スマホやケータイを購入する際に、オンラインショップを利用する方法がある。オンラインショップでの購入は、自分の好きなタイミングで家にいながら手続きできるうえに、頭金がかからず、また送料無料ですぐ届くなど、さまざまなメリットがある。
オンラインショップでの購入は接客のある店舗での購入と違い、SIMカードの交換や回線の切り替えなど自分で設定することに不安もあるが、やり方さえわかってしまえば、さほど難しい作業ではない。そこで今回はiPhoneの機種変更を例に、自分でSIMカードを交換する手順やアクティベーション(使用開始設定)する方法などを紹介する。
まずはiPhone購入の申し込み
筆者の使用機種はiPhone 7。まずはauオンラインショップでiPhone XSを購入した。料金プランやオプションは変更しなかったので、購入の手続き自体は10分足らずで終了。
東京在住の筆者の場合、購入してから2日後にiPhoneが到着。申し込みタイミングによっては最短で翌日着も可能らしい。
中身を確認すると、iPhone本体や付属品、SIMカード(au Nano IC Card LE)などと一緒に「ご利用開始のお手続きについて」という手引書が同梱されている。
この手引書を見ながら機種変更を行う。「現在お使いの機種でのデータバックアップ」なども二次元コードとともに明記されているので、機種変更前にやるべきことをチェックできる。
専用ピンを使ってSIMカードを挿入する
事前準備が終わった後は、まず新しいiPhoneにSIMカードを挿入。今回のようにiPhone 7からiPhone XSに変更する場合は、SIMカードの種類が違うため、同梱された新たなSIMカードを使用する。
ちなみに、iPhone 8からiPhone XSに機種変更する場合は同じ種類のSIMカードであるため新たなSIMカードは同梱されず、iPhone 8のSIMカードを取り出して、新しいiPhoneに挿入するだけだ。
では、具体的な手順を見ていこう。使用するのは、iPhoneの箱に同梱されているSIMカードの取り出しピン。
iPhoneのSIMカードトレイは、本体のサイドボタンの下にある。小さな穴が空いているので、ここにピンを押し込む。作業前には、本体の電源を切っておこう。
ピンを穴の中に入れてグッと押すと、SIMカードトレイが押し出される。
トレイを取り出し、その上に新しいSIMカードを乗せ、カチっと音がするまで本体に差し込む。
これでSIMカードの挿入は終わり。やってみるとあっという間に完了する。