久しぶりの1000円スコッチの中から、今回はティーチャーズを飲んでみます。
ティーチャーズは、グラスゴーで食料品店を営んでいたウィリアム・ティーチャーが、独学でウイスキーのブレンドを学んで作り上げたブレンデッドウイスキーです。
彼のブレンドはボトルごとのブレが少なかったことから、彼の名字にちなんでブレンドの先生と呼ばれました。
彼の死後、安定したブレンデッドウイスキーを提供する目的で、ハイランド地方にアードモア蒸留所を竣工、その後のティーチャーズのキーモルトの一つとなりました。
今回もまたストレートから飲んでみます。
ストレートで、グラスからくる香りは少なく、アイラモルト風の磯の香りがするピートがほのかにくる以外は、アルコールのにおいが強く感じられます。
口に含むと、全体的に淡い印象で、先ほどのピートの香りとナシのようなさわやかさがほのかに感じ取れるほどです。
一方で味わいは、アルコールの辛みが思ったほど強くなく、まろやかでクリーミーな印象で、少々の甘みがあります。
加水をしても、香りが花開くことがなく、全体的に薄くなっただけという印象です。
味わいも、何かしら新しいものが出てくる印象もありません。
一応のウイスキーとしての体は持っているので、ポジティブに言えば、普段飲みにするなら特に悪くはない印象です。
700mL、アルコール度数40度で、価格は1200円ほど。 トリスやレッドで満足している人には、このまろやかでウイスキーとしての体を持つティーチャーズを飲んでもらいたいと思います。
<個人的評価>
・香り D : 全体的に淡い。磯の香りを感じるピートが最低限のウイスキーらしさを出している。
・味わい C: 個性はないが全体的に甘めでクリーミー。初心者にも向いている。
・総評 C: 1000円スコッチとしては悪くない。普段飲み用としてストックするにもふさわしい。

ティーチャーズ ハイランドクリーム 40度 並行 700ml
 	    	 彼のブレンドはボトルごとのブレが少なかったことから、彼の名字にちなんでブレンドの先生と呼ばれました。
彼の死後、安定したブレンデッドウイスキーを提供する目的で、ハイランド地方にアードモア蒸留所を竣工、その後のティーチャーズのキーモルトの一つとなりました。
今回もまたストレートから飲んでみます。
ストレートで、グラスからくる香りは少なく、アイラモルト風の磯の香りがするピートがほのかにくる以外は、アルコールのにおいが強く感じられます。
口に含むと、全体的に淡い印象で、先ほどのピートの香りとナシのようなさわやかさがほのかに感じ取れるほどです。
一方で味わいは、アルコールの辛みが思ったほど強くなく、まろやかでクリーミーな印象で、少々の甘みがあります。
加水をしても、香りが花開くことがなく、全体的に薄くなっただけという印象です。
味わいも、何かしら新しいものが出てくる印象もありません。
一応のウイスキーとしての体は持っているので、ポジティブに言えば、普段飲みにするなら特に悪くはない印象です。
700mL、アルコール度数40度で、価格は1200円ほど。 トリスやレッドで満足している人には、このまろやかでウイスキーとしての体を持つティーチャーズを飲んでもらいたいと思います。
<個人的評価>
・香り D : 全体的に淡い。磯の香りを感じるピートが最低限のウイスキーらしさを出している。
・味わい C: 個性はないが全体的に甘めでクリーミー。初心者にも向いている。
・総評 C: 1000円スコッチとしては悪くない。普段飲み用としてストックするにもふさわしい。
ティーチャーズ ハイランドクリーム 40度 並行 700ml