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麻薬密輸の元社員 起訴内容を認める

◆静岡地裁初公判

 米国から麻薬を密輸し、使用したなどとして麻薬取締法違反(所持、使用)などの罪に問われた茨城県神栖市、元静岡朝日テレビ社員の堀口貴光被告(35)の初公判が三十日、静岡地裁であった。堀口被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役二年を求刑し、即日結審した。判決は九月二十六日に言い渡される。

 検察側は論告で「二〇一二年ごろから麻薬を輸入、使用し、依存性は顕著で刑事責任は重い」などと指摘。弁護側は「所持していた量が少なく、本人が反省している」として執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状などによると、堀口被告は一七年十一月、米国から成田空港へ、興奮作用がある合成麻薬「MDPV」を輸入したとされる。一八年五月には静岡市内の自宅で興奮作用がある合成麻薬「α-PVP」を所持、使用したとされる。

 

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