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石川首輪に発信機2羽目 羽咋の邑知潟 コハクチョウ飛来
羽咋市の邑知潟で先月、発信機付きの首輪がついたコハクチョウが確認された。市白鳥の里推進協議会が照会したところ、ロシア最東部から飛来したと分かった。邑知潟では、一月までに同じく一羽発見されており、コハクチョウの飛来経路があらためて確認された形だ。 撮影した同市中川町の小川正志さん(79)は「先の個体はつがいだったのに、今回は単独で行動していた。違和感があり、番号を確認したら、違う個体だと分かった」と振り返る。 協議会が、足輪の番号を山階鳥類研究所(千葉県)に照会したところ、先の個体と同じく、ロシアのチュコトカで、ロシアと中国が共同で放鳥したと分かった。さらに研究所によれば、昨年末には福井県内、年始には島根県内でも目撃されていた。島根県は、国内最西端の越冬地だといい、日本海沿いに南下して越冬した後、北上して帰って行ったことがうかがえる。今回確認された個体は三月一日に北へと飛び去っていったという。 小川さんは「首輪のついたコハクチョウを一シーズンで二羽見たのは初めて」と驚いていた。 (林修史) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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