タイトルホースのパワーを実感して心を弾ませた。「高松宮記念」(GI・24日・中京・芝1200メートル)に出走するスノードラゴンは、レースでも騎乗予定の藤田菜七子を背に、美浦坂路で追い切りを開始。外ラチ沿いを軽快に駆け上がり、馬なりながら52秒3-13秒2と好時計をマークした。調教後、藤田は開口一番「さすがパワーがあっていい馬です。55秒くらいでと先生に言われたので、少し時計は速くなってしまったけど、元気がいっぱいで。無理はしてません」と、初コンタクトに好感触ばかりだった様子。
2014年、この年は新潟競馬場で開催されたスプリンターズSを勝ってGI初制覇。今年に入って11歳となったが「年齢を感じさせない動きでした」と、有り余るパワーを実感して「GIでも頑張りたい」と意気込む。フェブラリーSに続く、自身2度目のGIチャレンジを前に、気持ちを高ぶらせた。