#けものフレンズ 2が何やら 「人間の業を描けば奥深くて高尚」という、創作はじめたての高校生のようなカンチガイを起こしてイキっているようなのであえて書く。 アニメ1期においても、そういった闇は世界観に巧妙に織り込まれている。その上で「やさしい世界」を描いたから評価されたのだ。
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そのプレーリーがかばんちゃんに「きっといい動物に違いないであります!」と言う。 これを額面通り「わーい、ヒトっていい動物なんだね!」と受け取る人はいまい、 キャラを傷つけなくとも、視聴者を不快にさせずとも、問題提起はできるのである。 優れた演出とはそういうもの。
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6話ラストで「あなた、もしかして、ヒト?」というセリフが出たときも、視聴者の多くはかばんちゃんがフレンズたちから嫌悪され拒絶されるのではないかと危惧した。 しかし『けものフレンズ』はそんな凡百の展開ではなく、リセットされた世界でヒトがあらためて動物と向き合う姿を描いた。
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それを受けて視聴者は、これまでさんざん刷り込まれてきた 「人間って最悪だな(自分は違うけど)」という価値観から、 「動物の一種として自分に何ができるか」をより具体的に考え始める。 そんな1期に対して、2で『人間の業』をメインテーマに据えるのは、 単なる後退・劣化でしかない。
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肉食動物のライオンなどが『捕食』という業から解放され、 草食動物とも仲良く暮らしているジャパリパークで、 わざわざ『人間の支配』などという業をあらためてフレンズに背負わせようと考えること自体が、「人間の傲慢さ」そのものなんだよ。
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ちなみにこの 『正』(生存、再生、好き)を前面に押し出すことで、 『負』(死亡、喪失、恐怖)をより強く感じさせるという演出技法は
#ケムリクサ でも使われている。 と言うかもはや達人技の域だが。Show this thread End of conversation
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