(最終更新:2019年03月15日) 印刷ページ
総務省の「ICT地域活性化大賞2019」で、中津川市が行う「公共交通オープンデータ"最先端田舎"への挑戦~インターネットによるバス経路検索の充実~」の取り組みが、応募総数115件の中から優秀賞を受賞しました。
ICT地域活性化大賞2019とは
地域が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退等)を解決し、地域活性化を図るため、それぞれの地域における自律的な創意・工夫に基づいて、ICT(情報通信技術)を利活用した取り組みを総務省が表彰するものです。
- 「ICT地域活性化大賞2019」受賞案件の発表(総務省報道発表資料 2019年3月8日)
- シンポジウム「地域ICTサミット2019」の開催(総務省報道発表資料 2019年2月15日)
- 「ICT地域活性化大賞2019」候補案件の募集(総務省報道発表資料 2018年10月15日)
本表彰について
- 表彰日:2019年3月8日(金曜日)
- 場所:東京ビッグサイト レセプションホールA
- 表彰団体:決勝大会進出11件のうち、大賞(総務大臣賞)1件、優秀賞4件、奨励賞6件が受賞。
- 選考:「地域ICTサミット2019」でプレゼンテーションを行い、会場投票・審査を経て各賞が決定されました。
- 審査講評:優秀賞の中では一番得点が高く支持があった。データ活用することによって住民、そして中津川市を訪れる観光客の方にも利便性を図る取り組みであった。(審査委員長)
取り組み概要
- 「標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP)」データを中津川市が整備し、市内のバス(北恵那バス、市コミュニティバス)がインターネット経路検索に対応しました。
- スマートフォンや英語による経路検索も可能となり、近年増加するインバウンド(訪日外国人観光客)への情報提供、公共交通の利便性向上につながります。
- データをオープンデータとして公開することで、リアルタイムバス運行案内への活用など、「地方バスの活性化」に向けた様々な取り組みが可能となります。
- 取り組み内容の詳細はこちらのページをご覧ください。
- 取り組み概要資料(PDF/236KB)
- プレゼンテーション資料(PDF/985KB)
標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP)
- インターネット等の経路検索におけるバス情報拡充のため、2017年に国土交通省が定めた形式。
- バス停の位置情報、時刻表、ルート、運賃などの複数のCSVファイルがひとつのZIPファイルに格納されています。