ちたんだと、ゆっくり顔をあげると太陽がまぶしい。
「あ、あれ?雨は・・・雷どうしたんだ?」
タニはまわりを見回した。
いい天気で、ポカポカと暖かい。
「あれーーー」と思いながら立ち上がろうとすると、
何か、人が激しく言い合っている声がする。
片方は、頭を抱えてうずくまり、もう一人はその男を殴ったり蹴飛ばしたり
していた。
(うわ・・・・)
思わず、目をそらしそうになった時、殴っていた男の顔が見えた
(あ、あれ?あれは・・・)
ワタルだった。それも、どう見ても今のワタルより、若く見えるのだ・・・。
(どうなってんの・・・)
うずくまっていた男が顔をあげて、その場から逃げようとした。
その顔を見て、タニはもっと驚いた。
(リカさんっ!!え・・でも、あれーー?!こ、こっちも若い
いや、若いって言うより、なんか、大人になりかけてるっていうか・・・)
タニは、ゆっくりと、気づかれないように、近づいて行った。
2人の叫び合う声が聞こえる。
「お前はーーーーっ!!せっかく仕事ができるようになったからと
思って、思い切って、一人でやらせてみたのに、
あんなつまらない失敗しやがってーー!!」
「ごめん、つい。いや、どうかしてたんだ・・・
もう、次から気を付けるから」
「いや、許さないっ!!そこで、少し反省してろっ!!
おかげで、俺はこれからお前の失敗の後始末をしなきゃならん」
そう言うと、そのワタルは、リカを捕まえて、あっというまに服を脱がせると
木に縛り付けた。
そして、「自分のやったこと、よく考えろっ!」と、言うなり
怒りながら、邸の方へ歩いて行った。
「うわーー、ワタルさんって、この頃から、迫力あったんだ・・・リカさんと
そんなに変わらないように見えるのに」
タニは、呆然と見送った。
で、でも、これどういう事。。。一体、どうなってんの・・・
タニは木に縛り付けられたリカの近くへ、そうっと歩いて行った。
足下にどこからか吹かれてきた新聞がからまった。
それを取ろうとして、ふとその年月日を見ると・・・
思わず頭の中で、計算・・・〇年前だ・・・
何・・・僕って、昔に来ちゃったの?え・・・?え・・・?。
パニックになりかけたタニだったが、とにかく目の前で起きてる事が
あまりにもすごく、目の前にいるリカに興味がわいて
あっけなくその事実を受け入れてしまった。
&&&&&&
ベタな展開で、申し訳ありません。
るり様の昔のワタリカ話に影響されてしまいました。
もちろん、るり様やベン様の昔のワタリカのじゃまをしないように、
全く、別の話で、さっさと進めてすぐ終わらせようと考えているので
見逃してください