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【ドラニュース】

笠原、与田竜船出の大役 きょう先発で当確ランプともす

2019年3月16日 紙面から

キャッチボールで調整する笠原=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)

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 中日の笠原祥太郎投手(23)が初の開幕投手を務めることが15日、濃厚となった。先発予定の16日楽天戦(静岡)は3イニングで降板することが判明。中5日で迎える22日の同戦(ナゴヤドーム)で最終調整し、中6日で29日のDeNAとの開幕戦(横浜)に向かう公算が大きくなった。

 新生与田竜の船出は成長著しい3年目左腕に託すことになりそうだ。「(長い回を)引っ張ることはないです。いろいろ調整もあるので」。16日に先発する笠原の予定イニングを問われた阿波野投手コーチが端的に説明した。

 オープン戦4度目の登板となる16日は3イニングを予定する。6イニングを投げた9日のロッテ戦よりも短くなるのは、中5日で22日の楽天戦に回るためと考えるのが自然。そこから中6日で初の開幕投手に向かう道筋がはっきりと浮かぶ。

 「何のことですか。まだ次の登板日しか言われてないので、その先はちょっと分からないです」。ナゴヤドームでの全体練習を終えた笠原はいつものようにはにかむような笑いを浮かべた。実際に与田監督も通達はしていないとみられる。

 ただし、2日のロッテ戦で3イニング2/3を2安打無失点。9日も6イニングを無安打無失点と結果を積み重ねる左腕への評価は高まるばかり。この日も取材を受ける脇を同期の京田が「決まりですよ」と言って通り過ぎたように、同僚も決定的と見込む。

 キャンプ前、笠原は「チームで一番信頼感のある投手。周りから『なるほど、そうだろうな』と思われる感じ」と開幕投手のイメージを語り、さらにこう言っていた。「オープン戦で結果を残して、『任せた』と言われればうれしいです」

 任せる側の与田監督は昨年12月の時点で「しっかりと準備をできた人。1年間、ローテを守れる人を選びたい」と強調。「開幕から逆算して4試合ぐらいは調整する期間が必要。3月の第一週ぐらいには決めないといけない」と明かしていた。

 

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