充血

眼球の表面を覆う透明な膜を結膜といいます。この結膜の血管がアレルギー、ウイルスや細菌感染、疲れなどによる炎症によって膨張し、白目部分が赤くなるのが充血です。

日常生活から考えられる原因

1モニターの凝視によるまばたきの減少

パソコン、テレビゲーム、携帯電話などのモニター画面を長く見続けていると無意識のうちにまばたきの回数が減ってしまいます。まばたきをしないと涙の分泌が減ったり、涙が蒸発して目が充血します。また、画面を長く見続けることによって目の筋肉が疲れ、充血を引き起こすことがあります。

2度の合わないメガネやコンタクトレンズ

自分に合ってないメガネやコンタクトレンズをしていると、毛様体筋が無理にピントを合わせようとして、目に疲れが出やすくなります。その結果、目の酷使によって血管が膨張し充血を引き起こします。

3ウイルスや細菌による感染

結膜が細菌やウイルスに感染して炎症を起こし、目が充血することがあります。

4花粉やハウスダストなどのアレルギー

目の結膜が、花粉やハウスダストなどのアレルギー物質の刺激を受けて炎症を起こします。花粉など決まった季節にあらわれるものと、ダニなどのハウスダストによって1年中症状が続くものがあります。

5充血と同じように目が真っ赤になる結膜の出血

疲れや高血圧、目を強く打つなどの刺激が誘引となって結膜の血管が破れて出血すると、充血したときと同じように目が真っ赤になります。これは、結膜下出血と呼ばれる疾患で、片目にだけ起こることが多いことが特徴です。視力に影響はなく、ほとんどは1~2週間程度できれいな白目に戻ります。

充血をともなう疾患

1結膜炎

結膜炎には、アレルギー、ウイルス感染、細菌感染の3つの原因があります。どれも共通して目の充血が起こります。症状はそれぞれ異なり、アレルギー性結膜炎は強いかゆみやまぶたの腫れ、ウイルス性結膜炎はべっとりとした目やにが特徴で、感染力が高いことからはやり目とも呼ばれます。細菌性結膜炎の場合は黄色い膿のような目やにが特徴です。

2ドライアイ

目を酷使したり、乾燥した室内に長時間いることで、目の表面を潤している涙が蒸発したり、分泌量が減って角膜が乾燥します。その結果、角膜に供給される酸素や栄養素が不足し、充血や目の疲れ、かゆみ、ゴロゴロとした異物感といったトラブルを引き起こします。この疾患・症状に関連する情報はこちら。目の乾燥(ドライアイ)

3角膜炎

目の乾燥や異物の混入などで、目を保護する役割の涙が減少します。それが原因となって、角膜の表面に傷ができたり、細菌やウイルスに感染して炎症を起こすのが角膜炎です。充血、目の異物感、痛み、涙があふれるなどの症状があらわれます。※上記疾患が心配な場合には、早めに医師の診察を受けましょう。

日常生活でできる予防法