スマホが矢を防いでくれた 口論の豪男性、間一髪
携帯電話は時に人の命を救うとは良く言われるが、本当に文字通り、携帯電話のおかげで命拾いをすることがある。たとえば、自分に向かって矢が飛んでくるとき。
オーストラリアの警察によると、東部ブリスベンから南180キロのニムビン村で13日、知り合いと言い争っていた男性(43)が、相手に弓矢で攻撃されたものの、持っていたスマートフォンを盾にして九死に一生を得た。
調べによると、加害者は39歳男性で、弓矢を持参して相手の自宅を訪れ、家の前で言い争いになった。被害男性がやりとりを撮影しようとスマートフォンを持ち上げたところ、加害者が矢を射たという。
矢はスマートフォンに刺さったが、電話がそのまま盾となった。電話は衝撃で持っていた被害男性の顔に当たり、男性は軽い擦過傷を受けたが、それ以外は特にけがはなかった。
矢を射た男は現場で逮捕され、暴行と器物損壊の疑いで訴追された。初公判は来月の予定という。