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【グラニュース】

風間監督のJ1通算100勝 グラ開幕4連勝で祝う

2019年3月16日 紙面から

選手に指示を送る風間監督=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 クラブ最長タイの開幕4連勝で、指揮官のJ1通算100勝だ。17日の第4節FC東京戦を2日後に控えた15日、名古屋グランパスの風間八宏監督(57)が愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで公式会見した。王手をかけているJI通算100勝達成なら、日本人では西野朗、長谷川健太に続く3人目で、勝利数は歴代8位タイとなる。クラブ史に新たな1ページを刻み、指揮官自身も記念の一戦とする。

 新たな歴史をつくるために、まず過去に並ぶ。開幕4連勝なら1996年(ベンゲル監督)、2007年(フェルホーセン監督)に続く3度目のクラブタイ記録。そこに風間監督のJ1通算100勝もかかっている。

 指揮官は監督通算100勝への質問は「関係ないけどね」とサラッとかわした。ただ、節目を前に大切にしている哲学を披露。「お客さんが楽しめるかどうか」という。

 「お客さんが楽しむには、選手が楽しめるかどうか。選手が楽しむには、選手がそれぞれの特徴をグラウンドの中で出せるかどうか。その先に勝ちがあると思います」。キーワードは「楽しむ」。ワクワクやドキドキ、クラブへの愛情や選手との関わり方。選手とサポーターの一体感や満足度は白星につながる。

 絶好調で敵地・味スタへ乗り込む。ルヴァン杯を含めて今季5戦無敗(4勝1分け)。リーグ3戦9得点のうち、途中出場した選手から生み出されたのは半数以上の5得点。内なる競争がチーム力を高めている。

 

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