いけいけごーごー5 No: 800
投稿者:パナマ 01/12/29 Sat 21:50:31
【5】
リカは、シャツの袖をまくりあげると、ワタルにふんっと笑って見せた。
ワタル:「おい、こんなところで本当に、おっ始めんのか!?勘弁してくれよ。」
リカ :「やだ、勘弁しない。こんなとことろ、だから燃えるんだろ。」
ワタル:「こんなこと、ダメだ! ダメ! オレは、この設定、絶対、反対!」
リカ :「ジタバタするなよ。そんなのワタルに似合わない。
どんなことも、受けてたつ。それが、お前じゃないか。」
ワタル:「『受け』て…『勃つ』…。ちがーうっ!!!
オレは、そんな男じゃない! 断じてっ!!!」
リカ :「心配するなよ。オレ、ワタルほど、サドじゃないから。いじめなよ。」
(肉体的にはね。精神的には……さあ、どうだろう。)
リカは、ワタルの体に手を這わせ始める。
ワタル:「…………」(誰か、助けろっ!!!)
《救助者に襲われるってもの、なんだかな…》
ワタル:「リカ、今、すぐに下ろさないと、後でまじ、ぶっ殺すぞ!」
リカ :「いいよ。」
ワタルの凄みなんか、いつも体で受けてるリカにとっては、なんてことはない。
リカは、おかまいなしに 舌で傷を嘗め、ワタルを刺激していく。
ワタルの顎が上がり始めた。リカはその様子を見るとベルトに手をかけた。
ワタル:「りか、後で覚悟しておけよ。」
リカ :「…………」
(おー、強がっちゃって。そんなこと言っても、ここ硬くなってるよ。)
リカはいっきに、ワタルのズボンと下着を下ろした。
そして、ワタルをニッコリ見上げる。ワタルは顔を赤くして、リカから目をそらした。
(…かわいいじゃん。)リカは、いつもとは逆転の立場に燃えた。
ワタル:「うわっ!…り、りかっ…!!!!!!!!!!!!」
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どうも、はじめましてパナマです。まず、初めにお礼を言わせてくだい。
管理人様、0番様はじめとするライターの皆様へ。
今まで、某ツリー時代から毎晩楽しく読ませていただきました。
本当に、ありがとうございました。
お分かりの通り、私の作品は、皆様の作品あってのものです。状況、設定等、
皆様の造りあげたものの上になりたっています。危なく、バイオレンスで、
それでいて甘くて、カワイイ…そんな愛に満ちた世界を、これからも御提供ください。
よろしくお願いします。
仕事が休みに入ったのをいいことに、いっきに書きあげました。
こういった、リレー作品に参加したこのとのない私は、気がつけば、
自分で自分にバトンを渡している自給自足リレー状態…長くなってしまいました。
投稿しようか、どうか迷ったのですが『今年のモノは今年の内に…』という言葉を
ここで拝見させていただいて…………投稿してしまいました。
836番様、お言葉ありがとうございます。需要があったと知り、ホッとしました。
戦線離脱……そんなっ!!!……魔物モードのリカ、仕向けますよ。
ベン様、続けて下さって、ありがとうございます。感動…………。
私はどうも、お笑いしか書けないようで、こういう展開があるなんて……
ドキドキしました。
ワタコムXDayが近づき、作品投稿が増えるなかの参入。
同じ題名、名前で投稿させていただきますので「おもろくないっ! 趣味じゃないっ!」と
思いの方々、どうかすっとばしてくだせえ。御迷惑かけます。
最後まで自給自足リレーで、つっ走る私を許してください。
バリでお買い物 No: 799
投稿者:♪HT♪ 01/12/29 Sat 21:50:24
ワタコム応援団に入ります様、ハイ!「初めてのお使い」頼まれました~。
って私バリに行った事ないんでドキドキ。かなり強引な展開になっちゃった。
。。。ディナーを楽しんだぶんとずんこはハイテンションで通りを探索していた。
「バリっていいね!気にいったよ。食べ物もおいしいし」
「海も綺麗だし、人も犬も懐っこいだろ」
「うん、ここでしばらく暮らそうかなぁ・・・」ふと考え込むぶん。
のる似の男の事が気になっていた。
それと何か忘れていることがあるような気もしていた。
「おいおい、クリスマスに加えて正月もじゃトドさん、どうにかなっちゃうぞ」
「アッ。忘れてた!トドさんへのお土産。それからコムとワタル!!」
二人は顔を見合わせ、笑い出した。
「マヤが夕食を運んだと思うけど・・・」
「絶対にまだ見つめ合ってるよ~!何か買っていってあげようよ」
「じゃ、コムには瑞々しいフルーツでも」
「ワタルには~、絶対これ!!」
ぶんが土産物屋から見つけてきたものは、
「腰みの・お面・槍」の民族舞踊3点セット(←これってハワイだった?)
「このいかついお面・・・ワタルの怒った時そっくり~(笑)」
「似合いそうだな(爆)」
その時ワタルは「くしゅん」と小さなくしゃみをした。
「あ、ワタルさんのくしゃみ、可愛い!」
南十字星が夕闇に光り始めた頃、二人はやっと会話の糸口を見つけ、
少しずつ自然に語りだした。
「ワタルさんが来てくれて嬉しい」コムが素直に笑う。
「お前が死にそうだって聞いて何も持たずに空港に行っちまったからな」
「ぶんちゃんのお陰だね」
「ああ、あいつ結構気が利く所あるよな。(俺の着替え、買ってきてくれるかな)」
「くしゅん」今度はぶんがくしゃみする。
「夜はそんな薄着だと風邪ひくぞ」ずんこが着ていたジャケットをぶんにかける。
「ありがと、ずんこ。その優しさがコムを大胆にさせたんだね」
「もっと大胆なことしたかったんだけどな・・・これ、ワタルには内緒だぞ」
「ハハ。どうしようかな~。じゃあ、カクテル一杯奢りね」
二人の買い物&夜遊びはまだまだ続きそうです。
。。。探したんですがワタル君の定番黒燕尾はバリには売っていなかったのです。
なので着替えは取り敢えず「腰みの」一枚で!ってわけにもいかないでしょうから
ずんこちゃんのを貸してもらってね。
いちご様、食堂編も可愛くて最高に可笑しかったです!トドぶんもよろしく!!
ショーコ様、妖しいコムちゃんもいけてますねー。寝ちゃう所がまたラブリー!
ワタコムXdayがはじまって、もうPCから離れられないわ~。
皆様、楽しみにしているのでよろしくお願いしますね。
別荘の地下室 パターン2じゃなかった No: 798
投稿者:ベン 01/12/29 Sat 21:26:34
題名に偽りあり、です。
リカワタと、その後のリカタニでいきます。
・・・
「リカさああん、お帰り。大変だったでしょ~。
ひゃあ~~いち、にい、・・・十五、十六・・・」
「そんなもん、いちいち数えんなよっ。」
リカの体に残った青紫色の弾痕をタニは驚愕の目で、数えていた。その中に
ワタルの付けたアザもあることにタニは気づいただろうか・・・。
「二十八コもあったよっ。ホント、チョッキ着ていてよかったね。そうでなか
ったらリカさん、今頃グチャグチャのミンチになってたね。」
「ブッッ」
可愛い顔して平気で残酷なこと言うのな、お前って。俺の吊された姿にタニは
欲情するのだろうか・・・。
縛られた自分の写真をタニが大事に、肌身離さず持ってることをリカはまだ知
らない。リカを縛っていたぶりたいという願望をタニが持っているなどとは、
むろん夢にも思っていない。
俺の腕の中で貫かれる喜びに激しく身もだえし、果てたワタル。
人魚のように力強く跳ねたワタルの肉体の感触が、今もリカの腕に残っている。
今までチャンスは何度もあったのに、どうも照れくさくて出来なかったことが
あの特殊な状況下では、しごくあたりまえの行為だったように思える。
薄暗い地下室にボーッと浮かんだワタルの裸の胸。
その夜、ベットに入ってもリカは寝付けなかった。
吊されて、青ざめたワタルの姿は妖しい美しさに満ちていた。
リカの手が自然と自分の寝間着の中に滑り込み、なめらかな胸から、
ヒンヤリとした腹部へと降りていった。
「んんっ」
ワタルの傷ついた肢体が脳裏によみがえり、リカは思わず身をよじらせる。
激しさをましたリカの腕を、タニは強くつかむと下腹部から引きはがした。
「リカさん、僕がしてあげる。一人だけじゃもったいないよ。」
ワタルの幻影から醒め、一気に力を失ったリカの体が、タニの愛撫でまた
新たな力に満ちてくる。
「ああっ、ん。タニ・・・うっ・・・」
あっという間に力尽きてしまったリカの寝顔を、タニは満足そうに見入った。
だが今日のタニははそれだけで済まなかった。
リカの背中の無数の弾痕をうっとりと眺めると、タニにはそこから血が吹き出
す様が見えるようだった。流れ落ちる血を辿ってタニは舌を這わせ始めた。
「ん、タニ。お前・・ホントに・・・あああ・・・」
お前ホントに上手くなったな。
めくるめく夜はまだ始まったばかりだ。
年末調整のご挨拶(笑) No: 797
投稿者:0番 01/12/29 Sat 20:40:12
>ショーコ様。テープ、擦り切れるほど見ていただけて、お世辞でもありがたい
です^^;でも、私のはやっぱり需要ないと思いますよ。
>836番様。あなたが身を引くなら私も身を引きましょう!(ジェローデルか)
でもって「愛セレ2001」ここで終了……ではなく、さすがに年末書くのは
もう無理なので、これ抱えて来年まで持ち越します。
それまで覚えていただけてればありがたいんですけど。
というか、何が嬉しくてこんなもん抱えてるんでしょう、私……。
とにかく、やめないでくださいね!やめるのは私がやめてから!←ひどい
皆さま、よいお年を。そして、私にかよこちゃん&まとぶんを(笑)
別荘の地下室 パターン1の2 No: 796
投稿者:ベン 01/12/29 Sat 17:30:49
いちご様、ショーコ 様。ワタコム素敵です~、天使とか言っちゃうテレてる
ワタルもいいし、ワタルの顔をなぞるコムちゃんなんてもう可愛すぎて、もう
どうしていいかわからない・・・。今夜私は、いえ、ここの私たちは皆眠るこ
とができるのでしょうか?
・・・
「うぐっ」
短くうめくと、リカは膝から崩れ落ち、そのまま動かなくなった。
ドアの鉄格子の間から一部始終を見てしまったワタルが、悲痛な叫び声をあげ
た。その声にも反応しないリカを見ると半狂乱で鉄の扉を叩き始めた。見る見
る手の皮は裂け、鮮血がほとばしる。
「ぐああ~~リカ~~~~」
ビクともしない扉に今度は肩から猛然とぶち当たる。10回、20回、鉄の扉
がついにたわみ始める。40回、50回、ひしゃげたドアの鍵がついにちぎれ、
ワタルは勢いよく外に飛び出した。
「り・・か・・」
そんな・・・俺を置いていくのか・・・。
うつぶせに倒れているリカの体を抱き起こす。頭ががくん、と力なく垂れる。
どう考えてもあの撃たれ方では生きているハズがない。なんとかしなければ、
と傷を確かめる。
「ん?血が、血が出ていない・・・。」
震える手でガバッとリカのシャツを開く。
「あっ、防弾チョッキ・・・」
全開になるはずのリカの胸元には肉布団よろしく、無粋な分厚いチョッキが顔
を見せていた。
リカの目が突然パッチリと開いた。
「くっそ~~・・・痛ってええ~~~。
これだけ至近距離で撃たれるとチョッキ着ててもイテーな~」
顔をしかめて痛がるリカの姿が、涙でかすんでよく見えない。
「ううっ・・・」
ワタルの手と肩に激痛が走った。ホッとしたとたんに腫れ上がった両手と、肩
の自由の利かなくなっていることに気づいたのだ。だがその痛む両手に満身の
力を込めてリカをしっかりと抱きしめた。
「ワタル、痛てえ~な、なに泣いてんだよっ。」
「リカさ~~ん。ワタルさ~~ん。」
ミズとチー坊の呼ぶ声が聞こえる。 もう全て片づいたらしい。
「あれっ、お二人さん、こんなとこまで来てラブシーン?」
「バカヤロー。ミズ、チー坊、二人とも肩をかせっ。」
地上に出ると別荘はほとんど崩れ落ち、屋敷の内外に男達の躯が転がっていた。
「ヒューッ。さっすが。」
こいつら本当にスペシャリストだったんだ。だがそうとう危ない奴らだな、敵に
まわすのは止めておこうな。リカとワタルは無言で頷きあった。
ミズとチー坊はもういつもの二人に戻っていた。
「とっとと帰りましょう(「愛セレ2001」始まっちゃう)」
「お~~う。今リカさんのお腹が鳴りましたね~。私がスペシャル料理をー
お二人に作りましょう~。」
「イヤッ、(きっぱり)いい!!」
邸に戻る車中、ワタルとリカの声がいい具合にはもった。
ワタコム応援団・今夜は寝かせねー・エピソード3 No: 795
投稿者:ショーコ 01/12/29 Sat 16:39:41
いちご様〈^^〉〈^^〉〈^^〉。ありがとうございました。
もう、素敵過ぎです。ワタル君のキス〈^^〉
しびれてます (って,私がしびれてどーする(^^;))。
で、ブンちゃんの気だるさは本物なのねーー、とシミジミ。
つづきもよろしく、お願いしまーーす。
ベン様。リカさんどうなっちゃんうんですか?死んじゃいや~~!
早くつづきが知りたい。心配だ~~~~~。
で、大変なことになっているのに、こんな事書いちゃいます。
いちご様のに、少しかぶっちゃいました。前の晩のことを書きましたので。
コムちゃん酔っ払って、何も覚えてないってことで、
いちごさんにつなげて下さい。
*************************************
轟邸のながーーい廊下。
「タニく~~ん、オヤスミ~~~~。」
と、ワタルに横抱きにされながら、コムが、タニに投げキッス。
「コムさ~~~ん、愛してる~~~。」
と、これもリカに引きずられながら、両手投げキッスのタニ。
「お前ら、いい加減にしろ。」
ワタルが、タニにガンを飛ばす。
「ワタル、自分のイロの世話ぐらい、人にさせるなよ。」
と、リカがコムの口元に視線をあてながら、ニヤっと笑う。
ふと、いやな予感に、コムを後ろに隠しながら
「お前もな」と、ワタル。
「俺達は、心配ご無用。」
と、タニの可愛い顎をつかんでキスするリカ。
「ねー--。」
キスを受けながら、相槌を打つタニ。
「じゃあな。」
そう言って、それぞれの部屋に引き上げるリカとワタル。
ワタルの部屋に入った途端に、コムが、ワタルの首に両手を廻し
キスをしようと背伸びをする。
ワタルが、コムの両手をはずして、すっと抱き上げてベッドに
放り投げた。
「なにするんだ!キスしないの?」
「しね-よ。」
「なぜさ?僕上手だって、タニ君が褒めてくれたよ。」
「バカやろう。俺は酔っ払いとは、やらね-んだよ。」
「ふーーん。僕、酔ってないよ。」
「それで、酔ってなかったら、世の中に酔っ払いなんていねぇ。」
「なんで、酔っ払いとはしないの?いいジャン。やろう。」
酔った勢いで、過激なコム。
「意識のないヤツとやったって、面白くもねェ。」
「ワタルさん、ワタルさんはいつもそうだ。僕から逃げてばかり.......」
「逃げちゃいないよ。俺のポリ、ポリシーだ。」
「ふ-ん。変なの。まッ、いいや。こうなったら、僕も男だ。」
いきなりベッドから、すっくと立ちあがるコム。
ちょっと、足元がふらつき気味。
ズボンのポケットから、ウィスキーの小瓶を取り出して
ストレートで一気飲みを。
「プハーーーッ」
「お、おい。コム.....どっから、そんなもん......」
驚いているワタルに、片手で口をぬぐいながら
「ほんとーに、酔っ払いとは、やらないんだね?」
「あ、あぁ........」
「ほんとーだね。」
コムが、可愛い顔で詰め寄る。
あんまり可愛くて、つい抱きしめたくなるワタル。
が、野獣なくせに妙なところで律儀なワタル、
歯を食いしばって我慢を。
我慢の力が入りすぎて、ストンとベッドにしりもちをついてしまった。
「フン。覚悟して、ワタルさん。今夜は寝かさないよ。」
「コ、コム。ちょっと待て、オ、オレは、酔ってるやつとはほんとうに.....」
コムの青味を帯びた瞳が、急に妖しさを増す。
「どうかな?そんなに、いつまでも我慢できると思えないけど。」
我慢できません、と宣言してしまいたいワタル。
いやしかし、ここで負けては、男の信念にかかわるし。
「お前、自分の言ってる意味、わかってんのか?」
尋ねるワタルに、コムは無言で、妖しく微笑み、
ワタルに覆い被さって........。
コム、ワタルのズボンのベルトに手をかける。
「あれ?これってどうやってはずすの?」
何しろ酔っ払っているコム、そんなに複雑でもないベルトがはずせない。
「まッ、いいや、後で....じゃあこっちね。」
コム、ワタルのネクタイをはずして、
おとなしくしている(それって、ずるくない?ワタル君)ワタルの両手を
縛ってさらにベッドにくくりつける。
「おとなしくしてね。」
そんなことしなくても、さっきからずうとおとなしいワタル。
コム、両手で、ワタルの髪をクシャクシャとして
「これ、僕の好きなワタルさんの髪.......」
「それから、これは眉毛でしょ。だあい好きな目。」
そういいながら、コムのしなやかな細い指が、ワタルの顔を
なぞって行く。
「これは、鼻。で、これが唇........。」
細い指で、唇をなぞりながら、視線と唇を近づけて行く。
「やーめた。お酒クサイのにキスしたら、嫌われちゃう。」
(って、おおいコム、この野郎!その気にさせやがって。)
「で、ねぇ、これがワタルさんの胸.........。」
と言いながら、ワイシャツのボタンを外そうとするコム。
「ねえ、外せないんだけど......、こう言う場合は、引き裂くんだよね.....」
「わかった、コム、もうわかったから、これ外してくれよ。
縛られてたんじゃ、お前を抱くことも出来ない。」
完全に降伏状態のワタル。我慢も限界。
「なあ、コム、もう降参。だから.....」
答えないコム。
「コム、.......コム?」
外せないボタンにじれている間に.........眠ってしまってるコム。
「おい、コム!これどうするんだよ。」
ベッドに縛られたまま、コムの全体重が乗っかっているワタルの体。
頑丈だからいいようなものの、今夜もまた眠れない.....。
別荘の地下室 パターン1の1 No: 794
投稿者:ベン 01/12/29 Sat 15:48:47
凄い作品の数々、PCに張り付いていないと、まとめて一気に読むなんてもっ
たいなくって。レスも皆様に付けたいのですがもう既に頭一杯なので抜けちゃ
った方ごめんなさい・・・
>パナマ様。斬新なシチュエーション素敵です。吊されているワタルには野獣
でない私もちょっとムラムラです。リカが何もしないわけないですよね。
>あお様。私もリカさんの縛られパウチ写真見たいです~。コピーして~。
で、今たまたま私の目の前に大木をバックに立つ、少年風のリカさんの写真が
あるのですよ。もう脳内妄想合成写真ばく進作成中です。
>836番様。ベランダで仕事に励む(でもホント、ナンの?)リカさん素敵
でした。タニの様子も凄く可愛いです。
>ショーコ様。いつも暖かい励ましのお言葉ありがとうございます。でも私に
はやっぱXdayは荷が重すぎて・・・周辺でフラフラ書かせて頂きます。
>華子様。あんな時間に酔ってらっしゃるなんて素敵(ポッ。)よかったね、
コムちゃん。やれば出来るじゃ~~ん、ワタルう~。
今日はインフルエンザの2回目の注射を風邪なのに嘘付いて受けてしまった。
頭がボーッとするのはそのせい?で、オリジナルが思いつかず、っていつも
便乗ですが・・・今日もパナマ様のお話をお借りしていいですか~?邪魔に
ならないようその後ってことで。パナマ様の続きも楽しみにしてます。
・・・
『捕らえられたのが俺でよかった・・・』
これがコムやリカだったら、今頃エダ組の男達にメチャクチャにされていたに
違いない。
リカに貫かれ、まだ重くしびれた下半身を気遣いながら、ワタルはヨロヨロと
立ち上がった。
ワタルが回復する間、リカは銃を抜いてさっきから外の様子を伺っている。
「ワタル、動けるか? ん? 上もだいぶ静かになってきたようだし。あとは
あの二人にまかせて、とにかくここを出よう。」
グラリと倒れかけたワタルに肩を貸して、リカは地上への階段に足をかけた。
と、その時ミズとチー坊の罠を逃れた数人の男達が地下に向かってなだれ込ん
できた。
「ワタル、お前は部屋に戻れ。」
リカはドアの影に身を隠すと、銃を抜いて応戦体制に入った。
「ズキュン」
リカの耳を弾がかすめる。部屋を出ようとするワタルを、リカは無理矢理押し
戻すと、扉に外から鍵をかけた。
「リカ、バカっ。ここを開けろ!!」
少しでもワタルから遠ざけようと、リカは銃を放ちながら3段飛ばしで、男達
を階段の上へと誘導していく。
「カチッカチッ・・」
リカの弾の切れた拳銃が、むなしく乾いた音を立てる。
「くっそ~~」
空になった拳銃を投げつけたリカの体に、銃弾が雨のように降り注いだ。
「うぐっ」
短くうめくと、リカは膝から崩れ落ち、そのまま動かなくなった。
--------------------------------------------------------------------------------
いちごさま No: 792 [返信][削除]
投稿者:カラヴァッジョ 01/12/29 Sat 15:23:43
初めてカキコします。みなさま盛り上がって来ているので、
この先のみなさまのお話が楽しみです。
普段はROM専をさせてもらってますけれど、
いちごさまの書くぶんちゃんとわたるくん他のみんなも大好きで。
ひとこと言いたくて出てきてしまいました。
いちごさま、これからも楽しみにしております。
836番様! No: 790
投稿者:くじ 01/12/29 Sat 10:50:01
何をおっしゃるのですか!
私、836番様のリカタニかな~~り好きなんです。
なんか二人共すごくかわいくて(^^)
ゥ・ということで捕獲させていただきます!
また書いてくださいね(願)
いや~Xdayが近づいて盛り上がってきましたね。
楽しいっ!
うーーー No: 789
投稿者:ワタコム応援団に入ります 01/12/29 Sat 10:11:04
お正月までなの、Xday・・・
まじですか。。。どうしよ、私大晦日から元旦、出かけてしまうので
書けないぞーーー
だいたい、執筆活動、仕事中なんだよなーーー(^^ゞ
今日からお休み・・家の掃除が・・・
構想は半分できてるだけどね・・・
「あんなことや、こんなこと」なんんてね
皆様感想どもありがとうございます
大盛況!! No: 788
投稿者:836番 01/12/29 Sat 10:08:42
夕べ遅くにこちらを見て(<かなり遅かったのよ)
朝になって来てみたら、こーーーんなに増えていて
すごいびっくり! 盛況ですねえ。
0番様 出たな~妖怪~!!じゃなくって、出ましたね0番様。
「愛セレ」公開中は毎日来て戴けるようで、
ロングランになるといいなー。
ベンさま ワタりか勝手に隔離しちゃってごめんなさい。
生りか切れだったワタルに一本釣りウィンクとは、
ひどいなーりかさん。
ごんたさま ってことは、最初のバージョンを
お読みになっちゃったんですね?(^^ゞ
う~ん、行き詰まりそうだったので、変えました。
華子さま ついにっ!
トップバッターでXday書くの勇気がいったんじゃないですか?
催促しちゃったみたいで、すいませんでした。でも、良かった。
どうもありがとうございました。
香蘭さま か~し~げ~~っ! ですねえ(^^)
パナマさま もーーーーっ最高!!
わたしが机を叩いて受けていたのが聞こえましたかしら?
なんかものすごくたくさんツボを刺激して戴いて、
はあ~っ、わたしの強力肩こりもなおってしまったみたいです~。
いや~、なんかもう、そろそろわたしは身を退こうかと思いますよ
みなさま凄くて。でも、往生際悪く書いちゃうのかなあ…。う~ん…
わ~~~~~い(^^) No: 787
投稿者:ショーコ 01/12/29 Sat 09:00:06
う,うれしい。Xdayが、着々と進行してる(^^)
朝から、わくわく、ドキドキさせていただきました。
いちご様。『お願い、』に答えていただけそうで、感激です。
『早く~~』って、お願いする言葉まで、H系になりつつある私。
失礼いたしました。
なるべく早く読ませてくださいませ。ご無理を言ってすみません(^^;)
香蘭様。つづき楽しみにしてま~す。これで、終わりなんて言わないで下さいね。
華子様。ムフフ.....、PCの前で、非常にアヤシイ人になってしまっている私。
とうとう来ましたね、Xday。素敵でしたよ~~~(^^)
もし違うパターンがあったら、それも書いてくださいね。欲張りな私。
投稿初心者様。カワイイ、コムちゃん、タニちゃん。
あの二人には、良い薬だったと思います。
たまには、嫉妬してもらいましょうね(^^)
ところで、Xday参加していただけますよね?
ベン様。この、シチュエーション、良いです(^^)
リカと間違っちゃったりして、
ワタコム、ここからまた何か発展しそうな予感も........
Xdayに参加していただけるのでしょうか?
う,うれしい~~。(勝手に決めてる私)
835番様。タニちゃんとりかちゃん、ほのぼのしていていいな~~。
どうして、ワタル君とコムちゃんは、こんなふうに素直に愛し合えないんだろう。
なんとか、あの二人にも、救いの手を.....お願いできませんか?
ワタコム応援団に入ります様。
見詰め合いつづけて、日が暮れていってしまう二人.......。
二人の想いの深さが、伝わってきます。
が、しかーし、早よせんかい、ワタル!と活を入れたくなる私。
ごめんなさい。Xdayが近づいてきて、壊れかかってます(^^;)
0番様。リピートしすぎて、擦り切れてしまいそうです、テープ。
ハラハラ、ドキドキが描けないなんて、ジョーダンにも言わないで下さい(^^)
そんなん言うたら、うちらどないするねん。(って、怒ってどうする(^^;))
ももんが様、あお様、HT様、パナマ様。
力作ありがとうございます。楽しませていただきました。
詳しく,感想書かなくてごめんなさい。
何しろ、今Xdayで,頭がいっぱいで.....
って、ちゃんと日常生活できてるのか、って突っ込み自分で入れちゃいます。
皆様、長々と、勝手なことばかり書いて失礼いたしました(^^;)
うれちぃ No: 786
投稿者:よーこ 01/12/29 Sat 07:05:35
ここができてからずっとROM専でしたが、一言お礼を申し上げたく出てきました。
華子様、ありがとうございました。
ワタルとコム、やっと結ばれたのですね。(涙)
思えば8でツリーができてからこれまでじっと焦らされ続け、
いえ、私のことはどうでもいいんです。
ワタル、コム、おめでとう!!本当によかったねぇ。
ほかのライターの皆さんも、皆さんなりのXDay,お願いします。
ここまで2人を待たせたのですもの、
いろいろなパターンで2人に幸せをプレゼントしてあげてくださいな。
そして華子様、このあとも是非、ワタコムのお話を続けてくださいませ。
期待しています。
XDayまであと2日~その夜~ No: 785
投稿者:香蘭 01/12/29 Sat 05:45:29
コムが部屋で寝ていると「カチャ」とドアが開いた。
ワタルが仕事から帰ってきたのだ。
コムは気付かずに寝ている。
真っ暗な部屋で月の光に照らされているコムは本当にきれいだった。
ワタルはそっとコムの枕元に行きコムにキスする。
一度唇を離したがまたコムの唇を吸うようにキスするワタル。
(なんだか止められない。コムがとってもいとおしい)
突然コムを自分のものにしてしまいたくなったワタルのキスは
だんだん激しくなっていった。
「んっ!」
コムが目を覚ます。
みつめあうワタルとコム。
「ワタルさんどうしたの?」
きょとんとした顔でこっちを見るコムがまたいとおしくて
ワタルはコムをぎゅっと抱きしめた。
「ワ、ワタルさん?」
「覚悟しとけって言ったよな?」
ワタルはそういうなりコムの首筋にキスした。
コムは突然のことにびっくりして身をよじったがワタルから逃れられない。
「ワタルさんポ-カ-勝ってないよ」
「そんなのもういい」とワタルは笑いながら言いコムを押し倒そうとした…。
とそのとき邸内放送が鳴り響いた。
「私はミッシエルでぇ-す!!。アハハハ――――――――!!!☆●×!!
ただいまマイクのテスト中~~。」
それはかなり酒に酔ってそうなかしげの声だった。
「ワタルさん見てきた方がいいんじゃない?」
まだまだかしげはしゃべりつづける…。
(くそ~~せっかくいいところだったのに!!か~し~げ~!!!)
「ブチッ」←ワタルがきれた音
「かしげ~~~ボコボコにしてやる!!!」
ワタルはかなりぶち切れて放送室へとかけていった。
その夜、かしげをなだめるのとワタルをなだめるのに
大変だったのは言うまでもない
コムは少しホッとしながらもドキドキが収まらなくて一睡もできなかった。
XDayまであと2日 No: 784
投稿者:香蘭 01/12/29 Sat 04:56:56
はじめまして!!
ワタコム!ファンの香蘭です。
ず-っとロム専でしたがXDayに挑戦してみようかな・・・。とおもいます。
みなさんすばらしい作品ばかりでおそれ多いんですが・・・。
読んでくださったらうれしいです!!
いままでの経過などは他の方のに便乗させていただきます。
私なりのXDayということで・・・。
***********************************
「ふわわぁ~」
「コムさん大丈夫ですか??」
おそるおそるキムが聞く。
「うん、昨日も眠れなかったの・・・。」
コムは目をこすりながら言った。
ここ何日かコムは寝不足だった。いまだにワタルはポ-カ-に勝てないらしい。
「コムさんこんなところで寝たら風邪ひいちゃいますよ。
ちゃんとベットで寝てください」
台所のテ-ブルに突っ伏すコムをねったんがさとす。
「でも、ワタルさん帰って来たら起こされちゃうもん」
とそこへミズがやってきた。
「ポ-カ-負ければいいんじゃないですか?」
もっともな意見・・・・。
「あっ、そっかぁ!」「アナタアタマイイデスネ!!」
キム,壮、ち-坊はうれしそうにミズを誉める。
「フッ!」とまんざらでもなさそうなミズ。
「まっ、まって!そんなことしたら・・・・コムさん・・・・。」
「今よりもっとワタルさんに体力を消耗させられちゃいますね」
途中で赤くなってしまったねったんの代わりにいづるが言う。
その言葉にまわりのみんなも赤くなってしまった。
そんなこと聞いていないかのようにコムはつぶやく
「ワタルさん無理してるのかなぁ?」
「えっ?どういうことですか?」
「本当はやだからわざと負けてるのかも。」
「どうしてポ-カ-わざと負けないんですか?」
おいうちをかけるようにミズが言った。
(そうだよ。どうして僕はワタルさんにわざと負けないんだろう??負けたら
負けたら・・・もらえるのに)
深く考え込んでしまったコムをみてみんなはうろたえる。
「ミズくんなに言ってるんだよ!!」
「Oh!コムさん気にしないでクダサイ」
「ワタルさんコムさんのこと大好きだしいっつもそばにいてくれていいじゃない
ですか」
(そうだよね。ワタルさんがそばにいてくれるだけで僕うれしい。
今のままがいいのかも)
ねったんの言葉でコムは少し気が楽になった。
コムは「ねったん!ありがとう」といって頬にキスし、部屋へ去っていった。
ボ-ッとなるねったん。
今日は変なご飯ができるかも・・・・。と心配するみんなだった。
***********************************
書いてしまいました。たいしておもしろくなくてすみません。
でも、まだまだ続いてしまいます。すみません!!
いけいけごーごー4 No: 783
投稿者:パナマ 01/12/29 Sat 04:18:40
【4】
コンクリートの床にできた血のシミが、その傷の深さを教えた。
リカ :「ワタル、生きてるか~。」
ワタル:「…リカか…」
ワタルは顔を上げる。目を開けたがリカはいない。
「ワタル!」下から来る声に、そうか、吊るされてたなと気付くワタル。
顔を下げるとリカに向かって、ニヤリと笑った。
リカ :「手負いの獅子か…そそるね。」
ワタル:「冗談いいから、早く、下ろせ。」
リカ :「冗談じゃないよ。ワタルの姿見て興奮して、思わず駆け出したぜ。」
《ああ、そういう意味で無防備に走っちゃったのね。って、いつか命落とすぞ…》
リカが、ワタルの腰に抱きつく。
リカ :「なんで、お前がオレのこと、あんなに痛めつけるのか、やっとわかった。」
ワタル:「今、そんなこと言ってる場合か! エダ組の組員どーしたんだよ。」
リカ :「ミズとチー坊が、適当にあしらってくれてる。」
リカは天井を見上げ、頭上から響く、けたたましい轟音の原因を
それとはなしに明らかにした。
リカ :「ワタル、ここは無事だったんだねー。」
リカはワタルの股間とお尻を摩る。
ワタル:「ばっか! 何すんだっ!」
リカ :「エダ組組員も、もったいないことするね~。
こんなに美味しいシチュエーションで、こんなにいい男、泣かせるのに。
お前の魅力、わからいなんてさ。」
ワタル:「そんなもんは、わからんでいい! 下ろせ!」
(やばい…りかの目、魔物モード入ってる…オレ、リカに襲われるのか!?)
リカ :「オレたち、少しは離れてみるもんだな。久々が、こんなのって、
なんか、いいよな。 神様ってやっぱり、いるんだね。」
リカは、上着を脱いで、ネクタイを外す。
そして、シャツの袖をまくりあげると、ワタルにふんっと笑って見せた。
ワタル:「いない……、神様なんてえもんは、存在しない。
特に、お前と一緒のときはには、そう感じる…………」
(……エダ組の拷問より怖い、おれ、どうされるんだ……。
こいつが、すげーのキスで十分知ってる。
もし本番がオレより、ずっと、すごかったら、オレはこれから、
どんな顔して、こいつを抱けばいいんだよ……。
コレをきっかけに、オレが受け専……嫌だー、キャラじゃなーい。)
《 銃ホルダーを肩につけたままのリカに、不敵に笑われた日にゃ~、
御愁傷様です、としか言えない。 》
いけいけごーごー3 No: 782
投稿者:パナマ 01/12/29 Sat 04:16:31
【3】
と、そのときだった。
ドッカ~~~ン、ドッチュ~~~ンと山中に物凄い爆音が響く。
そのせいで、森の鳥さん、および動物のみなさんが、いっせいに鳴き、
吠え始め、移動するという騒ぎが起こる。
(騒ぎを起こして…、騒ぎすぎや…。あいつら、本当にエキスパートなんだろうな~)
しかし、リカも 、え~いとばかりに懐から銃を出すとダンッ、ダンッとドアの錠を
ぶっぱなし、ドアをこれでもかっというぐらいに蹴倒ばした。
中に敵がいることを想定して、回転レシーブさながらに入り、決めのポーズで銃を
構えたが…誰もいなかった。ギャラリーなんか問題じゃない…男の美学がそうさせる。
おもむろにリカは立ちあがり、肩のほこりを叩いた。
そのころ、ミズは『コム&とうこ』救出作戦で味をしめた、パイナップル(手りゅう弾)を
景気よくばらまいていた。チー坊は、「敵襲~だ~、敵襲~だ~」と逃げまどうエダ組の
下っ端A~Zを安全誘導していた。
リカは、片手をズボンのポケットに入れ、誰もいない屋敷をゆうゆうと歩みを進めた。
そして、地下に向かう階段を見つけた。当然、下りていく…ドアがあった。
ノブを回したが開かない、カギがかかっている。まさかな~と思いながらも
『どこでもカギ』を出す。カギ穴にさす。カシャッ…「おっ!」開いた。
こんどは、そ~っと扉を開き、リカは中を覗き込む。
(そうだよ、一応、お忍びなんだから、これぐらいの緊張感がなきゃな…。)
と暢気に思ったのも、つかの間、リカの目にワタルの姿が飛び込んだ。
「ワタル…。」リカはワタルの様子に愕然とした。その姿に、リカは部屋に敵が
いるかどうかも確かめず、ワタルに駆け寄った。幸い、ワタルの他は誰もいなかった。
上半身を裸にされたワタルは手首を縛られて支柱から吊るされていた。
ワタルは気を失っていた。体には無数の傷がある。胸にも肩にも背中にも…。
コンクリートの床にできた血のシミが、その傷の深さを教えた。
いけいけごーごー2 No: 781
投稿者:パナマ 01/12/29 Sat 04:13:03
【2】
かくして、リカ、ミズ、チ-坊、今までにない3人組が、ワタル救出に向かった。
細かいことはとにかく、エキスパート・ミズの働きで、ワタルの居場所は分かった。
エダ組の隠し別荘の地下室に、捕らわれているというのだ。
《本当に、このリレー小説で大活躍の「別荘」…私も欲しい… 》
エダ組の別荘はベル山の中腹、森に囲まれた閑静な場所にあった。
因に、3人のいでたちは黒のタキシード。
取りあえず、真夜中の隠密行動だから…と略礼装になった。
ミズ :「どこでもカギ~(大山のぶ代風に)。」
リカ :「似てねえよ。」
チー坊:「リカさん、それいっちゃダメよ。ミズさん、がんばりました。」
しかし、ミズはリカの冷めた対応にも動じることなく、
リカに、いづるんの『どこでもカギ』を渡した。
ミズ :「じゃあ、オレとチー坊で騒ぎ起こして、表に人集めるんで、
そのカギで裏から入って、ワタルさん連れ出して下さい。」
リカ :「ああ。」
ミズはそう言うと、チー坊と連れ立って、スタスタと本当に表門から入っていった。
それを見たリカは「おいおい…」と、またもや思いながらも、まあエキスパートの
することだから…と、さっさときびすを返し、自分にあてがわれた役を
果たすために、裏手にまわった。リカにとっては、この役どころは美味しかった。
(ワタルを助ける…あいつに“貸し”ができる。)
ドアはすぐに見つかった。『どこでもカギ』をカギ穴に入れる。…いや入らない。
「?」苛つく手を押さえ、リカは、落ち着いて考えた。
(ばっかヤロ~、ミズのやつ~!! 開くワケないじゃないか! だって、これウチの組の
屋敷専用の万能カギだろうが! あいつ、本当にエキスパートなのか!?)
と、そのときだった。
ワタコム~パート2~ No: 780
投稿者:華子 01/12/29 Sat 03:47:55
ベットに横たわるコムの姿。白い陶器のような肌。
澄んだ瞳で、真っ直ぐにワタルを見詰める。
ワタルもジャケットを脱ぎ、静かにコムの横に体を置く。
コムのシャツのボタンを1つずつ優しく外していくワタル。
全てが外され、現れたコムの素肌。全身が輝くばかりの肌。
コムは、恥ずかしそうに顔をそらす。
その顔をワタルは、自分の方へ向かせる。
何かを言おうとしたコムの唇を塞ぎ、深く舌を差し入れた。
お互いを確かめ合うように、激しく舌を絡めあう。
ワタルの唇が離れ、コムの滑らかな首筋へ、そして胸へ唇を這わせる。
その後には、くっきりと刻印が残る。
ワタルのコムへの愛のあかし。
コムは身をよじらせ耐え切れなくなり、時々声をあげた。
「やっ、、、」
その声に刺激されてしまいワタルは、さらにコムの全てを愛撫する。
コムの体は、上気して薄紅色に染まり、滑らかさを増す。
コムの意識は朦朧とし始め少しずつ乱れていった。
朦朧とするコムは、無意識にワタルの背中に爪を立てた。
「うっ、、!」ワタルは、思わず声を上げる。
コムは、遠退く意識の中でワタルの名を呼んだ。
「、ワ、タル、、さん、、」
その声に促されるようにワタルは
コムと1つになりお互いの中に深く深く沈んでいった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とうとう、禁断を書いてしまいました。あー、文才の無さが祟ってます。
年末に変な物をお見せしてゴメンナサイ!!
ワタコム応援団の皆さん、すいません!!後は、煮るなと・焼くなとしてくださーい。自分でも、すごーく恥ずかしいです。当分は、静かにしてますね。
それでは、皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
いけいけごーごー1 No: 779
投稿者:パナマ 01/12/29 Sat 03:37:32
【1】
エダ組がこの平和な(?)すみれ町を、勢力範囲の指中に
おさめようと狙っていた。しかし、街にはすでに、市民のみなさんから
愛されている轟組がいた。エダ組は、このジャマな轟組を、
なんとか排斥しようと、汚い手を使って彼等を陥れようとした。
その方法とは市民の皆さんに対する嫌がらせ。
それを轟組が、さも、したようにしむけられて…。
『市民のみなさんの善意のカンパ』で成り立っている轟組は、
このまま黙っているワケにはいかない。
「つまらな茶番劇に、つまらない役回りをさせられるのは、ごめんだぜ。」
と組の主要メンバーを集め、エダ組壊滅作戦を打ち立てた。
しかし、トドが最初にしたことは、ねったんに、コム、ぶん、タニを
連れて北海道に里帰りをさせたことだった。なぜなら、エダ組のボスは
ひとすじ縄ではいかない古狸。戦うなら、それ相応の覚悟がいる。
どんな手段でくるか分からない。
トドは、彼等に害が及ぶことを怖れたのだ。
かなりの苦戦が強いられたが、あともう少し…のところで、
思いがけない事態が起きた。ワタルがエダ組に捕まったのだ。
「すいません、オレのせいで…」若手が泣きながらに謝る。
「泣くな! メイクが崩れる…。今は、下手に動かないほうがいいだろう。」
出入りの時は、いつも礼装、紫ラメのスーツに白の羽(大)姿のボス ・トドは
極めて冷静に答えた。そうして、部屋にリカ、ミズ、チー坊が呼ばれた。
リカ :「やっぱり、オレとワタル、離すから~。」
トド :「お前と、ワタルなんか一緒にさせられるかっ、こんなときに!」
チー坊:「ワタルさん、野獣で~す。めったなことじゃ、死にませーん。」
リカ :「でも、ちょっと、さすがに心配…だよ。」
ミズ :「エダ組だからねえ。」
トド :「で、お前たちの出番だっ! リカは、もう知ってるよな。
この2人が、この手のエキスパートだってことを…
下手には動けないか。だから、3人で、うまいこと動いてくれ。
じゃ、後は頼む。」
リカ :「じゃ、って、おいおい…」
かくして、リカ、ミズ、チー坊、今までにない3人組が、
ワタル救出に向かった。
ワタコム~xDayパート1~ No: 778
投稿者:華子 01/12/29 Sat 03:13:13
なんか昨日の皆さんに刺激されてしまい、また、836番様の優しいお気遣いに
そして、ベン様のコムちゃんが、ワタルくんを投げ飛ばしてしまうシーンに
“うん、もう書いちゃえ!”って気になってしまいました。(1人で思い込んでます。) そう、こんな時間でワインを飲んで酔った勢いというかで、いってしまいます。
管理人様、すいません!XDayは、元旦にとなっているのに破ってしまいます。
******************************
このところ、ワタルはストレスフルな状態。
その原因は・・・・
ポーカーで負けてばかりで、コムを抱けない事
ポーカーに勝つまではと、夜通しの勝負で寝不足な事
年末に入り、どうしてか仕事が怒涛の様に押し寄せた事
全てが上手くいかない。
「ちっ!今日もこんなに遅くなちなった!
よしっ、これからコムを呼んでポーカーだ。今日こそは、、」
ブツブツと独り言を言いながら部屋に戻ってくる。
部屋の前に来るとネクタイを緩めながら、“フゥー”と
溜め息をつきながら部屋に入った。
「?!」部屋の中には、冷たい風が吹き込んでいた。
暗い部屋のカーテンが、風に揺れている。
そこには、月明かりに照らされた美しい天使が、カーテンと戯れていた。
コムである。コムは、ワタルに気がつくと、
「ワタルさん、お帰りなさい!黙って入っちゃった。」
ペロッと舌を出して微笑むコムは、まさに天使そのものだった。
ワタルは、ゆっくり近づくと後ろからそっと抱きしめた。
「馬鹿だなぁ、こんな格好で、、風邪引くぞ。」
コムは、白いシャツ1枚でそこに居た。コムは、ワタルに体を預けると
「うん、でもいいんだ。今日からは、ワタルさんに暖めてもらうから、、」
振り向いたコムの顔は、月明かりに照らされて息を呑むほどに美しい。
ワタルは、コムの言葉と美しさに誘われるように
コムの小さな顎に手を掛け、上を向かせる。
形のいい可愛い唇に、そっと口づけた。優しく甘い口づけ。
コムも少しだけ背伸びをして、ワタルに答える。
ワタルの気持ちが高まり始め、スッとコムの唇を割り、舌を優しく差し入れる。
一瞬、コムは唇を硬くした。が、直ぐにワタルに預け
そして、ワタルに誘われるように舌を絡めてきた。
甘く激しい口づけ。
この甘い感覚にコムは、立っているのがやっとで
体の力が抜けてゆき、その場に座り込む。
その瞬間、ワタルはしなやかな腕で、コムを抱き上げた。
ワタルは、コムの輝く美しい瞳を見つめた。
「コム!おまえは、俺の物だ。俺だけのコム!」
そう言うと、ゆっくりとベットに運んでいく。
コムもワタルの首にしっかりと手を回し、広い胸に体を預けていた。
今は、レスだけ No: 777
投稿者:華子 01/12/29 Sat 01:23:38
いちご様
良かった!戻ってくださったんですね。これで一安心。(ホッ)
また、トド・ブンの濃い~のなど楽しみに待ってまーす。
トウコ・かしげ読んで下さったんですね。うれしいです。
HT様・ワタコム応援団に入ります様
お2人のリレーが、笑えちゃいました。いいですね。こういうの。
ワタルくんの着替えを頼んじゃうのなんて、楽しい!
836番様
リカタニの一週間Vol2、またまた楽しいですね。
団子の串を突き刺してしまいキムくん、可笑しすぎー!
どーしてこういう発想が出来てしまうのでしょか。羨ましい。
ショーコ様
「今夜は寝かせねー」エピソード2・コムちゃんかわいいー!!
私も一緒にワイワイしたいですぅ。
タニくんとキスしちゃったんですね。でも、かわいいから、OKですね。
次は、ぜひワタルくんと・・お願いします。
ワタリカ・コム? No: 776
投稿者:ベン 01/12/29 Sat 01:19:46
調子に乗って続けちゃいます。というより、最初から続けるつもりだったの
ですが、なんですかさっきはぜんぜんここに入れなくって。家の問題かしら?
年末年始はもっと混んじゃうかな。
・・・
リカの燕尾の妄想から抜けきっていないというのに、目の前にイカシたギャン
ブラーに立ちはだかれたワタル。
うっかりリカと目を合わせてしまい、貧血と寝不足も加わりもう心臓バクバク
である。
知ってか知らずしてか(確信犯の可能性大だが)リカの一本釣りウインクが
もろにワタルを直撃した。
「ドッシーーンッ!!」
地響きと大音響をとどろかせ、わたるの体が床に崩れ落ちた。
「おいっ、ワタルっ、どうした!!」
思わぬワタルの反応に半分嬉しいリカ。
「おいおい、まだ補強したばかりなんだぞ~」
床をさすりながら半泣きのトド。
ワタルが倒れたというニュースはまたたく間に屋敷中に広まった。新聞は3日
かかるが、こういう話は瞬時に隅々まで行き渡る。
「リカがつにワタルを襲ったらしい。」
「いや、ワタルがリカを襲おうとしてボスにはり倒された。」
「ワタルがタニに手を出そうとしてリカに半殺しにあった。」
「いや、リカのマネをして屋根の上で踊ってて落ちた。」
当然コムの耳にも届いた。
「えっ、ワタルさんが大出血で死にかけてる!?」
ワタルの部屋に入ったコムが目にしたのは、真っ青な顔で横たわるワタルの姿
とベット脇で泣きはらした赤い目のトドだった。
「ワタルさんっっ・・・どうして・・・ああっ!!!」
リカがそっとコムの肩に手を触れた。
「(悪いな、俺やっちゃったよ)コム・・・。」首を横に振るリカ。
「そっ、そんな・・・ダメなの?(ワタルさん助からないの??)」
「ああ。(俺がウインクで撃墜しちまった。)」
「ワーーーッ。ワタルさんっ!!!」
「コム。(ワタルが俺に参ってるからってそう泣くなよ・・・)」
コムはもう目を開けないかもしれないワタルにすがって泣き崩れた。ワタルの
土気色の唇に、涙でびしょびしょの唇と頬を寄せ、今まで叶わなかった熱い口
づけを交わした。
「ワタルさんは勝手だ。ポーカーに勝ったらなんて、そんなのワタルさんが決
めたことじゃないか・・・。僕はそんなの、どうだってよかった。いつも・・・
いつもワタルさんが欲しかった・・・。ずるいよ・・・。
なのに一人で逝っちゃうなんて。」
『いやっ、別に鼻血出してぶっ倒れただけで、まだイッチャッテはいねえぜ。
それとも俺のウインクでイッチャッたか?ワタルの奴?』
コムの情熱的な口づけでワタルの顔に血の気が戻ってきた。
無意識のうちにワタルも口づけを返す。
ハッとしたコムは嬉しくて、そのままワタルの情熱を受け入れる。ワタルの手
がコムの細い体を抱きしめ、いつの間にかワタルと並んでベットに上がっている
コムの体中をまさぐりだした。そうこうするうちにワタルはもうコムの上に覆い
被さっている。
『リカ、行こう。』
『ああ。よかったな、ワタル・・・コム・・・』
出て行きかけた轟とリカの耳に信じがたいワタルの言葉が飛び込んできた。
「ああ~~っ、リカあああ」
「バッシーーーーン」
「ドテッ」
唖然とする轟達の横を信じられない早さでコムがすり抜けて行った。
わけのわからないうちに張り手を食らって、ベットの向こうで床に伸びている
ワタル。
「ああ~~~、また床があ・・・」
屋敷中の床が底抜け脱線ゲームにならないうちに補強を早めねば・・・「床補強
大急ぎ特急便」の料金表を見ながらソロバンを打つ轟はまた半泣きだった。
ちょっぴりお仕置き No: 775
投稿者:投稿初心者 01/12/29 Sat 00:55:49
突然ですが、お正月数日来られないなぁ~~と思ったら
手の方が勝手に暴走しまして…
初めてなんですが、ちょこっと書かせて下さいね。
ずっと、わかってはいてもワタルとリカの行動に共に胸の痛いコムとタニ、
なんだか親近感が湧いてしまっています。
ある日、二人は決意しました。
ワタルとリカが食事をとりに食堂へやって来たところへ、
声を揃えて話しかける(なぜか手までつないで)
『僕たちもう我慢の限界です。これからはお二人ご自由にして下さい!
(すでに充分に自由な行動はとってます)
僕たちも、これから好きにします
あっ!カップル組み替えたらちょうど良いんじゃないですか??じゃっ!』
呆気にとられる二人を残して、やっぱりお手々つないで出ていく二人…
二人の行く先は誰も使っていない部屋…
中から漏れ聞こえる声は、ため息混じり…
『あっ!ダメ!そんなとこ…』
『いいじゃない!』
『だってぇ~~』
『あぁっ コムさんこそ、ダメだよ~』
ドアの前で、拳を握りしめていたワタルと
そこに自分も混ぜて欲しいと思ってしまったリカ
『おまえらぁ~~~!何やってる~~~!』
『あっ!ワタルさん!リカさん!』
二人はベッドで仲良くトランプで七並べ中…
『リカさん酷いんだよ!タニ君ズルばっか!』
『えぇ~~!コムさんこそ~~』
二人があわてて来てくれた事で気が済んだコムとタニは
無理矢理にワタルとリカも誘って七並べで夜が明けていきます。
どうもお邪魔しました。
気が済んだので、またロム専に戻ります。
あぁ~~3日の夜にしか、もうPC開けないの~~
年末年始もよろしく! No: 774
投稿者:ごんた 01/12/28 Fri 23:56:23
ライターの皆様、ご苦労様です。楽しませて下さり誠に感謝です。
>836番様
リカタニの一週間、少しシチュエーションを変えられたのですね。
いずれにしても、期待しております。
>ベン様
黒燕尾ダンスおよび後日談最高です。笑えるワタリカも是非また。
バレバレだとは思いますが、ワタリカ&リカタニ愛好家です、私。(笑)
だって、野獣も純愛も男の友情もハーレクイン(?)も楽しめて
盛り沢山なんですもの。楽しみにしてまーす!
あ、トドさんがらみも、ワタコムも好き・・・。
↑結局、何でも好きらしい・・・。
明日からビックサイトでは・・・ No: 773
投稿者:管理人 01/12/28 Fri 23:55:17
冬コミですねー あー 行きますよ管理人は 2日とも・・・。
元旦のXdayの時見れない方 いらっしゃるのですかー
でも いろーんなパターンのXdayでお願いします。誰かいても良いのでお願いします!!
あー ワタルの苦悩ですねー。いいですねー
そうそう ミズゆうかが出来ましたねー でも今回はなーんにも絡んでませんよね。芝居でもショーでも。
ちょっと 直ちゃんだして絡ませてあげたい気がするが(うっ 想像しただけでも鼻血が・・・)
やっぱりゆうかも受けね。
いきなりバリ編 No: 772
投稿者:ワタコム応援団に入ります 01/12/28 Fri 22:37:27
「お前、飯、食べてないんだってな…」
ワタルの言葉に、コムは恥ずかしそうにワタルから顔を背けた。
ワタルはコムの両肩に手をかけて、コムの顔を覗き込み
「ちゃんと食べないと、身体に毒だぞ…」
ワタルはやさしく笑った。
「……ごめんなさい」
コムは小さく呟いた。
二人は黙ったまま、互いを見詰めあい、時間だけが流れていった。
「あの…」
二人そろって言葉を発する。
「なんだ?」
「ワタルさんこそ何?」
また沈黙が続く…
「俺…」
「僕…」
また同時に話だそうとする…
コムがクスクス笑いだした。
「二人して、何やってるんだろうね…」
「そうだな…」
「あれ…何時の間にか日が落ちてる…」
「本当だな…」
「そろそろ夕食の時間だね」
「そうだな…」
また見詰め合う二人…
コムの部屋の外では、マヤが先ほどからウロウロしていた…
夕食に準備が出来たのだが、二人に声かけて良いものかどうか…
そんな所に熊が来た…
「パォン、パォン(腹減った…)」
「あ、ごめんね、熊のご飯忘れてたね…、今あげるから、ちょっとまっててね」
コムがそとから聞こえた熊のなぎ声に反応した
「あれ?今すぐそこで、熊の声がした…」
「熊?犬の鳴き声じゃないのか?」
「(クス)あのね、デッカイ犬なんだけどね、名前が『熊』なんだよ」
「熊…?」
「もしかしたら、マヤちゃんが食事の支度が出来たって呼びに来てくれたのかも…」
「俺が見てくるよ」
ワタルがドアを開けると、マヤが馬鹿でかい犬をあやしてた…
「あの…食事の支度が…」
マヤがドアから顔を出したワタルに恐る恐る声をかけた
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
♪HT♪様へ
続きをどうもありがとうございます
あのお願いがあるのですが、お買い物に行ったぶんちゃんに
ワタル氏の着替えを買ってきていただけないでしょうか?
着の身着のまま何も持たずに屋敷を飛び出してきたもので…
「愛セレ2001」まだ公開中 No: 771
投稿者:0番 01/12/28 Fri 21:25:43
めでたくかよこちゃんの「やめちゃ……やだ」第一回拝聴のまとぶん、自分で
言わせておきながら魂が離脱しかけるのを、必死で耐えますこらえます。
本当にどこにも傷が残っていないか確かめたくて柔らかな肌をくまなく探って
いくと、上気した体がうっすら汗ばんできます。
硬質な宝石のようなかよこちゃんが、あでやかに咲き誇る花へと変化していく
さまは、死ぬほど見てきたまとぶんでもまた死にそうなほど。いったい何度
臨死体験をすれば気が済むのでしょうか。
折れそうな細い首に唇を這わせ、強く吸うとくっきり刻印が残ります。
小さな痛みに、かよこちゃんとぎれとぎれに何か言いたそう。桜色の唇に耳を
近づけると、はっきりと、
「もっと…つけて…おまえのだって…わかるように」
頭の先からつま先まで、全部おまえの印をつけて。
そうささやいて、かよこちゃんまとぶんの首にすがりつきます。
ぴったりと重なった胸の鼓動が同じくらい早くて、理性の糸が切れそうな
まとぶん、ありったけの理性を総動員してかよこちゃんを離します。
なんで?と無言で聞いてくる澄んだ瞳にくらくらしながら、かよこちゃんを
ビデオカメラの方に向かせて体を開かせます。
「……やっ……」
今更気づいたわけじゃありませんが、あからさまに撮ってますと言わんばかりの
体勢に、全身で恥じらうかよこちゃん。せめて顔だけでもと背けてみても、
まとぶんに無理やりカメラの方を向かされて、感じている表情を撮られっぱなし。
仕返しにほどよく筋肉のついた肩に噛みつくと、なぜだか嬉しそうなまとぶん。
「感じると、肩に噛みつくんだよなあ、かよこは」
そうこともなげに言われて、なぜかぽんとベッドに軽く戻されたかよこちゃん。
「イヤなら、やめるか……?」
さっきも聞いたこの問いに、かよこちゃんの中で何かがはじけ飛んだようです。
何度も舐めて、赤く濡れたように光る唇から、本日第二回目のご披露。
「やめちゃ……やだ」
その瞬間、広大な轟邸のあちこちで、ワタルくんの野生の咆哮やら、リカちゃん
を制止するタニちゃんの半泣きやら、「おまえもあれくらい素直になってみろよ」
「意地悪……っ」とかいうあさこちゃんとオサちゃんの痴話げんかやら勃発した
ようですが、すでに世界は二人のために。
この部屋以外のどこで何が起ころうと、それは単なる雑音に過ぎません。
まだやってるのか~?と引かれてしまいそうなノーカット。多少前の分と重なる
のがノーカットっぽい(笑)
それにしても皆さん、H場面の描写がお上手ですねえ^^;こんなにだらだら
続けてよいものか……私(泣)ドキドキさせるような場面、書けたらいいんです
けど^^
ワタリカ・トド No: 770
投稿者:ベン 01/12/28 Fri 20:46:44
今日は盛りだくさんですね。力作揃いで、これからも年末年始楽しみです。
・・・
善良な市民の皆さんのカンパのおかげで、事務所の床も豪華鉄板三枚重ねで
補強された。ワタルとリカには内緒だったが(多少は加減して欲しいので)、
今後二人がしけ込みそうな場所は順次補強していく予定だった。
久しぶりに黒燕尾姿を若い衆にも披露できて(しかもくららと並んで)リカは
満足していた。ミズからは個人指導の申し込みも来ていた。
一方、ただ一人、リカの黒燕尾を見損なったワタル。さすがに連日連夜のポー
カーで疲れ果て、昨日は休日の朝寝をめいいっぱい楽しんでいたのだ。
「どうして誰も起こしてくれなかったんだ~!! っきしょー!!」
そうでなくとも辛抱たまらんのに、轟にリカとの関係を一括され、コムとち
ゃんと向き合うつもりでますますポーカーに打ち込んだ結果がこれだっ。
「くっそ~、リカの腰クネクネダンスだと~!?(くう~、見てえ~~)
悩ましい顔で胸全開だと~(ジュルッ)、それも2回も。右、左1回ずつ景気
よく、ガバガバッと・・・」
「ブーッ!!」
考えただけで勢いよく鼻血が吹き出した。
黒燕尾のリカに飛びかかり、縛り上げたり、はり倒したり。で、全開のシャツ
の前を引きちぎったり、殴ったり、のしかかったり・・・。
ワタルの妄想がそこまで進むと、出血多量で目の前が暗くなってきた。
「やっぱり、あの二人、隔離まではやりすぎだったかな・・・」
轟はワタルのそんな姿が不憫に思えた。が同時に脅威を感じてもいた。
できるだけ早く屋敷中の床と壁を鉄板で補強しよう。轟はソロバンをはじくと
大きなため息をついた。
「どうしたんです、ボス? まだ顔色がすぐれませんね。」
リカがきどった足取りで事務所に入ってきた。
今日はギャンブラーファッションだ。片手は軽くポケットに、もう一方の手で
ソフト帽を粋に胸の高さに持っている。
「(全く、どこまでキザな奴なんだ。)ああ、リカ、おかげさんでな。昨日は
随分ハデにやってくれたなあ。」
「えっ、あ~、はいっっ。」
誉めてくれと言わんばかりのリカの得意げな笑顔に、さすがの轟もクラッときた。
「また一段と男前な着こなしになってきたな。だがせっかくの燕尾を脱いじゃ
いかんだろう、脱いじゃ。組の若いモンがマネでもしたら危険じゃないか。」
「いえ、ボス。あれは俺のこだわりですから。」
「まあ、リカ、お前だからあれでいいんだが・・・とにかく、若い連中には
正統派の黒燕尾を教えてやってくれよ。」
「わかりました。ボス」
と、その時、中庭をのぞき込んでいたリカの顔色がサッと変わった。
「ミズっ、あんのヤロ~~」
リカの視線の先には厨房チームのやんやの歓声の中、ミズとキムが黒燕尾を
床に投げつけたり、不自然に胸をガバッと開く練習をしていた。腰のクネクネ
にいたってはまるで形になっていない。
「お前らあ~!!、へたクソ~~!! 脱ぐのは百年早いだろーが!!」
「プッー。」轟は吹き出していた。
こちらもレスだけ No: 769
投稿者:836番 01/12/28 Fri 20:31:14
>ショーコさま
や~ん、かわいい! タニちゃんとコムちゃん!!
もって帰りたいっ
>ももんがさま
新カップルの登場ですね。つづき楽しみにしてます。
>HTさま
『死んでも死んでもお墓から掘り起こしてしまって成仏できないかなー。』
お気持ち分かります。わたしも誉め出すと口がとまらなかったりして…(^^ゞ
>あおさま
そんなパウチ写真ならわたしが携帯したいです。タニちゃんも危ない因子は持ち合わせていますね~、さすが
>いちごさま
お戻り戴けて良かった。雪だるま様、捕獲成功しましたわっ*^-^* v
シークレット vol.3 No: 767
投稿者:ももんが 01/12/28 Fri 19:11:22
年末年始、PCの前からいなくなるので、一気に
書いちゃいますね。良いのだろうか・・・これで。
=================
ゆうかちゃん、地道な努力が実って最近では番犬
レオンの面倒を見るだけでなく、厨房の雑用も色々
こなしているのだ。今日も朝から忙しい!
ねったんさんに言われた用事を済ませて、廊下を
厨房に向かって急いでいると、ふいにギュッと腕を
つかまれて、側の部屋に引きずり込まれた。
「うわあーーーーーっ!」
壁に身体を押し付けられて、強引に唇を奪われる。
「んん・・・。」(誰?や、やめて。。。)
突然の事に声も出せない。(息が・・・できない・・・)
長いキスの後でやっと解放されると、
「お前さー、俺の事避けてるだろっ!」
「ミ、ミズさん・・。」「そんなことないですよ。
最近忙しくなったんですってば。ほんとですって。」
ゆうか、ほんのり赤くなって必死の弁解。(かなりヤバイ・・・)
「ふーん。。。じゃあ今からつきあえ!」
すでにゆうかのブラウスのボタンは外されて、
すっとミズの手が差し込まれた。
「うわぁ。ミ、ミズさん、ここじゃまずいですよー。」
「大丈夫だよっ。この部屋、誰も使ってねーもん。」
「でもぉ・・・。」(もう覚悟を決めるしかない・・)
ゆうかはそのまま床に押し倒された。
ミズの甘美なキス。それはだんだん激しくなり、
ゆうかの意識が遠のきそうになる。
細い指先が肩から胸へ、そして腰へと降りて愛撫の手
に力が加わる・・・・ゆうかは声をあげそうに。
「あぅっ・・・」
と、ミズの手が口をふさいだ。
「お前、声出すなよ。誰かに聞かれちゃマズイからな。
俺の立場はまだ不安定なんだから・・・・。」
そう言いながらも愛撫の手はゆるめない。
意識がぼーっとし始めたゆうかは、ゆっくり頷いた。
そうして自分の手首を噛んで、押し寄せる官能の波に
絶えるしかなかったのだ。
鮮やかな手つきでベルトが外されて、抗う事も許されず
ズボンは一気に引きおろされてしまった。
======================
スイマセン。肝心なところ書けなくて。これ以上は無理かな。
二人の情事はあくまで秘密!ってわけにもいかないか。
彫り師のあさこちゃんに椿彫ってもらおうかなー、なんて。
色々考えつつ・・・。また来年。
もう少しバリにいさせて・2 No: 766
投稿者:♪HT♪ 01/12/28 Fri 18:49:58
「お前達、さがっていいぞ」部下を部屋から追い出したのる似の男。
二人だけになった部屋の中、ぶんは目に涙を浮かべながら話し掛ける。
「ねぇ、のるさんでしょ・・・」
のる似の男はぶんの声を無視し、いきなりぶんの唇を奪った。
「ちょっと・・・待って」
その柔らかな感触、滑らかな舌使い。慣れ親しんだのるにそっくりなのに
この人は何も言ってくれない。
(でも、でも・・・)ぶんは自分からのる似の男の首に手を回し
蜜のような一時に身を任せてしまった。
ベッドに運ばれたぶんは脱がされながら、澄んだ眼でのる似の男を見つめ続ける。
「何かしゃべってよ」
それでも一瞬手を止めただけで自分の服を脱ぎにかかった。
(あっ。あの傷は、あの時の!)
のる似の男の胸に深い傷跡をみつけたぶん。
記憶の糸がピーンと張り詰め、震え出す。
青ざめたぶんに男は初めてそっと微笑んだ。そしてぶんを優しく抱きしめる。
「何も言えない立場なんだね」
男の胸に顔をうずめたぶんは傷跡にそっとキスした。
「ごめんね、僕のせいで・・・」ぶんの言葉に答えるように男はぶんの
首筋に胸に熱い刻印をつけていく。
「あっ」ぶんがのけぞると、男の手は更に下へと移動していく。
「あああっ」喘ぎ声が艶めかしく響くと天性の魔性がめざめたぶんの反撃。
のる似の男の腰から細い指を這わし、甘い吐息を耳に吹き付け舌を絡める。
お互いのものを刺激しあい、全てを忘れて見つめあい、絡まりあう心と体。
が、やはり最後は負けてしまうぶん・・・
「もう、我慢できないよ。来て!」
のる似の男は全身の力を込めてぶんの中で溶けていった。
ぶんもまた、天にも上る気持ちで意識が薄らいでいった。
ぶんはかすかな意識の中で「ぶん・・・」男がつぶやいたのを聞き逃さなかった。
(やっぱり、のるさんだったんだね・・・)
「ぶん、ぶん!大丈夫か?」そこには心配そうなずんこの顔があった。
「どうしてここに戻ってるの?」
「俺がカッコよく救出してやったと言いたい所だけどな、『人違いでした』って
丁寧に送り返されてきたんだよ」
「それじゃあ・・・」
「あれ、首の所、赤くなってるぞ。乱暴にされたのか?」
「ううん。覚えてないけどどこも痛くないし」
のるの事は自分だけの心にしまっておく方がいいんだ。
「あ~良かった!無事に帰れて。ずんこぉー」ずんこに抱きつくぶん。
「?」ずんこはさっきまでのぶんとは違う香りにちょっと戸惑ったが笑いながら
「心配させやがって~。飯でも食おう」
「ずんこの奢りね」
「仕方ない、今日だけだぞ」「やった~♪」
その頃、こむとわたるはまだ見つめ合っていた。ここでは平和な二人だ。
それともあれはほんの束の間の情事だったのか。
明日はこのバリでどんな事件が起こるのだろう・・・
。。。。長々と失礼しました。堅苦しくてありきたりでごめんなさい!
お正月に皆さんのお話、ゆっくり読み返して勉強し直したいです。
りかタニの一週間vol.2 No: 765
投稿者:836番 01/12/28 Fri 18:30:48
タニが妙にため息ばかりつくので、厨房チームは気が気でない。
りかが部屋にいるからと、お休みさせてあげる手はずだったのに
なぜか仕事に出てきて、ため息をついているとあれば
これはもう、何かあったに違いない。
厨房チームは聞いちゃいけない、触れちゃいけない、と思いながらも
興味津々で今日一日中タニの一挙一動を追っていた。
休憩時間にお茶を飲みながら
ふーーーっと、ひときわ大きなため息をつくタニ。
いつのまにかテーブルにはみんなが集まって
みたらし団子を食べながらお茶を飲んでいる。
「りかさんって…」
タニがため息をついて一言。
(おっ!)
(来た!!)
みんなはすぐにタニの言葉に集中する。
「なんで…」
(ゴクリッ…)
「…あんなに素敵なんだろう…」
(はあああああーーー??)
キムは団子の串がのどに突き刺さったらしく
床をのたうちまわっている。
「あの、タニくん…今日はどういう…?」
キムののどから串を抜き取ってやりながら
ねったんがおそるおそる聞いてみる。
「だって、りかさんって、背も高いし、なんかスマートで、
足も長くて、指も長くて、声も低くて色っぽいし…」
一気に捲し立てるタニ。
(おいっ!! のろけてんのかっ!!?)
ミズの手の中で団子の串がバキッと折れた。
「それに、ア、アレ……だって…すごく……」
タニ、真っ赤になるくらいなら、そんなこと言い出すなっ。
一同一気に白けてしまい、壮などはテーブルを離れてしまった。
「あの…タニくん? いったいどうしたの?」
それでも優しいねったん。つられて真っ赤になってはいたが
タニに悩みがある(もの)なら聞いてあげようと、
キムののどに消毒薬を吹きかけながら
とりあえず話の先をうながす。
「なんでりかさん、
俺と一緒にいてくれるんだろう…?」
「俺のどこがいいのかな?」
悩んで(?)ため息をついていても、
どこかがどうにもしょーがなく輝いてしまっているタニ。
一同思わずほほえんでしまう。
黙って、うんうん、よしよし、とうなずきながら
タニの頭をみんなでガシガシとなでた。
その夜部屋に戻るとりかはもうガウンを着てくつろいでいた。
「あの、りかさん、ただいま…帰りました…」
「ああ」
いつもなら帰ってくるりかを出迎えるのは自分なのだが…
そして、その場合はドアまで走ってくるのだが…
(そりゃ、りかさんが走ってきてくれるわけはないよな)
タニはなんとなーくぎこちなく
りかの座っているソファまで行った。
りかの横に座ると、自然にりかがタニの腰を抱く。
「タニ」
「はい?」
「おまえな、やっぱり明日から仕事休め」
りかはタニの顔を見ずに言った。
「え? だって…」
「おまえが部屋にいると
仕事がはかどらないかと思ったんだけどなぁ」
りかはちょっと笑って
「いなきゃいないで、気になるみたいだからなあ」
「…りかさん…」
「まあ、そんなに急ぎの仕事があるわけでもねぇから。
あと6日くらい、一日中側にいろよ」
「う…うん…」
タニはちょっと涙ぐんでしまったのを
りかに見られないようにうつむいた。
嬉しかった。
今朝からのもやもやが、一気に晴れたような気がした。
りかタニの一週間vol.1 No: 764
投稿者:836番 01/12/28 Fri 18:30:10
りかが一週間事務所に行かないで、自室で仕事をする。
タニは朝から浮き浮きだ。
いつも昼間は別々のところで仕事をしているが
りかは今日から一週間は部屋で仕事をするらしい
タニは厨房チームのはからいで
一週間お休みをもらっていた。
(今日一日どうやって過ごすんだろう、俺たち。ふふふふっ)
と、タニは朝から顔が笑いっぱなしだ。
朝食を終えるとりかはコーヒーをもって
ベランダに出た。
ベランダのイスに座っておもむろに書類を取り出して
読み始める(<だから、極道がなんの書類を…)
30分待っても、1時間待ってもりかは書類に没頭している。
「あの…りかさん?」
しびれをきらして、タニが声をかけると
「ん? あ、なんだ、タニ。おまえ仕事行かないのか?」
「あ、うん…だって、りかさん部屋にいるから、俺…」
「ああ。いいぜ、俺にかまわなくて。
俺は仕事してるんだしな、おまえも仕事があるだろう。
気にしないで行っていいぜ」
思いがけなくクールな言葉にタニは内心びっくりした。
「あ、そ、そーなんだ?」
「ん? そのかわり、早く帰ってこいよ」
そういうとりかは腕をのばしてタニの首を引き寄せると
かわいいキスをひとつした。
タニは、なんだか変な気分ながら
もそもそと黒いジップアップの冬の制服に着替えることにした。
「あの、じゃ、行って来ます」
着替え終わって、なんだかなーとは思いながら、
タニはりかの方を振り向いた。
りかはベランダの日溜まりの中に座っている。
光をうけて茶色い髪の毛が透き通り、とても綺麗だ。
真剣な横顔、書類をめくる白く長い指、
足を組んでいるそのスラリとした膝下の長さを見て
タニの胸はきゅ~んっとなった。
(りかさん…素敵だ…)
いまさらながらりかに見とれるタニ。
りかは、視線にきづいたのか
タニが身支度を済ませて出かけようとしているのを見て
「じゃあな、タニ。しっかり働いてこいよ」
と、今のタニには眩しいような笑顔を見せた。
タニの悩み・・どうなるんだ No: 763
投稿者:あお 01/12/28 Fri 18:17:11
その夜も、悶々とした考えを頭の中から振り払うのに、必死のタニ。
リカを見るたびに、あの写真のリカが重なって見える。
(あ~~、どうしようーーーもう~~)
そんなタニの思いも知らずに、シャワーを浴び終わり、
そろそろ寝るかなとベッドに座ったリカ。
(リカさん・・・)
タニは、リカの前へ進み、手を取った
(こうやって、まず、手を後ろにまわして・・・縛るのかなー・・
あ、最初から僕が後ろにまわってないとダメなのか?)
タニは、そのまま、リカの胸に顔を埋める形になった。
(あ、これじゃ、ダメじゃん・・・)
「おい、タニ・・・」
「え・・・?」
「何やってんの、お前・・・」
リカは後にまわされた手を、ぐっと戻して、タニをそのまま、抱きしめた。
「久しぶりに、思いっきりやるか?傷も、痛まなくなってきたし」
(え・・え・・そういう意味で、やったわけじゃなくて、
ちょっと、予行練習というか、あ・・あの・・・)
タニは、そのまま、ベッドに倒されリカの熱いキスを受けながら
遠くなる意識の中で、考えた。
(やっぱり僕じゃ、まだダメだーー。)
写真は、パウチされ、なぜかそのまま、タニの宝物で、お守りとなった。
そして写真を1枚取られたワタルは、そんな昔々に撮って、隠しておいた事など、
すっかり忘れていたので、1枚、無くなっても、気づかないのであった。
もう少しバリにいさせて No: 762
投稿者:♪HT♪ 01/12/28 Fri 17:25:08
ワタコム応援団に入ります様、私の心はバリの雑踏の中にはまってます。
ギャグをかましてしまったぶんちゃんの続き、書かせてもらっていいですかー?
。。。こむとわたるが意外とあっさり仲直りしてしまって、ぶんは拍子抜けして
しまった。「一肌脱いでやろうと思ったのになー」
ずんこが言う「やっぱりバリの開放的な雰囲気がそうさせたんだろ」
「じゃ、ずんこ。買い物でも行こう」
「自分の荷物は自分で持つか?」
「ハハ。オッケー」
バリの陽射しが容赦なく色白のぶんに照りつける。
「ずんこー。バリって暑すぎるよー、休もうよー」
「文句言わないの。とどさんへのお土産、早く買いたいんだろ」
「うん(目を輝かせて)そうだったね。今頃何をしてるかな」
道端に露店が並ぶ小道に出ると麦わらを深くかぶった男たちが何やら
ぶんに話し掛け何かを手渡した。
「何?ふうん。巻きタバコ・・・」くわえてみるぶん。
「危ない、やめろ!ぶん」
ずんこが止めたときは既に遅く、ぶんはふらふらと地面にくずれる所を
男たちに担がれ連れ去られてしまった。
ずんこは男たちに羽交い絞めにされながら叫んでいた。
「ぶんー!!」
その頃、こむとわたるはまだ二人で部屋にいた。
ミルクを口移ししてもらい、少し元気になったこむはただ嬉しそうに
わたるを見つめ、わたるも今までになく素直な優しい目でこむを見つめている。
あと半日はこの状態が続きそうだ。コマ送りしてもまるで静止画像のように
動かないだろう、二人の世界はゆっくり流れているようだ。
ぶんが連れ去られた所は南欧風のしゃれた建物だった。
(薄汚れた廃墟に連れて行かれるかと思ったけど・・・)
男たちは後部座席からぶんをそっと降ろし、丁寧に屋敷に連れて行く。
(どこかに売られるにしては丁寧な扱いだな・・・)
南国特有の赤や黄色の花、生い茂る椰子の木の庭が一望できる大きな窓を背に
ここのボスは座っていた。外が眩しすぎて直ぐには目がなれないぶん。
(ボスってどんな奴だよ!とどさんが知ったらただじゃ済まないんだからな!)
「・・・え?のるさん・・・?」
あまりに似すぎていた。色は浅黒く前より筋肉も逞しくなっていたが・・・
のる似の男がいう「ほほう。上等だ」
「僕の事、覚えてないの?のるさんじゃないの?」
ぶんは死んだと聞かされていたのるにそっくりな男が目の前にいることが
たとえ夢でも、たとえ極悪人だったとしても、嬉しくて涙が溢れてくるのだった。
。。。ごめんなさい、ごめんなさい、またのるさん出しちゃった~。
死んでも死んでもお墓から掘り起こしてしまって成仏できないかなー。
ホント皆様の流れに反してしまって面白くないとおもうんだけど
もう少しだけあとで続き、書かせて下さい。。。
>ももんが様 No: 761
投稿者:keiko 01/12/28 Fri 15:38:23
ゆうかちゃん出てきましたね。
ももんが様ありがとうございます。
お相手はミズくんなんですね。
続きが気になります。
私は今日で年内のお仕事が終わりで
次にここに来れるのが年明けの4日です。
その間にたくさんの書き込みされているんですよね。
楽しみです。
それでは皆様良いお年をお過ごし下さい。
シークレット vol.2 No: 760
投稿者:ももんが 01/12/28 Fri 14:31:02
ミズは何事にも一生懸命なゆうかが気に入った。
まだまだ少年のように微笑むゆうかゥゥ時々みせる
男っぽい振る舞いゥゥ。首から肩にかけての線が
なめらかで、吸い寄せられそうになる。
あの日以来、ミズはまるで獲物を射るような視線で
ゆうかを見つめてしまうのだ。
ゆうかもそれが解らないほど鈍感ではない。
今日もミズさんと視線が何度も合ってしまうのだから。
(良いのかなぁ。。。やっぱマズイよねぇ。。。ぼ、
僕って狙われてるよねー絶対。。。でもミズさんなら
良いかなぁ。。。)
そんな事を考えていると、なんだか震えてきてしまう。
今も厨房に残って、食器を片付けているゆうかの
後ろで、窓際の椅子に足を組んで座るミズさんが
ジッと見ているのだ。
(な、なんかかなりヤバイ状況だよなぁ。。。)
(視姦されてるみたいで怖いよー。。。)
「おい!ゆうか。まだ食器片付けてるのか?」
「うわぁっ!!」
突然声をかけられて、お皿を取り落としそうになる。
「何やってんだよ。もうそれくらいにして、皆がテラスで
待ってるよ。お茶にしようぜ。」
「タニちゃん。。。」「う、うん。すぐに行くよ!」
「あ、ミズさんこんな所にいたの。お茶にしようよ!」
何故ミズがここに居たのか何の疑いも持たないタニなのだ。
「ああ。」
ミズはゆっくりと立ち上がって、ゆうかの側に歩いてくる。
(ミ、ミズさん。。。)固まるゆうかちゃん。。。
「早く来いよ。先に行ってるぜ。」
ミズはゆうかの腰を軽く掴んでグッと引いた。
「は、はい!」
二人が仲良く厨房を出て行くのを、ゆうかは心臓が
破裂しそうなくらいドキドキしながら見送った。
タニの悩み?・・・2 No: 759
投稿者:あお 01/12/28 Fri 13:14:54
リカの昔の写真、おそらくタニには見られたくなかったであろう、写真を
偶然とは言え、見てしまい、さらにそれを1枚、取ってしまったタニ。
(どうしよう・・・ワタルさんに気づかれないように、戻しておくか・・・
でも、そんなに何度も部屋へ行くような理由なんて作れるわけないし。
見つかったら大変だ)
タニは今のリカを、あの写真のようにしてみたい思いがわきあがってきて、
それを消すのに、必死だった。
(何て事、考えてんだろう、僕は・・・。せっかくケガが治って
帰ってきたのに。
一度、やってみたら、気がすむんだろうか。でもリカさんを
あんなふうにするなんて、今の僕ができるわけがない。)
(そうだ、組は解散してしまったけど、まだ〇岡組の若手が残ってるって
言ってたな。キリやんに頼んで、手加減してもらいながら
リカさんを・・・いやいや、そんな事、頼むわけにはいかない。
若手達が本気になっちゃったら、困るし。)
「タニ」
「タニくん・・・」
「タニってばぁーー」
「え、何・・」
「手が止まってんだけど・・・何、さっきから
気難しい顔したり百面相やってるの?」
「早くやってくれないと、今日は仕事がたくさん、たまりこんでるって
言ったじゃん」
「時間までに、終わんないよ」
壮や、キムたちが、ちょっとキリキリしながら文句を言う
「あ、ごめん、ごめん・・・」
タニはあわてて、仕事の手を早めた・・・が、すぐにあの写真のリカが
頭の中に浮かんでくるし、実際にポケットに入ってる
写真を取りだして見てみたくなるしで仕事が手につかず大変だった。
タニの悩み? No: 758
投稿者:あお 01/12/28 Fri 13:04:28
書いては見たものの、どうしようかなーと、思っていました。
でも、今年に書いた物は今年のうちに・・・で、出してしまうか・・で
思い切って投稿!
¢¢¢¢¢¢
タニは毎月、組員に届く本、「極道の友」(何それ・・)を各部屋に置いて
まわっていた。
ワタルの部屋の本棚に入れようとした時、上から古い1冊の本と共に
数枚写真がパラパラと落ちてきた。
その本に挟まれていたようだった。
早く元通りにして出ていこうとしたタニは、その数枚の写真を見て、固まった。
そこには、あらわな姿で縛られ、苦痛に顔をゆがめている男の姿が
写っていた。
「リカ・・・さん・・・?」
そこに写っていたのは、少年の面影がまだ残っているような
若い頃の写真だったが、確かにリカだった。
木に縛りつけられている写真。体中、何重にも縄が巻かれ木の枝に
つり下げられている写真、そんなリカの写真が何枚もあった。
タニは、無意識のうちに、1枚取り、胸のポケットにしまった。
「こ、こんなの取って、僕は、どうしようと言うんだろう・・・」
残りの写真をあわてて本の中に入れて元通りにすると、急いで
ワタルの部屋を出た。
自分の部屋に戻ってきたタニは、胸の鼓動が早くなるのを
感じていた。
そーーーっと写真を出し改めて見てみると
今のリカとは、むすびつかなくて視線をそらしてしまいたくなるような写真。
でも、今のリカでも見てみたいような姿の写真。
ほーーーっと、大きくため息をつき、写真をまた胸のポケットへしまった。
自分に、こんな感情が生まれるとは、思いもよらなかった。
「おい、タニ・・・」
うしろからリカが呼びかけた。
「ひゃっ!」
「何て声出してんだ、まだ、そこにいたのかよ。仕事あるんだろ、
さっさと行けよ」
「うわーー!、リカさん、あ、あ、そうだ、早く行かなきゃ怒られる・・・
い、行ってきます」
タニはあわてて、ねったん達のいる洗濯場へ走って行った。
シークレットラブ vol.1 No: 757
投稿者:ももんが 01/12/28 Fri 12:06:31
冬晴れの空気が凛としたある朝。。。
ミズは身体慣らしに、轟邸に続く森にある湖まで
ランニングしてきた。湖面に朝日がまぶしい。
小石を拾って投げてみる。何度も水面を切って、
小石は遠くへ消えていくゥ。
「ウデは落ちてないな。。。」
「ぱおん!ぱおーーーん!!」
静粛を割って、向こうから何かやってくる。
番犬のレオンゥゥ?!後ろに何か引っ張ってるゥゥ?
ミズを見つけたレオンが喜び勇んで駆けてくるではないか。
レオンは水の側に急停止すると、引っ張れてた物体が
湖にゥゥ?!?
慌てて水はその物体を掴んだ。
「ゆ、ゆうか!」「何やってんだお前。」
「す、すいませーん。や、やっと止ったぁ!」
「お前傷だらけじゃないかゥゥ大丈夫か?」
ゆうかは汗だくになって、息も絶え絶えである。
だが首筋に落ちていく汗が何とも艶かしい。。。
「おい、見せてみろ。」
ゆうかの腕から血が滲んで白いシャツを赤く染めていた。
ミズはシャツの袖をめくると、血が滲んだ傷口を口に
含んで吐き出した。
「ミ、ミズさんゥゥ。すいませんゥゥ。」焦るゆうか。
白いハンカチで傷を被うと、ギュッと止血した。
「ミズさんありがとう!」
ゆうかが顔を上げると、ミズの妖しい瞳が見つめていた。
「ゆうかゥゥ。」
ミズさんの細い手が頬にそっとふれた。
後ろは湖だから、ゆうかに逃げ場はない。
そしてミズは一気にゆうかを抱きしめると唇を奪う。
「うぅ。。。」
ミズの甘美なキス。。。それはやがて激しいものに
変わっていった。ミズの手がシャツのボタンにかかった。
「ばおおん!ばおおおーーーん!!」
今まで大人しくしてたレオンが急に吠え出す。
(俺の前でへんなことするじゃねえよ!)
「くっそー、レオン。良いところなのに。」
ミズはようやく、ゆうかを解放した。
「ゆうか。今度はレオンは置いて来いよ。」
「・・・・。」
真っ赤になってうつむいてるゆうかを置いて、
水は何事もなかったかのように館に向かって歩き出した。
管理人様。。。練習のつもりで書いてみました。
皆さんの邪魔にならないように、まだ書かれていない人
にしてみたのですがゥ。勝手してすみません。
ダメだったら削除してくださいね。
今日はヒマなので、一日構想を練りつつ書いてみよう
と思いました。ほんとダメだったら削除して下さい。
おかしいー No: 756
投稿者:ベン 01/12/28 Fri 00:58:23
>ショーコさま
なんて可愛いらしい、微笑ましい小さな野獣達。
私もドサクサに紛れて.....みたいです。
そういう「今夜は寝かせねー」だったのですね。
ワタルのドスのきいた声、私もコムと一緒に
「キャーー、ワタルさん、カッコイイ!」
と叫んでいました。
私も一編書くつもりで前に書いたレスを削除しましたがミスって消してしまい
ました。管理人様、無駄に使ってごめんなさい。
ワタコム応援団・今夜は寝かせねー・エピソード2のつづき No: 755
投稿者:ショーコ 01/12/28 Fri 00:39:15
「オレ?!」
「タニさん、ホラ上手じゃないですか........が」
「えっ、だけど、あれって酔ってた時だし、リカさんに叱られるし....。」
「まあまあまあまあ。」
どこからともなく、ビールからワインからウイスキーからサワーから
どっと一気に盛り上がり、
「キャー、コムさーん、オレにまかせてー。」
「ヤダ-、タニ君たらー。」
と、すっかり酔ってしまっている二人。
しっかり、抱き合っって、アッツーいキッス。
(えっ?タ、タニ君って、すごーーい。)
(チョ、チョット待った!コムさーん、オレ教える必要なんて、ぜんぜん....)
いつまでも、キスしたまま離れない二人に、ねったんと
キムが両方からひっぱって引き離す。
「ダメ-、今わかんなかったーー」
「オレ、まだ何も教えてなーーい」
と言って、また、両手を大きく広げて抱き合っちゃう二人。
「コムさん、ダメですよ。」
と、泣きそうなねったん。
「ねったーん、だーーいすき!」
と抱きつくコム。
ドサクサにまぎれて、タニとキスしてるミズ。
「おい!こら、お前ら!!」
その時、ワタルのドスのきいた声が響き渡った。
「そこに、一列に並べ!」
「キャーー、ワタルさん、カッコイイ!」
「コ、コム、酔ってるのか?」
「ウフ、今、タニ君に教えてもらったよーー」
「タ、タニ、お前何を、コムに...」
ワタルがタニにつかみかかりそうになった時、
「ちょっと、待った!」
「り、リカ.....」
「リッカさーーーん。おかえりーー。コムさんってすごいんだよーー」
「タニ、だから、酒は飲むなって」
リカとワタルが、それぞれに酔っ払ったタニとコムを片手で抱きかかえ、
憮然として皆を見据え
「お前ら!覚悟しとけよ。反省するまで、今夜は寝かせねー!。」
ワタコム応援団・今夜は寝かせねー・エピソード2 No: 754
投稿者:ショーコ 01/12/28 Fri 00:34:12
エピソード1をよんで笑ってくださった方、ありがとうございます。
私こんなしょーも無いことは、浮かんでくるのですけど........
もしかすると、Xday望んでなかったりして(ウソ)
では、皆様の秀作の影でひっそりと行きます。
**********************************
コムは、悩んでいた。
あの日、ワタルがあの部屋に飛び込んで来た時、
二人で抱き合って、今までのわだかまりなんて
何も無かったんだと思えたのに......
平和な日々が戻ってきたら、これまでと何も変わらない.....。
「ハ~~~。」
長いため息が、コムの愛らしい唇から洩れた。
「オ-ゥ、何しましたか?」
ちー坊が、それを聞きつけて尋ねる。
「ううん....うん....ねぇ、ちー坊、僕って、魅力ない?」
「そ、そんなこと有りません。」
ねったんが、すかさず答える。
「ありがとう、ねったん。優しいね。」
「コムさん、どうかしたんですか?」
「うん...僕....きっと僕じゃだめなんだよね。」
「ワ、ワタルさんのことですか?」
ねったんの問いには答えず、また長いため息をつくコム。
「オゥ、私思います。コムさん、清い、過ぎます。」
「??」
「もっと、誘わないといけない、思いまーす。」
「誘う?」
「ちー坊さん、あんまり余計なこと言わないで下さいよ」
と、ねったん、チョットおかんむり。
そこへ、タニが爽やかに登場。
「ナニ?ナニが余計なの?」
「タニさんには関係有りませんよ。」
と、ねったん。
「ううん。ちょうど良かった、タニ君には、聞きたいことが.......」
「なんですか?僕で良かったら、なんでも聞いてください。」
タニ、お日様の笑顔。
「えっとー、タニ君ってー、リカさんに.......時、...どう.....」
この『......』の多い会話。
が、しかし、ほんのり頬を染めているコムを見て、
経験では自分の方が上と自負しているタニ、すぐにピンと来て
「どうって言われても......リカさんが『タニ』って言って、僕が
『リカさん』って言って、それから......」
おいおい、それじゃ答えにならんだろうが.....と思うギャラリーが
周りに集まりだし、
「だいたい、ワタルさんは野獣って言われてるわけで、
そういう人に立ち向かうには、やっぱり.....」
「やっぱり?」
いきなり熱く語り出すキムに、驚いて壮が聞き返す。
「やっぱりそれはそれなりに......」
経験の浅いキム、それ以上語るべき事が見つからない。
「ダレカ、参考になる人イマセンカー?」
「それは、なんてったって、リカさん!」
とタニ。
「タニさん、それって喧嘩売ってるんですか?」
ねったんが、慌ててささやく。
「アッ、えっとー、ブンさんとか。」
「オーゥ、ぶんさん、アダルトでーす。」
「ブンさんかぁ.....僕あんな風に色っぽく出来ないし....」
「それを、何とかしなくちゃ、しょうがないんじゃないんですか。」
ねったん、なんとなく破れかぶれ的雰囲気。
「つまり、きっかけが大事なんで......」
「キム君、きっかけって?」
「えっ、つまりえっと-。」
「ワタルさんがー、コムさんを.....たくなるような.....」
まったく今日は『........』の多い会話。いろいろ入れてみてね。
「ブンさんじゃあ、アダルト過ぎるから...ここはやっぱり
手近なところで、タニさんに。」
いちごさま No: 752
投稿者:傷心者 01/12/28 Fri 00:29:37
最近ご贔屓さんのよからぬ噂を聞いて
落ち込んでいます。。。
もう某ホームページには寄り付かない!
ここが現実を忘れさせてくれる唯一の場所です(笑)
お待ちしていました。
また書いて下さいませ!
ハ~~~(^^)ため息が、アダルト風 No: 750
投稿者:ショーコ 01/12/28 Fri 00:19:49
あのー、なんと言って良いか......
今日の皆様、すごい!!
いちご様。お願いです、ワタコムにも愛を!
こういった、思いきり大人なワタコム読んでみたい(^^)
836番様。ワタコムに、優しいお気遣いを、ありがとうございます。
ワタリカって、この危ういギリギリなところが、とても魅力があると思うのです。
何だか、こんなにHな関係なのに、熱い男の友情感じてしまうんですもの。
その辺が、書き手の皆様のお上手な所なのでしょうね、といつも感心しています。
0番様。自給自足、したくない気持ち、よく分かります。
出来たら、私もお手伝いして差し上げたい、が、しかし
私の力では、150年ぐらい及ばないんです。天才は孤独な物と思われます(^^)
ベン様、いっぱい、笑わせていただきました。
今日はドキドキ系が多かったので、何だかホッとした気分(^^)
ワタコム応援団に入ります様。ワタル君の口移しのミルク......
コムちゃん、良かったね、って思わずにっこりいたしました。
ワタコムXdayは、バリコースの方が早い?かな?
華子様。トウコちゃん、かしげちゃん、帰ってくるんですね。良かった(^^)
勝手に旅立たせてしまったので、申し訳けないなあって思っていました。
この二人にも、愛が生まれているようなので、幸せな気分です。
ワタコム、グズグズしていられませんね。
Xdayがんばりましょう、って何をがんばるんだか(^^)悩む~~~~~
トウコとかしげ~2人の旅路2?~ No: 749
投稿者:華子 01/12/27 Thu 23:27:53
別荘で迎える数日目の朝
トウコが作った朝食を食べながら、不意にかしげが言った。
「ねぇ、帰ろう。」
「うん?帰るって何処へ?」
「帰るって言ったら、家に決まってるだろう。」
と、かしげは不思議そうにトウコを見詰めた。
「俺には、帰る所なんて無いから、帰るなら1人で帰れ!」
不機嫌に言うトウコ。
「いいじゃん。あの家、あーんなに広いし僕の部屋だって
2人で居ても平気だし、、それに、、」
「それに、なんだよ。」言いよどむ、かしげを問い詰める。
「それに、コムの事も分かるじゃないか!」
コムの事を言われて、トウコは戸惑い、黙り込んでしまった。
「コムの事が分かれば、何か合った時、直ぐに助けられるだろう。
別に僕は、気にしないから、、。」
そう言って微笑むかしげの横顔は、美しかった。
そういうかしげが、愛しく感じてしまったトウコ。自分でも驚いていた。
かしげの瞳を真っ直ぐに見返すトウコ。
意志の強さを示す凛々しい瞳のトウコ。
そのトウコの気持ちを見透かしているのか、かしげは甘えた声で言った。
「ねぇ、帰ろう。」
「おまえ、そう簡単に言うけど、俺はあそこの住人じゃないんだ!」
「大丈夫、僕がトド義兄さんに頼むから。
僕の頼みは何でも聞いてくれるしね。」
かしげは、子供のようにはしゃぎながら、
トウコに抱きつき、そっとキスをした。
唇をゆっくり離したかしげ。伏せられた瞳から、一筋の美しく光るものがあった。
「どうしたんだ?かしげ?」
「僕、今まで誰かと一緒に居たいと思った事は、無かった。
一時、自分の遊び相手で、好きな時に、好きなようにって思ってきた。
でも、トウコとは、一緒に、、ずっと一緒に居たいと思ったんだ。
自分に素直でいられるから、トウコが素直にならせてくれるから。
トウコが、まだコムの事を忘れきれないのも知ってる。でも、それでも
いいんだ。コムをいつまでも思っているトウコも好きだから、、。
だから、一緒に帰ろう!」
そこには、妖しくキレたかしげは、もういなかった。
「ああ、わかったよ。」
トウコは、答えると優しくかしげを抱きしめていた。
***************
ということで、この2人を轟邸に戻したかっただけなのでした。
あの邸内での絡みに、この2人もいたら色々とおもしろいし。
(何が面白いのやら、、)ただ、ややこしくなるだけのような気もしますが、
さあ、トウコも邸に入れた事ですし(勝手に思ってます。)そろそろ
ワタコムXDayですね。うーん、楽しみ。
年越しで、除夜の鐘を聞きながら、、??やっぱりクリスマスの方が
雰囲気があったかしら、、。
ワタコム応援団の皆様、XDay頑張ってくださーい。(^^)
長々と、失礼致しました。
リカくらら No: 748
投稿者:ベン 01/12/27 Thu 23:05:24
>ワタル・・チェ・・剃り跡も青い小坊主がウヨウヨしてると思ったノニヨォ!!
野次馬さま、この一行で、妙にドキドキ。
年末にきて今日のこの濃厚さ。ホントに鼻血と動悸で具合悪くなりそう。
いちご様の第1部第2部、私もまだまだだと思い知らされました。
久々にエッチなしでいってみたいと思います。
:
:
ワタルとはお預けの今日この頃、おかげで体だけはなんとか調子良い。
柔らかな日差し差し込む休日の遅い朝。部屋にはバロック音楽ととタニの入れ
るコーヒーの芳香が漂っている。
「ふううっっ・・・ぐああ~~」
大きく伸びをしてサテンの部屋着に手を伸ばす。
裸の胸にヒンヤリとした生地の感触が心地よい。
リカはテーブルに着くと新聞を手に、入れ立てのコーヒーを口に運ぶ。
熱い液体を喉に流し込むと、ふとリカの視線が部屋をさまよった。
「んっ?くららは?」
ソファーにもクッションの上にもくららの姿がない。
ギイーッッ、ベランダの戸が風にきしんだ。
「くらら!?」
リカが慌ててベランダをのぞき込んだ。鉢植えが揺れているだけだった。
「くららっっ!!」
リカは恐々ベランダの下の中庭をのぞき込む。くららの姿は無い。
ホッとして戸を閉めようとしたとき、「ミイ~」かすかな鳴き声が聞こえた。
「ん??どこだ?くららか?」
再びベランダに出ると屋根を見上げた。「ミイ~」屋根の雨どいに引っかかっ
ているらしいフサフサした毛の塊が見える。「ミイ~(痛い、助けて)」
「すぐ助けに行くっ!待ってろ!!」
そう叫ぶと何故かリカはクローゼットに突進した。
引っ張り出したのはナンと黒燕尾である。
「リカさん!?」パニックでついに頭に来たか?と慌てて止めにかかるタニ。
が、さすがに燕尾服には年季の入ったリカである。
あっという間に早変わりを済ませ、鏡に向かって「フッ」と決めのポーズまで
取ると屋根裏への階段を一気に駆け上っていった。
「くらら、動くんじゃないぞ。ジッとしていろ」
屋根によじ登ると、リカはおもむろに燕尾の上着を脱ぎ捨てた。
すでに中庭に集まりだしたギャラリーの間から歓声と拍手が上がる。
「ならわざわざ着なくっても・・・」
ねったんにはまだ男の美学がわからないようである。
何故かタイをほどき、シャツの胸をぐっと開くリカ。
静まりかえった中庭からは「ごくっ」と音が響く。
切ない表情でくららににじり寄りながら、更に大きく胸元を大全開させるリカ。
中庭では早くも失神者が出た模様だ。ドクターも出動している。
腕まくりをしながら、腰をクネクネさせ屋根をすり足で進むリカ。
ただ今男の色気を猛勉強中のミズは、時折「ズリッ」とよだれを拭いつつ、
カウントを取ってリカの一挙手一投足を必死にメモしている。
「ミイイ~~~」リカの姿に興奮したくららがもがいて雨どいからずり落ちた。
「!!!」
大きくターンするとリカの腕がしっかりとくららの小さな手を捉えた。
「おおお~~~」
どよめきと共に割れるような拍手。クララを胸に高く抱えると、リカは片手を
挙げ、バレーダンサーのように優雅なお辞儀をした。そしてバッタリと倒れた。
リカは高所恐怖症だった。
:
:
ちょっと中途半端で終わっちゃった・・・
ただ黒燕尾のリカさんに踊って欲しかっただけなの・・・
は、鼻血が。。。 No: 747
投稿者:ももんが 01/12/27 Thu 22:34:42
マ、マジで鼻血がでた。。。。うわっ!!
皆さん、すごすぎますぅ。
私的にはかなり、0番様がツボに入ります。
ドキッとしてしまうんですもの。
「愛セレ2001」楽しみです!
年末年始、盛り上がりそうで嬉しいわ。
ROM専 No: 746
投稿者:会員NO-AA 01/12/27 Thu 22:31:54
皆様凄すぎる
もう読むだけで精一杯です
でもお礼だけは言っておかないと
とっても遅くなりましたが
Z様 「あさ/おさ初めての夜」ありがとうございました
幸せになって良かった! しかも2パターン!
でもそれから二人が登場しないのは何故でしょう?
バス旅行にも連れてってもらえないようだし
完結してしまったのでしょうか
カナリアのプロローグ観て思ったんですけど
やっぱりおさちゃんは虐められキャラがお似合いですよね
黒のあさこちゃんに白のおさちゃんで・・・
あの場面でこんなこと考えたのは私だけじゃないはず・・・
皆様お願いです
もう無理やりおさちゃん誘拐事件おこしちゃってでも
あさ/おさ登場させて下さい
他の登場人物ともからませて欲しいし
それからもちろんラブラブの続きも読みたいで~す
自分で書けないのに希望ばかりですみません
でもでもどうかよろしくお願い致します
期待しています
お願い&お礼 No: 745
投稿者:836番 01/12/27 Thu 22:28:36
>華子さま
そ~ですよ~っ、お願いですからワタコムを進めてくださいまし~。
そしたら「ほんの少し眼を通す」どころではなく、
もう何度も何度も読んで頭にたたきこませて戴きたいものと、切に…!!
ワタルが一番好きなのはコムなんだ!
ってところをアピールしてください!お願いしますっ。
でないと…わたしのワタりか、ちょっと危ない…
しばらく書くのやめとこー。
>ワタコム応援団に入りますさま
どんどん進めてくださ~い。以下、上記参照。
>雪だるまさま
助っ人ありがとうございました。
まずはいちごさまの捕獲はできたものかと…(^^)
トウコとかしげ~2人の旅路?~ No: 744
投稿者:華子 01/12/27 Thu 22:15:23
何故か、演歌のお題のようになってしまいました。
とにかく、トウコちゃんとかしげちゃんを何とかしたいと思って、、。
力作揃いの中では、恥ずかしいのですが、意を決して書いちゃいます。
********************************
(あの爆発でトウコは死んだものと、例の屋敷の者には思われているようだ。
もう、探される事はないだろう。)
2人は、何処に行こうかと散々迷ってが、結局かしげの別荘に行く事にした。
(私は、何故か別荘が好きです。それは、2人きりになれるから、、)
食事も済み、暖炉の前でくつろいでいるトウコ。少し、ボンヤリしている。
そんなトウコの後ろに寄りかかって来たかしげが、声をかけた。
「トウコ、何を考えてる。」
「うん、別に・・」
「コムの事。分かるよ。でも、吹っ切れたんじゃなかったの?」
「あ、あー」
ぼんやりするトウコに、突然、かしげは叫んだ。
「じぁ、今度は僕の事を見てよ!僕だってコムと同じくらい綺麗だよ!」
「そんな、、」
と、話そうとするトウコの唇を塞いだ。かしげとの初めての夜が、蘇る。
トウコは、激しく体をぶつけて来るかしげを押し倒していた。
かしげの美しく透き通る肌。憂いを含んだ瞳が妖しくトウコを誘う。
その体に、トウコは優しく唇を這わせる。滑らかな感触。
かしげも思い切り体を開き、トウコを受け入れていた。
一瞬、かしげに浮かんだ妖しさも、トウコの前では素直になって行く。
かしげは、身も心もトウコに預け始めていた。
“かしげ、お前が俺にはあってるのかもな。”
トウコは、自分の前で素直になって行くかしげを
少しだけ愛しいと思い始めていた。
~~~~~~
と、こんな詰まらないお話しですが、もうちょっと続きます。
ダラダラとすいません!!
いきなりバリ編 No: 743
投稿者:ワタコム応援団に入ります 01/12/27 Thu 22:10:48
『今日は何日かな…』
コムはベットの上に横たわり、ぼんやりと天井を見つめてた。
何もするきも起きず、食べるきも起きない。
ベットの脇には、マヤが夕食にとおかれた、食事が手付かずにあった。
『このまま僕死んじゃうのかな…僕が死んだら、ワタルさん悲しんでくれるかな…」
コムは薄れ行く意識の中で、呆然とそんな事を考えていた。
『やだなー、こんな時までワタルさんのこと考えてるなんて…』
コムの頬に涙の筋が出来た。
ガチャ、
ドアの開く音がする…
『誰だろう…マヤちゃんが食器取りに来たのかな…』
コムは目をつぶったまま、ベットに上で動かずにいた。
コムの身体を誰かが、抱き起こした。
『え…』
コムの唇に柔らかなものがそっと触れ、コムの口の中に
ミルクが流れ込んできた。
コムはそのミルクを飲み込む。
『この感覚…もしかして…』
コムは目をそっと開けた。そこには、恋焦がれた、ワタルの顔があった。
「ワタルさん…」
「コム…」
「やだ、僕ったら、ワタルさんに会いた過ぎて、ワタルさんの幻覚まで見えるようになったのかな…」
「馬鹿…、本物だ…」
ワタルは包み込むようなやさしい笑顔でコムを見つめた
「ワタルさん…」
コムはそのままワタルにしがみつき、ワタルの胸に顔をうずめた
ワタルはコムのことを力強く抱きしめた。
ドタンバタン…
「痛いなーーーーーー、ずんこーーーーこの馬鹿犬何とかしてよーーーー」
外でワタルとコムの様子が伺っていたブンが熊に飛びつかれて、凄いいきよいで、部屋の中に
雪崩込んできた…
コムは、ブンを見て、久しぶりの笑顔を見せた。
ブンはばつが悪そうに
「コム、ちゃんとご飯、食べなちゃ、だめだよ」
と言い、部屋を出ていたった。
ワタルとコムは顔を合わせ、互いに照れ笑いをした。
*************************
皆様のご期待に応えて、ブンちゃんにちょっとギャクをやって頂きました。
私のワタ×コムは、だらだら続きそうです。
やはり尼寺 No: 742
投稿者:野次馬 01/12/27 Thu 21:24:59
野郎が居ては(すみません。お坊様方)まともに座禅なんぞ出来ようか・・・。
煩悩寺のユラ尼僧の元、轟組がお世話になる事になりました。
ユラ尼は、一ヶ月間、毎朝嬉々と素振りで鍛錬。
多分、全員を終始叩き放しになるであろうから、筋トレですね。
当日、尼寺とお達しが有り、大騒動に・・・。
トド・・・こいつらには、丁度良いだろう。フフ。(オマエも座禅組むんだぞ)
ワタル・・チェ・・剃り跡も青い小坊主がウヨウヨしてると思ったノニヨォ!!バキッ!!壁にパンチ(破壊ばかりのお方ね・・・)
りか・・・なり切り極道の名に掛けて、1回も叩かれない・・・アイツ以外に暴力受ける筋合いネエヨ・・・。
ブン・・・平和な一夜になるね。で、翌日は~~~輪を掛けて凄いんだろう、皆。
コム・・・一日だけ仏に身を委ねるのもオツだね。(アンタって・・・)
ねったん・・一汁一菜だよね。素朴な中に、きっと何かが有る精進料理、今後の参考になれば、イイナァ。
マトブン・・へっ、矢でも鉄砲でも持って来いってんだ(ヤケです)
カヨコ・・・尼寺かぁ~~。のほほん。
ちー坊・・・尼さんって、海に潜ってぇ、貝とかぁをとるヒトですね~~(うん、日本語難しいもんね。ヨシヨシ。ねったんに教えてもらいなさい)
タニ・・・・尼さんの被り物の下には、毛が本当に一本も無いのかなぁ・・・。
皆の胸の内は、逆巻いて・・・。でも、各々好きな格好で、二台にバスに乗り込みます。
いつも、状況説明で終ってスミマセン。
後、よろしく。
えーと、ここまでは書いとかないと No: 741
投稿者:0番 01/12/27 Thu 21:19:19
>耶悉茗様(字、合ってます?)
私のどこが師匠と呼ばれるにふさわしいのかわかりませんが、呼ばわってくださる
なら、「愛のセレブレーション2001」続けてください(笑)
そしたら私、自給自足じゃなくなりますから^^;そんで読むだけになれる(笑)
>ショーコ様
自給自足を私の芸風(?)にしないでくださーい(必死)^^;
いえ、自分で言っといてナンですが、どなたか「愛セレ2001」書いて
くださってくれればこんなにありがたいことはないんですけど、なんだか、絶対、
皆さま妙~な遠慮をして書いてくれなさそうな、そんないやな予感がするんです
けど……。
自分で脱げって言っただろ?
これ以上あの世の入り口を見たくないまとぶん、姫君もろともシーツの海に
ダイビング。
残りの服は足で蹴飛ばし、ベッドの下へ。
ようやく見ることのできたかよこちゃんの肢体は、どこを見てもきれいなミルク色です。
ワタルくんのつけた烙印も傷跡も何一つ残っていない体を抱いて、まとぶんそっと
つぶやきます。
「よかった……」
いやまだ何も終わってないでしょ、まとぶん。(そういう意味じゃないって)
「あんたがこわれなくて、よかった……」
こわれないよ、と笑おうとしたかよこちゃん、まとぶんの指の行方にびくんと
体を震わせます。
指がたどったのは、なめらかな胸の、心臓の上です。
いちばん傷がひどかった場所は、やはり何も残っていません。
それでも記憶は残っているかよこちゃん、身をよじらせて逃げようとします。
それを強く引き寄せるまとぶん、
「オレだよ…抱いてるのは、オレだ。
それでも、イヤか?イヤなら、やめるか……?」
その声にはっとしたように現実に戻ったかよこちゃん、全身を桜色に染めながら
例の一言。
「やめちゃ……やだ」
とまあ、ここらへんあたりからようやく轟邸のビデオは始まってるわけです(笑)
それにしても書き込みが多くて、毎日書いてもすごい間があいてる感じですね。
>Keiko様
続けていただいてありがとうございます。ゆうかちゃんがなかなか出てこない
のは、やはり本命の相手がよくわからないせいでは?^^;
ミズくんとかがその手の話になかなか絡まないのも、そこらへんじゃないかと
思ってるんですが(笑)
そのわりに出番が多いのは、最初に厨房というか、繕いものメンバーに
入れちゃったせいだと思われます。ゆうかちゃんも入ります?^^;
気にさせてしまって、、、 No: 740
投稿者:華子 01/12/27 Thu 20:42:07
836番様
気にさせてしまって、ゴメンナサイ!!そんなつもりではなく、ただただ
楽しませて頂いてるのです。お詫びにというか、勝手にと言うか、ただいま
ワタコムの構想?(そんなかっこ良いものではないですが、、)を考えています。
その時は、ほんの少し眼を通してくださいませ。
いちご様
すごーい!!凄過ぎ!PC見ながらしばらくの間、気を失っていました。
まだなんか、ドキドキしてます。こんな思いにさせて、そのまま、さよならは
ないですよねー。また、次を待ってます。(^^)
で、なんか私の方は、今ちょっと皆さんに圧倒されて書こうか、どうしょうか
迷ってます。皆さんの素晴らしさに参ってます。ま、たまには駄作もあって良いでしょうか。
読みたい・・・ No: 739
投稿者:チルチル 01/12/27 Thu 20:25:23
ああ皆さま楽しすぎる~。
徹夜でポーカーしていたワタコム、爆笑!Xデーも待ってますっ(爆)。
836番さま、そんな反省なんて~。
去りかけているいちごさまの後襟の辺りをひっつかんで引き戻してみたい・・・という表現がステキっ!ぜひ、ひっつかんで引き戻してください。
管理人さま、ワタりかの恋愛もの読みたいですぅ~。
あのね、コムちゃんとワタルが恋人でない、別な次元のお話ってことにすればいいのでは?
わたしもさすがにコムちゃんを待たせてりかと恋愛、ってのは「いい加減にせえよ、ワタル!」
と思うので・・・。パラレルワールドで。ねっ。
トドの忠告 No: 738
投稿者:836番 01/12/27 Thu 19:01:09
>華子さま
ぎくーーっ、わたしのワタりかのせいで
ワタコムXdayが遠のいちゃったりしたんでしょうか?
ちょっと気になってしまったので
こんなもの書いてみました。
でも、変だったら無視してくださってかまいませんので。
+++++++++++++++
泣きそうな顔のワタルを残して
りかはとっとと事務所に戻っていった。
廊下に立ったままワタルは
今まで味わっていたりかの唇を思って
自分の唇にそっと指を這わせてみた。
「おい、ワタル」
その様子をじっとみていた轟が
ワタルに近づき、声をかけた。
「あ、はい?」
「おまえ…」
「?」
「余計なことかもしれんがな、おまえ…」
「え…?」
「……おまえとりかのことな。
今おまえたちに俺がふたりになるなって言っていることも含めて、
この邸内では知らない奴はいないぞ。わかってると思うが」
「…」
ワタルは轟が何をいいたいのか真意をはかりかねた。
その顔を見て轟は、ふーーっとため息をつくと
ワタルの肩に手をおいて
「ま、いい。りかと一週間離れてる時間をやったんだ。
少し考えてみろ」
そう言うと歩きだしたが、
2、3歩行ってから立ち止まり、
「ワタル。コムはもうお人形じゃないぞ。
眺めてかわいがってりゃいいってもんでもなかろう」
「ま、おまえらの勝手だがな」
柄にもないことを言ってしまった、と苦笑して
轟は去っていった。
ワタルは
ワタルはといえば
う~ん、ワタルがどんな顔をしているのか、
残念ながらここからは見えない。
当たり前ですよー No: 737
投稿者:管理人 01/12/27 Thu 16:52:16
削除なんてなんでするんですかー
会社で鼻血でそっ とか思いながら 見てました。
もー 最高ですねー 久々 トドぶん。
わたる 頑張ってリカゲットしてねー
そうそう りかワタは野獣でなく恋愛がいいのだけど 書くとこの板が総崩れですものねー。
でも 見たいんですけどね(笑)
もう ノルさんは亡くなった方になってるので ノルぶんが見たくても無理ですねー。
樹里をさえ以外との情事 は見てみたいですね
なるちゃんとか どうですかねー??
凄い!いちごさん! No: 736
投稿者:雪だるま 01/12/27 Thu 16:29:51
キャ~!ぶんちゃんと共にいってしまいそうでしたわ!
いちごさん有難うございました!
ねったんはその後どうしたんでしょうね?
836番さま、私も及ばずながらいちごさんの前に
立ちはだからせて頂きます。
うわぁ~…… No: 735
投稿者:836番 01/12/27 Thu 16:23:59
いや、まさか…削除なさいませんよね。管理人さま。
いちごさん、す、す、すごいです。
「さよならっ」と去りかけている貴方さまの
後襟の辺りをひっつかんで
引き戻してみたいと思います。
う~ん、すごい…
レス・オンリー! No: 733
投稿者:華子 01/12/27 Thu 14:57:19
0番様 「愛セレ2001」始まりましたねー(^^)
何度も巻き戻して見ちゃいました?違った、
何度も読み返しました。ぜったい、このまま、
はしょらずに行ってくださいませ(懇願!)
ショーコ様 おもしろーい!可笑しすぎてまたまたPCの前で
怪しい人になっていました。私も厨房のメンバーよろしく
耳を澄ませ、刺激的なセリフに釘付け。そして、大爆笑でした。
ワタコムXDay・期待してますだなんて困ってしまいます。
あまり、期待しないでくださーい。(^^;)
836番様 ワタリカには、また笑わせていただきました。笑いジワが、
深くなりそー。どうしてこの2人は、こうなちゃうんでしょう?
(でも、楽しーい!)こんなワタルくんで、ワタコムXDayは、
迎えられるのでしょうか??
いちご様 やられちゃいました。トドブンの世界に嵌ってしまいます。
早く続きをーー!!
No: 732
投稿者:くーろ 01/12/27 Thu 13:42:56
私の書く轟はどうにもこうにもなんとかが頭につく程真面目らしく、マイナス思考もたっぷり
(は書き手の責任?)なので、楽しい話になりません(((((^^;
あのときは、轟と右手達(りか&わたる)をまとめて、ベットで~野獣の再教育!(笑)っとか
思って書き出したものの、ちっとも進んでくれませんでした(涙)
野獣の原点は轟か?とも思ったので、3人の過去から派生させようかと、気を失ってもらった
のにねぇ…。何も解決せずに暗闇の中を駆けずり回るだけじゃぁ可哀想なので、救ってやって
下さいませ、いちご様。よろしく~~。
そう言えば、設定だけ書いてお任せっぱなしの旅行ネタはお寺の名前にお困りでしたか??
ま、こんなお寺じゃ、絶対俗世の垢は落とせませんねぇ。(笑)
濃愛夜山梵ノ憂寺(こうやさんぼんのうじ)
寿手羅無和尚(すてらんおしょう)
次のお宿は、「源氏物語」で各部屋には姫(推薦受付中)を置いて、
ひかるの君(募集中)があっちもこっちも~~手を出して歩く(((^^;
なんて事ばかりは浮かぶんですけどね。
それもこれも、ワタルのオデット姫が忘れられないせいです(爆)
いちごさま No: 731
投稿者:836番 01/12/27 Thu 13:25:42
おおおおおーーーっ!!!
すごいっ! すごいですっ!
これで第1部ってことは、第2部はどんなことに??
待てませーーん!早く~っ(<うっ、リクエストの仕方まで
ピンクになってしまった)
いちごさま No: 730
投稿者:雪だるま 01/12/27 Thu 13:22:05
たまらなくなって、ロム専だったのに出てきました。
需要が無いなんてとんでもない!
ずーと楽しみに待っていました。
早く第2部載せて~(ハート)
たのしい~★ No: 728
投稿者:KARARA 01/12/27 Thu 12:43:42
こんにちは、みなさま。
面白い話しがドンドン出てきて、この調子じゃ正月はどうなるんでしょうね。
しかし私は、正月をはさんで29日からPCの前から消えます。。。。
あぁ~、読みたいのに・・・・・。3日までよめません。
楽しみにしているので、頑張ってください!!!!(^^)
オデットワタル!いいですね~。私も行きたかったです。
ポーカーに夢中のワタル。かわいいです~。
もう大爆笑でした~。(>∇<)〇
いつか勝つ(抱く)日がくるんでしょうねぇ。
それでは失礼します~。
おしおき中のワタりかvol.2 No: 727
投稿者:836番 01/12/27 Thu 12:29:00
若手たちは脂汗をかいていた。
このまま始められたのではかなわない。
しかし、どうもワタル、そのつもりのようだ。
りかに至っては、すでに妖しく唇をなめて
受け入れ態勢に入っている模様。
やばいっ! ボスに!ボスに知らせろ!!
若手同士で目配せを走らせ、一人がダッと駆け出していった。
「あ、おいっ!どこにも行くなっつってるだろーー!!」
そんなこと、聞いているバヤイではないのである。
そいつはそのまま一直線に廊下を走って消えていった。
(まあ、いいか、一人ぐらい)
ワタルは周りを見回すと
まだ廊下に数人の若手がいるのを確認して
廊下の窓にりかの身体を押しつけると
唇をむさぼり始めた。
久しぶりのりかの唇は甘やかで美味だ。
ワタルは恍惚となっていった。
「お、ま、え、ら、はーーーっ!!」
すっかり気持ちよくなってしまっていたりかとワタルは、
ビリビリと威嚇の空気を感じてハッと声の方を見た。
そこにはトドが腕組みをして仁王立ちになっていた。
ワタル、気を取り直し
「いや、ボス、でも俺達、ふたりっきりじゃないっすよ」
と、(俺も考えたんぜ)という顔をして
自信たっぷりに応えた。
「ばかやろう! 意識の無い奴らは数には入らないっ」
言われてまわりを見ると、廊下には
鼻血を流して気絶している野郎どもが
るいるいと横たわっていた。
(おっと、刺激が強すぎたか)
と、りかはにやりと笑った。
(ふがいない奴らだっ)
と、ワタルは舌打ちをした。
「おまえらは、残りの一週間は隔離する。
りか! おまえは事務所に出入り禁止だ!!」
りかはシレっとした顔で「はいっ」と応えたが
ワタルはほとんど泣きそうだった。
おしおき中のワタりかvol.1 No: 726
投稿者:836番 01/12/27 Thu 12:20:15
>いちごさま
前置きと本編の間に入り込んではいけないかな…と思って
一度抜いたのですが、
いいでしょうか?いちごさま。
もしや、今夜、の前置きなのかな?と思い直して
すいませんがわたしの入れさせて戴きます。ごめんなさい。
トドぶん需要ありますともーー。楽しみにしてます。
>ベンさま
いえ、謝っていただくようなことではないんです。
なんか、底抜け脱線なんとか…みたいだなぁ、と
(あああ、古いっ、古いぞっ!)
とにかく、大変光栄なことでございます。
いつもありがとうございます。
+++++++++++++++++++
2週間ふたりっきりになるな、と言われて
ワタルの落胆は大きかった。
せっかくりかが元気になって、
これで思う存分!と思っていたのにお預けとは…。
事務所も隣同士で、しょっちゅう目の前をふらふら歩くりかを見ても
部屋に連れ込んだり、部屋に押し入ったり
その他色々…、してはいけないとは、なんてことだ。
だが、轟の命令は絶対だ。我慢するしかない。
そんなワタルの気持ちを知ってか知らずか
(いや、もちろん知っている)
りかは妙~にワタルを挑発してくるようだ。
廊下ですれ違う時にも
何喰わぬ顔です~っと寄ってくると
耳元に「フッ」と息を吹きかけて去ったり
若手と一緒にばりばりと幹部の顔でうち合わせ中に
「ちょっと空気がわりーなあ」
とかなんとか言って
ワタルにとっては絶妙の角度でシャツの胸元を開いたりする。
その都度ワタルは
50、51、…103、104…と数を数えて耐えるのだった。
しかし一週間が過ぎたある日、
さすがにワタル、も~っ辛抱たまらんっ!状態に入ってしまった。
廊下ですれ違いざま、妙に身体をすり寄せて
頬が触れるか触れないかの微妙なところまできておいて
そんまますれ違おうとするりかの腕を乱暴に掴むと
唇を奪いにかかった。
りかは一瞬驚いたが、ワタルの唇を手の平でふさいで
「おいっワタル~~。だめだって言われてるだろーが~」
と、にやにや笑いながら言った。
「ばっかやろう、りか。
トドさんは『ふたりっきりになるな』と言っただけだぜ」
そういうと、ちょうど廊下を歩いていて
思わぬ事の成り行きに硬直していた若手たちに向かって
「おい、おまえら、そこにいろよ!!
絶対どこにも行くなよ!!」
と、えらいご無体なことを言い出した。
底抜けはいけませんでしたね・・・ No: 724
投稿者:ベン 01/12/27 Thu 10:42:03
>しかし、「底抜け836番」って………m(__)m
たしかに変ですね、すみません。いや、「床ぶち抜き」836番さま、と書くつも
りだったんです。すごい迫力のあるぶち抜きっぷりだったもので。
ふう、トークショー楽しかったみたいですね。私は新しいリカタニのネタ探し
に初日を観に行って参ります。最近のタニちゃんは、此処でも清々しいいい男
っぷりに成ってきたので、スカイ・ネイサンバージョンでも何か書けるかな?
ねったん・ゆうかちゃん・・・ No: 722
投稿者:keiko 01/12/27 Thu 10:04:19
0番様がかなり前にかいていた
部分(635番)の続き書いてもいいですか?
ねったんが慌ててプールに駆け込むところから・・・・
###############################
あわててプールに駆け込むねったん。
それにきがついたチー坊とミズも慌てて
駆け付けもがいているレオンくんを救助。
ねったんは意識を失っておぼれる寸前のゆうかちゃんを
無事に(?)救出できほっと一安心。
レオンくんは2人(チー坊とミズ)に体をふいて
もらい何事もなかったように庭の方に姿を消して行きました。
ねったんはまだ意識の戻っていないゆうかちゃんを
自分の部屋に連れて看病中・・・・・
「ゆうかちゃん・・・」
と優しくをかけそっと抱きしめるねったん・・・・
ねったんとゆうかちゃん再会させてしまいました。
でもゆうかちゃんなかなか登場しないですよね。
難しいのかな??
なんだかよくわからない内容になってしまいました。。。。。
ねったん、そのまま窓から飛び出してプールに駆けていきます。
レオンくんが溺れたら飛び込む宿命をしょって立つのは、初登場以来、活躍どころ
か出番も(たしか)めったにない一輪の椿の花、ゆうかちゃんだったからです。
レスだけ~ No: 721
投稿者:836番 01/12/27 Thu 08:40:21
>ベンさま 続けてくださってありがとー。しかし、「底抜け836番」って………m(__)m
>く~ろさん わたしも読みましたよ~。
残念…。つづきよろしくです。
>0番さま
真珠のボタンをシーツにばらまき、
極上の真珠の肌をさらしたかよこちゃん、
……鼻血…
いや、でも、あの、鼻血の処理はちゃんと自力でしますから、
気にせず、はしょらず、続きノーカットでよろしくお願いします。
それと、ベッドで床抜きはもちろんパート1からの転用です。
どーにも忘れられず、「あの感動を再び」…と思って使わせて
戴いてしまいましたっ。確かそのまま続けたんでしたよね、りかさん。
「みんなが見てます」って言ってるのに…。(惚れたわっ(^^))
>ショーコさま
ワタル~、そんな勝ち目のない賭してると、ギャンブラーりかが
横からとってっちゃうぞ~~(^O^) (うそうそ、うそですからね)
Xdayはどうなることやら、心配です。
>ショーコさま、華子さま
思い入れがあるからこそっていうのもあるじゃーないですか~。
しつこく期待しちゃってます~~
ぐははは♪ No: 720
投稿者:ごんた 01/12/27 Thu 01:43:44
ライターの皆様、面白過ぎです♪
皆様、天才じゃないの??
これからもよろしく、ちゅっ!
Xdayはいずこ・・・ No: 719
投稿者:ベン 01/12/27 Thu 00:40:46
ショーコさま、笑いすぎておなか痛いです。
眠らせてくれない、とか強いとか・・・
もう刺激的なセリフばっかりなのに・・・。
は~楽しい妄想で私は良く眠れそうです。
管理人さま、ワタルのオデット・・・ぷフッ。どうしよう・・・
今後活かせるか考えてみますわ。
オデット姫はワタル!? No: 718
投稿者:くーろ 01/12/27 Thu 00:37:42
管理人さまのご報告があるのでなんですが、
オデット姫が実はワタルだったとは(^^;;;思いもよりませんでした。
ということは、王子様は誰??りか!?もしや、コム!!?
トークの最中で銀橋が怖いと言う話になり、「このあいだ雪組さんの
公演でコムちゃんがおちちゃったんですよ」見たいなはなしっぷりは、
ここの作家のみなさんが聞いたら、ネタだよなぁ~とか、妄想も半分
あって、わらいっぱなしでした。
どなたか~ぜひ、ワタルのオデット姫を書いて下さいませ~~~
読んで頂いた皆様すみません~リクエスト頂いて。
図にのってとっとと復活させたいのですが、書いたのが飛んじゃった
んで(((^^;面白いのが浮かんだら又書き留めてみまーす。
ワタコム応援団・今夜は寝かせねー・エピソード1のつづき No: 717
投稿者:ショーコ 01/12/26 Wed 23:57:44
その日の夜遅く
「おい、タニ行くぞ。」
「行くって、どこに?」
「ワタルの部屋だ。」
「ワタルさんの部屋?だって、それはちょっと.....」
「正確には、ワタルの部屋の前だ。」
「えー、もしかして、立ち聞き?」
「お前、いやならいいよ。俺一人で行くから。」
「オ、オレ、絶対行きます。」
リカとタニがワタルの部屋の前に到着した時には
すでに、厨房チームが、準備万端で待機中。
「お前ら、ここで何してる。」
「オーウ。リカさんこそ用事ナニですか?」
「お前らと一緒だよ。」
「ねったん、お願いですから、キャベツと包丁離してくれませんか。」
キムがまな板でねったんのキャベツを支えながらささやく。
「好きにさせてやれ。」
ミズが千切りキャベツをいれる籠を持ちながら言う。
無言のままキャベツを刻みつづけるねったん。
「シッ!」
ワタルの部屋から、話し声が聞こえてきた。
「ワタルさん、お願い、もう寝ましょう。」
「コム、ダメダ。もう少し......」
「だって、僕もう疲れちゃって.....寝かせて.....」
「何言ってるんだよ。お前が強すぎるから、こんなことに...。」
「僕もう、止めたい。」
「頼む、もう一回だけ。」
そこまで聞こえると、部屋の中は静かになった。
ねったんは、さらに腕によりをかけて、千切りに励んでいる。
キャベツが見る見る増えて行くミズの籠。
さらに聞き耳を立てているりか達。
と、突然、
「コム!こいつ、悪魔!鬼!、どうしてお前は!」
「ワ、ワタルさん、ごめんなさい!、わっ!やめて!」
どたん、ばたんと何かが、倒れたり壊れたりする音が......。
包丁を持ったまま飛び込んで行きそうになるねったんを、
羽交い締めにして止める壮とキム。
「まったく。ワタル.....野獣め。タニ帰ろう。俺達のがまだましだ。」
「うん。オレ、リカさんで良かった。」
「ハーイ、私達も帰りまーす。」
「俺、『愛セレ2001』の予告編持ってる」とミズ。
「わっ、俺、か、かよこさんのファン。見せて。」とキム。
あきれて帰りかけた皆にさらに部屋の声が
「ワタルさん....、ワタルさんが弱すぎるんだもの。
僕のせいじゃないよ。」
「コム、分かった、もう一度、もう一度だけ、」
「じゃあ、これで最後ですよ。」
「よーし、今度こそ勝つぞ!」
「勝つ?」
顔を見合わせる、リカとタニ、それに厨房チーム。
「じゃあ、今度は、ワタルさんが配ってください。
僕がズルしてるんじゃないって、分かりますから。」
「配る?」
そこに、いづるんが、どこでも合鍵を持って登場。
無言で、ワタルの部屋の鍵を開け、
そして、そこに見たものは.........
ポーカーに夢中になっているワタル、そして、
眠くて、おめめが半開きのコム。
「ワタル.....なんでこんなことに......」とリカ。
「だって、ワタルさんが、ワタルさんが勝ったら抱いてやるって言うから。」
と、疲れきったコム。
「で、まだ一度も勝ってないってか?」
ごめんなさい。コムファン並びにワタファンの皆様。大変失礼いたしました。
私には、0番様のように自給自足は無理でございます。
どうぞ、どなたか、優しい愛の手を(^^)
華子様、期待してますよXday。
ワタコム応援団・今夜は寝かせねー・エピソード1 No: 716
投稿者:ショーコ 01/12/26 Wed 23:43:58
こんばんわ。
管理人様、わたる君オデット姫だったんですか。うれしかったでしょうね。
本人は、ハタがどう思ってようと、カワイイ女のコなんですものね。
0番様、とうとう、本編開始ですね。うれしいな。
私、カヨコちゃんに惚れちゃいそうです。困った(^^;)
836番様、大変失礼いたしました。一箇所限定だったのですね。キャ!(*^^*)
華子様、読んでいただけて光栄です。ありがとう。勝手に終わらせてしまって
ごめんなさい。トウコちゃんとかしげちゃん続けていただけるようなので
うれしいです。
わたしも、華子様と同じで、
思い入れが強すぎて、Xdayに突入できないでいます。多分描けないと思います。
だって、思いつくのって、今から書くようなことばかりなんですもの。
すみません。0番様の後では恥ずかしすぎる...........
*********************************
朝、朝食の片付けや昼食の準備で忙しい厨房。
コムが、壁伝いに歩きながら、けだるそうな様子ではいって来た。
「ねったん、悪いんだけど、僕にカフェ・オレ入れてくれる。」
「あ、コムさん、朝食はいいんですか?」
「うん、ごめん。食べたくないんだ。」
そこへ、クララのミルクを貰いに来たタニ、
「コムさん、何だか顔色悪いけど.....」
「顔色?そんなに悪い?」
「うん、透き通るみたいだ(それはそれで、きれいだけど...)
それに、目のしたに隈が出来てる。」
「クマ....そうか.....眠ってないから、夕べ。」
「眠ってない?」
聞き返したタニの言葉に激しく反応する厨房チーム。
キムは先日の事も有るので、しっかりねったんをチェック。
ねったんはとくに変わった様子も無く、カフェ・オレを作っている最中。
「うん、ぜんぜん、眠らせてくれないから....ワタルさん.....。」
「ウッ」
っと、言ったまま、お皿を洗う手がとまってしまった壮。
「オーウ!」といって、下げていた食器を落としそうになるちー坊。
「コ、コムさん、そんなにはっきり言っちゃあ、皆の体に悪い....」
と、真っ赤になりながら言うタニ。
「体に悪いのは僕の方だよ。
いつになったら、健全な生活が出来るようになるんだろう。」
ため息混じりに言うコム。
キムはさらにねったんをチェック。
とくに変わった様子も無く、キャベツを切り始めたねったん。
「オウ!、で、ワタルさんの方は元気デスかー?」
「ワタルさん?どうかなあ......すっごい一生懸命だったから。」
「い、いしょうけんめいは良いことだ。」
ミズが妙に照れながら言う。
キム、チラッとねったんを。
ねったん、真剣にキャベツ刻みを......。
「フー--。ホンとにしつこいんだよね。ワタルさん。」
けだるそうな、コム。
「ね、ねったん、そのキャベツどうするつもりなんですか!」
キムがねったんを見て叫んだ。
ねったんの前には、山のような千切りが.......
かくして、轟組の三日間続いたキャベツの千切り地獄の幕は上がったのである。
一方、轟組のオフィス。
ワタルのテーブルの前にはユンケルの空き瓶が数本。
「だいぶ、お疲れのようで」
と、からかい気味のリカ。
「ああ、寝てねーからな。この2.3日。」
「よく言うよ。」
「まったく、あいつ強えーのなんのって。」
「ブッ!」
リカが、飲んでいたコーヒーを噴き出した。
リカは一瞬、コムの消え入りそうな華奢な姿を思い浮かべて
「まさか、あいつが.......」
「リカぁ、とんでもないぞ、あいつ。」
「お前なあ、のろけたいのか、俺に。」
「のろける?それどころじゃないよ。
と、言うわけだから、当分俺はダメダ。」
「あー、分かった分かった。お好きにどうぞ。」
行きましたー トークショウ No: 715
投稿者:管理人 01/12/26 Wed 22:17:39
こんなワタルの話しですみません。
驚きました! ワタル オデット姫になってました。
バレエダンサーとのトークショウだったので なんと ワタル 持ち上げられてました!
リフトですねー。 凄かった!
白鳥の湖バックに踊りましたよー オデットわたる♪
まず もって回るリフト それから 持ち上げるリフト
わたるが初めて宙に舞いましたー 凄いー!
楽しそうでしたよー わたるは。
顔はちょっとアホな感じでしたけどねー 嬉しそうでしたー。
って 事で オデット姫になったわたる でしたー!
旅行の一泊目の寺 No: 714
投稿者:野次馬 01/12/26 Wed 21:54:53
座禅で、俗世の垢をキレイに(一泊だけよ)するんで、今寺の名前と和尚さんの名前考えて・・・考え過ぎて寝不足・・・。
誰か~~(汗)助け舟を。
はー No: 713
投稿者:ベン 01/12/26 Wed 21:54:44
ここではーはー言っていては私こそ変質者ですよね。
いよいよ公開ですね「愛セレ2001」
脱ぐまでだけで即死あり、三途の川ありですか~?その先はもう命がいくつ
あっても足りないではありませんか・・・
私もしっかり臨死体験させて頂きました。
>床ぶち抜きを覚えていただいてくださって嬉しいです^^;
はい、あまりに衝撃的だったもので。でもうろ覚えだったらごめんなさい。
確かみんなの前で続きをしちゃいそうだったんですよね、リカさん。
では、「愛セレ」もう一度コマ送りでじっくり拝見させていただきます。
>華子さま、レスして下さったのに先ほどの書き込みで抜けちゃってごめん
なさい。思いこみが強すぎると確かに書きずらいですよね。でも何編でも
何パターンでも嬉しいです。心ゆくまで、ぜひぜひお願いします。
「愛のセレブレーション2001」本編突入 No: 712
投稿者:0番 01/12/26 Wed 21:24:14
ベン様、836番様、床ぶち抜きを覚えていただいてくださって嬉しいです^^;
(あ、思い違いだったらごめんなさいね)
これに限らず、パート1での私の設定を覚えて使ってくださる方、ほんとに嬉しいです。
「瀬奈で泣いてる唐獅子牡丹(とすみれ)」とか(笑)
でもって私は私で「愛のセレブレーション2001」本編ですが、ノーカット版と
銘打ってあるだけに、冒頭から一時間かよこちゃんの寝顔が延々と入ってますので、
再生の際は皆さまご自分で早送り、あるいはスロー再生などお願いいたします
(笑)
真夜中だと言うのに照明で真昼のように明るい部屋の中、熟睡のかよこちゃんの
かわいい寝顔をまとぶん鑑賞中。
別の部屋で眠ってしまったかよこちゃんを抱えてやってきました第一視聴覚室。
まあかよこちゃんの体重はまとぶんの半分あるかないかってとこですから、大した
手間じゃありません。
本日のかよこちゃんはシルクのパジャマ上下、手先の器用なミズくんお手製。
しかし、このパジャマが大波乱の幕開けに!(ってなんでゴチ風?)
かれこれ一時間ばかりかよこちゃんの寝顔を堪能しまくっていたまとぶんですが、
はたから見たらかなりの変質者。そう自覚する前に、運良くかよこちゃんが目を
覚ましました。
あまり明るいので、細い目をいっそう細めてまわりを見るかよこちゃん。
まとぶんが視界に入ると、安心したように笑顔を見せます。
「……明るいね」
「明るいと、イヤか?」
ううん、とかよこちゃん。
「好きな人の顔は、ちゃんと見えてるほうがいい」
天使のバズーカ砲に心臓撃ち抜かれ、まとぶんあやうく即死です。何もしないのに
ここで死んだら末代までの恥、それ以前に絶対成仏できません。
「あのさ、ひとつやってほしいことがあるんだけど」
声が裏返るのをこらえ、つとめて冷静と情熱のあいだを装うまとぶん、
なあに?とか小首をかしげられて、また三途の川を渡りかけます。
「自分で、脱いで」
今まで一度も自分で服を脱いだことのないかよこちゃん、ぽっと頬を紅潮させ
ながらもイヤとは言わず、パジャマのボタンに手をかけます。
ぎこちない指先が震えながらボタンをはず……せません。
何度やってもボタンははずれず、別の意味で恥ずかしいかよこちゃん、いくら
やっても無理のようです。
最初は苦笑していたまとぶん、なにやらイヤな予感に、とうとう自分から手を
出してボタンをはずそうとしますが、ボタンはがんとして移動を拒否。
どうやらこのパジャマ、ボタンをはめるのは簡単でも、はずすのは至難の技の
よう。手先の器用なミズくんの陰湿な小細工の模様です。
「あ~の~野~郎~っ!!涼しい顔してなんて腹黒いんだっ!!」
まるで笑点の楽太郎だ、とまとぶん色気もそっけもないことを考え中。
ここで怒りに任せてパジャマをひっちゃぶくのは簡単ですが、それをやっちゃあ
野獣のワタルくんと同じです。
めくりあげてのチラリズムも結構ですが、脱がないのではなく脱げないのでは
情けないだけ。
いきなり壁にぶち当たって苦悩するまとぶんを見て、かよこちゃんちょっとだけ
逡巡し、いきなりカメラ目線でちいさく、ごめんねミズさん、とつぶやきます。
それから大きく深呼吸すると、ぐっとパジャマの前に手をかけ、思いきり左右に
引き裂きました。
真珠のボタンをシーツにばらまき、極上の真珠の肌をさらしたかよこちゃん、
あどけないほど% 82フ笑顔で、
「自分で脱げって言っただろ?」
パジャマ脱ぐのにいつまでかかってるんだ、男だろっ!と言われそうな展開で
ございますが、なにせノーカット版でございますので(笑)
でも、あまりにじれったいようなら、はしょって朝を迎えましょうか?^^;
書いて~トドさんの秘密 No: 711
投稿者:ベン 01/12/26 Wed 19:24:22
く~ろさま。消してしまったのって、あの、あの作品ではないですか!!!
楽しみにしていたのに!!「30分だけっ」っていうのが気になって気に
なって。
今頃はもうトークショー始まってるのでしょうね、ここの多くのワタルくん
ファンは行ってらっしゃるのかしら?いいな~~~私も近かったら行くのに~。
ってPCの前で遊んでる暇はあるのにね。
トークショーで新たな妄想を育んでらしたかた、よろしくお願いします!!
そしてく~ろさま。ぜひ、続きを・・・
ワタリカって、す、すごい! No: 710
投稿者:華子 01/12/26 Wed 18:59:51
836番様・ベン様
ワタリカ、おもしろすぎー!ワタルくんの元気ぶり、りかさんの
記憶の無い所。PCの前でお腹抱えて大爆笑でした。(お腹痛い!)
そして、とどめはトドさんのお仕置き。こんなド迫力のワタルくん
コムちゃんとは、どうなるのかしら?
という事で、ワタルくんとコムちゃんのXDay、書かないつもりではなく
書けないんでーす。どうも、思いが強すぎると、どうしていいやら、、。
「お正月」という事なので、少し考えて見まーす。
そして、その序章?とうい事でトウコちゃんとかしげちゃんを
書いてみようかと考えてます。今日は、ちょっと時間がないので明日
書き込めたらと思ってます。需要は無いと思うけど自己満足で書いちゃいます。
くーろ様
えー、削除してしまったんですか?もったいない。ぜひ、機会があったら
書いてくださいね。トドさんの様子が気になるので。
リカタニ No: 709
投稿者:ベン 01/12/26 Wed 18:12:00
このところリカの帰りが早い。
轟にクギを刺されたせいだということは、むろんタニも知っていた。
それでもタニは元気なリカと一緒にいられるのが嬉しかった。
ワタルとの関係が復活したとたん、リカはいつもヘロヘロのボロボロで、
とてもタニを抱く体力は残っていなかった。よくて凄いキスで誤魔化されて
おしまいだ。
確かにソファーの二人を見た時のショックは大きかった。ワタルの腕の中で、
リカが気絶などしていたのだからなおさらだ。
だが、栄えある「リカと床ぶち抜き、第一回」を飾ったのが自分だったこと
にタニは内心得意だった。
「あの時もねったん達に随分迷惑かけたんだよね、リカさんと、僕は。」
一階の床に落ちた傾いだベットの上で、それでも続けようとするリカさんを
心底凄いって思ったんだ・・・。
「くすっ。ホントにリカさん、野獣なんだから。」
もうじきリカさんが帰ってくる。くららをおめかしさせなきゃ。
「そろそろ許してあげようかな。」
くららそっちのけで鏡に向かうと、タニは最高の笑顔で迎える練習をはじめた。
リカワタ No: 708
投稿者:くじ 01/12/26 Wed 17:51:23
ハーレクイン系ラブ・・・
そーなっちゃったらコムちゃんもかわいそうだわ~~
くーろ様!実は私も読みました・・・
トドさんのことかなり気になってたんですけど、
削除しちゃうなんてもったいない!
また気が変わったら書いて欲しいなあ・・・
なんてロム専なのにスイマセン。
ミナサンの文才がうらやましい!
管理人さま・ No: 707
投稿者:836番 01/12/26 Wed 17:24:01
ええ、だから、わたし的には
「開けてはいけない扉」なんです、あの二人。
ワタルもそれを悟ってバイオレンスに走ってます。
って、説明するのって、間抜けですね~~(^^ゞ
トークショー行きます No: 706
投稿者:くーろ 01/12/26 Wed 17:16:42
あら、ご一緒ですかぁ~トークショーにまいります
スカーレットネタは書くつもりでした。
今日のお話のお相手のバレエダンサーは背の高い人ですし、
ぜひスカーレットをやってもらいましょう!(笑)
ってこんなことで盛り上がってすみません。
飛び出す準備しまーす。
トークショウ行く人?? No: 705
投稿者:管理人 01/12/26 Wed 17:01:38
くーろ様もトークショウ行くのですゥ?
でも 野獣 とか書いても読まれなさそう ですが 訳わかんないから・・・。
そういえば さえちゃんの時は私の質問読まれたなー
さあ レッツゴーですよ!!
なんか変な事?書こうかなー? この前 今宵一夜(ワタルオスカル)
やったらしいから 今回はやらないねー きっと。でかっオスカル!!
何するんだろう?? 楽しみ あははー(ワタルスカーレットが見たい!
スカーレットやりたいらしいから)
轟邸って・・・ No: 704
投稿者:管理人 01/12/26 Wed 16:55:58
そんなにボロいの・・・。
毎回思っていたけれど
リカワタって ハレークイーン系のラブ それとも 野獣?
でも前者ですると タニが可哀相になるよね。
絶対 愛が芽生える と思うから キャッ♪
顔真っ赤になるリカ かわいい・・・。
はてさて これから 4日間連続ワタルです。
だんだん もー見たくない とか思ってる自分がいる・・・。
本当にお疲れねー 元旦から働かされるし 宙組ガンバ!
いえいえ No: 703
投稿者:ベン 01/12/26 Wed 16:41:32
836番さま、ちょうど続いてるように良い感じではありませんか。なんて
かってに喜んでおります。そうでした、ワタルの部屋でなくて事務所だった
のでしたね。しかも仕事中・・・まったくあの二人は・・・
2週間もつんでしょうかね?心配です。
今日はトークショー No: 702
投稿者:くーろ 01/12/26 Wed 16:39:06
折しも、今日は野獣もといワタルのトークショーじゃありませんか、
確か質問コーナーがあったはず、
「どうやって、野獣なわざを覚えたんですか」とか
「最近野獣っぷりに、おやじっぷりが加わったと評判ですが、
どう思いますか?」とか書いちゃったらどうしましょう(笑)
華子さま
あ~読んで頂いちゃったんですね。あんまりつまンないんで、
削除しちゃいました。で、書き直してたら、フリーズされちゃったので、
続きません((((^^;すみませんねぇ~
あらら・ No: 701
投稿者:836番 01/12/26 Wed 16:37:28
ベンさま、状況というか時間設定というか、
かぶっちゃいましたね。
はははっ(^^ゞ ま、いーか。